淡々と画像を貼るスレ 危険な動物毒・植物毒編(虫注意)back

淡々と画像を貼るスレ 危険な動物毒・植物毒編(虫注意)


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ハラデイ
『淡々と画像を貼るスレ』シリーズ
http://world-fusigi.net/tag/淡々と画像を貼るスレ まとめ
内容充実!通称「淡々ニキ」の今までのスレをまとめています。
眺めるだけでも十分に楽しめる良スレ一覧です!
117:
淡々ニキやんけ!
2:
毒(Poison)
英語では広義の毒全てを含んで「Poison」(ポイズン)と呼び、
動植物・微生物を含む全ての生物由来の毒に対して「Toxin」(トキシン)と呼び、
昆虫を含む動物が他の生物に対して噛む・刺す等して注入する毒を「Venom」(ヴェノム)と呼ぶ。
つまり、Poison→Toxin→Venomと順番に範囲を狭くして区別している。
毒物が生体へ影響を与えるメカニズムは毒により異なるため、
ダメージの種類と程度は、毒の種類・与えられた生物によって変わる。
「毒性学」(Toxicology)の基本的な考え方では、ほとんどの物質は多かれ少なかれ毒性がある。
砂糖や食塩でも大量摂取すれば危険だが、これらはふつう毒とは言わない。
毒とは「毒物」(危険なもの)や「劇物」(不都合なもの)に相当する程度の毒性があるものと考えられている。
3:
自然毒(Naturally Occurring Poison)
毒には、天然の毒と人工の毒がある。
天然のものは、例えば毒蛇やサソリなどの「動物毒」、トリカブトや毒キノコなどの「植物毒」、
ヒ素や有機水銀といった「鉱物毒」、ポツリヌス菌や破傷風菌などに由来する「微生物毒」等に分かれる。
強力な毒性を利用して兵器として利用研究されているものや、毒性を応用して医療分野などで使われるものもある。
人工の毒は、「農薬」や「工業用薬剤」「化学合成の副産物」「化学兵器」など、人工的に合成して作られた毒物を指す。
例えば青酸カリや四塩化炭素、ダイオキシン、サリン、VXガスなどが含まれる。
外敵から身を守るため、あるいは獲物を確実に捕らえるために様々な生物が毒を持っており、
そのような生体由来の毒を「自然毒」と呼ぶ。
日本では、事件数・患者数は「植物性自然毒」によるものが多く、致命率は「動物性自然毒」のものが高い。
厚生労働省:自然毒のリスクプロファイル↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/poison/index.html
5:
急性毒性(Acute Toxicity Test)
投与直後から数日以内に発現する毒性を「急性毒性」という。
この毒性の強さの尺度として用いられるのは「半数致死用量」(LD50=50% lethal dose)、または「半数致死濃度」(LC50)。
つまり、「同量投与された個体のうち、半数が死に至る用量」(濃度)を指す。
(対象の動物に特定の毒を注射して、試験期間内にその半数が死ぬ用量)
単位としては、基本的に「mg/kg」(体重1kg当りの投与mg)を用いる。
日本の毒物及び劇物取締法などはLD50を目安に指定されている。
6:
半数致死用量(LD50)の小さい(=強い)毒性の例
数値は資料によって若干変動。
※()内の毒素を持つ生物は一例です
「青酸カリ(シアン化カリウム)」- 半数致死量:10mg/kg
「塩化第二水銀」 - 半数致死量:5mg/kg
「ニコチン」(タバコ) - 半数致死量:1mg?7mg/kg
「サリン」(化学兵器・神経ガス) - 半数致死量:0.2mg/kg
「α-アマニチン」(ドクツルタケ) - 半数致死量:0.1mg/kg
「ミクロシスチン」(藍藻) - 半数致死量:0.05mg
「リシン」(トウゴマの種子) - 半数致死量:0.03mg/kg
「ヘビ毒」(毒蛇) - 半数致死量:0.02mg?5mg/kg
「VXガス」(化学兵器・神経ガス) - 半数致死量:0.02mg/kg
「ω-コノトキシン」(イモガイ) - 半数致死量:0.013mg
「テトロドトキシン」(フグ) - 半数致死量:0.01mg/kg
「サキシトキシン」(プランクトン/貝毒) - 半数致死量:0.0026mg/kg
「バトラコトキシン」(モウドクヤドクガエル) - 半数致死量:0.002mg/kg
「ホモバトラコトキシン」(ズグロモリモズ) - 半数致死量:0.002mg/kg
「ベロ毒素」(腸管出血性大腸菌) - 半数致死量:0.001mg/kg
「ダイオキシン」(農薬合成) - 半数致死量:0.0006mg/kg
「パリトキシン」(マウイイワスナギンチャク) - 半数致死量:0.0001mg/kg
「マイトトキシン」(有毒渦鞭毛藻) - 半数致死量:0.00005mg/kg
「テタノスパスミン」(破傷風菌) - 半数致死量:0.000002mg/kg
「ボツリヌストキシンA」(ボツリヌス菌) - 半数致死量:0.000001mg/kg
「ボツリヌストキシンD」(ボツリヌス菌) - 半数致死量:0.0000003mg/kg
最も強いボツリヌス毒素Dはフグ毒(テトロドトキシン)の約30,000倍の毒性比
7:
生物の分類(Taxonomy/Classification)
それぞれの種には分かりやすく分類するため階層が設けられけている。
現時点の生物分類でほぼ一般的に使われている分類体系フレームは以下の通り
「ドメイン」(Domain)…真核生物・真正細菌・古細菌
 ↓
「界」(Kingdom)…動物界・植物界・菌界など
 ↓
「門」(Phylum/Division)…海綿動物・脊索動物・紅色植物など
 ↓
「鋼(こう)」(Class)…哺乳・両生・魚・昆虫など
 ↓
「目」(Order)…鱗翅目(チョウ目)・双翅目(ハエ目)など
 ↓
「科」(Family)+α「亜科」(Subfamily)…・マメ科・ヒト亜科(ゴリラ等)など
 ↓
「属」(Genus)+α「亜属」(Subgenus)…イヌ属・ヒョウ属など
 ↓
「種」(Species)+α「亜種」(Subspecies)…ヤマネコ種・イエネコ亜種など
亜科→属の間を細分する時は「族」「連」(Tribe)、
亜属→種の間を細分する時は「節」(Section)など。他にも「上目」「下目」などで細分する。
例えばヒトなら、
[ドメイン]真核生物
[界]動物界
[門]脊索動物門
[鋼]哺乳綱
[目]サル目
[科]ヒト科
[属]ヒト属
[種]ホモ・サピエンス と分類される。
8:
動物性自然毒(Animal toxin)
厚生労働省:自然毒のリスクプロファイル
「陸上にもヘビやハチ、サソリなどの有毒動物が生息し、咬まれたり刺されたりする被害は多い。
しかし、陸上の有毒動物を食品として摂取することにより食中毒が引き起こされることはまずない。
食中毒に関与する動物性自然毒はすべて魚貝類由来であると考えてよい」
魚介類の殆どの毒物質は「プランクトン(有毒渦鞭毛藻etc)類」に由来し、生物濃縮作用により摂食した生物に蓄積され毒化する。
例えばフグも、有毒プランクトンを含まない餌を与えれば無毒フグとして成長する。
一般の中毒は魚介類による食中毒が主で、フグ毒、麻痺性貝毒や下痢性貝毒によるものが多い。
他には、咬傷としてヘビ類やトカゲ類の毒、刺症としてスズメバチなどが挙げられる。
11:
オニダルマオコゼ(鬼達磨虎魚/Stonefish)
カサゴ目オニオコゼ科に属する魚。
日本近海では小笠原諸島・奄美大島・沖縄周辺に分布している。
岩に擬態しており、じっと動かず、熟練のダイバーでも見間違う事があるそうだ。
オニダルマオコゼの背ビレの棘は毒腺と連続しており、強力な神経毒を分泌する。
毒はタンパク質で構成されているが、成分の詳細は分かっていない。
刺された場所は腫れ上がり、紫色に変色し、場合によっては壊死を起こす事がある。
また、あまりの激痛に意識障害を起こし、重篤の場合は呼吸困難、痙攣、最悪の場合は死亡する。
可食部分は少ないが美味らしく、高級魚として扱っている地域もある。
同じオニオコゼ科のオコゼ(オニオコゼ)の棘
15:
クサフグ(草河豚/Grass puffer)
フグは敵を威嚇するために体を膨らませる姿が印象的で、英語でPufferfishと呼ばれる。
クサフグは北海道道南?沖縄の沿岸まで広く分布し、
他のフグと同様に「テトロドトキシン」(+微量のサキシトキシン)という毒素が含まれている。
また、砂に潜る習性からスナフグ(砂河豚)等とも呼ばれる。
内臓と皮、特に肝臓・腸・卵巣は毒性が強い。
肉の味は淡泊で美味だが、多量に食べると毒が致死量に達するといわれているため過食は厳禁。
毒の摂取後20分程度?数時間で症状が現れる。
第一段階として、指先や口唇部・舌端に軽い痺れを感じ、目眩による歩行困難、頭痛や腹痛などが起こる。
意識が明瞭なまま麻痺が急に進行し、24時間以内に死亡する場合が多い。
16:
ハコフグ(箱河豚/Boxfish)
皮膚に骨板が発達し、硬い甲羅を構成しているのが特徴のフグ。
口元は同じフグのカワハギ科などと同様に、くちばしの様な形状をしている。
一般的にフグ毒として知られるテトロドトキシンは持たない。
しかし、「パリトキシン」に似た毒性物質を体内に蓄積していることがある。
この物質は食用部分に存在しているので重篤な中毒を起こす場合があり、死亡例も確認されている。
また、皮膚から溶血性のある「パフトキシン」という物質を粘液とともに分泌し、捕食者からの防御を行っている。
そのため、水槽内での不用意な刺激によって毒が海水中に放出され、他の魚が死滅することがある。
日本の統計では、フグ毒で起きた食中毒は毎年20?35件、患者数は30?50人、死者数は1?4人程度と報告されている。
18:
ソウシハギ(草紙剥/Scrawled filefish)
フグ目カワハギ科の海水魚。
日本では本州中部より南に生息するが、海面の温暖化によって生息域が北上し、瀬戸内海でも確認されている。
ソウシハギは内蔵に致死性の猛毒素「パリトキシン」を含む場合があるため、食べないよう注意されている。
これは餌のイワスナギンチャクなどを捕食して蓄積された毒素で、フグ毒として有名なテトロドトキシンよりも強い。
ハワイの先住民族にも矢毒として用いられていた。
パリトキシンは加熱しても毒性は失われない。
発症までの時間は3?36時間。
主症状は横紋筋融解症による筋肉痛、尿の変色(茶褐色)、麻痺・痙攣など。
重症の場合、呼吸困難、不整脈、ショックや腎障害を引き起こす。
人間の冠状動脈に対して極度の収縮作用があり、それが人に対する致死原因になると考えられている。
20:
ゴンズイ(権瑞/Japanese eel catfish)
体長10cm?20cmのナマズ目の海水魚。
暖海性の魚で、関東より南の浅い海、岩礁地帯や防波堤の窪地などに生息する。
集団で行動する習性があり、群れの固まりは「ごんずい玉」とも呼ばれる。
ゴンズイの背びれと胸びれの棘には毒があり、これに刺されると焼けつくような激痛に襲われる。
この毒は死んでも失われず、死んだゴンズイを知らずに踏んで激痛を招いてしまうことが多いため、十分な注意が必要。
刺毒魚の毒はタンパク質のため熱に弱く、60℃以上の高温で毒の成分が分解されると言われている。
元はナマズの仲間なので、地方によっては味噌汁や天ぷらなどで食される。
コラーゲン豊富な部分と白身が美味らしい。
毒棘
21:
アオブダイ(青武鯛/Knobsnout parrotfish)
スズキ目ブダイ科の魚。
体長は最大90cmにもなり、名前の通り体色は青みが強い。
また、成魚になると前頭部がこぶのように突き出るがのも特徴。
眠る際に口から粘液を出し、自分を覆う薄い透明の寝袋を作り、その中で眠る行動が知られている。
アオブダイはスナギンチャクを捕食するため「パリトキシン」を蓄えている場合があり、内臓を食べてはいけない。
パリトキシンは加熱や塩漬けによっては分解されない。
また、フグ毒で知られる「テトロドトキシン」が検出された事例もある。
日本では1953年以降、5人のアオブダイによる食中毒での死亡例がある。
22:
ドクウツボ(毒○/Giant moray)※○の中は、さかなへん+單=ウツボ
ウナギ目ウツボ科に属する魚類。
最大で全長3m、体重30kgにもなる。
体は細長い円筒形で、灰色や黄褐色をしている。
インド太平洋に広く生息しており、温暖なサンゴ礁や岩礁の浅瀬を好む。
日本では沖縄県の一部や、高知県の須崎市周辺で水揚げされている。
ドクウツボの毒は、牙から注入される毒液ではなく、
生物濃縮で体内に高濃度の毒素を保有する個体が存在する。そのため、食べる際は注意。
実験により、筋肉と内臓に「シガテラ毒」(後述)の存在が認められている。
厚生労働省のサイトでもドクウツボの毒性は猛毒に指定されており、
シガテラ毒を保有する魚類の中でも特に多量のシガテラ毒を保有すると説明されている。
27:
→シガテラ(Ciguatera)
海洋に生息するプランクトンが産生する毒素に、
何らかの理由で汚染された魚介類を摂取することで発生する食中毒。
シガテラを引き起こす毒素は「シガテラ毒」と呼ばれ、
「シガトキシン」「マイトトキシン」など20種以上が確認されている。
一般に中毒症状は1?8時間ほどで発症するが、2日以上の例もある。
吐き気、下痢、腹痛、めまい、頭痛や筋肉の痛み、麻痺などの症状を引き起こす。
また、凍傷にかかったような感覚になる神経障害(ドライアイスセンセーション)のほか、
血圧異常(80mmHg以下)や心拍数異常などの循環器障害がある。
効果的な治療法は未だ確立されておらず、後遺症の回復は1週間程度の例もあるが、重症例では半年?数年程度を要する。
日本国内で死亡例はない。海外では数例が報告されている。
Carribbean Ciguatoxin-1
28:
有毒渦鞭毛藻(Toxic dinoflagellate)
毒素を産生する能力を持った渦鞭毛藻。「ゆうどくうずべんもうそう」と読む。
「渦鞭毛藻」は海域・淡水域共に広く分布する植物プランクトンで、
毒を産生する藻類は珪藻・ラフィド藻などにも見られるが、渦鞭毛藻は他の有毒藻類とは別枠で扱われる場合が多い。
有毒渦鞭毛藻を魚類や貝類が捕食すると、産生された毒素が分解されずに捕食者に蓄積される事がある。
この藻から毒素を蓄積した魚介類は、「貝毒」や「シガテラ」といった食中毒の原因となる。
中には水環境の富栄養化などにより赤潮を形成する種もあり、大発生した場合には特に問題視される。
産生する主な毒素は「サキシトキシン」「オカダ酸」「パリトキシン」「シガトキシン」「マイトトキシン」など。
30:
アンボイナガイ(Geographic cone/Killer snail)
イモガイ科に分類される巻貝の一種。
日本では伊豆諸島・紀伊半島より南に分布する。
口内に猛毒を注入する毒針を隠し持ち、刺毒による死者や重症者が多いことで知られる。
アンボイナガイは餌の魚だけでなく、人を刺すこともある。
イモガイ類の毒は「コノトキシン」という神経毒だが、本種はイモガイ類の中でも特に死者や重症者が多い。
インドコブラの37倍の毒を持つ。血清もない。
刺された際の痛みは小さいが、やがて神経が麻痺する。
応急処置をしない場合は20分ほどで喉の渇き、めまい、歩行困難、血圧低下、呼吸困難等の症状が現れ、
重篤な場合は数時間で死に至る。
毒の作用は末梢神経の伝達を阻害するもので、随意筋を麻痺させる。
32:
オーストラリアウンバチクラゲ(濠太剌利海蜂水母/Sea Wasp)
「キロネックス」(Cheironex)という通称・属名で有名。nexはギリシア語で「殺人者」を意味する。
他にも、「ゴウシュウアンドンクラゲ」「オーストラリアハブクラゲ」等の呼び名がある。
英語では「シーワスプ」(海のスズメバチ)と呼ばれる。
主に、インド洋南部からオーストラリア西方近海に生息。
毒の成分は高分子タンパク質から成る神経毒・溶血毒・皮膚壊死毒。
地球上で最も強い毒性を持つクラゲとして知られ、触手に触れた小魚や甲殻類を瞬時に殺して捕食する。
この毒はヒトに対しても極めて有害であり、刺されると耐え難い程の激痛を感じ、
次いで刺された箇所の壊死・視力低下・呼吸困難・心停止等の症状が現れ、1?10分程で死に至る。
刺された箇所が小範囲であれば一命を取り留めることもあるが、触手が絡まるなどして広範囲に渡るとまず助からない。
また、傘が半透明のため水中での視認が困難であり、加えて触手が多い・長いために気付かずに接触してしまう事が起こりやすい。
記録によると1884年以降、少なくとも5,567人が本種に刺され命を落としている。
34:
ハブクラゲ(波布水母or波布海月/Chironex yamaguchii)
沖縄や奄美に生息するクラゲ。
2009年に日本近海の個体群に別の学名が与えられ、キロネックスと同じ属に入ることになった。
また、元琉球大学教授の山口正士への献名として種小名が付けられた。
熱帯性で、5月から10月にかけて発生する。
日本近海に生息するクラゲの中でも特に危険な種であり、過去に3件の死亡例がある。
刺されると激痛を感じ、刺傷箇所はミミズ腫れになる。6時間ほど経つとミミズ腫れは水疱に変わり、
12時間後には壊死を引き起こす。重症の場合だと、意識障害や呼吸困難、心停止に至ることもある。
35:
イルカンジクラゲ(Carukia barnesi)
オーストラリア北部に棲息し、アンドンクラゲ目イルカンジクラゲ科に属するクラゲ。
3cm四方程の小さな身体に最長50cm程の触手を持つ。
このクラゲに刺されることによって起こる症状は「イルカンジ症候群」と呼ばれる。
毒液はコブラの100倍、タランチュラの1000倍程度。
刺されると数分?数時間の間に、背中・胸の激痛、最高血圧が300近くにもなる急激な血圧上昇、
強い精神不安などの症状が起こり、死亡することもある。
このときの痛みは凄まじく、モルヒネも効果が無い。男性では持続的な勃起を引き起こすこともある。
厄介なのは毒の強さは勿論、イルカンジクラゲ類が小さいため、まるで見えない事が挙げられる。
36:
カツオノエボシ(鰹ノ烏帽子/Portuguese Man O' War)
クダクラゲ目カツオノエボシ科の刺胞動物。
非常に強い毒を持つことから、刺された際の痛みを例えて「電気クラゲ」とも呼ばれる。
ヒドロ虫の仲間に属し、いわゆる普通のクラゲとは異なる(画像参照)。
1つの個体に見えるのは、実は多くのヒドロ虫が集まって形成された「群体」である。
藍色の浮き袋の中には気体(主にCO2)が詰まっていて、これで海面に浮かぶ。
カツオノエボシの触手に触れると、表面にある細胞から「刺胞」という微小な毒針が発射される。
刺胞は強力な毒をもち、刺されると強烈な電撃を受けたかのような激痛がある。
患部は炎症を起こして腫れ上がり、痛みは長時間続く。
二度目に刺されるとアナフィラキシーを起こし、ショック死する危険がある。
38:
ヒョウモンダコ(豹紋蛸/Blue-ringed octopus)
マダコ科ヒョウモンダコ属に属する4種類のタコの総称。
10cmほどの小型のタコで、他のタコと同様に体色をすばやく変化させることが出来る。
日本?オーストラリアにかけての西太平洋熱帯域・亜熱帯域に分布し、浅い海の岩礁、サンゴ礁、砂礫底に生息する。
2009年になってからは九州北部の福岡県・佐賀県・長崎県・大分県で多く目撃されている。
ヒョウモンダコの唾液には強力な神経毒の「テトロドトキシン」が含まれており、
身の危険を感じるとこの唾液を吐いたり、または痛みなしに噛み付いて注入する。
テトロドトキシンは解毒剤がなく、呼吸困難に繋がる麻痺を引き起こし、酸素不足から心停止に至る。
また、唾液腺中には麻痺毒の「ハパロトキシン」も含まれている。
39:
アカエイ(赤○/Red stingray)※○の中は、さかなへん+賁=エイ
アカエイ科に属するエイ。
北海道南部から東南アジアまで、東アジア沿岸域に広く分布する。
尾を含めた全長は最大で2mに達し、尾の中ほどに数cm?10cmほどの長い棘が1?2本ある。
この長い棘には毒腺があり、刺されると激痛に襲われる。
数週間も痛みが続いたり、アレルギー体質の人はアナフィラキシーによりショック死することもある。
棘には鋸歯状の「かえし」もあり、一度刺さると抜き難い。
40:
ポタモトリゴン・モトロ(Ocellate river stingray)
淡水エイの一種。
日本では「オレンジスポットタンスイエイ」とも呼ばれる。
分布はブラジル、パラグアイ、アルゼンチンなど南米大陸の淡水域のみ。
最大で体盤長50cm、体重15kgに達する。様々な斑点が特徴。
尾部に毒針をもち、刺されるとひどく痛む。
また、針はブーツなどの素材も容易に貫通する。
毒は強力で、傷口は小さくても、刺された付近の細胞が壊死して大掛かりな切開手術を伴うことがある。
「ゴールデン・レイ」と呼ばれるエイの大群の大移動
41:
オニヒトデ(鬼海星or鬼人手/Crown-of-thorns starfish)
輻長15?30 cmの大型のヒトデ。多数の腕を持ち、全身が棘に覆われている。
日本では主に南西諸島に生息し、黒潮を通じ北上、本州でも確認された。
サンゴ礁に生息し、成体がサンゴも餌とする。
時をおいて大発生することがあり、サンゴ礁環境の保全上有害と考えられている。
オニヒトデの体表面には多数の有毒の棘が生えており、
生理活性作用の高い「plancitoxin I」「plancitoxin I」Iを主成分とする毒物質(オニヒトデ粗毒)を持つ。
これがヒトの皮膚に刺さると毒素によって激しい痛みを感じ、
アナフィラキシーショックによって重症に陥ることがあり、最悪の場合、死に至る。
42:
ガンガゼ(岩隠子/Diadema setosum)
ガンガゼ科に属するウニの一種。
南日本(房総半島・相模湾以南)の海岸で見られるウニの中でほぼ唯一気をつけるべき種とされる。
全体に黒紫色で、棘は最大30cm以上に達し、本体に比べて著しく長い。
一般的なウニのムラサキウニやバフンウニなどは、手に乗せて多少押しつけるなどしてもそうそう刺さらず、
刺さったとしてもほとんど深傷にはならない。
しかしガンガゼの長い刺は細くて鋭く、先端は容易に人の皮膚に突き刺さる。
表面には逆刺があり、しかも折れやすいため、皮膚内部に折れて残ることが多く、毒もあるためひどく痛む。
眼球のような部分は肛門らしい
43:
マウイイワスナギンチャク(Palythoa toxica/Limu-make-o-Hana)
ハワイのマウイ島に生息しているイワスナギンチャクの一種。
1個体の直径は3.5cm程度で、サンゴ礁の浅海に群生している。
マウイイワスナギンチャクの毒は神経毒の「パリトキシン」で、動物界最高の毒性を誇る。
毒性の強さは青酸カリの約8000倍、フグ毒(テトロドトキシン)の60倍程度。
LD50の計算上、体重60kgの人間なら3?6μgほどで半数が死に至ると考えられる。
発症までの時間は3?36時間。
毒は心臓と心筋、肺の血管などを急に収縮させ、生き物は窒息するかのごとく死亡する。
ハワイ大学の学生がこの群体の上を泳いだだけで、全身倦怠、筋肉痛と腹部の痙攣で数日間入院したという話も語られている。
44:
スベスベマンジュウガニ(滑々饅頭蟹/Atergatis floridus)
オウギガニ科・マンジュウガニ属 に分類されるカニ。
甲長3.5cm、甲幅5cmほどの小型のカニで、
日本では千葉県?沖縄県にかけての太平洋岸の岩礁海岸とサンゴ礁の潮干帯から水深100mまでに生息する。
あまり素早く逃げないので磯遊びなどで見かける機会もあるが、よく知らないカニを不用意に食べてはいけない。
本種は有毒ガニである。
毒は主に体表部(外骨格)と、歩脚・鋏脚の筋肉に含まれるとされる。
これまでに検出された毒成分は、麻痺性貝毒の成分「ゴニオトキシン」「サキシトキシン」、
フグ毒として知られる「テトロドトキシン」があり、生息地によって成分の構成比、毒量が大きく異なる。
45:
ウモレオウギガニ(Zosimus aeneus)
オウギガニ科のカニの一種。
日本では主に沖縄、奄美など南西諸島に分布しており、小笠原、八丈島、伊豆大島にも分布する。
有毒ガニの中で特に毒性が強いのはウモレオウギガニとスベスベマンジュウガニの毒だといわれ、
ウモレオウギガニの毒が最も強いという記述もある。
甲幅は8cmほど、甲の表面は陶器のような質感と光沢を持ち、複雑な色・模様を呈する。
触るだけならほとんど問題ないが,絶対に食べてはいけない。
全身に「サキシトキシン」や「テトロドトキシン」を大量に含み、毒ガニの中で食中毒の発生や死亡率が最も高い。
奄美大島でこのカニを味噌汁で食べた5人家族のうち2人が死ぬという事件もあった。
46:
オブトサソリ(尾太蠍/Deathstalker)
サソリ目キョクトウサソリ科に属するサソリ類の総称。
英語では「デスストーカー」と呼び、日本でもこの名がよく知られている。
「尾太蠍」の名前通り鋏に比べて尾が太く、これを振るって外敵から身を守ったり、獲物を捕らえる。
夜行性で、昼間は石の下や巣穴に潜み、夜になると出歩く。
毒性が強いサソリ類で、非常に危険な種類とされる。
餌の少ない砂漠で確実に獲物を仕留める為に強化された毒は人間でも死亡例がある。
動きも素早く、走るときはかなりのスピードで砂地を進む。体を方向転換させるスピードもい。
非常に気が荒く攻撃的なので、2006年から日本での輸入が禁止されている。
有毒サソリによる死者は世界で年間1000人以上とも言われる。
47:
アフリカナイズドミツバチ(Africanized honey bee)
「アフリカミツバチ」と「セイヨウミツバチ」の交雑種。
攻撃性が強く、人間の死亡例も多いため、「キラービー」(killer bee)の異名を持つ。
特徴として、群れを作りやすく、巣に防御専門の役割のハチが多く暮らす。
また、巣周辺の警戒領域が広く、その領域に入った生き物を防御本能で攻撃する。
攻撃する場合、多数の個体が出動し、対象が逃げても非常に長距離を追いかける。
現在はセイヨウミツバチとの交雑が進んで攻撃性が弱まりつつあり、
アフリカナイズドミツバチが危険とされている地域はアメリカ合衆国南部のみとされる。
アメリカでは1990年?2004年の間に14人が死亡している。
48:
オオベッコウバチ(Tarantula hawk)
ハチ目ベッコウバチ科に属するハチの総称。
「ドクグモオオカリバチ」と呼ばれることもあり、
タランチュラ類の天敵であるため、英語では「タランチュラホーク」と呼ばれる。
世界最大のハチとして有名。
青みがかった黒い体色で、体長は6cm以上に及ぶ。
クモを専門に狩りをするハチであり、巨大なクモを狩るために体も大きくなったと言われている。
主に地上を徘徊しており、地中に巣穴をつくるクモを狙う。勝率はほぼ100%だそうだ。
人間がオオベッコウバチに刺されても致命傷となることはないが、
このハチの毒針は昆虫界で2番目に痛いと言われる針を持つ。
49:
オオスズメバチ(大雀蜂/Japanese giant hornet)
ハチ目スズメバチ属の昆虫の一種。
日本では北海道?九州、南限は屋久島、種子島近辺にも分布する。
以前は「オオスズメバチ」ではなく、単に「スズメバチ」の和名も用いられた。
木の根元などの土中、樹洞などの閉鎖空間に巣を作る。
日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒を持ち、かつ攻撃性も高い非常に危険な種。
時約40kmで飛翔することができ、狩りをする時は一日約100kmもの距離を移動することができる。
ハチの毒針は産卵管が変化したものなので、刺すのはメス(働きバチ)だけである。
刺傷被害は7月?11月に発生しているが、特に9月?10月に多く発生している。
毒性が強く、アナフィラキシーで人がショック死することもあり、日本では年間平均30人程度の死者が報告されている。
73:
>>49
年間30人も死んどるんか
50:
→アナフィラキシー(Anaphylaxis)
ヒトや他の哺乳類で認められる、急性の全身性かつ重度なI型過敏症(数分?30分以内に症状が現れる)アレルギー反応の一つ。
ほんの僅かなアレルゲンが、生死に関わるアナフィラキシー反応を引き起こすことがある。
症状としては、全身性の蕁麻疹+喉頭浮腫/喘鳴/ショック/下痢/腹痛のうちいずれかが発症する。
例えば、スズメバチの毒には強力な溶血作用+その他の生理作用があるが、数箇所刺された程度の毒量では死ぬことはない。
しかし、過剰な抗原抗体反応(免疫反応)に伴うアレルギー性ショックが起こると死に至る可能性がある。
過去にハチに刺された経験があると、体内にはハチ毒によって「抗体」が作られる。
そして二度目にハチに刺された時、抗原によるアレルギー反応が生じる場合がある。
このうち、呼吸困難や血圧低下などの全身的な反応がアナフィラキシーであり、
生死に関わる重篤な症状を伴うものを「アナフィラキシーショック」と呼ぶ。
51:
サシハリアリ(Paraponera clavata/Lesser giant hunting ant)
アリの一種。ニカラグアからパラグアイまでの、湿潤な低地多雨林に生息する。
「パラポネラ」という学名でも知られ、
刺された箇所が24時間痛むことから「Hormiga Veinticuatro」(24時間のアリ)の異名を持つ。
攻撃的なアリで、肉食性。働きアリは1.8cm?30cm、赤黒く頑強。
巣は樹の根元に作られ、数百?千匹程度のアリが属する。
本種に刺された時の痛みはあらゆるハチ・アリの中で最大であるとされ、
Schmidt Sting Pain Indexではタランチュラ・ホーク(オオベッコウバチ)よりも強い「4+」にあてられている。
ペプチド性神経毒の「ポネラトキシン」が単離されており、電位依存性のNaイオンチャネルに作用して神経伝達を阻害する。
この毒を医療に応用する研究も進められている。
52:
ツェツェバエ(Tsetse fly/Glossina)
ハエ目(双翅目)ツェツェバエ科に属する昆虫の総称。
23種8亜種が確認されている。
アフリカ大陸の北緯15度?南緯20度の範囲のみに分布し、この範囲は「ツェツェベルト地帯」と呼ばれている。
体長は5mm?1cm。
このハエは吸血性であり、「アフリカトリパノソーマ」(アフリカ睡眠病)の病原体となるトリパノソーマでの媒介種として知られる。
この病気は寄生性原虫トリパノソーマによって引き起こされる人獣共通感染症で、
病状が進行すると睡眠周期が乱れ朦朧とした状態になり、さらには昏睡して死に至る。
感染者は5万人?7万人と推計されている。
アフリカトリパノソーマ症に対する予防接種はなく、吸血されないように虫よけスプレーや衣服等で予防するしかない。
治療薬として最近、エフロルニチンという新薬が開発されている。
53:
フォニュートリア・ドクシボグモ(Brazilian Wandering Spider)
シボグモ科フォニュートリア属の毒グモの一種。
徘徊性で、南米のブラジルなどに分布する。
「ブラジルドクシボグモ」「フォニュートリア・ニグリヴェンター」
「ハラクロシボグモ」「クロドクシボグモ」などの別名でも呼ばれる。
世界で最も毒性の強い毒グモの一種。ギネス記録に登録された事もある。
咬まれると高レベルの神経毒「セロトニン」が注入され、
激痛が走るほか、呼吸困難に陥ることもあり、25分程度で死亡するといった記述もある。
人間の居住環境に侵入することもあり、特にバナナの果実に潜んでいることがしばしばあるとされる。
「シボグモ」は日本にもごく普通にいる1cm程度のクモで、毒性については特に言及されていない。
子グモがついていたバナナ
【閲覧注意】
http://livedoor.blogimg.jp/worldfusigi/imgs/c/0/c08f4d3c.jpg
54:
シドニージョウゴグモ(Sydney funnel web spider)
クモ目ジョウゴグモ科に属するクモの一種。
名前の通り、シドニーをはじめとしたオーストラリアに生息している。
体長は4cmほど。足を拡げると10cm近くになり、脚や腹部に剛毛が生えている。
本種は「フォニュートリア・ドクシボグモ」や「ドクイトグモ」などと並ぶ最も危険な毒蜘蛛として知られており、
全てのクモの中でも最強の毒蜘蛛とも呼ばれている。
毒の成分は強酸性の「ロブストキシン」で、心臓にショックを与え、放っておくと死亡する例も多い。
雄雌ともこの毒を持つが、特に雄の牙は非常に鋭利で硬く、人の爪を貫通するほどの威力を有すると言われる。
12月?1月にかけて雄が現地の人家にも侵入することがある。
55:
かなり昔のこんなスレ思い出した
http://world-fusigi.net/archives/7737332.html
56:
セアカゴケグモ(背赤後家蜘蛛/Red-back spider)
ヒメグモ科に分類される小型のクモの一種。
和名の「背赤」は体の赤い部分に由来するが、
「後家」の由来に関しては「噛まれた時の死亡率が高く、奥さんが後家になる」という俗説が知られている。
外来種で、現在では39の都道府県で確認されている。
体長1cm?5cm、体表は黒色で、胸腹部背面には赤い模様がある(オスは腹面のみ)。
毒は獲物を咬んだときに獲物の体内へ注入される、神経毒の「α-ラトロトキシン」とされる。
この毒を有するのはメスのみとされるが、オスについては知見が少ない。
オーストラリアでは死亡例があるが、日本では報告されていない。
しかし、大阪府や福岡県では本種による被害が続発している(重篤者は0)。
また、有毒だが性格は基本的におとなしく、素手で触るなどしなければ噛まれることはない。
57:
蚊(Mosquito)
ハエ目カ科に属する昆虫。
イエカ属、ヤブカ属など35属、約2,500種が存在する。
重量はわずか2?2.5mg。飛行能力は低く、エアコンや扇風機といったわずかな風で飛行障害を起こす。
蚊のメスは吸血を行う。
吸血の際は皮膚を突き刺し、様々なタンパク質などの生理活性物質を含む唾液を注入した後に吸血に入る。
この唾液により、血小板の凝固反応が妨げられる。
また、この唾液は人体にアレルギー反応を引き起こし、その結果として血管拡張などにより痒みを生ずる。
蚊は血液を吸って痒みを生じさせる以外に、伝染病の有力な媒介者ともなる。
「マラリア」などの原生動物病原体、「フィラリア」などの線虫病原体、
「黄熱病」「デング熱」「脳炎」「ウエストナイル熱」「チクングニア熱」などのウイルス病原体を媒介する。
被害は世界中で起こり、間接的に年間72万人程度の人間を死に至らしめている。
そのため、媒介者となる蚊は「世界一の殺人者」と呼ばれることもある。
年間殺人数
58:
イラガ(刺蛾/Monema flavescens)
チョウ目イラガ科に属する昆虫およびその総称。
「蜂熊」「シバムシ」「キントキ」「デンキムシ」「ヤツガシラ」など、数十の地方名がある。
イラガの幼虫は、通常7?8月頃、多い年は10月頃に再び見られる。
様々な樹で繁殖し、サクラ、ウメ、リンゴなどの葉裏に集団で生息していることが多い。
幼虫は「イラムシ」とも言い、ライムのような鮮やかな緑色や薄茶色をしている。
この幼虫に触れると激しい痛みに襲われる。
外敵を察知した幼虫が全身の棘の先から毒液を一斉に分泌するためで、
場合によっては皮膚に水疱状の炎症を生じ、鋭い痛みの症状は1時間程度、かゆみは1週間ほど続くことがある。
また、種類によっては繭に毒毛を付けているものもいる。
正確な毒性分は解明されていないが、ヒスタミンやさまざまな酵素を成分とした非酸性の毒とされている。
60:
チャドクガ(茶毒蛾/Tea tussock moth)
チョウ目ドクガ科の昆虫。
日本では本州より南の各地に分布している。
日本の代表的な毒蛾であり、園芸植物に被害を及ぼすほか、刺されて被害に遭う人が後を絶たない。
幼虫(いわゆる毛虫)は4月?10月にかけて年2回発生する。
チャドクガは生涯を通じて毒針毛を持ち、毒針毛は非常に細かく、長袖でも夏服などは繊維のすきまから入り込む。
直接触れなくても木の下を通ったり、風下にいるだけで被害にあうことがある。
触れてから2?3時間して患部が赤くはれ上がり、痒くなる。
一度被害にあうと、それが抗原になって2回目以降、個人差はあるがアレルギー反応を起こすことがある。
毛は非常にもろく折れやすいため、掻き毟ることで知らぬ間に断片が拡散して腕全体や体の広範囲に発疹が生じる場合が多く、予防も困難。
蚊に刺された程度と軽く考えて放っておくとだんだん全身におよび、痛痒感で眠れなくなる。
チャドクガの幼虫の群れ
【閲覧注意】
http://livedoor.blogimg.jp/worldfusigi/imgs/4/3/43a4cd98.jpg
61:
ベネズエラ・ヤママユガ(Lonomia Obliqua/Taturana obliqua)
主に中南米・ベネズエラ周辺の熱帯雨林に生息している蛾。
幼虫は節足動物の中で最強の毒を持つといわれ、「殺人毛虫」(Killer Caterpillar)の異名を持つ。
毒は抗凝血性の出血毒で、これはクサリヘビやガラガラヘビの毒と同質のものとされる。
元々この毛虫は密林の奥深くに生息していたことから、その被害は多くなかった。
しかし、近年進む森林伐採や自然破壊の影響を受けて人間の住む地域周辺に発生するようになった。
刺されると血が固まらず、傷口からの出血が止まらなくなり、
内臓出血や脳内出血、腎不全などを引き起こし、人を死に至らしめる。
最近になって血清が作られ、死者が出ることは少なくなったものの、未だに被害は多いとされる。
62:
>>61
えぇ...
何をどうしたらこんなフォルムになるんですかね......
63:
サシガメ(刺椿象or刺亀虫/Assassin bug)
カメムシ亜目サシガメ科の昆虫の総称。
世界で900以上の属に分類され、6,000種以上が存在する。
サシガメの中でヒトなどから吸血する種は感染症の媒介者ともなり、「シャーガス病」の原因となる。
毒が注入された時の痛みは、痛みが非常に強い部類のアシナガバチやベッコウバチ類の毒針に刺されたときの痛みに匹敵する。
中央アジアの王達は捕虜を拷問する際にサシガメを使ったそうだ。
サシガメが引き起こす感染症のシャーガス病は、
「アメリカトリパノソーマ」(ツェツェバエのアフリカ睡眠病とは別)とも呼ばれる、原虫由来の人獣共通感染症である。
シャーガス病はすぐには発病せず、一般に長期の潜伏期間があるといわれる。
リンパ節・肝臓・脾臓の腫脹、また、筋肉痛、心筋炎、心肥大(心臓破裂)、脳脊髄炎、心臓障害などの症状を示す。
日本でよく見られるヨコズナサシガメ
【閲覧注意】
http://livedoor.blogimg.jp/worldfusigi/imgs/6/5/65d17786.jpg
65:
ツチハンミョウ(土斑猫/Blister beetle)
コウチュウ目ツチハンミョウ科に属する昆虫の総称。
上述のスパニッシュフライもこの科に属する。
名前に「ハンミョウ」とあるが、ハンミョウとは別の科(Family)に属する。
全身は紺色の金属光沢があり、動きは鈍い。地面を歩き回る。
触ると死んだ振り(偽死)をして、この時に脚の関節から黄色い液体を分泌する。
この液には毒成分「カンタリジン」が含まれ、昆虫体にもその成分が含まれる。
同じ科のマメハンミョウもカンタリジンを持ち、その毒を集めて忍者も利用したとされ、中国では暗殺に用いられたともいわれる。
微量たが漢方薬としても用いられている。
67:
ナイリクタイパン(Fierce Snake)
「タイパン」は、コブラ科タイパン属に分類されるヘビ。
本種の毒は非常に強く(死亡率50%)、その主成分は強力な神経毒である。
また、出血毒や溶血毒も含んでいるといわれ、それぞれが必殺の威力を持つ。
毒量も多く、一咬みで注入する毒の量は成人男性の致死量100人分と言われる。さらに、攻撃性が強く、動作も素早い。
タイパンは主に沿岸部に生息するが、オーストラリアの内陸部には近縁種の「ナイリクタイパン」が分布する。
(「インランドタイパン」と記述されている種も恐らく同一種?)
ナイリクタイパンは陸生の毒蛇の中で最も強力な毒を持つと言われ、一咬み分でマウス12万5000頭を殺せるとされる。
人との接触は少ないが、それでも毎年約60名ほどが咬まれる。
しかしタイパンと対照的に性格は穏やかで臆病な上、血清があるため死者はほとんど出ていない。
68:
イースタンブラウンスネーク(Eastern Brown Snake)
コブラ科の毒ヘビ。オーストラリア東部全域に生息する。
体長は1.1m?最大2.4mほど。昼行性で攻撃性が強く、動きは俊敏。
神経毒と出血毒両方を持ち合わせるハイブリッドな毒蛇で、オーストラリアで一番人を殺しているいわれる。
陸生の毒蛇では2番目に強い毒を持つ。
(LD50=半致死量:0.03mg/kg)
毒は一咬みで成人20人分以上の致死量がある。
69:
ブラックマンバ(Black mamba)
コブラ科マンバ属に分類されるヘビ。名前は口の中が黒いことに由来する。
アフリカ大陸東部?南部、西部の一部に分布している。
全長は2m?3.5mで、大型の個体は4.5mに達する。キングコブラに次いで世界で2番目に長くなる種。
度はややい程度だが、瞬発力が優れており、攻撃は非常に素早く、また正確である。
咬まれた場合はほぼ確実に毒が注入される。
毒は非常に強く、量も極めて多いうえ、即効性で回りも早い(致死量約15mgの猛毒を一咬みで100?120mg注入)。
成分は主に神経毒のため、後遺症が残ることは少ないが、血清があり研究が進んでいるにも拘らず致死率は高く、
未治療ならば致死率は100%に近いとされる。
血清が開発される以前は、咬まれると20分ほどで確実に死に至った。
一度の攻撃で敵が怯まなければ繰り返し相手を襲い、攻撃する度に強力な神経毒と心臓毒を大量に噴出する。
「世界で最も多くの人間の命を奪った毒ヘビ」として記述される事もあるが、分布域は狭いので殺人数については諸説ある。
このような特徴からしばしば「殺し屋」「最凶のヘビ」と呼ばれる。
70:
四大毒蛇(Big 4 Indian snakes)※毒蛇(どくじゃ)
インド及びその周辺地域に於いて、もっとも恐れられている4種の毒蛇。
インドには危険な毒蛇が多いが、上記の4種は毒が強く、人との関わりが深い地域に生息するため被害が多い特徴がある。
なお、インド周辺に生息し毒が強い「キングコブラ」は四大毒蛇には含まれない。
キングコブラは遥かに多くの毒を注入するが、比較的臆病で、ジャングルの奥に住むため人間との接触が少ない。
インドでは四大毒蛇のために作られた血清が開発されており、どれに咬まれてもこの血清で治療が可能。
[1]インドコブラ(Indian cobra/Naja naja)
毒は強力な神経毒で、毒量も多い。
血清による治療技術も発達してきたため死亡率は低いが、
死亡を免れても咬症部位を中心とした皮膚の広範囲な壊死が生じることが多い。
表皮性の壊死はコブラ毒に含まれる細胞毒の特徴であり、同じコブラ科であるアマガサヘビ、ウミヘビの毒では見られない。
笛の音にあわせて踊るコブラ踊りでも知られる。
[2]アマガサヘビ(Many-banded krait)
「α-ブンガロトキシン」という、ニコチン性アセチルコリン受容体と呼ばれる、
タンパク質に特異的に作用する強いペプチド毒を持つ。
この受容体は運動神経や筋肉に普遍的に分布し、
この毒を受けると全ての筋肉の動きを止められてしまい、多くの場合呼吸困難に陥り死に至る。
毒のまわりは他の毒蛇に比べてい上に、痛みが伴わないので手遅れになる事も多い。人の致死量はわずか2?3mg。
71:
[3]ラッセルクサリヘビ(Russell's viper)
動きは緩怠だが、突発的に素早く動くことができる。
毒は強烈で、人間にとっても致命的。
毒性は出血毒および神経毒で、噛まれると強烈な痛みでもがき苦しむことになる。
また、出血毒の作用から、助かっても後遺症が残る場合が多く、手足の切断に至るケースも少なくない。
そのため、現地では最も恐れられている毒蛇の一種である。
[4]カーペットバイパー(Carpet viper/Indian saw-scaled viper)
鱗同士をこすり合わせて警告音を出すことから、和名は「ノコギリヘビ」とも。
毒は非常に強く、1950年前後のインドの統計では、本種による死亡率は36%に達した。
一般的にほとんどのヘビは、人間側から威嚇しなければ攻撃しないなどの行動原則がある。
しかしカーペットバイパーは性質も非常に荒く、近くに人が近づけば無条件に咬みつく。
このため、世界でも非常に危険な毒蛇の一種とされている。
72:
ベルチャーウミヘビ(Belcher's Sea snake/Faint-banded Seasnake)
コブラ科(ウミヘビ科とする説もあり)ウミヘビ属に分類されるヘビ。
熱帯から亜熱帯を好み、インド洋東部?フィリピン、インドネシア、ティモール海などに分布する。
ベルチャーウミヘビの持つ毒は、陸・海のあらゆる蛇の持つ毒の中で最も強い。
1973年に行われた調査では、毒液は陸棲のいかなる毒蛇より100倍近く強力だったとされている。
(LD50=半数致死量:0.0001mg/kg)
毒の成分は神経毒から成り、症状は全身の倦怠感、筋肉痛、運動障害、呼吸困難、麻痺など。最悪の場合は死に至る。
咬まれた場合は、放っておくと身体が動かなくなり溺死する可能性が高いため、まず陸に上がることが重要とされる。
比較較的大人しい性格で、人間に咬み付いてくることはあまりないとされるが、攻撃的な近縁種も存在する。
74:
イボウミヘビ(Beaked sea snake)
インド洋からオーストラリアにかけて生息するウミヘビ。
ウミヘビは海生に適応したヘビで、熱帯?亜熱帯の海域に生息し、回遊する種では亜寒帯の地域まで北上することもある。
ベルチャーウミヘビの毒性の強さが調査で確認されるまでは、本種が最も強い毒を持つヘビとして認知されていた。
人の致死量は1.5mg程度だが、1回に射出する毒の量は1mg以下なので人の被害は少ないといわれる。
しかし、マレーシアで統計された100例余りのウミヘビ咬症のうち、半数以上はイボウミヘビによるもので、
死亡例の約90%は本種で占められていたという話もある。
75:
ファイアサラマンダー(Fire Salamander)
イモリ科サラマンドラ属の陸生有尾類。
古来より「サラマンダー」と呼ばれてきた。ファイアは「(毒を)発射」のFireから。
和名では「マダラサラマンドラ」「ヨーロッパサラマンダー」等とも呼ばれる。
全長15cm?25cm。黒地に警戒色として鮮やかな色の斑点や縞がある。
有尾類の多くが外敵からの防御のため、皮膚から毒性・刺激性の分泌物を出すが、
この毒は表皮につく雑菌や寄生虫を防ぐ役にも立っているといわれる。
ファイアサラマンダーの場合、「サマンダリン」というアルカロイド系の神経毒を持つ。
これは全ての脊椎動物に対して有効な、過呼吸を伴う筋肉の痙攣と高血圧をもたらす毒となる。
毒腺は骨格筋に囲まれており、その力で乳白色の毒液を高(秒3m)で、正確に相手を狙って噴射することが出来る。
76:
アメリカドクトカゲ(Gila monster)
ドクトカゲ科ドクトカゲ属に分類されるトカゲ。
「ヒラモンスター」(ヒラ川の怪物)とも呼ばれる。
全長23cm?35cm、最大で50cm以上に達する。
マリコバ族などの原住民の間では、獲物や外敵に毒息を吹きかけ殺す怪物として恐れられていた。
噛まれると激しい痛みや患部の腫れ、浮腫、眩暈、吐き気、重篤な例では心臓の異常、
アナフィラキシーショックなどの症状が出る。
しかし、健康な成人の場合は噛まれても死に至ることは稀とされる。
また、唾液に含まれる毒は2型糖尿病者用の治療薬として用いられている。
77:
アカハライモリ(赤腹井守/Japanese fire belly newt)
イモリ科イモリ属に分類される有尾類。
日本で「イモリ」(井守)と呼ぶ場合、本種を指すことが多い。
本州、四国、九州と周囲の島に分布する日本の固有種で、その地域に分布するイモリでは唯一の種でもある。
全長は10cm前後。背中側は黒?茶褐色で、腹は赤地に黒の斑点模様。
アカハライモリはフグ毒としても知られる「テトロドトキシン」を持つ。
この毒素はビブリオ属などの真正細菌によって生産され、ヒトの経口摂取による致死量は1?2mgとされる。
毒の保有生物はTTXに対し高い耐性を持っているため、自身が中毒死することはない。
79:
カリフォルニアイモリ(California newt)
イモリ科カリフォルニアイモリ属に分類される有尾類。
名前の通り、アメリカ・カリフォルニア州に分布している。
全長12?20cm。体色は背面が黒色っぽく、腹面は黄色やオレンジ色。
体内に「テトロドトキシン」を持つ。また、卵や幼生にも毒がある。
この毒には拮抗薬や特異療法が存在しない為、解毒方法は見つかっていない。
テトロドトキシンは神経伝達を遮断して麻痺を起こす。
このため、脳からの呼吸に関する指令が遮られ、呼吸器系の障害が起き、それが死につながる。
81:
コモドオオトカゲ(Komodo dragon)
爬虫綱有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲ。
「コモドドラゴン」とも呼ばれる。
インドネシアのコモド島、リンチャ島などに生息する固有種。
全長2m?3m、体重は約70kgで、最大3m13cm・166kgにもなる。
頑丈な体型をしており、自身より大型の水牛を狩るなど、野生動物としての強さでも知られる。
所有する毒成分は、血液の凝固を妨げて失血によるショック状態を引き起こす毒「ヘモトキシン」という研究結果が発表された。
成分のうち、血圧を低下させる作用のある一部の化合物はナイリクタイパンに匹敵するという記述もある。
ノコギリ状の歯で噛みつき、引っ張るような動作によって歯の間にある複数の毒管から毒が流し込まれる。
これは毒の注入に特化した結果、牙の強度や殺傷力が弱まってしまった毒蛇などと異なり、
殺傷能力を保ったまま毒の注入を可能とする構造ではないかと推測されている。
82:
ヤドクガエル(矢毒蛙/Dendrobatidae)
両生綱無尾目に属する科の1つ。
北アメリカ大陸南部、南アメリカ大陸、ハワイ(オアフ島))などに分布する。
体色は属によっては鮮やかで、これは毒を保有することによる警戒色と考えられている。
弱毒の種でも体色の派手な種が存在するが、それは強毒種に偽装した「ベイツ型擬態」とされる。
毒はアルカロイド系の神経毒で、20μgで人間の大人を死に至らしめるという、
生物が持つ毒ではパリトキシンに次いで危険とされる「バトラコトキシン」のほか、
「ヒストリオニコトキシン」「プミリオトキシン」等を持つ種がある。
特にフキヤガエル属の3種は最も危険とされ、
「モウドクフキヤガエル」「ココエフキヤガエル」「アシグロフキヤガエル」はこの順に毒が強く、命に関わる。
83:
>>82
昔小学校の図書室にあった本で見たなこれ
懐かしい
84:
モウドクフキヤガエル(Golden poison frog)
ヤドクガエル科フキヤガエル属に分類されるカエル。
南米・コロンビアの固有種で、湿性林を好む。体色は黄色?オレンジ。
原住民たちは本種の毒を抽出し、吹き矢の先に塗って狩猟に利用した。
そのためフキヤガエル、ヤドクガエル等の名が付いている。
ヤドクガエル科の中で最も強い毒を保持し、触れるだけで死に至る事もある。
モウドクフキヤガエルは神経毒性を持つステロイドアルカロイドの一種「バトラコトキシン」を持つ。
これはパリトキシンに次ぐ猛毒であり、
体内に入るとナトリウムチャネルが開放され、筋肉を収縮させるため心臓発作を引き起こす。
本種に限らずヤドクガエル科の種は、生息地の食物から毒物を蓄積・或いは化合すると考えられている。
皮膚に絶えず毒素を分泌しており、扱いには細心の注意が必要。
85:
カロリナハコガメ(Common box turtle)
ヌマガメ科アメリカハコガメ属に分類されるカメ。
アメリカとメキシコの幅広い地域に分布している。
ハコガメという名の通り、防御体制として完全に蓋をするのが特徴。
背甲や体の斑紋はバラエティに富み、地味な個体から相当派手な個体まで存在する。
餌の1つとして毒キノコを食べ、その毒素を体内に蓄積する種がいる(ミツユビハコガメなど)。
自身は毒に対して抗体を持つため中毒に陥ることはないが、
毒素を体内に残す事により、天敵に捕食された場合、対象者は死に至る。
同じく「タイマイ」というウミガメも餌となる海草の毒素を蓄積する。
その肉を食べて亡くなった人もいるそうだ。
捕食によって毒素を蓄積するタイプの動物は、食事環境によっては無毒になる事もある。
タイマイ
86:
カモノハシ(鴨嘴/Platypus)
カモノハシ科カモノハシ属に分類される哺乳類。
哺乳類とされているが、未だ謎の多い生物。
オーストラリアのクイーンズランド州などに分布する。
名前の通りカモのように、幅が広くゴムのような弾性のあるくちばしを持つ。
オスの後脚には蹴爪があり、この蹴爪からは毒が分泌されている。
この毒は主にディフェンシンのようなタンパク質類(DPL)で構成されており、うち3種はカモノハシ特有のものとされる。
毒性のタンパク質はカモノハシの免疫機構により生産されている。
イヌのような小動物を殺すのには十分な強さを持ち、
ヒトに対しては致死的ではないものの、被害者が無力になるほどの強い痛みがある。
毒による浮腫は傷の周囲から急に広がり、四肢まで徐々に広がっていく。
事例研究によると、持続的な痛みに対して高い感受性を持つ「感覚過敏症」となり、数日?数ヶ月続くことが指摘されている。
93:
>>86
見た目こんなに可愛いのに
87:
ハイチソレノドン(Haitian solenodon/Hispaniola solenodon)
トガリネズミ目ソレノドン属に分類される哺乳類。
ドミニカ共和国、ハイチに分布する。
熱帯雨林に生息しており、主に地表棲だが、木に登ることもできる。
体長28?33cmで、尾の長さは22?25cm。モグラ目の最大種。
前肢の鋭く長い鉤爪で狭い隙間や地中の獲物を引き出し、捕食する。
また、哺乳類としては珍しく唾液には毒が含まれており、
これは獲物を動けなくして食べやすくするのに役立つと考えられている。
毒性の唾液は、下顎の基部にある腺から分泌される。
88:
ブラリナトガリネズミ(Blarina brevicauda)
「トガリネズミ」(尖鼠)は、トガリネズミ目トガリネズミ科に属する小型哺乳類の総称。
ネズミという名前だが、齧歯類(ネズミ目)ではなく、モグラやハリネズミと近縁のグループとされる。
北アメリカに生息する「ブラリナトガリネズミ」という種は、毒性のある唾液を持つことで知られている。
毒を持つ事が確実な哺乳類(ブラリナトガリネズミ、ソレノドン、カモノハシ)のうち、この種のみ、毒の化学構造が分かっている。
しかしこの毒が捕食者に対する防御として使われるのか、
或いはトガリネズミが獲物を捕食するために使われるのかは不明。
また、 腹部から強烈な臭いを発するため、キツネや猫などは死骸さえあまり食べないと言われている。
89:
スローロリス(Slow loris)
サル目、曲鼻猿亜目の一種。
バングラデシュ、ベトナム、ジャワ島、ボルネオ島などに分布する。
丸い頭で、鼻は濡れていて、大きな目を持つ。尻尾は退化している。
スローロリスは絶滅の危機に晒されており、レッドリストによって危急種に指定されている。
全てのスローロリス属の種は、肘の内側の腺で毒を生産する。
彼らはそれを舐めて唾液に毒を含ませ、グルーミング(毛繕い、ノミ取りなど)によって全身に広げる。
親は子供の体にもグルーミングを通して毒を分け与える。
外敵に襲われた時は、体を丸くして唾液を塗布した毛皮をむき出しにする、噛み付く、
丸まって木から落ちて逃げるといった行動で身を守る。
しかしスローロリスが外敵から身を守る最も一次的な方法は、保護色によって隠れることである。
90:
今更言うのもなんやけどツェツェバエとかサシガメって感染症やないんか?
92:
>>90
蚊とかもそうやね。
一応感染症表記して入れてるけど、毒持ちと勘違いされそうかな
91:
ピトフーイ(Pitohui)
かつて近縁と考えられた、ニューギニア固有の有毒鳥類6種の総称。
鮮やかな色をした雑食性の鳥。この色は警告色だと言われている。
毒を持つ鳥は極めて珍しく、4?5種しか存在しない。
いくつかの種、特に「ズグロモリモズ」と「カワリモリモズ」の筋肉や羽毛には、
強力な神経毒ステロイド系アルカロイドの「ホモバトラコトキシン」が含まれている。
(LD50=半数致死量:0.002?0.007mg/kg)
また、一般的に毒鳥としてピトフーイを指す場合は、最も毒性の強い「ズグロモリモズ」(Hooded Pitohui)を指すことが多い。
この毒はピトフーイから発見される以前は、フキヤガエル属のPhyllobatesの皮膚からのみ見つかっていた。
ピトフーイには毒を注入するような能力はなく、体に触れたり食べない限り害はない。
94:
今日はこれで終わりやで
残り半分(毒キノコ・植物・その他)は明日の夕方くらいから。
95:
いつも乙
明日も楽しみにしてるで
96:
さんいち
97:

誰もスローロリスに反応しなくて草生える
まあ風評被害だししょうがないね
99:
ただいまやで
100:
植物性自然毒(Plant toxin/Phytotoxin)
植物の毒性獲得の理由は、
種子や実、若芽が動物や昆虫や鳥類などの餌となることを抑止することが目的とされている。
毒は致死性の物質から下痢程度の症状で済むものまで幅が広い。
中毒のほとんどは食中毒で、90%はキノコによるものとされる。
症状は主に「胃腸型中毒症状」「コレラ様症状」「脳症状」の3種があり、発生時期は秋に集中する。
キノコ以外だと、アルカロイド系の物質を含有する草花によるものがあり、
例えばトリカブトの「アコニチン」、ジャガイモの「ポテトグリコアルカロイド」(ソラニン)、
青梅の「アミグダリン」などがある。
また、キノコは植物ではなく「菌類」だが、多くの消費者はキノコを植物の仲間だと思っているので、
混乱を避けるために食中毒統計ではキノコは「植物」として扱われている。
101:
毒キノコ(Toadstool)
さまざまなキノコが食用となる一方で、毒キノコも数多く存在する。
英語では食用になるキノコを「マッシュルーム」(Mushroom)と呼び、
毒キノコなどの食べられないキノコを「トードストール」(Toadstool)と呼ぶ。
毒キノコの確実な見分け方は存在せず、経験に乏しい人間が野生のキノコを食べるのは非常に危険。
ある種の毒キノコ(ベニテングタケ、シャグマアミガサタケなど)は調理によって食用になる場合もあるが、
これらは例外で、ほとんどの毒キノコはどう調理しても食用にならない。
以下に、毒キノコに対する"迷信"の一部を箇条書きしておく。
「縦に裂けるキノコは食べられる」
「色の鮮明なものは毒で、おとなしい色のものは食べられる」
「○○と煮れば中毒は起こらない」
「煮汁に入れた○○が変色しなければ食べられる」
「塩漬けにすれば毒抜き出来る」
「虫に食われていれば食べられる」
「加熱すれば食べられる」
「○○と一緒に炒めれば食べられる」 
「乾燥すれば食べられる」   など
102:
マジックマッシュルーム(Magic mushroom/Psychedelic mushroom)
幻覚成分であるトリプタミン・アルカロイドの「シロシビン」「シロシン」等を含むキノコの総称。
100以上の種が存在し、多くはシビレタケ属やヒカゲタケ属に属する。
元は、古代メキシコなどでシャーマンが「神託」を得るために食べていた。
日本では観賞用と称して販売されていたが、2002年に規制されており、現在、販売は摘発対象となっている。
ソフトドラッグについては容認しているオランダでも生産・販売が禁止された危険性の高いキノコ。
作用として、脱力感、悪寒、瞳孔拡散、嘔気、腹痛、視覚の歪み、色彩の鮮明化、皮膚感覚の鋭敏化、聴覚の歪み等が挙げられる。
また、感情の波が激しくなり、感情のコントロールが難しくなることがある。
基本的には多幸感が伴うが、感情の波がネガティブな方向に向かってしまう薬物経験(バッド・トリップ)になると、
パニック症状を起こしたり、ネガティブな偏執に捕らわれたりする。
全体的な作用はLSDと近く、また、こちらの方が効力が上回るという記述もある。
103:
ためになるな
104:
カエンタケ(火炎茸or火焔茸/Podostroma cornu-damae)
ニクザキン科のキノコ。
極めて強い毒性を持ち、食べると死亡することがある。
致死量はわずか3g程度ときわめて強力。
また、触ることすら危険なキノコは非常に珍しく、その1つ。本種の場合、皮膚がただれる。
毒成分として、かび毒(マイコトキシン)として知られる「トリコテセン類」が検出されている。
日本では6例ほどの中毒事例が報告されており、10名の中毒患者・内2名の死亡者が出ている。
摂取後10分前後の短時間で症状が現れる。
初期には消化器系の症状が強く、腹痛・嘔吐・水様性下痢を呈する。
その後、めまい、手足のしびれ、呼吸困難、言語障害、白血球と血小板の減少および造血機能障害、
全身の皮膚のびらん、肝不全、腎不全、呼吸器不全といった多彩な症状が現れ、致死率も高い。
回復しても、小脳の萎縮、言語障害、運動障害、あるいは脱毛や皮膚の剥落などの後遺症が残ることがある。
106:
猛毒キノコ御三家
主に日本で記述される、悪名高い毒キノコの御三家。
キノコに詳しい今関六也博士の毒きのこ番付で、
ドクツルタケとシロタマゴテングタケが共に「横綱」とされたことから「横綱級の毒きのこ」と紹介されることもある。
日本における猛毒キノコ御三家は、
[1]ドクツルタケ
[2]タマゴテングタケ
[3]シロタマゴテングタケ
とされている。
107:
ドクツルタケ(毒鶴茸/Destroying Angel)
ハラタケ目テングタケ属のキノコ。
「シロコドク」「テッポウタケ」などの地方名がある。
英語では「死の天使」と呼ばれる。
本種は最も強い毒を持つキノコとして紹介される事が多い。
北半球一帯に分布しており、初夏?秋、里山や雑木林でも普通に見られる。
ハラタケ科などの白い食用キノコと間違える可能性があるので注意が必要。
毒成分は環状ペプチドで、「アマトキシン類」(α-アマニチンなど)、「ファロトキシン類」(ファロイジンなど)、
「ビロトキシン類」「ジヒドロキシグルタミン酸」等から成る。
毒性は、1本(約8g)で1人の人間の命を奪うほど強い。
摂食から6?24時間でコレラ様の症状(腹痛、嘔吐、下痢)が起こり、1日ほどで治まったかに見える(偽回復期)が、
その約1週間後には、肝臓や腎臓の機能障害の症状として黄疸、肝臓肥大や胃腸からの出血などが現れる。
早期に胃洗浄や血液透析などの適切な処置がされない場合、確実に死に至る。
108:
タマゴテングタケ(卵天狗茸/Death Cap)
ハラタケ目テングタケ属のキノコ。
夏?秋にかけて、ブナやミズナラなどの広葉樹林に生える。
日本では北海道で発見されるが、本州より南の地域で見つかることは稀。
傘はオリーブ色で、条線がない。
中毒症状はドクツルタケ同様、2段階に分けて起こる。
まず食後24時間程度でコレラの様な激しい嘔吐・下痢・腹痛が起こる。
その後、小康状態となり回復したかに見えるが、数日後、肝臓と腎臓等内臓の細胞が破壊され、死に至ることも少なくない。
毒素は8つのアミノ酸が環状になった環状ペプチドであり、主に「アマトキシン類」によると考えられている。
(LD50=半数致死量:0.3mg/kg)
成長すると傘が広がる
こちらは卵に似ているタマゴタケ
109:
シロタマゴテングダケ(白卵天狗茸/Death Cap)
ハラタケ目テングタケ属のキノコ。
「イチコロ」などの地方名がある。
夏?秋に、広葉樹林や針葉樹林の地上に発生する。世界に広く分布。
色が白い事以外はタマゴテングタケとほぼ同じ外見。
1本食べただけで死に至るほどの猛毒を持つ。
毒成分は「ファロトキシン類」「アマトキシン類」「溶血性タンパク」など。
下痢と痙攣が最初の症状で、やはり他の御三家と同じく一時的に症状が治まる偽回復期がある。
その後4?5日の間に肝臓と腎臓の細胞を毒素が徐々に破壊することで重篤な機能障害を引き起こす。
中毒者のうち約15%は腎不全、肝不全、昏睡、呼吸困難などが進行し、約10日で死亡する。
110:
タマシロオニタケ(球白鬼茸/Abrupt-bulbed Lepidella)
ハラタケ目テングタケ属のキノコ。
夏?秋にかけてブナ、アカマツ、カシなどの林内地上に発生する。
日本と北アメリカ東部のみに分布。
表面粘性は無く、全面に小さなイボが散在している。白色で無味無臭。
毒成分はアミノ酸の「2-アミノ-5-クロロ-6-ヒドロキシ-4-ヘキセン酸」
「2-アミノ-4,5-ヘキサジエン酸」「アリルグリシン」「プロパルギルグリシン」と考えられている。
アマトキシン類はないが(環状ペプチドについては未調査)、
激しい下痢などの典型的なコレラ様症状が発症し、アマトキシン類の中毒の症状と非常に類似する。
長野県でこのキノコによると思しき2名の死亡例が報告されている。
近似種のシロオニタケは下部にタマ(球体)の部分がない
111:
ハナホウキタケ(Beautiful clavaria/Yellow coral fungus)
ラッパタケ科ホウキタケ属のキノコ。
ヨーロッパや北アメリカに分布している。
匂いは不快で、味は苦いそうだ。
食べると消化器系に悪影響を及ぼし、吐き気、疝痛のような腹痛、下痢などの症状を起こすことになる。
原因の毒素については現在は知られていない。
刺激性の先端部を取り除けば食用になるという報告もある。
112:
シャグマアミガサタケ(赭熊網笠茸/False morel)
フクロシトネタケ科シャグマアミガサタケ属に属するキノコ。
主に春季、日本では北海道?本州に分布し、マツ、モミ、スギ、ヒノキなどの林内で見られる。
表面には著しい凹凸やしわを生じて脳のような外観を持つ。
一応食用になるが、そのままで喫食すると毒性は極めて強い。
毒成分の一部は煮沸すると気化し、調理中にこれらを吸い込むと中毒を起こす。
有毒成分はヒドラジン類の一種である「ギロミトリン」、およびその加水分解によって生成する「モノメチルヒドラジン」。
採取したものをそのまま食べれば、食後7?10時間を経て、吐き気、嘔吐、激しい下痢と腹痛、痙攣などを起こす。
重症の場合は肝障害とその結果としての黄疸、発熱、めまい、血圧降下などが現れるとともに、
脳浮腫とそれに伴う意識障害ないし昏睡、あるいは腸・腹膜・胸膜・腎臓・胃・十二指腸などの出血をきたし、
最悪の場合は2?4日で死に至る。
113:
ワライタケ(笑茸/Panaeolus)
ヒトヨタケ科ヒカゲタケ属のキノコ。
春季?秋季に、牧草地、芝生、牛馬の糞などに発生する。
しばしば亀甲状にひび割れる。
毒性分は「コリン」「アセチルコリン」「シロシビン」「5-ヒドロキシトリプタミン」など。
シロシビンを含有している一部のキノコは「マジックマッシュルーム」として知られているが、
ワライタケは一連のキノコよりは毒成分は少ないため重篤な状態に陥ることはない。
食してしまうと30分?1時間ほどで色彩豊かな強い幻覚症状が現れ、正常な思考が出来なくなり、
意味もなく大笑いをしたり、いきなり衣服を脱いで裸踊りをしたりと逸脱した行為をするようになってしまう。
治療方法は胃内洗浄など。
麻薬及び向精神薬取締法において麻薬原料植物として指定されている。
114:
オオワライタケ(大笑茸/Laughing gym)
ハラタケ目フウセンタケ科チャツムタケ属のキノコ。
似た名前のキノコに「ワライタケ」があるが、分類学的に近縁なわけではない。
全世界に広く自生する。8?11月、広葉樹、まれに針葉樹に発生。
肉は汗臭いような不快な臭気を持ち、味は強烈に苦い。
メタノール抽出成分から心筋の機能不全に関係する未知の物質が発見されている。
食べると幻覚作用があり、神経が異常に刺激され非常に苦しくなるが、致命的ではない。
食後5分?10分ほどでめまい、寒気、悪寒、ふるえなどの神経症状が出現し、
多量に摂取すると幻覚、幻聴、異常な興奮、狂騒などの症状が出る。
また顔面神経も刺激され、顔が引きつって笑っているように見えるという。
115:
クサウラベニタケ(臭裏紅茸/Entoloma rhodopolius)
ハラタケ目イッポンシメジ亜属のキノコ。
「アシボソシメジ」「ウススミ」「ニタリ」などの地方名を持つ。
夏?秋にかけて、アカマツや広葉樹林に単独?群生する。
最も中毒例の多い毒キノコの1つで、
食用のカクミノシメジやシメジモドキ、ホンシメジとよく似ており、誤食が多い。
毒成分は「溶血性タンパク」「コリン」「ムスカリン」「ムスカリジン」など。
摂食後10分?数時間で症状が現れ、神経系および消化器系の食中毒を起こす。
ムスカリンの特徴として、涙と唾液の分泌増加、発汗が見られる。
大量に服用した場合、腹痛、ひどい吐き気、下痢、縮瞳(瞳孔の縮小)、呼吸困難などが続くことがある。
2000年?2009年までの発生件数は80件、摂食者数342人、患者数298人(厚生労働省/死亡例あり)
こちらはハルシメジ(シメジモドキ)
116:
カキシメジ(柿占地/Burnt knight)
ハラタケ目キシメジ属のキノコ。
「オショウモタシ」「コノハシメジ」「マツシメジ」などの地方名を持つ。
秋に広葉樹林やマツなど、針葉樹林の地上に生える。
地味な外見のため誤食が多く、日本で最も中毒例の多いキノコの1つ。
シイタケやニセアブラシメジなどと間違われる場合がある。
毒成分は水溶性の「ウスタル酸」(ウスタリン酸)とされる。
ウスタル酸は2002年になって発見され成分で、微量だが青酸生産能もある。
喫食後30分?3時間後で頭痛、腹痛、嘔吐、下痢を引き起こす。
食量により変動するが、死亡例は報告されていない。
2000年?2009年までの発生件数は16件、摂食者数67人、患者数61人(厚生労働省)
118:
ツキヨタケ(月夜茸/Omphalotus japonicus)
ハラタケ目ホウライタケ科ツキヨタケ属に属するキノコ。
「カタハタケ」「ドクアカリ」「ブナカタハ」などの地方名を持つ。
晩夏?秋にかけて、主にブナの枯れ木に群生する。
シイタケやムキタケ、ヒラタケなどと間違って誤食されやすい。
地味な色調で、縦によく裂けること、不快なにおいや味がないことなどから、日本のキノコ中毒はツキヨタケによるものが最も多い。
主要な毒成分は、セスキテルペンに属する「イルジンS」およびその異性体である「イルジンM」など。
イルジンSは100℃・15分の加熱では15%程度しか分解されず、ある程度の水溶性・脂溶性を示すため、煮汁や一緒に調理した食材を口にするのも危険。
摂食後30分?3時間で発症し、下痢と嘔吐が中心となり、腹痛を併発する。
幻覚症状が起こる場合もあり、重篤な場合は、痙攣・脱水・アシドーシスショックなどをきたす。死亡例も報告されている。
2000年?2009年までの発生件数は185件、摂食者数869人以上、患者数792人(厚生労働省)
ヒダのみに発光性を有する
119:
ヒドネルム・ペッキー(Hydnellum peckii)※毒性があるかは諸説あり
イボタケ目マツバハリタケ科Hydnellum属のキノコ。
「パナップタケ」「出血キノコ」「悪魔の歯」等の呼び名がある。
主に北米、ヨーロッパなどに生息し、韓国でも発見されているが、日本では未確認。
最大の特徴は外観であり、若く湿ったものは赤い液滴を滲み出している。
この液滴は「アトロメンチン」という物質を含み、抗凝固薬、抗菌作用を持つ。
また、このキノコには重金属を吸収して蓄積する能力があり、調査では真菌の菌糸体でセシウムが発見された。
目立った毒を作る能力はないようで、香りはほのかに甘いそうだ。
味は恐ろしいほど苦く、食用には向かない。
サイトによっては有毒であるという記述もあるので、安易に手を出してはいけない。
成長するにつれ傘の色は茶色になり、成熟する頃には若い頃の特徴はなくなる
120:
ベニテングタケ(紅天狗茸/Fly Agaric)
ハラタケ目テングタケ属のキノコ。
アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどの各地で広く見られる。
ヨーロッパでは、毒キノコにもかかわらず幸福のシンボルとして親しまれている。
死亡例は極めて稀で、世界で2例ほど。
昭和期の古い資料では致死性の高いキノコと記述されている事もあるが、
あえて毒性を強く書くことにより事故を予防したものと見られる。
主な毒成分は「イボテン酸」「ムッシモール」、微量の「ムスカリン」など。
摂取すると30?90分程度で吐き気や眠気、発汗、視聴覚や気分の変化、多幸感、健忘といった症状があらわれる。
重い中毒では混乱、幻覚などのせん妄症状や昏睡が発症し、大抵は12?24時間でおさまる。
テングタケ(天狗茸)。ベニテングタケよりも強い毒をもつといわれる
121:
コレラタケ(虎列剌茸/Galerina fasciculata)
旧名:「ドクアジロガサ」(毒網代傘)。
感染症のコレラに似た症状を呈し、致命的な毒性を持つことから、注意を喚起するために改名された。
秋のやや遅くに、スギなどの朽木や古いおがくず、ゴミ捨て場に単生?群生する。
センボンイチメガサと良く似ており、他にもナメコ、クリタケ、ナラタケなどと間違えた誤食例がある。
中毒症状は、食後10時間(摂食量により6?24時間)後に、まずコレラの様な激しい下痢が起こり、1日ほどで一度回復する。
その後4?7日後に肝臓、腎臓などの臓器が破壊され、劇症肝炎や腎不全症状を呈し、最悪の場合死に至る。
症状はタマゴテングタケ、ドクツルタケなどの症状と同じであり、これらと同様「アマトキシン類」によって引き起こされる。
毒性分は加熱によっても失われない。
122:
ニガクリタケ(苦栗茸/Hypholoma fasciculare)
ハラタケ目モエギタケ亜科クリタケ属のキノコ。
「ニガコ」「スズメタケ」などの地方名を持つ。
針葉樹・広葉樹の木材や切り株などに発生する2?5cmの小さなキノコで、ほぼ一年中見ることが出来る。
加熱すると苦みは消えるが、毒性は消えない。
毒成分として「ファシキュロール」が分離されており、カルモジュリン阻害作用を持つ。
しかしそれだけでは多彩な中毒症状を説明できず、致死性の毒成分は現在のところ未解明。
食後3時間程度で症状が現れる。
消化器系の症状が中心で強い腹痛、激しい嘔吐、下痢、悪寒などが発症し、
重症の場合は脱水症状、アシドーシス、痙攣、ショック、手足の麻痺などを経て神経麻痺、肝障害などを引き起こす。
最悪の場合死に至る。
こちらはクリタケ
124:
ドクササコ(毒笹子/Paralepistopsis acromelalga)
ハラタケ目キシメジ科に属するキノコ。
東北地方および北陸・近畿・山陰地方の日本海側を中心に分布する。秋季に発生。
色調や形態に毒々しさがなく、味も温和で容易に縦に裂けるなど、誤食される危険性が高い。
他の多くの毒キノコと異なり、薬理学的にも特異な中毒を起こす。
主な症状として、目の異物感や軽い吐き気、皮膚の知覚亢進などを経て、
四肢の末端・鼻端・陰茎など、身体の末梢部分が発赤するとともに火傷を起こしたように腫れ上がり、
その部分に赤焼した鉄片を押し当てられるような激痛が生じる。重症の場合、末梢部が壊死・脱落する。
ドクササコ中毒患者の身体末梢部の熱感・激しい疼痛に対しては、鎮痛剤の投与はほぼ無効とされる。
消化器系の症状は全く無く、体温・脈拍などの変化もほとんど起こらない。
長期に渡る症状がもたらす精神的苦痛も軽視できず、激痛から逃れるために自殺したり、
睡眠障害に起因する体力消耗の結果としての衰弱死したと見られる例も存在する。
125:
ニセクロハツ(偽黒初/Russula subnigricans Hongo)
ベニタケ目ベニタケ属クロハツ節のキノコ。
富山県?愛知県より西の、シイ林などの地上に発生する。
猛毒であり、「クロハツ」と間違えて誤食し、死亡した例もある。
2008年にシクロプロペン誘導体の「2-シクロプロペンカルボン酸」(C4H4O2)が骨格筋の組織を溶解し、
その溶解物が臓器に障害を与えることが判明した。
この物質は、有機性の生物毒の中では分子構造が最小の物質とされる。
致死量は2?3本と言われる。潜伏期は数分?24時間。
嘔吐、下痢などの消化器系症状の後、縮瞳、呼吸困難、言語障害、筋肉の痛み、多臓器不全、血尿を呈し、重篤な場合は心停止する。
1994年?2012年までに発生したキノコ中毒患者852人のうち4分の1を占め、死亡率は20%以上(一部の事故で50%)。
見分け方として、傷つければ赤く変色する
126:
アルカロイド(Alkaloid)
窒素原子を含む(ほぼ)塩基性の有機化合物の総称。
微生物、真菌、植物、動物を含む様々な生物によって生産される。
多くのアルカロイドは他の生物に対して有毒で、苦味を呈する。
しばしば薬理作用を示し、医薬や娯楽のための麻薬や幻覚儀式に使用される。
特に高等植物は約10%?25%の種がアルカロイドを含んでいる。
例えばケシの実から作られるアヘンには「モルヒネ」「コデイン」など約20種が含まれる。
医学分野の代表的なアルカロイドは、「コルヒチン」(痛風治療)「モルヒネ」(鎮痛)「レセルピン」(高血圧治療)
「スコポラミン」(酔い止め)「キニーネ」(解熱/抗マラリア)など。
その他、
「コカイン」(中枢神経興奮作用)「エフェドリン」(鎮咳)「カフェイン」(中枢神経興奮作用)
「シロシビン」(毒キノコ)「ソラニン」(じゃがいも)「テトロドトキシン」(フグ毒など)
「ドーパミン」(覚醒アミン)「ニコチン」(タバコ草)「サマンダリン」(毒トカゲ)などが挙げられる。
1804年、ケシからモルヒネが初めて単離された
127:
日本三大有毒植物
植物の中には、薬理作用の強いものや、使い方によっては有毒になるものがあり、
「薬と毒は紙一重」とも言われる。
採取した山菜や薬草を間違って使用・摂取すると、大きな中毒事故につながることもある。
日本における三大有毒植物は、
[1]トリカブト
[2]ドグゼリ
[3]ドクウツギ
とされている。
128:
トリカブト(鳥兜or鳥頭/Monkshood)
キンポウゲ科トリカブト属の総称。
日本には約30種が自生している。花の色は紫色の他、白色、黄色、ピンク色など。
多くは多年草で、比較的湿気の多い場所を好む。
塊根を乾燥させたものは漢方薬や毒として用いられた。
主な毒成分はジテルペン系アルカロイドの「アコニチン」で、
他に「メサコニチン」「アコニン」「ヒバコニチン」などを全草(特に根)に含む。
食べると嘔吐・呼吸困難、臓器不全などから死に至ることもある。
また、経皮吸収・経粘膜吸収され、経口から摂取後、数十秒で死亡する即効性がある。
(LD50=半数致死量:0.2?1g)
トリカブトによる死因は心室細動ないし心停止である。下痢は普通見られない。現在、特異的療法も解毒剤もない。
129:
ドクゼリ(毒芹/Mackenzie's Water Hemlock)
セリ科ドクゼリ属の植物。
「オオゼリ」(大芹)とも呼ばれる。
多年草。セリにやや似ているが大型で、地下茎は太い節がある。花期は6?7月。
セリとよく似ている上、環境も共通しているため、若葉をセリと間違って摘み、中毒する者が後を絶たない。
葉や茎にセリ特有の香気がない点、セリと違って地下茎が存在する点に注意すれば区別は可能。
毒成分は「シクトキシン」「シクチン」で、全草に含まれる。
皮膚からも吸収され易い性質を持ち、中毒症状は痙攣、呼吸困難、嘔吐、下痢、腹痛、眩暈、意識障害など。
5g以上の摂取で致死的中毒の可能性がある。
130:
ドクウツギ(毒空木/Coriaria japonica)
ドクウツギ科ドクウツギ属の植物。
北海道・本州(近畿より北)の山地、河川敷、海岸の荒地などに自生する。
高さは1m?2m程度で、花期は4?5月。初めは赤く、熟すと黒紫色になる。
昔は農村で子供が食べて死亡する事故が多かったため、「イチロベゴロシ」などの地方名もある。
毒成分は「コリアミルチン」「ツチン」など、効性の猛毒。
人が食べると呼吸困難に陥り、シナプス前抑制が遮断されることで中枢神経への興奮作用が発現、けいれんを起こし死に至る。
茎や葉も有毒。
131:
ドクニンジン(毒人参/Poison hemlock)
セリ科の植物。葉の見た目から「毒パセリ」とも呼ばれる。
春季に目立つ二年草で、若葉はパセリなどと見間違えやすい。
ドクニンジンはソクラテスの処刑に毒薬として用いられたことが知られている。
区別するには臭みが1つの手がかりとなり、潰すと葉と根から腐ったような不快な臭いがする。
各種の毒性アルカロイド、「コニイン」「N-メチルコニイン」「コンヒドリン」などを含む。
最も重大なのがコニインであり、神経毒性の成分で、中枢神経の働きをおかし、呼吸筋を麻痺させる。
鎮静剤や痙攣止めといった医薬成分としても使われていたが、大量の服用は危険が高く、
呼吸困難に続いて麻痺や言語障害を引き起こし、死に至るケースもある。
132:
勉強になるスレやなぁ
133:
アザレア(Azalea)
ツツジ科ツツジ属に分類される植物。
「西洋ツツジ」「オランダツツジ」とも呼ばれる。
開花は4?5月頃。11月頃?2月頃の冬に咲くこともある。
日本の主な生産地は新潟県などで品種改良も盛ん。鉢植えとして冬頃に出回る。
蜜を含む植物体全体に他のツツジ科と同様、
毒成分の「グラヤノトキシン」(旧名:アセボトキシン)と「ロードヤポニン」を含む。
症状は血圧低下、腹痛、下痢、嘔吐、痙攣、呼吸麻痺、神経麻痺などで、重症の場合は昏睡に至る事もある。
同じツツジ科のアセビ(馬酔木) なども毒を持つ
134:
アネモネ(Anemone)
キンポウゲ科イチリンソウ属の植物。
和名では「ボタンイチゲ」(牡丹一華)「ベニバナオキナグサ」(紅花翁草)とも。
語源はギリシア語で風を意味するanemosだが、美少年アドニスが流した血から産まれたという伝説がある。
一般に春先に花を開く。品種改良が進み、花の形態などは様々。種は長い毛持ち、風によって運ばれる。
「はかない恋」「薄れゆく希望」など、少し辛辣な花言葉が並ぶ。
アネモネは、全草に「プロトアネモニン」という刺激性精油成分を含む。
茎を折ったときに出る汁に触れると、
皮膚炎、水泡、化膿、口腔の腫脹、胃腸炎、疝痛、下痢、血便などを引き起こすことがあるので園芸時には注意が必要。
136:
ジギタリス(Digitalis/Fox glove)
オオバコ科またはゴマノハグサ科の属の一つ。
「キツネノテブクロ」(狐ノ手袋/Fox glove)とも呼ばれる。
20種あまりが分布し、観賞用あるいは薬用に世界中で広く栽培されている。
5月から6月に播(ま)くと、ほぼ一年後に開花する。
ジギタリスには全草に猛毒があり、栽培する際には取り扱いに注意が必要。
葉を温風乾燥したものを原料として強心配糖体を抽出していたが、今日では化学的に合成される。
以前は日本薬局方に「ジギタリス末」という生薬として収載されていたが、2005年に削除された。
137:
キョウチクトウ(夾竹桃/Oleander)
キョウチクトウ科キョウチクトウ属の植物。※読み:きょうちくとう
葉がタケに似ていること、花がモモに似ていることから夾竹桃の名が付いた。
花は6?9月頃まで開花する。乾燥や大気汚染に強いため、街路樹などに利用されている。
キョウチクトウは優れた園芸植物だが、強い経口毒性があり、注意が必要。
花、葉、枝、根、果実すべての部分と、周辺の土壌にも毒性がある。
燃やした煙も毒になり、腐葉土にしても1年間は毒性が残る。
中毒症状は、嘔気・嘔吐、四肢脱力、倦怠感、下痢、非回転性めまい、腹痛など。
箸代わりや串焼きの串に使用して死亡者が出た例もある。
138:
アキー(Ackee/Akee)
ムクロジ科アキー属の樹木・果実。
原産地の西アフリカではほとんど食用にされず、移植されたジャマイカでのみ食べられる。
果実は赤く、黒く丸い種子と黄色の果肉が入っている。
クルミのように脂肪分のコクがあり、ジャマイカでは国民食にも使われる。
未熟のアキーには高濃度の「ヒポグリシン」というシクロプロパンを含むアミノ酸系の毒物が含まれている。
原産地の西アフリカではアキーを漁の魚毒として利用しているが、
人間がヒポグリシンを摂取すると痙攣、昏睡、致死性の脳症などを誘発し、最悪の場合は数時間で死亡する。
ジャマイカや西アフリカではアキーの摂取が原因の死亡事故が報告されており、「ジャマイカ嘔吐病」と呼ばれている。
139:
イヌサフラン(Colchicum autumnale)
イヌサフラン科の植物。昔はユリ科に分類されていた。
名前にサフランと付き見た目も似ているが、アヤメ科のサフランとは全く別の植物。秋に花が咲く。
イヌサフランの球根や種子などは、アルカロイドの「コルヒチン」を含む。
誤食の例として、食用の山菜であるギョウジャニンニクや、ジャガイモ、タマネギなどと間違えられることがある。
誤食すると皮膚の知覚が麻痺したり、重症になると呼吸困難で死亡する。
サフランと似ているため、スパイスや薬として使用できると誤認しての中毒例もある。
140:
クサノオウ(Greater celandine)
ケシ科クサノオウ属に属する植物。
和名の由来は諸説あり、「草の王」「草の黄」「瘡(くさ)の王」の3つがある。
ユーラシア大陸一帯とその周辺に広く分布する一年生植物。
(一年生=種子から発芽して一年以内に生長・開花・結実、種子を残して枯死するもの)
春になると中空の茎を直立させ、5月?7月頃まで咲く。
全草に約21種のアルカロイドを含み、その多くが人間にとって有毒。
特徴として、植物体を傷つけると有毒の黄色い乳液を流す。
触れると皮膚がただれるが、誤食すると最悪で、消化器内の粘膜がただれ、時には死に至る。
141:
シキミ(樒or櫁/Japanese star anise)※きへん+佛とも書く
シキミ属の植物。
葉は枝の先端に集まってつき、やや厚い。花は春に咲く。
シキミは「仏前草」ともいわれ、弘法大師が青蓮華の代用として使った事で、仏前の供養用などに使われる。
花や葉、実、さらに根から茎にいたる全てが毒性を持つ。
種子に「アニサチン」などの有毒物質を含み、特に果実に多く、食べれば死亡する可能性がある。
事故が多いため、シキミの実は植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。
種子はシイの実やスパイスの一種「八角」にやや似ているため、誤食して死亡した例がある。
中毒症状は嘔吐、腹痛、下痢、痙攣、意識障害等で、最悪死亡する。
「日本産スターアニス」として出荷し、海外で死亡事故も発生している。
142:
ヒガンバナ(彼岸花/Red spider lily)
ヒガンバナ科またはユリ科、ヒガンバナ属の植物。
「リコリス」「マンジュシャカ(曼珠沙華)とも呼ばれる。
他にも異名が多く、「死人花」「地獄花」「幽霊花」「狐花」などと称される。
多年草で道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつける。稀に白もある。
ヒガンバナは全草が有毒で、特に鱗茎にアルカロイドの「リコリン」「ガランタミン」
「セキサニン」「ホモリコリン」等を多く含む。
経口摂取すると吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死に至る。
鱗茎は石蒜(せきさん)という名の生薬で、利尿・去痰作用がある。
143:
ホオズキ(鬼灯/Chinese lantern plant)
ナス科ホオズキ属の植物。
実の赤くふっくらした様子から頬を連想し、「頬(ほほ)つき」が名の由来とされる。
多年草で、淡い黄色の花を6月から7月ころ咲かせる。
日本の仏教習俗「お盆」では、ガクに包まれたホオズキの果実を枝付きで精霊棚(盆棚)に飾る。
ナス科植物の例に漏れず、全草に微量のアルカロイドが含まれている。
特に根の部分には子宮の緊縮作用がある「ヒストニン」が含まれており、妊娠中の女性が服用した場合、流産の恐れがある。
地下茎および根は酸漿根(さんしょうこん)という生薬として薬用されている。
144:
フクジュソウ(福寿草/Far East Amur adonis)
キンポウゲ科の植物。
「ガンジツソウ」(元日草)とも呼ばれる。1月1日の誕生花。
北海道?九州にかけて分布。花期は初春で、黄色い花を咲かせる。
フクジュソウは強い毒を持つ植物としても知られ、「アドニン」という成分を含む。
摂取すると、数時間以内に激しい腹痛を伴う嘔吐、錯乱性の迷妄・幻覚、発作、頭痛や筋肉痛、脱力感などの症状が出る。
致死量は0.7mg/kg。重篤な場合、放っておくと心筋に異常が生じて死に至る。
根には強心作用、利尿作用をもつ成分が含まれ、ジギタリス等の代わりの薬用としても使われる。
145:
自然界毒物多すぎやろ
引きこもって野球観戦安定や
146:
カロライナジャスミン(Carolina jessamine/Evening trumpetflower)
マチン科ゲルセミウム属の植物。
「ゲルセミウム」「イエロージャスミン」「トランペットフラワー」「ニセジャスミン」等とも呼ばれる。
ジャスミンという名前がついているが、一般のジャスミンとは全く違う種。
花期は春で、小型でラッパ状の黄色い花を多数咲かせる。
全草に「ゲルセミシン」「ゲルセミン」「センペルビリン」などの有毒成分を含み、特に根茎に「シクトキシン」を含む。
症状として脈拍増加、呼吸麻痺、中枢神経刺激作用、血圧降下、痙攣、心機能障害などがあり、最悪の場合死に至る。
同じゲルセミウム属で、矢毒にも用いられた「ゲルセミウム・エレガンス」と間違われやすいが、そこまで強い毒性はない。
147:
ゲルセミウム・エレガンス(Chinese Gelsemium)
マチン科またはゲルセミウム科の植物。和名では「冶葛」(ヤカツ)と呼ばれる。
花期は秋?冬、花弁は黄色で、 葉は革質で光沢を持ち厚みがある。
原産は東南アジア?中国南部で、この付近に自生する。
全草に毒性があり、世界で最も強い植物毒を持つと言われる。
有毒成分は「ゲルセミン」「コウミン」「ゲルセミシン」「ゲルセヴェリン」
「ゲルセジン」「フマンテニリン」などの毒性アルカロイドで、最も毒の強い部位は若芽とされる。
部分によって中毒症状の出る時間は異なるが、平均で1時間前後。
最もポピュラーな中毒症状は呼吸麻痺で、これは毒が延髄の呼吸中枢を麻痺させることに起因する。
ほかの症状として、脈拍増加、口腔・咽頭の灼熱感、流涎、嘔吐、腹痛、下痢、筋弛緩、
呼吸筋周囲の神経麻痺、視力減退、瞳孔散大、嗜睡、全身痙攣、後弓反張、運動失調、昏迷などがある。
148:
クララ(眩草or苦参/Shrubby sophora)
マメ亜科の植物。
根を噛むとクラクラするほど"苦い"ことから、「眩草」(くららぐさ)と呼ばれたという。
本州、四国、九州、中国大陸に分布する多年草で、日当たりの良い草原などに自生する。花期は6?7月。
全草が有毒であり、根の部分が特に毒性が強い。
ルピナンアルカロイドの「マトリン」などを持つが、薬理作用が激しく、
量を間違えると大脳の麻痺を引き起こし、場合によっては呼吸困難で死に至る。素人が安易に手を出すのは非常に危険。
根は、「苦参」(くじん)という生薬(しょうやく)で、日本薬局方に収録されている。
149:
ケシ(芥子/Opium poppy)
ケシ科ケシ属に属する植物。英名のOpiumは「アヘン」を意味する。
日本では園芸用と区別するため、本種を「阿片ケシ」と呼ぶことがある。
Opium産生植物はあへん法で栽培が原則禁止されており、厚生労働大臣の許可を得ずして栽培してはならない。
一年草で、開花期は4?6月ごろ。
どの品種も未熟果の表面に浅い傷をつけると白色?淡紅色の乳液が出てくる。
これをヘラ等でかき集め、乾燥させたものが生アヘンと呼ばれる。
アヘンを精製した「モルヒネ」や、モルヒネを化学的に変化させた「ヘロイン」は麻薬に指定されている。
ケシの実から採取されるアルカロイドは「オピエート」と呼ばれ、そこから「オピオイド」が合成される。
麻薬(narcotic)とは、本来このようなオピエートやオピオイドを指す。
ケシから採取されたアルカロイドやそこから合成される化合物は鎮痛、陶酔といった作用があり、
また高用量の摂取では昏睡や呼吸抑制を引き起こす。
150:
チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔/Angel's trumpet or Devil's trumpet)
ナス科の植物。アサガオという名だが、外見が似ているだけで直接の関係はない。
園芸用には「ダチュラ」「エンジェルトランペット」の名前で広く流通しているほか、
「マンダラゲ」(曼陀羅華)、「キ○ガイナスビ」といった呼び名もある。
薬用植物としても知られるが毒性も著しく強く、幻覚作用などがある。
近年ではオウム真理教が「ダツラの技法」と称して信者を洗脳・自白させるための薬物原料に用いた。
成分は「ヒオスチアミン」「スコポラミン」などのトロパンアルカロイド。
摂取すると沈鬱状態となり、瞳孔拡大、頻脈、幻視・幻覚、意識障害・意識混濁などの中毒を発症する。
海外の番組では、犯罪組織のメンバーがこの植物からスコポラミンを精製し、
「被害者を意識はあるが、自分の行動に対する自覚が無い状態にさせる」といった話が紹介されているそうだ。
151:
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡/Pokeweed)
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の植物。
アメリカ原産。日本では明治初期以降、各地で雑草化している。
夏の時期に扁平な果実をつけ、秋の初旬に黒く熟す。
熟した果実は潰すと赤紫色の果汁が出る。この果汁は強い染料で、服や人体に付くとなかなか落ちない。
ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたって毒があり、果実も有毒。果実にある種子は特に毒性が高い。
ブルーベリーと間違って誤食する事故もあり、注意が必要。
毒成分は、アルカロイドの「フィトラッカトキシン」、サポニンの「フィトラッカサポニン」などが含まれる。
摂取量が多い場合はさらに中枢神経麻痺から痙攣、意識障害が生じ、最悪の場合呼吸障害や心臓麻痺により死に至る。
152:
ワラビ(蕨/Western bracken fern)
コバノイシカグマ科のシダ植物の一種。
森林内に出ることは少なく、草原、谷地、原野などの日当たりのよいところに群生している。
酸性土壌を好み、山菜のひとつに数えられている。美味しい。
調理方法として、熱湯(特に木灰or重曹を含む熱湯)を使ったアク抜きや、塩漬けによる無毒化が行われる。
牛や馬などの家畜はワラビを摂取すると中毒症状を示し、人間でもアク抜きをせずに食べると「ワラビ中毒」を起こす。
また、ワラビには発癌性のある「プタキロサイド」が約0.05?0.06%含まれている。
調理したものでも大量に食べると全身が大量出血症状になるという。
しかしキノコ中毒のような問題にならないことから判るように、副食として食べる程度なら害はない。
アク抜き処理をすればプタキロサイドはほとんど分解される。
153:
ジャガイモ(馬鈴薯/Potato)
ナス科ナス属の植物。主に、地下の茎の部分(塊茎)を食用にする。
原産は南米・アンデス山脈の高地といわれ、16世紀にスペイン人によりヨーロッパにもたらされた。
日本にはジャワ島の「ジャガトラ」(ジャカルタ)より運ばれ、それが名前の由来という説が一般的。
馬鈴薯(ばれいしょ)という名は、中国での呼び名の1つ。
ジャガイモは「ポテトグリコアルカロイド」(PGA)と総称される「ソラニン」や「チャコニン」
「ソラマリン」「コマソニン」「デミツシン」などの有毒なアルカロイドを含む。
そのため、食べる際には「芽や緑色を帯びた皮」は取り除かなければならない。
また、PGAは加熱によって分解されにくい。
中毒症状は頭痛・嘔吐・腹痛・疲労感など。毒性はそれほど強くないが、小児は発症量が成人の10分の1程度で、
保育園・小学校などの自家栽培による発育不良のものは特にPGAの量が多く、そのため中毒例も多い。
154:
セイヨウオニシバリ(西洋鬼縛リ/Mezereon or Paradise plant)
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の植物。
「ヨウシュジンチョウゲ」(洋種沈丁花)とも呼ばれる。
種小名のmezereumは「殺す」という言葉に由来する。早春に花が咲き、良い香りがする。
魅力的な花を付けるため、観賞植物として一般的に栽培されている。
セイヨウオニシバリには、ローレルジンチョウゲ(後述)と同じく猛毒の「ダフネトキシン」が含まれる。
特に果実および小枝に多く含まれているため注意が必要。
中毒になると窒息感を経験する。内服すると中枢神経系などに重度の損傷を与える。
また、新鮮な小枝を手で扱うと、感受性の高い人は湿疹を引き起こす。
155:
ローレルジンチョウゲ(Daphne laureola/Spurge laurel)
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の植物。
ジンチョウゲ(沈丁花)は瑞香や輪丁花ともいい、日本でも古くから栽培されている。
本種は、月桂樹(ローレル/ローリエ)に近い種である。
世界で最も毒が強い猛毒植物の1つと言われる。
毒成分「ダフネトキシン」「メゼレイン」を含有し、触れるだけでも非常に危険。
内服してしまうと内臓や循環器系、中枢神経系に致命的な損傷を与える。
これらは種子、皮或いはその他の部位に存在し、毒素はヒトの皮膚から吸収される可能性がある。
いくつかの部族は、重篤な患者への最後の手段としてローレルジンチョウゲを処方していたという記述がある。
156:
ソテツ(蘇鉄/Fern Palm or Sago Palm)
ソテツ科の植物で、ソテツ類の中で日本に自生がある唯一の種。
九州南部および南西諸島に分布し、主に海岸近くの岩場に生息する。
生育は遅いが成長すれば樹高は8m以上にもなり、幹は取引される。
種子にはアゾキシメタンを含む配糖体の「サイカシン」を含み、有毒。
しかし澱粉分も多いので、処理をして食用にもされる。
グアム島など、ソテツ澱粉を常食している住民がいる地域では、
「ALS/PDC」(筋萎縮性側索硬化症/パーキンソン認知症複合、いわゆる「牟婁病」)と呼ばれる神経難病が見られる。
157:
トウゴマ(唐胡麻/Castor bean)
トウダイグサ科トウゴマ属の植物。「ヒマ」(蓖麻)とも呼ばれる。
種子から得られる油は「ひまし油」(蓖麻子油)として広く使われている。
多年草で、公園などの観葉植物として利用されることも多い。
トウゴマの種子には「リシン」(ricin)という毒タンパク質がある。
リシンの人における致死量は約30μg/Kg以下と、非常に毒性が強い。
ひまし油は身体に塗る油や下剤などとしても使われるが、妊娠中や生理中の女性は使用してはならない。
また、種子そのものを口にする行為はさらに危険であり、子供が誤食して重大な事故が発生した例もある。
158:
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸/Solanum lyratum)
ナス科ナス属の植物。
ヒヨドリが実を好んで食べることが由来とされるが、特に好んでは食べないそうだ。
多年草で、秋に鮮やかな赤色の実をつける。黄色になるものもある。
ヒヨドリジョウゴは全草にアルカロイドの「ソラニン」を含むため、食べられない。
ソラニンは神経に作用する毒性を持ち、中毒すると溶血作用を示し、頻脈、頭痛、嘔吐、胃炎、下痢、食欲減退などを起こす。
大量に摂取した場合は、昏睡状態に陥る、または死亡する場合もある
漢方では「白毛藤」という生薬として、解熱、解毒、利尿に用いられている。
159:
ワルナスビ(悪茄子/Carolina horsenettle)
ナス科の植物。アメリカ南東部原産だが、日本も含め世界的に帰化している外来種。
茎や葉に鋭いトゲが多く、タテヨコに広がる地下茎を張ってあっという間に繁茂する。
耕耘機などで鋤きこむと、切れた地下茎の1つ1つから芽が出てかえって増殖してしまい、
また除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。
果実は球形で黄色く熟し(プチ?)トマトに似ているが、全草が「ソラニン」を含み有毒。
また、家畜が食べると場合によっては中毒死することがある。
ワルナスビという和名は、これらのタチの悪い生態により名付けられた。
英語でも「Apple of Sodom」(ソドムのリンゴ)、「Devil's tomato」(悪魔のトマト)などの異名で呼ばれている。
160:
スズラン(鈴蘭/Lily of the valley)
スズラン亜科スズラン属に属する植物。
「キミカゲソウ」(君影草)「タニマノヒメユリ」(谷間ノ姫百合)等の別名もある。
多年草で強い香りがある。本州中部より北、東北、北海道の高地に多く自生する。
フランスでは、花嫁にスズランを贈る風習がある。
スズランは、強心配糖体の「コンバラトキシン」「コンバラマリン」「コンバロシド」などを含む。
有毒物質は全草に持つが、特に花や根に多く含まれる。
摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る。
山菜として珍重されるギョウジャニンニクと外見が似ていることもあり、誤って摂取し中毒症状を起こす例が見られる。
また、スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、これらを誤飲して死亡した例もある。
161:
ベラドンナ(Deadly nightshade)
ナス科オオカミナスビ属の植物。
bella donnaはイタリア語で「美しい女性」を意味し、
古くは女性が瞳孔を散瞳(瞳孔を異常に大きく)させるための点眼薬として使用したことに由来する。
多年草で、湿気が多く石灰質の肥えた土壌の場所で群生する。花期は夏ぐらいまで。
ベラドンナは全草に毒を含むが、根茎と根が特に毒性が強い。
葉の表面にも油が浮いており、これに触れるとかぶれたり潰瘍になる。
主な毒の成分として、トロパンアルカロイドの「ヒヨスチアミン」や「アトロピン」「スコポラミン」等が含まれる。
摂取し中毒を起こすと副交感神経が麻痺し、嘔吐や散瞳、異常興奮を起こし、最悪の場合には死に至る。
用法・用量を守って使用すれば有用であり、薬として日本薬局方にも収載されている。
162:
マンドレイク(European Mandrake)
ナス科マンドラゴラ属の植物。「マンドラゴラ」(Mandragora)とも呼ばれる。
主に、地中海地域?中国西部にかけて自生する。
古くから薬草として用いられたが、魔術や錬金術の原料としても登場する。
マンドレイクは根に数種のアルカロイドを含む。
これらは麻薬効果を持ち、古くは鎮痛薬、鎮静剤、瀉下薬(下剤・便秘薬)として使用されたが、
毒性が強く、幻覚、幻聴、嘔吐、瞳孔拡大を伴い、場合によっては死に至るため現在薬用にされることはほとんどない。
複雑な根は人型のようになるのもあり、非常に多く細かい根を張る事から、
強引に抜く際はとても力が必要で、根をちぎりながら抜くとかなりの音がする。
この音が伝説のマンドラゴラの叫びの部分を、その毒性が叫びを聞いた者は死ぬといった逸話の由来と考えられている。
アメリカンマンドレイク
164:
ジャイアント・ホグウィード(Giant Hogweed/Cartwheel-flower)
セリ科ハナウド属の植物。
コーカサス、中央アジアが原産で、アメリカやヨーロッパなどに広く分布している。
根も茎も太く、茎は中空で、「巨大なパセリ」と呼ばれることもある。
特に本種はその大きさが特徴で、茎は2?3m以上まで成長する。多年草で、花弁は白色。
ジャイアント・ホグウィードの粘液は「光線過敏」を引き起こす事で知られる。
この植物は感光性で、触れるとドロドロとした液体が触れた皮膚などの部分を覆う。
その部分は日光の照射によって丘疹、紅斑、水疱、膨疹、炎症などの皮膚症状を呈したり、関節炎、気管支炎の原因となる。
また、この液体が目に触れると、わずかな量でも失明をもたらす。
165:
ギンピ-ギンピ(Gympie-Gympie/Gympie stinger)
イラクサ科Dendrocnide属に属する植物。
「ギンピ・スティンガー」「スーサイド・プラント」(自殺植物)などとも呼ばれる。
オーストラリアやインドネシアに分布し、主に熱帯雨林に生息する。
きわめて細かいトゲを持ち、刺されると「酸を注がれたような」痛みを覚えることから、
世界で最も苦痛を与える植物の1つとして知られている。
・(刺された感想)「他のどんな痛みより10倍痛い」
・顔と胴体を刺された人物は2年間激痛が残った。一部の研究では数十年残る結果も。
・酸を含むただのイラクサとは比べものにならず、多くの馬が刺されてショック死した
・誤ってトイレットペーパー代わりに使ったofficerが、その後痛みに耐え切れず自殺した
・採集されて200年以上が経過した干からびたものでも十分な威力を発揮する
などの恐ろしい話が語られている。
ギンピ-ギンピは、数ある植物の中で最も持続性のある毒を持つ種の1つとされるが、
これは接触した部分に送り込まれた毒針に毒が残るためだといわれている。
また、やわらかい薄緑色をしていて、トゲが非常に細かいので気付かずに触れてしまう可能性もある。
166:
かび性自然毒(Mycotoxin)
「マイコトキシン」(かび性自然毒)は、カビの二次代謝産物として産生される毒の総称。
ヒトや家畜などに対して 急性もしくは慢性の生理的あるいは病理的障害を与える。
現在300種類以上が報告されており、「アスペルギルス属」「ペニシリウム属」
「フザリウム」属の3属によって生産されるものがほとんどを占める。
穀類やナッツ類に発生する一部のアスペルギルス属による「アフラトキシン」、
腐った果実に発生するペニシリウム属などによる「パツリン」には発ガン性が、
他の菌の生産物には痙攣や内分泌撹乱作用を持つものなどが知られている。
一般に熱に対して安定とされており、家庭で調理する程度の加熱では毒性は失われないので注意。
167:
麦角菌(Claviceps)
バッカクキン科バッカクキン属に属する子嚢菌の総称。
小麦や大麦などの重要な穀物、牧草を含むイネ科植物などの穂に寄生する。
本種が作る菌核は黒い角のよう(あるいは「悪魔の爪」とも形容される)なので麦角(ばっかく)と呼ばれる。
約50種が知られ、世界的に分布するが特に熱帯・亜熱帯に種類が多い。
麦角は「麦角アルカロイド」を含み、これらは循環器系や神経系に対して様々な毒性を示す。
神経系に対しては、手足が燃えるような感覚を与える。
循環器系に対しては、血管収縮を引き起こし、手足の壊死に至ることもある。
脳の血流が不足して精神異常、けいれん、意識不明、さらに死に至ることもある。子宮収縮による流産なども起こる。
ヨーロッパでは麦角菌汚染されたライ麦パンによって「麦角中毒」がしばしば起きた。
169:
フィエステリア(Pfiesteria)
有毒の渦鞭毛藻で、葉緑体を持たない単細胞生物。
藻類としてバイオハザードの「レベル3」に指定されている数少ない生物。
フィエステリアが毒素を産生すると、水中に拡散すると共にエアロゾル(空気中に粒子が拡散)として放出される。
ヒトに対する害は主にエアロゾルによるが、生息する水に直接触れた場合や被害を受けた魚を経由して病害を被る場合もある。
毒素は腸の不調、皮膚や目の痛みや化膿性炎症を引き起こし、時に頭痛や吐き気、短期の記憶障害までも伴う。
これらの病状は回復までに長期を要し、完全に病状が治まるまでには最低でも6ヶ月かかるとされる。治療法はまだない。
また、フィエステリアを研究していた研究者達の間でも、
目の赤化・視界の不鮮明化、ひどい頭痛、喘息に似た呼吸困難、腎臓や肝臓の機能不全、
重大な記憶障害及び認知障害、眠気、倦怠感、水に触れた部分の外傷などが起こっている。
最終的には文字の読解不能や、人名・電話番号の喪失などに陥り、簡単な作業も困難になってしまった事が報告されている。
170:
いいですねぇ!
出来れば獰猛かつ最強のパワー系キチガイもほしいで!
173:
>>170
せやね パワー系の危険な動物も考えとく
172:
ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)
クロストリジウム属の細菌。
土の中に芽胞の形で広く存在する。E型は海底や湖沼に分布する。
ヒトに対する中毒は、「A」「B」「E」「F」型で起こる。
この菌は酸素が苦手で、酸素が少ない状態だと増殖して毒を出す。
ボツリヌス菌が作り出す「ボツリヌストキシン」(ボツリヌス毒素)は、
自然界に存在する毒素としては最も強力であり、約0.5kgで世界の人口分の致死量に相当する。
そのため、過去には生物兵器として研究開発が行わており、現在でもテロなどへの使用が懸念されている。
一般には主に肉類の缶詰やソーセージ、魚の発酵食品などが汚染される。
体重70kgのヒトに対しA型毒素を吸入させた場合、致死量は0.7?0.9μg程度で、1gでは約100万人分の致死量に相当する。
本種による病の「ボツリヌス症」は、多くはボツリヌス毒素を含んだ食物を食べることで起こる。
傷口にボツリヌス菌が感染して起こることもあるが、それほど多くはない。
174:
ボツリヌス菌 その2
ボツリヌス毒素は主に四肢の麻痺を引き起こす。致死率は高い。
12?20時間の潜伏の後、吐き気や嘔吐が始まり、次いでめまい、頭痛、その後、特有の麻痺症状(四肢の麻痺など)が現れる。
眼の症状に特徴があり、二重に見えたり、視力の低下などの症状が出る。
その他、発語障害、嚥下(えんげ)障害、排尿障害、発汗障害、喉の渇き、腹部のはった感じ、便秘などの症状も起きる。
さらに強い脱力感、手足や呼吸器の麻痺で死亡する。
意識が最後まで鮮明なのも特徴。
家族全員が同じ料理を食べて皆発症してしまい、筋肉が麻痺しているので助けを呼ぶことも出来ず、一家全員が死亡したという例もある。
「乳児ボツリヌス症」という病もあり、通常のボツリヌス症と異なり、芽胞を摂取することで起こる。
芽胞は乳児の体内で発芽し、ボツリヌス毒素を作り出す。
原因となる食物はいくつか考えられているが、蜂蜜について因果関係が明白になっている。
そのため、「1歳未満の乳児に蜂蜜を与えてはならない」。
ボツリヌス菌は芽胞となって高温に耐えることができるが、ボツリヌス毒素自体は加熱することで不活化する(100℃で1?2分加熱)。
シワ取りの特効薬としてボツリヌス毒素が女性の間で人気になったという話もある。
175:
一番みじかな毒性植物ってなんやろか
ヒガンバナやヤマゴボウは結構見かけるけど
178:
>>175
アサガオとかジャガイモちゃう?加工されてるけどタバコも
176:
応急処置
■クラゲに刺された場合
[1]溺死する危険性があるので、ただちに陸へ上がる
[2]患部をこすらない
手足などの皮膚に発射前の刺胞が残っている可能性がある
[3]触手が絡みついた部位に酢をかける
※ただし、カツオノエボシやウンバチイソギンチャクの場合はNG
[4]触手をそっとはがす
[5]氷や水で冷やして痛みを和らげつつ、ただちに病院へ
■ゴンズイ・オコゼ・アカエイなどの棘毒魚に刺された場合
[1]棘が刺さっている場合、除去する
[2]傷口から毒をしぼり出して、流水でよく洗う
[3]患部を40℃以上の湯に30分以上つけておくと痛みが和らぐ
タンパク質の毒は熱に弱く、60℃以上の高温で分解されやすい
[4]なるべく早く病院へ
■アンボイナガイなどの毒貝に刺された場合
[1]溺死する危険性があるので、ただちに陸へ上がる
[2]刺さっている歯舌を抜き取る
[3]刺された部位を少し切って毒を吸引し、吐き出す
177:
■毒蛇に咬まれた場合
[1]安静にして、走ったりしない
身体を激しく動かすと循環が促され、毒のまわりも早くなる
[2]強く縛らない
縛ると毒液が滞留して、濃度の高い部分の壊死を早める
[3]冷やさない
無駄に冷やしても効果はない
[4]ただちに病院を受診する
抗毒血清などを打つ
■蜂に刺された場合
[1]刺されても冷静に、姿勢を低くしてその場から立ち去る
[2]まだ針が残っている場合、弾くかピンセットなどで除去する
[3]蜂の毒液は水溶性なので、毒液をしぼり出しながら水で洗う
[4]患部を冷やす。
■毛虫に刺された場合
[1]粘着性のテープなどで、皮膚についた毒毛を除去する
[2]患部を流水で洗い流す
■毒グモに噛まれた場合
[1]患部を流水で洗い流す
[2]包帯を巻くことは痛みを増強させるのでNG
■毒キノコ・毒植物を誤食した場合
[1]喉に指を入れるなどして出来るだけ吐く
吐くときは袋に吐いておき、持っていけば病院で毒の特定がしやすい。
吐きにくい時は0.9%の塩水を飲めば吐きやすくなる。
[2]水分を補給する
胃腸の粘膜を保護してくれるタンニンを含む緑茶、果汁や牛乳が効果的。
塩をひとつまみ入れると、下痢や嘔吐で現象したナトリウムを補える
[3]下痢止めや腹痛止めなどの薬の服用は避ける
[4]ただちに病院を受診し、適切な処置を受ける
胃の感じが通常と違う、胃がゴロゴロする、胃の膨張感などが初期症状
終わりンゴ
179:
>>177
最近は毒ヘビに咬まれた時は走ってでも病院行けって言われてるな
まあ誰かに病院まで運んでもらうのが一番良いんやろうけど
182:
>>179
強い毒は咬まれてから10?20分以内に血清打つなんて実際無理っぽい気もする
181:
乙!
184:

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