海未「私は好きですよ」 穂乃果「ヴぇえええ!?」back

海未「私は好きですよ」 穂乃果「ヴぇえええ!?」


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こんな感じでどうよ
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2: 以下、
海未「こう餡子の風味が効いていて・・・」
穂乃果「あ・・・そっちか」
海未「そっち?」
穂乃果「な、なんでもない///」
海未「確かほむまんの話をしていましたよね?」
3: 以下、
穂乃果「そうだったっけ?」
海未「そうですよ!ほむまんの種類を増やしたいって穂乃果が・・・」
穂乃果「そ、そうだった!ごめんごめん」
穂乃果(さっきまで穂乃果と海未ちゃんがイチャイチャしてる変な本読んでて意識しちゃった・・・何で雪穂があんな本持ってたんだろ?)
海未「それでどうするんですか?私なんて呼んでもそんなに和菓子の心得があるわけではないので、あまり力にはなれないと思うのですが・・・」
7: 以下、
穂乃果「そんなことないよ!海未ちゃんはウチのお得意様だし!多分穂乃果よりもほのまんには詳しいと思うよ?」
海未「はぁ、嫌です、と言ってもそう簡単には帰してはくれないんでしょう?」
穂乃果「もちろん!ほのまんのことで海未ちゃん以上に頼れる人はいないもん!」
海未「もう・・・分かりました。不肖園田海未、穂むらの為でしたらひと肌でも二肌でも脱ぎましょう(それに穂乃果の頼みですしね)」
穂乃果「ホント!?ありがとう海未ちゃん!」ギュー
海未「ほ、穂乃果!?厨房で抱き着かないでください!」
穂乃果「いいじゃんいいじゃん!穂乃果たち以外誰もいないんだし!」
海未「もう・・・仕方ありませんね。穂乃果は二人っきりになったとたん甘えん坊になるんですから」
穂乃果「甘えるのは海未ちゃんだけなんだけどなぁ・・・」
海未「なにかいいました?」
穂乃果「なんでもないよーだ!」
9: 以下、
海未「でも穂乃果ってほむまん以外で作れる和菓子とかありましたっけ?」
穂乃果「うん!最近練習したんだー。最近分かりやすい和菓子専用の料理本仕入れたからね!」
海未「伝統ある和菓子屋の娘がそんなの使っていいんですか?」
穂乃果「いいのいいの!一応お父さんにも許可はとってるし!」
海未「ならいいのですが・・・」
穂乃果「それじゃあまずは>>9を試してみよっか!」
10: 以下、
訂正
>>11
11: 以下、
芋羊羹
12: 以下、
穂乃果「じゃあまずは羊羹だ!」
海未「羊羹でほむまんをどうするのです?」
穂乃果「じゃあ>>13してみようか!」
13: 以下、
生地の間に挟んでハンバーガーみたいに
15: 以下、
穂乃果「じゃあ栗羊羹をハンバーガーみたいに挟んでみようか!」
海未「ふむ・・・面白そうですね」
穂乃果「ほむまんを半分に切ってと・・・おっとと中の餡子が出てきちゃった」
海未(ほむまんの餡子・・・なんだか卑猥です///)
穂乃果「しょうがないから溶かした砂糖でコーティングして・・・うん?海未ちゃんなんで顔赤くしてるの?」
海未「な、なんでもありません!」
17: 以下、
穂乃果「ほむまんの断面に砂糖を塗り塗りしてっと」
海未「栗羊羹はどのように挟みます?」
穂乃果「うーん・・・それなんだよねえ・・・大きすぎても食べずらいし」
穂乃果「それじゃあ、ハンバーガみたいにするんだから、薄切りにしていれてみよっか」
穂乃果「ちょっと待ってて、お父さんに羊羹の売れ残りないから聞いてくるから!」タタタ
海未「ちょ!穂乃果厨房を走ったら危ないですよ!」
ヘイキヘイキ-!
海未「もう、仕方のない人ですね」
19: 以下、
穂乃果「芋羊羹貰ってきたよ!」
海未「それじゃあ早挟んでみますか」
穂乃果「うん!芋羊羹を薄く切って、と。ほむまんに挟んで・・・」
穂乃果「出来た!はい海未ちゃん。穂乃果特性のほむまんバーガーだよ!」
海未「ありがとうございます、穂乃果」
海未「では、いただきます」mgmg
穂乃果「ど、どうかな」
海未「おお、これはなかなか・・・芋羊羹も素朴な甘みがほむまんの餡子の甘みといい具合に調和していますね」mgmg
穂乃果「美味しい?」
海未「はい、それはもう。商品化されなくても私のために毎日でも作ってほしいくらいです」
穂乃果「ぶえええええ!!??///」
穂乃果「ううう海未ちゃん!!?そそそれってどういう・・・!!」
海未「なにがです?なにをそんなに慌てて・・・」
穂乃果「だ、だって!海未ちゃんが毎日作ってほしいって・・・」
海未「そうは言いましたが、それは・・・」
海未「!!??」
海未「ちち違います!!そそそんな、毎朝お味噌汁を作ってほしい的な意味で言ったわけでは・・・!」
海未「そそそれに!!私たちにはまだそういうのは早すぎますよぅ!」
穂乃果「は、早過ぎって、海未ちゃん///」
海未「///」
20: 以下、
雪穂「ただいまー、って二人とも厨房でなにやってんの?」
ほのうみ「ゆゆゆ雪穂!?」
穂乃果「おかおかおかえり!」
海未「おおおかえりなさい!!」
雪穂「ただいまー。それで2人してなにやってたの?」
穂乃果「ナ、ナニしてたって!まだナニもしてないよ!!」
21: 以下、
雪穂「ふーん、まぁいいけどさ。って!ほむまんでなにしてるの!?」
穂乃果「ん?これ?大丈夫大丈夫!お父さんの許可は取ってるから!」
雪穂「えぇ・・・海未ちゃん本当?」
海未「はい。おじさんからは許可は貰ってますよ」
雪穂「海未ちゃんがそう言うんならいいんだけど」
穂乃果「この扱いの差はいったい・・・」
海未「日頃の行いの所為かと」
穂乃果「えぇ!!?」ガーン
雪穂「当たり前でしょ、お姉ちゃんには迷惑かけられまくってるからね。そりゃ疑り深くもなるよ」
雪穂「っと、見たいドラマがあるんだった!それじゃあ海未ちゃん、お姉ちゃんがなんかやらかさないように、よろしく頼みますね!」タッタッタ
海未「ふふ♪はい♪」
穂乃果「もう、雪穂の姉不孝ものー・・・」
海未「いいじゃないですか、仲が良くて」
穂乃果「そーお!?雪穂なんていっつもうるさくて!シッカリしろー!と、海未ちゃんを見習えー!と。そういうことばっかり」
海未「姉に向かってそんな風にハッキリと物事を言えることは大好きな証拠ですよ」
穂乃果「うーん・・・そうなのかなぁ。イマイチ実感が湧かないや」
海未「距離が近すぎると、そういうことは分からないものですよ」
22: 以下、
穂乃果「そういうものかなぁ」
海未「そういうものです、それに」
穂乃果「それに?」
海未「私にも姉が居ましたが、あまり仲がいいとは言えませんでした。ほとんど話したことがありませんし
、勿論喧嘩なんかしたこともありません。だから、さっきみたいに雪穂と言い合いができる穂乃果がちょっ
ぴり羨ましいんです」
穂乃果「海未ちゃん・・・」
海未「だから、これは自分勝手な思いかもしれませんが、雪穂のことが本当は大好きな穂乃果にはあんまり
そんなことは言って欲しくないんです。すみません、変な話をしてしまいましたね」
穂乃果「海未ちゃん・・・ぎゅー!!」ギュー!
海未「ちょ!穂乃果!?」
穂乃果「大丈夫、大丈夫だよ。お姉ちゃんとあまり仲が良くなかったとしても、海未ちゃんには穂乃果が居
るよ。それに、雪穂も」
海未「っぷ、雪穂はついでですか?」
穂乃果「そ、そこはいーの!」
穂乃果「あのね?海未ちゃん」
海未「はい」
穂乃果「海未ちゃんがお姉ちゃんとあまり仲が良くなかったとしても、穂乃果が海未ちゃんのお姉ちゃんに
なってあげる」
海未「穂乃果が、ですか?」
穂乃果「うん。海未ちゃんの為だもん、穂乃果でよかったらなんでもなってあげる!」
海未「ふふふ♪」
穂乃果「どうしたの?」
海未「ふふ、だってなんだか逆じゃないですか?今まで私が穂乃果のことを助けてあげてきたのに」クスクス
穂乃果「えー!酷い!でも穂乃果の方が誕生日早いしいいじゃん!」
海未「でも、ありがとうございます。でも大丈夫ですよ?姉はひとりで」
穂乃果「えー、いいの?」
海未「えぇ、大丈夫です。それに穂乃果は、もうなってますから」
穂乃果「なにに?」
海未「わたしの、ヒーローです♪」
26: 以下、
穂乃果「穂乃果が、ヒーロー?海未ちゃんの?」
海未「はい♪穂乃果は私のヒーローなんです」
穂乃果「うーん・・・穂乃果が海未ちゃんのヒーロー?あまり海未ちゃんのこと助けてあげれたことないと思うんだけど・・・」
穂乃果「どっちかっていうと迷惑のほうが・・・」アハハ
海未「確かに穂乃果には迷惑をかけられっぱなしです。でも、それ以上に穂乃果には助けられてきたんです」
海未「私がなにかに躓きそうになったとき、悲しくなったとき、悩んでいるとき、ほぼ必ずと言っていいほど穂乃果は助けに来てくれるんです」
穂乃果「海未ちゃん・・・」
海未「多分穂乃果はほぼ無意識のうちに他人を助けることが出来るんです。それが穂乃果の魅力であり、貴女は私たちを照らしてくれる太陽で
あり私のヒーローでありなんです」
穂乃果「穂乃果が、海未ちゃんのヒーロー・・・」
海未「穂乃果は私の太陽で、ヒーローでもあるのに姉にもなってしまったら、皆の太陽である穂乃果を独り占めしているようでなんだか贅沢で
はありませんか。だから穂乃果が私の姉にもなってくれることなんてないんです。今のままで私はいいんです」
穂乃果(穂乃果は海未ちゃんだけのものになってもいいんだけどなぁ)
27: 以下、
穂乃果「そっか!わかった!穂乃果は海未ちゃんのヒーローのままでいるね!」
海未「ふふ♪そうです。穂乃果はそのままの調子でいいんですよ」
穂乃果「でも、急にお姉ちゃんが恋しくなったら穂乃果に言ってね!」
海未「ふふ、あまり期待しないでおきますね」クスクス
雪穂「お姉ちゃーん、お父さんがもうお店閉めるから、厨房使うなだってー」
穂乃果「ええ!?まだ一個しか作ってないのにー!」
雪穂「私に言われてもー・・・」
海未「仕方ありませんよ、穂乃果。おじさんに迷惑を懸けるわけにはいきませんし、これで終わりにしましょう」
穂乃果「うぅー・・・いいの、海未ちゃん?」
海未「はい。私はこのほむまんバーガーひとつで十分ですよ」
穂乃果「そっかー、分かった!それじゃあお父さんに商品化できないか聞いてくるね!」
ホラ!ユキホモイッショニキテー!! チョットヒッパラナイデヨー!
28: 以下、
海未「ふふ♪本当に仲の良い姉妹ですね」
海未「それにしても穂乃果が作ってくれたこのほむまんバーガー、なんだか私たちに似ているような気がします」
海未「ほむまんは差し詰め穂乃果ですかね。それでこの間に挟まっている芋羊羹が私です」
海未「ほむまんの癖のない甘さと食べるとなんだか安心してしまう味は穂乃果。その甘さを目立たせる芋羊羹の素
朴な味はなんだか私と似ているような気がします。」
海未「ふふふ♪やっぱり似てますね」
海未「そうだ、この新しいほむまんが商品化されたら、夫婦饅頭なんて名前はどうでしょう」
海未「なんて、少し早とちりでしたね」クスクス
29: 以下、
これで終わりです
初めてのSSだったんでかなりgdgdになってしまい申し訳ない
映画はものうみもあってかなり良かったです
32: 以下、

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