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幼馴染「偽物なんかじゃない!」【後編】


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やだ…なにこの男2気持ち悪い…
508: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/10(金) 13:52:29 ID:oDhnbrTY
男「おいおいおい、落ち着けっての、大体なんでお前がキレるんだよ」
男2「お前がムカツクからだよ、こいつはしきりにお前への連絡を見て・・」
幼馴染「あー、ありがとね男2くん。わざわざ家の近くまで送ってくれて」
幼馴染「あとは男くんが送ってくれるから!それじゃ」
ぐいぐい
男「幼っ!?」
男2「おい!」
タッタッタ
509: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/10(金) 20:46:51 ID:oDhnbrTY
男「お、幼馴染!」
幼馴染「ととっ・・・あははは、ごめんね急に引っ張ったりして」
幼馴染「あー、男2くんが言ったことは気にしないでねっ」
男「ごめん・・・なんか心配させたみたいで。というかそんな心配かけるようなことした?」
幼馴染「あーいや、そうじゃないよ。というよりも・・・むしろ私のこと心配してないのかなーって」
男「今日の勉強会か?」
幼馴染「ハーレムの一員にされるんじゃないかなーって心配してないかなと」ジトー
男「ビンタした相手のことを好きになるって?」
幼馴染「ビンタから始まる恋とか?」
男「そこから好感度が上がるとしたすげぇ努力がいりそうだな」
幼馴染「お互いマイナスからのスタートだもんねー」
512: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/11(土) 00:16:08 ID:Ek0EwEGg
幼馴染「それで?」
男「うん?」
幼馴染「それで、本当はなにがあったの?」
男「本当もなにも・・・」
ドンッ
幼馴染「本当のこと・・ちゃんと話して」
男「あ、いや・・・・」
男「・・・・」
幼馴染「・・・・私にも言いたくない・・?」
男「・・・・幼馴染だから」
男「尚更言いたくない・・・かな」
513: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/11(土) 00:20:55 ID:Ek0EwEGg
幼馴染「・・・そんなに信用ないんだ・・・私」
男「違う!!そうじゃない」
幼馴染「・・・?」
男「・・・・」
男「お前の前でくらい・・・格好つけたかったんだ」
男「はぁ・・・だめだな」
男「実はさ・・・母ちゃん今入院してるんだ」
幼馴染「え?」
514: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/11(土) 00:27:40 ID:Ek0EwEGg
男「心臓が悪いらしい・・・助かる見込みも難しい」
幼馴染「心臓・・・・」
男「そう、お前が幼少期から悩まされ続けてきたものと同じ」
男「だからっていうのもあったから・・・母ちゃんのことは今まで話さなかったんだ」
幼馴染「それで一人暮らしだって・・・」
男「ああ、けど」
男「幼馴染が元気な姿で帰ってきたのを見て・・・一緒に過ごしていくうちにもしかしたら、母ちゃんも元気になるんじゃないかなって」
男「幼馴染みたいにまた元気に台所でご飯つくってくれるんじゃないかって」
男「期待してたんだ」
男「けどまぁ、そんな現実は甘くないよな」
515: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/11(土) 00:32:24 ID:Ek0EwEGg
幼馴染「男くん・・・」
男「はーーぁ・・・・話しちゃったな」
男「ごめん、黙ってて」
男「こんな弱っちいところ・・・見せたくなかったんだよ」
幼馴染「私は見れて良かったよ」
幼馴染「昔も今も・・色んな男くんを見てきたけど」
幼馴染「今ほど素直な男くん・・・はじめて見た」
男「・・・」
516: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/11(土) 00:40:06 ID:Ek0EwEGg
男「ほんとは・・怖くて怖くてたまらないんだ」
男「母ちゃんがいなくなったらどうしようって・・・」
男「俺には誰も残らなくなって・・・ ほんとうに独りになってしまう」
男「どうすりゃいいんだろうって・・・・そんなことばかり頭の中で過って・・・」
男「・・・・」
幼馴染「男くん・・・」
幼馴染「独りなんかじゃないよ」
幼馴染「学校にはあなたのことをちゃんと待ってる人がたくさんいるんだよ?」
517: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/11(土) 00:45:55 ID:Ek0EwEGg
幼馴染「それに・・私も」
男「え・・・」
幼馴染「私も・・君のことを待ってる一人」
幼馴染「君が私を待っていてくれたように・・・私も待ってるよ」
キュッ・・・・
男(幼馴染・・・!)
男「はは・・・ははは、だから言ったろ・・かっこ悪いから言いたくなかったんだよ・・・・」
幼馴染「カッコ悪くなんかないもん。人を大切に想う気持ちを表面に出すことのどこがカッコ悪いのさ」
518: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/11(土) 00:51:19 ID:Ek0EwEGg
男「ははは・・・ 恥ずかしいじゃないか・・・」
幼馴染「ふふふ・・」
幼馴染「こういう可愛い男くんも良いの♪」
男「勘弁してくれよ・・・」クスッ
幼馴染「ふふふ・・・ねぇ?」
男「うん?」
幼馴染「今日泊まりにいってもいい?」
男「うぅ・・・ホントは紳士的に断りたい」
幼馴染「けど?」
男「・・・・・・・・一緒にいてほしいっす」
幼馴染「偉い偉い、よくできました♪」ナデナデ
男(幼馴染・・ )
男(ありがとう・・・)
521: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/12(日) 00:43:18 ID:B/lIRp.6
ーーーーー
ササァー・・・・
男「・・・・」
幼馴染「・・・・・」
男「幼馴染?」
幼馴染「・・・・・・」
男「寝たかな」
幼馴染「起きてる・・・」
男「なんか二人で並んで寝るのも当たり前みたいになってきたな」
幼馴染「倦怠期?」
男「まさか、こんなシチュエーション飽きないよ」
幼馴染「私はちょっと退屈」
男「え・・・そうなの?」
幼馴染「次のステップを想像してます」
男「次のステップ?」
522: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/12(日) 00:51:31 ID:B/lIRp.6
幼馴染「男女が一緒に寝てるんだよ?」
男「次か・・・手を繋ぐとか?」
幼馴染「小学生かっ」
男「レッツ子作りタイム!」
幼馴染「最終段階やないかい」
幼馴染「ていうか・・・出きるのー?」ジトー
男「すみません、出来ません。まだブレイブポイントが足りなくて・・・」
幼馴染「私だってちゃんと段階踏んでほしいもん」
男「大体・・・付き合ってもない女の子とできるわけないだろ」
幼馴染「偽恋という名のもとにやっちゃう人はいそう」
男「そこまで底辺じゃないよ」
幼馴染「わかってるよー」(相思相愛なら・・・いいんじゃないかな)
幼馴染「じゃあさ・・・ちょっと次のステップの練習していい?」
男「練習?」
523: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/12(日) 01:00:48 ID:B/lIRp.6
幼馴染「そそ」
そそっ
男「お、幼馴染?」
幼馴染「練習だからさ、大丈夫だよ♪」
男「ナニが大丈夫なのかな」
幼馴染「ナニがかなー?」
男「卑猥ですー」
幼馴染「女子高生だもん」
キュッ
男「スカートも短いです」(ううっ・・・)
幼馴染「自慢ではないけど胸もかなりボリューミーですね」
クグッ
男「押し当てるのは反則金が発生します」
幼馴染「ふーん?ど・ん・な反則金が発生するのかな?」
男(えっと・・・金的みたいな?・・・・なんて言えるわけねぇ)
幼馴染「ふふふ・・・緊張してるの?男?体が固いよ・・・?」
524: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/12(日) 01:05:24 ID:B/lIRp.6
男「筋肉が硬直してるのかなぁ・・?」(やべぇ・・・我慢できなくなってきた)
幼馴染「ん・・もっとほぐさないとね・・・・力を抜いて、高ぶりを少しだけ抑えてね」
幼馴染「大丈夫だよ・・・優しくしてあげるから」
幼馴染「男くん・・・」
男「お、幼・・・」
525: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/12(日) 08:07:30 ID:AOXCtWZk
幼馴染「っと・・・練習はここまで♪」
男「っ・・・・」
幼馴染「次のステップはこんな感じかな?まぁ私のイメージだけどね」
男「この次はどうなるんだ?」(もっとすごいのか・・・)
幼馴染「うーん?どうかな。実はあんまり考えてないんだ」
男「続きを体験できる奴が羨ましくなるな」
幼馴染「おっ、それは嬉しいねっ♪誉めてくれてるのかな?」
男「エロいよーって注意してるのー」
幼馴染「えっちなのが好きなくせに♪」
男「ぐっ」(否定できねぇ・・・)
526: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/12(日) 08:13:14 ID:B/lIRp.6
男「もう寝るぞ!」
キュッ
幼馴染「・・・・すぅ」
男「え?寝てる?」
幼馴染「んっ・・・男くぅん・・ ・とんかつぅ・・」
男「・・・どんな夢を見てんだ」クスッ
男「・・・・ 幼、色々と落ち着くまで待ってて」
男「迎えに行くからそれまで待っててほしい」
男「・・・幼」
幼馴染「・・・・・・」
幼馴染「待ってるよ・・・・」
528: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/12(日) 11:20:03 ID:nCzeR326
ーーーー
幼馴染「夏祭り?」
女「夏休み頭にあるからさーどうかなー?」
友「なんだ?作戦会議?」
女「夏祭りどうするって会議よ。あんたは幼友ちゃん誘うの?」
友「へへん、まぁねー」
女「幼っちは男くんだとして」
幼馴染「お決まりになっちゃってるね」
女「最近よく話オタクっち誘おっかなぁ」
幼馴染「あら、いい感じなのー?」
女「あはははどうかなー」
530: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/13(月) 00:30:38 ID:F/jzsL5U
委員長「あら、みんな。なにか相談でも?」
幼馴染「あ、委員長ー実は夏祭りの予定をたてるとこなのよー」
委員長「ああ、確か花火大会も同時にあるという」
女「そそ、みんなで当日は合流してワイワイやろっかなって」
委員長「面白そうね」
幼馴染「委員長も一緒にどうー?」
委員長「ごめんなさい先約があって・・・」
男2「なんの相談だ?」
友(うげぇ・・・・一番絡んでほしくないやつがきちまったよ)
531: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/13(月) 00:35:02 ID:F/jzsL5U
幼馴染「夏祭りの相談してただけだよー」
男2「相談?」
委員長「ええ・・・当日合流して楽しみましょうってい相談だったのだけど・・」
男2「ほぅ」
何々ー?なんの相談?
夏祭り一緒に楽しむのー?
男2くんが行くならいきたいー
一緒にいこうよー
男2「おいおい・・・って落ち着けよ」
女(委員長を誘ったのになんでこの人がナチュラルに入り込もうとしてるのかしら・・・)
532: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/13(月) 00:39:13 ID:F/jzsL5U
男2「とりあえず騒ぐなって・・・みんなで行こうぜ。その方が楽しいじゃんか」
まぁ
男2くんが言うならねー
仕方ないねー
男2「委員長もその方が良いだろ?」
委員長「え・・あ、うん。そうね」
幼馴染(もしかして委員長の先約相手って・・・・)
男2「というわけだからさ、よろしくな」
女「あ、ははは」(何がどういうわけなのかさっぱりだわ)
委員長「・・・・・」
533: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/13(月) 00:51:05 ID:F/jzsL5U
ーーーーー
男「はぁはぁ・・・す、すみません。遅刻しました・・・」
先生「まぁ・・・連絡は貰ってたし、ご両親のことだろう。仕方がない」
先生「具合はどうなんだ?」
男「まぁ、話は出来てますし、相変わらず憎まれ口は叩いてますよ」
先生「そうか、だが予断を許さないような状況なのだろう?」
男「遅かれ早かれこうなることはわかってましたし。だから今はできることをやってくだけですよ」
先生「とにかく今は一緒にいられる時間をつくることだな。テストも近いが・・・ご両親のことを第一人に考えなさい」
男「すみません。先生にまで心配かけてしまって」
先生「私ら教師はこういうとき何もしてやれないからな・・・助言をするくらいしか出来ん」
男「言ってもらえるだけでも俺は恵まれてますよ」
先生「教師としてできる最低のことだがな」
534: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/13(月) 00:56:01 ID:F/jzsL5U
先生「そういえば、幼馴染とは最近どうなんだ?」
男「へ?ど、どうなんだとは??」
先生「向かい同士で幼馴染みなのだろ?最近どうも幼馴染の元気がないというか」
先生「前ほど生き生きとしていないというか」
男「え、どういうことですか?」
536: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/14(火) 00:04:57 ID:p0OHCs12
先生「心当たりはないか?」
男「心当たり・・・」
先生「そういえば最近委員長グループとよく交流しているそうだな」
男「委員長は幼馴染のいい友人ですよ」
先生「問題はその取り巻きだな」
男「とりまき・・・ですか」
先生「男2か・・」
男「・・・・・」
537: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/14(火) 00:08:55 ID:p0OHCs12
先生「生気がないというよりも・・・不安に感じている」
先生「そんな気がする」
男「たしかに女にモテる男2ですけど奴が問題みたいな言い方は教師としてまずくないですか?」
先生「・・・・少し昔話をしていいか?」
男「?」
先生「昔な・・・ある男子高校生がこの学園に通っていたんだ」
538: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/16(木) 00:28:26 ID:mXl3PHGQ
先生「男子高校生は成績、容姿、運動神経ともに並みよりも上と言った本当にごく普通の男子だった」
先生「しかしその男子は異常に女にモテてな、助けた、もしくは優しくしたといった単純なもので惚れられていたらしい」
男「・・・・」
先生「やがてその男子を取り巻く環境が大きく変化し、取り巻きの女子との距離が縮む」
先生「多感な年頃の男女間が密接な関係になれば当然その間に生じる出来事も起こる」
男(肉体関係・・・か)
539: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/16(木) 00:38:33 ID:zi2LV7o2
先生「まぁ・・・男女間での交際に教師が口を挟む余地などないし、実際にどういったことが起きたのかなんて当事者にしかわからない」
先生「けど、その男子はあろうことか・・・取り巻きの女子全員と関係を持っていた」
男「・・・・嘘だろ・・・」
先生「現実だ。確かにその男子は贔屓目で見ることもなく、誰にでも分け隔てなく優しいという噂は聞いていた」
先生「だがそれは裏を返せば優柔不断ということだった」
男「そいつの・・・誰か一人を選べないということが・・・全員と関係を持つことに至ったと」
先生「一度や二度ではない。何度もあったそうだ」
男「なんで・・・そこまでして」
先生「女子たちがそれでもその男子を望んでいたから・・・か」
先生「しかし、決定的な亀裂を生んだのは女子の一人が懐妊したことだった」
男「なっ・・なに・・!?」
540: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/16(木) 00:49:20 ID:zi2LV7o2
先生「あとから聞いた話だが、男子は女子との行為の際避妊もしなかったそうだ」
男「バカな・・・それくらいこと・・・考えられる歳だろうに」
先生「それを知った男子はあろうことかその現実から逃げ出し、孕んだ女子は取り巻き女子からの集団いじめに遭い自殺した」
男「・・・・・」
先生「その後その事件はまるでなかったことにされ、卒業後も進学した大学でサークル内で取り巻き女子を形成していたらしい」
男「・・・・」
先生「どこからかの話でその男子は今海外に渡ったそうだ。取り巻きだった女子たちは全員その男子の子供を身籠ったとかなんとか」
男「・・・男子はどうなったんですか?」
先生「さぁな、病気で他界したとも聞いたことはあるが真相は定かではない」
542: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/16(木) 13:38:39 ID:xEaUZNfg
先生「自分自身で取捨選択ができず、流されることしかできない人間の末路は破滅しかない」
先生「男が女に対して責任を持つということはその人を守り抜くことだ」
先生「複数の女と関係をもって妊娠させている時点で相手のことなど考えていないようなものだ」
先生「リアルでハーレムなんて破滅でしかない」
男「けど・・・そんな大事なら在学中になんで問題にされなかったんですか!?」
先生「自殺は問題になったがその子が妊娠していたのは全員が卒業してから発覚したんだ」
男「・・・・ひどい話ですね」
先生「結末はともかくとして似てるだろ?」
男「男2にですか?」
先生「うむ・・・私もあいつを第二のあの男子にしたくはない」
先生「奴が腹では何を考えているかは知らんが、場に流されやすいあの性格は危険だ」
543: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/17(金) 00:21:42 ID:k7Lo0MyI
か男「そこまで奴がなるとは・・・・」
先生「お前も決断を迫られるときにちゃんと選ぶことができるかな」
男「決断はともかくとして、俺には複数の女の子を好きになれるほどの器量はありませんよ」
先生「そうか・・・」
先生(幼馴染が影響を受けなければ良いが・・・)
ーーーーーー
544: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/17(金) 00:29:52 ID:k7Lo0MyI
ーーーーー
幼馴染「というわけなのさ」
男「なるほどねぇ」
幼馴染「で?男くんは一緒に夏祭りに行けそうかい?」
男「あー・・・それが」
幼馴染「お、幼馴染ちゃんの頼みを断るというのか!!」
男「俺だって断りたくねぇよぅ・・・その町内会役員だからさ・・・夏祭りの手伝いと出店の手伝いを任されて・・・」
幼馴染「ばつが悪いことで・・・」
男「すまない、悪かったよ」
幼馴染「こればかりはどうしようもないよね」
男「埋め合わせはちゃんとするよ」
幼馴染「出店の食べ物奢ってくれるなら♪」
男「出店のおっちゃんに話つけるよ」クスッ
545: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/17(金) 00:32:37 ID:k7Lo0MyI
幼馴染「それも良いけどさ、おば様はどうなの?」
男「今は平気だよこの前も普通に話せたし」
546: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/17(金) 00:37:59 ID:k7Lo0MyI
幼馴染「それも良いけどさ、おば様はどうなの?」
男「今は平気だよこの前も普通に話せたし、面会もできるからさ」
幼馴染「そかそか」
男「あー、そういえば幼馴染に会いたがってたな」
幼馴染「へ?私に??」
男「学校のこととか、交流関係とか話してたらさ、幼馴染とも話がしたいって」
幼馴染「男くんの取説でも頂けるのかな」
男「俺は人工知能で動いてるのか?」
幼馴染「人工知能の方が学習力高そうー」
男「俺の脳みそはチンパンジー並かよ」
547: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/17(金) 00:42:30 ID:k7Lo0MyI
男「今度二人で見舞いにもで行くか」
幼馴染「いいの?」
男「大丈夫だよ。会えるなら会った方がいいしさ」
男「それに・・・会えるうちに会っておいた方がいい」
幼馴染「・・・・・」
幼馴染「そうだね」
ーーーーーー
549: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/17(金) 23:43:34 ID:hk/5rAq2
ーーーーー
病院
幼馴染「おば様と会うのひさしぶりだなぁ」
男「昔と変わらないけどな。ファンキーでただのヤンキー上がりだけど」
幼馴染「美人だった覚えはあるね。あと男くんをグーでぶっ飛ばしてた記憶も」
男「今じゃ虐待だとか騒ぐ輩がいるだろうけど、母ちゃんが手をあげるなんて滅多になかったよ」
幼馴染「しょっちゅう殴ってたらそれこそ虐待だしね」
ガチャ
550: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/18(土) 00:21:57 ID:ZuKRshOw
ーーーーー
幼馴染「・・・・っ」
母「久しぶりねー幼ちゃん。いい女になったわね」
男「いきなりそれかよ。女同士なんだからもっと華々しくだな」
母「うっさいな。ほらほら女同士華々しく話すからあんたは水かえでもしてきな」
男「ひでぇ母ちゃんだ」トボトボ
ガチャ
幼馴染「・・・・」
母「久しぶりだね。ビックリしたでしょう。あたしの姿見て」
551: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/18(土) 00:27:15 ID:ZuKRshOw
幼馴染「お久しぶりです」
母「長く一緒にいる人ほど変化に気づかないものよ」
母「ほんと元気になって・・・・良かったね」
幼馴染「おば様・・・」
母「なんだかそれババァみたいで嫌ね」
幼馴染「あ、ごめんなさい」クスッ
母「向こうでの話とか色々聞かせてくれる?」
555: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/18(土) 09:35:47 ID:4JO.iG4Y
ーーーーー
幼馴染「ーーーーー」
母「ーーー?」
幼馴染「ーーーーー」
母「!!」
母「・・・そうだったのそんなことが」
幼馴染「今じゃ普通に生活もしてますよ」
母「そういえば風の噂で良くないことを聞いたのだけど」
幼馴染「ああ・・・ある男子生徒のことですか?」
母「名前なんていうの?」
幼馴染「男2って名前ですが」
母「!!!!」
556: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/18(土) 09:42:07 ID:4JO.iG4Y
母「今・・・なんて?」
幼馴染「男2っていう名前・・・」
母「そう・・・・そういうこと」
幼馴染「どうしたんですか?何か知ってるんですか!?」
母「気にしなくていいのよ」
母「幼ちゃん。うちのお馬鹿のこと信じてあげてくれる?」
母「何があっても」
幼馴染「お、おば様?」
母「あんな男になんか・・・」
母「・・・・」
ガラガラ
男「水変えてきたよー」
557: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/18(土) 09:45:42 ID:4JO.iG4Y
幼馴染・母「・・・・ 」
男「え、なんでそんな嫌そうな顔してんのよ」
母「空気の読めない坊主・・・」
幼馴染「エアコン以下・・」
男「泣きわめいていいかな」
ーーーーーー
558: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/18(土) 09:51:27 ID:4JO.iG4Y
男「んじゃ、また来るよ」
母「あいよ、次は結婚報告のときにでも来な」
男「だから飛躍しすぎたっての」
幼馴染「その次は赤ちゃん報告だね♪」
男「幼馴染も乗っかるなよっ」
ガシッ
母「男」
男「な、なんだよ母ちゃん」
559: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/18(土) 09:54:06 ID:4JO.iG4Y
母「幼ちゃんの手ちゃんと握ってあげなさい」
男「小学生じゃないんだから!」
母「いいから」
男「・・・・」ポリポリ
キュッ
幼馴染「・・・・」モジモジ
母「絶対離すんじゃないよ」
男「母ちゃん?」
母「何があっても・・・守り抜きなさい」
男「・・・・」
それ以上なにも言えず
俺と幼馴染が偽物の恋人関係だとも打ち明けられず
帰路についた。
きっと母ちゃんは何もかもをわかっていたのだと思う
563: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/18(土) 19:45:45 ID:7i6C8lbs
ーーーーー
友「いぃぃよっしゃー!!終わったぜー!!」
女「部活じゃあぁー」
幼馴染「デーートーーー」
男「アライブ?」
幼馴染「そういうボケいらん!デートすっぞ!」
男「今日先生に呼び出し食らってるんだろ?いいのか?」
幼馴染「男くんは待っててくれるもんねー♪」
男「ですよねー待つの前提だよねー」
幼馴染「可愛い幼馴染みのお願いだぞっ」
男「あんまり待たせるなよっ♪」
友「お前らもデートか」
男「お前もか」
友「幼友ちゃんを待たせてるからな」
男「うまくいってるのか?」
564: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/19(日) 01:31:25 ID:VdUULJoI
友「どうかな・・・俺としては結構本気で向き合いたいって思えたはじめての女の子だな」
男「可愛い子には目がないお前が珍しいな」
友「そりゃイケメンさんに比べたらナメクジみたいなもんだけどさ」
友「けど俺は本気だ。出し惜しみするつもりもないし、全力でぶつかる」
男「あまり飛ばしすぎて息切れすんなよ?」
友「お互い様だろ?」
男「ちがいねぇ」クスッ
友「ああ、それとイケメンさんから聞いたはなしなんだけどな」
男「うん?」
565: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/19(日) 01:35:36 ID:VdUULJoI
ーーーーー
幼馴染「失礼しましたー」
幼馴染「ん?あれは」
委員長「・・・・」
幼馴染「委員長ー」
委員長「あ、幼馴染さん・・・職員室に何か用があったの?」
幼馴染「進路のことで少しね♪委員長は?なにか用事があるの??」
委員長「私は・・・あ、えっと・・・私は」
幼馴染「委員長?」
委員長「ごめんなさい・・・なんの用があったのか忘れてしまって・・」
幼馴染「???大丈夫ー??ボケるにはまだ早いよー」
委員長「そうね・・・じゃあまた明日ね」トコトコ
幼馴染「あ」
566: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/19(日) 01:44:15 ID:VdUULJoI
幼馴染「・・・・」(やっぱり委員長・・ 様子がおかしい)
幼馴染(絶対何かあったに違いない・・・・けど何が・・・?)
ーーーーーー
正門
友「幼友ちゃんは・・・っと」
友「ん?」
幼友「そうなんですか・・・」
男2「そうそう、あと・・」
友「おい・・・・なにしてんだ?」
幼友「友くんっ」
男2「?何って会話だけど?」
友「悪いな彼女は俺が先約入れてるんでな。女口説くなら他をあたりな」
567: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/19(日) 01:47:32 ID:VdUULJoI
男2「ったく・・・ただ会話していただけだってのに・・・あいつの知り合いは変なやつが多いな」
友「個性が何分強いんでねぇ。無個性無気力よりはよっぽど活力ありそうだけどね」
男2「聞かなかったことにしとくよ。じゃあな」
トコトコ
友「大丈夫だった?」
幼友「私は平気だよ友くん」
友「やつとなに話してたの??」
幼友「話というよりも一方的な質問ばかりだったよ」
友「質問?」
幼友「そうそう、どの辺に住んでいるの?とか、友達はいるの?とか」
友「そっか・・・」(なに考えてんだあいつは・・・)
570: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/20(月) 00:27:39 ID:DD4U1BV2
ーーーーー
幼馴染「うーん・・・」
男「どうしたんだよ幼馴染。せっかくのデートで考え事かー?」
幼馴染「あ、うん。実は委員長のことなんだけどね」
男「委員長??」
幼馴染「なんか上の空っていうか心あらずっていうか」
幼馴染「すごくボーッとしてるときがあるんだよね」
男「委員長が??何か心当たりはないのか?」
幼馴染「心当たりっていったらもう・・・ひとつしかないでしょ?」
男「またあいつか・・・」
幼馴染「なんかね、最近幼友っちにまで声かけるようになったみたいなんだって」
男「幼馴染が狙いじゃなかったのか?」
幼馴染「知らないー。ホントに何が目的なのかわからないのよ」
男(俺と幼馴染の関係を壊すと言ってたが・・・交遊関係から潰す手に出たのか・・・?)
571: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/20(月) 00:37:18 ID:B6Fq2lnw
幼馴染「もしかしたら、私を救いだそうとかしてるのかね」
男「俺の魔の手からか?」
幼馴染「らしいよー?別に私たちの関係なんだからそっとしておけばいいのにね」
男(主人公としてはほっておけないって感じなんだろ・・・。学園一の美少女が奴に対してとはいえあんなゲスなこと言ってる俺の毒牙にかかるのが)
男(まぁそれは口実で実際には幼馴染に惚れてるからなんだろうけどな)
幼馴染「最近は男くんといたり、委員長たちといたりするからナンパとかそういう絡みないから良いけどさ」
男「幼馴染の場合ナンパ相手に殴りかかりそうだしね」
幼馴染「そこまでアウトローじゃないわよ」
572: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/20(月) 00:45:01 ID:B6Fq2lnw
男「そうか、まぁ奴の動きに気を付けないとな。隙あらば幼馴染を・・・って感じになるかもしれんし」
幼馴染「そうなったら焦らすだけ焦らして、そのあと全力で抵抗して、社会的にも男的にも抹殺してやる」
幼馴染「女が誰でも靡くと思ったら大間違いだ」
男「どうしたんだ?やけにムキになるんだな」(あのときちゃんと理性が勝ってホントに良かった・・・・)
幼馴染「なんとなく・・・・ムカつく」
男「幼馴染?」
幼馴染「・・・・」
576: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/20(月) 21:10:25 ID:DD4U1BV2
幼馴染「じゃっ男くん今日は家に帰るね」
男「つっても目の前だけどな。めずらしいな」
幼馴染「うんっ。ちょっと・・・ね」
男「ほぅ・・ 」
幼馴染「気になっちゃう?」
男「どうして?」
幼馴染「偽物とはいえ恋人が隠し事してるし」
男「秘密なら誰にだってあるから仕方ない」
幼馴染「あ、気にならないんだ?」
男「けど気になっちゃうと素直に言っちゃうのが男くん」
幼馴染「へへへ、もう少しだけ待っててくれる?」
男「俺も待たせてるのにか?」クスッ
幼馴染「ほんとだよ、ばーか」
577: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/20(月) 23:00:50 ID:DD4U1BV2
キュッ
幼馴染「ねぇ・・・男くん」
男「うん?」
幼馴染「内緒にしてることがさ、解決したらなんだけどね」
男「・・・・・幼馴染、俺も伝えたいことがあるんだ」
幼馴染「え?」
男「それが解決したらさ、幼馴染に話したいことがある」
幼馴染「私も・・・・」
幼馴染「それまでは・・・待っててくれる?」
男「おう、待ってるよ」
幼馴染「うん、ありがとう・・・」
ギュッ
578: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/21(火) 00:10:18 ID:rpkudWYI
ーーーーー
幼友「ありがとー、ここまででいいよー友くん」
友「ホントに大丈夫?最近不審者の噂も聞くし」
幼友「大丈夫ー。いざとなったら叫ぶからさ。以外と声出るんだよ?」
友「そっか、気を付けてね」
幼友「あ、それからね。夏祭り合流したあと話したいことがあるんだ」
友「話したいこと?」
幼友「楽しみにしててね。それじゃばいばい」
タッタッタ
友「あ・・・」
友「楽しみにしててね?もしかしてもしかしなくてももしかするかも!?」
友「いっやっほぉーい」
・・・・・・・
580: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/21(火) 00:38:41 ID:mWgc4F4A
ーーーーーー
友妹「はぁ・・・イケメンさんとデート・・・」
友妹「元ヤンのあたしなんか相手にもされないと思ってたけど・・・」
友妹「いやぁ、食らいつきにいけばなんとかなるもんね。あっはははは」
友妹「とまぁ・・・一緒にいると緊張しぱなしなんだけど・・・」
友妹「ん?あれは・・・幼馴染さん??」
584: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/23(木) 23:33:44 ID:52vqvSRA
幼馴染「・・・」
トコトコ
友妹「幼馴・・・っ!!」ササッ
男2「ーーーー」
幼馴染「ーーーー」
友妹(どういうこと!?男2と幼馴染さんがなんで?)
友妹(密会?それとも・・・・)
友妹「あ、どっか行っちゃった」
友妹(楽しげに話してたけど・・・まさか・・・)
585: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/23(木) 23:38:30 ID:52vqvSRA
当日
男「町内会での手伝いっつっても・・・しんどいな」
男くん今度はこっちをお願いできるかね
男「あ、はいはーい」
友「よう、やってるな」
男「なんだ?邪魔しにきたのかー?」
友妹「そんなこと言っていいのー?差し入れもってきたのにー」
男「友妹ちゃん、マジエンジェル」
友「お前の女神は幼馴染さんだろ」
男「そうでした」
友妹「!・・・あ、あのさ、そのことなんだけど」
幼馴染「やっほーん」
586: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/23(木) 23:46:59 ID:52vqvSRA
男「もうきたのか?まだ準備してる最中だぞ」
幼馴染「いーのいーの、どうせ一人でも暇だし。委員長たちと合流はまだまだ先だもん」
友「幼友ちゃんも始まってからじゃないと合流できないって言ってたし」
幼馴染「あ、そうだ!友妹ちゃんもイケメンさんと合流するんだよね?」
友妹「・・・・」
幼馴染「友妹・・ちゃん?」
友妹「あ、え、ええ。そうです」
幼馴染「じゃあ、みんなで行動しようよ。合流してから少し経ったら個別行動もできるしね」
友妹「そうですね・・・イケメンさんと相談しますね」
幼馴染「そうだねぇ、イケメンさんの意見もあるしね」
友妹(どういうことだろ・・・昨日のアレは一体?というか男兄ぃと合流するってことは昨日のはあたしの見間違いかな・・・)
ーーーーー
587: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/23(木) 23:54:17 ID:52vqvSRA
幼友「遅れてごめんねー」
女「やっほー、待ったー?」
オタク「こんばんはっす・・」
幼馴染「遅かったねー先に焼鳥買っちゃったよー」
友「おおー!浴衣まで来てくれたんすか!!」
友妹「兄ぃ・・・・」
サッ
友妹「っ!?!?」
イケメン「だーれだ・・?」
バキィィ
イケメン「ゴフォッ!!」
友妹「へ!?イケメンさん!?ご、ごごめんなさい!!」
幼友「に、兄さん!?大丈夫!?」
588: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 00:00:39 ID:C2WDUcMk
友(背後からだーれだ?ってやりたかったんだろうけど・・・妹は背後から迫られると反射的にボディに肘打ち、もしくはブローをいれちまうからな)
イケメン「ガフッごふっ・・・いや、ふ、普通の反応だよ・・俺の方こそごめんね・・・・」
友妹「うぅぅ・・・ごめんなさいぃ・・・・」
ワイワイ
男(みんな楽しそうだなぁ)
男くーん焼きそばもっと焼いてくれー!!
男「はいはいー!ただいまー!」
590: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 00:12:10 ID:C2WDUcMk
男2「ったくあんまり祭りだからってはしゃぐなよ」
女「あら、随分遅かったわねー」
友(主役は遅れてくる・・ってか)
イケメン「彼とも行動するのかな?」
友妹「そうしようかなって相談してたんですよ。無理にとは言いませよ」
イケメン「いや、折角だし俺は大丈夫だよ」
幼友「わたしたちも一緒に行動する予定だったしね」
オタク「昨日突然女さんに誘われて・・何がなんやらてんわやんわですよ」
幼馴染「まぁまぁ、せっかくの祭りだし楽しもうよ」
男2「幼馴染の言う通りだな揃い次第出店回ろうぜ」
友妹「・・・・・」
友妹(この人と幼馴染さんはどういう繋がりで・・・)
委員長「こんばんは」
591: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 00:24:16 ID:DKlysJcE
幼馴染「おおー!委員長!浴衣姿可愛いー!!」
友「ほう委員長も浴衣か」
友幼「綺麗だね・・・落ち着いた感じですごくいい」
幼馴染「男2くーん委員長もきたよー!浴衣着てるよー!」
男2「わかったから、ほら幼馴染が呼んでるから」
ええーいいじゃんー二人でいこうよー
あたしもいきたいー
幼馴染「ほらほら浴衣着てるんだよ?」
委員長「ちょっと・・・幼馴染さんっ」
男2「ん?ああ、そうだな。っつうわけで揃ったし行くか」
592: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 00:25:37 ID:DKlysJcE
幼馴染「え?それだけ??」
男2「ん?いやみんな揃ったんなら行こうぜ」
ほらーいこうよーいこうよー
へへん、男2くんの左腕どくせーん
あーずるいー!あたしは右腕ー
男2「わかったからやめろっての」
友妹「・・・」(なんなのアレ・・・)
幼馴染「あー・・まぁ気を取り直していこいこっ!」
女「そ、そうね!あっちで金魚すくいやってるし行こーよ」
幼馴染「委員長もいこいこっ!」
委員長「え、ええ・・・」
596: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 08:36:42 ID:C2WDUcMk
幼馴染「最近はすごいねー、ポテトとか、ハンバーガーまでやってるなんて」
友「ファーストフード店で食えるもんまで出てきだすのは滑稽だな」
委員長「栄養が偏りそうね」
女「祭りの食べ物に栄養なんて求めちゃだめよ」
友妹「というか・・・・」
男2「ーーー」
わいわい
ガヤガヤ
幼友「あ、ははは、ま、まぁ彼らには彼らのペースがあるし」
イケメン「自己が強いというか・・・」
友妹・オタク「自己中ですね」
幼友「ふ、二人とも」
女「向こうから提案してきてアレだもん」
598: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 08:55:18 ID:.xVN90AE
男2「ーーーー」
やーやー
幼馴染「・・・・」
友妹「幼馴染さん、どうかしました?」
幼馴染「うん?別になんでもないよ?」
友妹「・・・そうですか」
女「ありゃあ、もう一緒に回る気なさそうだね。みんな各々で行動しよっか」
賛成ー
ガヤガヤ
599: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 08:56:11 ID:.xVN90AE
幼馴染「委員長ー」
委員長「うん?」
幼馴染「一緒にまわろー?」
委員長「いいけれど」
幼馴染「じゃあいこいこっ」
男2「ったく、引っ張るなよ・・・・って」
男2「あれ?あいつらは?」
しらなーい
どっかいったんじゃないー?
男2「ちっ・・・勝手な行動しやがって、一緒に回るって言っただろうが。ちょっと先にいっててた」タッタッタ
あ、男2くーん!!
600: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 09:02:55 ID:C2WDUcMk
ピロリン
幼馴染「ん?ふむふむ」
委員長「男2くんから?」
幼馴染「うんにゃ、男くんからだよ」
委員長「そう・・・今ごろ彼らどうしてるかしら」
幼馴染「さぁね。どう?踏ん切りつけそう?」
委員長「どうかしら・・・何て言えばいいのか・・・言い表せない」
幼馴染「気持ちを押さえ込んでも辛いだけだよ」
委員長「方向が違ったらどうしようもないわよ」
幼馴染「・・・・」
ガヤガヤ
幼馴染「!!」
委員長「どうしたの?」
幼馴染「委員長!ついてきて」タッタッタ
委員長「わわっ!ちょっと!」
603: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 20:06:33 ID:KWeBtYbI
ガヤガヤ
ザワザワ
男2「っと・・・どこだよ」
男2「ん?あれは」
幼馴染「ーーー」
委員長「ーーーー」
男2「っ!」タッタッタ
ガシッ
タッタッタッタッ
わっ!ちょっと!!
604: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 20:41:11 ID:C2WDUcMk
ーーーー
タッタッタ
男2「ったくほんとに世話のやけるやつだな」
男2「あんな人混みにいたら目立って変なやつにナンパされるだろ?」
男2「ただでさえお前の見た目は目を惹くってのに・・・」
「私の見た目が・・・?」
605: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 21:21:10 ID:C2WDUcMk
ガヤガヤ
タッタッタ
男「おかしいなぁ、ここで合流しようって連絡したのに幼馴染いないなぁ」
男「lineしても既読にならない・・・」
友妹「男兄ぃ!!」
男「友妹ちゃん、どうした?イケメンさんと一緒だったんじゃ」
友妹「幼馴染さんは!?」
男「それが連絡してるんだけど繋がらなくて」
友妹「もしかしたらあの人と・・・」
男「男2のことか?」
友妹「男兄ぃ、あたしの勘違いかもしれないけどもしかしたら幼馴染さんは男2と関係があるかも」
男「・・・どういうことだ?」
606: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/24(金) 21:22:35 ID:C2WDUcMk
友妹「じつは・・・・前に公園で二人が会ってるのを見たの。そのときの雰囲気が楽しげだったから」
男「・・・・そうか、ありがとうよく話してくれたね」
友妹「ごめん・・・本当はどうしていいかわからなくて、でもあたしの勘違いかもしれないし、どっちなのかわからない」
男「そいつは俺が直接確かめる。とにかく俺は幼馴染を探すよ!」
友妹「あたしもみんなに呼び掛けるよ!」
男「いや、俺一人でいいよ。大事にするわけにもいかないだろ」
男「まぁ、只では終わるとは思ってないよ」
タッタッタ
友妹「男兄ぃ・・・」
613: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 00:45:59 ID:yBvaG.HE
ツカツカ
男「ん?あの浴衣は・・・委員長?」
タッタッタ
男「おーい!委員・・・」
人混みのなかで近づいていく
内にあの後ろ姿に見覚えがあった
何度も見た後ろ姿だから
それが委員長でないとすぐにわかった
それは・・・
男「幼・・・?」
幼馴染「っ・・・」
幼馴染「・・・・」
男「・・・・・」
614: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 00:54:41 ID:FmmTNpzA
幼馴染「・・すごいね。さすが男くん」
男「幼・・・・?」
幼馴染「ちゃんと私だってわかるなんて・・・」
男「忘れられないからな。お前の後ろ姿は」
男(俺の・・・幼馴染との最後の思い出で、一番の・・・トラウマ)
男(小学生のころ、最後にみた幼馴染の姿で、それ以来二度と会えないと思ってたからな・・・)
男(でも・・)
幼馴染「男くん?」
男「俺が幼を忘れないでいた証しだ」
ギュッ
幼馴染「わっ・・・ちょっ・・・男くんっ!は、恥ずかしいよ・・・み、みんな見てるよ」
男「幼・・・」
幼馴染「・・・男くん」
ギュッ
615: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 00:57:10 ID:FmmTNpzA
ーーーーー
男2「なんで・・・」
委員長「驚いた・・・わよね」
男2「なんで委員長が幼馴染の服を着てるんだよ」
委員長「さっきのはぐれた間に幼馴染さんの機転でね」
男2「なんのためにだ?」
委員長「全部話したわ、彼女に、ことの次第とあなたと関係を持ったことも」
男2「っ!!なんでそんなこと話したんだよ」
委員長「・・・・最初は彼女に相談しただけだった」
616: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 01:04:17 ID:FmmTNpzA
ーーーー
幼馴染「男くん!委員長を探さないと!!」
男「委員長を?」
幼馴染「さっき男2が私と間違えて委員長を連れていったのよ」
幼馴染「服を入れ換えてるからわからなかったんだろうけど」
男「あ、そうだ、なんでお互いの服を換えたんだ!?」
幼馴染「説明はあとでするから!とにかく委員長を見つけなきゃ!!もしかしたら決着をつける気よ」
男「決着??な、なんのことかわからんがとにかく委員長だな!」
幼馴染「この人混みだし、お互い別々に探しましょ!」
男「っ!だめだ!一緒に探すぞ!」
幼馴染「男くん!?」
617: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 01:15:31 ID:FmmTNpzA
男「男2は本来お前を狙ってたんだろ!?だったら一緒に」
幼馴染「はぁ・・・『あいつは俺のものだからな』って言ってたのに誰かに取られるのが心配?」
男「なっ!き、聞いてたのかよあれを」
幼馴染「ぜーんぶね♪」
男「あ、いや、そのあれは・・・」
幼馴染「あれだけのこといっておいて誤魔化すんだ?」
男「〜〜〜っ!だーっもう!!わかった!全部終わったらお前に伝えることがある!!」
男「約束だ。」
618: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 01:19:34 ID:sHHY3qGc
男「約束だ。」
幼馴染「・・・」クスッ
幼馴染「ゆーびきりげんま、うそついたら・・・」
幼馴染「去勢?」
男「えぇ!?」
幼馴染「約束ねっ。これで信用してくれる?
男「最初からずっとアテにしぱなっしだよ」
幼馴染「そこは信頼っていいなさいよ」
男「探すぞ!!」タッタッタ
幼馴染「全く・・・」
幼馴染「ありがとう・・・男くん。大好きだよ・・・。待っててね委員長」
タッタッタ
619: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 01:26:33 ID:sHHY3qGc
ーーーーー
委員長「そう最初はただの相談だった」
彼が
男2くんが変わったのは
幼馴染さんと関わってからだった
委員会の件以降私は幼馴染さんと頻繁に話すようなっていた
気さくで前向きで、
それでいて成績も良かった
更に彼女は学園で類を見ないほど綺麗な人だった
妬ましいとさえ思うほどに
けれど私はそんな彼女の内面に惹かれた
何事にも怖じけず、まっすぐと見据えた強い目
何かに向かって突き進むことの出来る精神力に
自分とシンパシーを感じ
そのまっすぐさに私も惹かれてしまった
そして彼も
620: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 01:31:44 ID:sHHY3qGc
多くの男子が彼女の見た目に惹かれ、アイドルのような存在になっていたけど
彼は自分に寄ってくる女性にはないものを彼女に感じ
惹かれていたのだと思う
多くの女子が振り向かせようとし、お互いを下らない陰湿な行為で貶し合う。そんな女子たちが振り向かせようとした彼を
転校してきてわずか数ヵ月
幼馴染さんにすべてを持っていかれたのだから
626: 以下、
委員長良い子なのに男2はバカだなあ
627: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 19:13:46 ID:FmmTNpzA
それを女子が面白いと思うわけがない
けれど
私はむしろ…
彼女が相手なら納得もできた
でもある日彼は私を求めてきた
切羽詰った表情で、今まで見たこともないような
弱弱しさを見せて…
委員長「それに押されてしまった私にも責任がある…」
委員長「だからよ」
628: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 19:24:06 ID:FmmTNpzA
男2「委員長。お前とは確かに他の女子とは関わりも深かった」
男2「だから信用していたんだよ」
委員長「そう…ね」
幼馴染「利用していただけの間違いじゃないの?」
男2「幼馴染っ!お前」
幼馴染「私はあなたに呼び捨てされる覚えも、ましてや名前で呼ばれるような関係にもなった覚えはないのだけど」
男2「ここ最近好意的に接してきたのも俺を嵌めるためか…」
幼馴染「最初に委員長を利用したのはあなたでしょ…」
幼馴染「委員長と私が友人関係になったのを良いことに、私に近づくために委員長との交流増やしていった」
幼馴染「今まで女の子に追いかけられてた自分が、今度は女の尻を追いかけるようなことをする」
幼馴染「けどそれまでやってきた癖なのかあなた自身の性格なのか」
幼馴染「かったるそうな言動や自分は達観していてるような態度を見せられてもねぇ」
629: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 19:35:28 ID:FmmTNpzA
男2「お前に俺のことをどうこう言われる覚えも…」
幼馴染「それでも委員長はあなたのこと信じてたのよ」
男2「何…?」
幼馴染「委員長は私に全てを打ち明けても、あなたのことを想ってた」
委員長「…」
幼馴染「私に出来ることもしたけど…結局あなたは私を追いかけてきた」
男2「人の好意の向きなんて誰かにとやかく言う覚えなんてないだろ」
男2「誰を好きになろうと…そいつを想う気持ちを貶すようなこと言われる覚えはない!」
幼馴染「あなたに委員長の気持ちを利用する権利なんてものもないわよ」
男2「俺はそんなつもりはない。受け取り手による誤解から生じた結果でしかない」
幼馴染「誤解で済まされるような…自分のしたこと分かってて言ってるの!?」
630: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 19:40:14 ID:FmmTNpzA
男2「結果論を持ち込むなって言ってんだよ」
幼馴染「そもそもの問題がなんなのか理解できてないのに何言ってるの?」
男2「全ての原因はお前たちの偽物ごっこだろうが!!!」
幼馴染「偽物なんかじゃない!!!!」
631: 以下、
タイトル回収
632: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 19:48:29 ID:FmmTNpzA
委員長「!!」
男2「!!」
幼馴染「…確かに私たちの関係はあなたから見れば偽物の恋人かもしれない」
幼馴染「でも私の気持ちや……『彼』と過ごした時間は偽物なんかじゃない!!」
幼馴染「私の身体と記憶と心に刻まれた本物の気持ちだ!!」
幼馴染「人の気持ちを貶すような真似?やっているのはあなただ」
幼馴染「委員長の気持ちも男くんの気持ちもあなたには否定できない!!」
男2「本物・・・?そんなもの誰にいえるんだよ?誰に決められるんだよ?」
グワッ
委員長「っ!!幼馴染さん!!」
幼馴染「っ!!」
友妹「当事者にしかできないよ」
バキィィ!!!
男2「っぅう!!!」ドサッ
633: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 19:57:08 ID:FmmTNpzA
幼馴染「っ…友妹ちゃん…」
友妹「女の子相手にムキになるのはいいけど…力で押さえつけようとするのは男としてどうよ…」
友妹「なんでこんなのがモテるのかさっぱりピーマンだわ」
友妹「ダブル兄ぃの足元にも及ばんわ」
幼馴染「あははは…」(すごい吹っ飛んだけど…まぁ男くん曰く主人公補正?があるみたいだし大丈夫か)
友妹「ごめんなさい幼馴染さん…あたし幼馴染さんがこの人と関係があるんじゃないかって」
幼馴染「うん?あー…まぁないと言えば嘘になってたけど、周りから二股かけてんじゃないかって噂は元々言われてたしね」
幼馴染「今更何言われても平気よ」
友妹「幼馴染さん…」
委員長「…」
幼馴染「委員長…ごめんね」
委員長「いいのよ。私の気持ちも本物だった、それが確認できただけで良かったわ」
幼馴染「委員長…」
友「おーい」タッタッタ
634: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 23:12:40 ID:FmmTNpzA
男「はぁはぁ・・・」タッタッタ
友「よう、主人公。遅れすぎだな」
幼馴染「友妹ちゃんの方が主人公っぽかったよー」
友妹「タイミングが良かっただけですよ」
幼友「いいんちょさんも幼馴染も無事で良かったよ」
イケメン「友妹ちゃんの勇姿俺も見たかったなぁ」
友妹「やめてくださいよぅ・・・」
男「そっか、良かった」
男(決着もついたのかな・・・?)
女「みーんなー花火買ってきたぞー」
オタク「みんなでやるっすよー」
635: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 23:18:27 ID:FmmTNpzA
ーーーーー
バチバチー
友「ツインファイヤーフラワー」
友妹「絶対やると思ったわ」
女「蛇花火って割りと面白いよね、ていっ」
バチバチッ
ぎゃーぁーー
委員長「ふぅ・・・私まで良かったのかしら」
幼友「いいんじゃないでしょうか?」
委員長「幼馴染さんのお友だちの・・」
幼友「幼友です。私も幼馴染も出会いは良いものじゃなかったですよ」
委員長「そうなの?」
幼友「お互い入院患者でしたから」
委員長「入院!?ふ、二人が!?」
636: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 23:32:24 ID:FmmTNpzA
幼友「私は大したことじゃなかったんだけどね。幼馴染は少し重い病だったの」
委員長「そうだったの・・・」
幼友「でも幼馴染はいつも元気になることを前提に色んな話をしてたよ。何が食べたいとか、どこにいきたいとか」
幼友「そして一番したいことは、大切な人との大切な約束を果たすこと」
幼友「元気になって、その人と再会することだって」
委員長「・・・」
幼友「でも幼馴染が今も元気でいるのはそれだけが理由じゃないんだよ」
委員長「それだけが?」
幼友「幼馴染は・・・もう一人の分まで生きようとしてるの」
637: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 23:41:05 ID:FmmTNpzA
委員長「もう一人・・・ってどういうこと?」
幼友「私たちの他にもうひとり女の子がいたの、その子は元々幼い頃事故で脳にダメージを負っていたの」
幼友「言語に少し影響はあったものの特に生活に支障はなかったのだけどね」
幼友「成長してから、少しずつ体が動かなくなっていって、私たちと同じ病室で入院することになった」
638: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 23:49:40 ID:HN8DU0iA
年も近いということがあって
私たちはすぐに打ち解けあってた
自分達の悩みや趣味、好きなこと、やりたいこと
たくさん話し合った
お互いにお互いが弱っていくのも日に日に目に見えてきながらも
生きようとしていた
でもそんな中
その女の子がある日から目を覚まさなくなった
最初はただ寝てるだけなのかなって
私たちにはそれがどういうことなのかわからず、大人たちの間で交わされる言葉の端々に深刻さかわ伝わってきた
その頃幼馴染もよく発作を起こすようになっていて
幼馴染も別の病室に移されてしまっていた。
639: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 23:56:38 ID:HN8DU0iA
それから月日が流れて
私は程なくして退院した
退院前に
女の子のお母さんから
今まで仲良くしてくれてありがとう。元気でいてね
って言われ、そのときは退院を一緒に喜んでくれていたのかなとしかわからなかった
それから数ヵ月して幼馴染も退院していた。見違えるように元気で、動くとすぐに息切れを起こすような子が元気に走り回れるようにまでなっていた。
まるで別人のように・・・
640: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/25(土) 23:59:50 ID:HN8DU0iA
委員長「それって・・まさか」
幼友「あははちょっと話しすぎちゃったかな」
幼友「そういうことがあったから私たちはお互いに生きようとしてるのかな」
幼友「幼馴染もその生きようとするところがどこからきてるのか・・・ちゃんと自分の人生を歩んでほしいんだ」
委員長「・・・・」
ーーーーー
641: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 00:03:30 ID:cH8VhQiU
じゃーねー
またなー
男「はぁー、楽しかったなぁ」
幼馴染「そうだねぇー」
幼馴染「いやぁ、今日一日が無事に過ぎてよかったよかったー!」
男「なぁ、幼馴染。少しいいか?」
幼馴染「私も男くんに用があるから」
男「おう・・・」
トコトコ
643: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 00:11:29 ID:9Wb64uJU
リリリリ・・・
幼馴染「夜になるとこの辺いいねぇ」
男「月の光で結構明るいな」
幼馴染「虫の鳴き声も静かで心地良いね」
男「幼馴染・・・・」
幼馴染「男くん。私が以前入院して、離れなきゃいけなかったって話したよさね?」
男「ああそうだな」
幼馴染「そこで幼友ちゃんともうひとりの女の子と出会ったんだ」
幼馴染「期間は短かったけど、すごく楽しかった。男くんの話もしたんだよ」
男「女子三人に話のネタにされるなんて夢のようだな」
幼馴染「私の心臓が悪かったのは男くんも知ってたよね」
男「ああ、」
644: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 00:20:41 ID:1f2gtVjY
幼馴染「ほんとはね私は助かるはずじゃなかったんだ」
男「え?」
幼馴染「発作が酷くなって、一度死にかけたの」
幼馴染「それでも生きたい、死にたくない、男くんとまた会いたいって強く頭のなかでそればかりが駆け巡ってた」
幼馴染「気がつくとたくさん管が巻かれていて、色んな人が駆けつけてくれてた」
幼馴染「幼友も退院して駆けつけてくれた」
幼馴染「元気になってもうひとりの女の子に会いに行こうって、そう思いながら」
幼馴染「歩けるようになってから彼女のいた病室を訪れたけど」
幼馴染「そこに彼女はいなかった。彼女のいたベッドに別の患者さんがいた」
幼馴染「どういうことなのか全くわからず、先生に聞き回ると一通の封筒を渡してくれたわ」
645: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 00:29:35 ID:9Wb64uJU
男「・・・」
幼馴染「彼女からの手紙だった。私たちとの思い出私たちと学校に行くこと。元気になってからしたいこと」
幼馴染「たくさん書かれていたよ」
幼馴染「最後の一文に」
幼馴染「『私が眠ったら、幼馴染に生きる希望をあげてください』」
幼馴染「・・・・」
男「・・・まさか」
幼馴染「そう、私は今ここに立っていられるのは彼女が私に生きる力を残してくれたから」
幼馴染「自分が目を覚まさなくなることも、私が危険な状態だったことも全部わかってて」
幼馴染「私に望みを残してくれた」
幼馴染「だからかな?私がこんなに生きようと出来たのは」
幼馴染「彼女の心もあるから・・なのかな」
男「・・・・・」
幼馴染「ありがとう、黙って聞いていてくれて・・・」
646: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 00:38:17 ID:SYP2.LPE
男「幼」
幼馴染「うん・・・・?」
男「確かに幼は結果的に彼女から生きる力を与えてもらった」
男「だから心も彼女かと言われたら、そうじゃない」
男「今お前が生きているのは誰かの代わりでもなければ」
男「偽物なんかじゃない」
男「幼が生きているのは幼の人生だ。彼女じゃない」
男「彼女が残したものは生きる力だけでなく、自分がいきられなかった分まで幼自身の人生を生きてほしいとい願いだよ」
男「その命も、生き方も幼なんだよ。幼はお前一人だけなんだ」
幼馴染「男くん・・・・」
男「だから俺も自分の人生を・・・生きようと思ったよ」
647: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 00:46:18 ID:SYP2.LPE
男「誰かの当て駒じゃない」
男「幼を誰かに取られるのをただみてるだけの傍観者じゃない」
男「そんなのまっぴら御免だ」
幼馴染「・・・・」
男「ふさわしい男じゃないから、俺といても幸せになれないとかそんな言い訳じみたことで身を引くんじゃなくて」
男「自分からお前の隣に並べる男になる」
男「誰かに任せるなんてそんなの嫌だ」
幼馴染「・・っ・・」
男「俺は幼の・・・・お前の隣にいたい・・!」
648: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 00:49:23 ID:SYP2.LPE
男「幼の本物になりたいんだ・・・・!!」
幼馴染「あ、・・男・・・くん・・」ポロポロ
男「お前が好きだ!!」
幼馴染「私もあなたの本物になりたぃ・・・!!」
ギュッ
幼馴染「大好きぃ・・・おどごぐん・・・・大好きなの・・・」
649: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 00:55:47 ID:SYP2.LPE
男「な、なんだよ・・・・お互い・・・大泣きしてんじゃ・・ないか」
幼馴染「だっでぇ・・・だってぇ・・・」
男「幼・・・俺の恋人になってください・・・」
幼馴染「・・・」グスッ
幼馴染「はい・・・喜んでぇ・・・」
キラキラキラ・・・・
幼馴染「わ、わぁ・・・すごい・・ほだるがいっぱい・・・」
男「涙声になっててよくわからないぞ」
幼馴染「おどこくんも・・・人のこと言えないよぅ」クスッ
男「ほんどだな・・・」クスッ
男「ホタルなんて・・・今じゃほとんど見ないのにな・・・」
650: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 01:03:15 ID:SYP2.LPE
幼馴染「えへへ、ほんどだね・・・わわっ・・・」ヨロヨロ
男「ととっ!大丈夫かよ」
幼馴染「えへへ、泣きすぎて・・・力抜けて」
男「よっと」
幼馴染「わぁっ・・・すごぃ」
男「伊達に鍛えてたわけじゃないからな・・・ととっ」
幼馴染「わわっ、だ、大丈夫!?」
男「ははは、ドキドキと嬉しすぎて、テンション上がって、もうなにがなんだかわからないような状態になってる・・・あははは」
幼馴染「一緒に支えながら歩こっ・・か♪」
男「肝心なときに決められないな俺は」
幼馴染「それが私の男くん・・・♪」
男「やっぱり幼は最高の女の子だ」
幼馴染「新妻には持ってこいだよ・・・?」
男「大歓迎だな♪」
ーーーーーー
651: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 01:10:09 ID:SYP2.LPE
幼馴染「あーあ、おうち着いちゃったね」
男「もっと一緒にいたいな」
幼馴染「・・・なんかね、いざ本当の恋人になると意識しすぎて・・その」モジモジ
男「うん、わかるよ。俺も気軽に寄ってく?なんてね。言えない」
幼馴染「恋ってすごいね」
男「ああ、恐ろしいな」
幼馴染「・・・」ギュッ
男「・・・」にぎにぎ
幼馴染「・・・・」にぎにぎにぎ
男「・・・」にぎにぎにぎにぎ
幼馴染「手繋いだまま、いつまでにぎにぎするの」
男「いや、まぁその」
幼馴染「ほら、はい」
男「なにそのポーズ」
幼馴染「ハグアピール」
654: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 08:49:31 ID:9Wb64uJU
男「抱いてほしいのか」
幼馴染「・・・抱いてくれるの?」
男「そんないきなりすぎること出来るか」
幼馴染「だよねー」
男「・・・・どうする?」
幼馴染「何がさー」
男「うち・・・・・くる?」
幼馴染「・・・来て欲しい?」
男「・・・言わせんなバカ」
幼馴染「へへんっ、一緒にいてあげる」
男「一緒にいたいくせに」
幼馴染「悪いかばーか」ギュッ
ーーーーーー
655: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 09:41:41 ID:9Wb64uJU
ーーーー
男「ふぅー・・・夏はあついから汗がすごいなぁ」
男「汗だくで幼を抱き締めたのはちょっといただけないな・・・」
幼馴染「男くーん、シャンプーの換えあるかなーー」
男「あー、もうなかったかな」トコトコ
男「幼ー新しいやつもってきたぞー」
男「あれ?幼ー?」
ギュゥッ
幼馴染「えへへ・・捕まえた♪」
656: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 09:44:50 ID:wrCEUVkI
男「な、なにしてんのよ」
幼馴染「うんー?一緒に入ろうかなって誘い込んだの」
男「ってお前今服着てないだろ・・・」
幼馴染「男くんの逃げ道全部奪うためかな・・・?」
男「馬鹿・・・」
幼馴染「こうでもしないと入ってくれないじゃん・・・」
男「それは・・・・お前を襲っちまいそうになる自分が怖いから・・・」
幼馴染「いいよ・・・男くんになら・・・・何されても」
男「幼・・・」
657: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 09:56:37 ID:wrCEUVkI
ーーーーー
ちゃぷ・・・
男「・・・」
幼馴染「もう・・・なんで黙りこむのさ」
男「いや・・・その、幼さんを直視できないというか」
幼馴染「真っ直ぐ見る」
男「は、はい」
幼馴染「君が好きな女の子の全部を見て」
男「・・・・・」
ちゃぷ
幼馴染「ふぁ・・・ん・・・」
幼馴染「抱き寄せることもできるのに、何が恥ずかしいのさ」
男(本当綺麗だな・・幼は・・・ん?)
男「ここ・・・」
658: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 09:58:31 ID:wrCEUVkI
幼馴染「そう・・・これが私が生きた証し。今も私の胸のなかで脈打ってくれてる」
幼馴染「普段は谷間で目立たないけどね」
男「谷間っておいおい」
幼馴染「谷間ができるほどのモノですよ」
男「ばか・・・。そうか、これが幼の生きた証しか」
幼馴染「これを他の誰かに見られたくなかったから、水着着なかったんだ」
男「それで、バーベキューのとき」
幼馴染「君に最初に見せたかったからかな?」
男「なんでも初めて尽くしで頭が上がりません」
幼馴染「キスは初めてじゃないよね」
男「え!?そうなの?」
幼馴染「だってちっちゃい頃に二人でしたもん」
659: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 10:04:00 ID:wrCEUVkI
男「あれ、カウントしちゃうのか」
幼馴染「そりゃあ・・・ねぇ」
幼馴染「でも、大人のキスはまだだよね・・・?」
男「幼以外に相手なんて俺にいると思うか?」
幼馴染「私も ・・・♪」
ちゃぷ・・・
幼馴染「んっ・・・あっ・ ・・んぅんっ」
幼馴染「んんぁ・・」
幼馴染「はぁ・・はぁ・・」
男「幼・・・」
幼馴染「ふふふ・・・男くん・・・」
バチャッ・・・
661: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 13:48:24 ID:hLVKcCrM
ーーーーーー
男部屋
男「・・・なぁ幼」
幼馴染「どうしたのー?」
男「その・・結果的に委員長の件はどうだったんだ?」
幼馴染「あ、男くんは全然知らなかったよね」
幼馴染「うーん・・・話すとながくなるんだけどね」
幼馴染「結果から言うと、委員長の件はかたついたよ」
幼馴染「きっかけは私のお節介が引き金だったのかな」
男「幼の?」
幼馴染「そもそもあの人が私に好意をもったのがどの段階からなのかわからなかったし」
幼馴染「私自身は異性として言動したつもりは全くなかったのだけどね」
男「まぁ・・・たしかに終始見てたら、好意的というか、仲良さげに絡もうとしたところはほとんどみたことなかったな」
幼馴染「他の女の子から突き放されるようなことを言われたことがなかったからなのか・・・それとも単に私に一矢報いたかったのか」
幼馴染「今となっては正直どうでもいいかな」
664: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 19:16:19 ID:6DgLUJH.
男「幼がやつにベタ惚れしだしたらまたどうなってたのかわからんもんだな」
幼馴染「それはないよ。同時に二人を好きになるほど器用じゃないし」
665: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 20:24:56 ID:9Wb64uJU
幼馴染「けどはっきりいって性格も容姿も全然好みじゃないから那由多の彼方も可能性ないじゃないかな?」
男「まるで物質と反物質だな」
幼馴染「相性は最悪だからね。男くんと大違い」
男「俺はやつほどモテないからな」クスッ
幼馴染「男くんはなにかに向かってひた走れるもん」
幼馴染「決めたらとことん突っ走る、そんな真っ直ぐさで私を堕とすくらいだし」
男「誉められてるのかそれ」
幼馴染「大絶賛♪」
666: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/26(日) 20:32:51 ID:9Wb64uJU
幼馴染「それともなにー?女の子にモテモテのハーレムがよかったのー?」ジトー
男「ハーレムでなくても、女の子から言い寄られるシチュエーションは想像しちゃうかな」
幼馴染「ふーん」
男「それが好きな子なら尚更。たった一人大好きな女の子から言い寄られる、それで満足だ」
幼馴染「その大好きな女の子が言い寄ったら、興奮しちゃう?」
男「歯止めが効かなくなるな」
幼馴染「ふふふ・・・歯止めがきかなくなった男くんを見てみたいなー?」ススッ
男「誘惑したがりだな」クスッ
幼馴染「今度は嫌がらないんだね」
男「あのときは恋人同士じゃなかったからな。責任とれないのになし崩しなんて御免だね」
幼馴染「ふふふ、ほんと馬鹿真面目」
幼馴染「でも・・そんな男くんなら大切にしてくれるからいろんなことしてあげたい・・・」
667: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/27(月) 00:11:10 ID:YcIAl5yI
男「幼・・・」キュゥ
幼馴染「・・・そういえばずっと幼って呼んでくれてるよね・・・」
男「ずっと呼びたかったからさ・・」
幼馴染「なんかね・・・そうやって呼ばれると昔を思い出してね」
幼馴染「そういう愛称ってすごく特別な感じがして・・きゅんきゅんするの・・・」
男「俺にとっても幼は特別だ」
幼馴染「私もだよ・・・」
男「幼・・・」
幼馴染「男くん・・」
幼馴染「ん・・・・・」
抱き合うようにお互いの温もりを感じながら
幼とずっとキスをしていた・・・
翌朝まで・・・・
672: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/28(火) 00:54:01 ID:tj4lvDRA
時は戻って
花火解散後
友「結局幼馴染さんは男を選んだってわけか」
幼友「選んだと言うよりも、最初から決めてたんじゃないかな?」
友「元々二人は恋人同士だったしな」
幼友「それなんだけどね」
友「うん?」
幼友「あれ、偽物だったみたいだよ?」
友「はい?」
ーーーーー
673: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/28(火) 00:59:09 ID:tj4lvDRA
友「ということは、不良に絡まれてるところを助け、そのときのデマカセから来たと」
幼友「概ねその通りだね」
友「ったく、俺にも伝えてくれりゃ融通利かせて助けられた場面だってあったろうに」
幼友「あはははけど私もさっき知ったんだよ」
友「え?そうなの?」
幼友「それまで誰一人として話してなかったんだってさ」
友「幼友ちゃんにまで話さなかったなんてよっぽどだな」
幼友「大事にしたくなかったってのもあるんじゃないかな?それに幼馴染も男子からの絡みがなくなって良かったって言ってたしね」
友「あいつは男避けかい」
674: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/28(火) 01:03:13 ID:tj4lvDRA
幼友「あと、私の予想なんだけどね」
幼友「二人だけの秘密にしたかったんじゃないかな」
友「秘密?」
幼友「二人だけが唯一共有できる。二人だけの秘密、いわば二人にしか入れない領域」
幼友「ある意味恋人よりも深い関係だったのかもしれないね」
友「二人だけの・・・か」
友(そうだな・・・あいつ、幼馴染さんのために頑張ってたもんな)
友(たった一人の大切な人のために)
675: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 00:15:41 ID:4gOm6rNU
ーーーーー
ーーーーー
幼馴染「今日は久々の登校日だねー」
男「そうだな」
男(よく考えたら恋人になって初めての学校か)
幼馴染「男くん、恋人同士ですることといえば」
男「え?なにいきなり」
幼馴染「いいから答えてー」
男「なんだろうデート?」
幼馴染「それは恋人じゃなくてもできるよー」
男「性交渉?」
幼馴染「朝からネジ緩みすぎだぞ。大体エッチのエの字もできなかったくせに」
男「う、うるちゃい!」
男「き、キスとか・・・?」
676: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 00:16:41 ID:4gOm6rNU
幼馴染「うーん・・・したいけど、そうじゃないよ」
男「したいのか・・・じゃあ、手を繋ぐ・・・とか?」
幼馴染「正解♪」
男「手を繋いで登校か、小学校以来だな」
幼馴染「関係性は恋人だけどね」
にぎっ
男「そうだなっ」
にぎっ
幼馴染「えへへ」
男(幼の隣で歩く・・・か。ほんと夢のようだな)
幼馴染「ふふんっ♪良いねっ、こうやってるとなんというか純愛というか、甘酸っぱいというか」
男「初々しいバカップルだな」
幼馴染「バカじゃないやいー」
677: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 00:19:56 ID:4gOm6rNU
ーーーーー
ひそひそ
ガヤガヤ
男「うん?なんだあの人だかり」
幼馴染「なんだろ?」
男「おーい、なんかあった・・」
友「こっちこい!」
男「ぬおっ!?」
幼馴染「わわっ!?」
ーーーーーー
678: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 00:29:02 ID:4gOm6rNU
校舎裏
男「なんだよ一体」
幼馴染「なんかあったの??」
友「なんかあったじゃないぞ。なぜかわからないが、校内でこんなものが出回ってやがる」
ピラッ
男「なんだこれ・・・」
幼馴染「え?なにこれ」
友「よくはわからんがお前らの件が外部に漏れてどうやら二人で男2を陥れたってことになってやがる」
男「陥れるって・・・なんでそんなことに」
幼馴染「大体あの件はもう終わったはずでしょ?なんで今更蒸し返すのよ」
友「俺も詳しいことはわからねぇんだよ。ただ男と幼馴染さんが悪党に書かれてるところ見ると、男2本人か、取り巻き女子が広げたのか、または別の第三者か」
男「馬鹿馬鹿しい・・・たかが、失恋の話だろ。なんでこんな誇張されてんだよ」
679: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 00:37:30 ID:4gOm6rNU
友「とにかく、男もそうだが、幼馴染さんが一番危険だ。男2の好意を抱いてた女子全員敵に回ってるとみていい」
幼馴染「敵って・・・」
男「必然的に俺も標的か」
友「学園のアイドルを堕して洗脳した男ってことになってるらしい」
男「洗脳って俺はサイキック能力でもあるのか・・・」
友「幼馴染さんも振られた男共が恨みを持ってるのもある。とにかくお前らは今日は帰れ、学校にいたらどうなるかわからん」
男「いくらなんでも、先生たちが止めるだろ・・・」
友「はぁ・・学校でいじめがなくならない理由がどうしてかわかるか?」
男「うん?なんだ急に?」
幼馴染「・・・そういうことね。いつでも教師がみてるとは限らない」
680: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 00:47:41 ID:4gOm6rNU
友「そういうことだ、見つかってない今なら学校を抜け出して逃げるのも容易だ」
男「見られた状態じゃ、尾られて追い詰められる・・・か」
友「裏手も表ももうだめだ。地下から出るしかない」
男「地下?どうやって出るんだよ」
友「地下一階の脇道通路つかってくと部室の近くに出られるショートカットがあるらしい」
男「部室ってまずくないか」
友「大丈夫女子の更衣室だからな、あそこは女にみんな頭が上がらない連中ばかりだ」
幼馴染「そこからは?」
友「駐車場に行きつく。そこからはこいつを使え」
男「おっと」パシッ
男「お前のバイクか」
友「一緒に免許取りに行っても乗らなきゃペーパーになるぞ」
男「ご親切にどうも。使わないことを祈るよ」
幼馴染「なんだかスパイ大作戦みたいだね」
681: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 00:59:33 ID:0x9koeVE
ピロリン
男「ん?なんだ?こんなときに」
男「はい?もしもし」
先生「私だ」
男「誰だ?」
先生「・・・・お前の担任だ」
男「いや、わかってました」
先生「ふざけてる場合か、今どこにいる?」
男「えっとそれは・・・」
友(相手が誰でもやめとけ)ブンブン
先生「友と幼馴染もいるだろう」
男「だめだバレてる」
友「あらら、相手は?」
男「先生だよ」
男「どうすりゃいいですか?」
682: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 01:02:45 ID:0x9koeVE
先生「とりあえず玄関に来い。私たちも付いてるから、安心しろ。一部生徒が騒いでただけで他の生徒は興味がある程度のものだったらしい」
男「そんな大きな騒ぎでもないってことですか?」
先生「さほどな」
男「わかりました二人でいきます」ピッ
男「大きな騒ぎでもないらしいぞ」
幼馴染「そうなの?」
友「そうなのか?俺は周りが騒いでたからてっきり」
男「とにかく、事態を収めるために行くぜ」
683: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 10:00:59 ID:4gOm6rNU
ガラガラ
男・幼馴染・友「失礼しまーす」
先生「こっちだ」
男「たしかにそんなに話題にはなってないみたいっすね」
先生「大分沈静化させたからな、うちのクラスも相当あれるかと思ったが」
幼馴染「荒れてないんですか?」
先生「いや実は女子の半数以上が欠席してるんだ」
友「なんすかそれ、ボイコットですか?」
男「俺たちのアレがばら撒かれたのが原因で?」
先生「それはない。大体このことは学校に来た連中しか知らん」
男(どういうことだ??女子が半数以上が休み??集団的に流行り病か食中毒とか?)
幼馴染「委員長は来ていますか?」
先生「出席してるぞ、あのビラを率先して撤去していたのも彼女だ」
幼馴染「そうですか」
687: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/29(水) 20:49:53 ID:4gOm6rNU
先生「まぁなんにせよ、問題になった以上お前たちにもなんらかの処分が与えられることにもなりうる」
友「けど、問題なのは男2の方が」
先生「私も現場を見ていない以上どちらかも擁護できない」
先生「教師ってのはいろんな意味で融通の利かない職業なものでな」
男「まぁ・・・俺らの噂自体あまり良いものじゃないみたいですしね」
先生「少なくとも直接関わってる時点ではお前も幼馴染も悪い生徒という認識はない」
幼馴染「世間の目は割と盲目なのは今に始まったことじゃないですし、ね?」
男「俺たちは大丈夫ですよ」
先生「すまないな」
688: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 00:14:25 ID:nipvDNa2
友「しかし気に入らねぇ」
男「仕方ねぇって、先生も寛大な措置をとってくれたと思うよ」
幼馴染「良い悪いはどっちにしろ原因の一つである私たちにも責任はあるしね」
友「ていうか奴は今日出てきてるのか」
男「さぁ?出てきてたらさすがに確信犯とされるだろうし、いないんじゃないか?」
友「だよなぁ・・・」
幼馴染「まぁまぁ、これ以上私たちからは首を突っ込まないようにしようー」
幼馴染「なんていうか興味も沸かないし、私の人生とあの人の人生が交わることもないだろうし」
男「結構すごいこと言うね」
友「気を付けて帰れよ、闇討ちなんてシャレにもならねぇからな」
幼馴染「返り討ちにしてやんよ」
男「そいつは頼もしい」
幼馴染「男くんが♪」
男「俺かよ」
689: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 00:18:32 ID:Q8OaHDFo
ガラガラ
友「ちーっす」
ざわざわ
ガヤガヤ
委員長「おはよう友くん」
友「おう、委員長!」
委員長「ちょっといいかしら?」
友「え?お、おう」
トコトコ
ーーーーー
690: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 00:25:40 ID:Q8OaHDFo
委員長「そう・・・やっぱり二人は・・・」
友「二人は納得してたみたいだが俺はどうにも煮え切らねぇ」
委員長「男2・・・くんはとりあえず今日は見ていないけど、彼の仕業でもないと考えにくいわね」
友「どうやってあのビラを張り回したかってとこか」
委員長「それと気になってるのが、今日の欠席者なんだけど」
友「おう、それだよ一番気になってたのは」
委員長「やはり、男2くんと特に仲が良かった女の子たちが休んでるみたいよ。今出席してる子でも男2くんと仲が良かったけど、今は関わりが少ない子たちばかりね」
友「主人公マジックが解けかかってきたか」
委員長「嫌にしっくりとくる言い方ね・・・」
691: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 00:34:01 ID:Q8OaHDFo
委員長「けどその通りで実際に男2くんとなにかしらトラブルがあったか、彼の言動に疑問を抱きはじめた子達が離れてるのは事実ね」
友「今まで散々、女子の気持ちを手玉にとるような言動をしてきたツケが回ってきたんだよ」
委員長「そうね、私も客観的に見るようになってから彼の言動に違和感があるように思えてきたもの」
委員長「なんていうのかしらね、自分を達観してるというか」
友「乱暴な言い方をすると自分は別の場所にいて、相手との土俵にいない。軽く見下したような態度してるだよ」
委員長「今まで女の子に言い寄られた結果かもしれないわね」
友「とにかく、そっちの欠席者のほうをしらみつぶしに調べよう」
委員長「それなら女さんがすでに動いてくれてるわ」
友「さすが・・野次馬魂全開女」
ーーーーー
692: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 00:39:24 ID:Q8OaHDFo
ーーーーー
男「こんな昼間っからいいのかねぇ」
幼馴染「良いの良いの、制服デートってのもオツじゃない?」
男「してみたかったけどさ」
男「・・・」
幼馴染「ほらほら、あそこのファミレスでお昼にしよっ」
男「わっととと、幼ーーー」
「・・・・・」
693: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 00:47:12 ID:Q8OaHDFo
いらっしゃいませー
お客さま二名様でしょうか?
幼馴染「はいっ、あと禁煙席で御願いしますー」
かしこまりましたー
ご案内いたします
男「俺ら高校生なのに喫煙席ってのはないだろ」クスッ
幼馴染「だからこそちゃんと言っておかないとさ。だって高校生相手だと分かってても聞かなきゃいけないんでしょ?」
男「私服なら確かに聞かれるけど、制服で入ったのは初めてだからなぁ」
幼馴染「ふふふ、じゃあ私と初めての経験だね♪」
男「たしかに初体験だな」ヒソヒソ
幼馴染「この会話だと声のトーン下げないと節操ないカップルに思われるもんね」ヒソヒソ
幼馴染「でもここに帰ってきて男くんと経験したことほとんどが初体験だよ?」
男「そんなにあったかな?」
694: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 00:58:07 ID:Q8OaHDFo
幼馴染「偽物の恋人から始まって、デートとかバーベキューとか、カラオケのデュエットも♪」
男「病院生活が長かったもんな」
男(そうだよな・・・一度は生死をさまよって、友達に救われて)
男(こっちに戻ってきてもトラブル続きで・・・)
幼馴染「でも一番、私にとって大切な経験は男くんと恋人になれたこと」
男「幼・・」
幼馴染「偽物から始まった関係だから、結ばれることはないのかなって」
幼馴染「本当のところ言うとねそう思ってたんだ」
幼馴染「小さい頃からの想いは・・・そのままだから、美しい思い出のままだから良いものだって」
幼馴染「そう言う人もいるけどね」
幼馴染「私はどんなに泥臭くなっても、その想いを思い出だけにできるほどおしとやかじゃないからさ・・・」
男「いや、それが人間だよ。ちゃんと生きてる証拠だ」
696: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 01:07:37 ID:Q8OaHDFo
男「俺だって同じだったよ。男は過去にすがって、女は未来を生きるって」
男「誰かに言われたことがあってさ、幼と再会したとき訳がわからないくらい嬉しくて」
幼馴染「そんなに嬉しかったの??」
男「当たり前だろ?だってもう二度と会えないものだと思ってたから」
男「美人になったとか、元気になったとかじゃなくて、幼と再会できた。変わらない面影というか、幼だって一発でわかったことが嬉しくて」
男「それと同時に、幼も俺と同じ思いだったのかと不安が込み上げていたんだ」
幼馴染「そのときはお互いがどう思ってるのかなんて知り得ないもんね」
幼馴染「でもね、私は男くんと再会するためにここに戻ってきたんだよ」
男「ああ、たがら前に聞いたときは本当に驚いた」
幼馴染「過去にも拘ってたから?」
男「とくに幼は前へ前へと突き進むタイプになってたからさ」
698: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 01:20:37 ID:nipvDNa2
幼馴染「ふふふ・・・私ほど未練がましい女なんていないよ」
男「けど俺はその幼に救われた」
男「幼が戻ってこなければ多分誰とも付き合うなんてことなかったと思う」
幼馴染「どうしてそこまで私のことを想ってくれたの?」
男「俺がそうしたかったからさ」
男「多分そういう男なんだろうな・・・俺は」
幼馴染「お馬鹿さんだねぇ・・幸薄女って馬鹿にされてた女を好きになるなんて」
男「今ごろそうやっていってたやつらは後悔してるさ。今や学園のアイドルだからな」
幼馴染「そんな肩書き要らないよ。男くんだけのアイドルだから♪」
699: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 01:23:09 ID:6SFK0y0.
幼馴染「ふふふ・・・私ほど未練がましい女なんていないよ」
男「けど俺はその幼に救われた」
男「幼が戻ってこなければ多分誰とも付き合うなんてことなかったと思う」
幼馴染「どうしてそこまで私のことを想ってくれたの?」
男「俺がそうしたかったからさ」
男「多分そういう男なんだろうな・・・俺は」
幼馴染「お馬鹿さんだねぇ・・幸薄女って馬鹿にされてた女を好きになるなんて」
男「今ごろそうやっていってたやつらは後悔してるさ。今や学園のアイドルだからな」
幼馴染「そんな肩書き要らないよ。男くんだけのアイドルだから♪」
700: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 01:30:03 ID:6SFK0y0.
ーーーーー
幼馴染「えへへーお腹いっぱいー」
男「男さんのお財布は空腹だよー」
幼馴染「もう、割り勘にしようって言ったのに」
男「ちょっとくらい格好つけたかったんだよぅ・・・」
幼馴染「ファミレスで見栄を張るのも可愛いけどね」
男「学生なもんで」
幼馴染「まぁまぁ、今度は私が奢るよ。いくら恋人になっても男くんに甘えすぎるのは良くない」
男「甘えていいのに」
幼馴染「甘えない、」
701: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 01:31:38 ID:6SFK0y0.
ーーーーー
幼馴染「えへへーお腹いっぱいー」
男「男さんのお財布は空腹だよー」
幼馴染「もう、割り勘にしようって言ったのに」
男「ちょっとくらい格好つけたかったんだよぅ・・・」
幼馴染「ファミレスで見栄を張るのも可愛いけどね」
男「学生なもんで」
幼馴染「まぁまぁ、今度は私が奢るよ。いくら恋人になっても男くんに甘えすぎるのは良くない」
男「甘えていいのに」
幼馴染「そのかわり、別の意味では甘えん坊になっちゃうから♪」
ギュッ
男「う、腕組!?」
702: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/30(木) 01:40:49 ID:6SFK0y0.
幼馴染「えへへ、こうすれば男くんと密着できるし」
男「ご、ご、ご自慢の巨乳も当てられますね」
幼馴染「柔らかいからクッションみたいになるよ?」
男「夏祭り後はたくさん触らせていただきお世話になりました」
幼馴染「全部男くんのものなんだよ?」
幼馴染「私の唇も・・・髪も・・・胸も・・・お尻も・・・」
幼馴染「それから・・・私の」
男「お、幼っ・・・我慢できなくなるから、か、勘弁してくれ」
男「理性と全面戦争で・・・必死なんだよ・・」
幼馴染「ふふふ、少しは焚き付けられたかな?」
男「家についてからならバッチコイ、いつでも襲ってやる」
幼馴染「できるかなー??」ニヤニヤ
714: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 00:51:20 ID:m5eBr4w.
男「あんまり俺をバカにするなよ、俺だってその気になれば」ピピッ
ピロリン
幼馴染「あ、ごめんね、lineだ誰からだろ」
line
男『話を合わせながら聞いてくれ、何人かに尾けられてる』
男『複数の男だ。たぶん男2ではない。別の男子たちだな』
幼馴染「馬鹿にはしてないよー?ただ私を抱けるほどの勇気があるのかなって」
ピピッ
line
幼馴染『男子が複数ってことは・・・私が振った相手かな』
男『俺に恨みをもってるやつか』
男『どっちにしろ、このままだと人気が少なくなったところを不意打ちされかねん』
幼馴染『撒こうか』
男『上手いこと切り出してみる』
ピピッ
715: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 00:57:57 ID:m5eBr4w.
男「勇気は持ってるが、敢えて使わなかったんだよ」
幼馴染「ほうー?なんで??」
男「お前の気持ちを知るためだよ、そしてお前を焦らすため」ジリジリ
幼馴染「こんな人通りの良いところで、迫ってくるの?」
男「場所なんてどうでもいいさ、ようは俺の気持ち次第なんだよ」ジリジリ
幼馴染「私の気持ちは無視?」
男「恥辱で悶えるお前も見てみたい」
幼馴染「私はそこまで変態じゃないよ」
ジリジリ
男「俺が変態にしてやるよ」
幼馴染「そんなの無理」
男「あんま俺を侮るなよ?俺はやるといったらやる男なんだよ」ジリジリ
スッ
「!!追え!!」
タッタッタ
717: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 08:27:33 ID:m5eBr4w.
「!!っくそっ!どこにいきやがった!!」
「ちぃ!!」
タッタッタ
ーーーーーー
男「な、なんとうまいこと機転利かしたな」
幼馴染「あそこカーブは逃げ道とパターンが半端ないもんね」
男「これで連中も追ってこれないだろう」
男(けど二度も同じ手は通用しないだろうし、俺らの自宅もいつかはバレそうだな)
幼馴染「まぁ、家まで乗り込んでくるってことはさすがにないだろうし、私たちがヒッキーになれば良いだけかな?」
男(なんで俺たちがこそこそしなきゃならないんだろうな・・・・)
幼馴染「♪〜」
男(やっと幼と恋人になれたのに・・・)
718: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 08:39:13 ID:m5eBr4w.
幼馴染「いやーいい湯だったー」ホワホワ
男(なんとかして幼馴染のことだけは守り通さないとな・・・)
幼馴染「むふふー」ギュッ
幼馴染「どうしたのー?怖い顔して?」
男「ちょっと考える人になってたんだよ」クスッ
幼馴染「明日は幼友たちと海じゃんか。大丈夫だよ」
幼馴染「ほっておけば向こうだって飽きるだろうし」
男「幼に振られたことを引きずってる、または俺に恨みを覚えてるような連中だぞ?」
男「今の今まで引きずる奴らが簡単に飽きるとは思えないんだ」
幼馴染「そしたらまた逃げ通せばいいよー。逃げるのは幼ちゃんの十八番よ」
男「むしろ戦うのはだろ?男2と対峙したときだって真っ向から挑んでたし」
幼馴染「そんなに強くないのに、強がっちゃうのは性格かな」
男「むしろその姿勢は大事にしてほしいよ。けど、無茶だけはしないでくれよ」
男「お前にもしものことなんてあったら・・・」
719: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 08:48:00 ID:m5eBr4w.
幼馴染「いっそ今処女を奪っちゃう?」ニヤニヤ
男「そうしたいもんだな」クスッ
ポンポン
幼馴染「しないくせに」クスッ
男「なんか後悔しそうで怖いな」
幼馴染「そのためにも頑張って死守してますー」
幼馴染(早く捧げたいけど・・・今はそれ以外にもおば様のこともあるものね)
幼馴染(きっと大切に想うが故のジレンマがそうさせないのかな)
幼馴染「・・・・ねぇ、おば様のお見舞いまた行こうね」
男「うん?ああ、そうだな。そういえば、まだ付き合ったこと報告してないもんな」
幼馴染「そんなことよりも孫見せろとか言われちゃいそうだねっ」
男「はははさすがに早すぎるわ」
幼馴染(・・・・・)
720: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 08:56:12 ID:m5eBr4w.
ーーーーー
母「そうか・・・やっぱりあの男から逃れられないのかね」
幼馴染「え・・?」
母「男には話したことないけどね、私は旦那と付き合う前は誰かから必要とされたことがなかったのよ」
母「弟を抱えながら生きることで必死だった」
母「けどある日旦那と知り合って、自分の境遇も理解してもらって助けてもらった」
母「後にも先にもそんなことしてくれたのは旦那だけだったわ」
幼馴染「すごく良い人だったんですね」
母「初めてだったわね・・・人を好きになったのは」
母「けど丁度そのころ、学園である男のことが問題になってた」
母「なんの取り柄もなく優柔不断で、けど女子にモテる」
母「いろんな女子とついには関係を持つようになってたそうよ」
母「そしてその男は・・・」
721: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 09:04:47 ID:m5eBr4w.
母「いろんな女子を抱くことで快感を覚えていったそうよ」
母「とにかく良い女を抱きたいとね・・・」
幼馴染「・・・・良い女・・ですか」
母「これでも昔はあたしはモデル体系だけど出るとこ出ててたのよ」
幼馴染「ちっちゃい頃から変わりませんもんね」クスッ
母「まぁ・・・自分の身体をよく見せたいって思うようになったのも旦那と付き合うようになってからなんだけどね」
母「それまでは、どうでもいいって思ってたからねぇ・・・けどそれがかえって良くなかったのかな」
母「奴はあたしに目をつけてたらしくてね、あたしは旦那以外眼中になかったから、そっけない態度をとってたわ」
母「絡みがエスカレートするようになってから旦那と一緒にいる時間を増やして守ってもらう形になったかな」
母「そのことをあーだこーだ他の連中に言われて、ついムキになってさ」
母「旦那に負担をかけたくないって思うところもあったから一時期旦那から離れたのよ」
母「それがあたしの人生最大の後悔になるとも知らないでね」
722: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 09:12:22 ID:m5eBr4w.
母「幼ちゃん」
幼馴染「はい・・?」
母「あんたまだ、男に抱いてもらったことないでしょ?」
幼馴染「えっ!?あ、いやその・・・・」
母「そんな反応になるってことはまだね?」
幼馴染「・・・」コクッ
母「あのヘタレのことだからね、あんたのこと想いすぎるが故に手を出せないってこともありうる」
母「あたしのことを気遣ってってのだったらとんだ大馬鹿だよ」
母「後悔だけはしないようにしなさい」
幼馴染「・・・・」
母「相手を想うが故のことなんてのは、自分と一緒にいるのだから。自分と同じ気持ちなのよ」
母「ちゃんと言葉を介して伝えなさい」
母「自分と男との想いの壁をぶち壊しなさい」
幼馴染「・・・・・はいっ」
723: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 09:20:22 ID:m5eBr4w.
幼馴染「けどさっきあの男から逃れられないって・・」
母「・・・・あの男が最初に妊娠させた女の子があたしの親友でね」
母「あたしと同様よ」
幼馴染「そんな・・無理矢理・・?」
母「親友は子供を生んで他界したわ」
母「その子供は一時期施設で育てられ、その後学園で面倒を見てもらうことで生活してるそうよ」
幼馴染「まさか・・・その子供って・・・」
母「ここまでいえばもう誰かわかるわよね・・・」
母「幼ちゃんにはあたしと同じ轍を踏んで欲しくない」
母「自分の気持ちを・・思いっきりぶつけなさい」
ーーーーーー
724: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 09:28:42 ID:m5eBr4w.
ーーーー
幼馴染「・・・・」
男「幼?大丈夫か?」
幼馴染「あ、ううん!大丈夫大丈夫」
男「海が楽しみすぎてワクワクしてたとか?」
幼馴染「私は小学生か」
男「冗談だよ。それとも・・・」
男「なにか不安か・・・?」
幼馴染「ううん、平気だよ。いろいろ思い出しながら考え事をしてたんだ」
男「考え事?」
幼馴染「うん。でももう決めたよ」
男「なにか決断したのか?」
幼馴染「うんっ。男くんの隣にいるって」
幼馴染「いようって決めた」
725: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 09:29:42 ID:m5eBr4w.
男「それは告白したときに決めたんじゃなかったのか?」
幼馴染「そうだけどー、違う意味でもとなりにいようって決めたのー」
男「違う意味で??」
幼馴染「そう♪」
幼馴染(そう・・なにがあっても・・・)
ーーーーー
727: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 12:45:23 ID:m5eBr4w.
ファミレス
幼友「そっか・・・じゃあやっぱり二人は」
友「一応形だけの処分だけど、まぁ反省文だけで済んだのは先生が善処してくれたんだと思う」
幼友「でも、変だね」
友「ああ、あんな信憑性のない張り紙なんてなんの効果も・・・」
幼友「それもそうだけど、そんなもの流したら逆に男2くんの周囲の見方が変わっちゃうじゃない?」
友「変わる?」
幼友「確かに振られたのは彼だけど、それって男2くんから告白したって意味でしょ?」
幼友「幼馴染が二股かけてた疑惑が回りに浸透していたとしても、幼馴染が男2くんに絡んでいた場面っていうのは学校じゃなかったわけだし」
幼友「どう考えても男2くんの自虐にしか見えないと思うんだよね」
友「本人じゃないってこと?」
幼友「むしろ彼に強い恨みをもちつつ、男くんと幼馴染の付き合いに好意的ではない人物な気もする」
幼友「あんな達観して、めんどくさがってた人がそんな遠回りなことするとも思えない」
友「確かに・・・女子からの同情を買うにしても、同時に全校男子もしくは気にしていない女子たちにも知られるし、マイナス要素のほうが計り知れないな」
728: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 12:53:36 ID:m5eBr4w.
友妹「あ、いたいた」
イケメン「やぁ、二人でなんの相談?」
女「もしかして今日のこと?」
オタク「あれっすか?幼馴染さんと男さんの・・・」
友「よう、みんな。そんなところだな」
幼友「張り紙の話をしてたところだよ」
女「あー、あれね。うちの部員に調べさせたところ、男2の取り巻きの一人が流したみたいよ」
友「え!?そうなのか?」
女「ええ、しかも頼まれてだってさ」
友妹「それってまさか、男2の?」
女「それがね、取り巻きとは関係ない女の子から封筒で渡されたんだって」
イケメン「無関係の女生徒から?なんでそんな子が??」
729: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 13:04:45 ID:m5eBr4w.
オタク「その子実は、うちのオタク仲間からそれを渡されたって言ってたんですよ」
友「え、じゃあ、幼馴染さんのファンが犯人??」
オタク「オタク仲間を絞り上げたら吐きましたよ、男2の取り巻きの一人から頼まれたって」
友「結局取り巻きが元凶だったのか」
女「でもその女子は、休みだったのよ」
友妹「え、じゃあどうやって、その封筒を渡したんですか?」
オタク「実は・・ゲーセン帰りに頼まれて、色仕掛けにやられたと」
イケメン「あらら・・・」
友妹「うわぁ・・・」
オタク「や、じ、自分はそんなことしないっすよ!!」
女「そんなわけでさ、その女子が犯人かどうかはともかくとして、ここまで影響を与えた男2をどうするかっていうことが教職員たちの間で持ち上がったそうよ」
友「やっとか」
730: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 13:12:43 ID:m5eBr4w.
幼友「本人の周りの人たちが起こしたとはいえ、渦中の人物だからね・・」
友「謹慎程度で済まされそうな感じでもありそうだな」
女「そうねぇ、ゴシップ並みの内容の張り紙をただ張り回しただけだしね」
女「これが複数の女の子と関係を持ってたとかが明るみになったんなら退学くらいまでいきそうだけど」
イケメン「その渦中の人物は今は?」
女「さぁ?休みだったからね、幼っちに振られてよっぽどショックだったのかしら?人生初の失恋で失意の底なんじゃないかな」
友「今までちやほやされてたツケが回ってきたんだよ」
731: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 13:21:18 ID:m5eBr4w.
友妹「でもなんであそこまで幼馴染さんに拘ったんでしょうか?」
女「まぁ・・・あの子この辺じゃ敵無しなくらいの容姿だしね。タメはれるのなんて幼友っちくらいか」
幼友「いや・・・私はあんなに元気で明るく振る舞えないよ」
友(そういうおとなしいところに惚れたんですけどね)
友妹「たしかに見た目はそうですけど、それだけであそこまで執拗になれるもん?」
イケメン「俺はあんまり共感できないかな」
友「俺は第一印象はそこから入るけど、それだけだったら今ごろここにはいない」
友妹「性格もとても一致していたとも思えないし」
オタク「・・・・あ、憧れ・・・とか」
一同「へ?」
732: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 13:23:47 ID:m5eBr4w.
オタク「え、あ、いや、ほら眩しいものを見るとそれに惹かれるというか」
オタク「主人公みたいになりたいとかそういう風に思ったりするとか・・」
一同「・・・」
オタク「あ、その・・・」
イケメン「いや、案外的を得てるかもね」
女「あー・・・うん、なんとなくわからないでもないよ、それ」
733: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 13:34:11 ID:m5eBr4w.
ーーーーー
友「主人公みたいになりたいか・・・」
幼友「うん?どうしたの??」
友「いや、オタクの言ったことがガキの頃の俺みたいだなって」
幼友「オタクくんのこと馬鹿にしてる?」
友「あはは、ちがうよそうじゃないよ」
友「いや、いつから俺は自分が脇役だって思うようにひねくれたのかなって」
友「昔は主人公に憧れてたのにな・・・」
幼友「それはもう主人公になったからじゃないかな?」
友「主人公?俺が??」
幼友「だって君はもう私の主人公だもの」
友「え?」
幼友「いつもデートに誘ってくれるときも、みんなで遊びにいくときも」
幼友「まずは私たちのことを考えて動いてくれてたよね?」
友「あれは・・・俺がそうしたかったし自分から動かなきゃ・・・」
734: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 13:37:53 ID:m5eBr4w.
友「君に振り向いてもらえなかったし・・・」
幼友「それが大事なんだよ」
友「それ?」
幼友「自分からまずなにかをしようと、能動的になれるようになったから」
幼友「想うだけじゃ伝わらない・・・誰かのためでも自分のためでも、動き出すことができた瞬間」
幼友「君は脇役なんかじゃないよ」
幼友「だから・・・ね」
幼友「えっと・・・・」
友「幼友ちゃん・・?」
735: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 13:40:16 ID:m5eBr4w.
幼友「私が友くんの・・ヒロインじゃだめ・・・かな?」
友「・・・・ 」
幼友「・・・・」
友「なに言ってるんだよ」
友「俺が主人公になる前から君はヒロインだよ」
739: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 23:22:02 ID:m5eBr4w.
ーーーー
そして海へ・・・・
一同「う・みだーー!!!!!」
ザパーン
友「しかし暑い・・・」
イケメン「砂浜も・・・熱っ!」バタバタ
オタク「そして・・・」
男「女子の水着も熱い!!!」
・・・・・・
友「誰もいやしねぇぇ!!なんでだよ!?」
イケメン「まぁ・・・着替えるのに時間掛かっちゃうからね」
オタク「海洋生物も熱いっすから気を付けてくださいね。貝に刺されて死ぬなんて笑い話にもならないっすから」
男「食いもんとして食ってる貝に殺されるとか冗談じゃないな・・・・」
イケメン「岩場あたりは要注意しなきゃね」
740: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 23:48:46 ID:m5eBr4w.
男「まぁ、ヴィーナスたちが来る前にビニールシートひいてパラソル建てるか」
友「クーラーボックスのドリンク足りるかな?」
イケメン「足りなさそうなら買ってくるよ」
男「水分塩分適度に取らないとこりゃ死ぬな」
741: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 23:57:00 ID:m5eBr4w.
おお、やってるやってる
男共ー
男「おお、女さん。なかなか早いね」
女「やっほー、しかし暑いね」
友「さすが、期待通りの普通具合」
女「悪かったなゴルァ。普通なのがかえって妙にリアルなんだよ」
オタク「暑いから、こっちのパラソルに入ってください」
女「優しいのはオタクっちだけよ」
742: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/07/31(金) 23:57:49 ID:m5eBr4w.
友妹「やっほー」
友「帰れ!!」
友妹「張った押すぞ」
友「妹の水着姿なんかみてもなんも感じないし」
友妹「別におめぇに見せるためにきてるわけちゃうわ!」
男「ほぅ、また成長したね」
友妹「ちょっとだけね♪」
男「よく似合うよ、ビキニを着こなせるようになったね」
友妹「同じ兄ぃでも男兄ぃは違うねぇー」
男「俺よりもイケメンさんに誉めてもらうといいよ」
友妹「イケメンさんは?」
オタク「ドリンクの追加買い出しに行ってるっすよ」
743: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 00:03:23 ID:lXCa5MmI
幼友「あんまり妹ちゃんいじめちゃだめだよ」
友「っ!!!!」
男「ほぅ・・これは」
オタク「グラビアモデルっすか・・・」
友妹「や、まー・・・どうやっても勝てないでしょこんなの」
幼友「む、昔は全然だったよ?元々病気してたから、ガリガリだったし」
男「今は程よい肉付きに、立派なものを持ってるね」
友「お前に評価されるとなんか腹立つ」
男「悪かったよ」
幼友「あははは」
友「そんなことより、パラソルの下においでって!熱中症になるから」
幼友「あははは、大丈夫だよー」
男(あとは幼だけか・・・)
744: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 00:09:20 ID:lXCa5MmI
イケメン「お、揃い始めたね。みんな綺麗だね」
女「そこはまとめちゃだめですよー」
幼友「そんなことよりも友妹ちゃんをみてあげてよ」
友妹「や、あ、あたしは・・・」
女「見せるって言ってたじゃない、ホラホラ」
友妹「っーーー!・・・・」
イケメン「綺麗で、友妹ちゃんの恥ずかしがる仕草も可愛いよ」
友妹「あ、うぅ・・・ありがとぅ・・・ございます」
オタク「リア充っすね・・・」
友「男、幼馴染さんは?」
男「うん?そうだな、少し遅いな様子を見てくるよ」
友「覗くなよ?」
男「馬鹿言うなっての」
タッタッタ
745: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 00:18:36 ID:N752XPJw
男(まぁ、ここまであいつらが追ってくるなんてこともないだろうし)
男(ましてや男2が来るなんてこともないだろうし)
男「あれは・・・」
ササァ
幼馴染「・・・ふぅ・・・ちょっと落ち着いたかな」
男「なにが落ち着いたんだ?」
幼馴染「お、男くん!?」
男「水着の女の子がこんなところでノロノロ歩いてたらナンパされるぞ」
幼馴染「ふふふ・・・もうすでにナンパされちゃってるね?」
男「このまま、次のランデブーを二人っきりで相談するかい?」
幼馴染「それは名案。だけどみんなを待たせちゃ悪いからいこっか♪」
男「おうよっ」
746: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 00:22:46 ID:N752XPJw
男「それがこの前いってた水着?」
幼馴染「そうそう、真っ先に男くんに見せられてよかった♪」
男「誘惑に負けた」クスッ
幼馴染「心配してくれたんでしょ?」
男「ちょっとせっかちだったかな。ごめんな」
幼馴染「そのせっかちのお陰で男くんに先に見せられたから結果オーライだよ」
747: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 00:25:57 ID:N752XPJw
男「ははは、そいつはついてたな」
男「ははは・・・・」
男「・・・・・・」
ピタッ
幼馴染「ん・・っ」
男「よく似合ってる・・・綺麗だよ幼」
幼馴染「ありがと・・・君に誉めてもらうのが一番嬉しい・・・・」
ヨロヨロ
幼馴染「わ、っとと・・」
男「大丈夫か?」
748: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 00:29:43 ID:N752XPJw
幼馴染「へーきへーき、だいじょーぶだよ」
男「夏祭りのときも、同じ感じだったよな」
男「もしかして体が・・・」
幼馴染「大丈夫だよー、夏祭りのときは緊張と嬉しさもあってのことだよ」
男「今は暑さか?」
幼馴染「そういうことだよ」
男「・・・・」
男「幼、俺に話してないことがあるだろ」
男「幼」
749: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 06:38:49 ID:lXCa5MmI
幼馴染「大丈夫だよ。ちょっと感情の起伏というか、落ち込んだときと嬉しいときに調子が左右されやすいだけ」
幼馴染「まだ体が出来上がってないからさ、心臓もそれに合わせてくれようと今頑張ってるんだと思うから」
男「気持ちの持ち次第ってことか?」
幼馴染「うん」
幼馴染「だからね調子を維持するためにも、マイナスなことをは考えないようにしてきたの」
幼馴染「けど男くんと再会して、生活してってるだけで良いこと尽くしなんだけどね♪」
男「そう言われると本気で照れるな」ポリポリ
幼馴染「私の生きる原動力だからねー」
750: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 06:44:16 ID:lXCa5MmI
幼馴染「心臓も今は不安定だけど、維持できないことはないから」
幼馴染「ね?」
男「わかった。ありがとうな話してくれて」
幼馴染「ふふん、幼ちゃんの秘密をまた知れたね?」
男「知って損はない秘密だな」
幼馴染「あ、そそ、心臓でおもいだしたけど、実はまた胸が大きくなってたみたいで水着結構ギリギリなんだよね」
男「なんて繋げ方してんだ」
幼馴染「夜とか男くんに揉みしだかれてるからかな・・・」
男「そ、そんなしょっちゅうしてないよーーー」
ーーーーー
751: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 06:50:23 ID:lXCa5MmI
ーーーーー
夕方
オタク「魚市場いきましょーよ」
イケメン「おみやげも買っていきたいしね」
女「ねぇねぇ、これとか可愛くない?」
幼友「あははは、ナニコレー」
友(女はともかく、幼友ちゃんもゲテモノ好きなのか・・・・)
こうして楽しく時間だけが過ぎていき・・・・

友妹「花火っ花火っ」
752: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 06:55:18 ID:lXCa5MmI
男「打ち上げ花火をみんなでみるのもいいけど、こうやってやるのが一番楽しいな」
ジュー
幼馴染「あ、男くん、火頂戴ー」
ザザー
パチパチ
友「夏祭りのときもやったし、今年二回目のツインファイヤーフラワー!!」
幼友「おお、蛇花火可愛い〜」
幼馴染「ねぇ?男くん」
男「どうした?幼」
753: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 07:05:24 ID:lXCa5MmI
幼馴染「言葉で伝えるって、いつから難しいことになっちゃったのかな」
男「急にどうしたんだよ?」
幼馴染「いろんな動物はさ、意思疏通をどうやってやってるかわからないけど、触れあったり、特殊なリズムだったり」
幼馴染「人ってそれもできるけど、言葉っていうコミュニケーションツールを産み出したよね」
幼馴染「これってすごいことだと思うんだ」
幼馴染「人はどこまでいっても、人のままだから。言葉で伝えるってすごく大事なことなんだよ」
幼馴染「相手の気持ちを理解したり、空気を読んで動いたり、そんな先読みの行動をどうしてもしがちだけど」
幼馴染「本当に大切なことは、自分の意志と、相手の意志をお互い伝え合うことなんだよね」
男「幼・・・・」
754: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 07:16:22 ID:lXCa5MmI
幼馴染「私ね、男くんと過ごしてて、男くんの好意に気づいてたよ」
幼馴染「仕草や動き方、目線とか。でもそれは私の主観でしかないし、男くんも意識をしていたのかもしれないけど」
幼馴染「意志を伝えないと、それは理解にまでは発展しない」
男「・・・・そうだな」
幼馴染「だから、男くんの言葉で気持ちを伝えてもらったときは本当に・・嬉しかった」
幼馴染「私は馬鹿だから言葉をそのままの意味で受け取っちゃうから、深読みしたりとかそういうことは出来ないんだ」
男「俺は相手の動向を探れるのかと思ってたよ」クスッ
幼馴染「そんなエスパーじゃないよー」クスッ
幼馴染「だからさ・・ ・誤解なく理解する力が本当に必要なんじゃなくて」
幼馴染「誤解させることなく意志を伝える力の方が人にとって一番大切なことなんじゃないかな?」
756: ◆Ceh0ui2Ybg 2015/08/01(土) 07:30:23 ID:9XbSbxWc
幼馴染「伝えることの難しさに比べたら理解することはすごく簡単なことだよ」
男「伝えること・・・か」
幼のその言葉は今でも忘れることがない
人が手に入れた、他の生き物にはない力
それはきっと人が持ってる本質なのかもしれない
伝えることが難しい、思っていても伝えられないジレンマと戦いながら人は生きているのだから
しかし・・・
それでも
伝えることができる人はいる
本当に純粋に「人」であろうとしていたからこそ自分の意志を伝えることができるのだと・・・・
760: 以下、

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