俺「俺は真姫ちゃんの幼馴染で凛ちゃんに惚れられてる」back

俺「俺は真姫ちゃんの幼馴染で凛ちゃんに惚れられてる」


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1:
俺「って設定でSS書くか」
俺「やっぱり俺君SSだよな、俺君最高だわ!」
俺「この瞬間だけは、俺は皆の彼氏になれる。皆と触れ合える」
俺「……そんなことはさせない」
俺「お前は……やっぱり俺の前に立ちはだかるのか」
俺「俺君否定派の俺君よぉ!」
俺「俺君SSなんて書くのはやめろ。彼女達に男は介入してはいけないんだ」
3:
俺「何言ってんだよ、ラブライバーなら一度は夢見るだろ?」
俺「穂乃果と共に和菓子屋を経営し、海未と共に鍛錬し、ことりとデートし」
俺「真姫をからかい、凛と共に歩み、花陽とのんびりし」
俺「絵里と手を繋ぎ、希と笑いあい、にこと未来を思い描く」
俺「それを形にして、何が悪いってんだよ」
俺「だから何だ? 俺君SSには批判が多い、望まれていないんだよ」
俺「そんなのレズ好きだけだろ? ノーマルは俺君を求めてるんだよ」
俺「そんなことはない。あの世界に俺君という存在は不要なんだ」
4:
俺「仮にあの世界に同年代の男がいたとしたら、俺だって俺君SSなんて書かないさ」
俺「あの世界に男は父親くらいしかいない。中年なら彼らに自己投影が出来るかもしれないけどさぁ」
俺「若年層は誰に自己投影すればいい? 中高生や二十代の奴らは、あの世界に自己投影できる存在がいないんだよ」
俺「じゃあ俺君を作るしかない、俺君を作って自分を投影するしかない。分かるだろ?」
俺「自己投影? そんなことをする必要はないだろう」
俺「何?」
俺「彼女達は彼女達の枠内で日常を生きている。男がいないのは、彼女達の日常に男が不必要だからだ」
6:
俺「お前は先刻レズ好きくらいしか俺君を否定しないと言ったがそれは違う」
俺「彼女達の世界は、彼女達だけで構成されているからこそ美しいんだ」
俺「甘いものが好きだからって、カレーにショートケーキを入れる奴がいるか?」
俺「お前がやっていることはそれと変わらないんだよ」
俺「じゃあ俺はどうすればいい? 俺君がいなければ、どうやって彼女達と恋愛すればいい?」
俺「……」
俺「見ろ。答えられないじゃないか。キャラに惚れた人間は、恋愛も出来ずに終われと言いたいのか?」
俺「そういうわけじゃないよ。それを俺君という形で出すなと言っているんだ」
俺「はあ? じゃあどうすればいいっていうんだよ、代案も出さずに批判だけするようじゃただの馬鹿だぞ」
8:
俺「恋愛の形は様々だ、ただ彼女達の生活を見守るだけでいいじゃないか」
俺「それに俺君を出さずとも、カップリングのどちらかに自己投影する方法もある」
俺「女に自己投影? 出来るわけないだろ?」
俺「穂乃パパにもこたろうにも、年齢の問題で自己投影は無理だしな」
俺「見守る方法もあると言っているだろ。ほのぼのSSを書いて、自分の思い描く世界を……」
俺「だから、そうじゃないんだ」
俺「俺は彼女達と恋愛して、はっきり言えばヤりたいんだ。そんな自分を騙すような真似は、いらない」
10:
俺「例えば18禁同人誌で彼女達が犯されるものがあるよな?」
俺「あるな」
俺「あそこに出てくるのは大概汚いオッサンばかりだ」
俺「しかしあれは批判されることも無く許容される。あれも俺君と変わらないのにだ」
俺「俺君を批判するなら、汚いオッサンだって批判されてしかるべきだろ」
俺「同人誌とSSは違うだろう。あれはそういう目的で作られていて、読者のニーズにも合致している」
俺「じゃあ俺の書く俺君SSだって変わらないだろ? 俺君を求めるニーズも居るんだから!」
12:
俺「お前の言い分は分かった、でもな」
俺「お前は現実でモテないから、彼女達を現実逃避の材料にしているんじゃないか?」
俺「……それは」
俺「読者の為なんて理由をつけても、所詮は自分と俺君を重ね合わせて、現実の辛さを紛らわそうとしているだけじゃないか」
俺「確かに、俺もしたいさ! 穂乃果と朝まで舐め合いたい!」
俺「でもな、駄目なんだよ。彼女達を現実逃避の材料なんかに使っちゃ」
俺「彼女達はそれぞれ作品内で幸せに生きていて、俺たちのことなんか眼中には無いんだ」
俺「そこに無理やり割り込んでいって、彼女達を半ば洗脳気味に自分を好きにさせて……」
俺「そんなものが本当に幸せなのか!?」
俺「俺は……ただ、彼女達が好きで、恋愛がしたくて……」
13:
『あいつキモいよねー』
『いっつも携帯見てにやにやしてるしさー』
俺「だって、現実は……」
『君、何で前に教えたことも忘れてるの?』
『給料払ってるんだからさ、ちゃんと人並みの仕事してよ』
俺「皆、俺に冷たいから……」
『え、私が好き? いや、無理無理無理!』
『鏡見たことあるの? あんたを好きになる女なんていないって』
俺「だから、彼女達だけでも、俺のことを、好きになってほしくてさぁ……」
俺「俺君……」
16:
俺「本当は分かってるんだよ俺だって!」
俺「彼女達は俺の事なんて好きにならない! 俺がどれだけ彼女達の事が好きでも、彼女達の目には俺は映っていない!」
俺「俺君を作り出しても、それは俺なんかよりもずっとイケメンで性格も良くて、モテるような奴ばかりで自己投影なんかにはならない!」
俺「だけどさぁ、どうしようもないんだよ……彼女達に救ってほしいんだよ、俺だって……」
俺「……救ってほしいだけなら、他に方法はあるだろ?」
俺「普通にSSを書くだけでも、コメントによって承認欲求は満たされる」
俺「SS作者なんて承認欲求に飢えた奴らばかりだ。アフィに纏められて喜んでる奴もいるくらいなんだから」
俺「お前は誰かに認められたいだけなんだよ。俺君じゃなくったって、いいじゃないか」
17:
俺「俺君、俺は……」
俺「良いんだよ、俺君。今は泣いてもいいんだ、それから、承認欲求を満たすための感動要素満載のSSを書けばいいんだ」
俺「なあ、お前らさ。さっきから何言ってんだ?」
俺「うっ! お、お前は……!」
俺「俺君肯定派でも俺君否定派でもない俺君!」
俺「別に俺君が出るとか出ないとかどうでもいいだろ?」
俺「面白かったら良いSSだし、面白くなかったら糞SSだ。それだけの話なのに、俺君がどうのこうのって馬鹿らしい」
18:
俺「うるさい! お前なんかに俺達の気持ちが分かってたまるか!」
俺「俺君がどうでもいいなら、話に入ってくるなよ」
俺「恋愛がどうとか、彼女達の意思とかさあ、意味分からないんだよね」
俺「だってラブライブ! ってさあ」
俺「やめろ! その先は言うんじゃない!」
俺「頼む……やめてくれ……」
俺「ただのアニメじゃん。所詮絵だろ?」
19:
俺君達は立ち消え、暗い部屋の中にはPCの明かりに照らされ、一人の男の影が映し出されていた。
 
 
 
 
 完
22:
妹「おにーちゃんさっきからうるさい!!」
2

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