【艦これ】提督「夢で見てしまった」【短編集】back

【艦これ】提督「夢で見てしまった」【短編集】


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2:
子日「提督ー!子日だよー!」バァン!
提督「おお、朝早いな、子日」
子日「えへへ、提督もね!」
提督「俺は仕事があるしな。お前は今日は何もないだろ?ゆっくり休めよ」
子日「休みの日だからー、遊びに来たの!提督、遊ぼう!」
提督「俺は休みじゃないんだがな…ま、いいか。他ならぬ子日の頼みだ」
子日「いいの?やったぁ!」
3:
提督「そんじゃ何する?」
子日「うーん…まだ朝早いから涼しいし…お散歩?」
提督「…ふむ、それもいいな。じゃあ行こうか」
子日「わぁい!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
提督「ふー…朝は空気が澄んでていいな」
子日「この朝の爽やかな空気も夏って感じだよねー。提督は夏は好き?」
提督「んー…まぁ好きだよ、動きやすいしな」
子日「そっかぁ、じゃあ私も夏が好き!」
提督「じゃあって何だよ…あ、そうだ、先週の出撃での傷はもう大丈夫なのか、子日?」
子日「うん、見ての通りもう何ともないよ!」
4:
提督「そうか、良かった…が、あの時は本当に心配したよ。深海棲艦との乱戦で子日だけが行方不明になって…3日してひょいと戻ってきてくれたけど…その間気が気でなかったよ」
子日「私も何が何だかよく覚えてないけど…まぁ助かって良かったね!」
提督「そんな他人事みたいな…まぁそうだな。戻ってきてくれて本当に良かった」
子日「うん、そうだね。これからもずっと一緒だからね!」
提督「ああ、そうだな…それにもうすぐパーティもある。お前も楽しみにしてたろ」
子日「……え、何の?」
提督「何のって…お前の、誕生日だよ。前からずっと話してたじゃないか」
子日「……あ、ああ!そうだったね!いやー楽しみだなー!」
5:
子日「それでねー、昨日叢雲ちゃんがー」
提督「…………」
子日「そしたらね、暁ちゃんまで出てきてー」
提督「…………」
子日「……ねぇ、提督、話聞いてる?」
提督「ん、あ、ああ…」
子日「全く、そんなんじゃケッコンしてる娘に愛想尽かされちゃうよ!」
提督「……ケッ、コン……?」
子日「そうだよ、ダメだよそんなんじゃ!プンプン!」
提督「……な、なぁ、子日…一つ、聞いていいか」
子日「ん?なぁに?」
提督「……お前、この間の出撃より前の記憶で混乱してる部分とか、あるか?」
子日「…………」ピタッ
6:
子日「……どうして、そんなことを聞くの?」
提督「…………質問を、変えよう」
子日「…………」
提督「———俺とお前の、ケッコン記念日…覚えてるか」
子日「——————」
子日「どうしちゃったの?提督、緊張してる?汗がすごいよ?」
提督「質問に答えろ!…お前は、覚えているか!?」
子日「何をそんなに不安がってるの?子日は子日だよ?」
提督「……本当に、子日…なのか」
ネノ日「そうだよ。私ハ子日。提督だッて知ってるでしょ?」
提督「……じゃあ指輪は、どこへやった」
子ヒ「提督、どうして懐に隠しテる拳銃に手を伸ばすノ?私はわたシだよ」
提督「じゃあどうしてお前の眼は」
提督「———そんなに、蒼いんだ」
7:
——————ネノヒダヨ?
【子日?-END】
8:
シャリッ…シャリッ…
提督「聞いてくれよ時津風、今日はやたら目覚めが良くてな」
シャリッ…シャリッ…
提督「何でかと思ったらさ、布団の中に雪風がいたんだよ」
シャリッ…シャリッ…
提督「いや、柔らかいよなぁ、雪風。ああもちろん変な意味じゃないぞ」
シャリッ…シャリッ…
提督「ああやってるとまるで娘が出来たみたいで…って、もうこの部位の肉なくなったし」
ブチブチッ
9:
提督「しかし時津風、お前って脚ほっそいよなぁ」
グチャッ、グチャッ
提督「もっとちゃんと肉つけなきゃダメだぞ、成長期なんだから」
グチャッ、グチャッ
提督「まぁ俺はお前の脚嫌いじゃないけどな、すらっとしてて滑らかですべすべしてる」
グチャッ、グチャッ
提督「ああスマンスマン、セクハラとかじゃなくてな」
グチャッ、グチャッ
提督「ただ時津風は将来絶対美人になっただろうなって思ってさ」
グチャッ、グチャッ
提督「ふむ…意外とこんな部分も喰えるもんだな」
10:
提督「しかしお前とか雪風の格好って危ないよな」
ブチブチッ
提督「雪風は無邪気なだけで何も考えてないんだろうからいいんだけどな」
ブチブチッ
提督「お前は周りの視線の意味を理解した上であの格好だったろ、時津風」
ブチブチッ
提督「まったく、ここにはほぼ俺しか男がいないから良かったものの…」
ブチブチッ
提督「おっ、ここは美味いな」
11:
提督「未発達で痩せぎすだったし正直あんまり期待してなかったけど…」
グチャッ、モッチャモッチャ
提督「意外とお前イケるよ、時津風」
時津風「———」
提督「特にこの太ももとか、いい感じに締まってて歯応えたっぷり」
グチッ…ベリッ
提督「ああ、血抜きして真っ白な時津風の肌…乳房はほんの少しの膨らみが旨味の宝庫だよ」
ガリッ…ブチブチブチッ
提督「あとは…あ、そうだ聞いてくれよ時津風」
時津風「———」
提督「俺さ、魚の眼、好きなんだよね。トゥルッとしてて美味いんだこれが」
時津風「———」
提督「お前のってどうなんだろうな?やっぱ美味いのかな」
時津風「———」
提督「善は急げ、早いただくとしようかな…っと」スッ
グググ…ズルッ…ブチッ
提督「んー…んーっ!美味い!こりゃいい!な!時津風!」
時津風「———」
提督「いやー、たまには2人で食事してみるもんだな。な、時津風?」
時津風「———」
【時津風-END】
12:
提督「ここにナイフがある」
榛名「はい」
提督「そして金剛がいる」
榛名「はい」
提督「ここにナイフがある」
榛名「はい」
提督「そして比叡がいる」
榛名「はい」
提督「ここにナイフがある」
榛名「はい」
提督「そして霧島がいる」
榛名「はい」
提督「ここにナイフがある」
榛名「はい」
提督「そして俺がいる」
榛名「はい」
13:
榛名「榛名は大丈夫です」ザクッザクッ
金剛「」
榛名「例え最も尊敬するの金剛お姉さまをこの手にかけたとしても、榛名は大丈夫です」
榛名「榛名は大丈夫です」ザクッゴロン
比叡「」
榛名「例え姉妹の中で一番好きだった比叡お姉さまの胴と頭を切り離しても、榛名は大丈夫です」
榛名「榛名は大丈夫です」グジュッグジュッ
霧島「」
榛名「例え最も仲の良かった霧島の脳味噌を床にぶちまけようと、榛名は大丈夫です」
榛名「榛名は大丈夫です」ズチュッズチュッ
提督「」
榛名「例え最愛の人を殺し、その屍体と身体を重ねていようとも、榛名は大丈夫です」
榛名「榛名は大丈夫です」
榛名「榛名は大丈夫です」
榛名「榛名は大丈夫です」
【榛名-END】
18:
阿武隈「提督ってキモくない?」
鬼怒「分かる、寡黙ぶってるくせに下心が見え隠れしてる部分とか特に!」
阿武隈「だよね。この間なんか着替えてるところ見られそうになったもん」
鬼怒「うっわ最悪!どうなったの!?」
阿武隈「慌てて部屋から出て行ったけど…アレ絶対見られたよー!」
鬼怒「しかもどうせ後からいちいち後からしくこく謝ってきたりとかしたんでしょー!?」
阿武隈「そう!そうなの!知らないフリしてくれた方がお互いラクなのに!」
鬼怒「あれって絶対童貞だよねー」
阿武隈「ねー」
提督「………………」
19:
阿武隈「しかもお詫びとか言って間宮に連れて行かれたんだけどさー」
鬼怒「何でお前ついてくんの?」
阿武隈「そう!何か当然みたいな顔でついてくるの!」
鬼怒「お前と飯食うぐらいなら間宮もいらねぇよって話だよね!」
阿武隈「うんうん、ホンット下心丸見えで気持ち悪いの!」
鬼怒「本人的には隠せてるつもりっぽいのが余計にキモくない?」
阿武隈「分かる」
提督「………………」
20:
提督「………………」ギシッ
阿武隈「傷付いたからってそうやって自殺しようとかするところも最低だよね」
鬼怒「うんうん、情けないしそれが格好いいとでも思ってるのかな?」
阿武隈「それどころか誰も悲しまないよね」
鬼怒「あーあ、次はイケメンで仕事が出来てキモくない提督がいいなー」
阿武隈「ねー」
提督「…………」ググッ…
ガタンッ
提督「カッ…カヒュッ……ゴッ…!……ヒュッ…………」
提督「………………」
提督「」
阿武隈「本当、気持ち悪いよね」
鬼怒「ね」
【鬼怒/阿武隈-END】
21:
伊168「……いや、やめて」
提督「どうして?」
伊168「やめて、司令官」
提督「いいだろう?イムヤ」
伊168「近付かないで」
提督「いいじゃないか、俺とお前の仲だ」
伊168「だったらズボンを履いて、私を…そんな目で見ないで」
提督「どうして?いいだろう?な?」
伊168「やめて…やめて!」
提督「———オレトオマエノナカジャナイカ」ニタァ
伊168「……ひっ……!」
22:
提督「あぁ…あぁ…気持ちいいよ、イムヤ」パンッパンッ
伊168「あっ……あぁぁあっ……!」グスッ
提督「イムヤも俺のこと好きだもんな?な?」
伊168「……っ!」ギロッ
提督「……何その目」
伊168「…見損なった……!」
提督「は?」ドゴッ!
伊168「うぶっ…っ!?」
提督「あのさぁ、それっておかしくない?」ゴスッゴスッ
伊168「あ゛っ…や、やめっ…!」
23:
提督「俺がこんなに好きなのに、ねぇ、何で」ドボォッ!
伊168「う゛っ…うぶっ、おえ゛ぇぇ…え、えぇ……!」ビチャビチャ
提督「……ああ、勿体無い、せっかくのイムヤの体液」ベロッビチャッ
伊168「あ…あぁ…」
提督「俺たち、ずっと一緒だよな」パンッパンッ
伊168「…………」ポロポロ
パンッパンッ
【伊168-END】
26:
提督「夕立、これをあげよう」
夕立「これ、何ですか?」
提督「それはニンジンだよ」
夕立「提督、これ、拳銃っぽい」ズガン
提督「なるほど、まずは自分の頭を撃ち抜いたか」
夕立「夕立、賢いっぽい?褒めて褒めて!」
提督「はは、いい子いい子。さて、もののついでに夕立の頭の中を見てみようかな」
グリグリ…グチャッ…ドロッ
夕立「提督さん…そこまで見られるとちょっと恥ずかしいっぽい…」
提督「恥ずかしがることはないよ。とても健康的な脳味噌だ。味も見ておこう」ジュルッ
夕立「どう?美味しいっぽい?」
提督「ふむ、中々の味だ。夕立も食べてみるかい?」
夕立「食べるっぽい!」
27:
提督「はい、あーん」
夕立「んー…?あんまり美味しくないっぽい…」
提督「あらら、夕立にはちょっと合わない味だったかな?」
夕立「提督さんのも食べてみたいっぽい!」
提督「僕のを?うーん…まぁいいか」ズガン
提督「はい、お食べ」
夕立「わーい、いただきまーす!…ふむふむ…うん!美味しいっぽい!」
提督「それは良かった。僕も夕立のをもう少し貰おうかな」
夕立「夕立も提督さんののーみそたくさん食べるっぽい!」
ズルルルッ…ニチャッ…ドロッ
提督「美味しいね」
夕立「美味しいっぽい!」
提督「あはは」
夕立「あはははは!!」
【夕立-END】
28:
提督「おーいビスマルク」
ビス「〜〜〜」
提督「ん?すまん、何て言った?」
ビス「〜〜〜〜」
提督「……?」
ビス「〜〜!〜〜〜!?」
提督「……ん?んん?……プリンツー?」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
提督「プリンツたちに助けてもらおうとしたが、どうやらこれはドイツ語じゃないらしい」
ビス「〜〜〜?」
提督「それもビスマルクにもこっちの言葉は分からないようだ。筆談もできない…何でこうなった?」
ビス「〜〜〜〜!」
提督「よく分からんが…取り敢えず身振り手振りで何とかするか」
29:
提督(取り敢えず、昼ごはんでも行こうか…っと)バッバッバッ
ビス「(′・ω・)b」
提督「よし、何とか伝わってるな」
提督「俺はカツ定食でいいか…ビスマルクは?」
ビス「(´・ω・`)」
提督「これじゃないっぽいな…じゃあこっちか?」
ビス「(´・ω・`)」
提督「こっちでもないか…じゃあこっちか?」
ビス「(`・ω・´)」
提督「よし」
30:
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
ビス「昨日は何だか変な1日だったわね…誰とも言葉が通じなかったし」
ビス「でも今朝はプリンツやレーベ、マックスとも話が出来たしもう大丈夫よね」
ビス「おはよう!admiral!昨日は迷惑をかけたわね、戦艦ビスマルク、もう大丈夫よ!」
提督「〜〜〜〜」
ビス「えっ」
提督「〜」
ビス「…………まさか、今度はadmiralが?」
提督「(´・ω・`)」
ビス「(´・ω・`)」
【ビスマルク-END】
31:
明石「…………」
提督「ってのが…最近見た夢でな」
明石「は、はぁ…」
提督「お前がそんな蛆とゴキブリのキメラを見てしまったみたいな顔になるのも無理はない」
明石「そ、それで…提督はどうしたいんですか?」
提督「…提督、やめようと思う」
明石「!?」
提督「俺みたいな屑に指揮されるのも嫌だろ?だったらとっととやめて首でも吊るかな…って」
明石「だ、ダメですダメです!この鎮守府にはあなたが必要です」
提督「はは、優しいな、明石は…でもいいんだ。俺なんて…」
明石「これは重症ですね…仕方ない、荒療治ですが…」
提督「…………」
明石「服を脱いでください、提督」
提督「いや何言ってんのお前」
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