真姫「口を開けば希希って,あんた他に友達いないの?」絵里「」back

真姫「口を開けば希希って,あんた他に友達いないの?」絵里「」


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2:
絵里「それって…」
真姫「な、何よ…///」
絵里「私に嫉妬してくれてるの?」
真姫「ばっ!///エリーのばかぁ!!///」
絵里(かわいい…)
27:
希「絵里ち帰ろー、お、真姫ちゃん」
絵里「えぇ、今行くわ…あ」
真姫「………」ムスッ
絵里「…あー、真姫も一緒にどう?」
真姫「いい!私は一人で帰る!」
希「まぁまぁそう言わんと、たまにはいいやん?」
絵里「私も真姫と帰りたいわ、ね?」
真姫「…わかったわよ」
真姫(これが正妻の余裕ってやつなのかしら…)ジトッ
32:
希「それでな?、μ'sのみんなを占ったんよ、そしたら…」
絵里「へぇ?、それは面白い結果ね」
真姫「………」ムスッ
真姫(何よ…楽しく喋って…)
絵里「ねぇ、真姫はどう思う?」
真姫「え、私?」
真姫(どうしよう、全然話聞いてなかった…)
希「ん??その様子やと聞いてなかったみたいやね、そんな悪い子にはお仕置きや!」ワシワシ
真姫「いやああああ!!///」
絵里「ふふっ」クスクス
真姫(エリーの笑顔…!)ドキッ
希「…ほぅほぅ」ニヤリ
33:
絵里「ここでお別れね、ばいばい」フリフリ
希「ほな?」フリフリ
真姫「また明日…」フリフリ
希「真姫ちゃん」
真姫「何?」
希「絵里ちのこと、好きなんやろ」
真姫「えっ!?///えぇ!?///」カアァァ
希「ウチはな?んでもお見通しなんやで♪」
真姫「だ、だからって言わなくていいでしょ!///」
希「あ、認めるん?てっきり真姫ちゃんなら否定すると思ったんやけど」
真姫「それは……の、希は!」
希「ん?」
真姫「希は…エリーのこと好きじゃないの?」
41:
希「好きに決まっとるやん!」
真姫「そ、そうよね…」ガックシ
希「…友達として」
真姫「…え?」パアァ
希「真姫ちゃんがっかりしたり喜んだりして面白いなぁ、そんなに絵里ちのことが好きなん?」
真姫「う、うぅ…///」カアァァ
希(今度は照れとる、まるでおさるさんや)
希「安心し、ウチが『真姫ちゃんの』絵里ちをとったりなんかせんから」
真姫「私のじゃないわよ!///」
希「その代わり一つ聞いてもええ?」
真姫「いいけど…」
希「真姫ちゃんはにこっちのことどう思ってるん?」
42:
真姫「どうって…普通にいい先輩よ?でもそれは希と二年生と変わりはないわ」
希「その中で絵里ちが特別と…」
真姫「いちいち言わなくていい!」
希「ありがとな、真姫ちゃん」
真姫「どうしてそんなこと聞いたの?」
希「そんなんウチがにこっちのことが好きだからに決まってるやん」
真姫「あ…そりゃそうよね」
希「見たところにこっちと一番仲がいいのは真姫ちゃんやと思っとったから…」
真姫「そう?私は希だと思ってたんだけど」
希「は、恥ずかしいやん…///」
真姫(希が照れてる、珍しいというか初めて見たかも)
希「そうやね…よし真姫ちゃん!同盟や!」
真姫「同盟?」
43:
希「片思い同士、お互いの恋のために協力しようやん!」
真姫「は、はぁ…」
希「あまり乗り気やないん?」
真姫「そういうの…セコくない?」
希「ぐふっ」グサッ
真姫「私は正々堂々とアプローチしたいのよ、誰の手も借りずにね」
希「…ウチだって一人でできるならそうしたいんよ、けどな」
真姫「けど?」
希「ウチはどうしてもにこっちと付き合いたい、真姫ちゃんもそうやろ?」
真姫「!!」
44:
希「それにこれは真姫ちゃんのために言っとるんよ?」
真姫「私のため?」
希「真姫ちゃんは誰かをデートに誘ったことある?」
真姫「…ないわ」
希「そんな真姫ちゃんがいとしのエリーを口説くなんて無理があるやん」
真姫「腹立つけど一理あるわ」
真姫(今の私じゃエリーとデートどころか誘うことすら厳しい…)
希「同盟を組んでくれたらウチがウチがデートのセッティングしたるよ」
真姫「本当!?」
希「真姫ちゃんはにこっちとのデートのセッティング頼むで」
真姫「お安い御用よ…って希は普通に誘えるでしょ」
希「…最近にこっちと話すとあがってしまうんよ///」
真姫(だから最近喋るところ見ないのね…)
46:
希「ほななー!」フリフリ
真姫(…希はああ言ってたけど、本当はヘタレな私のためにやってくれているんだ)
真姫(勝手に嫉妬なんかしちゃってごめんなさい、これからは仲間よ)
真姫(デートは明日頼んで明後日の予定…だっけ)
真姫(何着ていこうかしら、エリーのイメージカラーの水色…とか)
真姫(…ってまだデートが決まったわけじゃないのに何考えてるのよ私!///)
真姫(でも…デートプランくらいたてておいた方がいいのかしら…)
47:
次の日
絵里「ふぅ…お疲れ様希」
希「もうクタクタや…」
絵里「それならこの後どこかに行きましょ」
希「あー…ウチこの後予定あるんよ…」
絵里「そう…残念ね…」
希「真姫ちゃんなら空いてると思うで」
絵里「真姫?どうして真姫が出てくるのよ」
希「ひ、暇だって聞いたんよ、真姫ちゃんから」
絵里「そ、そう…」ウーン
希(本当はウチも行きたいけど、これも真姫ちゃんのためや)
絵里(昨日のあの言葉も気になるし、ここは希の言う通りにしてみましょ)
絵里「そうね、今日は真姫と寄り道して帰ってみるわ」
希「ついでに絵里ち、明日は空いてるん?」
絵里「ごめんなさい、その日は亜里沙と出かけるの」
希「…りょーかい」
希(真姫ちゃん…すまん…)
48:
希「ちょっとお花摘みに?」
絵里「行ってらっしゃい、私は最後の片付けを済ませておくわ」
希「…さて、真姫ちゃんまだかなっと」
真姫「お待たせ、希」
希「ウチもちょうど終わったところ、それでどうなん?」
真姫「…明日のデートは妹と遊ぶとかでだめだったけど、放課後の寄り道なら付き合ってくれるって」
希「そっか…」
真姫「希の名前出したら変な顔されたけどね」
希「いいんよ、ありがとな真姫ちゃん」
真姫「お互い様でしょ、そっちは?」
希「おんなじ、放課後ならええって」
真姫「明日だめだったのね…」ハァ
希「デートの計画でも立ててたん?」
真姫「その通りよ、でも行けないんじゃ仕方ないわ」
希「ほな、お互い頑張ろな」
真姫「えぇ」
50:
真姫「エリーいる?」
絵里「あら、真姫じゃない」
真姫(希の言う通りならエリーと二人きりで寄り道…)
絵里「良かったら一緒に寄り道していきましょ?」
真姫「それって私だけ?」
絵里「そうね、穂乃果たちは先に帰ったから真姫だけよ」
真姫(キター!!ありがとう希!!)グッ
絵里「真姫?」
真姫「しょ、しょうがないわね、私だけしかいないなら付き合ってあげるわ///」カミノケクルクル
絵里「ふふっありがとう」ニコッ
真姫「っ!///」ドキッ
絵里「今日は行きたいところがあるの、いいかしら?」
真姫「えぇ、どこだって構わないわ」
57:
真姫「ここは?」
絵里「私お気に入りのチョコレート屋さんよ、どんなチョコでも売っているわ」
真姫(エリーってこんなにチョコ好きだったっけ…)
絵里「今日は何を買おうかしら♪」ルンルン
真姫「かわいい…」ボソッ
絵里「どうしたの真姫?」
真姫「!! な、なんでもないわ!///」
真姫(バカ!どうして口から出すのよ!///)
絵里「あ、これいいかも、値段は…ごせっ!?」ギョッ
真姫「普通のチョコにしては高いわね」
絵里「というか持ち合わせ自体があまりなかったわ…諦めてチロルチョコにしましょ…」ハァ
真姫(………)チラッ
絵里「まきー、もう店出るわよー」
真姫「あ…先行ってて!」
58:
絵里「どこで食べよっか?」
真姫「ベンチとかで良いんじゃない?」
絵里「そうね、ちょうど公園近いし行きましょ」
絵里「そういえば、真姫は何のチョコを買ったの?」
真姫「うえぇ!?」ビクッ
絵里「そんなに驚かなくていいじゃない、気になっただけよ」
真姫「えーっと…」アセアセ
絵里「ふふっ例え真姫がチロルチョコを買ったとしても私は何も言わないわ」
真姫「そ、そうよ!私もエリーと同じチロルチョコを買ったの!バレンタインで飽きちゃったし!」
絵里「うーん…私はいくつ食べても食べ飽きないわ」
真姫「…ごめん」
絵里「気にしないの、真姫が甘いもの苦手なのくらい知ってるんだから」クスッ
真姫「っ…///」
真姫(渡すなら今しかない!)
真姫「こ、これっ!///」サッ
60:
絵里「!! さっきのチョコじゃない!どうして…」
真姫「エリーがどうしても欲しそうな目をしてたから私が買ってあげたのよ!///ありがたく受け取りなさい!///」プイッ
絵里「悪いわよこんな高いもの…」
真姫「私がいいって言ってるからいいの!///受け取らないとす、捨てちゃうんだから!///」
絵里「わ、わかったわ、ありがとう真姫」アセアセ
真姫(……♪)
絵里「今真姫の分割ってあげるわ」
真姫「いいの、私はいつでも食べれるから全部食べて」
絵里「さすがに申し訳ないのだけれど…じゃあ」
真姫「? チロルチョコ先に食べるの?」
ちゅっ
絵里「…はい、あーんして」
真姫「」
62:
真姫(ちょ…エリーは何がしたいのこれ)
真姫(今エリーはチロルチョコに口づけをして私の口に運んで…)
真姫(……っ!!?///)カアァァ
絵里「どうしたの?口あけなさい」
真姫「んーっ!!///」フルフル
真姫(食べられるわけないでっしょー!?///)
絵里「わがままね…こうひたらたへてくれるかひら?」ハムッ
真姫(更に難易度高くしてどうするのよ!!咥えチョコはさすがに…!)ジタバタ
絵里「あはれないの、ほら…」
真姫「んっ!!///」パクッ
63:
絵里「ふぅ…やっと食べてくれたわ」
真姫「」
絵里「やってるこっちも恥ずかしかったんだから…///」
真姫「」
絵里「さて真姫から貰ったチョコを…って真姫?」
真姫「」
絵里「完全に固まってるわ…まーきー?」ユサユサ
真姫「あ、え、エリー?」
絵里「どうしたのよ、ぼーっとして…」
真姫「えぇ、美味しいわ、とても、チョコ、エリーの」モグモグ
絵里「?」
真姫(チロルチョコなのにどんなチョコより甘く感じる…///)コロコロ
絵里「真姫、このチョコ開けていいかしら?」
真姫「どうぞ」
絵里「…は、ハート…型?」キョトン
真姫「…へ?」
64:
真姫(ナニコレ!?なんでよりによってハート型なのよ!!)
真姫(絶対エリーに勘違いされるわ…むしろ勘違いして欲しくなくもないけど…)
絵里「えーっと…他意はないのよね?」
真姫「え…?」
絵里「私のために買ってくれて、たまたまそれがハート型だった、そうよね?」
真姫「あ…うん…」
絵里「ふふっ美味しそう、これを一人で食べきるなんて勿体無いくらいよ」
真姫「…いいから早く食べて」
絵里「そうね、いただきまーす」パクッ
真姫「どう?」
絵里「とっても美味しいわ、ありがとう真姫」ニコッ
真姫「…えぇ」
絵里「…?」
真姫(その笑顔も他意ではないのよね…)ハァ
65:
絵里「今日は付き合ってくれてありがと、またみんなでどこかに行きましょ?」
真姫「…そうね、みんなで…ね」
絵里「さっきから暗いわよ、具合悪い?」ピトッ
真姫「きゃあ!?///」ビクッ
絵里「あ、ごめんなさい、でも大丈夫そうね」
真姫(大丈夫なんかじゃ…ないのに…)
絵里「…帰る前に一つだけ聞いていいかしら」
真姫「…何?」
絵里「昨日のあの言葉、どういう意味かなって…」
66:
『だって友達だけで終わりたくないじゃないっ!///』
真姫「あ…」
絵里「私は…真姫とはもっと仲良くなりたいと思ってるわ」
絵里「でも真姫はどうしたいの?」
真姫「私がどうしたいか…」
真姫(そんなの決まってる)
真姫(私はエリーと恋人になりたい、そのために頑張ったんだから)
真姫(今ここで告白してしまえば何か変わるのかもしれない、けれど…)
真姫「…私もエリーと仲良くなりたい、『親友』と呼べるくらいに、ね」
絵里「親友…私たちが出会ってからまだ1年も経ってないのよ?」
真姫「こ、これから仲良くなればいいでしょ!人生は長いんだから!」
絵里「…ふふっそうね」
真姫(…違う、エリーが言ってたのは卒業のこと)
真姫(それまでになんとかしなくちゃいけないのに私は…私は…)
67:
真姫(結局…あの後何も言えずに別れてしまった)
真姫(勇気を出してチョコを渡した時の私はどこへ行ったのやら)
真姫(これじゃあ希顔向けできないわ…)
prrrr ピッ
真姫「…希?」
希『真姫ちゃん、デートお疲れさん』
真姫「その様子だとうまく行ったみたいね」
希『うーん…ウチの予定は告白まで行くつもりやったんよ…真姫ちゃんは?』
真姫「…散々」
希『そっか…』
真姫「別にいいのよ、私が弱気だっただけだし」
希『それでな、ウチ月曜日にこっちに告白する』
真姫「本当!?」
希『休日は忙しそうやし、学校で呼び出そうと思ってるんよ』
真姫(羨ましいわ、その勇気が少しでも欲しい…)
希『だから…真姫ちゃんにも絵里ちに告白してもらいたいんやけど…』
68:
真姫「え…?」
希『ウチの勝手なのはわかってる、けど告白する勇気が欲しいから…』
真姫(あなたは充分強いじゃない、それなのに告白する勇気がないなんて嘘ついて…)
真姫「…わかったわ、私もあなたがいたら心強いし、何より同盟仲間だもの」
希「ありがとな真姫ちゃん、ほなな」ガチャ
真姫(月曜エリーに告白…)
真姫(早嘘ついちゃったわね、親友なんて)
真姫(でももう希と約束しちゃったし、当って砕けろね)
真姫(好きよ…エリー…)
70:
ガラッ
真姫「エリー!」ハァハァ
絵里「ど、どうしたのよ真姫、急用?」
真姫(エリーは今一人、希も行ったのね…)
真姫「そう急用よ、よく聞いて」
絵里「わかったわ」
真姫(…しまった、プロポーズの言葉何も考えてきてない!)
真姫(どうして私はこういうことばかり失敗するのよ!)
真姫(ちゃんと告白するって決めたじゃない…)
真姫「すぅ…はぁ…」
絵里「…真姫?」
真姫「…エリー、私はあなたのことが好き」
71:
真姫「本当は親友になりたいなんて嘘!」
真姫「もっとそれ以上仲良くなりたい!」
真姫「いつも希と話してるところを見て嫉妬してた…貴方の笑顔を見つめていた…」
真姫「あのときはつい悪態ついちゃったけど、それでも私はエリーが好き!」
真姫「私はエリーと恋人になりたい!!」
絵里「………」
真姫「な、何か言ってよ…」
絵里「…友達じゃ、いけないのね…」
72:
真姫「え…」
絵里「あんなこと言わせておいてなんだけど…私そういうのわからないの」
絵里「好きとか嫌いとか、恋愛なのか友情なのかとか」
絵里「自分の気持ちを理解できてないの」
絵里「真姫のこと嫌いってわけじゃないわ、それだけは確かだから…」
絵里「何も変わらない、友達でいましょ?」
真姫「………」
絵里「…ごめんなさい、真姫」
73:
希「おーい!真姫ちゃーん!」
真姫「あ…希」
希「ウチな!ウチな!にこっちと付き合うことになったんよ!」ルンルン
真姫「そう…良かったわね」
真姫(ここまで感情を表に出している希は珍しいわね)
真姫(でも今はただ見るだけでも辛い…)ウルッ
希「…どうしたん?」
真姫「私ね…エリーにフラれちゃったわ」
希「う、嘘やろ…?」
真姫「本当、自分の気持ちがよくわからないから友達でいて欲しいって」
希「…ウチ一人で浮かれて…」
真姫「気にしないで、せっかく成功したんだから喜びなさいよ」
希「でも…」
真姫「じゃあ…ね、おめでとう希」
希「真姫ちゃん…」
希(…まだ同盟は終わってないで!必ず幸せにしたるよ!)
74:
希「絵里ち!」バンッ
絵里「…今日は随分騒がしいわね」
希「真姫ちゃんフったって本当なん?」
絵里「な、なんであなたが知ってるのよ!」
希「ウチと真姫ちゃんは同盟組んどるもん」
絵里(同盟…?)
希「それはおいといて、どうして真姫ちゃんの告白を断ったん?」
絵里「…わからないのよ、自分が真姫のことをどう思ってるか」
希「どうして?」
絵里「今まで真姫のことはいい後輩、もとい友達だと思ってたわ」
絵里「それが、最近になってよくわからなくなってきたの」
絵里「放課後二人きりで寄り道したり、私が欲しかったチョコをプレゼントされたり…」
希(そんなことしてたんや…真姫ちゃん意外と大胆…)
絵里「それに友達だけで終わりたくないって言葉、真姫は最初親友のことだって肯定していたわ」
絵里「けれど今日、それは嘘で本当は恋人になりたいだなんて…もう何がなんだか…」
絵里「わからないままでいるなら今が一番いい状態なのよ、だから友達のままでいようって言ったの」
希「…絵里ち」
絵里「………」
希「ウチな、にこっちと付き合ってるんよ」
絵里「……………は?」
75:
希「それも今日からのお付き合いや」
絵里「ちょっと待って、どういうことよそれ」
希「そのままの意味やけど…」
絵里「それはそうだけど、いつの間にそんなに仲良く…」
希(それもこれも真姫ちゃんのおかげやで)
希「片思い同士、お互いの恋のために同盟を組んでたんよ」
絵里「片思い同士って真姫のこと?」
希「うん、真姫ちゃんはず?っと絵里ちのことで悩んでた、だからウチと頑張ろって話になった」
絵里「そんなに前から真姫が…」
希「真姫ちゃん頑張って告白したんよ?それをわからないってだけで済ませてええの?」
絵里「でも今更真姫に合わせる顔が…」
希「そんな絵里ちにビッグサプライズ!必ず成功する方法があります!」
絵里「…胡散臭いわね」
希「そう思うんならずっと真姫ちゃんと気まずいままでいるとええよ」ツーン
絵里「…よろしくおねがいします、希様」
希(…むふふ、真姫ちゃんを泣かせた罰や、覚悟してもらうで絵里ち)ニヤリ
76:
次の日
真姫「はぁ…」ズーン
凛「朝からずっとあの調子だにゃ」
花陽「朝ごはん食べてない顔してたよ…」
凛「それ本当に食べてないんじゃ…」
ガラッ
絵里「失礼します、西木野真姫さんはいますか?」
花陽「あ、絵里ちゃん」
凛「真姫ちゃんは見ての通りだよ」
真姫「………」グッタリ
絵里「そう…昼休み屋上に来てとだけ伝えておいて」
花陽「は、はーい」
絵里「それじゃあね」バタン
ザワザワ…
花陽「絵里ちゃん凄いね、来ただけで教室が騒がしくなったよ」
凛「…多分そっちじゃないにゃ」
花陽「え?」
凛(用があるならここで伝えたらいいはず、わざわざ呼び出すってことは…)チラッ
真姫「はぁ…」
凛「…やれやれだにゃ」フッ
花陽「???」
78:
真姫(凛と花陽からとりあえず屋上に行けって急かされたけど…なんなのよもう)
真姫(今日はそんな気分じゃないって言うのに…)ハァ
ガチャ
真姫「…誰もいない」
バタン
真姫「えっ!?どうして勝手にドアが…開かない!」ガチャガチャ
絵里「真姫」
真姫「! その声…エリー?」
絵里「ごめんなさい、呼び出したのは私よ」
真姫「…今更何よ、私から話すことなんて何も…」
絵里「私は話したいことたくさんあるの、でも行動で示そうと思うわ」
真姫「はぁ?あなた何言って…」
ちゅっ
80:
真姫(…どうしてエリーの顔が近くにあるのかしら)
真姫(改めて近くで見ると本当に綺麗な顔ね、そりゃ女の子にも人気なのもうなずける)
真姫(あーあ、元からエリーの恋人になるなんて無理だったのよ…ってまだ近くにいるの?近すぎない?)
真姫(それに唇に柔らかい感触がするしこれ…って…え…)
エリー「んっ」チュッ
真姫(なんで私エリーとキスしてるのよおおおお!!?///)カアアァ
真姫(イミワカンナイ! だって付き合ってるどころかフラれたばかりなのになんで…なんで…)
真姫「ふはぁ…///」グイッ
絵里「…こーら、キスしてるのに無理矢理離さないの」
真姫「だってこんなの…おかしいじゃない…///」
絵里「そう?私はしたいことをしてるだけよ?じゃあもう一度…」チュッ
81:
真姫(遂に壁に追い込まれた…これじゃ逃げられないじゃない…)
絵里「ふぅ…ふふっこの時間帯の屋上は誰も来ないのよ、だから安心して」
真姫「…どうしてこんなこと…」
絵里「希に言われたのよ、仲直り出来る方法はこれしかないって」
絵里「こんなことしておいて悪いけど、ごめんなさい真姫…」
真姫「…ひとつだけ聞かせて」
絵里「何かしら?」
真姫「私にキスしたのは希にそそのかされたから、それだけ?」
絵里「…最初はそうだったわ、でも今気づいたの」
絵里「私は真姫が好き、だからキスしたのよ」チュッ
真姫「え、えりぃ…///」トロン
絵里「可愛いわ真姫、さぁもう一回…」チュッ
82:
真姫「…ねぇエリー、気づいてた?」
絵里「なんのこと?」
真姫「私、少しでもエリーと一緒にいたかったから『soldier game』も『BiBi』同じユニットにしたのよ?」
絵里「そこまで一途に愛されると少し照れるわね///」
真姫「でも今はこうして一緒にいられるからいいの、卒業までだけど…」ギュッ
絵里「卒業…」
真姫「………」ウルッ
絵里「…真姫、私が卒業しても笑顔で送り出してくれるかしら?」
真姫「…もちろんよ、その代わりそれまでずっとそばにいなきゃ許さないから」
絵里「真姫は甘えん坊ね、本当に泣かないでくれるのかしら」クスクス
真姫「う、うるさいわね!///」
絵里「はいはい」ナデナデ
終わり
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