鷺沢文香「とある一日の記録」back

鷺沢文香「とある一日の記録」


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2:
【07:
チュンチュン...
文香「すぅ...すぅ...」
コンコン
「朝だよー」
文香「...んっ」
コンコン
「おーい、朝だよー?」
文香「...朝?」
文香「......」
文香「もうちょっとだけ...」
文香「すぅ...すぅ...」
バターンッ!
「お母さん!もう朝だよ!いつまで寝てるの!」
3:
鷺沢文香(旧姓)
4:
文香「んっ...pちゃん?」
p「早く起きてってば、もうご飯できてるよ」
文香「んんっ...」
p「こーら寝るなー!」
文香「pちゃん...静かにして...お父さんに迷惑...」
p「なに言ってるの、お父さんとっくに起きてるよ?」
文香「...ウソ...だってここに...」スッ...
文香「...あれ...?」
文香「...あなた?」
p「下でご飯食べてるよ、早く起きてきてね」バタンッ
文香「うん...ありがとう...」
文香「んん?...」グググッ...
文香「あふっ...」
5:
フラフラ...
文香「んんっ...」
P「よう文香、おはよう」
文香「おはようごじゃーまふ...」ゴシゴシ...
P「おっと、まだだいぶ寝ぼけてるな、大丈夫か?」
文香「はい...」
P「相変わらず朝に弱いな...」
文香「はい...」
P「今日はお仕事あるんだろ?ちゃんとできるのか?」
文香「はい...」
P「本当に?」
文香「はい...」
P「...1+1は?」
文香「はい...」
P「ダメだこりゃ...」
6:
文香「んぅ...」
P「やれやれ...」
ギュッ
文香「んっ...」
P「文香、いい加減に起きろ、でないとpにまた怒られるぞ?」
文香「...あれ?」
P「起きたか?」
文香「あな...た?」
P「ああ、おはよう」
文香「お、おはようございます...」
文香「あの...もしかして私、また寝ぼけて...?」
P「まあな、ひどい寝ぼけ方だったよ」
文香「そ、そうですか...」
P「でもいいさ、可愛いからな」
文香「も、もう...」
p「お母さん!お父さんと抱き合ってないで早くご飯食べてよ!」
文香「は、はい!ゴメンねpちゃん...朝ごはん作ってもらって...」
p「いいよ、もう慣れたし、それより早く食べてってば、片付かないから」
8:
【07:
P「p、そろそろ行くぞ」
p「はーい、それじゃお母さん、行ってくるね」
文香「ええ...気を付けて...」
p「あっ、そうそう言い忘れるところだったけど...」
文香「なあに...?」
p「お母さん、読んだ本はちゃんと片づけるコト!そのままにしちゃダメ!」
文香「う、うん...わかってるわ...」
p「わかってるならちゃんと本棚に戻してよね、読んだ本を書斎の床に積みっぱなしにするから足の踏み場が...」
文香「はい...はい...」
P「まあまあp、その辺にしておいてくれ、母さんも反省してるだろうから」
p「もう...お父さんはお母さんに甘すぎだよ...」
9:
P「文香、pの言うとおりだ、ちゃんと片づけないとダメだぞ?」
文香「わ、わかってます...」
p「今日中に片づけといてよね」
文香「うん...ちゃんと片づけるから...」
P「まあ、あまり無理しないようにな、今日は仕事もあるんだし...」
文香「いえ...大丈夫です...やります...」
P「そっか...」
文香「...あなたも気を付けて...お仕事がんばってください...」
P「ああ、ありがとな...」
文香「はい...」
p「オホン!オホン!そろそろ行かないと遅刻するかも!」
文香「い、行ってらっしゃい...」
P「お、おう...行ってくる...」
p「まったく...いい歳して娘の前で...」
P「怒るな...悪かったって...」
文香「...ふぅ」
文香「今日のお仕事は10時からだから...」
文香「とりあえず...シャワー浴びないと...」
11:
【09:
ガタンゴトン... ガタンゴトン...
文香「......」ペラッ
文香(今日はお昼過ぎくらいには終わる予定だから...)
文香(夕飯の買い物もしておこうかな...)
文香(今日の朝はpちゃんに作ってもらったから...)
文香(夕飯は私が作らないと...)
文香(あっ、でも本屋にも寄らないといけないから買い物はそのあとの方が...)
文香(そうだ...叔父さんにも最近会ってないから御挨拶しておこう...)
文香(それに、そろそろコラムの締切だから書き上げないと...)
「次は〇〇ー、〇〇ーです、お出口は右側に...」
文香「あっ、降りなきゃ...」パタン
12:
【10:
文香「大変!なんと優しいと思っていたお姉さんは、悪い魔女だったのです...」
文香「魔女が今まで飲ませていた美味しい飲み物には、実は毒が入っているのでした...」
文香「いったいどうなってしまうのでしょうか...?」
文香「続きは...また来週...」
「はーい、オッケーでーす!お疲れ様でしたー!」
文香「はい...お疲れ様でした...」
「いやー、相変わらずいい声ですねー、惚れ惚れしちゃいますよー!」
文香「ありがとうございます...」
「それで...どうです?もしよかったらこの後いっしょに昼飯でも...」
文香「すみません...今日はちょっと用事があるので...」
「あっ、そうですか...」
文香「誘っていただいてありがとうございます...お疲れ様でした...」
「お疲れ様でしたー...」
13:
「はぁ...」
「また断られたんですか?相手は人妻ですよディレクター?」
「わかってるって、でもそうは見えないよなぁ...あれで中学生の娘がいるっていうんだから...」
「綺麗ですよねぇ、どう見ても20代くらいにしか見えないっスよ...」
「アイドルやってた頃からファンだったけど...いいなぁ、やっぱ...人妻の魅力が加わってさらに...」
「あんまり変なこと言ってると、旦那さんに怒られますよ?」
「わ、わかってるよ...愛妻家で有名らしいからな...」
文香「はい...今終わりました...」
文香「ふふっ、心配しすぎですよ...♪」
文香「大丈夫です...ちゃんと水分を取っていますから...」
文香「ええ...今日は美味しいご飯を作って待ってます...」
文香「お仕事がんばってください...それじゃ...」
14:
【13:
文香「あっ、この人の新刊...出てたんだ...」
文香「......」ペラッ
文香「キープ...」スッ...
文香「この人の全集...やっと発売されるんだ...」
文香「キープ...」スッ...
文香「頼子さんの評論本...」
文香「キープ...」
文香「これもキープ...」
文香「それにこれも...これも...」
16:
「次の方どうぞー」
文香「これを...お願い...します...」ドンッ!
「お、お客様!こちらはお持ち帰りなさいますか?」
文香「そのつもりですが...?」
「この量ですと、御自宅に配送された方が良いかと...」
文香「あっ、そうですね...ではこの一冊を除いて配送をお願いします...」
「は、はい...」
「ありがとうございましたー」
文香(買いすぎちゃった...)
文香(またpちゃんに怒られちゃいそう...)
文香(あっ...もうこんな時間...)
文香(叔父さんのお店に顔を出さないと...)
22:
【15:
ガラガラガラ...
「いらっしゃいま...おや?」
文香「御無沙汰してます...」
叔父「やあ文香、久しぶりだね」
文香「はい...お久しぶりです...」
叔父「驚いたよ...まあ、かけなさい」
文香「失礼します...」
叔父「どうしたんだい今日は?」
文香「お仕事の帰りです...」
叔父「ああ、なるほどね、テレビの人形劇...だったかな?そのナレーターだったね」
文香「ええ...そうです...」
叔父「上手くいっているのかい?」
文香「はい...なんとか...」
叔父「それはよかった...」
文香「すみません...あまり顔を出せなくて...」
叔父「いいんだよ、便りがないのは元気な証拠だ、それに...」
文香「なにか...?」
叔父「pちゃんがしょっちゅう店に来て教えてくれるからね、文香とP君の近況を」
23:
文香「そ、そうですか...あの...なにか変な事を言っていませんでしたか...?」
叔父「そうだなぁ...お母さんがだらしなくて困る、とは言っていたよ」
文香「だ、だらしない...?」
叔父「夜遅くまで本を読んでいてよく寝坊するだとか...P君と二人の世界に入ってしまうとか...あとは...」
文香「も、もうpちゃんったら...」
叔父「まあ、相変わらず仲がよさそうでなによりだね」
文香「は、はい...」
叔父「そうそう、文香の書いてる書評のコラム、私も読んでいるよ」
文香「そう...ですか...どうでしょう?」
叔父「なかなかいいと思うよ、ちゃんと物語のあらましが理解できるし、それに情感がこもっている、本を読みたいと思わせるような文章だ」
文香「ありがとうございます...」
叔父「しかし、文香が書評を書くとは思わなかったよ、君は自分の書いた物を他人に読ませるような性格じゃなかったからね」
文香「Pさんが...勧めてくれたんです...」
文香「『書いてみないか』って...」
24:
叔父「へぇ、どうしてまた?」
文香「多分...pちゃんに手がかからなくなって...私の読書量が増えていたから...気を使ってくれたんだと思います」
叔父「ふむ、なるほど...」
文香「最初は...お断りしていました...」
文香「でも...『俺に本を勧めてくれるみたいに、いろんな人に文香のお勧めの本を知ってもらってもいいんじゃないか?』って...」
文香「少し考えましたけど...」
文香「私がPさんに出会って...それまで知らなかった世界を知れたように...」
文香「私の書いた書評を読んだ人が...少しでも書に興味を持って...新しい世界を知る足がかりになってもらえたら、と...」
文香「そう...思ったんです...」
叔父「ふむ...」
文香「思い上がり...でしょうか?」
叔父「そうだな...少なくとも私はいい事だと思うよ、動機が何であれ文香が本心からそう思って始めたんだろうから」
文香「叔父さん...」
叔父「それに、よく書けている...頑張りなさい、私も楽しみにしているからね...」
文香「ありがとうございます...」
叔父「しかし...なんというか...本当に文香にしては思い切った決断だったね、昔の文香だったら考えもしないだろうに...」
文香「そうですね...不安がなかったと言えばウソになります...」
文香「でも...Pさんが勧めてくれたお仕事なら...安心ですし...」
文香「なにより...不安なことがあっても...Pさんが相談に乗ってくれます...」
文香「いつも私の事を心配してくれて...観ててくれますから...」
文香「Pさんが傍にいて...手を取ってくれれば...なにがあっても...きっと...」
25:
叔父「...クスッ」
文香「ど、どうしたんですか?」
叔父「いや...まさかのろけられるとは思わなくてね」
文香「の、のろける?」
叔父「ナレーションの仕事も、おそらくP君が勧めてくれたんだろう?」
文香「は、はい...」
叔父「結婚してからだいぶ経つが、どうやら文香とP君にとって倦怠期という言葉はないようだ」
文香「そ、そうかも...しれませんね...」
叔父「まあ、仲がいいのはいい事だな...」
ガラガラガラ...
p「こんにちはー!」
叔父「やあpちゃん、こんにちは」
p「こんにちは叔父様!あれ、お母さんもいたの?」
文香「ええ、ちょっと御挨拶に...」
叔父「お父さんとお母さんののろけ話を聞かされたところさ」
文香「も、もう叔父さん...」
p「叔父様、この本ありがとうございます!とってもおもしろかったです♪」
叔父「そうかそうか、pちゃんに気に入ってもらえたようでよかったよ」
文香「なにを貸してもらったの?」
p「これ!お母さんも読んだことある?」
文香「ええ...お母さんもとっても好きな本よ...」
26:
【18:
トントントン...
p「お母さん、野菜切り終わったよ」
文香「ありがとう...あとはお母さんがやるから...」
p「いいよ、最後まで手伝うから」
文香「でも...買い物も手伝ってもらったのに...」
p「いいってば、お母さんだって今日お仕事だったから疲れてるでしょ?」
文香「それは...」
p「私も料理するの好きだしさ、ふたりでパッパと終わらせちゃおうよ」
文香「...うん、ありがとうpちゃん...」
p「どういたしまして♪」
ガチャッ
P「ただいまー」
p「あっ、お帰りお父さん!」
P「おう、ただいま」
文香「お帰りなさい...あなた...今日もお疲れ様でした...」
P「ただいま、今日はなんだ?」
文香「オムレツです...あなたの好きな...」
27:
【18:
p「でね?今日学校帰りに叔父様のお店に行ったら、お母さんと叔父様がお話してたの」
P「へぇ、挨拶しに行ったのか、どうだった?」
文香「とてもお元気そうでした...私のコラムを読んでくださってるそうで...」
P「そうなのか、よかったじゃないか文香」
文香「はい...頑張りなさいと...言われました」
P「そうか...」
p「はむっ...そういえば前に叔父様から聞いたんだけど...」
P「なにをだ?」
p「お父さんとお母さんって叔父様のお店でお母さんが店番してる時に出会ったって本当?」
P「ああ、本当だよ」
p「ふ?ん、お母さんを初めて見たときにどう思った?」
P「うーん、そうだな...綺麗な人だなとは思ったかな...」
p「へぇー...」
文香「あ、あなた...///」
P「あっ、だけど話しかけても反応がないから、無視されてるのかと思ったよ」
p「どうせいつもみたいに本に夢中で気付かなかっただけなんじゃないの?」
P「まあ、そうだろうな...」
文香「う、うぅぅ...」
28:
p「ねえお母さん、お父さんってカッコよかった?」
文香「えっ...?」
p「今はこんなオジサンだけど、お父さんにも若い時があったわけでしょ?カッコよかった?」
文香「うーん...」
P「おいおい、オジサンってことはないだろ、父さんだってまだまだ若いぞ?」
p「もう40代になっちゃったんだからオジサンだよ♪」
P「はぁ...俺もそんな歳か...」
p「で、どうだったのお母さん?」
文香「えっとね...」
p「正直に言っていいんだよ??」ニヤニヤ
文香「...今も...カッコいいよ?」
p「...えっ?」
文香「だから...今もとってもカッコいい...よ?」
文香「昔ももちろんカッコいいけど...」
文香「昔も今も一番私のことを心配してくれるし...」
文香「辛い時でも楽しい時でも...いつも傍にいてくれて...」
文香「それから...あれ、どうしたのpちゃん...?」
p「いやー...なんていうか...」
P「文香...気持ちは嬉しいんだけど...pの前でそれを言われるとなんだか...」
文香「えっ...な、なにか私変なことでも...?」
p「ううん、気にしないで...それとお塩取ってもらってもいい?」
文香「オムレツ...そんなに甘かった?」
p「まあ...甘いって言えば甘いかな...」
34:
【21:
文香「......」カタカタ...
文香「...ふぅ」
P「文香、調子はどうだ?」
文香「あっ、はい...もう少しで終わります...」
P「あんまり根を詰めるなよ、ほらコーヒーだ」
文香「ありがとうございます...でも本当にもうすぐ終わりますから...」
P「ああ...」
文香「......」カタカタ...
P「......」
文香「あの...」
P「んっ、なんだ?」
文香「そんなに見られると...その...」
P「別にいいだろ?真剣な文香を見てるの、なんか好きなんだよ」
文香「もう...困った人...」
35:
カタカタ...
文香「ふぅ...」
P「できたか」
文香「はい...できました...」
P「おう、お疲れ様」モミモミ...
文香「んっ...」
P「おいおい、肩揉んだだけだぞ?変な声出すなよ」
文香「す、すみません...んっ...」
P「でも、本当に今回もお疲れ様だったな...」モミモミ
文香「ええ...」
P「だいぶ慣れてきたか?」モミモミ
文香「ええ、なんとか...」
P「最初は書きあげるとクタクタに疲れてたけど、最近はそうでもなくなったな」モミモミ
文香「はい...あなたの...んっ♡」
P「俺の...なんだ?」
文香「あなたの...おかげです...」
36:
P「俺は別に何もしてないだろ?」
文香「いえ...」スッ...
文香「こうやって...終わった後は...私のことを労わってくれます...」
文香「『お疲れ様』『大変だったな』って...声をかけてもくれて」
文香「ナレーションだって...私のために付きっきりで特訓して...苦手なところができるまで教えてくれる...」
文香「あなたの...その優しさのおかげで...今まで続けてこれたんです...」
文香「あなたが傍にいてくれるから...私は頑張れる...」
P「文香...」ギュッ
文香「あなた...ううん...」
文香「Pさん...」
ドタドタドタ...
ガチャッ!
p「お母さん!」
P・文香「っ!!」ビクッ!
37:
文香「ど、どうしたのpちゃん...?」
p「書斎片付けてねって言ったでしょ!全然片付いてないじゃん!ていうか昨日よりも散らかってるし!」
文香「あっ...」
p「どうして読んだ本をそのままにしちゃうの!読んだらちゃんと片付けてっていつも...」
文香「ご、ゴメンなさい...参考のために目を通してたんだけど、つい片付けるの忘れて...」
p「今日の朝片付けるって約束したのに...」
文香「ゴメンなさい、ゴメンなさい...」
P「p、お母さんも反省してるって...」
p「そうやってお父さんが庇うからお母さんいつまでたっても...」
P「文香、俺が片付けとくからお前は風呂に入ってこい」
文香「えっ、でも...」
P「いいって、疲れてるだろ?早く入ってゆっくりしろよ」
文香「あなた...」
p「ほら、早く入った入った、風呂から上がったら髪を梳かしてやるからな」
42:
>>37 訂正
○ P「ほら、早く入った入った、風呂から上がったら髪を梳かしてやるからな」
× p「ほら、早く入った入った、風呂から上がったら髪を梳かしてやるからな」
38:
【23:
スッ スッ...
文香「んんっ...」
P「痛くないか?」
文香「いえ...気持ちいい...です...」
P「そうかそうか...ふふっ」
文香「どうしたんですか...?」
P「いや別に、ただ文香の髪の毛をいじるのは楽しいなと思っただけさ」
文香「もう...」
P「はい、おしまいだ」
文香「ありがとうございます...」
文香「はぁ...」
P「どうした?ため息ついて」
文香「また...pちゃんに怒られちゃったな、と...」
P「なんだ、そんなことで落ち込んでるのか?」
文香「落ち込みもします...だってこれじゃどっちが母親かわからないじゃないですか...」
P「まあ、確かにそうかもな、pが文香に小言を言ってるのを見てるとまるでpの方が母親に見える時があるよ」
文香「そうですよね...」ズーン...
P「ああ!落ち込むな!別に責めてるわけじゃないって!」
文香「私...ちゃんと母親としてやれているんでしょうか...もしかしたらpちゃんに悪い影響を...」
P「...文香」ギュッ
文香「んっ...」
39:
P「考えすぎだぞ?お前の悪い癖だ」
文香「うーん...」
P「pに悪い影響を与えてるんだったら、pがあんなにいい子に育つわけがないだろ?」
文香「はい...」
P「まあ、反面教師くらいにはなってるかもしれないけどな、俺もだらしないってよく怒られるし...」
文香「ふふっ...♪」
P「pはお前に似て、読書好きで素直な子に育ってる、おまけにすごく元気だ大丈夫、ちゃんと母親できてるよ」
文香「あなた...」
P「それにな、さっき文香は俺が傍にいるから頑張れるって言ってくれたけど...」
P「俺だって、朝は文香に送り出してもらって、夜は文香に出迎えてもらえるから頑張れるんだぞ?」
P「これ以上ないくらい、立派な奥さんだよ...」
P「だから、そうやって自分を卑下するな...文香はちゃーんと...んっ?」
文香「グスッ...」
P「なんだよ、泣いてるのか?」
文香「うぇぇぇん...だ、だって...」
P「まったく...お前はいつまでたっても...」ギュッ
文香「Pさん...」ギュウウウウウ
P「ほら、もう遅いから早く寝よう」
文香「はい...」
40:
P「んじゃ、電気消すからな」
パチッ
文香「...あなた」
P「んっ?」
チュッ
文香「愛しています...」
文香「私...あなたと結婚できて...本当に幸せです...」
文香「本当に...本当に...」
P「俺もだよ...」
文香「今日は...抱きしめていてください...」
P「ああ、ずっと抱きしめててやる...」ギュッ
P「おやすみ...」
文香「おやすみなさい...」
文香「また明日も...いい日でありますように...」
41:
???翌日???
p「んー...起こしにきたはいいけど...」
P「すぅ...すぅ...」
文香「くぅ...くぅ...」
p「まさかお父さんまで寝坊するなんて...」
p「まったく...二人共幸せそうな顔しちゃって...」
p「昨日はちょっと言い過ぎたから、いつもより気合入れた朝ごはん作ったのに...」
文香「んっ...Pさん...」
p「まっ、今日は土曜だし、もうちょい寝かせといてあげますか...」
p「それにしても、寝ててもお互いの手を離さないなんて...仲良しにもほどがあるっていうか...」
p「おやすみ、お二人さん...」
p「今日もいい日になりそう...」
おわり
4

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