よつば「とーちゃん!よーしってなんだ?」back

よつば「とーちゃん!よーしってなんだ?」


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3:
小岩井「……よつば、とーちゃんな、ちょっと出かけてくるから留守番してろ」
よつば「お…おー…。わかった。はやくかえってこいな…?」
小岩井「……ああ」
ガチャ… バタン
サァァァァ……
よつば「あめなー…」
6:
ピンポーン
よつば「!とーちゃんかえってきた!」
ガチャ
ヤンダ「おーっす」
よつば「!!!かえれ!ヤンダかえれ!!!」
ガッ
ヤンダ「おいおいつれねーなーよつばー。イレテクレヨー」
よつば「くんなー!!とーちゃーん!!」
12:
バタン
ヤンダ「おじゃましまーす」
よつば「ギャーー!!」
ヤンダ「お湯借りるぞーって誰もいねーか」
チチチチチ……ボッ
よつば「なにしにきた!ここはよつばのいえだ!」
ヤンダ「雨やまねーなー……。え?誰の家だって?」
よつば「え?よつばのいえですけど……?」
ヤンダ「あれ?お前まだ知らなかったの?小岩井さんも人がわりーなぁハハハハ」
17:
サァァァ……
ヤンダ「ばーかばーかよつばのバーカ!ここはもうお前の家じゃないのに」
よつば「え…?お…?ヤンダなにいってんだ…?」
ヤンダ「ほんと頭の弱いガキだなーお前。お前はもうここんちの子じゃないんだよ?」
よつば「……ちょっとよくわからない……」
ヤンダ「アハハハハハまぁいいやラーメン食お。あちちちち…」
ジョボジョボジョボ…
よつば「ここは……よつばのいえ…だよ…?」
サァァァァ……
21:
ヤンダ「ふー、ふー…お…これうめーな…」
グゥゥゥ…
よつば「はらへったー…とーちゃんまだかな!」
ヤンダ「何お前何も食ってないの?」
よつば「きのうはハンバーグカレーたべた!ちょーおいしかった!」
ズズズッ…
ヤンダ「アハハハハ最後の晩餐だなまるで。”とーちゃん”かえってくるかなぁ?よつばー?」
よつば「なにいってんだ?とーちゃんはちょっとでかけてる!すぐかえってくる!」
ヤンダ「ズズッ…ハハ、ほんと頭わりーなこのチビは」
27:
ヤンダ「ばーかばーか!ハハハハハ!”とーちゃん”はなー、お前の事なんざ…」
バキッッ!!
ガッシャーン!!
ヤンダ「ぶはっ!!!…ってぇー…!」
よつば「お……ジャンボ…!」
ジャンボ「いい加減にしろ、ヤンダ。いくらバカでもゆるさねえぞ」
ヤンダ「てー…歯ぁ折れたじゃん…」
よつば「ジャンボ…ヤンダが…あ…あ…」
ギュウウ…
32:
ジャンボ「よつば…大丈夫だ、大丈夫。ヤンダ、今日は帰れ」
ヤンダ「ジャンボさんに久々に殴られたな、じゃあ、後よろしく」
クシャ…
ヤンダ「泣くなジャリタレ」
ガチャ…バタン
ジャンボ「……。よつば、ちょっと話そうか」
よつば「うん……とーちゃんは…?」
ジャンボ「……とーちゃんの事だ、話ってのは」
サァァァァ……
35:
綾瀬母「コーヒー飲む?」
小岩井「いえ、大丈夫です、すいません」
綾瀬母「……まさか、よつばちゃんを養子にもらう日がくるなんてね」
小岩井「……ご迷惑かけます」
綾瀬母「…可愛い娘が出来るなんて、嬉しいわよ。でも…」
小岩井「……」
綾瀬母「本当の理由だけは、教えてくれるわよね」
小岩井「…はい…」
37:
小岩井「……あいつは、俺の子供じゃないんです」
綾瀬母「それくらいわかってるわ」
小岩井「海外を飛び回ってた時に、事情があってある人から預けられました」
綾瀬母「……」
小岩井「最初は、仕方なく…って感じで、正直めんどくさかったりもしました」
綾瀬母「よつばちゃんが、嫌いになったの?」
小岩井「よつばの事は……、大好きですよ。本当の…娘だと…思ってます」
綾瀬母「じゃあどうして…」
40:
風香「……よつばちゃん、うちの子になるんだよ、恵那」
恵那「え…?」
あさぎ「あんたなら養子って言葉ぐらい、知ってんでしょ」
風香「よつばちゃんは、綾瀬よつばちゃんになるんだよ。あたし達の妹になるの」
恵那「え…え…?よつばちゃんのおとーさんは…?なんで?」
あさぎ「んー…大人にはいろいろ事情があるんじゃない。今下でお母さんと話してるよ」
風香「なんか……しっくりこないなぁ……現実感がないってゆーか」
恵那「……そんなの…よつばちゃんがかわいそうだよ…」
44:
恵那「あたし、よつばちゃんのおとーさんに話してくる…!」
バンッ!
タッタッタッタッタ…
風香「あっ!恵那…!」
あさぎ「ちょっとあの子にはまだよくわかんないかもねー…」
風香「あさぎ姉ちゃんはどう思ってるの?」
あさぎ「……子供にはどう思ってたって変えられない事があんのよ」
風香「……」
45:
バンッ!
恵那「よつばちゃんのおとーさん!!」
綾瀬母「……恵那…、小岩井さんなら、帰ったわよ」
恵那「おかーさん……ほんとなの…?よつばちゃんの話…」
綾瀬母「……おいで、恵那」
恵那「…うん…」
綾瀬母「恵那は、よつばちゃんの事好き?」
恵那「うん…よつばちゃんは大好きだよ?」
綾瀬母「おかーさんもよつばちゃんは好き。小岩井さんも、よつばちゃんが大好きなのよ」
50:
恵那「じゃあどうして…?」
綾瀬母「親はね…子供の幸せを一番に考える生き物なの……」
恵那「そんなのおかしい!それならなんでよつばちゃんを捨てるような事するの!?」
綾瀬母「……小岩井さんはね、遠い遠い国にいかなくちゃならないんですって」
恵那「…」
綾瀬母「そこだけじゃなくて、色んな所に。危ない所も行くかもしれないんだって」
恵那「……」
綾瀬母「そんな所を飛び回って、よつばちゃんは友達を作る暇もないし、お勉強だって出来ない」
恵那「だからって……」
51:
ガチャ
風香「……つらいよね、小岩井さん」
あさぎ「……そりゃそうでしょうね」
恵那「…ひっく…ふぇぇぇ……」
綾瀬母「なんで恵那が泣くのよ……。ちゃんとお姉ちゃんになってあげなさいね、綾瀬家の娘達」
風香「うん……」
あさぎ「……あたしの子供って言っても、おかしくないしね」
綾瀬母「あんたに子供なんか育てられないわよ、全く…」
52:
ジャンボ「だからな、よつば、お前は風香ちゃんの家の子になるんだ」
よつば「……ジャンボうそつき……」
ジャンボ「嘘じゃないぞ、よつば。まだお前は小さいから、仕方ないんだ」
よつば「とーちゃんはよつばきらいになったのか…?」
ジャンボ「そんなわけないだろ!コイ…とーちゃんだってな…あ!よつば!!」
バンッ!タッタッタッタッ…
ジャンボ「よつば!待て…!こんな雨の中飛び出しやがって…」
サァァァァ……
55:
ヤンダ「あっち、行きましたよ」
ジャンボ「お前…居たのか。風邪引くぞ」
ヤンダ「その前に歯の心配しろよ…。超いてー」
ジャンボ「なんでよつばにあんな事言った」
ヤンダ「……どうせ別れるなら…小岩井さんの事嫌いになったほうが、いいかなって…」
ジャンボ「……」
ゴンッ!!
ヤンダ「いってええええ!!!」
ジャンボ「…優しさのかけ方がバカだな…お前は…」
ヤンダ「……探しに…いきましょうか」
64:
サァァァァ…
よつば「とーちゃん…!とーちゃぁん……」
ペタン…
よつば「……さむい…とーちゃん…ひぐ…あー…あぁー…」
小岩井「……よつば…?」
よつば「…!と…とーちゃん!!!!」
ガシッ!ギュウウウ…!
よつば「とーちゃんとーちゃんとーちゃん!!!うあぁぁ…!!」
小岩井「…よつば……」
66:
よつば「とーちゃん!!よつばきらいになったか?よつば、わるいことしたか?」
小岩井「そんな事ないぞ、よつば…お前はいい子だ…。ばかだなぁ、びしょびしょじゃないか」
よつば「とーちゃんもびしょびしょだ!とーちゃんもばかだ!」
小岩井「ははは…とーちゃんも馬鹿か…そうだな……おいで、よつば」
ヒョイッ
よつば「とーちゃん…よつば……すてるのか?」
小岩井「……帰ろうか、うちに」
よつば「……」
サァァァァァ……
69:
ヤンダ「居た!ジャンボさん!」
ブゥゥン…。バンッ バンッ
ジャンボ「コイ!ずぶ濡れじゃねーか!よつばは……ねちまったのか…」
小岩井「探してくれてたのか…すまん…。ヤンダ、なんだその顔」
ヤンダ「……すいませんでした」
小岩井「?なんで謝ってるんだよ……」
ジャンボ「早く着替えさせてやれ、お前も風邪引いちまうぞ、ほら乗れ」
ヤンダ「タオル後ろに置いてるから使ってください」
小岩井「…ありがとな」
72:
ジャンボ「よつばは?」
小岩井「ぐっすりだ…。髪はまだちょっと濡れてるけどな」
ヤンダ「……」
小岩井「……俺が行ったら、よつばの事、たまには見に来てやってくれ」
ジャンボ「…おう、任せとけ」
ヤンダ「俺は嫌われてるから無理っす」
小岩井「じゃあ、お前は遠くから見てるだけでいいや」
ヤンダ「……小岩井さん、お婆さんに預けるとかは無理なんですか?」
78:
小岩井「ばーちゃんな……痴呆が進んでさ、今施設にはいってんだ」
ジャンボ「そりゃよつばどころじゃないな…」
ヤンダ「……きついっすね」
小岩井「……俺はあいつを育てる事になったのは、今では運命だったって思ってる」
ジャンボ「……」
小岩井「よつばが俺を好きで居てくれるように、俺もよつばが大好きだ」
ヤンダ「……」
小岩井「風香ちゃんの家が、隣になったのも、俺は運命なのかもしれないって思ってるんだ」
81:
小岩井「あんなに良い人たちに、俺は今まで出会った事が無いよ」
ジャンボ「俺はどうした」
ヤンダ「俺も俺も」
小岩井「……もちろんお前らもだよ」
ヤンダ「あれ、なんか調子狂うな…」
小岩井「……よつばには幸せになってほしい。一生会えないわけじゃない、ただちょっと、離れ離れになるだけだ」
ジャンボ「……ほんとにそれでいいんだな」
小岩井「あぁ。もう、事務的な事も済ませてある。この書類を出せば、よつばは綾瀬よつばになる」
82:
小岩井「……改めて……本当にありがとう」
ジャンボ「…やめろよ、そんな仲でもないだろ」
ヤンダ「小岩井さんに頭下げられたの初めてっすわ」
ジャンボ「いつ出発するんだ?」
小岩井「今週末のつもりだ。ていっても、もう木曜日だけどな…」
ジャンボ「……いっぱい遊んでやれ」
小岩井「……ああ。お前も遊んでやってくれ。ヤンダも、頼む」
ヤンダ「……はい」
83:
数日後…
アナウンス「○×国際空港行き428便、最終案内を…」
よつば「とーちゃん……」
小岩井「よつば、とーちゃんはどこに居ても、いつまでもお前のとーちゃんだ」
よつば「……うん」
小岩井「風香ちゃんや恵那ちゃん、あさぎ姉ちゃんと仲良くできるか?」
よつば「できる!……とーちゃん…とーちゃぁん…ぁぁあ…」
ギュウゥ……
ジャンボ「よしよし…。駄目なとーちゃんでごめんな、よつば…」
87:
おいジャンボwwwwww
88:
よつば「とーちゃ…ん…だめ…じゃない!」
ゴシゴシ…
小岩井「よつば…」
よつば「とーちゃんはだめじゃない!よつばもだめじゃない!!しんぱいするな!」
小岩井「……あぁ。それなら安心だ」
よつば「だからはやくかえってこい!ふーかとえなとあさぎとかーちゃんと、みんなでまってる!」
小岩井「……わかった、わかったよ、よつば…。手紙かくからな、電話もするぞ。だから、まってろ」
よつば「…うん!」
小岩井「じゃあ、ジャンボ、ヤンダ、風香ちゃん、よつばを頼むよ」
90:
風香「わかってますって、自分の”妹”の面倒くらい見れますから!だから、気をつけていってきてください」
ジャンボ「あぁ、着いたら住所教えろ、花でも送ってやるから」
ヤンダ「またお湯借りに行きますよ、今度はあさぎさんちに」
ジャンボ「…………」
よつば「みんなでまってるからな!いきてかえってこいよ!」
小岩井「お前……縁起でもないこと言うなよ…。じゃ、皆元気でな!」
よつば「とーちゃんだいすきだーーー!!!」
小岩井「俺も大好きだぞー!よつばー!!!」
クルッ… タッタッタッ…
94:
ジャンボ「よつば偉いな、泣かなかったじゃないか」
ヤンダ「ほんとだ、偉いじゃんよつば!馬鹿のくせにー」
風香「うちの妹はそんなに馬鹿じゃありませんー!ね?よつばちゃん!」
よつば「うん!!」
ジャンボ「強いなぁ、よつばは…」
よつば「とーちゃーん!!!よつばは……」
よつば「よつばは…むてきだーーーー!!!!!!」
小岩井「……でっけえ声だな……っく…グス…」
95:
ガチャ
風香「ただいまー。無事とんでったよー」
恵那「とんでったって…」
綾瀬母「おかえりー。あれ?よつばちゃんは?」
ガチャッ!
よつば「綾瀬よつばです!ただいまかえりました!!!」
綾瀬家一同「おかえり、よつばちゃん!」
end
96:

やっと寝れるw
97:

大丈夫、よつばは無敵だ!パンツマンも無敵だ!
9

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