うどん子「好きだよユリちゃん……」back

うどん子「好きだよユリちゃん……」


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亀井戸高校。
一年の教室。
?「ねぇユリちゃん」
ぬっぽす!
ユリ「うわっ!?」ビクッ
ユリ「机の中からネコ型ロボットみたいに、ぬるっと人が出てきたー!?」
?「私はネコ型ロボットじゃないよ?近藤 うどん子だよ。」
ユリ「いや知ってるけど。なぜ机から……」
うどん子「でも水田 わさびと近藤 うどん子って何となく何となくだよね?」
ユリ「人の話聞いてないし……でも確かに何となく何となくだね。というかどっから水田 わさびが!?」
うどん子「そんな事はどうでもいいんだよ」
ユリ「確かにどうでもいいよね。それでどうしたの?近藤さん」
うどん子「知ってるユリちゃん?」
ユリ「だから何が!?」
うどん子「学校の裏庭にある伝説の桜の木のコト……」
ユリ「伝説の桜の木……?」
----------------------------------------------------------------------------
3: 以下、
うどん子「うん……死海文書によると―――――」
ユリ「死海文書!?」
うどん子「あの桜の木の下で告白された人は――――――」
ユリ「恋が成就するとか?」
うどん子「翌日…死体となって樹の下に埋められてるという……」
ババーン!!
ユリ「何さそれ……?」
うどん子「それでユリちゃんに、お願いがあるのだけど……」
ユリ「お願い?」
うどん子「今度この伝説を、校内新聞のネタにしようかと思ってるんだけど。一緒に取材してくれないかと思って……」
ユリ「取材…?私が?新聞部の?」
うどん子「うん。ユリちゃんしかいないんだよ……部員が私一人しかいない的な意味で」
ユリ「一人!?テニス部ですら四人いるのに!!」
うどん子「ふふ…冗談だよ?でも。ユリちゃんと一緒にイキたいのはホントだよ」
ユリ「そうなんだ……」
うどん子「だめ…かな…………?」
ユリ「いいよ。一緒に行くよ。今…まりも先輩から連絡があって、かなえ先輩となすの先輩が行方知れずになったから、今日の部活は中止になったって連絡があったし」
うどん子「ホント!そういう事なら早取材に行くよユリちゃん!」
ユリ「うん―――――――」
 
4: 以下、
学校の裏庭。
伝説の桜の木の下。
ユリ「これが…伝説の……」
うどん子「桜の花が咲いているとこからして、桜の木と推測されるね」
カシャカシャ
ユリ「いや…推測しなくても分るから!」
うどん子「ねぇユリちゃん……」
ユリ「何?」
うどん子「テニス部楽しい?」
ユリ「えっ!?どうしたのイキナリ?」どきっ
うどん子「一度、聞いてみたかったんだ…どうしてユリちゃんが、あのオカシイを体現したかの様な先輩たちとずっと一緒に居るのか……」
ユリ「オカシイを体現って……確かにそうだし、ツッコミ過ぎて疲れる事もあるけど…でも――――――」
ユリ「先輩たちと一緒に居ると…とっても楽しいんだ」
うどん子「そう…なんだ……」
ユリ「うん」にこっ
 
5: 以下、
うどん子(先輩たちの事を話す時のユリちゃん…いつも凄くいい顔してる…………)
うどん子「………………………」
ユリ「ん?どうしたの近藤さん?」
うどん子「ううん。何でもないよ。では早イクね――――――」
ユリ「?」
うどん子「好きだよユリちゃん……」
ユリ「え……///////」どきっ…
うどん子「よしOK!フラグのスイッチ入った」
ユリ「そんなゲームみたいに……っていうかなんのフラグさ!?」
うどん子「明日まで死なないでね?ユリちゃん…伝説になっちゃうから」ババーン
ユリ「何それ!?怖いんですけど!」
 
6: 以下、
放課後。
押本家前。
ユリ(今日は近藤さんに付き合ったり、部活が休みだったり、なんかいつもと違ってたな……)
ユリ(でも……まりも先輩が、かなえ先輩となすの先輩が行方不明になったとか言ってたけど、どこに行ったのかな?)
ユリ(まっいっか…明日の部活の時にでも聞いてみよう――――)
ユリ(とか何とか考えるうちに、もう家に着いちゃった)
ユリ「ただいまー。あれ?陽太と――――――」
陽太「この人です!!!!」
かなえ「えっ?ユリちゃん!?」
なすの「えっ?ユリ!?」
陽太「あっ!?姉ちゃん!?」
ユリ「えっ?私!?何が!!?」びくっ
ユリ(何が私なのかよく分からない上に、行方不明の二人がこんな処にいたー!?)
ユリ(なんでこの二人が私の家に……しかも陽太と…………)
 
7: 以下、
かなえ「陽太君…陽太君はユリちゃんの事が好きだったの?」
なすの「そうでしたの…まさかとは思いましたけど…陽太は実の姉の事を――――」
陽太「いやっコレは違いますから!!」
なすの「まさか二人が夜のダブルスをしていたなんて……」
陽太「夜のダブルスって何すかっ!?」
ユリ「あ…あの。かなえ先輩になすの先輩がどうしてここに……まりも先輩がお二人が行方不明になったって言ってましたけど……」
かなえ「ユリちゃん……まさかユリちゃんが陽太君と映画みたいなキンダンなコトをしていたなんて……」
ユリ「禁断!?陽太と!?」
なすの「まさか陽太とユリが夜の3セットマッチ…いえ5セットマッチをしていたなんて……いやらしい………」
ユリ「夜のセットマッチって!?それに私はいやらしくありませんから…陽太は分らないけど……」
陽太「俺だってそうだよ!!」
ユリ「でも…はっきり言って状況が全く飲み込めてないんですけど……陽太。コレはどういう事なの?」
陽太「ああ…正直、俺もよく分かんないんだけど――――――」
 
8: 以下、
―――。
ユリ「つまり先輩方お二人が陽太を取り合っていて、そこに私が乱入したと……」
なすの「取り合うも何も…最初から陽太はわたくしの執事なのですから」
かなえ「また…なすのは自分の物みたいに言って……陽太君にも選ぶ権利はあるんだからね?」
なすの「でも…ホントに意外でしたわ。まさかユリと―――――――」
陽太「だからそれは違いますって!余りの状況にテンパり過ぎて、たまたま指さした処に姉ちゃんが居ただけ何すから!!」
かなえ「そうなの?本当に?」
ユリ「何か誤解があるみたいですけど。私の陽太はただの姉弟であってそれ以上でも以下でもありませんから。ね、陽太」
陽太「そうですよ。それ以外の何でもないですから」
かなえ「ふーん。やっぱりそうなんだ。それを聞いて安心したよ」
なすの「私は最初からそう思ってましたわ」
 
9: 以下、
ユリ「判って頂けたら……」
なすの「分りましたわ。今日のところはこのまま帰りましょう。いいですわね?かなえ」
かなえ「うん。いーよ」
ユリ「それだったら。まりも先輩に連絡してあげてください。お二人の事を心配されてましたから」
かなえ「分ったよ」
なすの「分りましたわ」
かなえ「じゃあまたねー」
なすの「それでは。ごきげん陽太ですわ」
 
10: 以下、
―――――
ユリ「いったい何だったの……」
陽太「正直、俺が聞きたいよ」
ユリ「でも…陽太ってモテたんだね。お姉ちゃん吃驚しちゃった」
陽太「姉ちゃんまでヤメてくれよ?あの人たちは俺で遊んでるだけだよ」
ユリ「ホントにそうかなあ……」
陽太「ホントにそうだよ!」
ユリ「まあ…いいや。早く家に入ろうよ。こんな処で騒いでるのもなんだし、今日はちょっと色々あって疲れちゃった」
陽太「ああ。ホント……そうだよな……」はぁ…
 
13: 以下、
その日の夜。
押本家。
陽太「姉ちゃん。もう夜遅いからカーテン閉めて来てよ」
ユリ「うん。わかった」
縁側。
ユリ「ふぁ????あ…そろそろ寝よ…ん?―――――!?」
シャッ……
ユリ「えっ!?」
?「……………………」
ユリ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーーー!!!!?」ビクッ!!!
?「……………………………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…………
ユリ「こ…近藤さん…?どうしたの?人ん家の庭で刺身包丁なんて持って……何してるの……」
 
14: 以下、
うどん子「いや…【もしも】の時の為に?」
ユリ「もしも!?もしもって何さ!!?」
うどん子「じゃあ今から二人で裏庭の桜の木を見に行くから」
ユリ「って…もしかしてその防犯の為!?それでも些か物騒だけれども!!」
うどん子「大丈夫。ユリちゃん次第だから」
ユリ「私次第って何がさ!?それちっとも大丈夫って言わないから!!」
――――――。
 
15: 以下、
亀井戸高校の裏庭。
ユリ「…………うう…結局来てしまった……」
ユリ「………………」じー
ユリ「……う?ん。桜の木は何の変哲も無いみたいだけど……ん!?」
ユリ「木の根元にユンボで掘られた様な、大きな穴があるーーーーー!?」
ユリ「…………ん?でも何も入ってないな…てっきり大王イカでも埋まっているのかと……」
うどん子「ねぇ…ユリちゃん……」じ…
うどん子「ユリちゃんは…………私のコト…好き?」
 
16: 以下、
ユリ「!?こ…近藤さん…いきなりどうしたの?」
うどん子「聞いてるのは私だよ?だから私のこと好きなの?それとも―――――」
うどん子「先輩たちの事の方が好き?」
ユリ「えっ…!?」
うどん子「ユリちゃんはあの時…放課後の教室で、先輩たちと一緒に居るのは楽しいって言ってたよね?」
ユリ「確かに言ったけど……」
うどん子「でも…それはただ単に一緒に遊んでて『楽しい』であって決して『好き』という事ではないんだよね?」
ユリ「ど…どういう事……?それに好きって…………」
うどん子「だから先輩たちのコト…スキなのキライなの?どっちなの?」
ユリ「……好きか嫌いかで言えば…………その…す…好きだけど……////////」
うどん子「へぇ…やっぱり好きなんだ…………」
ユリ「好きって言っても…そ…そういう意味じゃなくて…その…………///////」ごにょごにょ…
うどん子「分ってるよ?それは恋人としてじゃなくて友達的な友達として意味って事でしょ?loveじゃなくてlike的な」
ユリ「う…うん。そうだよ」
うどん子「好きだよユリちゃん……」
ユリ「え…」ドキ…
うどん子「もちろん…likeじゃなくてlove的な意味で……」
ユリ「えーーーーー!?」がびーん
 
17: 以下、
うどん子「えーーーーー!?って。ユリちゃんも知ってたんでしょ?私がユリちゃんのコト好きだって事……」
ユリ「今はじめて知ったよ!!てか初めて会った時から、今までそんな感じは微塵もなかったけど!!?」
うどん子「ユリちゃんにはそう見えていたかもしれないけど……私はずっとそんな瞳(め)でユリちゃんを見てたんだよ?」
ユリ「アレで!?って言うかどんな瞳で!?」
うどん子「今はそんな事はどうでもいいよ。私が聞きたいのは、ユリちゃんは私とあの先輩たちのどっちを選ぶかって事だよ」
 
18: 以下、
ユリ「ど…どっちって……いきなりそんな事言われても……」
うどん子「決められないの?」
ユリ「…………うん…そんなお決められないよ……だって――――――」
うどん子「そんなに先輩達の事が好きなんだ?私よりもずっと……」
ユリ「えっ――――」
うどん子「だってそうじゃない。この状況で決められないなんて、【そういう事】なんでしょ?」
ユリ「それは…その…………だって…先輩たちとはずっと―――――」
うどん子「いいよもう……分ったから」
ユリ「分ったって……」
うどん子「ユリちゃんが【今のまま】じゃ、私のモノになってくれないってコトだよ」
ユリ「だからそれ―――――」
うどん子「だったら―――――――」すっ
キラッ―――――
ユリ「ひっ!?」ビクッ
ユリ(刺身包丁――――――――!?)
 
19: 以下、
うどん子「…………あんなヒトタチに、私のユリちゃんを盗られる位なら……」ブツブツ…
ユリ「近藤さん…何を言ってるの……?」
うどん子「そうだよ…ユリちゃんはワタシノモノ……ユリチャンハワタシノモノ…ユリチャンハワタシノモノ――――――」
ユリ「こ…近藤さん?」
うどん子「ユリチャンハワタシノダケノモノ!!!!!!!!」
ユリ「ひっ!!」ビクゥ
ガタガタ…
ユリ(怖いっ…怖いよ……)
ブルブル…
 
20: 以下、
うどん子「ユリちゃん……伝説の通り【コレ】でユリちゃんを…ワタシダケノシタイにして、この桜の木の下に埋めてアゲルからね……」
ザッ…
ユリ「!?ちょっまt―――――――」
ザッ…
うどん子「アハハハハハハハハハハハハ――――――――これでユリちゃんは私だけのモノになるんだ!!!!」
ユリ「きゃあ!!たっ助け―――――――――」たっ…
カクンッ
ユリ「!?」
どさっ
ユリ(こ…怖くて…膝に力が入らない――――――)ガクガク…
 
21: 以下、
うどん子「ハハ…もしかしてあまりの怖さで、腰を抜かしちゃったかな?ユリちゃん。フフ…そんなユリちゃんもカワイイよ」
ユリ「あああ……」ガクガク…
うどん子「ホントにそうみたいだね。でも大丈夫――――――」
うどん子「もうすぐ怖いとか、苦しいとか全く感じさせなくしてあげるから――――――」
すたすた
うどん子「ダカラダイジョウブダヨ?ユリチャンガ、ワタシダケノシタイニナッテ、ワタシダケノモノニナッタラ……」
うどん子「ワタシガイッパイイッパイ【アイシテアゲル】カラ」ニヤァ…
うどん子「それから、伝説の通りに桜の木の下に埋めてアゲルカラネ?」にこ
ユリ「ひっ!!」ガクガク
ぶるぶる
 
22: 以下、
うどん子「………………」ニヤァ……
ユリ「あ…ああ…………」」
ユリ(こっ近藤さんが……目の前に―――――)
すっ…
キラッ――――
ユリ(包丁を振り翳して―――――――)
うどん子「これでもう…ユリちゃんは私の―――――――」
ブンッ
ユリ「たっ助けt―――――――――――――――――――」
―――――
ドンッ!!
 
23: 以下、
うどん子「がっ!!!?」
どさっ…
?「ふー。間一髪間に合ったみたいだな……」
ユリ「えっ――――――よっ陽太!!?」
 
26: 以下、
ユリ「陽太…どうしてここに……?」
陽太「姉ちゃんがこの人と家を出てくの見た時、すごく厭な感じがして…最初気のせいかと思ったけど、どうにも収まらなくて……」
陽太「それで、どうもそれが姉ちゃんの学校の方から感じたから、どうにも気になって追い掛けたんだよ。でもそうしてよかったよ。まさかこんな事になってるとは思わなかったけど――――」
ユリ「―――――陽太!!」ばっ
だきっ
陽太「ねっ姉ちゃん!?/////////」
ぎゅっ…
ユリ「陽太ぁ……陽太ぁ……」ぎゅうっ
 
27: 以下、
むく…
すく
うどん子「ねぇキミ…ユリちゃんの弟だよね?でも弟だからって、私とユリちゃんの逢瀬を邪魔するのは赦せないな……」
ユリ「近藤さん……」
陽太「姉ちゃん。あのヒトなんなんだよ?どう考えてもおかしいんだけど!」
ユリ「私も全然わからないよ……何時もおかしかったけど、今までこんな事なかったのに……」
うどん子「私とユリちゃんを邪魔するする者たとえ誰であっても―――――」すっ
キラッ――――
陽太「話して分かる……訳ないよな……だったら力尽くで―――――」ぐっ
ユリ「ダメ!!」ぎゅっ
陽太「姉ちゃん!?何言ってんだ!?やらないとやられ――――」
ユリ「ダメだよ陽太…だって近藤さんは……うどん子さんは……私の―――――」
ユリ「私の大切な友達だから…………傷付ける事なんて出来ないよ……」
 
28: 以下、
陽太「でも!じゃああの人から逃げるとしても姉ちゃん腰抜かして動けないんだろ!?」
ユリ「それは……でも――それでもダメ……お願い陽太……陽太だけでも逃げて…陽太が傷付くのも見たくない……」ぎゅうっ
陽太「そんなばかな事出来るわけないだろ!!何の為に俺が来たんだよ!?まったく姉ちゃんはたまにおかしな事言うからな……それに―――――」
陽太「俺にこんな強く抱き付いておいて、俺だけでも逃げろって言われても説得力ないから」はぁ
ユリ「あ……///////」かぁぁ
ザッ…
ユリ・陽太「「!!!!」」
ユリ「あぁ…何時の間に近藤さんが目の前に―――――」
陽太「―――ってそりゃこんな無駄話してたらどんなにゆっくりでも来るよ!!」
 
29: 以下、
うどん子「なに姉弟でいちゃいちゃしてるの?…………そっか。やっぱりキミも……始末しないと―――――」
がばっ―――――
うどん子「今度こそ――――――」
うどん子「終わりだよ――――――――――!!!!!」
ブンッ!!!!
ユリ「陽太!!」
ぎゅっ
陽太「姉ちゃん!!」
がばっ
?「いい加減にしろ」
 
30: 以下、
ブンッ
あたまへごちん!
ドコッ!!
うどん子「あいたー」さすさす
ユリ・陽太「「!?」」
すぅぅ…
陽太「姉ちゃんの友達の人の頭からなんか、目のハイライトが消えてるっぽい人っぽいナニかが出てきたー!!?」
ユリ「えっ!?何それ私には見えないけど」
?「よし出て来た……もう一発!」
?「『必殺!!コスメティック☆ルネッサンス? エクソシスト◇アタ――――――ック!!!』」
ぶんっ
あたまへごちん!!!!
ドゴッッッッッ!!!!!
うどん子「ノエビア!!!!!?――――――――――――――――――――――」
ドシャ……
うどん子「―――――――――――――――」(白目)
 
31: 以下、
?「ふぅ…どうやら間に合ったみたいだな」ふーやれやれだぜ
ユリ「アナタは――――――」
ユリ「アネンコフさん!?」
アネンコフ「ちょりーっす。ユリっぺ」
陽太「こ…このギャルっぽい人は?確か…………おじさんの葬式の時の……」
ユリ「そうだよ。近藤 アネンコフさんと言って、そこで白目向いて倒れてる、近藤さんのお姉さんだよ」
陽太「そうなんだっ…ってお姉さん!?」びくっ
アネンコフ「……そこのジャリ坊主…あんた確かユリっぺの弟だったっけ?」
陽太「はい。そうですけど……それより、これは一体どういう事なんですか?」
ユリ(ギャル坊主がジャリ坊主言ってる……)
 
32: 以下、
アネンコフ「まぁぶっちゃげた話?うどん子が霊に取り憑かれたんで、今アタシが祓ったっていうか?」
陽太「霊!?」
ユリ「取り憑かれたってどういう事なんですか!?」
アネンコフ「そんなコト知らんし?アタシはどうも、うどん子が取り憑かれたっぽいのに気づいて、でもナンか面白そうだったからほっといたんだけど、コロうどんくらいやべー事になってたから祓っただけだし?」
ユリ「取り憑かれたのが分かった時点で祓って下さいよ!!でも……」
アネンコフ「でも?」
ユリ「じゃあコレは近藤さんの意志でやった事じゃないんですよね?みんな霊の仕業なんですよね?」
アネンコフ「ま…まぁ…そう言っちゃそうなるかな……」
ユリ「よかった……」ほっ
アネンコフ(でも全くそう言った要素のない奴には、そもそも霊は取り憑けないんだけど…な)
 
33: 以下、
陽太「あの済みません。それで……」ちら…
うどん子「――――――――――――――」チーン
陽太「この人は何の霊に取り憑かれてたんですか?」
アネンコフ「ナニって…そりゃトーゼン、ヤンデ霊しょっ?」
ユリ・陽太「「ヤンデ霊!?」」
アネンコフ「コレに憑り憑かれると――――――」
陽太「……いえ…言わなくても何となく判ります。それより―――――――」
陽太「姉ちゃんを助けてくれて、本当にありがとう御座います」ぺこり
ユリ「陽太……」
アネンコフ「まぁコレはに関しては身内の愚行だし?そんな気にスンなっていうか?それよりジャリ坊主」
陽太「はい?」
アネンコフ「――――――アンタちょっとレーカンあるね」
 
34: 以下、
陽太「霊感……ですか?」
アネンコフ「おう。アンタ、うどん子がおかしい事に気付いて、姉ちゃんのことが心配になって、ここまで来たんだろ?」
陽太「はい。その通りです。失礼ですけど…あなたの妹さんを見た時に、ゾワッとする様な凄く厭な雰囲気みたいなのを感じて……」
アネンコフ「やっぱりありそうだな……でも、まっレーカンあってもそんないいコトある訳じゃねーけどな」
陽太「そうですか……でもそのおかげで姉ちゃんを助けられたんですから、それだけでも十分ですよ」
ユリ「陽太……」じーん…
ユリ(……………あれ?…でもおじさんの霊は見えてなかった気がするけど……まぁいっか?)
 
35: 以下、
アネンコフ「…………そっか…まぁコイツの件もあるし、またナンかあったらソーダンにキナ。サービスしてやっからさ」
陽太「はい。ありがとうございます……」
アネンコフ「じゃあアタシはコイツを連れていっから、あとヨロシクー」
がしっ
ズルズル…
ユリ「行っちゃったね……」
陽太「……ああ…………でも一体…何だったんだコレは……?」はぁ…
ユリ「陽太……」
陽太「ん?」
ユリ「陽太!!」
がばっ
陽太「姉ちゃん!?どーしたんだよいきなり/////////」
むぎゅっ
陽太(うっ!?姉ちゃんの柔らかな胸の感触が……//////そういや姉ちゃん何気にスタイルいいからな……//////って…んな事考えてどうすんだ!)
陽太「姉ちゃんっいい加減に離れろy――――――」
ぽろぽろ…
 
 
36: 以下、
陽太「えっ!?姉ちゃん・……もしかして泣いてるのか?」
ユリ「だって…怖かったんだもん…………ほんとに怖かった…怖かったよぅ……」ひっく
陽太「……そっか。でも、もう大丈夫だから、もう泣くなよ姉ちゃん」
ユリ「うん…でも助けてくれてありがとう陽太……」
陽太「いやいや実際は姉ちゃん助けたのって俺じゃなくて、アネンコフさんだし」
ユリ「でも…陽太が助けに来てくれてホントに嬉しかった……陽太が助けに来てくれなかったら私は―――――」
ユリ「…………それに私のせいで陽太まで危ない目にも合わせちゃって……」
陽太「それはもういいよ。お互いに助かったんだからさ」
ユリ「陽太……」
陽太「だからさ…そんな事気にしないでいいから、もう帰ろうよ。正直ちょっと疲れたよ」ふぅ
ユリ「うん」
ぎゅっ
陽太「また抱き着いて…一体どうしたんだよ?///////」
ユリ「だって…まだ膝がガクガクして上手く歩けないんだもん……」
陽太「まだ支えが無いと歩けないのかよ?」
ユリ「うん……だからね…………だからずっとずっと…私を支えていてね。陽太」
陽太「……はぁ…分ったよ。支えてるから。さっさと帰ろう」
ぎゅっ…
ユリ「うん」こく…
 
37: 以下、
ユリ「ねぇ陽太……」
陽太「今度はなんだよ?まだ何か―――――」
ユリ「今日の陽太…すっごくカッコよかったよ」にこ
陽太「!?いっいきなり何言いだすんだよ?///////」ドキッ
ユリ「だってホントにそう思ったんだもん」ふふ…
陽太「まったく…今日の姉ちゃんはおかしいよ。まぁ色々あったからしょうがないとは思うけど」
ユリ「ふふ…そうだね………」
すっ…
ユリ(………………いつの間にか私より大きくなって…男の子の顔になって………………)
ユリ(陽太……私―――――――――――)
ぎゅっ…
―――――――。
 
38: 以下、
亀井戸高校一年の教室。
うどん子「ユリちゃんおはよー」
ユリ「近藤さん。おはy――――作業着着てるーーーー!?」
うどん子「ああそれは。朝起きてからもう一回、裏庭の桜の木を見に行ったんだけど、やっぱり穴がそのままだったから、作業着を着て埋めてきたんだ」
ユリ「……そうなんだ」
ユリ(危うく私がアンタにその穴に埋められて、伝説になるところだったよ!!)
 
39: 以下、
うどん子「それはそうとユリちゃん。昨日はゴメンね。何がゴメンなのかは、実はよく分かってないけど」
ユリ「昨日のコト覚えてないの!?」
うどん子「うん。気付いたら家に帰ってて、お姉ちゃんが取り敢えずユリちゃんに謝っとけって言うから」
ユリ「そっか…覚えてないのか……」
うどん子「一体昨日…あれから何があったの?気付いたら、でかいたん瘤は出来てるし……」さすさす
ユリ「(そりゃあんなにどつかれたらね……)
うどん子「それに長い距離を引き摺られたみたいに、おしりがヒリヒリして二つに割れちゃったんだけど」
ユリ「元々二つに割れてるから!…………でも…覚えてないならそれでいいよ」うん
うどん子「むーそれはそれで、ナンかもやもやするなぁ。でも一つ何となく覚えてる事があるんだ……」
ユリ「覚えてる事?」
 
40: 以下、
うどん子「うん…私ね―――――――」
うどん子「私…やっぱりユリちゃんの事が好き――――――――」
うどん子「―――――――――――ってコト」にこ
ユリ「えっ!?」どきっ
うどん子「…………よしっ新たなフラグが立った」ぐっ
ユリ「何のフラグさ!?」
ユリ「わかがわからないよ!!」ゆりっぷい
おしまい。
 
41: 以下、
乙!
ユリちゃんのパンツ食べてええんか?(てーきゅう並感)
42: 以下、
おまけ。
亀井戸高校。
二年生の教室。
なすの「さぁ今日こそ決着を付けますわよ?かなえ」
かなえ「望むことろだよ?なすの」
なすの「決着を付けるとは言いましたけど、最初からもう…どちらが勝利者なのか決まってますけど。何と言いっても陽太は―――――」
かなえ「なすののひつじさんだからって言いたいんでしょ?それはもういいよ」
なすの「羊ではなくて執事なのですけど……まぁいいですわ。それなら早――――」
かなえ「うん!行こう!!」
かなえ「メーデーメーデー!時は来たり!!さぁ戦の鐘を鳴らしちゃうよー!!!」
なすの「わたくしのDP(=ドラヤキポイント)を駆使して、返り討ちにして差し上げますわ」
まりも「えっ!?また二人ともどっかいってしまうん?うーん今日も部活は中止か…それともユリちゃんと二人で……」
まりも「ん?ユリちゃんと二人っきりで……それはそれで……」うぇへへへへへへ…
ガラッ―――
?「失礼します」
すたすた…
 
43: 以下、
なすの「ユリ!?」
かなえ「ユリちゃん!?」
まりも「ユリちゃん?あっええとこ来たで?こいつらどっか行ってしまうんやて」
ユリ「………………」
まりも「せやから…今日は二人っきりで部活するで?」
ユリ「…………………」
まりも「あっせや。ユリちゃん聞いてぇな。この前の夏休みにな。街でおもろい子に会うてな……ってユリちゃん?」
ユリ「なすの先輩、かなえ先輩」
かなえ「ユリちゃん?」
なすの「どうしましたのユリ?あっそうですわ。今日もそちらにお邪魔し―――――」
ユリ「お二人が陽太の事をどう思われているのかは分りませんが―――――」
ユリ「姉として…カワイイ弟に手を出す事は―――――」
ユリ「このお姉ちゃんが赦しません!!」
おまけのおしまい。
 
44: 以下、
これで全てお終いです。
ありがとうございました。
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一夏「ドゥフッw拙者織斑一夏でござるwwww」ギャプッwwwコポォwwww
佐天「またレイプされた…」初春「佐天さんも大変ですね」黒髪美少女のレベル0が性的過ぎてヤバイ
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鍛冶師「今日中に仕上げるぞ」弟子「はい」雰囲気が良いSS
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よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」"楽しすぎて狂っちまいそうだ!"
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インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」"一方禁書"凄まじいクオリティ
フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」通称"麦恋"、有名なSS
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垣根「初春飾利…かぁ…」新ジャンル定温物質ウヒョオオ!!
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯
上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「  」番外通行SSの原点かな?
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さやか「さやかちゃんイージーモード」オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」君の心は百合ントロピーを凌駕した!
澪「徘徊後ティータイム」静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」これは無理だろ(抗う事が)
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紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」全編AAで構成。か、可愛い……
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