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P「真、おまえそれ……」


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1:
P「真、おまえそれ……」
真「へへっ、どうですか? 春香のマネしてリボンつけてきたんですけど……」
P「……悪くない。悪くないが、撮影中は外しとけ」
真「えー? なんでですか?」
P「おまえたちはまだ、売り出し中のアイドルだ。要はテレビや雑誌の向こう側の人に覚えてもらわないといけない」
真「それとリボンとどんな関係が?」
P「最初のうちはリボン=春香、ボーイッシュ=真、ハイサイ=響、くらいの分かりやすさがいいんだ。いきなりおまえがリボンつけると見てる人間は混乱する」
真「……なるほど」
P「そんな訳だから、撮影中は外してくれ」
真「ちぇー、カワイイと思ったんだけどなあ」
P「それと……」
真「はい?」
P「予想以上に似合ってるぞ」
真「……へへっ、やーりぃ!」
2:
3:
P「真、おまえそれ……」
真「??♪ ふう、どうでした? 千早をイメージしてみたんですけど……」
P「……千早を意識しすぎてたな。結果として、ムリに高音を出そうとしすぎている」
真「そうですか……高音を出すっていうか、こう、綺麗な音を出したかったんですけど」
P「そのせいか、いつもより2オクターブくらい高かったぞ。合わせずらかっただろ?」
真「正直、合わせずらかったです」
P「上手い人間を手本にする考え方は間違ってないが、本人そのものになりきる必要はない。
 千早には千早の、真には真の歌声がある」
真「……はい」
P「それに……」
真「はい?」
P「真のハスキーボイス、俺は好きだぞ」
真「……へへっ、やーりぃ!」
4:
P「真、おまえそれ……」
真「ああ、律子に頼まれちゃって。ちょっと事務仕事です。小鳥さんも今送迎中なんですよ。で、ボクがヒマでしたから」
P「……スマン、俺がちゃんと仕事取ってこれれば……」
真「えっ、いやいや、そんな当てつけのつもりじゃありませんよ!」
P「そ、そうか」
真「はい。気にしないでください。……ま、たしかに竜宮小町には先を行かれてしまった感はありますけどね」
P「……気にする必要はないみたいだぞ?」
真「はい?」
P「さっき連絡があった。次のハコでのワンマンライブ、チケット完売したぞ」
真「……へへっ、やーりぃ!」
5:
P「真、おまえそれ……」
真「え? ああ、コレですか? 美希にもらったんですよ」
P「ミサンガか。たしかに真によく似合う」
真「へへっ、ボクもお気に入りなんですよ、コレ」
P「懐かしいな。俺も学生のときはつけてた」
真「あ、そうなんですか? なんか意外ですね」
P「部活やってたからな。切れたら願いが叶うと言われて期待してたが、迷信は迷信だったよ」
真「へえー。ちなみに、どんな願いごとだったんですか?」
P「大会で最高の結果を残せますように、だ。結果的には地区トーナメント初戦敗退だ」
真「あっちゃ?……」
P「こういうのは支えにしてもいいが、頼るのはダメだよな。まず実力ありき、だ」
真「なるほど。実力もないのに迷信で勝とうとするな、ってことですね?」
P「まあな。その点、真は大丈夫そうだが」
真「押忍! 毎日トレーニングは欠かしてませんよ!」
P「おう! このままいけばトップアイドル間違いなしだ! 頑張れよ!」
真「へへっ、やーりぃ!」
6:
P「真、おまえそれ……」
真「……」
P「……」
真「……」
P「……」
真「……うぷっ」
P「やっぱり食べ過ぎか! だから貴音と張り合うなって言っただろ!」
真「だって……貴音だけじゃなくてやよいもけっこう食べてたから……」
P「やよいはおまえの見てないところでタッパーにガンガン詰めてたんだよ!」
真「ああ……だからあんなにお皿が……うっ」
P「待て! 早まるな真! もうすぐサービスエリアだから!」
真「へ、へへ、やーりぃ……」
7:
P「真、おまえそれ……」
真「わっ!? ちょっ、プロデューサー!? いたんですか!?」
P「ああ、ちょっと気晴らしに屋上に出ててな。それで……役の練習か?」
真「わあああ! やっぱり見てたんですか!? 見てたんですね!?」
P「ああ」
真「どこから!?」
P「『センパイ、俺のオンナに何してんスか?』のあたりから……」
真「うわあああああああああああ!!///」
P「なに恥ずかしがってんだ? いずれ全国ネットでその役が配信されるんだぞ? 俺1人に見られたくらいで……」
真「違うんですよ! 上手く言えないけど違うんです!!」
P「そんなもんか」
真「ああー……恥ずかしい。雪歩と共演できるのはいいけど、なんでこの役に……」
P「……」
真「……? なんですか?」
P「『そんなハンパな覚悟で俺のオンナに手ェ出すんじゃねえよ』」キリッ
真「せいっ!」ズゴン!
P「ごふっ!? ふ、ふふ……腕を上げたな……真……」ドサッ
真「やーりぃ! ふんっ!///」
8:
P「真、おまえそれ……」
真「うりゃりゃりゃりゃ! よっし! やーりぃ! あ、お疲れさまですプロデューサー」
P「おう、おつかれ。ゲームか?」
真「はい。さっき真美から車の中でヒマだからオンラインで対戦しようってメールきてて……」
P「なるほど。真美は社長の引率で地方営業だったな。さっきのリアクションだと真が勝ったのか?」
真「はい! 久々に真美に勝ちましたよ! 最近の真美はスゴく強くて……」
P「もっかいケータイ見てみろ。たぶん真美から連絡来てるぞ」
真「え?……あー……」
P「なんて書いてあった?」
真「酔った、って一言だけ」
P「たった3文字か。瀕死だな。だから移動時間中にやんなって言ってんのに」
真「ご愁傷さま。遠くの景色見てるといいよ、っと。……ちぇっ、せっかく盛り上がってきたのに」
P「仕方ないさ」
真「あぁー! この衝動をどこにぶつければいいんだ!」
P「………ところで真」
真「はい?」
P「なんとここにゲーム機がある。一戦どうだ? ちなみに真美にそのゲーム教えたのは俺だぞ?」
真「……へへっ、やーりぃ!」
9:
P「真、おまえそれ……」
真「へへっ、ようやくここまで来れました」
P「ああ。長かった……イヤ、過ぎてしまえばあっという間だったな」
真「IA大賞ノミネート……なんか照れるなぁ」
P「おいおい、ゆくゆくは大賞取るんだろ? まだノミネートされただけだ」
真「ふふ、そうですね。でも、この通知見てたらやっぱりこう……込みあげてくるものがあるっていうか」
P「ん、そりゃそうだな。……よく頑張ったな」スッ
真「へへっ、やーりぃ」コツン
P「なあ、真」
真「はい?」
P「……いや、やっぱりなんでもない」
真「えーっ、なんですかそれ」
P「すまん、忘れてくれ。一瞬プロデューサーとアイドルという立場を忘れかけた」
真「はい?………プロデューサー、それ……」
P「よしっ、休憩終了! 今日もジャンジャンバリバリいくぞ!」グイッ
真「え? わわっ、待ってくださいよプロデューサー!」タタッ
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