P「あはは、雪歩は泣き虫だなぁ」 雪歩「ヒッグ……」back

P「あはは、雪歩は泣き虫だなぁ」 雪歩「ヒッグ……」


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1:
P「よしよし」
雪歩「プロデューサー……」グスッ
P「でもな、雪歩聞いてくれ」
雪歩「……はい?」
P「俺が仕事で場を離れるぐらいで泣くのはやめないか」
雪歩「ご、ごめんなさい……」
P「ああ、じゃあ行ってくる」
雪歩「え……ふ……うっ……うぅっ……」
P「ウソです。冗談です。ずっとここにいます」
7:
P「雪歩、俺トイレ行きたい」
雪歩「じゃあ行きましょう」
P「うん、だから入り口で待っててくれ」
雪歩「え……?」
P「ここは男専用だからな」
雪歩「っ……うぅぅう……」
P「よし、一緒に行こう」
雪歩「は、はい……」グスッ
11:
P「よしっ、それじゃ今日の活動は終わりだ」
雪歩「はい!」
P「じゃあな、また明日」
雪歩「ふぇっ!?」
P「ゆっくり休めよ」
雪歩「うぅぅ……あっ……ヒッグ……ううっ」
P「やっぱり雪歩の家まで送るよ」
雪歩「ヒッグ……あ、ありがとうございますぅ……」
12:
P「よし、家に着いた。おやすみ」
雪歩「えっ……と、泊まって行かないんですかぁ……?」
P「うん」
雪歩「そんな……私……わた……ふぇ……」
P「よし、冷静に考えよう」
雪歩「……」グスッ
P「オッケー、我慢我慢。それで俺は男でプロデューサー、雪歩は女でアイドル」
雪歩「……そうです」
P「だから泊まれない」
雪歩「えっ……な……何でですかぁ……グスッ」ブワッ
P「よし、分かった。とりあえず家にお邪魔します」
15:
雪歩「えへへ、お父さんにプロデューサーの事いつも話してるんです」
P「うん。寿命が縮むぐらいご挨拶も出来たしそろそろ帰るかな」
雪歩「え……」
P「ほら、ここには俺以外にもたくさん人がいるし」
雪歩「か、帰るんですか……?」
P「うん、もう雪歩も寂しくないだろ」
雪歩「そ、そんあぁ……ぁぅぅ……」グスグス
P「よーしパパ、雪歩が寝るまで一緒にいちゃうぞー」
19:
雪歩「……」スゥスゥ 
P(そろそろ行こう、殺されかねん)
雪歩「……」ギュウウウ
P(寝てるのになんて強さだ)
雪歩「……」ギュウウ
P「フン」バシッ
雪歩「……」
P「よし、起きてない。帰ろう」ソロソロ
雪歩「あ、あれ……?プロデューサー……ぷろ……ぷ……ふぁぁぁぁん!!」グスッ
「何だ何だ!?お譲!?」バタバタ
21:
P「昨日もう少し早く雪歩が目覚めてたらヤバかったな」
P「やっぱり考えて行動しないと」
P「とりあえず言える事はただ一つ」
雪歩「何ですか?」
P「決まってるだろ。出来るだけもう雪歩には会わない」
雪歩「わ、私に……会わない……」
P「あれー、おかしいなー。さっきまで誰もいなかったのに」
雪歩「い、今の……ほ、ほんとぉ……」グスッ
P「やっぱり雪歩はかわいいな」ナデナデ
雪歩「ぁ……そ、そんなこと……ないです……」
23:
P「あはは、そうなのか」
P「へぇー、そんなことが」
P「うわー、何やってんだよ」
雪歩「私以外のアイドルとお喋りしないでください……」グスッ
P「俺は雪歩以外も色々担当してるから、お前を特別扱い出来ないよ」
雪歩「そ、ぇ……わ……ぅっ……ぃゃぁ」ポロポロ
P「雪歩、お前がナンバー1だ」
25:
P「ありがとうござい」カチカチ
雪歩「私以外の人と連絡取り合わないで下さい……」グスッ
P「これは仕事だから」カチカチ
雪歩「こんなものこうなんですぅ」バキャッ
P「あ、俺の携帯が」
雪歩「えへへ」
P「じゃーん、ここに予備があったのだ」カチカチ
雪歩「え……うぇ……ふぁぁ……そん……だめ……ぁぁぁぅうう」ポロポロ
P「そうだな、歩きながら携帯はだめだよな」
26:
P「予備の方も破壊されてしまったか」
雪歩「これで安心ですね」
P「これじゃあ雪歩と連絡も取れないな。残念」
雪歩「えっ、ずっと一緒ならそんなの必要無いですよぅ」
P「あはは、何言ってんだお前」
雪歩「だって私たちずっと……でs」
P「あ、ちょっと家の鍵かけ忘れたから帰るわ。またな」
雪歩「えっ……ふぁっ……あぁあっぁあ……グスッ」
P「やっぱ勘違いだった」
30:
P「雪歩」
雪歩「何ですか?」
P「ここ女子トイレの個室」
雪歩「そうですよ」
P「俺捕まっちゃうよ」
雪歩「そんなことないですよぉ」
P「というわけで脱出するから」
雪歩「ぇっ……ひとり……わた……うぅぅ……」ポロポロ
P「ごめん、俺が悪かった。早くトイレすませて」
33:
P「よし、雪歩家到着」
雪歩「えへへ、今日は帰らないで下さいね」
P「あっ、あれは何だ!」
雪歩「え?」クルッ
P「アデュー」ブオオオオオン
P「雪歩は走るのいなぁ。車より先に俺の家に着いてるなんて」
雪歩「ど、どぅ゛じで、にげ……ふぁぁぁ……」ポロポロ
P「雪歩なら俺を見つけてくれると思ったんだ」ナデナデ
雪歩「あ……えへへ……」
35:
P「この状況まずいなぁ」
雪歩「何がですか?」
P「まずいなあ」
雪歩「そうですか?」
P「どうしたらいいと思う?」
雪歩「えっと……とりあえずチューとかどうでしょう?」
P「まずいなあ」
38:
P「君アイドル、俺プロデューサー」
雪歩「はい」
P「だからチューとかキスとか接吻とか一生無理なんだな」
雪歩「……ぇえぁぅぅうう」グスッ
P「って事も無いけどな、プロデューサーとアイドルの付き合い方にも色々あるし」
雪歩「そ、そうですよね……!」
P「でも俺はしないよ」
雪歩「……ふぁぁぁあ」グスッ
39:
P「普通チューとか好きな人とやるじゃん?」
雪歩「はい」
P「俺は雪歩が嫌いじゃん?」
雪歩「え……そ、う……ぅぅぅぅああ……ふぇぇええええ」ポロポロ
P「ってこともないじゃん?」
雪歩「……じゃ、じゃあ大丈夫ですぅ」
P「でも雪歩は真が好きじゃん?」
雪歩「私の前で雌豚の話しないでくださいぃ……」グスッ
P「あれ、仲良かったよね」
41:
P「あ、風呂も沸いたし入ってくるわ」
雪歩「そうですか」
P「いや、何当然のように来てるんですか」
雪歩「?」ゴソゴソ
P「意味が分からないみたいな顔して服脱がないで」
43:
P「あ、5秒で戻るから先入って」
雪歩「ご、5秒も……うぅ……がんばりますぅ……」ジワァ
P「うん」ダダッ
P「あはは、いつの間に玄関に落とし穴を作ったんだ」
雪歩「ぅぅぅ……ずっと帰ってこないから……私心配で」ポロポロ
P「全裸の女の子に引きずり出される俺」
46:
P「俺、今日は風呂入りたくない気分なんだわ」
雪歩「えっ……も、もしかして……私とはいりたく……うっ……」グスッ
P「正解」
雪歩「あぅぅぅっぅ……私がひんそーで……ちんちくりんだからぁ……ですかぁ……」ポロポロ
P「いや、一緒に入って理性を抑えられるかどうか」
雪歩「うぅぅぅぅぅう……わたしぁ……きらぃ……ですかぁぁ……?」グスッ
P「わーい、雪歩と一緒に入れるなんて幸せだ」
47:
雪歩「あの……洗いっこ……を」
P「イヤだ。ノー。ムリ」
雪歩「ふぇぇぇぇやっぱり私がぁぁぁ……」
P「だってアイドルの身体触っちゃうことになるだろ」
雪歩「裸を見て一緒にお風呂に入ってるのに今更何言ってるんですかぁ……」グスッ
P「ここにきて割とまともな事を」
53:
雪歩「あ……んっ……あぅ……」
P「普通に洗ってるのに喘ぎ声出さないで」
雪歩「も、もしかして……気持ち悪い……ですか?」
P「まあ、うん」
雪歩「ごめん……なさぃぃ……きもち……わるくてぇぇ……ふああっぇえぇ」グスッ
P「いくらでも喘いでください」
56:
P「……」
雪歩「……」サワサワ
P「あの、何か手つきがやらしいんですが。俺の息子を執拗に狙わないで」
雪歩「わ、わたし……へんたいじゃぁないですぅ……」ニュルニュル
P「普通は自分の身体を使って人を洗わないと思うな」
雪歩「うぅぅ……へんたいでごめんなさぃぃ……グスッ」ニュルニュル
P「と言いつつ手も身体も止まってないぞ」
60:
雪歩「な、何で大きくならないんですかぁ……」
P「流石にそんなに見られると恥ずかしい」
雪歩「や、やっぱり……わたしがひんそー……うぅっぅ」
P「正直俺の全精神力を使って制御してる」
雪歩「ふぇぇぇ……うぅっ……ああっ……ヒック」サワサワ
P「泣きながら触らないで。俺の息子が抑え利かなくなるから」
62:
P「勝った、俺は勝った。欲望に打ち勝った」
雪歩「ヒッグ……」グスッ
P「なのに何だこの罪悪感」
雪歩「というわけで、晩御飯持ってきましたぁ」
P「うわぁ、流石雪歩。用意周到だな」
雪歩「こっちはプロデューサーです!」
P「何か色も香りもそっちと全然違うね」
66:
P「でも、ごめんな。俺お腹痛いんだ」
雪歩「わ……わたしがつくったぁ……からぁ……」
P「たまには俺の話聞いてほしいかなーって」
雪歩「そ、……そうですよねぇ……わた……つくっ……あうぅぅ……」ポロポロ
P「もちろん全部食べます」
69:
P「あ、でも俺そっちのお弁当の方が食べたいなぁ」
雪歩「あ……うーん……じゃあ交換しましょう」
P「え、良いの」
P「あれぇ……おかしいなぁ、身体が熱いよぉ」ハァハァ
雪歩「だってそっちは身体がすごく敏感になる薬が入ってますからぁ」
P「えっ……じゃあ雪歩の方は……?」ハァハァ
雪歩「こっちはひたすら性欲が強くなる薬ですね」ジュン
P「雪歩はかしこいなあ。どっちでも良いようにしておいたんだ」ハァハァ
74:
P「ああ、触らないで。お願い」ビクビクッ
雪歩「えぇ、そんな事言われても……困ります」サワサワ
P「ぁぅぅ……ぁっ」
雪歩「ふふっ……プロデューサー可愛いですね……」
P「ゆ、雪歩の方が……ふぁぁああ」ビクビク
雪歩「こんなプロデューサー見てたら……私……」
P「可愛い顔してるけど怖いよぉ、お姉ちゃん」ハァハァ
76:
雪歩「やればー、できるー♪」
P「READY!!は良い歌だなぁ」
雪歩「きっと、ぜったいー♪」
P「でも今の状況だと別の意味にしか聞こえないですぅ」
雪歩「どんな意味ですか?」ペロッ
P「あぁぁん……んぃぃ」ビクンビクン
79:
P「まずいなぁ、このままだと色々」
雪歩「はい?」スルスル パサッ
P「はやいなぁ、もう準備万端って感じ」
雪歩「えへへ」
P「それで、そろそろ遊びは終わりにしよう。もう十分ですよ」
雪歩「遊びなんかじゃないです。私は本気です」サワサワ
P「んあああああああかん」ギンギン
83:
P「ふぇぇぇ……」ビクビク
雪歩「こんなに感じちゃうなんて……」レロレロ
P「ゆきほのびやくはせかいいちぃぃいいぁぁぁぁん」
雪歩「は……んむ……んぐ……んっ」チュプッ
P「ぃっ……あっ……」
雪歩「えへへ、私でもおっきくできた……」
85:
P「分かった、雪歩せめて近藤さんを」
雪歩「……近藤さんって誰ですか?……もしかして……すきなひ……れすかぁぁ?」グスッ
P「そこにある、それが近藤さんだ」
雪歩「……私との赤ちゃんが嫌なんですかぁ……?ヒッグ……ふぁぁ」ポロポロ
P「いや、俺はお前の事を想ってだな」
雪歩「うぅ……分かりましたぁ……」プスプスッ
P「分かったとか言いながらゴムに穴開けないで。洒落になって」
雪歩「ヒッグ……ぅぅ……」プスプスッ
92:
P「……」
「ふぁぁぁぁぇ……ぇぇぇぇ……ヒック」
P「ゆ、雪歩!?」ビクッ
雪歩「何がですか?」
P「……いや、嫌な夢見てたんだ。ははは」
雪歩「もー、昼間から何言ってるんですか。先に行っちゃいますよ?」
97:
P(……そうか、あんなに泣き虫な雪歩なんていなかったんだ)
P(良かった……全部夢だったんだ……)
P(そりゃそうか、ありえないもんなぁ)
「うぅぅ……グスッ……」
P(あ、さっき泣いてたのはこの娘か)
雪歩「ほら、もう泣かないの」
「ふぇっ……ぅぅぅ……ぅん……」
P(雪歩、このちっちゃい娘と知り合いなのか)
雪歩「全く、ちょっと離れただけで泣いちゃうなんて誰に似たんでしょうね。あなた」
P「」
99:
おわり☆
100:
乙!
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