サトシ「皆もポケモン、食べようぜ!」 後編back

サトシ「皆もポケモン、食べようぜ!」 後編


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9:
タケシ「じゃあ、まずはトゲチックの首をチョンパして・・・・・」チャキン
カスミ「待って!食べる!私・・・・虫ポケモンを食べるからトゲチックを殺さないでタケシ!」ポロポロ…
サトシ「だけどカスミ、お前さっき虫ポケモンは食べたくないって・・・・」
カスミ「そ・・・そんなの冗談に決まってるじゃないサトシー!本当は私・・・虫ポケモンが食べたくて食べたくて仕方がなかったんだからー!アハハハハハ!」ポロポロ…
ヒカリ「なんか無理してませんかカスミさん?本当は食べたくなんか・・・」
カスミ「食べたい食べたい!私は虫ポケモンをお腹一杯食べたいでーす♪」ポロポロ…
サトシ「ハハハ!それならそうと早く言ってくれよなカスミー!
よし、タケシ!トゲチックの調理は止めて虫ポケモン料理をカスミにご馳走してやろうぜ!」ニコニコ
268:
カスミ「はっ・・!はっ・・・はっ・・・!」ガチガチ
サトシ「じゃあ、まずはキャタピー汁とケムッソ汁をコップに注ぐから一緒にゴックンしてくれよカスミ!」ドプドプ…
ヒカリ「ああん、もう贅沢な!」ジュルリ
カスミ(うう・・・・なんてひどい臭い・・・!まるで野菜が腐ったような・・・いや、それ以下かも・・・!)オエッ…
サトシ「どうしたカスミ?ほら、俺が飲ませてやるからグーッ!と一気に飲んでくれよグーッとさ!」
カスミ「ああ・・・・ううう・・・!」
サトシ「タケシー!トゲチックを・・・・」
カスミ「飲みます飲みます!飲ませて下さいサトシ様!」
サトシ「ハハハ、なんで様付けするんだよカスミー!いつもみたいにサトシって呼べよな!じゃあ・・・・イクぜ!」
275:
カスミ「は・・・はひっ!いただきまーす・・・!」
ゴク・・・・ゴク・・・・ゴク・・・・!
カスミ(うっぷ・・・!なんてひどい味なの・・・!しかもネバネバしてて・・・!吐きたい・・・吐きたいよぉ・・・!)ボトボト
ヒカリ「もー、カスミさーん!口から汁が溢れてますよ?もったいないからちゃんと飲んで下さいよぉ♪」ニコニコ
サトシ「ヒカリの言う通りだぞカスミ!せっかく搾り出したんだからしっかり飲み干してくれよー!」クイッ
カスミ「んむっ・・・ふっ・・ふうう・・・!」コクコク
ゴク・・・・ゴク・・・・ゴックン!
カスミ「ぷはっ!はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・!」
サトシ「どうだったカスミ?キャタピーとケムッソのミックスジュースは!」
カスミ「も・・・・もちろん美味しかったわよサトシ♪まだ口の中に味が残ってるけど・・・・うぷっ・・・」ニッコリ
287:
サトシ「じゃ、幼虫ポケモン料理はここまでにして・・・・」ガサゴソ
カスミ「ほっ・・・・!」
サトシ「次は・・・ビークインの唐揚げだぁ?!」バッ
カスミ「ひっ・・・・ひいいいいっ!」
ヒカリ「きゃー♪ビークインの唐揚げオイシソー!私もたべたーい!」ウキウキ
サトシ「ダメだぞヒカリ!これはカスミのために準備したものだからな!」
カスミ(見た目はひどいけど・・・・さっきよりはおいしそ・・・・・って何を考えてるのよ私は!
あれは虫!虫なのよ!私のだいっきらいな!)
サトシ「はい、カスミ!あーんして?!」
カスミ「あ・・・あ・・・あーん・・・・」
パリッ、パリッ、パリッパリッ
サトシ「どうだカスミ、ビークインの唐揚げは美味しいだろぉ!?」
カスミ「う・・・・うん・・・・悪く・・・・ないかも・・・」ゴクン
300:
カスミ「ムシャ・・・ムシャ・・・」
サトシ「タケシの話だと、一部の地方ではビークインの唐揚げはメジャーなんだってさ!」
カスミ「・・・・・ごちそうさま」
サトシ「じゃ、次の虫ポケモン料理は・・・・」
カスミ「ま・・・・まだあるの!?」
サトシ「当たり前だろ!カスミのために色々な虫ポケモンを捕まえてきたんだからさ!」
ヒカリ「ねぇねぇサトシ・・・・私もお腹空いてきちゃったよぉ・・・」グー
サトシ「なんだよヒカリ、さっきビートル汁を飲んだばっかりだろ?」
ヒカリ「あれじゃ、満足できないよサトシ!私にもポケモンを食べさせてよー!」
サトシ「分かった分かった!ヒカリの分も用意しておくから、ちょっと待っててくれよー!」
カスミ(あれ・・・・・ところでタケシは何処に行ったのかしら?)
315:
サトシ「今日はリザードンを食べるぜ!」
タケシ「よし、まかせろサトシ!うおおお!」
リザードン「ギャオオオオ!!」
?10分後?
タケシ「ぐぶうう!さ、流石はサトシのリザードン……!だが、負けるかぁあ!!」
ヒカリ「あっ!タケシ危ないっ!」
リザードン「ギャオオオオ!!!」
タケシ「ぐわあああ!!!あっ、あっ……あああああああ!!!!」
サトシ「な、なんてことだ……!喉笛に食らいついたまま火炎放射だなんて……!」
ヒカリ「タケシが……タケシがこんがり焼けちゃった……」
リザードン「グルル……」ギロッ
サトシ「ひいっ!!に、逃げろっ!!」
ヒカリ「サトシっ!ま、待ってっ……きゃあ!!」ドサッ
リザードン「ギャオオオオオオオ!!!!!」
ヒカリ「ひっ……ひっ、ひぃいいぃいぃい!!!」
323:
ヒカリ「あぐっ!重い……く、苦しい……!」
リザードン「グオオオ……」ゴゴゴゴ
ヒカリ「いやあっ、はっ、放してぇ!私をどうするつもりなのっ!?」
リザードン「ギャウウッ!」ガブゥウッ
ヒカリ「えっ?……ひぎ、ぎゃあぁああ!!おな、お腹があぁああ!!」
リザードン「ガウガウ」ガブッジュルルッ、ブチブチィッ
ヒカリ「おごっ、ぶげええ!やべでぇっ!私のおなか食べないでぇえ!」
リザードン「ガブッブジュルルッ、ハグハグ」
ヒカリ「ひいいい!放して、放してぇ!やめてえええ!」ポカポカ
リザードン「(イラッ)グルルル……ゴオオオ!!」ゴオオッ
ヒカリ「おぎゃああああああああ!!!!あづいっ、あづいいいい!!おなかが焼けちゃううううううう!!!ぎゃああああ!!」
リザードン「オオオオオ……」ボボボボ
ヒカリ「アァアァア……ヒュウウウーッ、ヒューッ……ヒューッ……」
リザードン「ギャウ」ムシャムシャ
333:
サトシ「ハァ……ハァ……まさかリザードンがあんなに強かったなんて……も、もう大丈夫だよな?」
サトシ「た、タケシ?ヒカリ……?どこだ?」
サトシ「!!あ、あれはリザードン!!……何か食ってる……?」
リザードン「ギャウギャウ」ムシャムシャ
サトシ「あ……ああ……そんな……あれは!あれは……た、タケシ!!!」
タケシだったもの「」ゴキッ
サトシ「そんな……タケシが食べられちまった……。ヒカリ、ヒカリは……はっ!」
ヒカリらしきもの「」
サトシ「そ、そんな……うわっ、うわあああああ!!」
リザードン「!!グルルル……グオオオオオオ!!!!」
サトシ「ひいいいいいい!!!!」ダダダダッ
サトシ「ハァ……ハァ……こ、ここまでくれば……」
リザードン「ギャオオオオオ!!!」
サトシ「わあああああ!!助けてくれえええええ!!!」ダダダダダッ
345:
リザードン「グオオオオ!!!」
サトシ「ゼェゼェ……そ、そんな!崖……ひいっ!?」
リザードン「グルルル……」
サトシ「り、リザードン……待てよ、俺たちは友達だろ……?一緒に旅をした仲間じゃないか!」
リザードン「グルル……」
サトシ「ごめんよ、俺がどうかしてた!リザードンを食べようなんて……どうかしてたよ!改心するから助けてくれ!」
リザードン「……グゥ……」クルッ、バサバサ……
サトシ「たっ……助かった……」
サトシ「はっ、ハハッ……ハハハハ!!危なかった……本当に危なかった……」
サトシ「オシッコもらしちまったよ……は、早く帰ってシャワーでも浴びて、ポッポの唐揚げでも食いながらコーラでも」
ピシィッ、ピシピシピシッ
サトシ「えっ?な、何だ……うわあああああああ!?!?」
ガラガラガラガラッ、ズズーン……
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「ニュースをお伝えします。昨日、○○山の山中で少年の遺体が発見されました。遺体は山のポケモンに食い荒らされ、身元の特定が困難な状態となって……」
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356:
サトシ「おーい、タケシー!カスミのための次の料理を・・・・」スタスタ…
クシャクシャ・・・・クシャクシャ・・・・
サトシ「タケシ・・・?そこでうずくまって何をして・・・」
ガリッ! コロコロコロ・・・
タケシ「ウウウウ・・・・!」
サトシ「タケシ・・・・お前、それ・・・・カスミの・・・」
タケシ「すまんサトシ!あまりにもコイツが美味しそうだったからつい・・・!」フキフキ
サトシ「全く!しっかりしてくれよタケシ!『コイツ』に関しては後で俺がカスミに説明しとくから、次の料理の準備をしてくれよー!」
タケシ「悪いなサトシ!じゃあ、早作るからサトシも手伝ってくれ!」チャキン
サトシ「おうっ!任せとけ!」ニヤッ
タケシ「この食べ残しは・・・・後で美味しく料理するかな」
373:
カスミ「はぁ・・・・・早く終わって・・・・お願い・・」グスン
ヒカリ「カスミさん・・・・・サトシは渡しませんから・・・」スタスタ
カスミ「ヒカリ・・・・何を・・・?」ハァ…ハァ…
ヒカリ「ねぇ見てくださいよカスミさん♪このキャタピーとビートルとケムッソをね・・・フフフ」グチャア…
カスミ「ひっ・・・・!」
グチュグチュグチャグチャグチャ
ヒカリ「あっ、そーれ♪まとめて三匹をー混ぜ?ましょーう!」グチャグチャ
カスミ「うぷっ・・・・う・・・・げええええええ!」ビチャビチャ
ヒカリ「アハハ♪どうしたんですかカスミさん?食べ過ぎでリバースしちゃいましたか?
なら・・・・・お口直しにヒカリ特製・・・・三色ハンバーグを召し上がれ?♪」グチャア…
380:
カスミ「い・・・・いやぁ!そんな気持ち悪いの・・・・食べられない!」ブンブン
ヒカリ「何を言ってるんですかぁ?カスミさんはすでに虫ポケモンを食べたじゃないですかぁ♪何を今さら言っているんですかねぇ?」ネットリ…
カスミ「だから私は・・・・そんなものを・・・うげぇ!?」グチャ!
ヒカリ「ほら、食べなさいよ残さず!サトシのは食べられて私のは食べられないなんて言わせないわよ!
ほら!ほら!ほらぁ!吐き出したりしたら、サトシに言いつけるからね!」グリグリグリグリ
カスミ「あがががががぁ!」
ヒカリ「どう!?私が作った三色幼虫ハンバーグの味は!とっても美味しいでしょ!アハハハハハ!」
カスミ「う・・・ううう・・・・おええっ・・・!」ガクガク
ヒカリ「あはっ♪カスミさんってば口の周りを汁まみれにしちゃって汚ーい♪」クスクス
392:
サトシ「おーい、カスミー!ヒカリー!新しい料理を持って来たぞ?!」スタスタ
ヒカリ「あっ、サトシー!待ってたよー♪」ニッコリ
カスミ「ゲホ・・・・ゲホ・・・!」
サトシ「あれ?どうしたんだカスミ?口の周りが汚れてるじゃないか」
ヒカリ「カスミさんってばサトシの料理が待ちきれないって言うから、幼虫ポケモンを食べてたんだよ・・・・ネ、カスミさん?」ニッコリ
サトシ「そうなのか、カスミ?」
カスミ「うん・・・・・・そうだよサトシ♪」ニッコリ
サトシ「悪い悪い!待たせちゃったみたいだな!お詫びに口の周りを拭いてやるよ!」フキフキ
カスミ(もうイヤ・・・・・・お願い神様・・・・私を助けて下さい・・・!)グスン
ヒカリ「ねぇねぇサトシー!早く料理をちょうだーい♪」
402:
サトシ「よっしゃ!次はタケシが言うにはすげぇ高級な料理らしいぞ!なぁ、タケシ!」
タケシ「ああ!一部の地方では豪族しか口に出来ない料理だぞ?!それは・・・・」スッ
カスミ「ひっ・・・・ひいいぃいいぃいっ!」
ヒカリ「キャー!オイシソー♪」ジュルリ
アリアドス「キチ・・・・・キチ・・・・」ワキワキ…
サトシ「アリアドスの踊り食いだー!ビートルのように毒は抜いてあるからな?♪」
ヒカリ「コイツには散々な目にあわされてきたしね・・・・今までの怨みを食べる事で晴らしてやるんだから!」ペロッ
サトシ「ああー!生のアリアドスってどんな味がするんだろ!楽しみだぜー!」ジュルリ
カスミ「あうあうあうあう・・・・!」ガチガチ
タケシ「どうしたカスミ?アリアドスの踊り食いを見て興奮したか?!」ニコニコ
アリアドス「キチ・・・・キチキチキチ・・・・」ワキワキワキワキ
414:
ヒカリ「ああん!もう私・・・・我慢出来ない!」バッ
ブチィ!
アリアドス「キイ!?」ピクピク
ヒカリ「このピクピクしてて美味しそうな足を食べてやるんだから!」ガブッ
サトシ「ハハハハ!豪快だなぁヒカリー!じゃあ、俺はアリアドスの内臓を食べるとするか!」ガブッ
ヒカリ「おいしー!アリアドスのプリプリな足とほとばしる汁がなんともいえなーい!」ガツガツ
サトシ「うんめええええええええ!苦いのと甘いのがミックスした不思議な味が最高だぜ!」クチャクチャ
タケシ「よし!俺もヒカリのようにアリアドスの新鮮な足をいただくか!」グッ…
ブチィ!
アリアドス「キイ・・・・キイ・・・!」ピクピク
カスミ「オエッ・・・・・!見てるだけで吐き気が・・・・するわ・・・!」ブルブル
421:
サトシ「カスミー!アリアドスを召し上がれー!」
カスミ「クッチャ・・・・クッチャ・・・クッチャ・・・!」
サトシ「次はコンパン鍋だあ?!」グツグツ
カスミ「モグ・・・モグ・・・・うっぷ!」
サトシ「そしてパラセクト焼きだぜカスミー!」ジュウウウ…
カスミ「パリパリ・・・・パリパリ・・・うええ・・・!」
サトシ「今度はツチニンスープだ!」グツグツ
カスミ「ゴク・・・・ゴク・・・うっぷ・・・!」
サトシ「次は次は・・・・!」
カスミ(耐えるのよ・・・・耐えるのよカスミ・・・!虫ポケモンパーティーが終わるまで・・・絶対に耐えてみせるんだから!トゲチックの・・・ためにも!)ゲップ
433:
サトシ「どうだカスミ?虫ポケモンは美味しかっただろー?」ニコニコ
カスミ「そ・・・・そうね・・・・もう・・・お腹一杯だわ・・」
サトシ「だけど、残念な知らせがあるカスミ・・・・実は虫ポケモンが底を尽きてしまったんだ・・・」
カスミ「はっ・・・・!じゃ、じゃあ虫ポケモン料理はもう・・・!」ワクワク
サトシ「ああ、さっきのスピアーカレーでおしまいだ!」
カスミ「や・・・・やったああああああ!」ホッ
サトシ「やったあ?」ピクッ
カスミ「ハッ・・・・!や・・・やっだああああああ!私、まだまだ虫ポケモンが食べたかったのにもう終わりだなんて?!」
サトシ「そうかそうか!ごめんなカスミ!もっと虫ポケモンを捕まえておくべきだったぜ!」
カスミ(これでやっと解放される・・・!地獄から・・・・この生き地獄から・・・・!)ポロポロ…
444:
サトシ「実はカスミ・・・・・お前に謝らないといけない事があるんだ」
カスミ「・・・・・ヘ?」
タケシ「お前には本当に申し訳ない事をしたと思っている・・・・だからお詫びとして料理を作ってきた」スッ
カスミ「な・・・なによタケシ?その・・・フタをされている皿は・・・」
ヒカリ(あれ・・・・この光景・・・・何処かで・・)
カスミ「まさか・・・・私のトゲチックを料理したんじゃないでしょうね!」キッ
サトシ「安心しろカスミ!トゲチックは料理していない!今はまだ檻の中でスヤスヤ寝ているからさ!」ニッコリ
カスミ「よ・・・・良かった・・・・トゲチックは無事なのね!」ホッ
サトシ「タケシが食べたのはコダックだ」
カスミ「・・・・・・・え?」ピクッ
タケシ「実はあまりに腹が減ってたものだから、お前のコダックを生で食べてしまったんだ」HAHAHA
457:
カスミ「は・・・・?ちょっと待ってよタケシ・・・言ってる事が理解出来ないんだけど・・・・?」
タケシ「だから・・・・お前のコダックをつまみ食いしちゃったから、お詫びを作ったって話だよ♪」
サトシ「ごめんなカスミー!だけどタケシだって人間なんだ・・・・ここは昔からの付き合いという事で許してやってくれよ、な!」ポンポン
ヒカリ「ねぇ、タケシ・・・・その中には一体何が入ってるの?」ワクワク
タケシ「ああ・・・・・それはだなぁ・・・・!」スッ
パカッ!
カスミ「そ・・・そんな・・・・コダック・・・・コダックうううううう!」
サトシ「おお?!これはタケシの得意料理の一つ!」ジュルリ
タケシ「タケシ特製・・・・・コダックのカブト煮でございまーす!」ジャーン
470:
カスミ「嘘よ・・・・・嘘よ・・・・コダックが・・・私のコダックがあああ!」
ヒカリ「あはっ♪コダックのカブト煮・・・・オイシソー!私のミミロルとどっちが美味しいのかな?!」ジュルリ
タケシ「一部の地方では結婚式のお祝いとして、ウェディングケーキの代わりにコダックのカブト煮が出されるらしいぞー!
ほら・・・・例えばこのコダックのタンとか・・・スッゴク美味しそうだろ!」グニャア…
カスミ「コダックコダックコダックコダックコダック私のコダック・・・・・!」ガチガチ
サトシ「タケシがお前に対する謝罪として作った料理だ!残さず食べてくれよなカスミ!」ニコニコ
ヒカリ「あー!コダックの脳ミソってどんな味がするのか食べてみたいなー!」ゴクン
482:
カスミ「コダックコダックコダックコダックコダック・・・・!」アウアウ
タケシ「どうしたカスミ!せっかくのコダック料理だぞ!早く食べないと冷めちゃうじゃないか!」
ヒカリ「そうですよカスミさん♪タケシが作ったカブト煮・・・早く味わって下さい♪」ニコニコ
カスミ「コダックがコダックがコダックがコダックがコダックがコダックが・・・・・!」ガタガタ
サトシ「しっかりしろカスミ!」バッ
ギュッ・・・・!
カスミ「あっ・・・・・!」ドキン
ヒカリ「な゛っ・・・・・!」ピクッ
タケシ(ほほう・・・・やるなぁサトシ)ニヤッ
サトシ「よしよしカスミ・・・・大丈夫だ・・・大丈夫だからなカスミ・・・・!」ナデナデ
カスミ「あっ・・・・サト・・・シ・・・」
ヒカリ「ちっ・・・ちっ・・・・チィッ!」ギリギリ
510:
サトシ「少しは落ち着いたかカスミ・・・?」スッ…
カスミ「うん・・・・ありがとうサトシ・・・私ったらコダックのカブト煮を見て、混乱しちゃってたみたいね」
ヒカリ(そのまま狂ってしまえば良かったのに・・・)チッ
サトシ「カスミ・・・コダックのカブト煮・・・食べてくれるな?」グチャア…
カスミ「・・・・・うん、サトシが食べさせてくれるなら・・・・いいよ」ニッコリ
ヒカリ(後で覚えておきなさいよカスミ・・・・絶対に・・・このままにはシナイカラ)ギリギリ
タケシ「じゃあ、サトシ!カスミにコダックのカブト煮を食べさせてやってくれ!」HAHAHA
サトシ「ああ!カスミ・・・・コダックの脳ミソ・・・よく味わって食べてくれよな!はい、あーん!」スッ
カスミ「あーん♪」パクッ
536:
カスミ「あー♪食べた食べた・・・コダックのカブト煮、美味しかったよタケシ!」ニッコリ
タケシ「そうかそうか!カスミに喜んでもらえて良かったよ!」HAHAHA
ヒカリ「ふん・・・・カスミさんのコダックのカブト煮よりも、私のミミロルのカブト焼きの方が美味しいんだから・・・!」チッ
カスミ「ねぇサトシ・・・・・」
サトシ「ん?どうしたカスミ」
カスミ「また機会があったら・・・・私に食べさせてくれる?」ドキドキ
サトシ「・・・・・ああ!今度はカスミが大喜びするポケモンを食べさせてやるからな!」
ヒカリ(この女・・・!五回よ・・・・!五回潰してやるっ・・・!)ギリギリ
ピカチュウ「ピカピカ!ピーカ!」ピョンピョン
サトシ「どうしたピカチュウ?そんなに慌ててどうしたんだよ?」
タケシ「ピカチュウの奴、外の方を指してるぞ・・・行ってみよう!」
560:
カイリュー「カイリュ?♪」ムシャムシャ
タケシ「あっ!あれは・・・・カイリューじゃないか!しかも野生のようだぞ!」
カスミ「野生のカイリューかぁ・・・・どんな味がするのかしらねサトシ!」ゴクン
サトシ「ああ・・・・ドラコンタイプのポケモンかあ・・・・食いてえええええええ!」ジュルリ
ピカチュウ「ピカチュ♪ピカチュ♪(龍肉♪龍肉♪)」ピョンピョン
タケシ「一部の地方ではカイリューの肉を食べる事が勇者の証らしいぞ!つまり・・・・貴重の中の貴重な食材だって事だ!」ジュルリ
ヒカリ「だけどあのカイリュー・・・・見た目からしてかなり強そうだよ?」
タケシ「心配するなヒカリ!ちょっくらカイリューを捕まえてくるから・・・皆待っててくれ!」ピキ!ピキキ!
574:
カイリュー「ハァ・・・!ハァ・・・!カイ・・・・リュウ・・・!」ガクガク
タケシ「どうしたカイリュー?それではドラコンの名が泣くぞ?もっと俺を楽しませてくれ!」シュンッ
カイリュー「リュウ!?」キョロキョロ
タケシ「後ろだ、カイリュー!」ガシッ
カイリュー「リュ・・・・・!」
タケシ「ノーザンライトボムゥ!」ドガァ!
ヒカリ「頑張ってタケシ?!今日の晩御飯のために?!」ジュルリ
サトシ「カイリューもタケシのパワーにビビってるぞ?!後もう少しだ?!」ジュルリ
カスミ「絶対にカイリューを逃がしちゃダメなんだからねタケシー!」ジュルリ
ピカチュウ「ピカピカチューウ!」ピョンピョン
597:
カスミ「サトシ・・・・・トゲチックの事なんだけど」
サトシ「ん?ああ、トゲチックならそろそろ起きるんじゃないか?」
カスミ「トゲチックとトゲピーを煮込んだ料理・・・・どんな味がするんだろう?」ジュルリ
サトシ「えっ?でもトゲチックはお前の・・・・」
カスミ「・・・・・冗談よ!タケシが捕まえるカイリューで我慢するわ!」
サトシ「ハハハハ!カスミもポケモンの美味しさに気が付いたみたいだな!本当にカントーに戻ってきて良かったぜ!」
ヒカリ(今のうちにトゲチックを食べてやろうかしら・・・・!)チッ
カイリュー「カ・・・・カ・・・・」ピクピク
タケシ「おーい、皆ー!やっとカイリューの捕獲に成功したぞ?♪」HAHAHA
サトシ「やったぁ!流石はタケシだぜ?!」
614:
タケシ「じゃあ、俺はカイリューを捌いてくるからな!皆は中で待っててくれ?!」HAHAHA
カイリュー「・・・・・・ピクピク」ズルズル…
サトシ「よし!じゃあカスミ、ヒカリ!俺達はタケシが仕込みを終えるまで待つとするか!」
ヒカリ「うん!ああ・・・・カイリューを使った料理・・・・お腹一杯食べたいなぁ・・・!」ジュルリ
???「あれ・・・・・そこにいるのはもしかしてサトシかも??」
サトシ「ん、その声は・・・・ハルカ!」
ハルカ「やっぱりサトシだ?!こんな所で出会うなんて思わなかったかも?!」ニッコリ
カスミ「久しぶりねハルカ!元気にしてた?」
ハルカ「うん!私は常に元気百倍だよカスミ!」ピシッ
639:
ヒカリ「ねぇ・・・・サトシ・・・彼女にもポケモンの美味しさを教えてあげようよ・・・」ヒソヒソ
サトシ「おっ!それは良い考えだなヒカリ!ハルカにも・・・ポケモン料理の美味しさを教えてやるか!」
ハルカ「・・・・どうしたの二人共?」
サトシ「いや、何でもねーよハルカ!ちょっと相談してただけだからさ!」
ハルカ「ふーん、なら良いけど・・・・」
ヒカリ「ねぇ、ハルカはもうご飯食べたの??」ニコニコ
ハルカ「ううん、実は朝から何も食べてなくてフラフラなの?!ハァ・・・・お腹空いた・・・」グー
サトシ「そうか?!それは良かったぜハルカ!実は俺達、ここでメシを食べるつもりなんだけど・・・・ハルカも一緒に食べないか?」ニコニコ
ハルカ「えっ、いいの!?じゃあ、ご馳走になるかも?♪」ウキウキ
658:
ヒカリ「運が良いよハルカ?♪今日はタケシがすっごく美味しい料理を振る舞ってくれるからねー!」ニコニコ
ハルカ「本当?私ってばここでサトシ達に会えてラッキーかも?♪」ルンルン
サトシ「ハハハハ!お腹空いてたんじゃなかったのかよハルカ?♪」ニコニコ
ハルカ「美味しい料理が食べられると聞いてますます元気になったかも?!ご飯の時間になるまでちょっとだけ散歩してくるねー♪」スタスタ…
サトシ「うーん、困ったぞ・・・・ハルカも食べるとなるとご飯の量が減るぞ??」グー
カスミ「大丈夫だよサトシ・・・・・食材ならまだいるじゃない!」ニッコリ
サトシ「えっ・・・・・?」
カスミ「檻の中にいる私のトゲチックとトゲピーを・・・・・・」
  タベチャオウヨ
   続く・・・・・?
659:

66

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