花陽「花陽式すいはん塾、ですっ!」back

花陽「花陽式すいはん塾、ですっ!」


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1:
花陽『うまい!うまい!うまい米はー♪』
花陽『炊きーたてなーのよホーカホカー♪』
花陽『皆さんこんにちはっ!小泉花陽ですっ!』
花陽『始まりました、新番組《花陽式すいはん塾》のお時間です!』
花陽『花陽がメインの番組なんて、恥ずかしいけど……でも、みんなにもお米の美味しさを知ってほしいから、頑張りますっ!』
4:
花陽『早、今日のアシスタントを紹介していきたいと思いますっ!』
花陽『まずは、私の幼馴染みで、同じμ'sに所属している星空凛ちゃん!』
凛『星空凛です!今日は、かよちんの足を引っ張らないように頑張るよ!』
花陽『続いて、同じくμ'sの一年生。とってもお嬢様の西木野真姫ちゃん!』
真姫『西木野真姫よ。よろしく頼むわね。』
5:
花陽『この二人に手伝ってもらいながら進めていきます!ちなみに、二人は普段ご飯を炊くことってある?』
凛『凛はあんまり……いつもお母さんが炊いてくれるし……』
真姫『私も無いわね……っていうか、今時普段からご飯を炊いてる女子高生なんて殆どいないんじゃない?』
花陽『えぇっ!?そうなのぉ!?……うぅ、花陽変なのかなぁ……?』
凛『そ、そんなこと無いよかよちん!確かに少し変だけど、かよちんは可愛いよ!』
真姫『そうよ、お米大好きなところが花陽の魅力じゃない。まあ、確かに少し変わってるとは思うけど……』
花陽『そ、そんな……やっぱり花陽、変な子なんだね……』ウルウル
6:
にこ「ちょっ、カットカットカーット!よってたかって花陽泣かせてどうすんのよ!?」
凛「凛はこっちのかよちんも好きにゃー」
真姫「なんかつい苛めたくなるのよね……」
花陽「二人ともひどいよぉ……」
にこ「今回は花陽をアピールしていく番組作りなのよ!?その花陽を泣かせたら意味ないじゃない!」
真姫「いや、悪かったとは思うけど、ねえ?」
凛「涙目のかよちんは最高にかわいいにゃ」
真姫「そうよ、だから花陽を推していく番組としては間違ってないんじゃない?」
7:
にこ「……言われてみれば確かにそうね。よし――」
花陽「良くないよぉ!?」
にこ「――今回は方針を変えて花陽をいじる番組にするわ!」
花陽「ナンデソウナッチャッタノォ!?だ、誰か助けてぇ………」
にこまきりん「「「ちょっとまっててー!」」」
花陽「ば、バカにされてる気がするよぉ……」
にこ「成程 、これ癖になるわね」
真姫「でしょー?可哀そうだとは思いつつも、ついやっちゃうのよね」
凛「かよちん、ごめんね?」
花陽「うん、もういいよ……」
にこ「じゃあ気を取り直してテイク2行くわよ!3、2、1、キュー!」
8:
花陽『う、うまい!うまい!うまい米はー♪』
花陽『炊きーたてなーのよホーカホカー♪』
花陽『皆さんこんにちは、小泉花陽です!』
花陽『新番組《花陽式すいはん塾》のお時間です』
花陽『えっと、うまくできるか分からないけれど、花陽が皆さんにお米の美味しさを紹介できたらなって思ってます!』
9:
花陽『そして、今日アシスタントを務めてくれるのが、私の幼馴染の星空凛ちゃんと――』
凛『星空凛です!かよちんは昔よくおねしょして怒られてたにゃ!一緒にお泊りする時は未だに肝が冷えるにゃ」
花陽『…………に、西木野真姫ちゃんです』
真姫『西木野真姫よ。そういえば花陽がウチに来た時、布団が湿ってたんだけど……』
花陽『――ッ……そんなこと、してないよぉ……』ウルウル
11:
にこ「はいカーット!」
花陽「うぅ、助かった……」
にこ「いやーバッチリ!いい撮れ高だったわ!」
花陽「OKしちゃうのぉ!?」
にこ「まさか花陽が真姫ちゃんの家で、ねぇ……」
真姫「花陽が使った布団、ヤフオクに出したら高値が付きそうね」
凛「凛が言い値で買うにゃ」
花陽「私おねしょしてないよぉ!?今も昔も!!」
凛「聞きましたか西木野さんや」
真姫「聞きましたとも星空さん」
まきりん「「花陽(かよちん)がおねしょって言ったわ(にゃ)!」
真姫「ちょっとにこちゃん、ちゃんとカメラ回してたわよね?」
にこ「ばっちりよ、あとでMP3にして送るわ」
凛「ハラショー、さすがにこちゃんにゃ」
13:
花陽「…………」ウルウル
凛「涙目のかよちんまじえんじぇー……じゃない、かよちん、ほんとごめんね?」
真姫「ごめんなさい、ちょっと悪ふざけが過ぎたわ」
にこ「そうね、悪かったわ。時間もないし、ちゃんとしたのを撮りましょうか」
花陽「うぅ……もう苛めないでね……?」ウルウル
にこ「涙目上目遣いの破壊力……!じゃなかった、勿論、ちゃんとやるわよ。それじゃ、3、2、1、キュー!」
14:
花陽『うまい!うまい!うまい米はー♪』
花陽『炊きーたてなーのよホーカホカー♪』
まきりん『『まじめにー♪』』
花陽『えっ、えっ?あれ、打ち合わせしたっけ……?』
まきりん『『…………』』シランプリ
花陽『うぅ……えっと、新番組――』
まきりん『『《花陽式すいはん塾》!!』』
花陽『えぇっ!?ここ被せてくるのぉ!?』
まきりん『『…………』』シーン
花陽『……えっと、この番組は、皆さんにお米の美味しさを知ってもらう番組です……』
花陽『それで、今日アシスタントをしてくれるのが――』
15:
凛『――星空凛とっ!』
真姫『西木野真姫よっ!』
凛『いやー、ついに始まりましたね!』
真姫『そうね、花陽の魅力を余すとこなく伝えるこの番組が!』
凛『笑顔のかよちんも!』
真姫『泣き顔の花陽も!』
凛『慌てるかよちんも!』
真姫『熱く語る花陽も!』
まきりん『まっじえんじぇー♪』
16:
花陽「…………」バン
まきりん「」ビクッ
花陽「凛ちゃんも真姫ちゃんも……あとにこちゃんも、もう知りませんっ!」ダッ
凛「た、大変だよ真姫ちゃん……」
真姫「ええ、怒り顔すら可愛いなんて……さすが花陽ね」
凛「全くだにゃ……って違う!凛はかよちんに嫌われたら生きていけないにゃ……」
真姫「そうね、いくらなんでもやり過ぎたわ、ちゃんと謝らないと……ね、にこちゃん」ダッ
凛「早く追いかけないと……ね、にこちゃん」ダッ
にこ「なんでにこが悪いみたいになってるのよ!?いや、そりゃにこも悪乗りしたけど、どう考えても発端はアンタらでしょうが!って、いないし!」
17:
花陽「凛ちゃんも真姫ちゃんもひどいよぉ……」グスッ
花陽「二人で花陽のことからかって遊ぶなんて」
花陽「確かに引っ込み思案な癖にアイドルオタクだし、お米大好きだし、花陽も自分で自分のこと変なのかなぁ、って思ってたけど……」
花陽「でも二人のアドリブに上手く合わせられなかったのは花陽なんだよね……」
花陽「慌てちゃって、カメラ回ってるのに泣いちゃうし……」
花陽「あげくのはてに、二人に怒って出てきちゃうし……」
花陽「うぅ……やっぱり花陽、アイドルに向いてないのかなぁ……」グスッ
18:
凛「そっ……そんなことない!」ハァハァ
花陽「凛ちゃん……?」
真姫「そっ、そうよ!……花陽は誰よりもアイドルに向いてるわ!」ハァハァ
花陽「真姫ちゃんも……!」
凛「かよちんごめん!謝って許してもらえるか分からないけど、ほんとにごめん!」
真姫「私も……ほんとにごめんなさい。」
花陽「二人とも……」
真姫「私達ね、花陽のことが大好きなのよ。どんな時でも、花陽はとっても魅力的なの」
凛「凛覚えてるよ、凛が悲しかったり、辛かったりしたとき、いつも側にいてくれたこと。」
真姫「勇気を出して、変わっていくあなたを見て、私も変われたの。あなたがいてくれなかったら、きっと今の私はいない。あなたが私に、勇気と、笑顔をくれたの。」
凛「穂乃果ちゃんが修学旅行でいなくなっちゃった時、かよちんは凛の背中を押してくれたよね。かよちん……かよちんのおかげで凛も変われたんだよ。自分に自信を持てるようになって、心から沢山笑えるようになったよ!」
真姫「にこちゃんが言ってたでしょ?アイドルは人を笑顔にさせる仕事だって。」
凛「それなら凛達にたくさんたくさん笑顔をくれるかよちんが、アイドルに向いてないわけないよ!」
19:
花陽「真姫ちゃん……凛ちゃん…………ううん、花陽もごめんね。二人が番組を盛り上げようとしてアドリブしてくれたのに、私全然うまくできなくって……」
凛(番組を盛り上げようと?……したっけ?)
真姫(花陽の可愛い顔を見ようとした記憶しかないわ)
花陽「結局番組も撮れてないのに逃げてきちゃって、悪いのは花陽の方だよ……」
真姫(どうしよう、罪悪感がものすごいわ。もしかして皮肉で言ってるのかしら、これ。)
凛(かよちんは皮肉じゃなく本気で思ってるから恐ろしいにゃ。……うぅ、進んで針のムシロに座りたい気分にゃ)
花陽「だから二人ともほんとごめんなさい……次はもっと頑張るから……!」
凛「んかよちいいいいいいいん!!」ダキーッ
真姫「花陽っ……!」ダキーッ
花陽「えぇえ!?」
凛「かよちんは一ミリも完全無欠に悪くないにゃ!」ギューッ
真姫「そうよ!悪いのは悪ふざけばっかりしてた私達よ!」ギューッ
花陽「ええぇ……二人とも苦しいよぉ……」
凛「ごめんねかよちん、ごめんね……!」
真姫「花陽が気に病むことなんて何一つないんだから……っ!」
花陽「凛ちゃん……真姫ちゃん……!」ギュッ
―――――――――――――
――――――――――
――――
20:
花陽『うまい!うまい!うまい米はー♪』
花陽『炊きーたてなーのよホーカホカー♪』
まきりん『『まじめにー♪』』
花陽『じょーだんは米びつのなーかー♪』
花陽『と、いうことで始まりました新番組――』
まきりんぱな『『『《花陽式すいはん塾》!!』』』
花陽『この番組は、私、小泉花陽が、皆さんにお米の美味しさを知ってもらうための番組ですっ!』
21:
花陽『そして、今日私を手伝ってくれるアシスタントの紹介です!』
花陽『好きなものはラーメン!私の大好きな幼馴染の――』
凛『――星空凛にゃ!ラーメンライスは至高にゃ!』
花陽『……と、トマト大好きお嬢様!やっぱり私の大好きな同級生――』
真姫『西木野真姫よ!ケチャップライスには無限の可能性を感じるわ』
花陽『この二人に手伝ってもらいます!』
花陽『それで、二人は普段ご飯を炊くことってある?』――――
―――――――
花陽『それでは、皆さんも今日紹介したお米の炊き方を試してみてくださいねっ!』
まきりんぱな『『『ばいばーい♪』』』
22:
にこ「はいお疲れー!ばっちりだったわよ!」
花陽「うん!にこちゃんもディレクターしてくれてありがとう!」
にこ「いいのよこれくらい。音乃木坂アイドル研究部のこれからを考えたら、一年生をアピールしていくのは当然だわ。」
凛「にこちゃんも一年生みたいだけどね!」
にこ「ぬあんですって!?……特に、花陽は他の二人に比べてキャラクターが少し伝わり辛いから、こうやってプッシュしていかないとね」
花陽「うん、やっぱり、花陽は少し変だからね……」
にこ「何言ってんの。むしろ周りと同じでどうすんのって話よ。ドルオタも米好きも、アンタの個性なんだからちゃんと大事にしなさい。……素材がいいんだから、もっと自信持ちなさいよね」
花陽「にこちゃん…………うん!」
23:
真姫「意外ね。にこちゃんがちゃんと後輩のことを考えてるなんて」
にこ「部長だからね。アンタもうかうかしてると花陽に人気全部持ってかれるわよ?」
真姫「ヴぇえ!?それはちょっと悔しいわね……」
にこ「そう思うんならアンタももっと頑張んなさい。そうね、お嬢様ってことをアピールしていくなら……」
凛「トマト講座?」
にこ「なんでよ……私服値段チェックとか?……うーん……」
真姫「私はトマト講座でも……いや、良くないわね」
花陽「あ、もうこんな時間だよ!今日はそろそろ帰らないと……」
凛「そしたらにこちゃん先輩の奢りでラーメン食べるにゃ!」
真姫「またラーメン?……まあ、いいけど」
花陽「ライス大盛り……ライス大盛り……!」
にこ「ちょっと何勝手に決めてんのよ!?……ったく、しょうがないわね。その代わり、私のとびっきりかわいいPV撮るの手伝ってもらうからね!」
キャッキャウフフ……
24:
おしまい
29:
乙かわいい
3

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