モバP「志希の弱点を発見してしまった」back

モバP「志希の弱点を発見してしまった」


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1:
モバマスSSになるよ
一ノ瀬志希(18)
匂い大好き変態
成人指定よ!帰った帰った!
3:
[事務所]
P「ちひろさん、志希見かけませんでしたか」
ちひろ「見てないですね」
P「ですよね……どこ行きやがった……」
ちひろ「……また失踪ですか?えっと、なら電話を」
P「あいつの電話、俺の机の上に……」
ちひろ「え、えぇ……ちゃんと持たせないと」
P「持つように言ってるんですけどね。何度も」
4:
ちひろ「私用携帯の番号とかは」
P「アレが兼用なんです。最初は分けてたんですけど、すぐ失くすので」
ちひろ「ズボラだ……」
P「女子高生は肌身離さず携帯持ってるはずなのに……」
ちひろ「探すの、手伝いましょうか?」
P「……15分後に見つかってなかったらお願いします」
ちひろ「はい。お仕事遅れちゃいますからね」
P「さーて、どこ行きよった」
ちひろ「ダメですよ。ちゃんと飼いならしておかないと」
P「飼いならすって……」
5:
・・・
[屋上]
志希「ん゛?っ……ふぁぁ」
P「……こんなとこで昼寝してやがったのか」
志希「あ、やっほー。陽気に誘われて、ついね?♪」
P「つい、じゃないだろ。もう時間ギリギリだぞ」
志希「あー、うん、そうそう、お仕事、そうだったね。行こ行こー」
7:
P「すぐ出るぞ……ってもっとマシな服ないの」
志希「ないよーん。別に衣装に着替えるんだし、よくない?」
P「今日のとこは楽屋周り寒いぞ。いつも冷房ガンガンだ」
志希「えー……あ、ならキミがいいの持ってるじゃーん♪ その上着貸してー」
P「……変なことしないならな」
志希「しないしない♪ ほらほら、ちょちょっーと寄越したまえ」
P「……はい」
8:
志希「いえーい!!おー、いいねいいね♪」
志希「やっぱ肌につけてるものは濃さが違うよ?♪」ハスハス
P「……今変なことはしないって言ったとこだよな?」
志希「やー、こんなのもらっちゃったからにはね?」
志希「無理無理、あはは、トリップしちゃいそ?♪」ハスハス
P「はぁ……とりあえず出るぞ、持ち物まとめて車に」
志希「あはははは、いいねいいね、ん?♪」ゴロゴロ
P「…………」
9:
志希「このために生きてるって感じだよ、うひひ」
志希「あはは、やっぱりキミの匂いじゃなきゃね♪ ふっふふー」バタバタ
P(……)
P(こいつ)
P「……志希」ぎゅむっ
志希「ひぎゃっ!?」
10:
志希(え?え、あれ、首、根っこ、後ろから掴まれ……)
P「立って」
志希「う、うん」スッ
志希(……あれ、あれれ?な、何これ)
P「なあ、時間ないって言っただろ?」
志希「うん、言った、言った」
志希(あれ?違う、違う、そこ認めるところじゃ)
P「なんで時間ないか、わかる?」
志希「あ、あたしが屋上で遊んでたから」
志希(え、何、変、おかしいおかしい、なんであたし)
12:
P「そうだな。で。これ以上遊んでると間に合わない」
志希「準備、準備して、出られるように、します」
P「うん。そうして。あんまり困らせないでくれ」
志希「ごめんなさい」
P「はい。素直でよろしい」パッ
志希「…………」
13:
志希「っ!!!」ババッ
P「え、うおっ!?」
志希「何、今キミ何したの」
P「え?」
志希「あたしの首、掴んだでしょ」
P「……あ、え、ごめん、痛かったか?そんなつもりは」
志希「痛くない。痛くないから、それで何したか教えて」
P「何した、って」
志希「何かしたでしょ。今、何かが絶対に変だった」
P「え、いや、俺は別に」
15:
志希「何もしてないのにあんなことになるわけない。何したの」
P「……?」
志希「簡易催眠?どこかで薬使った?何かの怪しい秘術?」
P「ご、ごめん、ただ単に志希が寝転がるから引き起こそうと思って」
志希「それで?」
P「……猫に言うこと聞かせるときの手癖で、つい首を」
志希「……は?」
16:
P「ほら、家で猫飼っててさ」
P「テコでも動かないときは首根っこふん掴んで動かしたりするんだ」
P「確かに実力行使は悪かったと思うけど、変なことは何もしてないから……」
志希(何、それ)
P「いや、でも、うん。まずいよな。ごめん」
志希(さっき、全く抵抗する気が起きなかった)
志希(それが『首を後ろから掴んだだけ』?)
17:
P「ごめんな、そこまで不快だったならちひろさんに相談してくれても」
志希「……いい、そういうのはいいから。ちょっと一つ実験に付き合ってよ」
志希「それでチャラ。いいでしょ?」
P「……えっと、本当に時間が」
志希「30秒もかからないよ。肩。肩掴んで、何か……そう、『上着返せ』って命令して」
P「……それだけ?」
18:
志希「それと、後でもう一つ。ほら、時間ないんでしょ」
ぐっ
志希「……」
P「……『上着を返せ』」
志希「……ダメだね。じゃ、もう一回。さっきと同じ感じで首裏、掴んで命令してみて」
志希「……命令して5秒したら、手は離してね」
ぎゅっ
志希「っ!!ん、んん……っ」
P「……『志希、上着返せ』」
・・・
・・
19:
P(あの日以来、仕事終わりに新しい習慣ができた)
P(小さな交換条件だった)
P(志希は仕事に遅刻しない、仕事中に失踪しない)
P(代わりに俺は仕事終わりに志希の実験に一回だけ付き合う)
志希「じゃ、今日は足の続きー。足首のあたりいってみよっか?♪」
P(内容は簡単。志希が部位を指定する)
ぐっ
P(俺はそこを掴んで、志希に簡単な命令をして)
P「『左手挙げて』」
P(5秒後に手を離す)
20:
志希「……足はこれで全部大丈夫、っと」
志希「うーん、腿以外はあんまり面白くなかったなー」
P「なあ、いつまでこの実験やるんだ?」
志希「そーだね。とりあえず四肢はもういいや。多分全部ハズレ」
P「……つまりアタリを見つけるまでやる、と」
志希「そゆこと!ま、手足がハズレなのは最初の方で気づいてたんだけどね」
志希「んふふ、キミの反応が面白いから続けてただけ。結構楽しんでたしょ?♪」
P「……」
22:
志希「明日からは腰のあたりかなー。あ、胸の方がいい?」
P「……お前なあ」
志希「にゃはは、いーじゃんいーじゃん。タダで触れるんだよ?」
P「はぁ……そもそも実験って、5秒程度で何かわかるのか?」
志希「お、ナニ、ナニ?肝心なところに移る前に触る時間延長したい?男の子だね?♪」
P「そうじゃなくて」
志希「わかるよ。5秒もあれば、じゅーぶん」
23:
志希「キミに掴まれたときのあの感覚は、ちょーっと忘れられそうにないからね」
P「俺以外の人は試した?」
志希「一応ねー。ちひろさんに首揉んでもらったりで、こっそり」
志希「でも、全然ダメ。一瞬であたしの自由が消えるあの感覚は、キミだけだ」
P「自由が消える?」
志希「そう。正直、ヤな感覚だよ」
24:
志希「キミに捕まってる間は、キミに従う以外に選択肢がないんだもん」
P「……つまりあの時は」
志希「そー。謝る気なんて全然なし!志希さん平常運転!」
志希「……でも、キミに捕まったらなぜだか謝るしかなかった」
P「まあ、素直に言うこと聞いてたよな」
志希「そんな気はなかったのにね」
P「……なんか、ごめん」
25:
志希「いーってば。あたしもあんな風になるなんて予想外だったもん。ちょっと怖かったよ」
P「……やっぱり?」
志希「そりゃーねー。振り払おう、なんて思いつきもしなかったんだよ」
志希「『あれ、なんで謝ってるんだろうあたし』って考えてる間もずっとキミの言いなり」
志希「んんー。なんだろうねー、これ」
P「確かに怖いな」
志希「怖い怖い。なんでああなるか、いくつか仮説はあるんだけどね」
志希「キミに付き合う気があるなら実証実験、できるけどー?」
P「……試したいの?」
26:
志希「だってさ、おもしろくない?志希さんなんでも言うこと聞いちゃうんだよ?」
志希「もしかしたらキミ、マインドコントロールの素質があるのかもね。にゃはは」
P「いや、それはないだろ」
志希「どうかにゃー?あ、ハンドパワー的なサムシングとか」
P「今までの実験は志希側になにかあるって前提だったんじゃないの」
志希「うん。そーだよ。とりあえずあたしは首掴まれると、ああなることはわかってるからね」
志希「ホントなら一日くらい缶詰して、試せるコトは全部試したいんだけど」
志希「あ、缶詰する?多分たのしーよ?」
P「できないのわかってて聞くな」
志希「ちぇー」
27:
P「……さっき、嫌な感覚だって言ってたよな」
志希「うん?」
P「それってアレだろ、本能的にマズいって体が黄色信号出してるんじゃないのか」
志希「おっ、いいねいいね。『本能』はあたしも考えた線だよ」
志希「ただ、逆なんだけどね」
P「逆?」
志希「そ。キミに従うように、本能があたしの意思を切り捨てる」
志希「意識ははっきりしてるのにね。決定権がないんだよ」
28:
P「なるほど……で、本能が命令してくることに今更逆らえない、とか」
志希「……今更?逆らえない?」
P「いや、適当だけど。いつも本能赴くまま好き放題やってるだろ」
志希「……」
志希「ぷっ、あは、あはははは!」
志希「うん、うん、そういう考え方ね!いいよ、うん、やっぱりキミはいい」
志希「ふふ、確かに。ツケが回ってきた、そーゆーことかも」
志希「教訓!賢いフリしたところで、創造主のプログラミングには勝てない!なーんてね」
P「いや、別にそこまでは」
29:
志希「くくく、いいんだよ。うん、確かにそうなのかも」
P「え」
志希「実際、あたしがキミの匂いにどーしよもなく惹かれちゃう理由も」
志希「キミに首を掴まれると服従しちゃうのも」
志希「全部その辺のコトのせいにしちゃえば、簡単な話だ」
P「……その辺のコト?」
30:
志希「本能。結局は哺乳類で、獣、ってコト。要は、神サマのせい」
P「……えっと」
志希「にゃはは。つまりね?」
ずいっ
志希「『雌』だから」
P「っ!!」
志希「好みの匂いの『雄』には逆らえないんだ」
P「お、おい」
31:
志希「ふふ、いい、やっぱりキミはいいよ。うん。そう考えると全部しっくりくる」
P「志希、近い、近いから」
志希「ね、今日はもう一回実験、してみない?」
志希「あの時みたいにしてさ。命令の内容は好きに決めていいよ」
P「好き、に」
志希「そー。好きに。『脱げ』でも『跨がれ』でも」
P「お、俺はそんな、別に、お前に無理矢理何かさせる気なんて」
志希「うん。だろーね。じゃ、無理矢理じゃなかったら?」
32:
P「無理矢理じゃないって、どういう」
志希「あたしね、今、結構いいかなーなんて思ってるんだ。しっくりくるんだよね」
志希「キミに従わせられるのは、悪くない気がしてる」
志希「いや、違う。悪くないどころか、いいんだよ。正しい気すらする」
P「いや、でもな、従わせるなんて」
志希「ふふ。キミ次第だよ。キミに命令されて服従するのは、あたしにとって望むところなんだ」
P(志希が)
P(予測不能って単語に足が生えたような、一ノ瀬志希が)
P(服従、って)
ぞくり
33:
志希「……あ。ふふ、この匂いは初めてだね」
志希「いいよ。おいで。ほら、なんでもいいよ」
P「さ、流石に事務所だし、人が来るかも」
志希「来ないよ。そういう時間だってことは、キミが一番よく知ってる」
P「……」
志希「いいんだよ」
志希「キミがその気になれば、あたしはこの地球上でキミにとって一番都合のいい雌になる」
志希「だから。……ね?」
P「…………っ、ああっ、くそっ……!」
ぎゅうっ
34:
志希「????っ!!!」
志希(っ、あ、これ、これ)
志希(髪ごと、首の付け根、掴まれて)
志希(視線も、逸らせない)
志希(逃げるとか、反抗するとか、絶対に無理)
志希(そう、これ、あたしの本能だ)
志希(本能が諦めてるんだ)
志希(だって、そーじゃなきゃ、こんな)
どくん
35:
志希(……っ、すごい、すごい、やっぱり)
志希(わかる、お腹に、血が集まってる)
志希(体中の細胞が、屈服しろって、言ってる)
志希(目の前の、雄に。屈服しろ、って)
36:
P(……うわ、ヤバい、ヤバいぞこれ)
P(志希のヤツ、見るからに発情してる)
P(獣じみた息遣い)
P(上気して、じんわりと赤くなった首元)
P(情欲で濁って、焦点が定まらない目)
『多分言いなりだよ』
志希「っ、ふっ、ふーっ……ふっ、ふっ」
P(……期待、してる)
P(俺が、何か、命令するのを待ってる)
P「えっと」
P(志希が、しなさそうなこと)
P(例えば)
37:
志希(あは、あはは、何これ、何これ)
志希(頭の中、ぐっちゃぐちゃ)
志希(ダメ、もうダメなんだ)
志希(前は自由が効かなくて、嫌だったのに)
志希(その意味を理解したからには、もう、ダメだ、あたし)
P「……志希」
志希(ああ。うん、そう、そう来なきゃ)
38:
志希(嬉しい。嬉しい。キミも、乗り気になってくれるなんて)
志希(いいよ。いい。なんでもいいから、あたしを、従えて)
P「……『おねだり』」
志希(……ねだる)
志希(ねだる)
志希(キミに)
志希(してもらうために)
志希(……っ、あは、あはは)
39:
ぎゅむっ
P「うおっ」
志希(いい、いい)
志希(そう、キミに、してもらう。それが、いい)
志希(近い、こんなに近い)
志希(あたしの匂いと、キミの匂いが、混ざって)
志希(頭が、脳が。とろけて、なくなりそう)
志希(でも、いい。それも、いい)
志希(もっと、もっと、感じて)
志希(あたしを)
40:
志希(胸も)
むにゅっ 
P「っ……」
志希(お腹も)
ずりっ
P「し、志希、」
志希(全部、全部、キミに、あげるから)
志希(もっと、混ぜて、全部、全部、ちょーだい)
41:
ピクッ
志希(……ふふ。ふふ、ちゃんと、反応してくれてる)
志希(あたしの『雌』に、キミの『雄』が)
志希(嬉しい、嬉しい、嬉しい)
志希(キミを興奮させられてる)
志希(キミは、きっとあたしを求めてくれる)
志希(いいよ、もっと、興奮して)
志希(もっと、求めて)
志希(もっと、捕まえて)
志希(あたしを、全部、全部、)
42:
チャリーン チャリーン
P「っ……あ、ちひろさんから、着信」
志希(もっと、もっと、キミを、キミを)
ずり ずり
P(こ、こいつ、全然聞こえてない)
P(目もとろけて、一心不乱に体押し付けて、腰も振っちゃって)
P(……ヤバイ、Pチャンめっちゃ元気になってきた)
P(いや、うん、正直たまらん)
P(でも、千川ちひろ、畜生、これってどうせこれから戻りますメールだよな)
P(10分あれば……いや、いやいや、今の志希は完全にタガが外れてる)
P(ダメだ、ダメだ、この据え膳は今は食えない……!)
43:
P「……志希、『おあずけ』」
パッ
志希「っ、え、あ……」
P「ごめん、ほら、今ちひろさんから着信が」
P「あと数分で帰ってくるだろうから。続きは……えっと、まあ、延期で」
志希「……」ギリッ
P「!?」ゾクッ
P「ちょ、落ち着け落ち着け」
44:
P「え、えっと……あ、そ、そうそう、実験の結果は」
志希「…………ああ。実験。うん、そう、そうだったね」
志希「ダメ。ダメだよ、これ。絶対に無理」
P「……」
志希「仮説の通りだ。あたし、キミに捕まると、ダメなんだよ」
志希「自由がなくなるとか、そういう話じゃなかったんだ、最初から」
P「……ダメ、って」
45:
志希「わかってるでしょ。あたしも今ので確信したよ」
志希「キミに捕まったら、あたしはもう終わり。負け」
P「……なんかヤバい感じではあったけど」
志希「今もだよ。今、こうしてる間も全然興奮が止まないくらい、キミの『モノ』にされたくなってる」
志希「しかもまるでコントロールできない。見たでしょ?」
P(見たというか、うん)
志希「キミがやめろって言わなければ、多分してくれるまであれを続けてた」
46:
P「……ごめん。もっと別の命令にすればよかった」
志希「別の?ダメだよ。あれは正解」
志希「キミに命令された瞬間も、キミに体擦りつけてる間も、恐ろしいほど幸せだったもん」
P「……幸せ、って」
志希「さっきの考え方で言えば、本能があたしを褒めてくれてたんだ。よしよし、それでいいぞ、って」
志希「それで、脳内麻薬どばどばー。頭がドーン」
志希「結果、頭も体もとろっとろ」
くちゅっ
志希「ほら。水音しちゃう」
P「……っ」
47:
志希「で、延期って、いつ。いつならいいの?」
P「いや、あのな、」
志希「ダメじゃないよね。キミの匂いは絶対にYESって言ってた」
P「……うん、まあ、実際あそこまでされたら拒むに拒めないというか」
志希「ね、いつ?夜?今から二人で失踪しちゃう?」
P「……えっと、予定決めないとダメ?」
志希「……あ。そっか」
48:
志希「いや、ううん、決めなくていーよ」
P「うん、それが俺としても助かるというか」
志希「そうだ。そう。いつでも。いつでもいいんだよ」
P「え」
志希「キミに首を掴まれた瞬間、あたしは『負け』なんだ」
志希「だから、キミのタイミングでいい」
P「俺の、タイミング」
49:
志希「うん。キミが、欲しくなったら」
志希「あたしがお昼寝中でも、ご飯食べてるときでも、なんなら他の人と話してるときでも」
志希「事務所のソファーでも、車の中でも、その辺の路地裏でもいい」
P「……いや、いやいや、そんな」
志希「あ、携帯持っとく理由ができたね。そーゆー呼び出し方もオッケーだよ?」
志希「もちろん、最後はキミ次第だけど。キミがすることは、ただひとつ。あたしを捕まえるだけ」
P「……俺はそんなこと」
志希「していいんだよ。あたしになら。ううん、違う。むしろ、して欲しいんだ」
P「……」ゴクッ
50:
志希「……くく。いいね、その顔」
ちゅっ
P「っ!?」
志希「後でちゃちゃっと襲ってくれてもいいよ?♪今すっごいムラムラしてるから」ヒソッ
P「だ、だから!」
志希「はーあ、ちひろさんってば、間が悪いなー」
志希「びっしょびしょだし匂いでバレちゃうよー、これ。着替え着替えーっと」
志希「ふふ、キミもズボンの中のそれ、早くどうにかしなよ?♪」
P「……」
Pチャン「……」
志希「手伝う?」
P「いや、本当、とりあえず離れて、俺も落ち着かないから」
志希「ししし」
51:
・・・
・・

P(あの日は結局、それ以上何もなかった)
P(後で『一人で発散するのは大変だった』と志希に愚痴られたが)
P(以降、『実験』もしなくなり)
P(お互いに、あの日のことを触れることはなかった)
P(でも、忘れることはできなかった。むしろ忘れたフリをしようとしたことは、逆効果だった)
『キミがすることは、ただひとつ。あたしを捕まえるだけ』
P(その言葉は、あの日の志希の乱れ様と一緒に、しっかり俺の意識に焼き付いていた)

・・
・・・
63:
[ある日の夜 事務所]
ちひろ「プロデューサーさん、プロデューサーさん」
P「はい?」
ちひろ「今日、志希ちゃんからおやつ貰いました?」
P「……?ああ、そういえば貰いました。ビスケット」
ちひろ「ふふふ。実はそれ、ちょっと裏話があるんですよ。聞いちゃいます?」
P「言いたいんでしょ……はい、聞きたいです」
ちひろ「えへへ。それ、今日の事務所のおやつだったんです」
64:
ちひろ「夕方片づけるときに志希ちゃんが、『Pさんにあげるから一つちょーだい』って」
P「へぇ」
ちひろ「かわいいですよねぇ。ふふ、変わった子ですけど、しっかり女の子なんですよ」
P「……?」
ちひろ「なんですかその顔」
ちひろ「志希ちゃん、Pさんのためにわざわざ取っておいてくれたんですよ」
ちひろ「毎日外で大変だろうからねー、って言ってました」
P「あ、なるほど……は、ははは」
ちひろ「照れくさいでしょうけど、しっかりお礼は言ってあげてくださいね」
P「……そうします」
65:
ちひろ「一体どうやったんですか?」
P「え?」
ちひろ「志希ちゃんですよ。しっかり飼い慣らしてるじゃないですか」
P「飼い慣らしてる、って」
ちひろ「だってそうとしか言えません。志希ちゃんって、適当というか、予測不能な子じゃないですか」
ちひろ「でも傍から見てると最近はPさんの言うことはしっかり聞いてますよね」
P「……かも、しれないですね」
66:
ちひろ「教えて下さいよー。どんなマジックがあったんですか?」
P「うーん。マジックなんていう程の仕掛けはなにも」
ちひろ「えー……あ、案外、単純に相性が良かっただけ、とか?」
P(……相性が)
『あたしはこの地球上で、キミにとって一番都合のいい雌になる』
P(……)
P「……そんなところだと思います」
67:
ちひろ「ふふ、それはそれで面白くないけど、羨ましい話です」
ちひろ「しっかり面倒見てあげてくださいよ」
P「……ええ。そうします」
ちひろ「はい。……さて、私もぼちぼち上がっちゃいます。施錠、お任せしていいですか?」
P「ええ。お疲れ様です」
ちひろ「えっと、お財布と、手帳と……」
68:
ガチャッ
志希「おっはにゃーん♪」
ちひろ「……あら?志希ちゃん?どうしたの?」
志希「んー、ちょっと忘れ物」
ちひろ「もう……」
ちひろ「……あ、Pさんももう帰るんでしたっけ」
P「え、いや」
ちひろ「志希ちゃん、遅いしPさんに送っていってもらったらいいんじゃない?」
志希「おー?」
P「……」
69:
ちひろ「施錠は任せてください。ほら、早く荷物まとめちゃってくださいよ」
P「……えっと」
ちひろ「志希ちゃんも、Pさんと一緒の方が安心よね?」
志希「……んふふ、そだねー。ねね、送って送って?♪」
P「…………」
ちひろ「ほら、Pさん」
P「……わかりました。志希、忘れ物って」
志希「んー、もう回収したよー。だいじょぶ」
70:
ちひろ「Pさん、その辺は私が片しますから。女の子を待たせちゃダメですよ」
P「……申し訳ないです。よし……って志希、お前変装は」
志希「え?」
P「え、じゃないだろ。なんか適当に髪束ねて、帽子とだけでも」
志希「えー。束ねんのやーだー」
P「その髪目立つから。えっと、確かこの辺りに髪ゴムが……ほら、これで」
志希「ぶーぶー。志希ちゃん断固拒否ー!」
P(……ちひろさん助けて)
ちひろ(Pさんがやってあげたらいいんじゃないですか)ニコッ
P(…………)
71:
P「……髪、上げて。後ろで緩く束ねるだけでも変わるから」
志希「……お?おー、何、キミがやってくれるの?」
志希「ししし、ならいーかなー。ほら、好きにしちゃってー♪」
P(……)
『そー。好きに。『脱げ』でも『跨がれ』でも』
ぞくっ
志希「……んー?」
P「……えっと、この辺かな。ほい」きゅっ
72:
志希「あはは、髪束ねたの超久しぶり!」
志希「何、キミってこーゆー結び方が好きなの?」
P「……まあ、な。よく似合ってるよ」
志希「ふん、ふん、肩にすこーしかかる感じねー。覚えた!」
志希「こっち向くと首元がチラっと見えちゃうんだね。セクシ?♪」チラッ
P「っ!!」
志希「……くく。あれあれ、どったの?」
P「……ほどほどにしなさい。ほれ、帽子と眼鏡。行くぞ」
志希「はーい。それじゃちひろさん、ありがとねー」
ちひろ「ふふ、また明日ね。Pさんも、お疲れ様です」
73:
・・・
志希「??♪」
P「そういや」
志希「んー?」
P「おやつ、ありがとうな」
志希「あー、あれねー。食べた?食べた?」
P「……何か入れてたのか」
志希「んふふ」
P「おいィ!?」
74:
志希「入れてないよーん。で、食べた?」
P「食べた、けど」
志希「おー。そっか、そっか。ししし」
P「何か入れただろ」
志希「入れてなーい」
P「ぬぬぬ」
志希「ホントだってば。どっちかというと、ちゃんと食べてくれるかどうかの実験」
P「……?」
75:
志希「食べたときさ、薬入ってるかも、とか考えた?」
P「いや、別に。志希が差し入れなんて珍しいな、とは思ったけど」
志希「うん、うん。よーし、いい傾向」
P「どういう意味だ」
志希「んー、後で教えたげる」
P「はあ」
76:
志希「で、Pクン。キミなかなかアレだね」
P「Pクンってなんだよアレってなんだよ」
志希「アレはアレだよ」
P「何」
志希「やらしいね?」
P「……何でそうなるの」
志希「さっき、あたしの髪の毛触ってるとき」
P「う」
77:
志希「ふふふ、志希ちゃんのお鼻は誤魔化せないよー?」
P「いや、あれはだな」
志希「思い出しちゃった?」
P「……まあ、少し」
志希「そっかー。そっかー♪」
P「ああ、もう……」
78:
志希「で」
P「?」
志希「あたしは、いつでもいいわけだけど」
P「……志希も案外、アレだな」
志希「んー?」
P「もっと適当を地で行ってるもんだと思ったけど。したたか、というか」
志希「ししし」
79:
P「今日のこともどこまで偶然なんだか」
志希「んー?何のことかにゃー?」
P「……やっぱり?」
志希「どーでもいいじゃん!大切なことはいつだってただ一つ!」
P「何」
志希「何だろ?」
P「適当か」
志希「や、今のは照れ隠し」
P「え?」
志希「ちょっと言い切るには勇気が足んなくて」
P「わざとだろ。やっぱしたたかだ」
志希「うひひ」
80:
志希「大切なのはね。あたしがキミの気を引こうとしてる、ってコト」
P「……」
志希「乗ってくれた方が嬉しいんだけどにゃーん?」
P「……俺は」
志希「おーっとストップ!志希さん宅に到着しました!」
P「え?あ、このマンション?」
志希「そそ。……じゃ、運命の選択。上がってく?」
P「……」
志希「ちなみに、上がったら朝まで返さないからね。絶対」
P「俺は」
P(俺、は)
81:
志希「んふふ。キミのその顔、結構好きかも」
P「……」
志希「さっきの答えねー。全部だよ」
P「さっき?」
志希「今日のコト。全部、あたしの仕込み。偶然なんて一つもない」
志希「ビスケットのコトも、キミに髪束ねてもらったのも」
志希「全部。全部、キミにここまで送ってもらうため」
82:
P「……ちひろさんもグル?」
志希「んーん。でも、計算内。あの人、世話焼きだからねー」
P「……なんか、もはやしたたかというか」
志希「腹黒?」
P「そこまでは言ってない」
志希「ま、あたしはそんなもんだよ。それに、そー思われるのだって厭わない」
志希「キミを、その気にさせるためなら、ね」
P「……」
83:
志希「さて、あんまり突っ立ってると目立っちゃうと思うケド??」
P「……」
志希「……」
P「……何階?」
志希「14階。……っしし、やったね」
志希「さ、行こ行こ」
84:
P「ここ?」
志希「うん。ま、何もない部屋だけどね。上がって上がって」ガチャガチャ
カチッ
志希「扉の向こうに行ったら、よろしくねー♪」
P「……お前なあ」
志希「やー、仕方なくない?おあずけされて、そのまま放置されて。志希ちゃんかわいそうでしょ?」
P「仕方なかっただろ」
85:
志希「くくく。今ここにいるのも、仕方ない?」
P「……」
ガチャッ
志希「あ」
P「お邪魔します」
志希「……っ、ふふ、いいね。そうこなくちゃ」
バタン
91:
・・・
志希「……っ、はっ……はあっ……」
志希「待って、待って……ちょっと、ストップ」
P「駄目」
志希「だ、駄目って、あたしもう三回も」
ずぷっ
志希「???っ!!」
P「三回も?」
志希「はっ、はぁっ……苦しいから、ホント」
P「うん」
ぐちゅっ
ぎしっ ぎしっ
志希「あ、あっ……だから、ね、やめ、っ……ちょっと、」
92:
志希(っ、ほ、本当に、キツいのに)
志希(全然、腰、止めて、くれない)
志希(あたしだけ、もう、三回も、)
志希(違う、予定だと、一緒に、何度も、)
志希(なんで、この人、こんなに)
P「ほら、志希、頑張って」
志希「っ、が、頑張れって、っ、あたし、こんな」
ぴたっ
P「無理?」
志希「はっ、はっ、無理って、ほどじゃ、ないけど」
P「けど?」
93:
志希「き、キミ、わざと、やってるよね」
P「まあ。うん」
志希「志希さん、そーんなに余裕ないから、もうちょっと、手抜いてくれると」
P「駄目」
志希「……はっ、はぁっ……っ、ふーっ、ふうっ、」
P「志希はさ、油断ならない、というか。頭の回転早いし、計算できる子だし」
志希「はぁ、はぁ……」
P「そんな子が弱点一つで言いなり、ってのも結構ぐっと来るけど」
P「それでも上手が取れそうなところは全部抑えておかないとな、と」
志希「ぜん、ぶ」
P「そう。全部」
94:
志希(全部)
志希(あたしを、組み伏せて)
志希(好き放題に、抱いて)
志希(キミは、あたしを、本気で)
志希「っ、ふふ」
P「?」
志希「キミ、思ってたより。あたしのこと、好きだね」
P「…………」
志希「ししし」
95:
P「……そういうとこが」
ぐいっ
志希「んっ……えへへ。ほら、ちゅーしよ、ちゅー」
P「……」
志希「んー」
P「……対面座位でさ、試してみたいことがあったんだ」
志希「……なーにさー。ちょっとくらいあたしにノってくれてもいいのにー」
96:
P「猫ってさ、交尾するときに雄が雌の首を噛むんだ」
P「それがトリガーになって、雌が排卵するんだとさ」
志希「……」
志希「えっ」
P「志希ってもともと首が弱いのか、それとも根っこが猫寄りなのか。試してみよう」
志希「あ、まって、待って待って」
志希「多分それよくない、まずい、まずいってば」
P「明日、傷消しクリーム買いに行こうな」
志希「や、じゃなくて、あたし、ホントに、それ」
志希「あ、」
がりっ
志希「??????っ!!!!!」
97:
P「……志希?あ、あれ、おーい」
志希「っ、あ、っ、ふっ、ふぅっ」
P(……首、やっぱりヤバいスイッチなんだな)
P(志希、腰が砕けて、全力で寄りかかって)
P(太腿とお腹が、痙攣してる)
P(明らかに意識もはっきりしてないし)
P(多分もう、本当に休ませないとまずいのに)
P(あの時と、同じ)
ずり ずり
P(体、捩らせながら、胸とお腹、押し付けて)
P(もっとしろ、もっとだ、って)
98:
P「志希、志希」
志希「ん……へへ、んふふ」
P(目も虚ろ、だらしなく笑ってばっかりで)
P(力入ってないのに、絶対に離さない、って感じで抱き着いて)
志希「んん、ふふ……ふっ、ふっ」グリグリ
P(鼻面、俺の首筋に押し付けて)
P(……そんなに、匂いが好きなのか)
99:
志希「んふ。んふふ」グリグリ
P「あー、もー!ほら、鼻ぐりぐりしない」
志希「???♪」スリスリ
P(全力でしがみついて、頬ずりなんてしちゃって)
P(動物的、というか。本能そのままの、愛情表現)
P(けど、ここまで真っ直ぐに懐かれてるってのは……悪くない、気がする)
100:
P(……にしても、エロい)
ぐに ぐに
P(『飽きさせないよ』と言わんばかりに腰動かして)
P(奥に、こすりつけて)
P(……うん。たまらん。俺も、流石に)
パチン
P(……なんだ今の音)
志希「……んっ、ふぅ、ふっ……」
ぬちゅっ 
P(……あれ、この感触)
志希「ふふふ……はぁ、はぁっ」
P(…………)
101:
P「志希。ゴムに細工とかした?」
志希「??♪」スリスリ
P(こ、こいつ)
ぎゅっ
志希「んぅっ!?」
P「志希。『細工、したのか?』」
志希「えへへ、し、した、しました」
P「お、お前な」
102:
志希「だって、キミのコト、好き、なんだもん」
P「……それとこれとは」
志希「別じゃ、ないよ。いつも、ふらふらしてる、志希さんだけど」
志希「キミに対しては、ちょっと、愛着と、執着が、あるんだ」
P「……っ」
志希「だって、あたし」
志希「多分、キミが思ってる、何倍も、何倍も。キミのことが」
P「……」
ぱっ
P(……なんだそのこっ恥ずかしい理由!)
103:
かぷっ
P「……?」
志希「んー」
P「……俺は別に首、噛んでも効かないぞ」
志希「……へへへ」
P「……」
ちゅうっ
志希「ん゛っ!?」
志希(あ、首、吸って、これ、跡、)
ちゅっ ちゅっ
104:
志希(あ、あは、すごい)
志希(あたし、跡だらけに、されて)
志希(マーキング、こんなの、誰が見ても、わかる)
志希(あたしが、外も、中も、全部、キミのモノにされて)
志希(でも、さっきよりちょっと、手つきも、仕草も、優しくて)
志希(キミが、あたしに、夢中になって、くれてる)
志希(なんか、幸せ、かも)
105:
P(……なんだ、これ)
P(ベッドの上では押し勝つ、くらいのつもりだったのに)
志希「えへへ……んっ、あ、んん……っ」
P(幸せそうに、へらへらしちゃって)
P(なんだか、それが可愛くて仕方ない)
志希「んー。んー!!」
P(こうやって、キスをねだられるのも)
志希「……んっ。へへへ」
P(それだけで、更に喜んじゃうのも)
ぎしっ ぎしっ
志希「んっ、あ、やっ、んんっ……!」
P(ベッドの軋みに合わせた、甲高い喘ぎも)
P(なんか、やたらと)
106:
志希「……あはは、キミ、顔、真っ赤」
P「志希もだぞ」
志希「だって、これ、すごいよ。匂い、ぐっちゃぐちゃに混ざって」
P「ホント匂い好きだな」
志希「うん。でも、それ以上に。キミの鼓動が、わかる」
志希「そこまでキミに近づけて、繋がれて。幸せ♥」
P「……」
志希「キミは、どう?……って、聞く間でも、ないね。暴れんぼーさんめ」
107:
志希「……で、志希さんから提案」
P「……ん」
志希「あたしは、キミに捕まりたい」
志希「……だから、キミも、あたしのことが気に入ってたら。捕まえといてよ」
P「どういうこと?」
志希「くく、言わせちゃう?」
P「……あ」
志希「ゴム。破れたままですよー、ってコト」
志希「んふふ。捕まっちゃったら、どーしよもないからね。あたし」
P「大胆すぎだろ」
志希「いーのいーの。本能本能。遺伝子よこせー」
P「……」
108:
ぐちゅっ
志希「っ!?ん、あ、あ、あっ」
P「舌、噛むなよ」
ずりゅっ ぐちゅっ
志希「んっ……んんっ!!あっ、あっ、あ、」
志希(すご、さっきより、大きい)
志希(腰、がっちり押し当てて)
志希(奥の、奥まで、突き入れられて)
志希「っ……ふーっ……ふっ、あ、んうっ」
志希(これ、ついに、キミ、ノって、くれた)
志希(これ、絶対、中に、出されちゃう)
109:
ぐちゅっ ぐりっ ぐりっ
志希(奥、全力で、探って、擦り回して)
志希(肩と、腰、がっちり、腕回して)
志希(こんなの、絶対に、中に、出す気、だよね)
志希(それに、コレ、すごい、トリップとか、そういう、レベルじゃ、ない)
志希(キミの、モノも。温度も、匂いも。劣情も、想いも)
志希(全部、今、あたしの、中に)
志希(っ、コレ、すごい、気持ち、いい……!)
ぞくっ
びくんっ
志希「っ、あ、????っ!!!」
110:
P「……っ、あ、志希……?お前、また」
志希「あ、あは、ご、ごめん、ごめんね、あたし、ばっかり」
P「いや、それは別にいいんだけど」
志希「ちょっと、幸せすぎて。ちゃんと、キミを、満足させないと、ダメなのに」
志希「もーちょい、我慢の子。頑張るよ」
志希「でも、ちょっと腰、辛いかも。……えっと、こう寝転がって……ん、どーぞ」
P「……あ。そっか、そういうのもあるのか」
志希「んふふ」
111:
ぎゅうっ
志希「っ、はひゃっ!?」
P「『我慢、しなくていいぞ』」
びくっ
志希(えっ、や、それは、まず)
がくっ がくんっ
志希「っ、あ、っ、っ!!!!」
志希(背中、攣る、腰、跳ねすぎ、)
志希「ふーっ……っ!!!あっ、??っ!!!!あ、あ、」
志希(匂いだけでも、正直、ダメなのに)
志希(我慢禁止って、あたし、壊れ、)
112:
P(ヤバい、息吸う毎にイッてる)
P(……でも、その度に中がうねって)
ずっ ぢゅぷっ ぢゅぷっ
志希「っ、かはっ、はっ、はっ、あ、あ、」
P「志希、もうちょっとだから。頑張って」
志希(あは、は、ちょっと、苦しい)
志希(でも、もう少し。もう少し)
志希(もう少しで、キミが、キミの)
113:
ぎしっ ぎしっ
志希「っ……っ、あっ、あっ、あっ」
志希(キミが、あたしを、本当に、本当に)
志希「っ、あ、」
びくんっ
志希(あ、ほ、本当に、中に)
どぷっ
志希「っ、?????????????っ!!!!!!」
114:
どくんっ どくっ
志希「はっ、あっ、あっ……っ、はっ、はっ、はっ」
志希(細工は、したけど、まさか、ホントに)
どくっ
志希「はぁっ、はっ、はっ」
志希(キミのが、貰える、なんて)
どくんっ
志希「はっ……はっ……」
志希(あたしの方も、調整、しておけば、よかった、かな)
115:
P「っ、はあ、はっ、はっ」
志希「……っ、ふふ、ふふふ。いえーい。よろしくね、パパ」
P「……や、やっぱりそういうアレ?」
志希「じょーだんだよ。残念ながら、今日はセーフ」
P「残念ながら、って」
志希「や、でも首噛まれたし。案外、アウトかも?」
P「流石にそこまでは猫じゃないだろ……」
志希「ふふふ、ファイナルアンサー?正解は一ヶ月後!」
P「……マジか」
116:
志希「にゃはは、セーフだってば。今日はだいじょーぶ」
志希「いつか必ず当ててもらうケドね?♪」
P「またそういうこと言う」
志希「捕まえたからにはちゃんと可愛がってくれなきゃ。それに、結構良かったでしょー?」
P「……はい」
志希「うん、うん。あんなに獣みたいに襲われるとは思ってなかったけど、あたしも良かったよ」
志希「ししし。色々頑張った甲斐があったかな」
P「頑張ったって……」
志希「いろいろ工夫したんだよ?ほら、今日のビスケットとか」
117:
P「何も入れてなかったんだよな?」
志希「うん。アレね、キミの警戒レベルが下がったかどうかのテスト」
P「警戒レベル?」
志希「そ。最終的にはキミが踏み込んできてくれないと意味ないからさ?」
志希「日頃のアレコレで、キミのあたしに対する警戒を緩めてたのさ」
P「……あー、なるほど……」
志希「あたしみたいにあやしー実験してるヤツから食べ物もらって食べちゃうとはね?♪」
P「で、食べたから決行、と」
志希「そゆこと♪」
118:
志希「やー、こーゆー対人実験も面白いね」
P「あんまり他の人にするなよ」
志希「はーい」
P「なんか適当だな……」
志希「だいじょーぶ。なんせ、今は目の前のヒトにキョーミ全部吸われちゃってるから♪」
P「……」
志希「あ、どう、どう?今のグッと来た?」
P「……うん。来た。よし、もう一回するか」
志希「……え、あ、えーっと、それはちょっと」
P「幸せだなー。志希は可愛いからなー」
志希「あー!首はダメ首はダメ、それ反則!反則!」
・・・
・・
119:
[後日 事務所]
P「こら志希、俺の上着!どこ持ってった!」
志希「え?あー、食べちゃった♪」
ちひろ「…………」
P「嘘つくな!持って来なさい!外出するから!」
志希「えー、けっこーパーフェクトな枕なのに……」
P「いいから取ってくる!さもないと」ワキワキ
志希「あー、わかったわかった!取ってくるよ、もー……」スタスタ
P「もー、じゃないだろ……」
120:
ちひろ「……Pさん」
P「はい?」
ちひろ「その……そういうの、あんまりよくないと思いますよ?」
P「?」
ちひろ「その手、ワキワキさせて脅すの」
P「あー、えっと、これはですね」
ちひろ「セクハラですよ、セ・ク・ハ・ラ」
志希「はーい。持ってきたよー。……あれ、どったのー?」
121:
P「あっ、志希、こっちこっち」
志希「?」
P「セクハラとかじゃなくてですね、ほら、志希って猫じみてるじゃないですか」
P「だからこう、首を」
志希「に゛ゃっ!!」ベシッ
ちひろ「嫌がってますけど」
P「……こういう一連の流れなんです。お約束的な」
ちひろ「はぁ……程々にしてくださいよ。志希ちゃんも困ったら私に相談してね?」
志希「にゃはは、はーい」
122:
志希「でもだいじょーぶだよ。いつもやってるから♪」
ちひろ「そう?」
P「……じゃ、志希、行くぞ。ちひろさん、行ってきます」
志希「行ってきまーす」
ちひろ「はーい。行ってらっしゃい」
バタン
ちひろ「……はぁ。志希ちゃんも大変ねぇ」
123:
スタスタ
志希「ダメだよー、人前で掴んじゃ」
P「いや、別に本当に掴む気はなかったんだけど」
志希「それでも。あたしすぐスイッチ入っちゃうんだから」
P「……そんなに?」
志希「んー?確かめる?」
P「……」
志希「いーよいーよー。キミがあたしにキョーミ持ってくれるのは大歓迎!」
124:
志希「じゃ、今晩はキミの家で!」
P「ダメ。お前荒らすからダメ」
志希「えー!」
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