真姫「にこちゃんと仲良くなりたい…」 後編back

真姫「にこちゃんと仲良くなりたい…」 後編


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2:
次の日
真姫「今日はにこちゃんの家にいくわよ」
真姫「…お礼にいくだけなんだから!」
真姫「…。」
真姫「あ、何かお礼の物もっていかないといけないわよね」
真姫「>>84を持っていくことにしましょう」
真姫「にこちゃん喜んでくれるかしら」
84:
おそろいのアクセサリー
93:
真姫「お、おそろいのアクセサリーを持っていくことにしましょう」
真姫「にこちゃん喜んでくれるかしら」
真姫「べ、別に友達におそろいのアクセサリー送ってもおかしくないわよね?お礼だし…」
真姫「おそろいのアクセサリーとか初めて…」
真姫「?♪」ハナウター
94:
真姫「あ、アクセサリー…買いにいかなきゃ!」
真姫「確かアクセサリー屋さんがあったはずよ」
95:
アクセサリー屋さん
真姫「えっと(どれをえらんだらいいのかしら・・)」ウロウロ
希「あれ真姫ちゃんやん」
真姫「あら、希じゃない」
希「真姫ちゃんなにしてるん??」
真姫「希こそどうしたのよ。こんなところで」
希「いやいや、昨日いきなりμ'sの練習お休みになったやん?」
希「ここ家の近くやし、暇やからぶらぶらしようかなーおもて」
真姫「絵里の家にでも行けばいいのに」
希「真姫ちゃん?何言うてるん?」ニコニコ
97:
希「それより、なんか探してるみたいやったけど、どうないしたん?」
真姫「えっと、ちょっとね…」コマリガオ
希「うち今このとおり暇やし、一緒に探すで?」
真姫「う…(希にきけばいいアドバイスくれそうだけど、でも後が怖いのよね…)」
希「困ってるんやろ?」
真姫「はぁ…希は何もかもお見通しね…」
希「ふふふ、スピリチュアルやろ?」
真姫「はいはい、えっとそれで…にこちゃんがアクセサリーをするならどれが似合うと思う?」
98:
希「にこっちにアクセサリーあげるん?」
真姫「べ、別に!そういう訳じゃ……………そ、そうよ!悪い!?」
希「いやいや別にわるくないやん」
真姫「お礼でよお礼で!」
希「そうなんや(なんのお礼でアクセサリーなんやろか?)」
希「にこっち喜ぶと思うで(これは後で話きかなあかんなニヤニヤ)」
真姫「そうかしら?」
コレトカイイトオモウデ ソウ? ア、デモコッチモ……イロイロブッショク中
希「ほら、これとか似合うんちゃう?」ペアリング
真姫「もう!カラカワナイデ!///」
99:
―――
真姫「あ、これとかいいと思うんだけど」
希「お、それにこっち似合いそうやね。ええとおもうよ」
真姫「…よし、決めた!これ買うわ!(にこちゃんとおそろいのアクセサリー//!)」
希「うんうん(あれ、でもそれってペアアクセサリーなんやないやろうか…?まぁええか)」
アリガトウゴザイマシター
真姫「希、ごめんなさい。そろそろ時間だからいくわね」
希「今度にこっちとの話きかせてな」ニヤニヤ
真姫「もう!希!」プンスカ
希「ふふ、ごめんて真姫ちゃん」
希「ほら、時間ないんやろ?はよいかな」
真姫「うん…」
希「ほなまたね、真姫ちゃん」テクテク
真姫「………希!…ありがとう」
希「ん…」(真姫ちゃんのあんな笑顔初めて見たわ…可愛すぎやん…//)
希「やっぱり早起きは三文の徳やね♪」
100:
にこ家前
真姫「ハァハァ、よかった約束の時間にまにあったわ」
真姫「…」ゴクリ
ピンポーン
真姫「…」ソワソワ
にこ「はーい!」
ガチャ
にこ「あ、真姫ちゃんいらっしゃいにこ」
にこ「あがってあがって」トテトテ
真姫「う、うん」
101:
真姫「…あれ」キョロキョロ
にこ「なに?あ、家族なら今いないわよ」
にこ「今日みんなでてるから」
真姫「そ、そうなの」
にこ「で、どうしたの」
にこ「明日、家にいってもいいかってメールきたからびっくりしたわよ」
真姫「いきなりごめんなさい」
102:
にこ「別に練習なくなったからにこも暇してたしいいわよ」
真姫「あ、あのね…、昨日のお礼がしたくて」
にこ「もうそんなのいいのに」
真姫「私がよくないの!」
真姫「これ!あげるわ!」
にこ「?なぁにこれ?」
真姫「いいから!受け取ってよ!」
にこ「う、うん、ありがとう…開けてもいい?」
真姫「ええ…」
ゴソゴソ
にこ「へ?ネ、ネックレス?」
にこ「あんたこれどうしたのよ」
真姫「私が買ったの」
103:
にこ「こんなの悪いわよもらえないわ」
真姫「にこちゃんの為に選んだものだから受け取ってくれると嬉しい」
にこ「んなぁっ!はぁ、わかったわ真姫ちゃんありがとね。これは受け取っておくわ」
にこ「星型もついてて真姫ちゃんにしては趣味がいいじゃない」ホホユルミーニヤニヤー
真姫「ちょっとそれどういう意味よ」オチャヲヒトクチー
にこ「褒めてるのよ。にこはこれ好きよ」
真姫「ぶっ!!」オチャフキダシー
にこ「もう、真姫ちゃん何してるのよ」
真姫「ゴホッに、にこちゃんが変なこと言うからでしょ!!」
にこ「変なことなんて言ってないにこ?」
104:
にこ「ん?あんたこれ、よくみたらペアネックレスじゃないの?」
真姫「…」
にこ「ねぇ真姫ちゃん…これもう片方あるんじゃない…?」
真姫「…!?(バ、ばれた!?)」アセダラダラ
真姫「え?あ!その、えっと…」
にこ「…それね!」
真姫「っあ!!」
にこ「にこに隠し物なんてむりにこ?」ニシシ
にこ「何よやっぱりあるんじゃない」パカッ
にこ「なんで隠そうとすんのよ」
105:
真姫「にこちゃんに引かれるかもと思って…」
にこ「はぁ…あんたねぇ、にこがそんなことくらいで引くと思うの??」
真姫「…」フルフル
にこ「まったく、真姫ちゃんは変なとこで弱気になるんだから」
にこ「もう少し自信もちなさいよ」
にこ「なんたってあんたはμ'sのメンバーなんだから!」
真姫「にこちゃん…」
106:
にこ「あ、そうだ。せっかくお揃いなんだからつけましょ?」
にこ「にこが真姫ちゃんにつけてあげる」
真姫「ヴぇえ、いいいいいわよ!!自分でつけるから!」
にこ「いいじゃない、で真姫ちゃんもにこにつけてよ」
真姫「わ、わかったわよ!!」
にこ「じゃぁつけるわよ?」チカヅクー
真姫「ちょ、っとまって…!あの、やっぱり」
にこ「もう!真姫ちゃんってほんとへたれね!」
真姫「んなっ!」
107:
にこ「わかったわ、こうしましょう。同時に一緒につけるの。いいわね?」
真姫「わかったわよ…」
にこ「じゃ、つけるわよ」
にこまき「………」
真姫「んっ…(くすぐったい)」
真姫「…」カァァ
にこ「…」カァァ
にこ「で、できたにこ!!」ッバ 真姫「できたわ」ッバ
にこ「(何よ、今の声////)」
真姫「///(やだっ、変な声でちゃったじゃない…にこちゃん引いてないわよね?!)」カオマッカナミダメ
にこ「…」(な、何かしゃべらないと)
真姫「…」(な、何かしゃべらなきゃ)
にこ「えっと、真姫ちゃん」
真姫「えっと、にこちゃん」
にこ「…」(なんでこうタイミング悪いのよ!)
真姫「…」(被っちゃった…)
にこ「あの…」
真姫「あの…」
にこまき「……」
にこ「真姫ちゃんからいいなさいよ」
真姫「いいわよにこちゃんからで」
にこ「いいから!」
真姫「いいわよ!」
にこまき「ムゥー」ニラミアウー
にこまき「フンッ!」プィッ
にこまき「……ぷっ」
にこまき「あははははははw」
にこ「もうww真姫ちゃんww変な顔ww」
真姫「にこちゃんこそww」
にこ「(何よいつも通りにもどったわねw)」
にこ「真姫ちゃんこれ、ありがとね。大切にするから。」
真姫「へ、あ、うん……//」
真姫「こっちこそ、昨日はありがとうにこちゃん」
110:
>>101 張るやつ間違えた…
にこ「なに?あ、家族なら今いないわよ」
にこ「今日みんなでてるから」
真姫「そ、そうなの」イススワリー
にこ「はい、お茶。麦茶だけど大丈夫?」イススワリー
真姫「うん、大丈夫。あ、ありがと」
にこ「で、どうしたの」
にこ「明日、家にいってもいいかってメールきたからびっくりしたわよ」
真姫「いきなりごめんなさい」
121:
にこ「いいのよ、にこも楽しみにしてたんだから…」
真姫「う、うん…」
にこまき「……」カァァ
にこまき「………っ(なにこの雰囲気っ!)」
真姫「えっと、わ、わたし!もう帰るわね!//」
真姫「そろそろ帰らないと怒られちゃうわ!//」アワテアワテ
にこ「え?え、えぇ!そうね!もうこんな時間だしね!//」アワテアワテ
……
――――
玄関
真姫「にこちゃん、じゃぁまたね」
にこ「うん、真姫ちゃんまたね…」
パタン
122:
――
―――
――――
――――――
123:
 あれから、にこちゃんとは急に仲良くなった。
お揃いのネックレス…喜んで貰えて本当によかった。
なんでもやってみるものね。
時折胸元からそのネックレスが見えた時、顔が緩むのを止められなかった。
 そして、色々とあった。
二回目のラブライブに穂乃果が出ないって言った時、
夜に公園で二人で会って、話合ったりもした。
 ラブライブにでることになって新しい曲を作ることになり、合宿して曲作りをした。
私がスランプに陥った時、にこちゃんは
『曲はいつもどんなときも全員の為にあるのよ』
と言ってくれた。みんなの為っか…。
とても心に響いたの、次々と頭の中に9色に音符が色どり浮かんで止まらなかった。
 にこちゃんがたき火で作ってくれたやきいもを半分こにした。
夜に二人で練習をしたり、夜の学校に七不思議をみにいったり。
意外に泣き虫だったにこちゃんのことを守りたいと強く思った。
 初めてがいっぱいだった。
だってね、こんなに胸が弾むことなんてなかったもの。
にこちゃんとたくさんのことをした。
もちろんみんなとも。
何もしらなかったの、誰かと何かをすることがこんなに世界が色づいて違って見えるなんて。
124:
 ラブライブ出場が決まって、練習に参加しないにこちゃんを不思議がって
にこちゃんをみんなで尾行したとき、
にこちゃんにどうしても食べさせたい相手がいるとか?って考えて
とても胸が苦しくて痛くなった。
まぁ、結局は妹さんたちのためだったんだけどね。
でもバックダンサーはないわよにこちゃん…。
まったく。
 妹さんたちへのにこちゃんだけのワンステージ。
とても可愛くてきれいだった。
でも胸の痛みは増していった。
 にこちゃんのタキシード姿は可愛いけどかっこよかった。
 卒業の話が濃くなったとき、
時間が止まればいいのにって思った。
希が言ったようににこちゃんが卒業できなければいいのに
って…。
 無理なのは分かっているけどどうしても考えてしまう。
仕方ないのよね…。
 なんで時間ってこんな早く過ぎてしまうのかしら…。
あと少し…。
127:
 ……考えれば考えるほどとまらなくなる。
机に向かって本を開いたまま
なんだかボーッとしていた。
 明日は練習もなくて久しぶりの休日。
久しぶりに、にこちゃんと二人で会う約束しているから
こんなこと考えてたの?
だめだめ明日のことを考えましょ。
どこにいこう>>128
行動>>130
128:
プラネタリウム
130:
告白
136:
当日
真姫「ごめんね、にこちゃんおまたせ」
にこ「ほんと遅いわよ!」プンスカ
真姫「え?でも集合時間の15分前よ?」キョトン
真姫「…もしかしてにこちゃんもっと早く「いいから!いくわよほら!//」
真姫「はいはい」クスクス
にこ「やっぱり都内は混んでるわねー」
真姫「そうね、にこちゃんはぐれないようにねってぇあ、にこちゃん!!」
にこ「ま…きちゃ…!」ヒトゴミニモマレルー
真姫「…っあ!」パシッ
真姫「(っほ)もう少しではぐれるところだったわ…」
にこ「う、うん//あ、ありがと…//」
真姫「え、えぇ(あれにこちゃんの顔が赤い?)」
真姫「っ!///(っあ!手…)」
真姫「えっと、その、またはぐれたら怖いからこのまま手を繋いでいきましょ…//」
にこ「う、うん…//」
にこまき「……///」
137:
にこ「っあ、そういえばチケット」
真姫「大丈夫よ、ちゃんとあるから」
にこ「ん、ありがとう。あとでお金払うわね」
真姫「いいわよ、私が誘ったんだから」
にこ「だめよ、ちゃんと払うわ」
真姫「家に丁度あったやつだから気にしないで」
にこ「う、うん。じゃぁお言葉に甘えさせてもらうね?真姫ちゃんありがとう」ニコッ
真姫「え、えぇ///(可愛いっ)」ウデデカオクスー
138:
プラネタリウム
真姫「大人二人です」チケットワタシー
店員「はい、ありがとうございます」
店員「いってらっしゃいませ」チラチラッ
にこ「っ!!///」
真姫「??」
にこ「ま、真姫ちゃん…あの…手…///」
真姫「へ?あ!!!//(だから店員さんみてたのね)//」
真姫「ご、ごめんなさい!忘れてたわ…//」
にこ「んーん、大丈夫ありがとう…//」
139:
プラネタリウム内
真姫「えっと、ここかしら」
にこ「ん、席ここみたいね」
にこ「にこプラネタリウム初めてだからちょっと緊張しちゃうかも…」
真姫「大丈夫よ」クスクス
真姫「ほら、天井丸くなってるでしょ?」
にこ「うん…」
真姫「この天井に星達が映し出されるの」
真姫「とても綺麗なのよ」
真姫「星にもね、それぞれ意味があって色んな逸話とかもあるのよ…????」ムチュウデハナシハナシ
真姫「それでね」
にこ「ふふっ」クスクス
真姫「??にこちゃん?どうしたの?」
にこ「んー、なんだか真姫ちゃん子供みたいだなって」
真姫「なっ!何よそれぇ」
にこ「あ、別にばかにしてるわけじゃないのよ?
ただなんかこんな何かに夢中になってる真姫ちゃん新鮮で可愛いな?って」
真姫「そ!ん、な何言ってんのよ…///」
にこ「あれぇ??真姫ちゃん照れてるにこ?」
真姫「照れてないわよ…//」プィッ
にこ「ふふ、そういうことにしといてあげる」
にこ「あ!ほら始まるわよ!」
140:
上映
にこ「わぁ…」
にこ「真姫ちゃんすごいね!」
にこ「にこももっと早くに見たかったなぁこんなに綺麗なら」
にこ「あ、真姫ちゃんあれは?」
真姫「おうし座よ」
にこ「じゃぁあれは?」
真姫「しし座ね」
にこ「あっちは?」
真姫「双子座かしら」
にこ「にこの星座は?」
真姫「にこちゃんの星座の蟹座はあれね」
ソレデアレガ ソウナノネ アレガアレデ ウンウン アレノイツワガ…???
141:
プラネタリウム終了
にこ「とっても楽しかったわね!!」
にこ「あの機械はどうなってるのかしら?」
にこ「家でもできたらなぁ?」
真姫「ふふ、気に入ったみたいでよかったわ」クスクス
真姫「あ、よかったら夜は私の家で星をみない?」
真姫「屋根裏が望遠鏡と天窓があって天体観測できるようになってるの」
にこ「え、いいの?」
真姫「もちろん、にこちゃんがよければだけど…」
真姫「今日誰もいないし」
にこ「じゃ、じゃぁお邪魔しようかな…」
143:
真姫家
プラネタリウムを見た後、私の家でも見ることになった。
家の屋根裏には天窓があり天体観測ができるようになっている。
天窓の下に二人で寝っ転がって空を見上げた。星達が光り輝いていた。
あ、あれがおうし座ね!
なんてにこちゃんは私が教えた星座をなぞった。
それからは昔話に花が咲いた。
話題が尽きたころ、私は別の方向に心が向いていた。
もうすぐ卒業なのね…。
にこ「本当に綺麗ね」
真姫「うん…」
にこ「こんなに星をじっくり見たのなんて初めて」
にこ「プラネタリウムもすごかったし」
にこ「時間が止まればいいのにって思ったわ」
真姫「うん…」
真姫「…」
にこ「…」
あと何回こうしていられるの?
にこちゃんと会えるの?

真姫「もうすぐ卒業なの…ね。」
にこ「そうね…」
そういったにこちゃんの声はなんだか弱弱しくて
今にも夜にしか輝かない星たちの用に…
朝になったらいなくなってしまいそうな。
そんな声に、私は不安になった。
にこちゃんの方に顔を向ける。
悲しそうな寂しそうななんとも言えない表情のにこちゃんの横顔…。
その横顔を見ていると気持ちがどんどん溢れてきて止まらなくなった。
144:
本当は気づいていたの、この気持ちに…。
私、にこちゃんのことが好き。
だってこんなに好きならこれはもう恋でしょう?勘違いなんかじゃないでしょ?
にこちゃんの一つ一つの行動に目が行っちゃうんだから。
どうしようもないくらい好きなんだから。
ドキドキして仕方ないんだから。
この気持ちを閉じ込めておくことなんてできない。
私そんなに器用なことできない…っ
真姫「わ、私にこちゃんのことが好き…っ」
145:
思わず口からそう出ていた。
何の脈絡もなく。
にこちゃんの肩がビクッっと揺れる。
そして目が見開かれてからにこちゃんは起き上がり
その口からため息が漏れた。
にこ「はぁ…」
真姫「…っ」ビクッ(オキアガル-)
にこ「もうあんたって子は…」
にこ「よく聞きなさい」
にこ「にこはね真姫ちゃんのこと好きよ」
真姫「っ!」
真姫「え…?」
にこ「いいから、そのまま聞きなさい」
にこ「…真姫ちゃんのことが好き」
にこ「でもね、にこアイドル目指してるの」
にこ「それで真姫ちゃんは将来お医者様で家を継ぐでしょ?」
にこ「いつかあんたは結婚して子供ができて幸せな家庭を作ってほしいの」
146:
にこ「だからね、真姫」
にこ「にこはあんたに幸せになってほしい」
にこ「好きな人が幸せになるってことがやっぱり嬉しいじゃない」
にこ「でもどう考えたって隣にいられるはにこじゃない」
にこ「隠していかなきゃいけない恋愛なんて」
にこ「幸せになれるわけない、しかも女の子同士よ?」
にこ「アイドルだって売れるかわからない
もちろん恋愛だって禁止に決まってるわ」
にこ「スキャンダルなんてもっての他だしね。
自由に手も繋げないし恋人らしいこともしてあげられない」
にこ「子供だってそうよ、
我慢ばっかりしいることになる」
にこ「そんな私が真姫ちゃんのこと幸せにできると思う?」
にこ「…無理なのよ」
にこ「だから…、ごめんね…。」
147:
真姫「じゃない……。」
にこ「真姫…ちゃん?」
真姫「納得できるわけないじゃない…っ!!やめてよね!!私の幸せなんてにこちゃんが決めることじゃない!!」
真姫「誰かにしてもらうことでもない!私がきめるのよ!!」
真姫「もう誰かにひかされたレールの上を歩くなんてまっぴらよ!!」
真姫「いっておくけど!!私が幸せを考えたらどう考えたって隣にいるのはにこちゃんなの!」
真姫「手を繋いでるのもキスしてるのも何をしてるのも!!」
真姫「にこちゃん以外なんて考えられないの!!」
真姫「私はもう手放すなんて嫌よ?もう色々手放してきた!」
真姫「でもね!にこちゃんだけは譲れない!!絶対放さない!!自分で掴んで見せる!」
真姫「にこちゃんが逃げたって私が!捕まえるんだから!覚悟してよね!!」ゼェゼェ
にこ「真姫ちゃん…」
148:
真姫「だからね…にこちゃん」
真姫「お願いだからこの手を取って?」
真姫「私、あなたが好きなの」
真姫「どうしようもないくらい」
真姫「何を手放してもいいくらい」
真姫「これだけは断言できるわ」
真姫「私、西木野真姫は矢澤にこのことを愛してます」
にこ「…っ!」
にこ「………」
にこ「……」ソロソロ
真姫「捕まえた」グィッ
真姫「にこちゃんもう絶対はなさないから」ギュウッ
にこ「うん…」
真姫「どこにもいかないで」
にこ「うん…っ」
真姫「ずっと隣にいてね」
にこ「う"ん…っ!」ポロポロ
真姫「ふふ、酷い顔」
真姫「いつもみたいに笑ってよ」
真姫「ほらにっこにっこにー」
にこ「…ばか真姫ぃ」
にこ「にこ…のぜりふどるん…っじゃな…いわよ…っ」
おしまい
149:
おつ!
すげえいいにこまきだった
150:
乙!ほんと良かった
にこまき is God
151:
2015/05/24(日) 22:56:17.78 ID:rN6d5NVN.net
おまけ
真姫「ねぇにこちゃん覚えてる?」
真姫「このネックレスのこと」
にこ「そんなの当り前じゃない」
にこ「真姫ちゃんがにこに始めてくれたプレゼントなんだから」
にこ「忘れるわけないじゃない」
にこ「でも真姫ちゃんほんと思い切ったわよね」
にこ「ペアのネックレスなんて」クスクス
真姫「もう、それはやめてよ」
にこ「でもにこ本当に嬉しかったなー」
にこ「にこねあれ毎日時間があれば眺めてたのよ」
真姫「にこちゃん…」
にこ「さ明日は引っ越しだしもう寝ましょ?」
真姫「そうね」
にこ「あ、ベッドはちゃんとダブルベットにしてくれた?」
真姫「当たり前でしょ」クスクス
真姫「午後からは指輪見に行くんだから(にこの左手薬指にキス)」チュッ
にこ「……//」カァァ
真姫「?…にこちゃん?」
にこ「もうにこ死んでもいいわ…」
真姫「だめよ、にこちゃんが死んじゃったら私生きていけないんだからね!」
にこ「もう真姫ちゃんったら」クスクス
真姫「にこちゃん好きよ」
にこ「にこも真姫ちゃんだいすき…んっ」チュッ
「にこちゃんと仲良くなりたい…」
happyEND
153:
おつおつやで
158:
めっちゃよかった
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