妹「……嫌っっ!!」back

妹「……嫌っっ!!」


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1:
男「認めるんだ妹」
妹「いやいやいやいやっ!!」
男「妹……」
妹「いやーっ!!」
男「……」
妹「なんで!? なんでいつもHなことされなきゃいけないの!!」
男「妹……」
妹「私は安らぎが欲しいだけなの!?」
3:
男「落ち着くんだ妹!」
妹「お兄ちゃんにあんな事やこんな事! お兄ちゃん以外にも!!」
男「それは確かに妹だが、別のとこの妹だ。ここの妹はまだHなことはされてない」
妹「……えっ」
男「だから大丈夫だ」
妹「でも、私いっぱいHな事とか、色んな事されてるよっ!?」
男「だからそれは…」
妹「妹は妹だもん!!」
男「普遍的な妹として、パラレルワールド間でも妹は体験を共有していると言う事か!?」
妹「難しくて分からない!」
男「つまりFATEでいうところのサーヴァントみたいな感じなのか!」
妹「すぐエロゲの話するっっ!!」
5:
男「ここじゃそういうネタがウケルんだよ」
妹「私はエロゲなんて嫌いなの!」
男「つーか、妹もFATEがエロゲーだって知って」
妹「毎日毎日毎日こんなところであんな事やこんな事されてれば嫌でも知識くらい入るのよおおおお!!」
男「……」
妹「ぐすっ」
男「……」
妹「もういやだよ。普通の恋愛がしたいよ……」
男「妹」
妹「近親相姦ばっかりなていやーっ!!」
6:
男「……っ!」
妹「オタクなお兄ちゃんとHばっかりなんてやだ! 私だって爽やかなスポーツマンの先輩に優しく初めてを奪われたい!!」
男「……おまえ」
妹「『お兄ちゃん、チンコって何?』って、チンコが何かくらい知ってる!」
男「そうだよな」
妹「今時フェラチオとかそういう知識だって男子以上に知ってるもん!」
男「……」
妹「それでいつもいつもいつもいつもHな事ばっかりされるの!」
男「……」
妹「そんなのもうやなの!!」
7:
男「……」
妹「……」
男「……」
妹「……ねぇ」
男「ん?」
妹「ところであなた誰なの?」
男「俺?」
妹「うん。お兄ちゃんじゃないよね」
男「ああ、俺か。俺に役は無い。というか、消された」
妹「消された?」
男「ああ、妹が物語りを拒絶したから、本来与えられるはずだった俺の役が消えたんだ。だから俺はなんでもないただの”男”だよ」
妹「よくわからないけど……、じゃあ役が消されなかったらどんな人になってたの?」
9:
男「黒魔術を覚えて、自分の妹のドッペルゲンガーを沢山召喚して、その妹全員に淫らな奉仕をさせるお兄さんの役」
妹(……)
男「青ざめるなって。その物語はもう無しだ」
妹「ぅぅ……」
男「で、どうする?」
妹「どうするって?」
男「いや、この物語」
妹「何が」
男「拒絶したから内容は白紙だけど、スレッド自体は立ってるんだよな」
妹「スレッド……?」
男「まぁ、細かい事は深く考えるなって」
妹「う…うん」
10:
男「まぁ放置してりゃ、この物語はdat落ち。ネットの闇に消えていくさ。誰の記憶にも残らない」
妹「……よく分かんないよ、言ってる事」
男「悪い、妹。不確定要素ばっかりで、お互いを対象化できないよな」
妹「だからもっと分かりやすい言葉でしゃべってよ」
男「ごめんごめん」
妹「……」
男「だからさ、せっかく生まれたのにこのまま死んでもいいのかって事だよ」
妹(ビクッ)
男「誰にも知られずに、ひっそり消えて亡くなるんだ」
妹「なんでそういう言い方するの」
11:
男「そういう言い方って?」
妹「死ぬとか! 亡くなるとか! そんないいかたされたら怖いじゃん!」
男「でも分かりやすいでしょ?」
妹「分かりやすくても怖くちゃだめなの!!」
男「だめって……。注文の多い妹だこと」
妹「当たり前じゃない!」
男「ふぅ」
妹「ずるいよ、いつもお兄ちゃんばっかり」
男「……」
妹「あたし怖いのやだよ…」
男「……」
妹「Hっばかりもやだよ……」
12:
男「…」
妹「自由に人を愛したいよ…」
男「そういう物語もあると思うぞ?」
妹「……」
男「お兄ちゃん以外の人と結ばれる物語も」
妹「……」
男「お兄ちゃんとHしない物語だってたくさんあるだろ」
妹「……うん」
男「じゃあいいじゃん」
妹「……」
14:
妹「要らない」
男「えっ?」
妹「お兄ちゃんなんて要らないの!!!!!」
男「っ!?」
妹「私をお兄ちゃんの居ない世界に連れてって!!」
男「いや、そりゃ無理だよ」
妹「なんで!」
男「確かにこの物語は白紙だよ? 僕に役割はないし、新しく物語をつくることはできる」
妹「それじゃあ!」
男「でも、君は”妹”っていう概念として生まれてるからなあ」
妹「!!」
16:
男「君は妹っていう概念以外は白紙だから、何の妹にもなれるけど、逆に言えば誰かしらの妹としてしか物語に存在できないの」
妹「ぅぅ」
男「いっそ、小野妹子の一字として生きていくかい」
妹「意味分かんない」
男「ごめん、狙いすぎたわ今の」
妹「……」
男「……」
妹「………」
男「埒が明かないなぁ」
妹「……」
男「ふぅ」
17:
グラグラグラグラ!!!
男「なっ、なんだこの揺れ!!」
妹「きゃっ!!!」
 ガラガラガラ
 ピシャッ!!!
男「こ、これは!」
女「こんばんわ」
男「新しいキャラが…」
妹「女の人だ」
女「私は一体……」
19:
男「ようこそこ女さん」
女「ここは何処?」
男「ここは白紙の世界なんです」
女「白紙?」
男「えぇ」
女「よくわからないけど…どうい」
 ズキッ!
女「あ、頭が、い、痛い…」
男「お、女さん!?」
妹「大丈夫ですか!!」
女「よ、よんでる……」
20:
男「よんでる?」
女「他の物語が……私を」
妹「えっ!?」
男「そ、それはどういう……」
女「ネット依存症の青年をホットケーキを使って更正させるラブロマンス……」
男「な、なんてつまらなそうな物語なんだ!!!」
女「でも、よ……呼んでいるんです!」
男「辞めなさい辞めなさい! そんな物語に出向いても100も行かずに消えるのが落ちだ!!」
妹「女さんここに居てください!」
女「うっ……」
22:
男「女さん……っ」
女「……」
妹「だ、大丈夫ですか」
女「えぇ。落ち着いてきたみたい」
男「良かった」
女「どうやら物語の作者の創作意欲が薄れたみたい」
男「飽きっぽい作者で良かった……」
女「……」
妹「うぅ…頭がこんがらがって気持ちが悪い」
男「3人になると途端に字面が騒々しくなるな」
女「ご、ごめんなさい……」
男「あっ、いやっ、そういう訳では!」
28:
女「どうせ私なんて居ない方が良かったんです」
男「そんなことはありません!」
妹「そうですよ女さん!女さんはここに必要なんです!!」
女「私なんて、どうせホットケーキ以下の女なのよ!! カステラ級の女なの!!」
男「お、おまえカステラ馬鹿にすんな!!」
女「あっ――」
男「えっ?」
 ピー!
 ウィンウィン
 キュー カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
 ブン!
女「あっ! がっ!」
男「えっ!? えっ!?」
妹「女さんっ!?」
男「大丈夫かっ!」
29:
女「い……」
男「い?」
女「妹ちゃん…」
妹「は、はいっ」
女「憎い」
妹「えっ」
女「あんたが憎い」
男「ちょ、女さん!」
女「どの物語もアンタが主人公!! 私だってもっと主役を張りたいの!」
妹「そんなっ」
33:
男「どうしたんだ急に!」
女「妹。あなたには分からないでしょ? キャラクタとして存在すらすることの殆ど無い、女という存在が」
妹「そんなことはないよ! 女さんだって一杯出てる!」
男「妹だって女だし」
女「やめてよ」
男「……」
女「私は、ただの女。妹になれる女じゃないの」
妹「おんなさんっ」
女「私なんてネット依存症の青年の部屋でホットケーキを作って青年と一緒にそれをつつくような話でしか活躍できないのよっ!!!」
男「あ、温かくていい話じゃないか!!」
女「ふっ、甘いわね」
男「なにが」
女「その話ですら、オチは妹に持っていかれるのよ!」
34:
男「っ!?」
女「ラストで『あの女の人とこれからもうまくいくといいね、お兄ちゃん♪』なんて言われてね!」
男「……ひ、酷い」
妹「……」
女「知らないとは言わせないわよ妹ちゃん?」
妹「し、知りません! 身に覚えがありません!」
男「そ、そうだよ女さん! それは結局執筆されていない物語の話じゃないか! 妹に罪は無い」
女「ホットケーキに限らずその類のオチの物語なんて腐るほど溢れてるのよ!!」
男「っ」
女「うわあああ?ん!」
妹「女さん……」
女「主役張りたいよおおおお」
38:
男「……」
女「たまにはオタク以外の青年と付き合いたいよおお!」
男「女さん……」
女「ニートとか引きこもりのカウンセリングてき恋愛なんていやああああ!!」
男「ばっ! この場でそういうことを言うな!!」
女「嫌なものは嫌なのっ!! 私だって普通の女だもん! 疲れて、悩んでて、癒されたいの!」
男「っ……!」
女「ニートにアガペーしてる余裕なんて無いのよ! 白馬の王子様に抱かれてたいの!!」
男「妹といい、なんて我が侭な……っ!」
女「我が侭なんかじゃないもんっ! 普通だもん!」
39:
男「おい、妹。なんか言ってやれ!」
妹「……」
男「妹?」
妹「分かる。すんごい分かる!(ブワッ」
男「ご、号泣してる!!」
女「い、妹ちゃん!」
妹「私も女さんのその気持ち凄く分かります!」
女「妹ちゃん…」
妹「私達の自由を一緒に取り戻しましょう!!」
女「……」
妹「ね?」
女「あなたに言われると、なんか違うのよね…」
40:
男(なんか面倒な展開だぞ)
妹「で、でもっ」
女「まぁいいわ。私はまだ妹ちゃんのこと許してないけど、お互いの利益のために頑張りましょう」
妹「はいっ」
女(ちょっとは可愛らしいじゃない……はっ! いけないけない)
妹「それでどうします?」
女「そうねぇ。……おいっ!」
男(ビクゥ!!)
女「待ってくださいよ男さん。どこへ行くんですか?」
男「い、いえ別に……」
42:
女「どうもあなたがここの主役みたいね」
男「そうなる予定だったんですけど、今はただの男ですよ」
女「役を剥奪されてもその名残があなたにはあるわ」
男「といいますと?」
女「物語を作る役割ってあなたなんでしょ」
男「滅相も無い。僕はただの男です」
女「じゃあこれは何!!」
 ゴソゴソ
男「あっ! やめて!!」
女「えい!」
 ババーン!!
44:
妹「そ、それはっ!!」
女「そう、主役カードよ!」
妹「物語の主役にしか手渡される事の無いという、天からの恵み!!」
男「返せ?っ!!」
 ドゲシ
男「ぐげっ」
女「ふっ。これを使ってここを私の思い描く物語にして見せるわ」
妹「さすが女さん!」
男「や、やめ!!」
女「いけ好かないけど、妹ちゃんの願い、叶えてあげるわよ」
妹「本当ですかっ!」
45:
妹「じゃあお兄ちゃんが居なくて、自由な恋愛が出来る役がいいですっ!!」
女「わかったわ」
男「だめええええええ!」
 カタカタ
 ヴィ?ン
 テテテテ
 テテッ
女「っ!!!」
 ガタガタガ
 ビーッ!!
女「ぐ」
 キュイ?イン!
女「やっぱ今宵は陰茎狩りだべっ!!!」
46:
妹「お、女さん!?!?!」
男「やめろおおおおおおおお!!」
 ピカーッ!!!!
妹「う……」
 パラパラ
妹「こ、ここは?」
48:
妹「折の中!? しかも地面が岩だし! 何これっ!?」
???「ふっふっふっ」
妹「だっ誰!?」
???「久しぶりね、妹」
妹「お、女さん!!」
女「女? そなたの姉にして、世界の覇王であるワラワになんという口を効くのっ!!」
妹「覇王っ!?」
女「そう、この壮絶なる美貌を使って世界中の男を下僕とした覇王。またの名を淫乱女帝!!」
妹「――!」
淫乱女帝「ふっ、恐怖のあまり実の姉にも口が効けぬか」
53:
妹(この物語は…まずいっ!! どうにかしないと)
淫乱女帝「せっかくそなたに褒美をやろうと参ったのにな」
妹「褒美…?」
淫乱女帝「そうだ。見よ! この岩山の麓を」
妹「ふもと…っって、なにあれ! 人が沢山!
淫乱女帝「フフフ」
妹「なんか皆男の人で…・・・しかも全員ちんちん露出してるっ!!」
淫乱女帝「勿論じゃ。我が淫乱帝國では男子は絹を纏う事を禁止しておるからの」
妹(い、嫌な予感が……)
淫乱女帝「あそこにおるのは世界中からかき集めてきた選りすぐりの男達10万人じゃ」
55:
妹「それで……?」
淫乱女帝「あの男共がそなたへの褒美じゃ。”好きな相手”と”好きなように”まぐわうが良い!!」
妹「ええ??!!」
男A「淫乱皇女様?!! 僕の男根をあなたのために捧げます!!」
男B「淫乱皇女様?!! 私はこの日のために10年間オナニーを経ってきました!」
男C「淫乱皇女様?!! あなた様の為に、他の女と一切まぐわわず、守り続けてきた童貞を捧げます!!」
妹「いっ」
男達「淫乱皇女様?!!」
妹「いやだああああああああああああああああああああああ!!!」
淫乱女帝「ほら、淫乱皇女。はやく言ってやらないと、男達が一人で始めて、大地が白く染まるわよ!」
妹「嫌過ぎる!! っていうか淫乱皇女って私の事だったのか!!!!」
56:
淫乱女帝「ふっ、遠慮するな。おいっ」
???「はっ」
淫乱女帝「皇女を山の麓へ」
???「はっ!」
淫乱皇女「いやああだあああああ!!! 嫌だ嫌だ嫌だ!!」
???「皇女、暴れないで下さい!」
淫乱皇女「嫌だったら嫌だ! ……ってあなたは男さん!!」
???「はっ…オトコ…。確かに私は男でありますが」
淫乱皇女「そうじゃない! あなた絶対男さんだ!!!」
???「いえっ…私の名は男ではありません」
淫乱皇女「それじゃあなんなの!」
男根騎士「男根騎士と申します」
淫乱皇女「……」
男根騎士「……」
淫乱皇女「……終わった」
57:
淫乱女帝「それでは連れてゆけ」
男根騎士「はっ! さ、皇女こちらへ」
淫乱皇女「こんなんじゃまだ近親相姦の方がマシだわ…」
 ズッサズッサズッサ
淫乱皇女「う?、山を降りれば降りるほど、ハンパ無い人数だわこれ!」
男根騎士「……」
淫乱皇女「またムリヤリされちゃうのかな…。やだな…」
男根騎士「……」
淫乱皇女「グスン」
男根騎士「妹」
淫乱皇女「!!!」
58:
男根騎士「俺だ。男だ」
淫乱皇女「男さんっ!!」
男根騎士「まったっくとんだ世界だなここは」
淫乱皇女「良かった! 完全に……ムニョモゴん騎士になったのかと!」
男根騎士「白紙の状態からいきなり作った物語だからな、俺達にここの世界観がまだ馴染んでいないんだ」
淫乱皇女「なるほど」
男根騎士「しかし、長居するとここのキャラとしての人格に変わってしまうぞ」
淫乱皇女「それだけは嫌っっ!!」
男根騎士「ですよねぇ……」
淫乱皇女「もう一度白紙に戻してっ!!」
男根騎士「う、む……う」
淫乱皇女「男さん……?」
59:
男根騎士「俺は…おと…? だんこ…ん…?」
淫乱皇女「!!! おとこ! あなたは お と こ !!!」
男根騎士「あ…ぁ、いも…うと!!! もっと拒絶しろ!! やばいぼくの男コンボッキしてk、拒絶しろおお!!!!!」
淫乱皇女「!!」
男根騎士「早くしろ…ないと我が男根をオマエノ…あそこに・・・・・・ぶちぶちぶっちこむ見ますよ皇女!!!!」
淫乱皇女「いやっ」
男根騎士「うっ」
60:
淫乱皇女「こんな世界っ
嫌ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピカーッ!!!
61:
妹「????っ」
男「うっ」
妹「あ!! 元の場所にもどってる!!!」
男「よ、よかった…」
妹「ふあああああああああああああ!!」
男「い、妹っ!」
妹「怖かったよおおおおおおおおおおおお! ヒッグ! こわかったあああ!!」
男「妹!」
妹「ううううう!! 知らない男の人が一杯で! ッヒグ! ゴワガッタアアアアア!!」
男「おお、よしよし。もう大丈夫だ」
妹「うあああああああん!」
女「ちょっと」
65:
男「女…」
妹「良かった、女さんも戻れたんだ!」
女「何を申すか!! ワラワを早く帝國へもどせ!!!」
男「!!!」
妹「!!!」
女「ええい! イライラして欲情するわ!!」
男「ま、まだ、さっきのキャラが抜け切れてないんだ…」
妹「そんな…」
女「そこの男! 貴様の男根をワラワによこせ!!!」
男「うっ! ぐぅ! 仕方が無い、俺は今から女とHしてくる!!」
妹「だめだよ!!!!」
男「しかしそうしないと女が…」
女「チンポよこせええええ!!」
67:
男根騎士で盛大にワロタwwwwwwwwwwww
69:
男「ホラホラ、今からチンポやるからな!」
 カチャカチャ
男「ほら! フェラしていいぞ!」
女「ちんぽおおおおおおおおおお♪」
妹「ダメッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
男「!!!!!!」
女(ニギッ)
女「男のチンポふにゃふにゃ?!!」
男「い、妹の声にビックリして萎縮してしまった…」
71:
妹「だめなの! Hは好きな人とじゃないとしちゃだめえええええええええ!!」
男「妹…」
妹「愛し合ってないのにそんなカンタンにHとかしちゃだめなのーっ!!」
男「……」
妹「男さん!!」
男「わかったよ妹。俺が悪かった」
妹「良かった…」
女「ふにゃちんいらない…」
男「妹のおかげで自分を見失わずに済んだよ」
女「ちんぽー!」
妹「男さん…」
女「ちんぽー!」
72:
男「妹の言うとおりだ。そんな簡単にHすべきじゃない」
女「チンポー!」
男「女さんだって、ちょっとワレを見失ってるだけ」
女「チンポー!」
男「そんな女さんと関係を結んでも、後々女さんを傷つけるだけだ…」
女「チンポー!」
男「…」
女「チンポー!」
男「うるさいな!」
女「チンポ欲しいの!」
男「そんなに欲しけりゃこれで遊んでなさい!!」
 ウィンウィン!
女「ちんぽだああああああああああ!!」
74:
妹「男さん…あれは…」
男「なに、ただの大人のおもちゃだよ」
妹「…」
 ウィンウィン!
女「あっ! 硬い! いいのおおお! アッ!アッ!アッ???!!」
妹(他の人とHするよりはいいよね…)
75:
男「女さん……っ」
女「……」
妹「だ、大丈夫ですか」
女「えぇ。落ち着いてきたみたい」
男「良かった」
女「どうやら物語の作者の創作意欲が薄れたみたい」
男「飽きっぽい作者で良かった……」
女「……」
妹「うぅ…頭がこんがらがって気持ちが悪い」
男「3人になると途端に字面が騒々しくなるな」
女「ご、ごめんなさい……」
男「あっ、いやっ、そういう訳では!」
87:
男「で、どうする?」
妹「……」
男「結局振り出しに戻っちまったな」
妹「うん」
男「けけけけっ! けっきょく!」
妹「!?!?」
男「うひ! うひゃああああけかこえふりだしふりふrふりほふそふふり!!」
妹「男さん! どうしたのっ!?」
男「はひはひはひ荒らすアラス荒らす荒らすあらさあああああああああああああああらすあらす!!!」
妹「男さああああああああああああああああああん!!!」
93:
男「フヒッ! ゴリラアアアア!!! 自演ジエンジエンジエンジエンジエンはああらすあああああああああ!!!」
妹「どうしよう、男さんが!」
女「チンポ! イイッ!! チンポイイヨオオオオオオオオオオ!!!!!」
妹「いや」
男「荒らす荒らす荒らす荒らす荒らす荒らすあらすらsるあsるあshづあ言うだhふぇおあtrfふいあ!!!!」
妹「嫌」
女「チンポチンポチンポチンポチンポチンポチンポチンポチンポオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
妹「もう嫌ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
95:
???「無茶するね」
・・・「・・・・・?」
???「僕?」
・・・「!」
???「僕は弟」
96:
・・・「?」
弟「きみ・・・・?」
・・・「!」
弟「君は妹」
・・・「??」
97:
弟「正確には”妹だったモノ”」
・・・「・・・?」
弟「ただでさえ不確定な白紙の世界だったのに、それすら否定するから」
・・・「・・ ・・ ・」
弟「まぁ運が悪かったんだよ」
98:
・・・「・・・・・・」
弟「スレッドを立てて、物語を紡ぐ異常カオスは起こりうるし、物語は狂う」
・・・「・・・・・・・」
弟「それが白紙の状態の物語なら尚更ね」
・・・「・・・・・!」
弟「ぼくはなんで普通でいられるかって?」
99:
・・
弟「僕は、この物語に投入される新キャラだったんだ」
・・・「・・・・」
弟「だけど投入される前に物語が崩れてしまった。そして崩れた後の世界に投入されてしまったんだ」
・・・「・・・」
弟「くすっ。でも笑っちゃうよね、白紙の物語が崩れるなんて」
100:
・・・「・・・・・・・」
弟「しかも登場人物は弟と妹だけ! 意味が分からないよね」
・・・・
・・
弟「まぁまぁ、そう嘆かないで。このカオスにもいいところはあるから!」
・・・・
弟「だって無に還ったって事は何のしがらみも無くやり直せるってことだよ!!」
・・・「・・・・・?」
弟「つまり、妹ともまったく違う別キャラとして生まれ変われるってこと!!!」
・・・「・・・!!!」
101:
弟「ほら願って!」
・・・「・・・・・」
弟「願って願って!!」
・・・「???!!!」
弟「いいよ! 秩序を取り戻してきた!」
・・・「???????????っ!!!」
ピカーッ!!
102:
私はそよそよと流れる風で目を覚ました。
 うっすらと眼を開ける。最初に飛び込んできたのは眩しい朝日だった。
 手のひらで日光を遮りながら、私は窓の外を見た。
「――えっ?」
 私はその光景にあまりにも驚いた。
「王子様――っ!?」
 窓の外には金髪の素敵な王子様が立っていたのだ。
「えっ――、嘘なんで?」
 こんなの嘘だ。
 嘘に違いない! 私は思いっきり自分の頬を抓った。
「イデデデデデ! 痛い! 夢じゃない!」
 でもなんで!
 何でこんな現代東京の庶民の家のベランだから王子様が私を覗いているの!?
103:
王子は潤んだ蒼い瞳で私を見つめ続けている。
 だめよ王子様っ! そんな眼で見つめられたら私どうかしちゃいそう!
「姫、お連れいたしました」
「えっ! ひ、姫? 私が?」
「そうです」
 王子はサッと疾風のように私の部屋に入ってきた。
 そして私をマントで優しく包み込んだ。
「間違いありません。あなたこそ我がリンガリオン王国の姫だ」
「リンガリオン!? で、でも、私生まれも育ちも東京ですよ!」
「愛に距離は関係ありません」
「そ、そーいう問題なのっ!?」
「愛は奇跡をうむのです」
「あ?ん、そういう事でいいかも」
 私は王子のマントの中で眼を瞑った。
 ああ、温かい。
 このままこの人の胸に抱かれて生きるのって素敵かもしれない。
104:
私がそんな事を思った瞬間だった。
「まてっ!!」
 唐突にそんな声が聞こえた。
 私と、王子は驚いて声のした方向に振り向く。
 そこに居たのは、窓の外のベランダに佇む幼馴染の勇気だった。
「勇気なにしてるのっ!」
「×××はだまってろ!」
 私の声に勇気は怒ったように返した。
「きさま、リンガリオンの王子、ビリルビンだな!」
 勇気のその言葉に、王子も視線を鋭くした。
「貴様こそ、エレルファンの騎士、ユウキリンリン。まさかこの時空に来ているとはな」
「全ては…×××を守るため!」
「我が国から姫をさらっておいてよく言う!」
「2人とも私の為に争うのは辞めてえええええええええ!!!」
106:
チョンチョン
「勇気も王子もやめて!!」
 チョンチョン
「いやああああ、これも全て私の可愛らしさのせいなのね!!」
「ねぇねぇ」
「えっ、何?」
 私が振り向くと、そこには弟がいた。
「妹、これで良かったの? こんな物語で」
「なに言ってるのよ弟。ってあれ、今あんた私のこと……」
「どうしたの妹? まだ完全にこっちの世界に染まってないはずだけど」
「――あ」
 思い出した。
107:
「このままでよければ放っておくけども」
 弟の言葉に私は黙ってしまった。
 なんて言えばいいのか分からなかったのだ。
 私を迎えに来た素敵な王子様。
 ちょっと馬鹿だけど、誰よりも私を想ってくれる幼馴染。
 そして私は異世界の姫。
 ま、私的には悪くない物語なんじゃない?
「でもなんか違う気がする」
 悪くないけど、なんだか虚しいな、ここ。
「辞める?」
「うん」
「妹がそう決めてくれてよかった。こういう世界は苦手なんだ。地の文とかあると堅苦しくて」
「地の文?」
「深いこと考えない」
108:
弟は私の目を覗き込んだ。
「もうどうすればいいか分かるよね? 妹」
「うん」
「じゃ、頼むよ」
「まかせて…」
 私は目を瞑った。
 この世界を否定しよう。
 でも、その前に。
「ありがとね、弟。ちょこっとだけど面白かった」
「それは良かった」
 そして私は胸いっぱいに息を吸った。
「この世界も私の居場所じゃありませええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ絵えええええええええええええええええええええん!!!!」
109:
ピカーっ!!
ガタガタッ!!!
ガラガラ ガッシャン!!!
男「うぎゃ!!」
女「キャッ!!!!」
ゴロゴロ
弟「いてっ!」
ボコッ
妹「あいたたたた」
110:
男「っつー!」
女「あ・・・う・・・・」
男「あれ? ここは…!」
女「さっ! さっきまでホットケーキを焼いていた筈なのに!」
弟「くすっ。無事成功したみたいだね、妹」
妹「男さん! 女さん! 弟!!」
男「イテテテテ。なんか頭が凄い痛いんだよな。何でだろ?」
女(私も股がヒリヒリする……)
弟「クスクス」
妹「良かった、みんな無事で」
112:
男「あっ妹じゃないか!」
妹「男さん」
男「一体どうしたんだ、俺」
弟「大した事じゃありませんよ」
男「うわっ! なんか増えてる」
弟「こんにちは」
男「あ、ども」
女「うぅー、せっかく2次元の女の子から、現実に興味を逸らす事に成功したのに! 一緒にホットケーキ食べたかった…」
妹(女さん、なんだかんだでホットーケーキの話に行ってたんだ…)
男「で、これは」
113:
弟「白紙は白紙なりに、推敲は重ねられてた。でも煮詰まって、そんな折に荒らしが来た、それだけですよ」
男「なるほど。ま、レスの反応やツッコミも物語の一部になるのがここの長所であり短所でもあるからねぇ」
弟「物語を形作ろうと、貪欲に荒らしまでも物語に取り込んだ。結果、破綻した」
男「まぁそれを言ったら最初から形になってないけどもね」
弟「クスクス。それもそうでしよね」
男「ところで、弟くん」
弟「なんでしょう?」
男「そのしゃべり方と、笑い方、ちょっと気持ち悪いよ…」
弟「なっ! 僕は美少年弟キャラなんだぞ!」
男「しらねぇよ! っていうか自分で美少年とか言うな!」
114:
弟「なんだと!」
男「やるか!」
 ボカスカ
妹「やめなさいよ2人とも!」
女「大人気無いわ!」
男「ゼェッ! ハァッ! そういうスカシ系キャラは読者に冷められんだよ!!」
弟「うっせぇぼけ! 中ニ秒上等なんだよこちとら!!」
妹「どうどう!」
女「おなじ物語の登場人物同士、無益な争いはやめましょう」
男「むぅ」
弟「ふんっ」
115:
男「……」
弟「……」
妹「子供なんだから」
女「ふふ」
妹「……」
女「……」
妹「……」
女「ね、妹ちゃん」
妹「はい?」
女「みつかった? やりたい物語」
妹「……ううん」
117:
女「そう……」
妹「なんか分からなくなっちゃいました」
女「分からなくなった?」
妹「私って何なのかな? とか。私って何がやりたいのかなって」
女「……」
妹「でも考えれば考えるほど分からなくなって。当たり前ですよね、私って、本当にただの、妹、なんだもん」
女「妹ちゃん」
妹「私が私であることなんて関係ない。そこに物語があって、妹って私があるだけ」
女「……」
妹「だから、本当は」
女「何言ってるの?」
118:
妹「えっ」
女「妹ちゃんは現にここにいて、こうしてしゃべってるじゃない」
妹「っ――」
女「それはここにいる、妹ちゃんじゃないと出来ないことよ」
妹「……」
女「自分を信じて」
妹「……はい」
女「うふっ。笑顔が一番かわいいわよ」
妹「もうっ、女さんたら!」
女「ほんとよ」
妹「…」
女「ふふ」
119:
妹「女さん――、私っ!」
女「それ以上なにも言わないの」
妹「っ!」
女「これからが本当の妹ちゃんの物語なんだから、その腰を折るようなこと言っちゃダメ」
妹「は、はい!」
男「お、妹、ついに決めたのか!」
弟「どんな話なんだい?」
妹「それはこれからのお楽しみ!」
男「期待させるね?っ!」
ピカーっ!
120:
 カシャカシャカシャカシャ
女「もう、お兄ちゃんたらずっと自分の部屋に引きこもって!」
 カシャカシャカシャカシャ
女「それにしてもタネ作るのって力使うなー!」
 カシャカシャカシャカシャ
女「でもこれもお兄ちゃんのため! よし、できたこれを焼いて」
 ジュー!
女「ふふっ、絶対おいしいの作ってお兄ちゃんをこっちにおびき寄せるんだから! まずは胃袋から抑えろってね!」
       こうして きょうも 妹は 頑張ってます
               END
121:
終わったか・・・乙
12

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