春香「えっ……ごめん、友達としか思ってないよ……」俺「」back

春香「えっ……ごめん、友達としか思ってないよ……」俺「」


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0:
春香
初めての恋…
――――――――――――――
ぷ、プロデューサーさんっ、春香です☆
プロデューサーさん、初恋って、いつでしたか…?いきなりこんな話で、すみません。実は、とつぜん、仲のよかった男の子から告白されちゃったんです…。
つい、さっき、電話で…。私が初恋の相手だって言われて…。びっくりしちゃいました。友達としか思ってなかったから、今度会ったら、きちんとそう伝えるつもりです…。
それで、あの、プロデューサーさ?ん…。私の初恋って、実は、あの…。
うぅ、やっぱりメールじゃ書けそうにないです…。忘れちゃってください(>_<)。ごめんなさいっ!
18:
俺「ごめんなさいなの……一発ネタでスレを立てただけでSSを書くつもりはないの……」
俺「あらあら?俺ちゃんじゃしょうがないわね?」
俺「もう! そうやって俺はすぐ俺を甘やかして!」
俺「んっふふ?、俺りんは俺俺のことになるとすぐムキになりますな→」
俺「な、何言ってんのよ! 私は別に俺のことなんか……」
俺「……なんだか収集がつかなくなってきてますぅ」
俺「はは、俺は大げさだなぁ! ボクがこの場を収めてあげるから任せてよ!」
俺「えっ! そこは俺じゃなくて私の出番でしょ! 待ってよ……ってうわっ!」ドンガラガッシャーン!
俺「あ! 俺! ……大丈夫? もう、いきなり慌てて走るから……」
俺「えへへ……俺ちゃん、心配してくれてありがとう……」
俺「別に……当然のことよ。もうここは私が歌って占めることにします。構わないわね? 俺」
俺「う?ん、俺のいうことにも一理あるけど……この場を分析するとちょっとそれじゃあ収まりがつきそうにないわね……」
俺「うっう?! わたしは俺さんの歌ききたいです?!」
俺「自分は……俺より俺の歌を聴きたいぞ」
俺「ふふ……ありがとうございます、俺」
21:
春香の学校の教室
俺「天海さん……ちょっと話あるんだけど……いい? デュフッ」汗ボタボタ
春香「え……俺くん、うん、な、なにかな……?」
女1(春香が俺に話しかけられてる……)
女2(身の程を知りなさいよね……あのKMOT……)
俺「こ、これを読んでください!」
 
――そう言って俺くんは私にちょっと汗で湿った手紙を渡してきました
少し……教室の喧騒の声が大きくなって気がしました
春香「あ、あはは。ありがとう、俺くん。家で読んでくるね」
俺「は、はい! お願いします!」ハラドタプーン
春香「ちゃんと返事するから……今日はもういいかな?」
俺「天海さんに読んでもらえれば……嬉しいです。万感の思いを込めて書きましたから……」
23:
春香さんの部屋
春香「俺くんの手紙……どんな内容なのかな……?」
25:
天海春香さんへ
突然こんなお手紙を差し上げて申し訳ありません。 クラスメイトの俺です。
四月に同じクラスになった時からあなたのことがずっと気になっていました……。
俺にはあなたの>>30と>>33がたまらなく魅力的に感じたのです。
だから初めてあなたがテレビの画面に映った時には驚きました……まさか俺以外にあなたの魅力に気づく人がいるなんて……
俺は他の男どもと違ってあなたが有名なアイドルだから好きになったわけでは断じてありません。
あなたの……時折見せる>>35な一面や>>38な表情に惹かれたのです……初恋です、あなたが初恋なんです
だから……時折あなたがお友達を話している時に話題に出る「プロデューサー」にも負けるつもりはありません……
自分勝手な思いをぶちまけてすみません。……でもこうでもしないと……胸があなたへの想いではちきれてしまいそうだったのです。
お返事、いただけると嬉しいです。例えそれが悪い返事だとしても……。
          byあなたの一番のファン
42:
春香「俺にはあなたのプロデューサーとお父さんがたまらなく魅力的に感じたのです……?」
春香「なんで俺くん、プロデューサーさんとお父さんの顔知ってるんだろ……一言も喋ったことないのに……」
春香「なんだか怖いなぁ……」
春香「あなたの……時折見せる801な一面や優しげな表情に惹かれたのです……か」
春香「優しげに見えるんだったら嬉しいなぁ……801っていうのはよくわからないけど……」
春香「なんだかちょっと変な内容だけど……真剣みたいだからちゃんと返事しないといけないよね」
春香「でも……どんな返事すればいいかわからないよ?……うぅっ……」
春香「誰かに相談してみようかな……」
誰に相談する? >>50(P以外)
52:
春香「誰か大人の女性……そうだ! 小鳥さんなら、きっとこういうこと詳しそう……だよね?」
春香「とにかく電話してみようっと」
PrPr
小鳥「はい、音無です」
春香「私、春香です」
小鳥「春香ちゃんが電話なんて珍しいわね。いったいどうしたの?」
春香「えっと、それが……クラスメイトの男の子に、告白されちゃて……」
小鳥「え、こ、こ、こ……告白ゥ!? は、春香ちゃんが!?」
春香「は、はい……手紙をもらったんですけど……なんて返事すればいいかわからなくて……」
小鳥「そ、そう……」
春香「小鳥さんなら……男の人に告白されちゃったりしたこと、何回かありますよね? 相談に乗って欲しいんですが……」
小鳥「え……そ、そうねぇ」
小鳥(私が……男の人に告白されたことなんてあるわけないじゃない……どうしよう……正直にいうか……嘘をついて相談に乗ろうか……)
61:
小鳥「女の子としか経験ないけど……それでも良かったら相談に乗るわ」
春香「えっ、女の子……ですか?」
小鳥「ええ、女の子同士の恋愛は異性間のそれより繊細なものだから十分私でも……対応できると思うわ」
小鳥(何言ってるんだろう……私……)
春香「えっと、はい……わかりました。 それじゃあ、そうですね。ちょっと手紙にわからない言葉があったんですけど」
小鳥「へぇ、どんな言葉かしら?」
小鳥(大人の余裕……大人の余裕を見せるのよ、小鳥……)
春香「手紙に『私の見せる801な一面に惹かれた』って書いてあったんです。これってどういう意味なんですか?」
小鳥「や、やおいな一面!? 春香ちゃんが……801?」……ボーッ
春香「小鳥さん……? 聞いてますか?」
小鳥(春香ちゃん……もしかして私を誘ってるのかしら……)
小鳥(ううん、ダメよ小鳥……アイドルと事務員がそんな関係になったら……)
62:
小鳥「春香ちゃん、801っていうのはね、そのやまなし・おちなし・いみなしの略なの」
春香「あ、や・お・い……なるほど。ってそれじゃあ私って全然魅力がないってことですか!?」
小鳥「う、ううん、ホントは801にはもう一つ意味があって……」
春香「そのもうひとつの意味の方を教えてください!」
小鳥「ええと……そうねぇ、その……やおいって……同性同士の恋愛を表す隠語なのよ」
小鳥「春香ちゃん、心当たり無い? 女の子の友達にべったりスキンシップをしてたとか」
春香「そういえば、そういうことをする友達も……」
小鳥「いるの!?」
春香「いえ、冗談でですよ! 冗談で! そんな……好きとかそういう感情でくっつき合うわけじゃないです」
小鳥「春香ちゃんにとってはそうかもしれないけど……相手の女の子にとってはどうなのかしら」
春香「え?」
小鳥「春香ちゃんにはそのつもりはなくても、相手の女の子は本気なのかも知れないわ」ハナヂタラーッ
春香「こ、小鳥さん?」
小鳥「春香ちゃんに告白してきた男の子も……もしかしたら女の子とまぐわっている春香ちゃんに惹かれたんじゃないかしら」
春香(どうしよう……そろそろ電話切ろうかなぁ……)
>>65 続ける or 切って別の相手にかける
66:
春香「私が女の子とまぐわうって……そんなに魅力的なんですか?」
小鳥「春香ちゃんは自分の本当の魅力をよくわかってないみたいね」
春香「私の……本当の魅力?」
小鳥「ええ、春香ちゃんが一番輝くとき……それはズバリ! 千早ちゃんとの絡みよ!」
春香「千早ちゃんと一緒にいるときの私が?」
小鳥「そうよ! あの頑なな千早ちゃんの心にすっと入っていって『千早ちゃん』って読んであげた春香ちゃんは……私が見た中で一番輝いてたわ」
春香「そ、そういうものなんですね……ありがとうございます、参考になりました」
小鳥「ええ、これからの活動に取り入れてってくれると嬉しいわ」
春香「はい……プロデューサーさんに相談してみます。それじゃあ、夜遅くに相談に乗っていただいてありがとうございました」
小鳥「ええ、春香ちゃん、頑張ってね!」
春香「はい、では失礼しますね」ピッ
春香「はーっ、相談した意味……あったのかな?」
春香「どうしようかな……他に相談する人……」
>>70 電話する相手orPにメール
72:
春香「そうだ、この間ドラマで共演した阿部寛さんなら……大丈夫かな?」
prr prr
阿部「はい、阿部です」
春香「あ……お久しぶりです。えっと『レトリック』で共演した天海春香です」
阿部「あー! 天海さんね、覚えてるよ。元気の良い演技だったからね」
春香「覚えてていただけたんですか……嬉しいです」
阿部「うん、それでなんの用事で電話したのかな?」
春香「えっと、クラスメイトの男の子に告白されちゃって……それで、阿部さんくらいしか相談する人思い浮かばなくて」
阿部「………………それは嬉しいね」
春香「え、ええ、それで……」
阿部「天海さん」
春香「は、はい! なんでしょうか」
阿部「なぜベストを尽くさないのか」
春香「え?」
阿部「君が本当に相談するべき相手は俺じゃないはずだ」
73:
春香「え……でも、私、本当に……」
阿部「よく自分の心に向き合ってごらん。……きっと君の話を真剣に聞いてくれる人の顔が見えてくるはずだから」
春香「……真剣に聞いてくれる人」
阿部「ああ、俺は次のドラマの台本を覚えないといけないから、そろそろ失礼させてもらうよ」
春香「あ、お忙しいところすみませんでした」
阿部「いや、気にしないで。それじゃあ応援してるよ、天海さん。……頑張って。じゃあ」ピッ……ツーツーツー
春香「切れちゃった……私の本当の相談相手……か。誰だろう……そんな人?」
春香「はぁ……どうしよう」
>>80 電話相手orPにメール
82:
春香「私が……本当に、相談しなきゃいけない相手……いつも私のことを見ててくれる人?」
春香「いつも私のそばで支えててくれる人…………」
春香「…………プロデューサーさん」
春香(そっか……私……プロデューサーさんのことが……)
春香(………………好きだったんだ……)
春香「どどどどどどどどうしよう! これじゃあ次会うとき恥ずかしくてプロデューサーさんの眼見られないよ……」
春香「電話で気持ちを伝える……? ダメだよ、プロデューサーさんの声聞いたら、喋れなくなっちゃう……」
春香「とにかく、とにかくプロデューサーさんに……遠まわしにでも伝えたい……どうしよう……」
春香「そうだ……メールなら、大丈夫……かな?」
春香「>>10、これでいいかな……送信、っと」ピトッ
春香「はぁ……やっぱり今は言えないよ……プロデューサーさんに……好きなんて」
ユーガッタメール! ユーガッタメール!
春香「あ! プロデューサーさんからメール……気づいてくれたかな……?」
メール内容はID:JOgvxFqJ0君が責任をもって考えておいてください。俺は風呂に入ってきます。
102:
春香「プロデューサーさんのメール……」
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びっくりした、というのが正直な感想だ。俺は春香が異性から告白されるなんて夢にも思ってなかったから。
もちろん俺が春香を見るときは『アイドル』としてファンに魅力的に映るかだけしか考えてなかったということもある。
だけどそばにいると段々綺麗になっていくのにも気づかないのかもな。
俺は彼女いない歴=年齢で女友達もできたことない><から残念ながらいい相談相手にはなれない.
まあ一般論……というより一人の男として言うなら誠実に相手の告白に答えるべきだと思う。
もちろん春香に表立って恋人を作られたら困るんだけどな。
いつか春香の初恋の話も聞かせて欲しい。トレーナーに伝えれば、レッスンの参考になるかも知れないからな。
明日は早いからもう寝ろよ。おやすみ
P
105:
春香「私だって……告白されることくらいあるのに……プロデューサーさんはひどいなぁ、もう」
春香「でも彼女いたことないんだ……プロデューサーさん、すぐ床屋に行かなきゃいけないくらい髪もフサフサだし、すごく格好いいのに」
春香「……って私何言ってんだろ、今のナシ! 今のナシですよー!」
春香「しかも初恋の話をトレーナーさんに教えちゃうって。もう、女心わかってないなぁ……」
春香「でも……そんなプロデューサーさんのことを好きになったんだけどね」エヘッ



春香「さて! プロデューサーさんにお礼のメールもしたし、明日に備えて寝よーっ!」
春香「……ちゃんと俺くんに付き合えないって言わないとね……」
108:
学校・体育館裏
俺「は、はるるんに俺の想いは伝わったかな……」アブラアセポタポタ
春香「俺くん、……お待たせ」
俺「はるる……天海さん! 全然待ってないです! お、俺も今来たところで」(コミュ障特有の甲高い声)
春香「ふふ、俺くん、そんなにしゃっちょこばらなくていいよ。おんなじクラスメイトなんだから」
俺「でも天海さんは……トップアイドルで……やっぱり緊張しちゃいますよ」
春香「ええっと……それでも今からいう言葉は、クラスメイト同士として聞いて欲しいの」
俺「は、はい……」
俺(デュフフ、これは脈アリかにゃぁ……)
春香「私は……俺くんとは付き合えません、ごめんなさい」ペコリ
俺「え……え?」
春香「私、好きな人、いるの。……とても大切な……あ! これはみんなにはナイショだよ?」
俺「ご、ごめん。俺、天海さんがその……消しゴムを拾ってくれたからてっきり、俺のこと好きなのかと」
春香「えっ……ごめん、友達としか思ってないよ……」
俺「」
110:
春香「でも……俺くんのおかげで自分の、大切な気持ちに気づけたから……」
俺「は、はるるん……」
春香「だから、これからも友達でいようね♪ 俺くん!」
俺「うっうう?」(嗚咽)
春香(……そう、私はまだ自分の気持ちに気付いたばかりだけど……)
春香(いつか……いつかトップアイドルになれたら)
春香(俺くんみたいに……あの人への、プロデューサーへの想いをちゃんと伝えよう)
春香「ホントにありがとうね! 俺くん」
HAPPY END FOR 俺

112:

俺…
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