元ニート提督と時雨と愉快な仲間達back

元ニート提督と時雨と愉快な仲間達


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1:
提督「時雨ぇ……なんだぁ……?」
時雨「提督、朝だよ?起きなよ」
提督「へぁあッ!?」
時雨「提督、ドラゴンボールの見すぎだよ。」
提督「ふっふっふ?、甘いな時雨!ドラゴンボールMADもなのだ」
時雨「それって提督がよく書類の仕事中にパソコンで見てるアレだよね?」
提督「うむ」
時雨「……真面目に仕事しなよ」
提督「」
時雨「せっかくニートから海軍に所属出来て提督になったのに」
提督「」
時雨「これじゃあニートに逆戻りだよ?」
提督「やめてくれ時雨、その話は俺に効く」
時雨「じゃあ次から書類仕事、しっかりやるんだよ?」
提督「……はい……」
時雨「うん、それでこそ僕の提督だね♪」
2:
――数十分後
時雨「そういえば提督、新しい艦が建造されたね。」
提督「おっ♪もうそんな時間か!大和だといいなぁ?」
時雨「新しく来た子をここ(執務室)に向かわせるように工廠の妖精さん達に伝えておいたから、
 もうすぐ来るんじゃないのかな?」
提督「そっかー、とにかく楽しみだぜー」
コンコンコン
提督「おっ♪来たぞ!……じゃなかった。どうぞー」
時雨(まだ建造完了の報告を受けてから五分も経ってないんだけど…)
3:
吹雪「失礼します!司令官!」
提督「ふむ。君が新しく来た艦娘かな?(大和じゃない……だと……)」
時雨「えっ?」
吹雪「えっ?」
提督「えっ?」
時雨「いくら大和が来なかったからって酷くはないかい?」
提督「ああ、すまんすまん。元からいる艦娘だったか。
 通りでここに来るのが早いと思ったら……何か用か?磯波」
吹雪「えっ?」
提督「えっ?」
………………。
4:
提督「えーと……磯野君だったかな?」
吹雪「吹雪ですけど……」
提督「……ああ、そうだった。それで何用かな?用があってここに来たんだろ?フグ田君」
時雨「吹雪だよ」
提督「うむ。では話を聞こう」
吹雪「はい!実は司令官にお願いがあって来ました!」
提督「言っとくけど、死人を生き返えらせたり爆破装置を
 取り除いてくれって言われても出来ないからね!中島君」
吹雪「そんなこと期待してませんー!それと吹雪です!」
時雨(爆破装置?)
提督「それで何だ?その願い事と言うのは?」
5:
吹雪「はい!私、今すぐにでも強くなりたいんです!
 だから、出撃や演習に私を出してもらえないでしょうか!」
提督「えーと……キミのレベルはいくつかな……?」
吹雪「23です」
提督「……がんばれ……」
時雨「提督!力になってあげようよ!」
提督「うーむ……って言うか、今までどうしてたっけ?」
吹雪「レベル1の頃からずっと遠征だけです……」
提督「……マジ……?」
吹雪「はい……」
提督「それは艦娘としてまずいよなぁ……しかし、今からだと演習メンバーは変えられないぞ。
 それに出撃メンバーも急に今から組み直すとなると色々問題あるし……
 ゲームだったらこんな問題無いんだけどなぁ……」
時雨「提督、メタ発言はやめるんだ!」
6:
提督「すまん……しかし、どうする?」
時雨「そういえば第二艦隊の出撃メンバーまだ決まってなかったよね?
 そこに吹雪を入れてみたらどうかな?」
提督「おお!そうだな!そうしよう!」
吹雪「本当ですか!?ありがとうございます!」
時雨「良かったね、吹雪」
吹雪「はい!時雨ちゃんもありがとう!」
提督「では早出撃!!……と、言いたいとこだが第二艦隊の他のメンバーが決まっとらんから
 ちょっと待ってね。穴子君」
吹雪「はいっ!吹雪です!」
7:
提督「ところで何でそんなにも強くなりたいんだ?やっぱりアレか?
 憧れの扶桑や赤城のようになりたいとか?」
吹雪「それもあるんですけど……」
提督「?」
吹雪「私ってアニメで主人公だったじゃないですか?」
提督「えっ?」
吹雪「えっ?」
時雨「提督……話が進まないよ」
提督「めんごめんご。続きどうぞ」
吹雪「アニメ始まるぐらいの時期に私の改二も発表されましたよね?」
提督「?」
時雨「そ、そうだったね……(提督、僕に合わせて!)←小声」
提督「そ、そういやそうだったな!わっはっはー!」
吹雪「……やっぱり……」
8:
提督「何がやっぱり?」
吹雪「私って影薄いですよね……」ズーン
提督「…………。」
吹雪「私……強くなって、吹雪は主人公なんだってみんなに認めてもらいたいんです!
 今の影の薄い自分を変えたいんです!!」
時雨「吹雪……」
提督「なるほど……だったら……」
吹雪「?」
提督「カモンッ!川内!」
バッ!スタッ!
川内「なに?夜戦!?」
吹雪(どうして天井から!?)
9:
提督「川内、命令だ!ここにいるブリザード君のレベリングを行う!
 直ちに神通を加えて出撃準備に掛かれ!」
吹雪「吹雪です!」
川内「って事は……?」ニヤァ
ニマァ
提督「ああ、思いっきり夜戦してこい!」
川内「やったーーー!夜戦だぁーーー!」
吹雪(アニメで夜戦好きみたいな事言ってたけど、本当に夜戦好きなんだこの人……)
川内「よろしくね!ブリザード!」
吹雪「吹雪ですッ!」
提督「旗艦はそこに居るふぶ……ザラキ君だが、実戦指導の方は
 川内と神通に頼むからよろしくな!」
吹雪「今普通に名前呼びそうでしたよね?ていうか、ワザとですか!?
 ワザと間違った呼び方してたんですか!?普通に呼んでくださいッ!」机をバンバン
川内「おっ♪ずいぶん気合入ってるじゃん!ふぶザラキ!」
吹雪「吹雪ですッ!!」机をバァン
10:
――――― 数分後
時雨「吹雪達出撃したみたいだよ」
提督「ああ、報告が楽しみだ」
ガチャ
電「司令官さん、演習の準備が出来たのです」
提督「おう!了解だ電。ちなみに相手は誰だ時雨?」
(この世界の鎮守府や提督はそれぞれ数字で呼び分けられている!ちなみにこの鎮守府は第4鎮守府である)
時雨「今日は第9鎮守府の艦娘達とだね」
提督「そうか……よし時雨、アレをやってくれ!」
時雨「……やらなきゃ駄目かい……?」
提督「気合を入れるのに必要だ……頼む」
時雨「……わかったよ……」
電「?」
11:
時雨「申し上げます!第9鎮守府提督と艦娘があらわれましたぁ!」
提督「ダニィ!?」
電「!?」ビクッ
提督「早征伐に出かける!後に続け!電!」
電「は、はいなのです!」
時雨「提督駄目だよ!もっと情報を集めてからでないと!」
提督「臆病者は付いてこなくても良い!ロリ(電)!早くしろ!」
ガチャ
電「はわわわなのです!」
ガチャ
………………。
時雨「……僕は……お留守番なのかな……?」
………………。
ガチャ
提督「早く来いよ!お前が居ないと始まらないぞ!」
時雨「……うん!」
電「なのです!」
12:
――――― 演習終了後
提督「やれやれだぜ……鈴谷以外入渠とは……」(ゲームだと入渠しなくていいのにな……)
鈴谷「戦ったのは鈴谷達だけどねー」
提督「俺だって指示出したりしただろ?鈴谷!アイアンテールだ!って感じで」
鈴谷「何それ?きっもー☆」
提督「キモくないぞ!アイアンテールだぞ!硬いんだぞ!強いんだぞ!
 ……命中率低いけど……」
鈴谷「や?っぱ動くとお腹減るよねー」
提督「……聞けよ」
鈴谷「それより秘書官の時雨はいつ入渠終わるのー?」
提督「小破とはいえ、レベル高いからなぁ……大体40分ぐらいは
 掛かるんじゃね?」
鈴谷「ふーん……」
提督「しかし、お前はよく無傷だったな!やるじゃーん(鈴谷のマネ)」
鈴谷「ま、当然の結果じゃん?鈴谷褒められて伸びるタイプだから、うーんと
 褒めていいよ!」
提督「はぁ……(どうせ頭撫でたらきっもー☆とか言うんだろ?)」頭をナデナデ
鈴谷「……///」
提督(なん……だと……!?きっもー☆って言わないだと!?)
13:
提督「ま、満足したか……?」
鈴谷「……まだだよ……///」
………………。
提督(な、何なんだこの状況は!?可愛い小動物や駆逐艦の子達を撫でてるのとは
 まるでわけが違うこの感じは何だ!?)ナデナデ
鈴谷「……///」
提督(それに鈴谷の様子が……照れているのか……?たしかに可愛いと思うが……
 気まずいと言うか何と言うか……とにかくこういう空気は苦手だ……)ナデナデ
鈴谷「……///」
提督(とにかくこの状況を何とかしたい……!!しかし、何をしゃべれば……!
 一体どうすれば!?)ナデナデ
鈴谷「……///」
提督(頼む!何かしゃべってくれ!)ナデナデ
鈴谷「……///」
提督(時雨ーッ!早く来てくれーッ!)ナデナデ
鈴谷「……///」
提督(って誰かにこの状況を見られたら寧ろ誤解されるんじゃ……!?
 やっぱり誰も来ないでーッ!)ナデナデ
鈴谷「て、提督」
ビクッ
提督「な、何かな?」
鈴谷「鈴谷も……提督にご褒美あげるね……?」
提督「俺、何かしたっけ?」
鈴谷「……側に居てくれたよ……」
提督「えっ?」
鈴谷「と、とにかくご褒美あげるね!」
提督「な、なにくれるのかな?お菓子かな?」
鈴谷「鈴谷の甲板ニーソ、触ってもいいよ……///」
提督「……えっ?マジ?」
鈴谷「……うん……///」
14:
提督「そうか……では……いくぞ……?後悔するなよ!?」
鈴谷「……うん……///」
バッ
提督「ウィンウィンウィン」
スルスルスル
鈴谷「…………。」
提督「ウィンウィン」
スルスルスル
鈴谷「…………。」
提督「ウィンウィンウィン」
ドゴッ
提督「ガハッ!」
提督LP8000 → 5500
提督「この野朗???!蹴りを入れてくるだと?!」
鈴谷「提督が悪いんだよ!もー」
提督「!?」
鈴谷「提督どうしたの……って嘘!?」
15:
憲兵「どーも?」
提督「」
鈴谷「見られてた……?」
憲兵「ええ、バッチリ見てましたよ」
提督「」
憲兵「身柄を拘束させてもらいますね?」
提督「……おい、デュエルしろよ」
憲兵「デュエル……ですか?」
鈴谷「えっ?」
提督「俺が勝てばこの件は無かった事にしてもらう」
憲兵「いいでしょう……しかし、私は強いですよ?」
鈴谷(提督はともかくこの人まで何応じちゃってるのー!?大体デュエルって
 カードゲームの対戦の事でしょー!?遊んでていいのー!?)
提督「丁度いいぜ!メロンちゃん(夕張)に作ってもらったコイツを
 試す時が来たぜ!」
鈴谷(何それ!?そんなの作る暇あったら強い装備の一つや二つ作ってもらいなYO!)
憲兵「ほう、なかなかいい出来のデュエルディスクですね……
 もちろん負けたら没収ですよ?」
提督「俺は負けないッ!!」
提督&憲兵「デュエッ!!」
鈴谷「……何これ……?」
16:
――――― 第二艦隊出撃終了後
神通「……報告は以上です」
提督「うむ、ご苦労。ところで彼女はどうだった?初めての出撃だったんだけど」
神通「はい、吹雪さんは動きの方はまだ慣れない様子でしたが、知識の多さややる気は感じられたので、
 あと数回出撃で経験を積めばすぐにでも第一艦隊の出撃や演習などに加えても支障は無いと思われます」
提督「なるほど、アニメ吹雪と同じ感じか」
神通「え、ええ……まあ……」
夕立「てーとくさん!夕立戦闘で吹雪ちゃんをフォローしたっぽい!褒めて褒めてーっ!」
提督「そっか、ありがとな!夕立」頭をナデナデ
夕立「ぽい?♪」
時雨(夕立いいなぁ……)
夕立「あと、睦月ちゃんも吹雪ちゃんに負けないぐらいがんばってたっぽい」
提督「ほお」
神通「睦月さんは自分の能力の低さを気にしている様子でしたが、それでも自分に出来ることを
 精一杯やろうという気持ちは感じられましたし、吹雪さんに負けないようにとがんばっていましたよ」
提督「そっか……(だったら吹雪と一緒にレベリングに出して正解だったかな?)
17:
提督「あと神通は何か意見とか質問とかあるか?」
神通「いえ……あっ、一つだけお聞きしていいですか?」
提督「なんだ?」
神通「はい、なぜこのメンバーでレベリングをしようと?
 いつもならレベリングの子は一人だし、戦艦や空母の方々を加える筈なのに……何か考えでもあるのでしょうか?」
提督「いやぁ……何て言うか……」
時雨(ただノリでアニメ編成にしてみたかっただけなんだね……)
提督「ほ、ほら!実戦経験の無い子一人だけじゃあ張り合いとか無くてつまらないだろ?
 それに戦艦とか入れたらMVP取れないだろうし……たまにはこんなレベリング編成もいいだろ?
 神通もたまには姉妹艦と出撃ってのも悪くなかっただろ?」
神通「ええ、そうですね。久々に姉さんと那珂ちゃんとの出撃は不安もありますが、同時に心強くもありますね」
提督「そうそう!そういうワケだから、明日もこんな感じで頼むぜ」
神通「はい、では私はこれで……」
提督「ああ、あと川内と那珂ちゃんに明日もよろしくと伝えてくれ」
神通「はい、では失礼します」ガチャ
18:
提督「さて、じゃあ吹雪と睦月が戻るまで夕立と遊ぶかな?」
夕立「何して遊ぶっぽい??」
時雨「駄目だよ二人共!これから書類の仕事があるんだ!遊んでる暇なんて無いよ!」
夕立「時雨ケチっぽい?」
ムッ
時雨「あまりワガママ言うと怒るよ?」
提督「まあまあ……じゃあ休憩しないか?
 時雨はがんばり屋さんだからな!体を休めないともたないぞ?」頭をナデナデ
時雨「んっ……///」
夕立「時雨すごく嬉しそうっぽい?!」
提督「そうだな、カワイイぞぉ!腐☆腐」
時雨「もう……からかわないでよ……」
提督「はっはっはっはっは!」
21:
―――――数時間後
提督「はぁ?、やっと終わったぞ?!書類しごと?」
時雨「お疲れ様提督。今日は真面目に出来たね」
提督「ああ……これで今日は自由でいいんだよな?」
時雨「忘れたのかい?吹雪達が来るのを」
提督「そういやそうだったな……」ガクッ
時雨「ふふ……お茶持って来るね」
提督「だのむー」
夕立「zzzz……ぽい?……」
提督「夕立は予想通り寝オチか……」
コンコンコン
提督「」ビクッ
ガチャ
吹雪「失礼します!吹雪、睦月、ただいま戻りました!」
提督「ご、ご苦労!深雪君、睦月君、初めての実戦はどうだった?」
吹雪「吹雪です」
提督「えっ!?雪降ってたの!?」
吹雪「ちーがーいーまーすー!」
睦月(吹雪ちゃんテンション高いなぁ……)
22:
提督「冗談はこれぐらいにして……で、どうだった?」
吹雪「はい、それが……なかなか考えてるふうにはいかなくて……
 夕立ちゃんや神通さんのフォローのおかげで中破で済みましたが次はどうなるか……」
提督「でえじょうぶだ。大破しても高修復材がある!」
吹雪「…………。」
睦月「…………。」
時雨「…………。」
提督「…………。」
時雨「……睦月ちゃんはどうだった?」
提督「アハッ☆」
睦月「私も吹雪ちゃんと同じで思ってるように体が動かなくて……」
提督「そっか……じゃあ二人共、次はうまく……いや、納得いく動きを出来ると思うか?」
吹雪&睦月「…………。」
吹雪「……やっぱり……私じゃ駄目なのかな……みんなの足を引っ張ってばかり……
 ずっと遠征だけしてればいいのかな……」
睦月「そんな事ないよ!吹雪ちゃんは一生懸命がんばってたよ!むしろ私の方が
 何も出来なかったよ……」
吹雪「睦月ちゃん……」
23:
提督「……お前等言っとくが、初めはうまくいかないのはあたり前だぞ?」
吹雪「でも……」
時雨「お茶どうぞ」
提督「ありがと。信じられないかもしれんが、今お茶を持ってきてくれた
 ウチの駆逐艦最強の時雨だって初めは駄目駄目だったんだぜ?」お茶ズズーッと
吹雪&睦月「えっ……?」
夕立「zzzz……ぽい?……」
提督「あとそこで寝ているウチの駆逐艦エースの夕立も初めは全然戦果が
 上げられなくてなぁ……なあ?時雨?」
吹雪「時雨ちゃん本当なの?」
時雨「うん……本当だよ!僕も夕立も全然活躍出来なくて……今の吹雪と睦月
 みたいな感じだった……」
吹雪「あの夕立ちゃんが……」
提督「あん時はほんと二人共よく泣いてたっけ?」
時雨「そういう提督だって仕事に慣れてなくて涙目だったじゃないか!書類山積みでさ」
提督「あっ!?バカ!それを吹雪達の前で言うな!俺の威厳が……」
時雨「提督だって僕たちの事しゃべったじゃないか!だからこれでお相子だね」
提督「くっ……」(あ、悪魔たん……)
24:
吹雪「ぷっ……」
提督「わ、笑うんじゃあない!」
吹雪「ご、ごめんなさい!でも、みんなそうなんですね!何て言うか……少し安心しました」
提督「そ、そうか?それならいいが……」
吹雪「睦月ちゃん!私達まだまだ未熟だけど、がんばろ!
睦月「う、うん!」
提督「あー、あと二人のこと神通が褒めてたぞ。二人とも一生懸命がんばってたって!
 やる気があるって」
吹雪「ほ、本当ですか?」
提督「ああ、この調子で少しずつでいいから自分のいい所を生かして強くなれ!ってさ!」
睦月「やったね吹雪ちゃん!私達足手まといって思われてないよ!」
吹雪「うん……良かったぁ……」
提督「まあこの調子ならすぐにでも改二になる事が出来そうだな!がんばれよ!」
吹雪&睦月「はいっ!」
吹雪「よーし!睦月ちゃん!これから二人で演習しない?」
睦月「うん!張り切ってまいりましょー!」
提督「あまり無茶すんなよ!初雪」
吹雪「吹雪ですーーー!!」
26:
――4ヶ月後
提督「あれから4ヶ月経って、あの二人は改二になった!どんな風に変わったかな?
 オラワクワクすっぞ!」
コンコンコン
時雨「来たよ!」
提督「どうぞー」
ガチャ
吹雪&睦月「失礼します!」
提督「!?」
時雨「二人共、改二おめでとう!」
吹雪&睦月「ありがとう時雨ちゃん!」
提督「お、俺の台詞が……」
吹雪「あのっ……どうですか司令官?」
提督「ああ……えっと……お前顔変わった……?」
吹雪「そうですか?」
提督「なんつーか……痩せた?」
吹雪「ああ、最近ちょっと痩せたかもしれません」
提督「それに比べて睦月はあんまり変わらないな」
睦月「でも前よりは強くなったんですよー!」
提督「ほう!それは楽しみだなぁ」
27:
睦月「それに吹雪ちゃん改三に変身も出来るようになったの!」
提督&時雨「えっ!?」
提督「……えーと……ごめん睦月ちゃん。もう一度いいかな?」
時雨「うん……僕もちょっとよく聞こえなかったかな?」
睦月「ですからー、吹雪ちゃんが改三に変身出来るんですよー!」
提督「……時雨ちゃん……あいつ改三になれるような話聞いてる?」
時雨「ぼ、僕もそんな話初耳だよ……」
吹雪「私の変身を見せるのは……睦月ちゃん以外にはありませんでしたが、
 私に期待してくれた司令官と時雨ちゃんには特別に見せてあげますよ……」
提督「じ、冗談だろ?それか俺が普段からかってる仕返しのドッキリーだろ?」
ゴゴゴゴゴゴゴ………………
吹雪「なら見ててください……私の更なる力をッ!!」
時雨「!?」
提督「フリーーーーーーーーザーーーーーーーーー!!」
28:
―――――吹雪&睦月レベリング2日目
提督「……という夢を見たよ」
時雨「……仕事しなよ」
提督「」
コンコンコン
時雨「どうぞー」
ガチャ
吹雪「失礼します!司令官!」
提督「」
吹雪「あの……しれーかん……?」
提督「フ……」
吹雪「?」
提督「フリーザ!?」
吹雪「吹雪です!!」
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