絵里「センター決めって大変よね……」back

絵里「センター決めって大変よね……」


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1:
真姫「―――だから私よ!この私がセンター。これで決まり!」
にこ「真姫ちゃんがセンター?ありえないよねー?」
真姫「はぁ?ニコちゃんがセンターの方が、よっぽどないわよ!」
にこ「そんなことないニコ。一番ふさわしいのは、このニコニ―☆」
真姫「ないない。そんなのない!」
にこ「その言葉、そっくり返してあげるニコ!」
真姫「いらない!」
にこ「遠慮しないでいいんだよ?」
真姫「いらないって言ってるでしょ!」
絵里「ね、ねえ…………」
5:
真姫「ニコちゃん、センターには何が必要?」
にこ「アイドルへの想い。これだよねー♪」
真姫「想い?はぁ?なにそれ」
にこ「残念な真姫ちゃんには、わからなくてもしょうがないニコ♪」
真姫「なっ……ち、違うわよ!そんなわけわかんないのじゃなくて……」
にこ「じゃあなにが必要?あ!お尻の大きさ?」
真姫「そんなわけないでしょ、ニコちゃん!」
絵里「あの…………二人とも……」
6:
絵里(はぁ…………)
絵里(いつものことだけど、センター決めで揉めるのよね)
絵里(ニコと真姫が自分がセンターって言い張って―――)
絵里(何日も言い争った結果、結局じゃんけん大会に…………)
絵里(穂乃果や海未にセンターってどう決めてるか、聞いたことがあるんだけど)
絵里(基本的に、歌のイメージに合わせるようにしていて―――)
絵里(ちゃんと話しあって決めているらしいし……)
絵里(……なんで、うちのユニットだけこうなのかしら……)
7:
真姫「センターにはかしこさ。これが必要なの!」
にこ「かしこさ?なんで?」
真姫「いい?ユニットのイメージはセンターの影響が大きい!」
にこ「うん」
真姫「そのセンターがバカなことでもしてみなさいよ!」
真姫「ファンはどう思う!?」
にこ「あー……ちょっと頭の弱い子たちなのかなって思うかも?」
真姫「でっしょー?」
8:
にこ「だけどさ真姫ちゃん。あえてそういうのをするっていうのも―――」
真姫「それはもう間に合ってるでしょ?」
にこ「あ、そうだったニコ♪」
真姫「そういうのは、凛たちに任せておけばいいのよ」
にこ「うんうん。のぞみんたちガンバレ!ニコは応援してるニコ☆」
真姫「―――だから、まきちゃんユニットはバカじゃダメ。かぶっちゃう」
にこ「……真姫ちゃんユニットじゃなくて、ニコニーユニットだよ?」
絵里(なんか、ひどい言い様ね…………)
絵里(……ところで。ユニットリーダーって誰だか知ってるかしら?)
9:
真姫「私たちは、クールなかんじが求められている。そうでしょ?」
にこ「そうニコね」
真姫「クール。すなわちかしこさなのよ!」
にこ「えー……なんかずれてない?」
真姫「つまり、かしこさこそセンター!はい、私がセンター!」
絵里(かしこさ…………私もいけるわね……うん……)
絵里(…………)
絵里(争ってるわりに、いつも楽しそうに話すのよね)
絵里(……混ざっちゃえば、楽しそうかも)
絵里(私もセンター争いに参加してみようかしら……)
10:
にこ「待って。真姫ちゃんがかしこい?寝言かな?」
真姫「さすがにそれは苦しいわよ、ニコちゃん。満点生産機の私に」
にこ「確かに、テストの点は取れるかもしれないけど……それってかしこさなの?」
真姫「当然よ!数値として現れる、最善の判断基準じゃない」
にこ「……ふーん。でもさ、それって、ホントのかしこさなのかな?」」
真姫「どういうことよ?」
にこ「ホントのかしこさは、相手に望まれた行動を瞬時に起こせる―――」
にこ「そういう頭の回転のさだよ。ね?絵里ちゃん?」
絵里「え?ま、まあそうね……」
絵里(何で突然話を振ったのよ……)
14:
真姫「それなら、私だって……」
にこ「真姫ちゃんはさー……こう、咄嗟の質問とか対応でき無さそうだよねー♪」
真姫「そ、そんなことないんだから!」
にこ「好きな人は?」
真姫「は!?え?…………」
にこ「好きな人は?」
真姫「えっと……りょ、両親」
にこ「ほら。ダメダメニコ」
15:
真姫「ならニコちゃんはどう答えるの?」
にこ「好きな人?それは―――ファンのみんなニコ!」
真姫「…………なっ」
にこ「どうかな真姫ちゃん?これがかしこさニコ♪」
真姫「…………」
にこ「うん?どうしたのかなー、マッキー?認めちゃった?
にこ「ニコのか・し・こ・さ」
真姫「ニ、ニコちゃんより、私の方がかしこいの!」
にこ「まだ言うニコ?ニコの方がかしこい!」
真姫「かしこいのはこの私!まきちゃんよ!」
にこ「真姫ちゃんは暗記だけ。真にかしこいのは―――ニコ!」
絵里(私は?……私は?)
16:
真姫「かしこいって言うのは、まきちゃんの枕詞なんだから!」
にこ「それは間違いだよ?ニコの枕詞ニコ!」
真姫「かしこいは、わ・た・し!」
にこ「ニ・コ!」
絵里(………………今がセンター争奪戦に参加するチャンス)
絵里(ここで、私が一番かしこいわ!って言えばいいのよね!)
絵里(…………うん、言ってみましょう!)
絵里「………………あの!」ガタッ
17:
真姫「な、なによエリー!いきなり椅子から立ち上がって」
にこ「まさか、エリーチカが一番かしこい!とか言いださないよね?」
真姫「ええ?言うわけないでしょニコちゃん」
にこ「だよねー♪」
絵里「え…………そ、そうね。なんでもないわ……」カタン
真姫「もう、びっくりさせないでよね」
絵里「ごめんなさい……」
絵里(………………)
20:
真姫「まあかしこさは互角としたら、次にかわいさよね」
にこ「かわいさなら、ニコが圧倒しちゃうよ?」
真姫「ニコちゃんが束になっても、このまきちゃんには勝てないけど」
にこ「なに?真姫ちゃんまだ寝ぼけてんの?」
真姫「はぁ!?事実でしょ!」
にこ「ニコの方がかわいいことは事実ニコ☆」
真姫「ねえニコちゃん……鏡って知ってる?」
絵里(…………)
絵里(かわいさ…………私も結構いける……よね?)
21:
にこ「客観的に見て、ニコの方がかわいい」
真姫「どう考えても、ニコちゃん補正が入ってるでしょ」
にこ「そんなことないよぉ?かわいいのはニコだよね、絵里ちゃん?」
絵里「ええ?ど、どうかしら……」
絵里(だからなんなのよ、唐突な振りは)
絵里(もしかして、センターの取り合いに参加しろって言ってるの?)
絵里(…………あ!)
絵里(求められていたのは―――いや、私よ!って言うセリフだったのね……!)
22:
真姫「どう見ても、私のほうがかわいいよね?」
にこ「かわいさって言うのは、容姿だけじゃないんだよ?」
真姫「なによ。容姿で勝てないからってヘリクツ言うの?」
にこ「かわいさには愛想も大事ニコ☆まあ容姿もニコの勝ちだけど」
真姫「愛想…………」
にこ「そう。例えば―――笑顔!はい笑って真姫ちゃん!」
真姫「え……こ、こう?」ニコッ
にこ「ほら。本当にダメダメだよねー?」
23:
真姫「完璧でしょうが!」
にこ「固い。固すぎて顔が死んでるニコ」
真姫「なによそれ。ならニコちゃんはどうなのよ」
にこ「見ててね真姫ちゃん」
にこ「にっこにっこにー☆」ニコッ
真姫「…………」
にこ「どう?かわいすぎちゃって、固まっちゃったニコ?」
真姫「違う違う。突然何してるの、この人って……」
にこ「またまたー♪ニコのかわいさに、びびっと来たニコね!」
真姫「そんなわけないでしょ!かわいいのはこの私!まきちゃんよ!」
にこ「真姫ちゃんは二番目。一番かわいいのは―――ニコ!」
絵里(…………私は何番なの?)
25:
真姫「かわいいって言うのも、まきちゃんの枕詞なんだから!」
にこ「だから間違いだって。ニコのものだから!」
真姫「かわいいは、わ・た・し!」
にこ「ニ・コ!」
絵里(………………)
絵里(……来たわね。行くわよ、行くわよ!)
絵里(私が一番かわいいわ!って言えばいいのよね!)
絵里(…………よし、言うわ。今、言うわ。さあ、言うわ!)
絵里「………………ねえ!」ガタッ
26:
真姫「え、エリー!あなた、またなの!?」
にこ「どしたのエリチカ?」
真姫「まさか、エリーチカが一番かわいいから!とか言わないわよね?」
にこ「でもぉ♪ニコ、そんな絵里ちゃんも見てみたいニコ♪」
絵里「え…………あ、違うのよ。うん……」カタン
真姫「いきなり立たれると、心臓に悪いんだけど」
絵里「ごめんなさい……」
絵里(………………)
27:
真姫「まあ、結局私よね?」
にこ「いやいやニコだよね?」
真姫「よく考えてみなさい。ニコちゃん」
にこ「……なにを?」
真姫「センターと言えば中心よ?それが、ニコちゃん?地味でパッとしないじゃない」
にこ「地味?ニコのどこが地味ニコ?」
真姫「……私と比べれば一目瞭然よ。見なさい!私を!」
にこ「ええと、お尻が大きい……」
真姫「それはほっといて!ほら、知性が!品の良さが!あふれ出て、輝いてるでしょ!」
にこ「感じないニコ。それならぁ、ニコの方がインパクトがあるよね☆」
真姫「どこがよ」
絵里(…………私だってほら、金髪だし。スタイルだって……うん……)
29:
にこ「ニコはぁ―――まずこの髪!」
真姫「黒髪のおさげ?とってもじっみー。インパクト0ね」
にこ「わかってないなよねー、真姫ちゃんは。ね、エリーチカ?」
絵里「うぇ?……あ、まあいいたいことは何となく……」
絵里(全然わからないけど…………)
31:
真姫「いみわかんない。説明しなさいよ」
にこ「普段おさげのマジメな雰囲気のニコ!」
真姫「ん?ニコちゃんがマジメ?ないない」
にこ「雰囲気だから。なんかさ、話が通じないよね?」
にこ「……あ、ニコはホントに真面目だけど」
真姫「わかりにくいのよ、ニコちゃん」
にこ「…………真面目なニコ!」
真姫「…………」
にこ「――――でも、ツインテールにすると……」
にこ「アイドルオーラ爆発!すごいインパクトニコ☆」
真姫「はぁ……それなら私だって。ほら髪型変えればいいのよね?」
にこ「もう本当にさあ……ダメダメすぎて、ニコ泣いちゃいそうだよぉ……」
32:
真姫「何が違うのよ!」
にこ「髪型を変えても、イメージが変わらないとダメなんだよ?」
真姫「…………イメージ?」
にこ「結ぼうがほどこうが、真姫ちゃんはイメージあんまり変わんないニコ」
にこ「ニコみたいに、ツインテールにすればまだわかるけど」
真姫「イヤよ。子供っぽいし……」
にこ「真姫ちゃんには似合わないもんね?」
真姫「似合うわ!私には何でも似合うもの」
絵里(私もサイドテールとかにしたら、イメージ変わるかしら……)
33:
真姫「とーにーかーく!みんなが私に注目するわけよ。私が出れば!」
にこ「坊主で?」
真姫「普通の髪型で!そう、私のにじみ出るインパクトにもう釘づけ!」
にこ「お尻に?」
真姫「だからお尻から離れてよ。もうやめてよ、ニコちゃん…………」
絵里(なんだか、こっちも傷つくわ……)
絵里(ヒップが一番大きいの、私だし…………)
35:
真姫「いい!?ファンが求めてるのはこの、まきちゃんなんだから!」
にこ「真姫ちゃんファンって、真姫ちゃん一人でしょ?」
真姫「はぁ?」
にこ「うん?」
真姫「―――とにかく!センターは、わ・た・し!」
にこ「センターは、ニ・コ!」
絵里(………………)
絵里(……今度はちゃんと言うわ!)
絵里(センターは私!って……)
絵里(それで二人と言い争いを楽しむのよ!)
絵里(………………行くのよ、エリーチカ!)
絵里「………………二人とも、聞いて!」ガタッ
37:
真姫「もう!エリー!今度はなに!?」
にこ「なにか言いたいことがあるニコ?」
絵里「……そ、そうなの」
真姫「なんだ、それなら早く言わないとダメじゃない」
にこ「そうそう。絵里ちゃん、どうしたの?」
絵里「ええと…………」
真姫「ええと?」
絵里「その…………」
にこ「その?」
絵里「―――セ、センターはエリーチカがやりたい!!」
41:
真姫「…………え」
にこ「…………うん」
絵里「………………」
真姫「…………」
にこ「…………」
絵里(え……なに?なんなの!?この反応…………)
43:
真姫「エリーがやりたいなら、それでいいと思うわ」
真姫「あなたの気持ちに、気づかないでごめんなさい……」
にこ「うん。ニコもそれでいいニコ」
ニコ「ごめんね、絵里ちゃん。ずっとやりたかったんだね……」
絵里「え…………あ、その…………」
真姫「じゃあ決定ね」
にこ「そうだね」
絵里「………………」
絵里(あ、あれ?わいわい言い争うんじゃないの…………?)
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