P「右手を骨折した…」back

P「右手を骨折した…」


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1:
P「これで慰安旅行はキツいが……律子、小鳥さん、そして俺」
P「三班に分かれてのお忍び旅行だから、出ない訳にはいかないんだよなぁ」
P「俺のグループは秘湯温泉への二泊三日で、メンバーは俺と……」
※貴音、響、美希、真、伊織、真美、亜美の中から
適当に登場キャラを、1レス一人ずつ、三人まで選んでください。(上記キャラのみ)
安価↓3
17:00までレスが付かなければ、こっちで勝手に選抜メンバー決めます。
『ア○ル』『ア○ル』『ア○ル』
2:
貴音
3:
まこりん
4:
ミキ
6:
※それと、今回はずっとア○ルな話なので、苦手な人は気を付けてね
8:
 旅行前日 765プロ事務所
P「貴音と、真と、美希か」
P「三人とも今日は、『準備が有る』と伊織の家に行ったな……何の準備をするんだ?」
P「よし、戸締まりも大丈夫。俺も帰ろう」ガチャガチャ
P「本当は、万全の状態で行きたかったけど……」
P「でもまぁ、この右手の骨折だって、アイドル達を倒れた機材から守った勲章なんだから、どうって事は無い」チラッ
P「それに、俺がツラそうな顔をしてたら皆が楽しめないもんな……」
P「笑顔だ、笑顔!!」ニコリ
P「明日からの旅行を楽しむぞー、おーーっ!!」
15:
 一日目夜 温泉宿の一室
真「やっと着いたー」ドサッ
P「ははっ、バスの乗り継ぎお疲れ様」
P「……」
P「ごめんな……俺の手がこんなでなけりゃ、車に乗せて来れたんだが」
貴音「あなた様、どうかお気になさらず」
貴音「この手は、この傷は、わたくし達にとっての騎士。頼りに、愛おしくは想いましょうが……」
美希「その逆はないのっ」ニコリ
真「ボク達がフォローしますから、一緒に楽しみましょう!! ねっ、プロデューサー」ニコリ
16:
P「そっか……」
P「それじゃあ世話になるよ、甘えさせて貰うから覚悟しとけ」ニコリ
美希「あはっ、ミキ船に乗ったつもりで安心してねハニー」
P「おおっ、そりゃ頼もしい」
P「……っと、そうだ」
P「ここは俺の部屋だぞ? お前達は、この隣だ。荷物はそっちに移しとけよ?」
真「えーっ」
美希「そんなのってないの!!」
17:
P「はいはい、文句言わない。ご飯のお膳はまとめてここに運ばれて来るから、その時は来て良いぞ?」タッ
貴音「あなた様、どちらへ行かれるのでしょうか?」
P「えっ? ああ……トイレだよ」
P「この宿、部屋にトイレが無いからさ。通路の共同トイレまで行って来ます、だ」
P「あっ、でもトイレの設備自体はきちんとしてるみたいだから、心配ないぞ?」
P「じゃあ、戻って来るまでに部屋へ荷物持ってけよー」ガチャッ
美希「はーいなの」ショボン
真「トイレ、か……」
21:
 温泉宿廊下
P「……」
P(内装は綺麗だけど、さすがに平日の、しかも山奥の旅館だと他に客は居ないか)キョロキョロ
P(まぁ、だから選んだんだけど……)
P(慰安旅行ぐらい、変装無しでリフレッシュさせてやりたい)
P(山道を少し下れば小さな町が有るし)
P(そこを皆で、ゆったりとブラブラするのも良いかもな)
P「……っと、トイレは、ここか」
P「手前が女子トイレで、こっちが……男用だな」スタスタ
22:
P「……」タッ
P(しかし、小便器の前へ立ってはみたものの……)
P「やっぱ痛い。右手は使えないよなぁ」
P「と、なると……方向修正はしっかり頼むぞ左手」
真「……」ヒョコッ
真「あっ、やっぱり手間取ってる」クスクス
P「……」
P「見れば分かると思うが、男子便所だぞ?」
23:
真「へっ、知ってますよ?」
P「おい……」
真「いやだなぁ、プロデューサー」
真「ボク、プロデューサーのお手伝いに来たんですよ?」
P「お手伝いって……何を?」
真「……」
真「右手、使えないんですよね?」
真「だからボクが、プロデューサーの右手になります」ニコリ
24:
P「いや、気持ちは嬉しいが、そこまでして貰わなくてもだな……」
真「んーっ、えいっ」ダキッ
P「ま、真っ!?」ビクッ
真「ボクにしておいた方がいいですよ?」
真「ボクが断られても、次は美希が来ます。そして美希も断られたら、次は……」
P「もういい。誰かしらは来るんだな?」
真「はいっ。そう決めたので。それに万が一こうやってる所を見られても、ボクなら男だって言い張れますから安全ですよ?」
真「それとも、美希に代わりますか?」ニコリ
25:
P(美希は、一番マズい気がするな……)
真「変に考えないでくださいプロデューサー」
真「介護を受けてるって思えばいいんです。こっちも、そう接しますから」
P「でも、アレに触るよな?」
真「触りますよ? あくまでオシッコの補助としてですけど……」
真「あー、分かりましたよプロデューサー?」ジーッ
真「もしかして、エッチなこと考えちゃってます?」ニヤニヤ
P「なっ!? 考える訳ないだろっ!!」ビクッ
30:
真「うっそだぁー」ニヤニヤ
P「嘘じゃないよ」
真「ホントですかぁ?」ニヤニヤ
P「本当だって……」
真「それなら」スッ
真「ボクに、任せてください……」カチャカチャ
P「ズ、ズボンのチャックだけで良いだろ? なんでベルトを外すんだ!?」
真「えっ? 良く分からないので、ズボンとパンツも全部、下げます……ねっ、と!!」ズルッ
31:
真「……」
真「おおっ!!」
P「……」ブルンッ
P「もう諦めたから、早くしてくれ……普通に漏れそうなんだ」
真「わっ、ごめんなさいっ」
真「で、では、あのっ、そのっ……失礼、します」ギュッ
真「あ、いま、ピクッて」
P「してないよ」
32:
P「……」
P「あー、その……」
P「芳香剤みたいなのが置いて有るだろ?」
真「はい」コクリ
P「だから、先っちょをだな……その辺りへ向けてくれ」
P(何をさせてるんだ俺は!? この世から消え去りたい……)
真「任せてくださいプロデューサー!! こう、ですか?」クイッ
P「ああ、その辺……」
33:
P「っ……」
P(見られてるから心配だったが、普通に出るな)
P「ふぅっ……」ジョロロッ
真「うわっ、出たっ!!」ビクッ
P「おいっ、放さないでくれよっ!?」アセアセ
真「あははっ、大丈夫ですよ、大丈夫」
真「……」
真「うん、このぐらいの大きさなら、大丈夫……」ボソッ
34:
P「んっ、何か言ったか?」
真「い、いえ、なにもっ……」フルフル
真(確認できたよ二人ともっ。これは、早めに教えた方がいいかも)
P「はぁっ、終わった。真、ズボンを上げてくれ」
真「ボク、用事を思い出したので、先に戻りますねっ」サッ
P「はっ? だからズボンを……」
真「ではっ!!」タタッ
P「おいっ、パンツあげてくれー!! マコトー!!」
36:
 一時間後 温泉宿の部屋
P(小さなヒビが入ってるのは手の甲で、固定する必要も無いんだが……)
P「いつっ!?」ポロッ
P(指に力を入れて動かすのは、まだまだ無理そうだな)
美希「ハニー!?」
P「ははっ、箸も持てなくなっちまったよ」
P「仕方ない……左手で持つか」
貴音「お待ちください!!」パシッ
P「貴音……それ拾われると、食えないんだが?」
37:
真「新鮮な魚介類に、お鍋に、炊き込みご飯……」
真「それをこうやって、お膳を囲んで食べるなんて、すごーーくテンション上がっちゃいます」
美希「うんっ。とっても美味しそうなのっ」ニコリ
美希「だけどねハニー? そんなお料理も、ハニーが笑顔じゃないと美味しくないんだよ?」
P「……」
P「と、言われてもなぁ……俺はどうすりゃ」
貴音「フフッ。造作もない事」
貴音「あなた様はただ、わたくし達に身を委ねれば良いのです」ニコリ
38:
P「身を? すまん、分かり易く教えてくれ」
真「あ、つまりですね……」
真「あーん」
美希「アーーン、なの」
貴音「あーん、を致しましょう」
P「……」
P「いやいやいやいやいや」
美希「へっ? ミキはイヤじゃないよ?」
P「そう言う意味じゃなくて」
39:
P「色々とマズいだろ? その、常識的に考えてさ」
貴音「はて?」
真「ボクにあんな事をさせたクセに、今さらですかぁ?」ニヤニヤ
P「なっ、アレは真が!!」
真「まぁまぁ、怒らないでくださいよプロデューサー」
真「こう言うのなんでしたっけ? 両手に花?」
貴音「ふむ……」
美希「ミキ達、三人居るよ?」
40:
貴音「まるで」
貴音「はぁれむ、のようですね……あなた様?」ニコリ
真「ハーレム?」
美希「なの?」
P「はい、ダメダメ!!」
P「そう言うの禁止きん……もがっ!?」モゴッ
真「あーんの一番乗りはボクでしたっ。鶏肉の照り焼きです。どうですか?」
P「んぐっ、いや、美味いけどさ?」モグモグ
46:
P「アイドルとプロデューサーで、何を言ってる?」
貴音「おや? それほど悪い事でしょうか?」
美希「はいハニー、あーーん」スッ
P「あむっ。んぐんぐ……うん、これは美味い!! サーモンか?」モグモグ
美希「カルパッチョ? なの」
P「ああ、これ好きかも。もう一つくれ」
貴音「……」
P「はっ!?」ビクッ
47:
P(何をナチュラルに馴染んで居るんだ俺は!!)
貴音「あなた様? あーん」スッ
P「……」
貴音「……」
貴音「……」
貴音「手が、疲れて……」プルプル
P「戻せよもう。あむっ!! もぐもぐ……これも美味い」モグモグ
貴音「ふふっ」ニコリ
51:
貴音「何を悩む必要が有りましょう?」
貴音「わたくし達は高みを目指す身。それは存じております……」
真「だから、今だけですよ今だけ」ニコリ
真「この旅行中だけの関係でいいんです……」
美希「ハニーに、ミキ達のありがとうを伝えさせて欲しいのっ」ニコリ
美希「いつまでも一番のファンで居てくれるハニーに……あはっ☆」
P「……」
P(ここまで言わせたんだ。これで断るようじゃ、男としても、プロデューサーとしても、失格か……)
52:
P「すぅぅっ」
P「はぁぁっ……」
P「よし、わかった!!」
P「で、俺は何をすればいい?」ニコリ
真「っ、わはぁっ」ダキッ
P「おっ、おいっ!?」
美希「あーっ、真クンずるいのっ!!」
貴音「そう言う訳です、あなた様」ニコリ
53:
P「……」
P「どう言う訳だ?」
貴音「皆が、あなた様をお慕いしているのです」
貴音「あなた様は、それを受け入れ、応えてくれるだけで……」
P「んっ、さっきのあーんみたいに、されるがままで居れば良いのか?」
貴音「左様でございます。最も、その逆もまた然り……」
貴音「あなた様がなさる事も、皆は受け入れましょう」
貴音「その為の準備は、万全に整えていますよ?」クスリ
54:
P「……」
P「例えば?」
真「例えば……」
美希「えっちなこと、なの」クスッ
P「はっ!?」
P「え、えっ、エッチって、お前っ……」ゴクリ
真「あーっ、ノドが鳴りましたよ今!!」ニヤニヤ
美希「いやんなのハニー☆ 慌ててるハニーも可愛いのっ」ダキッ
55:
P「あ、いや、だからさ……」
美希「ハニー?」ムギュウ
美希「でこちゃんにお部屋を借りてね……準備、したんだよ?」
P(そう言えば、三人揃って伊織のとこで何かしてるって……)
P「それはわかったから、取り敢えず離れろ、な?」アセアセ
真「あははっ、プロデューサーの顔、真っ赤だぁ」
P「むっ……」
真「まずは腹ごしらえですよ、腹ごしらえ!! はい、あーーんっ」スッ
56:
P「お、おう」
貴音「それと、食事が済みましたら、此方の錠剤を……」コトッ
P「何だそれ、薬か?」
貴音「はい。傷の治りが早まる薬に、相違ございません」コクリ
P「ん……大丈夫、なんだろうな?」
真「伊織が直接海外から取り寄せたんですよ? 危険性は無いと思いますけど」
P「そっか……なら、飲ませて貰おう」
P「ありがとな三人ともっ」ニコリ
57:
 一時間後 露天温泉の脱衣場
P「バスタオルに、着替えの浴衣に、新しいパンツに……よし、忘れ物は無いと」
P「やっぱり温泉に来たら浴衣だよなー」
P「それと俺の場合、こっちのが手に負担掛からなくて便利だし」カチャカチャ
P「に、しても……」ヌギヌギ
P「他は誰も入ってないのか?」
P「温泉を独占する感じで、何か特した気分だな」
P「でも一応、腰にバスタオルを巻いて……」キュッ
P「おじゃましまーすっ」ガラガラッ
58:
P「……」
P「おおっ!! ひっろいなー」
P「童心に帰って飛び込みたい。そして泳ぎたい……」ウズウズ
P「が、誰も見てないっても、そこは大人。マナーは厳守」
P「えーっと……」キョロキョロ
P「あ、在った在った。まずはシャワーで体を洗うか」
P「風呂椅子に座って」ストン
P「シャワーを出してーっと」シャーッ
64:
P「あー、あったけぇ」ジャバジャバ
P「……」
P「あ、いつもの癖で頭まで濡らしちまったよ……」
P「うーむ。片手じゃめんどいが、頭も洗わないとなぁ」
美希「あはっ、ミキがシャンプーしてあげるねっ」スッ
P「おっ、本当か? 頼むよ」
美希「シャンプーを付けて、ごしごし、しゃかしゃか、なの☆」シャカシャカ
P「あー、誰かに髪を洗って貰うのって、何でこんなに気持ちいいんだろ……」
65:
美希「ミキね、言ってみたいセリフが有るんだけど、いいかな?」シャカシャカ
P「おー、いいぞー」
美希「おきゃくさま、お痒い所はございませんか?」シャカシャカ
P「ははっ、言ってみたいセリフってそれかよ? まっ、分からなくもないけどさ」
P「でも、カユイ所かぁ……」
美希「ハニー、掻いてあげるのは頭だけだよ?」シャカシャカ
P「他の所を言う客なんて居ないだろ?」
美希「そうなの? じゃあ流すねっ」
66:
真「はーい、流しますよぉ」スッ
真「シャワーを掛けますから、目をつむっててください」シャーッ
P「サンキュー、何か至れり尽くせりだな?」
真「いえいえ」ジャバジャバ
P「……」
P「……」
P「んっ? んっ? んんっ!!?」ビクッ
真「どうしたんですかプロデューサー? 流し終わりましたよ?」
69:
P「……」
P「……」
P「さっきからさ? 目はつむってるんだよ」
真「はい?」
貴音「お待たせ致しました」タッ
P「貴音も来たのか……」
P「あ、あのさ、目を開けてさ、お前らの方をさ、見てもさ、大丈夫?」
美希「『さ』が多いのハニー」クスッ
70:
P「答えてくれ。水着とか着てるんだよな?」
真「大丈夫ですよぉ、プロデューサー」ニコリ
P「は、はっ……そ、そうだよな?」
P「じゃあ、目を開けるぞー?」パチッ
P「なぁ、なんで男風呂に……」チラッ
貴音「男風呂?」プルンッ
P「……」
P「きっ、き、着てないだろ!! 全然大丈夫じゃないぞ真っ!!」プイッ
71:
真「バスタオルは巻いてますよ?」
P「足りない足りない!! そんなの、すぐに解(ほつ)れるって!?」アセアセ
P「だいたい、男風呂に入って来てどうする?」
美希「へっ? ここ、女風呂だよハニー?」
P「はっ……うっそ!?」ビクッ
P「時間帯で男女が入れ替わる事は知ってたけど、確かに今は男性の入浴時間だって聞いたぞ!?」
貴音「聞いた? それは誰にでございましょう?」クスッ
P「ああ、確かに聞いた……たか、ね、から」
72:
P「貴音? だってお前、宿の人に男の時間を聞いたって……」
貴音「はい、女将より確かに聞き覚えました」コクリ
P「だったら」
貴音「ですから、『男の入れない時間』を教えたでは有りませんか?」ニコリ
P「……」
貴音「それとも、入浴時間を勘違いしたのは、わたくしのせいですか?」
P「いや、俺が悪いな……」
P「ああもう、負けたよっ!! 好きにしてくれっ。目も開けるぞ?」
73:
貴音「ふふっ。遠慮など必要無し」
貴音「お背中を、お流し致します」スッ
P「ふぅっ、そう、だな……諦めも肝心か」
P「せっかくだし、頼むよ貴音」
貴音「では、ぼでぃそぉぷを付けて……いざっ!!」ゴシゴシ
P「おーっ、これも人にやって貰うと気持ちいいなぁ」
P「スポンジか?」
貴音「左様でございます。ほっ、はっ、とぉ」ゴシゴシ
74:
P「あー」
貴音「……」ゴシゴシ
P「そう言えば、さっきから真と美希が静かなんだけど、どうしたんだ?」
貴音「後ろは、まだ振り返らぬ方が宜しいかと」ゴシゴシ
真「ちょっ、動かないでってば!!」
美希「真くんは、いっつもミキに乱暴なの!!」
P「何か、不穏な言葉が聞こえて来るんだが?」
貴音「美希は、ろぉしょんが苦手なのです」ゴシゴシ
79:
P「貴音……わんもあ、ぷりーず」
貴音「ふふっ、しようがないお方ですね」ゴシゴシ
貴音「ろーしょん。そう申しました」ニコリ
P「聞き間違えじゃ無かったか……」
真「ぼ、ボクは自分で出来るよ!!」
美希「もっとヌルヌルにしなくちゃ、駄目だってミキは思うな!!」
P「まだ、振り向いちゃいけない?」
貴音「今少しお待ちを……ともすれば、こちらも佳境に入りましょう」パサッ
82:
貴音「あなた様……」スッ
P(後ろから、貴音の手が回されて来たぞ!?)ビクッ
P「お、おい、貴音、さん?」
貴音「このような洗い方は、経験お有りですか?」ムギュゥッ
P(もしかして、胸を押し当てられてないかコレ?)
P「このようなっ、て……」ゴクリ
貴音「……」
貴音「ここから、わたくしがどうすると思われますか?」クスッ
83:
P「それは」
貴音「質問を取り違えました」
貴音「どうするのか、では有りませんね」
貴音「あなた様は、わたくしに……」
貴音「どうして、欲しいのですか?」
貴音「どうやって、背中を洗って欲しいのですか?」
P「っ……」
貴音「正直に、お答えくださいませ」ニコリ
84:
P「……」
貴音「……」
P「普通に、スポンジで」
貴音「うそ」
 ずりゅっ、ずりゅっ……
貴音「本音は、このようにっ、このようにっ、んっ、んっ!!」
貴音「乳房をっ、上下に擦り付けられたいのではないですかっ!?」
P「っ、ああっ……」ゾクゾクッ
P(こんな事されたら、誰だって堕ちるって!!)
85:
 ぐりぐり、ぐにゅぐにゅ……
貴音「何事も、素直が一番ですよ?」
P(つか、胸が押し付けられてるから、乳首の感触も伝わって来てるよっ!!)プルプル
貴音「……」
貴音(堕ちますね、ようやく……)クスッ
貴音「ああ、そうでした」
貴音「わたくしとした事が、うっかり言い忘れておりました」ボソッ
P「……」
P「何を、だよ?」
86:
貴音「あなた様の飲まれた錠剤には、副作用が有るのです」
P「副作用っ!? それって……」
貴音「わかって、いるのでしょう?」
貴音「普段のあなた様ならば、もうとっくにここから逃げ出している筈」
P「っ……」ピクッ
貴音「恥じる必要はございましょうか?」
貴音「興奮作用が有るのは確かですが、そう仕向けたのはわたくし達……」
貴音「ならば、全てをその薬のせいにして、どうか……本能の赴くままに」ニコリ
87:
P「……」
P「薬の、せいか?」
貴音「はいっ」ニコリ
貴音「全ての非は、わたくし達に……」
貴音「それとこれは、何度も繰り返しになってしまうのですが」
貴音「その為の準備は、皆が済ませておりますよ?」
真「こっちはオッケーだよっ!!」
美希「あはっ、ドキドキするねぇ」
90:
貴音「ここに居るのは男と女……」
貴音「残る言い訳も、これにてへし折らせていただきます」スッ
P(貴音が離れた……)
P「残る、言い訳?」
真「アイドルとプロデューサーが過ちを犯して、赤ちゃんが出来る……とか。絶対に有っちゃ駄目だって理解してます」
美希「でもねハニー? ミキとするエッチは、心配ないんだよ? ぜったい安全なのっ」
P「まさか、準備して来たって……」
貴音「あなた様。さぁ、こちらへ振り向いてくださいまし」
94:
P「すぅぅっ」
P「はぁぁっ」
P「振り向く、ぞ?」クルッ
P「……」
美希「ハニー」
真「プロデューサー」
貴音「あなた様」
P(目が、逸らせない……)
P(裸の女の子が横に三人並んで、四つん這いになってさ、こっちにお尻を突き出してるとか)ゴクリ
P「ここまでされたら、引けないよ?」
P「それにもう、我慢もできそうにない……」スタッ
95:
 くちぃっ……
真「どうですかボクの? トロトロになってますよー?」
P(手でお尻の穴を拡げて見せるの、反則だろこれ)ドキドキ
美希「ミキのも柔らかくなってるよハニー?」
貴音「ふふっ。どうぞ、お好きな順に……」
「「「めしあがれっ!!」」なの」
P「っ……」
P「ははっ、何か、男の夢が叶ったって感じだ」
P「そうだな、最初は……」
P「うん、決めたっ」
99:
P「真、よろしく頼むよ」ニコリ
真「わっはぁ!! ボクですねっ」
貴音「ふむ、致し方なし」
美希「えーーっ……」
P(そうじゃ、ないんだけどな)
P「貴音、美希……真を押さえててくれないか?」
貴音「はっ? いえ、承知いたしました」ガシッ
美希「むーっ、わかったの……腕でいいよね?」ガシッ
100:
P「あのさ、準備したとか言ってたよな?」
美希「うんっ。真くん、ミキの指なら二本も入るの」コクリ
P「そっか、美希の指が二本ね……」
P「なぁ、真?」
真「大丈夫ですよぉプロデューサー、トイレで見た時に確認し……」
P「覚悟しろよ?」ニヤリ
真「へっ?」
P「こうなったら責任は、取って貰う」シュルッ パサッ
103:
真「……」ジィーッ
真「えええええええっ!!?」ビクッ
真「な、なっ、なんなんですかソレ!!」
真「トイレで見たのと違うじゃないですかっ!?」
貴音「こ、これは……」ゴクリ
美希「おっきぃの……」
真「こんなの無理ですよっ!!」
真「あ、そうだ、最初は美希に……」アセアセ
104:
P「大丈夫、普通サイズだと思うぞ?」
真「ホントですか?」
P「たぶん」
真「嘘だ!! 絶対にウソだぁ!!」
真「うぅっ、うぅぅっ……」プルプル
P「挿れるよ?」
真「……」
真「はい……」コクリ
105:
P「お尻に手、着くからな?」ペタッ
真「ひっ……」
貴音「まさか、これ程の間近で見る事になろうとは」ドキドキ
美希「うわぁ、うわぁっ……」ドキドキ
 にゅぷっ……
P「先っちょを押し付けるぞー?」
真「ひぃぃっ!?」ビクッ
真「父さん、母さん、ボク……女の子になりますっ」ブルブル
P「ふぅっ、力は抜いとけ」
106:
P「まっ、力が入ってても、ローションでヌルヌルだし……」
P「フッ!!」ズッ
 にゅちっ、ちっ……
真「うああっ、あ゙あっ、あっ、ぁ、ぁっ!?」ビクビクッ
真(内側から、押し拡げられてるっ、みたい……息がっ、できっ、な)
真「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
美希「お魚さんみたいに、口をパクパクさせてるの」
P「待ってるから、ゆっくり息を吐け。一番太い所は入ったから、後は楽だぞ?」
真「はぁっ、はぁっ、はぁぁっ……っ、はい」ピクッ ピクッ
107:
真「これも、ゆっくり……ですよ? ゆっくり」
P「ああ、わかってるよ」
貴音「おおっ」ドキドキ
P「ゆっくり、ゆっくり。一ミリ、二ミリ、三ミリっ……」
 ぎゅちちちちっ……
真「ふあっ、あっ、あっ!! あっ!! あぁっ!!」プルプル
P(ぐっ、ヌルヌルなんだけど、すっげぇ締め付け……)
P「まこと、ゴメン!!」
真「へっ?」
108:
真「えっ、うそっ!? ゆっくりって、ゆっくりって!?」
P「ふんっ!!」
 ズンッッ!!!
真「ゆっく、りゅっ!?」ビクンッ
真「あっ、ぐっ……ゆっくいって、ゆったのにぃぃっ!!!」
P「すまん。我慢できなくて、つい……」
真「うわぁぁぁぁん!!」
 ちょろっ、ちょろちょろっ……
美希「あっ!? 真くんお漏らししてるの」
真「見るなぁぁぁぁっ!!」フルフル
112:
真「うぅっ、ぐすっ……」チョロチョロッ
P「……」
P「真、めちゃくちゃ興奮する」
真「し、知りませんよっ!!」
P「ほら、挿れる時はちょっと苦しいけどさ」ヂュププッ
真「きっ、ひぃっ、あ、ぁっ、あっ……」
P「でも、抜く時はちょっと気持ちいいよな?」ニュポッ
真「はあっ、あっ、んっ、んんっ!!」ビクビクッ
113:
真「ああん!! おぉき、絶対に大きいよっ……おっき過ぎですってコレぇぇっ!!」プルプル
真「ぜったい、ぜったいっ、奥までっ、とどいてっ……」
P「普通だよ」
P「まっ、そろそろ準備運動は終わりだ、本格的に動くぞー?」グッ
真「ひっ!?」ビクッ
P「……」
P「ヤメた。真はこう言うのじゃ無かったな? ゴメン……」
真「へっ、プロデューサー?」
114:
真「ボク、我慢できますよ?」
P(我慢させてどうする?)
P(そうじゃない。そうじゃないだろっ!?)
P(真は肉体的なのじゃ無くて、もっとこう精神的な……)
貴音「あなた様?」
美希「ハニー?」
P「……」
P「貴音、美希、もう真を放してくれ」
115:
貴音「そう仰るので有れば」
美希「わかったの」スッ
P(一度、外へ抜いて……)ズルッ
真「ひんっ!? あ、アレっ……もぅ、終わりですか?」
P「真、こっちを向いてくれ」
真「えっ、あのっ……」
P「仰向けになって、寝転がってくれ」
真「あっ、はいっ。こう、かなぁ?」クルン
116:
P「……」
P「まこと」ジィーッ
真「ぷ、プロデューサー?」
真「そんなに見つめられると、恥ずかしいって言うか……」モジモジ
P「前から思ってたけど、可愛いよな」ニコリ
真「ふぇっ!? な、なんですかっ、急にぃ……か、カワイイ、なんて」
P「胸、触ってもいいか?」
真「うぅっ、べ、別に、いいですけどぉ……」チラッ
117:
P「……」
真「だって、ボクのを触るより……」
貴音「どうしたのですか?」
美希「真くん?」
P「俺は、真の胸も魅力的だと思うぞ?」スッ
P(痛いから、乗せるだけなんだけど)ピトッ
真「んっ……」ピクンッ
P「こうやって反応してくれるし、俺の動きに合わせて揺れてくれるし、なっ」ニコリ
118:
P「それにっ……」ギュウッ
真「うわっ!?」
P「こうしてさ? 背中へ腕を回して、抱き締めてるだけでも気持ちいいよ俺は?」
真「プロデューサー」ドキドキ
貴音「……」
美希「むぅー」プクーッ
P「真の心臓の音、早くなったな?」ボソッ
真「ぷろ、でゅうさぁ……」ドキドキドキドキ
119:
真「あのっ、こうして、抱き締めてて貰えますか?」
P「ああ、任せろっ」ギュウッ
真「途中で放したら、イヤですよ?」
P「アイドル一人支えてやれなくて、何がプロデューサーだよ」ニコリ
真「じゃあ、あのっ、そのっ……」
真「プロデューサー?」
P「なんだ?」
真「ボクに、挿れて……ください」ウルウル
120:
真「上手く、言えないけど……せつなくて」
P「っ……」ゴクリ
P「今度こそ、ゆっくり挿れてくからな?」
真「はいっ。ボクの体で、いっぱい気持ちよくなってくださいね、プロデューサー」ニコリ
P「俺の背中に手を回せ。もし痛かったら、爪を立てて耐えてくれ。行くぞ?」
P「ふぅっ!!」ズッ
 ヂュブッ、ヌププッ……
真「はぁ、あっ、入って……んんっ!!」ビクンッ
真(なに、コレ? さっきと全然ちがうっ。ナカのお肉が引っ掻かれてるの、すごく感じちゃうよぉ!!)ギュッ
124:
P「お尻でするセックスってな、きちんと感じる所を刺激されないと気持ちよくないんだ」
P「少しずつ奥まで挿れてくから、感じるとこ……教えてくれ」
 ごりゅっ、ゴリッ、ゴリッ……
真「ふんん、んんんんんっ!?」ビクビクッ
真(感じちゃうとこ? そんなのっ、ぜんぶ感じちゃうよっ!!)
真「ひあっ、ぁ、あっ、あっ……」
真(プロデューサーのおちん○んで、ナカを拡げられながら奥まで突かれるの……スゴく、気持ちぃぃ)
P「そろそろ全部入っちゃうぞ?」ズッ ズッ
P「まだ感じる所に当たんないか?」
126:
真「もう、あたってます。ボクの感じるとこ、あたってますっ!!」ギュウッ
P「おっ、本当か? どの辺だ?」
真「上の……」
P「奥って事か?」
真「っ……」フルフル
真「おなか側、です」
P「あー、はいはい。それで?」ニコリ
真「すこし、浅いとこ……」
127:
P「浅いとこ……って言うと」
P「この辺?」グッ
 ぐりぐり、グリグリッ……
真「んっ……」ピクンッ
真「そこっ、ですっ」コクコク
P「了解。ここを擦るようにするよっ」ニコリ
真(えへへっ、初めてなのにこんなに感じちゃうなんて、ボクとプロデューサーの相性が良いからですよね?)
128:
P「それじゃあ、ゆっくり出し入れするぞ?」
P「ゆっくり、ゆっくり……」
 ずちゅっ、ずちゅっ、ズチュッ!!
真「ふあっ、ぁっ、あんっ!! ぐちゅぐちゅに掻き回されて……ボク、ボクっ!!」
真(こんなのダメだよっ、弱いとこばっかりゴシゴシしてくるなんてっ!!)
真「プロデューサー、ぷろでゅうさぁ!!」ガリッ
P(っ……こりゃ、背中に傷痕が残るな)
貴音「ふっ、んっ……」クチュクチュ
美希「ハニー、はにぃ」キュッ
129:
真「もぅ、ゆっくりじゃ、足りないんです……」ウルウル
P「ああっ、俺もだ。犬みたいに、思いっきり腰を振ってもいいか?」
真「はいっ、ボクを」ギュウッ
真「イカせて、くださ……」
 ズンッッ!!!
真「ひぎっ!? そん、なぁ……急にっ、おちん○ん全部、挿れちゃうなんてぇっ!!」ビクンッ
P「急にでも無いだろ? ほらっ、ここからは本気で行くぞ?」ニコリ
130:
真(ボク、どうなっちゃうのっ?)ドキドキ
P「可愛いよ、真っ!!」
貴音(あのようなモノが、今宵わたくしの中にも……)ドキドキ
美希「っ、んっ、んっ」クチュクチュ
 パン!! パン!! パン!! パン!! パンッ!! パンッ!!
真「すごいぃぃぃぃっ!! ああっ!! あ゙ぁっ!! お尻ぃっ、んんっ、気持ちいいよぉっ!!」
真(そうなんだっ。ボク、プロデューサーのものにされちゃうんだっ。プロデューサーじゃなきゃ、イケなくされちゃうんだっ!!)
131:
P「ぐっ、このまま出すからな!?」
真(ボク、アイドルなのにっ、アイドルなのにっ!!)ギュッ
P「すまん、口を塞ぐぞっ!! んむっ……」チュッ
真「いくいくいくイクイクイク、イっ……んんっ!!?」
 ビュルビュルビュルッ!! ビュクビュクッ、ドクンドクン……
真「ん゙ん゙んんんんっ!!!」ビクビクンッ
真「んむっ、ぷはぁっ……あっ、はっ、ははっ、あははっ」クテン
P「っ、はぁっ、はぁっ、ごめんな? 何か、声がデカそうだったからさ」
P「さすがにここじゃ、音が響くからマズいだろ?」
132:
美希「真くんっ、次はミキだよっ!?」
真「はぁっ、はぁっ、今すごいのキてるんだからっ……話し掛けないで」ピクッ ピクッ
P「けど、その前、に。貴音、シャワーで真を流してくれないか?」ヌポッ
貴音「構いませんが、何故でしょう?」
P「ナカから、精子を指で掻き出してやらないとな」
真「えっ!? まっ、待ってくださいよ!! イッたばかりだから、まだ敏感なんだってばぁ」
美希「ミキも手伝うねぇ」ニコリ
真「ヤメろぉーーーーーっ!!」
133:
 一時間後 温泉宿の部屋
P「へぇー。小鳥さんのグループも、楽しそうですね」
小鳥『ふふっ。豪華客船の貸し切りなんてそうそう無いですし、楽しまないとですよっ』
小鳥『プロデューサーさんの方はどうですか?』
P「いい温泉でしたよ。さっきまで、のぼせた皆をウチワで扇いでましたけどね」
小鳥『くすっ。そちらも楽しそうですね? では、お休みなさいプロデューサーさん』
P「はいっ。お休みなさい、小鳥さん」
P「……」
P「ふぅっ。定時連絡、終わりーっと」ピッ
134:
P「……」
P「けど、結局……」チラッ
美希「むにゃむにゃ、なの」
貴音「すーっ、すーっ」
真「くーっ、くーっ……」
P「布団は俺の部屋に敷いちゃって……これじゃ、二部屋も取った意味が無いぞ?」
P「まっ、そんな旅行も、いいよな」ニコリ
P「ふあーっ、俺も疲れたし、寝よっと」
P「明日は、何が有るんだか……」
147:
 翌日 朝 町へ下る山道
美希「ま、待ってなのハニー」ヨタヨタ
P「だから、下駄は履かない方が良いって言ったろ?」
美希「仕方ないのっ、浴衣にはゲタだって思うな」ヨタヨタ
P「ほれっ、わかったから手を握れ……転ばれたら大変だ」スッ
美希「わぁい、なのっ!!」ボフッ
P「おっ、と。いや……腕を組むんじゃなくて、手を握れって言ったんだが?」
美希「へっ?」
P「まぁ……いいや」ボソッ
148:
P「恋人同士のように振る舞ってくれって、言われてるからな」ニコリ
美希「今だけは、ハニーはミキだけのハニーだよっ?」ニコリ
 回想 早朝
貴音「このじゃんけんの勝者が」
真「プロデューサーを午前中、独り占めって事で」
美希「その間は恋人同士だよハニー?」
P「皆が納得してるんなら俺は構わない……けど、俺が勝ったら皆で川辺を散歩な?」
149:
貴音「あ」
真「せーーーーのっ!!」グッ
美希「ジャン、ケン……」
P「ぽいっ!!」
 回想 終わり
P「でも、この町は初めてだからなぁ……エスコートは出来ないぞ?」
美希「ハニーとデート出来るなら、ミキはどこでもオッケーってカンジなの」ギュッ
153:
P「そっか……」
美希「うんっ」ニコリ
P(俺と歩くだけで、こんなに喜んでくれるんだ。ガッカリはさせられないよな?)
P(例え短い時間だったとしても、求められた役割だったとしても、俺だって全力で応えないと)
P「……」
P「アップにした髪型も似合ってるよ美希。と言うか、相変わらず何でも似合う奴だ」ニコリ
美希「ホント!? 浴衣に合ってるハニー!?」
P「おう、合ってる合ってる。普段隠れてるうなじが見えるだけで、だいぶ色っぽいぞ?」
154:
美希「あはっ、いやんなのっ」ギュウッ
P「この姿を見たら、クラスメイトの男達は、みんな悩殺されちゃうかもな」
P「いや待て。いっそ765プロ浴衣ライブと言う手段も……」ボソッ
美希「ハニー?」ジトーッ
P「あ、すっ、スマン!!」アセアセ
P「……」
P「もう、美希の事しか考えないから」
美希「それなら許すのっ」ニコリ
155:
P「えっと、時間は昼飯を食べるまでだったよなー」
P「服でも買って、プレゼントするか?」
美希「こんなに早く?」
P「あっ、まだ8時半……開いて無い、よな? ははっ」チラッ
P「そうなると……映画を見れる古くて小さな劇場が有るらしいんだが、そこにするか?」
美希「映画、なの?」
P「ああ、朝からやってるってさ」
美希「んーーっ、うん。そこにいこっ!!」クイッ
156:
 山の麓(ふもと)の町
P「ほぉ……」キョロキョロ
美希「みんな浴衣だねぇ」
P「夕方から、ここの神社でお祭りが有るみたいだし、それでじゃないか?」
美希「おまつりっ」ピクッ
美希「ねぇねぇハニー? ぜーったいミキとお祭りに来ようね!?」クイックイッ
P「そうだな……ジャンケン頑張れ美希。応援してるぞ?」ニコリ
美希「ええっ、そんなのってないの!!」
P「ほらほらっ、映画行くぞ映画。好きなの選んで良いから」
159:
美希「あっ、見えたのっ」タタッ
P「おい、危ないから走るなって!!」
美希「だいじょーぶなのー!!」タッタッ
P「さっきはヨロヨロだったろ」
P「……」
P「演技、か? 中学生の女心も見抜けないとは……」
美希「ハニー!!」フリフリ
P「はいはい、待ってくれー」タタッ
160:
美希「んとっ」キョロキョロ
美希「たくさんあるねぇ」ニコニコ
P「そうだなぁ……」
P(上映作品のポスターが、入り口の壁に貼ってあるのは良いんだが)ジィーッ
P「どれも、聞いた事が無いぞ?」
P「この『忍者VS少林寺』なんて、マジで何年前のだよっ」
P(それに先ずもって、こんな数の映画を、一つしか無いホールで上映し切れるのか?)
美希「ハニー、これが見たいの」クイッ
161:
P「この、『花言葉デンドロビウム』ってやつか?」
美希「うんっ」コクリ
P「これも全く知らん。主演の名前も書いてるが……うーん、こんな俳優は記憶に無い」
美希「ミキは初めて見た、かな?」
P「でも、これが良いんだろ?」
美希「あはっ、だからいいんだよっ」ニコリ
美希「おじさーーん、恋人二枚なのー!!」タタッ
P「まっ、待てって!!」タタッ
164:
 シアターホール内部
P(狭いなぁ……普通は階段みたいになってて、何列も縦横に椅子が並んでるんだが)キョロキョロ
美希「貸し切りだねっ、ハニー」ニコリ
P「ははっ、貸し切りと言うか、他に客が居ないと言うか……」
P(数人掛けのソファーが、離ればなれの位置に九つ。こりゃ、商売じゃなくて町民用の娯楽施設だな)
P(さっき受付のおじさんが、「そのビデオでいいの?」なんて言ってたし、たぶん、持ち込んだDVDやBlu-rayなんかも再生してくれるだろ)
P(場所を提供して、大きなスクリーンで好きな映像を見せる……ってとこか?)
美希「こっちー」フリフリ
P「おっ、あいよっ。んじゃ、その真正面のソファーに座って見るか?」
166:
美希「ここ、ここっ」ポフポフッ
P「ソファー叩かなくたって、ちゃんと隣に座るって」ボフッ
美希「えへへーっ」ギュウッ
P(甘えて来る姿は、中学生なんだけどなぁ……)
 ビーーーーーッ
P「あ、ブザー鳴ったな? そろそろ始まるか?」
美希「暗くなったの」
167:
P「……」ジィーッ
美希「……」
P「……」
美希「……」
P(狙い過ぎる程の悲愛映画。演技だって素人そのもの)
P(が、素人演技だからこそ、この映画には合ってる気がする。まだ序盤、それも開始20分なのに……)
美希「んっ、あふぅ」ゴシゴシ
P(隣に座ってる美希は、アクビする真似して、何度も目を擦ってるしな)
168:
P(ストーリーは、これまた狙い過ぎる程の隙間産業)
P(双子の兄妹が報われない禁断の愛に苦しみながらも、お互いに……んっ?)
P「んっ? んんっ!?」ビクッ
美希「あっ……」ジィーッ
P(何か設定上の兄妹が、朝チュンとかじゃなくて、普通にセックス始めてるんですけど?)
P(もしかしてこれ……ポルノ映画じゃね? そりゃ、タイトルを聞いた事も無い筈だよ!!)アセアセ
P「な、なぁ、美希?」
美希「どうしたの、ハニー」ギュッ
172:
P「……」
美希「……」
P「あの、さ……」
美希「うん」
P「映画見て、感化されてないよな?」
美希「かんか、なの?」
P「だ、だよな? いや、変な事を聞いてゴメン」
美希「んー、むずかしくて、よくわかんないの」ニコリ
173:
P「そっか……」
美希「……」
美希「でも、ねっ?」
美希「あのねハニー?」
美希「ミキ……」
美希「濡れてるよ?」ボソッ
P(っ、感化されてんじゃねぇか!!)
美希「どうしてかなぁ、おまたがヌルヌルするの」モゾモゾ
176:
美希「ハニー?」
P「……」
美希「……」スタッ
美希「ハニー」
P「前に立たれると、映画が見えない」
美希「ミキ、ハニーのおちんぽさん……欲しいよ?」
P「おちっ!? れ、冷静になれよっ、ここは部屋じゃないぞ?」
美希「ううん。もぅ、我慢できないの……ミキは、ワガママだから」ニコリ
179:
美希「ねぇ、挿れて?」ウルウル
P「っ……」ゴクリ
P「だ」
P「駄目だっつの、場所を考えてくれ」プイッ
美希「……」
美希「むーっ、一人でするからいいのっ」プクーッ
P「はっ!? えっ!?」
美希「見て、ハニー」パサッ
180:
美希「ミキが、ひとりでエッチするとこ……」シュルッ
P「浴衣を脱ぐなっ!! それに、ぱ、パンツしか穿いて無いぞっ!?」ビクッ
美希「へっ? だって浴衣だから……」
美希「しょーがないって思うな」クスッ
P「うぐぐっ……」
P(やっぱり、デカいよなぁ? どうしたって視線が)チラッ
美希「ん?」プルン
P(あああああああああ!! なんだよこの中学生はぁぁっ!!!)
182:
P(視線を下にズラさないと……)
美希「あはっ、ハニーってばヘンタイさんなの」
P「っ!?」ビクッ
P(こっちはもっと駄目だ!! 濡れたパンツが肌にピッタリと貼り付いてて……アソコの形が完全に浮き出てる)
美希「ミキ的には立ったままするの大変だから、お膝の上、座るね?」ボフッ
P「お、おいっ!?」
美希「んーーーーっ♪ はにぃっ♪」ギュウッ
P「せめてあっち向け!! こっち向くな!! 抱き着くなっ!!」アセアセ
183:
美希「……」
P「っ……」
美希「ハニー?」
P「どうした?」
美希「今は、恋人、なんだよね?」
P「まぁ、そうだな」
美希「……」
美希「じゃあ、ミキのこと……」
184:
美希「あのっ……好き、なの?」ジィーッ
P(なんで急にしおらしくなるんだよっ!? 普通に言ってくれりゃ、こっちだっていつも通りに……いや、違うか)
P(美希は俺に、恋人を求めているんだから)ニコリ
P「ああ、好きだよ」ナデナデ
美希「あっ……」
美希「ミキも、大好きなのっ!!」ニコリ
美希「だから、ハニーの為に、準備するねっ?」
美希「んっ、ちゅぱっ、ちゅっ……」チュルッ
185:
P(自分の中指を舐めて……オナ○ーするって言ったんだから、その準備か?)
P(でも、俺の為の準備って言ったよな?)
美希「っ、ぷはぁっ……」
美希「んっ、少し待っててねハニー?」
美希「最初は、指で馴らさないといけないの」スッ
P「あっ、馴らすって……そう言う」
美希「じゃないと、ハニーも気持ちよくないんだよ?」
P(相変わらず、この状況を誰かに見られたら一発アウト……だったら、もう開き直るしか無いか!!)
186:
美希「すぅぅっ」
美希「はぁぁっ……」
美希「ハニーの見てる前でするのって、すごくドキドキするの」ドキドキ
P「俺も、そうかな……」
美希「んっ……」ツプッ
美希「んんっ、ふあっ、あっ」クチュクチュ
P(濡れたパンツの中に手が入って、お尻の穴に指を挿れてるよなこれ?)
P(ああ、ヤバい。これ絶対にヤバい……もう完璧に体が反応しちゃってるよ)
189:
美希「あはっ、ハニーのおちんぽさん、もう我慢できないんだねぇ?」クスッ
P(バレてるし……)
美希「でも、まだだよ? んっ、まだ、『おあずけ』なの」ニチュ ヌチュ
P(おあずけって、俺は犬かっての)
P「……」
P「なぁ美希、まだ?」
美希「まぁーだ♪」
美希「まだだよ、まだ、まだ……」
190:
美希「はんっ、は、ぁっ、まだ……だよ、はにぃ」ニュプッ ニュプッ
P「うぐっ、ぐっ、ぐっ……」
P「……」プツン
P「美希、このパンツ幾らだ?」
美希「へっ、欲しいの?」
P「違うっ!! ああもう、新しいの買ってやるから、パンツ破くぞ!?」ガシッ
美希「……」
美希「ふえっ!? ま、まだ『待て』だよハニー、そんなのダメなのー!!」ビクッ
191:
P「ぐぎ、ぎっ……」ググッ
P「フンッ!!」ビリビリィッ
美希「きゃあっ!? あっ……み、ミキだって怒るよっ!!」
P「お尻の穴を丸出しで怒られたってなぁ」
美希「それは、ハニーが破いたからなのっ」
P「まぁまぁ、愚痴は聞くから、まずは……」ジジィーッ
P「こうした責任を取ってくれ」ブルンッ
美希「だって、まだ……」
192:
P「大丈夫だって。昨日も入ったろ?」
美希「うぅっ、だけど……」
P「じゃあ、先っぽだけ。先っぽだけ、なっ!?」
美希「んっ。それなら、わかったの」コクリ
 にゅぷっ、ヂュブブッ……
P「ほらっ、一番太いところまで、簡単に入ったよ?」
美希「ひんっ!? こ、ここまでだよハニー!! ここから先はっ……」ビクビクッ
193:
P「えっ?」ギュウッ
P「ここから先は、なんだって?」ボソッ
美希「だってミキ、奥は弱いから……」
美希(抱き締められたの……ハニー、ミキを逃がさない気なんだ? また昨日みたいに、下からミキのことっ)
 ズンッッ!!!
美希「かひゅっ!?」ビクンッ
P「あーあ、早く言わないから、おちんぽさんぜーんぶ挿れちゃったぞ?」
197:
美希「そん、なぁっ……」
P「なんだよ、誘って来たのは美希だろ?」
P「それと、昨日から思ってたんだが」
P「美希ってさ、こうやって正面から抱き締められるの……好きだろ?」ギュッ
美希「っ……」ピクンッ
美希「あうっ……」
美希「そ、そんなこと、ないの」
美希(すき、すきっ、すきっ、大好きっ!!)ギュウッ
198:
P「本当かぁ?」
美希「ホントだもんっ」フルフル
P「その割りには、こうやって強く抱く度に」ギュウッ
美希「ふあぁっ、あっ、はにぃ……」
P「プロデューサー殿のおちんぽさんは、きゅきゅぅぅっ……って、締め付けられちゃうんだけど?」
美希「っ、あっ……」ピクッピクッ
美希「はにぃ、はにぃ!! はなれちゃヤなの。もっと、もっと抱き締めてハニー!!」ギュッ
美希「ミキを、ミキをっ……もっと、感じて?」
199:
P「そっか……」
P「それなら、美希が動いてくれないか?」
美希「ミキなの?」
P「ああ、別に早くすれば良いってもんでも無いしな」
P「美希の感じるように動いてくれ……」
P「そしてついでに、さ? 俺にも、美希を感じさせて貰えると、嬉しいかな?」ニコリ
美希「ハニー」
美希「あはっ、ミキにおまかせなの」ニコリ
200:
美希「じゃあ、少しずつ、腰を上げてくね?」
美希「ふっ、んっ、んんっ……」ギュッ
 ヌチュヌチュ、グチュ、グチュッ……
P「ぐっ!?」ビクッ
P(濡れた肉の擦れる音が、すげぇ響いて来るっ)
美希「い゙っ、くふっ、んっんっん……」プルプル
P(それに、歯を食い縛って腰を動かしてる美希の表情、エロ過ぎだろ)
201:
P「美希っ!!」ギュウッ
美希「ひゃん!?」ビクンッ
美希「そんなっ、だ、ダメだよハニー」
美希「挿れてる最中に……もっと、おちんぽさん大きくしちゃうなんてぇ!!」
P「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ!!」
P「悪いけど、先に一発目を出すからな?」
美希「へっ? あっ……まっ、待ってなの!!」
美希「すぐに抜くから、外にっ……」
205:
P「そうだな、外へ……」
P(いやいや、こんな特殊な事が重なった状況、二度と無いかも知れないのに)
P「フッ!!」ズンッ
美希「くひんっ!?」ズブズブッ
美希「ひぁっ、ぁっ、あっ……またぁ、奥までズブッてぇっ!!」
P(基本、中出しだろっ)
P「出すぞ美希ッ!!!」ビュルビュルッ
美希「イ゙っっ!!?」ビクンッ
206:
美希「あっ、あぁっ……」
美希(ばちゃばちゃって、ばちゃばちゃって……熱いのがたくさん、でてっ……)ギュッ
P「ふぅっ、ふぅぅっ」
P「美希のお尻の中、俺の精子でいっぱいになっちゃったな?」ニコリ
P「それとゴメン。好きに動けとか大人ぶった言い方したけどさ」
美希「っ、ハニー?」
P「やっぱり我慢できない。このまま、続けてしちゃうな?」
美希「へっ? えっ? だってまだミキのナカに、せーし入ったままだよ!?」フルフル
208:
P「こっちの方が、ヌルヌルしてて動き易いだろ?」
美希「うぅっ……」
美希「ハニー、もう一回」
P「もう一回?」
美希「もう一回、ミキが動いてみたいの」
P「えっ、そりゃ良いけど……大丈夫か?」
美希「後ちょっとで、コツが掴めるかなーってカンジ?」
美希「だから、ねっ? お願いハニー」
209:
P「ああ、いいよ」ニコリ
P(出しちゃうと、流石に落ち着くしな)
美希「……」
美希「んっ……」
美希「すぅぅっ」
美希「はぁぁっ」
美希「すぅぅっ」
美希「はぁぁっ……」ギュウッ
210:
美希「……」ジィーッ
美希「はにぃ?」
P「うぐっ……」ゾクッ
P(な、何か、急に雰囲気が変わってないか? 覚醒したと言うか、見られてるだけでヤバい。瞳に吸い込まれそうだ)
美希「……」
美希「あっ、見つけたの」
P「何を、だよ?」
美希「ハニーの、弱いとこっ」クスッ
211:
美希「ここでしょ?」
美希「この裏側のとこだよね?」
 にゅるにゅるっ、グチュグチュッ……
P「っ!!?」ビクンッ
P「はっ、ぁ、ウソ、だろ……何をっ」
美希「あはっ」クスッ
P(美希は今、体を動かして無いぞ!? それなのに、ナカが……)
212:
美希「うーーん……うんっ、コツを掴めたのっ!!」
美希「じゃあ、動くねっ」ギュッ
P「えっ!? あ、ちょっと待て美希!!」
P「やっぱり……」
 きゅきゅぅぅぅっ……
P「ッ、搾り取られっ!?」
P「ぐおおおおおおおッ!!!」ビュルビュルビュルッ
美希「くふっ……」ピクッ
美希「あふぅ。何か言った、はにぃ?」クスッ
217:
P「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ぐっ」ピクッピクッ
P(ケツの中って、こんなにグネグネ動くもんなのか? ただの穴だろっ!?)
P(それに、射精してだいぶ感度は鈍くなってたのに、一瞬で肉が絡み付いて吸い上げてったぞ?)
P(いやホント、まさかとは思うが……)
美希「言わなくてもわかるよ?」
美希「ハニーは優しいから、ミキにゆっくりでいいって言ったけど……」
美希「あはっ、イシンデンシンなの」ニコリ
美希「お犬さんみたいに、腰だけスゴい早さで振って欲しいんだよね?」
218:
P「えっ、いや、違うっ!?」ビクッ
美希「困ってるハニーの顔も、カワイイの」クスッ
美希「だから、カワイイ顔をもっと、ミキに見せてね?」
美希「ふっ、んっ……」ギュウッ
 ずちゅっ、ずちゅっ、ズチュッ!! ズチュッ!!
美希「こうでしょハニー?」
美希「こうやって、腰だけ振られるのが好きなんでしょ!?」
219:
P「美希、落ち着けって!!」
P(うっ……だんだん動きが早くなって来てる、根元から持ってからそうだぞ!?)
 ズチュッ!! ズチュッ!! ズチュッ!! ズチュッ!!
美希「んんっ、あっ……ハニーの、またピクピクって」
美希「イキそうなんだねぇ」クスッ
美希「そーろーさんでも、大丈夫だよハニー?」
美希「ミキも、十回ぐらいイッてるから……」ニコリ
222:
美希「相性バツグンってカンジ」
P(そうなのか? 相性が良いだけなのかコレ?)ビクッビクッ
美希「っ……すき」ボソッ
美希「はにぃ、はにぃ、はにぃ!! ハニー!!」
 ズチュッ!! ズチュッ!! ズチュッ!! ズチュッ!! ズチュッ!! 
P「うっ、ぐうぅぅっ!!!」
美希「ミキを、ハニーのおちんぽさんでしかイケなくして!!」
223:
P(っ、中学生のクセに、中学生のクセに……中学生のクセにっ!!)ギュッ
美希「あんっ、はにぃも、下から突いてっ!! はにぃ、はにぃ!!」
P「ぐぐっ、美希……」
P「うおおおおおおおおお!!」ズンッ
 パン!! パン!! パン!! パン!! パンッ!! パンッ!!
美希「ひゃん!? っぁ、あ、あっ、あっ!! あはっ……ぁん、あんっ!! あんっ!!」ビクンッ
美希(ミキのお腹のナカ、ぐちゅぐちゅに掻き回されてっ、きっとシチューみたいになっちゃってるの……)
224:
美希「イっ、くっ、んっ……」
P「どっか噛んで良いから、デカい声は出すなよっ?」
美希「ふあっ、んっ、んんっ、がぶっ」ガリッ
P「痛っ、ぐっ……このまま出すぞ!? 美希っ!!」
 ビュクビュクッ!! ビュルビュルビュルッ!!
美希「ん゙ん゙んんんんんっ!!?」ビクビクッ
美希「あ、んはぁっ、あっ、あはっ……」クテン
225:
P「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ」ビクッ ビクッ
美希「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
美希「ん、垂れてるの」ゴポゴポ
P「まぁ、何回も出したしな……」
P「あのさ、なんかゴメンな? 昼食は、好きなの奢るよ」
美希「へっ? んー、それじゃあ、先にデザートは?」
P「デザート?」
美希「あはっ、デザートはミキなのっ。もう一回、しよ?」ギュウッ
226:
 夕方 町へ下る山道
貴音「見下ろす町の明かりもまた、良きものですね?」
P「これ全部、提灯の明かりなんだろ? 凄いよなー」
 回想 午後
貴音「あ」
真「せーーーーのっ!!」グッ
美希「ジャン、ケン……」
P「ぽいっ!!」
貴音「……」
貴音「勝ちました。勝ちました貴方さまぁ、ゔあああああああああ!!」ポロポロッ
 回想 終わり
227:
貴音「真、風流でございます」カラン カラン
P「ああ、綺麗だ……」チラッ
P(貴音も浴衣に下駄なんだよな。後ろ髪もやっぱりアップにしてるし、色気がとんでもない)ゴクリ
P(お祭りだからって、俺も浴衣に下駄だけど……貴音と並ぶと、何か浮いて見えないか?)
貴音「……」
貴音「これは美希に」
P「えっ、美希がどうかしたのか?」
貴音「髪をこのようにして、うなじを見せれば……あなた様の視線を惹き付けられると」クスッ
228:
貴音「ふふっ。どうやら本当だったようですね」ニコリ
P「あ、ははっ、はっ……」
貴音「それよりも、手の具合はどうでしょうか?」
P「あっ、そっちは良くなったな。動かすだけなら……ほら、この通り」ニギニギ
貴音「ならば、何より」
貴音「……」
貴音「……」チラッ
P「んっ?」
230:
P「……」
P(ああ、そう言う……)クスリ
P「ん、ごほんっ」
P「貴音?」
貴音「はっ、はい!?」ビクッ
P「手、繋ごうか?」スッ
貴音「あっ……」
貴音「あなた様の、仰せのままに」ギュッ
231:
P「……」
貴音「♪」ニコニコ
P(こんなんで、喜んで貰えるんなら)
P「では、お姫様……わたくしがエスコートします故、今宵は存分にお楽しみくださいませ」
貴音「おや?」ピタッ
P「うっ……恥ずかしいんだから、合わせてくれよ」
貴音「ふふっ。成る程、そうでしたか」クスッ
貴音「では、剣と盾の誓いと参りましょう。わたくしを護り、そして……存分に楽しませてくださいな」ギュウッ
232:
 山の麓の町 神社
貴音「ふむ」キョロキョロ
貴音「ふむふむ」キョロキョロキョロキョロ
P「さすがに、朝とは人の数が違うな……」
P「念のためサイフはパンパンにしといたから、好きだけ食って良いぞ?」
P(出店も結構な数だし、田舎なのに神社はかなり立派だ……)
P(もう少ししたら、巫女さん達が奉納の舞を踊るとか何とか)
貴音「……」ジィーッ
貴音「あなた様あなた様」クイックイッ
237:
P「どした、決まったか?」
貴音「鳥居から、時計回りに攻めて行きましょう!!」キラキラ
P(全部の出店に寄るつもりかよ……だが)
P「よっしゃ、行くぞ貴音!!」タッ
P「……」
P「えーっと、最初は……」
P「金魚掬い」
貴音「金魚救い?」
238:
P「貴音は、こう言うの苦手そうだな」
貴音「むっ。やってみなくては分かりません!!」
P「やり方は? 知ってるのか?」
貴音「っ……それも、分かりませぬが」ゴニョゴニョ
P「いい自信だ」ニコリ
P「はい、おばちゃん。俺たち一回ずつ。二人分の400円ね」スッ
P「ほら貴音、この網みたいなのがポイと言ってだな……」
貴音「亜美は、ポイ?」
240:
P「この網で金魚を掬って、こっちのお椀に入れる訳だな」
貴音「ポイされる亜美を救うのですね?」
P(伝わってるかな?)チラッ
貴音(伝わっております)コクリ
P「まぁいいや、先に手本を見せてやるよ」スッ
P「こうやってしゃがんで、ポイを水面となるべく平行に動かしながら、狙いを定め……」ピタァッ
P「………………」
P「チェェストォォォォッ!!」バシャァァッ
241:
P「と……こっ、これが悪い手本だな!! こんな感じでポイに穴が空いちゃうと失敗だから、落ち着いてやるんだぞ?」アセアセ
貴音「明鏡止水でございますね?」コクリ
P「そう、水面に落ちた水滴のように清らかな心……明鏡止水だ。できるな貴音?」
貴音「それは、わたくしの得意とする処。お任せください」スッ
貴音「水面に落ちた水滴のように清らかな心……即ち」
貴音「明鏡止水」ピタァッ
貴音「………………」
貴音「ちぇぇすとぉぉぉぉっ!!」バシャァァッ
243:
P「うぉい!? どんだけ高く掬い上げるんだ!! お椀でキャッチしろ貴音!!」
貴音「はっ、はい!!」ワタワタ
P「もうちょい右、落ちて来るぞ!?」
貴音「見えます、見えますよっ……とぉーっ!!」タッ
貴音「ひゃっ!?」ニュルン
P「ど、どうした?」
貴音「金魚がっ、胸へ落ちて、んっ、浴衣の中に……」ピクンッ
貴音「あなた様、早く取ってくださいまし!!」
245:
P「……」
P「え゙っ、俺っ!?」ビクッ
貴音「冷たっ……ぬるぬる、動いてっ、あなた様ぁ」モゾモゾ
P(胸の谷間に腕を突っ込めってか?)グッ
P「うっ、ええい、南無三!! ゴメン貴音!!」ズボッ
貴音「ひんっ!?」
P「こ、この辺りか?」ムニュムニュ
貴音「あっ、もう少し奥の、んんっ……」ピクンッ
246:
P(脱いで貰った方が早いんだが、そうもいかないしな……)ゴソゴソ
P「おっ、捕まえたぞ貴音っ!!」キュッ
貴音「っ!!? あ、あなた様!! それはっ、わたくしの……」ビクッ
P「はっ?」キュゥッ
P「あっ」
P「本当にゴメン貴音!!」バッ
貴音「くっ……」
P「あははっ、はっ……ほらっ、金魚は取れたぞ?」
247:
貴音「……」ジトーッ
P「お、おばちゃーん、金魚は返すからっ」ポチャン
貴音「……」ジトーッ
P「よし、手を洗って何か食べるか!!」
貴音「あなた様は……わたくしに食べ物を与えれば、機嫌が良くなるとお考えなのですね?」ジトーッ
P「そっ、そんな訳ないだろっ!!」アセアセ
貴音「……」ジトーッ
P(違うのか……)
248:
 その少し後 神社
貴音「はむはむっ♪」モグモグ
貴音「この、くれぇぷは、とへも美味ひゅうございまふへ♪」モグモグモグモグ
P「そりゃあ良かった」ニコリ
P(クレープが二つで600円。何とか機嫌を直してくれたみたいだな)
P「逃げないから、ゆっくり食べとけ。ノドに詰まらせ……」
貴音「んむっ……ふぅっ、頂きました」ゴクッ
P「じゃ、じゃあ、次は奉納の舞でも見るか? 人が集まり出したし、そろそろ始まるみたいだぞ?」
貴音「はい、そう致しましょう」ニコリ
249:
P「何でも、使わなくなった布団を畑に見立てて、それにクワを突き刺すらしい」
P「それで、中から出た綿を川に流して、豊作を願うんだとさ」
貴音「なんと、面妖な」
P「ははっ、その面妖なってセリフ……凄い久し振りに聞いたな」
P「あ、巫女さんが本殿から出て来た」
P「……」
P(そう言えば、さっきこの指で、貴音のアレを摘んだんだよな? その後に金魚も触ったけど)
P(もし、この指を俺が舐めたとしたら、それはセーフかアウトか?)ゴクリ
250:
P「……」
貴音「あなた様?」
P(普通なら、アウツ・・っ!)グッ
P(だが、俺はこれをセーフと判断する!!)
P「……」
P「ヤバっ」スッ
貴音「急にしゃがみ込んで、どうしたのです」
貴音「もっと前に行きませんと、舞は良く見えませんよ?」グイッ
253:
P「ちょ、ちょっと待ってくれ!!」アセアセ
貴音「もしや、慣れない履き物に足を痛められたのですか?」
P「いや、そう言うんじゃないんだが……後三分待って」
貴音「されとて、良き場所が無くなってしまいます。動けぬならば、理由をおっしゃってください!!」グイッグイッ
P「うわっ、引っ張るなって!!」ヨロッ
P「ととっ」スタッ
貴音「……」
貴音「……」ジィーッ
254:
P「……」
P「これは、あの、あははっ……浴衣だと、目立っちゃうよな?」ムクリ
貴音「あなた様……」
貴音「こんな場所で何を考えているのです、破廉恥なっ!!」キッ
P「仕方ないだろ、さっき貴音の胸を触ったから。それを思い出しちゃったんだよ」
貴音「わたくしのせいだと?」
P「そうじゃない。そうじゃないけど、三分だけ待ってくれないか?」
貴音「承知しました……」
255:
貴音「……」キョロキョロ
貴音「ふむ」
貴音「では、こちらへ……」グイッ
P「お、おいっ!?」フラッ
P「どこに連れてく気だよ?」
貴音「それは、すぐに知れる事」タッ タッ
P(出店から離れてってるような……)
P(ホント、どこに行く気なんだ? そっちは本殿しか無いのに)
259:
 神社 本殿の裏
貴音「……」ザッ
P「……」
貴音「ここならば良いでしょう」
P「貴音?」
貴音「あなた様……」スルスルッ
P「なっ、なんで浴衣をたくし上げてんだ!? しかも、ノーパンじゃねぇか!!」ビクッ
貴音「これが浴衣の作法と聞きましたが? それよりも……」クルッ
貴音「わたくしの体を差し出します故、早々に『ソレ』をお鎮めくださいまし」
260:
P「うっ……」
P(木に手を着いて、尻を突き出すポーズ……こんなの、AVの世界だけだと思ってたのに)
貴音「あなた様、お使いください」クイッ
P(実際にされると、これほどクるとは)ゴクリ
貴音「わたくしの体は、気遣わぬとも結構。どうか、そのまま猛りを……」ウルウル
P「……」プチン
P「貴音?」
貴音「なんでしょう?」
261:
P「お尻の穴……」
貴音「……」
P「左右に、拡げて見せて」
貴音「っ!?」ビクッ
貴音「なっ、なっ……何故そのような必要が有るのです!?」
P「駄目だって馴らさないと、ケガするだろ?」
P「俺が濡らしてやるから……ほらっ、拡げて」ニコリ
貴音「くっ、こんな屈辱はっ」プルプル
264:
P「貴音、早くしないと誰か来ちゃうぞ?」
貴音「うぅっ、このようなっ、このようなっ……」スッ
 ぎゅちぃぃっ…… 
P「うっわ、ナカはすっごいピンク色」ジィーッ
貴音「聞きたくありません!!」
P「なら、触るか……入り口の『へり』のとこ、指先でなぞるだけで、きゅっきゅって音が鳴るぞ?」スリスリ
貴音「ふんん!?」ピクンッ
265:
P「じゃあ、そのままにしててくれな……テッカテカになるまで、ベロで舐めてやるから」ニコリ
貴音「はぁぁっ、はぁぁっ……」ドキドキ
貴音(心の臓が、破裂してっ、しまいそうです!!)ドキドキドキドキ
P「行くぞー。んっ、ぢゅっ……」
 にゅるっ!! ニュルニュルッ、ぐちゅぐちゅ、グチュグチュ!! 
貴音「はあっ!? ぁ、舌が、入って……んんんんっ!!」ビクビクッ
貴音(このような事、在ってはならないのにっ……どうして、わたくしの体は)
266:
P(間近で見ると、貴音の尻の迫力はとんでもないな)
貴音「ひっ、ぃっ、あなた様っ、あなたっ、さまぁ!!」ピクッピクッ
P「んっ……ぷはぁっ!! なぁ、貴音?」
貴音「っ!? 言わないで、くださいっ」フルフル
P「俺は、後ろしか弄ってないのに」
貴音「言わないで、言わないでっ!!」フルフルフルフル
P「コッチも、いっぱい濡れてる……」ニコリ
貴音「くっ、うぅっ……し、仕方無いではありませんか!!」
270:
P「貴音が、お尻を弄られると気持ち良くなっちゃうって事?」
貴音「お黙りなさい不埒者!!」キッ
P「はいはい、お喋りな口は……またこっちに専念しとくよ」チュッ
貴音「んんっ!?」
 にゅるっ!! ニュルニュルッ、ぐちゅぐちゅ、グチュグチュ!! 
貴音「あ゙あ゙あああああアア!?」ビクンッ
貴音(また……舌が入って、体の中をグネグネと、暴れっ)
271:
貴音「あなた様っ、あなたさまぁっ!! これ以上は……ああっ、フヤケ、て」プルプル
貴音「ふああぁっ!?」フラッ
P「っと、危ないっ!!」ガシッ
P「大丈夫か、貴音?」ギュッ
P(力が抜けたのか……責め過ぎたかな?)
貴音「っ……」
貴音「わたくしはもう、しんぼう堪りません」ウルウル
貴音「挿れて、くださいまし」ギュウッ
272:
P「それ、アイドルが言うセリフじゃないぞ?」
貴音「あなた様っ!? ここまでシておいて、いけずな事はっ……」フルフル
P「わかってるよ貴音」スッ
P「だってここ、湯気立って、トロトロにフヤケてるし……」クチュクチュ
貴音「っ!?」ビクンッ
P「糸も引いちゃってるし、な?」ツーッ
貴音「もう、指では我慢できっ……あなた様、あなたさまぁっ!!」
P「責任は取るよ。てか、我慢できないのは俺だ」ニコリ
273:
P「さっきみたいに、木へ寄り掛かれるか?」
貴音「……」コクリ
貴音「こう、でしょうか?」
P「ああ。そんで、お尻をこっちに突き出して」
貴音「はい……」ズイッ
P「……」
P「このボリューム感は」ゴクリ
P「たまんないよなぁ、ホント」スルッ
274:
P「こうやって……」ブルンッ
P「お尻の間で、擦ってるだけでも気持ちいいし」スリッ スリッ
貴音「っ……」
貴音「意地悪はお止めくださいっ、なぜ焦らすのですか!? 早くっ、挿れて……」スッ
 ぎゅちぃぃぃっ……
P「んっ」ゴクリ 
P「挿れるよ貴音?」ニュブッ
276:
P(尻たぶも、しっかり押さえとかないとな……うっお、柔らかっ!?)モニュッ
P(っ、こんな事、最低過ぎて死んでも言葉に出せないけど)
P(うおおおおおおっ!! いただきまぁぁぁす!!!)
P「フッ!!」ズンッ
 ヂュブヂュブヂュブヂュブッ!!
貴音「ん゙んっ!? きっ、ひぃっ……はぁっ、ぁ、大きいです、太いですあなた様っ!!」ビクンッ
貴音(まるで、串刺しにでもされているような感覚。それなのに……わたくしの体は、そうされる肉欲を求めてしまう)
277:
P「もうちょい声を下げろ貴音!!」
貴音「もっと、もっと激しくです!! わたくしの淫らな肉を、全部こそぎ落としてくださいませっ!!」
貴音(ぴったりと閉じていた穴を、無理やり掻き分けられ奥まで突き挿れられて、頼まれてもいないのに卑猥な言葉で挑発して……)
貴音(唯々はしたなく、牡と牝の動物以下の交尾で、侵入する異物を意識して締め上げる)
 ずちゅっ!! ずちゅっ!! ズチュッ!! ズチュッ!!
貴音(響……こんなわたくしを見たら、軽蔑するでしょうか? 軽蔑するでしょうね? ですが、ですがっ)ギュッ
P「っ、欲張りだな貴音は? 食い千切られそうだっ!!」ズンッ
278:
貴音「んっ、ぁっ、あっ!! あんっ!! いやっ、言わないで、くださいまし……」ビクッ ビクッ
P「言わないでって、自分で気付いてないのか? 俺の動きに合わせて、貴音も腰を振ってるよ?」
貴音「っ!? 嘘です!! そんな、そんなの事はっ……絶対に有りません!!」フルフル
P「だってほら……さっきから俺は動いてないのに」
 ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん!!
P「貴音が、俺に腰を打ち付けて来てるんだぞ?」ニコリ
貴音「ふっ、んっ、んんっ!! 違います、違いますっ!!」フルフル
279:
P「まっ、そう言う事にしとくか」
P「貴音は、エッチだなぁ」ボソッ
貴音「っ……」ビクビクッ
P「じゃあ、本気で出し入れするぞ? いいな? 貴音っ!!」
 パン!! パン!! パン!! パン!! パン!! パンッ!!
貴音「ひぐっ!? ぃっ、ふあ゙あああああっ!! ぁん、あん、あんっ、あんっ!!」
貴音「あなた様っ、あなた様っ!! あなたさまぁっ!!」キュゥッ
280:
P(締め付けは強い筈なのに、ナカの肉が柔らかいから凄く気持ちいい……)
P(こんなのっ、我慢しろったって出来る訳ない!!)
P「出すぞっ!? 貴音っ、出すぞっ!!」パンパンパン
貴音「はいっ!! はいっ!! このままっ、このままぁっ!!」
 ビュルビュルビュルッ!! びゅくびゅく、ドクンドクンドクン……
貴音「い゙っ!? くっ……ふあっ、ぁっ、体の中に、熱い、迸りが」ビクンッ
貴音「あなた、さま……お慕い、して……」ウルウル
281:
貴音「おり、ます……」フラッ
P「貴音!? 大丈夫かおい?」ガシッ
P(無茶させ過ぎたかな?)ギュウッ
貴音「あっ……申し訳、ありません」ギュウッ
P「ゴメンな?」
貴音「いいえ、気にせずとも宜しいのです」フルフル
貴音「ただあまりの心地よさに、ほんの一時、気をやってしまっただけの事」
貴音「ですので……コホンッ。また、わたくしを抱いてください」ニコリ
282:
 深夜 温泉宿の部屋
P「はい、こちらも問題無しです。おやすみなさい小鳥さん」
小鳥『おやすみない、プロデューサーさん』
P「……」
P「ふぅっ、最後の連絡終わりっと」ピッ
真「プロデューサー」
美希「ハニー」
貴音「あなた様」
P「ああ、わかってるよ」チラッ
283:
P(敷き詰められた布団の上で、アイドル達が寝そべってる)
P(こんな関係は異常だって理解してるさ、彼女達も理解してるだろう)
P(異常だけれども、それは今日までだから。今日までの関係だから、皆がそれを異常だとは言わない、問わない、叱らない)
P(むしろ、残された時間が少なくともなればなる程、大胆に、激しくなって行く……)
真「えへへっ、夢……叶っちゃいました。トップアイドルはまだですけど、お布団の上で好きな人に抱かれるのが、ボクのもう一つの夢だったんですっ」ニコリ
美希「あはっ、ハニーはミキの体に夢中なのっ。だけどね? もっと、もーーっと、ミキはハニーへ夢中だよ♪」ニコリ
貴音「あなた様、あなた様の熱を二度と忘れぬよう……どうか、夜が明けるまで感じさせてくださいまし」ニコリ
P「っ……男として、最高の幸せだ!!」
284:
 数日後 765プロ事務所
P「出たなっ、双海はプリキュア!!」
真美&亜美「新たな時代に誘われて」
真美「真美ホワイト、優雅に活躍!!」バッ
亜美「同じく亜美ブラック、華麗に活躍!!」
真美「にぃちゃんなんか!!」
亜美「ゴミ箱に、ポイポイポイのポイだかんねっ!!」ビシッ
P「ぬっふっふっー」
P「この俺に勝てるかなプリキュア!!」ニヤリ
285:
真美「最終は真美から行くよっ!!」タッ
P「お前は、このカメバズーカ様が相手をしてやるズーカー!!」
真美「汝の在るべき姿に戻れ、水のーーーっ、竜キィィィク!!」ゲシッ
P「うわーっ、やられたー!! ボガァァァン!! 爆散!!」
亜美「次は亜美の番だよっ!!」タッ
P「お前は、このイカデビルが相手をしてやるでゲソ!!」
亜美「もう、何も怖くない!! ティロ炎のーーーっ、矢キィィィク!!」ゲシッ
P「……」
287:
真美「えっ?」
亜美「なんで倒れ……」
P「イカデビルはプリキュアを掴まえたっ!!」ギュウッ
亜美「にっ、にぃちゃん!?」
P「イカデビルはイカだから、プリキュアの体に触手を這わせるでゲソ!!」ナデナデ
P「亜美ぃ、亜美ぃ」ナデナデ
P(普段は竜宮で一緒に居られないから、これぐらいのスキンシップはな)
亜美「あっ、にぃちゃ、にぃちゃ……」ピクンッ
288:
真美「えっ? 真美は?」
真美「……」
真美「っ……」プルプル
真美「な、何やってんだYOー!!」ドンッ
P「うわっ!?」フラッ
P「ぐえっ!!」バタンッ
P「あぎゃっ!?」ボキッ
P「ぐああああああっ!! またしても右手がああああああああ!!!」
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