加賀「提督、頭が割れましたね」back

加賀「提督、頭が割れましたね」


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加賀「提督」
加賀「まず一言言うわ」
加賀「お仕事、お疲れ様」
加賀「今日はどういう一日でしたか?」
加賀「楽しく過ごせたのなら良いのだけれど」
加賀「・・・・・・」
加賀「・・・貴方からは」
加賀「よく相談事をされていたわね」
加賀「今は私と」
加賀「少し話しましょうか」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424339713
3: 以下、
『仲の悪い先輩と後輩』
加賀「・・・・・・」
瑞鶴「ちょっと! なんとか言ったらどうなの!?」
加賀「貴女なんかに言う必要はないわ」
加賀「早々に退室を」
瑞鶴「ムキーッ!」
翔鶴「まぁまぁ、落ち着いて・・・」
赤城「加賀さん、ちょっと大人げないですよ?」
加賀「そんなことないわ」
4: 以下、
赤城「いいえ、そんなことないです」
赤城「五航戦の娘達も最近、頑張っているじゃないですか」
赤城「先輩としての自覚をもっと持って下さい」
赤城「どうして仲良くできないんですか?」
赤城「加賀さん」
加賀「」ポロポロ
赤城「あれ?」
翔鶴「瑞鶴? いい加減加賀さんにつっかかるのは止めなさい?」
翔鶴「同じ正規空母なんだから」
翔鶴「それに、加賀さんは私達の先輩」
翔鶴「敬語を使わなくてはダメよ?」
瑞鶴「だ、だって・・・」
翔鶴「だってもヘチマもないの」
翔鶴「チームワークが大切なんだから」
翔鶴「ね?」
瑞鶴「・・・わかったよ」
5: 以下、
加賀「・・・・・・」
瑞鶴「・・・・・・」
加賀「・・・七面鳥」ボソ
瑞鶴「!?」
瑞鶴「何よ! このコミュ障ツリ目!」
加賀「頭にきました」
瑞鶴「表に出なさいよ!」
赤城「はぁ・・・」
翔鶴「先が思いやられるわ・・・」
6: 以下、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
加賀「そう、五航戦の娘達が来たときは」
加賀「いつもいがみ合ってたわ」
加賀「一緒にされたくなくて」
加賀「・・・・・・」
加賀「・・・もしかしたら」
加賀「自分より強くなっていくかもしれない、彼女らのことが」
加賀「怖かったのかもしれません」
7: 以下、
『弓道場にて』
加賀「」ギリギリ
加賀「」パシュ
加賀「・・・・・・」
加賀「やりました」
翔鶴「わぁ、すごい・・・」
瑞鶴「・・・・・・」
赤城「さすが加賀さんですね」
赤城「では、次は私が・・・」
8: 以下、
赤城「」ギリギリ
赤城「」パシュ
赤城「・・・・・・」
赤城「・・・うん、良い感じね」
加賀「さすが赤城さんね」
加賀「南部鉄板ツインテールとは格が違うわ」
瑞鶴「なんですってぇ!?」
翔鶴「抑えて!」
瑞鶴「ふんっ! 私にだってこのくらいできるわよ!」
加賀「ふーん」
瑞鶴「見てなさい! 私だってやればできるんだから!」
9: 以下、
瑞鶴「・・・・・・」ギリギリ
瑞鶴「・・・っ!」パシュ
瑞鶴「当たれ・・・当たれ・・・!」
瑞鶴「・・・あれ?」
赤城「・・・・・・」
翔鶴「えっと・・・」
加賀「・・・・・・」
瑞鶴「・・・・・・」
加賀「・・・全然ダメね」
瑞鶴「くっ・・・!」
10: 以下、
加賀「貴女は、やっぱり私達一航戦を超えられそうにないわね」
瑞鶴「うるさいわね!」
瑞鶴「ちょっと失敗しただけよ!」
瑞鶴「先輩だからっていい気にならないでよ!」
翔鶴「瑞鶴! いい加減にしなさい!」
瑞鶴「だって翔鶴姉!」
赤城「はぁ・・・本当に、どうしてこうなるんですか・・・」
加賀「・・・・・・」
11: 以下、
加賀「・・・・・・」
瑞鶴「あー! イライラするわ!」
加賀「・・・・・・」
加賀「」スッ
加賀「」スタスタ
瑞鶴「な、何よ? やろうっての?」
加賀「」ファサ
瑞鶴「え・・・?」
加賀「貴女は基礎から学び直すべきね」
加賀「ほら、私が後ろから教えてあげるから」
加賀「言う通りにして」
瑞鶴「・・・・・・」
12: 以下、
加賀「親指の付け根に隙間ができているわ」
加賀「爪揃えもできていない」
瑞鶴「・・・・・・」
加賀「あと、べた押しは止めて」
瑞鶴「あまり力み過ぎてはダメだけど」
加賀「もっと指先に神経を集中して」
瑞鶴「・・・・・・」
加賀「・・・良い?」
瑞鶴「・・・わかったわよ」
加賀「そう」
加賀「じゃあ、指を離して」
瑞鶴「っ!」パシュ
13: 以下、
加賀「・・・・・・」
瑞鶴「・・・あ、当たった」
翔鶴「すごいじゃない、瑞鶴!」
赤城「良かったですね!」
瑞鶴「あ・・・」
加賀「・・・・・・」
加賀「良かったわね、当たって」
瑞鶴「あ・・・えっと・・・」
加賀「・・・さ、続けましょうか」スッ
瑞鶴「あ・・・」シュン
瑞鶴「(あれ? なんで今私・・・)」
瑞鶴「(・・・・・・)」
赤城「ふふ、それで良いんですよ?」
加賀「やりました」
翔鶴「次は私の番ね・・・」
瑞鶴「(それに、なんで私・・・)」
瑞鶴「(こんなにドキドキしているんだろう・・・?///)」ドキドキ
― 提督私室 ―
天津風「ん・・・ふあっ・・・は・・・あぁ・・・っ!///」クチュクチュ
15: 以下、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
加賀「・・・こんなこともありました」
加賀「私が初めて先輩らしいことをした日かもしれません」
加賀「懐かしいわね」
加賀「これがきっかけで」
加賀「瑞鶴とは、少しずつ距離が近づきました」
比叡「ヒェー! ヒェー!」カサカサ
16: 以下、
『正規空母の肉じゃが』
赤城「今日は私達でお昼ご飯を作りますか」
加賀「えぇ」
翔鶴「瑞鶴、大丈夫?」
瑞鶴「あ、当り前でしょ? 私だって料理できるんだから!」
加賀「ふーん」
瑞鶴「な、何よ! 本当よ!」
17: 以下、
赤城「えっと、しらたきは・・・」
翔鶴「玉ねぎは・・・こんな感じで」トントン
加賀「」トントン
瑞鶴「う・・・じゃがいも小っちゃくなっちゃった・・・」
瑞鶴「も、もう一回!」ジョリジョリ スパッ
瑞鶴「・・・・・・っ!」カラン
翔鶴「瑞鶴!? 大丈夫!?」
赤城「あ、血が・・・」
加賀「・・・・・・」
加賀「」スッ
瑞鶴「え?」
加賀「」アム
瑞鶴「!?」ビク
18: 以下、
瑞鶴「ちょ、ちょっと・・・!」
加賀「」チューチュー
加賀「ん・・・」チュル
加賀「は・・・あ・・・」レロォ
瑞鶴「ひゃうっ!?///」ビクン
瑞鶴「ダ、ダメ・・・!///」ピクピク
瑞鶴「(か、加賀さんが私の血を・・・!)」バクンバクン
瑞鶴「(ただ血を吸われているだけなのに)」バクンバクン
瑞鶴「(イケナイ気分になってきちゃったわ!///)」バクンバクン
赤城「私の・・・加賀さん・・・」
赤城「ふふ・・・ふふふふふ・・・・・・」シュリーン
翔鶴「」●REC
19: 以下、
加賀「んぁ・・・」チュパ
瑞鶴「や・・・あ・・・っ!///」ビクビク
瑞鶴「ダ、ダメェーッ!///」ドン
加賀「んぼっ」ゴリ
瑞鶴「あ」
加賀「・・・・・・」
加賀「環椎後頭関節が」
加賀「脱臼しました」
加賀「痛いです」
赤城「」
翔鶴「」
瑞鶴「は、はわわ・・・!」
23: 以下、
瑞鶴「衛生兵ーっ!!」
翔鶴「」
赤城「」
加賀「騒がないで」
加賀「大丈夫だから」
瑞鶴「加賀さん死なないでー!」
加賀「」ゴキゴキ
瑞鶴「ひっ!?」
加賀「」ベキン
加賀「」ベキベキッ ガリッ
瑞鶴「」
加賀「」ブチブチ ガコン
加賀「やりました」
瑞鶴「」
25: 以下、
赤城「・・・上手くできて良かったですね」ニコ
翔鶴「美味しい!」パクパク
加賀「素晴らしいわ」パクパク
瑞鶴「」パクパク
加賀「」パクパク
加賀「」チラ
瑞鶴「・・・?」
加賀「・・・やっぱり、みんなで作ると」
加賀「美味しいわね」
瑞鶴「え・・・」
瑞鶴「・・・・・・」
瑞鶴「はい!」ニコ
加賀「ふふ・・・」
瑞鶴「えへへ・・・」
鈴谷「おりゃおりゃおりゃ!」ヴヴヴヴヴヴ
天津風「んあぁぁぁぁっ!?///」ビクビク
28: 以下、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
加賀「あの日は本当に楽しかったわ」
加賀「私が初めて」
加賀「笑った日かもしれません」
加賀「提督はご存知だったかしら?」
比叡「ヒェー! ヒェー!」カサカサ
加賀「・・・・・・」
29: 以下、
『またまたいがみ合い』
夕立「表に出るっぽい!」
村雨「上等よ!」
赤城「あれは・・・?」
翔鶴「気にしないで下さい」
翔鶴「それよりも、こっちの方が・・・」
瑞鶴「やっぱりあんたは理解できないわ!」
加賀「私は人から理解されるのに」
加賀「時間がかかる人間ですから」ズズ
瑞鶴「屁理屈を言わないでよ!」
30: 以下、
翔鶴「今度はどうしたの?」
瑞鶴「あ、翔鶴姉! 聞いてよ!」
瑞鶴「またこのツリ目が私のポッキー食べたのよ!」
加賀「食べました」
瑞鶴「酷いと思わない!?」
翔鶴「えぇー・・・」
赤城「加賀さん、どうしてそんなことをしたんですか?」
加賀「美味しかったです」
赤城「感想はいいです!」
瑞鶴「今度から、箱に名前を書こうかしら・・・」
31: 以下、
赤城「加賀さん、真面目に答えて下さい」
加賀「・・・・・・」
加賀「そこにポッキーがあったから」
赤城「もう一緒に入渠してあげませんよ?」ビキビキ
加賀「」ポロポロ
赤城「あれぇ・・・?」
瑞鶴「はぁ・・・もう呆れて何も言えないわ・・・」
翔鶴「下らないことほど疲れるものなのね・・・」
村雨「」
夕立「ぽい、ぽいっ♪」
32: 以下、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
加賀「なんでポッキーを食べたかって?」
加賀「特に理由はないわ」
加賀「瑞鶴が所有する」
加賀「瑞鶴だけのポッキーが」
加賀「食べたかったから」
加賀「ただそれだけ」
加賀「・・・・・・」
比叡「」
33: 以下、
『出撃! 瑞鶴を思う加賀』
瑞鶴「ちょっと! 私の獲物を横取りしないでよ!」
加賀「この世は弱肉強食」
瑞鶴「またそんなこと言って!」
瑞鶴「じゃあ、私の方が前に出るわ!」
瑞鶴「わぁ! これなら狙いやすいわ!」
弥生「あ・・・」
島風「瑞鶴さん、前に出過ぎですよ!」
金剛「危ないネー!」
瑞鶴「平気、平気だって!」
榛名「・・・あ、危ない!」
島風「右舷75°に魚雷発見! 瑞鶴さん、避けてーっ!」
瑞鶴「え・・・・・・」
加賀「くっ・・・!」ザザ
加賀「」ガバ
瑞鶴「あ・・・・・・」
ズガァーーーーーン!!
35: 以下、
加賀「・・・くっ!」
金剛「加賀、しっかりするデース」
榛名「もうちょっとですからね?」
弥生「痛そう・・・」
島風「私、提督に報告してきます!」
瑞鶴「・・・・・・」
36: 以下、
赤城「・・・・・・」
翔鶴「・・・・・・」
瑞鶴「・・・・・・」
加賀「」ガチャ
瑞鶴「!」
赤城「加賀さん、大丈夫ですか?」
加賀「えぇ」
翔鶴「無事で良かったです・・・」
瑞鶴「・・・・・・」
加賀「・・・・・・」
37: 以下、
加賀「・・・瑞鶴」
瑞鶴「」ビク
加賀「これでわかったかしら?」
加賀「己の実力と」
加賀「慢心の怖さが」
瑞鶴「・・・・・・」
加賀「私も無理をしたけれど」
加賀「こうやって無事だったから」
加賀「問題はないわ」
瑞鶴「・・・・・・」
赤城「・・・・・・」
翔鶴「・・・・・・」
38: 以下、
加賀「・・・・・・」
加賀「瑞鶴、聞きなさい」
加賀「今度からは軽率な行動は控えて」
加賀「貴女がいなくなることで」
加賀「戦力が損失する」
加賀「そしてなにより」
加賀「貴女を失うことで」
加賀「悲しむ者がいることを」
加賀「忘れないで」
瑞鶴「・・・・・・」
瑞鶴「」ポロポロ
39: 以下、
瑞鶴「ゴメンなさい・・・ゴメンなさい・・・!」ポロポロ
瑞鶴「うっ・・・うぅ・・・!」ポロポロ
加賀「・・・・・・」
加賀「」ギュ
瑞鶴「うっ・・・くぅっ・・・!」ポロポロ
加賀「貴女が無事で何よりだわ」
加賀「安心して、私はここにいるわ」ナデナデ
瑞鶴「ひぐっ・・・ぐす・・・」グスグス
赤城「加賀さん・・・」
翔鶴「・・・・・・」
天津風「ふあ・・・あぁ・・・///」チョロロロロ
鈴谷「うわー・・・」
42: 以下、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
加賀「・・・こんなこともあったわね」
加賀「あのときは運にかけました」
加賀「もう、二度と」
加賀「仲間は失いたくないですから」
44: 以下、
『夢の中で』
花巻「北上さん、はいあーん」スッ
北上「」パク
花巻「美味しい?」ニコ
西和賀「どれ、大内転筋のマッサージをしてやろう」モミモミ
北上「・・・・・・」
西和賀「はぁはぁ///」ゴソゴソ
金ヶ崎「北上姉さん、構って」グイグイ
北上「」ナデナデ
金ヶ崎「えへへ・・・」
奥州「新しい家族はどう?」
奥州「もう馴染めたかしら?」
北上「」コク
大井「北上さーん! いやぁぁぁぁぁ!!」
花巻「静かにするマキ!」ドカ
西和賀「リンパが滞(とどこお)ったらどうするワガ!」バキ
金ヶ崎「北上姉さんに近づかないでサキ」ブゥン! キイィィィィン!! ガガ!!
奥州「うふふ・・・惨めね」ツンツン
大井「」
北上「・・・・・・」
北上「オオイッチ、イマノワタシサー」
北上「シアワセダヨ? アッハハハ」
45: 以下、
加賀「...zzz」
加賀「」ガバ
加賀「・・・・・」
加賀「夢・・・だったのね・・・」
鈴谷「ちょっと! 誰が掃除すると思ってんのさー!」パシーン! パシーン!
天津風「ひぎいぃぃぃぃぃ!?///」ビクンビクン
47: 以下、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
加賀「・・・ざっとこんな感じだったわ」
加賀「私が今までこの鎮守府で」
加賀「過ごしてきた思い出は」
加賀「・・・・・・」
加賀「・・・そして先程」
加賀「提督は・・・・・・」
48: 以下、
『人面獣心中世蛮族大JAP猿帝国海軍クソ提督の愚行』
提督「・・・瑞鶴、俺の物になれよ」
瑞鶴「嫌です!」
提督「あぁ? なめた口きいてんじゃねぇぞ!?」
提督「てめぇは兵器だろうが! 偉そうにしてんじゃねぇぞ!」
瑞鶴「っ!」
提督「兵器は大人しく人間様のために戦争でもしてりゃ良いんだよ!」
瑞鶴「ひ、酷い!」
提督「うるせぇ!」
提督「ま、お前にも穴がある点は褒めてやるよ」
提督「少しでも有効活用してやらねぇとな!」ガシ
瑞鶴「ひぃっ!?」ビク
提督「なぁ・・・へっぺここうや・・・」ハァハァ
瑞鶴「嫌ぁ! 離して!!」ドン
提督「じゃじゃじゃ!?」グラ
ガシャーン!!
ウワアァァァァァァーーーーーーー・・・・・・!!
ドシャァ!!
瑞鶴「あ・・・・・・」
瑞鶴「あぁ・・・!」ガクガク
49: 以下、
加賀「どうしたの!?」ガチャ
瑞鶴「か、加賀さん・・・」ガクガク
瑞鶴「わ、私・・・!」ガクガク
加賀「・・・!」
加賀「」スタスタ
加賀「」スッ
提督「」ドクドク
加賀「・・・・・・」
瑞鶴「て、提督が無理やり私を・・・!」ガクガク
瑞鶴「ちょっと押しただけが・・・あぁ・・・!」ガクガク
加賀「・・・・・・」
50: 以下、
加賀「瑞鶴」
瑞鶴「か、加賀さん・・・」
加賀「貴女は悪くないわ」
加賀「悪いのはあの人」
加賀「あの人が死んだのも」
加賀「あの人の責任」
加賀「良い? 貴女と私は」
加賀「ここに来なかった」
加賀「何もしなかった」
加賀「何も見なかった」
瑞鶴「加賀さん・・・?」
加賀「・・・みんなには内緒よ?」
51: 以下、
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
加賀「」ピン
加賀「」シュボ
加賀「」パチ
加賀「」スゥー
加賀「」フー・・・
加賀「・・・・・・」
加賀「瑞鶴から聞いたわ」
加賀「随分酷いことをしたみたいね」
加賀「私と瑞鶴は愛し合っているのに」
加賀「当然の報いね」
加賀「・・・・・・」
加賀「それにしても、無様ね」
加賀「提督」
提督「」
52: 以下、
加賀「明日の朝にでも、みんなに見つけてもらって下さい」
加賀「私達は知りません」
加賀「警備の方に見つけてもらえば」
加賀「運が良いですね」
加賀「私達にとっては」
加賀「どうでも良いですけど」
瑞鶴「・・・・・・」
53: 以下、
加賀「ただ、黙って立ち去るのも」
加賀「私達に容疑がかかるかもしれません」
加賀「」チラ
比叡「」
加賀「・・・・・・」
加賀「丁度良い艦娘が」
加賀「先程からちょこまかと動き回っていたので」
加賀「殺りました」
加賀「彼女はここに置いておきましょう」
比叡「」
55: 以下、
加賀「・・・さて、話は終わりです」
加賀「最期にと思って、私の思い出話を」
加賀「話させていただいたわ」
加賀「クズな貴方だったけど」
加賀「瑞鶴と私をもう一度」
加賀「この世で会わせてくれたのは」
加賀「感謝しているわ」
加賀「・・・・・・」
加賀「・・・行きましょう、瑞鶴」
瑞鶴「・・・・・・」
加賀「・・・では提督」
加賀「さようなら」
提督「」
61: 以下、
瑞鶴「・・・という話を」
瑞鶴「昨日、加賀さんと一緒に考えたの」
瑞鶴「どうかしら、提督さん?」
加賀「やりました☆」
提督「・・・・・・」
提督「超許さん!!」パンパン
天津風「んあっ! あぁぁっ!!///」ビクンビクン
米内光政「」●REC
――― 終 ―――
69: 以下、

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