P「助けてー!ユキポマーン!」雪歩「はいぃぃぃ!!」ポェェェェェback

P「助けてー!ユキポマーン!」雪歩「はいぃぃぃ!!」ポェェェェェ


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1:
P「あー…営業周りは疲れるな…」
P「…ん?急に暗く…!?なにか落ちてくる!?」
ドガーン!!
P「うわぁぁぁあ!!な、なんだあれは!?」
???「んがー!!」
P「きょ…恐竜!?」
亜美「あれはね兄ちゃん」
P「亜美!?なんでここに!」
亜美「あれは宇宙怪獣…ガナハンだよ」
ガナハン「ナンクルー!!」
P「う、宇宙怪獣?」
亜美「うん…地球に人が増えすぎたんだよ兄ちゃん…」
P「………へ?」
亜美「ここは危険だから、とりあえず移動しよ?」
P「お、おう」
3:
<ドーン!
亜美「うん、この辺なら大丈夫かな」
P「うわ…爆発だ…」
亜美「あんなの序の口だよ」
P「…一体どういうことなんだ?」
亜美「…あのね、ぴよちゃんの引き出しをだいぶ前に漁ってたんだ」
亜美「そしたら、引き出しの底にもうひとつ隠し収納があって…ノートがあって」
亜美「そこにはね、地球に人がハンショクしすぎると…月の使者が来て…人を滅ぼすって…」
P「…んなあほな」
亜美「でも本当に来たよ?」
P「………いやでも」
ガナハン「ハイサーイ!!」
亜美「あ、ビームでてる」
P「渋谷あたりが吹き飛んだな」
5:
P「…はぁ、とりあえずみんなを連れて逃げるか!」
亜美「無駄無駄、どこに逃げたっておんなじだよ」
P「じゃあどうすればいいんだ!?」
P「ここに居たら今みたいに殺されちゃうぞ!?」
亜美「大丈夫、そのノートには宇宙怪獣が来るってことも書いてあったけど」
亜美「それに…唯一対抗できる…ヒーローのことも書いてあったんだ」
P「なんだって!?」
亜美「…うん、そのヒーローの名前は」
P「…名前は?」
亜美「ユキポマン…」
P「…雪歩?」
亜美「違うよ兄ちゃん、ユキポマン」
P「あー、うん…いいやそこは、それでそれはどうすればくるんだ?」
亜美「簡単だよ、呼べばいいんだよ」
P「呼ぶ?」
6:
亜美「うん、ヒーローってのは大体呼ばれればくるものだよ?」
P「そ、そうか」
亜美「じゃあ、呼んで見ようよ!」
P「えーっと、どうすれば?」
亜美「助けてー、ユキポマンって」
P「た、たすけてー、ユキポマーン…」
亜美「だめだめそんなんじゃ!もっとこう真剣に!」
P「いやだって…正直まだ冗談かなって」
ガナハン「ぎゃおおおおおおおおおおおん」ドドドドドドドド
P「うわぁ!!怪獣がこっちにきた!!」
亜美「兄ちゃん!叫んで!!」
亜美「大丈夫!きっときてくれるよ!!」
P「…わかった、もうどうにでもなれ!」
P「助けてー!ユキポマーン!」
雪歩「はいぃぃぃ!!」ポェェェェェ
9:
雪歩「ひっ人たちをいじめるのはやめてくださいぃぃぃ!!」
P「うわっ!!本当にでてきた…けど」
P「あれ…でかい雪歩じゃん」
亜美「違う違う、ユキポマン」
ガナハン「ナンクルー!!」
雪歩「ひぃぃぃぃ!!こっちにこないでくださいぃぃぃ!!」
P「…に、逃げてるんだけど」
亜美「あー、もうだめだよー!ゆきぽん戦わなきゃ!!」
雪歩「そんなこと言ったってぇ…無理だよぉ!!」
ガナハン「ダゾー!!」ビー!
雪歩「ひえぇぇぇぇぇ!!!」
P「…が、頑張れ雪歩ー!」
雪歩「ほぇ!?プロデューサーがなんでそこに!?」
亜美「ほら!このままだと兄ちゃんが死んじゃうよ!!」
ガナハン「ナンクルー!!」
12:
雪歩「…ううう!!萩原雪歩!突貫しますぅぅぅ!!」
P「ゆ!雪歩!!」
ガナハン「ダゾ?」
雪歩「く、食らいやがれですぅ!!スコップアターック!!」
ザシュゥ
ガナハン「ンガー!!」
亜美「そう!そうだよゆきぴょん!!」
P「あ…あはは…もうなにがなんやら」
ガナハン「い…痛いぞ…」
雪歩「ひぃ!!喋ったぁ!!」
ガナハン「自分…地球が危ないって言われたから…守りに来たのに…」
ガナハン「なんだか弱いものいじめしてるみたいだし…スコップで殴られるし…」
ガナハン「自分…自分正義の味方なのに…グスッ」
雪歩「そ、それは…」
ガナハン「邪魔しないで欲しいぞ…」
14:
ガナハン「自分が地球を守るんだぁぁぁあ!!」
\ドガーン/
P「うわぁ!!」
亜美「このままじゃやばいYO!ゆきぴょん戦って!!」
雪歩「で、でもぉ…あっちの言い分も正しいかもって…」
亜真「ゆきぴょん!!」
雪歩「いたぁ!!亜美ちゃん石投げないで…」
亜美「確かに亜美たち人間は…地球を壊しちゃうかもしれない…」
亜美「地球にとっては…亜美たちは悪いばい菌かもしれない…」
亜美「でも!!それでも!!亜美たちは生きる!!生きてる!!」
亜美「この世界で!生み出されてから!必死で生きてきたんだ!!」
亜美「それをいまさら滅びろなんて!そんな身勝手許せるの!?」
雪歩「それは…でも…」
亜美「戦って!!ゆきぴょん!!!」
雪歩「…む、無理ですぅ!!私にはどっちが正しいかなんてわかりませぇぇぇん!!」
16:
ガナハン「うがー!!」
P「…ここまでか」
雪歩「ごめなさい…こんなダメダメな私…」
亜美「ゆきぴょん…どうしても戦えないの?」
雪歩「無理だよぉ…だって…だってぇ…」
亜美「…このままじゃ、可愛い服のお店も全部なくなっちゃうよ?」
雪歩「!?」
亜美「もう…服を買いに行くことなんてできないよね」
亜美「もちろん…まこちんに可愛い服を着せることも…」
亜美「でも、それがゆきぴょんの選択なら…亜美はいいと思う」
亜美「にいちゃん…ごめんね」
P「いや…いいんだ、死ぬときは一緒さ」
亜美「兄ちゃん…」
雪歩「マコトチャンニカワイイフクヲキセラレナクナルソンナノイヤソンナノイヤソンナノイヤソンナノイヤ…」
雪歩「そんなの…いやぁぁぁぁぁあぁあぁあ!!」
18:
\ドーン!!/
ガナハン「ん?」
雪歩「………」
ガナハン「急に仁王立ちして…邪魔するのか?」
雪歩「………」
ガナハン「…わかったぞ、自分を邪魔するならどこの誰だろうと」
雪歩「私を誰だと思ってるんですかぁ!!」
雪歩「私が穴を掘ったら天を突く!」
雪歩「墓穴掘っても掘りぬいて!」
雪歩「突き抜けたなら私の勝ちぃ!!」
雪歩「私を誰だと思ってるんですかぁ!!私は雪歩!!」
雪歩「穴掘り雪歩ですぅ!!」
雪歩「な、なにがあってもこの地球はやらせません!!」
ガナハン「だったらどうしたのさー!!食らえ!琉球キック!!」
雪歩「ひぇぇぇぇ!!」
19:
ザシュッ
ガナハン「うがー!スコップが足に!!」
雪歩「…ご、ごめんなさいぃぃぃ!!」
亜美「そこだ!やっちゃえゆきぴょん!」
雪歩「…うん、だって…守るためだもんね」
ガナハン「…自分を…殺すのか…」
雪歩「…だって、ううぅ…」
ガナハン「自分…なにも悪いことしてないのに…地球を守ろうとしただけなのに…」
ガナハン「ううぅ…うわーん!!」
雪歩「…ごめんなさい、でも…私も守らなきゃなんです」
雪歩「…真ちゃんにまだ…着せてない服が…いっぱいあるから」
雪歩「ごめんなさいっ!!」グワー
ガナハン「ハム蔵…ごめん…貴音…」
ガチンッ
???「おやめなさい」
21:
雪歩「あ、あなたは…」
???「名乗るほどのものではありません、ただ…このものを回収するために参りました」
ガナハン「貴音ぇ…」
???「さぁ、帰りますよ響。夕餉の時間です」
ガナハン「…うん!」
???「みなさま、お騒がせしました」
ガナハン「自分も、いろいろ暴れてごめんなさい」
雪歩「い、いえぇ…私もスコップさしちゃって…」
???「それでは、失礼します」
ガナハン「ばいばいだぞ!」
ギューン
雪歩「さよ?なら?!」
P「…と、飛んでいった…助かったのか?俺たちは」
亜美「うん…助かったんだよ…ユキポマンが助けてくれた…」
25:
雪歩「わ、私はなにも…」
\ユキポマーン!!ありがとー!!/
雪歩「ひぇ!!」
\ユーキポマン!ユーキポマン!ユーキポマン!ユーキポマン!/
P「ユーキポマン!ユーキポマン!」
亜美「ユーキポマン!ユーキポマン!」
雪歩「え、えへへ…が、頑張りましたぁ!!」
\うおおおおおおおおおおおお!!/
亜美「…これで、一件落着だね」
P「ああ…本当に」
P「あとそうだ雪歩」
雪歩「はい?なんですか?」
P「その…なんだ、言いにくいことなんだけど」
P「…スカートだから…その、下の俺たちから…あの」
P「パンツ、丸見えなんだ」
28:
雪歩「!?」
亜美「…ヒモパンとは、ゆきぴょんもなかなかセクチーだね」
P「…ちょ、ちょっとそういうのは…早いと思うぞ?」
雪歩「ひ…ひ…」
雪歩「ひえぇぇぇぇ!!!!恥ずかしいですうううぅぅ!!」
雪歩「あ、穴掘って埋まってますぅぅぅぅぅ!!」ザシュザシュ
亜美「あ!まってゆきぴょん!!今のゆきぴょんが穴掘ったら!!」
雪歩「ふえぇぇぇぇえぇぇぇぇぇん!!!」
29:
   ,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_  ゞ "-  
    て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {    
   (" ./   i {;;;;;;;i|  .|i;;;;;;) ,ノ  ii    
  ,,   (  l, `'-i| |i;;-'  ,,-'" _,,-"   
  "'-,,  `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"   
    ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"  
  ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄ |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,   
  ,,-''::::二-''"  .--i|  .|i    "- ;;:::`、   
 ._,-"::::/  ̄"''---  i|  |i   ヽ::::i  
  .(:::::{:(i(____   i|  .|i   _,,-':/:::}
  `''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|   .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
  "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|  .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
      ̄ ̄"..i|   .|i
     .i|   |i
     i|  |i
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     .i|    |i
    .i|  ,,-、 、 |i 
     i|  ノ::::i:::トiヽ、_.|i   
   _,, i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
  ,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
  ;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::
雪歩のドリルは地球の中心まで掘り進んだという
???「響、地球が綺麗ですよ」
ガナハン「ほんとだ!自分あんなに綺麗なところであばれてたなんて…反省するぞ」
30:
???「ふふ、えらいですよ響」
ガナハン「あ、え、えへへ…晩御飯たべよ?」
??「ええ、いただきましょう」
雪歩「だめだめですぅ!!」
P「やめるんだ雪歩!!地球が穴だらけになる!!」
雪歩「ほえぇぇぇえぇぇぇぇぇ!!」
頑張れユキポマン!負けるなユキポマン!地球の明日はユキポマンにかかっている!!
雪歩「穴掘って埋まってますぅぅぅぅ!!」
?fin?
……………
律子「なにこの糞映画…」
春香「ぜ…前衛的でしたね…あはは」
32:
P「予算が余ったので自主制作映画を作ってみました!」
小鳥「監督プロデューサーさん!シナリオ私!メインは雪歩ちゃん!」
響「自分!頑張って演技したぞ!」
貴音「ええ、まこと素晴らしき演技でした」
真「あ、あはは…地球を守った理由が…なんとも」
P「どうでしょ!これを全国の映画館に配給して」
律子「するか馬鹿!!そこに正座しなさい!!なんであなたはいつもいつも」クドクドクド
小鳥「あれ?雪歩ちゃんは?」
亜美「そこの床に穴があるから…たぶん」
雪歩「うう…いつも私…こんな役…」
たるき亭ご主人「雪歩ちゃん、またかい?」
雪歩「ごめんなさいぃ…いつも上から入ってきちゃって…」
雪歩「こんなダメダメな私!埋まってますぅ!!」
頑張れ雪歩!負けるな雪歩!765プロの明日は君にかかっている!
終わり
33:
乙、ほっこりした
3

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