みりあ「はい あーん!」back

みりあ「はい あーん!」


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1:
P「あ、あーん」
みりあ「おいしい?」
P「うん、うまいぞ」モグモグ
みりあ「えへへ♡ 朝早くからプロデューサーのために頑張ってつくったの!!」
P「いやぁ、パパは幸せものだな」
みりあ「ほんとう!?じゃあ、みりあ毎日パパのために頑張って作るからね!!」
P「こんなかわいくて料理上手の奥さんがいて、ほんとに俺は幸せものだなあ」
みりあ「えへへ♡」
P「おっと、そろそろ仕事に行かなくちゃ」
みりあ「あ、パパ!忘れ物してるよ?」
P「ん?」
みりあ「行ってきますの チュ?」
P「いや、さすがにそれはまずいっていうか・・・」
みりあ「ちゅ???」
P「・・・・・・あの・・・」
ガチャッ
まゆ「おはようござい・・・」
P「・・・・・・」
まゆ「・・・・・・」
5:
まゆ「お仕事に行く前に地獄の三丁目に行きますかぁ??」
P「ま、待て!!落ち着くんだまゆ!!」
みりあ「プロデューサー!なによその女!隠れて浮気してたの!?」
P「みりあ!!!???」
まゆ「へぇ?・・・プロデューサーさんはそんな小さな子に手を出していたんですねぇ?」
P「違う!!違うんだ!これは・・・!!」
みりあ「あんなことやこんなことまでしたのに!!プロデューサー全部ウソだったんだ!!」
P「やめろおおおおおおおおおおお!」
6:
まゆ「おままごと・・・ですかぁ・・・」
P「まったく・・・みりあも悪ふざけが過ぎるぞ」
みりあ「えへへー♡ ごめんね?」
P「だからさっきのパパとかも全部、おままごとだからな」
みりあ「そうだ!まゆちゃんも一緒におままごとしようよ!!」
まゆ「え?」
みりあ「えーとねー、じゃあみりあが次はお姉ちゃん役するから、プロデューサーはお父さんで、まゆちゃんんがお母さんなの!!」
P「いや、さすがにまゆはもう16歳だから・・・なぁ、まゆ?」
まゆ「やりましょう」
P「・・・・・・ぉふ」
7:
みりあ「じゃあ、いっくよー!スタート!!」
まゆ「おかえりなさい・・・・・・あ・な・たぁ」
みりあ「おかえりなさーい!パパー!」
P「た・・・ただいま」
まゆ「ふふっ・・・あなた」
P「な・・・なんだ?」
まゆ「あ・な・た」
P「どうした?」
まゆ「・・・・・・あ・な・た」
P「なんだよ!?怖いよ!」
まゆ「今夜はずっぽし・・・いきましょう?」
P「はい、カメラ止めてー」
まゆ「ふふっ・・・冗談ですよぉ」
P「まゆさんクランクアップでーす」
まゆ「まだ、始まったばっかりですよぉ」
8:
みりあ「ずっぽしってなぁに??」
P「いや、みりあはわからなくてもいいんだ」
P「なあ、まゆ。みりあもいるんだから自重してくれよ」
まゆ「ぅふふ・・・ごめんなさい」
みりあ「じゃあつづけるよ??」
みりあ「ねぇねぇパパ??!」
P「うん、どうした?」
みりあ「みりあおなか空いちゃった?」
まゆ「あらあら、じゃあお母さんがごはん作りますね」
みりあ「じゃあねじゃあね!みりあハンバーグ食べたーい!」
まゆ「じゃあちょっと待っててね」
P「よかったなみりあ、ママがハンバーグ作ってくれるぞ」
みりあ「やった???!!」
9:
まゆ「おまたせしましたぁ?」
P「おお!本格的だ!やっぱりまゆは料理上手だな」
まゆ「まゆ・・・じゃなくて「お母さん」ですよ」
P「あ、ああ。お母さんは料理上手だな!みりあ!」
みりあ「うん!ママとってもおいしいよ?!」
P「おし!じゃあ俺もいただこうかな!」
パクッ
P「・・・・・・・」
P(鉄の味がする)
P「なあまゆ・・・このハンバーグにかかってるデミグラスソースってなに入れた?」
まゆ「それはもちろんプロデューサーは最近鉄分が足りてないようでしたから、私の愛情を体内から注いだ特性デミグラスソースですよぉ?」
P「はい、しゅ?りょ?!」
P「こんなの普通の家庭じゃありませ?ん、狂乱家族で?す」
みりあ「きょうらん?ってなぁに?」
まゆ「ぅふふ・・・まゆは狂ったプロデューサーさんも好きですよぉ」
P「狂っとるのはお前だ!!」
11:
みりあ「あ!パパほっぺにソースがついてるー!」
P「え?ほんとか?」
まゆ「もう、あなたはおっちょこちょいなんですからぁ」フキフキ
P「わ、わるいな・・・」
まゆ「あ、こんなところにもソースがぁ」
P「いや、まゆ、背広の中にさすがにソースがこぼれてはないだろ」
まゆ「あ、あ・・・こんなところにもぉ」
P「ちょ!?お母さん!?」
まゆ「ほらほらぁ、こんなところにもソースがついてますよぉ」
P「や・・・やめ」
まゆ「ズボンのチャックの裏にもぉ?」ジー・・・
ガチャッ
凛「おはようござ・・・・・・」
P「・・・・・・・」
まゆ「・・・・・・」
12:
P「よーし!!今日も仕事がんばるかなぁ????!」
まゆ「ま・・・まゆもこれから取材のお仕事でしたぁ?」
凛「・・・ねぇみりあちゃん、さっきまでなにしてたの?」
みりあ「え?とねぇ?。まゆちゃんの愛情いっぱいの体からでたソースを、プロデューサーに食べさせて?」
みりあ「それでね!プロデューサーのズボンをおろそうとしてたの!!」
P「みりあ!!!!」
凛「へぇ?、プロデューサー・・・解雇通知の準備はできてる?」
P「誤解だあああああああああああああ!!」
凛「おままごと?」
13:
凛「なんだ・・・びっくりしたよ」
P「いや、誤解させた俺も悪い」
凛「まゆも、いくらおままごとだからって悪ふざけしすぎ」
まゆ「でもプロデューサーさんもまんざらでもなかった様子でしたよぉ?」
凛「あ?」
まゆ「あ?」
P「やめろって!!アイドル通しでにらみ合うな!!」
凛「・・・・・・おぉ」
まゆ「・・・・・・おぉ」
みりあ「じゃあじゃあ!!4人でおままごとしよーよぉ!!」
P「こ・・・この4人でか?いや、さすがに凛におままごとは・・・」
凛「そうだね・・・ちょっと私も流石におままごとは」
みりあ「凛ちゃんはね?、パパにいっつも抱っことか?、なでなでされる愛されっこな妹ちゃん役なの!」
凛「やろうか、プロデューサー」
P「おい」
14:
みりあ「でねでね、実は・・・台本もつくってきました?!!」
P「おお、こんなものを作ってたのか」
みりあ「えへへ♡ 4人そろったらやろうと思ってたの!!」
みりあ「あ、プロデューサーはアドリブだよ」
P「なんで!?」
みりあ「じゃあいっくよ???スタート!!」
P「た、ただいま???」
みりあ「あ、パパおかえり??!!」
まゆ「ぅふふ・・・おかえりなさい・・・あなた」
凛「お・・・おかえり・・・パパ・・・」
凛「・・・・・・」
みりあ「凛ちゃん?次、凛ちゃんのセリフだよ?」
凛「・・・・・・」
凛「・・・・・・・・・・・・っぱ」
凛「パ、パパ!!お帰りなさいのちゅ?して!!」プルプル
P「!!??」
P「いやいや!!ダメに決まってんだろ!!」
15:
みりあ「プロデューサー!!ちゃんとしなきゃダメ!!」
P「いや、みりあ!さすがにアイドルがこれはまずい!!」
みりあ「う?ん・・・じゃあぎゅってするので許してあげる」
まゆ「・・・・・・」
P「じゃあ・・・・・・いくぞ」
凛「う・・・うん」
ギュッ
凛「・・・うぁぁ」
P(・・・髪からすごいいい香りがする)
まゆ「・・・発情雌豚の香りがする」ボソッ
凛「あ?」
まゆ「あ?」
P「だからやめろって!!」
凛「・・・・・・・おぉ」
まゆ「・・・・・・おぉ」
17:
みりあ「そしたらパパはなでなでしてあげるの!!」
P「こ・・・こうか?」ナデナデ
凛「・・・///」
まゆ「・・・・・・っく・・・」プルプル
凛「・・・ッフ」
まゆ「ああ!今こいつバカにした顔しやがった!!」
凛「うわ、まゆこわ、サイコパスマザーじゃん!!」
P「もうお前ら喧嘩やめろって!!」
18:
P「まゆも自分のキャラ壊すほど動揺するな!!」
まゆ「ご・・・ごめんなさぃ・・・」
みりあ「ねぇねぇ、ママは?どうしてパパのことが好きになったの?」
まゆ「え?パパを好きになった理由ですかぁ?う?ん・・・それはですねぇ」
まゆ「やっぱりプロデューサーさんなら、アイドル佐久間まゆとしても、女として一生ともに過ごしていきたいって思ったんですよねぇ?」
まゆ「まゆは乙女だからいつか王子様が迎えにくると信じていたら、ほんとに会いに来てくれたんですよねぇ?」
まゆ「いつも夢であなたを想っていますが、こうやって夫婦になれるなんて・・・プロデューサーさん・・・これを現実にしませんか?」
まゆ「まゆを縛られても、縛ってあげてもまゆはいいんですよぉ?」
凛「絶対台本通りじゃないでしょ、それ」
まりあ「じゃあじゃあ、凛ちゃんはパパのどんなところが好きなの?」
凛「ええ?私は・・・」
19:
凛「ええっと・・・私は・・・その最初はアイドルなんてそんなに興味なかったんだけど・・・」
凛「ただやっていく内に、みんながいて、舞台があって、楽しくなったけど辛いときもあって・・・」
凛「でもそんな辛いときいつも支えてくれたのがプロデューサーで・・・それが、理由・・・かな」
みりあ「わぁ???!!素敵な理由だね?!!」
まゆ「自分も台本通りじゃないじゃないですか・・・」
P「あ、あの・・・二人とも」
P「気持ちは嬉しいが・・・一応アイドルとプロデューサーだからな?」
凛「!!??いや!これは、あくまでおままごとだから!!」
まゆ「まゆは本気ですよぉ??プロデューサーさん」
21:
みりあ「じゃあ最後に、2人でさっきのハンバーグを食べさせ会いっこしてね!!」
凛・まゆ「・・・え?」
みりあ「まだプロデューサーの食べかけのやつがあったでしょ?それを食べさせ会いっこするの!!」
凛「あの・・・みりあちゃん?それは一体なんのために?」
P「・・・まぁ、もういってもいいか」
P「実はこれ、最初からお前たち2人のために仕組んでたことなんだ」
まゆ「?」
みりあ「あのね、実はねいっつも2人はあまり仲がよさそうじゃないな?って思ってたの」
みりあ「それで、おままごとしたら仲良くできるかなって思って・・・」
まゆ「そうだったんですね・・・」
凛「ごめんね、わたしたちのせいで余計な心配かけて」
みりあ「ううん!!いいの!!」
みりあ「だから食べさせあいっこして、仲良くしよ!!」
2

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