のび太「ぶっちゃけしずかちゃんより映画に出てきた女の娘の方が可愛いback

のび太「ぶっちゃけしずかちゃんより映画に出てきた女の娘の方が可愛い


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(スペアポケットあったらドラえもんいらないよなあ……おっとだれかきt
70: 以下、
それにしてもしずかちゃんの存在全く無くなってるな
71: 以下、
のび太「ドラえもん のび太とゲストヒロインでハーレム世界」
って感じか
72: 以下、
劇場版じゃ無くても、のび太は人外にはやたらモテるからなぁ
雪の精霊とか裏山の精霊とか
73: 以下、
宇宙一の殺し屋に勝つ射的の実力といざという時のずば抜けた度胸
勉強とかスポーツが出来なくてもお釣りが来るレベルの天才
74: 以下、
平時には使いみちのない才能
76: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:30:36.39 ID:QWV8Q++00
ドラえもん「それが僕にも分からないんだよ〜
朝起きたらこんな姿に....」
のび太「どういう事なんだろう...」
ドラえもん「さぁ僕にもさっぱりだよ....」
のび太「でも今までどこに居たの?」
ドラえもん「朝起きたら家の屋根に居たんだよ」
のび太「へぇ〜で、今日何してたんだい?」
ドラえもん「いや〜それが猫の姿だからメス猫とデートしてたんだよ///」
のび太「まったく僕心配してたんだよ?」
77: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:31:32.71 ID:QWV8Q++00
ドラえもん「ごめんごめん、でも酷い目にあったよ」
のび太「酷い目って?」
ドラえもん「うん、声の綺麗な猫とデートしてたんだけど....」
のび太「それで?」
ドラえもん「デート中にピンク色の可愛い猫に会ったんだけどその猫がいきなり引っ掻いてきてね....」
のび太「いきなりかい?」
ドラえもん「そうなんだよ、それで声の綺麗な猫といきなり喧嘩しだして大変だったんだから」
78: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:32:40.05 ID:QWV8Q++00
のび太「それは大変だったね」
ドラえもん「だから僕逃げてきたんだよ」
のび太「なるほどねぇ〜」
ドラえもん「でもちょっとわかった事があるんだ」
のび太「なになに?」
ドラえもん「この世界の女性はかなり嫉妬深いみたいだね...」
のび太「ええ?嫉妬深い?」
ドラえもん「本物の猫になって嬉しくってデートしたけどもう懲り懲りだよ...」
のび太「ふぅん...あ、その声の綺麗な猫がシャミーちゃんでピンク色の猫がノラミャーコさんだったのかもしれないね」
79: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:33:27.27 ID:QWV8Q++00
ドラえもん「い、言われてみればそうかも...」
のび太「で、これからどうするの?」
ドラえもん「やっぱりもしもボックスで元の世界に戻したほうが....」
のび太「まぁまぁ大丈夫だって、それに僕
美夜子さんと勉強なんだ。だから出かけなきゃ行けないんだよ」
ドラえもん「そんな〜」
のび太「なに、僕の家にいれば大丈夫だって♪」
ドラえもん「もう、どうなっても知らないからね」
のび太「はーい行ってきまーす」タッタッタッ
ドラえもん「まったく....」
80: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:34:10.64 ID:QWV8Q++00



クク家
クク「.....」ギリギリギリ
クク「なんでのび太さんあんな人と一緒に勉強なんて.....」
クク「私がこんなにのび太さんの事を....」
クク「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで‼︎」
ク「なんで‼︎.....」
クク「....我慢できないです....のび太さん....」
81: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:34:49.14 ID:QWV8Q++00
のび太「.....」ゾク
のび太「なんか今嫌な感じしたけど......」
のび太「まぁ気のせいか♪それより早く美夜子さんの家行かないと...」タッタッタッタ
ジャイアン「お、のび太じゃないか」
のび太「あ、ジャイアン」
ジャイアン「ん?何所か行くのか?」
のび太「うん、ちょっとね。ジャイアンは?」
82: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:35:33.28 ID:QWV8Q++00
ジャイアン「おう、これからスネ夫の家に行くんだよ」
のび太「へ〜スネ夫の家に?またどうせ自慢話でしょ?」
ジャイアン「いや、それが文通相手を家に呼ぶから俺もどうかって誘われたんだ」
のび太「それって男の子?女の子?」
ジャイアン「女の子のなんだけどすげ〜可愛いんだぜ?」
83: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:36:08.31 ID:QWV8Q++00
のび太「え〜本当に⁉︎」
ジャイアン「写真見せてもらったんだがすげ〜可愛いんだよ」
のび太「いいなぁ〜」
ジャイアン「なんならのび太も来るか?」
のび太「いや...明日のテストの勉強しないと行けないから遠慮しとくよ」
ジャイアン「そうか、それじゃあな」
のび太「うん」
???「なんだ、武じゃないか」
84: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:36:43.94 ID:QWV8Q++00
ジャイアン「げ⁉︎そ、その声は....」
⁇?「げ、とは何よ。げとは」
ジャイアン「ベティ」
のび太「ベティさん!」
ベティ「やぁのび太、こんにちは」
のび太「こんにちはベティさん」
ベティ「ふふ、ところで武?」
ジャイアン「な、なんだよ?」アセアセ
ベティ「遊びに行く格好みたいだけど.....勉強はどうしたのかな?」ニャニャ
85: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:37:44.16 ID:QWV8Q++00
ジャイアン「いや、だってその.....」
ベティ「確か明日テストがあったよね〜?」ニャニャ
ジャイアン「だ、だけど昨日...ちゃんとやったし....」
ベティ「テスト前日に遊ぶのはどうかと思うけどな〜?」ニャニャ
ジャイアン「わ、わかったよ。やるよ....」
ベティ「よろしい。それでいいんだよ」ニコ
ジャイアン「うぅ....」
ベティ「まぁまぁ私が教えてあげるから安心しなって♪」
86: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:39:16.36 ID:QWV8Q++00
ジャイアン「ええ⁉︎い、いいよ、俺一人でできるから...」アセアセ
ベティ「いいからいいから」
ジャイアン「はぁ...」
ベティ「じゃあ行こうか」
ジャイアン「ああ...」
ベティ「じゃあね、のび太〜」
ジャイアン「またな..」
のび太「う、うん...」
87: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:40:27.71 ID:QWV8Q++00
のび太「....」
のび太「(ジャイアン...尻にしかれてるなぁ...)」
のび太「ま、いいか」
のび太「さて、早く美夜子さん家に行かないと」タッタッタッタ
美夜子家
美夜子「ふんふんふん♪.......」
美夜子「あとは隠し味に........んんん///」
美夜子「んん//......こ...これでよし....」ハアハアハア
美夜子「....特製のお菓子の完成♪」
88: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:41:04.68 ID:QWV8Q++00
美夜子「のび太さん喜んでくれるかしら♪」
ピンポ~ン
美夜子「あ、来たみたいね」
美夜子「はい〜」
ガチャ
のび太「こんにちは、美夜子さん」
美夜子「いらっしゃい♪さ、上がってちょうだい」
のび太「はい、お邪魔します」
89: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:41:49.47 ID:QWV8Q++00
美夜子「じゃあ私の部屋で勉強しましょ」
のび太「うん」
美夜子「美味しいお菓子もあるのよ?」
のび太「え?本当?楽しみだなぁ♪」
美夜子「とっても美味しいんだから.....」ボソ
のび太「え?」
美夜子「ううん....何でもないわ///」
のび太「そう?」
美夜子「じゃ、行きましょう♪」
のび太「はい」
90: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:42:38.18 ID:QWV8Q++00
美夜子の部屋
のび太「わぁ〜すごい数の本物だね」
美夜子「そうかしら?」
のび太「僕の部屋の本より沢山あるよ」
美夜子「そうね、私薬学に興味あるから」
のび太「へ〜勉強の本かぁ、僕の部屋には一冊もないよ」
美夜子「のび太さんは漫画の本だものね♪」クス
のび太「そ、そうだね///」
91: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:43:36.37 ID:QWV8Q++00
美夜子「ふふ♪それじゃあ勉強しましょうか」
のび太「そうだね。」
美夜子「明日のテストは何の教科なの?」
のび太「算数なんだけど」
美夜子「算数ね。」
のび太「範囲はここからここまで....」ペラペラ
美夜子「わかったわ。じゃあここからやりましょうか」
のび太「はい」
92: 以下、
カオスとかじゃなく面白いドラえもんss
これは全力で支援せざるを得ない
93: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:44:16.24 ID:QWV8Q++00
美夜子「まずこの問題はね....」
美夜子「こうやってこういう風に解いて...」
のび太「えっとこうやって...」カキカキ
美夜子「違うわ、これをこうしてこうよ」
のび太「あ、なるほど。こうすればいいわけだね」
美夜子「そうね。じゃあ次の問題はね.....」



のび太「ふぅ....終わった〜」グッタリ
94: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:45:43.42 ID:QWV8Q++00
美夜子「ご苦労さま♪」
のび太「美夜子さんの教え方、先生より分かりやすかったよ」
美夜子「ふふ♪ありがとう」
のび太「本当にありがとう」ペコリ
美夜子「いいのよ♪あ、そうだ。私が作ったお菓子食べましょうか♪」
のび太「うん、食べる食べる‼︎」
美夜子「今持ってくるわね」スッ
のび太「うん!」
95: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:46:28.01 ID:QWV8Q++00
バタン
のび太「(いや〜この世界いいな〜。ドラえもんはやっぱり大袈裟なんだよなぁ)」
のび太「(クレムにリルル、美夜子さんにクク...
みんな僕に優しいし最高だよ〜)」
ガチャ
美夜子「おまたせ♪」
のび太「わぁ〜美味しそうなチョコだね」
美夜子「のび太さんのために作ったのよ?」
のび太「え〜⁉︎本当?ありがとう〜」
美夜子「さ、どんどん食べて♪」
のび太「うんいただきます〜」パクパク
97: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:48:29.33 ID:QWV8Q++00
美夜子「....」ゾクゾク
のび太「うわぁ...このチョコ本当おいしいよ」
美夜子「ほ、本当?///」
のび太「美夜子さんは食べないの?」
美夜子「わ、私は今お腹すいてないから....のび太さん全部食べちゃっていいわよ」
のび太「そう?なら遠慮なく」パクパク
美夜子「....」
のび太「ふぅ....美味しかった〜」
98: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:55:35.39 ID:QWV8Q++00
美夜子「全部食べてくれたんだ」
のび太「うん、だって凄く美味しかっただもん」
美夜子「よければ...また作ってあげるからね?」
のび太「本当?ありがとう‼︎」
美夜子「ええ♪」
のび太「ふふ♪」ニコニコ
美夜子「あら、結構遅くなっちゃたわね」
のび太「あ、本当だ。僕そろそろ帰らないと....」
99: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:56:39.39 ID:QWV8Q++00
美夜子「よかったら...私の家でご飯食べていく?」
のび太「え、いいの?」
美夜子「今日お父さん、学会で帰りが遅いのよ。だから余分に夕飯の材料があるから、のび太さんが良ければだけど....」
のび太「そういう事ならご馳走になるよ」
美夜子「ええ⁉︎本当?嬉しい///」つギュッ
100: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 19:59:02.75 ID:QWV8Q++00
のび太「えへへ///」
美夜子「早準備するからテーブルで待っててね♪」
のび太「うん」
美夜子「ふふ♪」
のび太「(朝はリルルのご飯、夜は美夜子さんのご飯。僕って幸せものだなぁ〜)」デレデレ



のび太家
ブルルルルルル...
キキッ-
美夜子「さぁ着いたわよ♪」
101: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:00:26.99 ID:QWV8Q++00
のび太「わざわざバイクで送ってくれて、どうもありがとう」
美夜子「ううん、気にしないで。それじゃあのび太さんおやすみなさい」
のび太「うん、おやすみなさい美夜子さん」
美夜子「じゃあね〜」ノ
ブルルルルルルルル....
のび太「さて、僕も家に入ろっと」
ガチャ
のび太「ただい....」
リルル「おかえりなさい....」
102: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:01:05.93 ID:QWV8Q++00
のび太「う、うわぁ⁉︎り、リルル?」
リルル「何驚いてるの?」
のび太「い、いやだってまさか玄関で待ってるなんて思わなかったから...」
リルル「そんなことよりこんな遅くまでどこ行ってたの?...」
のび太「え、えっと友達と勉強してて....」
リルル「友達って?....」
のび太「美夜子さんだよ。美夜子さんに勉強教えてもらってたんだよ...」
103: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:03:44.80 ID:QWV8Q++00
リルル「美夜子さんに?....」ギリ...
のび太「う、うん...」
リルル「....」ギリギリギリ
のび太「リ、リルル?」
リルル「まぁいいわ....ご飯出来てるから食べましょう....」
のび太「それがぁ.....美夜子さん家で晩御飯ご馳走になってきたから夕飯は....」
リルル「そう....食べてきたんだ.....」
104: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:05:12.44 ID:QWV8Q++00
のび太「ご、ごめんリルル....」
リルル「....何であんな奴の作った料理なんか......」ボソ
のび太「リルル?」
リルル「ううん、気にしないで。だけど遅くなるなら今度から連絡してね....」
のび太「う、うんわかったよ」
105: 以下、
リルル「じゃあ私帰るから....」
のび太「わかった」
リルル「ご飯は冷蔵庫に入れといてね...」
のび太「うん」
リルル「じゃあお休みなさい....」
のび太「お休みリルル」
リルル「......」
ガチャ...
バタン...
のび太「なんか悪い事しちゃったな。」
106: 以下、
のび太「はぁ....」
トットットット
ドラえもん「のび太く〜ん」
のび太「あ、ドラえもん〜」
ドラえもん「お、遅かったじゃないか‼︎」
のび太「美夜子さんに夕飯ご馳走になってきたらかね」
ドラえもん「そんな、リルルがせっかく夕飯作って待ってたんだよ?」
107: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:10:34.44 ID:QWV8Q++00
のび太「そ、それは反省してるよぉ〜」
ドラえもん「それにリルルの様子がおかしかったんだ」
のび太「おかしいってどんな風に?」
ドラえもん「う、うん。こっそり覗いてたけど...なんか一人でブツブツ言って怖い顔してたんだから」
のび太「そんなに怒ってたの?」
108: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:11:36.85 ID:QWV8Q++00
ドラえもん「うん、本当怖かったよぉ...」
のび太「リルルがそんな怒るとは思えないけどなぁ...」
ドラえもん「本当なんだって‼︎」
のび太「とりあえず明日リルルに謝るよ」
ドラえもん「そ、そうだね」
109: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:12:19.45 ID:QWV8Q++00
のび太「うん、じゃあ部屋で待っててよ。僕、ご飯を冷蔵庫に入れなくちゃだから」
ドラえもん「わかった、待ってるね」
のび太「よし...」スタスタスタ
台所
のび太「うわぁ...凄く美味しそう....」
のび太「やっぱりリルルに悪い事しちゃったな」
のび太「明日もう一回謝らないと」スッスッス
110: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:13:59.91 ID:QWV8Q++00
ガラ
のび太「....」スッスッス
ガラ
のび太「よし冷蔵庫に入れ終わった」
のび太の部屋
のび太「ふぅ〜それにしても今日は疲れたなぁ」ア~ネミ
のび太「それにしても僕の帰りを心配してくれる幼馴染みかぁ...凄くいいね///」
111: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:17:13.32 ID:QWV8Q++00
ドラえもん「え⁉︎幼馴染みって、どういう事だい?」
のび太「ああ、この世界ではリルルは僕の幼馴染みって事になってるみたい」
ドラえもん「なるほど。そういえば服もセーラー服だったね」
のび太「ああ、朝もセーラー服着てたっけ」
ドラえもん「うん、多分あのセーラー服は中学生のものだと思うよ」
112: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:18:22.09 ID:QWV8Q++00
のび太「リルルが中学生か。」
ドラえもん「リルルが中学生って事は他の娘はどうなってるんだろう...」
のび太「ククはクラスは違ったけど同じ学年だったよ」
ドラえもん「へぇ〜」
のび太「クレムちゃんは学年が一つ違ったよ」
ドラえもん「美夜子さんやベティは?」
113: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:20:27.64 ID:QWV8Q++00
のび太「美夜子さんとベティは同じ制服だったけどリルルとは違うみたい。多分高校生なんじゃないかな?バイクで帰り、送ってもらったし」
のび太「まぁ今日本当はククと遊ぶ約束してたんだけどね...」
ドラえもん「き、君はククちゃんと約束してたのに美夜子さん家にいったのかい⁉︎」
のび太「そりゃ悪いと思ったけどテストだしねぇ...」
ドラえもん「それじゃククちゃんが可哀想じゃないか‼︎」
114: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:21:12.77 ID:QWV8Q++00
のび太「だ、大丈夫だよ。明日に変更してもらったから、それに用事が出来たみたいだったし」
ドラえもん「だからってねぇ....」
のび太「まぁまぁ大丈夫だって」
ドラえもん「なんか僕、嫌な予感がするんだよ...」
のび太「嫌な予感って?」
ドラえもん「う〜ん、具体的にはよく分からないけど...なんか嫌な予感がするんだよ...」
115: ◆X3IAgezxHs 2015/04/26(日) 20:22:10.45 ID:QWV8Q++00
のび太「ドラえもんは心配性だなぁ」ハッハッハッハ
ドラえもん「僕は君の事が心配だから言って....」
のび太「わかったわかった....とりあえず今日は疲れたから話は明日にしようよ....」ア-ネミ~
ドラえもん「そ、そんなぁ〜....」
のび太「それじゃあお休みドラえもん....」スヤスヤ
ドラえもん「はぁ.....」
117: 以下、

まぁのび太との再会を待ち望んでいた娘ばかりだから
嬉しさ余ってヤンデレになってしまってもしょうがないよね
118: 以下、
ヤンデレ劇場版ヒロイン集合とか胸熱
119: 以下、
女の子の嫉妬って改めて怖いと思った(震え声

121: 以下、
アニメで、ヤンデレっぽいロボットいなかったっけ?
122: 以下、
>>121
トモダチロボットのロボ子さんの事かな?
123: 以下、
今ごろしずかちゃんは何してるんかな…
ま、出木杉とデートだろうけど
124: 以下、
>>121
トモダチロボット「ロボ子」
人間の友達となるためのロボットで、特定の人間のみを好きになるようセットすることができる
のび太が他の者(特に女子)と喋ったり仲良くしたりすると、激しい嫉妬心を抱く。腕力は実に100万馬力
ドラえもんが「良いロボットは借り賃が高い」と言っていたことから、彼女の借り賃はそれほど高額ではないと思われる
※wikiより
125: 以下、
>>124
今から思えばヤンデレや暴力系ヒロインのはしりだったな……
藤子先生は偉大だ
127: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 19:56:17.84 ID:aPG7KZs80

リルル「起きてのび太君」
のび太「う、んん....」
リルル「起きてのび太君」
のび太「あ....リルル...」
リルル「起きたようね」
のび太「う、うん...いつも悪いね....」
リルル「そう思うなら自分で起きてくれるかしら?」クス
128: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 19:57:01.88 ID:aPG7KZs80
のび太「それは....」
リルル「冗談よ、いつもの事だしもう慣れたわ」
のび太「そ、そう//」
リルル「ささ、早く着替えて朝ごはん食べましょう」
のび太「うん♪」
リルル「じゃあ下で待ってるわね」
のび太「わかったよリルル」
ス-
ドラえもん「リルル行ったかい?」
129: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 19:58:22.09 ID:aPG7KZs80
のび太「あ、ドラえもん‼︎」
ドラえもん「し〜‼︎リルルに聞こえるから‼︎」
のび太「わ、わかったよ。でも何でコソコソしなくちゃいけないの?」
ドラえもん「用心に越した事はないからね」
のび太「で、どうかしたの?」
ドラえもん「昨日から考えてたんだけど、やっぱりもしもボックスで元の世界に戻った方が....」
のび太「え〜嫌だよ‼︎今日だって放課後ククと遊ぶ約束してるし」
130: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 19:59:07.19 ID:aPG7KZs80
ドラえもん「でもね〜のび太君...」
のび太「大丈夫だって、それじゃあ僕朝ごはん食べてくるね」
ドラえもん「の、のび太君⁉︎」
のび太「ふふ、心配しないで。後でご飯持ってくるから。」タッタッタ
ドラえもん「あ〜.....行っちゃった....」
台所
リルル「ごめんね昨日のご飯で」
のび太「ううん、僕の方こそ昨日はごめんね」
リルル「もう気にしてないから安心して」
131: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 19:59:56.92 ID:aPG7KZs80
のび太「良かった」ホッ
リルル「でも次は.....」ボソ
のび太「え?」
リルル「なんでないわ。さ、いただきましょ」
のび太「うん」
のび太「いっただきま〜す」
リルル「いただきます」
のび太「うん、やっぱりリルルのご飯美味しいね」パクパク
132: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:00:36.63 ID:aPG7KZs80
リルル「そう?ありがとう」
のび太「」パクパクパクパク
リルル「ふふ♪」
のび太「ふぅ....美味しかった」
リルル「お粗末さま」
のび太「じゃあ今日は僕が片付けるからリルル先行ってていよ」
リルル「え、でも...」
のび太「いいからいいから」
リルル「そう.....じゃあ先行ってるね」
133: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:01:13.83 ID:aPG7KZs80
のび太「うん」
リルル「.....」
のび太「よしじゃあこれから洗うか....」ジャ-ジャ-
リルル「....」ガチャ
バタン
のび太「ふんふんふん♪」
のび太「よし、終わった。学校行こうっと」
ガチャ
バタン
ドラえもん「ご飯まだかなぁ....」グゥゥゥ
134: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:03:12.29 ID:aPG7KZs80
通学路
クク「....」
クク「....」
クク「....」
のび太「♪」テクテクテク
クク「のび太さん!」
のび太「あ、ククじゃないか」
クク「おはようございます。のび太さん」
のび太「おはようクク♪」
クク「リルルさんは?」
135: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:04:16.54 ID:aPG7KZs80
のび太「リルルなら先に行ったよ」
クク「そうですか....」
のび太「うん、じゃあ行こうか」
クク「はい」ニコ
ジャック「ノビー」タッタッタッタ
のび太「やぁジャック、おはよう」
クク「おはようジャックちゃん」ニコ
136: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:05:39.73 ID:aPG7KZs80
ジャック「おはようノビークク〜」
クク「では行きましょうか」
のび太「そうだね」
ジャック「うん」
テクテクテ
ジャック「そういえばノビー?」
のび太「なんだいジャック?」
ジャック「あした野球の試合だよね〜」
137: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:06:26.28 ID:aPG7KZs80
のび太「あ、ああ....(すっかり忘れてた..)」
ジャック「観に行ってもいいかな?」
のび太「え、え〜っと....」
ジャック「ボク、ノビーが活躍してるとこ観に行きたいんだ♪」
のび太「い、いいとも!」
ジャック「本当?ノビー?」
のび太「ああ、僕のホームラン打つところ観に来なよ‼︎」
138: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:09:17.12 ID:aPG7KZs80
ジャック「ホームラン⁉︎すごーいノビー‼︎」
クク「の、のび太さん...大丈夫なんですか?」
のび太「うん大丈夫だよ!」
クク「わ、わかりました。」
ジャック「わ〜い。」
のび太「(ど、どうしよう......また僕の悪い癖が...あ、そうだ....)」
クク「.....」



クク「それではのび太さん。私失礼します」
139: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:10:08.95 ID:aPG7KZs80
のび太「うんじゃあねクク」
ガラガラガラ
スネ夫「だからさぁ....」
ジャイアン「でもよぅ.....」
のび太「おはようジャイアンスネ夫」
ジャイアン「おう、のび太か、おはよう」
スネ夫「おはようのび太」
のび太「うん、ところで今何話してたの?」
140: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:11:41.40 ID:aPG7KZs80
スネ夫「それがさ...昨日せっかく遊ぶ約束してたのにジャイアン来なくてさぁ...」
ジャイアン「だから言ってるだろ、行く途中にベティに会って俺ん家で勉強することになってさ」
スネ夫「せっかく待ってたのにジャイアン来ないんだもん」
ジャイアン「わりぃわりぃ」
のび太「ああ、確か隣町の文通相手が来たんだよね」
141: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:15:43.47 ID:aPG7KZs80
スネ夫「なんでのび太が知ってるんだ?」
のび太「昨日ジャイアンに会って聞いたんだよ。ね?ジャイアン」
ジャイアン「ああ」
スネ夫「そうなんだ」
のび太「ところでさぁその文通相手の写真見せてくれない?」
スネ夫「ああ、いいよ。ほら」つ
のび太「どれどれ...」
のび太「あぁ...この娘達か....」
142: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:16:16.54 ID:aPG7KZs80
スネ夫「なんだのび太、知ってるのか?」
のび太「い、いや...」
スネ夫「どうだのび太、凄く可愛いだろ?」
のび太「う、うん」
スネ夫「ちなみに黄色髪の娘がミミミちゃん。大手生花店のご令嬢なんだって」
のび太「花屋さんかぁ。いいね」
スネ夫「だろ?」
143: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:16:51.16 ID:aPG7KZs80
スネ夫「次に赤い三つ編みの娘がハニーちゃん。大手お菓子メーカーのご令嬢さんだよ」
のび太「それはすごいね」
スネ夫「まぁのび太には高翌嶺の花だね」
のび太「むっ...」ムカ
スネ夫「最後に赤いロングの娘がロビンちゃん。電車会社のご令嬢さん」
144: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:17:24.94 ID:aPG7KZs80
のび太「みんなどこかのご令嬢さんなんだ」
スネ夫「そう、まぁ僕ん家みたいなエリートな家柄じゃないと付き合えない娘たちだね」ハッハッハッハ
のび太「やっぱりいつもの自慢じゃないか」ボソ
スネ夫「ん?なんか言ったか?」
のび太「いや何も...」
ジャイアン「あ、そうだ‼︎」
145: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:17:58.00 ID:aPG7KZs80
スネ夫「どうしたのジャイアン?」
ジャイアン「明日の試合だよ」
スネ夫「ああ、そういえばそうだったね」
ジャイアン「のび太〜しっかり練習してただろうな?」ギロ
のび太「も、もちろんじゃないか」アセアセ
ジャイアン「もしノーヒットだったらギッタギッタに...」
146: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:18:36.71 ID:aPG7KZs80
スネ夫「ジャイアンジャイアン、そんな事したらベティさんに....」コソコソ
ジャイアン「ああ、そうだった...もしノーヒットだったら地獄の1,000本ノックだから覚悟しろよな?」ギロ
のび太「う、うん。わかったよ」
ジャイアン「よし、明日楽しみにしてるからな‼︎」
のび太「(ふふ〜んだ、僕にはあの道具があるんだ...)」ニヤ
ガラガラガラ
先生「さぁ皆んな席に着け〜」
生徒一同「は〜い」
147: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:20:21.56 ID:aPG7KZs80
先生「では出席をとる....」
四時間目
先生「それでは算数テストを開始する」
先生「カンニングなどの不正行為はしないように」
先生「それでは始め‼︎」
カキカキカキカキ
スネ夫「(えっと....この問題の解き方は....)」カキカキ
ジャイアン「(お、この問題が来たか...ベティのおかげでスラスラ解けるぜ...)」カキカキカキ
148: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:20:58.30 ID:aPG7KZs80
出木杉「(ふっ、僕に解けない問題はないさ)」キラ~ン
のび太「(よかった...ほとんど昨日やったところと同じみたいだ。これなら僕にも...)」カキカキカキ
・・・
先生「そこまで‼︎」
ピタ‼︎
先生「では後ろの列の人が回収するように‼︎」
スネ夫「ねぇ、どうだったジャイアン?」
149: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:22:21.85 ID:aPG7KZs80
ジャイアン「余裕余裕。お前はどうなんだよ?」
スネ夫「そこそこできたよ」
のび太「(ふぅ...なんとかできたぞ。これも美夜子さんのおかげだ...)」グッタリ
出木杉「(こ、この僕が....1問も解けなかっただと⁉︎....)」
150: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:23:57.85 ID:aPG7KZs80
昼休み
ガラガラガラ
ロップル「のび太君、いるか〜い?」
のび太「やぁロップル君」
ロップル「今日もいいかな?」
のび太「ああ、花植えの続き?」
ロップル「そうなんだ。いいかい?」
のび太「もちろん♪」
ロップル「良かった。じゃあ行こうか」
のび太「うん」
151: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:25:58.92 ID:aPG7KZs80
花壇
クレム「ふぅ....」
ロップル「お待たせクレム」
クレム「お兄ちゃん、それにのび太君//」
のび太「今日大変みたいだね」
クレム「ううん、好きでやってる事だから..」
のび太「僕も手伝うよ」
152: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:26:50.17 ID:aPG7KZs80
クレム「ありがとう///」
ロップル「あ、そういえばのび太君?」
のび太「なにかな」
ロップル「明日ジャイアンズの試合があるんだよね?」
のび太「うん、あるけど...」
ロップル「僕とクレムも観に行っていいかな?」
153: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:27:50.63 ID:aPG7KZs80
のび太「え、急にどうして?」
ロップル「いやクレムがのび太君の試合以前から観に行きたいって言ってるものだから。ね、クレム?」
クレム「う、うん///のび太君が活躍してるところ観てみたいから....////」カアアア
のび太「いや、観てもつまらないと思うけど....」
ロップル「そんな事ないよ〜。ね?クレム?」
154: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:29:28.31 ID:aPG7KZs80
クレム「うん!いいでしょ?のび太君」
のび太「そこまで言うなら...」
クレム「やった〜‼︎」
ロップル「よかったねクレム」
クレム「うん‼︎」
のび太「(なんかどんどん大事になってくるなぁ...)」
155: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:31:36.11 ID:aPG7KZs80
帰りの会
先生「それではみんな気をつけて帰るように‼︎」
ヨ~シカエロウゼ
スネ夫「のび太、ジャイアン帰ろうよ」
ジャイアン「おお、のび太帰ろうぜ」
のび太「うん、今行く」タッタッタッタ
156: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:32:22.01 ID:aPG7KZs80
クク「....」
クク「.....」
ガラガラガラ
のび太「あ、クク!」
クク「のび太さん」
のび太「ごめんね待たせちゃって」
クク「いえ、私のクラスも今終わったところですから」ニコ
のび太「そう、じゃあ帰ろうか」
クク「はい」ニコ
157: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:33:07.18 ID:aPG7KZs80
帰り道
のび太「それでねクク....」
クク「ええ..,」
スネ夫「ねぇねぇジャイアン、僕新しいゲーム買ったんだけど一緒に遊ばない?」
ジャイアン「わりぃ、今日は無理なんだ」
スネ夫「え、また店番頼まれたの?」
ジャイアン「いや、今日は棒術の稽古日なんだよ。なぁクク?」
158: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:33:42.89 ID:aPG7KZs80
クク「そうですね。今日は小学生の部の日ですね」
スネ夫「ああ、そういえば習い始めたんだっけ?」
ジャイアン「母ちゃんがその馬鹿力を武術に活かせって言ってさぁ」
スネ夫「それで渋々?」
159: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:34:22.52 ID:aPG7KZs80
ジャイアン「まぁ最初はそうだったけどやってみたら面白くってさ、今じゃめっちゃハマってるんだよ」
スネ夫「へぇ〜」
クク「私の父も武さんは才能があるって誉めてるんですよ」ニコ
のび太「凄いねジャイアン」
ジャイアン「よせよ〜照れるじゃねぇか//」
160: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:35:02.65 ID:aPG7KZs80
スネ夫「じゃあしょうがないね。のび太はどうだ?」
のび太「僕も今日予定があるから...」チラ
クク「...」コク
スネ夫「なんだ、せっかく誘ってやったのに...
ククちゃんはどう?」
クク「私も今日は予定がありますので。すみません」
161: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:35:46.20 ID:aPG7KZs80
スネ夫「なんだ〜みんな予定があるのか〜」
ジャイアン「それじゃ俺こっちだからじゃあな〜」
スネ夫「じゃあね〜」
のび太「じゃあ僕もククはこっちだから」
スネ夫「ああ、じゃあなのび太」
クク「さようならスネ夫さん」ニコ
スネ夫「うん、じゃあね〜ククちゃん」
162: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:36:27.35 ID:aPG7KZs80
スネ夫「....」
スネ夫「はぁ....しょうがない漫画でも買って家で読もっと」タッタッタ
クク「スネ夫さんには悪い事しましたね」
のび太「いいんだよ、どうせあや取りで遊ぶって言ったら馬鹿にするだけだし」
クク「そうですか」
163: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:38:18.79 ID:aPG7KZs80
のび太「そうだよ。それに昨日遊べなかった分二人だけで遊びたいしね///」
クク「の、のび太さん///」カアアア
のび太「ふふ、じゃあ僕の家に集合ね」
クク「はい、分かりました」
のびた「それじゃまた後で」ノ
クク「はい」ニコ
のびた「....」タッタッタッタッタ
クク「二人だけ....嬉しいです...のび太さん///...」
164: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:39:25.46 ID:aPG7KZs80
のび太家
のび太「ただいま〜」
ドラえもん「おかえりのび太君」
のび太「あ、ドラえもん」
ドラえもん「テストどうだった?」
のび太「うん、バッチリ♪」
ドラえもん「それは良かった」
のび太「ところでさぁドラえもん〜」
165: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:41:13.20 ID:aPG7KZs80
ドラえもん「なんだい?」
のび太「明日野球の試合があるんだけど...」
ドラえもん「ダメだよ‼︎」
のび太「まだ頼んでもいないのに...」
ドラえもん「どうせ野球が上手になる道具貸してって言うんでしょ?」
のび太「....」ギク
ドラえもん「図星みたいだね」
166: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:42:07.05 ID:aPG7KZs80
のび太「でもねぇドラえもん...明日の試合はどうしても活躍しなくちゃいけないんだよ〜」
ドラえもん「それまたどうして?」
のび太「実は.....」
・・・
ドラえもん「なるほどねぇ...ジャックやクレムちゃんの前で恥かきたくないわけか」
のび太「そうなんだよ。だから前かしてくれた大リーガーセット、借りてっていいかい?」
167: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:42:47.34 ID:aPG7KZs80
ドラえもん「あのねぇ〜のび太君、そんな道具を使ってまでジャックやクレムちゃんの前で活躍したいのかい?」
のび太「だけど今日はこれからククと遊ぶから練習できないし....それに一日くらい練習したくらいで上手くなるとは思えないよ」
ドラえもん「でもやらないよりかはマシだよ」
のび太「そんな〜お願いだよドラえもん〜」
168: ◆X3IAgezxHs 2015/04/27(月) 20:44:41.48 ID:aPG7KZs80
ドラえもん「分かった分かった。」
のび太「本当⁉︎ありがとう」
ドラえもん「ただし野球が上手くなる道具は貸かさないよ?」
のび太「え、それって...」
ドラえもん「僕に考えがあるから任せといて♪」
のび太「わ、わかったよ」
174: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 19:49:15.75 ID:o/X7DJnhO
コンニチハ~
のび太「あ、ククが来たみたい」
ドラえもん「じゃ、じゃあ僕は押入れに隠れてるね?」
のび太「うん、分かった」
コンニチハ~ノビタサ~ン?
のび太「は〜い」ダッダッダッダ
ガチャ
のび太「いらっしゃいクク」
175: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 19:50:13.11 ID:o/X7DJnhO
クク「こんにちはのび太」
のび太「さ、あがってあがって」
クク「はいお邪魔します」
のび太の部屋
のび太「それじゃああや取りやろうか」
クク「はい♪」
のび太「まずはこうやってこうしてこうやると.....」
のび太「これが[踊る蝶]だよ」
クク「わぁ凄いですのび太さん‼︎」
176: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 19:50:51.47 ID:o/X7DJnhO
のび太「え⁉︎本当?」
クク「はい。ククにもっと教えてください」ニコ
のび太「うん‼︎じゃあ次はこうしてこうすると.....」
のび太「できた、[ほうき星]」
クク「綺麗な形ですね♪」
のび太「へへ、で、これをこっちにもってくると....」
177: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 19:53:14.35 ID:BdJ78Zss0
のび太「[銀河]の完成」
クク「本当に銀河みたいです♪」
のび太「どんどん教えてあげるからね?」
クク「はい」ニコ
クク「ところでのび太さん」
のび太「え、なに?」
クク「ククも明日の試合、観に行ってもいいですか?」
178: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 19:53:51.89 ID:BdJ78Zss0
のび太「も、もちろんだよ」
クク「ありがとう。ククものび太さんの活躍楽しみにしてますから///」ギュッ
のび太「ま、まかせてよ///」
クク「ふふ//」
のび太「じゃ、じゃああや取りの続き教えるね?」
クク「はい♪」ニコ
のび太「それじゃあ次はねぇ.....」
179: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 19:54:44.98 ID:BdJ78Zss0
5時
クク「あ、もうこんな時間ですか」
のび太「本当だ、夢中になってたから気が付かなかったよ」
クク「それでは...私...そろそろ帰りますね?」
のび太「うん分かった」
クク「今日は楽しかったです。またあや取り教えてくださいね?」
のび太「もちろん
180: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 19:56:00.69 ID:BdJ78Zss0
>>179訂正
5時
クク「あ、もうこんな時間ですか」
のび太「本当だ、夢中になってたから気が付かなかったよ」
クク「それでは...私そろそろ帰りますね」
のび太「うん分かった」
クク「今日は楽しかったです。またあや取り教えてくださいね?」
のび太「もちろんだよ♪」
181: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 19:57:46.79 ID:BdJ78Zss0
クク「では失礼します。」
のび太「また明日〜」
ガチャ
リルル「あら、ククちゃんじゃない?」
クク「リルルさん....」
のび太「あ、リルル?」
リルル「二人で遊んでたの?」
のび太「うんそうだけど」
182: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 19:59:54.93 ID:BdJ78Zss0
リルル「それは楽しそうで....よかったわねのび太君...」チラ
クク「.....」
リルル「それじゃあ私ご飯作るから待っててね」ニコ
のび太「分かったよ」
リルル「ククちゃんもよかったら食べてく?」
クク「いえ、迷惑になるので、私は帰ります。」
リルル「そう。」ニコ
183: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:00:31.47 ID:BdJ78Zss0
クク「ではのび太さん、明日の試合楽しみにしてますから...」
のび太「う、うん」
クク「では失礼します....」
ガチャ...
バタン
リルル「......」フフフ
のび太「ん?」
184: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:02:07.92 ID:BdJ78Zss0
リルル「私は料理に取り掛かるかしら」スタスタスタ
のび太「あ、僕も手伝うよ」
リルル「いいわよ、部屋で待ってて」
のび太「わかった...」
ダッダッダッダ
リルル「さて.....」
185: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:03:15.68 ID:BdJ78Zss0
のび太の部屋
のび太「ドラえもん?」ボソ
ドラえもん「なんだいのび太君?」バッ
のび太「い、いきなりジャンプしてこないでよ」
ドラえもん「ごめんごめん、ところでククちゃんはもう帰ったの?」
のび太「うん。さっき帰ったよ」
186: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:06:12.83 ID:BdJ78Zss0
ドラえもん「そう。それにしてもすごく仲よかったよね君たち」ニヤニヤ
のび太「そうかなぁ///」



クク家
ジャイアン「えいッ‼︎」
バシ!バシ!
ジャイアン「やぁッ‼︎」
イシュマル「よーしいいぞ、その調子だ武‼︎」
187: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:06:48.07 ID:BdJ78Zss0
バシ!バシ!バシ
ジャイアン「はいイシュマル先生‼︎」
バシ!バシ!バシ
イシュマル「よし、その呼吸を忘れるなよ‼︎」
ジャイアン「はいイシュマル先生‼︎」
イシュマル「ふぅ...では今日はこれで終了とする‼︎」
ジャイアン「ありがとうございました。イシュマル先生」ペコリ
189: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:08:39.75 ID:BdJ78Zss0
イシュマル「うむ、そうだ武」
ジャイアン「なんですか?」
イシュマル「近々大会なんだがお前も出てみないか?」
ジャイアン「え?いいんですか⁉︎」
イシュマル「ああ、日はまだ浅いがその実力なら大会でもいい成績が残せるはずだ」
190: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:09:22.25 ID:BdJ78Zss0
カカオ「おいおい....まじかよ....」
モカ「すげえなあいつ....」
ジャイアン「ありがとうございますイシュマル先生‼︎」
イシュマル「他のみんなも武に負けないようにしっかり稽古するように‼︎」
生徒「はい‼︎」
イシュマル「では片付けはしっかりするように‼︎」
191: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:10:15.55 ID:BdJ78Zss0
生徒「はい‼︎」
イシュマル「さて私も主屋に戻るとするか..」スタスタ
クク「.....」
イシュマル「おお、クク帰っていたのか」
クク「.......」ギリギリギリギリ
イシュマル「クク、どうかしたのか?」
クク「.....なんで....なんで....なんで....なんで...」ギリギリギリギリ
192: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:11:18.89 ID:BdJ78Zss0
イシュマル「クク....?」
クク「あ、お父様!?」
イシュマル「クク、何かあったのか?」
クク「い、いえ、なんでもありません」
イシュマル「ならいいんだが....もし悩み事があるなら相談するんだぞ?」
クク「はい、ありがとうございますお父様。でも私大丈夫ですから....」
イシュマル「そうか....では夕飯にするか」
クク「はいお父様」ニコ
193: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:12:11.84 ID:BdJ78Zss0
のび太家
ドラえもん「それにしてもククちゃんも明日の試合観に来るんじゃ頑張らないとね」
のび太「あ、その事なんだけど具体的にどうするわけ?」
ドラえもん「それはだね...」
リルル「ご飯出来たわよ〜」
194: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:13:20.26 ID:BdJ78Zss0
のび太「あ、ご飯出来たみたい。行ってくるね」
ドラえもん「僕のご飯も持ってきてよね?朝忘れて学校行っちゃったし」
のび太「あ、そういえば忘れてた...」
ドラえもん「もぉ〜のび太君たら」プンプン
のび太「ちゃんと持ってくるから安心して」
ダッダッダッダ
台所
リルル「さぁいただきましょうか」
のび太「いただきま〜す」
195: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:13:56.28 ID:BdJ78Zss0
のび太「.....」パクパクパク
リルル「美味しい?」
のび太「うん、美味しいよリルル♪」パクパク
リルル「のび太君が喜んでくれて私も嬉しいわ///」
のび太「リルル///」
リルル「ふふ♪」
のび太「///」パクパク
196: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:14:32.17 ID:BdJ78Zss0
リルル「あ、そういえばのび太君?」
のび太「なに?」
リルル「さっきククちゃんが試合って言ってたけど...」
のび太「」ギク
リルル「明日、野球の試合あるの?」
のび太「う、うん。まぁね...」
リルル「私も観に行っていいかしら?」
197: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:16:00.10 ID:BdJ78Zss0
のび太「え⁉︎観に来るの?」
リルル「あら、私が行ったらいけないの?」
のび太「い、いやそん事はないけど...」
リルル「ならいいわよね?」ニコ
のび太「うん...」
リルル「楽しみにしてるわ」ニコ
のび太「(....本当に大丈夫なの?ドラえもん...)」
リルル「ささ、いっぱい食べて体力つけてね」
のび太「う、うん...」パクパク
198: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:17:18.29 ID:BdJ78Zss0



リルル「じゃあ私、そろそろ帰るわね」
のび太「ご馳走様リルル」
リルル「明日楽しみにしてるから♪」
のび太「まかせてよ」
リルル「それじゃあ....お休みなさいのび太君」
のび太「お休みリルル」
ガチャ..
バタン..
のび太「さて.....ドラえもん〜‼︎」
199: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:17:58.01 ID:BdJ78Zss0
ダッダッダッダ
のび太「ドラえもん〜‼︎」
ドラえもん「な、なんだいのび太君。大きな声出して」
のび太「だってさぁ〜」
ドラえもん「その前にのび太君。僕のご飯は?」
のび太「あ、忘れてた...」
ドラえもん「も〜‼︎」
のび太「ごめんごめん。今なにか持ってくるね」
201: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:19:16.59 ID:BdJ78Zss0
ダッダッダッダ
ダッダッダッダ
のび太「はいどうぞ」つ
ドラえもん「ありがとう」ムシャムシャムシャ
のび太「ねぇ〜ドラえもん?」
ドラえもん「なんだいのび太君?」
のび太「その猫の姿どうにかならないの?」
202: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:20:56.10 ID:BdJ78Zss0
ドラえもん「う〜ん僕、結構この姿気に入ってるんだよな〜。動きやすいし、何より狸と間違われないからね」ムシャムシャ
のび太「そう、それならいいんだけど」
ドラえもん「うん。それにしてもリルルのご飯、美味しいね」
のび太「でしょ?僕も美味しいと思ってるんだ」
ドラえもん「のび太君は幸せ者だなぁ〜」ニヤニヤ
のび太「いやぁ〜///」デレ~
203: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:21:40.91 ID:BdJ78Zss0
ドラえもん「ふぅ....ご馳走様」
のび太「じゃあ食べたそうそう悪いんだけど....明日の試合どうするわけ?」
ドラえもん「あ、そうだったね。じゃあスペポケット出してくれる?」
のび太「うん」ゴソゴソ
のび太「出したよ」
ドラえもん「で、どこでもドア出してくれるかい?」
204: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:23:01.60 ID:BdJ78Zss0
のび太「どこに行くの?」
ドラえもん「河川敷のグラウンドさ」
のび太「分かったよ」
つドコデモドア~
ドラえもん「じゃあ行こう」トコトコトコ
のび太「待ってよドラえもん〜」
河川敷のグラウンド
のび太「グラウンドに来たのはいいけど...暗いし練習なんか出来ないよ...」
205: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:23:41.51 ID:BdJ78Zss0
ドラえもん「心配ないって。光夜昼ランプで周辺を明るくして」
のび太「あ、そうか」ゴソゴソ
つヨルヒルランプ~
シュゥゥゥゥゥ....
ドラえもん「ほら、明るくなった」
のび太「そうだね。あとは?」
ドラえもん「一つぶ24時間と時門を出してくれるかな?」
206: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:24:44.33 ID:BdJ78Zss0
のび太「それってまさか....」
ドラえもん「そう、時門で時間をゆっくりにして練習するんだよ。一つぶ24時間使えば夜通し練習できるからね」
のび太「そんなぁ〜」
ドラえもん「愚痴愚痴言わない。ささ、出した出した」
のび太「わ、分かったよ」ゴソゴソ
つヒトッブ24ジカン~
つジモン~
ドラえもん「あとはピッチングマシンを出してね」
のび太「ピッチングマシン?」
207: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:25:22.37 ID:BdJ78Zss0
ドラえもん「うん、未来のピッチングマシンだけど基本的な事は現代のとあまり変わらないよ」
のび太「へぇ〜」ゴソゴソ
のび太「あ、これかな?」
つピッチングマシン~
ドラえもん「よしのび太君、最初に時門をきつく締めて」
のび太「うん」キュッキュッキュッキュッ
ドラえもん「次に一つぶ24時間を飲んで」
208: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:26:30.41 ID:BdJ78Zss0
のび太「飲んだよ?」
ドラえもん「じゃあ練習開始しようか」
のび太「あんまり気がすすまないけど....」
ドラえもん「僕がリモコンでボタン押してボール投げからのび太君はそのボールを打ってね」
のび太「わかったよ」つバット
ドラえもん「よ〜し、ボール投げるね」ポチ
バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン‼︎
のび太「う、うわぁ⁉︎」
のび太「は、すぎだよドラえもん‼︎」
209: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:27:09.82 ID:BdJ78Zss0
ドラえもん「あ、間違えた....メジャーリーガーモード押しちゃった」テヘペロ
のび太「も〜うドラえもん‼︎、しっかりしてよ〜」
ドラえもん「ごめんごめん。ジュニア野球モードっと」ポチ
バシュゥゥゥン
のび太「は、い...」
のび太「ドラえもん〜、これもいよ....」
210: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:28:47.01 ID:BdJ78Zss0
ドラえもん「ジュニアと言ってもエース投手級の度だからね。大体120km/hくらい出てると思うよ」
のび太「120キロ⁉︎そんな球打てるわけないよ〜....」
ドラえもん「要は慣れだよ、さぁどんどん投げからね〜」ポチポチポチ
バシュゥゥゥン
のび太「えい!」ブルン
バシュゥゥゥン
のび太「やぁ‼︎」ブルン
バシュゥゥゥン
のび太「とぅ‼︎」ブルン
212: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:29:28.27 ID:BdJ78Zss0
ドラえもん「のび太君ボールをよく見て‼︎」ポチポチポチポチ
のび太「わ、わかってるけど....」
バシュゥゥゥン
のび太「てい!」ブルン
バシュゥゥゥン
のび太「そりゃ‼︎」ブルン
バシュゥゥゥン
のび太「なんの‼︎」ブルン
バシュゥゥゥン
のび太「ほい‼︎」ブルン
215: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:33:30.61 ID:BdJ78Zss0
ドラえもん「(道はながそうだな.....)」
・・・
100球目
バシュゥゥゥン
のび太「それ‼︎」カン.....
のび太「え?」
コロコロコロ
のび太「や、やった⁉︎当たった‼︎当たった‼︎」
ドラえもん「(ふぅ..,やっとボールに当たったか...)」
216: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:35:08.43 ID:BdJ78Zss0
のび太「これで明日は大丈夫だ‼︎」
ドラえもん「ちょ、ちょっと待ってよのび太君!」
のび太「え?なに?」
ドラえもん「いくら何でもこれだけじゃ全然練習足りないよ」
のび太「でも120キロのボールに当てたよ?」
ドラえもん「当たったって言うけど...,今のじゃすぐアウトになっちゃうよ...」
のび太「そんな〜」
ドラえもん「まぁまぁ時間はたっぷり有るんだから、少しずつ打てるようにしていこうよ」
217: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:36:06.14 ID:BdJ78Zss0
のび太「う、うん...」つバット
ドラえもん「それじゃあ投げね〜」ポチポチポチ
バシュゥゥゥン
バシュゥゥゥン
バシュゥゥゥン
のび太「えい‼︎ えい‼︎ えい‼︎」ブルンブルンブルン
300球目
バシュゥゥゥン
のび太「うん‼︎」カン...
コロコロコロ...
218: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:36:44.59 ID:BdJ78Zss0
500球目
バシュゥゥゥン
のび太「それ‼︎」コ~ン
700球目
バシュゥゥゥン
のび太「はぁ...‼︎」カ~ン
1000球目
のび太「......」カキ~ン
219: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:37:20.54 ID:BdJ78Zss0
10000球目
バシュゥゥゥン
のび太「もぅ....ダメだ....」カキ~ン‼︎
ビュ~ン....ポチャン....
のび太「え....?」
のび太「う、うそ⁉︎」
ドラえもん「や、やった、やったじゃないかのび太君‼︎」
220: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:38:06.31 ID:BdJ78Zss0
のび太「う、うん....い、今の...僕が打ったんだよね.....?」
ドラえもん「そうだよ。そうだよのび太君‼︎」
のび太「や、やった‼︎やった〜‼︎」
ドラえもん「よく頑張ったね〜。それも自分の力で....」
のび太「うん‼︎」
ドラえもん「それじゃ...」
221: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:39:06.77 ID:BdJ78Zss0
のび太「そうだね...僕、疲れてないけど...もうヘトヘトだよ〜」グッタリ
のび太「じゃあドラえもん...部屋に戻ろうよ」
ドラえもん「え?なに言ってるんだい?」
のび太「え?」
ドラえもん「まだ守備の練習してないじゃないか」ニャニャ
のび太「え〜え⁉︎そんな〜」ヘナヘナヘナ
ドラえもん「まだまだ夜は長いんだし守備の練習始めようか」ニコ
のび太「ひぇぇぇぇぇぇぇ.....」
222: ◆X3IAgezxHs 2015/04/28(火) 20:40:24.30 ID:BdJ78Zss0

チュンチュンチュンチュン...
のび太「それじゃあドラえもん...行ってくるね....」
ドラえもん「ふあ〜....頑張ってね...のび太君...」
のび太「うん....頑張って来るよ」
ドラえもん「それじゃぁ....
僕はもう一眠り......zzzzz」
ドラえもん「Zzzzzzz....」
のび太「(ありがとうドラえもん...)」
のび太「よし....行くか....」
228: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:05:19.96 ID:s+VEUJu40
河川敷のグラウンド
ワ~ワ~ワ~ワ~
ジャイアン「2アウトか...次のバッターは誰だ?」
スネ夫「それが....」チラ
安雄「....」チラ
はるお「....」チラ
のび太「僕だよ.....」
229: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:06:59.90 ID:s+VEUJu40
ジャイアン「なんだ....のび太かよ.....ん?...」
のび太「.....どうかしたのジャイアン...?」ドドドドドド
ジャイアン「(な、なんだ⁉︎のび太の気配が...)」
のび太「ジャイアン?」
ジャイアン「い、いや何でもねぇ...しっかり打てよのび太!」ガシ
のび太「....うん、任せてよ....」
ジャイアン「.....」
230: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:07:42.44 ID:s+VEUJu40
のび太「さて....」
ジャック「ノビーがんばれ〜」
クレム「のび太君頑張って〜」
クク「(のび太さん...)」ギュッ
のび太「....」コク
キャッチャー「相手はのび太だ、気楽にいこうぜ」
ピッチャー「ああ、これで3アウトだ」
231: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:08:52.70 ID:s+VEUJu40
のび太「.....」
ピッチャー「先ずは一球ーーーっ‼︎」
ビシュン
のび太「....」
バシッ
審判「ストライク‼︎」
232: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:09:29.95 ID:s+VEUJu40
ピッチャー「どうした?バットを振らなきゃ意味ないぜ?」ニャニャ
のび太「....」
ピッチャー「へ、何も言えないみたいだな」
のび太「....」
ピッチャー「続いて二球目ーーーーッ‼︎」
ビシュン
のび太「....」
バシッ
審判「ストライク‼︎」
233: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:10:16.32 ID:s+VEUJu40
ピッチャー「やっぱりのび太だな」ヘッヘッヘッヘ
スネ夫「あ〜やっぱりのび太だよ....。どうしようジャイアン...」ユサユサ
ジャイアン「....」
スネ夫「ジャイアン?」
ジャイアン「....黙って見てろ...」
スネ夫「う、うん」
ジャイアン「....」
234: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:10:56.67 ID:s+VEUJu40
のび太「(この程度のスピードなら).....打てる...!!」
ジャイアン「...」
キャッチャー「あと1ストライクだ」
ピッチャー「ああ...」コク
ピッチャー「これで....三振だぁーーーーッ‼︎」
ビシュン
のび太「(アウトコースか....それなら....)」カキ-ン‼︎
235: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:12:31.41 ID:s+VEUJu40
ピッチャー「な、なに⁉︎」
スネ夫「⁉︎」
ジャイアン「....」ニヤ
リルル「やった〜のび太君‼︎」
ジャック「ノビー‼︎」
のび太「よし...いいコースだ...」ダッダッダッダ
ジャイアン「やっぱりな...」
スネ夫「の、のび太が...流打ちだなんて.....」アゼン...
236: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:13:25.52 ID:s+VEUJu40
一塁
審判「セーフ‼︎」
ピッチャー「う、嘘だろ⁉︎....のび太なんかに....打たれるなんて....」
キャッチャー「き、気にするなって..マグレだマグレ...」
ピッチャー「ああ...」
237: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:14:07.57 ID:s+VEUJu40
・・・
ジャック「ノビーすごーい‼︎」
クク「(のび太さんすごいです...)」ギュッ
のび太「ふふ...」
スネ夫「ど、どうなってるんだ⁉︎今日ののび太は....」
はるお「打率一分の、のび太が....3打数3安打1打点だなんて」
安雄「しかもエラー無しときてる...」
スネ夫はるお安雄「どうなってるんだ〜⁉︎」
9回表
238: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:14:52.71 ID:s+VEUJu40
9回表
ジャイアン「はぁはぁはぁ.....」
ジャイアン「(のび太が活躍してるのに俺様ときたら...)」チラ
一塁 モブA「....」
ジャイアン「...」チラ
三塁 モブB「.....」
ジャイアン「(2アウト一塁三塁かぁ...)」
239: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:15:34.36 ID:s+VEUJu40
ジャイアン「(しかも打者は四番....打たれたら逆転されちまう...)」
ジャイアン「(やばいなぁ...)」
ベティ「武〜‼︎しっかり〜‼︎」
ジャイアン「(そうだな、俺様がしっかりしないとな...よし‼︎)」
モブ四番「.....」ニャニャ
ジャイアン「(ニヤニヤしやがって...イラつく野郎だ....)」
240: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:17:07.65 ID:s+VEUJu40
ジャイアン「(俺様の豪球....受けてみろ‼︎)ーーーーーッ‼︎」
ビシュゥゥゥゥン
モブ四番「いただきッ‼︎」ガッキ–ン‼︎
ジャイアン「何だと⁉︎」
マワレ~マワレ~
ビュ-ン....ポチャン...
241: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:17:49.76 ID:s+VEUJu40
スネ夫「ここに来て3ランホームランかよ....」
安雄「こりゃ...負けたかな...」
はるお「(負けたらジャイアン怒るだろうなぁ)」
ジャイアン「くそッ‼︎」
のび太「....」
ベティ「ドンマイドンマイ武〜。次の回取り返していこ〜‼︎」
ジャイアン「(ベティ......)」
ジャイアン「そうだな...9回裏逆転も悪くねぇよな....」
242: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:18:48.46 ID:s+VEUJu40
9回裏
ジャイアン「2アウト満塁かぁ....」
スネ夫「だけどジャイアン....次のバッターは...」チラ
安雄「...」チラ
はるお「....」チラ
ジャイアン「のび太かぁ....」
のび太「うん、僕だね...」
243: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:19:46.57 ID:s+VEUJu40
スネ夫「いくらのび太が今日打率良くても..この場面で使うのはまずいって...」
スネ夫「それにもうすぐ出木杉も来ることだし...代打で出木杉変えた方がいいって‼︎」
安雄「そうだよジャイアン」
はるお「出木杉に変えた方がいいよ‼︎」
チャリンチャリン
出木杉「(ふふ、どうせ弱小チームだから今頃ピンチなんだろうな....ピンチの時に現るは僕....中々いいね♪)」コキコキコキコキ
ジャイアン「そうだなぁ..,.」
244: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:20:24.06 ID:s+VEUJu40
のび太「僕はジャイアンの指示に従うよ...」
ジャイアン「...」チラ
のび太「....」ドドドドドドドド
ジャイアン「よし、決めた...」
ジャイアン「のび太、行ってこい‼︎」
スネ夫 はるお 安雄「えぇぇぇぇ⁉︎」
245: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:21:44.81 ID:s+VEUJu40
ジャイアン「なんだ?文句でもあるのか?」
スネ夫「いや、だってさぁ〜」
ジャイアン「気にするな、責任は俺がとる。」
はるお「まぁジャイアンが言うなら....ねぇ?」
安雄「う、うん...」
スネ夫「わ、わかったよ...」
ジャイアン「とういう訳だ。のび太、行けるか?」ガシッ
246: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:29:16.72 ID:s+VEUJu40
のび太「任せてよ!」
ジャイアン「なら行ってこい‼︎」
のび太「うん。」
のび太「よし...」
ジャック「ノビーがバッターなんだ〜。ねぇクク?ノビー大丈夫かな〜?」
ク「大丈夫ですよ。だってのび太さんですもの」ニコ
ジャック「そうだよね!ノビーだもんね」
クク「ええ」コク
247: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:29:56.65 ID:s+VEUJu40
キャッチャー「バッターはのび太だ。軽く三振にしてやろうぜ」
ピッチャー「ああ....」
ピッチャー「だけど....」チラ
のび太「......」
ピッチャー「(今日のあいつはいつもの奴じゃない....)」
ピッチャー「(気を引き締めないと...)」
248: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:31:38.16 ID:s+VEUJu40
のび太「どうしたの?最初の威勢はどこいったのかな?」
ピッチャー「野郎ッ‼︎」
のび太「ふん!」
ピッチャー「俺を......」
ピッチャー「俺を舐めるなぁぁぁぁぁぁーーーーーッ‼︎」
ビシュゥゥゥゥゥン‼︎
のび太「(このコース....頂きッ‼︎)」ガッキ–ン‼︎
249: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:32:19.96 ID:s+VEUJu40
ピッチャー「な、なんだと⁉︎」
スネ夫「嘘だろ⁉︎....」
はる夫「のび太が....」
安雄「逆転満塁サヨナラホームランだと⁉︎....」
ジャイアン「...ふっ...のび太のくせに....」ニヤ
....ボチャン...
ワ~ワ~ワ~ワ~
のび太「(ドラえもん....僕やったよ....)」ダッダッダッダ
250: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:33:08.59 ID:s+VEUJu40
キャ~ノビタク~ン
ノビ~
ノビタサ~ン~
のび太「ホームインっと...」ピタ
ジャイアン「良くやったなのび太‼︎」ガシ
のび太「ジャイアンが信じてくれだよ...ありがとう...」
ジャイアン「へへ//照れじゃねぇか//」
251: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:33:56.39 ID:s+VEUJu40
スネ夫「すごいなぁのび太〜」
のび太「いや、まぐれだよまぐれ..」
安雄「マグレだって普通こんな成績取れるものじゃないよ」
はるお「そうだよ」
のび太「ちゃんと練習したからね」
スネ夫「それにしても....」
ジャイアン「まぁまぁいいじゃないか。のび太のおかげで久しぶりにジャイアンズの勝利なんだからな」
252: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:35:26.65 ID:s+VEUJu40
スネ夫「それもそうだね〜」
ハッハッハッハッハ
キッキ–
出木杉「やっと着いた。さてヒーローのご到着だよ〜」
出木杉「あれ?...
出木杉「試合終わってる....」
出木杉「.....」
出木杉「.....」
出木杉「そんなバカなー‼︎......」
253: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:36:05.11 ID:s+VEUJu40
帰り道
クレム「それにしてものび太君大活躍だったね。」
ロップル「のび太君カッコよかったよ」
ジャック「ノビーすごかったね〜」
のび太「いや〜///」デレデレ
クク「とても素敵でしたよのび太さん」ニコ
リルル「観に行ってよかったわ」
254: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:36:41.67 ID:s+VEUJu40
のび太「それほどでも〜///」
ジャイアン「....」
スネ夫「ねぇねぇジャイアン?」
ジャイアン「何だ?スネ夫」
スネ夫「どうしてのび太を信じたの?いつもののび太なら絶対三振じゃん」
255: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:37:22.34 ID:s+VEUJu40
ジャイアン「ああ、それはだな...」
スネ夫「うん」
ジャイアン「気配が違ったんだよ...」
スネ夫「気配ねぇ...」
ジャイアン「今日ののび太の気配が..いつもと違ったんだよ。だから信じたわけだ...」
スネ夫「へぇ〜でもジャイアンなんで気配が分かるようになったの?」
256: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:37:59.90 ID:s+VEUJu40
ジャイアン「棒術やるようになってから相手の気配が分かるようになったんだよ」
スネ夫「すごいんだね武術って」
ジャイアン「なんなら俺と一緒に棒術やるか?
俺様がみっちり稽古してやるよ」
スネ夫「い、いや遠慮しておくよ....」
ベティ「ねぇ武...この後暇?」
257: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:38:37.79 ID:s+VEUJu40
ジャイアン「ああ暇だけど...」
ベティ「よかったら私とカラオケ行かない?試合のお祝いに私が奢るからさぁ♪」
ジャイアン「マジかよ⁈行く行く‼︎」
ベティ「それに武の歌声久しぶりに聴きたいしね♪」
ジャイアン「ああ、俺様の歌声たっぷり聴かせてやるよ//」
ベティ「嬉しい//」
258: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:39:25.21 ID:s+VEUJu40
スネ夫「....」
ジャイアン「ん?なんだスネ夫、お前もカラオケ行きたいのか?」
スネ夫「い、いや...僕は遠慮しとくよ...」アセアセ
ジャイアン「それじゃあ二人で行くとするか。」
ベティ「そうだね♪」
スネ夫「(ふぅ....助かった....)」ホッ...
スネ夫「それじゃあ僕は家でラジコンでもしよ〜っと」
259: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:40:02.88 ID:s+VEUJu40
のび太「♪」フンフンフン
クク「ね、ねぇ....のび太さん...」
のび太「なに?クク」
クク「この後予定ありますか?」
のび太「うん、大丈夫だよ?」
クク「よかった....よければ私の家に遊びに来ませんか?」
のび太「え⁈いいの?」
260: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:41:14.79 ID:s+VEUJu40
クク「はい//」
のび太「うん、行く行く‼︎絶対行くよ」
クク「ありがとう///」つギュッ
のび太「へへ//」デレデレ
クレム「.....」
ロップル「....」
リルル「のび太君....?」
261: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:42:47.72 ID:s+VEUJu40
のび太「何リルル?」
リルル「遅くならないようにね....?」
のび太「わかったよ」
リルル「うん...」
のび太「ククまたあとでね」
クク「はい。またあとで」
262: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:43:14.69 ID:s+VEUJu40
のび太「それじゃあね〜」タッタッタッタ
クク「///」
リルル「.....」ギリギリギリ
クレム「ねぇ.....お兄ちゃん....」
ロップル「....わかってるよ....クレム...」
クレム「ありがとう....お兄ちゃん...」
263: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:44:42.26 ID:s+VEUJu40
のび太家
のび太「ただいま〜」
ドラえもん「おかえり〜のび太君」フア〜ヨクネタ~
のび太「今起きたの?」
ドラえもん「うん、昨日遅くまでのび太君と練習してたからね」
のび太「ごめんねドラえもん」
264: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:45:25.52 ID:s+VEUJu40
ドラえもん「気にしないでのび太君。ところで試合はどうだったの?」
のび太「それが大活躍だったんだよ〜みんな僕の事褒めてくれたんだ♪」
ドラえもん「それはよかったねのび太君!」
のび太「うん、じゃあ僕ククの家に行ってくるね」
ドラえもん「今日もククちゃんと遊ぶの?」
のび太「うん。」
265: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:46:02.22 ID:s+VEUJu40
ドラえもん「くれぐれも遅くならないようにね」
のび太「分かってるって。じゃあ行ってきまーす」ダッダッダッダ
ドラえもん「行ってらっしゃい〜」
クク家
ピ~ンポ~ン
クク「いらっしゃいのび太さん」
のび太「やぁクク。お邪魔するよ」
266: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:46:55.82 ID:s+VEUJu40
クク「はい、どうぞあがってください」
のび太「お邪魔しま〜す」スタスタ
クク「私の部屋にいきましょか」
のび太「うん...あ、ところでおじさんは?」
クク「お父様なら用事で今日は帰って来ませんけど...」
のび太「そうなんだ」
267: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:47:58.28 ID:s+VEUJu40
クク「何か父に用事でもあるんですか?」
のび太「い、いや何でもないよ...」
クク「そうですか。では部屋に行きましょうか」
のび太「うん」
クク「♪」
のび太「(ククのお父様に会ったら、棒術習わされそうだもんな...)」
268: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:48:49.04 ID:s+VEUJu40
ククの部屋
クク「何もありませんが寛いでってくださいねのび太さん」
のび太「ありがとうクク。それにしても...」
クク「なんですか?」
のび太「うん、ククの部屋って凄く可愛らしいね」
クク「そ、そうですか///」
のび太「うん。本当だよ」
269: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:49:34.25 ID:s+VEUJu40
クク「ありがとうございますのび太さん//」
のび太「ふふ、ところでクク?」
クク「な、なんですか?のび太さん」
のび太「今日僕を呼んだ理由って何かなっと思ってさ。昨日遊んだばかりだしね」
クク「それはですね..」モジモジ
のび太「うん」
クク「の、のび太さんに渡したいものがったので//」
270: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:50:28.85 ID:s+VEUJu40
のび太「え、なになに?」ワクワク
クク「はい...コレなんですけど...//」つハコ
のび太「わぁありがとう。開けてもいいかな?」
クク「はい//」
のび太「なんだろう...」
パカ
のび太「うわぁ!綺麗なペンダント!!」
271: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:51:04.72 ID:s+VEUJu40
クク「ククが磨いたものです」
のび太「こんな綺麗なペンダント貰ってもいいの?」
クク「はい....のび太さんの為に磨いた物ですから...///」
のび太「え、僕の為⁈///」
クク「わ、私....」
272: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:51:38.74 ID:s+VEUJu40
クク「....私....のび太さんの事が好きですから...///」カァァァ
のび太「ぼ、僕の事好きって////」ヘナヘナヘナ
クク「だ、大丈夫ですか?のび太さん」
のび太「う、うん...大丈夫///」
クク「よかった....」ホッ
のび太「で、でも僕の事好きって...本当...?」
273: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:52:13.31 ID:s+VEUJu40
クク「は、はい///」
のび太「嬉しい...嬉しいよクク//」
クク「でも....」
のび太「え?」
クク「私...のび太さんと付き合ってほしいとか....そういう事言うつもりは...ありません....」
のび太「それってどういう....」
274: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:52:51.43 ID:s+VEUJu40
クク「び太さんの事が好きって事を....知っててもらえてる事だけで十分ですから...」
のび太「....」
クク「ただ..側に居るだけで....私...幸せです...」
のび太「ククの気持ち...分かったよ」
クク「ありがとうございます....のび太さん...」
のび太「ふふ」
275: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:53:31.44 ID:s+VEUJu40
クク「でも...他の娘を.....好きになったら.....」ボソ
のび太「え?」
クク「いえ、何でもありません。」ニコ
のび太「そう...」
クク「それよりそのペンダントつけてみてくれませんか?」
のび太「うん、そうだね」
のび太「どうかな」キラ~ン
クク「とてもよく似合いますよ♪」
276: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:54:06.02 ID:s+VEUJu40
のび太「本当?大事にするね」
クク「はい、大事にしてくださいね」
のび太「じゃあ今日は何して遊ぼうか?」
クク「そうですね....今日は....」
277: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:54:41.54 ID:s+VEUJu40
午後5時
ブルルルルルルル
美夜子「(ふぅ....今日も疲れたわぁ....)」
美夜子「(ん?あれは....)」
のび太「じゃあ僕帰るねクク」
クク「はい、それでは...」
のび太「うんじゃあ...」
278: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:55:29.76 ID:s+VEUJu40
チュッ....
のび太「え⁉︎えぇぇぇぇぇ///」
クク「し...試合のお祝いと....私の気持ちを分かってくれた....御礼です...///」
のび太「////」カァァァァ
クク「////」
279: ◆X3IAgezxHs 2015/04/29(水) 20:56:15.81 ID:s+VEUJu40
のび太「じゃ....僕...,帰るね...////」フラフラフラ~
クク「さようなら...のび太///」
美夜子「(...なにしてるの...のび太さん.....)」
美夜子「(....私がいるのに......)」
美夜子「(......のび太さん.....その娘が好きなの?.....)」
美夜子「(どうして.....どうして.....どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして‼︎)」
282: 以下、
いいぞもっとやれ
283: 以下、
何のリスクも無しにモテモテになれるラノベ主人公共に教えてやってくれのび太
284: 以下、

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