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P(仕事辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)


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1:
ピピピピピピ
カチッ
P「」ムクリ
P(仕事行きたくねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)シャカシャカシャカ
P(仕事行きたくねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)テクテク
ガタンゴトン ガタンゴトン
P(仕事行きたくねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
3:
カチャッ
P「おはようございまーす」
シーン
P「今日も俺が一番乗りか…」
P「はぁ…トイレ行こう」
ガチャッ
ヴォェェェェェ
ジャァァァァァァ
P「ふぅ…昨日のまとめと今日の準備でもするかな」
カタカタカタ
P(仕事したくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)カタカタカタ
4:
P(仕事したくねぇぇぇぇぇぇぇ!!)カタカタカタ
ガチャッ
小鳥「おはよございまーす」
P「おはようございます、小鳥さん」(仕事したくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
小鳥「おはようございます、プロデューサーさん今日も早いですね」
P「ははは、まぁやることも多いですしね、早めに来て準備しとかないと」(仕事したくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
小鳥「うぅ、私も負けてられないですね!プロデューサさんコーヒー飲みますか?」
P「あ、頂きます!」(P(仕事したくねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!))
7:
小鳥「じゃあ少し待っていてくださいね♪」スタスタ
P「すみません、お願いします」
P「……」カタカタカタ
P(もうすこしだけなら頑張れるな…)カタカタカタ
P(仕事したくねぇぇぇぇぇぇ!!)カタカタカタ
8:
P(仕事したくねぇぇぇぇぇぇ!!)カタカタカタ
ガチャッ
真「あはははは!やめてよ響ィ!!」トトト
響「真反応よすぎだぞ!」コチョコチョ
真「プ、プロデューサー!あはははは!響がいじめるんですよぉ!」
響「真ったら、脇腹凄い弱いんだぞ!」
P「な、なんだ?なんだ?」(超可愛いいいいいいいいい!!)
小鳥「あら?真ちゃんも響ちゃんも早いのね」
9:
響「おはよーピヨ子!真ったらちょっと脇腹触っただけで凄いんだぞ!」コチョコチョ
真「や、やめてよ!あははははは!響ィ!勘弁してぇ!あははははは」クネクネ
P「ほれほれ、真もそろそろ限界だから響も辞めてやれ」(超かわいいんですけどぉぉぉぉぉぉぉ!?)
小鳥「うふふふふ、仲がいいのね」
響「はーい、ゴメンな真」スッ
真「ヒィ、ヒィ、死ぬかと思った…」
10:
P「そうだお前達、新曲の歌詞が出来上がったから読んどいてくれ」スッ
真「あ!もう出来たんですか!?やーりぃ!」
響「へへっ!今回も完璧な自分にとっては朝飯前さー!」
真「でも響この前の曲で歌詞トチってたじゃん」
響「うぎゃー!そのことは秘密だっていったじゃないかー!」
真「へへっ!さっきのお返しさ」
P「はいはい、向こうで歌詞を読んできなさい」(仕事頑張ろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!)
真・響「「はーい!」」
11:
P(仕事頑張ろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!)カタカタカタ
P(仕事頑張ろぉぉぉぉぉぉぉ!!)カタカタカタ
プルルルル
P「はい、765プロダクションPです」(仕事頑張ろぉぉぉ!!)
P「いつもお世話になっております、はい、はい、」(仕事がんばろう!)
P「その件については、前回お送りしました企画書のですね…」P(仕事辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
12:
P「小鳥さん、ちょっと局の方に打ち合わせに行ってきますね」(仕事辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
小鳥「あ、分かりました!気をつけて行ってきてくださいね!」ニコッ
P「はい、行ってきます!」(仕事辞めてぇ)
P(仕事辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)ブロロロロロ
14:
ディレクター「あ、765さんお疲れ様です!」
P「お疲れ様です」(仕事辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
ディレクター「この間はどうもありがとうございました!」
P「いえいえ、こちらこそウチのアイドル達に良くしてもらっていて…」(仕事辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
ディレクター「ところで、ココ最近毎日765さんの顔を見てる気がするんですけど…」
P「あははは」(仕事辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
ディレクター「いつお休みされてるんです?」
P「」
ディレクター「」
P「あははははははは!」(死にてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
15:
P「うっ…トイレに寄ろう」スタスタ
ジャァァァァ
P「水しか出なかった…」
P「はぁ…事務所に戻ろう」
P(仕事辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)ブロロロロロ
16:
ガチャッ
P「戻りましたー」
シーン
P「誰も居ないのか…」
P「仕事辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
P「ふぅ…少しスッキリした…」
亜実「」
真美「」
18:
あっ……
19:
真美(え?え!?兄ちゃん仕事辞めちゃうの!?)
亜美(あ、亜美達がイタズラしたから!?)
真美(ど、どうしよう真美!?)
亜美(と、とりあえずみんなに連絡だよ!)ピッピッ
ピロリン
P「ヘックショイ!」
20:
春香「それでは緊急会議を執り行いたいと思います」
律子「全員揃ってるわね?」
真「いるよ」
響「いるぞ」
貴音「ここに…」
伊織「ちゃんと居るわよ」
雪歩「い、います!」
美希「もちろんなの」
亜美「いるよ」
真美「真美も」
千早「ちゃんと居るわ」
響「…あずささんは?」
律子「あずささぁぁん!!」ダッ
24:
春香「で、では全員揃ったところで緊急会議を始めます」
律子「やよいが連れてきてくれなかったらどうなってたことか」ゼェゼェゼェ
やよい「だ、大丈夫ですか律子さん?」
あずさ「ごめんなさいねぇ」
春香「おほん!議題は一つ!プロデューサーさんが仕事を辞めたがってるということです!」
ザワザワザワ
美希「やっぱり信じられないの!ハニーが美希のことを置いて辞めるとは考えられないの!」
千早「私も、にわかには信じられないわね…」
真美「ほんとだよ!」
亜美「亜美達聞いたもん!」
25:
真美「聞いたもん…」ジワッ
亜美「真美ィ…泣いちゃだめだよ…」グスッ
真「確かにいくら二人でもこんな嘘をつくとはボクは思わないよ」
雪歩「うん…真美ちゃんたち、本当に悲しいんだと思う…」
あずさ「ほらほら、泣いてちゃせっかくの可愛い顔が台なしよ」ナデナデ
伊織「じゃあどうしてプロデューサーが辞めたがってるのか、それが問題よ」
貴音「ふむ…」
響「そういえば、プロデューサーって休みとってるの?」
26:
春香「そういえば…」
やよい「今月はプロデュサーお休みありました?」
律子「あー、一日休みがあったような…」
美希「一日!?美希それじゃあ死んじゃうの!」
響「どう考えてもそれが原因だぞ…」
貴音「私達は普段からプロデューサーに頼り切りでした…しかし、今一度そのあり方を問いなおすべきなのかもしれません…」
伊織「少しは労ってやらないといけないのかもね…」
27:
春香「では、プロデューサーさんを労ってあげるという案に賛成の人!」
バッ
春香「では満場一致で、プロデューサーさんを労る法案は可決されました!」
パチパチパチ
春香「では、これにて解…うわわわ!?」
どんがらがっしゃーん
美希「お約束なの」
律子「はぁ…」
28:
P(仕事したくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)カタカタカタ
ガチャッ
美希「おはようなのー」
P「お!おはよう美希」(可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!)
美希「!お、おはようございますなの!」
P「お、おぉ?どうした?」
美希「なんでもありませんなの!美希ちょっとお仕事の予習してくるの!」タッ
P「お、おぉ!がんばれよ!」
29:
千早「もう春香ったら!」
春香「あははは!」
ガチャッ
P「戻りましたー、お?楽しそうだな!」(可愛いぃぃぃぃぃ!!)
春香「あ、いや!千早ちゃん!ボイスレッスンに付き合ってくれるかな!?」
千早「勿論よ春香、ではプロデューサー失礼します」スタスタ
P「あ、あぁ…がんばれよ」
30:
P「貴音!新発売のラーメン買ってきたぞ!」
貴音「お気遣いなく」スタスタ
P「そ、そうか…戸棚に入れとくから好きに食べてくれな…」
貴音「」ジタバタジタバタ
響「今出て行ったらなんの意味も無いだろー!」ガシィ
31:
P「伊織、オレンジジュース…」
伊織「いらないわ、別に気にしなくていいわよ」スタスタ
P「あずささん、今度の現場なんですけど…」
あずさ「タクシーで行きますのでお気になさらないで下さい…」
亜美「亜美達宿題するから」
真美「兄ちゃんは自分の事に集中していいよ」
P「…そうか」
やよい「私のことは気にしてもらわなくて大丈夫です!」
P「なんかごめんな…」
34:
P「…はぁ」カタカタカタ
小鳥「な、なんか最近プロデューサーさん元気ないわね…」
社長「やぁ、君!調子はどうかね?」
P「あ、社長…大丈夫です、平気ですから」カタカタ
社長「むぅ…君がそんなでは彼女たちも身が入らないだろう…そうだ!今夜は一杯やろうじゃないか?」
P「しかし…」
社長「いいじゃないか!私の奢りだ!ではまた今夜!」スタスタ
P「はぁ…」
亜美「ヤバイよ、むしろ悪化してるよ…」
真美「どうしよう…」
小鳥「亜美ちゃん?真美ちゃん?ちょっといいかしら…?」
36:
社長「乾杯!」
P「乾杯」
社長「さぁさぁ、今日は好きに飲んでくれたまえ!いつも頑張ってもらっているお礼のようなものだよ!」
P「すみません、頂きます」グビグビグビ
社長「はっはっはっ!」ゴクゴク
P「」グビグビグビグビ
社長「私の若い頃はだね…」
P「」グビグビグビグビグビ
社長「ティン!とくるような…」
P「」グビグビグビグビグビグビ
38:
社長「ふぅ…つい喋りすぎてしまったね」
P「いえそんな」ボー
社長「最近はどうだね?悩みなどは無いかね?」
P「社長…俺は…俺はこの仕事が好きです」
P「辛いことも多いし、挫けそうになることもあります…」
P「でも、あいつら…アイドル達の為ならどんなことだってやれる覚悟があるんです!」
社長「……」
P「どんなに大変でも、あの娘達の顔を見れば疲れなんか感じなかった!」
P「仕事を頑張ろうって思えるんです!でも俺は嫌われてしまった!」
社長「……」
P「俺は、俺はあいつらに嫌われてしまった以上はもうここに居る意味なんて…」
39:
美希「そんなこと無いの!」ダッ
春香「そうですよプロデューサーさん!」
ガヤガヤガヤ
P「お?お前たちなんでここにいるんだ?」フラー
社長「やれやれ、音無君?予定よりタイミングが早いんじゃないかね?」
小鳥「すみません、みんな居てもたっても居られなかったらしくて…」
真「プロデューサー、辞めるなて言わないでくださいよぉ!!」ユサユサユサ
P「まままま、ここことと、ゆゆゆらさないででででで」ブンブンブン
ワイワイワイワイ
社長「彼は皆に慕われているようだね」
小鳥「えぇ、みんなプロデューサーさんのことが大好きなんですよ!」
40:
「「「ごめんなさい!!」」」
P「つまり、みんな俺に気を使っていたのか?」
小鳥「プロデューサーさんのことを労ろうと思っていたみたいなんですけど、どうもやり方が悪かったみたいで…」
P「なんだ…嫌われたわけじゃないのね…」
小鳥「私がしっかりとお説教したので、許してあげて下さい…」
P「いや、オレのことを思ってやってくれたんですし、別に怒ってはいないですよ…」
律子「プロデューサー…」
P「でももう二度と勘弁な」
41:
小鳥「でも、この騒動の原因はプロデューサーさんのひとりごとにあるんですよね…?」
P「へ?」
小鳥「プロデューサーさん!」
P「ひえっ!ごめんなさい!」
小鳥「あまり無理はしないで下さい!」
P「…えっ?」
小鳥「プロデューサーさんが倒れたらみんなが悲しむんですよ!
P「…はい」
小鳥「プロデューサーさんが皆のことを好きなように、皆もプロデューサーさんのことが好きなんですから!無理はしないこと!」
社長「私も君に頼りすぎていたからね、相談してくれれば休日もちゃんと都合をつけるよ」
P「は、はい!」
4

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