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弟「ね…姉さん!妹が見てるって!!」


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1:
姉「あらいいじゃない。恥ずかしいの弟?」
弟「当たり前だろ!」
姉「そんな子と言わず始めましょ。私が上に乗るから」
弟「ね…姉さん!!!」
妹「・・・」
弟「妹まで上に乗るなよ!」
妹「だって足動かないほうがいいでしょ…」
そうだよ!馬鹿め!ID腹筋スレだよ!
3:
安心した
13:
妹「……チッ、居たのかよ」
姉「あ、いや、こ、これは違うの! ね、ねえ、弟?」
弟「あ、うん、そう、そうだよ!」
妹「チッ、いいよもう。漫画取りにきただけだから。お好きなようにどーぞ。ほんじゃ」
弟「……冷めてるなぁ」
姉「でも、一人のときは激しいのよ」
弟「……なにが?」
姉「なにが」
弟「……姉さん、こういうの、もうやめようよ」
姉「えー、どうして?」
弟「いくら寒いからって、こんなにくっ付きあってマリオカートするなんて、おかしいじゃんか」
姉「だってー、弟、あったかいんだもん」
弟「はぁ、また妹から冷たくされる……」
姉「あれでけっこう、気を使ってるのよ。うふふ。可愛いんだから」
 無理だな。無理だ
17:
弟「おーい、起きてるか?」 がちゃ
妹「っ、い、いきなり、入ってくんな、バカ!」
弟「あ、すまん。いやでも、兄弟で別に恥ずかしがる事なんて無いと思うんだけど……ていうか、寝てた割に大声出すな」
妹「なな、なんだよもー! 姉ちゃんと一緒に遊んでたんじゃねーのかよ、バカ兄貴」
弟「いやまぁ、そうなんだけど、なんか気分悪くしたみたいだから、謝っとこうかなーとか」
妹「……姉ちゃんは?」
弟「風呂だって。もう夜中なのにな」
妹「……で?」
弟「いや、なんか逆効果っぽいから、もう退散するわ。ごめんな、なんか知らんけど」
妹「あ、ちょ……」
 ばたむ
妹「……もう、シーツぐしょぐしょ。いきなり入ってくんなっつの、バカ……」
 うーん、カツオとワカメって偉大なキャラクターだね。どうあがいても無理な気がするぜ
19:
血の繋がりのない姉と妹を乗せて腹筋
20:
姉「ぷふー……美味すぎる。発泡酒で幸せって、安上がりぃ」
妹「……チッ」
姉「あらら、こんな夜中に、どうしたの?」
妹「風呂だよ、風呂。ンな格好でリビングうろついてんじゃねぇよ、バカ」
姉「? なんで、そんなに腰が引けてるのかな?」
妹「……どうでもいいだろうがよ」
姉「ふーん……」
妹「なんだよ」
姉「妹ちゃんから、いいニオイするなぁ」
妹「……っ」
姉「あ、怒った? 恥ずかしがる事ないのに?。オカズはなぁに?」
妹「チッ!」
姉「あー、逃げたー。お姉ちゃんは、そんな態度、ゆるしませんよー」
妹「うっせぇ、風呂場までついてくんじゃねぇよ!}
 あ、朝までは……
21:
姉「おーっす、少年。マリカやろうぜ」
弟「なんだ、風呂上がったのか。じゃあ、俺も言ってこようかな。なんか汗かいちゃったし」
姉「お、やらしいね。部屋に一人で汗かくようなことって、何かな?」
弟「いつも通り、筋トレと、誰かさんに必要以上にくっ付かれたからですけど」
姉「やだ、おもしろくない」
弟「そんな毎日、ネタ満載で生きてるわけじゃないから」
姉「付き合ってくんないなら、いいや。一人で楽しんじゃう」
弟「はは、お酒はほどほどにね。……さて、俺も風呂に……」
 がぱむ
弟「あれ?」
妹「うん? ……おい」
弟「いや、ごめん。ほんと、気付かなくて」
妹「……後でいい。さっさと、出て行け!!」
 ほすほす
22:
妹「……ふー」
弟「お、お帰り」
妹「チッ、居たのかよ」
弟「すまん、ほんとに」
妹「いいよもう、これ以上言ったら、記憶がなくなるまで殴る」
弟「今度から気をつける……それにしても、おっきくなったなぁ」
 ぼぐっ
弟「ぐへっ!?」
妹「二度は無い」
弟「お腹は駄目だよ……子供が生まれちゃう」
妹「チッ、うぜぇ……っとと」 ふらっ
弟「おっと、のぼせたのか? そういえば、長風呂だったね」
妹「っ、誰の所為で……もういい。寝る!」
弟「あ、うーん……うまくいかないな」
 ほすほす
25:
姉『だぁっはっはっは!! ウヒヒヒ!! はひぃい?!!』
妹「……うるせぇ。何時だと思ってんだ、あのクソ女」
姉『そ、そりゃねーよ! ヤラセだって、これ!! アッハハハハ』
妹「……くそっ、暇人。あたしは、明日も学校だっつの、もー! これだから、隣は……」
 ・ ・ ・
兄「んー……鱗落とさないなぁ。もう、何度目だ、これ……薬が足りないな、あー……げ、もうこんな時間か」
 がちゃり
妹「おきてる?」
兄「ん、どうかした?」
妹「となり五月蝿い。ちょっと、避難していい?」
兄「ああ、酒入ってるみたいだしね。もう少し起きてるから、いいよ。眠くなったら帰れよ」
妹「ん、何してんの?」
兄「ああ、強壮剤足りなくなってさ」
妹「あー……あたしわかんねぇや。じゃ、漫画読んでる」
 ほすほす
26:
妹「兄貴さ」
弟「んー?」
妹「毎日、姉ちゃんに絡まれて、疲れないわけ?」
弟「慣れたよ」
妹「そう」
弟「絡まれ具合でいったら、お前もだろ」
妹「たぶん、嫌われてないだろうし」
弟「そこがタチ悪いよな」
妹「んー、兄貴の場合は……」
弟「ん?」
妹「なんでもない」
弟「そうかぁ……ん、くぁ……あーねむ。そろそろ寝ようかな」
妹「それじゃ、あたしも帰るかな」
弟「別に、帰るときに電気消してくれてりゃ、いいよ。どうせまだ、騒がしいみたいだし……じゃ、おやすみ」
 ほすほす
27:
妹「……兄貴さ」
弟「すぅ、すぅ……」
妹「そういうとこ、抜けてるよね」
弟「すぅ、すぅ……」
妹「……ほんとに、姉ちゃん、うるさいな……もう少し、ここに居よう」
弟「すぅ、すぅ……」
妹「……ふぁ……ん、部屋、もどんないと……電気消して……」
 ぱちん
妹「おやすみ、兄ちゃん」
 ・ ・ ・
弟「……暑い。なんかせまい……なんだこれ?」
妹「すぅ、すぅ……」
弟「……なんだこれ?」
 ほすほす
29:
姉「う、あぁ……」
弟「おはよう、姉さん」
姉「るさい。ちょっとごめん、喋りかけられると、頭が……」
弟「お酒弱いくせに飲むからだよ。朝食は?」
姉「うん、お願い……あー気持ち悪い」
妹「う、あぁ……」
姉「あら、妹ちゃんも二日酔い?」
弟「……違うんじゃないかなぁ」
姉「頭ぼさぼさだし、まだパジャマだし、私と一緒だ。おそろいおそろい」
妹「うるせぇよ、年増」
姉「お、言うてはならんことを……まだ華の二十歳でしてよ、お嬢ちゃん」
弟「んじゃ、ご飯用意したら、俺はさっさと学校行くよ」
姉「あれぇ、妹ちゃんと一緒じゃないの?」
弟「いや、まぁ、なんというか……」
 ほすほす
30:
姉「本当にどうしたのかなぁ、このお人形さんはぁ?」 しゃかしゃか
妹「うっせ、さわんな!」
姉「んもう、動かないでよ。髪梳いてるんだから……もうちょっと、気を使ったほうがいいよ。すぐ痛んじゃうんだから」
妹「どーでもいい。別に、着飾る理由もねぇし」
姉「素材がいいのに、本人が駄目駄目ねー。よし、こんなんでいいかなー」
妹「……あんがと」
姉「よくできましたー。さぁさ、ご飯にしましょうねー」
妹「あたしはいいよ。もう遅れるし」
姉「まちなさい。ちゃんと、朝ごはん食べないと、おっぱいが子供のままだよ」
妹「余計なお世話だ、馬鹿野郎」
姉「野郎じゃないよ! ちゃんと、ほら」
妹「朝っぱらから憎たらしいモン見せてんじゃねぇよ、色魔がっ。行ってくる!」 ばたむ
姉「騒がしい子だねー。いってらっしゃーい」
 ほすほす
33:
弟「しまった」
 「どうしたんだ?」
弟「いや、弁当を作り忘れたと思って」
 「は? じゃあ、学食とかでいいんじゃね?」
弟「うん、俺はそれでいいけど……心配だ。行ってくる」
 「え、ちょ、どんだけ」
 ・ ・ ・
弟「妹、生きてるか?」
妹「……なんだよ」
弟「教室の子に、ここだって聞いて……お昼は?」
妹「今食ってんだろうがよ」
弟「足りるの、それ。俺のを一緒に分けないか?」
妹「……いいけど。チッ」
弟「何で舌打ちするかなぁ」
 ほすほす
34:
妹「クラスの奴に、なんつったの?」
弟「ええと、妹を知らないかって普通に」
妹「……まぁいいけど、それ食うの?」
弟「カスタードメロンパン? いや、俺にはちょっと甘いかも。あげるよ」
妹「……で、わざわざ、何の用事?」 がさがさ
弟「いや、お弁当作ってなかったから、お昼どうしてるかと思って」
妹「あー……別にいいのに」
弟「そんな冷めた事、言うなよ。毎日、それなりに気を使ってだな」
妹「別に、頼んでねーし」
弟「はぁ、冷たいな、相変わらず」
妹「教室戻れば? ここ寒いじゃん」
弟「戻るの?」
妹「……あたしのことはいいんだよ、バカ」
弟「なんで俺、罵られてんのかな……」
 ほすほす
36:
弟「あ、ちょっとまって」
妹「なんだよもー」
弟「いいから、動かないで」
妹「だから、何? ちょ、なんで、その、顎に手を添えるわけ?」
弟「お前が動くからだろ。じっとしてろ」
妹「っ、いや、あの……ここ、学校」
弟「は? いや、痛い痛い、お腹は駄目。生まれる」 ふきふき
妹「え、あ、あれ?」
弟「まったく、口の端にカスタードが」
妹「ベタなことしてんじゃねぇよ、馬鹿野郎!」
弟「な、何怒ってんの!? 俺には、サッパリ解らんのだけども」
妹「……うー、バカ、恐竜」
弟「恐竜って何が?」
妹「そこがだよ」
 ほすほす
38:
弟「とにかく、そういう具合に……っとと、怒られてしまって……うわぁ、ロケランロケラン」
姉「あっはっはっは! うひぃ?……ガナードこえー!!」
弟「あの、姉さん、聞いてる?」
姉「んー? はやく進めてよー、続き気になる」
弟「はぁ、そうですか……うーん、どうして妹には、怒られてばかりなんだろ。俺、なにかやったかなぁ……」
姉「んー、何もしないからねぇ」
弟「いや、ちゃんと青コインは撃ってるよ」
姉「あっはっは。まったくもー、兄弟揃って、どうしようもないね、こりゃ……」
弟「……ところで、姉さん」
姉「ん?」
弟「太腿しびれてきたから、下りてくれない?」
姉「お姉ちゃんのお尻は、不満ってのかい?」
弟「いくらなんでも、長時間は重いよ」
姉「だめねぇ、女の子に思いなんていっちゃ駄目なのよ。世の中にはいろんな重いが、あるんだから」
 ほすほす
39:
姉「おおっ、レオンの昔の女出てきたー」
弟「そんな、いかがわしい仲じゃなかった気がするけど」
姉「そうね、銃を向けあう仲だから、尋常じゃないよね」
弟「話の本筋と、あんまり関係ないような……」
姉「前作に出てきたから、とかそんなんじゃないのよ。そういう雰囲気をかもし出しておくと、物語に色気が出るの」
弟「姉さんは、コレ好きなんだなぁ。やるの、俺だけど」
姉「ホラーゲームは、見てるのが楽しいもの。妹は、見るのも嫌いみたいだけど」
弟「寝しなに姉さんが、雨月物語を音読したりしてたからね。子供に聞かせる内容じゃないと思うよ」
姉「お陰で可愛いもんよ、うへへへ」
弟「……あ、触手出てきた」
姉「うきゃああああ!!」 がばっ
弟「イタイイタイ、画面見えない。苦しい」
 ほすほす
41:
姉「んもぉ、ばか……いきなりは、駄目って言ったのに……」
弟「言ったかなぁ。でも、そんなに嫌いなら見なけりゃいいのに」
姉「だってぇ……」
弟「あと、腕が痛いから、それと下りろ。この体勢、腰がきついんだってば」
姉「やーだ、もう少し!」 むぎゅ
弟「画面見えないから……あーもう」
姉「んふふ、相変わらず、髪ふわふわしてるのねー」
弟「……これはこれで、けっこう苦労してます」
姉「かわいいから、しばらくこのまま伸ばさないでね」
弟「無理だと思うなぁ……」
 がちゃ
妹「……チッ」
姉「イヤン、でばがめっ!」
妹「……ンだよ、これ」
 ほすほす
42:
弟「んぐ、ええと……妹、どうかした?」
妹「……どうかしてんのは、あんたらだろ」
姉「同化の真っ最中」
弟「姉さん、それちょっと、危険な比喩じゃないかな?」
姉「だって、くっ付いてない部分はないもん。一片たりとも」
妹「はいはい、ごっそーさん……あとでいいよ」
弟「あ、そ、そう……ごめんな」
妹「兄貴こそ、ご愁傷」
姉「え……」
妹「……なんでもない」 ばたむ
弟「? 姉さん?」
姉「うん? どうかした?」
弟「いや、姉さんのほうこそ」
姉「いや、えーと……うん、乗ってるほうも疲れちゃったし?」
 ほすほす
43:
弟「うーん、なんか小腹が空いたな……冷蔵庫に何かあったかな」
妹「あ」
弟「ん、夜中にお出かけ?」
妹「コンビニ。兄貴は?」
弟「冷蔵庫漁りに」
妹「ふーん」
弟「いってらっしゃい」
妹「ん」
姉「あ、私もいこっかなー」
弟「何処から沸いたの?」
姉「いつもそこにいる、それがお姉ちゃんなのよ。私もコンビニいきたいわー」
弟「いってらっしゃい」
妹「……二人きりのほうがいいんじゃないの?」
姉「たまにはいいでしょ、たまには、ね?」
 ほすほす
44:
妹「……何買うの?」
姉「んー、考えてない」
妹「……何しに来たの?」
姉「お話しに。たまには、ゆっくり話そうよ」
妹「姉ちゃんは、いつもゆっくりでしょ。あたしには興味ない」
姉「いっつも、弟の部屋で、何してるか……気にならないの?」
妹「そこに愛があればいいんじゃない? よく知らないけどさ」
姉「妹ちゃんも、愛があれば許されると思うの?」
妹「……お互い、気持ちが向いてれば。結婚する事が幸せってワケでもないじゃん」
姉「でも、子供が生まれちゃったら、大変よねぇ。ま、いっつも一人で悦んでる子に言う事じゃないかぁ」
妹「何が言いてぇわけ?」
姉「本気なの? 私と同じくらい」
妹「何が?」
姉「言うまでもないでしょ? 見てれば解るよ。妹ちゃん、解り易いしねぇ」
 ほすほす
46:
妹「……そんな変態、あんたらだけで十分じゃねぇの?」
姉「……」
妹「さっきのは、あくまでも例えの話でしょ? 身内同士でくっつくなんて、そもそもおかしいんだよ。そんくらい、バカでも解んじゃねぇの? バカ姉貴」
姉「そんなに、口に出すのが嫌なの?」
妹「は? 勘違いすんな! アンタほどおめでたい頭してねぇから。何勝手に、ライバル視してんの? 自分の感覚を人に押し付けんじゃねぇよ!」
姉「……そっかぁ。そうなんだ」
妹「なんだよ!?」
姉「じゃあ、貰っちゃってもいいんだね? 言っとくけど、簡単だよ、こういうのって。あの子、鈍いの知ってるよね? 事に運ぶくらいなら、いつでもできたの。だけど、それってフェアじゃないと思ったのよねぇ」
妹「……」
姉「でも、妹ちゃんがそういう態度なら、もう我慢しなくていいんだね」
妹「はっ、せいぜい、親にバレんなよ? 迷惑被るのは御免だかんな」
姉「ご心配なく。これからは、二人で仲良くするから……だから、もう、踏み込んでこないでね?」
妹「おーおー、お達者でな」
 ほすほす
47:
弟「む、ルッコラ炒飯うめぇ! ……おや、おかえりー……って、姉さんだけ?」
姉「んー、なんか注文迷っちゃったみたいね。だから置いてきた」
弟「置いてきたって……姉さん、結局何も買ってないのかよ」
姉「なんかねー、ちょっと気分悪くなっちゃって。あ、いい匂い。炒飯私も貰っていい?」
弟「ん、ああ、ちょっとまって、今スプーン……ってああっ、それ俺の……」
姉「もごご、何か言った?」
弟「いや、いいや、何も今に始まった事じゃないし」
姉「兄弟だもん、キスぐらい普通だモンねー」
弟「なにか、抜けてるような気もするけど……普通、なのかなぁ」
 ・ ・ ・
妹「……くそ、バカ姉貴……昔から……人のこと、馬鹿にやがって……でも、姉ちゃんだからなぁ……仕方ないよ。仕方ない……」
妹「うあ、ああ……兄、ちゃん……好きだよぉ……ああ、ああ……」
 ほすほす
49:
妹「……」 ぱたむ
弟「お帰り。遅かったな」
妹「……チッ、何で居んだよ」
弟「そりゃ、妹が真夜中に出掛けるの見ちゃったからね。気になる」
妹「うぜぇ。いちいち、構いすぎなんだよ」
弟「そうなのかな」
妹「寝る」
弟「? 結局、なに買ってきたんだ?」
妹「生理用品」
弟「あ、そう……あ、じゃ、おやすみ」
妹「……」
弟「……暗くてよく見えんかったけど、顔赤くしてたな。どうしたんだろ」
 ほすほす
50:
妹「……寝れねぇ。あー……もう、泣くのとか、いいから……うぜぇ」
弟『ね、姉さん、痛い!』
妹「……うるせぇ」
姉『あん、強くしちゃ駄目! 女の子はか弱いんだから』
妹「……もういい」
弟『いや、か弱い女の子は、腕を極めながらテレビ観戦なんかしません! いててて』
妹「……もう、いやだ……やめて」
 ・ ・ ・
弟「やめてってば! 今日の姉さん、変だよ?」
姉「あれ、そっかなー? いつも通り、ベタベタしてるよー?」
弟「なんで、今日に限って、絞め技多用してくるわけさ? さっきのチョークスリーパーは軽く逝きかけたよ」
姉「やん、イキかけただなんて、卑猥」
弟「戻って来れなくなったら、困るんですけどね?」
姉「ただの、苛烈なコミュニケーションだから、気にしないの。もっと大きな声で暴れよー」
 ほすほす
51:
姉「ああもー……わからずやめ!」
弟「参考までに、誰に怒ってるのか、聞かせてほしいんだけど……まったく身に覚えが、あだだだだ」
姉「あんたも、少しは身に覚えなさいよ、んもー!」
弟「い、いや、だから、グェ!? なんのことだ、かっ!?」
姉「……しかたないわねー、こうなりゃ、身体に訊くしかないやね」
弟「さっきから、肉体的な拷問を受けてますけど……よ、よかった、やっと開放……」
 かちゃかちゃ、じぃぃ?
弟「え、や、ちょ、何ズボンを下げてくれてるんでしょうか!?」
姉「うーんとね、お姉さん、初めてだから、下手かもしんないけど……我慢してね」
弟「いやっ、いやいやいやいやいや!! な、なに、なな、なにを!?」
姉「したいから、やってんのよ。いいじゃない、別に!」
弟「いや、だって、俺たち、きょうだい……だーっ、僕のボクサァァァァ!!」
姉「ね、こういうことしたいって、どういう気持ちか、解るよね? 私、いいんだよ?」
弟「……っ」
 ほすほす
54:
弟「だ、だめだっ!!」 どんっ
姉「きゃっ!?」 どかっ
弟「あ、ご、ごめん、姉さん」
姉「……あ、あはは……冗談、きつかった、かなぁ?」
弟「ごめん、でも、俺……無理だよ。姉さんは、そういう対象としてみる事は、出来ない」
姉「……あ、はは。振られちゃった……ちょっと、本気だったんだけど、あはは……やっぱ、駄目かぁ」
弟「俺は、姉さんが好きだよ。でも、こういうのとは……違う」
姉「わかってる。私は、そっちが欲しかったんだよ。でも、駄目だった……それもわかってたよ。兄弟だもんね、おかしいよねぇ」
弟「姉、さん……?」
姉「ごめっ……なんか、とまんない……おかしいな、こんなの、わかってたのに……ごめんね、ごめんね……こんなの、困らせるだけなのに……ごめんね」
 がちゃ、ばたん
妹「馬鹿野郎っ」 ばしっ
弟「ぐっ!」
妹「……ばかやろう」
 ほすほす
57:
妹「殴ってごめん。でも兄ちゃん……姉ちゃんを殴りたかったけど、今だけは身代わりになって」
弟「……お前、知ってたの?」
妹「??っ、知ってたの、じゃねぇよ! そんなの、見てりゃ解んだろ!? どうして今までっ、なんでっ……!!」
弟「……」
妹「ずっと見てれば、解るんだよ……兄弟だからとかじゃなくて……同じ人をずっと見てれば、解るんだよ! なのに、どうして、当人だけ気付かないんだよ!?」
弟「……? おい、それって」
妹「あたしは、ずっと、姉ちゃんに敵わないと思ってたんだ! 兄ちゃんとずっと一緒に居られるし、話し上手だし……きっと誰よりも兄ちゃんの事、考えて……」
弟「お前、泣いて……?」
妹「だから、あたしは一人のままでいいって、身を引こうって……そう、思ってたのに……どうして、解んないんだよ……解ってやれないんだよ……馬鹿野郎」
姉「……もういいよ。駄目だったんだよ。私が全部悪い。だから、泣かないで、妹ちゃん」
弟「……」
妹「うう、うう……姉ちゃん、どうして、こんなこと……」
姉「妹ちゃんに、取られたくなかったからだよ……本当にそれだけ。私、悪い奴なんだよ」
妹「姉ちゃん、姉ちゃん……!」
 ほすほす
58:
弟「……」
 かっち、こっち、かっち、こっち
弟「……」
 かっち、こっち、かっち、こっち
弟「……はぁ」
 かっち、こっち、かっち、こっち
弟「……どう、すればよかったんだ……俺は」
 がちゃ、ぱたむ
姉「まだ起きてたの?」
弟「……妹は?」
姉「疲れて寝ちゃったよ……仕方ないよ。ずっと我慢してたし……それに、ちょっと意地悪しちゃったし」
弟「……ごめん、姉さん」
姉「ごめんは、もう無しにしよ。泣きそうになる。私も割といっぱいいっぱいだから」
弟「……俺は、」
 ほすほす
60:
弟「俺は、どうすれば……」
姉「誰も、傷つかない、なんてわけにはいかないでしょ?」
弟「……でも」
姉「それなら、生温いままがよかった? あんたが生温いままで、他は傷ついてるかもしれないよ?」
弟「う……」
姉「弟は悪くない。惚れた弱みってやつでしょ。納得するしかないよ。でもま、私のこと好きにしていいってのは、残しておくね」
弟「……」
姉「そんなことしないって、わかってるのにね。私って、つくづく、やな感じだね……おやすみ」
弟「……ああ」
 ほすほす
63:
がちゃ、ぱたむ
妹「あ」
弟「あ、起こしちゃったか」
妹「……なに?」
弟「なんとなく、寝顔」
妹「……それ、恥ずかしい」
弟「そ、そうなの?」
妹「……だって、さっきあたし……言ったようなもんだし」
弟「……」
妹「何言っても、慰めになんか、ならないって思ってる?」
弟「傷つけたくない」
妹「兄弟だから?」
弟「……」
妹「ごめん、ありがとう……そういう優しいところが、好きなんだよ」
 ほすほす
66:
弟「……」
姉「おはよう、夜更かし?」
弟「まぁね。今日は、学校が辛いかな……」
姉「ごめんね……あっ」
弟「……これくらいなら、兄弟でも普通だよな」
姉「……かも、しれないね」
弟「うん、着替えて、歯を磨いてくる。その前に、妹起こしてくる……今日も学校だ」
姉「……それが、あんたの出した答え?」
弟「急には無理だから……俺って、悪いかな?」
姉「私の弟だからねぇ」
弟「はは、妹起こしてくる」 だっだっだ
妹『わひっ!? な、ななな、なんで、兄ちゃ、抱きつい……え、あ、う、うん……』
妹『あたしもそれでいい。長期戦なら、負けないし』
姉「……私の妹だからなぁ……長くなりそうだあ」
 おしまい
68:

今から寝るのかww
70:

スゲェ好きだったぜ!
7

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