女子「は?注意とかバリうけるんですけどー」back

女子「は?注意とかバリうけるんですけどー」


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1:
とあるゲーセンにて
女「あー……ねむー」
女友「全然声かけらんねーしまじふけーき」
女「まっちがいないww」
男「……おい」
女「え?」
女友「は?」
5:
女「何?」
男「……何してるんだ」
女友「なにもしてねーしwwww見たらわかんなくない?」
女「……」
カツカツカツ……
女友「なにあいつwwwwちょっとイケメンかとおもったのになんだよwww」
女「ほんとだよねー」
女友「注意のつもりかよwwwうけるwwww あー”1プレイ2万”は高いかなー」
6:
こういう女の子、そこら中にいるから悲しい
8:
女「つかそのシールマジやばくない?犬に見つかったらそっこーいかれるよ」
女友「別に大丈夫だってwww ゲーセンに貼ってあるやつ剥がして貼ってるだけだしww 冗談だとおもうっしょ」
女「んー…… でもあたしはキモイおっさんにヤラれんのやだー」
女友「は?今更何言ってんのー なら今までおごってやった飯吐けっつーの」
女「おこんなってー でもやっぱあんまよくないってー」
女友「うわっ、あいつまたきた!!!キモー!!!」
カツカツカツ……
10:
スッ
男「……飯ぐらい食わせてやるから、気が向いたらここに連絡しておいで」
女「え……?」
女友「はぁ?」
男「……それから」
女友「ちょ!なんだよ!!さわんなっ!!」
ベリッ!
男「このシールはもらっていくよ。早く帰れよ」
13:
カツカツカツ……
女友「んだよあいつ!!きめーんだよキモオタが!!調子こいてんじゃねーぞまじでー」
女「…………」
店員「あの……どうかしましたか?」
女友「はぁ?キモオタに喋りかけられたらきもいっしょふつー」
店員「はぁ……、あの、失礼ですけど年齢確認させてもらってもよろしいですか?」
女友「はー?どうみても20超えてるっしょー」
店員「いやぁ……制服ですし……当店は20時以降は」
女「いーじゃん女友、とりまかえろーぜ」
25:
駅前
女友「マジありえんしー 最初から駅前で待っとけばよかった」
女「たしかにいみふだったよねー」
女友「バリ金持ちそうだし期待したんスけどー あれはナイwww」
女「んー……」
サラリー「おー、君かわいいねー」
女友「えーマジで言ってんのー?ウチめっちゃ高いしwww」
サラリー「おじさん幾らでもだすよー 今暇?おじさんとどっかいこーか」
27:
女友「手ゼロゴで口1、本なら2ねー 4で直アリで。あ、あとお腹すいたー」
サラリー「いいよいいよ、何食べにいこうか?そっちの君は?」
女「あ……あたしはいい」
女友「あ?マジ?かえんの?」
女「ん、パネー疲れた」
女友「あっそ、バーイ」
女「あ、女友さっきの名刺どうしたの?」
女友「ああ、これ?何連絡すんの?」
女「ちげーしキモいからイタメするだけ んじゃね」
30:
サラリー「2人なら倍だすよ?ん?」
女「いいっつってんだろおっさん早くいけよ」
サラリー「ひいっ」
女友「んだよおめー んじゃいこー焼肉たべたいー」
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
キィ……ガチャ
女母「あ……おかえり…おそかったわね……」
女「…………」
ドンドンドンッ… ガチャンッ
32:
ドサッ……
女「あー…… たりー……」
パラッ
女「……きめーんだよ……」
カチカチ……
『注意とか何様?きめーんだよ』
ピッ
女「ざまー……」
36:
キィ……
女母「ご飯……たべる?」
女「いらない」
女母「何か食べてきたの?」
女「いらないっつってんじゃんでてけよ!」
バンッ!
女「……はぁ」
ヴヴヴヴヴ……
女「……!」
38:
ピッ
『腹減ったのか?』
女「……んだよ……」
『へってねーよ暇人 さっさと寝ろキモオタ』
『元気そうで何より おやすみ。あと、風呂はいれよ』
女「な……!はいってるっつーの…!」
『ばーかしね』
『 もうしんださ またな』
女「え……?」
42:
後日 某ファーストフード店
女友「でさーなんかキモイボール?みたいなのだしてきてこれ咥えてくれとか言ってきてー」
女「……あー」
女友「アイマスクとかつけろとかまじありえんしww変態かよ 結局5ひっぱってきた……ってきいてんの?」
女「……え?ああ……!なんしそれはない!」
女友「しかもカメラとか用意してて…流石にマジやめてっつったけど」
女「……!ちょ、あたし用事思い出したから帰るわ!」
女友「は!?ちょ!んだよー…… シェイク残ってんじゃんもらお」
44:
タッタッタッタッ……
女「はぁ……はぁ……!……おい!」
男「……?」
女「……いきてんじゃん」
男「……あぁ……こないだの」
カツカツカツ……
女「ちょ、待ってよ!」
カツカツカツ……
男「なんだ?腹でも減ったのか」
49:
女「へってねーし!つかとまれよ!」
ピタッ ドンッ
女「っったっ!とまんなよ!」
男「……忙しいな、君」
女「……なんで声かけたんだよ」
男「……別に。意味はない」
女「買いたかったんだろ?」
男「何を」
女「え……?あたしらにきまってんじゃん」
51:
男「……生憎肉欲はなくてね。じゃあな。早く帰れよ」
カツカツカツ
女「あ、おい!」
カツカツカツ
女「うー……あのヤロー……よーし」
スゥゥゥ…
女「おーなーかーすーいーたー!!!!!」
55:
ピタ
カツカツカツ
男「……空腹の割には元気じゃないか」
女「なんか食べさせてくれんでしょ。黒服男」
男「……ついておいで」
女「……」
男「……嫌いなものはあるのか」
女「え……ピーマンとゆでたまご」
男「……わかった。それから、黒服男はやめてくれ」
57:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
某レストラン
男「なんでも食べてくれ」
女「すげー…… たかそー」
男「頼まないなら、俺が頼むよ」
女「あ、うん。わかんないから決めて」
スッ
店員「…! いらっしゃいませ男様。お決まりでしょうか?」
59:
男「これと、これ。あとこのコースを2つ。いつものワインもつけて。それから、ピーマンとゆでたまごは抜いてくれ」
店員「かしこまりました。お連れ様もワインでよろしいですか?」
女「え?あー……」
男「彼女にはアイスティーを」
店員「かしこまりました」
カツカツカツ…
64:
女「……」
男「……」
女「ぷっ……くく」
男「何かおかしいか?」
女「はー……なんであたしがこんな所で食事してんだろーと思って」
男「君がついてきたからじゃないか」
女「そうだけどさ。もしかしてすっげー金持ち?黒服男」
男「……さぁ」
女「どっちだよー あ、勘違いすんなよ、あたしウリはやってないから」
71:
男「……わかってる」
女「え?なんで?」
男「……なんとなくね」
女「……じゃただのナンパ?」
男「だから肉欲はないって言ってるだろう」
女「マジ意味わかんない…… あ、メールかえしてきたじゃん。夜」
男「ああ……」
女「ふつー返す?イタメに。馬鹿なんじゃない?」
72:
男「来たから返しただけさ。相手はわかってたし」
女「……まぁいいや。で、さ。……しんだ、ってどういう意味?」
カチャカチャ…
店員「お待たせ致しました。甘海老とホタテのマリネでございます」
男「……ほら、前菜が来たよ。ナプキンをどけて」
女「あ、ああ……」
ファサッ
75:
男「違う違う、首じゃなくて、膝に置くんだ」
女「……うるせーよばーか」
店員「……」
男「おいしそうだね」
店員「ありがとうございます。ごゆっくりどうぞ」
女「いただきまーす……あ、ねえねえ、箸は?」
男「……すまない、箸をもってきてくれないかな」
女「……?」
82:
女「で、したらせんこーが何て言ったかわかる?『アリエンティー』だよまじウケル!」
男「はは……よく喋るな、君は」
女「黒服男がしゃべんないからじゃん。つかここの料理ちょーうまいんだけど」
男「……また食べたいと思うかい?」
女「え?うん……思う」
男「……ならナイフとフォークを使えるようにしないとね」
女「なんだそれ!いーじゃん日本なんだし箸で食べれば!そういや日本人っぽくないよね、黒服男」
83:
男「?じゃあ何人に見えるのかな」
女「何人っていうか…… 何人にも見えない。不思議な感じ」
男「……君がそう感じなら、何人でもないのかもね」
カツカツ…
店員「女様、いかがでしたでしょうか?」
女「すっごいおいしかった!ごちそーさま!」
店員「いえいえ。では、とびきりのデザートをお持ちいたします」
女「うー食べれっかなー……」
男「甘いものは別腹っていうだろ。ここのデザートは食べなきゃ損だよ」
女「なら食べるしかないね!」
男「……」
89:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
女「あーー!!!ちょーおなかいっっっぱい!」
男「ふぅ、俺も食べ過ぎたかな」
女「あんなとこでご飯食べたの初めてだし、きんちょーしたー」
男「……あれで緊張してたのか」
女「どゆいみ?」
男「……なんでもない」
女「あんたキモイと思ってたけど、結構いい奴じゃん!財布ぐらいにはしてやってもいいよ」
男「……」
97:
女「冗談だって!!深刻な顔すんなよ!」
男「……随分遅くなってしまったな。家は近いのか?」
女「んー……こっから歩いて1時間くらい?○×あたり」
男「歩いて……?電車は?」
女「お金もったいないし、歩くのすきだからいーよ」
男「……」
スッ
103:
キィー…… ガチャ
女「え?何?何でタクシー?」
男「運転手さん、これでこの子を家まで送ってやってくれ。○×方面だ。あ、釣りはいいよ」
女「え?え?は?え?」
グイグイ
男「ほら、のったのった。じゃあ、お願いします」
ストンッ
女「ちょ、まってよ!」
106:
運転手「兄さんいいのかい?こんなにもらって……しかも彼女独りで」
男「ええ、いいんです。お願いします」
女「おい黒服男!まだ話したい事あんだよ!待ってよ!」
男「彼女、少々酔ってるんで、気にしないでください」
運転手「はーい、お嬢ちゃん窓しめるよー」
ドンドンッ!
女「おい!待ってってば!ばかーーーー!!!!!!」
110:
ブゥゥゥン……
男「…………?」
ヴヴヴヴ
ピッ
『ばかばかばかばかばかばかばかばかばーーーーーか!!!!!!』
男「ふ……ごめんよ」
ブブブブ
男「……?」
『   ごちそーさま またつれてけ ばーか  』
男「……言いすぎだ、ばーか」
132:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
『おーいばかー』
『無視すんなばか』
『……生きてんの?』
『連絡ぐらいよこせばか!』
『もういいよ』
『 あいたいよ ばかやろー 』
某高等学校
女友「つかボーっとしすぎじゃね?風邪?インフルエンザパネェwwwww」
135:
女「え?してねーし!つかインフレ?とかじゃねーし」
女友「じゃなんだようぜーなー 男でも出来たとかやめろよマジでwww」
女「……男とかいらねー!!!!しねしね!みーんなしね!!!」
女友「ちょ、皆死なれたらやばくね?あっしまじ金なくなんじゃん」
先生「おーい、お前らうるせーぞ」
女友「うるせーお前にだけはかわれねーよ!!!」
一同「ぱねーwwwww」
先生「……やめてぇー……」
女「…………ちっ」
150:
女宅
TV「……では、昨今の犯罪組織について、警視庁から・・・さんにご意見を」
女母「……怖いわねぇ、ヤクザだマフィアだって……映画だけにしてほしいわ」
TV「…しており、多国籍な集団がバックについているという状況も珍しくなく……プロの…殺…」
女父「……それも商売だろ。おい、女はまだ帰ってないのか」
女母「それが……、最近妙に早くかえってくるんですよ。もう、部屋で寝てます」
女父「何か……あったのか?」
女母「さぁ…… でも、深夜にかえってくるよりマシです」
女父「大体お前があいつを甘やかすから……」
TV「…であり……出来る限り、関わらないように生活するしかありません……」
162:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
キュッ…
女「これで2週間……と…… あー…なにきもい事やってんだろあたし」
カチカチ
『?センターにメールはありません?』
女「……ばかみたい…… きめーんだよ……あたし……」
ヴヴヴヴヴヴ……
女「……!!!!」
171:
カチカチカチ
『腹減ったのか?』
女「んの……ばか……」
『へってねーよ暇人 さっさと寝ろキモオタ』
『元気そうでなにより。メール返せなくてすまなかった。仕事が忙しくて』
女「あーちくしょー……わらってんじゃねーよ……あたし……」
173:
『どこでなにしてんだよ、ばか。お腹すいたから、飯くわせろ』
『じゃあ、明日の夜八時、あの店で待ってる』
『わかった、ぜーったいおくれんなよ!』
『時間にだけは、正確だよ。じゃあな』
女「……あー……」
ボフッ
178:
女「……あー……」
ボフッ
女「…………」
バタバタ
女「……………ばーかばーか……へへ……」
バタバタバタバタ……
女父「…?ネズミでもいるのか?」
女母「…さぁ……」
185:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
翌日 学校
女友「あれ?なんかいいことあった?」
女「え?いやねーし!別にふつーだよ」
女友「絶対あるっしょ?化粧いつもより濃くね?つか薄くね?つか系統かわってね?」
女「かわってねーようるせーなー!!授業きけよ!」
女友「は?授業……?」
189:
先生「お前らうるさ……え?」
一同「えっ……!」
ザワッ……
女「(早く授業おわんねーかなー……)」
先生「き、奇跡だ……よ、よーし先生がんばっちゃうからな!じゃ12P開いて!お前読め!何読めない?かまわんさははは…!」
女「へへ……」
女友「つかカオスじゃね……」
202:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
『ついてるぞ』
女「おせーなぁ……」
キョロキョロ
女「あのヤローまさか来ないつもりじゃ……いやいや、ただ遅刻かも……」
キョロキョロ
女「あたしを待たすなんて来たらぶんなぐってやる……!シュッシュッ!」
シュッシュッ
203:
男「もうちょっと脇は閉めたほうがいいな」
女「っ!!!!!!!!!!!!!」
男「……約束の30分も前に来て定刻に来た俺を遅刻呼ばわりか」
女「あ……おま……!!!ばかやろうびっくりしたじゃん!!!」
男「いや、裏道から来たら丁度お前がキレの悪いシャドーをやってたんでね。つい見てた」
女「……殴るっ!」
ブンッ! ヒョイ
208:
男「さっきよりはいいパンチだな。さ、寒いから入ろう」
女「うー…!うー…!」
チラッ
女「(わー…なんだよ!あたし顔真っ赤じゃん……くそー……)」
ガチャ キィィ…
男「どうした?入んないのか?」
女「はっ、入るよ!ばか!」
男「どうぞ、赤鼻のお嬢さん」
216:
女「……あんがと」
男「どう致しまし…」
ドスッ
男「て…っ!グハッ……!」
女「ふふん、レディーファースト万歳。おー手がいたいいたい」
男「……ふふ…」
225:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
店員「おや女様、お久しぶりでございます。男様も、いらっしゃいませ」
女「おひさー!今日もおいしーデザート楽しみにしてるね!」
男「連れがやかましくてすまないね、今日は君のお勧めで頼むよ」
店員「かしこまりました。女様、雰囲気が変わられましたね。一段とお綺麗ですよ」
女「えっ!?そっ、そそ、そうかな?べ、別にいつもとかわんないけどなーハハー……」
男「……それで…か」
店員「ごゆっくりどうぞ」
237:
女「……ひさし…ぶり…」
男「久しぶり……かな」
女「15日ぶりだぞ!メールもブチりやがって……ばか!」
男「ブチ……?いや、忙しくてね。すまなかった」
女「……いーよ、別に……いきて……たし…」
男「……俺が死んでるかも、って思ってたのか?」
女「ちょっと、だよ。ちょっとだけ思った。でもニュースとか見てても出てなかったし……」
男「ニュースか……出るわけないさ、俺なんて」
女「?どういう……」
245:
男「……今日は飲まないか?一緒に」
女「え?でもあたし……」
男「知ってるかい?フランスでは子供も食事の時はワインを飲むんだ。量は少ないけどね」
女「ここは日本だよ」
男「なんだか似たような会話をした気がするけど……オーナー」
246:
スッ
店員「はい、男様」
男「彼女にナプキンを」
女「え、いいよ自分で出来……」
店員「失礼致します」
ファサ……
女「?このナプキン……」
男「フランスの国旗さ、これで君の席だけフランスになった……ってことで、どうかな?」
店員「ええ、よろしゅうございます」
女「……じゃあ……ちょっとだけ、もらおっかな……へへ」
250:
店員「ただし、メニューや接客もフランス語になります」
女「えー!!無理無理!あたしえーごも成績最悪なのに!」
男「フレンチジョークだよ、お嬢さん」
店員「では、マドモアゼルにも飲みやすいとびきりのワインをご用意いたします」
女「……そういうのずるいんだよ、ばか…!」
253:
男「じゃあ、グラスを」
女「ん」
男「……乾杯」
女「……かんぱい」
男「いいワインだね……おいしいよ」
店員「ありがとうございます」
女「お……おいしー……です」
店員「無理なさらなくても、よろしいですよ?」
男「珍しく敬語になってるしね」
女「……苦いよ」
男「はは……そのうちわかるさ」
256:
いつの時代のギャルだよw
260:
女「んーっ、すっごいおいしー!」
男「うん、確かにおいしい。やっぱりここのフレンチは最高だよ」
女「あたしは相変わらず、箸だけどね」
男「フランスでは最近端で料理を食べるのが流行ってるらしいよ」
女「そ、そーなの?じゃあたし流行にのってんじゃん!えらーい」
男「……ま、それもジョークだけど」
女「……」
264:
ガンッ!
男「………!!!そこは……痛いよ…?」
女「フレンチジョークですわよ黒服男さん」
男「……俺の勉強不足かな、オーナー」
店員「さようでございます、男様」
女「んーおいし」
店員「ワインももう少しいかがでしょう」
女「んーと、じゃちょっとだけ」
271:
女「あーお腹いっぱいー!」
男「ほんとによく食べるね、お前は」
女「お前とかゆーなー!彼氏気取りかよー」
男「……いやかい」
女「ええええっ?い、いやとかそういうんじゃなく…って…んっ…ん」
店員「男様、お二階の席をお取りいたしましたので、そちらでお茶でもいかがでしょうか」
男「あぁ、すまない。俺は少し強いカクテルを頼むよ」
女「…………あたしはココア」
店員「かしこまりました」
287:
女「わーすっごい綺麗……」
男「キャンドルライトはオーナーの趣味らしくてね」
女「ん?二階……貸切…?」
男「……さぁ、たまたまじゃないか?さ、座ろう」
女「うん……」
289:
男「じゃあ改めて、乾杯」
女「ふふ、ココアだけどね」
男「フランスでは……」
女「もういいよそれ!ばか!あははは!」
男「……ふふ」
291:
こんなクリスマス過ごせたら死んでもいいなマジで
298:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
女「……でさー」
男「……ん?」
女「けっきょくー、あんたられなの?」
男「られって……酔ってるのか?俺の名前は知ってるだろ」
女「酔ってない!そうじゃないよ!!」
ドンッ!
315:
男「……!」
女「……あんたに会ってから、まだ2回目だし、あんたが何してる人で、どこに住んでるかもしらない」
男「……」
女「しかも、ウリやってる子と一緒にうろついてるあたしみたいなのに、こんなご馳走しちゃってさ」
男「……」
女「……あたしはばかだよ?でも、どんなにばかでも、こんな事ありえないってことぐらいわかる。わかってる」
男「……………」
女「ねえ……教えてよ、あんたはだれなの。なんで、あたしに声をかけたの?」
320:
男「……料理が好きなんだ」
女「え?」
男「料理は不思議だろ。何も無いただの食材が、色んな過程を経て、あんなに素晴らしいものが生まれる」
女「……」
男「このカクテルだって、そう。君の飲んでるおいしいココアだってそうだ」
女「……うん」
男「料理だけじゃなくて、何かを産み出すものは、全部好きだ」
330:
女「……」
男「それは僕が、そういうものに"憧れてる"からなんだ」
女「憧れて……る?」
男「俺は何も産み出さない。俺の仕事は……そういう大切な何かを……消す仕事だ」
女「消すって……何を?あ、そ、掃除屋さんとか?落書きとか…消す……」
男「あの日の夜、俺が君達に……いや、"君"に声をかけたのは……一種の自暴自棄、ってやつかもしれない」
女「あたし…に…?」
342:
男「……君ぐらいの女の子だった」
女「何言って……」
男「ここじゃない、遠い国だったけど。君ぐらいの女の子が、消えた」
女「……何言ってんのわかんないよ……」
男「それが……頭にこびりついて離れないんだ。あの日の景色、音、臭い、全てが」
女「……」
男「幸せそうな顔をしてた。食事をしてる、君みたいなね」
女「……」
348:
男「あの日、俺の中の何かが……確かに"死んだ"んだ……」
女「……わかんないよ……ばかじゃないの……?なにいってんだよ……」
男「罪滅ぼし……なんて言葉は俺には使えないけど、誰かを助けてみたかった」
女「……」
男「そんな理由と、あとは単純な"一目惚れ"なんてやつかもしれないな」
女「…………」
男「…………」
女「…………わけわかんない……」
352:
男「……忘れてくれてもいいよ、きっと俺も酔ってるんだ」
女「わかんないわかんないよ!!なんで?なんでそんな話するの?」
男「君には……話したかったんだよ」
女「信じられると思うのかよ!そんな馬鹿な話!!え、映画や漫画じゃねーんだぞ……!」
男「……映画になるような話は、大抵が実在するもんだよ」
女「ばか!!ばか……ばか……!!!ずっと……待ってたのに!ずっと待ってたのに!」
354:
男「抱かせてくれよ・・・」
女「……ばかじゃないの……」
男「なぁお願いだ、お願いだ」
女「……」
男「チュ・・・」
女「あん…………」
男「おちんぽみるく・・・・飲んでくれ」
女「…………わけわかんない……」
359:
男「……」
女「なんでかしんないけど、あんたに会いたくて、会いたくて、ずっと待ってたのに!」
男「……ごめん」
女「あやまんな!!そんなばかな話聞きたかったんじゃないもん!そんな話のついでに、惚れたなんて言われても嬉しくない!」
男「…………」
女「だからなんなんだよ、そんな話して、なんなんだよ!!」
男「……ごめんな」
女「だから……だから……あやまん……なって…あれ…?」
男「…………だ…よ」
女「え…………ま…っ……て……」
365:
男「す・・・まん・・・・こ」
女「まってよ・・・いやだよ・・・やあああああああああああ」
女「誰か!誰か!救急車!よんでくりいいいい」
369:
“やめさせてくれ……”
     “もうやめたいんだ……”
 なんで泣いてんだよ……
  “俺には何も……ないじゃないか……”
       待てよ…おい……!
“俺は誰にも……”
     待って……!待って……よ!!
372:
女「待って!!!!」
ガタンッ!!
女「……!!!」
店員「お目覚めですか?」
女「……あれ……あたし……」
店員「少し飲まれすぎたようでしたので、勝手ながら毛布をかけさせていただきました」
女「ちがう……ちがう!どこ!?ここに居たのに!どこいったの!?」
店員「お連れ様ですか?先にお出になられましたが……」
ガタッ!!
タッタッタッタッ…!
377:
男「寝ている彼女に毛布をかけてやってくれ」
店員「かしこまりました」
男「ごちそうさま。私は先に帰るよ」
バリバリ
384:
店員「女様……!……これで……よかったのでしょうかね……男様」
キィ……
店員「……雪……ですか……」
388:
女「はっ……はっ……!!どこだよ……どこいったんだよ……!!ちくしょう!!」
ゴソ…
女「そうだ……携帯…!」
カチカチ
女「あれ……ない……なんで?なんでないんだよ……アドレスも……電話も…ない…!」
カチカチカチカチ
女「やだよ……お願い……!なんで……!」
391:
ヴヴヴヴヴ……
女「!!!」
カチカチカチ
女「これ……!」
393:
ズル……
ペタン…
女「……ばか……ばか……ばかばかばか……!!!!」
ヴヴヴヴヴ……
女「!!!」
カチカチカチ
女「これ……」
394:
『こんな事をして、まず、本当に悪かったと思ってる。すまない。
君を騙すつもりなんか、これっぽっちもなかったんだ。信じてほしい』
女「………」
『俺は君とは住む世界が違う人間だ。いや、
どんな世界にも、住んではいけない人間かもしれない。
その事実は、どれだけ願おうとも、変わることはないだろう』
女「…っく…」
395:
『あの日、君が声をかけてくれた日の事、鮮明に覚えてるよ。
あの時俺は、何故だか、救われた気がしたんだ』
女「あたしだって……おぼえてるよ……ばかぁ……」
『こんな僕にでも、大切なものが出来た気がした。
一度死んだ俺は、君の声で生き返ったんだよ。
おなかすいたーって、叫び声でね』
398:
女「…ばかぁ……っ…っく」
『でも、俺は何も作れない。作っちゃいけない。
失う物なんか、持っちゃいけないんだ。
おいしい料理も、友情も、愛さえも……何もかも』
女「っく……っひっ…く」
399:
『本当に本当に短い間だったけど、自分が誰かも、親の顔さえ知らない俺は
すごく幸せだった。本当に幸せだった。ありがとう、ありがとう。
きっとこれを読んでる頃には、俺は居ないと思う。
君との幸せだった時間だけは失くさないように、消えていると思う』
女「ばかやろ……泣かせんなよぉ……!っく……あたしっ…泣きたくなんか…っないのにっ…」
『君にはちゃんとした生活も、親も、友達も居る。
それらを手放さないように、大切に大切にして欲しい。
両親は大切にしろ。もちろん自分もだ。力が余ったら、友達も助けてやれ』
401:
女「もう……っ手放しちゃったもん……大事なもの……!」
『最後に、勝手な俺をどうか許してほしい。
君のボディブローとローキックは、結構痛いからね。
迷惑かもしれないけど、大好きだったよ。さようなら 黒服男』
女「ばかっ……ばかぁ……っ!!勝手すぎるだろぉ……ばかやろぉ!!!っっく…!」
416:
女「ばかっ……ばかぁ……っ!!勝手すぎるだろぉ……ばかやろぉ!!!っっく…!」
 「あたしだって……大好き…だったよ!!でも…っっくっ……失ったじゃん…!」
 「弱虫!!!作ればよかったんじゃん!!あたしとあんたで!残るもの、作ればよかったじゃんか!!」
 「逃げんなよちくしょう!!ばかやろう……!!ばか……!!だいっきらいだ…!!っくっ…ひっく……」
417:
キュッ キュッ キュッ……
ファサ…
女「…!」
店員「さぁ、寒うございます。中へどうぞ…」
女「う……うわぁぁああん……!!!!」
423:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
店員「はい、暖かいミルクティーです」
女「……あり…がと」
店員「……あの方は、10年近く前に、この店に初めておいでになりました」
女「……」
店員「私は、あの方のお仕事が何をなさっているかは知りませんし、知りたいとも思いませんでした」
女「……」
店員「冷たい目をした、まるで野良犬のような方でしたが、料理を見る目だけは、暖かいものでした」
女「……」
店員「思えば、あの方は暖かい物に憧れていらっしゃったのかもしれません」
427:
女「……また……会えると思いますか」
店員「……あの方は、不器用ではありますが、素直な方です」
女「……」
店員「女様、また、このお店にお食事に来て下さい」
女「でも……ここ……すごく高いし……」
店員「なぁに、あの方に"ツケ"ておきますとも。そうすれば、いずれまた、お会い出来ますよ」
女「……うん、ありがとう……おじさん。あのばか……またぶんなぐってやんなきゃ…ね」
店員「ふふ……その意気です、さ、おうちまでお送りしましょう」
435:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
数年後
女「おかーさん早く早く!!」
女母「はいはいちょっと待って…」
女父「4年なんて早いもんだなぁ、もう女が卒業だなんて……」
女「真面目に学校行ったもん、あたりまえじゃん」
女母「……っ……」
女「あれ?なんでおかーさん泣いてんの?やめてよー!!!」
女母「やだもう泣いてないわよ…」
441:
あれからあたしは 真面目になった
学校にはちゃんと通って 人より苦労はしたけど ちゃんと卒業して 大学にも入った
彼との不思議な時間は この数年間 忘れたことはない
もちろん 暫くの間は 立ち直れそうになかったけどね
あのメールは 1年くらいはとっておいたけど 20歳になったとき 消した
忘れたくなったわけじゃないし 嫌いになったわけでもないんだ
442:
むしろ もっともっと 好きになっちゃったくらい
あたしの人生の中の 不思議な不思議な ほんの短い恋愛ごっこ
親友にも話してないし これから先も 誰に話すつもりもない
あ あの店のオーナーだけは 別だけどね?
445:
女「おかーさん、今まで苦労かけたけど、育ててくれてありがとう」
女母「……ふぐぅ……っ」
女「ちょっとー泣きすぎだってばー」
女父「お前……嫁にいくんじゃないんだから…っっくっ…」
女「もーパパまで……あ、そうだ!お勧めのフレンチのお店があるんだけど、いこうよ!皆で」
450:
店員「いらっしゃいませ、女様…… 今日は振袖ですか、一段とお美しい」
女「やっほーオーナー!卒業式なんだよ?今日もダンディーだねー」
店員「おぉ、もうそんなに…… これはおめでとうございます、女様」
女母「なんて言葉遣いを……」
店員「いえいえ、素敵なお嬢様でいつも関心しておりますよ」
女父「いやいやいやいやそんな面目ない……」
女「ちょっとパパ、そこは否定しないでよ」
452:
結局あいつは 何年経っても現れない
生きてるかどうかさえ……
そもそも 本当にそんな奴が居たのかなって 気さえしてくる時がある
でも どんなことがあっても 私だけは忘れない
たとえ世界中の誰が忘れたって 必要としなくたって
あたしには あいつが必要なんだから
あいつだって あたしが必要なんだから たぶん…… きっと……
454:
ドラマ化したら面白そう
457:
店員「ありがとうございました。またお待ちしております」
キィィ… バタン
女母「こんなにおいしい店どうしてもっと早く教えてくれなかったの?」
女父「そうだぞー、それに、あんなに安いとは思わなかった!」
女「いやーころっと忘れててねー」
それはうそ ほんとはあたしとあいつの思い出の場所だから 秘密にしておきたかっただけ
それに 家族で来たら サービスしてくれるオーナーが困っちゃうしね
458:
女「あ、そうだ。あたしちょっと店に忘れ物したから、先にかえってて!」
女母「えぇ?そんな振袖でどうするのよ」
女「だいじょーぶだいじょーぶ!なんならタクシーのっちゃうから」
女父「全く…… 贅沢は今日だけだぞ」
女「はーい!」
461:
キィー ガチャン
店員「おや女様、お忘れ物ですかな?」
女「やっほーオーナー、忘れ物といえば、忘れ物かな?」
ゴソゴソ
女「じゃんっ!デージーカーメー!一緒に撮って!」
店員「おや私と一緒にですか?それはそれは光栄でございます」
女「あれから色々お世話になったしね…… オーナーのおかげで、料理もうまくなったんだよ?」
店員「それはひとえに女様の努力のたわものでございますとも」
女「まぁ、それはもちろんそう!」
店員「ふふふ……」
465:
女「じゃー寄って寄って!チーズ!!」
カシャッ
女「どれどれー……おー!可愛くとれてるー!」
店員「おぉ、これは確かに…… 是非ともお店に飾らせて頂きたいですな」
女「飾ってどうすんのよ!もー…… あれ……?」
店員「…?どうなされました……?」
ガシャン!
店員「お、女様!大切なデジカメが……お、女様?」
キィ…… バタン!
店員「……これは……!」
467:
あたしは 奇跡とか そういうのは信じないほうだった
同い歳の語る夢とか 希望とか そういうのもなかったし 現実の汚さとか わかってるつもりだった
でも 思ったより世界はもっと汚れてて それから
もっともっと 夢があって 希望があって 楽しいものだってわかった
470:
タッタッタッタッ!!
女「はっ……はぁ……っ!」
それもこれも 全部全部 あのばかのおかげ
そうは思いたくないけど
473:
女「……あれ……あの横顔……たしかに……」
だから ずーっと待っててやるんだ
ずっとずっと おばーちゃんになっても たぶん待ってると思う
女「どこ……どこなの……?はっ……はぁっ……!」
その頃には あいつはヨボヨボのおじーちゃんかもしれないけどね
475:
ズルッ
女「……!……キャッ!!」
ガッ!!!
女「……てて……ありがとーござ……」
  「よぉ、腹減ったのか?」
いつかあたしの前にあいつが現れたら きっとこう言ってやるんだ
女「…………ばかやろおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
fin
478:
イイハナシダナー( ;∀;)
482:
まあよくまとめたwwwwwwwww
乙wwwwww
さ、誰が絵にしてくれんだ
49

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