人生を変えてくれた恩師の話をきいてくれ その1back ▼
人生を変えてくれた恩師の話をきいてくれ その1
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1：
当時スペック
俺
高２、もやし、178cm
学校なじめなくてサボり気味
勉強できない
顔はメガネ外したら唐沢俊明と言われたことがある
先生
２４、かわいい、155cmくらい
ショートカット
顔は幼い菅野美穂
よかったらきいてってくれ
2：
高２のときの話。
俺は、いじめられてたとかじゃないんだけど、ほんとクズで、
朝弱いから遅刻ばっかりで、遅刻しまくってたら学校いくのも嫌になってきて、
行ったら行ったで課題も出さないし、協調性ないし、授業中はずっと寝てるし、
誰かとしゃべるのも苦手で友達もいなくて、正直嫌われてたと思う。
中学までは割と勉強できたけど、高校入ってから落ちぶれてく典型的なパターンだった。
高２に上がったとき、担任と生物の教科担当だったのがその先生だった。
菅野美穂似だから美穂先生とする。
美穂先生は２年目のめっちゃかわいい先生だから、男子に人気だった。
でも、それでちやほやされていい気になってるんじゃなくて、ちゃんと駄目な生徒は叱るし、
男に媚売ったりとかしないし、男気があってサバサバしてたから、
女子に疎まれるとかそういうこともなかった。
むしろ、女子の中でもファンクラブみたいなのできてたらしい。
俺は駄目な生徒だったから案の定叱られまくってた。
俺は、美穂先生のことはかわいいとは思ってたけど、正直鬱陶しいなとか思ってた。
3：
ほう
4：
聞こう
6：
おお人来てた
>>3
>>4
ありがとう
でもやっぱり他のやつらとはなかなか馴染めなくて、先生はずっと心配してくれてたらしい。
本人は「寝てる生徒がいたから起こそうと思っただけ」とかしらばっくれてたけど、
３年のとき担任だった先生に聞いたら、最初授業中に俺に話しかけてきてくれたのは、
やっぱりクラスと馴染めてない俺を心配してのことだった。
あるとき美穂先生が俺に提案してきた。
それは、文化祭でコントやったらどう？って内容で。
曰く、アドリブであんなに面白いんだから、しっかりネタ練って発表すればいいじゃん！とのこと。
他の学校がどうかよくわからないんだけど、俺らの学校の文化祭は、
クラスごとに教室展示、部活ごとに露店、
あとはオーディションで勝ち抜いた有志が、バンドとか漫才とかダンスとか劇の舞台発表をする、っていう形だった。
俺はめんどくせーだけじゃんとか言って最初は渋ってたけど、
先生がそこまで言うなら、とかちょっとまんざらでもない気分だった。
5：
あ、人来たら書いてこうと思ってたらフライングしちゃった
まあいいや、人いないけど書き溜めどんどん投下していく
美穂先生は厳しい割りに本人がおしゃべり大好きで、しょっちゅう脱線してた。
その日もかなり脱線しまくってて、俺は興味なかったから机に伏せてうつらうつらしてた。
そしたら、急に美穂先生が話題を俺にふってきたから、俺が適当に応えてたらみんながすごい笑ってて。
俺は最初なんのことかわからなくて馬鹿にされてるのかなとか思ってふて腐れてたんだけど、
どうやら俺と美穂先生の会話がおもしろかったらしい。
残念ながら会話の内容は忘れちゃったんだけど。
それから、美穂先生が何回か俺に話をふってくるようになって。
俺もめんどくさいなぁとか思いつつ応えたりしてて、いつの間にかちょっと自分でも楽しくなってた。
それまでは大体２週間に２，３日とかかなりのペースで休んでたんだけど、その頃から欠席日数も減ってきて。
というか、生物がある日は絶対に行ってた。
まぁ簡単に言えば、美穂先生が好きになってたわけだ。
7：
なにこれ甘酸っぱい
9：
>>7
今読み返してて恥ずかしくなるくらい甘酸っぱいぜ
う○こしてくる
8：
だけど、問題があった。
友達のいない俺には相方がいないわけで。
声かける人もいないし、かといって相方募集とか気恥ずかしくてできるはずもなく。
先生にできないって言ったんだけど、
先生は「>>1はどうせこうでもしないと文化祭こないでしょ」と言って、やめさせてくれなかった。
俺が今までことごとく行事をサボッてきたのを知っていたらしい。
（今考えると厨二臭くて恥ずかしいが、1年生の体育祭やら文化祭やらは、ずっと屋上で寝てた。
野外活動みたいな2泊3日のお泊り会は、体調不良ってことにして休んでた。）
だけど、相方に誘う友達がいないなんて恥ずかしすぎて先生にはとても言えなかったから、
（と言っても先生はもちろん知ってただろうけど）
「やっぱ内輪ネタだしおもしろくないっすよ」とか「俺赤面症なんで」とか言い訳してどうにかやめようとしてた。
それで俺がずっとうだうだ言ってたら、なんと先生がオーディション登録用紙を勝手に俺の名前で出してしまった。
なんかその登録用紙は代表者の名前と、簡単な演目と、予定人数と、必要機材を書けばいいだけだったので。
10：
拭かなくていいから早く
11：
ただいま
>>10
痔は勘弁だからちゃんと拭いたぞ
12：
美穂先生の勝手さに割りとムカついてたんだけど、でも完全にその頃片想いモード全開だった俺は何も言えず。
「マジ無理っすよ。大体誰とやるかも決まってねぇし」
みたいな感じで、俺がこの期に及んでうだうだ言ってると、先生が「ひとり漫才でいいじゃん」とか無責任なことを言うので、
絶対無理無理無理と拒否すると、先生が思いがけないことを言い出した。
「先生が相手になってあげる」と。
俺はぽかーん。
先生が舞台発表出るとかもちろん今までなかったから、そんなこと1ミリも考えてなかった。
でもたしかに、みんなに受けてたのは先生と俺の掛け合いだったわけで。
そんなこんなで、先生と一緒に漫才をすることになった。
13：
先生が「ネタはまかせた」とか適当なことを言うので、
へたれな俺は何も言えずとりあえずない頭を振り絞ってネタを考えた。
その渾身のネタを先生に話して聞かせたところ、反応は悪かった。
「いかにも考えました感が気持ち悪い」とか「アドリブのときのほうがおもしろいね」とか
「もう本番もアドリブでいんじゃね？」とか散々言われてへこんだ。
さすがに本番アドリブはきつすぎて言葉でなくなるという自信があったから遠慮して、
先生が仕事片付けてきた後にちょっとだけ話して、その場で発表内容をまとめた。
最初は掛け合い漫才？の予定だったんだけど、少し小物を使ってのコントになった。
14：
文体とかペースとかこれで大丈夫かな
読みにくかったら言ってほしい
あといろいろエピソードあるけど結末（って言うほどじゃないけど）急いだほうがいい？
15：
いいからはよ
16：
>>15
おｋ
あんまり特定の生徒と先生が一緒に話したりするのはよくないということで、
ほとんどネタ合わせもしないままオーディションを受けた。
だけど、審査員の反応はかなりよく、審査受けた有志の数が少なかったのもあるけど、
オーディションは通過した。
オーディション後から、あの人気の美穂先生と落ちこぼれの俺が漫才をするらしい、という噂は少しずつ広まっていた。
それで何か言われたりするか心配だったが、美穂先生が相変わらず誰にでも分け隔てなく接しているということもあって、
声をかけられることはあっても好意的なものばかりだった。
俺はただただ、先生の人望すげぇなーと感動してた。
17：
そして、文化祭当日。
俺はもう前日から寝れなくて、寝不足で登校した。
当日を迎えるまでは、やっぱりこんな落ちこぼれの俺なんかが舞台発表なんて、とか思って、
このまま逃げ出してしまおうかとか考えてたけど、
その日の朝には、もうすがすがしい気分で、絶対成功させてやるぞ！と意気込んでいた。
今思えば、その頃はもうほとんど学校休むこともなかったし、
課題は相変わらず出してなくて先生に怒られまくってたけど、
２年の最初から考えると、本当に全然違う人になってたと思う。
先生と出会う前だったら、文化祭とかかったるくてやってらんねぇ、みたいなスレた感じだったから。
18：
好きにしてくれ、読むから
19：
おもしろい
21：
>>18
>>19
ありがとう
そろそろ書き溜め少なくなってきて補充しながらになるからスピード落ちるけど気長に待っててくれ
結果を言えば、大成功だった。
若干下ネタが入ってるのも手伝って、生徒たちにはかなり笑ってもらえたし、
先生は舞台上でも物怖じすることなく声を張っていてうまいと思った。
俺は緊張で若干声が上ずったり一箇所かんだりはしててかっこ悪かったけど、
笑われるんじゃなくて、笑わせるっていうのはすごく気持ちよかった。
22：
それから、クラスのやつらとも打ち解けるようになって、友達も結構できた。
その分先生とはあんまり話すことはなくなったけど、かなり充実した生活を送ってて、満足だった。
かといって先生への気持ちがなくなったわけでは全然なく、
むしろクラスの落ちこぼれから割と人気者というポジションに立つことができるようになった俺は、
調子に乗って先生への好意を表に出すようになっていた。
23：
例えば、席替えのたびに一番前の席がいいと言ったり、
美穂先生が他の男子生徒としゃべってると割って入ったり、
昼休みに職員室まで行って昼ごはん一緒に食べようぜとか言って引きずり出したり。
こうやって見るとかなりウザいけど、
俺のアタックを先生が飄々と交わすのがもう恒例になっていて、クラスのやつらはそれ見てかなり楽しんでた。
俺は、数ヶ月前まで学校休みまくってた落ちこぼれ生徒とは思えないくらいにクラスに馴染んでたし、
卒業するまでに女子から３回告白されたりと、なかなかリア充な生活を送ってた。
俺を変えてくれたのは、美穂先生だった。
なんか、このへんほんと自慢みたいだなｗｗｗすまん
25：
これはいいサクセスストーリー、参考にするわ
27：
>>25
サクセスするかどうかはまだわからないけど参考になれば嬉しい
そして、高２の最大行事、修学旅行が始まった。
この頃はいつもみんなから「先生が好き」と茶化されていたので、もうネタみたいになってたんだけど、
俺としては本気で先生が好きで、付き合いたいとすら思っていた。
だから今のままでは先生は本気にしてくれるはずがないと焦ってて、
修学旅行中にガチな告白をしようと心に決めていた。
そのことは、仲のよかった２人にだけ打ち明けていた。
瑛太と中村俊介に似てるからそれぞれそう呼ぶ。
28：
バッドエンドだけはマジ勘弁…
幸せになってほしい…
29：
>>28
今のところバッドかはわからないけど、気持ちのいい終わり方ではないかも
修学旅行２日目は某テーマパークの敷地内にあるホテルに泊まることになっていて、
夜の９時まで夕飯含め自由行動というものだった。
瑛太と俊介の提案で、この日に告白することにした。
班で回るんだけど、その班は瑛太と俊介と俺の３人で、
途中、瑛太の元カノで、俺らとも仲がよかった別クラスの女子（細めの柳原可奈子）の班と合流して、一緒に回ることになった。
30：
だけど、８時ごろになっても先生の姿を一度も見かけないので、俺は焦ってきた。
瑛太が気を使って可奈子たちに別行動にしようと言ってくれたので再度３人だけになり、美穂先生の姿を探した。
せっかくの修学旅行なのに俺のわがままにつき合わせちゃって申し訳ないと謝ると、
２人は「高校生にもなって男が遊園地とか別に楽しくねーし気にすんな」とか笑ってくれて、
いい友達もったなぁとかちょっとしんみりした。
そして、探しつかれたのでそろそろ夕飯食うかということになって、食べ物の屋台の前にあるテラスにいったら、
そこに美穂先生がいた。
しかも、物理の男の先生と一緒にだった。
とんねるずの石橋に似てるから石橋とする。
俺は文系だったから物理はとっていなかったが、石橋は、かなり面白いと評判の、これまた人気のある先生だった。
31：
石橋と菅野美穂ってなんか似合うな
32：
>>31
それちょっとわかるから悔しいｗｗｗ
菅野美穂結婚しちゃったけどな
http://honto.jp/netstore/pd-book_26101469.html
33：
別に先生同士が2人でいるなんて珍しくないことなんだけど、告白しようという矢先にこの光景を見てしまうとかなりショックだった。
しかも、そこはテーマパークで、まわりにはカップルも多くて。
遠目から見たら、楽しそうに会話してる2人は、すごくお似合いに見えた。
俺が固まっていると、瑛太と俊介がわざと先生2人の近くのあいている席に荷物を置きにいった。
俺が慌てて追いかけると、美穂先生がこっちに気づいて「おー楽しんでるか男子たち」と笑ってくれた。
その笑顔がかわいくてちょっと興奮した。
36：
それでまあ、告白するべく先生を呼び出したかったんだけど、
その頃、美穂先生以外の先生には、元おちこぼれで最近調子乗ってるやつ、みたいな感じに思われてた（被害妄想かもしれんけど）から、
石橋との会話に割って入る勇気もなく。
俺が近づくのためらってたら、情けないことに、瑛太と俊介が「>>1が話あるみたいなんすよ」とかいって美穂先生を呼んでくれた。
俺はどもりながら「ちょっとこっちに…」って言って、
近くのバスの形のアトラクション（4人乗りくらいで、お金入れると動くやつ）に先生を誘導した。
でもその時点で美穂先生には察しがついてたみたいで、
「告白にはいいお返事できないから」って冗談っぽく言われた。
39：
甘酸っぱいな
38：
B'zの恋心を思い出した…
甘酸っぱい、いい青春やな…
41：
先手を打たれて何も言えなくなった俺は、強がって、「あんなの本気じゃないっすよ」みたいなことを言った。
そしたら先生に笑いながらよかったーって言われた。
よかったってなんだよとショックを受けつつ、「先生かわいいから生徒に告白されるの初めてじゃないでしょ」って聞いたら、
「どうだろうな」ってお茶を濁された。
その答え方からすると、絶対に他にも告白されたことあるんだろうなって思って、
それを考え始めたらなんかもうどうなってもいいやって思っちゃって、そのまま先生の肩を持ってこっち向かせてキスしようとした。
44：
その瞬間、腕で押し返された。
暗くてあんまり見えなかったけど、先生が軽蔑した表情で俺を見てるのはなんとなくわかった。
先生が無言でバスのアトラクションを降りて、俺もあわてて降りて追いかけたら、
振り返らずに「もう9時近いから早く部屋戻って寝な」って言われた。
その言い方がすごくそっけなくて。
何馬鹿なことしちゃったんだろうってめちゃくちゃ後悔した。
48：
行動がイケメン過ぎワロタ
46：
青春の頃の胸の痛みが蘇ってくる…
49：
先生は落ちこぼれの俺に手差し伸べてくれたただ1人の先生だったのに、
担任だからその義理で優しくしてくれてただけなのに、
俺がいつもふざけた雰囲気で好きだって言ってたから気を許してくれてただけなのに、
こんなことしちゃったらもう冗談言い合うことも、まともにしゃべることもできないんだろうなって。
一緒にホテルに向かってたんだけど、美穂先生がすごく早足で、
俺から一刻も早く離れたいんだろうなってどんどんマイナス思考になっていっちゃって、いつのまにか泣いてた。
51：
しばらく歩いてたら、ホテルに帰るクラスの他の奴らに合流したんだけど、
「お前先生に振られたのｗｗｗ」って図星をつかれた。
「これは嬉し泣きだから」って軽口叩いてたら、その場にいた奴らに「ついにそういうご関係にｗｗ」みたいな感じで冷やかされた。
先生はもういつもの笑顔になってて、「馬鹿なこと言ってないで早く部屋帰んなさい」って他の奴らをしかってた。
だけど、俺とは一回も目あわせてくれなかった。
しばらくかなり欝展開です、すまんｗｗ
53：
もう少し好感度を上げてからだな
55：
>>53
やっぱり一緒に舞台発表したとか、授業中やたらとかまってくれたってのがあって、
自分は多少先生の中で特別なんだって勘違いしてたからなorz
ホテルの自分の部屋に戻ると瑛太と俊介が興味津々でどうだったか聞いてきたんだけど、
「まあ聞いてやるな」って自嘲しながら言ったら、
察してくれたみたいで、「まあ次だな」とか、「Aちゃん（すこし前に告白してきてくれた女子）で妥協しろ」とか笑い飛ばしてくれた。
正直、気を使われるよりもだいぶ気が楽になった。
その晩は泣き笑いしてわけわかんなくなりながら大富豪と銀行やりまくった。
56：
そういえばその3人はかわいいの？
60：
>>56
告白してきてくれた3人のことかな
Aちゃんは結構チャキチャキした感じの子で、化粧きつかったけどまあかわいかった
いわゆるビッチだったけどね
あとの2人はまた追い追い話す
57：
瑛太と俊介いいやつだな
>>57
だろｗｗ瑛太はクラスの中心人物的な感じで、
俺がクラスで浮いてる時からよく話しかけてきてくれてたんだよね
58：
俺は高校時代、美人な先生の乳○チラが見れるということで階段の上から覗いてたぐらいしか行動していない。それに比べて>>1は凄いと思うよ。
62：
>>58
ありがとうｗｗ乳○チラうらやましいぜ
そういえば美穂先生はそういうお色気方面の思い出はないな
授業にも身が入らず、学校くるようになってから少しずつ上がっていた成績もまたガタ落ち。
それでも美穂先生を見るために、学校はサボらずに来てた。
しばらくしてから二者面談があった。
先生と久々に話せるっていう嬉しさと、何を言われるだろうどんなふうに接してくれるだろうという不安感で、
二者面談当日、倒れたｗｗ
生まれて初めて、眠気以外で意識がなくなる感覚を味わった。
朝から頭クラクラしてたんだけど、あれマジで記憶がなくなるんだねｗｗ
63：
>>62
お前は神に選ばれた主人公なんじゃなかろうか
65：
>>63
書きながら俺も、どこのラノベの主人公だよって突っ込んでたところだ
61：
修学旅行最終日3日目はとくに何もなく終わった。
先生が他のクラスの男子たちに囲まれて話しかけられてたんだけど、
今の状態で俺が話しかけられるはずもなく、
今までだったら見た途端あそこに走っていって話しかけてたんだろうなぁとか思いながら眺めてた。
修学旅行から帰ってきてからも、ずっとそんな感じだった。
たった1日で大分距離ができちゃったなぁとか考えながら、ずっと美穂先生のこと見てた。
68：
気付いたら保健室で寝てて、ベッドの周りのカーテンを開けると保健室の先生と1年の女子が話してた。
保健室の先生が俺に気付いて、もう大丈夫だって伝えると保健室の使用記録みたいな紙を書かされた。
これを担任と今の授業の担当の先生に渡さなきゃいけないらしい。
美穂先生は他のクラスの授業中でどこにいるかわからなかったので、とりあえず後回しにして残りの授業を受けた。
授業が終わってから生物室に向かうと先生がいたので、
保健室で休んだという旨を伝え紙を渡すと、当たり前だけど、普通に応対してくれた。
「夜更かしとかあんまりするなよー」って、前と同じように笑ってくれて、生物室出た瞬間ガッツポーズしたｗｗ
69：
もう寝なきゃいかんのに
熱中しちまったいｗ
いや、久々に青春しちゃったおｗ
>>69
おお、倒れないように寝たほうがいいぞ！
70：
俺もここでリタだわ・・・
>>1レスタイミング見計らって保守よろろ?
楽しみにしてるから!!んじゃ、おやすみー
71：
>>70
おやすみ。また暇なときに見てくれ
そして二者面談。
まず、学校くるようになって偉いって褒められた。
嬉しくて、また調子乗った俺は「先生に会えるなら学校とか天国ですから」とか言ってた。
今考えると本当に学習しないやつだと思うorz
先生は苦笑いしてた。
そして各教科週１で実施されるミニテストについて指摘された。
「修学旅行前までは順調に点数あがっていってたのに、修学旅行後どの教科もどんどん下がっていってる。
修学旅行ではしゃいで気抜けたかもしれないけど、
もう終わって2週間も経つんだからいい加減スイッチ切り替えなさい」みたいな感じで説教された。
72：
誰のせいだよと思いつつ（明らかに自分のせいだけど）、
がんばりますとかはいとか適当に返事して受け流した。
他に何か学校生活で困ってることとかある？って聞かれて、最初はないですって言ったんだけど、
「アレ嫌でしたか」って聞いてしまった。
そしたら先生は顔色ひとつかえずに「嫌とかそういう問題じゃないでしょう」って言った。
俺は何も言えずに、頭下げて教室出た。
73：
それからなんか吹っ切れて、俺は勉強しまくった。
やっぱりすぐに忘れるなんてできなくて、どうしても授業中先生の顔とか文化祭でやったネタとかが頭に浮かんできたりしたけど、
少しずつ頭の中身を先生から勉強のことや他の友達のことにシフトしていった。
そしたらどんどん授業が楽しくなっていって、学期末テストではかなり成績が上がった。
俺は就職希望だったんだけど、学年主任に大学目指せるんじゃないかって言われた。
74：
良くも悪くも、鉄砲玉体質だね、いいぞー
>>74
鉄砲玉ってたしかに俺っぽいかもしれん。
周り見えずに突っ走っていくタイプ。
75：
みてるぜええ
77：
>>75
ありがとよー！
他の先生の間でも、美穂先生があの落ちこぼれ生徒を更生させたっていわれてたらしい。
俺ががんばればがんばるほど美穂先生の評価があがるんだと思って、更に勉強しまくった。
補習とか、学年の最初にとるかとらないか決めるから、本当だったら途中からとるなんてことはできないんだけど、
教科の先生に頼み込んで、途中から参加させてもらった。
でも、勉強に夢中になってはいたけど、美穂先生のことはやっぱり忘れられなかった。
勉強するのも、楽しかったっていう理由もあるけど、
やっぱり根本には美穂先生に褒めてもらいたい、見直してもらいたいって気持ちが強かったからだ。
76：
>>1の行動力には憧れる
>>76
ありがとよー！
78：
それでも勉強を楽しんでのめり込めるなんて凄いね
きっと中身は素直でいい子なんだろうな
79：
>>78
単純だから、ひとつのことに集中するとそれしか見えなくなるんだよなｗｗ
いろんな先生から大学進学を勧められたけど、大学にいくつもりはなかった。
高校出たらすぐ就職して、ちゃんと美穂先生を養えるくらい稼げる男になって、今度こそちゃんと告白するんだって決めていた。
普通に考えれば大学出てからいい会社入ったほうがいいんだろうけど、
年の差もあるし、そして美穂先生はかわいいからいつ他の男が現れてもおかしくないわけで。
とにかく俺は急いでた。
他の学校がどうかは知らないが、うちの学校では、いろんな会社から学校に直接求人が来て、
成績のいい順に内定先を選べるっていうシステムになってるから、成績一番になって一番いい会社に入るつもりだった。
80：
見てるよー
81：
おもろい
82：
>>80
>>81
ありがとう
ちょうどその頃、2回目の告白をされた。
俺と同じく就職希望の子で、よく就職セミナーで一緒になって仲良くなった子だった。
室井佑月に似てるから室井さんで。
告白された当初は美穂先生一筋だったものだから断ったんだけど、どうしたことか、告白されてから意識するようになってしまった。
そこで瑛太と俊介に相談したんだけど、「いい加減美穂先生のことも区切りつけたほうがいいんじゃない」という感じに、
室井さんと付き合うようにそそのかされた。
それで、俺から告白し、付き合うことになった。
86：
だけど室井さんとは1ヶ月しか続かなかった。
きっかけは、室井さんにいきなり、「>>1くん最近美穂先生好きっていわなくなったよね。あれって結局本気だったの？」と聞かれたことだった。
室井さんはその頃から俺のことが好きだったらしい。
でも俺はずっと美穂先生に好きって言いまくってたから、ずっと言い出せずにいたんだとか。
あれは冗談だし、今は室井さんだけだからって言った。
87：
そういえば明日高校の離任式だ
>>87
おお、お世話になった先生にはちゃんと礼言えよ！
88：
そしたら、室井さんから
「冗談なら今も好きって言うんじゃないの？なんで急に言わなくなったの？
私覚えてるよ、修学旅行のときからでしょ？それって振られたかなんかして諦めたってことでしょ？」
という鋭い指摘をいただいた。
「未だにキスもしてくれないし呼び方もずっと苗字にさん付けだし、学校じゃ全然話してもくれないし」って泣きながら責められた。
89：
はぐらかしちゃーね、なぜか上手くいかなくなるんだよね
90：
>>89
な、室井さんにはほんと悪いことしたと思ってる
室井さんと付き合ってるってことは瑛太と俊介以外誰にも言っていなかった。
まだ美穂先生のことが好きだったからだ。
室井さんと付き合ってるってことを先生に知られたくなかったから。
本当に最低なことをしたと思う。
「まだ美穂先生のこと好きなら、中途半端なことしないで」って怒られて、結局別れることになった。
91：
そんなこんなで冬休みに突入し、俺は女っ気のない予定で埋めつくされた休みをエンジョイした。
そして3学期、とくに何もなかった。
学年の最後に成績表を渡すとき、二者面談のときみたいに先生が1人ずつ呼び出して一言ずつ添えて渡すんだけど、
「本当、1学期の頃は>>1学校やめちゃうんじゃないかって心配してたけど、ちゃんとこうして来てくれるようになってよかった」って言われたもんだから、
「先生が見捨てずに指導してくれたおかげです」ってまじめぶって言ったら、
「>>1が頑張った結果だよ、3年もがんばれよ」って言ってくれて、泣きそうになった。
92：
2年編がおわったのでここらで寝ることにする。
続きはまた明日書きます。
付き合ってくれてありがとう。パンツ履いて寝ろよ！
93：
>>92
おつかれさま。また明日
96：
おつー
95：
おつかれー
98：
自分も中学の時の恩師を思い出した…あの先生がいてくれたから今の自分があるんだよなぁ…
>>98
先生ってやっぱ尊いよな
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109：
今は会社のインターン中なんだけど、昼休みなんできてみたよ
保守ありがとう
みんなが書いてくれた曲聴いてみたが、
「あばよ」の歌詞がドンピシャで俺のことすぎて、会社なのにちょっと涙腺にきてしまった
このスレを立てようと思った理由は２つあって、
そのうち１つはまた終わってから話そうと思うんだけど、
もう１つの理由には、最近体罰教師とかいじめ見て見ぬフリするクズ教師が目立ってるけど、
こんないい先生もいるんだよって言いたかったってのもあるんだ
酷いニュースを見て、
うちの高校はいじめも体罰も全然なくて（俺が知らないだけかもしれないけど）、
本当にいい先生ばかりで、すごく環境に恵まれてたんだなぁって改めて思ったよ
115：
>>109
酷い事柄の方がニュースになるんだよね、インパクトがあるから。
だからニュースばっかり見てても気持ちは充実しないんだよね
いいこと探しって昔よく言われたけど、実はとても大事なことなんだと思うよ
99：
保守。
いいね、青春だね！
101：
おお！ここからどうなるのか期待！
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124：
ただいま
書き溜めてたらパソコンいきなり落ちてデータ吹っ飛んだんで首吊ってくる…orz
125：
また同じ分量書く気力はないから大分はしょるけど、続き書いていきます
３年生あがってからは俺は就職クラスにふりわけられたから、大学進学の瑛太と俊介ともクラスが離れたけど、
なんとか新しいクラスでも気のいい男子と仲良くなることができた。
美穂先生は隣の専門学校クラス担任。
室井さんは就職だったから同じクラスだった。
新しい担任は体形がマツコ似の方なのでマツコ先生で。
３年生にあがって間もない頃、不穏な噂を聞いた。
宿敵石橋と美穂先生が付き合っているというものだった。
女子が何人か車でデートしてるのを見かけたらしく、事実みたいだった。
127：
石橋は30歳前後の面白くて授業のうまい人気教師。
顔はいいとは言えないけど、性格込みで3割り増しかっこよく見えた。
それに教師として嫌味じゃない程度にオシャレで、体格もよくて気遣いもできるという非の打ち所のない人間だった。
一方俺は、大学にいく予定もなく部活もやっていない、
勉強が最近ちょっとできるようになったということだけが取り柄の、ただの男子生徒。しかもモヤシ体形。
石橋に対抗できるはずもなかった。
石橋ならいい奴だし稼ぎもあるだろうから美穂先生を幸せにしてくれるだろうし、
傍目から見てもすごくお似合いだし、
いっそ結婚とかしてくれちゃったほうが俺も諦めがついていいんじゃないかと思った。
129：
なんて思ったけど、やっぱりそれは建前で、
美穂先生が他の男とキスしたり膝枕したり、体の関係を持っていたりしてるなんて考えると、気が狂いそうだった。
俺は少しでも石橋に並べるようになろうと、体を鍛えてみたり、
長年よりそってきた銀縁メガネをコンタクトに変えてみたり、もさもさの髪をワックスで立ててみたりした。
友達からは、高３デビューかよｗｗｗって笑われた。
けど、そのあたりから告白はされなかったものの、女子が話しかけてくるようになった。
130：
勉強も順調で、1学期の中間の全科目合計順位ではクラス内4位。
進路によってとってる科目が違うから、全科目だと学年の順位は算出されないんだけど、
それぞれの科目では、学年でも一桁台の順位のものもあった。
順位が発表された日、美穂先生と廊下で会った。
久々に自分から声かけようと思って、「先生褒めてくださいテスト4位でした！」って言ったら、「知ってる。頑張ったな」って笑ってくれた。
その言葉をもう何度リフレインしたか。
だって、「知ってる」ってことは、担任じゃなくなってもずっと気にかけててくれたってことなわけで。
久々に話してみれば、何もなかったかのように普通に話せた。
美穂先生は相変わらず口が悪くて、でもずっと笑顔で、何もかわっていなかった。
133：
春休み何してたとか、最近全然休んでないなとか、3年のクラスは馴染めてるかとか、いろいろ聞かれた。
「今のクラスは楽しいけど、瑛太と俊介と美穂先生がいなくて寂しいです」って言ったら、
嬉しそうに笑ってた。
ワックスは校則で禁止されてたんで、
「せっかく最近がんばってるから頭なでてやろうと思ったのに、こんなべたべたの頭触りたくないなー」って意地悪にいわれた。
次の日からワックスつけるのはやめた。
石橋のこととか、いろいろ聞きたかったけど、結局チキンな俺は聞けなかった。
でも、その日はたくさん話せたので満足だった。
改めて考えてみると、修学旅行の日までは毎日話しかけてたのに、
修学旅行終わってからまともに話したのって、二者面談と成績表渡すときだけだった。
だけど、何も変わっていなくて、実はアレは夢で、本当は何もなかったんじゃないかって思ってしまうくらい、自然に会話できた。
134：
それからまた俺は、美穂先生に話しかけるようになった。
美穂先生は専門学校クラスの担任だったっていうのは前にも書いたけど、
専門学校志望の子は女子ばっかだったから、友達に会いに行くために先生のクラスに行くという口実が使えないのは残念だった。
半年近いブランクなんてなかったかのように、また先生と元通り接することができるようになった。
もう俺は、先生の彼氏っていう枠を目指すことをやめた。
その枠は石橋に任せようと思った。
また変に関係がこじれて話せなくなったり笑顔を向けてもらえなくなるのは嫌だから、
一番仲良しの、気の置けない弟みたいな男子生徒っていう枠で満足することにした。
そして、絶対にこの枠だけは誰にも譲らないって決めた。
142：
そんなこんなで1学期も終わり、夏休みは補習や就職セミナーに追われ、2学期。
石橋と美穂先生が別れたという噂が流れ出した。
石橋が別の女の人を車に乗せているのを生徒数人にまたもや目撃されたらしく、その噂も本当のことみたいだった。
美穂先生のことはずっと自分の中でだけ想いつづけようと心に決めたはずが、
そのせいで決心が揺らいだ。
そんなとき、人生3回目の告白をされた。
先生のクラスの子だった。
まゆげがわりとしっかりしている子だったのでまゆって呼ぶ。
毎日先生に会いに行くために教室に通いつめていたらいつの間にか好かれていたらしい。
室井さんのときに痛く反省していたので、お付き合いは断ったが、友達になってくださいと言われ、それからよく遊ぶようになった。
聞けば俊介と中学の時から友達だそうで、
俊介の家に2人で押しかけて（たまに瑛太も入れて）勉強会を開いたりという仲になった。
といっても、まゆは専門学校志望だから勉強することもなく、ずっと俊介の部屋の漫画を読み漁ってるだけだったけど。
143：
高校時代に戻りたくなるな
しえん
>>143
俺も戻りたい
毎日楽しかった
http://honto.jp/netstore/pd-book_03168214.html
144：
まゆげのまゆｗｗｗｗ
145：
>>144
まゆげって書くともうそんなイメージしかなくなっちゃうかもしれないけど、
彼女のために言っておくと、まゆは結構かわいいぞ！
そして2学期も終わりに近づいた頃、俺の内定が決まった。
就職のための校内試験では、2位通過。
無事、希望の会社からの求人をゲットできた。
内定の通知を受け取ったその日に、美穂先生に報告しにいった。
美穂先生はめちゃくちゃ喜んでくれた。
「お前はやればできる子だって知ってたぞ！！」ってずっと言ってたｗｗ
それで、俺が「もうワックスつけてないんで、頭なでてください！」って言ったら、
ワックスについて怒ったこと忘れてたみたいでぽかんとしてたけど、しばらくしたら思い出してくれた。
で、なでてくれようとしたんだけど、先生チビだから手全然届かなくて萌えたｗｗｗ
俺がしゃがんだら、すごい勢いでわしゃわしゃしてくれた。
「ワックスつけないほうが男前だぞ」という言葉に、俺は一生ワックスつけないことを心に決めた。
146：
2学期はそんな感じで過ぎてゆき、冬休み。
冬休みの2大イベントであるクリスマスと年越しはどちらも、瑛太・俊介・まゆ・まゆの友達と一緒にすごした。
クリスマスには瑛太とまゆのカップルが誕生。
ちなみにこの2人は今もラブラブで、同棲してる。
まぁとくに何もないまま冬休みも終わり、3学期突入。
3学期も特に何もなかった。
大学組が勉強しまくってるのをよそ目に、のんびりしてた。
2月に入り自由登校期間になってからは、
同じく進路がもう決まっているまゆとか同じクラスの就職組の男子と遊びまくってた。
用事もないのに学校にいくと大学組から白い目で見られるので、なかなか学校にも行けず、美穂先生とも会えなかった。
147：
それにしてもようモテるなぁ…ｗ
>>147
コンタクトにしてからは我ながらイケてなくはないと思うんだけど、
ダッサい銀縁メガネの頃に2人から告白されたのは今思えばすごいことだと思うｗｗ
148：
立派に青春していて羨ましいですわ
149：
>>148
ほんと周りに恵まれてたからなー
バレンタインには、まゆとまゆの友達、マツコ先生からチョコをもらった。
もちろん全部義理。
美穂先生は自分の担任のクラスの生徒全員にチョコを配ったらしく、美穂先生のクラスの男子に自慢された。
上靴に画鋲さしこんどいてやろうかと思った。
そして3学期も終わってゆき、卒業生を送る会みたいなのがあった。
そこで3年間の思い出みたいな感じで体育館いっぱいに写真が順番に映されるんだけど、
1年のときの俺の写真がいくつか出てきたんだけど、どれも死んだ顔してて、
今こんなに笑っていられるのはほんとに美穂先生のおかげに他ならないなって思った。
150：
今追いついた
全力で支援
151：
昨日から読んでるぞ支援
写真っていつも同じような顔で写ってるつもりでも
後から見ると全然違うよな
152：
>>150
>>151
ありがとう
なｗｗ最初1年の俺の写真が出てきた時、自分だって気付かなかったもん
そして、ついに卒業式。
俺は何故か、卒業生からの答辞を言う役に任命された。
マツコ先生と美穂先生、その他いろんな先生からの推薦だったらしい。
金八先生の何番煎じだよって言われそうだけど、落ちこぼれの自分を救ってくれたのは美穂先生でした、みたいなことも言った。
恥ずかしながら、本番ではめちゃくちゃ泣いた。
読み終わって席に戻るときに美穂先生を見たら、うるうるした目でこっち見てて、泣きながらも萌えてしまった。
卒業生退場のとき、体育館の入り口のところに学年の先生が並んで、
ひとりずつ握手していってから退場みたいな感じだったんだけど、
最後くらいいいだろうと思って美穂先生に抱きついていったら、美穂先生も背中に腕まわしてポンポンってしてくれた。
退場してから、みんなにあれなんだよって冷やかされたｗｗ
あと、クラスで一番泣いてたってからかわれた。
153：
>>152
おおお、ハグを許してもらえたのか。進歩したよなぁ。
いい話だよ、ほんと。
>>153
ほんと進歩したと思う
まるまる2ヶ月くらいろくに目も見てくれない時期もあったからなあｗｗ
154：
>>153
先生も可愛がってた一番の成長株だった生徒が卒業してくんだからハグくらいしてくれるだろ
単純に人間愛であって特に意味はないと思うぞｗ
155：
>>154
修学旅行での前科ありだからだよ、信頼を回復できたってことはだいぶ進歩じゃないか
156：
>>154
一番の成長株とか、人に言われると照れるな！
でも>>155がいってくれてる通り、特別な意味はなくても、やっぱりめちゃくちゃ嬉しかったよ
実はすこし前から、卒業式が終わった後に告白したい、できたらいいなっておぼろげに考えてた。
だって卒業したらもう先生と生徒じゃないわけで。
俺ももうすぐに社会人で、やっと先生と同じ土俵に立てるんだって。
式が終わった後は運動場に出て最後のホームルームがあり解散。
その後みんな打ち上げにいったり、写真を撮りあったり、第二ボタンと制服のリボンを交換する儀式をしたりしてた。
俺は式が終わったらすぐに先生を探すつもりだったんだけど、
いろんな人に写真を撮ろうと言われ、なかなか探しにいけなかった。
先生も先生で、いろんな生徒に囲まれて一緒に写真撮ったりおしゃべりしてたのでなかなか近づけず。
いつ行こうか迷ってると、前から予定のあった打ち上げの時間になってしまった。
先生も、担任のクラスで打ち上げがあるらしく、自分のクラスの女子生徒と話しながら校門を出ようとしていたので、
俺は慌てて先生のところへ向かった。
157：
行動がいちいちイケメンなんだよな
160：
>>157
完全にただのヘタレだよｗｗｗ
美穂先生に声かけると、先生は察しがついたみたいで、一緒に話してた女子生徒に「先行ってて」と言ってくれた。
「答辞のときにも言ったけど、本当に今俺がこうやって学校卒業できたのは美穂先生のおかげです。
先生がいなかったら俺卒業できずに学校やめてたと思う。
美穂先生のおかげで友達もできて、本当に楽しい高校生活送れて、勉強も好きになって、結構いい会社にも入れて、
もうどれだけ感謝したらいいかわからないです。
迷惑かけまくってすみませんでした。見捨てないでくれてありがとう」
みたいなことを話した。
先生はまた目うるうるさせてうんうんって相槌うってくれてた。
161：
だけど、肝心の告白はどうにもできなくて。
まだやっぱり、修学旅行のときに拒否されたのを思い出すとどうしても怖かった。
俺が言葉に詰まってたら、先生が「アドレス交換するか」って提案してくれた。
「もしまた会社入って怠けちゃうって言うなら先生がカツ入れに行くし、悩み事あったらいつでも話していいからさ」って。
俺はお言葉に甘えて、アドレスを交換させてもらうことにした。
俺たちのクラスは駅前のファミレス、先生のクラスは電車で4駅行ったところのバイキングで打ち上げをやる予定だったから、
校門から歩いて5分くらいの駅まで一緒にいくことになった。
歩きながら、「本当、最初に担任まかされたクラスで>>1がいたときどうしようかすっごく悩んだよ」とか、いろいろ言われた。
修学旅行のときの話は出なかった。
もしそのこと責められたらどうしようって思ってたからその話題を避けてくれたのは有難かったけど、
言われたら言われたで、もうその話の流れで告白できちゃうんじゃないかって期待も少ししてた部分もあった。
話をしていたらすぐに駅についてしまった。
先生が地下鉄の駅へ向かう階段を下り切るまで見送ってたんだけど、階段の途中で振り返って「たまには学校遊びにこいよ」って叫んでくれた。
162：
中途半端になっちゃうけど、一応これで話は終わり。
あの後交わしたメールは、
「打ち上げなのに帰り際引き止めちゃってすみません」
「明日から会社のインターンです。がんばります」みたいな内容だけ。
そこで、4月1日に入社式があるので、晴れて社会人になったってことで、その日の夜、告白しようと思う！！！
4月1日なら先生もまだ春休みで忙しくないだろうし。
もしかしたらバッドエンドになっちゃうかもしれないけど、
次こそちゃんと気持ちをぶつけるつもりだから、それまで少しの間応援してくれたら嬉しい。
171：
>>162
メールを交わしたってことは、先生も返信してくれたってことだよな？ｗ
173：
>>171
返ってきたよ！短文だけどな
っていうか、思ったけど告白ってどこですればいいんだ
高校卒業したばっかのガキがレストランとか連れて行くってのも変だよな？
かといって公園ってのもガキっぽいよな…
ひとまず、もうそろそろ自分の打ってる文章の内容がわからなくなってきたので寝ることにする
おやすみ！パンツ履いて寝ろよ
163：
>>1 お疲れ様！
4月1日楽しみにしとく！！
164：
4月1日！勝負の時やな！
どんな結果になろうとも俺らは見届けるぜ！
大事なのは悔いを残さないことだから…
165：
今から良い知らせが聞けるように祈っとく
失敗してもエイプリルフールだからって変な言い訳すんなよ。しないと思うけど
166：
みんなここまで付き合ってくれてありがとう！
悔いが残んないように気持ち全部伝えるよ、言い訳も絶対しない
そういえば4月1日ってエイプリルフールか！
冗談だって思われたらどうしようｗｗｗ
167：
えっ！？
最近の話だったんかwww
てっきり>>1は３０くらいのおっさんで想像してたわw
168：
>>167
おう、ピチピチの高卒新入生だぜ
ここで思い出語って告白してくる！って宣言しちゃえばもう後には戻れないだろうなって思って、
叱咤激励と勇気もらうためにスレ立てた
170：
そうかw
こんな俺らでよければ心から>>1の健闘を祈ってるから
悔いのないよう、逃げださずに自分の想いぶつけてこいよ!!
おじさんからの忠告だ
解ってるかと思うがメールで告白だけはNGだからな
>>170
おう、ぶつけてくるぜ！！
もちろんメールではしないつもりだ
169：
がんばれ！！！
172：
応援してるよ
173：
>>169
>>172
ありがとう、がんばる！
207：
報告遅れた！
先生に予約取り付けた。
4月1日出勤だそうだから、学校行って会ってくる。
本当に、みんなのコメント見てたらうまくいく気がしてきたし、
うまくいかなくてもそれはそれでいいかなって思えたよ。
ありがとう。
209：
>>207
頑張れよ。
181：
最近の話ってのはびっくりしたけどこんな良い先生もいるんだなぁ…
>>1頑張れ！
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