俺「バトルで負けたら奴隷?」妹「はい」back

俺「バトルで負けたら奴隷?」妹「はい」


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1:
俺「なんだそれエロゲーか?」
妹「テレビを見ないお兄さんは知らないかもしれませんが先日、敗北者奴隷法が可決されました
まあ奴隷と言っても命令は一度までしかできませんし、命に関わるような命令もできませんが」
俺「マジで?」
妹「マジです」
俺「バトルって何すんの?」
妹「シンプルな喧嘩…………ノックアウトされたら負けの武器あり超能力ありのガチンコバトルです」
俺「でもそれじゃ女の人はかなり不利なんじゃ………」
妹「条件はお互いが了承した試合のみ。しかも安価で武器と能力が一つずつ手に入ります。まあ死人が出ないように能力を弱くしたりなど補正はかかりますが」
俺「なるほど」
妹「手始めに私と勝負しましょう」
元スレ
俺「バトルで負けたら奴隷?」妹「はい」
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2:
俺「えっ……でも負けたら奴隷なんじゃ」
妹「とりあえずは公式戦ではなくチュートリアルです。武器と能力は一度決まったら一生変えられないので慎重に選んで下さい」
俺「で、でもいきなり喧嘩なんて………」
妹「はあ………。私が他人に勝負を挑まれて奴隷にされる可能性もあるんですよ?」
俺「うっ……」
妹「もしかしたらあんなことやこんなこと……破廉恥なことをされることだってあります。兄さんは守ってくれないんですか?」
俺「そ、そうだな……。じゃあ能力は>>5で武器は>>10を選ぶよ」
妹「(ちょろいぜ)」
5:
自爆
10:
鼻毛
12:
鼻毛真拳の使い手か
13:
爆死鼻毛真剣
14:
鼻毛巻き付けて爆破か
15:
空中に散らした鼻毛を自爆させる
ちょっと強そう
17:
妹「自爆と鼻毛ですか………また微妙な」
俺「し、仕方ないだろ……安価は絶対なんだから」
妹「………まあいいです。まあ自爆したところで自分は死なないように補正がかかりますしね……」
俺「だけど鼻毛ってどうやって戦うんだ……」
妹「言い忘れましたが、強力な武器や能力には発動回数や発動までのラグ、発動するたびにかかる身体への負荷など様々な制限がかかります
例えば強力な重火器などは弾薬が少なかったり………兄さんの場合自爆は強力な火力の代わりに性質上1バトルにつき1回までしか発動出来ません」
俺「ええ……じゃあどうすれば」
妹「話は最後までお聞き下さい。それと同様、弱い武器や能力にはそれ相応の応用力や発動回数、スキの少なさなどが約束されます」
俺「おお!俺の鼻毛が自在に操れる!」シュルシュル
妹「まあ見ていて情けない限りですが」
俺「す、すまん」
19:
妹「安価という不確定要素が絡むために、このバトルで勝敗を決めるのはその応用力です」
俺「な、なるほど」
妹「まあうちの無能なお兄さんにそのような才能はあまり期待していませんが……。奴隷にならないためには勝つしかありません」
俺「あ、あのさ……バトルに勝てば相手を自由にしていいんだよな?」ドキドキ
妹「ええ、勝てれば。しかしそんな悠長なことを言ってられるほど自信はあるのですか?」
俺「鼻毛なら伸びます」シュルシュル
妹「鼻の下も伸びてますよ」
俺「ところでお前の能力と武器はなんなんだ?」
妹「ああ……能力は>>22で武器は>>27です」
27:
マイク
31:
妹強過ぎワロタ
33:
思いっきりスタンド使いかよ
34:
妹「能力は………『星の白金(スタープラチナ)』」
俺「ナニィ!?」
ドドドドド
俺「スタープラチナってまさか……スタンドか……ッ!?」
妹「そうだぜ……それがどうかしたかよ」
俺「う、羨ましい……なんでお前だけ」
妹「まあその代わりに武器はマイク。せいぜい大きな声を出して相手の驚かせる牽制ぐらいにしかなりません」
俺「で、でも時を止められたりするんじゃ……」
妹「いいえ、まだそこまで使いこなすことは出来ません。それに原作同様射程距離も短いですし、強力な能力ゆえ使うとかなり疲れます」
俺「なるほど……バランスはちゃんと調整してるんだな」
36:
ボーボボ対承太郎じゃねーか
37:
妹「さて能力の説明も終わりましたし、そろそろ始めますか」
俺「う、うん……。でも妹を殴ったりするのは流石に」
妹「これから先どんな敵が待ち構えてるかもわかりません。もしかしたらそれが知り合いという場合もあります。今へこたれていてどうするんですか?」
俺「………わかったよ」
妹「……では近所の公園に移動しましょう」
公園
妹「さあどこからでもいいですよ。かかってきてください」
俺「えっ?もう始めるの?」
妹「ええ……あくまでチュートリアルですので」
38:
試合開始
俺「(奴め……明らか油断してやがる)」
妹「(兄さんがどう出るのか……とりあえずは様子見ですね)」
俺「(………自爆は一度しか使えない。うかつに近づくとスタープラチナにやられる。……ここは距離を開けつつ鼻毛でいくか)」
妹「来ないならこちらから行きますよ?」
俺「(とりあえず鼻毛で>>41だ!)」
41:
自爆
43:
>>41
ワロタ
44:
俺「鼻毛ェ!」シュルッ
妹「!?」
俺「かかったな妹!お前はお兄ちゃんとの知恵比べに負けたのだ……鼻毛で拘束してから確実に自爆で沈めてやるッ!」
妹「……はあ」
俺「……?」
妹「がっかりです」
妹「スタープラチナッ!」
スタンド「オラァッ!」バシッ
俺「な……ッ!鼻毛の拘束をスタープラチナで引きちぎった!?」
妹「鼻毛程度の高で止められるはずがないでしょう……。あなたはうかつに正面から突っ込むべきでは無かった」
俺「ひ、ひぃぃ」ガクガク
妹「あなたの……負けです」
スタプラ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ」
49:
俺「」
妹「まあ最初はこんなものですか」
俺「うう……」
妹「もう少し頑張ってくれるものだと思ってましたけどねえ」
俺「ま、まさか手加減無しなんて……」
妹「当たり前です。もうこれは遊びじゃないんですから」
>>52「さ〜〜て、決着もついたみたいだしそろそろ行かせてもらうか」
52:
>>50
50:

54:
姉「ご機嫌よう我が妹よ」
妹「あら……こんなところで奇遇ですね姉さん」
姉「そうね〜全くもって奇遇だわ。運命的とも言えるんじゃないかしら」
妹「とぼけなくてもわかっているんですよ」
姉「あら……なんのことかしら」
妹「あなたさっきからずっと、?私たちのこと見てたでしょう?」
ゴゴゴゴゴ
姉「……まあまあそう殺気立つんじゃあない、可愛い可愛い妹よ」
妹「どの口が……」
姉「そうねえ、でもこんなところで会ったのも何かの縁だし……ここは一つ」
妹「……」
姉「バトルでもしていかない?」
56:
妹「目的はなんですか?」
姉「ただの暇つぶしよ」
妹「へえ、ただの暇つぶしでこのようなふざけた催しを」
姉「極論してしまえば目的なんてものは存在しないのだけれど……まあ姉の暇つぶしに付き合ってちょうだい」
妹「……いいでしょう。覚悟はいいですね?」
姉「ええ……因みに私の能力は>>60武器は>>65よ」
60:
イオナズン
65:
美少女フィギュア
68:
姉「能力はイオナズン武器は美少女フィギュア」
妹「なんともお姉さんらしい武器ですね」
姉「ふふ♪美少女は正義よ」
妹「褒めたつもりは無いのですが」
姉「まあやってみればわかるわ。さあ始めましょう」
妹「そうですね」
69:
戦闘開始
妹「(姉さんの能力はイオナズン………ということは広範囲爆破型。しかもお兄さんとは違ってある程度場所を指定できるはず)」
姉「ふふふ♪ゲームの世界みたいで心が躍るわあ……♪」
妹「(だけど詠唱の際にスキができるし自分を巻き込まないように気をつけるはず。ならば私がするべきことは)」
姉「………」
妹「(一気に間合いを詰める!)」ダッ
姉「…………」
姉「……イオナズン」ボソッ
妹「!?」
ドゴォォォオオオン
………………
71:
妹「ゲホッ……ゲホッ!」
姉「はぁぁああん♪」
妹「(う、撃ってきた……自分へのダメージも顧みず撃ってきた)」ガクガク
姉「もっとぉ♪もっと私と遊びましょう妹ちゃ〜〜〜〜ん♪」
妹「ま、まずい!早く移動しないと次の攻撃が……」フラフラ
姉「イオナズン」
ドォォォォオオオオン
73:
妹「!?」ズザザザ
姉「妹ちゃ〜んどこなのぉ〜〜?」
妹「(く、狂ってる………この姉。でもそれ以上に)」
姉「妹ちゃ〜〜〜ん」
妹「(今のは相当的外れな場所を爆破していた。こいつ爆煙で私の場所が掴めていない………?
しかも最初のイオナズンで相当のダメージを負ってるはず)」
妹「(次を撃ってこないということは、やっぱりイオナズンは消費が大きいんだ……)」
ヒュウウウウウ
妹「煙が晴れてきた……!?」
姉「なのはちゃ〜ん♪次はどんな魔法を撃とうかしら〜♪」スリスリ
妹「そ、そういことですか……自傷覚悟で爆破を放てたのもダメージを負って平然としてられるのも……全てはあのフィギュアが……あのリリカルなのはフィギュアが
自分が魔法の世界にいると思い込むことで心の平穏を保っているんだ」ゾクッ
姉「リリカルマジカル〜〜〜♪」
妹「しかし恐るべきは姉さんの応用力。まさか武器をさながら興奮剤のように扱うとは……ッ!」
75:
姉「あら……妹ちゃんみいつけた♪」
妹「(ですがそれがわかったところで戦況はあまり変わりませんね……。恐らくイオナズンを撃てるのは次で最後というところでしょうが……)」
姉「うふふ♪次は逃さないわよぉ」
妹「何を言うんですかこのメンヘラ女」
姉「あら、お姉ちゃんに向かってそんな口のききかたはダメよ」
妹「うるさいですよ。いつもいつも下らないフィギュアを眺めて独り言ばっかり
何が魔法少女ですか」
姉「き、聞き捨てならないわね……次はお姉ちゃん本気で怒るよ?」
妹「(少しカマをかけてみるか……)えーえー怒ったらどうですか。どうせあと一発しか放てないんでしょう?イオナズン」
姉「くっ……あと一発もあれば悪い妹へのお仕置きには十分よ!」
妹「…………」
妹「ならばどうぞ無駄撃ちしてください」
姉「なら撃つわよ……イオナズン!」
妹「(今だ………ッ!)」ダッ
姉「え………?」
77:
妹「かかりましたねっ!今のは私のフェイクです………このままスタープラチナの射程にさえ入れば私の勝ちです!」ダッ
姉「…………」
姉「ふふ……」
妹「……?」
姉「あーーはっはっはっはっはっ!」ゲラゲラ
妹「!?」
姉「まんまとフェイクを踏んだのは妹ちゃんのほうよ〜!馬鹿正直に妹ちゃんのいる位置だけを爆破するわけないじゃない!
私が爆破指定したのは、ちょうど私の前方……フィギュアによってダメージを受けない私だけは助かるけど妹ちゃんは助からない
これにて決着よぉ〜!」
妹「………」
妹「いいえ」ピタッ
姉「!?」
妹「この位置で良いんです。たった三歩さえ近づければ」
78:
姉「な!?その距離からなら私にスタープラチナは届かないはず……」
妹「別に姉さんに攻撃する必要はありません………私の狙いはあくまで……」
妹「スターフィンガーッ!」
スタプラ「オラァッ!」シュッ
バキン
姉「くっ………爆発が……!」
ドォォオオオン
姉「うっ……うぅ……」
妹「うぅ……流石に今のは響きましたね」
姉「まだ………まだよ………私にはなのはちゃんがついて」
妹「いいえ、ついてません」
姉「………え?」
妹「すみませんが破壊させていただきました」
79:
なのはフィギュア「」
姉「あ………ああああああ!!!???」
妹「三歩さえ近づけばフィギュアを破壊する程度なら容易でした」
姉「な、なんでフィギュアを!?」
妹「あなたにとってのそれが興奮剤だというなら、それがある限りあなたは何度でも立ち上がってくるでしょう。ですがそれさえ破壊してしまえば…………心の支えを無くした弱者は脆いものです」
妹「あなたが考えも無しに一発……私にイオナズンを放っていたらやられていました。三歩近づければ私の勝ち………」
妹「ですがあなたは、私があなたに近づいたところを狙うというより確実な方法で私を仕留めに来ました。それは何故か」
妹「そう、イオナズンがあと一発しか撃てなかったからです。二発撃てるなら考えも無しに撃っていたでしょう」
妹「ありがとうございます……予想通りのバカでいてくれて」
姉「あ………あ………」ヘナヘナ
81:
姉「なのは………ここは魔法の世界じゃないのね…………」グッタリ
妹「おや……?何を勝負が終わったかのような顔をしているのですか?」
姉「え………?でももう私に勝ち目は」
妹「ですから、私はまだ一撃もあなたにくれていないのですが?」ニコッ
姉「え、えーと……降参しまs」
妹「認めません」
姉「お姉ちゃんを可哀想だとは思わないの!?」ガクガク
妹「てめーを可哀想だとは全く思わねー」
妹「お姉さん……」
妹「お仕置きタイムです」
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
82:
姉「」
俺「ご、ご愁傷様です姉上……」
妹「はあ……姉も兄も揃ってだらしないとは……先が思いやられます」
俺「なんかすいません」
妹「さてと、とりあえずは勝ったので一つだけ命令を下せるわけですが」
俺「う、うーん……一応肉親だしな」
妹「まあ風呂トイレ一ヶ月掃除でもさせておきたいところですが、ここは>>85でもさせましょうか」
85:
肉便器化
88:
妹「とりあえず肉便器となってもらいます」
俺「いやいやいや」
妹「お仕置きにはちゃうどいいですが、このダメ人間のメンタルならどうせすぐに元に戻るでしょう」
俺「で、でも肉便器なんてどうやって……」
妹「それはこの馬鹿姉さんの部屋に様々なグッズがあるのでそれを活用しましょう」
俺「オーノー……」
89:
妹「オラァッ!アニ豚のくせにブヒブヒ鳴けないのかあ!?」バシン
姉「らめえええええもう鞭おかしくなっちゃうううううう」ビクンビクン
妹「ブヒブヒ喚くならこの私のために歌でも歌ってる方が似合ってるぞメスブタァ!」
姉「もうこわれひゃううううううう!!!」ビクンビクン
俺「(聞こえない聞こえない)」ガクガク
91:
妹「まあ肉便器はあのまま放置しておきましょう」
俺「お、おう……」
妹「これで負けたらどうなるか覚悟はできましたね?」
俺「………嫌というほどわかりました」
>>95「お?あいつらにバトル申し込もうかな」
95:
ココア
97:
>>95
ごちうさ?
98:
別に同一人物じゃなくて構わん
99:
すまんごちうさ全く知らんから名前だけ借りる
あとは脳内補完してくれ
100:
ココア「ごめんちょっといいかな」
俺「ん?俺?」
ココア「そうあなただよ。あなたに用があるの」
俺「あ、えーと……どこかで会ったかな?(高校生……知らない制服だ)」
ココア「えーと、いやあなたのこと面白そうな人だなって思って……なんていうか、そう」
俺「…?」
ココア「あなたは"特別な能力"を持っていそうだね」
俺「!?………新手の能力者か!?」
ココア「身構えたね………やっぱり、当たりだったか」
ココア「そう…私はココア……>>105の能力と>>110の武器を持っているよ」
105:
氷炎地獄(インフェルノ)
110:
12.7cm連装砲
113:
mじゃなくてcmだと……
あと魔法科も知らんから今調べた知識でいくよ
116:
>>113
砲身じゃなくて口径だぞ
117:
ココア「能力は氷炎地獄……細かい設定は抜きにして、炎と氷を同時に発動させる。武器は12.7cm連装砲………」
俺「(聞いた限りではものすごい能力と武器だな……俺で勝てるのだろうか)」
妹「兄さん……強力な武器能力にはそれ相応のデメリットもあります。それを忘れないでください」
ココア「ご名答。氷炎地獄は持続時間が長い代わりに2発が限界だし、12.7cmは装填から発射までが手動の単発式。しかも携帯武器だから弾薬は一発しか無い」
俺「(あの武器を携帯するってその馬鹿力で十分戦えるんじゃ………)」
妹「そこまで教えるとは随分な余裕ですね……」
ココア「だって勝負が一瞬でついたら面白くないじゃん」
ココア「さあこれだけ教えたんだから早くやろうよ」ウズウズ
妹「お兄さん……先ほど教えた事は忘れないでください」
俺「ああわかってる」
119:
戦闘開始
俺「(戦闘において相手の性格を読むことは大事だ……。敵の攻撃手段が一撃必殺であるならなおさら」
俺「すぐに決めに来るか時間をおいて確実に決めに来るか……その読み違いだけで命取りになる)」ギロッ
ココア「さーて、いっくよー」
俺「(ここは敵より出の早い鼻毛で>>123だ……)」
123:
渾身の一撃
124:
俺「くらえ鼻毛渾身の一撃ッ!」シュッ
ココア「きゃ!?」バチン
俺「(やった!やっぱり武器も能力も強力な分動作が鈍い……ならばこちらは機動力と手数で勝負だ)」シュルルルル
ココア「痛いッ!……痛いよぉ……」バチンバチン
ココア「もう怒ったよ………ッ!氷炎地獄ッ!」シュウウウウウ
ゴォオオオオオ
俺「うわああああああっ!」
125:
俺「熱い……そして冷たい…………ッ!」
ココア「あはははっ!鼻毛の痛みで位置がずれたから命拾いしたね!」
俺「(くっ……くそっ!強すぎる……次に能力を発動されたら立っていられる自信が無い……)」
ココア「ふふふ……さあ立ってよ!まだまだこれからでしょ?まだまだ楽しませてくれるんでしょ?」
俺「(楽しんでる……のか?この状況を?……なんて強い子なんだ)」
……………
俺「(いや違う……妹が言っていた。強いものにはそれ相応デメリットがあると。そうだ)」
俺「(あれは強いんじゃない………ただの慢心だ!)」
127:
ココア「こないんならもう勝負決めちゃうよ?いいの?もう終わりでいいの?」ニタァ
俺「くっ………鼻毛ェッ!」シュッ
ココア「いたっ……!でもそんな単調な攻撃じゃあたしは止められないよぉ!」
俺「(そうだ……もっと慢心しろ…………もっと酔いしれろ!)」
俺「(勝負の決め手は>>130だ!)」
130:
>>129
129:
レイプからの2chにうp
137:
俺「(勝ったらレイプして2chにうぷしてやる!)」シュルルルル
ココア「単調な攻撃………もう飽きた」
俺「(来るか………)」
ココア「もう終わらせるね」
ココア「氷炎地獄ッ!」
ゴォオオオオオ
妹「兄さんッ!?」
ココア「まだだよ!まだまだ………この12.7cm砲も撃ち込んで完全に終わらせてあげるよ!」ガチャ
140:
妹「あ………あ………兄さん……」
ココア「弾を込めて……ふふっ♪これで撃たれたらもしかしたら骨も残らないかもね」
ドォォオオオオオオオンッ
ココア「!?」
俺「うぉおおおおおッ!」
ココア「な、なんで!?氷炎地獄は確実に当たったはずなのに!?」
妹「ま、まさか……」
俺「自爆で氷炎地獄から抜け出したのさ!鼻毛拘束ッ!」シュルルルル
ココア「ぐっ!?そ、そんな……自爆を脱出のためだけに使うなんて……」
俺「お前にはかなりの慢心が見えた………だからこそわかった……お前は攻撃の瞬間、自分の能力に酔いしれる瞬間にこの上ないスキを見せると。
さらに確実に俺を仕留めるため、その大掛かりな大砲に手を伸ばし完全に無防備になると」
ココア「くっ……そこまで読んで」
俺「手足も拘束した……魔法も弾切れのはずだ。もうお前に勝ち目はない」
ココア「うう……降参する」
142:
俺「さて……」
ココア「うう……」
妹「この子をどうするんですか兄さん」
俺「とりあえず命令とは別にレイプして2chにうぷをしないといけない」
妹「な!?命令をしないと逮捕されてしまいますよ!」
俺「安価は絶対なんだ許せ」
143:
俺「んっほおおおおおお原作レイプさいこおおおおお」
ココア「…………」
妹「…………」
俺「見てるうううう?VIPのアニヲタ見てるうううう?ココアたんもシャロたんも完全キャラ崩壊同人誌だよおおおお」
原作「らめえええええええ」ビクンビクン
ココア「…………」
妹「…………」
妹「…………」
146:
妹「気がすみましたか?」
俺「ああ問題ない」
妹「ならこの子への命令はどうするのですか?」
俺「そうだな……」
ココア「ひぃ……」ビクッ
俺「>>150とかしてみたいと思ってた」
150:
ノーブラ膝上40センチのスカートで生活
154:
俺「ノーブラ膝上40cmのスカートで生活をさせてみたい」
ココア「変態……ッ!」
俺「え?……嫌でもほら奴隷だし多少は」
ココア「……変態ッ!」
俺「いやだって負けたんだから当然だろなあ妹!」
妹「変態……」
俺「」
155:
ココア「うう……恥ずかしいよぉ……」プルプル
妹「…………」
俺「で、でもほらレイプとかするよりずっと良心的だろ?」
ココア「ひっぐ……こんなの見えちゃうよぉ……」ポロポロ
妹「今は我慢するのです……こんな変態に勝負を挑んでしまったのがそもそも間違いだったんです」
俺「な、泣くなよ俺が悪いみたいじゃn」
妹「近寄るな変態」
俺「」
>>158「なんか取り込み中かな」
158:
俺母
160:
カーチャン・・・
162:
母「なんか取り込み中かな……」
俺「あれ?母さんもう帰ってきたの?確か海外に行ってたはずじゃ」
母「久しぶりに子供達の顔を見にね……またすぐあっち行くけど。てかそっちの女の子は誰?もしかして彼女さん?」
俺「あー、あ……こっちの人は……>>165だよ」
165:
結婚相手
167:
俺「結婚相手だよ」
母「え!?嘘!?あんたいつのまに……そう、そうなの………こんなに可愛いお嫁さんが」
ココア「うぇぇ……酷いよぉ……俺くんブラ返してよぉ……スカートもこんなに短かったら見えちゃうよぉ………」グスン
母「」
俺「」
168:
母「そう、そうよね……お盛んな年頃だもんね…………。
あのね?母さん別に怒ってる訳じゃないのよ?怒ってる訳じゃないけど、節度というものがあると思うの」
俺「ち、違う!!違わないけど違う!!」
母「あはは……いいの、いいのよあなたも男の子だしね。それより姉ちゃんの顔も見たいんだけどどこにいるの?」
妹「ああ、それなら二階で肉便器に……」
母「に、肉便器!?」
妹「えー……ええと、そこのケダモノが」
母「」
俺「」
170:
母「あんたをそんな子に育てた覚えはありません」
俺「誤解だ信じてくれ!!」
母「今一度教育が必要なようね」
妹「(兄さんどんまい)」
母「しつけてあげる……このバトルで」
俺「!?………まさか母さんも!?」
母「ええ、お母さんの能力は>>172武器は>>176よ」
172:
鼻からミサイル
176:
ギルガルド
181:
母「能力は鼻からミサイル。武器はギルガルドよ」
俺「ギルガルド……ポケモンか!?」
母「ええ、よく知ってるわね」
俺「俺はダイパまでしかやってないからあまり知らんけど」
母「ふふっ……はがねゴーストの恐ろしさ、とくと味あわせてやるわ」
俺「(能力が弱くて武器が強い……今までに無かったタイプだな)」
183:
鼻からミサイル強いだろ
184:
戦闘開始
母「まずは先制させてもらうわ!ギルガルド、つるぎのまいよ!」
ギルガルド「ギッギルガルッ!」ヒュンヒュンヒュン
母「そのまませいなるつるぎ!」
ギルガルド「ギィィルッガルウウウゥ!!」ブンッ
俺「うわっ!?鼻毛ガード!!」シュルル
ザクッ
俺「痛ええええええ!!!???ガードしたはずなのに!?」
妹「あれはせいなるつるぎ!あいての能力に関係なくダメージを与えるわざ!」
ココア「それにしっかりせいなるつるぎで攻撃力を上げてきた!?あの人ただポケモンが強いだけじゃない………トレーナーとして戦い慣れてる」
190:
母「あらあら、私の息子はそんなに弱かったのかしら?」
俺「く、くっそおおおババアのくせにつえええ」
母「失礼ね……こんなに若くて美しいのに」
ココア「(確かにそうだけど自分で言うのはなあ………)」
母「次いくわよ!ギルガルドつばめがえし!」
ギルガルド「ギルガルゥゥッ!」ヒュン
俺「何度も食らうかよぉ!!ガードができないならかわせば……」
ゴンッ
俺「いってえええええ!!!」
ココア「あれはつばめがえし!回避を許さない絶対必中わざ!」
妹「驚くべきはお母さんの読み……お兄さんの行動を全て把握している」
195:
母「全く失望したわね……相手の手の内を読むことは基本中の基本なのに」
俺「で、でもギルガルドなんてポケモン知らない……」
俺「(ん?待てよ……。確かさっき、ギルガルドははがねゴーストだと言っていた……だとしたら)」
母「……未熟者。かかってこないということは降参でいいの?」
俺「(もしかしたら!)」ダッ
母「!?」
197:
母「ギルガルド!せいなるつるぎ!」
俺「(これは躱す)」サッ
母「ギルガルド!つばめがえし!」
俺「(これは鼻毛ガード!)」ガキン
母「(くっ……もうPPが……仕方ない)」
母「ギルガルド!シャドークローよ!」
俺「………!」ダッ
ココア「え?俺くん向かって行って何をする気?」
妹「ま、まさか………」
199:
俺「うおおおおおおおおッ!」ガシッ
ギルガルド「!?」
母「な!?ギルガルドに張り付いた!?」
ココア「そうか!ギルガルドははがねタイプ!ということは炎に弱い………そして俺くんの能力は」
俺「自爆だあああああああッ!!!」ピカーーー
妹「………に、」
妹「兄さんだめえええええええ!!!」
ドォォオオオオオオオン
204:
シュゥゥウウウウ………
ココア「ど、どうなったの?」
妹「あ………」
俺「…………」
母「…………」
ギルガルド「ギルゥ!」ピキーン
ココア「え!?なんでダメージを負ってないの?ガードする暇なんて」
妹「キングシールド………」
ココア「……え?」
妹「絶対に先制出来る完全防御技……」
ココア「まさか……それじゃ!?」
母「くくく………」
209:
母「あははははははっ!」
俺「……
母「だから未熟者だと言ったのよ!残念だったわねえ……まあちゃんとはがねタイプだというのを聞き逃していなかっただけマシか……。
ギルガルド、あんたに捕まってるやつにシャドークローよ」
ギルガルド「ギルゥッ!」ブンッ
ココア「そんな……あれじゃ俺くん逃げ場ないんじゃ」
妹「……いいえ、うちのお兄さんは」
ココア「え?」
妹「うちのお兄さんは……」
214:
ガキンッ
ギルガルド「ギルゥゥウウ!!!???」
母「な、なに!?何が起こったの!?」
俺「次のお前のセリフは『なんでギルガルドが自分を攻撃しているの!?』だ」
母「なんでギルガルドが自分を攻撃しているの!?ハッ!」
俺「そうだ、俺はギルガルドに捕まっていたんじゃない……俺がギルガルドを捕まえていたんだぜええええッ!あいつの腕を見な!」
母「あ、あれは!鼻毛が巻きついている!?い、いつのまに……」
俺「自爆したあの時さ。爆煙に紛れてな」
母「ま、まさかここまで読んで」
俺「そう、気付いたのさ。ゴーストタイプの弱点はゴーストタイプだとな………だからあんたがシャドークローを出すまで俺は攻撃を捌き続けた。そしてシャドークローを出した時、鼻毛で奴の腕を引っ張り自分に当てさせた……」
ギルガルド「ギルゥ………」バタッ
ギルガルドは倒れた
母「…………」
俺「さあこっから俺の反撃だぜ!」
218:
母「もういいわ……」
俺「え?」
母「もう降参よ」
俺「い、いいのか……?まだ能力も使っていないのに」
母「私はあんたみたいに鼻からものを出してまで戦いたくないの」
俺「うぅ……」
母「さあ、命令を出しなさいよ」
俺「じゃ、じゃあ>>221でもしてもらおうかな」
221:
鼻からミサイル出し
222:
鼻からミサイル
223:
鬼畜だなお前ら
225:
俺「鼻からミサイルでも出してもらおうか(ゲス顏)」
母「お、鬼ねあんた……」
母「まあいいわよ。一回しかやらないからよく見てなさい」
母「すぅぅううう………ふんっ!」スポッ
ヒュウウウウウゥゥゥゥゥ…………
遠くの山<チュドーーーン
ココア「す、すごい」
妹「これ使ったらお兄さんに勝てたのでは……」
俺「」
母「嫌よこんな恥ずかしいの。じゃあ私はもう行くわね」
俺「え!?もう海外行っちゃうの?」
母「ええ、もう子供の顔も見たし。それに」
母「この様子だと妹ちゃんを任せられそうだしね」
俺「……?」
226:
妹「さてとお母さんも帰ったことですし」
ココア「うん」
俺「はいな」
妹「今後の我々の動向についてある程度決めておきたいですね」
ココア「いつ襲われるかもわからないしねー」
妹「ええ、例えばとなりにいるケダモノとか」
俺「うう……」
妹「とにかく今後もバトルを仕掛けられたら倒すしかありませんが、そんな日常ではおちおち眠ってもいられません」
ココア「そうだね……」
妹「そこでこの状態を改善すべく我々も動きたいのですが」
俺「>>231」
231:
>>227
227:
まずは俺のちんこの上で踊ってもらおう
237:
俺「まずは俺のチンコの上で踊ってもらおう」
妹「…………」
ココア「…………」
俺「ま、まずは俺のチンコの上d」
妹「……スタープラチナ」ボソッ
<オラオラオラオラ
俺「」
妹「さてバカは放っといて本題に戻りましょう」
ココア「でも法律って国が作るんだよね」
妹「ええ」
ココア「じゃあ国をどうにかしない限りはどうしようもないよね」
妹「……そうですねぇ」
252:
ココアスタメンになってやがる
273:
妹「でも国を動かすような力は私たちにはありません……」
ココア「そうだね……」
俺「いいや、あるじゃないか」
妹「なんですか?また下らないことを言うようなら本当にへし折りますよ?」
ココア「へ、へし折るって……」
妹「もちろんアレです」
俺「フフフ、妹よ。俺たちはそのためのチカラも、それを合法的に行うための手段も既に持っているではないか……」
ココア「え?」
妹「ちょ、ちょっと待ってください……まさか」
俺「そうさ」
俺「国を奴隷にするのさ」
274:
壮大な物語が始まる予感
282:
妹「(全くこの人は……)」
ココア「す、すごーい!」ワクワク
妹「ですが一体どうするつもりですか?まさか日本という国全体と戦うとでも?」
俺「いいや、日本全体と戦う必要なんて無い。国のトップや重役さえ握れば良いしそれだけなら大した数じゃない」
妹「ですから、それまでの道のりの敵はどうする気です?国も馬鹿では無いですし我々に対する刺客くらいは用意するはずです」
俺「うっ……それは」
妹「それに重役といっても大体の目星はついているのですか?闇雲に動き回って敵を増やすばかりではいつまでも真相に辿り着けませんよ」
俺「」
妹「面倒臭いのでフリーズしないで下さい」
俺「>>286」
286:
>>283
283:
まずは安倍晋三だ
295:
俺「まずは安倍晋三だ」
妹「無理です」
俺「えっ……?」
妹「無理です」
俺「ごめんなさい……」
妹「ですが……」
妹「先ほどの発言。並大抵の精神では決して言えることのない言葉です…………まさか国を……ふふふ」
ココア「妹ちゃん……?」
299:
妹「ですがここから先は、私たち兄妹だけで決めてことではありません。ココアちゃん」
ココア「ん……?」
妹「意思確認をしたいのです……。なにせ私たちが今から喧嘩を売ろうとしているのは、一つの国……この大きな大きな日本なのですから」
ココア「…………」
妹「縁を切るなら今のうちです。ここで切らないならもう後戻りは出来ません。
明確な目的が無いのなら、これ以上お兄さんの戯言に付き合う必要は……」
ココア「……おもしろそう」
妹「…………え?」
ココア「おもしろそう。それが私の明確な目的だよ」
妹「ココアちゃん……」
ココア「だって国に喧嘩売っちゃうんでしょ?そんなの体験出来るなんて夢のようだよ!したい………大戦争がしたい!国をひっくり返したい!
私もついていくよ……一緒に行く!
だってもう……友達だもん」
妹「ふふ………ふふふ……」
妹「いいでしょう!ならばいっちょう、このふざけた国に殴り込みをかけましょう!
我々でこの国を奴隷にしてやりましょう!
もう後悔しても遅いですよ」
307:
俺「さて国家奴隷化計画のために集いし戦士達よ」
ココア「………」ゴクリ
妹「戦士達と言ってもたったの3人ですが」
俺「とりあえずはチーム名的なのを決めないか?」
ココア「おぉーー!なんか悪の組織みたいでカッコイイ!」ワクワク
妹「まあ実際国から見れば悪の組織ですが……。それなら我がチームの参謀の私が決めましょう」
俺「え?参謀?」
妹「一番の頭脳派ですからね。妥当なところで、心配なところが残りますがお兄さんがリーダー。ココアちゃんの役割が………」
妹「>>311です!」
311:
インコ心理教
315:
組織の中に組織を作るなよ
323:
妹「ココアちゃんはインコ心理教教祖様です!」
ココア「インコ心理教?なにそれ?」
妹「インコのように可愛いからインコ心理教です!」
ココア「なんかよくわからないけどやったー!」
俺「あーそれイをマに変えて言ってみt」
妹「さて次に行きましょう」
俺「(もう殴ってさえくれないのか)」
妹「チーム名は……>>331までの中で私が選びましょう!連投はノーカンで」
324:
あっち向いてほい
325:
NHK
326:
ヴァギナペニス
327:
インコ心理教
328:
エイジオブアポカリプス
略してAOA
329:
スターインフェルノ〜鼻毛〜
330:
昼寝夢精
331:
インコ様とゆかいな仲間たち
336:
妹「チーム名はあっち向いてほいに決まりました!」
ココア「おー!」パチパチ
俺「あっち向いてほいって……他に無かったのかよ」
妹「他は下ネタだらけなので……」
俺「それでも他にあっただろ……例えばスターインフェルノ鼻g」
妹「やめてください」
俺「……(´・ω・`)」
337:
全部下ネタならどうなったのか
343:
おまいら下ネタ好きすぎww
自重しろ
344:
俺「さて……チーム名も決まったことだし」
ココア「次は……」
俺「何をすれば……」
妹「しっかりして下さい。あなたは仮にもリーダーなんですから」
俺「で、でも流石にこんなこと初めてで」
妹「まずは落ち着くことが必要です。冷静さを欠いては出来ることも出来なくなります……そうですね」
妹「こういう場合は、あちらさんの裏を探ってみるのがよろしいかと。いきなり表側を叩いてはあまりにも目立ってしまいます」
俺「例えば?」
妹「そうですね……ネットで密かに叩かれている>>348をあたってみましょう。案外ボロが出るかもしれません」
348:
ココアの母
380:
妹「ココアの母親を当たってみましょうか」
ココア「え?私のお母さん?」
妹「ええ……ネットでは色々黒い噂が流れてますからねぇ」
俺「ネットこえー」
ココア「う、うーん。お母さん何か悪いことしてるのかなあ」
妹「まあ行って確かめればわかることです」
ココア「そ、そうだね……」
383:
ココア宅
俺「ほえーココアのうち広いなー」
妹「………そうですね」
ココア「まあ生活スペースとして使ってるのはちょっとだけだけどねー」
俺「へーそうなんだ」
妹「…………」
ココア「この部屋にお母さんはいるよ」
ガチャ
ココア母「あらココアおかえりなさい……あれ、そっちの二人は友達かしら……!?」
384:
ココ母「もしかして……俺くんと妹ちゃん?」
俺「え……?あ、はい」
妹「そうですよ」
ココ母「あら……本当に懐かしいわね」
俺「あの……どこかで会いましたか?」
ココ母「!?……ああ、そう。あなたたちは小さかったものね……無理もないわ。私はね、あなたたちのお母さんの友人なのよ」
ココア「へーそうだったんだ」
ココ母「あなたまで覚えてないなんて……ってあなたなんて格好してるの!?」
385:
ココア「ん?あー……えーと」
ココ母「ママはあなたをそんな痴女のような子に育てた覚えはありません!」
ココア「えーと……あはは。私奴隷になっちゃった」
ココ母「奴隷!?まさか負けたの?」
ココア「うん……そこの男くんに」
ココ母「あらまあ……。俺くんとココアがねぇ……ココアもそんな年か」
ココア「もう///そんなんじゃないってばあ!それならお母さんが私に勝ってブラを着けろって命令してよ!」
ココ母「あなたブラも着けてないのね……。あと残念だけどそれは無理よ」
ココア「え?なんで?」
387:
ココ母「奴隷になった人間が受けた命令は、先に受けたものが最優先されるのよ。今のあなたの服装が命令のものであるならば、それを脅かす命令は誰にも出せないの」
ココア「そんな……じゃあこの恥ずかしい服はどうしようもないってこと?」
ココ母「ええ……残念だけど」
ココア「」ガーン
妹「お取り込み中悪いですが、少しよろしいですか?私たちも今日は用があってきたので」
388:
ココ母「あらそうだったわね。それで私に何の御用かしら?」
妹「今まさにあなた方が話していた敗北者奴隷法についてですが」
ココ母「!」
妹「何か知っているようですね?それなら創始者などの情報をいただきたいのですが」
ココ母「それを知ってどうする気?」
妹「それをぶっ壊しにきました」ニコッ
ココ母「…………」
ココ母「それなら話は別よ」
妹「?」
ココ母「話を聞き出したければ……ね?」
妹「……なるほど」
390:
俺「二人は一体さっきから何を」
妹「挑発されているんですよ、私たちは」
俺「(ああ……そういうことか)」
ココ母「あら、別に俺くんが相手でもいいのよ?その代わり負けたら……ふふっ、ココアのお婿さんにでもなってもらおうかしら」
俺「むしろ本望です」
妹「下がってろ」
俺「」
ガシャン
ココア「俺くん妹ちゃん…ここは私に任せて……」
394:
ココア「この人は私のお母さんだからね」
ココ母「あなたならどうせ、そう言うと思っていたわ。ふふっ久しぶりにもんでやろうかしら?」
ココア「いつまでも甘く見てると痛い目見るよ?」ニコッ
ココ母「あらあら、怖いわね」ニコッ
妹「まあここはココアさんに任せましょうか」
俺「そ、そうだな。なんか険悪ムードだし」
ココア「ううん。ちっとも険悪なんかじゃないよ……だってこんなに」
ココ母「ええ……だってこんなにも」
ココア&ココ母「楽しいんだから」
俺「(女ってこわい)」
ココ母能力>>396武器>>401
396:
潮吹き
401:
ハルバード
406:
戦闘開始
ココ母「ふふふ……胸が躍るわね」
ココア「あらお母さん。悠長に喋っている余裕はあるんだ」ガシャン
ココ母「あらあらうちの子も言うようになったわね」ジャキッ
ココア「それじゃあ早行くよ!氷炎地獄ッ!」ゴォォオオ
ココ母「だいぶ大きく出せるようになったじゃない」ヒョイ
ココア「あ、あれ?確かに前より強くなってる……」
ココ母「(誰かさんのおかげかしらね)」チラッ
俺「……?」
407:
ココ母「油断してる暇は無いわよぉ!」ヒュン
ココア「チッ!」サッ
俺「あ、あぶねー掠っただけか」
妹「いいえ……あれは」
ココア「……」カチカチ
ココ母「ふふふ……」
俺「な、なんだ!?あの斧みたいなのに触れた部分が凍っているぞ!?」
妹「あれはハルバードというのですよ。おそらくあれがココ母さんの能力なのでしょう」
ココア「触れた部分の水分を一瞬で潮吹きさせて気化熱により凍らせる……。ハルバードで触れただけで出来るなんて、腕を上げたね」
ココ母「まだまだ私も若いってことよ」
408:
潮吹きって凄い
409:
そうくるとは上手い
411:
ココア「(機動力から精密さまであっちが上か……。でもこっちだって技の威力は何故か上がってる……さっきはうまくコントロール出来なかったけど、今度こそは)」
ココ母「私の前で考え込むなんてすごい余裕ね!」ヒュンヒュン
ココア「!?」サッ
ココ母「ほおらほおら!!油断してると凍らせるわよぉ!!」
ココア「(とにかく手は打たないとどんどん不利になる……。氷炎地獄か12.7cm砲………どっちで切り込む?)」
>>416 1あえて距離を詰めて氷炎地獄、2なんとか距離をあけての12.7cm砲
416:
2
418:
ココア「(ここは距離を開けて12.7mをぶち込んでやる)」
ココ母「(何か仕掛けてくるな……)」
ココア「(まずは身体の陰に隠して弾を装填しつつ少しだけ距離を詰める)」カシャン
ココ母「向かってきたなッ!近接で私に勝てると思ったか!」ヒュン
ココア「(母さんの必殺の間合いにだけは入らずに一撃目を躱す。そしてそのまま………走り抜けるッ!)」ダッ
ココ母「な!?どこへいくの!?」
ココア「十分に距離を開けた……一瞬でも私を見失ったのが命取りだよ!くらえッ!!」ズザザザ
ズドォォォオンッ
420:
俺「どうなった!?」
妹「わ、わかりません……」
ヒュゥゥウウウ
ココア「……」
ココ母「…………」ニヤリ
ココア「チッ………」
ココ母「残念だったわね」
俺「な、なんで!?12.7cm砲をくらってピンピンしてるなんてそんなはず」
妹「……兄さん、ココアちゃんの足元を見てください」
俺「!?……あれは凍ってる?……いつの間に」
妹「おそらくココ母さんがココアさんへの間合いを詰めている時でしょう……踏んだ場所を少しづつ、気づかれないように凍らせた。そちらに回り込まれても大丈夫なように」
俺「それでまんまと足が滑って外したわけか」
421:
妹「(すごい……ココアちゃんの立ち回りもすごいけど、それを見破るココ母さんの洞察力……経験……勘。全てが別次元です
ココアちゃん……頑張って)」
ココア「相変わらず抜け目のないお母さんだね………少し大人気ないんじゃない?」
ココ母「私は甘やかさない主義なのよぉ。それにあなたも私の攻撃の間合いを全て見切っている………血は争えないわね」ニヤニヤ
ココア「当たり前だよ。ずっとずっとお母さんとこうやって戦って来たんだから」ニタァ
俺「(やっぱり女ってこわい)」
422:
なんだと・・・
426:
ココア「(とは言え、次の策は考えてない……。今度は間合いを詰めて、ゼロ距離から氷炎地獄を撃ち込む!お母さんの攻撃を捌くのは難しいけど、あと一発しか撃てない氷炎地獄…………確実に当てないと)」
ココ母「そろそろ行かせてもらうわよ」ダッ
ココア「(そうだ、お母さんの身体が動いてから攻撃を始めるまでのタイミング。その一番反応しにくい、身体のバランスが最も崩れた瞬間を突く!)」
ココ母「(あと三歩で私の間合いよ…………ふふ、娘はどんな手を仕掛けてくるのかしら?………二歩……一歩)」タッタッタッ
ココア「ここだ!」ダッ
ココ母「!?」バッ
ココア「無駄だよ!」ガシッ
ココ母「!?こ、この子完全に私の隙を突いてきた……まずい、この距離は避けられない………来るッ!あれが!!!」
ココア「やっと捕まえた……くらえッ!氷炎地獄ッ!」
男「す、すごい!突っ込んでくる相手の行動が攻撃に変わる隙を突いた牽制……まさに攻防一体!」
妹「あれはさすがのココ母さんも……!」
427:
やったか!?
430:
>>427
フラグ立てるなww
433:
カチカチカチカチ
ココア「な!?動けない!?」
ココ母「無駄無駄無駄無駄ァーッ!」
男「あ、あれは……潮吹き冷凍法!!身体の水分を一瞬で潮吹きさせることから、熱を奪い凍らせる……。身体が凍ってしまえばもうココアに逃げ場はない!!」
妹「しかし恐るべきはココ母さんの能力です……身体全体を一瞬だなんて……」
ココ母「貧弱貧弱ゥー!ちょいとでもお母さんに叶うとでも思ったの?まぬけめ
あなたは犬死にするためにここにやってきたのよ………」
ココ母「よって、ココアにはもっとも残酷な死を送ろう!!」
ココア「!?」
ミシミシミシミシ
妹「な、何をする気ですか………?」
俺「ま……まさか」
437:
ココ母「まあ凍らせた娘をバリバリに砕くなんて事は出来ないけど♪」
俺「よ、良かった……」
ココ母「ふふ♪さあもう手も足も出ないでしょ?大人しく降参したらどうなの?」
ココア「ふふ……」
ココ母「?」
ココア「最後の最後でツメが甘いのは、私もお母さんも一緒みたいだよ………。私の能力を忘れたの?」
ココ母「……ま、まさか!?」
ココア「そう、片方は炎片方は氷……今ならその性質が存分に扱える!」
ココ母「くっ!」
ココア「氷炎地獄ォッ!」
ゴォォォオオオオオ
439:
ココ母「うぅ……」カチコチ
ココア「おぉあついあつい……。まさかこんな使い方も出来るなんて夢にも思わなかったよ」
ココ母「ふっ……氷の性質で私を凍らせて、炎の性質でまさか自分の氷を溶かすとはね………無茶するわ」
ココア「まあね………さあ、これで手も足も出ないでしょ?降参したらどうなの?」
ココ母「ふふ……お返しってわけね。でも残念なことにお母さんは、諦めの悪いところまであなたと一緒なのよ………」グググ
ココ母「もう砲弾も無いし魔法も撃てない………私がこの氷から抜け出したら、あなたに勝ち目はあるのかしら?」ミシミシ
ココア「あ……そ」
ココア「そんなに元気ならもう一発撃っても良いよね?」
ココ母「…………え?」
ココア「氷炎地獄ォッ!」
ココ母「ちょっなんであんた三発目も待っt」
ゴォォォオオオオオ
441:
ココ母「………参りました」プスプス
ココア「さっき気づいたんだけど、私三発目も撃てるようになったんだよ」
ココ母「へえ……(そこらへんは俺くんの影響か)」
ココア「さて、じゃあ敗北者奴隷法について話してもらうよ」
ココ母「あーはいはい。まあ私が勝ってもある程度あなたたちが強ければ教えてあげる予定だったけどね」
ココア「え?そうなの?」
ココ母「ええ、そうよ」
443:
ココ母「まずは、そうね。敗北者奴隷法の始まりは……とある一人の政治家が言い出した独占欲の思想から始まったのよ」
ココア「独占欲……?」
ココ母「ええ、詳しい事は私も知らないし、それが誰かも知らないのだけれど」
ココア「でもなんでお母さんがそんなこと知ってるの?」
ココ母「それはまだ知る時ではないわ」
ココア「そうなんだ……」
ココ母「うーん、次は>>446でも訪ねてみたら?きっと手掛かりがあるわ」
446:
アンパンマン
458:
妹「アンパン……マン?」
俺「妹知ってるか?」
妹「いいえ聞いたこともありません」
ココ母「なんでもお腹の空いた子にアンパンをあげて回ってるらしいわよ」
ココア「いい人だね」
ココ母「でも裏ではアンの中にアンパン中毒になる成分が入っていて、子供達を騙くらかしてお金を稼いでるっていう黒い噂もあるの。だから接触の際は十分に気をつけてね」
妹「わかりました……ご協力ありがとうございます」
ココア「ところでお母さん」
ココ母「なに?」
ココア「私の命令がまだだよね」
ココ母「え、でも情報は教えt」
ココア「このスレの住人はそんなんじゃ満足しないよ。とりあえず>>461でもしてもらうよ」
461:
私たちのサポート
464:
ココア「まあ私たちのサポートをしてもらうのが妥当かな」
ココ母「ああそれなら出来る限りやるわ。裏の方でね」
ココア「え?裏で何かすることあるの?」
ココ母「あなたたちどうせ今みたいにド派手に行くつもりでしょう?なら私には私にしか出来ないことがあるから、それをやるわ……。私自身が立ち向かわなきゃならない問題でもあるし」
ココア「……?よくわからないけど、頼んだよ」
ココア宅外
俺「ココ母さん……もっと色々知ってそうだったけど。一体ココ母さんにしか出来ない事ってなんなんだろうな」
妹「私たちの行動が目立たないように裏で根回しとか?」
ココア「まあ難しいことはわかんないけど、ああいう顔してる時のお母さんってとっても頼りになるんだ……だから大丈夫だよ」
ココア宅内
ココ母「……………さて」
465:
アソパソマソ亭
アンパン「ちくしょう!なんで最近の子供はアンパン食わねえんだファック!」
食パン「まあ仕方ないさ……菓子パンってのは甘すぎて子供達には受け入れられ難いものになってしまったんだよ」
カレー「そうだぜ……まあでもお前はいまだに菓子パンの顔で子供達のヒーローだからそれでいいじゃねーか」
食パン「おっともうこんな時間だ。給食に食パンを届けないといけないので僕は帰るよ」
カレー「おう俺も帰るぜ。じゃあなアンパン野郎」
467:
アンパン仲間酷すぎワロタ
469:
アンパン「……また一人か」
アンパン「そりゃ昔は頭一つ千切って渡せば称えられる人気者だったさ。子供達のヒーローだった」
アンパン「でも今となっちゃ落ちぶれた餡子の詰まったただのパン。一口で捨てられることだって珍しくねー」
アンパン「ファック!捨て猫の気分だぜ……」
アンパン「だけどいいんだ……アンパンらしく、中にアンパン詰め込んどきゃ子供達がまた食べてくれる」
アンパン「俺はまだここにいられる。子供達は俺のものでいてくれる」
アンパン「なら汚れてやる……いくらだって汚れてやるんだ…………」
470:
アンパン可哀想だな
474:
一方その頃
俺「ここがアソパソマソ亭か」
妹「恐らく容易には侵入出来ませんよ……どうしますか?」
俺「俺たちはルパンじゃない。だから基本は、この施設の奥深くまで入れる権限を持ったやつに取り入る事だ……。できるだけ怪しまれないように」
ココア「俺くーんなんだか白の生地に外枠がこんがり焼けて長方形っぽい形なのに上部分だけ丸みのある食パンみたいな人が来たよー!」
俺「よ、よし。ここは俺に任せろ」
俺「お、おいあんたもしかして>>477じゃね?」
477:
ペヤングの焼きそばに入ってて問題起こした奴
480:
俺「ペヤングに異物混入して問題になってたやつじゃね?俺超ファンなんすよー」
食パン「なんだ君は……って、ん?ペヤング………異物混入………ッ!
き、きさま!!無礼だぞ僕を誰だと思っている!!!」
俺「(や、やべー違ったか)」
俺「そ、そんな冗談ですよー!そうそう、>>482さんですよね!!もう毎週見てますよー」
482:
アンパンマン
483:
(アカン)
484:
俺「アンパンマンさんですよね!もう毎週見てますよー」
食パン「ぶ、無礼者が!!どう見ても違うだろ!!よく見てみろこの形をッ!見覚えあるだろ!!」
俺「(し、知らねーよ。でも今度間違えたら多分終わりだな)」
食パン「見てもわからないのか!?」
俺「ん?待てよ……これって確か>>487」
487:
ゴキブリ
491:
あかん
492:
俺「やっぱり……ゴキブリだよな」
食パン「はあああああ!?どう見ても食パンなのがわからないのかよ!?もういい帰る!!!」ドタドタ
俺「食パンだったのかよ……」
妹「難しすぎます……」
ココア「(お前らマジかよ……)」
ココア「あ!俺くん!今度はなんだか潰れたう○こ色のギョーザみたいなこれカレーパンだよって言われたらいやいやねーよwwって突っ込みたくなる汚物がやってきたよ!」
妹「お兄さんは頼りになりません……ここは私が」
妹「あの……>>498さんですよね?私実はファンなんです」
498:
ドブネズミ
504:
妹「ドブネズミさんですね!私前から大ファンなんです」
カレー「……お、おいお嬢ちゃん。そいつは流行りのジョークなのかい?」
妹「(違ったか……)」
妹「あ、すいませんジョークです!本当は>>506さんですよね!」
506:
ミュータント
512:
妹「ミュータントさんですよね!」
カレー「緑のカレーで仲間増ヤス!………ってちげーよ!!!ほら、今俺ヒントやっただろ!これでわかってくれよ……」
妹「(え?ヒント………でも恐らく次がラストチャンス………)」
妹「ええと>>516さんで合ってますか?」
516:
カレーパンマン
519:
妹「ええと、カレーパンマンさんで合ってますか?」自信無し
カレー「正解!やっとわかってくれたか!」
妹「あ、やっぱりですかぁー!もう最初からわかってはいたんですけどねー!」
ココア「(かなり危なかったじゃん)」
俺「(でも次が問題だ……果たしてアンパン野郎に合わせてくれるかどうか……)」
ココア「(確かに……少し褒めちぎったくらいで通してくれるほどそんなにちょろくは無いはずです)」
520:
アソパソマソ亭内
カレー「いやー俺ってそんなにフジパンの看板に見える?いやー照れちゃうなー!」デレデレ
俺「(ちょろかった)」
ココア「(ちょろかった)」
カレー「さあここが奴の部屋だ。俺は奴は好かねーからもう帰るけど…………まあお前らも奴に会いてーとか変わりもんだな。じゃあな」テクテク
俺「さて、ここがアンパン野郎の部屋らしいが……。警戒させるのも嫌だしどうやって入室しよう」
>>522どうやって入室する?
522:
>>522
523:
お腹空いたよ!アンパン食べたいとドアの前で叫ぶ
526:
俺「自分に安価?自分の姿を見ろってことか……?」
俺「うわ鏡で見たら髪の毛寝癖だらけだ!!??
俺「例え敵地とえど身だしなみは大事だよな」シュッシュッ
俺「うん完璧!」
527:
安価下でいくわ
528:
妹「……お兄さん何をする気ですか?」
俺「すぅぅうううう………」
俺「お腹が空いたよ!アンパン食べたい!」
ドタドタドタドタッ
バタン
アンパン「それゆけアンパンマン!」
俺「」
妹「」
ココア「」
アンパンマン「」
530:
アンパンマン好きになったわ
531:
アンパン「あ、あれ?子供は?」
俺「そんなやついないよ」
アンパン「なんだと?」
俺「お前をおびき寄せるための俺の自演さ」
アンパン「ぐっ!きっさま〜!」プルプル
アンパン「…………やめた」
俺「?」
アンパン「ガキどもがいねんならそれはそれで楽でいい」
631:
アンパン「で?何の用だよ?」
俺「え……?」
アンパン「ただドッキリを仕掛けに来たわけじゃねえだろ?。何の用でここに来たんだよ」
俺「(初めから敗北者奴隷計画について聞いたら警戒されるか……?)」
俺「(ここは>>636でカマをかけてみるか)」
636:
オナネタ
638:
俺「……仕方ないあれを使うか」
アンパン「……?」
俺「お前さ、これに見覚えある?」スッ
アンパン「!?……そ、それは」
俺「んんん〜?どうしたのかな?いきなり汗がドバッと吹き出しているようだけど」
アンパン「ししし知らねーよ!だ、大体なんでてめーがそれを!?……べ、ベッド脇に隠しておいたはずなのに………」
俺「いけないなーこんなものを隠してちゃあ。ほうれほうれ返して欲しいか?」
ココア「(なんなのあれ?)」ボソッ
妹「(メロンパンですね……)」ボソッ
ココア「(男の子のベッドには秘密がいっぱいなんだね……)」
640:
アンパン「もう怒ったぜ……バトルだ……。俺が勝ったらそのエロい………じゃなくて美味しそうなメロンパンを返してもらうぜ」
俺「いいだろう。では俺が勝った場合はお前に知ってることを洗いざらい吐いてもらう」
ココア「(おお!見事に釣られたね!ちょろい………ちょろいよ子供のヒーロー!)」
妹「(これだけスムーズにバトルに持ち込めるとは……。まあ兄さんにしては上出来ですね)」
アンパン「俺の能力は>>642武器は>>646だ。手加減はしないぜ?」
642:
テクノブレイク
646:
新体操のリボン
649:
戦闘開始
アンパン「へっへっへっ……覚悟しやがれ」ジリジリ
俺「(奴の武器……新体操のリボンと言ったな。ココ母さんの時に身に染みてるがシンプルなものほど使いこなすと強い……。これは用心だ)」
アンパン「くくくっ……怯えてるのか小僧……」
俺「(それよりも奴の能力………テクノブレイクだと……?まさか、あのテクノブレイクか?………もしそうだとしたらかなり厄介。うかつに手を出すと殺られる)」
アンパン「ならこのリボンで俺から行くぜええええええ!!!」
俺「!?」
リボンでどのような攻撃が来た?>>651
651:
身体に巻き付けて縛る
652:
俺「な!?」グルグル
アンパン「くくくっ威勢がいい割にはかなりあっさり捕まるもんだな」
俺「捕まえたくらいで何勝った気でいるんだよ!こんなもんすぐに抜けて……」グググ
アンパン「………」ニヤリ
俺「な、なんだ……力が抜けて………身体が火照って…………ふぁ……くぅ………ッ!」
妹「に、兄さん!?」
俺「ふぁぁぁああああああ!!!???」ビクビクッ
654:
これはやばい
655:
テクノブレイクするんじゃなくてさせるのかよ
強すぎ
656:
ココア「お、俺くん!?妹ちゃん俺くんはどうしちゃったの?」
妹「に、兄さん……あんな顔で///」
俺「うぅ……これはまさか!?ま、まずい………早くこのリボンから抜けないと」
アンパン「ようやく気付いたようだな?そうさ、俺のリボンはただのリボンじゃない……このリボンに触れている人間は全て、強制的にテクノブレイクを起こされるのさ!」
俺「く、くそっ!!鼻毛カッター!!!」スパン
アンパン「おおっと、そんなこともできるのかい。だけど今ので相当体力を消耗してるな?果たして次は逃れられるかな?」ニヤニヤ
俺「(くっ!まずい……策を、策を練らないと………!!)」
アンパン「そおれ考え事をしてる暇は無いぜっ!!!」シュルッ
俺「!?」
どこを攻撃した?>>658
658:
ちんぽこ
660:
アンパン「これで終わりだクソ野郎!」
俺「(最初から手の内を見せたところから、奴は相当焦っている……。なら次は、より確実に俺をテクノブレイクさせに来るだろう)」
アンパン「くらえ!」シュルッ
俺「…………ッ!」ピョンっ
アンパン「な!?攻撃をかわして空中高く飛び上がった!?まだそんな体力が………。だがそれでは格好の的だぜ!!!」
妹「いいえ……恐らく兄さんの狙いは」
ココア「あの位置からだとどうしても落ちるよね………アンパンの上に」
アンパン「え?ちょ、おまぶつかるぶつかるうぎゃああああああ!!!???」
ドンッ
俺「捕まえ………た」ピカーーー
ドォォオオオン
661:
アンパン「」プスプス
妹「兄さんの自爆もかなり威力があがりましたね」
俺「ん?あぁ…確かにそうだな」
ココア「さてと喋ってもらうよ。敗北者奴隷法について」
アンパン「うぅ………そんなの知ってどうするってんだよ」
妹「少しそれをぶち壊そうかと」ニコッ
アンパン「………は?」
ココア「国を奴隷にするんだよ!」
アンパン「はああああああああ!!!???
お前ら正気か?変な薬でもやってるんじゃないのか!?」
俺「ああ正気だよ。大真面目さ」
664:
アンパン「一国を敵に回そうってのか?」
俺「おうよ」
アンパン「たった三人で?」
妹「はい」
アンパン「しかも自分の国を?」
ココア「そうだよ」
アンパン「…………」
ココア「さてそろそろ喋ってもらお」
アンパン「わかったよ……」
妹「おや、やけに聞き分けがいいですね」
アンパン「お前ら見てると呆れて、どうでもよくなった………」
667:
妹「なら有力な情報をください」
アンパン「………そうだな。とりあえずこの敗北者奴隷法ってのは、ある一人の政治家から始まった……。が、一説によればその政治家の思想の元となる人物がいたらしい」
俺「なるほど、そいつが裏で糸を引いている可能性も」
アンパン「いいや…そいつはすでに故人さ。だからこそこの思想はその政治家が一人で引っ張ってきたんだ」
妹「その政治家とは?」
アンパン「あんまり表に出てこねーからな。俺も素性は知らねーよ………でも総理大臣のところを尋ねれば確実なんじゃねーか?」
妹「なるほど……。ですがいきなり潜入は難しそうですね」
アンパン「こいつを持ってけよ………あまり表には出てはいけない重役専用のパスだ。こいつがあれば裏口から堂々と侵入できる」ポンッ
妹「……よろしいのですか?」パシッ
668:
アンパン「俺だって昔はヒーローだったんだ……間違ったことが大嫌いな」
アンパン「お腹空かせてる子供にアンパン配って、その時の笑顔を見るだけで満足できた」
アンパン「だけどいつしか誰にも食べてもらえねーようになって、ヒーローの名も時代に置き去りにされた。
悔しかったのさ……どうしようもなく。自分の中身に危ないクスリを混ぜちまうくらいには」
アンパン「だからそんな俺は、敗北者奴隷法だなんてふざけたもんに頼るしか無かった……。気づけば俺の周りに昔と同じような笑顔なんて無かった」
アンパン「皮肉なもんだ………昔は正義だとか言ってぶっとばして回った悪に…………なっちまったのさ、自分自身が。そして今度は俺がぶっ飛ばされた」
アンパン「なあ、世間はお前たちを国家の敵だと……悪だと罵るだろう。だから変えてくれ。こんな間違った世の中を変えてくれ」
アンパン「それが悪に成り下がったただのアンパンからの一つだけの願いだ」
ココア「…………」
670:
ココア「…………アンパンマン。随分しおらしくなっちゃったね」
アンパン「…………俺は、もうただのアンパンだ。クスリ塗れの誰にも食べてもらえないパンさ」
ココア「…………」
ココア「……お腹空いた」
アンパン「…………え?」
妹「ええ、空きましたね」
俺「ああ何も食ってないもんな」
ココア「早くアンパンちょーだい」
アンパン「……え?お前らマジで言ってるのか?何が入ってるかわからないんだぞ?」
ココア「くれないの?……アンパンマンなのに?」
アンパン「…………」
671:
………アンパンマーンおいしいよ………
………アンパンマンいつもありがとう…………
……アンパンマンは俺たちのヒーローだ!………
………おまえはついに、ついに本物のヒーローになっちまったな………………
………行けよ、アンパンマン……子供達が待ってるだろ?………
振り返るなよ……ヒーローは振り返らず、真っ直ぐ歩くもんだ……
なあに、心配はいらない…………バイキンってのは不滅だからな……………はひふ…………へほー……………
アンパン「………」ヒョイ
ココア「……ありがとう」パクッ
妹「いただきます」パクッ
俺「アンパンなんて久しぶり」パクッ
ココア「うんマズイ」
675:
アンパン「…………」
俺「ああ、まずいな」
妹「ええ……とても」
アンパン「……知ってるさ」
ココア「だけどお腹は膨れたよ。次までにはもっともっと中身を美味しくしておいてね」
アンパン「次なんてものは無いのさ……俺はただの汚れたパン。もうヒーローでもなんでもない」
ココア「…………」
アンパン「だけど、ありがとうな…………最後に俺を食べてくれて」
ココア「……ヒーローは弱音を吐かない」
アンパン「………」
ココア「私が小さい頃から知ってるヒーローはもっと強かったよ。一人でも勇敢に戦って………絶対に悪をやっつけてくれた……。
一人が何さ。愛と勇気だけが友達なんでしょ…………?」ポロポロ
ココア「じゃあね」スタスタ
アンパン「顔が……濡れて、力が出ないや………」
679:
総理大臣宅
俺「ここが総理大臣宅か……ちょっと俺は様子見に行ってくるからここで待っててくれ」
妹「……ヒーローですか」
ココア「妹ちゃんにもヒーローはいるの?」
妹「……ええいますよ。ヒーローという言葉が勿体無さすぎるくらいの馬鹿が」
ココア「ふふふ……妹ちゃんはお兄ちゃん大好きなんだね」
妹「な///!?いきなり何を言うんですか!!」
ココア「(わかりやすい……)」
ココア「ねえよかったら聞かせてくれない?俺くんのこと、もっと……」
妹「……聞いて気分のいいものではないですよ」
682:
妹「私は幼少のころかなり内気でして、まわりの子にイジメられたりパシリのように扱われたりもしました……」
ココア「…………」
幼俺『いもうと!いもうとなくな!お兄ちゃんがまもってやる!』
妹「そんな時に助けてくれたのがあの頼りない兄でした…」
ココア「やっぱり優しいお兄ちゃんなんだね……」
妹「ええ…頼りない兄ですがあの時言ってくれた言葉は……」
幼俺『じゃあいもうとはおれの○○になれ!これでだれにもいじめられないぞ!』
ココア「なんて言われたの?」
妹「べ、別に気にするような内容でもありません///」プシュー
ココア「(わかりやすい)」
683:
妹「で、でも時々兄さんの言う言葉は本当に頼りになります……あの人は誰にも言えないような言葉を平然と言ってのけるんですよ。
このあっち向いてほいチームも、お兄さんの発言が無ければそもそも成り立ちませんでした……」
妹「だって国を奴隷にするなんて………ふふ。やっぱりお兄さんなんだなあって」
ココア「……やっぱりお兄ちゃんは頼りになるんだね」
<フシンシャダー!ツカマエロー!
<ヒィィィィゴメンナサィィィィ!!
ココア「ああいうところさえ無ければね」
妹「やれやれだぜ」
685:
妹「見つかるのも時間の問題ですよ……」
ココア「確かにどんどん人が集まってきてますね」
妹「この……馬鹿」
俺「……ごめんなさい」ショボン
妹「とにかくここまで来たら退けませんし、決断は早い方がいいです。兄さんどうしますか?」
俺「それは……>>687」
1正面突破、2逃げたとみせかけて潜入、3撹乱作戦で警察を混乱させて無力化
687:
2
689:
俺「逃げたとみせかけて潜入だ」
妹「そんなことが可能ですかね?」
俺「まず俺たちは敵に見つかっているわけだが、こっちには絶大なアドバンテージがある」
妹「重役専用パスですか」
俺「そうだ……敵はプロだから俺たちの行動なんて読めてるだろうが、ただ一つだけこのパスの存在だけは読めないはずだ」
ココア「裏の人間用って言ってたもんね……一般警察が知るわけないか」
俺「だからこそ、そこを突く。逃げ回った時にすでに正門を自爆でぶっ飛ばしておいた……。今頃は外の捜索にも人が大量にいるだろう。警備の念がそっちに集中しているうちに行くぞ」
ココア「おー!」
690:
総理大臣宅内
俺「それにしても広いな……」
妹「まあそれは総理大臣宅ですからね」
ココア「ど、どうしよう……部屋のドアが二つあるよ!」
妹「赤の扉と青の扉……これは」
俺「せっかくだから俺はこの>>692を選ぶぜ!」
692:

695:
俺「せっかくだから俺はこの白のパンツを選ぶぜ!」バッ
ヒラリ
妹「…………え?」フワリ
俺「やっぱり白か、お兄ちゃんの読み的中!」
妹「きゃ、きゃあああああ!?」バッ
俺「恥ずかしがりフェイスいただきましたァ!」
妹「〜〜〜〜〜ッ!」ワナワナ
ゴゴゴゴゴ
俺「す、スタプラが来るぞ気をつけろぉ!」
696:
俺「」
妹「全くこんな時にこの人は……!」プンスカ
ココア「ま、まあ自業自得だね〜…」
妹「さて……まあ無難に赤の扉を選びましょうか」
ココア「こうして妹はデスクリムゾンを手に入れた」
妹「何を言ってるんです?」
697:
ガチャ
総理「!?……君たちは」
妹「……あなたが総理大臣ですか?」
総理「いかにも……君たちが今騒ぎとなっている侵入者か?」
妹「ええ、少し総理にお話を伺いに来ました」ニコッ
ボディガード「………」スチャッ
総理「………やめろ。相手は子供だ……」
ボディ「………」
総理「それでどのようなご用件かな?」
妹「……敗北者奴隷法について、詳しくお聞かせ願えませんか?」
総理「!?」
698:
総理「敗北者奴隷法……。仮にそれを聞いてどうするつもりかね?」
妹「それをぶっ壊しに来ました」
ボディ「な!?ふざけるのも大概に」
ココア「ふざけてなんか無いよ……実際にここまで辿り着くのに様々な修羅場を乗り越えて来たんだ。私たち『あっち向いてほい』で!」ガシャン
ボディ「総理、子供の遊びに付き合ってやることはありません。さっさとひっ捕えましょう」
総理「……いいだろう」
ボディ「総理!?」
総理「構わん。この子供たちは本当に自分たちだけでここまで辿り着いたのだ……。それくらい許してやっても。それに……」
総理「新しい時代を担うのはいつだって若者だ」
700:
総理「ただ、私から情報を聞き出したいのなら作法は知っているな?」
妹「ええ、もちろん」ニコッ
ココア「望むところだよ」ガシャン
総理「そちらの少年は寝ているようだが、君たちのうちどちらが私の相手をしてくれるのかね?」
>>702ココアor妹
702:

703:
妹「私が相手をします」
総理「ほう……君が」
妹「少女だと思って甘く見ていると痛い目みますよ?」ニコッ
ゴゴゴゴゴ
総理「いいだろう油断はしない。私の能力は>>706で武器は>>709だ」
706:
ザ・アベノ・ミクス
709:
近所で拾ったカーブミラー
711:
戦闘開始
総理「さあどこからでもかかって来なさい」
妹「(ザ・アベノ・ミクス……今まで戦った中で最も正体不明の能力ですね。ここは……>>714)」
1先手必勝、2様子見、3だまし討ち
714:
2
715:
妹「(ここは様子見です!)」ジッ
総理「……来ないのか。ならばこちらから行かせてもらおう」ブンッ
妹「な!?」ゴッ
妹「ゲホッ、ゲホッ!?」
総理「……」ニヤ
ゴトン
妹「(い、今のはカーブミラー!?しっかり見てれば避けられたはず……なのに何故………投げる瞬間が見えなかった)」
716:
総理「うずくまっていても何も始まらない……そんなことでは次の総選挙には立候補すら出来ないぞ」ブンッ
妹「誰が立候補なんて!!スタープラチナッ!」
スタプラ「オラオラーッ」
ガキン
妹「な……ッ!スタープラチナを止めた……?スタンドはスタンドでしか触れない………まさか総理、あなた」
総理「……」ニヤリ
妹「スタンド使いか!?」
総理「やれ!『ザ・アベノ・ミクス』」
アベノ「アベェ」ブンッ
717:
妹「ぐっ……ふ!」ドザァ
総理「すまないな少女よ。私も一国を担う総理だ………国のため、今負けるわけにはいかないんだ」
妹「そ……それで……敗北者奴隷法なんてものを………見逃していいんですか!?」ゴボッ
総理「私には愛国心がある。私はこの愛国心に誇りを持っている……故に皆で決めた法案を覆すことは私には…………出来ない」
妹「そんなの………そんなの間違ってます!スタープラチナッ!」
スタプラ「オラァ!」
総理「ふん……突きのさ比べか。ザ・アベノ・ミクス」
アベノ「アベェ!」
スタプラ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!」
アベノ「アベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベーッ!」
718:
妹「なっ!?わずかにこっちが押されてる……?そんな…スタープラチナがパワー負けするなんて!?」
スタプラ「オラオラオラオラーッ!」シュウウウウウ
妹「いや違う……これは…………スタープラチナの力が弱くなっている!?」
総理「よく気付いたな……。私のスタンド能力をお教えしよう………。ザ・アベノ・ミクスが拳で殴ったものは、全てが………『デフレを脱却する』」
妹「ど、どういうこと?」
総理「デフレとは需要が供給を下回りバランスが崩れること。それを脱却するにはどうするか………君の攻撃は私の需要のはるか上をいっていた………つまり」
妹「まさか!?」
総理「そうさ、君のスタンドの供給を下げた………そうすれば君の攻撃は私にとってバランスの取れたものになり、痛くも痒くも無くなる」
721:
アベノ「アベアベアベアベアベアベアベアベーッ!」
妹「きゃあッ!?」ズザザザ
妹「(か、勝てない……どれだけ攻撃しても弱体化されるなんて…………そんな相手に勝つ手段は、無い)」
総理「もう諦めてしまったのか?ならば次の攻撃で終いにしようか……。残念だ、君には次の世代を任せられないようだ」
妹「(お兄さん……ごめんなさい)」
幼俺『いもうとー!すたーぷらちなはかっこいいんだぞ。なんてったってパンチがはやいんだ!』
幼俺『か、かっこわるいとかいうなー!それにすたーぷらちなにはまだ、すごい能力があんだ………それは!』
総理「君のお兄さんも妹がピンチなのに情けないな………行けザ・アベノ・ミクス!」
妹「」プッツーーーーン
723:
総理「カーブミラーだッ!」
妹「スタープラチナッ!」
アベノ「アベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベーッ!」
スタプラ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!」
総理「無駄だぁ!ぶっ潰れろぉーッ!」ブンッ
ドゴォォォオオオオオン
ココア「あ……あ、妹ちゃんが…」ガクガク
総理「やった!ついに非国民を根絶やしにたぞ………とるに足らん反逆者どもよ、支配してやるぞ」
俺「いいや、妹なら大丈夫さ」
ピタッ
724:
ピタッ
総理「(か、カラダが動かん!?どういう事だ!?)」
アベノ「」
妹「私が時を止めました」
総理「(ま、まさか……これもスタンド能力だと言うのか)」
妹「スタプラがデフレ脱却したせいか、あなただけは意識があるようですね……。時が動き出すまであと4秒」
総理「(な、妹キサマァーーッ)」
妹「どうですか…?動きたいのに動けない気分は………。きっと奴隷にされて自由を奪われた人たちも同じ気持ちですよ」
妹「もうあなたには何も言うことは無いです」
スタプラ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!」
725:
妹「そして時は動き出す」
総理「くぁwせdrftgyふじこlp」バキボキバキ
ドゴシャアアアアアァァ
妹「てめーの敗因はたった一つだぜ。たった一つのシンプルな理由だ」
妹「てめーは私を怒らせた」
俺「ほえ!?い、今何が起こったんだ!?い…妹は無事なのか!?」アタフタ
妹「(まあ確かに情けなくはありますが……)」
726:
総理「」
妹「少しやり過ぎましたかね」
俺「そ、それにしても妹……スタープラチナ前よりずっと強くなってないか?」
妹「え?ああ……確かに。なんでかはわかりませんが強くなっていますね」
ココア「それより早く起こして情報吐かせて退散しようよ」
妹「そ、そうですね。ではきつけにもう一発いれときますか」
総理「そ、その必要は………ない…ぞ」
俺「!?」
727:
妹「おや、意識はありましたか」
総理「ああ……約束してしまったし、君たちには情報を渡さないといけない。君たちの辿り着くべき場所は……」
妹「……」
総理「政治家のところだ。君たちは奴に会って、その男を倒さなければならない……。私を倒したこの瞬間から君たちは奴と闘う宿命にある」
俺「ならあんたは俺たちを試すつもりで……」
総理「あぁ……情けない話だが、大人になったら不思議と自由に動けないこともある。色々な事を覚えると同時に色々なものを失ってしまう………」
総理「だからこそ若者が必要なのだ。強い意志をもった、我々には見えなくなった暗闇を照らす光が必要なのだ。
私には出来ないことを、この情けない総理大臣には出来ないことを、君たち若者がやってくれ……」
妹「それで、その政治家とはどのような人物なのですか?」
総理「……奴は最初は普通の政治家だった。だがある日突然、豹変したような顔で敗北者奴隷法などというふざけたものを提唱するようになった」
728:
総理「それからだ。奴の周りの議員から、奴に対する怯えのようなものを感じたのは…………きっと何らかの形で脅されている。それに気づいた時にはすでに……敗北者奴隷法は可決してしまっていた」
総理「それから奴が持ってきた安価能力技術により、一部の人間は安価によって能力と武器を手に入れられるようになった」
妹「一部の人間?どういうことですか?」
総理「やつはその安価能力技術を隠したのだよ。おそらく独り占めするつもりで……その能力により周りの議員を黙らせているんだろう」
妹「じゃあ……何故私たちは能力を?」
総理「私はその技術を作った研究員と知り合いでね………万が一奴を私の手で殺すことになった場合のために能力を貰ったのだよ。………君たちの場合は……奴を倒せば自ずとわかるだろう」
妹「……それで、その政治家はどこに?」
総理「残念ながらわからないのだ……やつはすでに水面下に潜っている。奴の周りの人間も口を割らないし、誰が奴と親しいのかもわからない」
ボディ「………」
俺「…………」
729:
俺「なあ大統領さん」
総理「総理大臣だ」
俺「タバコ持ってない?」
総理「タバコならそこの引き出しに入っているが……欲しいのか?」
俺「おう、一本もらうよ」ガラッ
シュボッ
俺「ふぅ〜〜。ところでさ総理大臣さんよ」
俺「能力者ってのはタバコの煙を吸うと鼻の頭に血管が浮き出るってのは本当か?」
730:
ボディ「!?」アタフタ
総理「何を言っt……ハッ!」
総理「ああ本当だがそれがどうかしたか?」
ココア「え?俺くん嘘でしょ?」
妹「兄さん何を…………あっ!」
俺「ああ嘘だ。だがマヌケは見つかったようだぜ……」チラッ
ココア「え?」チラッ
ボディ「!?……な、なんだ!?なんで俺の方を見るんだ!」
俺「ボディガードさん……あんたなんで鼻の頭隠したんだよ」ギロリ
総理「ボディガード……まさかお前が」
ココア「証人捕獲だね♪」
妹「………」ニコッ
ボディ「」
731:
ボティ「」プスプス
妹「さて証人も見つけたことですし」
ココア「でもなんで俺くんボディガードさんが怪しいと思ったの?」
俺「だって最初会った時あからさまに帰らせようとしたし……。能力者が俺たちと政治家と、その手下くらいしかいないとしたらカマかけてみるのもアリかなって」
ココア「なるほど!ボディガードさんがスパイなら政治家に能力を貰ってる可能性も高いもんね!」
妹「補足はそれくらいにして。総理大臣さんへの命令を決めましょう」
総理「え?これ奴隷とか無しでいく流れじゃないの?」
妹「残念ながらそれではこのスレの住人も私も納得しません」
総理「」
>>734命令
734:
アメリカとの同盟解消して日本も正式な軍を持つ
735:
総理「うぅ……オバマちゃんに怒られちゃうよぉ……」
妹「安価は絶対です。まあこういう永続的でないものは形だけやればいいんです」
総理「うぅ……こ、こわいよぉ……」
prprprpr♪
ガチャ
オバマ「ハーイ♪アベ久しぶりーどうしたのー?」
総理「じ、実は……」
<ドウメイカイショウ?ファックッ!!!
<ゴ、ゴメンヨー!アンカナンダヨー!
<シャラップ!モウリコンヨ!ワタシタチオワリニシマショ
<マ、マッテヨー!ヤリナオソウヨー!
妹「さて次行きましょうか」
736:
その日の夜
俺「………」
俺「ボディガードに敵のアジトの場所は聞いたから……。明日決戦なんだよな」
俺「………」
俺「二人の様子でも見に行くか」
>>738妹かココアの部屋どっちに行こう?
738:
ココア
739:
コンコン
ココア「はーい」
俺「俺だけど入っていいか?」
ココア「どうぞー」
ガチャ
俺「うわ……お前寝るときもその格好かよ……」
ココア「誰のせいだと思ってるんだー」ぷくぅ
俺「いや非常に素晴らしいです」
ココア「まったくもー……それで、何の用なの?」
俺「>>741」
741:
その格好結構似合ってるぞ
743:
俺「その格好結構似合ってるぞ」
ココア「も、もう俺くんってば///」
俺「………本当に良かったのか?」
ココア「……え?」
俺「明日闘う相手は未知数だ。今までは個々の能力者とバトルをしたから勝てていたけど、敵のアジトでまでそうとは限らない………もしかしたら殺される可能性だって」
ココア「はい!ストップ」
俺「え……?」
ココア「ここまで来といて何を言うんだか……。私だって覚悟はできてるよ。言ったじゃない………楽しいから!それ以上に理由は無いって」
俺「ココア……」
ココア「ああ、あとね……」
俺「……?」
ココア「>>746」
746:
昔あったことがあるんだよ
747:
ココア「私たちね、昔会ったことあるんだよ」
俺「えっ……?ああ、そういえばココ母さんが俺のこと知ってたし母さん同士が友人だって言ってたもんな。会ってても不思議じゃない」
ココア「……本当に覚えてない?」
俺「うーん……全く思い出せん」
ココア「そう……ならいいんだ」
『わたしねーおおきくなったら俺くんの○○になるー!』
ココア「(いいんだ……今は明日のことだけ考えなきゃ)」
748:
俺「ココア……?」
ココア「え?あぁごめん!なんでもないよ」
俺「でもお前……泣いて」
ココア「な、泣いてなんか無いよ!もう男くんってば………ふふっ。明日も早いんだしそろそろ寝たほうがいいよ」
俺「そうか……ごめんな」
俺「ああ、俺もう寝るけどさココア」
ココア「……ん?」
俺「>>751」
751:
本物のココアはどこへやったんだ?
752:
俺「本物のココアはどこへやったんだ?」
ココア「…………へ?」
俺「今確信したぞ!貴様は偽物だな!?」
ココア「え、ちょっと待っt」
俺「俺の目は誤魔化せないぞ!」
ココア「この膝上40cmノーブラが偽物に見える?」ヒラリ
俺「見えません」
ココア「よろしい」
俺「おやすみなさい」
ココア「おやすみなさい」
754:
妹の部屋
<ソノカッコウニアッテルゾ
<モウオトコクンッテバ
妹「またあの男は……」
<ムカシアッタコトアルンダヨ?
<オモイダセン
妹「…………」
<ニセモノニミエル?
<ミエマセン
妹「…………」
<オヤスミ
<オヤスミナサイ
妹「私のところには……来てくれないんですね」ボソッ
756:
敵アジト
俺「ついに最終決戦か」
ココア「ところでどうやって潜入するの?」
俺「うーん、道もわからないんじゃ正面突破が妥当かな……。無駄に迷って時間を食うよりは敵のボスまで一気に駆け抜けるほうが楽だからなー」
ココア「ボスさえとっちゃえば勝ちってことだね!」
妹「…………」
俺「妹………?どうかしたか?」
妹「いえ……さあ行きましょう」
757:
アジト内
俺「うぉおおおおお敵の数多ぃぃいいいいいいいっ!!!鼻毛ェ!」シュルルルル
妹「くっ……!スタープラチナッ!」
スタプラ「オラオラオラオラァーーッ!」
ココア「見えた!あそが政治家の部屋っぽいよ!」
俺「でもこの雑魚どもをなんとかしないと……ッ!鼻毛ェ!」シュルルルル
ココア「そうだね……いくらなんでも数が多すぎる」
妹「…………」
妹「お二人はここで雑魚狩りしておいて下さい。私は一人で政治家の方を倒します」
俺「そ、そんなのだめだ!危険すぎる」
ココア「そうだよ!」
妹「私なら一人で大丈夫です……一人で十分ですから」ダッ
758:
ココア「い、妹ちゃんいっちゃった……」
俺「くっ……ッ!追いかけたいのはやまやまだが追っ手が多すぎる。ここはとりあえず妹の言う通りにしよう」
ココア「そうするしか無いみたいだね……」
俺「(それに妹なら大丈夫だろ………あの冷静な妹なら)」
759:
政治家部屋
ドゴォォオオオオン
妹「…………お邪魔しますね」テクテク
政治家「おやおや、ドアをブチ破って入ってきておいてお邪魔します……かね」
妹「えぇ……そして『さようなら』」
スタプラ「オラァッ!」ブンッ
>>761政治家の能力>>764政治家の武器
761:
スーパー鼻毛
764:
windowsXP
766:
ガキンッ
妹「なっ……鼻毛!?」
政治家「ふはははははッ!」シュルルルル
妹「痛ッ!……そんな…ただの鼻毛でスタープラチナを弾くなんて。あの鼻毛もスタンドなの?」
政治家「半分正解」
妹「!?」
政治家「スタンドの性質だけではない……この鼻毛には様々な能力の様々な性質が含まれているッ!言わばスーパー鼻毛ッ!」
妹「くっ……ならばスタープラチナ・ザ・ワールド!時よ止まれ!」
ピタッ
768:
妹「時さえ止めてしまえばそんな鼻毛まったく怖くありません………ッ!スタープラチナァーーッ!」
スタプラ「オラァッ!」ブンッ
シュルルルル
妹「!?」
スパン
妹「あ"あ"あ"痛"ッッ!!???」ズキン
シュウウウウウ
政治家「およそ五秒……それだけか君の止めていられる時間は」
妹「……なんで!?なんで止まった時の中で動けるんですか!?」ドクドク
政治家「ふむ……腕を落とすつもりで放ったが……どうも慣れないな。簡単なことさ、さっき言っただろう?色々な能力の色々な性質を持っていると」
妹「ま、まさか」
政治家「そうさ…君のスタープラチナが光を超えて動けるのなら、私の鼻毛もまた光を超えて動けるのだよ」
769:
政治家部屋
俺「妹!?妹はどこだ!」タッタッタッ
ココア「俺くん………これ…」ガクガク
俺「血!?……まさか妹の血なのか!?」
ココア「わかんない……だけど嫌な予感がするよ……早く妹さんを探そう」
俺「くっそ……ッ!せっかく雑魚をおおかた倒し終えたのに……妹………絶対に生きていてくれ!」
ココア「俺くん!この本棚の後ろに隠し通路があるよ!とりあえずこっちに行ってみようよ」
俺「本当か!?よし……妹……待ってろ。今助けに行くからな!」ダッ
771:
研究所
タッタッタッ
俺「妹!!」
政治家「やっと来たか………だが一足遅かったようだな」
妹「」
俺「妹!?お、おい妹!!……しっかりしろよ妹……何寝てんだよ」
妹「」
ココア「い、妹ちゃん……まさか……」ガクガク
773:
政治家「妹、妹とうるさいなあ君……。心配しなくても生きているよ」
俺「ほ、本当か!?」
政治家「あぁ……せいぜい見ておけよ。君の妹と会えるのはこれで最後なのだから」
俺「……は?」
妹「う……うぅ……」ムクリ
俺「妹……起きたのか妹!!ごめんなお兄ちゃん来るの遅れて……でも生きてて良かっt」
妹「ごめんなさい」
俺「え?」
妹「ごめんなさいお兄さん」
俺「な、何言ってんだよ」
妹「私……奴隷にされてしまいました」
775:
ココア「まさか……負けたの?」
妹「…………」
俺「ちょっと待てよ……そんなことって」
政治家「妹が倒れている時点でその発想は思い浮かばなかったのか?」
俺「おまえ……おまえ妹に何する気だ!?」
政治家「ははははは!!まさか私がこの娘をレイプするなどとでも思っているのか!?」
政治家「まあそれもいいがな……」
俺「………!?」ギリッ
政治家「そんなことよりもっともっと有意義な使い方があるのだよ……君たち兄妹には」
776:
政治家「後ろの装置が見えるかね?」
俺「……なんだあのでかい装置」
政治家「あれこそが、君たちの持つ能力を具現化する……安価能力装置だ……」
俺「……あれが…」
政治家「君たちはこの能力の源が何か知っているかね?」
俺「………」
政治家「考えたことも無いだろう……。この能力のエネルギーとは、誰もが持つ『独占欲』」
俺「独占欲……?」
政治家「そうさ……あれが欲しいこれが欲しい。それを自分だけのものにしたい………そういった独占欲こそが能力のエネルギーなのだ。
そして、それを具現化して能力として扱う事により……とある一つの面白い事が出来る」
俺「………?」
779:
政治家「極論してしまえば、能力とは『独占欲』そのものさ。そしてその形ある独占欲を持つもの同士が戦った場合何が起こるか」
俺「まさか……」
政治家「負けた方は勝った方の独占欲に飲まれて奴隷になるのさ!そして一つだけ命令を受ける。
素晴らしいと思わないか?ククク……能力者同士での奴隷関係における命令は、絶対服従……。魂ごと束縛されているのだ」
俺「そんな……じゃあ敗北者奴隷法なんて無くったって……」
政治家「おかしいとは思わなかったのか?法律に違反するのが嫌だからなんでもする……そんなはずないだろう?
全ては主従という独占があってのもの……。法律はただのフェイクさ」
俺「で、でもなんでうちの妹を……」
政治家「ふ……む。それを説明するには君の父親について話しておかねばならんな」
俺「親父が……?」
780:
政治家「私と君の父親は大学の同期だった。君の父親は変わった人でね……ずっとずっと『独占欲』について研究していた。私も何度も何度も独占欲とは何かを聞かされたよ」
政治家「だがそうやっているうちに私も独占欲の世界にのめり込んでしまった……独占することの素晴らしさに気づいてしまった。その時思ったのさ……独占したい……全てを独占したいと」
政治家「そして君の父親の訃報が届いた……。私はすぐさま彼の研究、理念、思想をを引き継ぎ……そのまま政治家となった。」
俺「そのために……日本を独占したいがために敗北者奴隷法なんかを……」
政治家「ん〜〜……小さいねぇ……」
781:
俺「どういうことだ?」
政治家「小さいと言ったのだよ………確かに最初は日本を独占出来ればいいと思っていた………だが」
政治家「話は変わるが、この後ろの安価能力装置………作ったのは君のお母さんなんだよ」
俺「え?俺の母さんが!?」
政治家「そう……それにそちらの少女の母親も、開発チームの一員だった」
ココア「え……私のお母さんも!?」
政治家「そうさ……彼女らは自らが作った装置の、その凶悪さを恐れ………そして封印した」
政治家「それを私が掘り起こした」
政治家「わかるかね……この装置は」
政治家「世界を牛耳れるチカラを持っているだよ!」
782:
俺「世界を牛耳れるだと……?ふざけんな!確かに能力は強力だがそれほど強いものでも」
政治家「……この装置にはカギがかけられていてね。それを開けないと本来の1%もチカラを発揮できないんだよ」
俺「な……ッ!?今までので1%だと!?」
政治家「そう……そしてそのカギこそが………君たちの父親………
俺父くんのDNAなのさ」
ココア「そ、それで妹ちゃんを……」
政治家「ああ……残念ながらDNAだけでは装置は動かない。俺父くんのDNAを持った者の意志がなければ…………。そこで妹君を奴隷にしたことにより、私はこの装置を完全に自分のものに出来るのだ」
俺「そんなの……そんなの許さない」
政治家「君が許そうが許すまいがもうどうしようも無いことだよ……。喋りすぎたな」
政治家「妹、装置に入れ」
妹「うぐっ……は、はい……」スゥゥ
783:
俺「妹!妹ォォォォオオオ!!」ダッ
ガシャン
ウィィィィィイイン
………………
…………
ドゴォォオオオオン
784:
政治家「くくっ……ははははははははっ!!!いい、素晴らしいぞ!起動しただけであれだけの爆発…………そしてそれさえ耐え抜く私のカラダ……」
政治家「妹のやつ、ちゃんと命令通りにやっているようだ………。…………俺くんともうひとりは今ので吹き飛んでしまったな……まあいいか」
アジト跡地
ココア「ゴホッ……ゴホッ!!うぅ……なんて爆風……アジトは跡形も無いしかなり遠くまで吹き飛ばされた……」
ココア「俺……くん……大丈夫?」
俺「………………」
ココア「俺くん!しっかりしてっ!」
俺「もうだめなんだ……妹は………俺の声なんて聞いちゃいなかった……。もうどうしようもないんだ………」
785:
俺「……………もう、どうしたらいいんだよ……」
ココア「俺くん……お願いだから諦めないで……」ポロポロ
雑魚「こ、この爆発はお前らがやったのか!?よ、よくもやりやがったな!殺してやる!」チャキッ
俺「…………」
ココア「(ああ………撃たれちゃう……でも俺くんだけは守らないと)」ギュッ
ギルガルド「ギルゥゥウウウウウウ!!!」ブンッ
雑魚「ぐわああああああッ!!」ドゴッ
ココア「…………たすかっ…た?」
???「女の子に盾になってもらうなんて……あんたも落ちぶれたわね」
786:
母「久しぶりねココアちゃん。怪我はない?」ニコッ
ココア「お、俺母さん!」
俺「か、母さん……」
母「しっかりしないよ!あんた女の子一人も守れないの?」
俺「でも……ダメなんだ。妹が……奴隷に……」
パシン
……………
俺「…………ッ!」ヒリヒリ
母「いい?これだけはよく覚えておきなさい。他人がなんて言おうと、バトルで負けようと、あの娘はあんたの妹よ。
あの娘はあんたのもの………あの娘にはあんたしかいないの」
俺「(俺しか……いない?)」
『またいじめられたのか?そんなんじゃつよくなれないぞ』
『おまえは○○だっていわれた……?くそ……どいつだ!?にいちゃんがぶっとばしてやる!』
『じゃあいもうとはおれの○○になれ!これでだれにもいじめられないぞ!』
787:
俺「(そうか……そうだった。やっと思い出した………)」
俺「(妹は………俺の……)」キッ
母「もう……大丈夫みたいね」
俺「ああ母さん……助けてくれありがと」
母「もともとは私たちが清算しなきゃいけない問題だもの……」
俺「母さん……あと、父さんのこと……」
母「…………これが終わったらじっくり話すわ。今言えることは……父さんは実験中の事故で安価能力装置の暴走を止めるために命を落としたのよ………」
俺「そっか……じゃあ俺行ってくる!」ダッ
母「うん……あとココアちゃん……息子のことよろしくね」
ココア「は、はい///」ダッ
788:
タッタッタッ
そうだよ
タッタッタッ
安価能力装置なんていらない
タッタッタッ
だって俺たちは
………………
…………
政治家「ククク……今更何をしに来たんだ」
俺「奪われたものを……取り返しに!」
790:
政治家「遅い……全てが遅すぎる。見ろ!この空を……この安価能力装置をッ!!」
政治家「すでに星々はここに向かって落ち始めている………貴様らに無力化された手下達もこうやって蘇らせられる!」
雑魚ゾンビたち「「うー」」
政治家「世界は……もうすぐ完全に私のものになる!」
俺「…………うるせえよ」
政治家「あん?」
俺「…………返せよ」
政治家「はぁぁああん?」
俺「返せと言ったんだ」
政治家「貴様何ふざけたこと言っt」
…………………
カエセヨ
政治家「!?」ゾクッ
791:
政治家「なんだ……今のは?」
カ エ セ ヨ
政治家「あ……あ………一体お前は…」
カ エ セ ヨ
政治家「あ………ぎぃ…………ぐげっ……ひゅ…………」ぶくぶく
ガシャンッ
792:
俺「そうだ……なんでこんなこと忘れてたんだろう」
妹「………ばか」
俺「………もう忘れない」
妹「………ばかぁ」ポロポロ
俺「………おかえり俺の妹……そして」
『じゃあいもうとはおれの奴隷になれ!これでだれにもいじめられないぞ!』
俺「俺の奴隷」
795:
ココア「す、すごい………。俺くんの妹への独占欲が安価能力装置に買っちゃった……」
政治家「ま………まさか、まさかそんな幼少時の……ただの約束だけで…………ただの子供の遊びに安価能力装置の束縛が負けると言うのかあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」
母「ええ、当然じゃない……。だって安価能力装置のエネルギーの源は『独占欲』………すなわち『愛』なんだもの。政治家の独占欲なんて兄の愛に比べればなんてことなかったって訳ね」
ココ母「奴隷が受けた命令は先に受けたものが優先される………お兄さんの場合は妹ちゃんが『いじめられない』ことじたいが命令だったのかもね……」
ココア「お母さん!来てたの!?」
ココ母「ええ……俺母に場所を教えてもらってさっきやっと着いたの」
政治家「き、貴様らぁ〜〜〜ッ!」
797:
政治家「許さん……もう少しで……もう少しで世界を手に入れられたのにィィィ!!!!」
母「諦めなさい。もうあんたに逃げ場は無いわ」
政治家「に、逃げる?この私が……!?ククク……アヒャヒャヒャヒョヒャヒャヒャっ!!!そんな必要全くねーんだよなぁ!!!」
雑魚ゾンビたち「「うーーー」」
政治家「今の消耗したお前らなんてゾンビだけで十分なんだよおおおおおお!!!!さっさと死んでモルモットになりやがれぇええええ!!!」
雑魚ゾンビたち「「うーーー」」
801:
ココ母「くっ……!軽く100人はいるわね……しかも相手はゾンビ。俺くん妹ちゃんココアは消耗してるから……私たち二人か……キツイわね」
母「でもやるっきゃないでしょ……子供達は頑張ったんだから次は親の番よ!二人で割ってノルマは1人50対……いくわよギルガルド!」
ギルガルド「ギルゥウウウウ!!!」ブンッ
雑魚ゾンビ「「うー!」」グシャア
ココ母「ふふふ……こうやってあなたと背中を合わせていると………」スゥゥ
雑魚ゾンビ「うー……う……」カチコチ
ココ母「昔を思い出すわねっ!!」ブンッ
凍った雑魚ゾンビ「」バリン
母「あぁ、あとうちの息子がココアちゃんと結婚するらしいからのろしく!」
ギルガルド「ギルゥゥウウウ!!」シュインシュイン
ココ母「え、マジで!?」
母「あら聞いてなかったの?」
802:
俺「すごい……母さん達ってこんなに強かったんだ」
妹「うん……でも明らかに前見た時より強い」
ココア「お母さんと俺くんのお母さんはね……若い頃は何をする時も二人で張り合ってたのに、二人で協力して天下を取れないものなんて無かったらしいよ」
俺「で、でも敵も多い………さすがに油断はしてられないな」
増援ゾンビたち「「うー」」
俺「!?……あれは!?」
ココア「建物の下敷きになってたゾンビたちだ……まだあんなに沢山いたんだ……」
妹「ま、まずいのでは……」
803:
ココ母「ちっ……また100人くらいゾンビ増えたわね。どうする?ズラかるなら今のうちよ?」
母「あーもうすぐだとは思うんだけど」
増援ゾンビたち「「うー!」」
姉「イオナズン」
ドゴォォオオオオン!!!
ココ母「なに!?」
母「やっと来たか」
804:
母「もう……おそいじゃない姉ちゃん!」
姉「あはは、ごめーん。電車乗り間違えた」
ココ母「も、もうすぐって姉ちゃんのことだったのね……」
姉「あわココ母さん久しぶりー」
俺「あれって姉ちゃん!?」
妹「……きっとお母さんが呼んでたのでしょう」
ココア「俺くんのところってすごい家系ですね………でもこれなら!!」
805:
母「ハアハア……大方片付いたわね」
ココ母「だけれどまだゾロゾロと出てくるわ……」
姉「はぅぅMP切れよぉ………」ヘナヘナ
母「あんたは運動もせずゲームばっかりしてるから!」
姉「こんなところでまぜ説教しないでよ〜!」
ゾンビ「がおー!」
俺&母「危ない!!」
………………
…………
シュンッ
806:
姉「うぅ……」パチッ
???「怪我は無いかい?」
姉「えーと……あなたは……」ぐぅぅ…
姉「はぅぅ……電車で何も食べなかったのとMP切れでお腹が…………」
???「お腹が減っているんだね……僕の顔をお食べ」パカッ
姉「あ、ありがとう……ぱくっ………お、おいしい!姉はMPが回復した!」ぱぁぁ
???「それは良かった!じゃあ僕はゾンビをやっつけに行ってくるね!」
姉「ま、待って……あなたの名前は?」
???「……僕の名前は」
アンパン「僕の名前はアンパンマン!正義のヒーローさ!」
808:
ココア「アンパンマン……来てくれたんだ」
アンパン「僕だけじゃないさ……」
食パン「僕も!」シュタッ
カレー「おれっちもだぜ!」シュタッ
アンパン「…………ありがとう。僕は今一度、正義の味方として君たちに恩返しが出来る」
妹「アンパンマン……お姉さんを………お姉さんを助けてくれて……ありがとう………」ポロポロ
アンパン「君たちは僕のことを食べてくれたからね…………理由はそれだけで十分さ」
アンパン「さあ行こう!悪をやっつけに!」
食パン&カレー「おう!」
809:
妹「すごい……すごいです!この旅で出会った人が全員仲間に……」
ココア「うん……」ポロッ
俺「すげえや……涙が出そうだ……」
ゾンビ「うーー!」
俺「!?まだいやがったのか!!」
妹「くっ……!ここは私が!スタープラチナッ!」
スタプラ「オラァッ!」
妹「(だ、だめ……数が多すぎて捌ききれない……)」
ゾンビ「うー!」
妹「や、やられる!」
アベノ「アベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベーッ!」
ゾンビ「う、うー!?」ドクシャァ
811:
アベノ「アベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベアベーッ!」
総理「アベノ・ミクスッ!(インフレだ)」
ゾンビたち「」チーン
妹「そ、総理大臣………あなたまで来てくれたんのですか?」
総理「国民を救うのは総理大臣としての義務だ」
妹「総理………」
総理「我が行動と心に一点の曇りなし」
817:
ココ母「これで全部?」
母「どうやらそうみたいね……」
姉「疲れた〜……誰か回復魔法はよ」
アンパン「終わったみたいだね」
食パン「……アンパンマン……どうやら心の荒みは取れたらしいね………また、三人でやっていけそうだ」
カレー「荒んでたのはお前もだろ………だけど、やっぱり俺たち三人はこうでなくちゃあな!」
総理「これはマスコミの対応やら事後処理やら色々面倒だなあ………逃れ、隠れなくては」
俺「本当に全員やっつけちまった……」
妹「………まるで夢のようですね」
ココア「そうだ……安価能力装置を止めないと。またゾンビ達が復活しちゃうかも……」タッタッタッ
818:
ココ母「!?……し、しまった!?」
母「ど、どうしたの?」
ココ母「ヤツが……あいつがいないわ!!政治家の姿を見失った!!」
母「!?……まさかあいつまだ安価能力装置を狙って………」チラッ
ココア「よし、この装置を壊せばゾンビも完全に消えるんだ!」
政治家「…………」
母「!?ココアちゃん逃げてえええええええ!!!!!!!」
ザシュッ
ココア「(………え?)」
819:
ココア「(あれ……?なんで……?何かおかしいよ……なんで私、喋りたいのに声出ないんだろう……)」
ココア「(……なんで、今切られたのに…………痛くも無いの?)」
ココア「(………なんで…………………なんで……………)」
ワ タ シ の カ ラ ダ バ ラ バ ラ に ナ っ て ル ノ ?
821:
政治家「アッヒャッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!ざまあああみろおぉぉぉ!!!私の計画の邪魔をした罰だあああああ!!!安価能力装置を暴走させて全員巻き込んでやるぅぅうううう!!」
ピピピポピ
シュゴォォォオオオオオオオオ
ココ母「あああああああいつ!!!殺してやるッ!!ごろじでやるぅ!!!!」ダッ
母「ダメよ!!!今行けば巻き込まれるわ……見て、安価能力装置が暴走してる………?あの時?と同じよ!」ガシッ
政治家「あひゃひゃひゃひゃあぎっ……ゆげっ………ゴボッ……がっ……いぎぃぃぃいあ…………カラダが引きちぎれるう"う"う"う,……」
母「あの近くは空間がゆがんでる………近づいた者は歪みに飲み込まれる。同じだわ……………あの時と………俺父が死んだあの日と………」
俺「う、嘘だろ………ココアが……」
妹「あ……あ…………」ガタガタ
822:
俺「……あ…………」テクテク
母「!?……ダメ……近づいてはだめ!!政治家と同じように空間に引き裂かれるわ!!!」
俺「…………………」
ココアだったもの「」
俺「ココア……」ギュッ
ココア「(あれ……なんで俺くん泣いてるの………?)」
ココア「(あ……そっか。私死んだんだ………)」
ココア「(やだなあ………死ぬの)」
ココア「(せめて死ぬ前に夢を叶えたかったな………)」
ココア「(なんだったっけ………私の夢……)」
823:
『ココア〜。俺母さんところの俺くんと妹ちゃんよ。仲良くしてあげてね』
『あらココアちゃんってゆうの?ふふ……可愛いわね』
『ままー私も俺と妹いらないからここはちゃん欲しい』
『こら姉ちゃんなんてこと言うの!!』
…………………………
『いもうとちゃんのおにいちゃん、やさしい?』
『うん!とってもとってもやさしいよ!このまえなんかね…………わたしをどれいちしてくれたの!』
『え……どれい?それってうれしいの?』
『どれいになったらおにいちゃんがまもってくれるんだよ』
『うう……わたしおにいちゃんいないからうらやましいかも』
『おにいちゃんのどれいはわたしだけだもん!』
『うぅー!ずるいずるいー!』
『ねえねえおれくん!』
『わたしねーおおきくなったら俺くんのどれいになるー!』
826:
おれくん……俺くん
俺「!?……ココア!聞こえるかココア!!」
ああ……そうだった……
俺くんの奴隷になるんだった……
『ノーブラ膝上40cmのスカートで生活をさせてみたい』
『変態……ッ!』
『え?……嫌でもほら奴隷だし多少は』
『……変態ッ!』
ああ……なんだ
もう夢……叶っちゃっ…………た
俺「……コ…コ……ア」
828:
俺「…………」
母「俺……ッ!お願い早くそこから離れて!」
俺「……母さん」
母「はやく!空間の歪みに巻き込まれるわ!!」
俺「父さんは装置の暴走を止めて死んだんだよな?」
母「ええそうよ……装置の中に爆弾をかかえて一人で入って……」
俺「……この装置はまだ動かせるのか?」
母「……ッ!あなた何を考えて……」
俺「ごめん……母さん。親不孝者でごめん」
母「…………」
829:
『あなた!早くそこから逃げてぇ!』
『ダメだ……これを放置したらどんな災害が起こるかもわからない。俺母……子供達を頼んだぞ』
『ダメェええええええええ!!!!』
母「ダメ……嫌よ……」
俺「ごめん……」
母「認めないわ……」
俺「ごめん……」
母「……お願い……あなたまで行かないで………」ポロポロ
俺「…………ごめん」
母「…………親不孝者ぉ」ポロポロ
俺「……………」
830:
ガシャン
……………
ウィィィィイイイイン
妹「お母さん…兄さんは………兄さんは何をする気なのですか?」
母「……おそらく装置を動かして世界の歪みを修正する気ね………。そうすれば装置に生み出された能力によって死んだ人間は………元に戻る。俺父のDNAを持つ俺なら、あの装置を十分に使いこなせるわ………」
妹「な……じゃあココアちゃんも生き返るんですか!?」
母「ええ……恐らくは………けど」
妹「けど?」
母「装置の暴走は止まらない……だから俺はそれを………自爆して止めようとしているのよ」
831:
妹「で、でも……兄さんの場合自爆しても死にはしないのでは……?」
母「ダメなの……装置は中からしか壊せないけど……装置を起動しているときに装置を破壊すると……魂がバラバラに引き裂かれるのよ。かつてあんたたちのお父さんがそうなったように」
妹「そんな……じゃあお兄さんは……」
母「…………」
妹「そんな……いや!いやです!!」ダッ
妹「お兄さん………どこにも行かないで……………私のそばにいてください!」ポロポロ
妹「お兄さ
ギュルルルルル
…………………
……………
………
832:
ドゴォォォォオオオン
………………
母「……世界が修正されたみたいね」
妹「お母さん!お、お兄さんは……」
母「おそらく今の爆発で装置を破壊しただろうから……今頃は………」
ウィィィィイイイイン
ガシャン
妹「兄さん!?………お兄さん!!」ダッ
俺「」
妹「あ………あぁ………お兄さん……」ポロポロ
ココア「…………うーん……あれ?」パチッ
833:
…………………
……………
ココア「そんな……俺くんが私のために………ひっぐっ……」ポロポロ
妹「うぇ……兄さん……兄さん……なんで……」ポロポロ
ココ母「…………」
母「…………」
母「ココアちゃん……あなたのせいじゃないわ……。俺は自分で進んで装置を爆発したのよ……」
ココア「でも……でもこんなのって……」
834:
悲しいなぁ...
837:
母「……まあ大丈夫よ」
妹「な、何が大丈夫なんですかお母さん!!お兄さんが死んだのに何も思わないんですかッ!!」
母「そろそろかしらね」
妹「え?」
母「俺の死因は、装置内で魂を引き裂かれたこと……」
母「でも政治家が言ってたじゃない……。奴隷としての命令は、魂を束縛する……と」
妹「で、でも命令なんて出してませんしお兄さんは奴隷にすらなっていません……」
母「あんた一回兄と勝負して勝ってるでしょ」
妹「あ……確かチュートリアルの時……」
母「それであんたはあいつが自爆するまえになんて言ったのよ」
『お兄さん………どこにも行かないで……………私のそばにいてください!』
妹「じゃ、じゃあお兄さんは………」
母「ええ、おそらくはもうすぐ」
841:
『俺!好きなこはいないのか?』
『い、いないよー』
『本当かなー?実はいるんじゃないのー?』
『う、うーん……おれじつは』
俺……俺って誰だよ……てかこいつ誰ったっけ
『んー?』
『いもうとがすき!』
『あはははは!そうかそうか……ならな、俺……お前に言っておくことがある』
『?』
『好きな女の子は奴隷にしてでも守れ!』
ははは……何言ってんだよ父さん……
『おにいちゃーん……またいじめられたよぉ……』
ああ………思い出した……俺は
お兄ちゃんか
845:
………お……さん………
……お…くん………
妹「お兄さん!」
俺「…………」パチッ
ココア「俺くん……?目が覚めたの!?」
俺「………ここは」
ココア「俺くん……!」ギュウ
妹「兄さん……!」ギュウ
俺「」
849:
俺「二人とも……」
妹「お兄さん……ッ!」ギュウ
ココア「俺くん………ッ!」ギュウウウ
俺「BとCかな」
ドガッバギッ
オラオラオラオラ
852:
その後、その場にいたメンバーの中で何故か俺くんだけが病院送りになり、事件はとりあえず幕を降ろした
安価能力装置は母とココ母の意向で完全破壊………
一部はまだ能力を持ったままでいるが、安価能力技術自体は闇に葬られた
FIN
だとでも思ったかマヌケめェ!!
854:
!?!?!??!
85

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つんく♂「もう一度自分の声で」 勇気のリハビリ「食道発声法」開始

【26枚】 若いころの吉永小百合可愛すぎワロタwwwwwwwwwwwwwww

パチンコって、努力すれば勝てるの?(´・ω・`)

【ハンターハンター】ウボォーは早々に死んで幸せだったなwww

バイト先で怒鳴られたら失神したwwwww

わい、チキンラーメンを食べ始めた瞬間後悔する

【画像】ドーナツなんて自分で作れば簡単だぞ

俺「バトルで負けたら奴隷?」妹「はい」

意外とたくさん。すでにApple Watch対応しているアプリはコレだ!

【画像】スーパーのアルバイトでレジ担当やけど顔みて笑われたからまじで助けて

ロボットアニメにおけるオカルト的な機体って良いよね

この世から「宗教」ってものがなくなったら

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