花陽「論理的天国」 Part2back

花陽「論理的天国」 Part2


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お昼休みが終わって、次は数学の時間。
実は、今日の課題のプリントは、この時間にある小テストの予習用だったんです。
小テストは、実際の成績には何も関係がないらしいんだけど、そこから定期試験の問題が作られたりするから、しっかりやってたらテストはいい点が取れるんです!
こういうテスト対策みたいなの、どこの高校でもありますよね?
特に、花陽たちオトノキの生徒はあんまり頭が良くないから……テスト対策を一ヶ月以上前からしてくれるのはとってもありがたいの。
あ、でも。今日の分は夏休みも明けて2学期の中間試験の内容になるんだっけ……そう考えると、どうやって解いたか忘れそうだなぁ。
忘れないうちに復習して、休みが開ける前にもう一回解き直しかな?
「よーし、問題用紙は行き渡ったかな?」
先生の確認に、みんながそれぞれ返事をしていたら、
「センセー!」
と、凛ちゃん。
もしかして、凛ちゃんのところ問題用紙が足りなかったのかな?
「なにかな、星空さん?」
「り……私、答えを書くのとは別に、計算用紙が欲しいです!」
ざわざわ。
みんながびっくりして、凛ちゃんの方を見る。勿論、花陽も。
54:
「お、星空さん。もしかして自信あり?
そういうことなら他の人にも計算用紙配ったほうがいいかな。
今回、先に言っちゃうと、問5も出しちゃってるからね!
問題用紙に特には狭すぎる人もいるかもしれないし……。
ちょっと取ってくるわね!
その間に復習しておいていいわよ」
そう言うと、先生は職員室に戻っていった。
復習しようにも、プリントは提出しちゃってるからなぁ……。
みんなは復習をするために、ノートに問題を解いてたり、プリントのコピーをとっていたりするのかな?
……と思ったけど、みんな私語を始めました。
あはは。やっぱり、復習するほど真面目な子はそんなにいないんですよね。
例えばそうーー真姫ちゃんみたいにいかにも頭いい! って感じの子とかは復習を始めてるけれど、そんな人は全部で2、3人くらいかな?
55:
凛ちゃんの方をふと見ると、ノートを取り出してなにやら書いています。
「凛ちゃん、何書いてるのー?」
「えっとねぇ、さっきの問5を、絵里ちゃんに聞いてきたの! 凛ってば、よくプリントなくしちゃうから、コピー取ってたんだぁ。ソウヲコウシタ、ってやつ?」
「……それを言うなら、功を奏した、でしょ?
それにしても……凛ちゃんってやっぱり頑張り屋さんだね!
プリント間に合わなかった時に諦めたのかと思ったけど、お昼に絵里ちゃんに教えてもらってたんだ。
……どう? 解けた?」
「んー、さっぱりちんぷんかんぷんニャ。
ーーでもでも、解き方はわかったよ! 絵里ちゃん教え方うまいんだぁ。最近、絵里ちゃんのおかげでちょびーっとお勉強するのが楽しくなってきたの!」
これはいい傾向です!
絵里ちゃんのおかげで凛ちゃんがお勉強してくれると、定期試験前の花陽の負担が少し減るかも?
あ、でもーー少し寂しくなっちゃうかな?
テストの前のお泊まりがなくなっちゃうかもだもんね?
あ、だめだ。これ以上そのことは考えないようにしなきゃ。危うくテストの前に泣いちゃうところだった。
「ごめんなさい、遅くなっちゃった……ってあなたたち! 絶対復習してないでしょ!
よっぽど自信があるのね?」
にっこり。先生がとっても怖い顔で笑います。
ーーあわわ。満点取れなかったら後が怖いなぁ……。
でも、問5はわからないなりに三回も解いたんだし、きっと大丈夫だよね?
「それじゃ、始めていいわよ!」
先生の合図とともに、花陽にしては珍しく自信を持って、小テストの問題用紙をペラリーーと裏返しました。
59:
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「問5もちゃんと解けたニャ! あってるかはわかんないけど……」
小テストが終わって、とても満足そうな表情の凛ちゃんが言いました。
花陽、感激です! 凛ちゃんがあの難問を解くなんて……!
花陽は、なんとか間に合った! って感じで……見直す時間がなかったから、やっぱり自信がないなぁ。
テストが始まる前の自信はどこにいっちゃったのかな……?
「どうしたの、かよちん?
ーーあっ、当ててあげよっか!
かよちんのことだから、また自信ないなぁーって思ってるんでしょ!」
図星……。凛ちゃんってば昔から、妙に鋭いことがたまにあるの。
「いや、さすがに今のは、私でもわかったわよ……。花陽、いつも自信なさそうにしてるんだもん。今回のは……私も自信、ないけど」
「真姫ちゃんにも自信ない事ってあるんだ。意外……」
「もう、花陽ってば。私だって人の子なんだから自信ない事だってあるわよ!
いくら知性溢れる真姫ちゃんでも、できないことの一つや二つ……三つ、四つ……あるわよ」
真姫ちゃんが唇を尖らせながら言う。
でもね、真姫ちゃん。
人の子なんだから、っていう表現がすでに全体的な自信の表れだと思うよ、花陽は。
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