絵里「私はあの手に救われたわ…」真姫「…」back

絵里「私はあの手に救われたわ…」真姫「…」


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絵里「本当にありがとう、穂乃果」
穂乃果「な、なんだか面と言われると照れちゃうよ?」
絵里「ふふふ、大好きよ穂乃果」ギュッ
穂乃果「え、絵里ちゃん?わ、私だって絵里ちゃんのことだーいすきだよ!」ギュッ
絵里「ふふふ、穂乃果は本当にいい子ね」なでなで
穂乃果「えへへ、絵里ちゃんいい匂い…」
真姫(な、なによ…人前でいちゃいちゃして、わ、私だって…穂乃果には感謝しているんだから)
真姫(穂乃果がいなかったら私は自分の音楽を見失っていた…それどころか私の未来だって別なものになっていたかも知れない、だから穂乃果がいなかったら私は…)
穂乃果「絵里ちゃんのおっぱいやわらか?い」ムニムニ
絵里「ほ、穂乃果!?へ、変なところ触らないで…」
4:
真姫ちゃんハウス
真姫「穂乃果、はいこれ」
真姫「え?これなぁに真姫ちゃん?」
真姫「い、いつもリーダーとしてみんなを引っ張ってて、私もお世話になってるからそのお礼よ」
真姫「ええ!?いいの?もらって?」
真姫「は、早く受け取りなさいよ!」
真姫「わーい、ありがとう!真姫ちゃん大好き?」ギュッ
真姫「ちょ…ちょっといきなり抱きつかないでよ///」
真姫「真姫ちゃんは私のこと好き?ねえねえ」
真姫「はぁ!?な、なによそれ…」
真姫「嫌いなの?」シュン
真姫「き、嫌いなわけないでしょ!す、好きよ…///」
真姫「私も真姫ちゃんだーいすきだよ?」
6:
真姫「よし、台本通りで完璧だわ!これなら大丈夫ね」
コンコン
真姫ママ「真姫?どうしたの、なにか話し声が聞こえたけど?」
真姫「ま、ママ?な、何でもないわ、歌の練習をしていたの…」
真姫ママ「そう、練習もいいけど早く寝なさいね」
真姫「ふう、危なかったわ…こんな所、誰かに見られたらお終いよ…」
カサカサ
真姫「よし、これで明日台本通りに穂乃果に渡すわよ!」
10:
翌日
真姫「ブツブツ…」
凛「あ、真姫ちゃんだにゃー、真姫ちゃんおはよー!」パシン
真姫「サワラナイデ!覚えたこと飛んじゃうでしょ!」
凛「え?」
真姫「って凛?ど、どうしたの?」
凛「えーと、朝の挨しただけだけど…真姫ちゃんこそどうしたの?」
真姫「わ、私は…そ、その…テスト範囲の暗記をしていたのよ!」
凛「えー?真姫ちゃんが?」
真姫「そ、そうよ、悪い?」
凛「だって、この前凛が歴史の暗記をしていたら、歴史は暗記するものじゃなくてその背景や成り立ちを理解すれば暗記なんてしなくても頭に入ってくるって偉そうに言ってたにゃー」
真姫(よ、余計なことは覚えているのね)
凛「どれどれ?真姫ちゃんは何を暗記していたのかにゃ??」ヒョイ
真姫「な!?か、返しなさい!」
凛「なになに?穂乃果…」
真姫「フッ!」ボスン!
凛「ぐえっ!?」バタン
12:
花陽「り、凛ちゃん!?」
真姫「花陽、悪いけど凛を頼むわね、どうやら朝ごはんを抜いてきたらしいのよ、貧血みたい」
花陽「そ、そうなんだ、わかったよ」
穂乃果「それでね?」
真姫(はっ!?穂乃果だわ!チャンス!)
真姫「ほ、穂乃果、おはよう…」
穂乃果「あ、真姫ちゃんおはよー」
真姫(よし、次は…)
ことり「あ、穂乃果ちゃん、これ、穂乃果ちゃんにプレゼントだよ?」
穂乃果「ええ!?私に?」
ことり「うん!穂乃果ちゃんはいつもりあして頑張ってるし、私もお世話になってるからそのお礼だよ?」
穂乃果「えー?そんなことないよ?でも本当にもらっていいの?」
ことり「もちろん、この前バイト代が出たからそれで買ったの」
13:
穂乃果「ありがとうことりちゃん、中身は何かな?」ガサゴソ
穂乃果「こ、これは!?マフラーだ!しかも高そうなヤツ!」
ことり「気に入ってくれるという嬉しいんだけど…」
穂乃果「ありがとうことりちゃん!大事にするね、あ、そうだ!こうして…」ぐるぐる
ことり「ほ、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「はい、こうすれば2人で入れてあったかいでしょ?」ぎゅー
ことり「ほ、穂乃果ちゃんくすぐったいよぉ?」
穂乃果「ことりちゃんだーいすき!ありがとうね」
ことり「うん、私も穂乃果ちゃんだーいすきだよ?」
14:
真姫「…」
花陽「真姫ちゃん?どうかしたの?」
真姫「な、何でもないわ、先行くわね…」
その夜 真姫ちゃんハウス
真姫「まさか私がプレゼントしようとしていたマフラーと同じものをことりが用意していたなんて…」
ガサゴソ
真姫「それに考えてみれば、二人きりの時じゃないと渡せないわよね…私はことりみたいにみんなの前でなんてとても無理だし…」
真姫「台本はそのままでいいとして、またプレゼントの選び直しね」
15:
真姫「でもその前に、どうやったら二人きりになれるかしら…まずはそれを考えないと」
翌日
真姫「穂乃果、ちょっと相談があるんだけど」
穂乃果「相談?」
真姫「ええ、次の曲について意見を聞きたいのよ」
真姫(完璧だわ!昨日深夜4時まで考えたこの作戦は、これで穂乃果と二人きりになってプレゼントを渡せるわ)
穂乃果「うーん、曲の相談なら海未ちゃんがいいんじゃないかな?ねぇ海未ちゃん?」
海未「私は構いませんが…でも穂乃果の意見も取り入れるべきだと思うので、3人で話し合いましょうか」
真姫「え、ええ…そうね(穂乃果ったら余計なことを…)」
10分後
穂乃果「なーんか考え事しているとお腹空くよねぇ…」チラチラ
海未「ダメです、また太りますよ?」
穂乃果「だーってぇ…」
海未「仕方ありませんね、ではこれをあげましょう」ガサゴソ
真姫(ま、まさか!?)
16:
穂乃果「これなぁに?」
海未「私が穂乃果のために選んだダイエット食品セットです!まずはこのチョコレート」
穂乃果「ええ!?チョコレート食べてもいいの?」
海未「このチョコレートはノンシュガーの物ですから食べ過ぎなければ大丈夫です」
穂乃果「わーい♪ありがとう海未ちゃんだーいすき!」ギュッ
海未「ほ、穂乃果?いきなり抱きつかないでください///」
穂乃果「じゃあ私と一緒にチョコ食べようね」
海未「チョコだけではありませんよ?後はダイエット茶に青汁、亜麻仁油に肝油と、様々な健康食品を用意しましたからこちらも食べなくてはダメですよ?」
穂乃果「うんうん、とりあえずチョコ食べようよ♪海未ちゃんだーいすき?」ギュッ
海未「ほ、穂乃果///くすぐったいですよ、もう…」
真姫「…」
25:
真姫ちゃんハウス
真姫「はぁっ…また渡せなかった…ダイエット用にバランスボールをプレゼントしようと思ったけど、穂乃果は食べ物の方がいいものね」
真姫「みんな各々思いを伝えてプレゼントを渡してるのに、このまま私だけプレゼントを渡せなかったら…」
ことり「みんな穂乃果ちゃんに感謝しているのに、真姫ちゃんて冷たいんだね」
海未「本当は穂乃果がリーダーなのが気に入らないのでは?器の小さな人ですね」
凛「みんなプレゼントあげてるのに、真姫ちゃんはケチだにゃー」
花陽「真姫ちゃんがそんなに薄情な人だなんて…」
絵里「そっけない態度はあなたなりの照れ隠しだと思っていた私が馬鹿だったわ…」
希「穂乃果ちゃんは真姫ちゃんに感謝してるのに、酷い話やね…」
にこ「お願い真姫ちゃん、これ以上失望させないで…」
穂乃果「ごめんね真姫ちゃん、私が悪いんだよね?私は真姫ちゃんのこと大好きだけど…それが迷惑だったんだよね?」
26:
真姫「はっ!?」ガバッ!
真姫「はぁはぁ…なんだ夢ね、でもやけにリアルな夢ね…でもこのままだと本当に正夢になりかねないわ…なんとかしなきゃ」
翌日
真姫「よし、こうなったら細かい事は抜きで、とにかく穂乃果にプレゼントを渡すわよ!」
穂乃果「みんなおはよー!」
真姫「来たわ!早…」
花陽「穂乃果ちゃんおはよう」
穂乃果「あ、花陽ちゃんおはよー!」
花陽「穂乃果ちゃん、ゆめぴりかの新米で作ったおにぎりがあるんだけど、よかったら食べる?」
穂乃果「ホント?食べる食べる!花陽ちゃんだーいすき!」ギュッ
花陽「きゃっ!?ほ、穂乃果ちゃん?」
真姫「…」
その夜
真姫「明日こそ…明日こそ渡すわ!」
27:
次の日
穂乃果「みんなおはよー!」
真姫「ほの…」
凛「穂乃果ちゃんおはよーにゃ!」
穂乃果「凛ちゃんおはよー!」
凛「穂乃果ちゃんにいいものあげるにゃ!昨日北海道物産展に行って買って来たラーメンだにゃ!穂乃果ちゃんにはいつもお世話になってるからお礼だよ」
穂乃果「わーい!凛ちゃんだーいすき!」ギュッ
真姫「…」
その夜
真姫「あ、明日こそ…明日こそ…」
30:
次の日、真姫ちゃんハウスの朝食風景
真姫「ブツブツ…」
真姫パパ「…」
真姫ママ「真姫、もうコーヒーはいいの?」
真姫「うん、大丈夫、私もう行くね…」タタタタ
真姫パパ「なあ、最近真姫の様子がおかしくないか?いつも上の空で何かを呟いているようだが…」
真姫ママ「そうねぇ、そう言えば最近プレゼントみたいな包みをよく学校に持って行ってるみたいだけど…」
真姫パパ「な、なんだと!?まさか男か?」
真姫ママ「もう、短絡的すぎよ?もしかしたらお友達にあげるものかもしれないし、それに真姫だってもう高校生ですよ?好きな男の子の1人だっていてもおかしくないでしょう?」
32:
真姫パパ「だ、駄目だ!まだ男と交際なんて早過ぎる!第一、女子高に通っているのにどこから男が出て来るんだ!?」
真姫ママ「もう、男の子から少し離れて考えてくださいよ、今は勉強にスクールアイドルの活動に忙しいのだから、男の子にかまけてる暇なんて無いはずよ?」
真姫パパ(くそぅ…どこの馬の骨とも分からん奴に絶対に真姫は渡さんぞ!真姫のような今時サンタを信じているような純真で優しい女の子など、男にとっては格好の獲物だからな…)
33:
真姫「ほ…」
にこ「ほ、穂乃果!ちょっといいかしら?」
穂乃果「え?なぁに?」
にこ「はいコレ!」
穂乃果「ん?これは?」
にこ「お、お菓子よ、私が作ったの!ちなみに、カロリー控えめになるように作ったんだからね?」
穂乃果「に、にこちゃん…私のために」
にこ「ま、まぁ、今更だけど、あんたがいなかったら私はずっとアイドル研究で燻っていたかもしれないからね、そのお礼よ…///」
穂乃果「にこちゃんありがとう!だーいすき!」ギュッ
にこ「ちょ、ちょっと!」
真姫「…」
34:
真姫ちゃんハウス
真姫パパ(いけないことだとは分かってるが、真姫のためでもあるんだ、部屋の前で聞き耳を立てさせてもらおう…)
真姫「明日も…を持っていかなくちゃいけないわね…」
真姫パパ「???」
真姫「…は人気者だから直接渡す機会がなかなか無いけど、いつかちゃんと渡して私の気持ちを伝えられたらなぁ…」
真姫パパ「渡す?気持ち?」
真姫「その都度…を用意するからお金がかかるのは問題ないけど、でも…のは辛いわね」
真姫パパ「お金?辛いだと…」
真姫パパ妄想中
35:
真姫「明日もお金を持っていかなくちゃいけないわ、◯◯君は人気者だから、直接プレゼント(お金)を渡せないのはしょうがないわよね…お金がかかるのは仕方ないけど、◯◯君が私を見てくれないのは辛いわね…」
真姫パパ「まさか、男に貢いでるのか…」
さらに妄想中
男「おいA子、真姫から金受け取って来たか?」
A子「ほーい、つーかアイツ会うたびにあんたの事聞いてきてウザいんだけど?自分がサイフだって自覚無いんじゃね?」
男「ばっか、自覚されちゃ困るんだよ!あいつは俺に惚れてて、俺もあいつを愛してるけど、訳あって忙しくて会えない、けど金がいるから用意してくれないか?ってことにしてるんだよ、少し優しくすればあいつ馬鹿だから幾らでも金持ってくるからよwww」
A子「うっわーひくわー、マジ鬼畜じゃん」
男「まぁ最近じゃもう飽きてきたから、そろそろ風俗かAV業界にでも沈めようかって考えてるんだけどねwww」
A子「マジで?だったら金入ったら私にもなんか奢ってよ?」
男「しょうがねぇなぁ?その代わりお前もあいつを騙すのに協力しろよ?」
37:
真姫パパ「私の娘を…よくもそんな風に…許さん、絶対に許さん!メス切り刻むだけじゃ飽き足りん!」
真姫「はぁ…穂乃果」
真姫パパ「ホノカ…そうか男の名はホノカだな!首を洗って待ってろホノカ!」
翌日
真姫「…」
希「穂乃果ちゃん?おはよー穂乃果ちゃんにええもんあげるよ」
穂乃果「え?これなぁに?」
希「これはねぇ、白蛇さんの抜け殻や!幸運のお守りとして有名なんやで、おサイフに入れておけばお金がたくさんたまるんやで?」
穂乃果「ホントに?ありがとう希ちゃん!だーいすき!」ギュッ
真姫(また渡せなかった…)
43:
真姫ちゃんハウス
真姫「こ、これでμ'sのメンバーは全員穂乃果にプレゼントをあげたから、明日こそは誰にも邪魔されずに渡せるはず…」
真姫パパ「待っていなさい真姫、お前を食い物にする悪い虫はパパが駆除してやるからな…」
次の日 音ノ木坂の正門前
真姫「遅いわね穂乃果、いつもならそろそろ登してくる時間なのに…」
ことり「あ、真姫ちゃん?おはよう」
真姫「おはようことり、ねえ、穂乃果は今日は一緒じゃないの?」
ことり「穂乃果ちゃん?ああ、途中まで一緒だったんだけど、途中でお母さんに呼び止められたの、μ'sの今後の活動について話があるからって、理事長室で話すって言ってたみたいだけど、なんなのかなぁ?」
真姫(ま、まさか…)
ことり「真姫ちゃんどうかしたの?」
真姫「な、なんでもないわ、先に行くわね」タタタタ
理事長室の前
真姫「お、思い過しよね?まさか理事長が…」
穂乃果「あの、お話ってなんですか?」
ことりママ「ああ、ごめんなさい、そんなに硬くならなくていいのよ?実はお話じゃなくて渡したい物があっただけなのよ」
穂乃果「渡したい物ですか?」
ことりママ「ええ、できればみんなの前じゃなくて二人きりの時に渡したかったから、これをね」
44:
穂乃果「え?これは、この服は?」
ことりママ「新しいトレーニングウェアよ、穂乃果ちゃん、もうそろそろいつも着ている物がヨレヨレになる頃でしょう?」
穂乃果「い、いいんですか?こんな物もらって…」
ことりママ「もちろんよ、穂乃果ちゃんがいつも頑張っていることは私自身ちゃんと見てきたし、ことりからもよく聞いてるわ、だからそのご褒美よ」
穂乃果「あ、ありがとうございます!理事長」
ことりママ「理事長、だなんて…おばさん寂しいわ、また昔みたいに呼んでほしいわ」
穂乃果「え、む、昔みたいに、ですか?」
ことりママ「ええ、大丈夫よ、ここには私たちしかいないから、誰も聞いてないわよ」
穂乃果「ま、ママ…」
ことりママ「ふふふ、もっと大きな声で」
穂乃果「ま、ママぁ」ギュッ
ことりママ「はい、よくできました、穂乃果ちゃんはいい子ね」なでなで
穂乃果「うん、ママぁ…」ギュッ
ことりママ「そうそう、前に着てたトレーニングウェアは私に頂戴ね?代わりに処分しておいてあげます」
穂乃果「うん、ありがとうママ」
46:
真姫「な、なによ、なんなのよ?理事長という立場でありながら生徒個人にプレゼントなんて…しかも古くなったウェアは処分してあげるですって?魂胆丸見えじゃない!変態よ!」タタタタ
穂乃果「あれ?今誰かの声が聞こえたような…」
ことりママ「ふふふ、気のせいよ」なでなで
真姫「…明日こそ、明日こそは…」
3時限目、数学の小テスト返却中
真姫ちゃんの点数50点
真姫「…」
凛「かよちん何点だったー?ちなみに凛は62点だったよ」
花陽「えっとね、84点だったよ」
凛「真姫ちゃんは何点だった?もしかして100点かにゃ?」
真姫「あ、当たり前でしょ!こらくらい」
凛「ふーん、そうかにゃ」ニヤニヤ
バシュン
真姫「あっ!?」
凛「じゃあ真姫ちゃんの100点のテストを拝ませてもらうにゃ?♪」
ボスッ!
凛「にゃっ!?」ドサリ
真姫「あら?どうしたの凛、これは…貧血ね、保健委員の人、保健室連れて行ってあげて」
47:
お昼休み
真姫(このままだと洒落にならないわ…学業の方にまで影響が出てるなんて…しかも凛にテストで負けるとか、切腹ものの恥だわ)
真姫「はぁっ…これも全部元はと言えば穂乃果のせいよ、まったく」
清掃員「すいません、通りますよ…」
真姫「ああ、はい、どうぞ」
清掃員「失礼…」ガラガラ
真姫「穂乃果…」
清掃員(真姫パパ)「やはり黒幕はホノカか…必ず正体を突き止めてやる!」
51:
次の日
真姫「穂乃果、プレゼントよ、受け取って…ふふふ」
生徒1「ねえねえ、最近西木野さんおかしくない?独り言が多いし、やつれてるみたいだし…」
生徒2「なにか悩み事でもあるのかなぁ?そう言えば、最近この近くに不審者が出るって噂聞いた?」
生徒1「ああ、聞いたことあるわ、 なんだかコソコソして学校の近くをウロついてんだってね」
ガードマン(真姫パパ)(なんと、ホノカだけでも頭が痛いのに不審者とは…これはますます気が抜けんな)
53:
穂乃果「みんなおはよー!」
真姫(穂乃果!でも今日の私はひと味違うわよ、今までは登校時に渡そうとして失敗したのだから、今度は放課後に渡す作戦でいくわ!)
穂乃果「真姫ちゃんおはよー」
真姫「おはよう、穂乃果」
真姫パパ(女装)「ホノカ?今真姫はあの子をホノカと呼んだが…まさかあの子がホノカ?いや、そんなはずはない、ホノカは男なのだからな、しかし…うーむ」
放課後
穂乃果「いやー今日もたくさんれんしゅしたねーお腹すいたよ」
真姫(チャンスよ!今まさに二人きり!)
真姫「ほ…」
ツバサ「高坂さん!」
穂乃果「え?」
真姫(こ、こんな時にどうして…?)
ツバサ「お疲れのところ悪いけど、ちょっといいかしら?話したいことがあるの、二人きりで」
54:
公園にて
穂乃果「それで、話ってなんですか?」
ツバサ「実はね、あなたに渡しておきたい物があるのよ、これを」スッ
穂乃果「これは…髪飾りですか?」
ツバサ「そうよ、これはね、私がアライズのリーダーになった時に、買ったものよ、ちなみに特注の逸品よ?」
穂乃果「へぇ?綺麗ですね」
ツバサ「これをあなたにあげるわ、そしてラブライブでこれを着けてほしいの」
穂乃果「え…ええ!?」
ツバサ「私のラブライブは終わったのよ、これでもう私はスクールアイドルを卒業しなくちゃいけないし、でも、この髪飾りはまだあの舞台に立たせてあげたいのよ、私ができなかった分まで…」
穂乃果「ツバサさん…」
ツバサ「私の勝手なお願いだけど、受け取ってもらえるかしら?もちろん無理強いはしないわ、いらなかったら捨ててしまってもいいのよ」
穂乃果「そ、そんな、いらないなんて!私が貰っちゃってもいいんですか?」
ツバサ「何を言ってるの、私が是非にとお願いしているのよ?もちろんよ」
55:
穂乃果「ツバサさん…そんな」
ツバサ「ちょっとそのままでいてね、付けてあげるわ」
穂乃果「え?あ、はい…」
カチャ
ツバサ「うん、とっても似合ってるわ、私の分までその子を頼んだわよ?高坂さん」
穂乃果「つ、ツバサさん…ありがとうございます!ずっと、ずっと大切にします!」ガバッ!
ツバサ「頼んだわよ…必ず優勝してね」ギュッ
穂乃果「はい…」
真姫(私はあと何回この残酷な夢を見ればいいの…)
60:
次の日
あんじゅ「高坂さん、お話ししたいことがあるんだけど?」
さらに次の日
英玲奈「高坂さん、少しお時間いいかな?」
さらに次の日
ことり「穂乃果ちゃん、またバイト代出たからプレゼントあげるね?」
さらに次の日
海未「穂乃果、また体重が増えていますよ?もう、こんなこともあろうかと、また健康食品セットを買いましたから、これでダイエットしてくださいね?」
さらに次の日
絵里「穂乃果、ピロシキを作ったのだけど、食べる?」
61:
本日は全校生徒の身体測定の日
凛「かよちーん、体重どうだった?」
花陽「う、うん、ちょっとだけ増えちゃった….」
凛「もうーダイエットしなきゃ駄目だにゃー」
花陽「凛ちゃんはどうだった?」
凛「40kgピッタリだったよ?」
花陽(いいなぁ…)
ガチャ!
先生「に、西木野さん、34kgね…」
真姫「はい…」
先生「ね、ねえ西木野さん?若い子にありがちだけど、無理なダイエットは良くないわよ?」
真姫「大丈夫です、ダイエットしているわけじゃないので…」ふらふら
凛「…」
花陽「…」
65:
絵里「ねえ、最近真姫の様子がおかしいと思う人いる?」
希「そんなのみんな思ってることやん、明らかに様子が変やで、特に最近なんかガリガリになってるしなぁ…」
海未「確かに、噂ですが、先日風が強かった日に、千葉県まで飛ばされたという話もあるくらいですからね…」
花陽「あ、私も聞いたよ、某夢の国のパレードに突っ込んだって…」
凛「この前のテストで真姫ちゃん赤点とったみたいにゃ…」
穂乃果「私もこの前、真姫ちゃんに、私たちが卒業した後も廃校にならずに存続していけるかなぁ?って相談した、みんな死ねば廃校にならずに済むわ…って死にそうな顔で言ってたよ…」
にこ「一体何があったのか見当もつかないわね、本人に聞いても何でもないの一点張りだし」
ことり「このままじゃ、ラブライブ中に真姫ちゃんが死んじゃう気がするよ…」
67:
穂乃果「で、その本人はどこにいるの?」
海未「作曲のために音楽室にいるはずですよ」
穂乃果「うん、私ちょっと見てくるね」タタタタ
音楽室
真姫「はぁ…最近はピアノのカバーを開けるのも重労働だわ」ガチャン
真姫「ああ…あの木の葉が全て散る頃には私の命も尽きているのかしら…そして穂乃果にプレゼントを渡せないまま…」
真姫「穂乃果…なによ、穂乃果…毎日いろんな女の子にプレゼントもらって喜んじゃって、私だってみんなに負けないくらい素敵なプレゼントを用意しているんだから…」グスン
真姫「でも、穂乃果がいなかったら私は卒業するまでずっと一人だったのかもね、スクールアイドルになる事もなく、ただ漠然と過ごして、そのまま医者になって、ツマラナイ人生を送っていたんだろうなぁ」
真姫「最後に、穂乃果に言いたかったな…穂乃果、ありがとうって…」
穂乃果「どういたしまして♪」
真姫「え?」ガタン
70:
穂乃果「へぇ?真姫ちゃんが私のことそんな風に思っていたなんて意外だなぁ」ニヤニヤ
真姫「え、え、ち、違うのよ!今のはその…」あたふた
穂乃果「それに、素敵なプレゼントってなぁに?なにかくれるつもりだったの?」
真姫「そ、それは…」
真姫(もうこうなったら覚悟を決めるわ!)
真姫「ちょ、ちょっと待ってて!」ダダダダ
2分後
真姫「お、お待たせ…こ、これよ、穂乃果にプレゼントよ」
穂乃果「えー!?本当にくれるの?」
真姫「そ、そうよ、いらないなら別にいいけと…」
穂乃果「ううん、嬉しいよ?ありがとう?」にっこり
真姫「…///」
71:
穂乃果「ねえねえ、開けてもいい?」
真姫「い、いいわよ」
ガサゴソ
穂乃果「これは…キレイ、オルゴール?」
真姫「う、うん…イタリアのオルゴールよ」
穂乃果「ほんとにキレイ…いいの?こんな高そうな物もらっても?」
真姫「うん…あのね、わ、私、穂乃果には…その、感謝してるけど…あ、今までちゃんとお礼を…し、し、したコトないか
…その、あ、ありがとう…」
穂乃果「そんなことないよ、私だって真姫ちゃんにはお世話になりっぱなしだもん、それに、本当は無理やり真姫ちゃんに作曲をお願いしたから、もしかしたらスクールアイドルもやりたくなかったんじゃないかなぁって心配していたんだ…」
真姫「そんなことないわよ!私がやりたくてやってるんだから…」
穂乃果「ありがとう真姫ちゃん、大好きだよ」
真姫「あ…」ジワッ
穂乃果「あれ?真姫ちゃんもしかして泣いてる?」
真姫「な、泣いてないわよ!もう!」グスン
72:
穂乃果「ふふふ、よしよし、お姉さんの胸の中でいっぱい泣きなさい、真姫ちゃん?」ギュッ
真姫「あ…」
真姫(穂乃果、あったかくて柔らかくて…凄くいい匂い…すごく安心する)
グウゥゥゥ?
穂乃果「え?」
真姫「…///」
穂乃果「もしかして…今の真姫ちゃんのお腹の音?お腹空いてたの?」
真姫「…」コクン
穂乃果「ふふふ、そうなんだ、じゃあ私がプレゼントのお礼にパンをご馳走してあげるね、さぁ購買に行こう!」
真姫「う、うん…///」
75:
次の日
海未「穂乃果、今日はダイエットですか?お昼ご飯を食べないなんて」
穂乃果「う、うん…ちょっとね」
ことり「大丈夫穂乃果ちゃん?無理はしないでね」
穂乃果(昨日真姫ちゃんがランチパック25個も食べちゃったから、お金が無いなんて言えない…)
80:
翌日
海未「…」
ことり「…」
真姫「ほら穂乃果、ちゃんと道の端を歩くのよ?」
穂乃果「もー真姫ちゃん、腕組んだままじゃ歩きにくいよ?」
真姫「何言ってるの?あなたはμ'sのリーダーでしかも生徒会長なのよ?もし車にでも引かれたら大変よ、だからこうして危険な目に遭わないように、私が見守ってあげてるんじゃない」
穂乃果「それはそうだけど…」
ことり「あ、あの、真姫ちゃん?」
海未「その、あまりにも過保護では?いくら何でもそこまでしなくても…」
真姫「何言ってるのよ!今が一番大事な時期なのよ?もし穂乃果の顔に傷でも付いたらと思うと…」ギュッ
穂乃果「ま、真姫ちゃん痛いよ」
真姫「でも、もしそうなっても、うちの病院で完全に傷跡が残らないように治療してあげるから安心しなさい」
81:
授業中
穂乃果「ううん…むにゃむにゃ…」
教師「では、この問題を…高坂さんにやってもらいましょう」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん、呼ばれてるよ…」ゆさゆさ
穂乃果「んん??え、え?」
教師「この問題ですよ、まさか聞いていなかったんですか?」
穂乃果(ど、どうしよう…)
その頃、真姫ちゃんの教室
真姫(は!?穂乃果のピンチ…)カチャカチャ
穂乃果「ん?メールが…」ブルブル
カチャ
穂乃果(真姫ちゃんからだ…すごい、問題の答えが書いてある…)
穂乃果「こ、答えは◯◯×です!」
教師「そうです、よくできました」
穂乃果(やった!真姫ちゃんありがとう)
真姫(まったく…世話が焼けるわね)
82:
昼休み
真姫「はい、次はこれよ」
穂乃果「あーん…」パクッ
真姫「どう?」
穂乃果「んん??美味しいよ!」
真姫「よかった…沢山あるからちゃんと食べるのよ?次はこれよ」
穂乃果「でも、1人で食べられるから大丈夫だよ?」
真姫「駄目よ!最近の研究で、人に食べさせてもらうと、普通に食べるより栄養の吸収が良くなるって結果が出てるのよ?」
穂乃果「へーそうなんだ?」
真姫「そうよ、医学の世界じゃ常識なのよ、ほら、口開けて、ふふふ」
穂乃果「あーん」
86:
真姫「ね、ねぇ穂乃果…今度の週末なんだけど、何か予定あるかしら?」
穂乃果「うーんとね、特にないよ?」
真姫「そ、そう、よかった…実は今度の休みの日に、ママがあなたを夕食に招待したいって言ってるのよ、だから…どう?」
穂乃果「ホントに?わーい!真姫ちゃんの家でご飯、楽しみだなー♪」
真姫「…///」
穂乃果「あ、でも、私だけなの?他のみんなはお誘いされてないの?」
真姫「そ、それは…」
真姫ちゃんの回想
真姫ママ「今度のお休みの日に、同じグループのお友達をみんな夕食に招待したらどうかしら?」
回想終わり
真姫「で、でも、他のみんなは用事があるかもしれないし…」
87:
穂乃果「それなら私がみんなに予定を聞いておいてあげるよ!だって、みんなと一緒の方が楽しいしね♪」
真姫「う、そうね…多い方がいいわよね」
穂乃果「あ、でもあんまり人数が多いと迷惑かなぁ?」
真姫「大丈夫よ…うん、全然平気よ」
穂乃果「やった♪今から楽しみだねー」
結局、他のメンバー全員土曜日は空いており
西木野家にはμ'sのメンバー全員が集まることになった
88:
真姫パパ「あれから真姫は元気になった、いや、なり過ぎたと言うべきか…私もここ数年見たことのない程、上機嫌だ、というより浮かれている」
医者「はぁ…(また娘の話か)」
真姫パパ「原因はハッキリしている、ホノカだ」
医者「ホノカ?人の名前ですか?女の子みたいですけど…」
真姫パパ「ふっ、ホノカと聞いて女性の名前を安易に連想するとは、そんなんだから君はいつまでたっても、盲腸程度しか執刀させてもらえんのだよ」
医者(大きなお世話だよ…)
真姫パパ「私の推測では、ホノカは男だ!そして娘を虜にして貢がせていたらしい、そのせいで真姫は一時期やつれていたのだ…しかし、最近になって元気になり、前以上に明るくなった、何故だかわかるかね?」
医者「いえ、皆目見当も」
真姫パパ「ホノカは最初はアメとムチを上手く使い分けていたが、そのうちムチの比率が大きくなりすぎたのだ、やつれる真姫を見てホノカは方針を変え、全てを搾取する方法から、少しずつ搾り取る生かさず殺さずへと変えたのだ」
91:
医者「ええと、その前にホノカという人は本当に男なんですか?どう考えても女性にしか思えない名前ですが…」
真姫パパ「君の意見は聞いていない、だが、今週の土曜日に娘がついにホノカを家に連れてくるらしい、その時に私自ら鉄槌を下してやる予定だ」
医者「なんだか物騒ですね、頼みますからあまり大事にしないでくださいよ?」
真姫パパ(ふふふ、ホノカよ、お前が我が家の敷居をまたぐことはない!家に上がる前にお前には退場してもらうからな…)
92:
当日
真姫「…」ドキドキ
真姫ママ「あらあら真姫ったら、余所行きの服でおめかししちゃって」
真姫「も、もう、そんなんじゃないわよ///」
真姫パパ(ふふふ、早く来るがいいホノカ…)
ピンポーン
真姫「あ、来たわ」タタタタ
真姫パパ「待ちなさい真姫、お父さんも一緒に行こう」ガタッ
真姫「い、いいわよ、私一人で行くから」
真姫パパ「そうはいかん、一家の長として娘の友達をお迎えしなくてはな」
ガチャ
93:
一同「こんばんわ、お邪魔します」
真姫パパ「やあみんな、いらっしゃい、どうぞ中へ(どいつがホノカだ…)」
凛「お邪魔しますにゃー」
花陽「し、失礼します」
にこ「お、お邪魔します…」
真姫パパ(違うな…彼女たちは)
絵里「お招きいただきありがとうございます」
希「失礼します」
真姫パパ(まだ来ないのかホノカは?)
海未「失礼いたします」
ことり「お邪魔します」
穂乃果「真姫ちゃんこんばんわー失礼するね」
真姫「穂乃果、待ってたわ、いらっしゃい///」
真姫パパ(え?ほ、ホノカ?今あの子をホノカと呼んだのか?)
94:
穂乃果「うわぁー真姫ちゃんの家は大きいなぁ?」
真姫「はい、このスリッパ使って穂乃果」
真姫パパ(ま、まさかホノカは女の子だったのか?真姫が言ってたのはこの子のことだったのか?つ、つまりは私の勘違い?)
真姫「どうしたのパパ?ぼーっとして?」
真姫パパ「い、いや何でもない…先に行ってなさい」
真姫パパ(いや、考えろ…安易に決めつけては駄目だ…正解はひとつじゃない!)
真姫ママ「みんないらっしゃい、やるもうすぐ用意できるから待っててね」
真姫パパ(そうか、分かったぞ!ホノカは女装しているのだ、女の子だらけの中で1人だけ男がいると不自然だ、だから女装してしかも名前を変えたのだな?あのホノカと呼ばれていた女の子は恐らくダミー…
あの女の子はホノカではない、本物のホノカはあの女の子たちの誰かに違いない…
となると大分絞れてきたな…犯人は真姫とダミーの女の子を除く、7人の中の誰かだ)
97:
真姫パパ(しかし、今からでは見破る時間が少なすぎる…どうすれば)
凛「美味しそうな匂いがするにゃ?」
真姫パパ(そ、そうか!この手があった!食事を利用すればいいのだ!)
食事中
カチャカチャ
真姫パパ(一見すると、怪しいのはあの髪の短い子(凛)だ、しかし真姫を誑かすような男だ、そんな簡単に見破られるような変装はしないはずだ…)
真姫ママ「どう、穂乃果ちゃん?お口に合うかしら」
穂乃果「は、はい!とっても美味しいです」
真姫ママ「よかったわ、もしお口に合わなかったら真姫に怒られてしまうものね」
穂乃果「?」
真姫「も、もう、ママったら…///」
98:
食事終了
真姫ママ「今デザートを持ってくるから待っててね」
真姫「あ、私も手伝うわ」ガタッ
真姫パパ(…)
凛「ふぃ?美味しかったにゃー」
絵里「そうね、素敵なディナーだったわ」
穂乃果「デザートは何かな♪」
真姫パパ「さてみなさん…食事も終わったところで、ひとつ話しておかなければならないことがある」
希「?」
ことり「お話ですか?」
真姫パパ「そう、単刀直入に言うと、この中に娘を誑かした人間がいる」
一同「!?」
真姫パパ「そして、私は先ほどまでその人間が誰だか見破ることができなかった、何故ならその人物は変装しているからね」
海未(い、いきなり何を話しているのでしょうか?)
にこ(まるで意味が分からないわ…)
100:
絵里「あ、あの、話がよく見えないのですが…その、娘さんを誑かした人物というのは誰なんでしょうか?」
真姫パパ「私の口から言うのは忍び難い…どうな自発的に申し出て欲しい、そうすれば先ほどの食事が最後のものにならずに済むだろう…」
一同「!?」
真姫パパ「実は、先ほどの食事に、その人物の物にだけ毒を入れておいたのだ…」
にこ「はぁ!?」
ことり「ど、毒?」
希「そ、そんな物騒な…」
真姫パパ「今ここで名乗り出てくれれば、解毒剤をお渡ししよう、しかし、名乗り出ない場合は…あと1分で死ぬことになるだろう」
一同「…」
真姫パパ(ふふふ、勿論毒を入れたなどというのは嘘だ、これで犯人をあぶり出す作戦なのだからな…)
真姫パパ「さああと30秒、名乗り出る者はいないのかね?」
一同「…」ドキドキ
真姫パパ「あと10秒…」
真姫パパ「5秒」
真姫パパ「3、2、1…」
101:
真姫パパ「時間だ…」
一同「…!?」
真姫パパ「ゴブハァァァ!?」ドサッ!
海未「え?」
穂乃果「ま、真姫ちゃんのお父さんが…」
絵里「た、倒れた?」
にこ「ってことは…」
ことり「犯人は?」
花陽「ま、真姫ちゃんのお父さん?」
凛「死んではいないみたいだけど、気絶しているみたいにゃ?」ツンツン
104:
真姫ママ「あらあら、どうしたのかしら?」
穂乃果「あ、ええと、こ、これは違うんです!」
絵里「そ、そうなんです!私たちは何も…」
花陽「お、おじさんが訳のわからない話をした後に、急に倒れたんです!」
真姫ママ「まあ、この頃仕事が忙しかったからそのせいね、この人は私が寝室まで運ぶから、みんなはデザートを召し上がっていてね?」ヒョイ
ことり「あ、あの、本当におじさんは大丈夫なんですか?」
真姫ママ「もちろんよ、医者の仕事をしていればよくあることよ」ニッコリ
ガチャン
真姫ママ「まったく、あなたという人は…少しはTPOを弁えた発言をしてくださいね?」
真姫パパ「き、君だったのか、あの薬を入れたのは…」
真姫ママ「娘のプライベートをしつこく嗅ぎまわったお仕置きです、この際だから教えてあげますけど、真姫が言ってた穂乃果ちゃんは正真正銘女の子ですよ?あの子は穂乃果ちゃんにプレゼントをなかなか渡せなくて、それで悩んでいただけなんですよ」
真姫パパ「も、もっと早く言ってくれれば…」ガクッ
111:
後日真姫ちゃんハウスにて
真姫ママ「この間はバタバタしてごめんなさいね?そのお詫びに今日は美味しいケーキをご馳走するわね」
穂乃果「は、はい!ありがとうございます(でもなんで私だけ呼ばれてるんだろう?)」
真姫ママ「…」
穂乃果(なんだか二人きりだと気まずい…)
真姫ママ「あのね、穂乃果ちゃん…」
穂乃果「は、はい?」
真姫ママ「おばさんはね、回りからすごくしっかりしてて、何でもこなせるって思われてるけど、本当は全然そんなことないのよ…」
穂乃果(い、一体何の話なのかな?それにお世辞にも真姫ちゃんのお母さんはしっかりしてるって言うよりおっとりしてて、ドジが多そうな印象なんだけど…)
真姫ママ「本当は全然駄目で、いつも焦って慌てて、実際に真姫に恥ずかしいところを見られたりしているのよ」
穂乃果「あ、でも、私もおっちょこちょいですから、なんとなく分かります」
真姫ママ「ふふふ、ありがとう、穂乃果ちゃんは優しいわね」
穂乃果「そ、そんなこと///」
112:
真姫ママ「そんな時にね、真姫から聞いたのよ、あなたのことを」
穂乃果「真姫ちゃんからですか?」
真姫ママ「ええ、ちょっとドジだけど、いつも前向きで明るくて、みんなを引っ張てくれる太陽のような女の子がいるってね」
穂乃果「う、うわぁ…真姫ちゃんが私のことをそんな風に///」
真姫ママ「だから、私はあなたの可愛さに救われたわ….」
穂乃果「…え?」
真姫ママ「あなたがいてくれたから、今の私がいるのよ、本当にありがとう」
穂乃果(ちょっと待ってよ!一体何のことなのかわけがわからないよ!何でいつの間にか私が真姫ちゃんのお母さんの恩人になってるの?)
真姫ママ「そうそう、穂乃果ちゃん、今日はうちでご飯食べていくでしょう?」
穂乃果「え、ど、どうしてですか?今日は自分の家で食べるから、そんな気をつかってもらわなくても…」
真姫ママ「あ…そうよね…ごめんなさい、迷惑だったわよね、ごめんなさい…本当にごめんなさい…穂乃果ちゃん、お願いだからおばさんのことを嫌いにならないで?」
穂乃果(ど、どうしよう…真姫ちゃんのお母さんの様子が一気に変になったよ!)
穂乃果「えーと、じゃあご迷惑でなければ、今日だけご馳走になってもいいですか?」
真姫ママ「もちろんよ!ありがとう穂乃果ちゃん、今日は穂乃果ちゃんの好きな物を作るわね?」
120:
1週間後
海未「穂乃果、話があるのですが…」
穂乃果「なぁに?」モグモグ
海未「あら?そのお弁当はどうしたのですか?穂乃果のおばさまが作ってくれたものですか?」
穂乃果「ううん、真姫ちゃんのお母さんが作ってくれたの」モグモグ
海未「ま、真姫のおばさまが?なぜあなたにお弁当を作っているのです?しかもそのサンドイッチにはピーマンが入ってるのによく平気で食べていますね」
穂乃果「うーん、本当はすごく嫌だけど、残すと真姫ちゃんのお母さん物凄く落ち込むからね…」モグモグ
海未「ま、まあそれは置いといて、このところ家に帰るのが遅いそうですね?しかも外食が多いと聞きましたが?一体どうしてですか?」
穂乃果「えっとね、真姫ちゃんの家でご飯を食べてお風呂入ってから帰るから遅くなるんだよね」
121:
海未「は?真姫の家で食事をしてお風呂ですか?一体どうしてですか?」
穂乃果「なんだか、この前真姫ちゃんの家に招待された時に、お母さんにすごく気に入られちゃったみたいで、毎日のように夕食に誘われているんだよね…断ると物凄く落ち込むし」
海未「しかし、いくらお誘いを受けているからといって、自宅でまったく食事を摂らないのはどうかと思いますよ?穂乃果のおばさまも心配していましたし、たまには断った方がいいですよ」
穂乃果「うーん、そうだよねぇ…私もいつもそう思っているんだけど」モグモグ
海未「断り辛いのでしたら、私も一緒に言ってあげてもいいですよ?」
穂乃果「ううん、大丈夫だよ、私がちゃんと断っておくから」
放課後
真姫「穂乃果、今日もうちでご飯食べていくでしょ?」
穂乃果「えっと、ごめんね?今日はちょっと用事があって、家でご飯食べるからいいよ」
122:
真姫「ど、どうして?遠慮なんてしなくてもいいのよ?ママだっていつも穂乃果が来るのを楽しみにしているんだから」
穂乃果(いつもこの後上手く丸め込まれて行っちゃうから、今日はちゃんと断らないと…)
穂乃果「ごめんね、誘ってもらうのはすごく嬉しいんだけど、たまには自分の家でご飯が食べたいんだ、お母さんも心配しているし」
真姫「そう…分かったわ」
穂乃果(あれ?なんだか随分あっさりと諦めてくれた)
真姫「じゃあ途中まで一緒に帰りましょう?」
穂乃果「うん、いいよ!」
128:
帰り道
穂乃果「???♪♪」
真姫「ねえ穂乃果、実はあなたに話しておかなければいけないことがあるの…」
穂乃果「なあに?」
真姫「うちのママのことなんだけど、あなたをすごく気に入ってるでしょ?あれには訳があるのよ」
穂乃果「???」
真姫「実はね、私には妹ができるはずだったの、だけど、この世に生を受けることなく、遠くに行ってしまったのよ…」
穂乃果「え?それって…」
真姫「そうよ、ママはね、妹を流産してしまったのよ」
穂乃果「…そう、だったんだ」
129:
真姫「その当時、ママは私とパパに何度も何度も謝ったわ…私たちがどんなに気にすることはないって慰めてもね、それからしばらくして、やっと落ち着いたけど、ママ
の心の何処かには産んであげることができなかった娘がいたんだと思うわ、それがあなたと重なって、あなたを本当の娘のように可愛がってるのよ」
穂乃果「そんなことがあったなんて…私、真姫ちゃんのお母さんに悪いことしちゃったなぁ」
真姫「いいえ、あなたが無理に娘を演じることはないのよ?穂乃果は善意でママに接してくれているだけなんだから、ただ、時々でいいから、また私の家に遊びに来てくれると嬉しいわ」
穂乃果「真姫ちゃん…」
その夜
真姫ママ「どうかしら?」
穂乃果「うん、とっても美味しいよ、その…ママ」
真姫ママ「え?穂乃果ちゃん…今なんて?」
穂乃果「えっと、この家にいる時だけは、ママって呼んでもいいですか?」
真姫ママ「…もちろんよ、穂乃果」ギュッ
穂乃果「えへへ…」
真姫「…」
130:
夜中
真姫「これでいいんでしょ?穂乃果ったらあっさり信じたわよ、こっちが拍子抜けするほどにね、いくら穂乃果をウチに呼ぶためだからって、嘘をつくのは心が痛いけど」
真姫ママ「うふふ、ありがとう真姫ちゃん、穂乃果ちゃんにママって呼ばれるなんて幸せね?」
真姫「約束通り、今度穂乃果がウチに泊まりに来るときは、私が穂乃果と一緒に寝るからね?」
真姫ママ「わかってるわ、でもその次に穂乃果ちゃんと一緒に寝るのはママよ?」
137:
一ヶ月後
職員「ふむふむ、娘さんがこの頃帰るのが遅い、または帰らない日が続くと?」
ほのママ「はい…」
職員「しかも化粧をし始めて、高価なアクセサリーや洋服やバッグなどを多数所持するようになったと…」
ほのママ「はい、あの子に限って、援助交際なんてことは無いと信じていますが…」
職員「他に何か変わった点は?」
ほのママ「一度、娘を外泊のことで叱ったことがあったんですが、その時にあの子は、あの人達には私が必要なの!って怒ったんです…」
職員「はっきりとは言えませんが、娘さんは悪い男に騙されている可能性もあります、そして、どこか如何わしいお店で働くことを強要されている可能性も…」
138:
真姫ちゃんハウス
真姫ママ「ほらほら穂乃果ちゃん、新しいバッグを買ってきたわよ?それにこのスカートも穂乃果ちゃんに似合うと思ったから買っちゃったわ?」
真姫「見て穂乃果、新しいファウンデーションよ、後で私がつけてあげるわ」
穂乃果「わーい♪真姫ちゃんもママもだーいすき!」
真姫ママ「///」
真姫「///」
真姫パパ「あ、あの…今日の夕食は?」
真姫ママ「勝手に済ませてください」ギロリ
真姫パパ「はい…」
140:
放課後の練習に
にこ「どうしてこの頃練習を体育館でやるようになったのかしら?まあ、陽が当たらないし、雨も気にしなくてもいいから楽だけど」
絵里「なんでも、真姫がμ'sのラブライブでの活躍を盾に、理事長に直接交渉したそうよ」
希「真姫ちゃんて意外と行動派やったんやなぁ?」
凛「でも、真姫ちゃんはどうして体育館を練習場に選んだのかにゃ?」
花陽「多分、にこちゃんが言ったみたいに陽射しに当たらずに、雨も気にしなくていいからじゃないかな?」
海未「そうですね、しかし、もっと具体的に言えば…」
真姫「穂乃果、ちゃんと日焼け止めクリームは塗った?それと練習前はちゃんと水分補給しなくちゃダメよ、私が飲ませてあげるからそこに座りなさい」
ことり「穂乃果ちゃんを、紫外線や雨風から守るためだと思うな…」
141:
西木野総合病院にて
真姫パパ「このままではマズイ…(主に自分の栄養バランスが)」
真姫パパ「しかし、妻と真姫は穂乃果ちゃんにベッタリだ、引き剥がすのは永久磁石並みに難しいだろう、どうすれば…」
カタカタ ターン!
真姫パパ「ん?こ、これは…これだ!ここに依頼すればなんとかしてくれるかも知れない」
その夜
真姫「はい、穂乃果、あーん?」
穂乃果「あーん?」パクッ
真姫「食べ物を食べている穂乃果って本当に可愛いわ…」ウットリ
真姫ママ「穂乃果ちゃん、先日話した養子縁組の件だけど、考えてくれたかしら?うちの養子になってくれれば、一生働かずに好きなことをして好きな物を食べて暮らせるわよ?」
穂乃果「うーん、どうしようかなぁ?悩むなぁ?」
真姫パパ(も、もう少しの辛抱だ…)
144:
就寝前の真姫パパの部屋にて
真姫パパ「…」
???「西木野さんだね?」
真姫パパ「はっ!?き、君は、まさか依頼したブリリアントウィングか?いつの間に私の部屋に?」
ブリリアントウィング(BW)「そっちが入ってくる15分前からいるわ、私を呼んだ用件を聞きましょう….」
真姫パパ「じ、実は…というわけなんだ、なんとか事を荒立てぬように、高坂穂乃果ちゃんと娘と妻を引き離して欲しい…」
BW「つまり、怪我人や死者を出さなければ、やり方はこちらに任せるということね?」
真姫パパ「あ、ああ…やり方はそちらにお任せする、報酬はそちらの指定通り1万5000円を用意した、引き受けてもらえないだろうか?」
BW「…スイス銀行(ゆうちょ銀行)に入金が確認出来次第、仕事に取り掛かるわ…」ガチャ
真姫パパ「…頼んだぞ、BW」
153:
1週間後
真姫ママ「さあ穂乃果ちゃん、ここにサインすればあなたは晴れて我が家の一員よ?」
真姫「やっぱり私の方が年下だから穂乃果のことをお姉ちゃんって呼ばなきゃダメよね、よろしくねお姉ちゃん?」
BW「待ちなさい!」バァーン!
真姫ママ「!?」
真姫「だ、誰よ!?」
BW「高坂さんを骨抜きにして、冷静な判断ができない状態で養子縁組の判を押させるなんて、そんなことはさせないわ」
真姫ママ「な、何を言うんですか?穂乃果ちゃんは同意した上で判を押すんですよ、それを…」
真姫「そうよ!あなたこそ一体何なのよ?」
154:
BW「私は、あなた達と勝負をしに来たのよ」
真姫「勝負?」
BW「ええ、料理勝負よ、あなた達が勝てば養子縁組でも何でも好きにすればいいわ、その代わり私が勝ったら養子縁組の話は白紙にしてもらうわ」
真姫ママ「なるほど、でも勝負と言っても何をするのかしら?」
BW「簡単よ、お互いに料理を作って高坂さんにどちらが美味しいか判定してもらうだけ」
真姫ママ「面白そうね、いいわよ、その勝負受けるわ、でも、あなたが負けた時のペナルティはどうするのかしら?」
BW「そうね、その時は無償でこの家の使用人として働くわ、それも一生ね」
真姫「ふん、身の程知らずね」
BW「決まりね、勝負は1週間後ここで、材料は各自で用意すること、以上よ、それじゃ1週間後にまた」ガチャン
真姫ママ(ふふふ、1週間後あれば世界各国から極上の素材が取り寄せられるわ、覚悟しなさい小娘…)
155:
1週間後
真姫ママ「あら、約束通り来たのね?てっきり泣いて詫びを入れに来たと思ったわ」
真姫「パパとママにお別れは行ってきたの?もう2度と会えなくなるかもしれないのよ?」
BW「心配してくれてありがとう、でもこの勝負に私が負けることはあり得ないわ」
真姫ママ「ふふふ、さあこちらの準備は既に出来てるわ、何時でもいいわよ?」
BW「こっちも準備は出来てるわ、では始めましょう」
真姫パパ(妻と真姫が用意した食材は世界三大珍味はもちろん、フカヒレ、松坂牛、アワビに無農薬で栽培した野菜各種、これ以上はない程の素材を揃えいている…)
BW「…」トントントン
真姫パパ(対してBWの方は、海苔と卵と野菜と…あんな材料で勝てるのだろうか?)
1時間後
真姫ママ「さあ出来たわよ、私たちの方が先に料理を作ったのだからこちらの料理を先に食べてもらうわよ?」
BW「ええ、構わないわよ」
真姫「さあ穂乃果、あなたの好きなものばかりよ、たくさん食べてね」
穂乃果「いただきまーす!」モグモグムシャムシャ
156:
穂乃果「このフォアグラソテートリュフ添えすっごく美味しい!アワビとフカヒレの煮込みもローストビーフも最高だよ??」
真姫ママ(ふふふ、先にこちらの料理でお腹いっぱいにしてしまえば、あの小娘の料理を食べられなくなるわ、もうこちらの勝ちは決まったわね…)
真姫「ねえ、穂乃果はもうお腹いっぱいみたいだし、これ以上は続ける意味は無いんじゃない?」
BW「それはどうかしらね?さあ高坂さん、次はこっちの番よ、食べてちょうだい」コトッ
穂乃果「あ、はい…(もうお腹いっぱいだし、あんな高級料理を食べた後で安っぽい料理なんて食べたくないなぁ)」
穂乃果「これは、おにぎりとお味噌汁?」
真姫ママ「あらあら、ふふふ、可哀想に、まともな材料が手に入らなかったからってこんなみすぼらしい料理を出さなくても…」
真姫「馬鹿にしてるわ、私たちは丹精込めた料理を作ったのに!穂乃果、こんな物食べなくてもいいのよ?」
穂乃果「え、えっと、じゃあまず一口」パクっ
穂乃果「え?こ、これは…」
158:
ほのママ「穂乃果?いくら試験が近いからってあんまり無理しちゃダメよ?」
穂乃果「うん…だ、大丈夫だよ、もっと勉強しないと海未ちゃんとことりちゃんと同じ学校に行けないし…」うつらうつら
ほのママ「ほらほら、夜食作ってきたから、一休みしなさい」
穂乃果「うん、ありがとうお母さん」パクっ
ほのママ「あんたはやればできる子なんだから大丈夫よ、お母さんが保証するわ」
穂乃果「えへへ、お母さんのおにぎりとお味噌汁は美味しいなぁ」モグモグ
160:
穂乃果「お母さんの味だ…このおにぎりとお味噌汁、お母さんの…」ポロポロ
BW「はい、お茶が入ったわよ」スッ
穂乃果「あ、ありがとうございます、ズズズ…こ、このお茶!?」
雪穂「お姉ちゃん大丈夫?忘れ物無い?」
穂乃果「うん!大丈夫!受験票も筆記用具も持ったし」
雪穂「そう言って肝心な物を忘れたりするからなぁ、お姉ちゃんは…はい、お茶」
穂乃果「あ、ありがとう?雪穂のお茶は美味しいなぁ?」ズズズ
雪穂「頑張ってね、お姉ちゃんなら絶対に大丈夫だよ」
161:
穂乃果「懐かしい…雪穂のお茶だ、この味…雪穂」ポロポロ
真姫ママ「ほ、穂乃果?」
BW「最後にもういっぴん食べてもらいたい物があるのよ、これ」スッ
穂乃果「こ、これはロールケーキ?も、もしかして…」パクっ
真姫「なにこのロールケーキ?随分形が悪いわね」
穂乃果「お、お父さんが作ってくれたロールケーキだ…」
BW「あなたが子供の頃、和菓子や餡子に飽きはじめていたあなたが初めてそのことを口に出した時、あなたのお父さんは随分ショックを受けたそうね?」
穂乃果「はい…私が和菓子は飽きたからケーキが食べたいって言ったら、お父さん悲しそうな顔をしていました、そしたらお父さんは…」
BW「慣れないながらも必死でケーキを作ってくれたのよね?出来上がったものはとてもケーキ屋さんで売っているものとはかけ離れていた、それでもあなたと雪穂さんは喜んで食べてくれた…」
穂乃果「はい、お父さんが、私たちのために作ってくれたんです…」ポロポロ
164:
穂乃果「何をやっていたんだろう私は…私にはこんなにも私を愛してくれている人たちがいたのに…」
真姫ママ「ほ、穂乃果ちゃん?それでも、美味しかったのは私たちの料理よね?」
穂乃果「ごめんなさいママ、いえ、真姫ちゃんのお母さん…私はあなたの養子になれません…」
真姫ママ「こんな醜い料理なんて!私たちならもっと豪華で美味しい物を食べさせてあげられるのよ?」
BW「西木野さん、今のあなたが一番醜いわよ?」
真姫ママ「あ…」
真姫「ママ、この勝負は私たちの負けよ…素直に認めましょう」
真姫ママ「真姫…私は、私は間違っていたのね、本当のことを見失っていたのは穂乃果ちゃんではなくて私たちの方だったのね…」
真姫パパ「お前だけじゃないさ、私たちはみんな大切なことを見失っていたんだ…」
真姫ママ「あなた…」
真姫パパ「私たちはやり直そう、今日この日から…」
真姫「パパ…」
166:
BW「では約束通り高坂さんは連れて帰るわね」
穂乃果「あ、ちょっと待ってください…」
真姫ママ「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「あの、私…時々また遊びに来てもいいですか?」
真姫ママ「ほ、穂乃果ちゃん…もちろんよ、ここはあなたの第二の家なのだから、いつでもいらっしゃい」ギュッ
穂乃果「ありがとう、ママ…」
BW(これで依頼は完遂したわ)
真姫パパ(ありがとう、BW…)
168:
帰り道
穂乃果「あ、あの、ありがとうございました!あなたのおかげで私…」
BW「いいのよ、こっちも仕事だからね、それより、今日はちゃんと真っ直ぐ帰りなさい?」
穂乃果「はい、でも、どんな顔をして帰ればいいんでしょうか…」
BW「何言ってるのよ、あなたの家族でしょ?あなたの思うままに接すればいいじゃないの、そんなに悩むことじゃないわ、まあ多少怒られることは覚悟なさい」
穂乃果「…何でもお見通しなんですね」
BW「どうかしらね、少なくともあなたのことは知ってるわよ」
穂乃果「え?あ、あれ?いない…いつの間に?」
171:
そしてその後、穂乃果は無事に実家に戻り
今までと変わらぬ生活を送っている
穂乃果(はぁ…真姫ちゃんの家のご飯は美味しかったなぁ)
しかし、この騒動はこれで解決したわけではなかった…
ことり「…」パクパク
海未「…」モグモグ
穂乃果「…」ジーッ
ことり「ほ、穂乃果ちゃん、よかったら…」
海未「駄目です!」
穂乃果「ううう…」
海未「穂乃果、今自分が何キロあるか分かっていますよね?」
穂乃果「56キロ…」
海未「ラブライブ本番までに、あと10キロ痩せてもらいますからね?もし出来なかった場合は…」
穂乃果「で、出来なかった場合は?」
海未「μ'sが8人になるだけです」
穂乃果「海未ちゃんの鬼!」
海未「散々真姫の家で豪華な食事ばかり食べていたあなたが悪いんでしょう!」
穂乃果「ぐすん…食べさせられてただけなのに」
終わり
172:
乙!
二つの作品をくっつけたみたいだったけど安定して面白かった!
またなんか書いてくれ!
174:

175:

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