海未「好きってなんでしょうか…」back

海未「好きってなんでしょうか…」


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穂乃果「え?」
ふと呟いたそんな言葉に目を丸くしたまま固まった穂乃果とことり
海未「い、いえ!ちょっと考え事をしてたものですから…」
穂乃果「なんだー、急に変なこと言うからびっくりしたよもう」
目の前にあったおまんじゅうをほお張る穂乃果の口元をことりがそっと拭きながら
心配そうな顔をこちらを向けた
ことり「でも海未ちゃんが考え事なんてどうしたの?」
海未「本当にちょっとしたことですから…」
ことり「そっか」
上手くはぐらかしたつもりだったのにことりは全てを知っているかのように優しく微笑んだ
海未「…っ!」
手元にあった携帯が震え思わずびくっと体が強張った
画面を見ると考え事の原因でもある彼女の名前
海未「す、すいません。ちょっと」
携帯を持ち慌てて穂乃果の部屋を出るとそっと携帯を耳にあてた
3:
海未「もしもし…。はい。はい。あ、今穂乃果の家で…。あ、いえもうすぐ帰るので駅で…」
話を終え電話を切ると高鳴る鼓動を抑えるように深くため息をついた
穂乃果「おかえりー」
海未「すいません、用事が出来たのでもう帰ります」
ことり「じゃあことりも一緒に帰る」
穂乃果「えー!もうちょっといればいいのに」
ことり「もうすぐお夕飯だからそろそろ帰らないと…」
穂乃果「ぶー」
ことり「ごめんね」
穂乃果は頬を膨らませながら机にそのまま突っ伏した
穂乃果のお母さんに軽く挨拶を済ませ外に出るとことりがふいに「ふふっ」と笑った
海未「どうしたんですか?」
ことり「ううん。さっきの電話、絵里ちゃんからでしょ?」
海未「なっ…!」
やっぱりことりには全て見透かされていたんですか…
そう思ったらさっきの自分の言動がすごく恥ずかしく思えて赤くなるのを隠すように顔を背けた
海未「穂乃果もそのこと…」
ことり「たぶん知らないと思うよ。でも例え知ってても穂乃果ちゃんならきっと祝福してくれるんじゃないかな?」
海未「確かにそんな気がします…」
脳内で穂乃果が嬉しそうな笑顔を浮かべてるが想像出来小さなため息と共に少し肩の力が降りた気がした
ことり「でもさっきの考え事はそんなことじゃないんでしょ?」
海未「え、ええ…」
絵里達3年生が卒業して数ヶ月が経ち連絡は取っていても会える時間は格段に減っていた
今日こうして誘われたのも何週間ぶりなんだろうか…
前だったら気にしない会えない時間も会えない日が長くなるにつれて不安だけが募っていった
ことり「海未ちゃん?」
海未「…え?あ、すいません。また考え事を…」
ことり「ううん。ことりに出来ることがあればいつでも言ってね」
海未「ことり…。ありがとうございます」
7:
途中でことりと別れ駅に向かうと駅前の人ごみの中に目立つ髪色の彼女を見つけ小走りで駆け寄った
海未「すいません!遅くなりました!」
絵里「ううん。私も今来たところだったから」
久しぶりにみた絵里は以前よりずっと綺麗さが増したように見える
ちくんと胸が少し痛み思わず自分の服の胸元をぎゅっと掴んだ
絵里「海未?」
海未「え?」
絵里「どうしたの?具合悪い?」
海未「い、いえ!大丈夫です!」
絵里「そう?じゃあ行こうか」
いつものように絵里の車に乗り込み家へ向かう
絵里「運転、少しはマシになったでしょ?」
海未「はい。まだどきどきしますけど…」
絵里「ふふっ、大丈夫よ。安全運転は心がけてるんだから」
卒業してすぐに絵里は車の免許を取り一人暮らしも始めてそんな姿が一つしか変わらないはずなのに
すごく大人に見えて、置いていかれてるようなが気がして、寂しく思えた
8:
絵里「どうぞ」
海未「おじゃまします」
久しぶりに入った絵里の部屋は以前と変わらず綺麗に整頓されていて
必要最低限な家具しかないシンプルなままだった
絵里「お茶入れるから座ってて」
海未「はい」
鞄を床に置き皺にならないようブレザーを脱ぎソファーに腰をかけた
目の前のテーブルには大学のものなのかレポート用紙数枚が置かれていた
絵里「ごめん、汚いでしょ。もうレポートが多くて多くて…」
絵里はため息まじりな笑みを浮かべお茶の入ったコップをテーブルの上に置くと私の横に座った
久しぶりに感じる絵里の体温と匂いに鼓動が早くなっていくを感じる
気持ちを落ち着かせようとコップのお茶を一口飲む
チラっと横に視線を向けるとテーブルの上にあったレポートを整頓していた絵里とふと目が合った
絵里「ん?」
海未「い、いえ…」
絵里「そうだ。お腹空いてない?ご飯食べて行くでしょ?」
海未「あ、はい。それじゃあ…」
絵里「ちょっと待ってて。何か作ってくるわね」
海未「あ!私も何も手伝います!」
絵里「いいから。海未は座ってて」
立ちあがろうとした体をソファーに押し戻される
しょうがなくキッチンに向かう絵里の背中を見送るとそっと家に連絡をいれておいた
9:
しばらくするとキッチンから何かを切ってる包丁の音が聞こえ
やっぱり何か手伝えることないでしょうか…
そう思いキッチンのほうへと向かった
海未「絵里」
絵里「んー?」
背中越しにそう呼ぶと切っていた手を止めエプロン姿の絵里がこちらへ振り返った
海未「やっぱり何か手伝います」
絵里「じゃあそこのテーブルでこれ混ぜてもらえる?」
海未「はい!」
何度か絵里から仕事を振ってもらい二人で料理を完成させていく
絵里「なんかこうして海未と料理するのも久しぶりね」
海未「そうですね。会うのも久しぶりでしたから…」
絵里「そうね…、ごめんなさい、忙しいを理由にして時間作ってあげらなくて…」
海未「いいんですよ。絵里は大学生ですし私も3年生になって進路とか色々あります。だからしょうがないです…」
絵里「しょうがない…か」
その言葉に切なそうな笑みを浮かべた絵里はまたいい匂いを漂わせてる鍋のほうへと視線を向けた
絵里「我慢…してない?」
海未「え?」
絵里「いつも海未には無理言って私の都合に合わせて貰っちゃって海未ならもっと普通の恋愛できたんじゃないかなって考えたりもして…」
海未「どうして…」
絵里「ん?」
海未「どうしてそういうこと言うんですか!」
絵里「きゃっ、ちょ、海未!?」
思わず絵里の背中に抱きついた私にびっくりした声をあげた絵里は慌てて鍋の火を止めた
10:

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