睦月「提督って本当にいるのかな……」吹雪「え?」back

睦月「提督って本当にいるのかな……」吹雪「え?」


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1:
吹雪「本当にいるのかなって、どういうこと?」
睦月「本当にこの鎮守府にいるのかなぁって」
吹雪「え? いるでしょ? だって、今日も司令官からの伝令を聞いたよ?」
睦月「伝令でしょ……? 実際に会ってお話を聞いたわけじゃないよ」
吹雪「たしかに、長門秘書艦から聞いただけ、だけど……」
睦月「……実は、提督は実在しないんじゃ……」
吹雪「まさか! そんな!」
夕立「有り得ないっぽいー」
吹雪「そうだよ。だって私、ここへ来た日に司令官と直接会ってるもん」
睦月「吹雪ちゃんが会った提督は、ちゃんと提督だった?」
吹雪「う、うん」
睦月「顔は? しっかり見たの?」
吹雪「え? 顔? えっと……うーん……提督室で会った時は陽の逆光で眩しかったし……」
吹雪「岬で会った時も夕方で、帽子を目深にかぶってたしなぁ……」
吹雪「い、言われてみれば、司令官の顔をよく見たことはないかも……」
7:
吹雪「ふたりは司令官の顔、知ってるの?」
夕立「もちろん」
睦月「前は帽子を浅くかぶってたし、帽子をしてないときもあったよね」
夕立「うん。そういえば……最近、外を出歩いてるの見かけなくなったっぽい?」
睦月「吹雪ちゃんが来るちょっと前くらいからだよ!」
吹雪「えっ、そうなの?」
夕立「フレンドリーでよく外をうろちょろしながら艦娘たちにちょっかい出してたっぽい」
睦月「なのに、最近は提督室に引きこもって……長門秘書艦を通してじゃないとお話も聞けなくなっちゃった」
吹雪「へぇー……」
夕立「重要な作戦が近づいててピリピリしてるからっぽい?」
睦月「そうなのかな」
吹雪「ふーん……ちょっと気になるね」
吹雪(……調べてみようかなぁ)
9:
金剛「聞きたいこと? イエー! 何でも聞くネー!」
吹雪「金剛さんは、その、司令官の部屋に潜りこんだりしてるとか」
金剛「オーウ! ブッキー、よく知ってるネー」
金剛「テイトクは何しても怒らないネー! 隠してあるスイーツ全部食べちゃってもダイジョーブ!」
金剛「ノープロブレム! 提督は優しいデース! どんなに忙しくても構ってくれマース!」
吹雪「えっと、最近の司令官のこと、どう思いますか?」
金剛「ホワッツ? 何でそんなこと聞くデスカー?」
吹雪「その……まだ着任して日が浅いので、司令官のことをよく知っておこうかなと」
金剛「ベリーグー! いい心がけネー!」
吹雪「あ、ありがとうございます」
金剛「最近のテートクー……テートクゥー? ふーむ、デース…………よく分からないネー」
吹雪「えっ、どうしてですか?」
金剛「テートクー、近頃は部屋へ行ってもいつもいないし、なかなか会えないデース」
吹雪「そう……ですか」
13:
赤城「提督の様子? ……そう言えば、最近見かけなくなったような」
加賀「以前は弓道場までよく足を運んでいました」
吹雪「そうなんですか? 何をしに?」
赤城「指導、というか……」
加賀「鍛錬の邪魔をしにきていました」
吹雪「じゃ、邪魔……」
赤城「とても明るい方です。わたしたち艦娘のことを気にかけ、目を配って」
赤城「わたしたちとの交流を何よりも大切にしているようです」
加賀「ですが、最近は来なくなりましたね」
赤城「ええ」
吹雪「いつごろから?」
赤城「えーっと……たしか、ちょうど吹雪さんが転属してきた頃からです」
吹雪「ほぉ……」
17:
吹雪「あの、長門秘書艦」
長門「なんだ」
吹雪「司令官のことで質問が」
長門「い、今は忙しい……後にしてくれ」
吹雪「あ、それなら、司令官にお会いしたいのですが」
長門「上申したいことがあるなら陸奥に伝えろ」
吹雪「いえ、直接お会いしたいと思いまして」
長門「……だ、駄目だ」
吹雪「何でですか? 出かけてるとか?」
長門「そういうわけではないが……」
陸奥「提督は今、ご多忙なの」
長門「そ、そうだ。秘書艦である私以外は、提督室への立ち入りを禁ずるとのことだ」
吹雪「そうですか……」
18:
睦月「どうだった? 吹雪ちゃん」
吹雪「おかしいね」
夕立「どんなふうに?」
吹雪「金剛さんや赤城さんから聞いた司令官の人柄と、最近の振る舞いは一致しないよ」
吹雪「艦娘たちとの交流を重要視してるらしいのに、ろくに会わないなんて」
吹雪「実際に、こうして睦月ちゃんが不信感を抱いちゃったわけだし……」
睦月「どうしちゃったのかな」
夕立「長門秘書艦に聞いてみたらいいっぽい」
吹雪「聞いたけど、はぐらかされちゃった」
睦月「はぐらかされちゃったって……?」
夕立「長門秘書艦が何かを隠してるような言い方っぽい?」
吹雪「うん。陸奥さんはいつも通りだったけど、長門秘書艦は焦ってるみたいだった」
吹雪「きっと何かを隠してるんだよ……」
19:
吹雪「今日の夜、提督室と……あと、司令官の自室を調べてみる」
睦月「ええっ!?」
夕立「ぽいぃ!?」
吹雪「何か秘密があると思うから、確認してみたい」
夕立「そ、それって侵入っぽい?」
睦月「お、怒られちゃうよ!?」
吹雪「大丈夫大丈夫。金剛さんが司令官は何されても怒らないって言ってたから」
23:
?提督室?
ガチャ
コソコソ
吹雪「……失礼しまーす」
シーン
吹雪(誰もいない……か)
ガララッ
吹雪(えーっと、机の中は……海図が何枚か入ってる……)
パサッ
吹雪「……あれ?」
吹雪(変だな。前々回までの作戦内容は書かれてるのに……前回の作戦内容は書かれてない)
吹雪「……」チラッ
吹雪(窓のカーテンは二重か……外側がレースのカーテン……たしか、あの時は開いてたような)
吹雪(どうして遮光のためのカーテンを日差しの強い日中に開いてたんだろう……)
25:
?提督の自室?
ガチャ
吹雪「失礼しまーす……いませんかー……?」
シーン
吹雪(……いない。やっぱりおかしいよ。提督室にもいなかったのに)
ガラッ
吹雪(……クローゼットの中を見てみよう)
ゴソゴソ
吹雪(……これは司令官の軍服……ん? 胸元のボタンがとれかかってる……直せばいいのに)
吹雪(こっちのタンスは私服がはいってるのかな……)
吹雪(埃がたまってる……しばらく開閉してないのかもしれない……)
吹雪「……あれ、これは……?」
吹雪(包帯? どうして包帯なんか……)
吹雪「!!!」テコリン https://youtu.be/Qy4bP0s5KTE
吹雪「そうか……もしかして!」
27:
?翌日?
瑞鶴「急に集まれって言われたけど……」
那珂「何で集められたのかなー?」
電「あ、長門秘書艦もきたのですー」
長門「吹雪。これはどういうことだ」
吹雪「主役のご登場ですね」
長門「主役……だと?」
睦月「吹雪ちゃん、全員集まったよ」
吹雪「えー、今日みなさんに集まってもらったのは他でもありません」
吹雪「私が、ある重大な秘密を暴いたためですー」
金剛「ワオ! トップシークレットデスカー?」
暁「秘密って誰の?」
吹雪「んふふー、えー、もちろん、提督のことですー」
ザワッ
28:
吹雪「えー、まずはこの海図をごらんいただきましょう。夕立ちゃん」
夕立「ぽいー!」
バサッ
吹雪「はい、これはー、提督室の机の中にあった海図ですー」
吹雪「おそらく、司令官はこの海図に作戦内容を書き込み、思案を巡らせていたのでしょう」
長門「お、おい! 提督室に勝手に入ったのか!?」
吹雪「えー、今はそれは置いておきましょう。さて、この海図ですがー」
吹雪「枚数はいくつかありますー。全てにナンバリングがされており、大規模なものから小規模なものまで」
吹雪「全ての作戦の記録が綺麗に残されていますー。作戦決行日から記録付けの日にちまで! ですがぁー」
神通「あら……? 前回の強襲作戦が……」
吹雪「お気づきになったようですね。そう、先日行われた作戦の記録が書かれていない!」
ザワッ
吹雪「えー、おかしいですねぇ。どうして、提督は先日の作戦内容を海図に記録していないのか……」
吹雪「えー、私、ある仮説を立てました。というのも、それはぁー」
吹雪「司令官は記録をしなかったのではなく、記録をすることができなかったぁー……」
32:
長門「何が言いたい……」
吹雪「えー……長門秘書艦。先日の作戦、えー、私が初めて参加した作戦でもありますがぁ」
吹雪「あの作戦の立案は……長門秘書艦、あなただったのではありませんかぁ?」
ザワザワッ
「そうなのー?」「まさか」「提督の作戦じゃなかったの……?」
長門「そんなわけがないだろう」
吹雪「違うとおっしゃるー。はい。ではその根拠を聞かせていただきましょー」
吹雪「えー、司令官が何故、前回の作戦のみ記録に残さなかったのか!」
長門「き、気が変わったのだろう」
吹雪「本当ですかぁ? 今までは残していたのにー?」
陸奥「海図が紛失したのではないかしら。あなたが隠した可能性もあるわ」
吹雪「んふふー、なるほどー。その可能性もありますー」
吹雪「ですが、私の考えは違いますー。私の考えは、えー、司令官は、この鎮守府にはいない」
ガヤガヤ
「そんな!」「ワット!?」「どういうことー!?」
35:
吹雪「えー、睦月ちゃんや夕立ちゃんに聞いたところ、司令官は最近姿を見せなくなったそうですー」
吹雪「それは赤城さんや金剛さんも同じでした。さらに、いいですか? さらにー」
吹雪「司令官は艦娘たちとの交流を頻繁に行っていたと口々に言っていました」
吹雪「妙じゃありませんかぁ? 何故、司令官は艦娘たちの前に姿を現さなくなったのでしょう」
金剛「たしかに! 全然会えないデース! サッド!」
吹雪「司令官に直接会っているのは、長門秘書艦、あなただけですー」
長門「それは……違う……」
吹雪「それは違うー? 何故ですかぁー?」
長門「吹雪、お前も会っているはずだ。着任したその日に提督室で向かい合っている。そうだろう」
吹雪「んふふー。えー、古典的なトリックです。夕立ちゃん」
夕立「ぽいー!」
バッ
「あれは……」「軍服なのですー」「提督の?」
長門「……!」
吹雪「えー。この軍服はぁ、司令官の自室のクローゼットの中にあったものですー」
37:
吹雪「えー、さらにー、はい、これが提督の帽子ですねー。はい、夕立ちゃんこれも持ってー」
夕立「ぽいー」
吹雪「犯人は、この服を着て、司令官に変装していたわけですー」
ザワッ
「へ、変装!?」「そんな馬鹿な!」「ありえないわ!」
暁「変装なんてしても、その人が司令かそうじゃないかなんて、簡単にわかるはずよ!」
吹雪「そうでしょうかー。私は司令官と初めてお会いしたわけですよー?」
吹雪「その時に変装した別の誰かに入れ替わってたとしても、気づくことはできない!」
吹雪「なにせー、んふふー、本物を知らないわけですからー」
吹雪「オマケに、その別の誰かは帽子を目深にかぶり、提督室では逆光の中にいましたぁ」
赤城「逆光……?」
吹雪「そうですー。えー、赤城先輩。提督室の窓は、日中になると強い陽が差し込みますー」
38:
吹雪「えー、私が提督室へ着任の挨拶へ行った当時、偽司令官の背後の窓から強い陽が差し込みー」
吹雪「窓に向かって立っていた私から見た偽司令官は、逆光で見えにくくなっていたわけですー」
吹雪「提督室の窓にかけられたカーテンは遮光のレースのものがありましたが、当時開かれていましたー」
吹雪「おそらく、陽の光を強くするため、開けておいたのでしょう。少しでも視界を不明瞭にするためですー」
吹雪「二度目にお会いした時も、夕暮れ時の視界が悪い時でしたー。えー、これは偶然でしょうか?」
長門「ぐ、偶然だろう」
吹雪「本当にー?」
長門「す、全て推測だ! 誰かが提督になりすましていたという根拠が無い!」
吹雪「根拠ならありますー」
長門「なに……!?」
吹雪「はい。まずはこれー、んふふー」
赤城「それは……」
加賀「包帯ですね」
吹雪「そのとおり、包帯ですー。えー、犯人はこの包帯を胸に巻き、サラシにつかったー」
39:
吹雪「さらに、司令官の軍服のひとつ。胸元のボタンが外れかかっていましたー」
吹雪「おそらく、包帯のサラシだけでは胸を抑えきれずー、ボタンに負荷がかかってしまったのでしょう」
那珂「ってことはー、犯人は巨乳ってことー!?」
吹雪「おそらくそうでしょう。さらに、いいですか? さらに! はい、これが決定的でしたー」
吹雪「司令官の帽子に……んふふー。ついていましたぁ、はい。これ……髪の毛ですー」
40:
吹雪「えー、私はお会いしたことがありませんが、睦月ちゃんの話によるとー」
睦月「て、提督は短髪でした!」
吹雪「はい、そうなんですー。司令官はベリーショートでしたー。ですが」
吹雪「この髪の毛はー……んふふー、ちょっと長いような気がしますー」
吹雪「さらに、提督は黒髪だったそうでー、睦月ちゃん間違いないよねー?」
睦月「うん!」
吹雪「はい。皆さんもご存知だと思いますー。ですが、これはー、どうやら茶髪ですー」
44:
吹雪「えー、私は最初、長門秘書艦が司令官になりすましていると思っていましたー」
吹雪「司令官の伝令を皆に伝えていたのは長門秘書艦なわけですからー」
吹雪「司令官の入れ替わりに関与しているのは間違いありません」
吹雪「ですが、えー。この髪の毛……長門秘書艦のものとはぁー、はい、一致しません」
吹雪「えー、先ほども言った通り、私は二度、司令官にお会いしてますー。二度目は岬でしたー」
吹雪「その時、司令官と対面した私はー、こう思いました」
吹雪「司令官は背がお高いのだなとぉ……はい、つまり」
吹雪「成人男性である司令官の軍服に合うだけの身長を持ち合わせた人物ー」
吹雪「さらに、司令官の秘書艦である長門さんと近しい人物ー」
吹雪「えー、そして茶髪で巨乳な人物ー……えー、んふふ?」
陸奥「……」
吹雪「そうですー。陸奥さん、あなたがー、えー、私が会った司令官の正体ですー」
46:
吹雪「えー、いかがでしょう」
長門「……うぅ」
陸奥「全て推測よ。その髪の毛が偶然、提督の帽子に紛れただけかもしれないわ」
陸奥「包帯だって、別の用途で使われたのかも。ボタンが外れかかってるのも偶然」
吹雪「えー、たしかに偶然で片づけられるかもしれません。ですが、偶然もこう重なるとー」
吹雪「えー……違うとおっしゃるのであれば、ここに司令官をお呼びしていただけませんでしょうかー?」
吹雪「司令官にお会いし、説明していただければ、私たちの疑心は晴れるわけですー」
陸奥「……それは、無理……。提督はお会いにならないわ」
吹雪「何故? 何故そうまで頑なに?」
長門「……」
陸奥「……」
吹雪「えー、お会いにならないのではなく、お会いになれないのでしょう」
吹雪「それは何故か! えー、そうです。この鎮守府に、司令官がいないからですー」 
ザワザワッ
「まさか……本当に……!」「そんな……!」「オーノー!」
50:
陸奥「そ、そんな馬鹿な話」
吹雪「無いと言われますかー? そうでしょうかー?」
吹雪「えー、提督室の机の中にはー、手帳や懐中時計が入ったままになっていましたー」
川内「あ、それって」
那珂「提督がいつも持ち歩いてた時計だよ!」
吹雪「はいー。仮に、仮にお出かけになっているのだとしたら、これらが残っているのはおかしい」
吹雪「さらに、長門秘書艦は司令官に出かける用事は無いと、そうおっしゃっていましたねー」
吹雪「ということは、ということは、この鎮守府内にいなくてはおかしいということですー」
吹雪「ですが、誰も姿を見ていないー。えー、これから皆さんで捜索しましょうかー?」
金剛「みんなで探すデース! テートクー!」
長門「……もういい。……その必要は無い……提督は……いない」
陸奥「長門……!」
長門「私が殺した」
ドヨッ
「え!?」「い、今、なんて……」「こ、殺した?」
52:
赤城「な、長門秘書艦……!」
大淀「ど、どうして……!」
陸奥「違うの! あれは、あれは事故で……!」
長門「いや、私に殺意に似た感情があったのは違い無いんだ……」
吹雪「えー、ご説明願いますかー?」
長門「あれは……吹雪、お前がこの鎮守府への着任が決まった日のことだ」
――――
提督「長門ー。実はさー、吹雪たんを呼ぶのには理由があってさー」
提督「吹雪たんとー……結婚する夢を見たんだよねー」
長門「夢……?」
提督「そ。吹雪たんがドレス着ててー、可愛かったなぁ」
長門「まさか……そ、それだけの理由で?」
提督「まあねー。神の啓示みたいなー? まあ、行く行くは秘書艦かなぁー」
長門「……!」
――――
56:
吹雪「えー……『結婚する夢を見たから』と、司令官はそうおっしゃったんですね?」
吹雪「んー、んふふー。まさかー、司令官がそんなことをー……」
ザワッ
「えっ……」「て、提督が……?」「oh……」
睦月「それだけの理由で……?」
夕立「ぽぃぃ……」
長門「動揺した……自分の耳を疑った……! 仲間たちが命がけで戦っているというのに……!」
長門「……なのに、提督は、そんな……ふざけた理由で……!」
吹雪「お察ししますー。えー、それで、貴方は司令官をー?」
長門「殺すつもりはなかった……。だが、その日の午後のことだ」
60:
――――
提督「長門ー。ウィリアム・テルって知ってる?」
長門「弓の名手の……?」
提督「そ。息子の頭の上に乗っけたリンゴを射抜いたってやつ」
提督「加賀にさー『やってー!』って頼んだのに断られちゃったからー、長門やってみてよ」
提督「ちょうど外だし、それにー……ぐふふ」
提督「吹雪たんとの結婚式でサプライズ披露できたらなー、なーんちゃって。テヘ」
長門「……」イラッ
提督「俺が頭にりんご乗っけるから、46cm三連装砲で撃ってみー? ほれ」
長門「了解」
提督「なーんて、冗談冗談……え?」
ドウンッ
――――
65:
長門「カッとなって……て、提督は……木端微塵に……!」
吹雪「リンゴには当たりましたかー?」
長門「当たった……!」
睦月「な、長門秘書艦……」
長門「とんでもないことをしでかしたのは分かっている……! だが……!」
長門「提督がいなくなったと知れたら、どれほどの混乱を招くか……!」
陸奥「長門は必死だったの……秘書艦として、一生懸命に……」
陸奥「吹雪さんのことも気にかけていたわ。落ち込んでいるようだから、励まさないとって」
吹雪「それで、岬にいた私に会いにきたのですねー? わざわざ二度目のリスクを冒してー」
吹雪「ありがとうございますー。貴方を司令官だと思い込んでいた私は、とても励まされましたー」
長門「陸奥は悪くない……。私を庇おうとして、やってくれたことだ」
陸奥「長門……」
長門「すまない。許してくれ」
シーン
6

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