【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?『絵馬の遺書』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?『絵馬の遺書』


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0:
ぼろ小屋の老婆
あれは僕が小学5年生のころ。
当時、悪がきで悪戯ばかりだった僕と、
友人のKは、しょっちゅう怒られてばかりでした。
夏休みのある日、こっぴどく叱られたKは、
僕に家出を持ちかけてきました。
そんな楽しそうなこと、
僕に異論があるはずもありません。
僕たちは、遠足用の大きなリュックに
お菓子やジュース、マンガ本など
ガキの考えうる大切なものを詰め込み、
夕食が終わってから、近所の公園で落ち合いました。
確か、午後8時ごろだったと思います。
とはいっても、そこは浅はかなガキんちょ。
行く当てもあろうはずがありません。
「どうする?」
話し合いの結果、畑の中の小屋に決まりました。
僕の住んでいるとこは、長野の片田舎なので、
集落から出ると、周りは田畑、野原が広がっています。
畑の中には、農作業の器具や、
藁束などが置かれた小屋が点在していました。
その中の、人の来なさそうなぼろ小屋に潜り込みました。
中には、使わなくなったような手押しの耕運機?があり、
後は、ベッドに良さそうな藁の山があるだけでした。
僕たちは、持ってきた電池式のランタンをつけ、
お菓子を食べたり、ジュースを飲んだり、
お互いの持ってきたマンガを読んだりと、
自由を満喫していました。
52:
どのくらい時間がたったでしょうか。
外で物音がしました。
僕とKは飛び上がり、
慌ててランタンの明かりを消しました。
探しに来た親か、小屋の持ち主かと思ったのです。
二人で藁の中にもぐりこむと、
息を潜めていました。
「ザリザリ・・・・ザリザリ・・・」
何か、妙な音がしました。
砂利の上を、何かを引きずるような音です。
「ザリザリ・・・ザリザリ・・・」
音は、小屋の周りをまわっているようでした。
「・・・なんだろ?」
「・・・様子、見てみるか?」
僕とKは、そおっと藁から出ると、
ガラス窓の近くに寄ってみました。
「・・・・・!!」
そこには、一人の老婆がいました。
腰が曲がって、骨と皮だけのように痩せています。
髪の毛は、白髪の長い髪をぼさぼさに伸ばしていました。
「・・・なんだよ、あれ!・・・」
Kが小声で僕に聞きましたが、僕だってわかりません。
老婆は何か袋のようなものを引きずっていました。
大きな麻袋のような感じで、
口がしばってあり、長い紐の先を老婆が持っていました。
さっきからの音は、これを引きずる音のようでした。
「・・・やばいよ、あれ。山姥ってやつじゃねえの?」
僕らは恐ろしくなり、ゆっくり窓から離れようとしました。
53:
ガシャーーーン!!
その時、Kの馬鹿が立てかけてあった鍬だか鋤を倒しました。
僕は慌てて窓から外を覗くと、老婆がすごい勢いで
こちらに向かって来ます!
僕はKを引っ張って藁の山に飛び込みました。
バタン!!
僕らが藁に飛び込むのと、
老婆が入り口のドアを開けるのと、
ほとんど同時でした。
僕らは、口に手を当てて、
悲鳴を上げるのをこらえました。
「だあれえぞ・・・いるのかええ・・・」
老婆はしゃがれた声でいいました。
妙に光る目を細くし、
小屋の中を見回しています。
「・・・何もせんからあ、出ておいでえ・・・」
僕は、藁の隙間から、老婆の行動を凝視していました。
僕は、老婆の引きずる麻袋に目を止めました。
何か、もぞもぞ動いています。
と、中からズボっと何かが飛び出ました。
(・・・・・!)
僕は目を疑いました。
それは、どうみても人間の手でした。
それも、子どものようです。
55:
「おとなしくはいっとれ!」
老婆はそれに気付くと、
足で袋を蹴り上げ、
手を掴んで袋の中に突っ込みました。
それを見た僕たちは、もう生きた心地がしませんでした。
「ここかあ・・・」
老婆は立てかけてあった、フォークの大きいような農具を手に、
僕たちの隠れている藁山に寄ってきました。
そして、それをザクッザクッ!と山に突き立て始めたのです。
僕らは、半泣きになりながら、
フォークから身を避けていました。
大きな藁の山でなければ、今ごろ串刺しです。
藁が崩れる動きに合わせ、
僕とKは一番奥の壁際まで潜っていきました。
さすがにここまではフォークは届きません。
どのくらい、耐えたでしょうか・・・。
「ん?、気のせいかあ・・・」
老婆は、フォークを投げ捨てると、
また麻袋を担ぎ、小屋から出て行きました。
「ザリザリ・・・・ザリザリ・・・・」
音が遠ざかっていきました。
僕とKは、音がしなくなってからも、
しばらく藁の中で動けませんでした。
「・・・行った・・・かな?」
Kが、ようやく話し掛けてきました。
「多分・・・」
しかし、まだ藁から出る気にはなれずに、
そこでボーっとしていました。
57:
ふと気が付くと、背中の壁から空気が入ってきます。
(だから息苦しくなかったのか・・・)
僕は壁に5センチほどの穴が開いてるのを発見しました。
外の様子を伺おうと、顔を近づけた瞬間。
「うまそうな・・・子だああ・・・・!!」
老婆の声とともに、
しわくちゃの手が突っ込まれました!!
僕は顔をがっしりと掴まれ、穴の方に引っ張られました。
「うわああ!!!」
あまりの血生臭さと恐怖に、
僕は気を失ってしまいました。
気が付くと、そこは近所の消防団の詰め所でした。
僕とKは、例の小屋で気を失っているのを
親からの要請で出動した地元の消防団によって
発見されたそうです。
こっぴどく怒られながらも、
僕とKは安心して泣いてしまいました。
昨晩の出来事を両方の親に話すと、
夢だといってまた叱られましたが、
そんなわけがありません。
だって、僕の顔にはいまだに、
老婆の指の跡が痣のようにくっきり残っているのですから。
62:
>>57
(´・ω・`)怖かった
149:
日本人形と夢の女
私が高校入学したばかりの頃の話です。
父の地元、祖父の住むそばに引っ越すことになりました。
同じ県内ですがそこは県の端っこで遠くです。
高校は町の高校だったので、遠くなるのはいやでしたが、受験する前から決まってた
ことだし、友達もいない高校に行くくらいなら電車で通うほうがましでした。
私達は祖父が昔は人に貸していたという家に引っ越しました。
祖父は畑仕事をしながら1人で暮らしていました。
祖父は厳しい感じの人で、私はあまり近寄りませんでした。それまで
疎遠だったし、息子である父も小学校から従兄の家で育ったせいか祖父に
よそよそしいところがあったせいもあると思います。でも近くですぐ会える
ようになったからか、私を喜ばせようとこけしや鏡と櫛のセットなんかを
持ってきてくれました。
150:
ある日、日本人形を祖父が持ってきました。私は人形が苦手なので、箱に入れて
部屋の押入れの奥にしまいこみました。2、3日経ってから変なことが起き始めました。
必ず明け方に目が覚め、またすぐ眠るのですがその夢に女の人が出てきます。
もんぺ姿で髪をまとめてます。農作業をしてたり見たことない土間にいたり。
目が覚めてその後夢を見る、は10日くらい続きました。
その日の明け方も目が覚めました。ただいつもと違いました。その女の人がそばに
座って私の足に触っているのです。布団越しにその感触がわかりました。
「これ夢だよね・・・いや夢だ・・・起きなきゃ・・・」と思いますが目は開いて
います。目をつぶってみましたが腹、腕と触られているのがわかります。
薄目を開けると女の人は枕元に来ていました。夢に出てくる女の人です。
もんぺ姿、まとめた髪。1つ夢の中と違うところがありました。
額に大きな釘が刺さっていました。うっすら明るい部屋の中ではっきりと見えました。
151:
私は叫び声を上げました。女の人はいなくなり、両親がやって来たので今起こったことを
話しました。私の様子がただごとではなかったせいもあり、翌晩から父母の部屋で一緒に
寝ることになりました。すると朝まで眠れるようになりました。
1週間後くらいに学校から帰ってくると、母は出かけてました。1人で家にいるのは
いやなので、祖父の家にでも行こうとかばんを居間に置いて玄関に戻ると、「どん」
という音が2階から聞こえます。「え?」と聞き耳を立てるとまた「どん」と何かに
ぶつかるような音がします。
泥棒かもしれないとそっと出て祖父の家に駆け込みました。祖父は「お前は危ないから
ここにいなさい」と出て行きました。外の様子を窓から見ていると、母の車が帰って
来たので家に向かいました。
駐車場で母に事情を話すと、車に乗ってなさいと言われました。中で待っていると
祖父が家から跳び出てきました。手に祖父の上着でぐるぐる巻きにした何かを持っています。
母が駆け寄り心配しています。私も車から降り近づくと祖父が「お前は見るんじゃない!」
と叫びました。それより驚いたのは祖父の手が血だらけだったことでした。
祖父は病院に行き、帰ってきてから父母と話し込んでいました。翌朝母が
私にくれた人形は、返してほしいと祖父が持って行ったよ、と淡々と告げました。
今まで起こったことはみんな人形のせいかもしれないと自分を納得させました。
152:
しばらく何もない日々でした、が・・・
私の体に小さな水ぶくれのようなものができてきました。病院にも行きましたが
この病気だ、というのははっきりせず、どんどん広がって足の裏や手のひらにも
できてきました。できてはつぶれ、またできるの繰り返しで肌はぼろぼろになり
ました。痛みは全くなかったです。顔にもできていて、肌荒れと縁がなかった私は
外に出ることが恥ずかしくて辛くて、学校から帰るといつも泣いていました。
父母が見かねて、帯状疱疹ということにして学校を休ませてくれました。
居間の隣の和室に布団をひいて寝ていました。このまま治らなかったらどうしようと
思いながら、そのままうとうとしてしまいました。
目が覚めると夕方です。部屋の隅にあの女の人が立って見ていました。
額には大きな釘が刺さっています。口元は笑っていました。
急にひどく絶望感がわいてきて、大声で泣き出しました。
隣にいた母と祖父が横のふすまから入ってきました。女の人はもういません。
私は母に抱きついて女の人が来た、とわんわん泣きました。
すると祖父がいきなり「すまん!!」と土下座をしました。びっくりしていると
祖父は泣いていました。大人が泣くところを見たことがない私は呆然です。
「すまん・・・すまん・・・」と私に謝り続けます。母が居間に連れ戻そうとしますが、
祖父は頭を下げたままです。「勘弁してくれ・・・そんなにわしが憎いのか・・・」
厳格な祖父には似合わない弱々しい声でつぶやきました。
153:
次の日も休んで母と病院から帰って来ると、玄関に靴がたくさんあります。
居間から祖父や父、父の姉達の声がします。母は「邪魔になるから出かけようね」
とまた私を連れて車に乗りました。何でみんな来てるの?と聞くと一言だけ
「相談があるんだって」と言いました。
その夜父が母と私を呼び、「前の町に戻る」と言いました。何で?とは思いましたが、
いろいろ怖い目にあったこの家には住みたくありませんでした。今考えると無茶な
スケジュールで部屋探し、引越しとなりました。
引っ越す日、祖父が1人で引っ越しの様子を見ていました。私は何となくそばに行き
「おじいちゃん、また来るから」と言いました。すると祖父は優しく笑みを浮かべて
「もう来なくていい。心配するな。これでお前も大丈夫だ」と私の頭をなでました。
154:
町に戻ってから水ぶくれはどんどんなくなっていきました。生活が落ち着いてきた
頃には、何もなかったかのように普通の肌になっていました。
女の人もあれから見ることはありませんでした。
その後は祖父の話もタブーみたいな雰囲気になり、会わないまま祖父は去年亡くなり
ました。畑で倒れていたそうです。
後に父の姉に聞きましたが、父は姉が3人いるのですが、父だけでなく3人とも祖父母に
育てられていないそうです。それぞれ親戚の家で育っています。
また祖母は亡くなったと思っていましたが、父が小学生になった頃に離婚し、実家に
戻りその後再婚しているそうです。
怖かったことだけは確かですが、訳がわからないことだらけでした。
あの女の人は?あの2階の音は?なぜ祖父は怪我をしたのか?日本人形はどうなった?
なぜ私にだけ水ぶくれができ、治ったのか?祖父が言った言葉の意味は?
祖父が亡くなった今となっては、もうわからないままです。
156:
乙です!
昔からの因縁ですかね……
165:
深夜3時のババア
15年ほど前の話。
当時高校生だったオレは深夜3時頃
原付で家路についていた。
雨がパラパラ降り出していたので、普段は通らない
近道を通ることにした。
その道は、かなり大きな公園の外周道路で、
道の両サイドが竹やぶになっている。
この竹やぶがまた広くて、周辺に民家は全く無い。
歩行者は公園内を通れるし、なにより薄気味
悪いので、その外周道路を人が歩いているのを
見たことが無かった(歩道もない)。
原付でその道に入っていく。
周りを竹やぶに囲まれているせいか、気温が
グッと下がるのを顔に当たる風で感じる。
歩行者どころか車すら走っていない。
相変わらず気味の悪い所だ…
200m程進み、左に大きくカーブした所にババアがいた。
166:
道路の真ん中に立ち、無表情でこちらを向いている。
他に車も無い。オレとババアだけ。
「エッ??」
と思った瞬間、フラッと動き、原付の俺を
手で止めようとした。
間一髪ババアを避けて通り過ぎる。
「ボケーッ!!」
と叫びながら振り返ると、ババアはこっちを見て
立っている。オレは走りながら2つ3つ暴言を
付け加え、バックミラーで小さくなるババアを
見ていた。
『確実にボケてしまってるんだな。家族は何してんだよ。』
などと考えながら、その道を抜けていった。
2キロほど走ったところで信号に引っかかった。
ボーッと待っていると、後ろから車が近づき
オレの真横で止まる。タクシーだ。
なんとなく後部座席を見ると、さっきのババアが
オレをジーーッと見ている。その距離50cm。
顔には表情は無い。只々オレを凝視している。
さすがにビックリして目を逸らした。
167:
『よくタクシーもあんな所でババアを乗せたな』
と考えていると、信号が青になりタクシーが走り出した。
オレもタクシーの後を走りだす。
するとババアがタクシーの座席から体を乗りあげて、
後ろの窓ガラスに顔を近づけオレをずーっと見ている・・・
『気持悪い!…運転手注意しろよ!』
その時違和感を感じてアクセルを緩めた。
何かがおかしい・・・・・・・・・
ふとタクシーの天井を見てみるとランプが光っている
・・・・・空車!?
全身に鳥肌が立つ・・・まさか・・・???
オレはブレーキをかけて止まった。タクシーは離れていく。
ババアは後部ガラスに内側からへばりついてオレを見ていた。
実体験である。
昔その外周道路でどうのこうのって後日談は無い。
そのババアも以降見ていない。
タクシーがメーターを下げ忘れていただけ…? ワカラン。
168:
こええっ
乙!
169:
ババア怖!
181:
呪われた話
PCを手に入れてすぐの話。
当時はやっとインターネットが出来るようになり、色々なサイトを回ってた。
当然ながら、その中にはオカルト系のサイトもあった。
とあるサイトに俗に言う「呪われた話」が載ってて、何も考えずにお気に入りに追加していた。
ところが、そのサイトをお気に入りに追加してから俺のPCに色々と変なことが起こった。
強制的に電源を切られたり、マウスが使えなくなったり、キーボードの設定が操作中に突然変わったり。
PCに詳しい友人に調べてもらったが、メモリも十分容量が残ってるし、ウイルスの類も入ってないとのこと。
そこで、そのサイトをお気に入りから消去してみると、PCは元に戻った。
それ以来「呪われた話」には気をつけるようにしている。
184:
弟の悩み
仕事がえりに近所のスーパー寄ったら、棚の入れ替えのためいろいろな酒が見切り品になっていたのでこれ幸いと買い込み、帰宅。
すると、アパートの俺の部屋の前で弟が待っていた。
数年振りの懐かしさに話も弾み、買い込んだ酒もつまみもどんどん減って行く。
そのとき、あることに気づく。
弟のあまりの自然さに忘れていたが、こいつはある問題を背負っていたはずだ。
昔から、こいつはそうだった。問題が重ければ重いほど、周りを巻き込むまいと無理をして自分一人で背負い込み、自然に振舞う。
幸いにしてその無理でつぶれてしまうことはなく、むしろ苦境をはねのける強さを身につけていた。俺なんか太刀打ちできないほどに。
だが、さすがに今回ばかりはそうも言ってられないはずだ。
お互いかなり酒が入った今なら、話せるだろう。
「なぁ、お前……」
俺の神妙な声に弟もまじめな顔になる」
「……この前死んだんだって?」
「……ああ。仕事がえり、携帯持ったまま運転してたダンプに突っ込まれてな。急な話だから参るよ、まったく」
「そりゃ、このご時世だもんな」
「仕事の引継ぎやら、娘の学校のこととか、全然準備できてなかったからなー」
苦笑する。やっぱりだ、自分自身のことはそっちのけで残された家族や同僚のことばかり気遣ってる。
「ま、あんまり気負うな。少しは残ってる奴のこと信頼して任せろ」
あいつは苦笑して20%引きのラベルがついたままの発泡酒をあおってから、帰った。
今度の休日にはあいつの家に行ってみよう。姪っ子も大きくなってることだろう、小遣いを奮発してやるか。
205:
冬の桟橋
俺の兄貴が高校生の頃の話(確か2年だったかな?)
当時住んでいた場所が東北のほうで。毎年冬になると
白鳥が越冬しにくる川があったんだ。
ある年兄貴はバイトでその川に越冬しにきた白鳥の飛来数を数えるバイトやってて
確か週末を利用したバイトだったらしいんだけど
朝が早いから川の近くに仮設住宅みたいのがあって前日の夜はそこに寝泊りして
次の日の早朝から仕事をする、みたいなシステムだったらしい。
んで、日の出とともに調査を開始するらしいんだけど
初日の朝に少し早く眼が覚めて近くのコンビニまで朝飯を
買いに行こうと思って一人で着替えて外に出たんだって。
んでまだ真っ暗な川べりを雪明りを頼りにテチテチ歩いて行くと
不自然な事に気がついたんだって
その川には用途不明の桟橋があって毎年白鳥たちはその桟橋を中心として
集まっているらしいんだけど、その日は白鳥が桟橋から離れて集まってたんだって
不思議に思って桟橋に近づいてみると、その日はよっぽど寒かったのか
桟橋の周りの流が無くなっている水面に氷が張ってたんだって
続く
206:
冬の桟橋2
兄貴がその氷を見ていると桟橋の右側の氷に大きな穴が開いていて
んでよく目を凝らしてみると、子供が溺れてバタバタもがいてたんだって。
「きっと氷の上に乗ろうとして氷が割れて落ちたんだろう」
と兄貴は思ったらしく、その桟橋まで走っていって子供を助けようと
真冬の川に飛び込んだんだって(本当に馬鹿な兄貴だよ)
桟橋の近くだから足が着くと思ってやったらしいんだけど
それが普通に深くて兄貴のほうが溺れかけたらしいのよ
っで、すぐに子供を助けようと探したんだけど
その子供が何処にもいないのよ。寒さが尋常じゃ無かったからすぐに桟橋の上に戻って
もう一度川を見てみたんだけど氷には自分の落ちた穴しか無くなっている
「おかしい!確かに子供が・・・」
そこまで思って兄貴はドキッとしたんだ。
見えるはず無いんだよね。日の出前のかろうじて道がわかる程度の明かりの中じゃ
誰かが溺れてても子供だなんてはっきりはわからない、それ以前に
真冬のそんな朝早くに子供がいるわけないんだって。
そのあと兄貴は風邪引いてバイトはキャンセル。さんざんな週末になったらしい。
後で兄貴がそのバイトしている先輩に聞いたらしいんだけど
結構前にその桟橋から子供が落ちて死んでいたらしい。兄貴は
「俺って寒いよなw」
とか言って笑ってたけど
それは笑える話じゃねぇよ兄貴・・・・・って思った。
207:
下手すると兄様死んでたな‥つーか真冬しかも早朝氷張った川に飛び込んで生還したのがスゲー。他にも死にそうになった事あるんジャマイカ?
209:
兄貴カッコイイな。
230:
事故のイメージ
10年前の自分が体験した話。
ある夏の終わり、自分の隣の家のおばさんが亡く
なりました。隣家は瓦屋だったのですが、おばさん
は屋根から転落して亡くなってしまったそうです。
その日は通夜が行われておりました。当時、自分は
浪人生活をしていて、まぁそれなりに夜勉強をしてい
たわけです。2230時ごろ、タバコが切れたのでちょっ
と買いに行って来ようと外へでました。自分の田舎は
東京近郊といってもかなりの田舎でして日が沈むと
まず明かりはありません。しかも家の裏手はお寺の墓
場なので人通りは皆無。
232:
外へ出ると隣の家の提灯の明かりだけがぼぅっと光って
いましたが、御通夜など経験してみるとわかると思いま
すが、それなりに人がいて案外怖くは思わないものです。
実際、そのときも恐怖心などは抱きませんでした。少し
は怖かったですが。
さっさと買ってこようと自転車に跨り、その家の裏口を通っ
たとき、だれかが出てきました。周りに明かりが完全にない
ためシルエットしか見えませんでしたが、当然、私はお通夜
の手伝いの人だと思い、「こんばんわ、夜分遅くまでご苦
労さ・・・」
言い終わるか否か、その影はまるで流れるかのようにすぅっと
お寺のほうへ消えていってしまったのです。距離にすると40?
ほどでしたが、走ったというふうでもなく、歩いたというふうでも
ないんです。本当に音もなく、すぅっと。しかも、人が歩くスピー
ドよりはかなりく、走るよりは遅い。
「え・・・?」と思うよりも早く、家に引き返しました。それからは
いやな感じがしていたのでその晩は早々に寝てしまいました。
233:
翌朝、目覚めてもなにかいやな感じが残ってました。いやな感
じというよりも、不思議な感覚と言った方がいいかもしれません。
漠然とした『事故』のイメージが頭から離れないんです。そういう
夢をみたわけでもないのに。その時は「事故にあえば受験勉強
しなくてもいいわな」ぐらいにしか考えず、さっさと支度をして予備
校へでかけました。その日は1日中予備校でしたが、全ての授
業が終わっても事故のイメージは消えませんでした。
東京まで通っていたので地元の駅に着くころにはだいぶ遅くなって
いました。原付を走らせ、幹線道路を渡ると・・・光に包まれました。
考える隙間もなかったです。信号を無視した車にひき逃げされま
した。その時間が2230時・・・
261:
>>233
轢き逃げ犯は捕まったのか?バイク乗りとしてはそっちが気になる。
296:
霊が見える父親
高校の頃の友人には霊が見える父親がいた。
その父親(仮にR氏とする)はユネスコホテルの
職員をしていた。年中、全国にあるホテルを
飛び回っているらしい。
R氏は毎年夏になると○○県にあるホテルを
訪れることになっていた。
そのホテルは4階建ての本館と別館があり、
その間は渡り廊下でつながっていた。
7年程前にそのホテルに訪れた時、渡り廊下
の4階から下にいるR氏を女の子が見ていた。
小学校低学年ぐらいで、どこにでもいそうな
普通の女の子。普通と違う所は、彼女は既に
死んでいるという事。
R氏にはそれがすぐに解った。
「可哀そうにな・・・成仏するんだよ・・・」
心の中で手を合わせ、ホテルの職員事務所に
歩いていった。
297:
仕事を片付け、常駐の職員と雑談をしていた。
先程の女の子の事を話そうとしたが、見えない
人にわざわざ伝えることも無いかと思い直し、
そのままホテルを後にする事に。
帰りがけにもう一度渡り廊下を見てみると、
まだ4階からこちらを見下ろしていた。
次の年も去年と同じように4階の渡り廊下から
女の子はR氏を見ていた。
その次の年も、そのまた次の年も・・・。
女の子を毎年見かけるようになって5年ほど経った夏、
今年も同じ所にいるのだろうと、R氏は渡り廊下
を見上げた。 女の子は今年もいた。
3階の渡り廊下からR氏を見下ろしている・・・3階!?
R氏は不思議には思ったが、そんなこともある
のだろうと勝手に納得し、例年どおり仕事を
こなしてホテルから移動した。
298:
「で、次の年そのホテルに行ったら、2階から
 おとうさんを見てるんだ。それが去年の話。
 今年は目の前にいるのかな?」
と、この話を娘(オレの友人)に聞かせて、R氏は
そのホテルに出かけていった。
娘は父親がこのまま帰ってこないような気がして
ならなかった。
「ただいま」
父親が帰ってきた。とりあえず無事のようだ。
娘はホッと胸を撫で下ろす。
「おかえりー。どーだった?」
小走りで玄関まで父親を迎えに出た。
しかし父親の様子がおかしい。
どことなくバツが悪そうに娘に話しかける。
「・・・・・・・ついてきた・・・」
父親は声を震わせながら、自分の脇の空中を指差し
そう言った。
その日の内に母親と娘はR氏を一人置いて家を出た。
その後まもなく離婚。
R氏は今でも一人でその家に住んでいる…いや二人でか。
300:
親父カワイソス
303:
離婚調停の場で
「いや、霊のせいだから慰謝料とかはね…」
なんて話になったら、家裁の人とか困るだろうなー
305:
>>303
親父がそれ言ってくれたら
家裁の人とか「精神異常者」と判断して
母親側の主張を全面的に認めてくれそうだな
304:
離婚前にこの父親に会ったことあるんだけど
こんな事(幽霊話)ばっかり言ってるのよ。
時々聞かせてもらうオレは楽しんでいたけど
しょっちゅう聞かされる家族としては耐えら
れなかったのかも。
このR氏の話が本当かどうかは知らないけど、
この出来事は事実。
312:
一人での残業に注意
5年位前に体験した話をします。怖くなかったらごめんなさい
当時転職した会社でそこそこ仕事にもなれた頃の話しです。
小さい会社で事務の仕事をしてました。
その日、明日必要な書類作成の為残業してました。
事務は私一人しかおらず、いつもは社長も残ってくれるのですが
その日は他の用事で不在でした。
途中彼からメールが来たのですが、今日は残業だからと返信して
仕事を続行してました。
時間はそんなに遅くはなかったと記憶してます
そろそろ終わりそうといった所でコーヒーでも飲もうかと立ち上がった時
ドアがコツン コツンと小さく鳴りました
ドキっとしましたが、気のせいかな?疲れてるしと気にせず
自販機は事務所の外にありましたのでドアの方へ向かいました。
ドアの前に来た時今度は大きく ドン ドン ドン
ところが外には誰もいないのです その事務所にはモニターがありますが
何も映ってなかったのです
続きます
313:
もう怖くて仕方なくなり、デスクに戻りあわてて彼に電話しました。
その時急に停電というか真っ暗になりました。
もう恐怖の局地に達してしまい、兎に角逃げようとした時
立てないのです 下を見るとデスクの下で女の人が私の両足首を
つかんでいるのです
状況わかりますか?グレーのよくある事務デスクで下半分が開いてるタイプ
なんですが、その女の人は寝そべる形で私の足首をつかみ
ただただ無表情にこちらを見ていました。
私はあまりの恐怖に気を失ってしまいました。
どれ位たった事でしょうか ドン ドン ドン とドアを叩く音と私を呼ぶ
聞き覚えのある声で意識を取り戻しました。
電話の様子がおかしかったので心配した彼が来てくれたようです。
それ以来恐怖体験はありません。これが一番怖かった体験です。
文章能力がなく、読みづらくてすみませんでした。
314:
>>313
こういう日常に急に入り込んでくる恐怖体験が共感できて怖いな
315:
>>313
怖ぇ
音、誰もいない、突然停電、掴まれる
恐怖のフルコースじゃねーか
389:
夏の風物詩
僕が以前住んでいたアパートの話なんですが、僕が引っ越す
きっかけとなった出来事です。
僕のアパートは山の中のかなり古い二階建てのアパートでした。
もちろんトイレは共同で、風呂なんか付いてません。
僕の部屋は二階の一番奥の角部屋でした。
窓からの眺めも悪く、っていうか外は森みたいな雑木林で、
昼間でも日当たりは悪かったです。
僕の部屋は大学から近くて、よく溜まり場みたいな感じになっていました。
その日も普通にサークルの友達が来ててゲームとか麻雀してたんですが、
夜遅くなってしまい友人A(男)とB子(女)とC子(女)は、僕の部屋に泊まることになったんです。
まぁ次の日は休みだしいいかなと。そのまま大体2時くらいまで麻雀とかしてましたが、
ちょっと飽きてきたのかB子が「肝試しでも行く?」と言ってきました。
僕もオカ板来るくらいのオカルト好きなので即おk。
Aも乗ってきて、残りはC子なんですが、
彼女はいわゆる天然キャラで「私霊感あるからあんまり行きたくない」と、
あんまり乗り気じゃなかった。結局、夏の風物詩ってことで半ば強制的に連れてく事にしました。
390:
肝試しの場所は僕のアパートの裏、森の入り口って感じの獣道があり、
その奥はどうなってるのか行ってみる事にした。
興味はあっても全員びびりなので4人で一緒に行くことにした。
ライトは一つしかなく、先頭の僕がライトを持ち僕の肩に捕まるように、
←僕・B子・A・C子
てな感じで前の人の肩を持って獣道を歩いていました。
実はこの森、僕のアパートと逆の方から行くと頂上には古い神社があります。
皆はこの事を知らなくて、「森を歩いてたらいきなり神社に着いたら驚くかな」と思い、
僕はあえて皆には言いませんでした。
夜行くと獣道ってものすごく分かりずらくて、何回も道を見失いそうになったが
僕はさりげなく皆を神社方面に誘導しました。
僕のアパートから神社までそう遠くはなく、多分歩いて10分くらいだと思う。
もうすぐ頂上に着くかなと思い、僕はみんなの驚く顔を楽しみにしました。
391:
「ストップ!ちょっと待って!」いきなりAは叫びました。
みんなサッと後ろを振り向き、「えっ?なに!?」
A 「C子がいないんだけど!」
僕 「はぁ?おまえの肩持ってたんじゃないの?」
A 「(C子が)手ぇ離したと思って後ろ向いたらいねーんだよ!」
B子「えっ!?それってマジやばくない!?」
僕たちはC子の名前を呼びながら森から出ることにしました。
森の中でC子は見つかりませんでした。
僕たちはアパートの前まで戻り、かなり焦りながらどうするか決めました。
結局、僕とAがもう一度山に入り、B子は僕の部屋で待機という感じになった。
僕とAは再び森の入り口に来て、いざっ・・て時にAの携帯が鳴りました。
392:
B子です。C子が僕の部屋の前にうずくまってるとの事。
僕とAは胸を撫で下ろし、アパートに戻りました。
部屋の前でC子が泣いていて、それをB子が慰めていた。
とりあえず部屋の鍵を開け、C子が泣き止むのを待ちました。
C子は「ごめんね、ごめんね」と呟きながら部屋の隅でうずくまっていた。
10分程してやっとC子は泣き止みました。
「なぁ、途中で帰るのはいいけど、せめて何か言ってくれよ」
Aは少しイラついた様子でC子に言った。
C子「ごめん・・・、ヒック・・・でも私ちゃんと戻るって、言ったよ・・・」
A 「聞こえなかったら意味ないでしょ」
C子「私・・・大きい声で・・・言ったのに・・・、それに」
C子「私、森には入ってないよ・・・」
僕達は背筋がゾッとしました。
A 「・・・はっ、何言ってるの・・・?オレの肩ずっと持ってたじゃん!!」
C子「森に入る前・・・に嫌な感じがして・・・それで入るのやめたの・・・」
B子「ちょっと、もうやめてよ!!」
B子が突然きれて会話は途切れました。
気まずい雰囲気が続き、結局そのまま寝て、次の日みんなは帰宅しました。
393:
その日、Aから電話が来ました。もちろん昨日の事に関してです。
A「なぁ(僕の名)、昨日の事どう思う?」
僕「さぁな?一瞬びびったけど、どうせどっちか嘘ついてんだろ?」
A「いや、オレは嘘ついてねえよ」
確かにAは意味の無い嘘はつかないやつだった。
A「・・・・、あのな・・・オレ森の中で一度だけ後ろを見たんだ」
 「・・・その時C子は確かにいた。けどな・・・」
 「その時、C子がニタァって笑ったんだ・・・。」
 「・・・目とかつり上がってるように見えた・・・まるで狐に憑かれてるみたいに・・・」
その古い神社には狐をまつっている、いわゆる稲荷神社でした。終わり
427:
ハナちゃん
5年前の話です。
我が家は庭に建て増しをして家を広くしました。
うちは祖母、両親、兄、妹、私と大人数だったので
部屋が増えてうれしかったのですが、それから我が家は
めちゃくちゃになりました。
父はお酒をほとんど呑まない人でしたが、理由もないのに
酒量が増え、暴力はふるわなかったものの大声でどなるように
なりました。兄はそんな父がいやで、就職が決まっていたので
会社の寮に入って家を出て行きました。
続いて祖母、妹が家で事故死しました。妹の遺体を見つけた
のは母で、突然のことで辛かったせいか変な拝み屋のところに通い
つめるようになり、家事をほとんどしなくなりました。
家が広くなってから3ヶ月でこれだけのことが起きました。
428:
私はというとずっと夢だ、幻覚症状だと自分に言い聞かせて
ごまかしていたことがありました。家を広くしてから知らない
3人家族を家のあちこちで見るようになったのです。
最初に見たのは庭ででした。
父親らしき男、母親らしき女、子供らしき男の子。格好は
古い感じで3人で記念写真のように立っていて、口だけが
にやにやと笑っていて、ばかにされてるような感じでした。
いつも私が気づくと2、3秒経ってから消えます。
そんな中、野良猫が庭に迷い込んできました。うちは動物を
飼ったことがなかったのですが、私が学校に行く時と帰ってくる時、
必ず玄関にいて待っているその猫がかわいくてしょうがなくなり、
父と母の機嫌のいい時に説得し、うちで飼うことにしました。
鼻のところにほくろのような模様があったので「ハナちゃん」と
名づけ、ハナちゃんの存在は安らげない家の中で唯一の慰めでした。
ハナちゃんが一緒にいる時は、なぜかあの家族を見ることもありません
でした。
429:
2ヶ月くらい経った頃、ハナちゃんは急に死にました。朝いつも1番に
起きるハナちゃんが起きてこないので、部屋を探すとハナちゃんは
冷たくなっていました。獣医さんは心臓麻痺かな、と言ってました。
私はここ3ヶ月に起きたこと、心の拠り所だったハナちゃんがいなく
なってしまったことで精神のバランスをくずしたのか、全てが
どうでもよくなり感情を表に出すことなく、毎日を過ごすようになりました。
ある夜、ふっと目を開けるとあの3人家族がベッドの脇に立って
私を見下ろしてました。にやにやと笑っていました。
今考えると恐ろしいのですが、その時はもう、勝手にしてよ・・・と
思っていました。その次の瞬間でした。
ものすごい剣幕で怒っている猫の大きな顔が浮かび上がり、父親らしき
男に噛みつきました。家族は驚愕の表情で消えました。私もこの時は
ほんとうに恐ろしかったのですが、穏やかに変わった猫の顔を見た瞬間
「ハナちゃん!!」と叫びました。鼻の横の模様がはっきり見えたのです。
430:
朝起きると珍しく母が先に起きていました。寝ていたら布団の上から
猫の足のような感触でつつかれ、起きてしまったのだそうです。
私は抑えていた感情が一気にあふれ、大泣きしました。母と起きてきた父を
前にして、酒を呑んでどなるのは止めて、拝み屋に行くのも止めて、
こんなんじゃおばあちゃんと妹があの世にいけない、とにかく泣き叫び
ました。さすがに両親もわかってくれたらしく、父は家のお酒を全部
捨てて病院に通い、母は拝み屋に行かなくなり家事をするようになりました。
そんな時、兄から連絡がありました。子猫を飼ってくれないかというのです。
寮に住み着いた猫がいて、毎晩駅からの帰り道の途中で自分を待っている、
かわいくてほっておけない、自分は寮だから面倒みてくれないか、という
話でした。ハナちゃんには申しわけなかったですが、うちで飼うことに
しました。
431:
学校から帰った夕方、1人で家にいた時です。台所でテレビを見ていると
寝ていた子猫が急に起きて廊下に飛び出ていきました。同時に廊下で
バタバタバタ!と玄関に向かって走る音が聞こえました。驚いて
廊下に出ると、子猫が毛を逆立てて玄関に向かって怒っていました。
近づくと「フィギャアアア!!」と猫の怒鳴り声と「うわあーっ!!」
と男の声が響きました。猫の声は子猫のものではありませんでした。
あの家族を見ることは全くなくなりました。
兄は猫が気になるらしくよく家に帰ってくるようになりました。
父も母もおかしなところはなくなり、家族で1ヶ月に1度は祖母と妹のお墓参りに
行きます。我が家では猫はうちの守り神、と思うようになったせいか、
今は7匹の猫がいます。子猫も大きくなりボスとして健在です。
433:
ハナちゃんGJ (つД`)・゚・
448:
事故の日の事
今から4?5年前の話。体験談。
当時はもう別れていたが、Rという元カノがいた。別れてからもちょこちょこ
連絡はとったりする仲だった。なのでたまに他愛もない理由で電話がかかってくる
事もあった。だがその夜かかってきた電話はちょっと違っていた。
電話の向こうのRは怯えた感じで、今すぐ家に来て欲しいという。Rはその頃アパートを
友人と共同で借りており、丁度その時間帯は一人だったらしい。別れてから家に招かれる
事はそれまで一度も無かったし、まぁ行ってやっか、って感じで菓子を買ってから
Rのアパートへ向かった。
電話では何故俺を呼ぶのか理由を聞かなかった。ただすぐ来てくれと怯えた口調で言われた
だけだった。まさかドッキリか?などと思いつつも到着してみれば本気でRは震えていた。
どうしたのか尋ねると、ドアを誰かが蹴るのだという。そのアパートの造りはまず玄関から
入ってすぐ突き当たるため、左に進んで六畳程の部屋に到達する。その六畳の部屋に入る前に
もう一度ドアを通るのだが、そのドアを誰かが蹴るという事らしい。当然ドアを閉めていても
誰かが侵入してくれば玄関のドアの音、六畳部屋までの通路を歩く音で気付く。だがどんなに
静かにしていても何の気配も音も無しにドアが蹴られるというのだ。
俺はハッキリ言って霊感ゼロである。それまで幽霊も見た事無いし、不可思議な体験をした事も
無い。なのでかなり余裕を持って「部屋の気圧かなんかがアレで蹴られたような音が響くだけ
じゃね?」と訳の判らん結論を下し、買ってきた菓子をつまんでいた。
449:
それから十分経ったか経たないか、その時突然音が響いた。ドンッという鈍い音がドアから
聴こえたのだ。テレビもつけていなかったため、空耳ではなかった。全然別の所を見ていた俺は
身体をビクつかせて慄いた。Rも眉間に皺を寄せてまた震え始めている。咄嗟に俺はドアを開けて
玄関から続く通路を見た。誰もいない。玄関のドアは完全に閉まっていて、誰かが開けた形跡も
無ければ出ていった形跡も無い。ちょっと怖くなる俺。とりあえず玄関の鍵が開いていたのに
気付き、ちゃんと鍵を閉める。これでもう大丈夫、と無理矢理自分とRを納得させてまた部屋に
戻った。
が、そのすぐ後にさっきよりも遥かに大きなドンッ!という音がドアから発せられた。丁度俺は
その時ドアを凝視していた。確実にドアを蹴った時のようにドアが振動したのが判った。
「誰だ、オイッ!」と、俺はドアを開ける。でもまた誰もいない。ドアは確実に鍵を閉めた。
入って来る者などいる訳が無い。この時点で俺は人間の悪戯説を完全に否定せざるを得なかった。
部屋ではRが泣いている。震えも止まらないようなので俺が隣に行って慰めてやろうと思った。
だが情けない事に俺もちょっと震えていた。その時インターホンが鳴った。かなりビビッたが、
同時に人が来たという事で多少安心する俺とR。開けてみればRの友人だった。俺だけじゃなく、
その友人にも来てくれとRが頼んでいたらしい。
450:
だがその友人は興奮気味に俺達にすぐそばで起きた事故について話し出した。アパートから少し
歩くと大きな国道に出る。そこでバイクと車の衝突事故があったという。蒼ざめながら見に行って
みると、すでにバイクの運転手は救急車で運ばれた後だったが、フロントタイヤが拉げたバイクを
見て相当な勢いで衝突した事を感じ取る事が出来た。これを見るに当たり、俺とRは本気で血の気が引いた。
もしかしたらあのバイクの運転手はそのまま死んだかもしれない。その運転手があのドアを
叩いたのかもしれない。その時の俺達はそうとしか考えられなかった。
俺はその後家に帰ったが、友人がRの家に泊まっていったようで、その日は眠る事無く過ごしたらしい。
程無くしてRはそのアパートから引っ越したという連絡を受け、今に至る。
あれから電話で話す事はあってもあの事故の日の事が話題に上る事はない。
あの頃はあれでもうアパートの心霊体験は片付いたと思っていた。事故った運転手の魂か何かが
偶然にもあのアパートのドアを叩き、俺達に何かを知らせたのかと思い、忘れ去っていた。だが
あれから時間が経ってよくよく考えてみれば、事故が起きたと思われる時間以前からRはドアを蹴る
音を聴いている。あの強烈にデカイ音は上に書いたように考えて辻褄を強引に合わせていたが、その
辺りは今もって理解出来ない。
これは俺の唯一の心霊体験である、と確信している。俺は今でもあのアパートの近くを通るのは避けて
いる。
476:
絵馬の遺書
8年ほど前、オレが専門学校に通っていた頃の話。
そのころは専門学校生で、学校でつるんでる仲間とよく心霊スポットに行ってた。
別に大好きって訳でもなくて、特に行くとこもなくてただドライブしてるだけもつまんないので、
適当な目的地として心霊スポットを選んでるってだけだった。
「うぉ?怖ぇ?」とかその場のノリで言ってはみるものの、別に怖いなんて思ったことは一度もなかった。
477:
そんなころ、友達が車を買ったというのでその新車でドライブに行く事になった。
「またKダム行く?」
「もう心霊スポットええよ?。別に女の子おるわけじゃなし。」
「行くとこないじゃん。米軍基地でも行こうか?」
あらかた近場の心霊スポットは行き尽くしたオレたちは、そんなこと話ながらドライブしてた。
「そういえば!」
と、友達が話はじめた。
「YってとこにS峰ってとこあるらしいんじゃけど、そこなんか怖いらしいで。」
「へぇ、どんないわくがあるん?」
聞くと、なんでもYって場所は縁結びの神様が祭られてる神社があるそうなんだが、
そこである女が好きな男への思いを願いつづけたが、ついぞ叶わず、その神様を呪うという遺書を残して身を投げたとこなんだそうな。
「ええじゃん!行こうや!」
「でも場所がいまいちようわからんわ。Yは分かるけど、S峰って聞いた事ないよ。」
「ええよ、コンビニで聞こw」
別に目的地につけずとも、何か探すっていう目的でよかった。オレら流の遊び方。
478:
Yは少し遠かったけれども、夜は道もすいててそんなに時間はかからなかった。
オレらは適当なコンビニを見つけて、S峰を探すことにした。
友達2人は売り物の地図を広げて、オレは店員に聞いてみた。
「すんません、ここらでS峰って知りません?」
「あぁ、S峰。ありますよ。」
そういって店員は詳しい行き方を教えてくれた。
「そこって神社あります?」
「あぁ、T神社でしょ?今から行くんですか?」
「そうそう、なんか怖いらしいから、、、。」
「怖いですよ。あそこは。」
店員の口ぶりに興味をひかれた。
「え?店員さんもいったことあるの?」
「ええ、絵馬でしょ?」
「絵馬、、、?」
480:
「ええ、絵馬の遺書。」
「ナニそれ?絵馬に遺書が書いてあるんですか?」
「そうですよ、右側のかけるとこの一番下の右から、、、3番目くらいかな?一番奥。でももうさすがにないかな?」
「そこにあるの!?」
「ええ、オレは見たんですけどね。ま、今から行くんでしょ。もし見られなかったら何が書いてあったか教えますよ。大体覚えてるから。帰りもここ通るんでしょ?」
「そんなん見て大丈夫なん?」
「はずしちゃダメらしいですよ。オレはびびってはずせんかった。できたら外してみて下さいよ。」
またまた?、なんて店員と談笑していると、
「おい、場所わかった?」
と、友達が地図をしまって話しかけてきた。
「おう、店員さんが教えてくれたわ。ついでにおもろい話も。」
「ホンマ?地図載ってなかったーや。分かったんなら行こうや。」
「OK!OK!おもろい話したるけーの!」
ただ出るのは悪かったので、缶コーヒーを一本買って店を後にした。
481:
オレはさっき店員から聞いた話を走る車の中でコーヒーを飲みながら友達に話した。
「それマジで?やばいんじゃないん?」
「まぁはずすまーや。見るだけならええんと。」
「外したらどうなるか知りたいわ。○○ちゃん外してみてや。」
「お前店員と同じ事言よるわw」
そんな話をしながら、店員に教えてもらった通り車を走らせた。
「お、アレじゃないん?」
神社らしきものが見えてきた。そこは結構山を上ったとこで、神社はちょうど頂上付近に建ってるって感じだった。
その辺り一帯がたぶんS峰なんだと思う。
オレ達は車を停め、神社に入ったが、
神社は思ったより奇麗でなんだか拍子抜けしてしまった。
482:
「なんか心霊スポットって感じでもないのー。」
「おぉ、これならW(近所の地名)の神社のがよっぽど怖いで。」
「まぁ、絵馬探してみようや。」
絵馬がかけてある掲示板みたいなものはすぐに見つかった。
幅2メートル弱くらいのものが2つならんでいた。
「右側の一番下の右から2?3番目、、、」
絵馬は掲示板全体に、ギッシリといった感じでかけられていたが、
店員が言った箇所に目をやるとちょっとおかしい。
「あった?」
「いや、ないけど、、、何コレ?」
右側の掲示板、一番下の一番右。絵馬をかける釘の根元に、なんだか郵便ポストのような、ロッカーのような、
いや、まるでビルの配線やらが入ってて、丸いとこを押して取手を出して開くやつみたいな(わかってもらえるか、、、)。
そんなものが取り付けられていて、蓋に開いた小さな穴を通って釘は打ち付けられていた。
その蓋の両端は耳みたいに取手が出してあって、それぞれ南京錠がしてあった。
483:
「、、、?」
「こん中に遺書が入っとるとか、、、?」
「、、、!そうじゃ、きっとそうじゃ!うぉ、これ怖いw」
中に目的のそれが入っていると確信して妙にテンションがあがったオレらは、
そのロッカーみたいな、箱をはずしてみようとなった。
箱は掲示板には釘で打ち付けられているだけだったので、
みんなで引っ張ればはずれそうな気がした。
最初に、外に掛かってる絵馬を全部はずして、
車からもってきたマイナスドライバーで箱の打ち付けられている部分を持ち上げて、
指が入るくらいの隙間になってからみんなで引っ張った。
バキッ!と音がして箱が外れた。
「うぉ!外れた!」
484:
中には明らかに他のものより古い、黒ずんだ絵馬が入っていた。
みんな最初は黙ってみていたが、オレは絵馬に顔を近づけよく見てみた。
何も書いてない、、、裏返してみると、字らしきものが書いてある、、、。
みんなも顔を近づけた。
「おい、火ぃ点けて。見えんわ。」
友達がライターの火で絵馬を灯す。
大好きなYさん
大好きなYさん
祈ったのに
離れて行った
裏切られた
許さない
485:
「!!!」
みんな絶句した、、これは怖い!
「うぉ??!怖ぇ????!!!!」
テンションが上がったオレは調子にのってオーバーリアクションをしてしまった。
手に持っていた絵馬がオレが振った手に引っかかってポーンと飛んで行った。
「あっ!」
カツンと音を立てて落ちる絵馬。
オレは急いで拾い、すぐにもとの場所にかけた。
「、、、。やべ。」
「、、、さすが○○ちゃん。」
「いや、ホンマにわざとじゃないんよ、ちょっと調子乗ってもうて、、、」
友達に言い訳をしてもしょうがないのだが、なんだか怖くてそんなことを言った。
「ヤバいんかね?」
「、、、。ま、迷信じゃろ。なんもないよ、こんなもん。」
ちょっとビビりはじめたオレに気を使ってくれる友達にちょっとホッとしたその瞬間、
486:
「こりゃ???????????!!!!!」
ものすごい怒鳴り声!
オレは腰を抜かしてそこにへたり込んでしまった。
「また冷やかしかと思ったら、まさか外しおるとは、、、こんの馬鹿もんがぁ!!!」
いきなり怒鳴ったオッサンが神社の人だってのはすぐにわかった。
いい歳こいて、こんなところ見つかるなんて情けない、、、。
警察呼ばれたらヤバイかも、、、。
「すんません、、、。」X3
みんな謝るフリして、逃げるタイミングを目くばせして計ってた。
するとオッサンは、
「外したか?」
「あ、、。あの、、、はい。」
「箱外したんは見りゃ分かるわ!!絵馬じゃ!!絵馬は外しとらんじゃろうのぉ!!!」
487:
「あの、、、ちょっとだけ、、、ほんのちょっと。すぐに戻しましたよ。」
「、、、。」
オッサンは押し黙って、フゥーッとため息をついた。
「だれなら?外したんは。」
「オレ、、、です、、。」
「ちょっと来い。」
「いや、ホンマにすいません。出来心で。箱も直しますから、、、。ごめんなさい、、、。」
「えぇけ?、来い言うとろうが!」
オッサンはいかにも神社の人って格好をしているのに、まくしたてる様子はまるでヤクザだった。
オレは仕方なく、言うがままついて行った。
その時オレを置いて逃げようかどうしようか迷っていた友達の様子がとても憎らしかった。
488:
結局友達2人もついてきて、オレらは神社の裏手の建物の中に連れてこられた。
「さてと。」
オッサンは正座しているオレの前にしゃなりと座って、じっとオレの目を見た。
顔が怖くて目をそらしたかったが、そらしてはいけないような気がしてオレもオッサンの目をじっと見ていた。
しばらくして、
「あんたぁ、男前じゃの。」
「は?」
「彼女はおるんかい。」
「え?、、、ええ、一応。」
「好きなんかいの。」
「???、、、、ええ、まぁ、、。」
訳のわからない質問に困惑したが、なんとなく心配になって聞き返した。
「あの、、、彼女がなんかまずいことにでもなるんですか?」
「ん?、もしかしたら調子壊すかもしれん。」
「えぇ?なんで?」
489:
「あんたぁ、あそこまでしたんならあの絵馬が何か知っとるんじゃろ?」
「えぇ、噂で、、、。」
「あの絵馬があそこにかかっとるうちはの、女も悪さはせん。決して安らかな訳ではないがの。外すととたんに悪さをするんじゃ。自殺したもんもおる。」
「、、、、。」
オレは絶句した。
「オレらもヤバいんですか?」
後ろの友達2人が聞くと、
「ちょっと外れたくらいなら、あんたらは大丈夫じゃ。でもあんたは、ちょっと悪さされるかもしれん。あんたぁ男前なけー、もしかすると女を狙われるかもしれん。」
「ちょ、ちょっと、どうすればいいんですか!?」
幽霊なんか信じない。そう信じていたオレは、もう完全に霊の存在を肯定していた。
490:
「あんたに影が見えん。女の所に飛んだのかもしれん。もしかしたらなんもないかもしれん。女が調子悪くなったら、病院行く前にここに来い。」
オッサンは棚からメモ用紙を取り出し、電話番号を書いてオレにくれた。
「ええか?次悪さしたら警察突き出すけんの?わったか!?」
「ハイ!」X3
いい返事をして頭を下げて帰ろうとするオレらを呼び止めて、オッサンは工具一式を持ってきた。
「直して行け。」
オレたちは外した箱の修理をやらされた。まぁ当然と言えば当然なんだが、、、。
捲れた板をボンドでひっつけている途中、目の前で揺れる古びた絵馬が怖くて、マジで帰りたかった。
絵馬に箱をそっと被せて、釘を打ち直した。
「こりゃ、どうにかせんとのぅ、、、。」
オッサンが後でつぶやいた。
491:
その日は、なんだか大変なことをしたと思ったが、なんか実感がなかった。
帰りの車の中でも、
「いや?○○ちゃんはやる思うたよ。さすがじゃーや。うぉ、怖ぇ??、ポーン!じゃもんの?、オレできんわ。」
「いや、マジでびびってもうたよ。でも正直オッサンのが怖かったけど。」
「ホンマよ、なんやあれ、ヤクザか思うたーや。」
緊張感などまるでなく、解放された安堵で逆にハイテンションだった。
「☆ちゃん(オレの彼女)も大丈夫よ、あんなぁ脅かすために言うたんじゃーや。」
オレも、まぁないだろう、、、と思っていた。
帰りに行きによったコンビニによって、店員に絵馬を外したと報告して帰った。
店員はどうなったか聞いてきたが、何もなかったと言うと、なぁ?んだと言った感じで笑っていた。
492:
次の日、一応心配だったオレは彼女に電話をして体調を確認した。
そんなことを聞いてくるオレを彼女は不思議に思って、何かあったのかと聞いてきたが、元気そうだったので次の日の休日に会う約束をして電話を切った。
その晩、彼女から電話があった。
「○○ちゃん?ごめん明日会えんかも」
「え?どした?」
ドキッとした。
「なんか風邪ひいたみたい。熱あるし、寒気もする、、、。治ったらいいんじゃけど、なんかひどくなりそうで、、、。もしダメじゃったらごめんね。」
オレは急に怖くなった。
「そう、、、あったかくして、今日はもう寝ーや。」
電話を切ってオレはすぐにオッサンにもらったメモがちゃんとあるか確認した。
電話番号を携帯のメモリーに入れて、メモも財布に入れておいた。
もし明日彼女の体調がやばかったら電話をしよう、、、。
493:
次の日、昼前に起きて彼女に電話を入れてみた。
何回かかけたが、出ない。
しばらく待ってまたかけた。さらに待ってまたかけた。
全く電話にでない彼女が心配になって、バイクで彼女の家に行った。
彼女は実家暮らしで実家の番号は知らなかった。
彼女の家について、チャイムを押そうとしたその時、玄関がガチャリと開いて、彼女を背負ったお父さんが出てきた。
「☆っ!、、、!」
お父さんはオレを見て、
「☆の友達?今はちょっと、、体調が悪いんじゃ。病院につれて行くけー。」
背負われている彼女は意識があるのか、ないのかもよくわからなくて、口をぱくぱくさせてやっと呼吸をしているといった感じだった。
(これは電話をしないと、、、。)
494:
すぐに携帯を取り出して、神社の番号に電話をかけた。
玄関から半ベソのお母さんが出てきて、お父さんにかけより、
「あなた、、救急車呼ぼう!」
「車の方が早い!」
なんて言い争いをしていた。それを聞いてオレはパニックになりかけてた。
『T神社です。』
「あの、○○と申します、神主さんを、、、Jさん(オッサン)を、、、!」
『は、はぁ、少々お待ちを』
保留音が2?3秒流れすぐにオッサンが出た、
『もしもし、大丈夫か?』
「彼女が、、、☆が、、、、!!」
『落ち着け!すぐに来れるか!』
「はい、すぐに、、すぐに行くから、、、助けて下さい!」
『すぐに来い!車か?気をつけぇ。それと、これは携帯電話か?』
「そうです、、、」
『じゃあ切るな!このまま彼女の耳に押し当ててわしの声が聞こえるようにせぇ!』
「わ、わかりました。」
495:
携帯を自分の耳からはなしたオレに両親はすぐ詰め寄ってきた。
「お、おい、今の話はなんや!どういうことや!」
「車で話します!だから、、、車貸して下さい!スグに!」
気づくとオレはベソかいて涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃだった。
「病院に行くんじゃないんか?訳を話せ!」
「神社に行くんです!オレが幽霊にちょっかい出したんです!そのせいで彼女がこうなってるんです!お祓いしてもらうんじゃ!スグ行かんと!!」
オレはまくしたてた。
オレのすごいけんまくに、両親も押され気味で困惑していた。
さすがにいきなり幽霊とか言われりゃ困惑するだろうが、、、。
「何言ってるの、、、病院行かなきゃ、、、!!あなた!!」
迷うお父さんの背中から、☆がふと目を開けてオレを見て言った。
「Yさん、、、」
絵馬にあった名前、、、大好きなYさん、、、オレは血の気がひいた。
両親を殴り倒して車を奪ってでも神社に行かなきゃ。
「行こう。」
急にお父さんが娘を車にのせた。
496:
「君が運転してくれ。」
オレはすぐに車に乗り込んだ。
お母さんは、
「あなた!本気!?どういうこと!?」
と錯乱気味だ。
お母さんも乗り込んできて運転席のオレにつかみかかるが、オレは構うもんかと車を発車させた。
そしてもめている両親の怒号を打ち消すような大声で叫んだ。
「この携帯電話を☆の耳に当ててくれ!!」
キーキー騒ぎ立てる母親を静止して、お父さんは携帯電話を彼女の耳にあてた。
すると彼女は苦しみ出した様子で、お母さんはもう狂ったように、
「やめてー!やめてー!」
と叫んでいた。
「これは、なんや!なんでこんなことするんや!」
「神社の神主さんがそうしろって!オレもわかりません、、!」
車の中はしばらく騒々しかったが、やがてお母さんも落ち着いてきて(というか疲れてきたというか、、、)お父さんは詳細を把握しようとオレに経緯を訪ねた。
オレは神社のこと、女と絵馬のこと、そしてあの夜のことを話した。
両親は信じがたかったろうが、特に反論もせず、それからはしきりに彼女の名前を呼んで励ましていた。
497:
神社につくと、オレは彼女の耳から携帯をとり自分の耳にあてた、
電話からは、オッサンのお経のような、呪文のような、そんな声が聞こえる。
「つきました!」
『???、、!そうか!すぐに前お前が入った建物まで運べ!』
オレとお父さんで急いで彼女を神社の裏手の建物に運んだ。
オッサンはなんか、神々しい格好をしていて、頼もしかった。
「彼女をここに!」
言われた通り、彼女をオッサンの前の布がひかれた場所に寝かせる。
オッサンはお経のような、呪文のような、歌のような。そんな言葉を発しながら、彼女の身体に手をかざしたりしはじめた。
たまに普通の日本語っぽい言葉も聞こえた。
そのうち彼女に変化があった。
「うぅ??、うぉおお??。」
498:
うなり声があがったと思うと、彼女は目を見開いて
「またかー!またかー!おのれー!おのれー!」
とすごい形相で叫び出した。身体は反り返り、たまにドスンと床に落ち、すぐ反り返る。
お母さんはその様子を見て気を失ってしまった。
オレももう身体がありえないくらい震えていた。
「違う!違うぞ!この男は違うのだー!」
「ヒャーッ!ヒャーッ!Y?????!Y?????!」
卒倒寸前のオレをオッサンはいきなり捕まえて、
彼女の目の前に突き出した。
「よく見るがいい!おまえの愛した男か!違うであろう!」
すごい彼女の形相。いや、これはあの女の顔なのか。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、違うんです、ごめんなさい、、、」
オレは絵馬を外したことを心のそこから謝った。
499:
「????????????????。」
声にならない声で唸っている彼女、、、そのうちそれはすすり泣きのようになっていった。
オッサンはそれをみはからったように、彼女の横にそっとしゃがみこみ、今迄とはくらべものにならないくらい小さな声で語りかけていた。
オレは腰が抜けて放心状態だった。横では彼女のお父さんもへたり込んでいた。
やがて、彼女はだんだん落ち着いた様子になり、オッサンは最後の仕上げとでもいうように、立ち上がり、またお経のようなものを呼んで、オレらの前にしゃなりと正座した。
「もう、大丈夫です。」
それを聞いてオレは涙がボロボロ出た。声をあげて泣きじゃくってしまった。
お父さんとオッサンがいろいろ話をしていたようだが、よく聞いていない。
彼女は気を失ったままで、意識が戻ってからでいいので、病院に行くようにと言われたらしい。
オッサンは帰り際にオレに話した。
500:
「正直あの程度でここまでつかれるとは思わんかった。あんたぁ、よっぼど気に入られたんじゃのぉ。もう祓ったから心配いらん。
が、もう彼女には会うな。未練はそうとうなもんじゃ。またあんたと一緒におればああなるかも知らん。もう会うな。お互いの為じゃ。気の毒じゃがそうせぇ。」
彼女のことは好きだったので、ショックだったが、やむを得ないと思った。
オッサンは続けて、
「できればの、、、引っ越せ。この土地を離れぇ。それが一番安全じゃ。もとはと言えばあんたの軽はずみな行動が原因じゃ、反省せぇ。」
引っ越しはちょっと、、、と思ったが、やっぱりやむを得ないと思った。学校もやめなきゃ、、、。
その後彼女の両親に送ってもらった。お父さんは、こうなったのは君のせいだが、助けてくれたのも君だから礼を言う、と言ってくれた。
お母さんはずっと黙ってた。
オレは両親にもう彼女とは別れ、自分もこの土地を後にし、戻らないと約束した。
お別れも言えないなんてつらくて涙が出た。
その後オレは学校をやめて地元に戻り就職した。
その頃つるんでいた友達(心霊スポットを一緒に回った友達2人も)もちょくちょく遊びに来てくれたが、
誰も彼女のことや、あの夜の後日談に触れるやつはいなかった。
501:
>>500
乙!読みやすいので楽しめました。
途中、邪魔してスマンでしたw
502:
>>500
乙です!話も読みやすくてよかったです。
悪ふざけでした事だったのに、大好きな人と逢えなくなるってのは悲しすぎる…
504:
>>500 乙!コワ面白かったよ!GJ!
587:
交通量調査のアルバイト
もう少しで1年が経とうとしている昨年の話だ。
2004年の11月も中旬を越えた日曜日の朝、私は交通量調査のアルバイトで
自宅から電車で30分程離れた見知らぬ町の見知らぬ交差点でパイプ椅子に
腰掛けてたんだ。
その日は晴れで朝のうちは肌寒かったんだが、昼にはポカポカ陽気になって
羽織ってた上着を椅子の背もたれにかけるくらいだった。
交通量調査のアルバイトは経験があったし、拘束時間12時間で1万6千円の
アルバイト料は魅力だった。丁度大学の講義の試験も重ならなかったので
友人も誘ったのだが用事があるとのことで、結局一人で行くこととなった。
仕事の内容は非常に単純で車種を10種に分けて、カウントしていくというもの
なのだが、担当した交差点は交通量が早朝にもかかわらず結構多く、慣れる
まで若干かかったのを憶えている。
私とペアになった人は、同じく大学生で眼鏡をかけた痩せぎすの陰気な感じ
だったので会話は必要事項以外はほとんどしなかった。
無言でカウントをもくもくと続けていると、だんだんと脳髄反射でボタンを押して
いくことを覚え始め、陽気も手伝ってぼぅっとし始めてきた。
車をずっと見ていると、ゲシュタルト崩壊というのか、例えば文字をずっと見て
いるとその意味がある瞬間理解できなくなるような感覚に陥るように、周りの
事象が意識に溶け込んでくるようになってきた。
588:
開始から3時間もたった頃だろうか、昼の休憩時間はまだだったので正午には
なっていなかったと思うが、ふと向かって反対側のガードレール脇の牛乳瓶と
そこに添えられた萎れた花に目がいったんだ。
車道は2車線、計4車線をはさんで反対側だから結構距離があるので気が付かな
かったが、確かに牛乳瓶に花が添えられているようだった。
直感的に、おそらくそこで人身事故があったのだろうとは思ったんだが、日中且つ
交通量が多く騒がしかったということもあり特に気にはならなかったんだ。
ただ、3時を超えた頃だろうか、何故かだんだんと反対側のガードレールの方に
意識が向く様になってきたんだ。その頃はまさに陽気と単純作業で意識が朦朧と
していたように思うんだが、周りの雑踏や目の前を通り過ぎる車両はまったく意識
に入らず、まるでエアポケットに入ったような感覚だったように思う。その感覚の
中で、反対側のガードレールだけが妙にはっきりと見えていた。
厳密にはガードレールの隣に立っている、黄色い交通安全帽子を被った、10歳に
満たなそうな女の子に。赤い上着と茶色のスカートを履いて、ランドセルを背負って
いる様だった。女の子の手は胸の前でランドセルの肩紐を握っているようだった。
日差しが強かったので顔の表情は帽子の影で窺がえなかったが、ずっとそこにいる
様子だった、いやずっとそこにいたのかも知れない。ただ動くこともなくずっと立ちすく
んでいた。
589:
その時は恐怖はなく、ただ不思議に感じていたのだと思う。見回りに来た責任者に
声を掛けられた時に、不意に雑踏が戻り現実に戻されたような気がしたのを憶えて
いる。カウントに集中し始め、ふと反対側をみるとさっきの女の子はいなくなっている。
気のせいだったのかとも思ったのだが、しばらくするとやはり女の子がいるようだ。
意識を集中して女の子を見ようとすると見えなくて、ふと何気なしに反対側をみると
赤い服と黄色い帽子が目に入るといった感じだった。
ペアの眼鏡くんにもそれとなく女の子が見えるか聞いてみたが、どうやら彼には
見えていないようだった。
女の子も動かず、また日も高かったし、距離もあったので恐怖というほどの感情は
芽生えず、ただ不思議だなぁ、気味が悪いなぁとしか、その時は感じていなかった。
が、日も暮れて夕闇が迫る頃になっても女の子は立ったままで動かない。日も完全
に暮れて車のヘッドライトが交差点を照らすようになっても女の子はまだ動かない。
むしろヘッドライトの強い光で鮮明に見えるようになったようだった。
アルバイトも残すところ30分と切った20時前、あいかわらず交通量は多く、ヘッドライト
と騒音の行きかう中、ふとした瞬間、ヘッドライトが女の子の顔を照らしたんだ。
590:
はっきりと見えたんだ、女の子の顔が。真っ白な顔に真っ黒の空洞のような目でした。
その時、耳元で「おうち帰りたい」って声が聞こえた気がした。
初めて背筋が凍った。目を瞑って終了の時間が来るのじっと待っていた。
時間が来て、アルバイト料を受け取り電車に乗って帰宅したんだけど、下り電車で満員
状態にもかかわらず恐怖が収まらなかった。目を瞑っても真っ黒な空洞のような目が
頭に浮かんでくる。家に着いても友人に連絡する気も起きず、布団に包まって朝になる
のを待っていた。
翌朝、ほとんど一睡も出来ず、疲労も取れないまま大学の講義に出席した。友人に
昨日の話をするも誰も信じてくれず、なにか訴えたかったんだよなどと箸にも棒にも掛か
らないことを言われす始末だったのを憶えている。
その後、11ヶ月が経ったが別に霊障があったとかはないのだが、未だに黄色い交通安全
帽子やランドセルを見ると真っ黒な空洞の目を思い出して恐怖が沸き起こる。
あの女の子の表情からは怒りや憎しみといった感情はなかったように思うが、ただ表情を
みた瞬間に異世界に突き落とされたような言われもない恐怖を感じたことは事実だ。
表現し難いのだが、生と死の境界を見たような、単に恐ろしいものを見たというだけでなく、
精神の根源から恐怖するような感じだった。
以上、拙い文章で申し訳ない。
595:
>>590
乙!
698:
山菜採り
俺の兄貴が小学生のころの話(俺が生まれる前の)
兄貴が小5の春ごろ、おじいちゃんと一緒に近くの山に山菜採りに入ったんだって。
狙っていたのはタラっていう植物の芽で幹に棘が生えてるんだけど
春頃に生えるその芽がてんぷらとかにするとすっごく美味しいんだ。
兄貴はそこの山でよく遊んでたらしくて、山菜の種類は知らなかったけど
おじいちゃんより山道には詳しかった。
そんなこともあってどれがタラの芽かを知ったら
兄貴は一人でずかずか山に入っていったんだって。
兄貴は山菜取りに夢中になって普段は見えているけど行かない
ような山にも入って結構な量が手に入ったのに
満足して帰ろうとすると近くに人の気配がして振り返ったんだって。
すると10メートルぐらい離れた大きな岩の上に
ガリガリに痩せた汚い着物姿の白髪の爺さんが座ってたんだって。
兄貴はちょっとビビッタらしいんだけど、足元に山菜籠があったから
同じ山菜取りの人かと思って挨拶して帰ろうとしたんだ
するとその爺さんが
「坊主・・・・タラの芽探しとるのか?」
っていいながら所々歯の抜けた口を開けてニタリって笑ったんだって。
兄貴は気持ち悪いとは思ったんだけど
「うん、お爺さんも山菜採ってるの?」
って聞き返したんだって
続く
699:
するとその爺さんは山菜籠に手を伸ばすと
「わしもタラの芽じゃ、知ってるか坊主、タラの芽は生でもいけるんじゃぞ?」
っていいながらその場でワシャワシャ食っている。
兄貴はそれをジッと見て目が離せなかったんだって
なぜならそれは「タラの芽」じゃなくて、かぶれることでおなじみの「ウルシの芽」
だったんだ。芽の形自体は似ているけど全然違うものだしむしろ身体に悪い
(ひどいかぶれをおこすから)
それをワシャワシャ食ってるじいさんに
兄貴は怖くて声も出せずただ涙をぽろぽろ流してそこに立ち尽くす事しか出来かった
その爺さんは見ていると体中どろどろにかぶれていって口からは噛むたびに
血が湧き出てきてたんだって。それによく見ると足が折れているのか
変な方向に曲がっている。
「こいつはやらんぞ?ここら辺にはもう食える物は残ってねぇ他の場所を探しな。
坊主も、もう村には食いもんは残ってねぇから山まで入ったんだろうが残念だったなぁ。」
そう言うとじいさんはまたニタリと笑う。
そして次の瞬間
スウッと消えていなくなったんだって
その後兄貴は叫びながら走って山を下りて帰ってきたらしい
その事を大人に話しても誰も信じちゃくれなくてふてくされてた時
地区の地区長さんがその地域の昔話を教えてくれたんだって
「お前の入った山は昔姥捨て山だったんだよ、それに飢饉のたびに口減らしもあった。
多くの人があそこで食べ物を探して死んでいったんだ。
捨てられた人は食えるものは何でも口に入れたんじゃろうな。
お前さんがあったのはその時代の人だろう。」
地区長さんはそういうと「この土地の過去は皆知らないからあまり話すなよ。」
と兄貴に釘を刺した。それと
「豊かな時代にそだったことを幸せに思いなさい。」
といって家に帰されたらしい。
兄貴はその山が何処にあるのかは未だに教えてくれない
それと好き嫌いを言うとものすごく怒るんだ。
802:
真夜中のトイレ
夏休みに家族旅行へと出かけた時の話だ
旅行先ではコテージみたいなとこに泊まったんだが、部屋を見渡して俺は帰りたくなった
トイレを出てすぐの洗面台のところが合わせ鏡になってたんだよ
何か嫌じゃん
まぁそんな個人の意見が通用するはずもなく、其所に泊まった
事件はその夜に起きた…
そんなときに限って夜中にトイレに行きたくなるもんだ
嫌な予感はしていたが、案の定俺はトイレへとたった
半分寝ていたからか、恐怖は全く感じられなかった
俺は用を済ましトイレから出ようとした所で、異変に気付いた
ドアから「こん、こん」とノックをするような音が聞こえたのだ
外には虫が多かったし、部屋の中にもたくさん入り込んできていたので
それらがドアにぶつかってるんだろうと思い、ドアノブに手をかけた
その時
「ドンドン」
音は、誰かがドアを殴りつけているように変わった
803:
家族だったら何か言ってくるはずである
「ヤバい、逃げなくては」
そう思ったものの、出口はそのドア一つのみ
そんな所から出られるはずもなく、恐らく10分ほど閉じこもっていたのであろう
それほど時間がたてば「何か」もいなくなっているだろう
そんな考えが甘かった
トイレから出ると洗面台、急いで手を洗って寝ようと蛇口を捻った
手を洗い終え、水を止めた所で、何を思ったか顔を上げてしまった
前にも述べた通り、其所には合わせ鏡がある
俺はその鏡像の中の鏡の一つに違和感を見つけてしまった
怖くもあったが、その時は好奇心が勝ってしまった
何が映っているのか確かめようとしてしまったのである
何がいるのか見極めようと目を凝らしてみた
どうやら赤い服をきた女性のようだ
顔は髪で隠れてしまって見えなかった
10秒ほど睨んでいると、鏡の中の女性に変化が起きた
同時に俺は逃げ出そうとしたが、体が硬直してしまっていて出来なかった
それは瞬きをした瞬間、鏡の中を一つ、コッチへと移動してきたのである
80

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