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モバP「うちのアイドルマジちょろいわー」
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4:
ルキトレ「プロデューサーさん、今なんて……?」
P「うちのアイドルがちょっと尻軽過ぎやしないかって話ですよ」
ルキトレ「し、尻軽!?女の子はそんなこと言っちゃ駄目ですよ!」
P「じゃあ見ててくださいよ、おーい、ありすー」
ありす「…」
P「ありすー?」
ルキトレ(プロデューサーさん……わざとやってるんじゃないですか?)
P「俺のありすー?」
ありす「……」ニヤ
ルキトレ「あれ」
P「いまニヤってした」
ありす「してません」つんっ
16:
橘ありす
http://i.imgur.com/xR0CnKT.jpg
りすぼん
http://i.imgur.com/dbFZWT9.jpg
ルーキートレーナー
http://i.imgur.com/xgCTcEz.jpg
50:
その可愛さゆえいぢめたい輿水幸子ちゃん
http://i.imgur.com/q0TYxZ2.jpg
和久井(旧姓)留美さん
http://i.imgur.com/TA39DUA.jpg
8:
P「あーりーすー」
ありす「……」
P「橘」
ありす「もう!何回言えば分かるんですか」
ルキトレ(ほらデリカシーないから、ありすちゃん怒っちゃったじゃないですか)
ありす「りすぼんって呼んで下さいって言ったじゃないですか!」
P「あー悪い悪い」
ルキトレ「」
9:
ありす「いーえ、今度の今度は許しませんっ!」
P「じゃあどうしたら許してくれる?」
ありす「イチゴ狩り」
P「ああ、前回好評でオファー来てるし、それなら来月にでも――」
ありす「違います」
ありす「…その……仕事とは別に連れてって下さい」
P「分かったぞ」
ありす「約束ですよ」
P「約束だ、りすぼん」
ありす「……今日はそのまま帰ります、お疲れ様でした」ガチャ
P「――さて、どうですか?」
ルキトレ「……ありすちゃんは真面目ですからね、事務所に溶け込もうと必死なんですよ」
13:
P「へぇ」ニヤ
ルキトレ「…な、なんですか?」
P「カーテンから開けて、窓から外を見てください」
ルキトレ「はぁ、いいですけど」シャー
P「今、ありすが事務所から出たと思います」
ルキトレ「……はい、事務所から」
P「よく見てください」
ありす『――』ルンルン
P「スキップしながら帰ってるでしょう?」
ルキトレ(わっ、わぁーっ!かわいい?!!)ジタバタ
17:
P「ちょろいでしょう?」
ルキトレ「……」ポー
P「ルキトレさん?」
ルキトレ「……あ、ありすちゃんは大人ぶっていてもまだ子供ですからね」
ルキトレ「まだまだですよ!まだまだ!」
P「そうですか…なら……おーい、たくみーん!」
拓海「P…Pッ!その名前で呼ぶなつっただろッ!」
P「どうしてだ?」
拓海「どうしてって、おま、恥ずかしいからに決まってるだろうが!」
ルキトレ(ほーら、怒られちゃったじゃないですか、お年頃なんですからね)
21:
P「恥ずかしい?たくみんが――」
拓海「あーあーあー!ルキトレ!お前は聞くなぁああああ!」
ルキトレ「えっ」
P「言ってほしいって――」
えっ「ルキトレ」
拓海「あーーーーっ!」ギュウウウ
ルキトレ「ぐえっぷ」
P「おいおいルキトレさんの首締めすぎだろ」
拓海「……はあっ、はあっ……P…」ギュウウウ
P「どうした?」
拓海「……ふ、ふたりっきりのときだけとも……言っただろうがよ……」ブチン
ルキトレ「」ゴロン
29:
ルキトレ「はあっはあっ……死にかけました」ゴキッゴキッ
拓海「…わ…悪かったよ……でも元はと言えばPが悪いんだからな」チラ
P「悪い悪い、それと……向井はこれから仕事だったな」
拓海「えっ」
P「仕事だろう?向井は」
拓海「あ…ああ……」
P「…」
拓海「…」シュン
P「冗談だよ、拓海」ニヤニヤ
拓海「…っざけんな!質の悪い冗談やめろよ!……何ニヤついてんだよ!アタシがどんな気持ちで……!」
P「……」しゅん
拓海「気持ちで……」
P「悪かった、もう二度としない」ずーん
拓海「……お、おう、分かればいいんだよ」
33:
拓海「…P……あ、アタシはそんなに怒ってないからな……」バタン
P「いかがです?」
ルキトレ「普通にいい子じゃないですか」コキッコキッ
P「ルキトレさんは鈍感ですね、窓の外見てくださいよ」
ルキトレ「またですか……」
拓海『……』テクテク
ルキトレ「ちゃんと仕事行って……あれっ?止まった……」
拓海『……』チラッ
ルキトレ(あ、こっち見)
拓海『!?……』プイッタタタタ
P「言い過ぎたかな?なんて思ってるんですよ」ニヤニヤ
ルキトレ(うそっ!あれ拓海ちゃん!?かわいい?!)ジタバタ
36:
ルキトレ「というかあれ完全にプロデューサーさんが悪いでしょう」
P「まぁ、その時になれば俺は泣いて謝りますけどね」
ルキトレ「謝るんですね…泣いて、え、えぇ!?泣くんですか!?」
P「正直心が痛いです」ポロポロ
ルキトレ「初めから、やらないで下さいよ」
P「ルキトレさんが証明してみせろって言うので……」
ルキトレ「わ、私のせいですか?」
P「……でもこれで分かりました?うちのアイドルチョロいでしょう?」
ルキトレ「い、いえ!それに…拓海ちゃんはどちらかと言うと……」
P「まぁ言いたいことは分かります、チョロドルの分類ですよね」
ルキトレ「その……えっと……はい……」
38:
幸子「おはようございます」
ルキトレ「大人勢はどうなんですか?」
P「大半がチョロドルですよ、和久井さんとかなんか知らない間に結婚したことになってますし」
ルキトレ「ええ?結こ――」
幸子「結婚!?ボクは初耳ですよ!?」
P「…あれ、ルキトレさんには言いませんでしたっけ」
ルキトレ「聞いていませ――」
幸子「ちょっと無視しないで下さいよ!」
41:
P「見てくださいよ、このお弁当、料理教室行ってきたんですって」
ルキトレ「え、えぇ?本当ですか!?あ、ハート……」
幸子「ちょっとボクの声を聞いてるんですか!」
P「ひとつ摘まんでください」
ルキトレ「あ、おいし……」
幸子「……こ、このくらいならボクにも出来ますよ」
P「これなら結婚も悪くないかなって思うわけです」
幸子「……っ!」ホロリ
幸子「……だめ、ですっ」ギュ
P「色々作ってくれるそうですよ?明日から楽しみだなぁ」
幸子「だめですってば」ギュー
幸子「Pさんは……ボクのことだけ見てないと」
44:
幸子「……」ギュウウウ
P「……幸子」
幸子「!?気づくの遅いですよ!」ムクッ
P「すまんな、慌てる幸子が可愛くてつい」トントン
幸子「そうなんですか?それなら仕方ない……」チラッ
幸子「仕方ない……」
幸子「仕方ないわけないじゃないですか!本当に…本当にっ……!」バンバン
P「いたた、許してくれよ」
幸子「もっとボクを求めてくれたら……許してあげます」
P「かわいいかわいい」
幸子「心配したんですから……」グスッ
P「あ?悪かったよ」トントン
49:
ルキトレ「泣き疲れて寝ちゃいましたね」
P「不安だったんでしょうね」
幸子「……すぅすぅ」
ルキトレ「ふふ、ぐっすりですよ」
P「ちょろいでしょう」
ルキトレ「えー、あのー、幸子ちゃんは……その学校では孤高なので……反動で依存体質……みたいな……」
P「ルキトレさんも大概エグいこと言いますね」
58:
ルキトレ「いや……私のちょろくない認定の子来るまで待ってくださいよ」
P「いいでしょう」
凛「おはようございます」
P「げっ」
ルキトレ(やった!ちょろくない認定第一位の凛ちゃん!)
ルキトレ「凛ちゃん!丁度いいところに来てくれました!」
凛「何かわからないけどどうしたの?」
P「……」
凛「あ、プロデューサー、まだ怒ってんの?」
ルキトレ(喧嘩中?…これはすみませんがきた!)
P「……昨日の晩ご飯の唐揚げにレモン入れんなよ」ボソッ
凛「またそれ?」
ルキトレ(あれー?)
63:
凛「脂っこさを取れるって言ったじゃない」
P「いや、脂っこさ無かったら唐揚げじゃないだろ」
凛「プロデューサーの体を思って作ってるんだよ?」
P「余計なお世話だよ」
凛「体調崩されたら皆が困るんだよ」
P「唐揚げ一つ二つくらいで?」
凛「……それにレモン唐揚げおいしいじゃん」
P「は、おいしくねーし」
ルキトレ「はいはい、もう負けです降参です」
68:
P「じゃあさ、なんで別々のベッドで寝ないの?」
凛「それとこれとは話別だし」
P「いや関係あるよね?健康を考えたら、密着してねるなんて暑苦しくてできないし」
凛「……扇風機つければいいじゃん」
P「そんなこと出来っかよ、凛が風邪引いてしまうだろ」
凛「……といっしょになりたかっただけです」ボソッ
P「はぁ?誰と?」
凛「っ!もうっ!プロデューサーとっ!」
P「お……おう……そうなのか……」
凛「…」
凛「…」チラッ
P「…」チラッ
凛「!」プイッ
P「!」プイッ
ルキトレ「ライターは……ちっ……つかないな」カチッカチッ
82:
P「……凛」
凛「……なに?」
P「……オムレツとケーキはおいしかったぞ」
凛「そ、ありがと」
P「……」
凛「……」
P「なぁ」凛「ねぇ」
凛「……プロデューサーから言ってよ」
P「悪かったよ……ただ俺、凛なら何でも言っても受け止めてくれるって、身勝手だけどそう考えてた……」
凛「ん?」
P「どうした?」
凛「…そのとおりだけど」
ルキトレ「丁度いい火があるじゃねえか……うおっ、あっち!あちっ!」
84:
凛「私も同じこと思ってたんだ」
凛「プロデューサーは苦にして無いのかなって……」
P「なんだそうか、はは」
凛「ふふ」
P「凛?」
凛「なに」
P「これからもよろしくな」
凛「こちらこそ」
P「ところで凛は仕事か?」
凛「あ、忘れてた、そろそろライブ行くよ?プロデューサー?」
P「もうそんな時間か」
ルキトレ「終わった、あん?終わったんか?」
86:
P「……そうかもうそんな時間だったか、すぐ行くぞ、凛、他の子は?」
凛「もう一人だけ」チラッ
P「そうか」チラッ
ルキトレ「あ、私も指導があるんでした、頑張って下さいね」
P「なに言ってんだルキトレ、お前も来るんだよ」
ルキトレ「えっ、私アイドルじゃないですって……引っ張らないで下さいっ!」
P「お前を入れても勝つから安心してくれ」
ルキトレ「そういう問題じゃ……えっ!ちょ!もうっ!どこ握ってるんですか…」テレッ
P「手だ」
89:
ライブ後
ルキトレ「はあっはあっ」
P「久々の運動も悪くなかったろ」
ルキトレ「……もうっ!」
P「怒ったか?」
ルキトレ「怒ってますよ……もちろん」
P「そうか……悪かったな」
ルキトレ「も、もうっ!これっきりにしてくださいねっ!」テレテレッ
P「うちの事務所マジちょろいわー」
92:
ちひろ「あ、プロデューサーさん!」
P「どうした?俺のちひろ?」
ちひろ「え、あ!あのっ!……今回のドリフェスですが……うぅ……」テレテレ
P「あぁ1000個ずつ注文しといて」
ちひろ「えっ……?」キュン
P「1000個ずつだ」
ちひろ「あ……はいっ……今回もたくさんサービス付けときます」デレッ
P「じゃあ残りの行ってきます」ガチャ
「あー、ちひろもちょろいわー、コインガチャ報酬の子も上位報酬の子もちょろいんだろうなー」バタン
ちひろ「うちのプロデューサーさんマジちょろいわー」ニッコリ
95:
おわり感謝
97:
おつおつちょろちょろ
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