折本「折本かおり!アイドル目指してます!」八幡「は?」back

折本「折本かおり!アイドル目指してます!」八幡「は?」


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2:
八幡「なぁ、折本」
折本「あ、比企谷久しぶり!」
八幡「あぁ、久しぶりって重要なのはそこじゃないからな?」
折本「え?」キョトーン
八幡(こいつわからないって顔をしてるぞ)
3:
折本「そういえば比企谷聞いてよ!私アイドル目指すことにしたんだ!」
八幡「お、おう」
八幡(折本ってこんなキャラだったか?中学の時と結構違うような・・・)
折本「私、高校に入学してから色々考えたんだ」
八幡「なにを?」
折本「比企谷のこととか」
八幡「え、俺のこと?」
折本「うん。比企谷って中学の頃全然笑っていなかったじゃん?」
折本(急にニヤニヤしたりして気持ち悪い時あったけれど)
八幡「まぁ、ボッチだったからな」
4:
折本「私は楽しい中学校生活だったけれど、比企谷は違ったのかなって」
八幡「まぁ、楽しいとは言えない中学校生活だったかもな」
折本「でしょ?それで比企谷ってどうすれば笑うのかなって」
八幡「どうすればって言われてもだな・・・」
折本「だから私はなろうと思ったんだ。比企谷を含めたみんなを笑わせられるような・・・」
八幡「折本・・・」
折本「そう、漫才師に!」
八幡「・・・は?」
5:
折本「漫才って凄いんだよ!みんなを笑顔にできる素晴らしい職業なんだから!」
八幡「ちょっと待て!アイドルはどうした!?」
折本「アイドル?え、比企谷って高校生になって今更アイドルとか目指すの?ウケる?」
八幡「いや、ウケねえし。それにさっきの流れからどうして漫才師になるんだよ・・・」ハァ
八幡(こいつ本当に大丈夫か。危ないもの決めてないよね?)
6:
折本「まぁ、漫才は置いといて」
八幡「もういいんかい」
折本「うむ。余は満足じゃ!」
八幡「そうですか・・・」
折本「で、アイドルの話なんだけれど」
八幡(やっぱり覚えていたじゃねえかよ)
折本「比企谷が笑ったところを見たことないからやってみたいって思ったのは本当だよ」
八幡「あ、それは本当だったのか」
折本「信じてないとかウケない!」
八幡「いや、まじウケる」
折本「真似しないでよ!」ムスッ
八幡(・・・こいつってあの頃より可愛くなってないか?)
7:
折本「それで、比企谷のことを考えながら悶々と過ごしていたある日ね」
八幡(女の子が悶々とか言うとなんかエロくないですかお兄さん?)
折本「なんとなくリビングでテレビを見ていたらさ、アイドルの特番がやっていたの」
八幡「アイドルの特番?」
折本「うん。その番組では、施設にいる恵まれない子供たちの笑顔を守るために、何ヶ月も歌やダンスを練習して、子供たちを笑顔にするって番組だったんだ」
折本「で、その番組の途中には辛いこともあって。けれどアイドルは練習をやめないからスタッフさんがアイドルに質問したんだよ。『辛くならないの?』って」
八幡「・・・それで?」
8:
折本「『もちろん辛いですよ。けれどみんなが笑ってくれるから頑張れるんです』って」
八幡「・・・」
折本「正直、他人が笑ってくれるために頑張るとか嘘だと思っていたんだ」
八幡「信じにくい話ではあるな」
折本「でしょ?だから今までお利口さん発言とか軽く馬鹿にして聞いていたのだけれどさ。ふと思ったんだ」
折本「このアイドルと私は似ているんだって」
八幡「・・・どこらへんが似ていたんだ?」
10:
折本「そうだね?まず、笑顔にさせたいところかな」ニコォ
八幡「そ、そうか///」
八幡(この笑顔は不意打ちだろ)
折本「あとは可愛いところとか!」エッヘン
八幡「それ自分で言うか?」
折本「あ、比企谷。可愛いって否定しないんだ!」ニヤニヤ
八幡「こ、これはお前が急に変なことを言うからそこまで考えが回らなかっただけだ」
折本「ふ?ん。まぁ、そういうことにしてあげますか」ニヤニヤ
八幡(く、可愛いけれど、なぜか悔しい)
12:
折本「だから比企谷。今すぐ笑ってよ!」
八幡「おい、無茶ぶりだろ・・・」
折本「大丈夫だよ」
八幡「どうしてだ?」
折本「私が八幡をウケる?って笑わせるから!」
八幡「折本・・・」
折本「だから比企谷。私が今日まで練習した歌。聞いてくれる?」
八幡「・・・どうせ用事もないし暇だからな」プィッ
折本「捻くれちゃってこのこの?」ツンツン
八幡「う、うっせ」マッカー
折本「では、聞いてください」
八幡(折本は一体どんな曲を歌うんだ?)
折本「曲名は『お願い!シン○レラ』です!」
八幡「ちょっと待てぇぇぇ!」
折本「え?」
15:
八幡「え?じゃ、ねえよ!」ハァハァ
折本「なに息切らして全力で叫んでんの?まじウケる」
八幡「いや、これはまじで笑えないやつだから!」
折本「そうなの?」
八幡「ああ」
折本「そうか・・・」ショボーン
八幡(いや、さすがにこれは・・・あれ?)
八幡「なぁ、折本」
折本「なに?」
16:
八幡「お前が見た番組って・・・」
折本「THEiDOLM○STERシン○レラガールズって番組だよ」キョトン
八幡「やっぱりそれか!」
折本「え、なになに?比企谷知っていた感じ?」
八幡「いや、知ってるもなにも・・・」
八幡(毎週録画とリアルタイムは逃さないし・・・ってかデ○マスってそんな話だったか?)
折本「まぁ、いいや」
八幡「さいですか・・・」
18:
折本「じゃあ、もう歌はいいや」
八幡「諦めるのはやいな」ハァ
折本「その代わりダンスを披露したいと思います!」
八幡「お前踊れるのか?」
折本「わかってないな比企谷は。わかってない!」
八幡「お、おう」ドンビキ
折本「今時のアイドルは歌と踊りと○営業ができなきゃ売れないんだよ?」
八幡「いや、枕○業はいらないかな?」
折本「あ、やっぱり?」
八幡「確信犯かよ・・・」ゲッソリ
19:
折本「では、ミュージックスタート!」
八幡「ポチッとな」
ヤーレンソーランソーラン
ソーランソーラン
八幡「ストップ!」
折本「え?」キョトン
八幡「なぁ、折本。わざとだろ?わざとと言ってくれ頼む!」
折本「そんな・・・見つめられると照れるよ///」カオマッカー
八幡「あああぁぁぁぁぁ!?」
――数分後
八幡「で、話を戻すがなぜソーラン節なんだ?」
折本「有名でしょ!」
八幡「有名だけれどな・・・」アタマカカエ
折本「それに歌ばっかり練習して、踊りの方は全然なんだ」
八幡「なら踊るなよ・・・」
折本「だって比企谷を笑わせたかったから・・・」ウルウル
八幡「わ、わかったから泣くなよ」ナデナデ
折本「うん・・・」
20:
八幡(はあ、それにしても曲のセンスや踊りといい・・・アイドル本気で目指しているのか?いや、曲は確かに神だが)
折本「ねぇ、比企谷」
八幡「どうした?」
折本「私薄々知っていたんだ。アイドルに向いてないって・・・」
八幡「折本・・・」
折本「だから諦めようと思うの・・・」
八幡「それでいいのか?」
折本「うん。だけどその代わり・・・」
八幡「その代わり?」
折本「私と漫才してくれないかな?」
八幡「なんでやねーん!」ビシッ
折本「いいよ比企谷!今のツッコミいいよ!」
八幡「はぁ、もうわけがわからん・・・」
22:
折本「そろそろネタも尽きてきたな・・・」
八幡「それ本人を目の前にして言うか?」
折本「イエス!イエス!We’re the ももいろク○ーバー!」
八幡「いや、もも○ロじゃないし、二人しかいないから!」
折本「キミとボクでデキルヨ!」
八幡「もうやめてくれよ・・・」
折本「あ、やっぱりやりすぎちゃった?」テヘッ
23:
八幡「ってかお前キャラ変わりすぎだろ」
折本「高校デビューです」キリッ
八幡「まじか」
折本「嘘!」
八幡「あぁぁぁぁぁぁ!?」イライライラ
――しばらくお待ちください
折本「それにしても、もうこんな遅い時間か」
八幡「誰かさんがくだらない話に付き合わせるからな」ハァ
折本「でも楽しかったでしょ?比企谷途中から笑っていたし」
八幡「え?」
八幡(確かに折本と話していて、楽しかったと感じている自分がいたがまさか笑っていたなんて・・・)
26:
折本「じゃ、私はそろそろ帰ろうかな」
八幡「もう帰るのか?」
折本「うん、だって比企谷の笑顔が見れたし」ニコォ
八幡「そ、そうか・・・」カァッー
八幡(そう言えば忘れていたが折本俺を笑わせるために来てくれたんだよな)
折本「ねぇ、比企谷」
八幡「どうかしたか?」
折本「笑っている顔良かったよ」ニコォ
八幡「お、おう」ドキドキ
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