シンジ「エヴァのパイロットってモテるのかなあ・・・」back

シンジ「エヴァのパイロットってモテるのかなあ・・・」


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1:
シンジ「ごめんね・・・」
女生徒「ううん、いいの・・・きっと振られるってわかってたから」
シンジ「本当にごめんね・・・」
シンジ「(今月に入って2回目だ・・・告白されたの。今までこんなことなかったのに)」
シンジ「(何で僕なんだろう・・・いいところなんて一つもないのに)」
シンジ「僕が・・・エヴァのパイロットだからなのかな・・・?」
シンジ「他のパイロットは告白されたりしてるのかな?」
3:
シンジ「綾波」
レイ「何」
シンジ「綾波ってさ・・・その、告白とかされたことある?」
レイ「何の?」
シンジ「何のって・・・あ、愛の告白だよ・・・君が好きだ!とかさ」
レイ「・・・一度だけ」
シンジ「あるの!?本当に!?」
レイ「変・・・かしら」
シンジ「あ、いや・・・全然変じゃないよ!ほら、綾波って可愛いし」
レイ「っ・・・!」カァァ
5:
シンジ「あ、いや、へ・・・変な意味じゃなくて!いや、変な意味ってなんだよ僕変な事言ってるな・・・」
レイ「そう・・・」ションボリ
シンジ「それでその、こ・・・告白した人ってさ・・・」
レイ「このクラスの人」
シンジ「そ、そうなんだ。どんな感じだったの?あ、いや、嫌なら答えなくていいけど」
レイ「別に、嫌じゃない」
レイ「たしかこんな感じ」
6:
男子生徒『急にこんなところに呼び出してごめん。』
レイ『用事って、何』
男子生徒『俺さ、ずっと前から綾波さんのこと気になってたんだ!』
レイ『気になる?』
男子生徒『だから、その・・・つまり俺と付き合ってくれないか!』
レイ『付き合うって、何』
男子生徒『え?付き合うって言うのは好き同士が一緒になるって言うか、一緒にいるって言うか・・・』
レイ『好きって、何』
男子生徒『好きって言うのは相手のことが気になるとか一緒にいたいとかそういう気持ちだよ』
レイ『そう・・・じゃあ私貴方のこと好きじゃないわ、気にならないもの。さようなら』
男子生徒『』
8:
シンジ「うわぁ・・・」
レイ「その後、泣きながら走ってどこかへ消えたわ」
シンジ「ちょっと可哀想かも・・・」
レイ「どう・・・?」
シンジ「あー・・・うん、ありがとう。結構参考になったよ!」
レイ「い、碇くんはその・・・こくh」
シンジ「ん?あ、もうこんな時間か。今日特売の日だったっけ!ゴメン綾波!今日はありがとう!」
レイ「あ・・・」
レイ「(碇くんのことが気になる・・・碇くんと、一緒にいたい。これが・・・好き・・・?ポカポカする・・・)」
10:
シンジ「それにしても・・・綾波って告白されたことあったんだ」
シンジ「もっといろんな人に聞いてみようかな・・・」
シンジ「ただいまー」ガチャ
アスカ「遅い!!どこほっつき歩いてたのよ!」
シンジ「ごめんごめん、ちょっと綾波と話してたら遅くなっちゃった」
アスカ「はぁ!?エコヒイキと?もっとマシな嘘つきなさいよね。誰があんな根暗と話が弾むってのよ」
シンジ「嘘じゃないよ、あんまり綾波の悪口言うなよアスカ。綾波だって話せば面白いのに」
アスカ「ふーん・・・あーはいはい分かったわよ、せいぜいエコヒイキといちゃついてればいいじゃない、馬鹿、バカシンジ」
シンジ「な・・・そういうんじゃないよ!」
アスカ「あっそ、早くご飯作りなさいよ、バカシンジ」
シンジ「・・・アスカってモテないでしょ」
12:
アスカ「ハァ!?あんたこのスーパー美少女パイロットアスカ様に対して、言うに事欠いてモテないですってえ!?」
シンジ「事実だろ!いくら可愛くたってそんな性格じゃ絶対モテないよ!大体、性格の悪さが人相ににじみ出てるよ・・・」
アスカ「か、可愛いって・・・」カァァ
シンジ「アスカって告白とかされたことあるの?」
アスカ「はぁ?アンタバカァ?あ、あるに決まってるでしょ」
シンジ「あるんだ・・・可哀想に・・・きっとまんまと見てくれに騙されてしまったんだな・・・」
シンジ「ちなみに、何回ぐらい?」
アスカ「そ、そりゃあもう数え切れないくらいよ!10や20じゃ足んないわよ!」
シンジ「えぇ!?そんなに・・・綾波ですら一回だけなのに・・・」
アスカ「え、エコヒイキが告白されたことあるですって!?う、嘘・・・ジャアアタシハエコヒイキイカ…?」
シンジ「ん?なんか言った?」
15:
アスカ「うっさいわね!なんでもないわよ!」
シンジ「怒鳴らないでよ・・・」
アスカ「う・・・だ、大体そういうアンタはどうなのよ、まあどうせ聞く意味も無いんでしょうけど」
シンジ「僕は・・・5回位かな。最近急に増えてちょっと困ってるんだ・・・」
アスカ「ご、5回!?誰に!誰によ!言いなさい!隠したら死刑!」
シンジ「うわっ、急にどうしたんだよアスカ・・・ちょっと落ち着いてよ・・・」
アスカ「う・・・わかってるわよ。で?誰?誰なの?もしかして誰かと付き合ってるんじゃないでしょうね!」
シンジ「全然分かってないじゃないか・・・」
18:
シンジ「誰ともつきあってなんかないよ・・・」
アスカ「ほっ・・・」
シンジ「アスカ?」
アスカ「な、なんでもないわよ!で、名前は?」
シンジ「いやだよ、何でそこまで教えなきゃいけないのさ。それに振ったのに可哀想じゃないか」
アスカ「っ・・・ふーん、そう・・・そっちの肩を持つんだ」
シンジ「肩をもつってなんだよ・・・訳わかんないよ」
シンジ「大体、アスカこそどうなんだよ!つ・・・付き合ったりとかそういうのは!何回も告白されてるんだろ」
アスカ「ハァ!?あんたあたしにそういうこと聞くわけ!?」
20:
シンジ「なんだよ、聞いちゃいけないのかよ」
アスカ「付き合ったりするわけないでしょ!このバカシンジ!大体わたしはっ・・・」
シンジ「大体・・・何?」
アスカ「???っ!フンッ!大体、このアスカ様に釣り合うような男がホイホイいるわけないでしょ!」
シンジ「アスカに釣り合う男かぁ・・・確かにそう簡単にはいないかも。」
アスカ「ま、当然よね!まず優しくて、顔がよくて、頭がよくて、家事が完璧に出来て、まぁ基本こんなところよね」チラッチラッ
シンジ「うわぁ・・・ハードル高いなあ、そんな人いるのかな?あ、カヲル君とか家事とかも完璧にこなしちゃいそうだよね」
アスカ「???っ!何でそこでクソホモが出てくるのよ!このバカシンジ!死ねっ!」
22:
シンジ「やっぱアスカも綾波もモテるのかあ・・・」
アスカ「・・・急に何よ」
シンジ「僕がモテてるのってエヴァのパイロットだからなのかな?」
アスカ「ハァ!?なんでそこでエヴァが出てくんのよ?」
シンジ「だって僕ってなんの個性もないし・・・」
シンジ「綾波やアスカに話を聞いたんだけど、綾波もアスカも元から可愛いからさ」
アスカ「か、かわっ・・・アンタはまたそうやって・・・」カァァ
シンジ「僕だけ無個性だからやっぱりあんまりアテにならないな・・・」
アスカ「あ・・・アンタだってっ・・・(アンタだってエヴァに乗れるからモテてるわけじゃないわよ・・・バカ)」
26:
次の日 通学路
カヲル「おはよう、シンジくん。いい朝だね」
シンジ「カヲルくん、おはよう」
カヲル「朝からシンジくんに会えるなんてなんていい朝なんだ」
シンジ「そ、そうかな・・・」
カヲル「そうさ、あいさつはいいね。リリンが生み出した文化の極みだ」
シンジ「あ、あのさ・・・カヲルくんってモテるの?告白されたり・・・付き合ったりとか」
カヲル「それは告白かい?」
シンジ「ち、違うよ!ただ単純に興味があって」
カヲル「僕に興味があるのかい?それはうれしいな」
31:
シンジ「と、とにかくカヲルくんってモテるのかな・・・?」
カヲル「そうだね・・・モテる、とは言わないかな」
シンジ「えっ!?でも告白はたくさんされたりしてるんじゃないの?」
カヲル「それはそうかもね、でも僕はたくさん告白されてもモテるとは一概には言えないと思う」
シンジ「どういうこと・・・?」
カヲル「僕はね、有象無象の他人より特別な一人に好かれることが大切だと思うんだよ、シンジくん」グイッ
シンジ「か、カヲルくん・・・近いよ」
カヲル「そうかな・・・?僕はそうは思わない。キミと僕の距離はこれくらいが適切さ」グググイッ
シンジ「ちょっ・・・カヲルくん、やめっ・・・」
アスカ「朝っぱらから盛ってんじゃないわよ!このクソホモ!」ゲシッ
シンジ「アスカ!」パァッ
カヲル「チッ…じゃあ、シンジくん!また学校で会おう」
アスカ「まったく・・・さっさと学校行くわよ」
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