幼馴染「で、でも、私コミュ障だから…」back

幼馴染「で、でも、私コミュ障だから…」


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1:
幼「…」ぐてーん
男「…」読書
幼「…」ごろごろ
男「…」ちらっ
幼「へへへ…」ぐてーん
男「なに、ごろごろしながら笑って」
幼「…へっ!?え、えっと…」
2:
男「いや、落ち着いて、ひいてないから」
幼「え、えっと、その…」あたふた
男「ん?」にこっ
幼「!」どきーん
幼「…////」
4:
幼「…いま笑ってた?」
男「うん」
幼「…どんなふうに?」
男「へへへって」
幼「…そうか」
男「そうだ」
5:
幼「ご、ごめんなさい」
男「なんで謝るの?笑」
幼「いや、その、なんか…」
男「むしろちょっと可愛いって思ったよ?」
幼「!」
幼「//////」ぷしゅぅぅぅ
6:
幼「か、可愛くない!!////」
男「なんで急に叫ぶ?笑 いや、なんか可愛かった。笑」
幼「可愛くないもんっ////」
男「いや、だからちょっとだけ可愛いと思ったって。だから謝らなくていいよ。むしろありがと。笑」
幼「か、可愛くないよ…。私なんて、胸ないし、ちんちくりんだし、コミュ障だし、運動も勉強もできないし…」
7:
男「はい、もう終わりっ」
幼「!?」
男「自虐発言はもう終わり!いまの幼の不思議な笑いを、俺は可愛いと思いました、これは事実」
男「で、さっきなんで笑ったの?」
幼「…ふぇ!えっと…たしか、おそらく、すべからく…」あたふた
男「落ち着いて…」
8:
男「ゆっくりでいいから」
幼「…はい」
男「なんで?」
幼「…」うーん…
男「…」にっこり
幼「…」うむむむ…?
男「…」じぃー
幼「…」むむむむむむむむむむむむ…?
男「もういいや。笑」
9:
幼「う、うまく話せなくて、ごめんなさい…」
男「ぜんぜんいいよ。気にしてないし」
幼「…男くん、私といてたのしい?」
男「え?」
幼「だ、だって、自分の気持ちもうまく伝えられなくて、会話も下手で、すべてがのろまだし」
幼「男くんみたいなかっこよくて話が上手で、友達いっぱいいるタイプは、私なんかといてもつまらないよね…」
10:
男「まず、俺はそんなタイプではないけど…」
男「俺は、別に面白い会話がしたくて幼といるわけじゃないよ?」
男「小さい頃からの幼馴染で、信頼できるし、なんというか、幼とふたりでいるときの雰囲気、空間が好きだから」
男「それに、俺は幼と話すの好きだし」
幼「!?」
幼「へっ、あ、えっと、その…」
幼「…恐縮でございます」
男「なにそれ。笑」
11:
幼(男くん、好き、大好き…)
幼(高校生になって、かっこよくなった…ううん、幼稚園のころからかっこよかったけど、さらに…)
幼(優しい言葉をかけてくれて、こんな私とも一緒にいてくれて…)
幼(好きだよ、大好きだよ、愛してるよ、結婚したいよ、え、えええええっちもしたいよ、うん、えっちしたい、いっぱいしたい、一日何回もしたい、ずっとしてたい、激しいのしたい!)
男「幼?」
幼「ひゃ、ひゃいっ!」
12:
男「そろそろ帰ろうかな。もう遅いし」
幼「う、うんっ、うんっ」あたふた
幼(さっき考えてたことバレてないかな、バレてないよね!?)
幼(って、バレてるはずないだろ、落ち着け、私…)
男「また明日ね」
幼「うん…や、だめ!」
男「だめ!?」
幼「や、ちが、送る…!玄関まで送る…!」
男「ありがと」
13:
私立○○女子高等学校(偏差値47)
幼「…」ぼぉー
クラスメイト「あ、幼ちゃんおはよー!」
幼「は!?あ、おおおおおはよう」
14:
幼(挨拶もまともにできない私って…涙)
幼友「おはよ、幼ちゃん」ぽんっ
幼「ひゃ!?あ、幼友ちゃん、おはよう」
幼友「新学期で、幼ちゃんとクラス離れ離れになっちゃって、寂しいよー!」すりすり
幼「へ、へへへ…」
幼友「私のボーイズラッブッ!!トークを聞いてくれるのは幼ちゃんだけなのにぃぃ」むぎゅうう
幼「そ、そうなんだ、えへへ…」
16:
幼友「幼ちゃん友達できた?」
幼「…まったく」
幼友「まだ五月だもんねー。これからこれから!」
幼「うぅ…そうかなぁ…」うるうる
幼友「え、泣いてる!?だーいじょうぶ、幼ちゃんはいい子すぎるくらいいい子だから、できるって!」
幼「ぐすぐす」
幼友「もー…」なでなで
幼友(うわやっばこの傷ついた小動物。保護してぺろぺろしたい。GL?GLいっちゃう?)
17:
幼「…幼友ちゃんは友達できた?」ぐすん…
幼友「まあ何人か…」
幼「ふぇ、ふぇえええんっ、幼友ちゃんが離れていっちゃうぅ!」うぇーん
幼友「いや離れないから!ほら、教室まで会いにくるし、週末暇なときは遊びにいこっ?ね?」
幼「…うん」こくん
幼友(はあはあ、私ぜったいこの子から離れない、離れる気ない…)
18:
昼休み
幼「…」ぽつん
幼(今日、朝から教室で一度も会話をしていない…)
幼(ははっ、私にはこんな惨めな孤独がお似合いだぜ)
幼(男くんと会いたいよぉ…)
幼(てか、幼友ちゃん教室に来てくれない…)
幼(お昼ごはん一緒に食べよって来てくれないかなあ…)
幼(来てくれないよね、幼友ちゃんには向こうで私の知らないお友達がいるんだもんね…)
幼「…」じわっ
19:
女1「幼さん、こっちおいでー。一緒に食べよ!」
幼「……………!?」机がたっ
女2「幼さん?」
幼「い、行きます!行かせていただきます!」
女3「ふふ、幼さんなにそれー」
20:
女2「でね、私はやっぱりリヴァイ様はあのサディスティックな目つきをいかしてこそだと思うのよね」
女1「えー、ありえない!リヴァイは受けっしょ!絶対受けっしょ!」
女3「そうだよー。クールで冷たい雰囲気のリヴァイだからこそ、受けになったときにギャップが…」
女2「リヴァイは攻めだよー!エレンとかもろ受けじゃん!」
女3「いやいや、だから受けてるときのリヴァイの切ない顔想像してみ?超可愛いから!」
幼(女子高って腐女子さん多いのかな?)
24:
男の部屋
幼「ふへへ…」ごろごろ
幼「……ひひひっ」ぐてーん
男「今日はご機嫌だね、幼。なんかあった?」
幼「へ!?え、えっとぉ…」
幼「…へへ」にへら
25:
幼「あ、あのね!男くんっ」
男「うんうん」にこにこ
幼「…ごにょごにょ…できたの」
男「へ?」
幼「クラスに友達できたの!」
男「おお!」
26:
男「よかったなー、幼」なでなで
幼「!」
幼「ふへへ…////」
男「…」なでなで
幼「にひひひひ////」
27:
男「それにしても、幼がうちに泊まるの久しぶりだなあ」
幼「」こくこく
男「寝るまで長いけど、なんかする?たまには勉強は休んで、遊ぶか!」
幼「」こくこく!!
幼(男くん毎日勉強してるの!?さすが進学校だよ…)
男「幼はなにしたい?」
幼「ふぇ!?」
28:
幼「えっと…」
男「?」
幼「じゃんけんで勝ったほうが、負けたほうの言うことを…ごにょごにょ」
幼(言えた!言えたぞ!頑張ったぞ、私!)
男「ごめん、最後のほう聞こえなかった」
幼「!」
29:
男「い、いいけど、変な要求はダメだよ?俺しないしさせないからね?」
幼「」こくこく
男&幼「じゃーんけーん」
ぽん!
男「負けた…」
幼「きゃー!!やったー!」ぴょーんぴょーん
30:
幼「やったやったー!わーいっ」ぴょんぴょん
男「…」
男「かわいい」ぼそっ
幼「ふぇ」
幼「…可愛くないもん////」
34:
男「で、なにお願いするの?」
男「無理なお願いはダメだよ?」じとーっ
幼「う、うん…」
????????????????
 抱きしめてほしいの///
そんなこと? いいよ ぎゅ…
 んあっ////
ずっと好きだったよ、幼 結婚しよう
 は、はい…///
?????????????????
幼(なんてなるわけないだろ、こんなコミュ障な私が。自惚れるな、私)
男「?」
35:
幼「え、えっと、そのぉ…っ///」
男「?」
幼「か、壁ドン…」
男「壁ドンしてほしいの!?」
幼「へっ!?」
幼(ひ、引かれた!?コミュ障な私には、常識がないから、こういうのがわから…)
男「いいよ///」
幼「!?」
36:
男「幼がしてほしいなら、そのくらいは…」
幼「う///」
男「じゃんけんに、負けたんだし…」
幼「…ハアハア」
幼(きゃああああ!!!男に壁ドン!か、べ、ど、ん!!夢!女の子の夢!好きな人に壁ドンきゃあああ!!!)
男「幼?」ずいっ
幼「!」ひきっ
37:
幼「はあ、はあ、はあ…////」
男「…」てく、てく
幼「んぅっ///」とん
幼(壁に、完全に追い詰められ…っ///)
男「…」ドン
幼(壁ドン成立ううううう!!!きゃあああ!!!////)
男「…」
幼「…」
男「…」
幼「…」
38:
男「お前、他の男ばっかみてんだろ」ドキドキ
幼「へっ!?いや、そんなっ…」ドキドキ
幼(セリフつき!?神様、私はもう死んでもよいです!!)
男「俺以外の男を…/////」
幼「はあ、はあ」////
男「う…///」
幼「?」ドキドキ
40:
男「え、えっと、その////」
幼「????っ////」
男「も、もう終わり!」
幼「!」
男「恥ずかしいって、やっぱり///」
幼「う????っ////」うつむき
41:
男「…次もする?」
幼「」こくこく!
男&幼「じゃーんけん」
ぽん!
幼「!」
男「…勝ったね」にやり
42:
幼(男くんの要求…なに?いったい、私はどんな恥ずかしい要求をされちゃうの?)
???????????????
このローターを、幼のあそこにいれてってと…
 やっ、だめぇ…っ ふぁああ////
ほら、気持ちいい?幼 よがってる幼可愛い ほっぺにちゅ
 ふぇ…んぅ…///
スイッチいれるね?
 ふぁあああああ!?/////
じゃあ、このままで…外に散歩にいこうか?
????????????????????
幼(だ、だめだよっ、男くんっ。そんな、バレたらどうする…!)
男「なんにしよっかなー?///」
43:
男「じゃーあー…」
幼「…///」もじもじ
幼(パンツしめっちゃってる…。濡れてびしょびしょだよ…。スカートだから、バレないかな…///)
幼「////」もじもじ
男「…ごくり」
男「髪の匂いかがせて」
44:
幼「……………!?」
幼「ふぇ…えええ!?////」
男「あ、いや、その、いやならいいんだ!ただ、幼の黒髪、いつも綺麗だなーって思ってて…」
幼「!」//////
幼「しょ、しょんにゃ、綺麗だなんて、ないし、ただのショートカットで…!///」あたふた
幼(男くんは、私の髪のにおいをかぎたいの!?えええ!?)
幼(ってことは、もしかして、私のことを少しは女の子としては見てて…)
幼(い、いや、ただの髪フェチなのかもしれないし…っ)
45:
幼「こ、こんな髪でよければ、どうぞよろしくお願いします…///」
男「え…」
男「…ごくり」
幼「…///」
幼(男くんと会う直前に必ずシャンプーする癖つけといてよかった…!)
男「…」すっ…
幼(男くんの顔が、近づいてきて…)
46:
男「…」
幼(って近い!思ったより近い!ドキドキがやばいよおおお////)
男「…」手ですくう
幼「ふぁあ///」
じゅっ…
幼(また、奥からとろとろの液が出てきて、濡れてきちゃった…)
男「…」すんすん
幼「ふぁ、あんっ…///」
男「いい匂い」
幼「???????っ//////」
47:
男「あ、すごい、これが幼の髪の匂いなんだ…」すんすん
男「すご、なんでこんなにいい匂いなんだろ」くんかくんか
男「やば、ずっと嗅いでたい」すー すー
男「なんか幸せ、心臓やばい」すんすんすんすん
幼「や、やぁ、あ、光栄、で、しゅ/////」
男「あーすごい、幼の髪の匂い、幼の髪の匂い…!」すーっ! すーっ!
幼「ひゃ、ひゃんっ、ふぅ?///」
48:

男「ごめん、がっつきすぎた…」
幼「はあ、はあ、はあ」/////
男「じゃ、じゃあ、ご飯つくってるね、なんか具合悪そうだから、できるまでベッドで寝てていいよ」
幼「!?」
男「んじゃ」
53:
幼「…」ぽふっ
幼「…」
幼(きたきたきたああ!/////)
幼(お、男くんのにおい、男くんの汗とか吸い込んでるかも、男くんの肌の角質とか、やば、やばばばばば…)
幼(おなにーしちゃおっかな、どうしよっかな、う????っ////)
54:
幼「…」指を股間にすっ…
幼「ふぇ、もうすごい濡れてる…///」くちゅくちゅ
幼(やっぱ私濡れやすいのかな…無修正のえろ動画みてもこんな濡れてるひとあんまいないし…)くちゅくちゅ
幼(なかに指を奥までいれよっかな…いや、やっぱり初めては絶対男くんの…っ///)くちゅくちゅ
幼「ぁ、や、んぅぅっ…///」くちゅくちゅ
男「あ、幼、今日は幼のすきなハンバーグで…」
幼「きゃーーー!!!」
55:
男「ど、どうしたの…!?」
幼「ふぇ、いや、その、これはえっと…」
男「ん?」
幼(あ、そっか…、掛け布団にくるまってるから、見えないんだ///)
幼「え、えっとぉ…」くちゅくちゅ
幼(私、男くんがいるのにまたおなにー始めちゃってる///ばれたらどうしよ、でもとまんない///)
男「まあ、次からはノックするよ、ごめんね」にこっ
56:
男「で、ハンバーグでいい?」
幼「う、うん…ハンバーグすき…」くちゅくちゅ
幼(もっとすきなのは男くん…///)くちゅちゅ
男「ふふ、幼はポテチとハンバーグ大好きだもんね」
幼「うん…んぅっ」くちゅちゅちゅ
男「ん?」
幼「ふぅぅっ!」びくびくっ!
男「どうしたの?」
57:
男「だ、大丈夫…?やっぱり具合悪い…?」すたすた
幼「ふぅ、ふぅ、いや、大丈夫…!////」
幼(い、いっちゃった…てか、男くんの顔が近い!///においでバレるかも…!)
男「ほんとに悪くなったら言ってね?」なでなで
幼「う、うん!」
男「じゃね」
ドアぱたん
男「…頬が紅潮して悩ましい顔してる幼やばかった///」ぼそっ
58:
幼「ごちそうさま!」
男「いーえ」
幼「お、美味しかった!!」にぱー
男「ありがと♪」
部屋
幼「ぱりぱり」ポテチ食べてる
男「また食べてる笑 太っちゃうよ?」
幼「ふ、太る…」ガーン
60:
男「まあ、幼は細いから少し太っても可愛いと思うよ♪」
幼「!」
幼「可愛くないもんっ///」
男「ふふ、幼は可愛いなー」なでなでなで
幼「にへへへへ…///」
幼「…」ポテチもった指を男に伸ばす
男「くれるの?」
幼「…」こくこく!
62:
男「あーーーん、ぱくっ」
男&幼「」!?
男(俺の唇が…)
幼(私の指が…)
男&幼(触れちゃった!///)
男「ご、ごめ…」
幼「あ、ありがとうござ…///」
男「へ?」
63:
幼「ち、ちがっ!今のは、その!」
男「幼てんぱりすぎ、ははは」
幼「…///」
男「ありがと、美味しかったよ♪」
男(って、やば、これだと幼の指が美味しかったみたいなチャラ男発言に…)
幼「/////////」ぷしゅうううううう
65:
男「歯磨き、お風呂よし!」
幼「」こくこく!
男「ねますか!」
幼「」こくこく!
男「じゃあ、俺は床で寝るから、幼はベッド使ってね」
幼「////」こくん…
幼(いつか一緒のベッドで寝たいなあ…あ、寝るってsleepのほうだよ!いや、sexもしたいけど!hardcoreでcreampieがいいけど!)
幼(x videos見てると無駄にえっちな英単語だけ覚えるな…英語の偏差値44なのに)
67:
電気ぱちん…
男「おやすみ、幼」
幼「おやすみ、男くん」
男「……………zzZ」
幼(相変わらず寝るの早いなぁ…)
幼「…」人差し指をじぃー…
幼「ちゅぱ…ぺろぺろ…」指しゃぶり
幼「ちゅぱっ」
幼「お、おやすみ…///」
69:
次の日 幼の女子高の教室にて
幼「…ふへへ」
幼(男くんの朝ごはん美味しかったなー、卵焼きの味がドストライクなのだよ!)
幼(毎日つくってほしいなぁ。あ、でもそれだったら、結婚したら私はニート決定だ…家事しない専業主婦はニートってネットに書いてた)
幼(いやいや、働けよ、私。男くんは仕事で疲れてるだろ!)
幼(…とか言いつつ、こんなコミュ障貧乳バカ運動音痴の私が男くんと結婚できるわけないこと、分かってますよ…)
幼「…うぅ」うるうる
女1「おっはよー!幼!」
幼「ふひゃあ!?」
70:
女1「どったのー?幼。スマホ見つめて…あれ?幼と男の子?彼氏ですなー?このこのー!」
幼「ち、ちがっ!////」
女2「どれどれ?きゃー!イケメンじゃーん!」
女3「ほほう…ジャニーズで言うと、地味だけどよく見ると顔面偏差値高い的な男子ですなー」
女2「彼は受けだね!」
女3「うむ」
女1「いやいや、へタレ攻め一択っしょ!」
がやがや
71:
幼「ち、ちがうの…!男くんは幼馴染で…!」
女1「幼馴染!?美味しすぎぞ!このー!」肩ぱーん!
女2「いつから?いつからの幼馴染なの!?」
幼「幼稚園の頃に、お隣さんに男くんが引っ越してきて…」
女3「幼ー!おまえは漫画のヒロインかー!!!」
がやがや
72:
がやがやがやがや…
幼(えへへ、やっぱり男くんは他の人からみてもかっこいいんだ…)
幼(そりゃそうだよね、中学校のときも、モテてたし…)
幼(ん?ってことは、他の女の子からも狙われてるってこと…?)
幼「!」がたっ
女2「どうしたの?急に立ち上がって」
幼「????っ」じわわああっ
女1「ええ!?幼泣いてる!?」
73:
女3「あ、ライン返事来たよー。たまたま男くんと同じ学校の友達がいてよかったよ」
女2「△△高の友達がいるなんて、友達なのに女3とは偉い差ですな」
女3「うるさい」
女1「△△高って、県内トップだっけ?」
女3「そうそう。毎年東大とか医学部とか出る」
幼「そ、それで、男くんは△△高でどんな感じなのか、教えていただきたい…!」
女2「幼がいつになく積極的に会話にはいってきた…笑」
74:
女3「なになに、イケメンで爽やか、優しく甘い雰囲気で、成績も上位なので、地味ながら他クラスでも噂になる程度にはモテる、と」
幼「!」
幼「ふぇ、ふぇ、ふぇえええんっ」机につっぷ
女1「よ、幼!?」
女3「何度か告白を受けているはずだが、なぜかすべて断り、クラスでもあまり女子とは話さず、女っけがないため、ゲイであるという噂もあり」
幼「!」顔をぴょん!と起こす
女3「ほほう…」
女2「妄想がはかどりますな…」
女1「幼を男体化させようか」
幼「!!」首を横にぶんぶん
75:
女2「そっかあ、幼は幼馴染の男くんが好きなんだー」
女3「可愛い♪」
幼「ち、違うよ…!」
女1「いや、バレバレだし」
幼「////」
女3「幼は顔可愛いし、いい子だからいけると思うよ?」
女2「うん、すっごくいい子だよね」
女1「うんうん。下手したらクラスで一番美少女」
幼「////」首を横にぶんぶん!
女3「胸ないけど」
幼「」ガーン
76:
男の家
幼「…」ポテチぽりぽり
男「…元気ないね?どうした?」
幼「うん…」
男「幼が元気ないと心配だよ?なんかあったの?」
幼(う…優しい言葉が今日は辛いよ…)
幼「…お、男くんは、彼女つくらないの?」
男「え?」
77:
幼「…」じぃー
男「んー、別にすきな人以外とは付き合いとは思わないよ」
幼「す、すきな人…いるの?」
男「え?ん…いるよ」
幼「え…」
幼「…」うるうる
男「よ、幼?」
幼「…ごめ、ごめん、なさ、い…」涙ぽろぽろ
男「幼!?どうしたの!?」
79:
幼「お、男くんみたいに、か、かっこよくて、ひっく、頭がよくて、ひぃっく、優しいひとに、こんな私が、つきまとって、ごべんなさいっ、ひっく」ぼろぼろ
男「え?幼?大丈夫?」
幼「男くんには、すきな人が、ひっく、いたのに、勉強も、しなきゃいけないのに、ひぃーっく、こんな、なんのとりえもない、生ごみみたいな女が、しょっちゅう家に来て、楽しい会話もできなくて、ただポテチ食べて黙ってるだけで…」ぽろぽろ
男「もうやめろよ…」
幼「もう、二度と、来ないからぁ…」ぽろぽろ
男「だからやめろよ!!俺の好きな人を、そんな風に言うんじゃねえよ!!!」
幼「…え?」
80:
男「幼…」ぎゅ…
幼「へ、へ!?」
男「幼…好きだ…」ぎゅううう
幼「う、嘘…」
男「嘘じゃない、すぐテンパってしどろもどろになるところ、表情やしぐさがしょっちゅう変わって、見てるだけできゅんきゅんするところ、無口なのに、感情が顔に全部出ちゃうからすぐわかっちゃうところ、細っちくて、か弱そうなところ、しょっちゅう家に来て、ポテチ食べながら可愛い笑顔を見せて、癒すだけ癒して帰っちゃうところ、…黒髪のいい匂いがするところ、全部大好きだよ」
幼「うぇ、うぇえええええん!!」
81:
男「ずっと好きだった…おぼえてる?幼稚園のころ、二人で遊んでるように親にいわれて、幼はひとりでずっと黙って絵を書いてて、俺はつまんなくて、でも幼に書いてる絵について質問すると、にこにこしながら説明してくれて…そのときに、好きになったよ」
幼「うぇっく、うぇっく、嬉しい、嬉しいよぉ、男くん…っ。私は、男くんに、一目ぼれしちゃって、でも、恥ずかしくて、いまもだけど人見知りだし、ずっと顔を合わせらんなくて」
男「幼…」ぎゅ…
幼「ひゃ、ひゃい…っ」
男「俺の恋人に、なってくれる…?」
幼「お、男くんのような殿方から申し受けられて、非常に、きょ、恐縮しますが、こんな不束者でよければ、喜んでお受けいたします!」
男「なにそれ笑」
8

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