絵里「りんご」穂乃果「ゴリラ」絵里「ライオn」back

絵里「りんご」穂乃果「ゴリラ」絵里「ライオn」


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1:
絵里「リス」
穂乃果「スイッチ」
絵里「チリ」
絵里「りんご」
穂乃果「ゴリラ」
絵里「ライオン」
穂乃果「……」
穂乃果「えっ」
絵里「ん?」
穂乃果「ライオ『ン』でいいの??」
絵里「……あー」
穂乃果「ライオンからのー?」
絵里「ライオン…」
絵里「ライオン…」
絵里「ライオン…」
絵里「ライオン………ズマンション」
穂乃果「うん」
穂乃果「またンで終わってるね」
絵里「そうね」
10:
穂乃果「よし」
穂乃果「もうしりとりは止めよう」
絵里「うん」
絵里「……あ!」
絵里「ライオンハート!とかどうかしら?」
穂乃果「(スルー)それにしても中々バスこないねー」
絵里「ライオンハート!」
穂乃果「次のバスが来るまで2時間かー…」
絵里「ライオン…」
穂乃果「2時間は長いよねー」
絵里「……」
絵里「…そもそもこのバス停、あんまり本数がないみたいよ」
絵里「1日五本」
穂乃果「うわ。さすが田舎」
11:
絵里「……ふむ」
絵里「やることもないことだし、
その辺をブラブラしてみる、っていうのはどうかしら?」
穂乃果「おっ。いいねいいね」
穂乃果「この辺りって全然来ることないから、ちょっと興味あったんだよね」
絵里「実は私も」
穂乃果「バスの終点ってあんまり来ることないもんね」
絵里「ね」
穂乃果「よし!」
穂乃果「じゃー、お散歩にれっつごー!」
絵里「ゴー」
15:
・・・
・・

テクテク
穂乃果「今日はいい天気だね?♪」
テクテク
絵里「んー…っ、ほんとね?(背を伸ばすえりち)
ここのところは雨続きだったから気持ちいいわー」
穂乃果「ねー♪」
テクテク…
テクテク…
穂乃果「……それにしても」
絵里「?」
テクテク…
穂乃果「10分歩いて誰ともすれ違わないって、ちょっとした奇跡な気がするけど」
穂乃果「この辺りって人間住んでるのかな」
絵里「住んでるに決まってるでしょう」
穂乃果「そりゃそっか」
絵里「それに、人ならさっきすれ違ったばかりよ?」
穂乃果「え?そうだっけ??」
絵里「ほら、あれ」
穂乃果「あれは…」
絵里「案山子よ」
穂乃果「案山子…」
18:
穂乃果「あ」
絵里「お?」
看板(ズタボロォ…)
絵里「看板ね…随分ボロボロだけど」
穂乃果「えーっと…ここから3キロ先に駅、だってさ」
絵里「あら。案外近くに駅あったのね」
穂乃果「駅の近くならコンビニとか色々あるかも?」
絵里「かも」
穂乃果「とりあえず行ってみよっか」
絵里「3キロ先ならすぐだしね」
穂乃果「うん!それじゃあ、駅目指してゴーゴー!」
絵里「ゴー」
21:
テクテク…
穂乃果「絵里ちゃんどうしよう」
絵里「ん?トイレ?」
絵里「この辺でトイレとなるとそこの茂みしか…」
穂乃果「ち、ちがうよ!トイレじゃなくてっ!」
穂乃果「お腹空いちゃった」
絵里「あー」
穂乃果「…実はお昼まだなんだよねー」
Goo!Goo!
穂乃果「お腹が前に飛び出して、グルっと回って背中にくっつきそう…」
絵里「なにその怪奇ホラー」
絵里「……」
絵里「あぁ!なるほど!」
絵里「お腹と背中がくっつきそうなくらいペコペコ!ってことね!」
穂乃果「う、うん…その通り。解説ありがとう…」
絵里「ふむ」
絵里「でも普通、お腹と背中がくっつくって表現は言うのは
お腹が空きすぎてヘコんで背中にくっつく、って意味なんじゃないかしら?」
穂乃果「……ごめんね絵里ちゃん
今はその分析に付き合ってあげられる余裕がないや…」
Goo!Goo!
穂乃果「お腹空いたぁ…」
22:
絵里「ん?そういえば…」
ガサゴソ
絵里「たしかカバンにランチパックの余りがあったはず」
ピョコン!
穂乃果「ほ、ほんとに!?」
絵里「うん。お昼の余りが確かここにー…」
ガサゴソ、ガサゴソ
絵里「あ、小倉マーガリンだけどそれでもいい?」
穂乃果「うん!もちろんいいよ!穂乃果、小倉大好きーっ!」
絵里「そう?良かった」
穂乃果「さすが絵里ちゃんだね!
よっ!用意周到質実剛健!流石元生徒会長!ありがとダイスキー!」
絵里「ふふっ。大袈裟ねぇ」
ガサゴソ…
穂乃果「いやー、ほんとに助かったよ?。
実はさっきからずっとお腹減ってたんだよね」
絵里「あらそうだったの?
それならそうと早く言ってくれれば良かったのに」
穂乃果「えへへ。ほんとだよねー♪」
ガサゴソ…
絵里「ん!?」
穂乃果「?」
絵里「ご、ごめん穂乃果」
絵里「な、無かった」
穂乃果「……」
穂乃果「……」
穂乃果「あ、そう」
27:
絵里「ほかに何か…何か食べ物は…」
ガサゴソ…
絵里「あ」
絵里「よっちゃんイカならあった」
穂乃果「おぉ!よっちゃんイカ!懐かしい!」
穂乃果「……」
穂乃果「ええっ!?よっちゃんイカ!?絵里ちゃんが!?」
絵里「?何かおかしい?」
穂乃果「あ。ご、ごめん。
なんだか随分ミスマッチな組み合わせで驚いちゃって…」
絵里「今はこれしかないみたい。これでもいい?」
穂乃果「うん!もちろん!
ありがとね絵里ちゃん!」
28:
・・
・・

穂乃果「よっちゃんイカおいひー」
モグモグ
穂乃果「よっちゃんの味がする」
絵里「よっちゃんって誰?」
穂乃果「社長じゃない?」
絵里「酢イカの味は社長の味ってことか」
絵里「……深いわね」
穂乃果「深いかなぁ…」
絵里「駅に着いたらきっと食べ物屋さんがあるから、
それまではよっちゃんで我慢してね」
穂乃果「うん!」
モグモグ
31:
穂乃果「駅、ついたね」
絵里「ついたわね」
穂乃果「……」
絵里「……」
駅『チマーン…』
穂乃果「あれってほんとに駅なのかな」
穂乃果「随分と小さいけど」
絵里「駅なんじゃないかしら…」
絵里「駅員さんが見当たらないけど…」
穂乃果「……」
絵里「……」
駅『チマーン…』
穂乃果「こ、ここって東京だよね?
穂乃果たち神田からバスでここに来たんだよね??」
絵里「そ、そのはずだけど」
穂乃果「東京に無人駅…?あるのかなぁ、そんなの」
絵里「駅名でググってみる?」
穂乃果「それだ!えーっと駅名は」
絵里「北きさらぎ駅、っていうらしいわよ」
穂乃果「きーたーきーさーらーぎ、っと…
んー?全然聞いたことない地名だなぁ」
絵里「きさらぎ…バス停の地名と全然違うし…うーん…」
穂乃果「あ、ダメだ絵里ちゃん」
絵里「え?なにが?」
穂乃果「ここ圏外だ」
36:
絵里「……」
穂乃果「……」
シーン…
穂乃果「絵里ちゃん。色々考えるべきことがあるけど
一つだけ、いいかな」
絵里「…なにかしら」
穂乃果「無人駅でど田舎、そして周りはこれといった建物がない…」
穂乃果「私思ったんだけどさ。このあたりには…」
絵里「うん」
穂乃果「このあたりには…絶対にコンビニはない!!」
絵里「うん」
絵里「でしょうね」
Goo!Goo!
穂乃果「うぅ!お腹がエマージェーシー!」
絵里「よっちゃんイカならまだあるわよ。たべる?」
穂乃果「たべる!」
45:
絵里「とりあえずバス停に戻りましょうか」
穂乃果「あ、ちょっと待って絵里ちゃん!」
絵里「?」
穂乃果「無人駅ということはー?」
ピョン!
穂乃果「線路の上も歩き放題!」
絵里「あ、こらっ!」
テクテク
穂乃果「おぉ…!初めて線路の上歩いたっ!
なんか感動?っ!」
絵里「ちょ!あ、危ないから早く降りなさい!あぶないわよー!」
テクテク
穂乃果「えへへ、大丈夫だってー♪」
絵里「は、はやく降りなさい!」
絵里「感電死するわよ!感電死!」
穂乃果「へ?か、感電死??」
絵里「レールに電流が流れてるの!感電するわよー!!」
穂乃果「ええっ!何それこわっ!」
ヒョイッ!
47:
穂乃果「電気こわぁ…
だ、だいじょぶかな?電気からだに入っちゃったかな??」
絵里「たぶんセーフよ。
でもあと少し歩いてたら死んでたわ、きっと」
穂乃果「ひ、ひえぇ…線路こわぁ…」
絵里「危機一髪だったわね…」
穂乃果「……」
穂乃果「…あれ?
でもあまちゃんのドラマでは普通にレールの上歩いてなかったっけ?」
絵里「ん…?そういえば…そうだったわね」
絵里「どうしてあまちゃんは感電しなかったのかしら…」
穂乃果「あ!もしかして!」
穂乃果「レールの電気は特別で、人間には害のない電気なんじゃないかな??」
絵里「電流に体に良いも悪いもないわよ。みんな害よ害」
穂乃果「でも電気風呂は体にいいって言うよ?」
絵里「あれは……えっと…」
絵里「……」
穂乃果「よし絵里ちゃん!
一緒にレールの上を歩いて理由を検証しよう!」
絵里「……」
絵里「やだ」
穂乃果「えーなんでさー」
絵里「わたしは他人の敷いた線路の上は歩かない主義なの」
穂乃果「おぉ…絵里ちゃん無意味にかっこいい…」
48:
穂乃果「歩こうよー、ねー、ねーったらー」
ユサユサ
絵里「……はぁ」
絵里「…そんなに線路を歩きたいなら穂乃果一人で歩いてなさい」
プイッ
絵里「わたしは先にバス停に戻ってるから」
トコトコ…
穂乃果「あ!ちょ、ちょっと!
こんなとこに一人で置いてかないでよー!絵里ちゃんーっ!」
トコトコ…
51:
トコトコ…
穂乃果「ここからまたバス停まで歩くのかー。遠いね?」
絵里「……そうね」
穂乃果「ねー」
絵里「……」
トコトコ…
絵里「……」
穂乃果「……」
トコトコ…
穂乃果「あの…絵里さん?」
絵里「…なにかしら穂乃果さん。」
穂乃果「もしかしてだけど…怒ってる???」
絵里「……少しだけ」
トコトコ…ピタッ
穂乃果「……さっきは言うこときかなくてごめんなさい」
絵里「ふぅ……あのね、穂乃果」
穂乃果「はい」
絵里「線路の上を歩きたくなる気持ちはわかるけど、あれは違法行為なの。
駅員さんがいないからって、好き勝手しちゃいけないの」
穂乃果「はい…」
絵里「それとね、電気はヤバイの。
とにかくヤバイの。細胞が死んじゃうの。危ないの。わかる?」
穂乃果「わかります」
絵里「線路の上はもう歩かないって、わたしと約束できる」
穂乃果「はいできます。もうしないです」
絵里「Good」
穂乃果「心配かけてすみませんでした」
絵里「Excellent」
絵里「素直でお利口さんな穂乃果ちゃんにはよっちゃんイカをあげます」
穂乃果「やった!」
53:
【ドンドン!ドドン!】
穂乃果「お?」
絵里「お?」
【ドドン!ドン!】
穂乃果「おぉ」
穂乃果「太鼓の音だ」
絵里「どこかでお祭りでもやってるのかしらね」
穂乃果「お祭りかー」
【ドンドン!ドーンドン!】
穂乃果「あ!お祭りやってるなら出店とかあるんじゃないかな?」
絵里「そうかもね」
穂乃果「焼きそばとか!焼き鳥とか!売ってるんじゃないかな!」
絵里「売ってるかもね」
穂乃果「りんご飴も!わたあめも売ってるかも!」
絵里「お祭り、行きたい?」
穂乃果「行きたい!」
絵里「じゃあ探してみましょうか」
穂乃果「うん!」
54:
【ドンドン!ドドン!】
絵里「どこからこの音は聞こえてくるんだろう」
穂乃果「うーん…たぶんこっちの方」
絵里「とりあえずそっちに行ってみましょうか」
穂乃果「うん!」
・・・
・・

【ドン!ドンドン!ドンドン!】
【チリンチリン】
穂乃果「音がどんどん大きくなってくるね!」
絵里「近づいてる証拠ね」
穂乃果「ね」
【ドンドン!ドドン!!ドドン!ドンドン!!】
【チリンチリン】
穂乃果「おぉ、どんどん音が大きくなって…」
絵里「あと少しでお祭り会場が見えてくるんじゃ…」
【ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!】
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!】
【チリンチリン】
穂乃果「……」
絵里「……」
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!】
【チリンチリン】
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!】
【チリンチリン】
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!】
【チリンチリン】
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!】
【チリンチリン】
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!】
穂乃果「近づいてるというかこれは…」
絵里「音の源がこっち近づいて"来てる"って感じね」
穂乃果「…しかもすごいスピードで」
絵里「……」
【チリンチリン】
59:
穂乃果「太鼓の人ずいぶんはしゃいでるみたいだねー……あ、あはは」
絵里「……」
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!】
穂乃果「あっ。ま、また音が大きくなった」
絵里「もうじき、ここに来る頃ね」
穂乃果「あの…え、絵里ちゃん。
これは私の直感なんだけどね?」
絵里「?」
穂乃果「直感も直感…なんの根拠もないんだけどね」
穂乃果「……隠れたほうが、いいんじゃないかな」
絵里「……」
穂乃果「ね。そこの茂みに隠れよ?ほらあそこの茂み」
穂乃果「なんか怖いよ…この音」
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!】
穂乃果「ヒイッ…ほらまた大きく…っ」
絵里「……」
60:
【ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!】
ブチッ…
絵里「堪忍袋の緒が切れた」
絵里「穂乃果。
悪いんだけど少しここで待っててくれる?」
穂乃果「え?」
絵里「すぐ戻るから。そこの茂みでまってて」
穂乃果「ええっ!え、絵里ちゃんどこいくつもりなの!?
一緒に隠れないと危ないよ!!」
絵里「すぐ戻るから」
絵里「太鼓叩いてる人に文句つけてくる」
穂乃果「は、はぁ!?な、なんで!?」
絵里「さっきから叩き方を聞いていたけど…
和太鼓の叩き方がまるでなってないわ…
日本の伝統文化を舐めてるとしか思えない叩き方」
絵里「太鼓の達人感覚で叩いてるのよきっと!
同じ音楽を嗜むものとして許せない…!」
絵里「こんな叩き方じゃ太鼓が…泣いているわ…!!!」
62:
穂乃果「はっ」
穂乃果「はぁ??こ、こんな時に何を言って…」
絵里「ちょっと行って指導してくる」
穂乃果「ちょっ!?え、絵里ちゃん!?」
・・・
・・

【ドドン!ドン!】
【ドンドンドンドン!ドドドド!!!】
【ベシッ!】←頭をひっぱたく音
【ちがう!そうじゃない!何度言ったらわかるの!】
【ドン……】
【手首のスナップを効かせるのよ!
はぁ…ちょっとそのバチわたしに貸してみなさい!】
穂乃果「……」
【ドドンッ!ドンッドンッ!】
【こうよ!こうやってこう!】
【ほら、次はあなたの番。やってみて】
【(コクン)】
【ドドン!ドン!】
【ベシッ!】←頭をひっぱたく音
【はぁ!?全く変わってないじゃないの!やる気あるの!?】
【あなたは太鼓の達人の癖が抜けきってないの!
もう叩かなくていいから!私の叩き方をよく見て!観察して!】
【(コクン!)】
穂乃果「絵里ちゃんすげぇや…」
64:
………
……

………………?
75:
穂乃果(ソワソワ…ソワソワ…)
タッタッタッ…
穂乃果「!」
絵里「ハッ、ハッ…ただいまー。
ごめんね、穂乃果。遅くなって」
穂乃果「絵里ちゃんっ」
ギュッ
絵里「うわっととっ。ほ、穂乃果??」
ぎゅ?っ
穂乃果「し!!」
穂乃果「し、心配したよ??っ!!」
ぎゅーーーっ!!
絵里「いたたたっ!穂乃果!チョークチョーク!それチョーク入ってるからっ!」
穂乃果「ふんっ!」
絵里「ぎゃー!」
76:
・・・
・・

穂乃果「ほんとに…ヒック…しんぱいしたんだから…ヒック」
絵里「…酔ってる?」
穂乃果「酔ってないよ!ヒック!泣いてるの!ヒック!」
絵里「…泣く?泣いてるの?なんで??」
穂乃果「は!?なんで?!今なんでって言った?!」
絵里「は、はい」
グスグス…
穂乃果「…突然よくわからない太鼓の音が近づいてくるし…、
絵里ちゃんは勝手に太鼓叩きに行っちゃうし…
こんな変なところでひとりぼっちになっちゃうしぃ……」
ぎゅーっ…
穂乃果「…寂しかったんだからぁ…」
絵里「穂乃果…」
ナデナデ
絵里「……ごめんね穂乃果。不安にさせて」
絵里「わたしの中の和太鼓スピリッツが止まらなくなってしまったの。
本当にごめんなさい」
ナデナデ…
絵里「昔、わんぱく和太鼓大会でね、
私はとあるおじさんからこっぴどく叱られた経験があるの。
『お前の叩き方はなっちゃいねぇ!和太鼓が泣いてらぁ!』って…
その経験もあって、太鼓の叩き方にはごたわりが…」
穂乃果「和太鼓の話はもういいよう…」
絵里「はい」
ナデナデ
78:
グスグス…
絵里「平気?」
穂乃果「…もうだいじょぶ」
ナデナデ
絵里「もうどこにも行かないからねーだいじょぶだからねー。
バス停まで手繋いで行こっか」
穂乃果(コクン)
テクテク…
穂乃果「……さっきはごめんね。絵里ちゃん」
絵里「元々悪いのは私だもの。穂乃果は悪くないわ」
穂乃果「……でも私がぐずったせいで時間押しちゃった…。
今から歩いてもバスの時間に間に合わないかも…」
絵里「………」
穂乃果「ごめんなさい…」
テクテク…
79:
テクテク…
絵里「…そういえばさっき
向こう側に行った時に聞いた話なんだけどね?」
絵里「向こうの奥の方にトンネルがあるらしいの」
穂乃果「トンネル?」
絵里「そう。トンネル」ニコニコ
絵里「そのトンネルは山を丸々ひとつくりぬいたトンネルだから、
バス停まですぐに行けるんだって」
穂乃果「ほ、ほんと?」
絵里「うん。本当よ」ニコニコ
絵里「ながいながーい、一本道の真っ直ぐなトンネルでね」
絵里「遠目だったけど、トンネルからバス停が見えたわ」
絵里「そこを通って近道すれば、バスにも間に合うと思う」ニコニコ
穂乃果「ほんとにっ!?よ、よかったー!」
絵里(ニコニコ)
穂乃果「それじゃあ、早くこんなところから脱出しようよ!絵里ちゃん!」
絵里「えぇ」
絵里「脱出しましょう?」
ギュッ…
絵里「複雑な道だから、手を離さないようにね、穂乃果」
穂乃果「うんっ!」
絵里(ニコニコ)
・・・
・・

fin
80:
ヒエッ……
81:
スレタイからは想像できないホラー
82:

・・
・・・
タッタッタッ!
絵里「ハッ、ハッ…ごめんね、穂乃果!
太鼓に夢中になっちゃって……!」
シーン…
絵里「あ、あれ?」
キョロキョロ
絵里「……穂乃果がいない」
絵里「んー?トイレかしら」
【絵里ちゃーん!】
絵里「お?穂乃果の声」
【絵里ちゃーん!】
絵里「しかし声はすれども姿は見えず…」
【絵里ちゃーん!こっち!こっちだよー!】
絵里「どこー?どこにいるのー?」
【もっと奥!奥の方ー!】
絵里「こっちかな?」
【そうそう!こっちこっち!】
【そこを真っ直ぐいくとトンネルが見えるからそこを…】
・・・
・・

(完)
83:

結局ホラーじゃん
8

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絵里「おはよう穂乃…」ゴリラ「ウホ」絵里「…あら?」

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