千川ちひろ「大変です、プロデューサーさん。甘やかされイベントですよ!」back

千川ちひろ「大変です、プロデューサーさん。甘やかされイベントですよ!」


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2:
ちひろ「いつもお疲れであろうプロデューサーさんを、みんなは甘やかしたいようです」
ちひろ「もちろん、プロデューサーさんだって、誰かに甘えたいですよねっ!」
ちひろ「そういうわけで、プロデューサーさん。ぞんぶんに甘えてください。それでは!」
モバP「――嵐のごとく去っていったな」
P「甘えるって、そんな年甲斐もなくなぁ……」
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3:
ちゃんみお
6:
本田未央「おっはよう! プロデューサーを甘やかしにきたよ」
P「おはよう。甘やかしにって、もう話が伝わってるのか」
未央「朝一にちひろさんから電話がきてねー」
P「根回しの早い人だなぁ」
未央「というわけで、未央ちゃんの心構えはばっちりなのだ! さあ、私の胸で泣きたまえっ」
P「泣かねえよ」
未央「えー、じゃあ膝で泣く?」
P「部位の問題じゃないっての」
7:
未央「まあ、冗談は置いておいて。プロデューサーは、なにをされたい?」
P「なにをって……別になにも……」
未央「それじゃあ甘やかせないじゃんか!」
P「甘やかされたいとも思ってなかったんだよ!」
未央「ううむ、それじゃあ、勝手に甘やかそう」
P「勝手に? ――うわ、急に抱き着くなっ!」
未央「ほらほら、ちょっと頭下げてっ」
P「頭……?」
未央「よーしよしよしよし!」
P(抱き着かれて頭を撫でられている……)
P「俺は動物か」
未央「生きとし生けるもの、皆動物なのだよ……」
P「そういうことじゃないわい」
8:
未央「頭を撫でるって、ねぎらいの基本だよねー」
P「……確かに、悪い気はしないな」
未央「でしょ。それに、若い女の子の抱擁つきだぞ、P君っ☆」
P「おっさんみたいなこと言わないの」
未央「えへへ、ごめん、ごめん。……その、やっぱり恥ずかしくて」
P「なに?」
未央「あ、顔を上げちゃダメだぞ? 私、ちょっと頬が熱いんだから!」
P「……恥ずかしいなら、やめてもいいぞ」
未央「いいの。日頃の感謝の気持ち、みたいなものだから」
未央「だから――もうちょっとだけ、ね?」
P「ん、わかった」
9:
P「いやぁ……甘やかされたな」
P「頭を撫でられるなんて、何年振りか」
P「しかし、年下にされると、犯罪臭が……」
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10:
とときん
12:
P「愛梨のケーキは美味いなぁ」
十時愛梨「えへへ、ありがとうございます! いっぱい食べてくださいねっ♪」
P「ああ、いただくよ。それで、聞きたいんだが……」
愛梨「なんでしょうか」
P「ホールケーキ、幾つ焼いたんだ?」
愛梨「えっと、今日はみんなが食べる分も持ってきましたから……三つですね」
P「そのみんなは?」
愛梨「ちひろさんから連絡がきて、みんなバラバラで来ることになってますよ」
P「……愛梨も、ケーキ食べていいんだぞ」
愛梨「今日はPさんを甘やかしたいですから、全部Pさんのですっ」
P「そうか……愛梨は、良い子だな」
13:
P「の、残りは冷蔵庫に入れておいてくれ」
愛梨「その、ごめんなさい……私、舞い上がっちゃって……」
P「いや、俺が食べきれないことを先に言わなかったからな。お互い様だ」
愛梨「あの、お腹が苦しいですよね? ちょっと、ソファーに横になった方がいいんじゃ……」
P「そうさせてもらおう」
愛梨「それなら、どうぞっ!」
P「えっと、愛梨の膝に頭を?」
愛梨「はいっ。その方が気持ちいいですから♪」
P「き、気持ちいい!?」
愛梨「え、枕があった方が、気持ちいいですよね……?」
P「そうだな。うん、枕、枕」
14:
愛梨「頭の高さ、大丈夫ですか」
P「ああ、ちょうどいい具合だ。それに温かい」
愛梨「そうなんですよ。私、今ちょっと暑くて……脱ごうかな」
P「脱ぐなよ!?」
愛梨「え、あ、はいっ」
P「それでよし。……なんか、眠くなってきたな」
愛梨「ふふ、いいですよ。少ししたら、起こしますから」
P「それなら、お言葉に甘えて……」
愛梨「寝てる間、お腹も擦ってあげますねっ」
愛梨「――ん、寝ちゃった。言ってくれたら、いつだって甘えてもいいのになぁ……♪」
15:
P「食って寝て、起きてすっきり」
P「ううむ、堕落してしまいそうだ」
P「これは良いイベントだな、うん」
>>+1 同条件
16:
加蓮
20:
北条加蓮「Pさん、なにかしてほしいことある?」
P「お前が元気でいてくれれば、それでいいさ……!」
加蓮「もう、そんなこと言って……」
P「実際、して欲しいことなんてなぁ」
加蓮「なにかあるでしょ?」
P「……甘やかさせてほしい」
加蓮「普段からしてるでしょ」
P「いや、普段の数倍の甘やかしをだな」
加蓮「これ以上過保護になってもらったら、さすがに困るんだけど……」
21:
加蓮「普段の甘やかしは忘れて、恥を捨てて欲しいなー」
P「この歳で捨てるものじゃないと思うが」
加蓮「いいから、ほら!」
P「じゃあ、その……隣にきて、手を握ってくれ」
加蓮「ん……」
P「あー……もう、未練はない」
加蓮「大げさだね。手なら、前も握ったよ?」
P「こういう、何もない時に握るのがいいんだよ」
加蓮「ふーん、そっか。――あのさ」
P「なんだ?」
加蓮「すっごく恥ずかしいんだけど」
P「そっちが恥を捨てれてないじゃないか」
22:
加蓮「慣れないことはするもんじゃないね……」
P「まったくだ」
加蓮「やっぱり、今の私は……Pさんに甘える側かな」
P「そうだ、そうだ。ぞんぶんに甘えてくれ」
加蓮「ふふっ、そうするね。あ、でも……」
加蓮「ずっとこのままじゃなくて、いつかPさんと、お互いに甘えれるようなりたいね……」
P「……あー、どういう意味なんだろうなー」
加蓮「今はそれでいいよ。……これからもずっと一緒にいれば、わかるようになるから!」
23:
P「あー、年下の温もりに甘えまくりだなー」
P「なんで加蓮の手って、あんなに温かいんだろうなー」
P「……おっと、危なく邪な気持ちが出るところだったぜ」
>>+2 同条件
24:
にな
25:
幸子
28:
輿水幸子「普段からボクを見て癒されているのに、甘えたいだなんて……Pさんは贅沢ですね!」
P「そうだな。確かに、図々しかったな」
幸子「そうです、図々しいですよ。けど、お願いするなら聞かなくもないですよ?」
P「そうか」
幸子「ええ、ボクは優しくて寛容ですから! ……Pさん?」
P「なんだ?」
幸子「お願いの言葉が聞こえませんよ?」
P「そりゃ、言ってないからな」
幸子「言わないんですか」
P「言ってほしいのか」
幸子「まさか! でも、イベントですからね。やっぱりした方がいいんじゃないですか」
P「……幸子に甘えたいな」
幸子「へぇ、そうなんですか。お断りですね!」
P「またな、幸子」
幸子「あ、待ってください。ボクの言葉はまだ続いてますよ! ちょっと、Pさん!?」
29:
幸子「まあ、普段ならさっきのようにお断りですが、今回はイベントですからね。Pさんには甘えさせてあげますよ!」
P「最初からそう言えばいいのに」
幸子「言う前にPさんが話を切ったんですよ。まったく、ボクの話を切り上げるなんて、プロデューサーの自覚が足りませんよ」
P「すまん、すまん。それで、甘えさせてくれるんだろう?」
幸子「ええ。ボクに甘えれるなんて、一生に幾つあるか分かりませんからね。喜びを噛みしめてください!」
P「抱きしめていいか」
幸子「……抱き? まあ、ボクはカワイイから、そうしたくなるのは分かりますが」
幸子「ひゃっ」
P「幸子は小さいからな。一度こうしたかったんだ」
幸子「そう、ですか。……ふふーん! それなら、もっと強く抱きしめてもいいですよ」
P「それから、このまま抱き上げたかった」
幸子「はい?」
P「そして、そのまま回転したかった」
幸子「ひゃぁああああ!」
30:
P「ありがとうな、幸子。こんなこと、他の子にはできなかったから……」
幸子「ま、回っててもカワイイのは、ぼ、ボクくらいですからね……」
P「ああ、すごく可愛かったぞ」
幸子「当然ですよ! ……もう二度としませんけど」
P「そうか。残念だ」
幸子「とはいえ、それだけだとPさんが可哀想ですし、妥協案を出してあげます。感謝してください」
P「いや、別にいいけど」
幸子「強がらなくていいですよ! 妥協案として、抱き上げて回すのはなしですが」
幸子「――好きなときに、ボクを抱きしめるのは許してあげます! ボクはカワイイですからねっ!」
31:
P「幸子は可愛いなぁ!」
P「茶化しさえしなければ、一番抱きしめたい子だな。うん」
P「まあ、茶化した方が楽しいから、茶化すんだけどな!」
>>+2 同条件
32:

33:
芳乃
36:
依田芳乃「ここにおられましたかー」
P「む、芳乃か。お前も甘えさせてくれるわけだな」
芳乃「はいー。……しかし、そなたの心の内で、まだ望みが定まっていないようでしてー」
P「よくわかったな! 正直、どう甘えていいやら」
芳乃「お任せあれー。悩み事の解決は、わたくしの役目でありますからー」
P「悩み事ってほどでもないが、まあ、期待しよう」
芳乃「――ふーむ、ソファーの裏手に、そなたの望む物が手に入る……」
P「ソファーの裏? どれどれ……おい、芳乃」
芳乃「はいー」
P「これ、誰かのブラジャーじゃないか!」
芳乃「……そなたにも邪念があったのですねー」
P「断じて違う。誤解だ!」
37:
芳乃「どうやら失せ物を探してしまったようでしてー。わたくしとしたことがー」
P「失せ物……誰のだったんだ?」
芳乃「そなたー……」
P「え、あ、いや、違う! そういう意図はない!」
芳乃「もちろん、わかっておりますわー。けれど、口にはしませんのでー」
P「ああ、俺もちょっと抜けてたよ」
芳乃「それでは、悩み事解決に戻りましょー」
芳乃「――近いうちに、そなたの憂いが消えるでしょうー」
P「憂い? 別にそんなものは」
ガチャッ
「すみません、Pさん。ここらへんに、私の、あの、何か落ちてませんでしたかっ?!」
P「え」
38:
P「……あのブラジャー、愛梨のだったんだな」
芳乃「そなたの憂いが消えて、安らかになったでしょうー」
P「いや、確かに気になってたけども」
芳乃「わたくしとしては、あまり邪念にとらわれるのは良しとしませんがー」
P「俺がブラジャーのことしか考えてないみたいじゃないか!」
芳乃「しかし、他に感じ取れたものが見当たらずー」
P「……まあ、普段から失せ物探してもらったりしてるし、特別してほしいことがなかったからな」
芳乃「わたくしは、普段からそなたの役に立っているとー……?」
P「ああ、もちろんだ。いつもありがとうな。芳乃」
芳乃「そうでしたかー……わたくしも、それなら安心でしてー」
芳乃「そなたー。これからも、どうぞ芳乃を頼ってくださいましー」
39:
P「ブラジャーが見れたのは、うん、まあ、良かった」
P「というか、あれは甘えたのか。普段通り悩み事相談のような……」
P「まあ、いいか!」
>>+2 同条件 本日ラスト
40:
千秋
41:
しき
47:
一ノ瀬志希「さーさー、あたしに甘えてハスハスしていーよー♪」
P「しないっての」
志希「じゃああたしがするー!」
P「イベント的には、俺が甘えるはずなんだが」
志希「だって、キミってばなかなか素直にならないし」
P「素直になったとして、お前の匂いは嗅いだりせん」
志希「ふーん、本当に??」
P「もちろん!」
志希「よし、なら試してみようか! まず、このリラックス効果のあるアロマを使う」
P「本当にその効果だけだろうな」
志希「嗅いでからのお楽しみー♪」
P「換気しなきゃ」
志希「ダメ! さあ、志希ちゃんと一緒に素直になっちゃおうっ」
48:
 志希の用意したアロマの香りが、部屋中に充満し始める。それは薄らと香る程度のもので、決して不快感をもよおす類ではなかった。志希の方へ眼を向けると、彼女は目を閉じて小さな鼻を動かし、この香りを楽しんでいる。俺もそれにならい、瞼を下ろして嗅覚に神経を集中させた。
 呼吸をするごとに、アロマの香りが鼻腔をかすめ、俺の脳内に侵入する。それは次第に思考を曇らせ、俺の本能を研ぎ澄ませていくものだった。気づけば、件の香りのほかに、別の匂いを感じ取り始めている。ゆっくりと目を開けると、俺に対面するように、少し間を空けて志希が胡坐をかいていた。匂いの発生源は、彼女だった。
 志希は黒色のキャミソールに紺色のホットパンツを合わせ、その上に白衣を羽織った、だらしない格好をしている。しかし、それは彼女の色気を損なうものではなく、むしろ増長させているといってもいい。肩ひものよれたキャミソールから漏れた肌は、染みひとつなく光を返し、そのきめ細やかさを主張する。ホットパンツから生える彼女の生足は、肉付きのよい太ももを惜しげなく披露し、その先に伸びる蠱惑的な素足を引き立たせていた。
 また、それらの薄手の服装は、志希から漂う匂いを阻害せず、視覚的だけでなく嗅覚的にも、俺を誘惑する役割を果たしていた。彼女の匂いは、花とミルクを混ぜ込んだような、甘ったるい香りで、雄の本能を刺激し、俺の局部を熱くさせる。それだけを嗅いでいたくなるが、アロマの香りが邪魔をして、彼女の匂いのみを感じるのは難しい。
「嗅ぎたいなら、もっとあたしの近くに来なよ」
 俺の思考を読み取ったように、志希は口を開いた。そして、緩慢な動作で白衣を脱ぎ始める。衣擦れの音が鼓膜を揺らし、俺の呼吸を乱す。徐々に増えていく肌色の面積が、思考回路を桃色に変えていく。彼女が白衣を脱ぎ終わると、甘ったるい匂いがより一層強まった。俺のズボンが張って、股間部が苦しくなる。もう我慢はきかない。
 飛びかかるように志希を抱きしめ、彼女の首筋に鼻を埋めた。アロマの香りなど掻き消え、彼女の匂いだけが肺を満たしていく。一呼吸するごとに肉棒が痙攣し、玉袋を持ち上げた。
「あたしの匂いに夢中だねー。それじゃあ、キミの観察を始めよっか♪」
 志希の言葉を聞きながら、俺は勢いよく、下着ごとズボンを下ろした。
49:
 志希は片手で俺の頭を抱きかかえると、キャミソールの襟を引き下げ、強引に胸の谷間へ招き入れた。俺の眼前に迫る彼女の肌はじっとりと湿り、首筋よりも何倍も濃厚な匂いを発している。それは彼女本来の甘い匂いと、汗の酸っぱい匂いが混ざり合い、意識を朦朧とさせる淫靡なものへと昇華していた。
 志希の谷間の匂いが脳を揺らし、背筋に電流に似た快楽が走る。同時にブツが震え、先端にカウパーの玉を作った。たまらなくなって、俺は自分の肉棒に手を伸ばす。しかし、その手は目標に届く前に、志希の手によって遮られた。
「観察中だから、勝手に触るのはなしだよ。だから……あたしがしてあげる!」
 遮った手が、そのまま俺のブツに触れる。志希の指がキュッと幹を握り締めると、それだけで俺の口は半開きになり、歯をかちかちと鳴らしてしまう。俺の反応を確認すると、志希は不敵な笑みを浮かべ、ブツを握る手を上下左右に運動させた。さながらフラスコ内の薬品を混ぜるように、彼女の手は俺の急所を責め立てる。
 目の前に火花が散るような感覚を覚え、自然と呼吸が早くなる。そうすると、志希の匂いがさらに体内へ馴染んでいく。自分の細胞の一つ一つに、彼女の匂いがいきわたるようだった。
「キミの匂い、すごくなってるよ?。本当、あたしも我慢できないくらいに……」
 匂いが強くなっていたのは、志希だけではなく、俺自身もそうなっているらしい。ふと顔を上げてみると、白色の視界の中に彼女の顔が見える。彼女の瞳はうるみ、頬が紅潮して、愛らしい鼻頭もひくひくとしていた。その姿を見て、俺は生唾を飲み込み、より興奮を高めていく。玉の中が、ぐつぐつと煮えたぎっているのが分かった。
 意図せず腰が前後に動きだす。志希の手の動きに合わせるよう、快感のふり幅を大きくしていく。彼女の指で皮がずり下ろされれば、腰を突き出し、逆にこちらが腰を引けば、彼女の指がカリ首をえぐった。そのたびに目を剥くような感覚が俺を襲い、理性を叩き壊す。すでに絶頂は間近に迫っていた。
「もうキミのそれ、限界みたいだね。じゃあさ、一緒に深?くハスハスしよ、ね?」
 志希の言う通り、俺はもう一度、彼女の胸に顔を突っ込んだ。同じ様に、彼女も俺の首筋に顔を持っていく。お互いに荒い呼吸を感じながら、一度空気を吐き出して、肺の中を空にする。そして次の瞬間、彼女の雌の匂いが、俺の体中を支配した。彼女の手で剛直の皮が伸ばされ、玉から尿道へ、精液がせり上がっていく。
 頭の中をショートさせながら、俺は白濁を志希の手の中でぶちまける。四、五回に分けて発射されるそれは、彼女の手の平や太もも、ホットパンツにキャミソールを汚していった。
「ああ?、キミって、最高だよー♪」
 志希のうわ言を聞きながら、俺は意識を手放した。
50:
「次はどうしよっかー。足でしてみたりする?」
 志希は楽しそうに性行為について相談してくる。俺はあれ以来、彼女と何度も行為を行っていた。
「キミもあたしも変態だから、すごいことしないとね?♪」
 志希いわく、興奮すればするほど、俺の匂いは濃くなるらしい。どうすれば一番濃くなるか、実験中であるとか。
「協力してくれるでしょ? だって、お互い様だもんっ♪」 
 俺はこれからも、志希と一緒に実験を続けるだろう。
 なぜならもう、俺は彼女の匂い無しでは、生きていけないからだ。
 
         『恋の香りはむせかえる』END
         
57:
モバP「――はっ、俺はなにを!?」
P「あれ、志希がいたはずじゃあ……夢でも見たかな?」
P「うわ、寝汗がすごい。汗臭い気がするし、体を拭いてこよう」
志希「あー、さすがにこれを嗅がせるのはまずいかな?。うん、別のにしよう♪」
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58:
美穂
60:
P「日向ぼっこ?」
小日向美穂「はい。一緒に日に当たりませんか」
P「ふむ、俺一人じゃすることもないし、いい機会だ。甘えさせてもらおう」
美穂「えへへ、良かったです!」
P「場所はあるのか」
美穂「お気に入りの場所があるんですよ。案内しますねっ」
P「そうか、そうか。楽しみだなぁ!」
P「――その、なんだ。時期が悪かったな」
美穂「ごめんなさい……冬なのに、日向ぼっこだなんて」
61:
P「まあ、幸い空は晴れ模様だ。少しだけ日に当たるとしよう」
美穂「いいんですか……その、無理してたり……?」
P「肌寒いのは確かだが、そこは美穂に甘えさせてもらおう」
美穂「私に? ……はい。私、なんでもします!」
P「なんでもはしなくていいぞ」
美穂「じゃあ、そ、その、添い寝くらいなら……えへへ」
P「あー……寝はしなくていい。隣に座ってくれるだけでいいよ」
美穂「そうですか……残念です」
P「残念?」
美穂「え、あ、そういう意味じゃなくてっ! ……やっぱり、そういう意味かも……」
P「あー、どういう意味か分からないなー! あははー!」
62:
P「意外と暖かいもんだなぁ」
美穂「そうですね。私も、いつもより暖かいかもしれません」
P「冬なのに?」
美穂「季節なんて関係なく……Pさんと、一緒だから。なんて」
P「……美穂、肩を抱いていいか」
美穂「え、えっと……どうぞっ」
P「うむ、美穂は温かいな」
美穂「Pさんもですよ」
P「そうかな?」
美穂「はい。とっても温かくて、いてくれるだけで、安心できて」
美穂「これからも、ずっと隣にいて欲しいです。……は、恥ずかしいこと、言っちゃいました!」
64:
P「体以上に心がポカポカするわー!」
P「肩とか小さいし、もうあかんわー!」
P「女の子女の子してるわー!」
>>+1 同条件
65:

73:
結城晴「甘えるのって、普通はオレのほうじゃね?」
P「甘えたいのか」
晴「そんなわけないだろ。年齢で考えてだよっ」
P「そうか……俺は晴に甘えたかったがな……」
晴「なんだよ、そんなに楽しみだったのかよ」
P「ああ、晴に甘える良いチャンスだったのになぁ」
晴「……しょうがねぇなー! なにをしてほしいんだ?」
P「いいのか」
晴「イベントだからな。それに、Pには色々世話になってるしさ!」
P「ありがとう。――それじゃあ、晴の新しい衣装が幾つかあるんだよ。着て見せてくれるか!」
晴「衣装? それくらいなら……おい!」
P「なんだ?」
晴「これ、どれも可愛いやつじゃねえか!」
P「甘えさせてくれ」
晴「は、はめやがったな……まあ、イベントだし、仕方ないか……」
74:
 晴に用意した衣装は、彼女の嗜好に合わない装飾のついた、可愛らしいものばかりだった。一着身に着けるたびに、彼女は悪たれ口を吐き、小声で文句を唱えている。しかし、その表情は決して嫌悪ではなく、羞恥心の混じるそれであることがわかる。俺は彼女の照れる様子を見て、微笑ましく見守っていた。ところが、最後の衣装で、俺の感情は塗り替えれらる。
「おーい、P。ちょっと来てくれるかー!」
 晴の声に呼ばれ、衣装室に足を踏み入れる。そこには、背中をほとんど丸出しにした晴の姿があった。一瞬、俺の体が固まるが、すぐに我に返り、彼女から目を背ける。そのまま、俺は彼女に用を尋ねた。
「この衣装、背中にジッパーがあるみたいでさ。それ上げてくれよ」
 晴の背中を注視しないように、彼女へ視線を戻すと、確かに大きく開いたジッパーがある。その衣装はボンテージ風のもので、暗褐色に統一されたそれは、下半身では太ももを晒すショートパンツにブーツを履き、上半身ではチューブトップのごとく円柱に密着している。その最後の仕上げに、背中を覆う部分はジッパーを上げる必要があるのだった。
 俺は俯きがちになりながら、晴の背後に立つと、手探りで彼女の背にあるジッパーを摘まむ。しかし、それは簡単には引き上がらず、思いのほか難航してしまう。すると、焦れてしまったのか、晴が首だけで振り返り、肩越しに口を開いた。
「なにしてんだよ。普通に手元を見てやればすぐだろ」
 さらに「ロリコンじゃないんだからさ」と続ける。その言葉に押され、俺は視線を上げて、晴の背中に目を向けた。そこには、見たこともない扇情的な光景が広がっていた。普段ならば衣類に隠されているその肌は白く、陶器のように滑らかに思える。彼女の短めの髪で見え隠れするうなじは、不思議と目を離せない奇妙な魅力をまとっていた。肩甲骨から中心の背骨へ向かう窪みは、その陰影が彼女の小柄さを強調し、俺の背徳心を大きく煽った。
 俺は心に浮かんだ薄暗い欲望に飲まれ、ジッパーを上げる手を止め、そのまま晴を背後から抱きしめる。少女らしい甲高く短い悲鳴が、俺の耳に入ってきた。腕に納まる彼女の体は、驚愕からか緊張しており、その事実が俺のズボンのジッパーを盛り上げる。
 崩れかけた理性は行動を止めることができず、俺はすぐに下着とズボンを脱ぎ捨てた。赤黒く堅くなったそれは、目の前の少女に向けてその身を仰ぐ。ここにきて、晴はようやく身をよじりだし、言葉をつむいだ。
「お、おい、離せよ。ロリコンみたいなこと、するなって……!」
 幼いながら、晴はなにかを察しているようだった。その証拠に、彼女の声はか細く弱い。俺はきっとロリコンなのだろう。なぜなら、今の台詞を聞いてもなお、俺のブツは熱を失わないままなのだから。
75:
 腰を下げて少し前に出すと、亀頭がぴとりと晴の太ももに触れた。サッカーで鍛えたおかげか、彼女の太ももは引き締まっている。さらにそれだけではなく、年齢に応じた肉付きがあり、押しつければ返してくる弾力も備えている。そこは性のスポーツを開始するグラウンドに、ぴったりの場であった。
「やめろよ……今、今なら許してやるからっ」
 晴の制止を聞かず、俺は腰を徐々に前進させる。ブツの先が彼女の両ももで擦れ、耐えがたい快感が下半身を震えさせた。思わず腰を引きたくなるが、押しとどめてブツを突き出す。亀頭が両ももの間を抜けると、突然、彼女の太ももがブツの峰を挟み込んだ。未成熟な圧迫感に急襲され、口から呻き声が零れる。粘膜で直接感じる彼女の太ももは、暖かく、ほのかに汗で湿っており、鈴口から我慢汁を絞り出した。
 どうやら晴が、股を通ろうとする異物を通すまいとして、反射的に太ももを閉じたらしかった。結果的にそれは、俺の興奮をたきつけるものでしかなかったが。
「な、なんで、オレの太ももに、そんなもん挟んで……!?」
 俺の醜い剛直が晴に認識されたことがわかり、俺は生唾を飲み込んだ。彼女を――まだ少女である晴を犯しているという実感が、海綿体に血を集める。尿道口から先走りが溢れだし、肉棒に光沢をもたせていた。
 だめ押しに、俺は晴を抑えていた腕を動かし、両手の平を彼女の胸部へ持っていく。ボンテージの硬い布上から、まだ成長途中の彼女の胸をまさぐった。衣装を挟んでいるとはいえ、彼女の胸を触っているという事実は、俺の理性にレッドカードを叩きつけた。 
「Pに、胸っ……触るな、触るなよぉ!」
 晴が俺の腕を掴み、抵抗してくるが、俺はそれを無視して、快楽を貪ろうと腰のピストン運動を始める。肉付きのいい太ももをかき分けて、先走りをこすりつけながら肉棒が突き出される。腰を引けばぬめったもも肉にかり首が引っ掛かり、ぐちゅりと淫らな水音を響かせた。ピストン運動をめると、俺の腰と彼女の太ももが合わさり、拍手に似た音がリズミカルに混じりだす。それら全てが、快感に置き換わるような錯覚を受けた。
 処理しきれない快楽の波に揉まれ、俺はラストスパートを決める準備に入る。大きく前傾姿勢をとって、晴のうなじに顔を埋める。興奮のままに呼吸を繰り返すと、甘酸っぱい彼女の香りが鼻腔を満たしてくれた。彼女の胸をまさぐる手の平に力を込め、荒々しく情欲のままに、未発達の双丘を味わい尽くす。俺の股間の二つのボールが、シュートの瞬間を今か今かと待ちわび始めた。
「ロリコン、Pの馬鹿、馬鹿ロリコンッ!」
 晴が肩で息しながら、俺を罵倒し、肩越しに睨み付けてくる。彼女の目尻には涙が浮かび、前髪は乱れ、口元からは涎が糸を引いていた。なによりも淫靡な存在となった彼女の顔が、俺の視界に入ると同時、俺は腰を思いっきり前に突き出した。玉袋から白色のマグマがせり上がり、沸騰しながら尿道口を通って、外界へと噴火した。四度に分けて吐き出されたそれが、衣装室の床に白色を塗っていく。
「こんなこと、しやがって……Pの、ロリコンめ……」
 晴の口から発される罵倒が、何度も部屋にこだました。
76:
 晴を襲って、一週間ほど経った。しかし、俺はいまだにプロデューサーとして働いている。
 辞表を出そうとすると、どこからか晴が飛んできて、なぜか止められるのだ。
「Pがいなくなると、サッカーできる奴が減るだろ」
 理由を聞いても、晴は頬に朱をさしながら、そう答えるだけだった。
「ほら、あのことは黙っててやるから、付き合えよっ」
 そして決まって、そう言葉続ける。今までとそう変わらない日常が続いた。
 いや、一つだけ変わったことがある。
 それは――彼女が可愛い衣装も、それなりに着るようになったことだ。
        
        『ボールは友達、プロデューサーは……』END
84:
P「あれ、俺は晴と……なんだったかな?」
P「忘れてはいけないような……とても、大事なことだったような……」
P「気のせいだな!」
晴「Pの奴、どこにいるんだ? サッカーできねぇじゃんか」
>>+1 アイドル名 コンマ70以上でR-18
85:
飛鳥
86:
二宮飛鳥「甘える、か。一時とはいえ、Pに依存されれてしまうのかな?」
P「依存って、そんな大げさな」
飛鳥「言葉の強弱に戸惑う必要はないよ。認めるべきは、その意味だけさ」
P「まあ、確かに意味は間違ってないが……」
飛鳥「些細な事柄は捨て置けばいい。さあ、ボクの傍に来ると良い」
P「もう充分近くにいるだろ」
飛鳥「肌が触れ合うほどに、だよ。ヒトは温もりを感じなければ、存在を認識できないものだからね」
P「すでに目で見て認識してるぞ」
飛鳥「眼に映る像が、モノの本質とは限らないだろう?」
P「触ったからって、分かるものでもないだろ」
飛鳥「そう断定できるほど、キミが温もりを知っているなら、それでいい」
P「……ぐっ、反論が難しい」
飛鳥「ディベートのつもりでは、なかったんだけどね……」
87:
飛鳥「もっと寄り掛かってもいいよ。キミを支えきれないほど、ボクは弱くないつもりだから」
P「年下に寄り掛かってたまるか」
飛鳥「生きた年数は関係ないさ。……それに、ボクはキミに頼ってほしいと思っている」
P「俺が、飛鳥に?」
飛鳥「ああ。Pのおかげで、ボクは今立っている。なら、その足でキミを支えたいというのは、当然の想いだろう?」
P「……こうやって、くっ付いて話すだけで嬉しいよ」
飛鳥「そうか。……ボクはもっと、多くを望むよ」
P「これ以上、どう甘えろと?」
飛鳥「心と心をつなぐような、深い行為……かな」
P「せ、セクハラだぞっ!」
飛鳥「……キミって、やっぱり痛いヤツなんだな」
P「ジョークだっての!」
88:
P「なあ、そろそろ離れないか」
飛鳥「名残り惜しいことを言うね」
P「まあ、さすがに恥ずかしいし」
飛鳥「フフ、ボクを意識してくれるのかい?」
P「からかうなよ」
飛鳥「……それじゃあ、最後に手を借りるよ」
P「手? 構わんが――なっ!?」
P(俺の手を、飛鳥が自分の胸に!)
飛鳥「ん……ボクの温もりの根源、感じ取れるかな?」
P「お、お前、こら、離しなさい!」
飛鳥「なにもやましいことじゃないさ。ボクの鼓動、熱をPに感じてほしかったんだよ」
飛鳥「――キミとより深い、関係を結ぶためにね」
P「顔を赤くしながら言うことじゃないだろ!」
飛鳥「それは……フフ、ボクもまだ、中二の少女だってことだね」
P「強がってないで、早く手を離せー!」
92:
P「最近の中学生は進んでるなぁ」
P「いや、ませてると言うべきか……」
P「俺が中学生の頃は――ぐっ、頭が……なんだというのだ!?」
>>+1 アイドル名 コンマ70以上でR-18
93:
川島さん
98:
川島瑞樹「もう、P君ってば、しばらく耳かきしてないでしょ。すっごく溜まってるわよ」
P「いやぁ、自分でやるのも面倒ですし、してくれる相手もいませんでしたから」
瑞樹「それなら、今度から私がしてあげようかしら」
P「さすがにそれは悪いですよ」
瑞樹「あら、私は構わないけど。今日だけじゃなく、お姉さんを頼りなさいな♪」
P「あー……しかしですね……」
瑞樹「なにかあるの」
P「怒りませんか」
瑞樹「なぁに? もしかして……私より若い子がいい、なんて思ってる?」
P「はっはっは、実はそうでして」
瑞樹「手が滑っちゃうかも」
P「すみません、冗談です!」
99:
「冗談でも、言われたら傷つくわよ。――はい、反対向いてっ」
 瑞樹の言う通り、俺は体を反転させて左耳を差し出した。右頬が彼女の穿くジーパンの生地で潰れ、目の前に布一枚を挟んだ彼女の腹部が現れる。頬から感じ取れる彼女の体温が、俺の心音を大きくさせた。
 俺の頭頂部に瑞樹の左手が添えられ、左耳に木製の耳かき棒が挿入された。棒の返しが耳孔内を引っ掻き、溜まった汚れをほぐし、すくい上げる。こそばゆい感覚を覚えながら、俺は彼女が耳掃除を終えるのを待った。時折、彼女の手つきに細やかな気遣いが感じられ、そのたびに俺の心中を温かくする。
「ん、よく見えないわね。……P君、動かないでね」
 そう警告してから、瑞樹は少しばかり腰を曲げて、俺の耳孔を覗き込んだ。必然、彼女の顔は俺の顔にぐっと近づき、そこへ小さな影を作る。彼女の前髪が垂れ下がり、俺の鼻頭をくすぐって、化粧の香りを漂わせた。同時に小さな呼吸音が耳を通り、それが彼女のものだと認識すると、俺の心臓は大きく跳ねた。
 瑞樹の香りと呼吸は、大人特有の色香となって、俺の理性を媚薬のごとく麻痺させる。抑えられていた色情がわき上がり、それは股間部を堅く熱くさせ、ズボンを少しずつ窮屈にした。ズボンの布地の余りがなくなる頃、俺の耳から棒が引き抜かれ、掃除の終わりが宣言された。
「これでお終いっ♪ あ、最後に――」
 俺の耳から一度離れた瑞樹の顔が、もう一度近寄ったかと思うと、彼女は唇を尖らせて、俺の耳孔に悪戯心の溢れる吐息を吹き込んだ。それは最後の一葉を地面に落とすにあたって、充分な威力を持っており、俺の体を小さく痙攣させた。亀頭から我慢汁が漏れ出し、下着に染みを作る。もう、なりふりをかまっていられなかった。
 俺が体ごと顔を天井に向けると、瑞樹は微笑を浮かべながら俺を見下ろした。俺は彼女の顔に両手を伸ばし、片手を彼女の頬へ添え、もう片手を彼女の後頭部へ回す。そのまま、俺は彼女をゆっくりと引き寄せた。彼女は目を見開き戸惑ってから、一瞬の抵抗を試みて、それをすぐにやめた。まぶたを下ろした彼女の顔が、俺の眼前に迫り、お互いの唇が重なった。それだけで精神的な快楽が脳内を駆け巡り、腰が浮かんで、玉がきゅっと持ち上がる。
 十秒ほど経ち、唇を離したのは瑞樹からだった。恍惚とした彼女の瞳が、俺をぼんやりと見つめている。
「そう、ね。お互い大人だもの……甘えるなら、こうなっちゃうわね」
 そう呟く瑞樹の頬は、薄い化粧では隠しきれないほどに紅く染まっていた。 
100:
 
 俺はソファーから立ち上がり、広い染みが作られた下着をズボンごとずり下ろした。染みの原因となっていたそれは、上気しながら血管を浮かび上がらせ、グロテスクに自己主張する。瑞樹はそれを確認すると、俺の正面に移動して、ゆっくりと膝立ちになった。
「これが、P君の。……すっきりさせてあげなきゃ」
 先端から期待の涎を垂らす肉棒の峰に、瑞樹はマイクを握るかのごとく、五本の指を這わせた。彼女の指は細長く、その先端の腹はふっくらと弾力がある。それを敏感な男性器で実感しているのだから、俺の興奮は増すばかりだった。
 俺の興奮に応えるように、瑞樹が手を上下に律動させる。彼女の指が往復するたび、俺の背筋は反り返り、歯を食いしばるほどの悦楽を伝えてくる。彼女の手が亀頭を覆うたび、その手はカウパーに汚され、さらなる悦びを作り出した。ぐちょりぐちょりと湿った音が鳴りだし、俺の視界に火花が散りばめられる。
「P君ったら、可愛い! ミズキが、もっと気持ちよくして、あ、げ、る♪」
 俺の余裕のない表情を見て、瑞樹は嬉しそうに口角を上げた。そして口先をすぼめ、唇を俺の鈴口に押し当てる。そのままチュッと軽く尿道が吸われ、続けざまにもう二度、先っぽをじゅるりと啜られる。排尿に似た感覚を強制的に覚えさせられ、不意に括約筋へ力が入った。それでも強い快感に耐え切れず、俺は彼女の口淫から逃げようと腰を引こうとする。しかし、俺の腰に彼女の腕が回され、それは叶わなかった。
 瑞樹は上目づかいに俺を観察しながら、その小さな唇をかり首にかけ、亀頭をぱくりと包み込む。それだけでも声が漏れるほどの行為だが、彼女は包んだブツの先っぽを、涎でドロドロの舌を使って出迎えた。円を描くように亀頭を舌先で縁取り、残した淫らな跡を何度もたどる。もだえる俺を見上げながら、彼女は舌を尖らせ、尿道口をほじくり、漏れ出す我慢汁を啜り飲み込んでいく。
 執拗な亀頭責めに、俺は口をぱくぱくと開閉させ、言葉にならぬ呻き声を発した。
「うふっ、そろそろ限界かしら。P君のことだから、わかるわ」
 一旦責めを止めると、瑞樹は俺の肉棒をかたどるように、唇をぴたりと吸い付けたまま、頭を緩慢に前進させていく。裏筋を舌布団で擦られながら、肉棒の半分ほどが彼女の口内に納められた。間もなく、彼女の頭が後退を始める。今度は口内全体がすぼまり、内頬の粘膜までもがぴたりと男性器に吸いつく。それらが涎を泡立てる下品な音を奏でながら繰り返され、俺の神経が蹂躙される。それは口内粘膜を惜しまず使う、極上のディープスロートだった。
 腰に回された腕で逃げることもできず、頭の中を快楽でぐちゃぐちゃにされる。腰が勝手に前後しだし、玉袋が持ち上がり、ブツの幹が太く、先っぽが膨らみだした。瑞樹の口淫に合わせて下半身を前に突き出すと、亀頭がぐぽりと彼女の喉奥に突き刺さる。瞬間、俺の視界が真っ白になり、剛直が暴発した。我慢汁の混ざった濃厚な精汁が、脈に合わせて五回にわたって噴射される。彼女は瞳をじわりと潤し、えづきながらも喉を鳴らした。
 俺は荒く息を吐き出しながら、瑞樹の口からブツを抜き出す。彼女は二度三度、咳をしてから、俺に笑いかけた。
「もう、P君ったら出し過ぎよ……」
 その笑みは、綺麗で淫らで、また魅力的だった。
101:
 最初に行為をしてから、ずいぶんと時間がたった。本当に、昔のことだと言ってもいい。
「おかえりなさい、P君。ご飯の用意、できてるわよ」
 彼女と関係を結んでから、俺の周りは大きく変わっていった。
「お風呂も沸かしてあるし、どっちにしましょうか」
 その変化は、決して良いことばかりではなかった。
「あ、それとも――お姉さんに甘えちゃう? うふふ」
 それでも、悪いことが気にならない程度に、俺と瑞樹は幸せだった。 
 
 だからきっと、これからも幸せのはずなのだ。
 
      『アナウンサーからアイドルへ、アイドルからあなたの傍へ』END
       
105:
P「あれ、俺は確か人並みの幸せを掴んで」
P「……ないな。なにを言ってるんだ、俺は」
P「まずは恋人からだしな。はっはっは!」
瑞樹「耳かき棒……確か、事務所にもあったはずだけど……ないわね」
>>+1 アイドル名 コンマ85以上でR-18
106:
なお
110:
神谷奈緒「Pさん――じゃなくて、ご主人様。き、今日はメイド奈緒にいっぱい甘えて……言えるかっ!」
P「……その、奈緒。気づいてやれなくて、悪かったな」
奈緒「ち、違う! 同情を誘いたかったわけじゃないっ」
P「しかし、メイド姿で突然そんな台詞……頭を打ったとしか」
奈緒「あたしだって、別に着たくて着てるわけじゃ!」
P「なら、どうして?」
奈緒「Pさんは、例えイベントでも、なかなか甘えてくれそうにないから、少しでもし易いようにと思って……」
奈緒「それで、みんなに相談してみたら、前の衣装を使えばいい、とか言われて」
P「騙されてるぞ」
奈緒「言うなよ! あたしもなんとなく分かってたんだから」
P「それなら、なおさらメイドになる意味が分からんが」
奈緒「え、それは、その……よく、みんなにメイド姿の仕事をとってるし、好きかなって」
P「そうでもないぞ」
奈緒「だから、ばっさりいくなよ! あたしがバカみたいだろっ」
111:
奈緒「くそぉ、恥かいただけじゃないか」
P「いやいや、俺は奈緒のメイド姿が見れて、嬉しかったぞ」
奈緒「そういうのは、ばっさりいく前に言ってよ」
P「うむ、今度からはそうしよう」
奈緒「もう……それじゃあさ、せっかくのメイドだし、なんかしてほしいこと、ある?」
P「なんだ、ノリノリじゃないか」
奈緒「自棄だよ。今のあたしなら、ご主人様とだって呼べるね!」
P「そうか。それなら、呼んでみせてくれ」
奈緒「え、あー……ご主人様」
P「おお、なかなか良いぞ。良かったら、さっきの台詞も言い直してくれるか」
奈緒「そ、そう? それじゃあ――ご主人様、今日はメイド奈緒に、い、いっぱい甘えてほしいなっ☆」
ピロン
P「よし」
奈緒「よくない。なんで録ってるだよ!? け、消せ。早く、すぐにっ!」
112:
奈緒「こんな恰好したのに、結局Pさんは甘えてくれないし。いつも通りからかってくるし」
P「そんなに甘えて欲しかったのか」
奈緒「そんなわけっ……あ、ある! Pさんには、世話になってるから」
奈緒「こういうときくらい、お礼ができたらなって」
P「……奈緒。ありがとな」
奈緒「なんだよ。急に真面目になってさ」
P「俺はいつもお前に甘えてるんだよ。気がねなく接せて、色々気遣ってくれて」
奈緒「や、やめろよ。あたしだって、いつも、Pさんに甘えて」
P「奈緒……本当に、いつもありがとな」
奈緒「ん……Pさん」
P(あ、携帯がポケットから)
ポトッ ピッ 『ご主人様、今日はメイド奈緒に、い、いっぱい甘えてほしいなっ☆』
P「あ」
奈緒「……雰囲気、ぶち壊しだよ。Pさんの……Pさんのバカッ―!」
114:
P「いや、本当手を出そうとかしてないです」
P「けっこう、くらっときたけど、全然セーフでしたね」
P「あれがなかったら危なかった、とか、もうまったくないですから!」
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115:
かおる
118:
龍崎薫「せんせぇ、薫にすりすりしていいよ!」
P「すりすり?」
薫「うんっ。甘えるときは、ぎゅーってして、すりすりするの」
P「ああ、なるほど。それじゃあ、薫。来てくれるか」
薫「はーい! お膝の上に座っていい?」
P「もちろん。薫に甘えたいからな」
薫「えへへ、せんせぇに甘えられると、なんだか薫、大人みたい」
P(薫が膝の上に座った。ううむ、小さくて軽い)
P「薫が大人……それなら、膝の上に座らないんじゃないかな?」
薫「あ、そうかも……じゃあ、せんせぇが薫の膝に座る!?」
P「いや、さすがにそれは」
119:
薫「んー、すりすり?」
P「おいおい、今日は俺が甘えるじゃなかったか」
薫「そうだよ。でも、薫も甘えたいから、一緒に甘えるのー!」
P「はっはっは、そうか。確かに、片方しか甘えちゃいけないわけじゃないもんな」
薫「薫は甘えたから、今度はせんせぇの番っ」
P「俺は薫を抱いているだけで、それなりに甘えれているよ」
薫「遠慮してたらだめなんだよ! ちゃんとすりすりするの!」
P「ん、んー……なら、少しだけ」
薫「やっ、んふふっ……せんせぇ、くすぐったいよぉ」
P「薫、やっぱりやめよう。絵面が危ない」
薫「えづら?」
120:
薫「せんせぇ、こっち、こっち!」
P「仮眠室? お昼寝か」
薫「うん。せんせぇも一緒だよ」
P「俺も!?」
薫「一緒にお昼寝すると、とーっても甘えれるからっ!」
P「……まあ、いいか。それじゃあ、薫。一緒に寝ようか」
薫「うんっ」
P(薫がとても暖かい。これぞ子供の体温だな!)
P「薫は温かいなぁ」
薫「せんせぇも温かいよー」
P「ずっとこうしてたいくらいだ」
薫「えへへ、薫も! ずっと、ずっと、せんせぇと一緒にいて」
薫「――大人になっても、こうしていられたらいいなぁ!」
121:
P「薫は……寝ちゃったか。俺はまだ、ちょっと眠気が足りないな」
P「起こさないように、と」
P「薫は大人になっても、きっと良い子なんだろうな」
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122:
つかさ
123:
藍子
126:
高森藍子「プロデューサーさん。少し、散歩に出かけませんか」
P「散歩か。もちろんいいぞ」
藍子「ありがとうございます。プロデューサーさんと出かけるの、久々だから楽しみですっ」
P「はっはっは、俺も楽しみだよ」
藍子「ふふ……ゆっくりしましょうね♪」
P「あー、うん。ほどほどゆっくりしよう」
藍子「時間なら、気をつければ大丈夫ですよ。……たぶん」
P「なんか不安になってきたんだけど!?」
藍子「冗談ですよ! ゆっくり歩いていきましょうっ」
127:
藍子「プロデューサーさん、はい、チーズ!」
パシャッ
P「……なんか、照れくさいな」
藍子「ふふ、プロデューサーさん、可愛いです♪」
P「あんまりからかわないでくれ」
藍子「それじゃあ、代わりに、もう一枚いいですか」
P「俺なんかより、藍子を撮らせてくれよ」
藍子「私、ですか。……じゃあ、一枚だけ」
P「おし――ちょっと、ポーズをとってみるか」
藍子「え、ポーズ……こ、こんな感じでっ」
P「もうちょっと腕を上げて。そうそう!」
パシャッ
P「次、一枚脱いでみようか!」
藍子「……プロデューサーさん!」
P「すみません」
128:
藍子「いっぱい写真撮れちゃいました。プロデューサーさん、今日はありがとうございました」
P「息抜きに甘えさせてもらっただけだよ」
藍子「ふふ……それでも、です」
藍子「――あの、もう一枚だけ、撮ってもいいですか」
P「ああ、かまわんぞ。どうするんだ?」
藍子「えっと、プロデューサーさんと……一緒にで、お願いしますっ」
P「ちょっと恥ずかしいが、まあ、いいや」
藍子「それじゃあ、その、近づいて……」
P「よしよし、ばっちこい」
パシャッ
藍子「撮れました! ……今日のこと、きっと日記に書きますね♪」
P「はっはっは、散歩して、一緒に写真撮っただけだぞ」
藍子「だけ、じゃないです。プロデューサーさんと一緒だと……どんなことでも特別ですから」
藍子「これから先も、こんな風に……特別なことが続くといいですね。プロデューサーさんっ」
129:
ツンデレに和み、無邪気に和み、ゆるふわに和む
今日はこれまで、続きは今度
薫ちゃんの事案? なんのこったよ(すっとぼけ)
131:
P「プライベートで写真なんて、久々だったなぁ」
P「今度、現像したものを藍子に分けてもらおう」
P「特に藍子単身の写真をな!」
>>+1 アイドル名 コンマ70以上でR-18
132:
雪美
134:
佐城雪美「P……私に……甘えたい……?」
P「いや、そうでもないな」
雪美「……どうして?」
P「雪美には、甘えられる方が落ち着くからな」
雪美「でも……私……」
P「甘えてほしいか」
雪美「ん……そう……ペロを……見習って……」
P「ペロを? ……猫ほど素直に甘えろ、と」
雪美「だめ……?」
P「あー、それは、だめじゃないが」
雪美「なら……お腹、出して」
P「見習うって、態度じゃなくて、物理的にか……!」
135:
雪美「Pのお腹……ペロより……広い……」
P「そりゃあな」
雪美「……撫でるの……大変」
P(寝転んで、雪美に腹を撫でさせる。俺はいったい何をしてるんだろう)
雪美「気持ちいい……?」
P「ちょっとこそばゆいが、気持ちいいぞ」
雪美「よかった……次……膝に来て……」
P「はっはっは、雪美も薫みたく、膝に座れって言うのか」
雪美「座る……? 私の膝……Pには……小さいから」
P「あれ、違ったか。じゃあ、膝にどうすれば」
雪美「顔……埋めて……匂い……つけて……」
P「それは完全にアウトだ!」
雪美「……冗談」
136:
雪美「P……たくさん……甘えた……」
P「……まあ、一応な」
雪美「だから……私も……」
P「分かったよ。おいで」
雪美「……Pの膝……好き……」
P「そんなに座り心地がいいかね」
雪美「それに……ここ……近いから」
P「ん?」
雪美「一番……Pに……近い……」
雪美「……魂……繋がってるの……分かる……」
P「……そ、そうだな!」
137:
P「思えば、ペロはいつも雪美に可愛がられてるのか」
P「今日以上の可愛がり……」
P「羨ましいような、そうでないような」
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138:
智香
139:
ちひろさん
144:
P「アイドル?」
千川ちひろ「いいじゃないですか!」
P「いいですけど、イベントでするまでもなく、ちひろさんには普段から甘えているような」
ちひろ「え、私、プロデューサーさんから甘えられたことなんて……」
P「はっはっは、ドリンクを貰っていますよ」
ちひろ「それはサービスですっ。今日はもっと甘えていいんですよ♪」
P「え、一ダースくらい貰えるんですか!」
ちひろ「ドリンクから離れてくださいっ!」
145:
ちひろ「プロデューサーさんはいつも頑張ってますから。多少のことなら、許しちゃいますよ」
P「多少って、例えば?」
ちひろ「そうですね……色々できますよっ。話相手でも、飲み相手でも、遊び相手でも!」
P「どれも普段からしてもらってますよ」
ちひろ「なら、コスプレしましょうか! プロデューサーさんが望むなら、水着姿だって……」
P「それも行事のたびに」
ちひろ「ちょっとだけなら、お触りも」
P「やっぱり、ドリンクでお願いします」
ちひろ「失礼ですよ!」
P「だって、どうせしたらしたで怒りそうですし」
ちひろ「確かに、怒りますけどっ!」
146:
P「――ぷはぁ、なんか元気が出ますね、これ」
ちひろ「結局、ドリンクをもう一本渡しただけ……はぁ」
P「俺としては、かなりありがたいんですが」
ちひろ「私としては複雑です」
P「はっはっは、すみません。重ねて言いますけど、特別思いつかないくらい、ちひろさんにはお世話になってるんですよ」
P「話相手になってもらって、仕事も手伝ってもらって、至れり尽くせりです」
ちひろ「プロデューサーさん……」
ちひろ「――そうですね。いつも通りでいいですよねっ」
P「はい。いつも通り、コスプレして胸を揺らしてください」
ちひろ「……ドリンク一本、100MCですよ♪」
P「じ、ジョークですって!」
147:
P「……怒られても触っておけばよかったか」
P「いやいや、天使に触れるなんて恐れ多い」
P「下手すれば、魂まで取られかねんし……!」
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148:
ウサミン
153:
P「菜々もメイド姿か」
安部菜々「菜々もって、ナナ以外にメルヘンチェンジをした人が!?」
P「メルヘンチェンジかどうか知らんが、奈緒がな」
菜々「奈緒ちゃん。……ああ、そうえば、アドバイスしましたね!」
P「あれは菜々の提案だったのか」
菜々「んー、実行すると思ってませんでしたし、まさか被っちゃうなんて……」
P「まあいいじゃないか。菜々の方がメイド歴は長いんだから」
菜々「そ、そうですかね?」
P「ああ、経験なら奈緒の何十倍だろう」
菜々「そんなにありませんよっ! せいぜい、十――七歳で同い年だから、差はあんまり、なんて」
P「なんだって?」
菜々「菜々は十七歳です」
P「そんなことは聞いてないんだが……」
154:
菜々「まあまあ、いいじゃないですかっ。ご主人様、なんなりと甘えてくださいね。キャハッ☆」
P「なんなりと、か」
菜々「えっちなのはだめですよ?」
P「……範囲が狭くなるな」
菜々「え、するつもりだったんですか!」
P「ああ、メイドにあれやこれやさせようかと」
菜々「うう……あ、あの、ちょっとだけなら」
P「――なんて、十七歳に手を出すわけないがな! はっはっは」
菜々「……そ、そうですねっ。ナナは十七歳ですからね!」
菜々「ええ、十七歳ですから……あはは、はぁ」
155:
P(結局決めきれず、菜々の提案で膝枕を受けることになった)
菜々「メイドの膝枕はどうですかー、ご主人様♪」
P「具合は良いが、それより、この目の上にある熱いおしぼりはいったい……?」
菜々「上と下から、疲れを取ってもらおうと思いまして。そうすると、目がさっぱりするんですよ」
P「そうなのか……菜々の知恵袋だな」
菜々「その言い方はちょっと気になりますけど……」
P「いやぁ、本当気持ちいい。またお願いしたくなるなぁ」
菜々「ふふっ、だめですよ。JKの膝は、やすやすと借りれるものじゃありませんから」
P「それなら、JKじゃなくなるのを待たないとな」
菜々「……そうですね。ナナが十七歳じゃなくって、大人に戻ってしまったら」
菜々「Pさんには、いつでもこうしてあげますねっ」
P「大人に戻る?」
菜々「あ、ああ、その、ちょっと電波がですね!? キャハッ☆」
156:
P「目も頭もすっきりだぜ。さすがはウサミン星人!」
P「その知識量、まさしくお婆ちゃんのごとく」
P「……って、菜々は十七歳だけどな!」
>>+2 同条件 今回ラスト
157:
コトカー
158:
ユッキ
162:
姫川友紀「あー、プロデューサーじゃん! おっはよー!」
P「友紀か。おはよう――と、えらく赤ら顔だな」
友紀「そんなことないって。あたしはいつも、これくらいだからっ」
P「いや、いつもはもうちょっと」
友紀「いいの、いいの。それよりさ、あたしに甘えたいんでしょ?」
P「甘えたいというか、イベントではそうなってるな」
友紀「照れなくていいって。さあ、ばっちこーいっ!」
P「ボールでも投げろって?」
友紀「ヘッドスライディングもいいよ」
P「……お前、酔ってるだろう」
友紀「え、いやいや、一本空けただけ!」
P「酔ってるじゃないか!」
163:
P「まったく、真昼間から飲むんじゃないよ」
友紀「でもさぁ、素面じゃやってられないしー……」
P「……そんなに嫌なら、別に無理して参加する必要はないんだぞ」
友紀「嫌? ――ああ、違うってば! なんていうか、ほら、恥ずかしくてさ」
友紀「あたし、甘えさせるとか、そういうの柄じゃないし、ポジションが違うっていうか」
P「それで、照れ隠しにお酒、か。なんだ、可愛らしいところもあるんだな」
友紀「普段はないみたいじゃん。ひっどいなー」
P「言葉のあやだよ。普段だって、友紀は可愛い」
友紀「ど真ん中直球だねぇ! あたしもプロデューサーは、格好いいと思ってるよっ」
P「打ち返してくるのは、期待してなかったんだがな」
友紀「……や、やっぱり今のなし! ちょっと、酔いが醒めてきちゃった」
P「そこまで恥ずかしいなら、無理して言うなよ……」
164:
友紀「酔いが醒める前に、やることやっちゃおうか」
P「酔っ払いに甘えてたまるか」
友紀「いいじゃん、いいじゃん。消化試合だと思ってさ!」
P「……そこまで言うなら」
友紀「ひゃっ」
P(抱き着いてみたが、酒臭さと良い匂いが混ざってるな)
P「友紀……やっぱり、酔ってない方が良かったな」
友紀「あ、あはは……そ、そう?」
P「酒の香りが気になって、甘えてる気がしない」
友紀「ちょっとエラーしちゃったわけね。失敗、失敗!」
友紀「……次は、しっかりキャッチしてみせるからさ。また甘えてよね、プロデューサー!」
165:
個人的に、甘えるのに一番なのはパッションだと思っています。おっぱいが大きいので(ゲス顔)
今日はこれまで、続きは今度
でも、なだらかな胸に甘えるのも大好きです
167:
P「いつも酔ってばかりだから、色気が足りないんだ」
P「……いや、でも、顔赤かったりして、なんかエロいと思えなくも」
P「はっ、いやいや、俺はプロデューサーだよ。アイドルをエロいとか、思ったりしないよ」
>>+1 アイドル名 コンマ65以上でR-18へ
168:
こずえ
180:
遊佐こずえ「ぷろでゅーさー……みつけたー……」
P「こずえじゃないか。俺に何か用か」
こずえ「ちひろおねえさんがねー……いべんとだって、いってたの」
P「そうか、そうか。こずえも俺を甘やかしてくれるのか!」
こずえ「あまやかす……あまやかすって、なにー……?」
P「え、あー……そうだなぁ。相手のお願いを聞いたり、ご褒美をあげたりするんだよ」
こずえ「そっかー……。ぷろでゅーさーは、こずえのごほうび……ほしい?」
P「ああ、こずえがくれるなら、とっても欲しいかな」
こずえ「ふわぁ……なら、ぽんぽん……なでるのー」
P「ん? 俺の腹を撫でてくれるのか」
こずえ「ちがうよぉー……こずえのぽんぽん、なでろー……」
P「……なんでやねんっ」
181:
「ぽんぽんは、あたたかくて……きもちちいい……からねー」
 間延びした声でそう言って、こずえは自身の服の裾に両手をかけた。そうして、彼女は胸元にリボンをあしらった、薄茶色のブラウスと肌着を捲り上げていく。俺はそれを止めることができたが、まだまだ幼い少女の肌だからと、たかをくくり、制止をかけようとは思わなかった。それどころか、彼女の満足がいくように、その腹を撫でようとすらしていたのである。
 こずえの手が小さいせいか、彼女はブラウスと肌着を同時に捲り上げるのに難儀していた。ブラウスを持ちあげる途中に肌着の裾をこぼし、それに気づいてブラウスからも手を離す。そんな失敗を、彼女は幾度か繰り返す。俺はその様子を眺めて、気長に待つことにした。
 こずえが裾をまくるたび、彼女の愛らしいへそが姿を現した。乳白色の肌にできた、小さな縦の窪みが、俺の視線を絡め取る。十一歳の少女のへそは、多くの大人に見られるような汚れがなく、清潔で神聖なものに思えた。彼女が腹の露出に失敗するたび、その神聖な窪みが肌着の幕で遮られ、俺の心を落胆させる。いつの間にか、俺は少女の腹を心待ちにしていた。
「ぷろでゅーさー、おふく……めくってぇ……」
 そう言うと、こずえは大きなあくびをしてから、両腕を空に向けて伸ばした。自分で捲ることを諦め、俺に任せることにしたらしい。普段ならば、悠々とやってのける行為だが、今はわけが違った。先ほどまでの余裕は消え去り、心の奥底に沈んでいた情欲が、頭をもたげつつあった。
 俺が逡巡していると、こずえはこちらを見つめて、その綺麗な瞳で催促してくる。彼女の視線に引っ張られ、俺は一歩ずつ踏みしめるよう、歩を進めていく。彼女の正面にたどり着き、膝立ちになって背丈を合わせると、俺は禁断の果実に手を伸ばした。指先が彼女のブラウスに触れ、そのまま下へつたって、裾を摘まむ。肌着の感触を指の腹で感じ取りながら、俺は徐々に、彼女の乳白色を露わとしていく。
 二枚の布地を胸の下まで捲り上げると、こずえの腹が、ついに白日の下に晒された。それは、肌にたるみや染みが一切見当たらず、胴回りは細いものの健康的な血色をしており、何度となく恋焦がれた中心の窪みが、歳に似合わない妖艶な魅力を放って、俺の脳みそ惑せる。
 早く、こずえから離れなければならない。俺の理性が警告音を鳴らす中、こずえがとどめの一言を口にする。
「なでなでしたらぁ……きもちいいよー……」
 その台詞を聞くと、俺の片手はブラウスの裾を離し、手の平を広げて、こずえの腹にぴたりと触れた。彼女の口から短い呻き声が漏れ、その体が一瞬の反応を見せる。俺の手の平が冷えていたせいで、温度差から彼女を驚かせてしまったのだろう。そう、彼女の腹は温かかった。湯たんぽのように温いそれは、俺の手の平に柔らかな肌を吸い付かせ、撫でるともちもちとした感触を伝えてくる。しかし、決して不快な粘りはなく、矛盾する滑らかな感覚も併せ持ち、自らに俺の手の平を縫いつけた。
 こずえの腹から、視線も手を離せない。そこはまさしく魔性のそれで、俺はすでに虜になっている。理性などとうに、捨ててしまっていた。 
「ぷろでゅーさー……なでなで……くすぐったいねー」
 続けて「えへへ」とこずえは笑う。純粋な笑みからは、くすぐったさ半分、嬉しさ半分だと読み取れた。俺はその笑顔に気づきながらも、自分のズボンを脱ぎ去っていた。 
182:
 ズボンから解放されたブツは、まだ硬さを充分に得ていなかった。俺は立ち上がり、こずえの眼前にブツを突きつけ、その純粋な眼を穢す。
「おしっこ、するのー……? こずえは、といれ……ちがうよぉ……?」
 性の知識を欠片も感じさせぬ言葉に、俺は鼻息を荒くする。こずえの台詞は興奮材にぴったりで、肉棒が小刻みに脈動しながら、硬化し熱を放ちだした。がちがちになった剛直を確認してから、俺は両腕を彼女の脇に通し、その軽い体を持ち上げる。そうして、彼女の腹部が俺の腰の正面にくるよう、体勢を調整した。
 腰を前に出し、反り返るブツをこずえのブラウスに密着させる。裏筋が上質な生地で包まれ、その向こうから彼女の体温を感じ取った。一部の嗜好の人間ならば、必涎ものの淫靡な抱っこである。回した腕に力を込めると、彼女の体温がより近づいて、間に挟まる生地がわずかに裏筋を擦り、先走りの分泌を促した。
「ぷろでゅーさーのだっこ……あたたかくて……すきー」
 こずえは無邪気にも、邪悪な抱擁に愛情表現の抱きつきを返してくる。それは今の俺にとって、背徳心をくすぐる行為でしかない。さらなる快楽を求め、俺は腰を上下に動かし始める。裏筋がずりずりと擦れる甘い感覚と、揺れる玉袋へ時折訪れるくすぐったさに、俺はぶるぶると背筋を震わせた。
 今でさえ病みつきになりそうなのに、もしも彼女の肌へ直に欲望をぶつければ、どうなってしまうのだろうか。 
 俺は腰を一旦引くと、こずえのブラウスに潜り込むよう、ブツの先を裾に向けた。はやる気持ちを抑えつつ、下半身を上下前後し、未熟な雪原への侵入を試みる。ぐっと腰を突きあげると、亀頭が彼女のブラウスの裾に滑り込んだ。淫らな期待に玉を膨らましながら、俺は腰を前に押し出す。瞬間、先走りに塗れた亀頭は、彼女の腹に突き立つことなく、ずるりと上に滑っていく。そして、彼女の腹はわずかに身をへこませて、肉棒の裏筋全体を、ぷにぷにとした弾力で受け止めた。
 一度に訪れた強烈で甘美な快楽は、一時的に俺の脳の活動を止めてしまう。鈴口からどろどろと我慢汁が漏れ出し、歯を食いしばって耐えなければ、すぐにでも射精してしまいそうだった。
「ふくのした……あついの、はいってるぅ……?」
 こずえの呟きに、己がしたことを深く自覚した。十一歳の少女の腹に、隙間もないほど男性器を押し付けている。尿道口から垂れるカウパーは、潤滑油となって、そこを快楽の貪り場に変えていく。俺はこずえを犯しているのだ。そうなると、もうすることは決まっている。
 止めていた腰の動きを再開し、こずえの腹を凌辱する。彼女をぎゅっと抱きしめながら、腰を思い切り押し付けると、彼女のブラウスの裏地と柔らかな腹にブツが挟まれ、その挟力が下半身に甘い痺れをもたらした。そのまま緩やかにピストン運動をすると、ぐちゅぐちゅと艶やかな音が鳴り、彼女のブラウスに大きな染みを広げていく。腰を大きく下げて突き出すと、亀頭が彼女のへそを見つけ、その可愛らしく、妖しい窪みを乱暴にほじくった。
「んー……ぷろでゅーさー、すこし……いたいの……」  
 見れば、こずえは眉根を寄せて、顔をしかめさせている。その表情は、俺の我慢を解くスイッチとして機能した。
 ただただ単調に、腰を上下に律動させ、射精をする準備に入る。こずえの腹をブツが往復するたび、幹が太くなり、亀頭が膨らんでいく。玉袋が持ち上がり、回した腕に力が入る。腰を突きあげると、尿道口が彼女のへそに引っかかった。亀頭がいちだんと膨らんで、玉から精液がせり上がり、鈴口から勢いよく吐精する。四、五回ほど飛沫が上がり、彼女の肌と服に、黄ばんだ白色をこびりつかせた。
 俺は肩で息をしながら、こずえを抱いている腕を二本から一本に変え、空いた手を彼女の頭に運んだ。そして、そこを撫でつつ、彼女に礼を口にする。
「なでなで、うれしいけど……いたいの、だめなのー……」
 こずえはそう言って、またあくびをした。その声音は、いつも通りの彼女のものであった。
183:
「ぷろでゅーさー……ずりずり……するー?」
 今日もまた、こずえからそう提案される。あの一件以来、彼女は俺の悦ぶことを憶えてしまった。
「また、おなかー……? おしりも……あるよぉ……」
 一度味わった禁忌を、俺も忘れることができず、ずるずると行為は続いている。
「こずえは……ぷろでゅーさーのもの……だから……」
 いつ頃か、彼女は俺の所有物を自称するようになった。しかし、同時に
「いたくなかったら……なんでも……してねぇー……えへへぇ」
 ――俺もまた、彼女のものであることは、言葉にするまでもないことだ。
         
         『ずっと、ずっと、あなたのもの』END
190:
P「あれ……なんで寝てるんだ、俺は」
P「――ん、こずえじゃないか……と、寝てるな」
P「仮眠室に運んでやろう。起こさないように、と」
こずえ「えへへぇ……なでなで……しろー……」
>>+1 アイドル名 コンマ85以上でR-18
191:
文香
193:
鷺沢文香「……すみません。男性に甘えられるというのは、よく知らなくて」
P「よく知ってる人も少ないし、別に構わんけどな」
文香「本も読んでみたのですが……実行するのは、少々勇気が足りず」
P「いったい何を読んだんだ?」
文香「……恋愛の雑誌です。内容については、口に出すのも恥ずかしいので……」
P(どれだけ破廉恥な内容なんだ!?)
P「そうか……試しに、ち、ちょっとだけ実行してみても」
文香「しかし、世の男性が、ああいったことを望んでいるかと思うと……軽蔑してしまいそうです」
P「――いやぁ、そんな男性ばかりじゃないさ! 現に俺も、そんな、実行してほしいとかさっぱり思わないし!」
文香「え、は、はあ……そうですか。安心しました」
194:
P「まあ、無理してすることはないんだ。男に甘えられるなんて、嫌だろうしな」
文香「……嫌、というほどでは。それに、プロデューサーさんが相手ですから」
P「はっはっは、ありがとうな。それじゃあ、文香に甘えてみようか」
文香「はい。私は、なにをすればいいのでしょうか」
P「おすすめの本を貸してくれ」
文香「……それだけ、ですか」
P「アイドルにおすすめの本を選んでもらえるんだ。充分だよ」
文香「なるほど……わかりました。プロデューサーさんにぴったりの本を、お貸しします」
P「頼むよ。ちなみに、今のところ、どんな本が候補にある?」
文香「そうですね……ウラジーミル・ナボコフの『ロリータ』などが」
P「文香、俺のことが嫌いか」
文香「……他意はありませんよ?」
195:
文香「……あの、プロデューサーさん」
P「ん、どうした?」
文香「少し、その、手を借りてもいいでしょうか……」
P「なにか、手伝ってほしいことがあるのか」
文香「あ、いえ……実際に、手を伸ばしてほしいのです」
P「まあ、別にいいが。ほれ」
文香「ありがとうございます」
P(おお、文香が俺の手を両手で握った!?)
P「な、なんだ?」
文香「……本を貸すだけでは、物足りなかったもので」
文香「雑誌に、男性は……えっと、肌に触れたい、という旨がありましたから」
文香「――本文は、もっと過激なのですが……これでも、良かったでしょうか……」
196:
P「奥ゆかしいね。心が洗われるようだ」
P「そして、なおかつ積極的にもなってくれている!」
P「文香も成長しているのだなぁ……」
>>+2 同条件 本日ラスト
197:
時子
198:
美玲
205:
早坂美玲「近づくなッ、プロデューサー!」
P「ど、どうした、美玲。いつになく気が立ってるな」
美玲「ちひろから聞いたぞ。ウチに甘えるつもりなんだってな」
P「俺の意志じゃなくて、イベントなんだが」
美玲「……ウチに甘えたくないの?」
P「え、あ、いやいや、甘えたいなー!」
美玲「だ、だと思ったッ! けど、ウチはプロデューサーの思い通りにはならないからな」
P「えっと、つまり、どうするって?」
美玲「まずウチがソファーに座るから、プロデューサーは、ウチの隣に座れ」
P「近づいたら、だめなんじゃなかったか」
美玲「いいから、びびってないで、こっちに来るんだッ!」
206:
 俺がソファーに座り、美玲の隣を陣取ると、彼女は正面にある長机の上に二、三の雑誌を広げた。それらには、スタイルの良い男性たちがポーズを決めている姿が載っており、その誰もが洒落た服装を着こなしている。雑誌の正体は、男性向けのファッション雑誌だった。
「ウチがプロデューサーをコーディネートしてやる。ありがたく思うんだなッ」
 宣言すると、美玲は嬉々として、雑誌の中に並ぶ服装を幾つか指さし、俺に提案してきた。確認してみると、彼女の選んだ服装は、どれもパンク風のものばかりで、俺が着るには厳しいという印象がある。それを彼女に伝えると、彼女は薄桃色の唇を尖らせて「じゃあ次だ」と言ってから、雑誌をぱらぱらとめくっていく。目当ての服装を見つけると、そのページを俺に見せ、彼女は感想を催促してきた。そのたびに俺は、苦笑を浮かべて、肯定以外の返事をするのだった。
「プロデューサーは我がままだぞッ! ウチがせっかく選んでやってるのに」
 頬を膨らませてそっぽを向く美玲に、俺は軽い謝罪と共に、趣味が違うことも口にする。それを聞いて、彼女少しだけ俯いた。
「ウチのセンスじゃ、プロデューサーは嫌なのか」
 意気消沈した呟きに、美玲が思いのほか落ち込んだことを俺は悟った。慌てて否定の言葉を彼女にかけ、フォローの台詞を続ける。それは着こなす自信がないことだったり、歳を考慮してのことだったり、彼女への褒め言葉だったりと様々なものだ。俺の言葉が功をそうしたのか、彼女は顔を上げて口を開いた。
「う、ウチは簡単に誤魔化されないからなッ。ちゃんと、ウチの目を見て言ってみろ!」
 そう言って、美玲は全身を俺に向け、上目づかいにこちらを見上げた。眼帯で隠されていない方の瞳に、俺の顔が映り込む。彼女の顔は、それほどまでに俺へ近づいていた。
 美玲の顔を間近で見るのは、俺にとって初めての経験だった。彼女は今、不機嫌を気取るためか、その表情に工夫を凝らしている。睨んでいるつもりなのか目を三角にして、不満を表そうと口先をきゅっと尖らせていた。しかし、それらは期待とは逆に効果をだしている。三角の瞳は見上げているせいで、子供がなにかをねだるような、可愛らしい仕草に変わっている。突き出した唇はおねだりの瞳もあいまって、まるでキスを待つそれのように思われた。
 顔をちょっとでも前に出せば、俺の唇と美玲の唇が重なってしまうだろう。そんな思考が頭をよぎる。彼女の薄桃色の唇は、唾液で薄らと湿り気があり、電光を浴びて柔らかな光沢を放っていた。
「……ジロジロ見てないで、早く言えよッ!」 
 焦れた美玲が、俺を急かしてくる。彼女の焦燥には、羞恥心も理由にあるのか、その頬に朱が差し始めていた。それが彼女の愛らしさを底上げし、俺の色情を焚きつかせる。俺は両手を持ち上げると、彼女の双肩にそっと置いた。そして、ゆっくりと頭を前進させる。困惑を宿した彼女の瞳が迫り、愛嬌のある上向きをした彼女の鼻と俺の鼻が触れて、とうとうお互いの唇が重なった。彼女の唇は、小さく、柔らかいものだった。
「き、キスした? ウチと、プロデューサー……が」
 一度顔を離すと、状況を把握できていない、美玲の言葉が聞こえてきた。彼女の思考が整理される前に、俺はまた、彼女と唇を合わす。俺のズボンの下で、男の象徴がその身を鍛えだした。
207:
 美玲の唇はぷにぷにと反発が弱く、俺の唇を軽く押し付けるだけで、その形を歪ませる。唇を重ねると、彼女の甘い吐息も感じられ、精神的な征服感が満たされていく。それらが気持ちよく、俺は何度も彼女の唇をついばんだ。唇を離すたびに、チュッと吸い付く音が鳴り、彼女とキスをしているのだと実感できる。
 一際長く彼女の唇を楽しんでいると、俺の胸部が乱暴に叩かれた。美玲の思考が追いついたようだった。名残り惜しいものの、唇をまた離す。
 
「う、ウチにキスして、ただで済むと思ってるのかッ! 本当に、本当に引っ掻くぞ!」
 美玲はりんごのごとく顔を真っ赤にすると、両手を前に出し、威嚇の体勢をとった。俺はそれを無視して、彼女の頭と腰に腕を回し、強引に抱き寄せる。彼女の上半身が、俺の体と密着するようにもたれ掛かり、彼女の顔は俺の胸部に埋まった。彼女が反射的に顔を上げるのを認めてから、俺は自身の唇で彼女の口を塞ぐ。
 美玲は抵抗するように、両手で俺の胴を押しながら、瞼をぐっと下ろして、口を強く紡いでいた。俺はバードキスを続け、彼女の閉じた口への侵入を試みる。俺は舌を器用に使い、彼女の唇の輪郭をなぞる。舌で感じる彼女の唇は、頑なな拒絶を示しており、それをこじ開ける背徳感を燃え上がらせた。舌先を尖らせ、彼女の作る一文字をほじくり返す。やがて、彼女の拒絶が緩み、俺の舌がその口内へ侵入した。
 美玲の口内は熱く、唾液でどろどろだった。俺はまず、彼女の歯茎に舌を向かわせる。独特ななめらかさを持つそれを、上顎から下顎にかけて、じっくりと舐めまわしていく。俺が舌を滑らせるたび、彼女は体を小刻みに痙攣させ、声にならない呻き声をあげた。その様子がたまらなく淫らに感じられ、俺のズボンがぱんぱんに張れる。
 俺が美玲の歯茎を味わっていると、彼女は自身の舌を使って、俺の舌を排除しようと押しやってくる。それを逆手に取り、俺は彼女の舌を絡め取って、じゅるじゅるとその下腹を啜った。すると、彼女は目を見開いて、その背筋をびくりと反らし、両腕から力を抜いていく。彼女からの抵抗が消えたのを感じ、俺は一旦、彼女から顔を離した。
「ウチの舌が、プロデューサーに……変な、感じだ……」
 瞳をとろんと潤ませ、口の端から涎の糸を引かせながら、美玲は呆然と言葉をこぼす。少女の痴態に我慢が利かず、俺はズボンと下着を脱ぎ去り、我慢汁を漏らす剛直を露出した。そしてそこへ、彼女の細い片手を運び、その手の平を立派な一匹狼に触れさせる。彼女は当然のごとく、それを愛おしそうに握った。
「今は、変な感じだから……プロデューサーのして欲しいこと、してやるッ……」
 美玲はそう言って、口元にわずかだが笑みを浮かべた。その笑みはあまりに艶やかで、俺は思わず、彼女の唇を獣のように貪ってしまう。彼女の内頬を舌先でなぞり、そのまま上顎の内側を容赦なくくすぐった。彼女は何度も体を反応させ、全身の筋肉で緊張と弛緩を繰り返す。そのたびに、肉棒が彼女の手で握られ、いじらしい快感と共に先走りを分泌した。俺の腰が勝手に揺れだし、射精を求めて彼女の手を使う。最早止めることはできなかった。
 美玲が突然唇を窄め、俺の舌にじゅるりと吸いついた。快楽の稲妻が体を打ちつけ、俺の腰が反射的に跳ねる。玉が持ち上がり、精液を吐き出そうと亀頭が膨らんで、鈴口が開いた。排尿に似た感覚の後、そこから種汁が噴出する。四度に分けて放たれた体液が、彼女の太ももや服を汚していった。
「プロデューサーのが、ウチにいっぱいついてる……へへッ♪」
 唇を解放された美玲は、夢現に呟いた。
208:
「他に誰もいないな。プロデューサー、来いッ!」 
 あれ以来、美玲は定期的に俺を呼びつけるようになった。それ自体は前からあるが、内容が問題なのである。
「今日もウチがしてやるぞ。感謝しろ」
 その文句を合図にして、彼女は唇を突き出す。彼女の誘惑に耐えれるはずもなく、俺はいつも彼女に被さるのだ。
「キス、上手くなったんだぞ。ちゃんと褒めろよッ」
 横暴に言いながら、健気な努力をアピールする彼女は、途方もなく愛おしい。
「ウチとプロデューサーは、つがいなんだ。だから、もっと可愛がれ!」
 愛情の罵倒を受けながら、俺は小柄な狼と生きていくことを決めた。
          『二匹の色情狼』END 
214:
P「はて、今誰か来ていたような」
P「というか、やってはいけないことをしたような」
P「……気のせいか」
美玲「ウチが甘えさせるなんて、するわけないだろ。……い、行かないぞッ」
>>+1 アイドル名 コンマ85以上でR-18
215:
幸子
216:
ごめん 幸子もうやってたね
だめならみくにゃんでお願いします
219:
前川みく「Pチャン、これをつけるにゃ!」
P「いい歳して、猫耳とかつけたくないんだが」
みく「それ、みくの前で言う?」
P「みくはまだまだ若いし、似合ってるだろう」
みく「当然、みくは可愛い猫チャンだモンっ……じゃなくて」
みく「Pチャンが猫になってくれなきゃ、話が進まないにゃ」
P「俺が猫にならなきゃ進まない話とか、進まなくていいよ……」
みく「Pチャンはみくに甘えたくないの!?」
P「猫耳つけてまで甘えたくないわっ!」
220:
P(結局、強引に猫耳を着用させられてしまった)
みく「うんうん、Pチャン、よく似合ってるにゃ?♪」
P「……それで、俺はどう甘えていいんだ?」
みく「おっと、今のPチャンは可愛い猫チャンなんだから、語尾に『にゃ』をつけなきゃだめだよ」
P「ど、どう甘えるんだにゃ?」
みく「くふっ、ちょっと面白いかも」
P「は?」
みく「冗談だって! それじゃあまず、猫チャンと言えば」
みく「――じゃんっ、鰹節! これをPチャンに食べさせて」
P「は?」
みく「じ、冗談だから、あんまり怖い顔しないでほしいにゃあ……」
221:
みく「さあ、猫チャンみたく、みくの膝にすりすりしていいよっ♪」
P「普段なら断るところだが、猫耳つけさせられて、何もしないのもあれだからな」
みく「Pチャンってば、本当はドキドキしてるくせに?」
P「そ、そんなことはない。ほら、すぐ済ますからな」
みく「そんなこと言って! みくの膝にメロメロになるといいにゃ」
P(さすがに頬ずりはしないが、みくの膝、温かいなぁ)
みく「きゃははっ、Pチャン、本当に猫みたいにゃ」
P「うるせいやい! ……ただ、確かにメロメロになりそうだな」
みく「え、あ、と、当然やん! じゃない、にゃ!」
P「はっはっは、焦ったか」
みく「あー! みくをからかったね!?」
P「素直に認めるのが、しゃくだったからな」
みく「もー、Pチャンのひねくれ者っ。もっと可愛げを見せるにゃ」
みく「もっと、きちんと素直になったら、みくがPチャンを飼ってあげてもいいのににゃ!」
222:
P「まったく、猫耳なんぞつけさせおってからに」
P「膝に顔を埋めれたのは、まあ、なかなか良かったが……」
P「はっ、だめだ、だめだ! みくに飼われたいなんて、思ってないぞ!」
>>+1 同条件
223:
珠美
232:
P「珠美に甘える……?」
脇山珠美「P殿、さすがにその反応は失礼です!」
P「だって、俺が甘えて抱き着いたりしたら、お前が潰れちゃいそうだし」
珠美「だ、抱き着く……! ではなく、珠美はそこまで小さくありません」
珠美「珠美だって、もう十六歳です。P殿が、だ、抱き着いてくれば、きっちり支えてみせましょう!」
P「本当に?」
珠美「もちろんです」
P「じゃあ、試してみるか」
珠美「え、その、試すのですか……」
P「どうした? やっぱり潰れちゃうか」
珠美「潰れません! いいでしょう。どうぞ、試してださい」
233:
 からかい半分で、珠美を煽ったことに後悔の念を抱きながら、俺は彼女の正面に立った。彼女は顔を上気させ、全身を緊張でかためながら、期待と不安の入り混じった瞳で俺を見上げている。両手を体の前で組み、俺の抱擁を待つ彼女は、いつもの元気な少女とは違った側面を見せていた。彼女の背に腕を回し、そのまま優しく抱き寄せると、抵抗もなく彼女の体が俺の腕の中に納まった。彼女の組まれた両腕を挟み、お互いの上半身が密着する。
「どうですか。た、珠美は潰れたりしないでしょう」
 文面だけ見れば普段のそれだが、珠美の声は羞恥からか震えており、余裕を微塵も感じさせない。彼女の眉は八の字に下がり、紅い頬はだらしなく緩んでいる。その表情は俺に歓喜を読み取らせ、俺の理性をぐらつかせた。彼女のうかつさが、あまりに愛くるしかったせいである。
 俺が抱きしめた腕を離さずいると、珠美はもぞもぞと己の腕を動かし、おっかなびっくりに抱き返してくる。そうして彼女は、自身の鼻先を俺の鳩尾あたりに埋めると、きゅっと抱き着く力を強くした。
「P殿……我がままかもしれませんが、もう少し、このままでいさせてくれませんか」
 珠美の台詞は俺の心臓を鷲掴み、その心音を高鳴らせた。俺が抱きしめている彼女は、未熟だが少女ではなく、一人の女だということが思い知らされる。自覚すると同時、彼女の短めの髪の毛から香るシャンプーの匂いや、接している彼女の上半身に宿る温もりが、俺の本能を呼び覚ました。それに呼応し、股間がじわりと熱を持つ。
 俺は珠美の背に回した片腕を、その背筋に沿って滑り下ろしていく。彼女の腰の辺りで一旦手を止め、覚悟を決めると、俺は彼女の尻に手の平を押し当てた。青色のプリッツスカートの上から、五本の指が彼女の尻に食い込み、その形をわずかに崩す。瞬間、俺の脳内には甘い痺れが走り、彼女は短い悲鳴を上げた。
「あの、P殿。気のせいかもしれませんが、お、お尻に……手が」
 俺は珠美の言葉を聞き流し、彼女の尻から手を離さない。それどころか、そのまま手の平で円を描き、その尻肉を擦ってみせた。彼女の尻は小ぶりだが、身の引き締まったよい形をしている。軽く尻たぶを掴んでみると、彼女の嬌声が鼓膜を揺らし、布越しに手の平へ肉が吸いついてきた。それは男を興奮させる分には、充分な発育をしているように感じる。現に彼女のそれを触っていると、俺の竹刀はケースの中で窮屈そうに成長していった。
「どういう、つもりですか。もし、からかっているのなら、珠美は……!」
 俺の背中に爪を立てて、珠美は目尻に涙を溜めながら言う。彼女の精一杯の感情表現に、言葉ではなく、俺は自らの興奮の印で応えた。震える彼女の瞳を覗き込み、ぱんぱんに張った俺の股間部を、彼女の下半身になすりつける。彼女はそれにぴくりと体を反応させ、大きく生唾を飲み込んだ。
「本気、なのですか。分かりました。や、優しく……お願いします」
 珠美は涙を拭い、ほんの少し口角を上げて、悦びの笑みをつくった。
234:
 俺は邪魔な衣類を脱ぎ捨てると、珠美に背を向けさせて、彼女の脇の下から両腕を通して抱きしめる。そして、腰が振りやすいように、その高さを調節した。彼女の背中が俺の胸部とくっつき、反り立った肉棒が彼女のスカートに触れる。それだけで彼女との行為を想像し、布地に小規模な染みを作った。
 俺が片手で、珠美の臀部を覆い隠す布をめくり上げると、水玉模様の下着に包まれた、淫らな桃が現れた。左右対称のそれは、綺麗な弧のラインを引いて、全体が健康的に重力に逆らっている。下着の線からはみ出す肉が、その柔らかさと弾力を訴えかけ、まるで俺のブツを待ちわびているかのような錯覚を受けた。
「珠美のお尻が、気になりますか。P殿の好きに使ってください……♪」
 珠美の献身的な台詞が、俺の腰を突き動かした。亀頭がパンツ越しに、彼女の尻の裂け目に突き立ち、そのまま強引に腰を前進させると、生地にしわを刻みながら、ブツの先っぽはずるりと上へ滑って、裏筋が裂け目に着地する。肉棒の峰が尻たぶにちょうど挟まれるようになり、少し腰を揺するだけで、むにむにとした感触が俺を責めたてた。彼女の尻は筋肉がつき、せばまっているので、そこに肉棒を分け入れるだけでも、心地よい快楽を得ることができる。同時にそれは、俺のピストン運動を誘ってもいた。
 本能に任せて、俺は腰を突きあげる。剛直が尻たぶをかき分け進み、そのむっちりとした圧迫をパンツの感触で味わった。腰を引くと、敏感な傘を尻肉が引き止め、ずりずりと性感帯をかきむしられる。頭に面を打たれたかのごとく靄がかかるが、珠美の魔性の尻から逃れることはできず、俺は腰の前後運動を続けてしまう。鈴口からカウパーが漏れ出して、彼女のパンツに水気が含み、ブツの動きに合わせて卑猥な音が鳴りだした。  
「熱いものが、お尻を……これが、P殿の」
 惚けた珠美の呟きが聞こえ、俺の征服心に火をつける。俺はブツを彼女の尻から引きはがし、片手でそのパンツの裾を摘み上げた。その中は尻肉の丘が盛り上がり、天井には綿の布がが広がって、彼女の汗により蒸れてじめじめと湿気ている。そこはどこよりも下品で魅力的な竹刀ケースだった。肉棒がそこへ入りたがり、峰を太らせ、かり首を盛り上げ、玉をぎゅっと持ち上げる。準備は万端だった。
 手でパンツの裾を広げ、一息に肉棒をそこへ突き入れた。珠美のパンツに抑えつけられながら、彼女の尻を直に楽しむ。蒸れた尻たぶに亀頭を刺すと、もっちりとその身をへこませ、亀頭を包み込んでくる。肉に沿うよう突いてみれば、それががむちむちと絡みつき、パンツと肉のサンドが甘美な感覚をもたらした。皮膚が泡立つような感覚が全身を貫き、ピストン運動を加させていく。もう、彼女を犯しつくすことしか考えれない。
「とても、激しいです。珠美の体、気持ちいいのですね!」
 珠美の体にしがみつき、がむしゃらに腰を振り立てる。お互いの下半身がぶつかり合い、甲高い音が鳴り響いた。唐突に、彼女が尻の筋肉を引き締める。ぎゅうっと縮まった彼女の尻に、渾身の一突きがはまり込んだ。剛直が搾られ、精液が玉から吹き上がり、尿道口から勢いよく噴出した。三、四回飛び出たそれは、彼女のパンツの裏地と臀部をことごとく白く染めていく。射精が止まったあとも、俺は彼女から離れる気がしなかった。
「P殿にまた一歩、大人にされてしまいました……!」
 しばらくの間、俺と珠美は余韻に浸るよう、そこで重なり続けていた。
236:
 
「あの、珠美にあんなことをしたのですから、責任を、ですね」
 珠美の台詞で、俺と彼女の関係は、仕事の相棒から大きく変わった。
「こ、恋人だからといって、剣士の修行を怠ったりはしませんよ! それは譲れません」
 そう言って、彼女は俺に修行を要求するのだが、その内容には俺との行為も含まれていた。とはいえ、それは剣士の修行ではない。
「珠美は剣士でもありますが、P殿の恋人ですから。そっちの修行も……はうっ」
 二つの剣を握りつつ、彼女は俺と歩み続ける。
「剣の道も、華の道も、珠美は極めてみせます。そのために、今日もよろしくお願いします。P殿!」
 ――一生をかける、この道を。 
 
         『剣華両刀の道?小柄剣士の蜜壺?』END
247:
P「ん、今確か、凛々しい剣士の子と良い仲に……?」
P「寝ぼけてるな。顔洗ってこなきゃ」
P「そもそも、凛々しい剣士とか、うちにいないじゃないか!」
珠美「むむむ、なにか言い返さないといけなかったような……」
>>+1 コンマ85以上でR-18
248:
南条くん
251:
南条光「おはよう、P!」
P「おはよう、光。今日も良い挨拶だな」
光「うん。挨拶は大事だからね! それで、アタシの助けが必要なんだって?」
P「助け……ああ、イベントか。甘えていいのか」
光「もちろん。甘えるってことは、頼ることだろう。ヒーローは頼られたら、それに応えなくっちゃな」
P「はっはっは、ちょっと大げさだなぁ。それで、光はどんな風に助けてくれるんだ?」
光「なんでもいいよ。アタシができること、全部するからっ」
P「できること、か。例えば?」
光「敵を倒すっ!」
P「……敵はいないかな」
252:
光「くっ、今のアタシじゃ、力が足りないのか……」
P「敵を倒す以外に、思いつかないのか!」
光「P対してできることなんて、他には肩叩きくらいしかないんだっ」
P「そっちを先に思い浮かべてほしかったな」
光「本当か! よし、アタシに任せてくれ。Pの肩こりを倒してみせるっ!」
P「なかなか肩叩きに、自信がお有りのようで」
光「ああ。アタシは家族の肩をよくほぐしてるんだ。気持ちいいって、評判なんだぞ」
P「そりゃ楽しみだ。よろしく頼むよ」
光「了解っ。アタシの必殺技、見せてやる!」
P「必ず殺す技は勘弁してほしいが……」
253:
P(肩がリズム良く叩かれて、ときどき揉まれる。ううむ、気持ちがいい)
光「どうだ?」
P「いいぞー。肩が軽くなるようだぁ」
光「良かった。Pの肩は堅いから、けっこう力がいるんだ。このままフルスロットルいくぞ!」
P「うむ、そのまま頼む。ありがとうな、光」
光「礼を言うのは、アタシの方だよ。こんなに肩をこらせて、仕事をしてくれてるんだから」
P「仕事をしてくれる光がいるから、俺も肩をこらせるんだよ」
光「お互い様、か。それでも言わせてよ。いつもありがとう、Pさん!」
P「……重ねて言うよ。ありがとう。光」
光「――さぁ、ラストスパートだ! これが終わっても、いつだってアタシを頼ってくれよなっ!」
254:
P「あ?、肩こりがとれた?。さすがは光だな」
P「仕事は熱心だし、気遣ってくれるし、良い子だよ」
P「また肩がこったら、甘えてしまおうかな!」
>>+2 同条件 本日ラスト
255:
日下部若葉
256:
レナさん
259:
兵藤レナ「Pさんっ」
P(レナさんが、腕を組んできた!?)
P「な、ち、ちょっと! だめですよ!」
レナ「あら、いいじゃない。今日はPさんが甘えるイベントなんでしょ?」
P「そうですけど、甘えるからって、いかがわしいことをするわけじゃ」
レナ「腕を組んでるだけで、いかがわしいも何もないじゃない」
P「自分のスタイルの良さくらい、分かってますよね」
レナ「意識するPさんがえっちなだけよ。ふふっ」
P「意識させようとする人がなにを言いますか!」
レナ「そこまで言うなら、私がどこを意識させようとしたのか、言ってみてくれる?」
P「どこって、それは……レナさんの、その」
レナ「どこかしら。なんだか、ちらちら視線は感じるけど!」
P「……俺の負けですから、早く離れてください」
レナ「おかしなPさん。勝負なんてしてないのに♪」
260:
P「あまりからかわないでください。俺だって男なんです」
レナ「私だって女よ。それもスタイルの良い、ね」
P「なおさら、うかつにからかっちゃだめですよ」
レナ「そう。なら今度からは、本気で誘っちゃおうかしら」
P「またそうやって!」
レナ「ふふっ、ごめんなさい。Pさんは今誘ってほしいのよね」
P「まだ言うなら、イベントの一環として、がばっといっちゃいますよ!?」
レナ「がばっとこないことに、私は賭けるわ」
P「なら俺も、いかないことに賭けます」
レナ「賭けにならないじゃない!」
P「勝ち目のない勝負はしませんよ!」
レナ「それ、自分で言うのね……」
261:
レナ「私がこんなに誘ってるのに、Pさんは真面目ね」
P「普通に甘えさせてくださいよ」
レナ「私はそのつもりだけど」
P「どこが普通なんですか」
レナ「……もう、強引に甘えさせた方がいいわね」
P「え? ――ぬがっ」
レナ「今日だけの大サービス! 私からするなんて、そうそうないわよ?」
P(レナさんの胸に抱き寄せられている。気持ちいい!)
P「いやいや、まずいですって!」
レナ「いいの。勝負に踏ん切ってくれないPさんには、これくらいがちょうどいいわ」
レナ「……これで少しでも、積極的になってちょうだいね? うふっ♪」
265:
P「まったく、レナさんもちょっとうかつだよ」
P「胸むっちゃ柔らかいじゃないか。俺の理性が厚くなかったらまずかったぞ!」
P「……おかしいな。俺の理性、なんども消えてる気が……そんなことないか!」
>>+1 アイドル名 コンマ80以上でR-18へ
266:
時子
267:
財前時子「貴方、自分が甘えられる立場だとでも思っているの?」
P「いや、そういうわけではないですが」
時子「そう。なら、私の寵愛も必要ないわけね」
P「なにか、考えてくれてたんですか」
時子「アァン? 自意識過剰もほどほどになさい。私が貴方のために思考する時間を割くわけないでしょ」
P「あー、つまりイベントには参加しないわけですね」
時子「微塵も落胆せず、そんな言葉を吐くとはね」
P「はい?」
時子「私がいなくとも成立する……そんな考えが透けて見えるわ」
時子「――ムカつくわ。私が欲しいと、額を削って懇願すべきなのよ。P」
P「ち、ちょっと待ってください! なんだって鞭を取り出すんです!?」
時子「足りないのは誠意だけでなく、脳みそも足りないようね」
時子「クククッ、調教の時間よ♪」
268:
時子「ほら、貴方は私になんと言うべきなのかしら!」
P「哀れな豚に、と、時子様のお恵みをください……」
時子「聞こえないわ。もっと声を張りなさい」
P「アヒィッ! 哀れな豚に、時子様のお恵みをぉ!」
時子「人に物を頼むなら、具体的にものを言うのよッ」
P「お、俺は醜い豚です。どうか、時子様の足下に存在することをお許しください!」
時子「そう。そこまで言うなら、考えなくもないわ」
P「ほ、本当ですか!」
時子「……私は今、貴方に発言を求めてない!」
P「アヒャッ! すみませんっ」
時子「クックック、いいわ。Pの情けない顔、何度見てもぞくぞくさせてくれる」
P「……あ、あの、これって甘える云々関係ないような」
時子「あら、まだ正気があるのね。鞭が足りなかったかしら」
P「ぶひぃいいいい!」
269:
P「酷い目にあった……」
時子「珍しく、堕ちるのに時間がかかったわね」
P「会うたび調教されてたら、耐性だってつきますよ」
時子「なら、次からはもっと深くするわ。ああ、楽しみ♪」
P「これ以上なにされるんですか……」
時子「貴方に聞く権利はない。それより、飴の時間よ」
P「飴、ですか」
時子「さあ、跪きなさい。踏んであげる」
P「飴とは思えないんですけど!?」
時子「Pが望んだことよ。自分の発言すら覚えていられないわけ?」
P「調教中のはノーカウントですよ!」
時子「つまり、拒むわけね。この時子様の施しを」
P「……あの、これどういう返事でも同じなんじゃ」
時子「貴方に選択肢なんてないわ。もう一度、私をぞくぞくさせなさい!」
P「だ、誰か甘えさせてくれぇ!」
270:
P「はぁ、結局ずっと調教じゃないか……」
P「いや、気持ちいいけどね。ただ、甘えたかと言われると」
P「ううむ、あれが時子様なりの甘えさせ、なのか」
>>+1 同条件
271:
小梅
276:
白坂小梅「甘えられるの、慣れてるから……ま、任せてください」
P「へぇ、意外だな! みんなに甘えられたりするのか」
小梅「みんな……というか、あの子が、よく甘えてくるから」
P「そ、そうか。ちなみに、どんな風に甘えられてるんだ?」
小梅「抱き着かれたり、添い寝したり……色々だよ」
P「俺もそうすればいいわけだな」
小梅「Pさんにされるのは、その……ちょっと、恥ずかしいかも」
P「はっはっは、そりゃそうか。俺も照れるし、やめとくか」
小梅「で、でも、今日はイベントだから、していいよ」
P「む、そうか。なら、正面からちょっと抱き着いて」
小梅「あ、そこは今……埋まってます」
P「ぎゃっ!」
277:
P「……今、小梅の体で空いてる部分って、どこだ?」
小梅「えっと、手の平、とか」
P「ほぼ全身にいるの!?」
小梅「えへへ……冗談です。せ、背中は空いてる、から……」
P「本当に正面はいるのか……まあ、気を取り直して」
P(細い。小さい。温かい。ううむ、癒されるなぁ)
小梅「温かくて、し、幸せです……爆発するかも」
P「俺も爆発しそうだよ」
小梅「このまま……映画、見たいな。Pさん、ど、どうですか……」
P「いいぞ。一緒に見よう」
小梅「すごく……うれしい……三人一緒で、楽しく見れます」
P「……そうだな。さ、三人一緒だしな!」
278:
P「やっぱり、ホラー映画なんだな」
小梅「怖かったら、抱き着いても……いい、よ?」
P「甘えたいところだが、さすがにそれは、情けなくてなぁ」
小梅「わ、私は気にしないし……怖がってるプロデューサーさん、面白いから……」
P「面白がられてるのか。いいだろう、今回は怖がったりしないぞ!」
小梅「今回見るの、とびっきり怖いやつだから、頑張ってね……」
P「……が、頑張ります」
P「ぎゃっ!」
小梅「だ、抱き着く?」
P「い、いや、その……手を貸してくれ」
小梅「どうぞ……な、なんだか、カップルみたい、です」
P「男が怖がってるけどな」
小梅「あ、ごめん。除け者にしたわけじゃ、ないよ?」
小梅「――プロデューサーさん、あの子が、手をつなぎたいって」
P「なにぃ!? ……い、いいぞ。俺の手くらい、いくらでもどうぞ」
P(な、なんか手が冷たい!)
小梅「よかったね……プロデューサーさんが大好きなの、一緒だもん……」
小梅「えへ、えへへ……爆発しそうなのも、一緒なんだ。ずっと、こうしていられたらな……」
P「ほぎゃぁあああああ!」
279:
P「癒されたような、疲れたような」
P「いや、トータル的には癒されてるはずだ!」
P「……うん、本当に」
>>+2 同条件
280:

281:
さりーな
286:
松本沙理奈「プロデューサーは、どこに甘えたいのかなぁ?」
P「どこって、なんですか。どこって!」
沙理奈「一番分かってるのは、プロデューサーの方でしょ。ウフッ」
P「分かりませんね。ええ、分かりませんとも」
沙理奈「そっか?。教えてあげてもいいわよ? プロデューサーが、どこに甘えたいか♪」
P「……なんで俺のことを、沙理奈さんが分かるんですか」
沙理奈「視線を見れば、すぐに分かっちゃうから」
P「あー、裕子が空を飛んでる!」
沙理奈「今さら逸らしたって、遅いわよん♪」
P「胸なんて見てないですよ!」
沙理奈「まだ一言も言ってないんだけど」
287:
P「と、ともかく、誤解ですよ。俺は甘えるにしたって、もっと健全にします」
沙理奈「アタシが不健全な提案してるみたいじゃない!」
P「違うんですか」
沙理奈「プロデューサーしだい、かな」
P「なら大丈夫ですね。俺は易々と、誘惑にのったりしませんから」
沙理奈「ふ?ん。今日はイベントだし、いつもより大胆にいこうかと思ってたのにな?」
P「大胆に?」
沙理奈「そうそう! 見るだけじゃなく、触ったり、頬ずりしたりね♪」
P「頬ずり!?」
沙理奈「残念ねぇ。アタシも普段のお礼に、させてあげたかったなぁ」
P「ふ、普段のお礼なら健全ですね!」
沙理奈「フフ、簡単にのりすぎよっ」
P「い、イベントですから……」
288:
沙理奈「まあ、プロデューサーが甘えてくるなんて、そうそうないし。いいわよ!」
P「ほ、本当に?」
沙理奈「ええ、好きにしていいわ。アタシの二の腕」
P「それじゃあ――え、二の腕?」
沙理奈「あら、どこだと思ってたの?」
P「……え、ええ、二の腕ですとも。甘えさせていただきますとも!」
沙理奈「ウフッ、楽しんでね」
P(もうやけだ。頬ずりだってしてやるぞ)
沙理奈「あんっ、プロデューサーったら、激しいんだから♪」
P「変な声を出さんでください」
沙理奈「聞こえた方が嬉しいくせに!」
沙理奈「……そうそう。二の腕の肉って、胸の肉とおなじくらい柔らかいんだって」
P「え?」
沙理奈「本物は、またいつか、ね? それまで、見るだけなら許してあげる!」
289:
P「いや、あれは誘惑にのったわけじゃないですよ」
P「こう、誘ってくれてるのを断るのも、失礼ですし」
P「だからね、コミュニケーションの一環ということで、ここはひとつ」
>>+2 同条件
290:
沙紀
291:

296:
水奏「今日だけはPさんも、誘ったらのってきてくれるのかしら」
P「奏の誘いにのるわけにいかんよ」
奏「内容も聞いてくれないの?」
P「目を見ればわかる」
奏「素敵な台詞ね。なら、しっかり見てもらわないと」
P「……あ、あんまり近くに寄るんじゃないよ」
奏「だって、私がなにを誘いたかったか、知ってほしいんだもの」
P「これ自体が誘いになってるだろ」
奏「ふふっ、どうかしら。Pさんがそう取ってるだけかもよ?」
297:
 奏の誘惑から逃れるべく、俺はソファーに退散した。すると、彼女も俺の左手側に隙間少なく腰を下ろし、じっとこちらを見つめてくる。彼女の視線を横目で気づくも、俺は正面から顔の角度を変えず、彼女が諦めるのを待った。二分ほど経ってから、俺の首筋に冷たい何かが添えられる。不意の感触に思わず振り向くと、そこには彼女の手が触れていた。自然と、俺は彼女を視界に入れてしまう。
「ようやく、こっちを見てくれた。女の子の視線を無視するなんて、ひどいじゃない」
 奏は言葉とは裏腹に、楽しそうな笑みを浮かべている。そして、俺の首筋にある手を、のろく肩に回してきた。彼女の上半身が、俺の左肩にしなだれかかる。涼やかな香りが微かに感じられ、彼女の体温が俺の肩を温めた。彼女の接近を許したせいで、俺の視界のほとんどが彼女の美貌で埋まってしまう。中でも視線を集めるのは、彼女の瞳と唇だった。
 奏の瞳は、つりがちな輪郭を長いまつ毛が縁取り、見るだけで思考をかき乱すような、色っぽい魅力の溢れるものだ。その桃色の唇は、ぷくりと膨らんだ下唇に光沢が走り、男の接吻を待つかのごとく、その身を柔らかく弾ませる。どちらも眺めていると、俺は落ち着かない、妙な気分を誘われた。
「どうしたの? 今度は急にじっと見つめて……。なにかしてくれる気分になった?」
 そう言う奏の顔には、余裕がありありと表れている。俺がなにもしてこないと、たかをくくっているのだろう。普段ならばその予想は的中しているが、現状では正しくなかった。彼女の頬に狙いをつけると、俺の手があっさりとそこへ到達する。彼女の頬はきめのある、すべすべとした触感をしており、俺の手の平を夢中にさせた。
 俺は何も言わず、奏を見つめ続ける。露わにしていた余裕がなりを潜め、彼女は歳相応の戸惑いをその瞳に宿した。沈黙が続き、それを終わらせたのは、彼女の方だった。
「ねぇ、Pさん。私の背伸びじゃ、これ以上貴方に近づけないわ。だから、私を大人にして」 
 その台詞と共に、奏は瞼を下ろして、顎をわずかに持ち上げた。彼女の唇が差しだされ、俺の理性の糸が切れる。彼女の頬に手を添えたまま、それを目印に俺の頭を前進させていく。彼女の長く色っぽいまつ毛が、筋の通った綺麗な鼻が、そして上品な桃色の唇が、俺にゆっくりと接近する。お互いの顔から距離がなくなり、とうとうその影が重なった。甘い感触は背筋に雷を落とし、脳の回転を鈍くする。息継ぎのために唇を離すと、どちらのともいえない唾液が、細く糸を引いた。 
 奏は「ふふっ」と笑みをこぼし、俺の肩へ回した腕に力を込めて、今度は自分からキスをした。そうして、息継ぎのために一旦離れると、またすぐに唇を合わせる。重ね合わせるだけのキスが、何度となくおこなわれた。彼女の顔が近づくたび、俺のブツが、下着の中で暴れだす。
「今の私、とても浮ついてるの。これ以上なにかされたら、貴方のものになってしまうくらいに……」
 それは奏の誘いだった。キスの合間にされたそれを、俺は跳ね除けることなどできなかったのである。
298:
 奏をソファーに寝かせると、彼女の着ているスカートがまくれ上がり、隠されていた下着が丸見えになる。それは期待からか、大きな染みを広げ、その向こうにある黒色と薄紅色が透けていた。彼女に一言言ってから、俺はその下着に手をかける。ゆっくりとそれを下ろしていくと、粘り気のある音を立てて、彼女の股間から何本も糸が引く。その様子を網膜に焼きつけると、さすがの彼女も、頬を紅潮させていた。
 
 奏の秘部に生える恥毛は多くなく、逆三角形にきちんと整えられている。その下に見える女陰は、サーモンピンクの綺麗な色をしており、その入り口をひくつかせながら、奥から蜜を垂らしていた。そこは男を受け入れる準備を終え、激しい色香で俺を呼び込んでいる。もう下着がぱんぱんに張れ上がり、俺はすぐさま下半身を露出すると、彼女に覆いかぶさった。
「今までにないくらい、ドキドキしてるわ。それほど貴方が待ち遠しいの。……早く、私を征服して」
 その懇願は俺の色情を爆発させ、尿道口から先走りを漏らさせた。亀頭を彼女の入り口につけると、愛液とカウパーでぬるりと滑る。焦れったい気持ちを自覚しながら、俺は緩やかに彼女の中へ分身を挿入した。彼女の膣内は狭く、うねっており、全体が吸い付いてくるようだった。そこをゆっくりと肉棒の先でこじ開けながら、腰を進ませていく。その間、彼女は痛みに耐えるよう、きつく目と口を閉じ、全身を張らせていた。
 唐突に、亀頭が奏の中で引っかかった。そこは道中と違い、極端に狭まっており、強引に突破しなければ進めそうにない。ぐっと腰を突いてみせると、なにかを裂く感覚を覚え、彼女の悲鳴が鼓膜を揺らした。俺は今、彼女に一生もの傷を残し、純潔を奪ったのだと実感した。
「思ったより、痛くないのね。でも、Pさんのキスで、忘れさせてほしい」
 上半身を前傾させ、奏の要望通り、お互いの唇を合わせた。すると、彼女の膣がきゅっと締り、俺のブツから体液を搾る。それが肉棒をさらに押し進め、ついに、俺のすべてが彼女に受け入れられた。全身で味わうそこは、まるで唇が幾つもあるかのようにぴたりと吸いつき、ぴっちりとブツとの空間をなくしている。試しに腰を引いてみると、どろりとした膣壁がかり首をえぐり、快楽で剛直を引き止めた。そして、腰を突きあげると、きゅうきゅうに密着した膣が皮を引き下ろし、心地よく射精を促してくる。
 肉棒を前後させると、奏の奥から新たな潤滑油が湧き上がり、より快感を強めていった。さらなる快感を求めて腰を振っていると、彼女も少しづつ反応をし、嬌声に近い呻き声を漏らしだす。その声さえも俺の脳を揺らし、神経を悦ばせ、ピストン運動を加させた。口の端からよだれが漏れ、歯を食いしばらせる。
「余裕、なくなってきちゃう……! Pさんが、獣みたい、で」
 余裕がないのは俺も同じで、体を倒し、奏でを下敷きにして快楽を貪る。彼女の背に腕を回すと、彼女もまた抱き返してきた。その反応が愛おしくて、俺は彼女にキスをする。そのまま腰を突きたて、膣内をじゅぶじゅぶと泡立てた。彼女の性器は剛直をかたどり、精液を吐き出せようと搾り上げてくる。そこへ腰を動かしているのだから、すでに限界は近かった。
 ピストンを大きくして、奏の入り口から奥深くまで俺自身を抜き差しする。彼女を孕ませろという本能が命令し、肉棒全体が膨らみ、玉が持ち上がった。欠片ほど残った理性でブツを抜こうとすると、彼女の脚が俺の腰に回され、それを許さない。準備万端の吐精を止めることなどできず、俺は重力に従って腰を突き下ろした。尿道に煮えたぎった子種が通り、鈴口から彼女の中にぶちまけられる。奥へ、奥へと五回にわたり吐き出された種汁は、ねっとりとそこを侵略していった。
「……Pさんの、入ってきてるわ。これ、どうなるのかしらね♪」
 いつもの調子を取り戻した奏に、俺は疲労もあって、苦笑いしか返せなかった。
299:
 口づけには三種類ある。愛情表現、性的快楽、そして契りを交わすもの。
「んっ……クセになったわ。Pさんとのキス」
 その内二つは、奏と数えきれぬほど行っていた。
「ねぇ、もっと私を望んで。私も、貴方を望むから」
 それでもなお、彼女はそれを渇望する。 
 
「そうすれば、きっと、永遠の関係を……」 
 
 その二つでは、決して満たされぬものがあるから。それをいつか実行するまで、一緒にいるために。
「約束して、Pさん。私だけを見て。ラストシーンまで、ずっと」
 彼女の口づけは、今日も続く。
       『夜色の花嫁は終幕を待つ』END
303:
P「はて、俺は今、未成年に手を出していたような」
P「ん、いや、未成年? 大人っぽかったような」
P「……未成年だな!」
奏「Pさん、どこにいるのかしら。……自分から探すなんて、ガラじゃないわ」
>>+1 アイドル名 コンマ85以上でR-18
304:
きらり
305:
諸星きらり「Pちゃん、おはよー! 今日はぁ、きらりに甘える日だにぃ☆」
P「きらりだけに甘えるわけじゃないがな」
きらり「うぇへへ、それでも、甘えてくれるのは変わらないでしょー?」
P「まあ、そうなるか」
きらり「うきゃ☆ すっごく楽しみだけど、同じくらい恥ずかしい!」
P「恥ずかしいなら、無理することはないが」
きらり「んもー、楽しみだって言ってゆよ? きらりが真っ赤になるくらい、特別甘えてほすぃなぁ♪」
P「きらりが真っ赤に……想像できんな」
きらり「そんなことないよぉ。Pちゃんにハグハグされると、きらりのお顔、とぉっても熱いんだからっ」
P「そうだったっけ? きらりには、よく抱き着かれているような……」
きらり「違うの! きらりからじゃなくてぇ、Pちゃんからハグハグされたとき。思い出しただけで……うきゃー☆」
P「俺から抱き着いたときって……渾身のさばおりを返された憶えがあるんだけど」
きらり「……て、照れちゃったんだにぃ。ごめんね☆」
306:
きらり「今日はしっかり心の準備をしてゆから、大丈夫だよ!」
P「ううむ、背骨を痛くした思い出が蘇るが……いくぞ!」
きらり「いつでもおーけー☆」
P「ふんっ」
P(おお、相変わらず、新鮮な感覚だ。自分より大きいのに、ふかふかして、温かいぞ)
きらり「うぇへへ、Pちゃんからのハグ……幸せ♪」
P「俺も、きらりに包まれて幸せだよ。なんだか安心感があるからな」
きらり「それなら、きらりもお揃いだにぃ☆」
P「こうしてやったのは、もうだいぶ前のライブだったか。あの時、きらりは不安がってたな」
きらり「Pちゃんが今みたくハグハグしてくれてからぁ、きらり、ライブではぴはぴできたんだよ?」
P「思い出すと、少し恥ずかしいな」
きらり「きらりも、なんだか恥ずかすぃ☆ ……うぇへ、うぇへへ♪」
P「そうそう、こ、こんな感じで締め付けられてだな……!」
307:
きらり「ごめんね、Pちゃん。きらり、またぎゅぅってしちゃって……」
P「はっはっは、気にするな。きらりの全力のハグなんて、そう受けることもないしな」
P「それに、きらりの体はふかふかしてるから、意外と気持ちいいんだ!」
きらり「も、もう、だめだよぉ? えっちなのは、女の子に言っちゃ、めっ!」
P「すまん、すまん。まあ、そんなことを考えれるくらい、余裕があるってことだよ」
きらり「……Pちゃんは優しいにぃ☆ きらり、そういうところがね、そのね」
きらり「――とても、とても、とぉっても、大好きっ! うきゃー☆ 言っちゃった!」
P「ああ、ありがとう。きらり」
きらり「うぇへへ、きらりのこと、いつでもハグハグしていいからねっ♪」
308:
P「きらりのハグは、いいものだなぁ」
P「なんか甘い匂いがするし、柔らかいし、それが顔に……ゴホンッ」
P「よし、腰も治った。元気百倍だにぃ☆」
>>+1 同条件
309:
311:
小関麗奈「P、とりあえずこれを飲みなさいッ」
P「嫌だよ」
麗奈「このレイナサマが用意してあげたものを、受け取れないって言うの!?」
P「お前が用意したから、なおさら怪しいんだよ……」
麗奈「単なるオレンジジュースよ」
P「おいおい、この飲み物、オレンジ色じゃないか!」
麗奈「オレンジジュースだって言ってるでしょ!」
P「いや、普段ならこれが、見るからに毒々しい色のはずだろ」
麗奈「はぁ? アタシがそんな分かりやすいイタズラ、するわけないわッ」
P「その通りだな。つまり、このオレンジジュースはやっぱり何か入ってる……?」
麗奈「飲めばわかるわよ」
P「飲む前に知りたいんだよ」
312:
P(覚悟を決めるか)
P「ぐいっと――あれ、普通のオレンジジュースだ」
麗奈「さっきからそう言ってるじゃない」
P「おい、麗奈。なにか入れ忘れてるぞ」
麗奈「オレンジジュースに、なにを入れろって言うのよ!」
P「……もしかして、イベントだからか」
麗奈「Pも察しがいいわね。そうよ。たまにはアンタをねぎらってあげるわッ!」
P「なんとも珍しいことを言うなぁ」
麗奈「ククク……ほら、お菓子もあるわよ」
P「饅頭か。――ふんっ」
麗奈「なんで中身を確認するわけ?」
P「辛子が入ってそうだから」
麗奈「少しはアタシを信じなさいッ」
313:
P「結局、出されたものを全部受け取ったが……なにもないな」
麗奈「当たり前でしょ。なにもしてないもの」
P「それもそうか。ありがとうな、麗奈」
麗奈「――クックック、アーッハッハッハ!」
P「え」
麗奈「甘いわね、P! アタシのイタズラに、まだ気づかないの?」
P「なんだ、なにかしたのか!」
麗奈「このイタズラこそ、イベントを隠れ蓑にしたレイナサマの秘策ッ」
麗奈「イベントに便乗せず、あえてなにもしない!」
P「……お、おう」
麗奈「イタズラを予測される時に、それを裏切る。戸惑うアンタの顔は、滑稽だったわッ!」
麗奈「ククク……ヒャーッハッハ、ゲホッ、ゴホッ!」
P「あー……大丈夫か」
麗奈「コホッ、見ればわかるでしょ! 背中を撫でなさいッ」
P「まあ、なんだ。つまり甘やかしてくれたんだろ。ありがとう。麗奈」
麗奈「な、なによ、その温かい視線ッ。もっと鋭くしなさいよ。さぶいぼが立つじゃないの!」
314:
P「というか、あのオレンジジュースと饅頭、ちょっと高いやつじゃないか!」
P「どこに力を入れてるんだ、あいつは……」
P「もしかして、本当に甘えさせてくれてた? ……まさかな」
>>+2 同条件
315:
ヴぁりさ
316:
若葉
319:
日下部若葉「お姉さんの胸で、甘えていいんですよ?♪」
P「……抱っこですか」
若葉「も?、違います! オトナの女は、男の人に胸を貸すんです」
P「取り外せるんですか!」
若葉「Pさんってば、またからかってますね!」
P「いや、若葉さん。そもそも、胸を借りようと思ったら、けっこう腰を曲げる必要がありますし」
若葉「す、少ししたら大きくなってますから?」
P「その頃には、イベント終わってますよ」
若葉「なら、膝を貸してあげます」
P「血流が止まって、死んじゃうんじゃ……」
若葉「そこまで弱々しくないですよ?!」
320:
若葉「胸も膝もだめなら……ちょっぴりせくし?なことも許しちゃいます」
P「セクシー、ですか。例えば?」
若葉「添い寝してあげますよ??」
P「薫と発想が同じですね」
若葉「え?!? そ、それじゃあ、頭を撫でてあげたり……」
P「それは雪美がしてくれました」
若葉「……肩もみ?」
P「その、光が。というか、もうセクシー関係ないですよ」
若葉「えっと……きらりちゃんがしたのと、同じことを?」
P「きらりも確かに甘えさせてくれましたが、それもう背だけじゃないですか!」
若葉「Pさんが意地悪をするからです?!」
321:
P「まあ、その、気持ちは嬉しいですよ」
若葉「気持ちだけじゃなく、行動もしたかったんですよ」
P「……それじゃあ、俺、ソファーに座りますから。正面に来てくれますか」
若葉「え、はい?」
P「これなら、胸を借りれますから」
若葉「わぁ?、本当! 改めて、お姉さんの胸を貸してあげますね?♪」
P(頭を抱えられてるが、なんだか、甘えてる感じじゃないな)
P「ん、ありがとうございます」
若葉「――こちらこそ、ありがとうございます」
P「はい?」
若葉「今みたいに、Pさんがいつもサポートしてくれるおかげで、お姉さんでいられるんです」
若葉「いつも感謝していますよ。Pさん?」
P「若葉、さん」
若葉「あ、顔が赤くなってますね?! 私のせくし?さに、ドキドキしてくれました?」
P「……はっはっは、セクシーは関係ないですよ」
若葉「え?」
322:
P「いやぁ、若葉さんは子供っぽいな!」
P「もう全然、色気とか感じないわ!」
P「……いや、感じないから。本当、くらっといかなかったから!」
>>+2 同条件 本日ラスト
323:
つかさ
324:

329:
双葉杏「休めばいいんじゃない?」
P「休みはお前から貰うものじゃないぞ」
杏「いや、だいたい甘えさせるとか言われても……杏、甘える側だし」
P「そこを逆転させるのがイベントだ」
杏「えー……あ、じゃあさ、杏が仕事を休めばいいんだよ。杏が休めば、必然的にプロデューサーの仕事も減る。一石二鳥!」
P「それ、杏が甘えた結果の二次作用じゃないか!」
杏「違うよ。杏はプロデューサーを想って、働かないことを決めたんだから」
杏「人のためにしたことを、甘えというだろうか。いや、言わない!」
P「俺のためを想うなら、働いてくれ」
杏「あ、そうなっちゃう?」
P「他にどうなると思ったんだよ……」
330:
P「まったく……杏は、今回のイベントは不参加なんだな?」
杏「んー、それでもいいんだけどぉ……ちらっ、プロデューサーが、どうしてもって言うなら」
杏「杏としては、甘えさせるのもやぶさかではないというかー……ちらっ」
P「……どうしても、杏に甘えたいかなー」
杏「うわっ、棒読み過ぎでしょ」
P「催促しておいて文句をつけるな」
杏「分かった、妥協しよう! 杏に飴をくれたら、甘えさせてあげるっ」
P「最初からそう言ってくれ。ほい」
杏「――んー、甘い♪」
P「で、なにをさせてくれるって?」
杏「あんまり面倒じゃなかったら、なんでもいいよー」
P「仕事」
杏「素直に甘えなよ!」
331:
P(とりあえず、杏を抱っこしてみた。軽い。まさに妖精) 
杏「杏、これでも女の子なんだけど?」
P「だめだったか」
杏「そうだなー……楽だからいいや」
P「ならよかったよ」
杏「でも、なんか甘えさせてるって感じしないよね」
P「そりゃあ、抱きかかえられてるだけだからな」
杏「――プロデューサー、あーん!」
P「ん? あーん、もごっ!?」
P(な、なんだ? これは……飴か!)
杏「うんうん、やっぱり杏の甘えさせって言ったら、飴だよ」
P「それはいいが、この飴、もしかして……?」
杏「うん……プロデューサーの考えてる通りだと思う」
P「つ、つまり、この飴は杏が舐めていた――」
杏「前に貰ったのが、ポケットに余ってたんだよね。杏のものぐさに感謝ほしい!」
P「……ありがとう」
335:
P「飴、甘い……」
P「なんで俺は妙な期待をしてしまったんだろう」
P「……甘いわぁ」
>>+1 アイドル名 コンマ80以上でR-18へ
336:
沙紀
337:
吉岡沙紀「おはようございます、Pさん!」
P「おはよう、沙紀。話は聞いてるか」
沙紀「バッチリっすよ。Pさんに甘えてもらえばいいっすよね?」
P「その通りだ。なにか、考えはあったりするかな?」
沙紀「もちろんっす! さあ、外に行きましょう」
P「外に行くのか。……買い物か」
沙紀「その通りっすね。Pさんの服、一緒に選びましょうよ」
P「俺の服って、スーツでいいけど」
沙紀「仕事はそれでいいですけど……普段着は?」
P「スーツだが?」
沙紀「それじゃだめっすよ! センスがないっす」
P「そんなばっさり言うなよ!」
338:
沙紀「これなんてどうっすか」
P「いやいや、派手じゃないか……」
沙紀「ならこっちは」
P「俺の年齢でこれは……」
沙紀「それじゃあ、これなんかは」
P「攻めすぎに感じるなぁ」
沙紀「……Pさん、人間チャレンジしてなんぼっすよ!」
P「現状維持を望む人類もいるんだよ」
沙紀「クリエイティブ精神が足りないっす。もっと作り出していきましょう」
P「んー、そこまで言うなら」
沙紀「じゃあこの、透け透けのを」
P「独創的過ぎるだろ!」
沙紀「みんなには着せてるじゃないっすか」
P「需要があるからだよ。俺にはねえよ!」
339:
沙紀「色々買ったっすねー。事務所に帰ったら、合わせてみましょうか!」
P「……あんなに買って、着る機会あるかなぁ」
沙紀「機会なんて、自分で作ればいいんっすよ」
P「そうは言うが、あんな洒落てる服着て、いったい誰と歩けばいいんだ?」
沙紀「Pさんの中では、あれ、勝負服っすか」
P「そりゃあ、スーツと違って、見るからに気合が入ってるしな」
沙紀「ほー……事務所の誰かを、誘えばいいっすよ」
P「それこそスーツでいいだろう」
沙紀「女の子と会うときにスーツじゃ、ちょっと重いっすよ」
P「そうなのか。沙紀が言うなら、そうなんだろうなぁ……」
沙紀「なんなら、今度試しに、アタシとデートしましょうか!」
P「お前と並んだら、それこそセンスがなく見えちまうよ」
沙紀「そんなことないっす! ……だってPさん、カッコイイっすから」
P「はっはっは、ありがとう」
沙紀「ホントっすよ!」
340:
P「――こうしてみると、俺もなかなかイケてる?」
P「訳あってデビューできるかも……」
P「なんて、やっぱり無理だな。はっはっは!」
>>+1 同条件
341:
莉嘉
345:
城ヶ崎莉嘉「あー! Pくんがカッコイイ服着てる!」
P「り、莉嘉! いつの間に来たんだ!?」
莉嘉「今さっき☆ それよりもぉ、Pくんのスーツ姿以外って、初めてみたかもっ」
P「そうだったっけ? ……そうかもしれん」
莉嘉「あ、もしかして……アタシに甘えるために、とか!」
P「なんのこっちゃ」
莉嘉「今日イベントだし、アタシと甘々デートするために、オシャレしたんじゃないのー?」
P「なにを言ってるんだ。これは沙紀に見繕ってもらっただけ」
莉嘉「そうなんだ……」
P「……デートというか、買い物ならまた付き合うからさ」
莉嘉「ホント!? わぁーい、Pくんとデートの約束しちゃった☆」
P「デートとは言ってないんだがなぁ」
莉嘉「ちなみにちなみに、その時の服装は?」
P「え、そりゃスーツだけど」
莉嘉「Pくん……センスなさ過ぎぃ」
P「お、お前も言うか!」
346:
莉嘉「それにしても、イケてるPくんもいいなー」
P「普段イケてないみたいじゃないか」
莉嘉「だって、スーツだもん」
P「スーツでもいいだろう」
莉嘉「似合ってるけど、センスは別っしょ☆」
P「ぐぬぬ……」
莉嘉「んふふ?、今のPくんなら、アタシに甘えてもイワカンないかもっ」
P「服装が違うからって、ノリが軽くなるわけじゃないぞ」
莉嘉「ヨクボウにチュージツになりなよ、Pくん!」
P「意味を分かって言ってるのか」
莉嘉「抱き着いたり、チューしたりするんでしょ? Pくんなら、全然オッケー☆」
P「はっはっは、そうだな。嬉しいこと言ってくれるよ」
莉嘉「む、Pくん、子ども扱いしたっしょ!?」
P「カブトムシすら知ってることを言わんのだから、仕方ないと思いなさい」
莉嘉「アタシだって知ってるモン! カブトムシ……分かった、相撲だっ」
P「……まあ、当たらずとも遠からずか」
347:
P「さて、着替えるか。ちょっと奥に行ってくる」
莉嘉「えー、まだアタシに甘えてないじゃん!」
P「甘えるって、なにをさせてくれるんだ?」
莉嘉「キス、だよ☆」
P「着替えてくるわ」
莉嘉「なんでぇ!? Pくん嬉しくないの?」
P「それやったら背中に手が回るだろ!」
莉嘉「じゃあハグ、ハグでいいからっ!」
P「ううむ……わかったよ」
莉嘉「よぉし、ばっちこーい♪」
P(――背が足りてないな。まだまだ小さい)
莉嘉「へへへ、だーりんっ☆」
P「プロデューサーだ」
莉嘉「雰囲気なの! 今のPくんはだーりんで、アタシに甘えてるんだから」
P「はいはい」
莉嘉「……ねぇねぇ、だーりん。これ見て」
P「なに? なにか持ってるのか……なにもないぞ」
莉嘉「もっと顔を寄せて! そう――んっ」
P「なっ!」
莉嘉「ほっぺにチューしちゃった☆ 子ども扱いしてるから、反撃っ」
莉嘉「すぐにお姉ちゃんみたく、セクシーなギャルになるんだから、口は取っておいてね、Pくん♪」
348:
P「まったく、頬にキスくらいで、俺が動揺してたまるかよ」
P「そうそう、相手は子供だしな。むしろ口でもよかったくらいだ」
P「……あれ、このズボン腕に通らないな。おかしいな」
>>+1 同条件 本日ラスト
349:
風香ちゃん
351:
浅野風香「私、頼りないですし……Pさんに甘えられるところ、ありますか」
P「そう卑下するもんじゃない。風花にも、甘えたくなるような、頼れる部分がある!」
風香「そ、そうなんですか! でも、すみません。自分では分からなくて……Pさん、教えてもらえますか」
P「……あ、ああ。頼れる部分だろ? 分かってる、分かってる」
風香「Pさん?」
P「いや、喉元まで出かかってる。すぐ出すから」
風香「あの、無理をしなくてもいいですから……すみません。気を遣わせて」
P「ま、待て! わかった。ようやく言葉になった」
風香「いいんです。頼られる性格ではないですし……」
P「胸!」
風香「む、胸?」
P「じゃなくて、まず、胸を張れ。自信を持ってくれなきゃ、甘えれないだろう」
風香「Pさん……はい。私、胸を張ります!」
P「おお……!」
風香「ど、どうですか。甘えれますか……!」
P「……別の意味で甘えられない」
風香「え」
352:
P「ともかく、風香はもっと自信を持て。お前には充分、甘えられる素質がある」
風香「でも、Pさんはさっき、甘えられない、と……」
P「あれは、その、諸事情あって」
風香「すみません……きっと、なにか足りなかったんですよね。私、ちょっと勇気を出してみます」
P「あ、ああ、その意気だ!」
風香「今だけは自分を、か、可愛い女の子だと思って……Pさんに甘えてもらえるよう、アプローチします!」
P「よし、わかった。俺も風香に、全力で甘えにいこう」
風香「いきます――Pさん、いつもお仕事お疲れ様です。き、今日だけは、私に身を、身を任せてください……」
風香「じっくりと甘えさせて、あ、あげますね。ウフッ……。は、恥ずかしいです……!」
P「風香、良かったぞ」
風香「……Pさん? 背を向けながら言われても、喜んでもらえてるか、分からないです」
P「ものすごく喜んでるよ。ただ、その部分を見せられなくて」
風香「部分?」
P「忘れてくれ!」
353:
風香「え、えいっ」
P「風香!?」
P(背中から抱き着かれた!)
風香「すみません……可愛い女の子なら、こ、ここで、自分から行くかな、と思いまして……」
P「それは嬉しいが、大丈夫か。恥ずかしくないか」
風香「Pさんが喜んでくれるなら、私も嬉しいですから……は、恥ずかしいですけど」
P「そうか。ありがとう。俺が下心があるばっかりに……」
風香「え、そ、そうだったんですか……Pさんの気持ちなら、嬉しいです。へ、変な意味ではないですよ!?」
P「はっはっは、わかってるよ。風香のことは、よくわかってる」
風香「Pさん……私、頑張りますから。Pさんに甘えてもらえるよう、ちょっとずつ、頑張ります」
風香「――それまで、一緒に物語をつむいでくれますか……」
P「もちろん。俺は風香のプロデューサーだからな」
P「……あー、それで、できれば俺の正面には回らないまま、離れてもらえるか」
風香「正面に、ですか……あ、す、すみません!」
355:
P「風香はもっと自信を持ってもいいんだよ」
P「自分で言ってるように、物語のヒロインを目指せばいい!」
P「そもそも、体はヒロイン級……おっと」
>>+1 アイドル名 コンマ75以上でR-18へ
356:
下げてたので、ここから+1です
357:
コトカー
359:
西園寺琴歌「P様……甘えるとは、一般的にどのようにするのでしょう?」
P「一般的に、と言われてもなぁ。本人のしたいことして、許してもらう、とか」
琴歌「なるほど! つまり、私はP様がすることをお許しすればいいのですね」
P「そ、そうなるな」
琴歌「任せてください。なんでもお許ししますわ!」
P「……なら、一緒にソファーに座ってくれ」
琴歌「はい」
P「膝を使わせてくれ」
琴歌「膝枕、というものですね」
P「実はちょっとお金に困ってて」
琴歌「お小遣いで足りればよいのですけど……」
P「止めろ! 俺はヒモか!」
琴歌「P様は、プロデューサーですわ」
360:
P「あー、なんだ、琴歌が甘えるみたいに、俺を甘やかしてくれればいいんだよ」
琴歌「私が……なにぶん、経験不足ですので」
P「甘えることにか」
琴歌「父も母も、厳しいお人ですわ。自然と、経験せず生きてきました」
P「む、それは……悪かった」
琴歌「いいのですよ。気にしておりません」
P「しかし」
琴歌「どうしてもお気になさるなら、P様がお手本を見せてください」
P「俺が甘える手本になるのか」
琴歌「私は、いつだってP様から教わっていますから」
P「……もしも俺が、下心で変なことを教えたらどうするんだ?」
琴歌「その時は西園寺のものが」
P「や、やだなぁ、琴歌さん! ジョークですよ!?」
琴歌「ふふ、私もですわ」
361:
P「さて、命が危ないし、膝枕も止めよう」
琴歌「冗談ですのに……」
P「いや、実はちょっと下心があったから、罪悪感がな」
琴歌「あら、そうでしたの?」
P「琴歌があんまり素直に聞くもんだから、つい。すまん」
琴歌「大丈夫ですわ。今日はP様が甘える日ですもの。許します!」
P「ありがとう、琴歌」
琴歌「……その、P様。そんな日だとは分かっているのですが、お願いが」
P「ん? ――ああ、俺の膝、使うか」
琴歌「は、はい! お願いしますね」
P「ああ、ぞんぶんに使ってやってくれ」
琴歌「ふふ、殿方の膝を頭に引くなんて、初めてです」
P「そりゃよかった」
琴歌「これからも、P様と多くの経験を積んでいきたいですね!」
琴歌「だから、どこでも、いつまでも、私のお隣にいてください。P様……」
362:
P「甘える経験が少ないなんて、嫌なもんだ」
P「俺でも人並みに甘えてるというのに」
P「もう今日だけで幾つも……あれ、人並み以上かも」
>>+1 同条件
363:
早苗さん
365:
片桐早苗「P君、マッサージしてあげようか!」
P「いえ、いいです」
早苗「そ、即答……ちょっとは悩みなさいよ」
P「早苗さんにマッサージされたら、からかわれるのが分かってますから」
早苗「ふぅん、残念ね?」
P「……あの、なんで近づいてくるんですか」
早苗「P君こそ、なんで逃げるの?」
P「変に近いからですよ」
早苗「あたしは遠いと思うからよ」
P「別に遠くていいでしょう!?」
早苗「近くないとP君が甘えてこないじゃない!」
P「甘えたくなったら、自分から行きますから」
早苗「そうやってイベント終わりまで逃げそうだもん。確保っ」
P「ぎゃっ!」
366:
P(早苗さんに正面から抱き着かれている。やばい)
早苗「ほら、このままお姉さんにマッサージが必要な体にされるのと、マッサージされるの、どっちがいい?」
P「どっちにしろマッサージされるじゃないですか!」
早苗「少なくとも、後者は痛い思いをしなくてすむわ」
P「分かりました、分かりましたよ。マッサージをお願いします」
早苗「最初からそう言えばいいののよ♪」
P「横になりますから、一旦離れてください」
早苗「んー、P君はそれでいいの?」
P「え、なにかありますか」
早苗「ほら、お姉さんに抱き着かれてるんだし、もうちょっと甘えていいのよ?」
P「では、胸をもっと押しつけてください」
早苗「そういう直接的な物言いは、どうかと思うな?!」
P「ま、待ってください。冗談です! 謝りますから、さばおりに移行しないで……!」
早苗「あたしはP君の要望通りにしてるだけだってば♪」
367:
P(背中に早苗さんがまたがって、マッサージしている。なんか恥ずかしい)
P「結局、痛い目みたんですけど」
早苗「だからマッサージしてあげてるでしょ?」
P「マッサージは前提の話だったはずですよ」
早苗「男の子が細かいこと気にしないの! それに、良い思いもできたはずだし」
P「痛みで感触なんて分かりませんでしたよ」
早苗「本当に?」
P「ほ、本当ですよ!」
早苗「……ああいう冗談は言うくせに、P君って初心よねぇ」
P「言い返さないと、延々からかわれますから」
早苗「P君が面白いんだもん」
P「男で面白がらんでください」
早苗「ごめんね。お詫びに、サービスしてあ、げ、る♪」
P「な、ち、ちょっと! 背中に押し付けないでくださいよ!?」
早苗「今度は痛くないから、しっかり意識できるでしょ?」
P「痴女か!」
早苗「失礼ね。P君にしかしないわよ」
早苗「ほら、今日だけの特別なんだから、タイホされるまで、しっかり楽しんでね♪」
P「結局シめられるんじゃないですか!」
368:
P「理不尽じゃ……理不尽じゃ……」
P「確かに柔らかいけど、気持ちいいけど!」
P「甘えれてないわ! これは一方的にからかわれただけじゃ!」
>>+1 同条件 ラスト
>>+2 >>+3 最後にちょっと登場するアイドル 既出アイドル有り
369:
礼子さん
370:
はじめ
371:
森久保
374:
高橋礼子「Pくん、おはよう」
P「おはようございます、礼子さん。……あの、露出度が高いような」
礼子「ええ、イベントって聞いたから、特別、ね?」
P「そんないかがわしいイベントじゃないんですが」
礼子「今からそうなるわ」
P「しないでもらえます!?」
礼子「ふふっ、そうね。私がするんじゃなくて、Pくんがするんだもの」
P「しませんよ」
礼子「どうかしら。私もPくんに甘えてもらわなきゃいけないし……」
礼子「その過程で、チェリーをつまむことになっても、仕方ないわね♪」
P「どんな過程を踏めばそうなるんですか!」
375:
P「あっ、昼間からお酒はだめですよ」
礼子「Pくんも飲む?」
P「平然と誘わないでください。体に毒ですよ」
礼子「少なくとも、Pくんが見惚れる程度に健康よ」
P「……見惚れてません」
礼子「あら、露出が足りなかった?」
P「ちょっと、それ以上着崩さないでください! 見てました、見てましたから」
礼子「そんなに言わなくたって、聞こえてるわ」
P「ならなんで着なおさないんですかね」
礼子「ふふっ、ストリップがお望み?」
P「脱ぐんじゃなくて着るんですよ!」
礼子「着なおすために、脱がなきゃいけないじゃない」
P「ちょっと正すだけでいいですよね。一から着る必要はないです!」
376:
P「礼子さん、俺に甘えさせる気ありますか……」
礼子「いつでもいいわよ。なんなら、一晩中でも」
P「……仕事に戻りますね。お酒はほどほどにしてください」
P(あれ、腕を掴まれた?)
礼子「Pくんが不満そうだから、ちょっとだけリードしてあげる」
P「不満って、別に――わ、抱き着いちゃだめですって!」
礼子「今はオトナの魅力を楽しめばいいのよ♪」
P「た、確かに魅力は感じますが」
礼子「そう、それはいいわ。もっと隅々まで、味わってね?」
P「礼子さん、これ以上は本当に……!」
礼子「あら、残念。私はもっとPくんを味わっていたかったのに」
礼子「……本当に、いつだって甘えていいのよ。Pくんが欲しがれば、夜は空けておくから♪」
P「お、憶えておきます……」
377:
藤原肇「――Pさん、Pさん?」
P「はっ、大人の空気に飲まれていた……肇か。おはよう」
肇「はい、おはようございます。イベントも、もう終わりですね」
P「ん、そうか。もうそんな時間だったか」
肇「もう少し、早く来れたらよかったんですけど」
P「はっはっは、そんなに、俺に甘えて欲しかったか」 
肇「……そうかもしれません」
P「あれ、そうなのか」
肇「一度、Pさんを自分の器に受け入れてみたかったんです。受け止めれるか、不安ですけど」
肇「それでも、Pさんには、受け止めてもらってばかりでしたから」
P「焼き物に俺が入ったら、すぐ割れちゃうよ」
肇「む、そういう器じゃありません……!」
P「悪い、悪い。こそばゆくて、つい、な」
肇「茶化したら嫌ですよ。もう……ふふっ」
378:
P「乃々じゃないか。おはよう」
森久保乃々「お、おはようございます。その……用が、ですね」
P「お、さては甘えさせてくれるのか! いやぁ、乃々から来てくれるなんて、嬉しいなぁ」
乃々「え、いや、私は」
P「でも、もうイベントも終わりだからな。勇気を出してくれただけ、ありがたいぞ」
乃々「……あの、私は、伝言を預かってきただけなんですけど」
P「伝言?」
乃々「ちひろさんが、イベントが終わったら来てください、と」
P「あ、そうなのか。……そうだよな。乃々が俺を甘えさせてくれるなんて」
乃々「そ、そこまで落ち込むことじゃ、ないのでは……」
P「いや、ちょっとぬか喜びも相まってな……」
乃々「……えっと、時間があったら、その、もりくぼも参加したかも、なんて」
P「え、本当か! やっぱり優しいなぁ、乃々は。よし、抱き着かせろ、甘えさせろ!」
乃々「ぷ、プロデューサーさんが必死過ぎです。……やっぱり、むーりぃ」
379:
「お待ちしていました。プロデューサーさん!」
 ちひろが、満面の笑みで俺を出迎える。彼女の手には、数枚の資料が握られていた。
「みんなに甘えることができて、きっと癒されたことでしょう。養った英気で、次のイベントに行きましょうかっ」
 俺の手にちひろから資料が渡される。そこには、一つのタイトルと共に、びっしりとしたスケジュールが記されていた。
「日々の仕事も、アイドルのみんながいるからこそ! というわけで、次のイベントです」
 タイトルは『プロデューサーに甘えよう。アイドル慰安イベント!』とある。嫌な予感が走った。
「みんなからの強い要望もあり、プロデューサーさんには甘えられてもらいます! もちろん、拒否権はないですよ」
「あの、ちひろさん。このスケジュール、夜までびっしりとあるんですが」
 手元にあるスケジュールには、深夜帯が大人組の名前で占められていた。中には、一部の青年組の名前もある。
「強い要望がありましたから」
「欲望の間違いでしょう!?」
 イベントの開始時間を見る。それはもう、数分もなく始めることを示していた。
「さあ、プロデューサーさん。頑張ってくださいねっ!」
 ちひろが無慈悲にも、開始の合図を準備する。やるしかなかった。
 開始時刻に時計の針が止まり、俺は駆け出した。まずはいったい誰だろうか。誰であろうと、イベントを走り抜けるほかないのだが。
            『イベントに休みなし』END
38

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