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穂乃果「私の頭蓋骨からはみ出してしまった脳みそよ」


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1:
ことり「穂乃果ちゃーん!こっちこっち!」
穂乃果「んん?なになにことりちゃん?」
ことり「ふふふ…じゃじゃーん!!」バーン!
穂乃果「わぁ!!お芋さんだ!」
穂乃果「食べたいなぁ」
穂乃果「食べてもいい?」
ことり「今日は、この芋をかけてゲームをするよ♪」
穂乃果「楽しみ!」
3:
ことり「ことりにジャンケンで、一回でも勝ったらいいよ♪」
穂乃果「そんなの簡単だよ!」
穂乃果「何回でもいいの?」
ことり「うん♪何回でもいいよ。一回でも勝てば!!」
穂乃果「よーし!!」
穂乃果「ジャンケン…グー!」
ことり「パー!」
穂乃果「ジャンケン…グー!」
ことり「パー!」
穂乃果「2連グーが読まれた…」
ことり「まだまだだね穂乃果ちゃん♪」
4:
穂乃果「ジャンケン…グー!」
ことり「パー!」
穂乃果「3回目も読んじゃうの!?すごい!!」
ことり「甘いよ穂乃果ちゃん!」
穂乃果「ジャンケン…グー!」
ことり「パー!」
穂乃果「グーはそろそろ出ないって匂わせたのに!!」
穂乃果「ジャンケン…チョキ!」
ことり「グー!」
穂乃果「えぇ!??今のはグーの流れでしょ!??なんでわかったの!!!」
穂乃果「ぐぬぬ…」
ことり「まだ続ける?」
穂乃果「…一度冷静になるよ。穂乃果の表情でバレてるかもだし」
ことり「賢明♪」
6:
-5分後-
穂乃果「ふぅー…よし」
穂乃果「始めるよ!!」
ことり「いいよ♪」
穂乃果「ジャンケン…パー!」
ことり「チョキ♪」
穂乃果「チョキ!」
ことり「グー♪」
穂乃果「チョキ!」
ことり「グー♪」
穂乃果(なんで…?今の穂乃果はポーカーフェイスに近いのに…!!)
穂乃果「ジャンケン…パー!」
ことり「チョキ♪」
穂乃果「グー!」
ことり「パー♪」
穂乃果「あああああああ!!!」
穂乃果「ジャンケンパー!!」
ことり「チョーキ♪」
穂乃果「なんでえぇぇぇぇ!!???あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!???ごどりぢゃんどうじでぇぇぁええええ????!!??」
ことり「それは穂乃果ちゃんが考えることだよ♪」
ことり「はい、深呼吸」
穂乃果「う…すぅーはー…」プシュー
穂乃果「ごめんね取り乱して…」
穂乃果「ことりちゃん強いよう…」
ことり「ふふん♪」
7:
穂乃果「なんで勝てないんだろう…?」
ことり「さっきも言ったけど、それは穂乃果ちゃんが考えなきゃ」
穂乃果「ぅう…」
穂乃果「次5回連続で負けたら、暫く考えてみる」
穂乃果「よぅし…!!」
穂乃果「ジャンケン…グー!!」
ことり「パー」
穂乃果「チョキ!」
ことり「グー!」
穂乃果「チョキ!!」
ことり「グゥ♪」
穂乃果「グー!!!」
ことり「パー♪」
穂乃果(次で五回目)
穂乃果(五回、っていう制限を付けた以上、ことりちゃんもそれを意識してるはず)
穂乃果(グー、チョキ、チョキ、グー、この流れなら次はリズム的にチョキが来ると思うだろうけど)
穂乃果(勝負のラストだから、まだ出していないパーを出すと思うんじゃ…?)
穂乃果(選択肢にないのは…)
穂乃果「ジャンケン…グー!!」
ことり「パァ♪」
穂乃果「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!???はぁぁぁぁぁぁ!??なんなの!!!ウッザ!!!くそ!!!!あああああぁ!!」
ことり「穂乃果ちゃん落ち着いて…はい」
ことり「深呼吸」
8:
-10分後-
穂乃果「はぁ…強いなぁ」
ことり「今日はもうやらないんだよね?」
穂乃果「うん…考えるよ、勝つ方法」
ことり「がんばってね!」
穂乃果「絶対勝つ…!!!」
ことり「ふふ♪」
10:
-翌日-
穂乃果(ことりちゃんは海未ちゃんと仲良く喋ってる)
穂乃果(…昨日インターネットで、ジャンケンの勝ち方を調べてたら)
穂乃果(咄嗟のジャンケンには、慌ててグーを出してしまうって記事があった)
穂乃果(先手必勝。パーで勝つよ…!)
穂乃果「ねぇねぇことりちゃん!」
ことり「なぁに?穂乃果ち「ジャンケンパー!!!」
ことり「グー♪」
穂乃果「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
12:
穂乃果「なんで!!??」
穂乃果「あああ!!!!ジャンケンチョキ!!」
ことり「グー!」
穂乃果「んんんんぁぁぁぁぁぁ!!????」
海未「ほ、穂乃果どうしたので「うっさい!!!!ちょっと黙ってて海未ちゃん!!!」
海未「ひっ…」
穂乃果「パー!!」
ことり「チョキー♪」
穂乃果「パー!」
ことり「チョーキ」
穂乃果「jslsのあhっくぃqjskっsyざっぁcqzjzsksl」
14:
-2分後-
穂乃果「はぁ…はぁ…」
海未「こ、ことり、これは…?」
ことり「今ね、私と穂乃果ちゃんでジャンケンしてるんだよ」
海未「それは見れば分かりますが…」
ことり「でね、穂乃果ちゃん勝てないからこうなっちゃうの」
海未「まさか一度もですか」
穂乃果「…そうだよ、一回も勝ってない」
穂乃果「勝てないんだよ…」
穂乃果「なんで…」
ことり「穂乃果ちゃん、ちゃんと考えたの?」
穂乃果「調べたよ!!色々とジャンケンについて!!それを実践したら負「調べた?」
ことり「調べたの?穂乃果ちゃん」
穂乃果「う、うん調べたけど」
ことり「ことりはね、考えてみてって言ったの」
ことり「他人の情報で勝てるわけがないよ」
ことり「自分で考えないと」
16:
-穂乃果家-
穂乃果(あの後、学校では一度も勝てなかった)
穂乃果(おかげで部活練習はグダクダ、みんなに迷惑かけちゃった)
穂乃果「はぁ…」
穂乃果「…勝つ方法、かぁ」
穂乃果「ネットで…」
穂乃果「いや!!ダメだダメだ!考えないと!!」
穂乃果「そうしないと勝てないらしいし!!」
穂乃果「とは言ってもなぁ…」
穂's iphone「チロリン♪」
穂乃果「ん、LINEだ」
真姫:穂乃果、今日荒れてたわね。どうしたのよ
穂乃果:ああ真姫ちゃん。今日はごめんね。真姫ちゃんに酷い事言っちゃった
真姫:気にしてないわ。穂乃果が「殺すぞ」って言うぐらい予測済みだったわ
穂乃果:予測…??
17:
穂乃果:ね、ねえ!!真姫ちゃん!!
真姫:どうしたのよ?
穂乃果:その、予測ってどうやったの!!?
真姫:え
-真姫家-
真姫「ど、どうしよう…」
真姫「予測済み、なんてタダの強がりで言ったのに…」
真姫「でもこれで、予測なんて本当は出来てなかった。なんて言ったら」
真姫「私の信用はガタ落ち。好感度も…」
真姫:穂乃果にはまだ早いわ
穂乃果:えぇ!?危険な技なの!?
真姫:ええ、私が医者の子だから出来るの
穂乃果:お願い!!!危険でもいいの!!私は予測がしたいの!!教えて!
真姫「どうしよう…」ポロポロ
19:
真姫:なで、予測がしたいの
穂乃果:なで…?ああ、ジャンケンに勝つためだよ!
真姫:じゃけんんごときに、いらないしょ!!予測は!
穂乃果:真姫ちゃん口調変だよ!!いや、ジャンケンってね、難しいの
穂乃果:穂乃果はね、窮地に立たされてるんだよ
穂乃果:教えて!!!お願い真姫ちゃん!!
真姫「涙で上手く文字が打てないわ」ポロポロ
真姫「嫌われたくなぃ…」ポロポロ
真姫:わかたわ
真姫:あそたは学校がないから家に来て教える
穂乃果:本当!??
真姫:教える
穂乃果:ありがとう!!!
真姫「どうしよう…」ポロポロ
20:
-翌日-
ピンポーン
マキチャンイマスカー
ガチャ
真姫「ん、上がりなさい」
穂乃果「やっぱりこの家大きいや。お邪魔しまーす!」
真姫「取り敢えず私の部屋行きましょうか」
穂乃果「イエッサー真姫さん!!」
真姫「テンションどうなってんのよ…」
ペタペタペタ…
ガチャ
真姫「いらっしゃい」
穂乃果「あれ?前来たときと全然違う…」
真姫「私の部屋、色々と変えたの」
穂乃果「なんか機械だらけだけど」
真姫「まあ、座りなさいよ」
21:
真姫「お菓子でも持って来るわ」
真姫「ちょっと待ってて」
穂乃果「へーい!」
ガチャ
穂乃果(面白い部屋だなぁ)
穂乃果(あ…今の内に、真姫ちゃんの机の中をご拝見…♪)
穂乃果(なにがあるかなー?)ガサゴソ
穂乃果「ん?」
穂乃果(ノート一冊だけ…)
穂乃果(取り敢えず開こう)
ペラッ
あなたがこのノートを開くことは予測済みよ!!!by真姫
穂乃果「ぇぇっ!!??」
23:
穂乃果「すごい…!!!」
穂乃果「これが予測…!!」
ガチャ
真姫「お待たせ」
穂乃果「真姫ちゃん!!!すごい!!」
真姫「ええ?急にどうしたのよ…」
穂乃果「予測だよ予測!!私がノートを開くこと、予測してたんでしょ!??」
真姫「ノート…?あっ」
真姫(そう言う風になるのね)
真姫「ええ、どう?このマッキーの予測力、思い知ったでしょ?」
穂乃果「身を以て知るって、こういう事なんだね!!」
真姫「穂乃果も、この力を手に入れたい?」
穂乃果「そんな簡単に出来るの?」
穂乃果「昨日は危険って言ってたけど」
真姫「ごめんなさい、あれ、間違いだったわ。他のものと勘違いしてたの」
穂乃果「じゃ、じゃあ!」
真姫「ええ!すぐにできるわよ!」
穂乃果「やったぁ!!」
24:
真姫「この部屋、機械だらけでしょ」
穂乃果「?うん、なんかテクノロジーって感じだよ」
真姫「あそこに、ヘルメットみたいな機械あるでしょ?」
穂乃果「?うん…」
真姫「あそこに、頭をはめましょうか」
穂乃果「え?」
真姫「あそこに頭をはめるの」
穂乃果「あっ、機械で手に入れられる力なんだ」
真姫「その通りよ。テクノロジーってすごいわね」
穂乃果「すごいよ!!もう入っていいの?」
真姫「どうぞ」
穂乃果「わーい!!」
スッポリ
真姫「スイッチ入れていいかしら」
穂乃果「はやくはやく!!」
真姫「はい」ポチー
25:
シュゥゥゥウ
シュン…
穂乃果「…」
穂乃果「え?終わり?」
真姫「なにも感じなかったデッショー?」
穂乃果「これ本当に出来てる?」
真姫「私も、こんなものなのかって思ったけど」
真姫「予測出来てたでしょ?」
穂乃果「ほぇー…すごいなぁ」
真姫「使い方を言うわよ」
穂乃果「そんなのあるんだ」
真姫「簡単よ。予測したい事とか、人を思い浮かべるの」
真姫「それだけよ」
穂乃果「なぁんだ、簡単だ」
穂乃果「じゃあ…真姫ちゃんジャンケンしよ!!」
穂乃果「ジャンケンチョーキ!」
真姫「パー!」
穂乃果「おお…ジャンケンパー!」
真姫「グー!」
穂乃果「パー!」
真姫「グー…」
穂乃果「あはは!!真姫ちゃんよわーい!!」
真姫「私だって能力使ったら勝てるんだから!」
穂乃果「そうだった」
26:
穂乃果「真姫ちゃん、本当にありがとうね!」
真姫「役に立てたなら光栄だわ」
穂乃果「これで、ジャンケンに勝てるよ」
真姫「良かったわねぇ…」
穂乃果「じゃあ!!バイバイ!」
真姫「ええ、またね」
ガチャリ
バタン…
真姫「ふぅ…」
真姫「金と根性と努力と頭の良さがあれば」
真姫「案外作れちゃう物なのね」
真姫「あんな機械も」
真姫「ちょっと誤算はあったけどね」
27:
-翌日-
穂乃果「今日は日曜日!!」
穂乃果「ゴロゴロしよーっと」
穂乃果「お腹空いたなぁ…」
穂乃果「ゆきほーー!!!お饅頭もってきてー!!」
オネーチャンジブンデイッテヨ!
穂乃果「ちぇっ」
穂乃果「あ」
穂乃果「フルーツ饅頭どこに置いてあるっけ…」
穂乃果「あれが食べたいのに」
穂乃果「…予測って、こういうのにも使えるのかな」
穂乃果「フルーツ饅頭の場所を予測だー!!!」
穂乃果「…」
穂乃果「そういえば真姫ちゃんとジャンケンした時も」
穂乃果「次はこれがくる!!って感じたことはなかったなぁ」
穂乃果「なんか勝ってたって感じで」
穂乃果「だからフルーツ饅頭の場所も、多分なんとなく分かりそう」
穂乃果「あっ…」
28:
穂乃果「押入れかな」
ガサゴソ
穂乃果「あった!!…ん?」
穂乃果「饅頭の包装に付箋が貼ってある…」
フルーツ饅頭の場所、予測したよ!by穂乃

穂乃果「え…?」
穂乃果「こんな付箋付けたかな…?」
穂乃果「まぁ、いいや!多分前食べた時に、なんか付けたんだよね!」
穂乃果「ひっひっひ、いただきまーす!!」
…………
34:
- 翌日 -
ピピピピッ!
穂乃果「!!」ガバッ
穂乃果「…もう朝かあ」
穂乃果「ああ、学校だあ…月曜の学校ほど辛いのは無いよ…」
穂乃果「支度しよう…」
穂乃果「ふぁぁ…」
ユキホー!ゴハンモッテキテー!
オネーチャンハヤクシタオリテキテ!
35:
ドタドタドタ…
海未「あ…」
穂乃果「ごめーん遅れちゃった!!」
海未「遅いですよ!!まったくもう…」
ことり「まぁまぁ…行こ?」
穂乃果「走れーー!!!」
ドタドタ…
36:
穂乃果「ふぅ、着いたぁ…」
ことり「つか、れたよお…」
海未「穂乃果が朝早く起きれば走らなくても済みます!」
穂乃果「海未ちゃんみたいにお婆さんじゃないから、穂乃果早く起きれないんだよ!」
海未「今なんと?」
ことり「あわわわ…」
穂乃果「逃げろーーー!!!」
海未「待ちなさい穂乃果!!」
ドタドタ…
ことり「二人とも元気だなぁ」
37:
キーンコーンカーンコーン…
穂乃果「授業終わりーーー!!部活だぁ!!!!!」
穂乃果「と、ことりちゃん」
穂乃果「休み時間に言った事覚えてる?」
ことり「え?うん!」
ことり「部活が終わったらジャンケン、だよね」
穂乃果「穂乃果は、勝つよ」
ことり「勝つ方法考えてきたのかな?」
穂乃果「ま、まあね」
穂乃果(予測能力って、もしかしてズルなのかなぁ…)
ことり(まあいくら考えたところで、穂乃果ちゃんは、ことりに勝てないけど…)
ことり(負けたときの穂乃果ちゃんの顔…本当たまらないよ…//)ゾクゾク
38:
海未「はーい準備運動始めますよ」
海未「ペアを組んでください」
1.2.3....
ステップ確認しまーす
そこズレてますよ!
発声練習始め!!
花陽、もう少し大袈裟になってみてもいいですよ
はい、お疲れ様でした
整理体操しますよー
1.2...
40:
穂乃果「終わったーー!!」
穂乃果(さて…)
穂乃果「ことりちゃん!」
ことり「うん?あ、ジャンケン!!」
穂乃果「うん!!いっくよーー!!」
穂乃果(ことりちゃんの手を予測…)
穂乃果「ジャンケン…パー!!」
ことり(え?見えない!!!!)
ことり「ぐ、ぐー!」
穂乃果「!!!」
穂乃果「か、勝った!!!」
穂乃果「勝ったよ!!!!ことりちゃんに勝った!!!」
ことり「ま、待って穂乃果ちゃん。もう一回だけ、もう一回やろ?」
穂乃果「その前にお芋さん頂戴♪」
41:
ことり「お芋さんなんかどうでもいいでしょ!???もう一回やってよ!!!」
穂乃果「どうしたのことりち「はやく!!!ジャンケンするよ!!!!!!」
ことり「ジャンケン!!!!」
穂乃果「わ、分かったよ」
穂乃果(どうしよう、負けた方が良いのかな)
穂乃果(いや、負け越しは嫌だ。勝たせてもらうよ)
ことり「ジャンケン…」
ことり「…」
ことり(なんで見えないの!??!???)
ことり「ちょ、チョキ!!」
穂乃果「ぐー」
ことり「ぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!??????」
42:
ことり「こんなの違う!!!おかしいよ!!!!!もう一回!!!!」
穂乃果「ことりちゃん」
穂乃果「深呼吸だよ」
ことり「!」
ことり「スゥー…」
ことり「ハァ…ヴッ!ゲッホゴホ!!」
ことり「ふう…」
ことり「ごめんね…取り乱しちゃった…」
穂乃果「鳥は乱れるものだから、仕方ないよ」
穂乃果「兎に角!!」
穂乃果「まずは芋!!」
ことり「…」
ガサゴソ
ことり「はい…」
穂乃果「なにこれ腐ってる」
43:
……
ことり「あの、あのね穂乃果ちゃん」
穂乃果「??」
ことり「えっと、ことりそのね…」
ことり「ごめんなさい!!」
穂乃果「えぇ!?どうしたの?」
ことり「実はね、ズル、してたの」
ことり「ジャンケン、ズルしてたの」ポロポロ
穂乃果「ズルって…どんなズル?ジャンケンにズルって出来るの?(まさか予測能力?いやでもさっき負けてたし…)」
ことり「動体視力、反射神経」
穂乃果「???」
ことり「限界まで引き上げたの」
穂乃果「え?」
ことり「つまりね…」
ことり「穂乃果ちゃんが先に手を出すまで我慢して、その手を見たら、勝てるのを出してたの」
穂乃果「えっと…」
ことり「ごめんなさい!!」
ことり「でもさっきは、なぜか出来なくて…それで取り乱しちゃって…」
44:
穂乃果(その後、ことりちゃんがどうやってそんな能力を手に入れたのか聞いた)
穂乃果(そしたらあっさり答えてくれて)
穂乃果(真姫ちゃんが関わっている事がわかった)
穂乃果(医者の娘って、凄いなぁ…)
穂乃果「…」
穂乃果「それにしても」
穂乃果「暇だなぁ…」
穂乃果「目的が無くなっちゃったから、やることがないよ」
穂乃果「何かないかなぁ…」
47:
穂乃果「まあいいや」
穂乃果「もう寝よ」
ピロロロッ
穂乃果「…ん?」
海未:穂乃果、ことりには勝てましたか?
穂乃果:うん!!勝ったよ!!
海未:なぜ今まで勝てなかったのですか?
穂乃果:なんかことりちゃん、ズルしてたの!!
海未:というと?
穂乃果:実はね…カクカクシカジカ
海未:真姫はとんでもない物を作ったのですねぇ
穂乃果:本当だよ…
海未:そんなものに、なぜ勝てたのでしょうか
穂乃果:実はね…私も真姫ちゃんの力を借りて…
海未:ズルではないですか!!
穂乃果:まあまあ聞いてよ!
48:
穂乃果:穂乃果はね、ことりちゃんよりも強いんだよ!
海未:?
穂乃果:穂乃果には、予測能力があるの!!
海未:は?
穂乃果:予測出来ちゃうんだよ?なんでも!
海未:そんなの信じられませんよ!!
穂乃果:んー…
穂乃果「よーし…」
穂乃果:海未ちゃん、今からメールを送るけど、内容は見ないでね
海未:どういうことですか?
穂乃果:海未ちゃんの未来を予測した内容を書いておくの
海未:なるほど…
海未:ではなるべく、細かく書いてくださいね
海未:大雑把な内容では判断し辛いので
穂乃果:分かったよ!
49:
20:30
ヒータリー♪
海未「む」
from . cutehonoka
海未「20:30のメール」
海未「20:35の私の行動が記してあるメール」
海未「まぁ、そんなわけないでしょうが」
海未「…何しましょう」
海未「ふふ、穂乃果では絶対に予測できない事をしてやりましょう」
穂乃果「やっぱこの力、よくわからないなぁ」
穂乃果「さっきのメールも結局、適当に書いちゃった」
穂乃果「だって、ビジョンすら見えないんだもん」
穂乃果「でもことりちゃんに勝った…」
穂乃果「予測が出来ないのに、出来る…」
穂乃果「ううむ…」
50:
20:31
海未「さーてさて」
海未「この前盗んだ凛のタオルを」
海未「スゥゥゥゥゥ‼︎ゥゥゥゥゥゥゥゥゥ‼︎」
クンクンクンクン
海未「ハァーーー!プワァァァァァァァァァァァァァァァ‼︎」
海未「ぅぇっひ!!!!」
海未「あああああ堪らない!!!もう一度!!」
ドア「コンコン」
海未(!!!)
オフロワイタワヨー
海未「あ、あ、入ります!!」
海未(焦って入るといってしまいました)
海未(もう少し嗅いでいたかったです)
51:
20:34
ガラガラ
海未「シャワーを浴びましょうか」
ジャーーー
海未「!!!」
海未「冷っ!!!!!!!」
海未「こんなん凍え死にます!!!」
海未「あああ設定間違ってる」
海未「あったかくして…んん!」
海未「固い!!!!」
グィン‼︎!!!
海未「ああああああああ熱い!!!!一気に熱くなった!!!!!!」
海未「アァァァァァァァァァァァァアァァァビャァィァァアァァァアァァ‼︎⁉︎!!!!?」
52:
20:50
海未「ぅぅ…火傷してしまいました…」
海未「ヒリヒリします…」
海未「なにか忘れてる気が…」
海未「あ」
海未「メールチェックです」
ポチッ
海未ちゃんは、シャワーで火傷しちゃうの!!あははははははははははははははははははははははははははは!!!!
海未「!??」
海未「全然細かく無いですが」
海未「…当たってる…」
海未「!!????」
海未「なんですかこれは!!!!」
53:
ニジュウジサンジュウゴフンウミチャンハヤケド byホノカ
海未「私の火傷跡が文章に…」
海未「ヴッ」ゾクゾク
海未「気味が悪いです!!!!!」
海未「なんなのですか!!!!!!!!!!」
海未「これも能力!??たまったもんじゃありませんよ!!!」
穂乃果「ふんふふーん」
ピロロロッ
穂乃果「おっ」
海未:当たってましたよ
穂乃果「おお、すごい」
穂乃果:でしょでしょ?
穂乃果:それより、ヤケド大丈夫?
海未:大丈夫じゃありませんよ!!
54:
海未:見てくださいこれを!!(写真添付)
穂乃果:ん?
穂乃果:うわなにこれ
海未:文字が浮かび上がってるんですよ!!私の胸に!!!
穂乃果:これ…予測の内容…
海未:そうです!!これも穂乃果の力なんでしょう!??
穂乃果:知らないよ!!!
海未:知らない、とは?
穂乃果:実は穂乃果、この能力が使えてるかどうか
穂乃果:わからないんだよ!!!
穂乃果:海未ちゃんの5分後なんて見えなかったから、適当に書いたの
穂乃果:ヤケドするって
海未:…その適当が、現実に…
海未:…
穂乃果:穂乃果怖くなってきたから寝るよ
穂乃果:ヤケド、早く治りますように
穂乃果:おやすみなさい!
海未:はい、おやすみなさい…
穂乃果「…」
55:
-翌日-
穂乃果「ふぁぁあ…」
穂乃果「うう、寝れなかったから目がしょぼしょぼだぁ…」
穂乃果「顔洗お…」
-洗面所-
ジャー…
穂乃果「んんんんんんん」ジャバジャバ
穂乃果「ふぅースッキリ!」
穂乃果「ヴッ!!!」
穂乃果「ぁぁぁぁあ頭が痛いよぉぉぉおぉ!!!!!」
穂乃果「ああああああああああ!!!!」
56:
私の名前は高坂穂乃果!
えへへ!
あなたじゃない!!あなたじゃない!!!あなたじゃない!!!!じゃあさ、じゃあ、こうしよう
あなたと私で、共有しよう
そうしよう!!!
私は高坂穂乃果!!!
57:
穂乃果「…はっ!!」バッ
真姫「!!」
真姫「気がついた?」
穂乃果「え?え?ここは?」
真姫「西木野ホスピタルとでも言っておきましょうか」
穂乃果「えっと、穂乃果は学校の準備してて、それで…」
ズキズキ
穂乃果「ああ、ちょっと頭が痛いや」
真姫「もうちょっと休んでなさい。起きたら、色々と話して頂戴」
穂乃果「うん…あ」
穂乃果「なんで真姫ちゃんがここにいるの?学校は?」
真姫「もうとっくに終わってるわよ」
穂乃果「部活行けなかったなぁ」
穂乃果「…zzzzzz」
58:
私の名前は忘れちゃダメだよ
私の存在と一緒なの
私と一緒になれないから、別々なの
だから共有しようよ
穂乃果だよ
あなたは、高坂穂乃果
59:
穂乃果「んん…」
真姫「あ、起きたわね」
穂乃果「なんか、スッキリしたよ」
穂乃果「うん。スッキリした」
真姫「そう」
穂乃果「海未ちゃんがね、ヤケドしちゃったの」
真姫「?」
穂乃果「ええとね」
穂乃果は、真姫ちゃんに色々と話した
海未ちゃんに予測メール送ったこととか
ことりちゃんとジャンケンしたこととか
60:
真姫「…」
穂乃果「真姫ちゃん、この力って」
穂乃果「何?」
穂乃果「穂乃果、分かんないや」
真姫「海未がヤケドしたことと」
真姫「あなたがジャンケンしたこと」
穂乃果「?」
真姫「二つの違い、わかる?」
穂乃果「ええ?穂乃果が関わってるかどうか?」
真姫「まあ、うんそうね」
真姫「あなたはことりに対して、どう予測した?」
穂乃果「ええと…ことりちゃんの手を予測したよ」
真姫「それって結局は」
真姫「あなたが勝てる未来を予測したのよね」
61:
穂乃果「そう…なの?」
真姫「そうなるわ」
穂乃果「じゃ、じゃあさ海未ちゃんがヤケドしたことは…」
真姫「そのまんまよ」
真姫「海未が、怪我をする未来」
真姫「そして」
真姫「海未の胸には、文字が浮かんだ」
真姫「それは」
真姫「自分にヤケドをさせた相手を示す為よ」
穂乃果「え?」
穂乃果「どういうこと?させた?」
真姫「ええ」
真姫「あなたが、海未に怪我をさせたの」
62:
穂乃果「ま、待ってよ真姫ちゃん」
穂乃果「穂乃果、海未ちゃんの家には行ってないんだよ!?」
穂乃果「怪我をしたのは海未ちゃんの不注意で「いいえあなたよ」
穂乃果「なんで…」
真姫「その力ね」
真姫「予測じゃなくて」
真姫「捻じ曲げるの」
穂乃果「…え?」
真姫「もう、説明のしようがないわ」
真姫「とにかく、私の言うことを信じなさい」
真姫「開発者なんだから、嘘なんてつかないわよ」
真姫「あなた自身のした事は示されない」
真姫「あなた自身がしていない事は示される」
真姫「ルールがあるのよ」
63:
そんな会話をして
真姫ちゃんの病院からは退院した
穂乃果「あ…」
ふと思い出した
そうだ
そういえば、フルーツ饅頭
なんで付箋なんか貼ってあったんだろう
ええとあれは、穂乃果が関わって…んん?
ああもう、穂乃果には分からないや
穂乃果は頭が悪いから、分からない
まあいいや♪
ズキズキ
64:
終わり
66:
乙すげえ怖いんだがこれ
最後どういうこと?
67:
こえええよ乙
7

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