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「まる子、闇の決闘をする」の巻き【後半】


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1:
第十八話『まる子のリベンジ』
まる子「山田達、来なかったね」
花輪「……」
みぎわ「しょうがないわ、私達だけで先に行きましょう!」
まる子「……しょうがないね」
花輪「うん…」
みぎわ「行くわよ!」
みぎわ「あっ! その前に…」
みぎわ「えーと…紙とペン…あった! よし」
392:
みぎわ「……」カキカキ
まる子「?」
みぎわ「出来たわ!」
花輪「?……メモだね」
みぎわ「これを、ここに置いとくわ」
まる子「あぁ! 書き置きだね!」
みぎわ「その通りよ。これで遅れて来た二人に私達がさきに行ってる事を知らせるわ」
393:
みぎわ「よし…それじゃあ改めて。行くわよ」
花輪「行こう!」
まる子「はぁ…緊張してきた」
みぎわ「出来る限り静かに、ゆっくり、落ち着いて進むわよ」
まる子「おー!」
花輪「了解」
みぎわ「ちゃんと、ついて来てよ!!」
みぎわ「うおぉぉ〜!! 校門まで突撃イィィイ!!!」タッタッタッ!
『ヌォォォォオ!!』タッタッタッ!
タッタッタッ……
まる子「あんたね…静かにって言ってたじゃん…」タッタッ
花輪「ハハ…」タッタッ
394:




キートン『校舎内』
みぎわ「ゼェゼェ…つ、ついたわね」
まる子「……うん」
花輪「そうだね…」
みぎわ「ふゼェ…二人とも……こっからはゼェゼェ……」
花輪「みぎわさん、落ち着いて。深呼吸しようか」
みぎわ「すぅぅ……はぁ〜」
みぎわ「すぅぅ……はぁ〜」
まる子「……落ち着いた?」
みぎわ「はぁ…えぇ、ある程度は」
395:
花輪「みぎわくん、さっき何て言おうとしていたのか…話してくれないかな?」
みぎわ「はぁ〜い! 花輪くん! 聞いて聞いて///」
花輪「う…うん、ちゃんと聞くよ」
みぎわ「あのねえぇ〜/// こっからはバラバラにボスを捜しましょう///」
まる子「えぇ! また何でさ?」
みぎわ「手っ取り早くボスを探すため。それと、大幅な足止めを避けるためね」
まる子「……あぁ、なるほど」
みぎわ「二人とも、バラバラに動いても良いかしら?」
396:
花輪「僕は賛成。固まって動くよりは効率が良いからね」
まる子「……」
みぎわ「さくらさんは、どうかしら?」
まる子「じゃあ…あたしも賛成で」
みぎわ「それじゃあ、花輪くんは体育館を、さくらさんは南の棟を、私は北の棟に行きましょう」
花輪「了解だよベイビー! みんな、健闘を祈る」
まる子「えぇーと…あたしが南だね。分かった!」




まる子「うーん……あの時は『分かったって』言ったけど…」
まる子「やっぱり、固まって動いた方がよかったのかね…」
397:
まる子「なーんて、思ってたんだけど……」
たまえ「……」
まる子「やっぱり、バラけてよかったよ」
【Duel Disk standby!】ガシャン!
たまえ「……」
【Duel Disk standby!】ガシャン!
まる子「たまちゃん! あの時のリベンジをしてやるよ!!」
まる子「デュエル!」たまえ「デュエル!」
398:
まる子「あたしのターン!」□□□□□
まる子「【スクラップ・ビースト】を召喚!」□□□□■
まる子「【補給部隊】を発動! 一枚伏せて、ターンエンド!」□□■■
まる子
手札□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ビースト] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
399:
たまえ「私のターン!」□□□□□+□
たまえ「【センジュ・ゴッド】を召喚!」□□□□□■
【センジュ・ゴッド】
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1400/守1000
このカードが召喚・反転召喚に成功した時、
自分のデッキから儀式モンスター1体を手札に加える事ができる。
たまえ「デッキから、【クラウソラスの影霊衣】を手札に加えるよ」□□□□□+□
たまえ「そして、【クラウソラスの影霊衣】の効果を発動!」□□□□□■
【クラウソラスの影霊衣】
儀式・効果モンスター
星3/水属性/戦士族/攻1200/守2300
「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
「クラウソラスの影霊衣」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「影霊衣」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):エクストラデッキから特殊召喚された、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
たまえ「デッキから、【影霊衣の万華鏡】を手札に加えるよ」□□□□□+□
400:
たまえ「そして、【影霊衣の万華鏡】を発動!」□□□□□■
【影霊衣の万華鏡】
儀式魔法
「影霊衣」儀式モンスターの降臨に必要。
「影霊衣の万華鏡」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):儀式召喚するモンスターと同じレベルになるように、
自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリース、
またはエクストラデッキのモンスター1体を墓地へ送り、
手札から「影霊衣」儀式モンスターを任意の数だけ儀式召喚する。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
自分の墓地からこのカードと「影霊衣」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「影霊衣」魔法カード1枚を手札に加える。
たまえ「エクストラの【虹色の宣告者】をリリース!」
たまえ「古の力を取り込み、新たな力を呼び覚ませ!」
たまえ「解き放つ! 悪魔の絶望!」
 「儀式召喚!」
たまえ「【ユニコールの影霊衣】!」□□□□■
【ユニコールの影霊衣】
儀式・効果モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻2300/守1000
「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
「ユニコールの影霊衣」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、「ユニコールの影霊衣」以外の
自分の墓地の「影霊衣」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、エクストラデッキから特殊召喚された
フィールドの表側表示モンスターの効果は無効化される。
401:
たまえ「リリースされた【虹色の宣告者】の効果を発動!」
【虹色の宣告者】
シンクロ・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 600/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いの手札・デッキから墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
(2):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。
たまえ「【ブリューナクの影霊衣】を手札に加えるよ」□□□□+□
たまえ「そして、【ブリューナクの影霊衣】の効果を発動!」□□□□■
【ブリューナクの影霊衣】
儀式・効果モンスター
星6/水属性/戦士族/攻2300/守1400
「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
「ブリューナクの影霊衣」以外のモンスターのみを使用した儀式召喚でしか特殊召喚できない。
「ブリューナクの影霊衣」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「ブリューナクの影霊衣」以外の
「影霊衣」モンスター1体を手札に加える。
(2):エクストラデッキから特殊召喚された、
フィールドのモンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。
たまえ「【影霊衣の術師 シュリット】を手札に加えるね」□□□□+□
402:
たまえ「バトル! ユニコールで攻撃!」
たまえ
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ユニコール] [センジュ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ビースト] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
まる子「待った! 伏せカードの【スクラップ・スコール】を発動!」
まる子「スクラップ・キマイラを墓地に送り、ドロー!」□□+□
まる子「その後、ビーストを破壊するよ」
ビースト 破壊!
補給部隊【1】→ビースト【2】
まる子「そして、ビーストの効果を発動! 墓地のキマイラを手札に加える!」□□□+□
まる子「補給部隊でドロー!」□□□□+□
たまえ「それじゃあ、ユニコールでダイレクトアタック!」
ユニコールATK2300 ダイレクト!
まる子「ぐわぁ!」LP8000→5700
たまえ「センジュで攻撃!」
センジュATK1400 ダイレクト!
まる子「いてぇ!!」LP5700→4300
たまえ「ターンエンド」
403:
まる子「痛た……あたしのターン」□□□□□+□
まる子「【スクラップ・キマイラ】を召喚!」□□□□□■
【スクラップ・キマイラ】
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1700/守 500
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついた
チューナー1体を選択して特殊召喚する事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「スクラップ」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できず、
他のシンクロ素材モンスターは全て
「スクラップ」と名のついたモンスターでなければならない。
ビースト 蘇生!
まる子「キマイラにビーストをチューニング!」
☆☆☆☆+☆☆☆☆
まる子「赤錆の山より、翼を広げて、今! 飛びたて!」
 「シンクロ召喚!」
まる子「【スクラップ・ドラゴン】!」
まる子(ユニコールの効果で、スクラップ・ドラゴンの効果が使えないから……)
404:
まる子「バトル! スクラップ・ドラゴンでユニコールに攻撃!」
まる子
手札□□□□□
LP4300
[ ] F
[ ] [ ] [スクドラ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [補給] [ ] 魔
たまえ
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ユニコール] [センジュ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
たまえ「墓地のクラウソラスを除外して、手札の【ヴァルキュルスの影霊衣】の効果を発動!」□□□□■
【ヴァルキュルスの影霊衣】
儀式・効果モンスター
星8/水属性/魔法使い族/攻2900/守1700
「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
レベル8以外のモンスターのみを使用した儀式召喚でしか特殊召喚できない。
「ヴァルキュルスの影霊衣」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に自分の墓地の「影霊衣」カード1枚を除外し、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを2体までリリースし、
リリースした数だけ自分はデッキからドローする。
たまえ「バトルフェイズを終わらせるよ」
バトルフェイズ強制終了!
405:
まる子「メイン2」
まる子「手札から、【スクラップ・オルトロス】を特殊召喚!」□□□□■
【スクラップ・オルトロス】
チューナー(効果モンスター)
星4/地属性/獣族/攻1700/守1100
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に「スクラップ」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
「スクラップ・オルトロス」以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
まる子「オルトロスを破壊する!」
オルトロス 自爆!
まる子「そして、補給部隊、オルトロスの効果を発動!」
補給部隊【1】→オルトロス【2】
まる子「オルトロスで、キマイラを手札に加える」□□□□+□
まる子「補給部隊でドロー!」□□□□□+□
まる子「一枚伏せて、ターンエンド!」□□□□□■
まる子
手札□□□□□
LP4300
[ ] F
[ ] [ ] [スクドラ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
406:
たまえ「私のターン」□□□□+□
たまえ「【マンジュ・ゴッド】を召喚! 【影霊衣の反魂術】を手札に加えるよ」□□□□■+□
たまえ「【影霊衣の反魂術】を発動!」□□□□■
【影霊衣の反魂術】
儀式魔法
「影霊衣」儀式モンスターの降臨に必要。
「影霊衣の反魂術」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
自分の手札・墓地から「影霊衣」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
自分の墓地からこのカードと「影霊衣」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「影霊衣」魔法カード1枚を手札に加える。
たまえ「手札の【影霊衣の術師 シュリット】をリリース! そして、シュリットの効果を発動!」□□□■
【影霊衣の術師 シュリット】
効果モンスター
星3/水属性/戦士族/攻 300/守1800
「影霊衣の術士 シュリット」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「影霊衣」儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、
このカード1枚で儀式召喚に必要なレベル分のリリースとして使用できる。
(2):このカードが効果でリリースされた場合に発動できる。
デッキから戦士族の「影霊衣」儀式モンスター1体を手札に加える。
407:
たまえ「古の力を取り込み、新たな力を呼び覚ませ!」
たまえ「傾く! 悪魔のささやきに!」
 「儀式召喚!」
たまえ「【ヴァルキュルスの影霊衣】!」
たまえ「リリースされた、シュリットの効果を発動! 【トリシューラの影霊衣】を手札に加えるね」□□□+□
たまえ「次は、マンジュとセンジュでオーバーレイネットワークを構築!」
たまえ「這いよる混沌、忍び寄る狂気」
たまえ「大衆を惑わす、外道現る」
 「エクシーズ召喚!」
たまえ「【外神ナイアルラ】!」
【外神ナイアルラ】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/悪魔族/攻 0/守2600
レベル4モンスター×2
(1):このカードがX召喚に成功した時、手札を任意の枚数捨てて発動できる。
このカードのランクは、捨てた枚数分だけ上がる。
(2):1ターンに1度、このカードがX素材を持っている場合に
自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードのX素材を全て取り除き、
対象のモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
このカードの種族・属性は、この効果でX素材としたモンスターの元々の種族・属性と同じになる。
たまえ「ナイアルラの効果を発動」
ナイアルラ(2)→(0)
たまえ「墓地の虹色の宣告者をオーバーレイユニットにするよ」
ナイアルラ(0)→(1)
408:
たまえ「ヴァルキュルスの効果を発動! ナイアルラをリリースして、ドロー!」□□□□+□
たまえ「そして墓地に送られた、虹色の宣告者の効果でデッキから万華鏡を手札に加えるよ」□□□□□+□
たまえ「バトル! ヴァルキュルスで攻撃!」
たまえ
手札□□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ヴァルキュルス] [ユニコール] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札□□□□□
LP4300
[ ] F
[ ] [ ] [スクドラ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
スクラップ・ドラゴンATK2800vsヴァルキュルス→ドラゴン 破壊!
まる子「補給部隊とスクラップ・ドラゴンの効果を発動だよ!」LP4300→4200
補給部隊【1】→ドラゴン【2】
まる子「スクラップ・ドラゴンで、ビーストを特殊召喚!」
ビースト 復活!
まる子「補給部隊でドロー!」□□□□□+□
409:
たまえ「それじゃあ、メイン2」
たまえ「万華鏡を発動」□□□□□■
神樹の守護獣?牙王→墓地
たまえ「古の力を取り込み、新たな力を呼び覚ませ!」
たまえ「研ぎ澄ます! 氷の刃!」
 「儀式召喚!」
たまえ「【トリシューラの影霊衣】!」□□□□■
【トリシューラの影霊衣】
儀式・効果モンスター
星9/水属性/戦士族/攻2700/守2000
「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
レベル9以外のモンスターのみを使用した儀式召喚でしか特殊召喚できない。
「トリシューラの影霊衣」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「影霊衣」モンスターが効果の対象になった時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが儀式召喚に成功した時に発動できる。
相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚選び、その3枚を除外する。
たまえ「トリシューラの効果を発動! 手札、墓地、場のカードを除外するよ」
場:スクラップ・ビースト
墓地:スクラップ・オルトロス
手札:貪欲な壺
まる子「はぁ〜……そのまんま、トリシューラだね…恐ろしいよ」□□□□□■
たまえ「一枚伏せて、ターンエンド」□□□■
たまえ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ヴァル] [トリシュ] [ユニ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
410:
まる子「あたしのターン!」□□□□□+□
まる子(マズイね……ファクトリーが引けないし、チューナーが全部除外されちゃったし…ピンチだね)
まる子「引いたのはこれか……」
まる子(お姉ちゃんがくれたカード……今は、使えなくは無いけど…うーん)
まる子(伏せカードで耐えようかな…)
まる子「ターンエンド…」
まる子
手札□□□□□□
LP4200
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
411:
たまえ「私のターン」□□□+□
たまえ「【儀式の準備】を発動」□□□■
【儀式の準備】
通常魔法
(1):デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
たまえ「ブリューナクを手札に加えて、そのあと墓地の万華鏡を手札に加えるよ」□□□+□□
たまえ「ブリューナクを捨てて、【ディサイシブの影霊衣】を手札に加えるよ」□□□□■+□
たまえ「次に万華鏡を発動」□□□■■
シューティング・クエーサー・ドラゴン→墓地
たまえ「古の力を取り込み、新たな力を呼び覚ませ!」
たまえ「撃ち放つ! 正義の心!」
 「儀式召喚!」
たまえ「【ディサイシブの影霊衣】!」
【ディサイシブの影霊衣】
儀式・効果モンスター
星10/水属性/ドラゴン族/攻3300/守2300
「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
レベル10以外のモンスターのみを使用した儀式召喚でしか特殊召喚できない。
「ディサイシブの影霊衣」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、
自分フィールドの「影霊衣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、除外する。
412:
たまえ「ディサイシブの効果を発動! まるちゃんの伏せカードを破壊するよ」
まる子「チェーン! 伏せカードを発動! 【スケープ・ゴート】!」
【スケープ・ゴート】
攻魔法
このカードを発動するターン、自分は召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
自分フィールド上に「羊トークン」(獣族・地・星1・攻/守0)
4体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。
ディサイシブ【1】→スケープゴート【2】
まる子「スケープゴートで、あたしの場にトークンを特殊召喚!」
羊トークンDEF0 ×4
たまえ「ディサイシブは不発だね」
たまえ(まるちゃんの手札は6枚……引かせる訳にはいかないか…)
たまえ(でも……モンスターを残すわけにはいかないし…)
413:
たまえ「……」
たまえ「……バトル! その邪魔なトークンを攻撃!」
たまえ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ヴァル] [トリシュ] [ディサイ] [ユニ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
まる子
手札□□□□□□
LP4200
[ ] F
[ ] [トークン] [トークン] [トークン] [トークン] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
トークン×4 破壊!
まる子「補給部隊でドローするよ」□□□□□□+□
たまえ「ターンエンド」
たまえ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ヴァル] [トリシュ] [ディサイ] [ユニ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
414:
まる子「あたしのターン!」□□□□□□□+□
まる子(来た!!)
まる子「【テラ・フォーミング】! を発動! 【スクラップ・ファクトリー】を手札に加える!」□□□□□□■+□
たまえ「あぁ…来ちゃったね」
まる子「お姉ちゃん、使わせてもらうよ!」
まる子「【H・C 強襲のハルベルト】を特殊召喚!」□□□□□□■
【H・C 強襲のハルベルト】
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 200
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
デッキから「ヒロイック」カード1枚を手札に加える。
たまえ「!……新しいカードだね」
まる子「お姉ちゃんが気前良く、くれたんだよ」
415:
まる子「そして、【スクラップ・シャーク】を召喚!」□□□□□■
まる子「ファクトリーを発動!」□□□□■
まる子「そんでシャークが自壊するよ」
シャーク 破壊!
まる子「補給部隊が発動! チェーンして、シャークの効果を発動! シャークにチェーンして、ファクトリーを発動!」
補給部隊【1】→シャーク【2】→ファクトリー【3】
まる子「ファクトリーで【スクラップ・ゴーレム】を特殊召喚!」
デッキ→ゴーレム
まる子「シャークでビーストを墓地に送るよ」
ビースト→墓地
まる子「補給部隊でドロー!」□□□□+□
まる子「ゴーレムの効果を発動! 墓地のビーストを特殊召喚!」
まる子「ハルベルトにビーストをチューニング!」
☆☆☆☆+☆☆☆☆
 「シンクロ召喚!」
まる子「【スクラップ・ドラゴン】!」
416:
まる子「バトル!」
まる子
手札□□□□□
LP4200
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [スクドラ] [ゴーレム] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [補給] [ ] 魔
たまえ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ヴァル] [トリシュ] [ディサイ] [ユニ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
ユニコールATK2300vsゴーレムATK2500→ユニコール 破壊!
たまえ「クッ!」LP8000→7800
ヴァルキュルスATK2900vsスクラップ・ドラゴンATK3000→ヴァルキュルス 破壊!
たまえ「痛ッ!」LP7800→7700
まる子「メイン2!」
まる子「スクラップ・ドラゴンの効果を発動! ディサイシブを破壊するよ!」
ゴーレム 破壊!
ディサイシブ 破壊!
まる子「一枚伏せて、ターンエンド!」□□□□■
まる子
手札□□□□
LP4200
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [スクドラ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
417:
たまえ「やってくれたね…私のターン」□□□+□
たまえ「……伏せカードを発動。【儀水鏡の反魂術】」
【儀水鏡の反魂術】
通常罠
自分フィールド上の水属性モンスター1体を選択してデッキに戻し、
自分の墓地に存在する水属性モンスター2体を選択して手札に加える。
たまえ「トリシューラをデッキに戻して、墓地のブリューナクとヴァルキュルスを手札に加えるよ」□□□□+□□
たまえ「これで、私の場がすっからかんになったね」
まる子「マズイね…」
たまえ「手札のブリューナクを捨てて、トリシューラを手札に!」□□□□□■+□
たまえ「墓地の反魂術の効果を発動! このカードとブリューナクを除外して、デッキから万華鏡を手札に加える!」□□□□□□+□
たまえ「さらに墓地の万華鏡の効果を発動! このカードとユニコールを除外して、【影霊衣の降魔鏡】を手札に!」□□□□□□□+□
418:
たまえ「【影霊衣の降魔鏡】を発動!」□□□□□□□■
【影霊衣の降魔鏡】
儀式魔法
「影霊衣」儀式モンスターの降臨に必要。
「影霊衣の降魔鏡」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、
またはリリースの代わりに自分の墓地の「影霊衣」モンスターを除外し、
手札から「影霊衣」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
自分の墓地からこのカードと「影霊衣」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「影霊衣」魔法カード1枚を手札に加える。
たまえ「墓地のシュリットを除外!」
たまえ「儀式召喚! 来い、トリシューラ!」□□□□□□■
たまえ「トリシューラの効果を発動! チューナーも、ファクトリーも除外してあげるよ!」
まる子「チェーン! 伏せカードを発動! 【リビングデッドの呼び声】!」
トリシューラ【1】→リビデ【2】
まる子「リビングデッドで、ビーストを特殊召喚!」
ビースト 復活!
たまえ「……」
たまえ(どうしよう…展開を潰すために、ファクトリーを除外したいのは山々だけど……)
【スクラップ・ビースト】: チューナー
たまえ(チューナーを残したくは無い…)
たまえ「……しょうがない…場のビースト、墓地のゴーレム、そして手札を除外するよ」
場:ビースト
墓地:ゴーレム
手札:大嵐
→除外
まる子「よし! ファクトリーは守った!」□□□■
たまえ「カードをセットして、ターンエンド!」□□□□□■
たまえ
手札□□□□□
LP7700
[ ] F
[ ] [ ] [トリシュ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
419:
まる子「あたしのターン!」□□□+□
まる子「手札からスクラップ・オルトロスを特殊召喚!」□□□■
たまえ(ビーストを除外したのは失敗だったかな?)
まる子「オルトロスを破壊するよ!」
オルトロス 自爆!
まる子「そして、補給部隊、オルトロス、ファクトリーを発動!」
補給部隊【1】→オルトロス【2】→ファクトリー【3】
まる子「ファクトリーで、デッキから【スクラップ・ゴブリン】を特殊召喚!」
デッキ→ゴブリン
まる子「オルトロスで墓地のスクラップを手札に加えるよ。シャークを回収!」□□□+□
まる子「補給部隊でドロー!」□□□□+□
420:
まる子「ゴブリンをリリース! アドバンス召喚! スクラップ・ゴーレム!」□□□□■
まる子「ゴーレムの効果を発動! 墓地のゴブリンをたまちゃんの場に特殊召喚!」
ゴブリン→たまえ
まる子「そして、【死者蘇生】を発動! オルトロスを特殊召喚!」□□□■
オルトロス 蘇生!
まる子「ゴブリンをサンドバックに! バトル!」
まる子
手札□□□
LP4200
[ファクトリー] F
[ ] [オルトロス] [スクドラ] [ゴーレム] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [補給] [ ] 魔
たまえ
手札□□□□□
LP7700
[ ] F
[ ] [ ] [トリシュ] [ゴブリン] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
421:
まる子「どうする? ヴァルキュルスは使う?」
たまえ「……使わないよ! ライフで受ける!」
ゴブリンATK200vsゴーレムATK2500→ゴブリン 破壊されず!
たまえ「っ!…」LP7700→5400
まる子「スクラップ・ドラゴンで攻撃!」
ゴブリンATK200vsドラゴンATK3000→ゴブリン 破壊されず!
たまえ「ぅぅ…くっ!」LP5400→2600
まる子「オルトロスで攻撃!」
ゴブリンATK200vsオルトロスATK1900→ゴブリン 破壊されず!
たまえ「キャァ!!」LP2600→900
422:
まる子「メイン2!」
まる子「ゴーレムにオルトロスをチューニング!」
☆☆☆☆☆+☆☆☆☆
まる子「赤錆の山より、翼を広げて、今! 薙ぎ払え!」
 「シンクロ召喚!」
まる子「【スクラップ・ツイン・ドラゴン】!」
まる子「次に、スクラップ・ドラゴンの効果を発動! ゴブリンを破壊するよ!」
まる子(ゴブリンを破壊して、墓地のオルトロスを回収……相手に大ダメージを与えつつ自分は手札を増やせる…完璧だね!)
たまえ「チェーン! 伏せカードを発動! 【月の書】!」
まる子「げぇ!」
スクドラ【1】→月の書【2】
たまえ「月の書で、スクラップ・ドラゴンを裏守備にするよ!」
スクラップ・ドラゴン→裏守備
まる子「スクラップ・ドラゴンの効果は不発…」
まる子「まあ、 気にしない! スクラップ・ドラゴンを反転召喚!」
まる子「一枚伏せて、ターンエンド!」□□■
まる子(トリシューラは戻しても意味無いし。ツインの効果を使わなくても良いよね)
まる子
手札□□
LP4200
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [スクドラ] [ツイン] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [リビデ] [補給] [ ] 魔
423:
たまえ「私のターン!」□□□□□+□
たまえ「……降魔鏡を発動」□□□□□■
ディサイシブ→除外!
たまえ「儀式召喚! ヴァルキュルス!」□□□□■
たまえ「ヴァルキュルスの効果を発動! トリシューラ とゴブリンをリリースして、ドローするよ…」
たまえ「……ふん!」
………パァァァァアア!!
まる子「……たまちゃん…あんた…」
424:
たまえ「凄いでしょう?」
まる子「……」
たまえ「ボスが私達にくれた特別な力!」
たまえ「そして……」
まる子「……」
たまえ「まるちゃんを消す聖なる光だよ!」
たまえ「シャイニング……」
 「ドロォォォオ!」
□□□□+□□
425:
たまえ「万華鏡を発動!」□□□□□■
シューティング・クェーサー・ドラゴン→墓地
たまえ「儀式召喚! ブリューナクとクラウソラス!」□□□■■
まる子「ブリューナクの効果は使わせやしないよ! 伏せカードを発動! 【激流葬】!」
モンスター 一掃!!
まる子「補給部隊、ファクトリーの効果を発動!」
補給部隊【1】→ファクトリー【2】
まる子「ファクトリーで、ゴーレムを特殊召喚!」
まる子「補給部隊でドロー!」□□+□
426:
たまえ「モンスターが一掃された……これで、この墓地のカードが使えるよ」
たまえ「墓地の万華鏡の効果を発動! このカードとヴァルキュルスを除外して、反魂術を手札に加えるね」□□□+□
たまえ「もういっちょ! 墓地のもう一枚の万華鏡を発動! クラウソラスを除外して、降魔鏡を手札に!」□□□□+□
たまえ「反魂術を発動!」□□□□■
たまえ「手札のシュリットをリリース!」□□□■
たまえ「古の力を取り込み、新たな力を呼び覚ませ!」
たまえ「研ぎ澄ます! 氷の刃!」
 「儀式召喚!」
たまえ「【トリシューラの影霊衣】!」□□■
たまえ「トリシューラの効果を発動!」
場:ゴーレム
墓地:オルトロス
手札:キマイラ
→除外!
427:
まる子「シュリットがリリースされた……って事は」□□■
たまえ「シュリットでデッキからトリシューラを手札に!」□□+□
たまえ「降魔鏡を発動!」□□■
たまえ「墓地のシュリットを除外!」
たまえ「儀式召喚! トリシューラ!」□■
たまえ「トリシューラの効果を発動!」
場:ファクトリー
墓地:ゴブリン
手札:シャーク
428:
たまえ「バトル! 二体で攻撃!」
たまえ
手札□
LP900
[ ] F
[ ] [ ] [トリシュ] [トリシュ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札□
LP4200
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [補給] [ ] 魔
まる子「手札から! 【バトル・フェーダー】を特殊召喚! そして、バトルフェイズを終わらせるよ!」■
バトルフェイズ 強制終了!
たまえ「くっ……メイン2」
たまえ「儀式の準備を発動…ブリューナクを手札に加える。そして、墓地の万華鏡を手札に…」■+□□
たまえ「ブリューナクの効果を発動。ヴァルキュルスを手札に」□■+□
たまえ「……ターンエンド」
たまえ
手札□□
LP900
[ ] F
[ ] [ ] [トリシュ] [トリシュ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
429:
まる子「あたしのターン!」0+□
まる子「よし! 墓地 地 五体!」
【スクラップ・ドラゴン】
【H・C 強襲のハルベルト】
【スクラップ・ドラゴン】
【スクラップ・ゴーレム】
【スクラップ・ツイン・ドラゴン】
まる子「現れろ、【地霊神グランソイル】!」■
まる子「グランソイルの効果を発動! 墓地のスクラップ・ドラゴンを特殊召喚!」
スクラップ・ドラゴン 復活!
まる子「スクラップ・ドラゴンの効果を発動! バトルフェーダーとトリシューラを破壊するよ!」
バトルフェーダー 破壊!
トリシューラ 破壊!
たまえ「………」
まる子「補給部隊でドロー!」0+□
まる子「バトル! 二体で攻撃!」
たまえ「させない! 手札のヴァルキュルスの効果を発動!」□■
トリシューラ→除外!
バトルフェイズ 強制終了!
まる子「一枚伏せて、ターンエンド!」■
まる子
手札0
LP4200
[ ] F
[ ] [ ] [スクドラ] [グランソイル] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [リビデ] [補給] [ ] 魔
430:
たまえ「……私のターン!」□+□
たまえ「よし! 【儀式の準備】を発動! ブリューナクと反魂術を手札に!」□■+□□
たまえ「ブリューナクの効果を発動! ディサイシブを手札に!」□□■+□
たまえ「反魂術を発動! ディサイシブをリリース!」□■■
たまえ「儀式召喚! ヴァルキュルス!」
たまえ「ヴァルキュルスの効果を発動! トリシューラをリリースして、ドロー!」□+□
431:
たまえ「バトル! ヴァルキュルスで攻撃!」
たまえ
手札□□
LP900
[ ] F
[ ] [ ] [ヴァルキュルス] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札0
LP4200
[ ] F
[ ] [ ] [スクドラ] [グランソイル] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [リビデ] [補給] [ ] 魔
グランソイルATK2800vsヴァルキュルスATK2900→グランソイル 破壊!
まる子「グランソイルが!」LP4200→4100
たまえ「これで次のターン、バトルフェイズを行えないね」
まる子「……補給部隊でドロー!」0+□
たまえ「ターンエンド!」
432:
まる子「あたしのターン!」□+□
まる子(うわぁコング…いらないの引いちゃった……)
まる子「二枚目の補給部隊を発動!」□■
まる子「……スクラップ・コングを召喚。自壊するよ」■
コング 自爆!
まる子「二枚の補給部隊を発動!」
補給部隊【1】→補給部隊【2】
まる子「ドロー!」0+□□
まる子「スクラップ・ドラゴンの効果を発動!」
ヴァルキュルス 破壊!
リビングデッド 破壊!
まる子「一枚伏せて、ターンエンド」□■
まる子
手札□
LP4200
[ ] F
[ ] [ ] [スクドラ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [補給] [補給] 魔
433:
たまえ「私のターン!」□□+□
たまえ「センジュを召喚! ユニコールを手札に!」□□■+□
たまえ「そして、万華鏡を発動!」□□■
アーカナイト・マジシャン→墓地
たまえ「儀式召喚! ユニコール!」□■
たまえ「次に……【ミラクルシンクロフュージョン】を発動!」■
まる子「来るのかね……」
434:
たまえ「墓地のアーカナイトとヴァルキュルスを除外!」
たまえ「破魔の力が、私を後押しし、勝利の道へと進ませる!」
墓地【アーカナイト】【ヴァルキュルス】→除外!
 「融合召喚!!」
たまえ「【覇魔導士アーカナイト・マジシャン】!!」
【覇魔導士アーカナイト・マジシャン】
融合・効果モンスター
星10/光属性/魔法使い族/攻1400/守2800
魔法使い族シンクロモンスター+魔法使い族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードが融合召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを2つ置く。
このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
1ターンに1度、自分フィールド上に存在する魔力カウンターを1つ取り除く事で、
以下の効果を発動する事ができる。
●フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
●自分のデッキからカードを1枚ドローする。
魔力カウンター(0)→(2)
ATK1400→3400
435:
たまえ「アーカナイトの効果を発動! まるちゃんのスクラップ・ドラゴンを破壊するよ!」
アーカナイト(2)→(1)
ATK3400→2400
スクラップ・ドラゴン 破壊!
まる子「くっ……補給部隊とスクラップ・ドラゴンの効果を発動!」
補給部隊【1】→補給部隊【2】→スクラップ・ドラゴン【3】
まる子「スクラップ・ドラゴンで、墓地のゴーレムを特殊召喚!」
ゴーレム 復活!
まる子「二枚の補給部隊でドロー!」□+□□
たまえ「構わないよ! バトル!」
たまえ
手札0
LP900
[ ] F
[ ] [センジュ] [アーカナイト] [ユニコール] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札□□□
LP4200
[ ] F
[ ] [ ] [ゴーレム] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [補給] [補給] 魔
436:
ゴーレムDEF1400vsユニコールATK2300→ゴーレム 破壊!
たまえ「センジュで攻撃!」
センジュATK1400 ダイレクト!
まる子「うわぁぁ!!」LP4200→2800
たまえ「アーカナイトで攻撃!」
アーカナイトATK2400 ダイレクト!
まる子「……っ!」LP2800→400
437:
たまえ「メイン2!!」
たまえ「ユニコールとセンジュでオーバーレイネットワークを構築!」
たまえ「エクシーズ召喚! 撃ち抜け、【ガガガガンマン】! 守備表示で出すよ」
【ガガガガンマン】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/戦士族/攻1500/守2400
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの表示形式によって以下の効果を適用する。
●攻撃表示:このターン、このカードが
相手モンスターを攻撃するダメージステップの間、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップし、
その相手モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする。
●守備表示:相手ライフに800ポイントダメージを与える。
たまえ「ガンマンの効果を発動! 800のダメージを与えるね」
ガンマン(2)→(1)
たまえ「吹き飛べ!」
まる子「チェーン、伏せカードを発動! 【禁じられた聖杯】!」
ガンマン【1】→聖杯【2】
まる子「よし! これで、ガンマンの効果が無効になった…」
たまえ「……ターンエンド」
たまえ
手札0
LP900
[ ] F
[ ] [ガンマン] [アーカナイト] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
438:
まる子「あたしのターン!」□□□+□
まる子「……伏せカードを発動! 【ミラクルシンクロフュージョン】!」
たまえ「あぁ…伏せはそれか……」
────────
まる子(たまちゃんの手札は無い……フィールドはあの二体のモンスターだけ…エクィテスを出したら)
まる子(あたしの勝ち…)
────────
まる子「は…波動があたしを後押しし、勝利の道へと進ませる……」
墓地【スクラップ・ドラゴン】【H・C強襲のハルベルト】→除外
────────
まる子(やるっきゃ無いじゃん…)
────────
まる子「友を打ち砕く力をおくれ!!」
 「融合召喚!!」
まる子「【波動竜騎士ドラゴエクィテス】」
【波動竜騎士ドラゴエクィテス】
融合・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、
エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、
相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
439:
まる子「エクィテスの効果を発動! 墓地のシンクロ ドラゴンの効果と名前を得る!」
スクラップ・ツイン・ドラゴン→除外
まる子「ツインになった、エクィテスの効果を発動!」
補給部隊 破壊!
アーカナイト、ガンマン→エクストラへ
まる子「バトル!」
まる子
手札□□□□
LP400
[ ] F
[ ] [ ] [エクィテス] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [補給] [ ] 魔
たまえ
手札0
LP900
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
まる子「……」
たまえ「……」
まる子「ド……」
まる子「……ドラゴエクィテスで攻撃ィ!!!」
ドラゴエクィテスATK3200 ダイレクト!
たまえ「あぁ…」
たまえ「……負けちゃった」LP900→0
440:




たまえ「アハハ…まるちゃんは強いね」
まる子「いやだね、ただ運が良かっただけだよ」
たまえ「ふふ…そうかな?」
まる子「そうだよ……次はたまちゃんが勝つと思うよ…」
たまえ「次は…か……」
まる子「……」
441:
たまえ「まるちゃん…次は無さそうだね」
まる子「……」
たまえ「ごめんね」
まる子「……なに言ってんのさ」
たまえ「ほら、まるちゃん。先に行ってボスを倒してよ」
まる子「……」
ダッ!
まる子「……くっ!」
タッタッ‥タッ……タッタッタッ!
たまえ「……まるちゃん…さよなら」
442:
まる子「……」タッタッタッ!
タッタッ‥タッ……
まる子「……」
まる子「……うん!」
タッタッタッ!!
443:
たまえ「……」
たまえ「まるちゃん…」
タッタッタッ…
たまえ「?……足音? いったい誰が…」
まる子「……」タッタッタッ
たまえ「!…まるちゃん!」
たまえ「なんで戻ってきたの?!」
まる子「たまちゃん…ほら、立ちなよ」
パシッ!
たまえ「ち…ちょっと、まるちゃん!」
444:
まる子「ほら、立って立って」
たまえ「ごめん…今、ちょっと力が入んなくて…立てないの」
まる子「えぇー……まったくしょうがないね。あたしにおぶさりなよ」
たまえ「え…」
まる子「ほら、早く」
たまえ「……うん」
ズシ!
まる子「おぉ! 結構重いね」
たまえ「まるちゃんたら…」
まる子「よっと…それじゃあ歩くよ」
たまえ「……」
テクテク
445:
テクテク
まる子「……」
たまえ「……」
まる子「ねぇ……たまちゃん」
たまえ「……」
まる子「あんたのデッキ強かったね」
たまえ「……」
まる子「いやだね、なんか話してよ…」
446:
たまえ「……」
まる子「……」
たまえ「……ねぇ、まるちゃん」
まる子「なに?」
たまえ「なんで私を連れてくの?」
まる子「……」
たまえ「私……もうすぐで消えちゃうんだよ」
まる子「……分かってるよ」
たまえ「まるちゃん…」
──震えている。
まる子「わ…分かってるから……こうしてんじゃん」
──まる子が、震えている。
たまえ「……」
447:
まる子「分かってるからさ……最後ぐらいは楽しく話そうよ…ねぇ、たまちゃん」
たまえ「……」
たまえ「……うん! 話そうよ」
まる子「ふ……ふへへ、そう来なくっちゃ!」
たまえ「それじゃあねぇ……そうだ! このあいだね、お母さんがね……」




──楽しく談笑をする まる子達
まる子「へへへ、面白いね」
たまえ「でしょ、それでね」
──その時間は昔の二人に戻った時間だった
448:
まる子「……」
たまえ「まるちゃん、聞いてる?」
まる子「ん……うん、ちゃんと聞いてるよ」
たまえ「えぇー! 本当に?」
まる子「いやだねぇ、本当に聞いてたよ」
たまえ「何だが違うことを考えているみたいだったけど?」
まる子「だから、そんな事……ないよ」
──いつまでも楽しく話せたら……そう思う、まる子であった
──だが、時間が来てしまった
449:
たまえ「まるちゃん…」
まる子「ん? なあに、たまちゃん」
たまえ「ごめんね」
まる子「……突然なに言ってんのさ」
たまえ「私、まるちゃんに酷いことしちゃった……酷いこと言っちゃった」
まる子「いいよべつに。あたしだって、いつもあんたに迷惑かけていたじゃん。これでおあいこだよ」
たまえ「……」
たまえ「まるちゃん、それからね……」
まる子「今度は何さ?」
450:
たまえ「あのね、まるちゃんが私を引っ張ってくれて嬉しかったよ」
まる子「……」
たまえ「まるちゃん」
 ありがとうね
まる子「たまちゃん……」
──背中の重みが消えてしまった
まる子「ぁぁ……」
まる子「うあぁぁぁぁああ!!」
第十八話 完
451:
次回予告
次回、ちびまる子ちゃんは
『花輪くん、明かされる真実』
『ボス現る!!』
の二本だよお楽しみにね
452:
今日の最強カード
たまえ「今回はなんだろう?」
笹山「今回はこれよ!」
【磁石の戦士マグネット・バルキリオン】
たまえ(思いっきり私的な趣味に走っちゃったね…)
笹山「磁石の戦士を三種類合体させると特殊召喚できるモンスターね」
笹山「合体させて出るモンスターの中では簡単に出せて、さらには蘇生条件を満たせば墓地から特殊召喚が出来る珍しいカードよ」
笹山「岩石族だから【化石岩の発掘】に対応、つまりは除外に強いわ。これは凄い魅力だわ」
たまえ「あぁ、なるほど」
藤木「ねぇ、永沢くん」
永沢「なんだよ」
藤木「笹山さん……僕と一緒にカードの紹介をしてくれなかったんだ…」
永沢「君に魅力とかが無かった…って事だろ。気にするなよ」
藤木「……」
終わり
459:
第十九話『花輪くん、明かされる真実』
花輪「やあ、こんばんはベイビー」
はまじ「……」
【Duel Disk standby!】ガシャン!
花輪「おぉっと! せっかちだな…もう少し話をしようよ」
はまじ「うるせえ! とっとと構えやがれ!」
花輪「分かったよ…」
【Duel Disk standby!】ガシャン!
はまじ「デュエル!」花輪「デュエル!」
460:
はまじ「俺の先攻!」□□□□□
はまじ「【サイバー・ヴァリー】を召喚!」□□□□■
はまじ「一枚伏せて、ターンエンドだぜ!」□□□■
はまじ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ヴァリー] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
461:
花輪「僕のターン」□□□□□+□
花輪「【歯車街】を発動!」□□□□□■
【歯車街】
フィールド魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを召喚する場合に
必要なリリースを1体少なくする事ができる。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の手札・デッキ・墓地から
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
花輪「モンスターとカードをセットしてターンエンド」□□□■■
花輪
手札□□□
LP8000
[歯車] F
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
462:
はまじ「ケッ! そんなフィールドじゃあ、すぐに終わっちまうぜ!」
はまじ「俺のターン、ドロー!」□□□+□
はまじ「【機械複製術】を発動!」□□□■
【機械複製術】
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
攻撃力500以下の機械族モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同名モンスターを2体まで自分のデッキから特殊召喚する。
はまじ「デッキから、もう一体サイバー・ヴァリーを特殊召喚!」
デッキ→ヴァリー
花輪「……」
はまじ(伏せカードの発動は無いのか……)
はまじ(モンスターが溜まったら激流葬で一掃するつもりか?)
はまじ(だったら俺の伏せカード、【スターライト・ロード】で何とか出来る…)
はまじ(それとも、【神の警告】とかのカウンター罠だったら……)
はまじ(まあ、カラクリの展開力で次のターン、無理やりにでも突破してやるよ)
はまじ「ヴァリーの効果を発動! 二体のヴァリーを除外して、ドロー!」□□□+□□
【サイバー・ヴァリー】
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 0/守 0
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
このカードを除外して発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、バトルフェイズを終了する。
●自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードと自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して除外し、その後デッキからカードを2枚ドローする。
●自分のメインフェイズ時に、
自分の墓地のカード1枚を選択して発動できる。
このカードと手札1枚を除外し、その後選択したカードをデッキの一番上に戻す。
463:
はまじ「相手の場にだけモンスターがいる時、【サイバー・ドラゴン】を特殊召喚できるぜ! 来い、サイバードラゴン!」□□□□■
【サイバー・ドラゴン】
効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
はまじ「次はこいつだ! 【カラクリ商人 壱七七】を召喚!」□□□■
【カラクリ商人 壱七七】
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 500/守1500
このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を守備表示にする。
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキから「カラクリ」と名のついた
カード1枚を手札に加える。
はまじ「壱七七で、デッキから二体目の壱七七を手札に加えるぜ!」□□□+□
464:
はまじ「次に壱七七を墓地に送り、【トランスターン】を発動!」□□□■
【トランスターン】
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったモンスターと種族・属性が同じで
レベルが1つ高いモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
「トランスターン」は1ターンに1枚しか発動できない。
はまじ「デッキから種族、属性が同じでレベルの高い【カラクリ小町 弍弍四】を特殊召喚!」
【カラクリ小町 弍弍四】
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/機械族/攻 0/守1900
このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を変更する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のメインフェイズ時に1度だけ、
自分は通常召喚に加えて「カラクリ」と名のついたモンスター1体を召喚する事ができる。
はまじ「弍弍四の効果を発動! 手札の壱七七を召喚! 壱七七で、【借カラクリ蔵】を手札に!」□□■+□
465:
はまじ「いくぜ! サイバー・ドラゴンに弍弍四をチューニング!」
☆☆☆☆☆+☆☆☆
はまじ「一つ、人の生き血をすすり」
はまじ「ふたーつ、不埒な悪行三昧」
はまじ「みーつ、醜いうつよの鬼を退治してくれよう……大将軍!」
 「シンクロ召喚!」
はまじ「出陣! 【カラクリ大将軍 無零怒】!」
【カラクリ大将軍 無零怒】
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2800/守1700
チューナー+チューナー以外の機械族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
自分のデッキから「カラクリ」と名のついたモンスター1体を
特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
「カラクリ」と名のついたモンスターの表示形式が変更された時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
はまじ「このカードがシンクロ召喚した時、カラクリを特殊召喚するぜ!」
はまじ「来い! カラクリ小町!」
デッキ→弍弍四
466:
はまじ「そんで、【借カラクリ蔵】を発動!」□□■
【借カラクリ蔵】
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「カラクリ」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
自分のデッキからレベル4以下の「カラクリ」と名のついた
モンスター1体を手札に加え、選択したモンスターの表示形式を変更する。
はまじ「借カラクリ蔵の効果で、デッキから【カラクリ忍者 九壱九】を手札に加えて…」□□+□
はまじ「弍弍四を守備表示にするぜ!」
弍弍四 ATK→DEF
はまじ「カラクリの表示形式が変更されたことで、無零怒の効果を発動! ドロー!」□□□+□
はまじ「弍弍四の効果を発動! 手札の【カラクリ忍者 九壱九】を召喚!」□□□■
467:
はまじ「よし…壱七七に弍弍四をチューニング!」
☆☆+☆☆☆
 「シンクロ召喚!」
はまじ「【A・O・J カタストル】!」
【A・O・J カタストル】
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが闇属性以外のフィールド上に表側表示で存在する
モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。
はまじ「よし! モンスターは整った……バトルだ!」
はまじ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [無零怒] [九壱九] [カタストル] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
花輪
手札□□□
LP8000
[歯車] F
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
468:
はまじ「九壱九で攻撃!」
[?]→巨大ネズミDEF1450vs九壱九ATK1700→巨大ネズミ 破壊!
はまじ「九壱九の効果を発動! 墓地のカラクリを特殊召喚するぜ!」
【カラクリ忍者 九壱九】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1700/守1500
このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を変更する。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
自分の墓地に存在するレベル4以下の「カラクリ」と名のついた
モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。
花輪「九壱九にチェーンして、【巨大ネズミ】の効果を発動!」
【巨大ネズミ】
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1400/守1450
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の地属性モンスター1体を
表側攻撃表示で特殊召喚できる。
九壱九【1】→巨大ネズミ【2】
花輪「巨大ネズミの効果でデッキから、二体目の巨大ネズミを特殊召喚!」
デッキ→巨大ネズミB
はまじ「九壱九で墓地の弍弍四を特殊召喚!」
弍弍四 蘇生
はまじ「へっ! リクルーターだろうが関係ねぇ! カタストルで攻撃!」
はまじ「そして、カタストルの効果を発動! お前の巨大ネズミを破壊するぜ!」
巨大ネズミ 破壊!
はまじ「これで邪魔なモンスターはいなくなった! やっちまえ、無零怒!」
無零怒ATK2800 ダイレクト!
花輪「うっ!…」LP8000→5200
469:
はまじ「メイン2」
はまじ「九壱九に弍弍四をチューニング!」
☆☆☆☆+☆☆☆
はまじ「四つ、呼ぶのか誰が、我の名を」
はまじ「五つ、何時ぞやの恨みを乗せて……」
はまじ「六つ、無残に泣く人の子を救ってみせよう……カラクリ将軍!」
 「シンクロ召喚!」
はまじ「出陣、【カラクリ将軍 無零】!」
【カラクリ将軍 無零】
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2600/守1900
チューナー+チューナー以外の機械族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
自分のデッキから「カラクリ」と名のついたモンスター1体を
特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
表示形式を変更する事ができる。
はまじ「シンクロ召喚に成功した、無零の効果を発動!」
はまじ「デッキから、カラクリを特殊召喚するぜ!」
デッキ→カラクリ兵 弍参六
はまじ「一枚伏せて、ターンエンド!」□□■
花輪「エンドフェイズに伏せカードを発動するよ。【融合準備】」
【融合準備】
通常罠
(1):エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、自分の墓地の「融合」1枚を選んで手札に加える事ができる。
花輪「【古代の歯車究極巨人】を見せて、【古代の歯車巨人】を手札に加えるよ」□□□+□
はまじ「伏せカードはそれだったのか…」
はまじ
手札□□
LP8000
[ ] F
[弍参六] [無零] [無零怒] [カタストル] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔
470:
花輪「僕のターン!」□□□□+□
花輪「手札の【ハードアームドラゴン】の効果を発動! 【古代の歯車巨竜】墓地へ送り、このカードを特殊召喚!」□□□■■
【ハードアームドラゴン】
効果モンスター
星4/地属性/ドラゴン族/攻1500/守 800
このカードは手札のレベル8以上のモンスター1体を墓地へ送り、
手札から特殊召喚できる。
このカードをリリースして召喚に成功したレベル7以上のモンスターは、カードの効果では破壊されない。
花輪「そして、ハードアームドラゴンをリリース!」
 「アドバンス召喚!」
花輪「来い、【古代の機械巨人】!!」
【古代の機械巨人】
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
471:
はまじ「来やがったな」
花輪「バトルだ! 古代の機械巨人で攻撃! そして、攻撃宣言時に【サイクロン】を発動!」□□■
花輪「歯車街を破壊する!」
はまじ(クソ…古代の機械巨人は攻撃する間は、俺は魔法 罠を発動できねぇ…)
はまじ(単純だが確実にモンスターを出せる、強力な手だな)
歯車街 破壊!
花輪「破壊された歯車街の効果を発動! デッキから、【古代の機械巨竜】を特殊召喚!」
花輪「歯車、軋む、太古の機械、【古代の機械巨竜】!」
【古代の機械巨竜】
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手ライフに400ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、
相手ライフに600ポイントダメージを与える。
472:
花輪
手札□□
LP5200
[ ] F
[ ] [ ] [巨人] [巨竜] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
はまじ
手札□□
LP8000
[ ] F
[弍参六] [無零] [無零怒] [カタストル] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔
カタストルATK2200vs巨人ATK3000→カタストル 破壊!
はまじ「くっ…カタストルが!」LP8000→7200
花輪「機械の巨竜で攻撃!」
無零怒ATK2800vs巨竜ATK3000→無零怒 破壊!
はまじ「チッ…」LP7200→7000
473:
花輪「メイン2」
花輪「巨人と巨竜でオーバーレイネットワークを構築!」
花輪「狂気の旋律が殺人狂を躍らせる!」
花輪「さあ、ショータイムだ!」
 「エクシーズ召喚!!」
花輪「【No.15 ギミック・パペット-ジャイアント・キラー】!」
【No.15 ギミック・パペット-ジャイアント・キラー】
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/闇属性/機械族/攻1500/守2500
レベル8モンスター×2
自分のメインフェイズ1でこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを破壊する。
破壊したモンスターがエクシーズモンスターだった場合、
さらにそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。
花輪「ジャイアント・キラーの効果を発動! 相手のモンスターを破壊する!」
ジャイアント(2)→(1)
無零 破壊!
はまじ「おわっ!」
花輪「もう一撃! ジャイアント・キラーの効果を発動」
ジャイアント(1)→(0)
弍参六 破壊!
花輪「ターンエンドだよ」
花輪
手札□□
LP5200
[ ] F
[ ] [ ] [ジャイアント(守)] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
474:
はまじ「俺のターン!」□□+□
はまじ「……くっ!」
はまじ(逆転できるカードじゃなかった……)
はまじ(……このカードで引き込めるか?)
はまじ(よし、このカードに賭けるか!)
はまじ「【カラクリ解体新書】を発動!」□□■
【カラクリ解体新書】
永続魔法
「カラクリ」と名のついたモンスターの表示形式が変更される度に、
このカードにカラクリカウンターを1つ置く(最大2つまで)。
また、フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、
このカードに乗っているカラクリカウンターの数だけ
自分のデッキからカードをドローする。
475:
はまじ「【カラクリ参謀 弍四八】を召喚!」□■
【カラクリ参謀 弍四八】
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/機械族/攻 500/守1600
このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を守備表示にする。
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、フィールド上に存在するモンスター
1体の表示形式を変更する。
はまじ「効果で表示形式が変更されるぜ」
弍四八ATK→DEF
解体新書(0)→(1)
はまじ「そして、機械複製術を発動!」■
デッキ→弍四八×2
弍四八ATK→DEF
解体新書(1)→(2)
はまじ「解体新書の効果を発動! このカードを墓地に送り、ドローする」
解体新書→墓地
476:
はまじ「ドロー!」0+□□
はまじ「……チッ」
花輪「どうやら、お目当てのカードは引けなかったようだね」
はまじ「ふん…安心できるのも今のうちだぞ」
はまじ「二体の弍四八でオーバーレイネットワークを構築!」
はまじ「エクシーズ召喚! 【虚空海竜リヴァイエール】!!」
【虚空海竜リヴァイエール】
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/風属性/水族/攻1800/守1600
レベル3モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
除外されている自分または相手のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
はまじ「リヴァイエールの効果を発動!」
リヴァイ(2)→(1)
はまじ「除外されてる、モンスターを特殊召喚するぜ!」
はまじ「来い、サイバー・ヴァリー!」
除外→サイバー・ヴァリー
477:
はまじ「ヴァリーの効果を発動!」
ヴァリー、弍四八→除外!
はまじ「へっ……二枚ドローするぜ」
はまじ「はぁぁぁ〜〜…」
………パァァァァアア!!
花輪「出た…君たちの十八番」
はまじ「うぉぉぉ!! シャイニング……」
はまじ「ドロオォォォォッ!!」
□□+□□
478:
はまじ「来た!」
はまじ「【死者蘇生】を発動!」□□□■
カタストル 蘇生!
花輪「カタストル…それじゃあ、ジャイアント・キラーを突破出来ないよ」
はまじ「そんな事、百も承知だぜ!」
はまじ「【二重召喚】を発動!」□□■
はまじ「そして……」
はまじ「【ジャンク・シンクロン】を召喚!」□■
【ジャンク・シンクロン】
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
479:
はまじ「ジャンク・シンクロンの効果を発動! 墓地の壱七七を特殊召喚!」
はまじ「壱七七にジャンク・シンクロンをチューニング!」
☆☆+☆☆☆
 「シンクロ召喚!」
はまじ「【アクセル・シンクロン】!」
【アクセル・シンクロン】
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻 500/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「アクセル・シンクロン」を1ターンに1度しかS召喚できない。
(1):1ターンに1度、デッキから「シンクロン」モンスター1体を墓地へ送り、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを上げる。
●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを下げる。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
480:
花輪「シンクロチューナー………まさか!」
はまじ「さっしが良いな……行くぜ、俺の新しいアクセルシンクロを!」
はまじ「カタストルにアクセル・シンクロをチューニング!」
☆☆☆☆☆+☆☆☆☆☆
481:
はまじ「集いし力が拳に宿り、鋼を砕く意思と化す!光差す道となれ!」
 「アクセルシンクロ!」
はまじ「現れろ、【スターダスト・ウォリアー】!」
【スターダスト・ウォリアー】
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/戦士族/攻3000/守2500
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
(1):相手がモンスターを特殊召喚する際に、このカードをリリースして発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
(2):このカードの(1)の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動できる。
その効果を発動するためにリリースしたこのカードを墓地から特殊召喚する。
(3):戦闘または相手の効果で表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
エクストラデッキからレベル8以下の「ウォリアー」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
482:
花輪「スターダスト……ウォリアー…」
はまじ「見たか! これがアクセルシンクロの進化系…いや、完成形だ!」
花輪「……」
はまじ「スターダストの力を見せてやる。行くぞ! バトルだ!」
はまじ
手札□
LP7000
[ ] F
[ ] [リヴァイ] [スターダスト] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔
花輪
手札□□
LP5200
[ ] F
[ ] [ ] [ジャイアント(守)] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
はまじ「スターダストォォオ……フィスト!!」
ジャイアントDEF2500vsスターダストATK3000→ジャイアント 破壊!
483:
はまじ「続けて、リヴァイエールで攻撃だ!」
リヴァイエールATK1800 ダイレクト!
花輪(来た…)
花輪「ここだ!」
花輪「ダメージを受けたこの瞬間!」LP5200→3400
はまじ「!」
花輪「このカードを特殊召喚する! 来い、【冥府の使者ゴーズ】!」□■
【冥府の使者ゴーズ】
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500
自分フィールド上にカードが存在しない場合、
相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した時、受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。
●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」
(天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。
●カードの効果によるダメージの場合、
受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。
花輪「そして、カイエントークンを特殊召喚するよ」
カイエントークンATK1800 DEF1800
はまじ「ゴーズったあ、また懐かしい奴を使ってるな」
花輪「ふっ…古いカードは意外と強いものだよベイビー」
はまじ(……まあ、その通りだな)
484:
はまじ(ゴーズの厄介な所はダメージステップ中での特殊召喚である点…)
はまじ(そして、効果による特殊召喚だな。これはスターダストじゃあ無効にできねえ)
はまじ(まあ、ゴーズじゃあスターダストは突破できねえ…次のターンは大丈夫だな)
はまじ「ターンエンドだ!」
はまじ
手札□
LP7000
[ ] F
[ ] [リヴァイ] [スターダスト] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔
485:
花輪「僕のターン」□+□
花輪「!!……ふっ」
花輪「【帝王の烈旋】を発動!」□■
【帝王の烈旋】
攻魔法
「帝王の烈旋」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、
自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(1):このターン、アドバンス召喚のために自分のモンスターをリリースする場合に1度だけ、
自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドのモンスター1体をリリースできる。
花輪「これで、相手のモンスターでアドバンス召喚ができる!」
はまじ「させるか! 伏せカードを発動、【魔宮の賄賂】」
花輪「……嘘だろベイビー」
はまじ「へへっ、どんなもんだ」
【魔宮の賄賂】
カウンター罠
相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
相手はデッキからカードを1枚ドローする。
烈旋【1】→賄賂【2】
486:
はまじ「これで、烈旋の効果を無効にして、破壊だ!」
烈旋 破壊!
花輪「……ドローさせてもらうよ」□+□
花輪「…【トレードイン】を発動」■■
手札→剛地帝グランマーグ
花輪「二枚ドロー」0+□□
511:
花輪「……バトルだ」
花輪
手札□□
LP3400
[ ] F
[ ] [ ] [ゴーズ] [カイエン(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
はまじ
手札□
LP7000
[ ] F
[ ] [リヴァイ] [スターダスト] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
リヴァイエールATK1800vsゴーズATK2700→リヴァイエール 破壊!
はまじ「へへっ、痛かねぇぞ」LP7000→6100
花輪「メイン2」
花輪「一枚伏せて、ターンエンド」□■
花輪
手札□
LP3400
[ ] F
[ ] [ ] [ゴーズ] [カイエン(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
512:
はまじ「俺のターン!」□+□
はまじ「バトルだ!」
はまじ
手札□□
LP6100
[ ] F
[ ] [ ] [スターダスト] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
花輪
手札□
LP3400
[ ] F
[ ] [ ] [ゴーズ] [カイエン(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
ゴーズATK2700vsスターダストATK3000→ゴーズ 破壊!
花輪「……」LP3400→3100
はまじ「メイン2、カラクリ商人 一七七を召喚」□■
はまじ「【カラクリ屋敷】を手札に加えるぜ」□+□
はまじ「そして、一枚伏せてターンエンドだ」□■
はまじ
手札□
LP6100
[ ] F
[ ] [ ] [スターダスト] [一七七] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔
489:
花輪「僕のターン」
花輪「浜崎くん」
はまじ「……あんだよ」
花輪「さっきのターン、僕を倒せなかったのは痛かったね」
はまじ「………はぁ?」
花輪「浜崎くん、教えてあげるよ。君達の力は決して、特別な力じゃないんだよ」
はまじ「……さっきから、なに訳が分からない事を言ってんだよ」
花輪「HAHAHAッ! 少し、意地悪だったかな?」
花輪「まあ、つまりわね」
………パァァァァアア!!
490:
はまじ「!!…お前…どこでそれを」
花輪「まあ、細かい事は良いのさ」
花輪「行くよ…」
花輪「シャイニングドロー!!」
□+□
花輪「……」
はまじ「……」
花輪「……おぉ! 本当に来た」
はまじ「…何が来やがる」
花輪「ライフを半分払い…」LP3400→1700
花輪「【サイバネティック・フュージョン・サポート】を発動!」□■
【サイバネティック・フュージョン・サポート】
攻魔法
ライフポイントを半分払って発動できる。
このターン、自分が機械族の融合モンスターを融合召喚する場合に1度だけ、
その融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを
自分の手札・フィールド上・墓地から選んでゲームから除外し、
これらを融合素材にできる。
「サイバネティック・フュージョン・サポート」は1ターンに1枚しか発動できない。
花輪「これで、墓地のモンスターで融合が出来るよ」
491:
花輪「そして、最後の手札【パワー・ボンド】を発動!」■
花輪「墓地の【古代の機械巨人】と、二体の【古代の機械巨竜】を融合!!」
花輪「三つの歯車が噛み合い、超兵器が動き出す!」
花輪「振り下ろせ! 潰せ! 巨大な鉄拳!!」
 「融合召喚!!」
花輪「【古代の機械究極巨人】!!」
【古代の機械究極巨人】
融合・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4400/守3400
「古代の機械巨人」+「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動できない。
このカードが破壊された場合、自分の墓地の「古代の機械巨人」1体を選択し、
召喚条件を無視して特殊召喚できる。
ATK4400→8800
492:
花輪「行くぞ、バトルだ!」
花輪
手札0
LP1550
[ ] F
[ ] [ ] [究極巨人] [カイエン(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
はまじ
手札□□
LP6100
[ ] F
[ ] [ ] [スターダスト] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
スターダストATK3000vs究極巨人ATK8800
はまじ「はっ! 何が『さっきのターン、僕を倒せなかったのは痛かったね』だ!」
はまじ「古代の機械究極巨人の攻撃じゃあ、俺のライフを削れねえぞ!」
はまじ「そして削れきれなかった、お前はパワー・ボンドのダメージを受けて、お陀仏だぜ!!」
花輪「甘いねベイビー」
花輪「ダメージステップに入った、この瞬間。伏せカードを発動するよ」
花輪「【リミッター解除】!!」
はまじ「……へっ?」
493:
花輪「これで、全機械族の攻撃力を倍にするよ」
はまじ「攻撃力8800の……倍!!」
究極巨人ATK8800→17600
花輪「これで終わりだ!!」
スターダストATK3000
  VS
  究極巨人ATK17600
→スターダスト破壊!
はまじ「うおぉぉぉおお!!!」LP6100→0
494:




はまじ「……クソ、まけちまったか」
花輪「すまないね、勝ってしまって」
はまじ「けっ…謝んなよ」
花輪「……」
はまじ「……そんな事より、お前はボスを捜しに行かないのか?」
495:
花輪「あぁ…ボスね……別に僕はいいんだ。僕が、ボスを倒すってストーリーは無いからね」
はまじ「ストーリー? なんだそれ」
花輪「……そうか、君はまだ自分が何者かを知らない…いや、思い出せてないんだね」
はまじ「?」
花輪「そうだな……君に分かりやすいるうに少し、おとぎ話をしようかな」
はまじ「おとぎ話だと…」
花輪「まあ、落ち着いて聞いててよ」
496:
──昔々 ある所に、お姫様が いました。
──その お姫様は とある王子様が 好きなのです。
──お姫様は 王子様の 気を引こうとして さまざまな事をしました。
──王子様が好きそうな 服を来たり。
──王子様が好きな 遊びを真似したり、とにかく色んな事をしました。
──しかし、王子様は お姫様に 振り向く事はありませんでした。
『自分じゃあ、ダメなんだ』
──お姫様は そう考えるようになりました。
497:
──お姫様は 悲しくなり 泣きながら河原を 歩いていました。
──ふっと お姫様は 不思議な物を 見つけました。
──それは 誰しもが おとぎ話で 見たことがある ″恐ろしい呪具″ なのです。
──お姫様は その呪具が 本物とは 思わずに よく出来たオモチャだと 思いました。
498:
──しかし
499:
──手に取ってみると 呪具の恐ろしさ そして……
──自らの 欲望を全て叶える力がある。その事が 分かった。
500:
──その日
──お姫様 怪物へと 変わった。
501:
──次の日 お姫様は その呪具を持って 道化と人形師、博士達のもとへと向かいました。
「……あぁ、姫か」
──道化が なんだぁと 声を出します。
「あら、姫さん。今日は王子くんと、詐欺師くんは来ないそうよ」
──人形師は 優しく 伝えます。
『………』
「姫? なんだか具合が悪そうだけど、何かあったの?」
──博士は 何かをさっして 心配しました。
502:
『いえ…具合は悪く無いわ。むしろ……』
『絶好調よ!!』
【Duel Disk standby!】ガシャン!




花輪「三人は勝負に負けた…」
花輪「怪物は、三人に力と自分の記憶…考え…そして、それぞれに役割を与えた」
花輪「道化には、ストーリーを進める″語り部″に」
花輪「人形師には、ピンチを造り、お姫様を引き立たせる″悪魔″に」
花輪「博士には、仲間を増やし、攻略する為のダンジョンを造る″魔術師″に」
花輪「……こうして、三人は怪物の夢を叶えるための道具となり…ストーリーは動き始めましたとさ」
503:
はまじ「……なんだよ、その物語は…」
花輪「まあ、かい摘んで話すと…この騒動の発端はこんな感じだよ」
はまじ「なあ……」
花輪「なんだい?」
はまじ「その姫は…怪物は…何者だ」
花輪「……」
はまじ「怪物は……誰なんだ!!」
花輪「……」
花輪「怪物は……」
504:




コッ…
コッ…
コッ…
コッ…
まる子「……あっ」
────────
花輪「ボスは…」
────────
コッ…
コッ…
506:
コッ…
コッ…
まる子「みぎわさん」
みぎわ「あら、無事だったのね」
花輪「【みぎわ 花子】」
第十九話 完
522:
第二十話『ボス、現る』
花輪「ボスは、みぎわ 花子」
はまじ「みぎわが…ボスだと」
花輪「……あぁ、そうだよ」
はまじ「みぎわが…」
はまじ「……なんで」
花輪「……僕が悪いんだ」



523:
みぎわ「あら……さくらさん。無事だったのね」
まる子「みぎわさんも無事なんだね」
まる子「いやぁ〜、あんた! 無事でよかったよ」
みぎわ「……」
まる子「?…みぎわさん、」
みぎわ「……ねえ、さくらさん」
まる子「ん? なになに。なんかあんの?」
みぎわ「あなた、穂波さんに会ったのよね」
まる子「!……」
524:
みぎわ「あぁ…やっぱり、会ったのね」
まる子「……うん」
みぎわ「それで、闘って勝ったのね?」
まる子「う…うん」
みぎわ「……穂波さん…」
まる子「……くよくよしても仕方ないよ。だから……」
みぎわ「まったく…」
まる子「え?」
525:
みぎわ「使えないわぁ」
526:
まる子「!!…みぎわ…さん……?」
みぎわ「現環境デッキ使っているのに、旧時代の中堅デッキに負けるなんて……」
みぎわ「本当に使えないわ」
まる子「あんた! なに言ってんのさ!!」
ガシッ!!
まる子「……」
みぎわ「……」
みぎわ「……離しなさいよ」
まる子「あんた…何考えてんのさ」
みぎわ「離しなさいよ!!」
バチン!
まる子「っ!」
みぎわ「まったく、ドイツもコイツも使えないわ」
みぎわ「始末しろって言ってんのに、始末できない奴らばっかで困るわ……ハァ」
まる子「始末……あんた、まさか」
みぎわ「あら、サッシがついたのね」
まる子「……藤木や笹山さんが言ってた…ボス?」
みぎわ「その通りよ、この私がボスよ!!」
527:
まる子「あんたが…ボス」
まる子「あんたが……」ギリッ!
まる子「あんた!」
みぎわ「……ん?」
まる子「何が目的なのさ! 何でこんな事したのさ!」
みぎわ「あら、聞きたいの?」
まる子「とっとと言いなよ!」
みぎわ「私には物語があるの」
まる子「も、物語……?」
528:
みぎわ「そうよ、素晴らしい物語なのよ!」
みぎわ「私と花輪くんが結ばれる物語…」
まる子「あんたと……花輪くんが?」
みぎわ「そうよ、私と花輪くん……お姫様と王子様の大冒険の物語」
まる子「……」
みぎわ「みんなでピンチを乗り越えて大冒険をするの」
みぎわ「仲間達が次々と倒れてく中、お姫様と王子様は最後に敵に打ち勝つの!」
みぎわ「………って筋書きだったんだけど」
まる子「……」
みぎわ「あんたはいつまでも倒れなかった……」
まる子「……」
529:
みぎわ「用意するの……大変だったのよ」
みぎわ「綿密に計画を立てたり」
みぎわ「敵は巨大な悪だと思わせる為に……部下をかき集めて」
みぎわ「その悪に立ち向かう為にあなた達を集めるのも苦労したわ…」
みぎわ「そうそう! それから、花輪くんを焚きつけるために、花輪くんの使用人とかも洗脳したわね」
まる子「……」
みぎわ「途中でいろんな計画変更があったわ…」
みぎわ「まず……野口さんと山田が、長山達に勝ったのは誤算だったわ」
みぎわ「タッグデュエルでやられた二人の仇を取ろうと、私が闘う計画がおじゃんよ」
530:
みぎわ「他にもいろいろあったけど……ゆっくり話してるのはまどろっこしいわ」
まる子「!」
みぎわ「もうあなたは、この物語には要らないのよ」
みぎわ「さくらさん、構えなさい」
【Duel Disk standby!】ガシャン!
【Mode : #ゅ・輔≠ Duel】
みぎわ「あんたを倒して、私の物語を完成させる!!」
みぎわ「あなた達のせいで遅れを取った物語を終わらせる!! ハッピーエンドにする!」
まる子「あんた……狂ってるよ」
【Duel Disk standby!】ガシャン!
まる子「みぎわさん…容赦しないよ!」
まる子「デュエル!!」
  VS
  みぎわ「デュエル!!」
531:




永沢「……」
永沢「……!」ピク
永沢「ボスが…みぎわが動いたか」
永沢「……闘うのは、さくらだな」
永沢「……」
永沢「……」
永沢「…この闘いで物語の最後のページが埋まる」


532:
みぎわ「私の先攻!」□□□□□
みぎわ「【転回操車】を発動!」□□□□■
【転回操車】
フィールド魔法
「転回操車」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに機械族・地属性・レベル10モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから攻撃力1800以上の機械族・地属性・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたモンスターのレベルは10になる。
この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは0になる。
(2):自分の手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから機械族・地属性・レベル10モンスター1体を手札に加える。
みぎわ「転回操車の″第2″の効果を発動! 手札を墓地へ送り」□□□■
手札→バトレイン
みぎわ「デッキから、【重機貨列車デリックレーン】を手札に加えるわ」□□□+□
みぎわ「そして、【夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】を召喚するわ」□□□■
【夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードはデッキから特殊召喚できない。
また、このカードはリリースなしで召喚できる。
この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は0になる。
みぎわ「デリックレーンを特殊召喚!」□□■
【重機貨列車デリックレーン】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻2800/守2000
「重機貨列車デリックレーン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに機械族・地属性モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。
(2):X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
533:
みぎわ「行くわよ、デリックとエクスプレス・ナイトでオーバーレイネットワークを構築!」
みぎわ「愛よ!」
 「勇気よ!」
 「希望よ!」
みぎわ「愛と勇気と希望の名の下に! マジカルプリンセス☆ホーリーアップ!」
 「エクシーズ召喚!」
みぎわ「強固なる愛、【No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ】」
【No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ】
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/地属性/機械族/攻3200/守4000
レベル10モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、
そのモンスター以外のカードの効果を受けない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
みぎわ「一枚伏せて、ターンエンド」□□■
みぎわ「そして、墓地に送られたバトレインの効果を発動。デッキからエクスプレス・ナイトを手札に加えるわ」□□+□
みぎわ
手札□□□
LP8000
[転回操車] F
[ ] [ ] [ドーラ(守)] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
534:
まる子「あたしのターン!」□□□□□+□
まる子「【スクラップ・ファクトリー】を発動!」□□□□□■
みぎわ「ドーラの効果を発動するわ」
ドーラ(2)→(1)
みぎわ「ドーラを無敵にするわ」
ドーラ 無敵化!
みぎわ「そして、エクシーズ素材として墓地に送られたデリックレーンの効果を発動!」
みぎわ「あんたのファクトリーを破壊する!!」
ファクトリー 破壊!
まる子「くっ…」
535:
みぎわ「フン、どうよ」
まる子「甘いね!!」
まる子「こっちが本命だよ、二枚の【補給部隊】を発動!」□□□■■
まる子「そんでもって、【スクラップ・シャーク】を召喚!」□□■
まる子「そして、【スクラップ・スコール】を発動!」□■
まる子「スコールで、【スクラップ・サーチャー】を墓地送るよ」
デッキ→サーチャー 墓地へ
まる子「そんでドロー」□+□
まる子「そして、スクラップ・シャークを破壊する!」
シャーク 破壊!
まる子「補給部隊、破壊されたシャーク、墓地のサーチャーの効果を発動するよ」
補給部隊【1】→補給部隊【2】→シャーク【3】→サーチャー【4】
まる子「サーチャーを特殊召喚!」
サーチャー 復活!
まる子「シャークの効果で、スクラップ・ビーストを墓地へ送るよ」
まる子「二枚の補給部隊でドロー!」□□+□□
デッキ→ビースト 墓地
536:
まる子「一枚伏せて、ターンエン…」□□□■
みぎわ「待った! 伏せカードを発動するわ! 【リビングデッドの呼び声】!!」
みぎわ「墓地のデリックを特殊召喚!」
デリックレーン 蘇生!
みぎわ「そして、転回操車の″第1″効果を発動!」
まる子「第1 の効果……デッキから下級のモンスターを特殊召喚」
みぎわ「そう! デッキから、レベル4のモンスターをレベル10にして特殊召喚するのよ!」
みぎわ「来な! バトレイン!」
デッキ→バトレイン
バトレイン 星4→10
まる子「レベル10が二体…マズイね」
まる子
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [サーチャー(守)] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [補給] [補給] 魔
537:
みぎわ「私のターン!」□□□+□
まる子「……来るか」
みぎわ「行くわよ!」
みぎわ「 二体でオーバーレイネットワークを構築!!」
みぎわ「愛よ!」
 「勇気よ!」
 「希望よ!」
みぎわ「愛と勇気と希望の名の下に! マジカルプリンセス☆ホーリーアップ!」
 「エクシーズ召喚!」
みぎわ「強力なる勇気、【超弩級砲塔列車 グスタフ・マックス】」
【超弩級砲塔列車 グスタフ・マックス】
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/地属性/機械族/攻3000/守3000
レベル10モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手ライフに2000ポイントダメージを与える。
538:
まる子「くっ…伏せカードを発動! 【激流葬】!!」
みぎわ「チェーン! ドーラの効果を発動!」
ドーラ(1)→(0)
激流葬【1】→ドーラ【2】
みぎわ「ドーラで、グスタフを守るわ」
グスタフ 無敵化!
まる子「… 激流葬で全てのモンスターを破壊する」
ドーラ 破壊!
サーチャー 破壊!
まる子「補給部隊でドロー」□□□+□□
539:
みぎわ「フン、そんなぐらいじゃあ私は止まらないわよ。グスタフの効果を発動!」
グスタフ(2)→(1)
みぎわ「さくらさん」
まる子「!?」
みぎわ「歯を食いしばりなさい!」
まる子「……」
みぎわ「これは痛いわよ」
みぎわ「喰らえ!」
みぎわ「ビィィックキャノン!!」
LP8000→6000
540:
ドクンッ!!
541:
まる子「〜〜ッ!」
まる子「…ぅぅ」
まる子「ゴフッ!」
まる子「ギャァァアアア!!!」
みぎわ「フハハハハッ!!」
まる子「がぁ…ぁ…」
まる子(なんだ…今までとは、痛みが桁違いだ!)
542:
みぎわ「どうよ? 痛いかしら?」
まる子「あ、あんた何したのさ…」
みぎわ「ちょーっと、ゲームの設定をいじったのよ」
みぎわ「全てが″超弩級″になるようにね」
まる子「超…弩級?」
みぎわ「そう! 全てが超強化さたのよ」
みぎわ「ソリッドビジョンの映像演出も、音声も、痛みも」
みぎわ「敗者への罰までも」
まる子「!!」
みぎわ「ぜーんぶ強化したのよ!!」
まる子「……」
みぎわ「このゲームの恐ろしいさ……とくと味わいなさい!」
543:
みぎわ「 エクシーズ素材として墓地へ送られたデリックレーンの効果を発動!」
みぎわ「あんたの補給部隊を破壊するわ」
補給部隊 破壊!
まる子「くっ!」
みぎわ「……」
みぎわ(そうね、もう一体ドーラかグスタフを出したいけど…)
まる子「……」
みぎわ(ドーラの攻撃力はファクトリーがある時のツインと同じ…特攻、もしくは聖杯で突破されるわね)
みぎわ(やっぱり、ドーラは守備で出した方が強固な壁になるわね)
みぎわ(グスタフを出して、よりダメージを与えるのも良いけど…)
みぎわ「ん〜…」
みぎわ(手札にバトルフェーダーがいたら次のターンのリカバリーが難しいわね)
みぎわ「そ・れ・じゃ・あぁ〜」
みぎわ「お楽しみのバトルと行きましょうか!?」
みぎわ「グスタフで攻撃!!」
みぎわ
手札□□□□
LP8000
[転回操車] F
[ ] [ ] [グスタフ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札□□□□□
LP6000
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [補給] [ ] 魔
まる子「手札から、【バトルフェーダー】の効果を発動!」□□□□■
まる子「このカードを特殊召喚して、バトルを終わらせるよ!!」
バトル強制終了ッ!
544:
みぎわ(やっぱりあったのね)
みぎわ「メイン2よ、エクスプレス・ナイトを召喚」□□□■
みぎわ「そして、デリックレーンを特殊召喚」□□■
みぎわ「二体でオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚! スペリオル・ドーラ!!」
みぎわ「一枚伏せる。ターンエンドよ」□■
みぎわ
手札□
LP8000
[転回操車] F
[ ] [ ] [グスタフ] [ドーラ(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [?] [ ] 魔
545:
まる子「あたしのターン!」□□□□+□
まる子「【スクラップ・キマイラ】を召喚!」□□□□■
まる子「キマイラの効果を発動! 墓地のスクラップ チューナーのビーストを特殊召喚!」
みぎわ「チェーンよ! ドーラの効果を発動! ドーラを無敵にするわ」
キマイラ【1】→ドーラ【2】
みぎわ「ドーラの効果で、ドーラを無敵に……次はキマイラの効果でビーストを特殊召喚ね」
みぎわ「この一連の処理が終わった瞬間! エクシーズ素材として、墓地へ送られたデリックレーンの効果を発動!」
みぎわ「あんたのビーストを破壊するわ!」
ビースト 破壊!
まる子「…補給部隊でドロー」□□□□+□
546:
まる子「ふっ…あんたまた引っかかったね」
みぎわ「?……なによ」
まる子「あたしの本命はコッチだよ!」
まる子「【テラフォーミング】を発動! スクラップ・ファクトリーを手札に加えるよ」□□□□■+□
まる子「そんで、ファクトリーを発動!」□□□□■
まる子「そんでもって、二枚目のスクラップ・スコールを発動!」□□□■
デッキ→ゴブリン 墓地
まる子「ドロー!」□□□+□
まる子「そして、キマイラを破壊!!」
まる子「スクラップが破壊されたから、ファクトリーの効果を発動!」
まる子「デッキから【スクラップ・ゴーレム】を特殊召喚!」
まる子「ゴーレムの効果を発動! 墓地のスクラップを特殊召喚するよ」
まる子「来い、【スクラップ・ゴブリン】!」
547:
まる子「行くぞ、ゴーレムにゴブリンをチューニング!!」
☆☆☆☆☆+☆☆☆
まる子「赤錆の山より翼を広げて今! 飛び立て!!」
 「シンクロ召喚!!」
まる子「【スクラップ・ドラゴン】!!」
【スクラップ・ドラゴン】
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを
1枚ずつ選択して発動する事ができる。
選択したカードを破壊する。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
548:
まる子「スクラップ・ドラゴンの効果を発動! バトルフェーダーとあんたの伏せカードを破壊するよ!!」
バトルフェーダー 破壊!
[?]→【臨時ダイヤ】
まる子「げぇ、それは!」
みぎわ「破壊された【臨時ダイヤ】の効果を発動!!」
【臨時ダイヤ】
通常魔法
自分の墓地から攻撃力3000以上の
機械族モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。
「臨時ダイヤ」は1ターンに1枚しか発動できない。
また、セットされたこのカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の機械族・レベル10モンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
みぎわ「墓地のエクスプレス・ナイトを手札に加えるわ」□+□
549:
まる子「くっ…バトル! スクラップ・ドラゴンで攻撃!」
まる子
手札□□□□
LP6000
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ドラゴン] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [補給] [ ] 魔
みぎわ
手札□□
LP8000
[転回操車] F
[ ] [ ] [グスタフ] [ドーラ(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [ ] [ ] 魔
グスタフATK3000vsスクラップドラゴンATK3000→相打ち!
まる子「破壊されたスクラップ・ドラゴンの効果を発動! 墓地のスクラップを特殊召喚!」
みぎわ「!!」
墓地→ゴーレム
みぎわ「まさか、特攻でも発動するなんて…」
550:
まる子「メイン2、ゴーレムの効果を発動!」
墓地→ゴブリン
まる子「ゴーレムに、ゴブリンをチューニング!」
☆☆☆☆☆+☆☆☆
まる子「シンクロ召喚! スクラップ・ドラゴン!」
まる子「そして、手札の【スクラップ・オルトロス】の効果を発動! このカードを特殊召喚!」□□□■
まる子「さらにオルトロスの効果が発動! フィールドのスクラップを破壊する!!」
オルトロス 自爆!
まる子「そして、破壊されたオルトロスの効果を発動! チェーンして、サーチャーを発動!」
オルトロス【1】→サーチャー【2】
まる子「まず、サーチャーを特殊召喚!」
サーチャー 復活!
まる子「次にオルトロス。墓地のスクラップを手札に加えるよ」
まる子「キマイラを手札に」□□□+□
まる子「スクラップ・ドラゴンの効果を発動!!」
みぎわ「マズイ! 第二打が来る」
まる子「あんたの転回操車と、あたしのサーチャーを破壊するよ!」
転回操車 破壊!
サーチャー 破壊!
みぎわ「転回操車が!!」
まる子「どんなもんだい、一枚伏せてターンエンド!」□□□■
みぎわ「グスタフのエクシーズ素材だった、バトレインの効果を発動。デッキから、デリックレーンを手札に加えるわ」□□+□
まる子
手札□□□
LP6000
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ドラゴン] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
551:
みぎわ「やってくれたじゃないの…」
みぎわ「私の計画だけじゃなく、フィールドまでもメチャメチャにして …」
みぎわ「許せないわ」
まる子「さきにメチャメチャにしたのはあんたじゃん!!」
まる子「くだらない理由でこんな事して!!」
みぎわ「……くだらない?」
552:
まる子「そうだよ! 自分が幸せになるために人を不幸にして…」
まる子「あんた何様のつもりだよ!!」
みぎわ「……くだらない?」
みぎわ「あなたに…」
まる子「?」
みぎわ「本気で恋をしたことが無いあなたに……」
みぎわ「私のッ!! なにがッ!」
みぎわ「分かるのよォォォオオ!!」
まる子「……」
みぎわ「……」
553:
みぎわ「ぶっ潰す…私のターン!!!」
みぎわ「ふん!」
……パァァァァアアアアアア!!!
まる子「がぁ! ま、まぶしい」
みぎわ「……」
まる子「そ、その光は…」
まる子(シャイニングドロー……)
みぎわ「……シャイニング」
まる子(なんて光だよ。今までの奴とは桁違いだね)
554:
みぎわ「ドォロォォォオオオ!!!!」
555:
みぎわ「……」□□□+□
まる子「……」
みぎわ「……ふん」
みぎわ「さくらさん」
まる子「……」
みぎわ「絶望しなさい!」
まる子「!」
みぎわ「エクスプレス・ナイトを召喚!」□□□■
みぎわ「そして、デリックレーンを特殊召喚!」□□■
みぎわ「この効果で特殊召喚したら、攻守が半分になるわ」
ATK2800/DEF2000→ATK1400/DEF1000
みぎわ「そ・し・てぇ! 手札から、【地獄の暴走召喚】を発動!」□■
【地獄の暴走召喚】
攻魔法
相手フィールド上に表側表示でモンスターが存在し、自分フィールド上に
攻撃力1500以下のモンスター1体が特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
その特殊召喚したモンスターと同名モンスターを自分の手札・デッキ・墓地から
全て攻撃表示で特殊召喚する。
相手は相手自身のフィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
そのモンスターと同名モンスターを相手自身の手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する。
みぎわ「墓地から、二体のデリックレーンを特殊召喚!」
墓地→デリックレーン×2
まる子「あたしゃ、墓地のスクラップ・ドラゴンを特殊召喚させてもらうよ」
墓地→スクラップ・ドラゴン
556:
みぎわ「かまわないわよ、スグに壊滅させてあげるわ」
みぎわ「エクスプレス・ナイトとデリックレーンでオーバーレイネットワークを構築!!」
みぎわ「エクシーズ召喚! グスタフ・マックス!!」
みぎわ「もういっちょエクシーズ召喚! グスタフ・マックス!!」
みぎわ「グスタフの効果を発動!」
グスタフ(2)→(1)
みぎわ「砲撃開始ッ!」
まる子「ぐわぁぁああ!!」LP6000→4000
みぎわ「そしてデリックレーンの効果で、あんたのファクトリーを破壊するわ!」
ファクトリー 破壊!
557:
みぎわ「ドーラを攻撃表示にして…」
みぎわ「さあ、バトルよ!」
みぎわ
手札□
LP8000
[ ] F
[ ] [グスタフ] [グスタフ] [ドーラ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札□□□
LP4000
[ ] F
[ ] [ ] [ドラゴン] [ドラゴン] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
みぎわ「やっちまえ! グスタフッ!!」
ドラゴンATK2800vsグスタフATK3000→ドラゴン 破壊!
まる子「くっ、は…破壊されたスクラップ・ドラゴンと…補給部隊の効果を発動!」LP4000→3800
補給部隊【1】→ドラゴン【2】
まる子「スクラップ・ドラゴンで、墓地の…スクラップを特殊召喚」
スクラップ・ゴブリン 蘇生!
まる子「補給部隊でドロー…」□□□+□
558:
みぎわ「ドーラで攻撃!!」
ドラゴンATK2800vsドーラATK3200→ドラゴン 破壊!
まる子「スクラップ・ドラゴンで、墓地のゴーレムを特殊召喚…するよ」LP3800→3400
ゴーレム 蘇生!
みぎわ「グスタフで攻撃!」
ゴーレムDEF1400vsグスタフATK3000→ゴーレム 破壊!
みぎわ「メイン2、グスタフの効果を発動!」
グスタフ(2)→(1)
まる子「がぁあぁああッ!!」LP3400→1400
まる子「……ぁあ…あ」
 ダメだ……
 意識が…遠くなっ……て…
ドサッ…
まる子「……」
559:
みぎわ「デリックレーンの効果を発動。スクラップ・ゴブリンを破壊するわ」
みぎわ「ターンエンドよ」
みぎわ「さあ、さくらさん。あなたのターンよ、さっさと引きなさい」
みぎわ「まあ…」
まる子「………」
みぎわ「出来ないでしょうがね」
みぎわ
手札□
LP8000
[ ] F
[ ] [グスタフ] [グスタフ] [ドーラ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [ ] [ ] 魔
560:
次回、ちびまる子ちゃんは
「まる子、闇の決闘をする」の巻き
だよ。お楽しみね!
565:
──あぁ、早く引かなきゃ…早く引かないと……
──ハハ、ダメだ指一本も動かせないよ……
──くそっ…
 ……な…
──?…声が聞こえる?
──気のせいかな?
566:
 が……で……みぎわに
──やっぱし聞こえる…
 みんな大変だ! さくらがピンチだ!
──?…この声……藤木の?
567:
 ズバリ! さくらさん!
──!…丸尾くん!
 ズバリ! お助けしますよ!!
 アハハハッ! 行くぞぉ〜
 クックッ、腕かなるね…
──……なんでだろう、みんなの声が聞こえる!
 みぎわに喝を入れてやるぞ!
──なんだろう……
 ズバリ! これが年貢の納め時でしょう!
──すごく
 アハハッ、マハミヤノマ同盟 出撃だじょお〜
 ケッケッケ…
──勇気が湧いてくるね



568:
まる子「……」
みぎわ「……」
みぎわ「………ハァ」
みぎわ「……終わりね、デュエル終了」
【まだ決着がついていません。 本当に終わらせますか?】
【Yes/No】
みぎわ「……イエスよ」
『ちょっと待ちなよッ!!』
みぎわ「!!」
まる子「あたしゃまだ闘えるよ!!」
569:
みぎわ「なんで……動けるのよ! 意識は無かったのかはずなのに」
まる子「あたしのターン、ドロー!」□□□□+□
まる子「あたしゃ、【貪欲な壺】を発動!」□□□□■
【スクラップ・シャーク】
【スクラップ・ゴーレム】
【スクラップ・ドラゴン】
【スクラップ・ドラゴン
【スクラップ・オルトロス】
→デッキ
まる子「この五体を戻して二枚ドローするよ!」
570:
 『アハハッ! 野口! 行くじょお〜』
 『クックックッ、山田、足引っ張んないでおいてよ…』
571:
まる子「ドロー!!」□□□□+□□
まる子「!! このカードは…」
まる子「……山田、野口さん…あんたらの力を少し借りるよ!」
まる子「あたしゃ、スケール1の【星読みの魔術師】と…」□□□□□■
【星読みの魔術師】
ペンデュラム・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2400
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法カードを発動できない。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カード
または「オッドアイズ」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体のみが
相手の効果で自分の手札に戻った時に発動できる。
その同名モンスター1体を手札から特殊召喚する。
まる子「スケール8の【時読みの魔術師】をペンデュラムゾーンにセッティング!!」□□□□■
【時読みの魔術師】
ペンデュラム・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守 600
【Pスケール:青8/赤8】
自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこのカードを発動できる。
(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、
相手はダメージステップ終了時まで罠カードを発動できない。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カード
または「オッドアイズ」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
【モンスター効果】
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
1ターンに1度、自分のPゾーンのカードは相手の効果では破壊されない。
572:
みぎわ「ペンデュラムモンスター?!」
まる子「行くぞ!」
山田『天に輝け!』野口 『光のアーク!』
【1】PENDULUM【8】
まる子「ペンデュラム召喚!!」
まる子「スクラップ・ゴーレム!!」□□□■
まる子「そして、【H・C 強襲のハルベルト】!」□□■
【H・C 強襲のハルベルト】
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 200
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
デッキから「ヒロイック」カード1枚を手札に加える。
573:
まる子「スクラップ・ゴーレムの効果を発動!」
まる子「スクラップ・サーチャーをあんたの場に特殊召喚させてもらうよ!!」
サーチャー→みぎわ
まる子「そして、サーチャーの効果が発動!」
まる子「サーチャーはね…特殊召喚されたら、スクラップ以外を破壊する効果があるんだよ!!」
みぎわ「!」
みぎわ「くっ…チェーン! ドーラの効果を発動!」
サーチャー【1】→ドーラ【2】
みぎわ「ドーラで……ドーラを守るわ!!」
まる子「サーチャーで、あんたのモンスターを破壊するよ!」
グスタフ×2 破壊!
みぎわ「くっ……グスタフが!」
まる子「次にスクラップ・キマイラを召喚! 墓地のビースト特殊召喚するよ!」□■
まる子「ゴーレムにビーストをチューニング!」
☆☆☆☆☆+☆☆☆☆
まる子「赤錆の山より、翼を広げて、今! 飛びたて!」
 「シンクロ召喚!」
まる子「【スクラップ・ツイン・ドラゴン】!!」
まる子「おっしゃあ!! これから逆転勝ちしてやるよ!」
574:
まる子「バトル! ハルベルトで攻撃!」
まる子
手札□□
LP1800
[ ] F
[ ] [ハルベルト] [キマイラ] [ツイン] [ ] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
みぎわ
手札□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [サーチャー] [ドーラ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [ ] [ ] 魔
サーチャーATK100vsハルベルトATK1800→サーチャー 破壊!
みぎわ「うがぁ!!」LP8000→6300
まる子「戦闘でダメージを与えた時、ハルベルトの効果を発動!」
まる子「デッキから、ヒロイックを手札に加えるよ!」□+□
デッキ→ハルベルト 手札
まる子「よし! 次はツインで攻撃!」
ドーラATK3200vsツインATK3000→ツイン 破壊!
みぎわ「?…特攻ね。なにを考えてるのかしら」
まる子「ぐっ…ツインと補給部隊の効果を発動!」LP1800→1600
補給部隊【1】→ツイン【2】
まる子「ツインで、墓地のスクラップを特殊召喚!」
ゴーレム 蘇生!
まる子「補給部隊でドロー!」□□+□
みぎわ(あら、ドローするために特攻したのね……)
みぎわ(でも、たかが一枚よ)
575:
まる子「メイン2、スクラップ・ゴーレムの効果を発動! 墓地のスクラップを特殊召喚!」
ビースト 蘇生!
まる子「ゴーレムにビーストをチューニング!」
☆☆☆☆☆+☆☆☆☆
まる子「シンクロ召喚! 【浮鵺城】!!」
【浮鵺城】
シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/機械族/攻 0/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル9モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
召喚・特殊召喚されたレベル8以下のモンスターは、
そのターンには攻撃できない。
まる子「浮鵺城の効果を発動! 墓地のレベル9のツインを特殊召喚するよ!!」
ツイン 復活!
まる子「そんで、次はハルベルトとキマイラで、オーバーレイネットワークを構築!!」
576:
 『ズバリ! わたくしの出番でしょう!』
577:
まる子「今、境涯に……」
丸尾『一筋の希望が降り立つ! 』
まる子「暗闇を照らす…」
まる子 丸尾「『光となれ!!』」
 『「エクシーズ召喚!」』
まる子「【No.39 希望皇ホープ】!」
【No.39 希望皇ホープ】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000
レベル4モンスター×2
自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、 このカードを破壊する。
まる子「一枚伏せて、ターンエンドだよ」□□■
まる子
手札□□
LP1600
[ ] F
[ ] [ホープ] [浮鵺城(守)] [ツイン] [ ] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [?] [?] [補給] [ ] 魔
578:
みぎわ(どうする…この手札で……)
みぎわ「……」
みぎわ「とにかく、今は引くしかないわね」
みぎわ「…私のターン!」□+□
みぎわ「!」
みぎわ「よし…」
みぎわ「貪欲な壺を発動!」□■
【エクスプレス・ナイト】
【デリックレーン】
【バトレイン】
【グスタフ・マックス】
【グスタフ・マックス】
→デッキ
みぎわ「五体を戻して、ドローするわ!!」
579:
みぎわ「ドロー!!」□+□□
みぎわ「!……来た」
みぎわ「私は【エクシーズ・シフト】を発動!」□□■
【エクシーズ・シフト】
通常魔法
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターと同じ種族・属性・ランクで
カード名が異なるモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚し、
このカードを下に重ねてエクシーズ素材とする。
この効果で特殊召喚したモンスターは、エンドフェイズ時に墓地へ送られる。
「エクシーズ・シフト」は1ターンに1枚しか発動できない。
みぎわ「ドーラをリリースして、種族 属性 ランクが同じモンスターを特殊召喚するわ!」
ドーラ リリース!
みぎわ「ドーラで、オーバーレイネットワークを再構築!!」
みぎわ「エクシーズ召喚! グスタフ・マックス!」
580:
みぎわ「グスタフの効果を発動!」
グスタフ(1)→(0)
みぎわ「グスタフッ! 発射!!」
まる子「チェーン! 伏せカードを発動! 【禁じられた聖杯】!!」
グスタフ【1】→聖杯【2】
まる子「聖杯で、あんたのグスタフの効果を無効にして、攻撃力をアップさせるよ!!」
グスタフ 無効!
ATK3000→3400
581:
みぎわ「ふーん…それじゃあ…」
みぎわ「よし、バトルよ!!」
みぎわ
手札□□
LP6300
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [グスタフ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札□□
LP1600
[ ] F
[ ] [ホープ(守)] [浮鵺城(守)] [ツイン] [ ] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
まる子「ホープの効果を発動! 攻撃を無効にするよ!!」
ホープ(2)→(1)
まる子「ムーンバリアー!!!」
グスタフ 攻撃無効!
みぎわ「まあ、今はこれで良いわね」
みぎわ「ターンエンドよ」
みぎわ「エンドフェイズにグスタフが墓地に送られるわ」
グスタフ 墓地へ
みぎわ(さくらさんのライフはグスタフの射程内に入ってるわ)
みぎわ(そして、そのグスタフはさっき補充した…)
みぎわ「この勝負もらったわね」
みぎわ
手札□□
LP6300
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [リビデ] [ ] [ ] 魔
582:
まる子「あたしのターン!」□□+□
まる子「……よし! ホープを攻撃表示に変更!!」
まる子「バトル! 一斉攻撃!!」
みぎわ「待った! 手札から、【除雪機関車 ハッスル・ラッセル】の効果を発動!」□■
みぎわ「このカードを特殊召喚するわ! そして、私の魔法 罠を破壊!」
リビデ 破壊!
みぎわ「そしてダメージを与えるわ」
まる子「うっ…っ!」LP1600→1400
583:
まる子「メ…メイン2」
まる子「【ミラクルシンクロフュージョン】を発動!」□□■
まる子「場のツインと墓地のハルベルトで融合!」
まる子「波動が私を後押しし勝利の道へと進ませる……」
ツイン(ドラゴン シンクロ)+ハルベルト(戦士族)
 「融合召喚!!」
まる子「【波動龍騎士 ドラゴエクィテス】!!」
【波動龍騎士 ドラゴエクィテス】
融合・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、
エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、
相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
まる子「あたしゃこれでターンエンドだよ」
まる子(さきに出せばよかったよ……トホホ)
まる子(ハァ… 冷静になりなよ、あたし)
まる子
手札□□
LP1400
[ ] F
[ ] [ホープ] [浮鵺城(守)] [エクィテス] [ ] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
584:
みぎわ「私のターン」□+□
みぎわ(ドラゴエクィテスね…やっかいだわ)
みぎわ(相手の効果ダメージを反射する永続効果に加えて、高い攻撃力)
まる子「……」
みぎわ(突破は難しいわね)
みぎわ(今は耐えね…)
みぎわ「……よし」
みぎわ「【影依融合】を発動!」□■
まる子「そのカードは!!」
【影依融合】
通常魔法
「影依融合」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから
「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、
自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。
585:
みぎわ「デッキのバトルレインと【シャドール・ビースト】で融合!!」
ビースト(シャドール)+バトルレイン(地)
 「融合召喚!!!」
みぎわ「【エルシャドール・シェキナーガ】!!」
【エルシャドール・シェキナーガ】
融合・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻2600/守3000
「シャドール」モンスター+地属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
「エルシャドール・シェキナーガ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):特殊召喚されたモンスターが効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、自分は手札の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
586:
みぎわ「墓地に送られた、ビーストの効果を発動! 一枚ドローするわ」□+□
みぎわ「バトル! シェキナーガで攻撃!」
まる子「くっ、ホープの効果を発動! 攻撃を無効にする!」
ホープ(1)→(0)
みぎわ「あら、攻撃が無効になっちゃったわ」
まる子「!」
まる子(シェキナーガの効果を使わなかった? もしかして、シャドールがない!)
みぎわ「メイン2」
みぎわ「ラッセルとシェキナーガでオーバーレイネットワークを構築!!」
みぎわ「エクシーズ召喚! スペリオル・ドーラ!!」
みぎわ「一枚伏せて、ターンエンド」□■
みぎわ「そして、エンドフェイズにバトルレインの効果を発動! デッキから、エクスプレス・ナイトを手札に加えるわ」□+□
みぎわ
手札□□
LP6300
[ ] F
[ ] [ ] [ドーラ(守)] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔
587:
まる子「あたしのターン!」□□+□
まる子「【スクラップ・コング】を召喚!」□□■
まる子「召喚に成功した、コングの効果が発動! このカードを破壊する」
コング 自爆!
まる子「補給部隊、コングの効果を発動!」
補給部隊【1】→コング【2】
まる子「コングで、墓地のスクラップを手札に加えるよ」□□+□
ゴーレム 手札へ!
まる子「補給部隊でドロー!」□□□+□
588:
まる子「ペンデュラム召喚! スクラップ・ゴーレム!!」□□□■
まる子「何かある?」
みぎわ「……無いわ」
まる子「よし! ゴーレムの効果を発動!」
まる子「あんたの場にゴブリンを特殊召喚!」
ゴブリン→みぎわ
まる子「よし! このままバトルだよ!」
みぎわ「えぇーと…ゴブリンの攻撃力は0…そして戦闘では破壊されないから、ゴブリンがタコ殴りにされたら」
みぎわ「3200と…2300と2500で、合計8000!」
589:
まる子「よし! バトル! ゴブリンを攻撃!!」
みぎわ「待った、伏せカードを発動! 【月の書】!」
まる子「!?」
みぎわ「ゴブリンを裏にするわ!」
ゴブリン→[?]
まる子「う…ゴ、ゴーレムで攻撃!」
[?]→ゴブリンDEF500vsゴーレムATK2300
みぎわ「ゴブリンは破壊されないわよ」
まる子「そんなこと百も承知だよ! エクィテスで攻撃!」
ゴブリンDEF500vsエクィテスATK3200
まる子「バトルフェイズ終了! そして、ゴブリンの効果が発動!」
まる子「表側守備表示のゴブリンが戦闘をおこなったバトルフェイズ終了時に、このカードを破壊する!」
ゴブリン 破壊!
まる子「そして、スクラップの効果で破壊されたゴブリンの効果を発動! 墓地のスクラップを手札に加えるよ」
まる子「キマイラを手札に!」□□□+□
590:
まる子「あたしゃターンエンドだよ」
みぎわ「待った、ドーラの効果を発動するわ」
ドーラ(2)→(1)
みぎわ「ドーラを無敵に、そして墓地に送られたシェキナーガの効果を発動!」
みぎわ「墓地の影依融合を手札に加えるわ」□□+□
まる子
手札□□□□
LP1400
[ ] F
[ゴーレム] [ホープ] [浮鵺城(守)] [エクィテス] [ ] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
591:
みぎわ「私のターン!!」□□□+□
みぎわ「影依融合を発動!」□□□■
みぎわ「デッキのバトレインと、【シャドール・ヘッジホッグ】を融合!!」
ヘッジホッグ(シャドール)+バトレイン(地)
みぎわ「融合召喚! シェキナーガ!!」
みぎわ「墓地に送られたヘッジホッグの効果を発動!」
みぎわ「デッキから、シャドールを手札に加えるわ! シャドール・ドラゴンを手札に!」□□□+□
592:
みぎわ「さあ、バトルよ!」
みぎわ
手札□□□□
LP6300
[ ] F
[ ] [ ] [ドーラ(守)] [シェキナー] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札□□□□
LP1400
[ ] F
[ゴーレム] [ホープ] [浮鵺城(守)] [エクィテス] [ ] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
ゴーレムATK2300vsシェキナーガATK2600→ゴーレム破壊!
まる子「ぐぇ!」LP1400→1100
まる子「くっ…ほ、補給部隊でドロー」□□□□+□
みぎわ「メイン2、一枚伏せて、ターンエンド」□□□■
みぎわ「そして、エンドフェイズにバトレインの効果。 デリックレーンを手札に」□□□+□
みぎわ(ドーラだったら戦闘面でも、効果の面でも安心できるわ……)
みぎわ(あのカードを出すまでは耐えるわ……あのカードを出せば)
みぎわ
手札□□□□
LP6300
[ ] F
[ ] [ ] [ドーラ(守)] [シェキナー] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
593:
まる子(何か嫌な予感がするよ……とっとと蹴りつけたいのに…)
まる子(ドーラを突破できない……くそ)
まる子「…あたしのターンドロー!!」□□□□□+□
まる子「スクラップ・ビーストを召喚! そして、スクラップ・スコールを発動!」□□□□■■
まる子「スクラップ・ビーストを墓地に送りドロー!」□□□□+□
まる子「そして、ビーストを破壊!」
まる子「スクラップが破壊された事で、補給部隊、ビースト、サーチャーの効果を発動!」
補給部隊【1】→ビースト【2】→サーチャー【3】
まる子「 サーチャーを特殊召喚!」
まる子「そして、ビーストの効果を発動! 墓地のゴーレムを手札に加えるよ」□□□□□+□
まる子「補給部隊でドロー!」□□□□□□+□
まる子「サーチャーで、あたしのスクラップ以外のモンスターを破壊するよ」
エクィテス
ホープ
不夜城
→破壊
594:
まる子「次は【手札抹殺】を発動!」□□□□□□■
みぎわ「手札抹殺ですって?!」
まる子「手札を総入れ替えだ!」■■■■■■+□□□□□□
【スクラップ・キマイラ】
【スクラップ・ゴーレム】
【ハルベルト】
【スクラップ・シャーク】
【星読みの魔術師】
【ハルベルト】
みぎわ「くっ…」■■■■+□□□□
【エクスプレス・ナイト】
【デリックレーン】
【臨時ダイヤ】
【シャドール・ドラゴン】
595:



永沢「どうなってんだ…」
永沢「消えたと思った、さくらの気配が蘇ったら、強くなって…みぎわを押し始めたと思ったら……」
永沢「みぎわの力がより強く、より邪悪になってく…」
永沢「くそ! 早く行って確かめなきゃ……!!」
……パァァァァアアア!!!
永沢「な、なんだ!! 藤木くんのデッキが!」
パァァァァアア!!
永沢「いったい何が?!」ガサガサ
永沢「!!……カードが光ってる」
パァァァァアア!
永沢「……そうか、さくらの力が強くなったのはそういう事か…」
永沢「……」
永沢「がんばれよ…藤木くん。さくらを助けろよ」



596:
まる子「手札を総入れ替えだ!」■■■■■■+□□□□□□
まる子「!!……このカードは」
まる子「よし、やってやろうじゃん!」
597:
 『よし、マシンナーズ出撃準備完了! 行くぞ!!』
598:
みぎわ「くっ…」■■■■+□□□□
みぎわ「ぼ…墓地に送られたドラゴンの効果を発動!」
みぎわ「あんたの星読みを破壊するわ!!」
星読み 破壊!
みぎわ「どんなもんだ!!」
まる子「甘いね! あたしにはもう三枚目の星読みの魔術師があるんだよ!!」
みぎわ「!」
まる子「星読みの魔術師をペンデュラムゾーンにセッティング!」□□□□□■
599:
まる子「天に輝け、光のアーク!」
まる子「ペンデュラム召喚!!」
まる子「出てこい!」□■■■■
まる子「【マシンナーズ・ソルジャー】!」
まる子「【マシンナーズ・スナイパー】!」
まる子「【マシンナーズ・ディフェンダー】!」
まる子「そして、【督戦官コヴィントン】!!」
600:
まる子「コヴィントンの効果を発動!」
藤木『三体のマシンナーズをリリースして、デッキから最強のマシンナーズを特殊召喚するよ!』
藤木『三体合体ィイ!!!』
まる子「来な! 【マシンナーズ・フォース】!!」
【マシンナーズ・フォース】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4600/守4100
このカードは通常召喚できない。
「督戦官コヴィントン」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードは、1000ライフポイント払わなければ攻撃宣言をする事ができない。
フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地から「マシンナーズ・ソルジャー」「マシンナーズ・スナイパー」
「マシンナーズ・ディフェンダー」をそれぞれ1体ずつ選択して特殊召喚する。
601:
みぎわ「こ…攻撃力4600?!」
まる子「バトル! フォースで攻撃!」
まる子
手札□
LP1100→100
[ ] F
[ ] [ ] [サーチャー(守)] [フォース] [ ] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [ ] [?] [補給] [ ] 魔
みぎわ
手札□□□□
LP6300
[ ] F
[ ] [ ] [ドーラ(守)] [シェキナー] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
ドーラDEF4000vsフォースATK4600→ドーラ 破壊!
みぎわ「そんな……ドーラが…」
602:
まる子「メイン2、フォースの効果を発動! 墓地から三体のマシンナーズを特殊召喚!」
墓地→ソルジャー、スナイパー、ディフェンダー
まる子「ソルジャーとコヴィントンでオーバーレイネットワークを構築!」
まる子「エクシーズ召喚! 【No.101 S・H・Ark Knight】」
【No.101 S・H・Ark Knight】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/攻2100/守1000
レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
「No.101 S・H・Ark Knight」の
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
まる子「アークナイトの効果を発動!」
アーク(2)→(0)
まる子「相手のモンスターをオーバーレイユニットにするよ!」
みぎわ「くっ…」
アーク(0)→(1)
まる子(よし! シェキナーガの効果を発動しなかった!)
まる子「一枚伏せてターンエンド!」■
まる子
手札0
LP100
[ ] F
[ ] [アーク(守)] [サーチャー(守)] [ディフェンダー(守)] [スナイパー(守)] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [?] [?] [補給] [ ] 魔
603:
みぎわ「あたしのターン!」□□□□+□
みぎわ「転回操車を発動!」□□□□■
みぎわ「そして、エクスプレス・ナイトを召喚!」□□□■
みぎわ「転回操車の効果を発動! デッキから、【豪腕特急トロッコ・ロッコ】を特殊召喚!」
トロッコ星4→10
みぎわ「二体でオーバーレイネットワークを構築!」
みぎわ「エクシーズ召喚! グスタフ・マックス!!」
604:
みぎわ「よし! グスタフの効果を発動!」
グスタフ(2)→(1)
みぎわ「2000のダメージで吹き飛べぇぇえ!!」
まる子「チェーン!! 伏せカードを発動!」
みぎわ「!」
まる子「リビングデッドの呼び声!!」
グスタフ【1】→リビデ【2】
みぎわ「リビングデッドの呼び声? そんなので私のグスタフは止められないわよ!!」
まる子「残念だね、止められるよ!」
まる子「あたしは墓地のエクィテスを特殊召喚!」
エクィテス 蘇生!
605:
みぎわ「はん! ヤケクソになったのかしら?!」
まる子「エクィテスはね…相手の効果ダメージを反射する効果があるんだよ」
みぎわ「!…グスタフの効果が………こっちに!!」
まる子「くらぇぇえええ!!」
みぎわ「ぐわぁぁぁああ!!!」LP6300→4300
606:
みぎわ「カハッ!……くそ」
まる子「さあ次はどうする!」
みぎわ「……」
みぎわ「……まだ早いけど」
みぎわ「やるしか無いわね」
607:
みぎわ「私は手札から、臨時ダイヤを発動!」□□■
みぎわ「墓地のグスタフを特殊召喚するわ」
みぎわ「さくらさん、見せてあげるわ。私の最終兵器を!!」
みぎわ「二体のグスタフで、オーバーレイネットワークを構築!!」
まる子「エクシーズモンスターでオーバーレイ!?」
みぎわ「愛よ!」
 「勇気よ!」
 「希望よ!!」
みぎわ「今こそ、ミラクルパワーをちょうだい!!」
みぎわ「ホーリーアップッ!!!」
 「エクシーズ召喚!!」
608:
まる子「……」
みぎわ「見なさい……これがエクシーズの最終形態」
────────────────
ランク0/光属性/戦士族/攻 0/守 0
「No.」モンスター以外の同じランクのXモンスター×2
ルール上、このカードのランクは1として扱う。
────────────────
みぎわ「そして、私の希望!」
────────────────
(1):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する
お互いの戦闘ダメージは0になる。
────────────────
みぎわ「【F No.0……】」
────────────────
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。
その相手モンスターのコントロールをバトルフェイズ終了時まで得る。
────────────────
みぎわ「【未来皇ホープ】!!」
【F No.0 未来皇ホープ】
エクシーズ・効果モンスター
ランク0/光属性/戦士族/攻 0/守 0
「No.」モンスター以外の同じランクのXモンスター×2
ルール上、このカードのランクは1として扱う。
(1):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する
お互いの戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。
その相手モンスターのコントロールをバトルフェイズ終了時まで得る。
(3):フィールドのこのカードが効果で破壊される場合、
代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
609:
まる子「未来皇ホープ……」
みぎわ「さあ、バトルよ!」
まる子「!…攻撃力が0のモンスターで攻撃?」
みぎわ
手札□□
LP4300
[転回操車] F
[ ] [ ] [ホープ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
まる子
手札0
LP100
[ ] F
[エクィテス] [アーク(守)] [サーチャー(守)] [ディフェンダー(守)] [スナイパー(守)] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [リビデ] [?] [補給] [ ] 魔
エクィテスATK3200vsホープATK0
みぎわ「ホープは戦闘では破壊されない……そして、戦闘でのダメージはゼロ」
みぎわ「そして」
みぎわ「このカードと戦闘をおこなったモンスターを得るのよ!」
まる子「なに?!」
エクィテス→みぎわへ
みぎわ「エクィテスで攻撃!」
スナイパーDEF800vsエクィテスATK3200→スナイパー 破壊!
まる子「くっ…補給部隊でドロー!」0+□
610:
みぎわ「メイン2に移るわ、バトルフェイズ終了時にエクィテスはあなたの場に戻るわよ」
みぎわ「【封印の黄金櫃】を発動!」□■
【封印の黄金櫃】
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを1枚選んでゲームから除外する。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、
この効果で除外したカードを手札に加える。
みぎわ「私はデッキから……【死者蘇生】を除外するわ!」
まる子「死者蘇生……まさか」
まる子(バトレインを蘇生させて……いや、あたしにはエクィテスがいる! 効果ダメージは無力だよ)
みぎわ(でも、逆に言えばエクィテスを突破すれば適当なダメージでも……)
まる子(つまりはエクィテスを)
まる子(突破されたら…)みぎわ(突破したら!)
(負け…)(勝ち!)
みぎわ「私はこれでターンエン……!!」
みぎわ「おっと、忘れるとこだったわ【サイクロン】を発動!」■
みぎわ「私の転回操車を破壊するわ」
転回操車 破壊!
みぎわ「ターンエンドよ」
みぎわ
手札0
LP4300
[ ] F
[ ] [ ] [ホープ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
611:
まる子「あたしのターン!」□+□
まる子(………ダメだ…これじゃあ突破できない)
まる子「ターンエンド…」
まる子(でも……突破できないのは相手も同じ…)
まる子(なんとかして耐えよう!)
まる子
手札□□
LP100
[ ] F
[エクィテス] [アーク(守)] [サーチャー(守)] [ディフェンダー(守)] [ ] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [リビデ] [?] [補給] [ ] 魔
612:
みぎわ「私のターン!」0+□
みぎわ「いいの来たわ!」
まる子「!」
みぎわ「私は【ブラック・ホール】を発動するわ!!」■
まる子「なっ!」
みぎわ「全てのモンスターを破壊するわ!」
【ブラック・ホール】
通常魔法(制限カード)
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。
みぎわ「そして、ホープの効果を発動! 効果で破壊される場合、オーバーレイユニットを取り除く事で……」
ホープ(3)→(2)
みぎわ「その破壊をユニットが肩代わりするわ」
まる子「くっ…アークナイトの効果を発動! オーバーレイユニットを肩代わりして、破壊されないよ!」
アーク(1)→(0)
エクィテス
サーチャー
ソルジャー
ディフェンダー
→破壊!
613:
みぎわ「アークナイトのオーバーレイユニットだった、シェキナーガの効果を発動。墓地の影依融合を手札に」0+□
まる子「……補給部隊で、ドロー」□□+□
まる子(…………そんな、エクィテスが突破された…)
みぎわ(よし! エクィテスを突破した!)
みぎわ(次の私のターンに死者蘇生が来る。バトレインを蘇生して、ダメージで終わり)
みぎわ(もし、バトレインが失敗したとしても、ダメージを与える機会はいくらでもあるわ)
みぎわ(相手のライフはたったの100よ……いけるわ!)
みぎわ「ターンエンドよ!!」
みぎわ
手札□
LP4300
[ ] F
[ ] [ ] [ホープ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
614:
まる子「……あたしのターン」
まる子「ドロー!」□□□+□
まる子「!……なんとかなるかも!」
まる子「スクラップ・ファクトリーを発動!」□□□■
まる子「スクラップ・ゴーレムをペンデュラム召喚!」□□■
まる子「ゴーレムの効果を発動! 墓地のゴブリンを特殊召喚!」
まる子「行くぞ、ゴーレムにゴブリンをチューニング!」
☆☆☆☆☆+☆☆☆
まる子「シンクロ召喚! スクラップ・ドラゴン!!」
まる子「ドラゴンの効果を発動! あんたのホープと、ドラゴンを破壊するよ!」
みぎわ「ホープの効果を発動! オーバーレイユニットで肩代わりするわ」
ドラゴン 破壊!
ホープ(2)→(1)
615:
まる子「スクラップが破壊された事で、 補給部隊、スクラップ・ファクトリーを発動!」
補給部隊【1】→ファクトリー【2】
まる子「ファクトリーの効果で、デッキからゴーレムを特殊召喚!」
デッキ→ゴーレム
まる子「そして……補給部隊でドローするよ」
616:
まる子「……」
まる子(………このターン…このドローがもしかしたら、あたしの最後かね…)
 『まーるちゃん』
まる子「!」
まる子「………え?」
617:
たまえ『まるちゃん』
まる子「……たまちゃん」
618:
たまえ『がんばれ!』
藤木『思いっきりいけよ!』
山田『あはは』
まる子「………藤木、山田」
野口『…ファイト……』
丸尾『ズバリ! フレー! フレー! さ・く・ らさん!!』
まる子「みんな……」
619:
まる子「……よし」
まる子(どうせ最後なら、思いっきり引くぞ!)
まる子「あたしのターン!!」
……パァァァァアアア!!!
620:
みぎわ「なに?!」
みぎわ(あれは…シャイニング・ドロー!)
まる子「ぉぉぉおおお!!!」
みぎわ(なんて光よ…私並みじゃない!!)
みぎわ「いえ、それ以上の光!!」
621:
まる子「ドォロォォオオ!!!」
□□+□
まる子「……」
みぎわ「……」
まる子「よし!」
みぎわ「!」
622:
まる子「ゴーレムの効果を発動! 墓地のゴブリンを特殊召喚!」
まる子「ゴーレムにゴブリンをチューニング!」
☆☆☆☆☆+☆☆☆
まる子「シンクロ召喚! スクラップ・ドラゴン!」
まる子「スクラップ・ドラゴンの効果を発動! あたしの伏せカードと、ホープを破壊するよ」
みぎわ「ホープの効果を発動! 破壊を肩代わりするわ!」
[?]→スクラップ・スコール 破壊!
ホープ(1)→(0)
623:
みぎわ「よし! 守った!」
みぎわ(相手はファクトリーを使い切った! さらに、ホープを破壊仕切れなかった!)
みぎわ「勝った!!!」
まる子「まだだ!」
まる子「【ミラクルシンクロフュージョン】を発動!」□□■
みぎわ「!」
624:
まる子「あたしは、場のスクラップ・ドラゴンと墓地のホープを融合!!」
まる子「友があたしを後押しし……勝利の道へと進ませる」
【スクラップ・ドラゴン】(ドラゴン族 シンクロ)+【希望皇ホープ】(戦士族)
 「融合召喚ッ!!」
まる子「【波動龍騎士 ドラゴエクィテス】!!」
【波動龍騎士 ドラゴエクィテス】
融合・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、
エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、
相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
625:
まる子「エクィテスの効果を発動! 墓地のスクラップ・ドラゴンを除外して、名前と効果を得る!!」
スクラップ・ドラゴン→除外!
まる子「スクラップ・ドラゴンになった、エクィテスの効果を発動! あんたのホープと、あたしのリビングデッドを破壊するよ!!」
みぎわ「そんな……」
リビングデッド 破壊!
ホープ 破壊!
みぎわ「ホープが!!」
626:
まる子「そして、あたしはこのカードを発動する……」
まる子「【受け継がれる力】」
【受け継がれる力】
通常魔法
自分フィールド上のモンスター1体を墓地に送る。
自分フィールド上のモンスター1体を選択する。
選択したモンスター1体の攻撃力は、
発動ターンのエンドフェイズまで墓地に送った
モンスターカードの攻撃力分アップする。
627:
まる子「アークナイトを墓地に送り、その攻撃力分エクィテスの攻撃力を上げるよ!!」
みぎわ「そんな……」
エクィテスATK3400→5500
みぎわ「嘘よ…」
まる子「バトル!!」
みぎわ「嫌よ……」
まる子
手札□
LP100
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [エクィテス] [ ] [ ] 場
[時読み] [星読み] P
[ ] [ ] [ ] [補給] [ ] 魔
みぎわ
手札0
LP4300
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔
628:
まる子「エクィテスで攻撃ィィィイ!!!」
エクィテスATK5500 ダイレクト!!
みぎわ「花輪……くん…」
みぎわ「うぎゃあぁぁぁぁあああ!!!」LP4300→0
629:
まる子「ハァハァ……勝った」
みぎわ「……」
まる子「ハハ……勝った」
まる子「やったぁ! 勝った!!」
630:
まる子「みんな、見てた! あたしゃねやったよ! みぎわさんを倒したんだよ! 仇を取ったんだよ!」
まる子「ゴホ…ゴホ……これで……終わった…よ」
まる子「なんだろ……急にめまいが…」
まる子「ぁぁ……」
ドサッ!
まる子「……」
みぎわ「……」
631:
みぎわ「……」ピク!
みぎわ「……ぅぅ」
みぎわ「………よ」
みぎわ「……ま…よ」
みぎわ「……まだよ」
みぎわ「まだ終わらないわ…」
632:




「…………ぅぅ」
まる子「ん…ぅぅ」
まる子「………?」
たまえ「まるちゃん!」
まる子「……たまちゃん?」
633:
たまえ「まるちゃん、お疲れ様」
まる子「……なんで…たまちゃん、あんたが居るの?」
たまえ「あぁ、あのね……」
丸尾「ズバリ! さくらさんのおかげでしょう!」
まる子「おわっ! ま、丸尾くん!」
丸尾「ズバリ! あなたがみぎわさんを倒したおかげで、闇の決闘で消えたみんなが解放されたのでしょう!」
634:
まる子「みんな?」
まる子「………!!」
 ザワザワ…
  「やった! 俺、生きてる!」
「あれ…なんで、私はここに?」
   ザワザワ…
根岸「あれ? 俺……あれ?」
まる子「……」
まる子「…お、山田だ!」
ザワザワ…
山田「アハハハッ! おいら生きてるじょ〜!」
野口「クックック…やったね」
小杉「なあ、長山くん。俺らなにしてたんだっけ?」
長山「……さぁ?」
ブー太郎「ブー! はまじ、無事だったかブー!」
はまじ「ブー太郎! お前ケガがないみてぇだな! よかった…」
635:
藤木「……」
笹山「藤木くん!!」
藤木「笹山さん?!」
ダキッ!
藤木「さささささ笹山さん?!////」
笹山「……藤木くん、ごめんなさい。私、あなたを…」
藤木(えへへ//// 笹山さんが僕にくっ付いて//)
636:
まる子「みんな…」
たまえ「まるちゃんのおかげでみんなが帰ってきたよ」
まる子「……」
丸尾「さくらさん…」
まる子「!」
丸尾「ありがとうございます」
丸尾「あなたにはいくら感謝しても、足りないくらい感謝しているでしょう!」
まる子「いやぁ〜、それほどでも…」
丸尾「ズバリ! あなたになら、次の学級委員を任せられるでしょう!」
まる子「………あんたね」
たまえ「ハハ…まあ、丸尾くんらしい感謝の仕方だね」
637:
たまえ「……そろそろかな?」
まる子「?」
たまえ「まるちゃん、立てる?」
まる子「あんたね、バカ言ってんじゃないよ。それぐらい出来る……」
グラ…
まる子「あれ? 力が…入んない 」
たまえ「えぇ…しょうがないね」
たまえ「まるちゃん、私におぶさって」
まる子「え…」
たまえ「ほら、まるちゃん。早く」
まる子「………うん」
スッ…
638:
たまえ「よいしょ。まるちゃん、動くよ」
まる子「うん!」
たまえ「みんな、行くよ」
ブー太郎「ブ? 行くってどこへだブー」
丸尾「ズバリ! お家に帰るのでしょう!」
はまじ「あぁ……家か…」
野口「そう言えば…長い間帰ってなかったね」
山田「母ちゃんに怒られるじょ〜アハハハ」
藤木(母さんも、父さんも心配してるだろうな……早く帰らないとな)
丸尾「ズバリ! みなさん、わたくしについて来て下さい!」
テクテク
639:
たまえ「……ふふ」テクテク
まる子「…たまちゃん」
たまえ「ん? なに」
まる子「あんた、やけににやけてるね」
たまえ「え! そうかな?」
まる子「そりゃまあ、凄いよ!」
たまえ「えぇ……」
まる子「へへ、まあ分からなくもないけどね」
たまえ「なんだか今のみんなを見てると自然と、にやけてくるよね」
まる子「……うん、不思議だよね」



640:
丸尾「ズバリ! みなさん、列車に乗りましたか?」
ブー太郎「乗ったブー!」
山田「アハハハ! 乗ったよぉ〜」
野口「……」
丸尾「もしもし、花輪くん! 聞こえますか?」
『ザザ…あぁ聞こえるよ』
丸尾「全員乗りました! いつでも出発して大丈夫でしょう!」
『分かった、みんなに走行中は手や足、頭を出さないように注意してね』ザザ…
丸尾「はい!」
丸尾「みなさん! ズバリ! 発車いたしますのでご注意ください!」
641:
ブー太郎「おいらウチに帰ったら、母ちゃんの豚カツを腹いっぱい食べるんだブー!」
小杉「豚カツか……俺も母ちゃんに頼んで作ってもらおうかな」
ブー太郎「はまじは家に帰ったら何かしたいかブー?」
はまじ「家に帰ったらか……母ちゃんがなんて言われるのかが怖くて、そんなの考えれねぇな…」
ブー太郎「ブー……」
山田「アハハハ、おいら早く家に帰って、新しいギャンブルデッキを作るんだじょ〜」
野口「クックック…あたしも…家に帰って、新しいデッキを作りたいね」
長山「そう言えば、しばらく家に帰ってなかったな……小春、心配してるだろうな」
642:



643:
コッ…
コッ…
コッ…
みぎわ「ゼェ…ゼェ…」
みぎわ「ま……まだよ」
みぎわ「まだ…ゼェ終わらないわ!」
『いや、終わりだよ』
みぎわ「!……永沢」
永沢「悪は倒された。…これで物語はハッピーエンドさ」
永沢「君はこの最後になんの不満があるんだい?」
644:
みぎわ「不満まるけよ!!」
みぎわ「私はまだ…花輪くんと幸せになってないじゃないの!!」
永沢「……」
みぎわ「途中までは面白いぐらい上手くいってたのに…」
みぎわ「なのに…なのに……」
永沢「ふん、上手くいってたか…」
永沢「本当にそんな事思ってたのか?」
645:
永沢「姫が倒すべき最大の悪、この時点で君の物語は破綻してるのにな……そんな事も分からないなんて、君はバカだな」
みぎわ「黙れッ! 」
永沢「まあ、君なりに考えて偽物のボスを作ったつもりのようだね」
永沢「6年の根岸って人の妹だっけ?」
みぎわ「黙れッてのが聞こえないの?!」
永沢「ふん…自分が悪いのに声を荒らげて黙れと叫ぶ…まるでワガママな低学年の子だな」
みぎわ「………」
646:
タッ…
タッ…
みぎわ「……」
永沢「逃げるのか?」
タッ…
みぎわ「……逃げるんじゃないわよ」
みぎわ「やり直すのよ」
タッ…
タッ…
永沢「……」
みぎわ「……」
タッ…
永沢「校長室…」
みぎわ「!」
647:
永沢「そこの金庫に″あれ″がある」
みぎわ「……」
永沢「なかなか手間取ったよ…金庫を破るの」
……スッ
みぎわ「!!」
永沢「……これが必要なんだろ?」
みぎわ「……返しなよ」
永沢「まさか本当にあるなんてな思わなかった…」
『千年アイテム』
648:
永沢「凄い力を持つ道具だよな」
みぎわ「返せ!!」
永沢「やだよ」
みぎわ「それは私の物よ!」
永沢「いや、僕の物さ」
みぎわ「なにふざけた事を言ってんのよ! 早く返しなさい! じゃないと……私が…消えちゃう!」
永沢「……みぎわ、残念だったね」
649:
永沢「たとえ、千年アイテムを使っても決闘の勝敗を塗り替えることはできないのさ」
永沢「君だって分かってるだろ」
みぎわ「そんなことない……」
永沢「いや、そのアイテムは人を操る力しかないんだ」
みぎわ「いやよ…」
永沢「さよならだね。みぎわ」
永沢「いや、怪物……」
みぎわ「ぁぁぁ……いや」
みぎわ「いやあぁぁぁぁああ!!!」
650:
みぎわ「あああ!! か、体がぁぁあ!!!」
みぎわ「消える……消えちゃうぅぅッ!!」
永沢「……」
みぎわ「ぁぁ…」
みぎわ「花輪……くん…」
みぎわ「す……好きよ…」
651:




ブロロロッ!
ヒロシ「おい、本当に見たんだろうな?」
友蔵「確かにワシは見たんじゃ! 山の方からまばゆい光を…ワシは見たんじゃ! 」
さきこ「でも、その光がまる子に関係あるとは限らないよね」
友蔵「え……まあ…」
652:
ヒロシ「…まる子の野郎、どこに行ったんだぁ」
ヒロシ「……」
ヒロシ「……お?」
さきこ「どうしたのお父さん?」
ヒロシ「列車が走ってる…」
友蔵「なんじゃと!!」
さきこ「え……本当だ。でも、普通のことじゃないの?」
ヒロシ「あそこはとっくの昔に廃線になったんだよ」
友蔵「どういうことじゃ…」
さきこ「ん……」
さきこ「……あぁぁぁッ!!」
ヒロシ「おう! なんだ?!」
653:
さきこ「ほら、あそこ! まる子が!」
友蔵「おぉ、本当じゃ!」
ヒロシ「………へへ、元気そうだな」
友蔵「あぁ、なにかを成し遂げた顔をしておるの」
さきこ「まったく…まる子ったら……なにがあったかコッテリ聴かなきゃね」
友蔵「ああん、お姉ちゃん怖いぃ〜」
さきこ「……」
ヒロシ「なにバカな事言ってんだよ。ほら、行くぞ」
さきこ「行くって、どこへ?」
ヒロシ「まる子達を迎えに行くぞ!」
友蔵「そうじゃな…行こう!」
ヒロシ「しっかり捕まってろよ!」
ブロロロロロッ!!
654:
ブロロロロロッ!!
『お…お父さん! すぎるって!』
『ヒロシ! すぎることはない! もっと飛ばせ!!』
『それ来た!!』
655:
キートン『全てが終わっり、解放されたまる子達』
まる子「やっぱり、あたしのデッキにはギブアンドテイクを入れようかね」
たまえ「えぇー、どうだろう?」
キートン『まる子達を乗せて走る列車は、雲一つないキレイな星空の下、ゆっくり走っていったのであった』
まる子「アハハ!」
たまえ「ふふふ」
〜FIN〜
656:
次回予告
ハァー、ついに終わったよ…
……え? まだ終わりじゃない? 明日、花輪くんのウチに来てくれ?
やれやれしょうがないね、行ってあげるとするかね
次回のちびまる子ちゃんは、
『エピローグ』
『新たな戦いの予感』
の二本だよ。 お楽しみにね
666:
『エピローグ』
花輪「やあ、君たち! 集まってくれて、ありがとう」
丸尾「ズバリ! どうと言うことは無いでしょう!」
藤木「そうだよ、どうってことないよ…」
藤木(本当はどうって事あるんだよな…)
藤木(ハァ…笹山さんにどっか行こうって、誘われたのに……まあ、こっちの約束が先だから仕方ないか…)
山田「おいら今日、カードショップに行こうと思ってたんだじょ…」
野口「………あたしも」
667:
花輪「おっ、やあヒーロー」
まる子「やだね、照れくさい」
花輪「どうだった、僕がプレゼントしたカードは? 役に立ったかな?」
まる子「浮鵺城とグランソイル、なかなか良かったね! いやー、ここぞって時に活躍したよ!」
まる子(アークナイトはそこまで使わなかったね……)
まる子「それはそうと、本題に入りなよ」
花輪「……それもそうだね」
花輪「全て話すよ……いままで隠してた事を…」
野口「…隠してたこと?」
668:
花輪「……入って」
まる子「?」
………ガチャ
永沢「……」
野口「!……永沢」
藤木「永沢くん!」
丸尾「おや、永沢くん」
669:
永沢「…やあ、みんな」
まる子「あんたどうしたのさ?」
永沢「……聞いてほしい事があるんだよ」
野口「……」
山田「……」
丸尾「むむ? ズバリ、なんでしょう」
藤木「なんだろね?」
まる子「さあ?」
永沢「今から話すのはこの事件の話……つまりはみぎわの事の話さ」
まる子「!」
藤木「……え?」
野口「………」
山田「アハハ?」
丸尾「ズバリ! どう言うことでしょう!」
永沢「君達はなぜ、この事件がおこったかを知っているかい?」
まる子「うん……」
丸尾「ズバリ! さくらさんから、ある程度は聞きました…」
藤木「なんでも…花輪くんの気を引こうとしたらしいね」
山田「アハハ、そのためにおっきな組織をつくってたね」
野口「……人を洗脳してね」
670:
永沢「そうさ、それじゃあ何で人を洗脳できてたのか……それが分かるか?」
まる子「……」
野口「……」
藤木「えぇーと……たしか機械を使うんだよね。負けた相手のディスクに射し込んで…」
永沢「君は本当にそう思ってるのか?」
藤木「え……?」
永沢「そんな機械で人を洗脳できると思ってるのか」
花輪「あまり時間が無いんだ、早く話した方がいいと思うよ」
永沢「……それもそうだな 」
永沢「みんな見てくれ!」
……スッ
藤木「!…なんだよこれ…」
671:
野口「クックック…なんかの冗談かね」
永沢「いや……冗談じゃないよ」
まる子「ハァー…本当にあったなんて…」
山田「千年アイテム…」
672:
永沢「……あぁ、奴の力の根源であり、みぎわを変えたものだよ」
丸尾「ズバリ! どういう事でしょう!?」
永沢「……ある時、訳あって言えないが、みぎわが落ち込んでた時にみぎわが拾ったんだ」
永沢「このアイテムには凄い力がある…願いを叶えるなんて造作もないほどのね」
永沢「それに気づいたみぎわは願い事をこれに言ったんだ」
──花輪くんが欲しい!
花輪「……」
まる子「……」
永沢「すると…アイテムから『闇』が出たんだ」
673:
永沢「その闇がみぎわを包み、力を与えた、人を操る力を…」
永沢「そして闇はみぎわの隠してた人格を引き出した」
野口「……」
永沢「自分が幸せになれるなら他人なんてどうでもいい」
永沢「人間だれもが持っているやつを新しい人格として表に出したんだ」
藤木「……つ…つまりは、みぎわは、みぎわの人格はとっくの昔に…死んでたのかい?」
永沢「………」
永沢「……いや、生きてるよ。今も生きてるさ」
丸尾「むむ? 今も生きてる?」
まる子「どういう事さ?」
674:
永沢「みぎわは…いや、みぎわの体を乗っ取ったあいつは次々と人を洗脳していった」
永沢「その洗脳の途中でみぎわが目覚めた…」
永沢「みぎわは最後の力を振り絞り、自分を僕の頭の中に逃がした」
まる子「!」
野口「……」
山田「……」
藤木「えぇ! なんだって!」
丸尾「い…生きている…頭の中……」
675:
永沢「計画を潰そうと花輪くんに会って伝えろだ、あれしろだ、これしろだ言ってきて大変だったよ…」
永沢「でも、それももう終わりだな」
まる子「え?」
永沢「……消えるんだってさ、みぎわ」
野口「!…」
丸尾「な!」
山田「……」
藤木「……」
花輪「くっ……」
まる子「え…」
永沢「もう一人のみぎわの力で僕に入れたんだ」
永沢「もう一人のみぎわが居なくなればその力が無くなり、みぎわが消える」
676:
まる子「……」
永沢「そういう事さ」
永沢「君達を呼んだのは、最後にみぎわが君達に謝りたいから呼んだのさ」
永沢「僕が言うのはシャクだけど……みんな」
永沢「すまなかった」
677:
まる子「……」
丸尾「……」
野口「……」
山田「……ねぇ、永沢くん」
永沢「なんだよ」
山田「なんで、おいら達に隠れるようにコソコソとしてたのさ」
山田「おいら達にみぎわさんの事を話せばよかったんじゃないのかい?」
永沢「……君たちの中に裏切り者がいる可能性が高かったから、会おうにも会えなかったのさ」
丸尾「ズバリ! グサリッ!」
山田「アハハハ、それもそうだじょ〜」
野口「クックック、裏切り者がいるからね…しかたないね」
丸尾「グサリッ!!」
まる子「アハハハ! 野口さん、えげつないねぇ」
藤木「ハハハッ!」
永沢「……」
永沢「……ハァ」
永沢「みんな」
まる子「ハハ……ん?」
藤木「なんだい?」
永沢「……」
永沢「今から僕は君達の記憶を消さなきゃならない」
丸尾「なんと!?」
678:
まる子「ちょっと! いきなり何言い出すのさ!」
永沢「………みぎわからの頼みなんだよ」
永沢「自分がいた痕跡を全部消したいんだってさ」
野口「……」
永沢「……でも、無理強いはしない…消すかどうか選べるんだとさ」
まる子「……」
山田「……」
藤木「……僕は」
まる子「!」
野口「…!」
山田「……」
藤木「僕は……消してほしいな」
永沢「……」
679:
藤木「……僕、デュエルで人を傷つけちゃったし…」
藤木「その…その記憶をいつまでも背負うのは……ちょっと辛いから…消してほしいな」
丸尾「……ズバリ、わたくしも同じでしょう!」
丸尾「みなさんにウソ偽りをつきながら、みなさんと共にしたのはズバリ! とても辛かったでしょう!」
野口「……あたしも消してもらおうかね」
野口「あたしは…楽しい事は好きだけど辛いのや、悲しいのは嫌いだからね」
野口「…だから、嫌いなこの記憶は消してもらおうかね」
山田「おいらも楽しいのは好きだけど、悲しいのはキライだじょ…」
山田「だから消してもらうじょ〜」
永沢「そうか…みんなは消すんだね」
永沢「さくらはどうするんだ」
まる子「あたしは……」



680:



──「まるちゃん」
 ありがとうね
──「ぁぁ……」
──「うあぁぁぁぁああ!!」



681:
まる子「消してほしいな…」
永沢「わかった、みんな消すんだな」
藤木「あぁ!」
丸尾「ズバリ! 後悔はしません!」
野口「まあ、記憶が消えるから、後悔しようにも出来ないだろうけどね…」
山田「アハハハ」
まる子「……あたしゃちょっと、惜しいかな?」
山田「え? どうしてだい?」
まる子「いやぁ〜、あんな大事件にアニメみたいなデュエル、二度と体験できないだろうからね…消すのはもったいないかな?」
永沢「なんだよ、さくら。消さないのか?」
まる子「いや、お願いするよ」
永沢「それじゃあ……いくぞ」
682:






683:



永沢「……」
花輪「……お疲れさん」
永沢「……最後は君だね」
花輪「……あぁ」
永沢「いくぞ」
花輪「……ちょっと待ってくれないかな」
花輪「みぎわくんと最後に話がしたいんだ」
永沢「……」
花輪「時間は取らせないからさ」
永沢「分かったよ…でも、ちょっとだけだからな」
花輪「あぁ…頼むよ」
永沢「…… 」
──花輪くん
684:
花輪「……みぎわくん」
──花輪くん、あなたが言いたいこと……私、 分かってるわよ
花輪「……」
──あの時……私が花輪くんに本当の本気で告白した日、あの日
──私…ふられちゃったわよね
花輪「……」
685:
──あの日に自分がOKを出していれば、私はアイテムを使うことは無かった
──そう思ってるのよね?
花輪「……あぁ、思ってるよ」
──花輪くん…これは、この事件は本来ならほろ苦い青春の一ページになるはずだったのよ
──時間が経てば笑ってすませれるようなる思い出になるはずだった
──でも、あのアイテムがそれを変えてしまった
──だれも悪くない、あなたも、私も……ただ運が悪かったのよ
花輪「みぎわくん…僕が最後に君に言いたいのはそんな話じゃないんだ」
──あら?
686:
花輪「みぎわくん…最後に」
──……
花輪「いままで……ありがとう」
──!……
──花輪くん…最後にそれはズルいわよ……
花輪「HAHAHAッ! 少し、いじわるだったかな?」
──……もう、花輪くんたら
花輪「ごめんごめん」
687:
──もう、それじゃあ…仕返しよ!
──花輪くん
──す……
花輪「……」
──……いえ…なんでもないわ
花輪「……そうかい」
──……
688:
──花輪くん、もうすぐでさよならよね
花輪「……あぁ」
──今まで、ごめんなさい……迷惑かけたわね
花輪「……」
花輪「……みぎわくん」
──?
花輪「こういう時は『ごめんなさい』じゃなくて、『ありがとう』……って言うんじゃないかな?」
──!……
689:
──!……
──……そうね…そうよね
──花輪くん
──今まで、ありがと
 そして、さよなら…私の好きな人
 あなたが私を忘れても、私はあなたを絶対に忘れないわ
690:




たまえ「まーるーちゃん! むかえに来たよ!」
まる子「それ来たぁ!」
たまえ「アハハ、待ちくたびれていたみたいだね」
まる子「ほら! 何してんのさ! 早くく!」
691:
たまえ「まるちゃん…まだ大会には十分間に合うよ」
まる子「お母さん! いってきまーす!!」
すみれ「はいはい、行ってらっしゃい」
『くぅー、腕がなるね!』
『私の新しいデッキがどこまで通用するか楽しみだなぁ』
『あたしゃね、スクラップがまだ通用することをみんなに見せつけてやるよ!』
すみれ「ふふふ、元気ね」
女性「あら! 奥さん!」
すみれ「あぁ! これは不動産屋さんの……」
692:




ガヤガヤ… ガヤガヤ…
まる子「たまちゃん、登録終わった?」
たまえ「うん! まるちゃんも終わった?」
まる子「うん! バッチしだよ」
丸尾「む! ズバリ! さくらさんと穂波さんではないですか!」
まる子「あっ、丸尾くん」
たまえ「丸尾くんも出るんだね」
693:
丸尾「はい! ズバリ! 今日の大会、優勝はもらいましたよ!」
山田「アハハハ、優勝はおいらのもんだじょ〜」
丸尾「ぬぁ! や、山田くん!」
まる子「山田!」
はまじ「おっ、山田! 聞いたぜ、おまえ、世界大会に出るんだってな!」
山田「アハハハ、そうだよ。おいらも世界に行って、ギャンブルは最強だってことをみんなに教えてやるんだじょ〜」
ブー太郎「すげーブー! うらやましいブー!」
694:
まる子「はぁ〜…山田すごいね」
たまえ「世界大会か……いいなぁ」
まる子「いつかは行ってみたいね」
ミマツ「えぇー……」
ブー太郎「ブ! 来たブー!」
はまじ「……緊張するぜ」
野口「……」
ミマツ「ただいまから! 遊戯王OCGの公認大会を開始するよ!」
ミマツ「まずはぁ…第一回戦、関口くんと、富田くん……丸尾くんと…………」
ブー太郎「よし! やるブー!」
関口「へっ、叩き潰してやるぜ!
まる子「おお…関口とブー太郎が一回戦か…」
695:
関口「俺のターン!」
関口「名推理を発動!」
ブー太郎「ブー……とりあえずレベル4を宣言するブー」
関口「へへへ、4だな…それじゃあ、いくぞ!」
【インフェルノイド・アドラメレク】
【モンスターゲート】
【異次元からの埋葬】
【ブレイクスルー・スキル】




ブー太郎「ブー……やっぱり【インフェルノイド】かブー」
【インフェルノイド・リリス】
【名推理】
【煉獄の死徒】



696:
はまじ「すげぇ…まだ落ちるか!」
まる子「かれこれ20枚ちかく落ちてるね」
【マスクチェンジ・セカンド】
【デビル・フランケン】
関口「最後は【デビル・フランケン】! 特殊召喚するぜ!」
関口「墓地の【インフェルノイド・リリス】の効果を発動! 三体のインフェルノイドを除外して、特殊召喚!」
関口「フランケンの効果を発動! エクストラデッキから【ナチュル・エクストリオ】を特殊召喚!」LP8000→3000
関口「一枚伏せて、ターンエンド!」
ブー太郎「………サレンダーだブー」
まる子「……えげつないねぇ」
たまえ「……できるなら戦いたくない相手だね」
697:
まる子「……おっ! 藤木と丸尾くんがデュエルしてる。ちょっと見に行こうかね」
たまえ「どれどれ……」
藤木「墓地の【ADチェンジャー】の効果を発動。【メタモルポット】をリバース。メタモルポットで捨てて、ドロー!」
丸尾「あわわ…」■■■■■+□□□□□
藤木「【魔石の発掘】を発動! 墓地の【月の書】を手札に」□□■■■+□
藤木「そして、月の書を発動! さらに、伏せてあった【太陽の書】を発動! メタモルポットをリバース!」
丸尾「ズバリ! ヒドイでしょう!」■■■■■+□□□□□
まる子「……藤木らしいデッキではあるよね」
たまえ「………そうだね」
698:
前田「【ハウス・ダストン】の効果で、フィールドを【ダストン】で埋め尽くす!!」
冬田「くっ…」
前田「次に、【仕込みマシンガン】を発動! チェーンして【仕込み爆弾】【積み上げる幸福】、【連鎖爆撃】を発動!」
前田「連鎖爆撃で、1600のダメージ! 積み上げる幸福でドロー!」
前田「仕込み爆弾で、フィールド上のカードの数だけダメージを! マシンガンで、手札とフィールド上のカードの数だけダメージを与える!!」
冬田「きゃぁぁぁあ!!」LP0
前田「やった……勝った!」
まる子「あっちゃー、冬田さん負けちゃったか…」
たまえ「前田さん、強かったね」
699:
丸尾「……ズバリ…負けてしまいました」
藤木(【ダストン】に【チェーンバーン】か……面白そうだな。今度つくってみようかな)
永沢「藤木くん…君、今よからぬことを考えてるね」
藤木「えぇ! そ…そんなことないよ!」
永沢「ウソつくなよ、どうせ前田の卑怯なデッキを見て、自分も作ってみたいって思ったんだろ」
藤木「ぅ……」
永沢「まあ、作ればいいじゃないか。卑怯者の君にお似合いなデッキだと思うよ」
藤木「ひ…ひどいよぉ〜! 永沢くん!」
700:
山根「【マスク・チェンジ】を発動! シャドーミストを【M HERO ダークロウ】にマスクチェンジ!」
山根「ダークロウで攻撃!」
野口「ダークロウに月の書を発動」
山根「くっ……でも、相手の残りはたった100! 僕の場には二体のヒーロー! 勝てるぞ!」
山根「一枚伏せて、ターンエンド!」
野口「待ちな、伏せカードを発動! 【リビングデッドの呼び声】、墓地の【終末の騎士】を特殊召喚」
野口「終末の騎士で、【人造人間サイコ・リターナー】を墓地へ。リターナーで墓地の【人造人間サイコ・ショッカー】を特殊召喚!」
野口「そして、あたしのターン…ドロー」
野口「終末の騎士を手札に戻し【A・ジェネクス・バードマン】を特殊召喚!」
野口「終末の騎士を召喚。リターナーを墓地へ、リターナーで、【人造人間サイコ・ジャッカー】を特殊召喚!」
野口「ジャッカーの効果を発動! リリースして、人造人間を手札に加える。そして、相手の伏せカードを確認。その中に罠があれば破壊するよ」
山根「うぅ……奈落と聖バリが…」
野口「そして、破壊した罠の数だけ、手札から人造人間を特殊召喚! 来な、ショッカーとリターナー!」
野口「ショッカーとバードマンで、シンクロ! 【レアル・ジェネクス・クロキシアン】! クロキシアンで、あんたのアブソリュートを奪うよ」
701:
野口「そんで【強制転移】を発動! リターナーを渡す」
山根「……裏守備のダークロウを渡す」
野口「バトル! ショッカーでリターナーに攻撃! リターナーで、墓地のサイコ・ショッカーを特殊召喚!」
野口「一斉攻撃!」
山根「うぐぅ!……」
山根「痛たた…」
まる子「ちょっと、山根。大丈夫?」
山根「だ…大丈夫……ちょっと胃腸の調子が悪くなっただけだよ」
野口「なーんだ…てっきり、さっきの攻撃でダメージを受けたのかと思っちゃった……くっくっく」
たまえ「ハハ! 野口さん、闇の決闘じゃないんだから、そんなのある訳ないじゃん」
まる子「闇の決闘…」
702:
たまえ「?……まるちゃん? どうしたの」
まる子「うん…いやね、何かを思い出しそうになったんだよ」
たまえ「なんだろね?」
まる子「うーん……なんだっけね」
ミマツ「それじゃあ、一回戦! 次のブロックは…まるちゃんと笹山ちゃん…みどりちゃんと長山くん……」
まる子「おっと、呼ばれたみたいだね」
たまえ「私はシードだったよ」
まる子「へへへ、お互い頑張ろうね」
たまえ「うん!」
703:




テクテク
まる子「……」テクテク
たまえ「……」テクテク
まる子「……たまちゃん、あたしゃもうダメかもしれないよ」
たまえ「……私も」
704:
まる子「手札にね……スクラップ・ゴーレムが三枚も来ちゃったんだよ……しかも、二戦とも」
たまえ「私は二回戦で山田にあたってね……ギャンブルカードで大量ドローされて……そのまま…」
まる子「そうかい…」
たまえ「……」テクテク
まる子「……」テクテク
たまえ「……」テクテク
まる子「……それじゃあ、あたしこっちの道だから」
たまえ「うん……バイバイ」
テクテク
705:
まる子「…はぁ〜」
まる子「ゴーレムの数を下げようかね……でもなぁ…」
すみれ「まる子。おかえり」
まる子「ただいま」
女性「あら、あなたがまるちゃん? かわいい子ねぇ」
まる子「?…お母さん、この人は?」
すみれ「あぁ、この人はね、不動産屋をしている旦那さんの奥さんよ」
女性「始めまして」
まる子「始めまして、さくらももこです」
女性「おっ! 丁寧なあいさつね。えらいわね」
すみれ「ホホ、そんな事ないですよ。当たり前の事ですわ」
女性「いいえぇ、当たり前の事ができるのがすごいんですわよ、奥さん」
706:
女性「はぁ〜……私の産まれる子供もこんな子になれたらね…」
まる子「産まれる子供? もしかして、赤ちゃんがいるんですか?」
女性「えぇ、そうなのよ」
すみれ「今、八ヶ月なんですって」
まる子「へぇー」
まる子「名前はもう決めてるんですか?」
女性「そうね……夫とは相談してないけど、私は決めているわね」
707:
まる子「ほうほう、なんて名前ですか?」
女性「男の子だったら、タケル……女の子だったら………」
708:
 「ハナコ」
709:
まる子「ハナコ……」
すみれ「あら、良い名前ですこと!」
女性「そうかしら!」
すみれ「えぇ、それはもう………」
『おぉ〜い! お前ぇ〜〜!』
女性「あら?」
710:
男性「ハァハァ…捜したぞ」
男性「ふぅ……失礼、家内が迷惑かけました」
すみれ「いえいえ、こちらこそ失礼しました。奥さんとのお話が楽しくてつい長々と…」
男性「いえいえ……ほら、早くいくぞ」
女性「行く? 行くって、どこへ?」
男性「今日は定期検診だろ? もうすぐで時間なんだ、ほら!」
女性「あぁ! そう言えば!」
711:
女性「奥さん、失礼しました!」
すみれ「いえ、またいつかゆっくりとお話がしましょう」
女性「えぇ、またいつか。それでは、何か売りたい、欲しい、物件がございましたら『花沢不動産』まで!」
男性「……ようは済んだか? いくぞ」
女性「はーい」
テクテク
712:
まる子「ハナコ……闇の決闘…」
キートン『偶然か? はたまた必然か?』
キートン『みぎわはまだ生きているのか、いないのか』
キートン『それは誰にも分からないのであった』
───まだよ
───まだ終わらないわ…
713:
〜エピローグ 完〜
『まる子、闇の決闘をする』の巻 〜完〜
714:
『新たな闘いの予感』
──まる子達の闘いからしばらくしたある日…
カツオ「よぉ〜し、タラちゃん! デュエルだ!」
タラオ「やるですぅ〜」
サザエ「もうすぐでゴハンなんだから程々にしなさいよ」
カツオ「分かってるって!」
──とある少年達の日常が音もなく崩れていっていた
715:
中島「おい! 磯野ォォオ! デュエルしようぜ!!」
カツオ「中島…お前、どうしたんだよ!」
──新たな闘いが始まったッ!!
71

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