ディズニーの悪役から学べる人生の教訓10選back

ディズニーの悪役から学べる人生の教訓10選


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1. スカー/『ライオン・キング』:権力を持つだけの能力がないのであれば、良いマネージャーに徹するべし。
一時的とは言え、スカーは兄を殺し、跡継ぎである甥を追い払い、ハイエナ軍団の協力もあって権力を手にすることに成功しました。
しかし、彼の帝国はあっという間に最悪の形で終わりを迎えます。彼は冒頭の「Circle of Life」に参加しなかったため、食物連鎖や命の繋がりといった重要なメッセージを学んでおらず、必要以上に消費し、ライオン達を飢えさせました。
また、自分の立場が危うくなると、ハイエナに責任を押し付けようとする始末。散々利用してきたハイエナ達に八つ裂きにされる最後も自業自得というものでしょう。
2. フロロー判事/『ノートルダムの鐘』:自分に好意が無い人を無駄追いするな。
フロロー判事は決して人格者ではないにも関わらず、何年にも渡ってパリの判事をつとめていました。しかし、エスメラルダへの熱烈な恋が彼を狂わせ、その地位だけでなく命をも失うこととなったのです。
彼は己の発言や行動が正義と信じて疑わず、愛を受け入れないエスメラルダを「厳格な自分を誘惑した魔女」として火刑にしようとします。その自己愛的で歪んだ想いがパリの街を滅茶苦茶にし、結果的に護衛隊長であるフィーバスにも離反されたのです。
もしもあなたの心に『罪の炎』が再生されるようであれば、フロローの醜い邪智暴虐っぷりや悲惨な最後を思い出して、追うことを止め、ひたすら忘れる努力をするのが良いでしょう。
3. イズマ/『ラマになった王様』:部下の能力や適性を見極める目を養え。
同様の失敗は『白雪姫』でも見られました。継母は狩人を使って白雪姫を殺そうとしますが、彼は任務を全うさせることができずにダミーの心臓を継母に渡したのです。
イズマは気分屋な王様クスコの相談役を務めていましたが、彼の気まぐれが原因でその役職を失ってしまい、そのことを恨んで毒殺を企てました。しかし、手下のミスで毒薬だったはずが「ラマに変える薬」を飲ませてしまいます。
イズマはクロンクの無能っぷりを見抜くことができず、暗殺失敗を繰り返します。自らの手を汚したくないのは理解できますが、手下の能力は見極めるべきでしょう。
4. ジャファー/『アラジン』:人生の分岐点となる決断は慎重に。
大出世は喜ばしいことですが、身に余るようなポジションの場合、落とし穴があるかもしれません。
前述のスカーが権力には責任がつきものだということを失念していたのと同様、ジャファーは権力には時として「定められた期間」や「ルール」が存在することを忘却していました。
彼が権力に目が眩んで大きな決断を下す前に、ほんの少しでも立ち止まって考えてみればランプの中に閉じ込められてしまうなんて哀れな人生を送らずに済んだのではないでしょうか。
5. アースラ/『リトル・マーメイド』:何かを手に入れたいなら対価を支払え。
実はアースラは力でねじ伏せる王トリトンよりも随分まともなことを言っているのです。アリエルをたぶらかす為に歌われる『哀れな人々』の迫力と映像のせいで、無理難題をけしかける悪い魔女のようなイメージを持たれるアースラですが、歌詞をよく聞いてみると「欲しいものを手に入れるためには対価を支払う。支払い能力がなければ望むな」といったことを主張しています。
これは現実社会でも至極当然に行われていること。アリエルは魔女と取引しようとしているのだから、対価として声を要求されることは当然でしょう。しかも、個人契約にありがちな口頭契約ではなく、しっかりと契約書を作成する優良取引です。
また、エリックが再会を望んでいた命の恩人として登場し、形は違うものの彼の要求も満たします。それだけでなく、アリエルを解放する代わりに王トリトンが身代わりとなって海洋生物になるという希望も叶えているのです。
確かに、アースラはエリック王子に反撃されて命を落としてしまいますが、彼女は人々の要求に応じて与え続けたからこそ、念願だった王座を一瞬とはいえ手に入れました。
6. 山高帽の男/『ルイスと未来泥棒』:復讐なんて、やる価値はない。
興行成績的にはあまり成功したと言えないディズニーのCG長編アニメーション『ルイスと未来泥棒』のモットーは「前へ進みつづけよう」。この映画に登場する山高帽の男は、前に進み続けなかったらどうなるのかを体現したような人物です。
山高帽の男は明るい未来に目を向けることができずに、過去に縛られ「復讐」という名の鎖でがんじがらめ状態。そして復讐にばかり目を奪われるために、相棒の帽子型ドロイドのドリスに手の平で踊らされてしまいます。
自分がうまくいかないのは人のせい、人のせいにした方が気持ちは楽。しかし、復讐に逃げることは無意味です。乗り越えたり、前を見て努力したりするほうがよっぽど幸せになれるでしょう。
7. ガントゥ/『リロ・アンド・スティッチ』:好き嫌いでキャリアを棒にふるな。
スティッチは強敵ですが...
ガントゥ大尉は、世界の支配や復讐といったことを求めていたのではありません。彼は、試作品626号の捕獲という与えられた仕事を全うしようと最善を尽くしていただけなのです。
しかし、「好き嫌い」が原因で上手くいきません。確かにスティッチはかなり手ごわいので、確保が成功しないのはしょうがないのでしょう。ただ、ガントゥはプロであり、銀河宇宙連邦軍は彼にプロの仕事を期待しています。私情を挟みすぎるのはプロらしからぬ行いです。
8. ガストン 『美女と野獣』:常に脚光を浴びようとしていると、時に公衆の面前で赤っ恥を描くことになる。
ガストンは自惚れやで押しが強い悪役です。しかし、節々で自分の行いを受け入れ、省みていれば「少しクセはあるが面白い奴」と周囲から認識されたはずです。
例えば、彼は白昼堂々と公開プロポーズをしましたが、アレはフラれるリスクを考えると決して賢い行いとは言えません。
自信家な上に、ハンサムで銃の腕もピカイチ、女性から人気のあるガストンとしてはプロポーズをあしらわれるなんて想像もしていなかったのかもしれませんが、そのような周囲の注目を無駄に集めてしまう行動にでる場合、失敗した時に好感度の上がる反応を取れるように準備しておくべきです。もし彼がド派手な失恋を笑って流すことができたなら、ガストンの評判は上がったのではないでしょうか。
ちなみに、ディズニーキャストのガストンも無駄に自信たっぷりで注目を集め、みんなの前で大恥を...(これはかっこいいですが)。
9. マザー・ゴーテル/『塔の上のラプンツェル』:子供の行動を制限しようなんて不可能である。
塔に入れてでも可愛い娘や息子の行動を制限したいと考える親御さんは少なくないかもしれません。『塔の上のラプンツェル』では、マザー・ゴーテルがラプンツェルを幽閉し、真実を悟らせないように試みるものの見事に失敗してしまいます。
現実社会でこれに相当するのが、親が子供にセックスに興味を持たないようにと必死に努力することでしょう。
ただ、ラプンツェルのケースから学べるように、子供の好奇心を制限することは不可能です。ならば極端な手法で押さえつけようとするのではなく、上手い方法で導いてあげたほうがいいでしょう。
10. マレフィセント/『眠れる森の美女』:家庭を持ったり子供が出来たりすることで価値観が合わなくなってきた友人に執着するな。
実写版の『マレフィセント』の話ではありません。1959年に公開されたアニメの『眠れる森の美女』に登場するオーロラ姫のお披露目会に唯一招待されなかったことに腹を立て、純真無垢な赤子に呪いをかけたマレフィセントのことです。
確かに、大々的なパーティに一人だけ招待しないというあからさまな方法をとった王と王女もエチケットがなっていないと言えば、そうでしょう。
しかし、そこまでのことをさせてしまうだけのことをマレフィセントがしていたとも考えられます。重要な会だからこそ滅茶苦茶にされたくないと考えたのか、マレフィセントはかねてから子供が嫌いと公言していたとのかもしれません。もしくは、友達だと思っていたのはマレフィセントだけで、王と王女はそう思っていなかったということも考えられます。
なんにせよ、人は成長していくにつれ状況が変わってきます。いつまでも仲の良いお友達状態ではいられません。自分と価値観が合わなくなってきたな、と感じたらそっと距離を置いて子供を恨むようなことはやめるべきです。
[via io9]
(中川真知子)

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