唯「音楽っていいね!」back

唯「音楽っていいね!」


続き・詳細・画像をみる

1:
唯「テメーラ!盛り上がってるかぁ!?」
客「ウォー」
唯「いよっしゃあ!次がラストだ!行くぜ!ふわふわ時間!」
客「ウォー」
2:
唯「君をみてるといつも薬のみのみ」
唯「飛び出るピエロはナイフ持ち出しギーラギラ」
唯「あーあ神様お願い」
唯「純正の」
唯「ケミカルタイプくだーさい」
唯「お気に入りのやーさん」
唯「抱いてーぇ」
唯「今夜もシャブ漬け」
唯「ふわふわ時間」
客「フワフワターイム」

3:
唯「今日も盛り上がってたね?」
律「そうだな…このままならメジャーも近いかもな?」
紬「特に今日は唯ちゃんの音とってもクレイジーだったよ!」
律「なー澪?」
澪「…」
律「澪?どうかしたのか…?」
澪「なあみんな…私達、本当にこれでいいのかな?」
4:
律「はぁ?急にどうしたんだよ?」
紬「そうよ澪ちゃん。脳内麻薬が足りないんじゃない?」
唯「大丈夫?」
澪「だって、高校の時を忘れたのかよ!」
律「高校?」
澪「そうだよ!あの頃はみんな、もっとみんな…」
律「ってもあんま変わらないだろ?歌詞はあれだけど、衣装はメイドインさわ子のゴスロリ衣装でさ」
5:
律「それに、あたしらあの社長に拾って貰うまでまともにファンまでつかなかったんだぞ」
澪「そうだけど…じゃあ知ってるか?梓、今インディーズ会の新星って言われてるんだぞ?」
唯「ふぇ?凄いね?あずにゃん」
律「まああいつは努力家だからな。頑張ったよ」
澪「私達もさぁ…」
社長「ようテメーラ!今日もさいっこうにクレイジーだったぜ?」
律「社長ー!アザース」
唯「アジャース」
6:
社長「おう、澪どうした?浮かねえつらしてよぉ…」
律「澪がバンド辞めたいそうです」
澪「いやそんな」
社長「あっ…?澪、マジでそんなナマ言ってんのか…?」
澪「い、いえ!そんなわけないじゃないですか!ハハ?…」
社長「ならいいけどよぉ…あんま下らねえ事で興醒めさせんなよ…」
7:
唯のアパート!
唯「ただいま?」
憂「おかえりお姉ちゃん」
唯「ふぃ?疲れたよぉ…」
憂「ご苦労様。今ご飯作るね」
唯「うん、ありがと?憂?」
憂「そういえば、梓ちゃんのCD聴いた?」
唯「あずにゃん?ううん、まだだけど…」
憂「本当?なら聴いてみなよ。CD入ってるから」
唯「うん!聴いてみるよ!」
8:
ジャーンジャーン
憂「どう?お姉ちゃん?梓ちゃんの声可愛くていい曲だよね?」
唯「なんだ…この曲は…」
憂「えっ?」
唯「FUCK!FUCK!FUCK!SHIIIIIIIIIIT!!」
憂「お、お姉ちゃん!?」
9:
唯「あのやろー!音楽をなんだと思ってやがるんだ!?」
憂「落ち着いて!お姉ちゃん!」
唯「あのメスゴキがぁ?期待の新星だとぉ…?超新星爆発起こして80万光年先まであいつの腐った叫び声あげさせてやるよぉ!」
グワッシャン
憂「お姉ちゃん!グラタン焼けたよ!」
唯「ほ?い…」
憂「もうお姉ちゃん…世の中には色んな音楽性があるんだよ?」
唯「うん…そうだよね…それはわかってるんだけど…」
10:
別の日!
律「おー、そういや梓の新譜聴いたか?」
紬「聴いた聴いた。とっても可愛かったわ!ねえ?」
澪「ああ。梓の良さが凄い出てたよな」
唯「うん!聴いてびっくりしちゃったよ!」
ガチャ
社長「ようテメーラ!気合い入ってるか!?」
律「ウイース!」
社長「客がてめえらのクソッタレでイカれたマザーファッカーな曲を待ちわびてるぜ…」
律「いよっしゃあ!行くか!」
唯「オー!」
澪「…」
11:
唯「テメーラ!盛り上がってるかぁ!?」
客「ウォー」
唯「いよっしゃあ!最初の曲行くぜ!Syabzuke!Girls!」
唯「trip in now!ガチでキメキメnever ending girls song」
唯「就業チャイムまで待ってない」
唯「クスリはしてもポリスはNONONO!」
唯「精一杯study after school」
12:

律「いやー今日もキレキレだったなぁ?」
紬「うん!スッゴく良かった!」
ガチャ
社長「オイテメェラ!」
律「どうしたんすか?社長」
社長「てめえらにテレビ出演の依頼が来てるぜ…」
澪「ほ、ホントですか!?」
14:
社長「大マジよ。まあ地上波じゃないのが悔やまれるがよう…てめえらのそのイカレタ姿をもっと大勢の前で披露出来るぜ…」
律「澪やったな!ついに私達もここまで来たんだよ!」
澪「あぁ…良かった…良かったよ…」
社長「おいおい澪…ユルいときに泣く奴は三流…歯ぁ食いしばる奴は二流…」
律「笑え。果てしなく」
紬「そいつが一番だ」
社長「…その通りよ」
澪「社長…はい!」
15:
唯のアパート!
唯「憂?!遂にテレビ出演がきまったよお!」
憂「ホント!?良かったねえお姉ちゃん…」
唯「うん!澪ちゃんなんか泣いてたからね」
16:
収録当日!
律「ここかぁ?」
澪「遂に来たなあこの日が…」
紬「行きましょう!みんな!」
4人「オー!」
17:
スタジオ
P「いや?遂に今日初めて放火後ティータイムが生で見れるのか…」
AD「なぁ…放火後ティータイムってなんなんだ…?」
AD2「知らないのか?Pのお気に入りで、今インディーズのメタル界で人気なゴスロリバンドだよ」
AD「おっ来たぞ」
P「これはこれはユイ様!今回は誠にありがとうございます!」
唯「どうもどうも?」
澪「お、おい唯…」
20:
P「ユイ様…お願いが…」
唯「なに?」
P「ぼ、僕を思いっきり殴って下さい!」
唯「ふぇ!?で、出来ませんそんなこと!」
P「お、お願いしますよ?…」
唯「い、一回だけですよ…?」
ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ
21:
AD「それじゃ梓さんはいりまーす」
澪「へ!?な、何だって!?」
紬「梓ちゃん!?」
梓「皆さん!お久しぶりです…会えて嬉しいです!」
唯「えー!どうしてあずにゃんがここに?」
梓「知らないんですか?今日は『桜高軽音部出身のインディーズバンド特集』で私達が選ばれたんですよ?」
22:
P「じゃあ本番いきまーす!」
カチ
インタビュアー「それでは!今日は『桜高軽音部』の期待新人アーティスト!中野梓さんと放火後ティータイムのメンバーです!」
梓「どうも今日は宜しくお願いします」
放火後ティータイム「ゥェーィ!」
24:
イ「中野さんは放火後ティータイムさんの後輩なんですね!」
梓「はい」
イ「中野さんからみて放火後ティータイムはどんなバンドですか?」
梓「そうですね…とても素晴らしいバンドだと思います」
イ「なるほど…どういった点でしょうか」
梓「パワフルな演奏もそうですが、繊細な一面も持ちつつ、アグレッシブさを併合させ、それを高いパフォーマンスでしている所です」
律「梓…」
イ「なるほど?ちなみに、プライベートな関係はどういった感じですか?」
梓「はい!高校の時よりはお互い時間が会わずにあまり会えていませんけど、アーティストとしてだけではなく、1人の人間として先輩方を尊敬しています」
澪「くっ…梓…成長したな…!」
イ「そうですか…では、次は放火後ティータイムに移りたいと思います」
P「きたよ!おいカメラ!ユイ様をアップだ!早くしろこのグズ!カマほられてえのか!?」
25:
イ「ハハ…え?放火後ティータイムさんは今年でバンド結成7年という事で意外と長いんですね」
律「はい。今まで色々ありましたけど和やかにやってます」
イ「そうですか。ありがとうございます。それてば放火後ティータイムのインタビューはまた後ほど」
P「ユイ様…最高です…おいカメラしっかりやれよ!」
イ「それでは中野梓さん、放火後ティータイムさんで二曲続けてどうぞ!」
ワンツースリフォー
梓「♪?」
澪「梓、成長したな…」
紬「うん!とっても立派!」
律「こんなに嬉しいことはないな…なあ唯?」
唯「…」
26:
律「…唯?」
唯「なんだこの歌は…」
律「や、ヤバい!唯が“キレ”ちまった!」
唯「全然“クール”じゃねえ…まるでダメじゃねえか…」
澪「お、おい誰か!その馬鹿を止めてくれ!」
バックバンド1「な、なんだお前!ぐえ!」
バックバンド2「や、やめろー!」
グワッシャン
梓「な、なに!?」
唯「“梓”よう…お前こんな曲で…本当にこんな演奏で感動するとでも思ったのか?」
梓「ゆ、唯先輩…?一体何を言って…」
P「凄い…流石ユイ様…クレイジーすぎる…おいカメラ!ユイ様の一挙手一投足見逃すんじゃねえぞ!」
27:
唯「梓…“疼”くんだよぉ…」
梓「唯先輩…や、落ち着いて下さい!」
唯「見せてやるよ…アタシがよう…真の“演奏”って奴をな」
梓「何言って…いや、唯先輩!一体どこさわって、にゃん!」
唯「アタシ達より有名になるとはいい度胸だなぁ!?一体いくらもらったんだよ!?何回ヤッたんだ!あッ!?」
梓「そんなこと!私そんなことしてません!」
唯「嘘つきやがってこんの淫乱売女が!どうせアソコは真っ黒でパイパンこいてんだろ!?」
梓「唯先輩いゃあ!」
28:
唯「おらおら、ここのヴォリームが堅くなってんじゃねえかよ!?」
梓「いやぁ!アン!アン!」
唯「ヒャッハー!おいテメエラ!今から番組変更だ!ここからはアタシ達のワンマンライブだ!行くぞ!」
澪「唯…なんてことを…」
律「すげえ…すげえぜ唯!やっぱりお前はメタルモンスターだ!」
紬「みんな!いきましょう!」
PADAD2「ウォー」
29:
唯「行くぜぇ!?プレイちょっぴり精子たっぷり!」
律「ワン、ツー、ワンツースリフォー!」
唯「短小包茎カスだらけでクサクサ?」
唯「マジ切れクーソだけ残したプーレイ」
唯「女の子は硬いのがすーき」
唯「だけど黒人でかすぎーてもうだっめー」
唯「ギーリリリーギーリリリ」
唯「オーノーノーノーノーノーノノーノーノ」
唯「プーレイちょっぴり精子」
唯澪律紬梓PADAD2「たっぷり!」
30:
憂「お姉ちゃん…さすがにこれはやりすぎだよ…」
後日、この模様は放送され、そのメタルモンスターとしての生き様をありありと見せつけた唯。
その評価の批評は大きく割れたが、彼女達のファンが増えた事は言うまでもないだろう…
33:
澪「ハァ…」
律「どうしたんだよ、ため息なんかついて」
澪「いや…別に…」
律「またあれか。バンド辞めたい病か?いい加減諦めろよ。うちらの人気はいまや急上昇だぞ?」
澪「それは…わかってるんだけど…」
律「それに、澪はうちのバンドにとっても欠かせない存在じゃないか?うちらは澪の歌詞あってこそだからな」
澪「…」
ガッー、ガタンゴトンガタンゴトン
澪「ふぅ?やっぱ吉祥寺はいいな!オシャレでさぁ…上京して以来、1ヶ月に一回は来てるからなぁ…」
梓「あ、あれ?澪先輩!」
34:
澪「梓?どうしてここに…」
梓「私はお買い物です。澪先輩は?」
澪「あ、私もそんなところかな…」
梓「立ち話もなんですから、どこかで話しましょうよ」
澪「あ、ああ…」
喫茶店
澪「梓…この前はごめんな」
梓「はい?」
澪「せっかくのテレビ出演で唯があんなになっちゃって…」
梓「全然気にしないで下さい。唯先輩の豹変は噂で聴いてましたから。あそこまでとは思わなかったですけど…」
澪「梓…ありがとう…」
35:
梓「澪先輩もこの街が好きなんですね」
澪「ああ…やっぱ日本一住みたい街は違うよな!」
梓「ですよね!私、上京した時からここで路上ライブを続けてるんです」
澪「そ、そうなのか?」
梓「はい。今のコアなファンも昔から私を支え続けてくれてるんです」
澪「そうか…梓はファンに恵まれたな…もちろん、演奏もいいけどな」
梓「そんな…私なんてまだまだです」
澪「そんなことないよ。梓の演奏はインディーズの中でもかなりレベル高いと思う」
梓「…それでも…唯先輩にはかないません」
36:
澪「唯、か。確かに、あいつの演奏、上達したもんな」
梓「はい。怖いほどに…でも、唯先輩が上達すればするほど私も頑張ろうって思えます」
澪「そっか…実はさ、私バンド辞めようかなって悩んでるんだ」
梓「ええっ!?急にどうして?」
澪「なんか…私のやりたかったバンドじゃないような気がするんだ…私がやりたかったのは…もっとこう…」
梓「でも、そしたら放火後ティータイムはどうするんですか?」
澪「それはそうだけど…」
梓「考えすぎですよ。…でもどうしてもダメなら私を頼って下さい」
澪「へっ?」
梓「その時は私と一緒にバンド組みましょう!それでラジオなんかに出たりして…メジャーにもいって…夢が広がりませんか?」
37:
澪「あ、ああ…そうだな!悪くないよ!梓!」
梓「ふふ…なんだか長く話すぎましたね。私はこの辺で失礼します」
澪「ああ…梓」
梓「はい?」
澪「ありがとうな」
梓「ふふ…はい!」
38:
別の日!
律「なんか最近澪、ヤバいよな…」
唯「澪ちゃん?」
律「あいつ…辞めちゃいそうな気がして…」
紬「そんな…澪ちゃんは私達を裏切らないわよ!」
律「だといいんだけど…」
澪「今日こそ言わなきゃ…辞めるって…それで、梓とバンドを組んで私のしたいバンドするんだ!」
ガチャ
澪「みんな聞いてほしい…」
社長「ようテメエラ!ヤッてるか!?」
律「澪、社長、チース」
唯「チース」
39:
律「で、澪?どうかしたのか…」
澪「あ、ああいや…」
紬「そう言えば梓ちゃんの話聞いた?」
唯「あー知ってる知ってる!あずにゃん今度ラジオに出るんだよね?」
律「流石梓だな…」
澪「ほ、本当かそれは…?」
紬「ど、どうしたの澪ちゃん?」
40:
澪「…ク」
律「ク?」
澪「FUUUUUUUUUCK!」
律「み、澪がキレた!?」
澪「あのクソゴキブリがぁぁぁ!」
紬「み、澪ちゃん!?どこいくの!」
41:
ラジオ局
梓「こんにちは?中野梓です」
P「いや?梓ちゃんは可愛いな?なんていうか、愛でたくなるよね!」
梓「え?っとそれじゃあ最初のコーナーは、質問の…」
AD「お、おい、お前何者だ!グワ!」
AD2「おい誰かこいつをとり押さえろ!ギェ!」
ガチャ
澪「おら!MIO様の質問コーナーだボケカス!」
梓「み、澪先輩!?」
澪「よう、梓…舐めたマネしてくれるよ…今から私がリスナーの質問に答えてやるよ!」
梓「な、なんなんですか!?これは!?」
42:
P「おい!あいつは何者だ!」
AD3「あいつはMIO様だ!放火後ティータイムのMIO様だぁ!」
澪「先ずは最初の質問だ!神奈川県のペンネームアズーリからの質問だ…」
梓「勝手に進行してる…」
澪「え?『梓ちゃんは彼氏いますか?』だとぉ…梓は彼氏どころか、セフレが百人いて毎日違う男て寝てるド淫乱だ!わかったかこの童貞野郎!」
梓「ち、違います!私まだ処女です!」
澪「次だ!『好きなタイプは誰ですか?』おいおい梓…お前アイドルかなんなのか?こんなクソみたいな童貞野郎共に答える質問なんかねえんだよ!」
梓「澪先輩って…恥ずかしがり屋じゃなかったの…?」
43:
澪「リスナー諸君!今から私の歌を聴け!一発でマスかかせてやるよ!」
P「あいつどこからベースを持ってきたんだ!放送をきれ!」
AD2「出来ません!AD3がかたくなに拒んでます!」
AD3「MIO様ー!カッコイい!」
澪「いくぞ童貞リスナー供!ふわふわ時間!」
44:
澪「君をみてるといつも薬のみのみ」
澪「飛び出るピエロはナイフ持ち出しギーラギラ」
澪「いーつもマン汁」
澪「そーれかオリモノ」
澪「ずーっとシテても、きーづかないよねー」
澪「ゆーめの中へ」
澪「いーのうえよー○いー」
澪「クスリ探してーるのー」
46:
澪「あーあ神様お願い」
澪「純正の」
澪「ケミカルタイプくだーさい」
澪「お気に入りのやーさん」
澪「抱いてーぇ」
澪「今夜もシャブ漬け」
澪「ふわふわ時間」
梓PADAD2AD3「フワフワターイム」
澪「ふわふわ時間」
リスナー「フワフワターイム」
……
47:
社長「ヒャッハー!聞いたぜ澪!お前はヤるときはヤる女だな!」
澪「もう梓に顔あわせられないよ…」
インディーズバンドのライバル、中野梓を二度も打ち負かし、放火後ティータイムはメジャーの階段をのぼりつつあった…
48:
唯「テメーラ!今日も盛り上がってっかー!?」
客「ウォー!」
唯「いくぜ!クスリに首ったけ!」
唯「一秒あれば、それで充分highに、落ちれる」
唯「ひとめで惚れて、連れ帰って、ケツでもしちゃう」
唯「ズルいくらい中毒性ボーっと眺めていたら」
唯「1日で終わるなんてザラにあるけど」
唯「それじゃクスリ足りなくなるから…飛んでもいい?」
唯「Let's Try無口過ぎるキミ饒舌に変わっていくよ」
唯「生かすも殺すもただヤクザのモチベーション」
唯「今加してくTriping体中が熱くなるよ」
唯「誰にも止められないクスリに、もう首ったけ」
客「ワー!」

49:
紬「今日も盛り上がったね」
唯「そうだねぇ?ねえりっちゃん?」
律「…」
唯「りっちゃん?」
澪「どうした、唯」
唯「りっちゃんが…」
澪「どうした律?」
律「ん?ああ、実はちょっと考え事がさ」
澪「なんかあったのか…?」
律「実は、今度聡がこっちに来るんだけど、どんなもてなしをしようか迷ってさ」
50:
澪「聡かあ?…懐かしいな。元気してるか?」
律「ああ。今は地元の大学に通ってるよ」
澪「そうか…もうあいつも大学生か…」
唯「聡君って誰?」
澪「ああ、律の弟なんだ」
唯「へぇ?りっちゃん弟いたんだ」
律「生意気な奴だけどな」
紬「会ってみたいわね?」
律「いいぜ、もしあれならうちらのライブに連れて来てもいいしな」
51:
唯「おぉ?りっちゃんの晴れ舞台の御披露目ですかなぁ?」
律「へへっ…まあうちらも不本意ながらの活躍もあって、結構有名になったしな」
澪「もうその話はやめてくれよ…」
別の日!
律「よっ聡。久しぶりだな」
聡「姉ちゃん!久しぶり!」
聡「まあまあかな。姉ちゃんはどうなの?」
律「あたしか?あたしは?…まあまあかな」
聡「そっか…今日は姉ちゃんのバンメンも来るの?」
律「ああ。って噂をすれば…」
52:
澪「おー聡、元気してたか?」
聡「澪さん、お久しぶりです」
澪「大人になったなあ。昔はあんなにちっこかったのに」
唯「おお?やっぱりりっちゃんに似てるね!」
紬「ホント。姉弟っていいわねぇ」
律聡「ハハ…」
53:
喫茶店!
律「ちょっとトイレ行ってくるな」
聡「…姉ちゃん、どうですか?」
唯「どうって、何が?」
聡「姉ちゃん、ああ見えて結構無理したりして、皆さんに迷惑かけてないかなって…」
紬「そんなことないわよ。とってもいいお姉さんよ。誇ってもいいわ」
澪「聡がそんなこと心配するなんて、成長したな」
聡「ハハ…姉ちゃん家から離れてからあんまり連絡もとらなくって…心配で…」
唯「聡君…」
54:
律「よー帰ってきたぜー…ん?どうかしたか?」
澪「あーいや、何でもないんだ。そろそろいくか」
律「そうだな」
路上!
律「結構暗くなったな」
紬「もうすっかり秋ね?」
聡「姉ちゃん達のライブは明日なんだよね?」
律「ああ。まあ期待して待ってろよ」
聡「へへ…言うねえ」
55:
ジャンジャンジャン
律「ん?なんだ」
澪「路上ライブだな」
聡「姉ちゃん達にもああいうのあったの?」
律「ん?うちらは大所帯だからな…でも、唯とかは…唯?」
唯「…」
澪「やっ、ヤバい!」
聡「えっ?何が?」
紬「唯ちゃんが“キレ”ちゃったわ!」
聡「え、キレ?なに?」
57:
唯「“聡”よう…」
聡「は、ハイ…!?」
唯「お前、“rock”は好きか?」
聡「ロック…?はぁ、まあ…」
唯「今から見せてやるよ…マジモンの“rock”って奴を…」
聡「な、なんだあの人…いきなり雰囲気が変わった…」
澪「もうダメだ…ああなったら唯は止められない…」
路上ライブ男「な、なんだあんた!」
58:
唯「おめえアタシを知らないなんてよぅ…モグリだな」
男「な、何をいってグエ!」
聡「ええ!?いきなり殴った?!」
周囲の人達「な、なんだあの女の子は…」
女「あ、あの人はユイ様!放火後ティータイムのユイ様よ!」
唯「テメー!路上ライブやりたいならもっとパフォーマンスしてみろ!」
グワッシャングワッシャン
聡「な、なんてギターの扱い方なんた…」
男「なんだこの音は…エフェクターにも繋いでないのに…そうかこれは…」
聡「“rock”…これがrockなのか!」
唯「いくぜ!私の恋はサンドバッグ!」
59:
唯「何でなんだろ小指のないこわもて、あれこれと難癖をつけてくーるよ?」
唯「もしかして、やさぐれかも知れない」
唯「それなのに給料日は?やーさしいの?」
唯「スロの確率割り出す計算式、あればいいのにー」
唯「イライラしてる喧嘩腰でグチャグチャ殴る悩み事も?」
唯「イライラしてる喧嘩腰でグチャグチャ殴る悩み事も?」
唯「そうだサンドバッグ?私のこーとー」
唯「初めてだけは優しいのに知らないうちにウリだされて」
唯「もう何がなーんだかーわからなーい」
唯「ララまた明日?」
人「な、なんて凄い曲なんだ…うう…」
聡「す、すげえ!すげえぜユイ様ぁ!」
これを機に田井中聡は放火後ティータイムの熱狂的ファンとなり、律がそれを心配して実家によく電話をかけるようになったことを唯は知らない…
60:
梓「みんな?ノッてる??」
客「アズサチャ?ン!ア゙ズサヂャ?ン!」
梓「イェーイ!じゃあ次の曲いくよ?!」
客「ワァー!」
……
梓「ふう…」
バックバンド「どうしたんだよ梓ちゃん、ため息なんかついて」
梓「あ、いえ、何でもないんです!何でも…」
路上!
梓「はぁ…」
唯「あれあずにゃん?」
梓「ゆ、唯先輩!?」
唯「久しぶり?!」
梓「お久しぶりです」
61:
唯「元気してた?」
梓「は、はい」
唯「いや?この前のテレビ収録では暴れちゃってごめんねあずにゃん…」
梓「いえ、気にしてませんから…」
唯「そっか?良かったぁ。それにしてもあずにゃんどうしたの?」
梓「えっ?」
唯「何か元気ないよ?嫌な事でもあった?」
梓「…いえ」
唯「嘘だよ…あずにゃん凄くつらそう。大丈夫?」
梓「全然大丈夫ですよ」
唯「あずにゃん…」
62:
梓「…唯先輩、先輩はバンドやってて、楽しいですか?」
唯「ふえ?」
梓「私…わかんなくなって…今自分がしてること…」
唯「あずにゃん…そうだ!来てよあずにゃん!」
梓「ちょ、ちょっと唯先輩!?」
63:
梓「ここは…?」
唯「今日は放火後ティータイムのライブなんだよ!良かったらみていかない?」
梓「唯先輩…はい!」
控え室!
澪「はぁ…」
律「どうかしたのか?澪」
澪「いや…」
唯「ヤッホー!みんなあ、遅れてごめん!」
紬「おはよう唯ちゃん」
唯「おはよー!聞いてみんな!今日はなんとあずにゃんがライブを見に来てくれてるよ!」
65:
律「梓が?」
澪「ま、まさか仕返しに!?」
唯「違うよ!あずにゃん、何だか悩んでるみたい…だから、私達の音楽を聞かせてあげようと思って!」
律「なる程?いいな、メリハリつきそうだし。なっ!澪」
澪「あ、ああ、そうだな…」
ライブ後!
唯「あずにゃんどうだった?どうだった?」
梓「スゴかったです!何だか高校の頃を思い出しました…」
澪「梓…」
梓「今日はありがとうございました、唯先輩!」
唯「うん、じゃあまたねあずにゃん!」
澪「梓…」
66:
梓「ふう…」
澪「おーい!梓ー!」
梓「澪先輩?打ち上げは…?」
澪「ちょっと梓と話したいことあって…いいかな?」
梓「あ、はい…」
澪「梓もしかして、バンド辞めようって思ってないか?」
梓「!…どうしてですか」
澪「何となくな」
梓「唯先輩も澪先輩も凄いですね…私、自分が今のままでいいのかわからなくなって…」
澪「というと?」
梓「私、今のバンドが向いてないような気がして…やってても、楽しくないんです…」
澪「梓…」
67:
別の日!
律「何だよ、急に話があるって」
紬「大事な話なの?澪ちゃん」
澪「ああ。実は、うちのバンドに梓を加えようと思うんだ」
唯「ふぇ?」
律「何だって?いいのか梓?」
梓「はい!決めたんです…皆さんと一緒に演奏しようって…」
律「梓…よし!そうと決まれば社長に報告だ!」
68:
社長室!
社長「どうしたおめえら、今日はライブじゃねえぞ」
律「実は、私達のバンド梓を加えたいんです!」
社長「梓ぁ?あのチビッコか?おいおい…あんなヘタクソいれなくったっておまえ等は完璧だぜ?」
律「おねがいします!」
社長「無理なものは無理だ!」
69:
唯「そこをなんとかぁ?」
澪「おねがいします!」
律「もし社長が受け入れてくれないなら…私達、解散します!」
社長「なんだとぉ!」
澪「ヒッ!」
社長「…なら、今度のライブに対バンである奴とやってもらう」
紬「あるやつ?」
社長「もしそいつに勝てたなら…おまえ等の要求、のむぜ」
律「…わかりました」
70:
ライブ当日!
紬「どんな人が来るのかしら…」
澪「わからないな…相当な人が来るとは思うけど…」
唯「私達に出来ることをするまでたよ!ねっあずにゃん!」
梓「はい!」
ライブ!
律「会場の皆さん、今日はバンドを始める前に重大な発表です!」
客「ざわ…ざわ…」
律「私達の放火後ティータイムに新しいメンバーです!梓!」
梓「皆さん!よろしくお願いします!」
客「ナンダアイツ…ナニモンダ…」
71:
律「この子は、高校の時に一緒にバンドを組んでた子です。実力は私達が保証しま…」
?「ごたくはいいんだよ…始めようぜ…パーティーをな」
紬「あ、あなたは…」
唯「さ、さわちゃん先生!?」
72:
さ「久しぶりね…みんな」
律「さわちゃんがどうして…」
社長「あたしが連れてきた。今日あんた達の対バンは私達、デスデビルだよ!」
客「で、デスデビル!?かつてメタル界の風雲児として現れた伝説のメタルバンド!」
澪「さわ子先生がそんなに凄い人だったなんて…」
73:
さ「おしゃべりはこのくらいね…客のボルテージもヒートアップ…さあ、いくわよ!」
澪「す、凄い!」
律「ま、まるで歯が立たない!?」
唯「さわちゃん先生に追い付かないよ…」
梓「くっ…」
さ「どうしたのあなた達…?あなた達の実力はこんなもの?」
律「何…?」
さ「私は知っているわ。梓ちゃんが一人でバンドを始めた理由、あなた達が売れないからと言ってしたくもないメタルをしていること…全てね」
澪「さわ子先生…」
74:
さ「私はかつてあなた達と一瞬だけ演奏したわ。その時から、あなた達は私なんかより遥かにいい演奏をしたわ」
唯「…」
さ「あの頃のあなた達は凄く楽しそうだった…もう一度思い出しなさい!あの頃を…」
紬「さわ子先生…」
さ「失敗しても、売れなくてもいいじゃない。あなた達の人生なのよ。あなた達が、精一杯楽しみなさい。誰かの為じゃなく、自分の為に演奏するのよ!」
梓「さ、さわ子…先生…」
75:
律「…みんな!あたし達の本当の演奏を聴かせようぜ!放火後ティータイムじゃなく、放課後ティータイムとして!」
唯「うん!」
紬「ええ!」
澪「ああ!」
梓「はい!」
76:
律「ワンツースリー!」
唯「筆ペン?ふっふ?」
唯「ふるえ?るふっふ?」
唯「初めてキミへのグリーティンカード」
客「この曲…こんな綺麗な音楽を…」
社長「なんて楽しそうな顔なんだ…こいつら…みたことねえよ、こんなツラのバンドは…」
さ「みんな…」
唯「愛をとめてすらす?らとね」
唯「さあ書き出そう?」
唯「受け取った君に幸せが繋がるように」
唯「走る軌跡キラキ?ラだね、そう乾くまで?」
唯「がんば?れ筆ペン、ここまでき?たから?」
唯「かなり本気よ?」
……
77:
三年後!
タモリ「それじゃ?次は放課後ティータイムの皆さんです!」
おしまい!
78:
これにて完結
79:
おつかれ
最後なんか早足だったけど面白かったよ
8

続き・詳細・画像をみる


シャープ、経営危機再燃 政府支援企業が受注奪う 経営陣、“甘い自信”崩壊で責任論も

韓国の自動車メーカー「KIA」のコンセプトモデルをご覧下さい

奈良公園の鹿は、なぜ鹿せんべい販売所を襲わないんだ?

小学校サボった頃俺 午前中「NHKおもしれええ」 午後「」

にゃーにゃ 体重測定

ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーの思い出

back 削除依頼&連絡先