古泉「ふう…」back

古泉「ふう…」


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1:
古泉「今回で最終回ですか」
古泉「さて、明日も学校ですしそろそろ寝ないといけませんね…」
古泉「おや、放送局のページに…?」
立ったら続き書く
3:
古泉「練習セットですか…」
古泉「29800円、なかなかするものですね…とセット内容に」
特製ステッカー
女A「アレ古泉君、今日はお弁当なの?」
古泉「ええ、今月ちょっと高い買い物をしたもので」
古泉『唯ちゃんのステッカー…』
4:
ハルヒ「ねえキョン、これ見てよ」
キョン「なんだ…すごいなこれは」
古泉「こんにちわ、少し遅くなりまして」
ハルヒ「あ、古泉君、ちょっとこれ見てよ、面白いわよ」
古泉「ほう…どれどれ?」
ハルヒ「信じられないわよねー…ステッカー一枚一数千円ですって」
キョン「まったく、物好きも居るもんだな」
古泉『練習用セット15800円だと…?』
古泉「まあ、需要と供給から成り立つのが経済ですからね」
5:
ハルヒ「深夜にやってるアニメ見るだけで楽器買うなんて、信じられないわよね」
キョン「まあ、桶屋が儲かるとはこの事だな」
古泉『これが…アニメ業界に対する搾取ですか…』
キョン「信者と書いて儲けか、上手いこと言ったつもりか…」
ハルヒ「ほんっと、馬っ鹿みたい」
古泉「…」プルプル
みくる「古泉君、お茶をどうぞ?」
古泉「あ、ありがとうございます」
みくる「ふふ、お粗末さまです」
古泉「おや朝比奈さん、指先はどうされたんです」
みくる「あ…えっと、これはちょっと料理してたら火傷しちゃって」
ハルヒ「あら、駄目じゃない気をつけないと」
みくる「え、ええ…」
6:
古泉「と、僕はそろそろ時間ですので」
ハルヒ「あら、アルバイトなの?」
古泉「いえ、今日はちょっと実家の方から母が仕送りを送るからとの事でしたので」
ハルヒ「そう、じゃあ今日はちょっと早いけどそろそろ解散にしようかしら」
キョン「ああ、俺は少し用事があるから残る」
ハルヒ「そ、じゃあ鍵は任せたわよ」タッ
みくる「じゃあキョン君、私は着替えますから少し出てて貰えますか?」
キョン「ええ、じゃあ少しトイレにでも行ってきます」
ガチャン!
7:
みくる「じゃあキョン君、後はよろしくお願いしますね?」
キョン「ええ、二人とも気をつけて」
みくる「また明日」
長門「…」コクリ
キョン「さてと…家じゃ妹に邪魔されて見れたモンじゃないからな」
キョン「DVDを入れてと、折角の最終回を見るのが一日遅れちまったぜ…」
キョン「終わったか…」
キョン「まあ、先刻はハルヒに同意したが、やっぱり音楽はいいな…」
キョン「ちょっと、ネットでもして帰るか…」
キョン「尼で…一万円であるじゃないか、ベース…」
8:
キョン「ふん、まあ買わないがレビューくらいチェックしておくか」
キョン「『セットでついてきたアンプは使い物にならない』、ほらな、やっぱり駄目なんだな…」
古泉「ああ森さんエントランスで会うとは奇遇ですね、ただ今学校から戻りました」
森「あら古泉、アンタが居ないうちに届け物が来たの、預かってるわよ?」
古泉「ああ、どうもすいません、で物は何処に?」
森「とりあえず、あたしの部屋の玄関に置いておいたから、なんだか大きくて邪魔だから早く持って行って頂戴」
古泉「はい、ではこのまま伺います」
古泉『唯ちゃんの特製ステッカー…ステッカー…』
森「ほら、これとこれ、早くお願いね」
古泉「ええ、どうもすいません、では」ペコリ
11:
みくる「ただいま戻りましたー、て誰も居ないんですけどね…」
ドサドサッ!
みくる「今日は危なかったなあ、透明な絆創膏にしたからばれないと思ったんだけどなあ」
みくる「ギターって、意外と難しいなあ…」
みくる「さて、ご飯食べたら練習しないと…」
古泉「さてと…、セット内容にも不備は無いようですし…後はステッカーを確認しないといけませんね」
ビリリ…
古泉「はあ…やはり、自分の思う物を買う!やっぱりこうでないと」
古泉「いけない、まずは」
スッ
古泉「構えて、鏡の前に立ってと…」
古泉「なかなか、様になりますね、ミュージシャンぽいです」
ジャーン!
古泉「おおおお…」
14:
女A「古泉君、隈出来てるけど大丈夫?」
古泉「ええ、ちょっと昨日分からない事を調べていたら遅くなった物で…」
女A「そうなんだ、無理しちゃだめだよ?」
古泉「ええ、ご心配頂きましてありがとうございます」
古泉『言えない、鏡の前で構えて、色々ポーズ決めてたら朝だったなんて』
放課後
古泉「どうも、今日も少し遅くなってしまいまして」
ハルヒ「あら古泉君、お母さんからの仕送りはちゃんと受け取れた?」
古泉「ええ、お陰さまで」
みくる「今、お茶を淹れますね?」
古泉「ええ、朝比奈さんありがとうございます」
キョン「ういーっす、て皆揃ってるか」
ハルヒ「遅いわよ?何してたのよ!」
キョン「谷口の馬鹿と一緒に岡部に捕まってたんだ、前の小テストの結果が芳しくなかったからな」
ハルヒ「あんたねえ、学業を疎かにしてSOS団の活動を疎かにするような事があったら許さないからね!」
キョン「へいへい…」
みくる「キョン君、お茶をどうぞ」
キョン「ああ、朝比奈さんありがとうございます」
古泉『さてと、とりあえず今日は教本通りに練習をしないといけませんね…』
15:
長門「…」パタン
ハルヒ「じゃあ、今日はここまでね」タッ
キョン「さてと、俺もじゃあお先に」
帰り道
キョン「さてと、まだ日も高い訳だが…と」
キョン『中古楽器店…』
キョン『入るだけだ、入るだけ…』
スッ
店員「いらっしゃっせー」
キョン『なにやら、良く分からん臭いに、部品が散らばってるが、こんな物なのか?』
店員「何かおさがしっすか?」
キョン「ああ…えっと、中古でベースとか無いかなって」
店員「ああ、じゃあそこの棚っすね、全部中身入ってるんで勝手に開けて見てください」
キョン『そこの棚って、ソフトケース入ってるとは言えこんなに乱雑に立ってるのか』
16:
キョン「えっと…一番安いのってどれですか?ジャズが良いって聞いたんですけど」
店員「じゃ、この辺りっすかね?最近入ったばっかで美品っすよ」
キョン『白の…ジャズベース…』
店員「いやー、最近買取が多いんで、割とお得ですよ?」
キョン「…」
キョン「すいません、また来ます」
18:
古泉「さてと、まずは…と」
古泉「チューニングをしてと…」
古泉「ストラップを調整して…」
古泉「えっと…?」
キョン「一万円…て書いてあったな」カチカチ…
キョン「アンプと、諸々で2万円前後…か」
キョン『いや、見るだけだ…俺は見るだけ…』
20:
ハルヒ「ふう…」
ハルヒ「最後まで粘られたけど何とか競り落としたわね…」
ハルヒ「えっと、とりあえず部屋に置けるように、スペース空けないと…」
ハルヒ「ドラムセットって、どの位場所取るんだろ…」
長門「古本屋は至高…、こんなに安く本が買える…」
『2階:雑貨・衣服・楽器』
長門『…』
長門「少しだけ…」
長門『たくあん…』
24:
再開と…
朝倉「ちょっと長門さん!ちょっと遅くに帰ったと思ったらこの荷物は何?」
長門「…何でもない」
朝倉「全く、物を買うなとは言わないけど、少し無駄遣いも控えてよ」
長門「…」フルフル…
長門『たくあん…』
長門「朝倉涼子は怖かった…」
長門「台座を、とりあえずこの机に」
長門「ヘッドホンも買っておいて良かった」
長門「…」
ネ コ フ ン ジャ ッ タ ー
長門『良かった…ちゃんと鳴る…』
25:
ハルヒ「キョン!あたしは今日用事があるから皆に伝えといて!」タッ!
キョン「全く、終わったと思ったらこれだ」
キョン『さて…俺も伝え終わったら帰るか』
コンコン
みくる「あ、はーいどうぞ」
キョン「どうもこんにちわ、っと古泉の奴どうしたんですか?」
みくる「分からないんですけど、椅子に座ったと思ったらそのまま寝ちゃったんです」
キョン「なるほど…て、ハルヒの奴は今日は何か用事が有るみたいなんで帰っても大丈夫みたいです」
長門「…」スッ
キョン「じゃあ、俺も用事があるんでコレで…」
みくる「はい、じゃあ私は古泉君を起こしたら帰りますから」
古泉「zz…」
古泉『唯ちゃん…』
26:
ハルヒ「早く帰ってきたのは良いけど…」イライラ
ハルヒ「ああもう、お届け指定時間後5分よ」
ピンポーン!
ハルヒ母「はーい!」
ハルヒ「!!」
ハルヒ「お母さん!それ私のだから」ダダダ・・・
キョン「さて…、さっきコンビニで金も下ろして来たし」
キョン「すいません!このベース下さい!!」
店員「へーい、毎度ありー、じゃあ後、これサービスで」
キョン『ピックとシールドと…、昨日通販でアンプ頼んだ時にセット買いしなくて良かったぜ…』
27:
キョン『…意外と重いもんだな』ギシッ…
キョン『弾けもしないのに楽器持って歩くって、意外と恥ずかしいな』
キョン「ただいまー」ガチャ
キョン妹「あ、きょんくんおかえりー」
キョン「ったく、ところでお前しか居ない時に頼んだ物が届いてると思うんだが」
キョン妹「うん、ちゃーんときょんくんのお部屋に運んでおいたよ?」
キョン「よしよし、いい子だ…」ナデナデ
キョン妹「てへへ…」
28:
キョン「さてと、まずは構えてみねばな…」スッ
キョン「…」
キョン「レフティっていいな、個性を演出(笑)」
キョン「さて、練習せねばな、とりあえず買っただけの流行に流された馬鹿になってはいかんしな」
30:
一週間後 部室
トントントントン…
キョン「おいハルヒ、貧乏ゆすりはやめろよ」トントン…
ハルヒ「五月蝿いわね、あんたこそ机を叩く音が五月蝿いのよ!」
キョン「へいへい…」
ハルヒ・キョン『リズム隊は、リズム感を養う事…』
みくる「痛っ…」
みくる『指先の皮、厚くならないなあ…最近サボり気味だしなぁ…』
古泉「zz…」
古泉『うん…たん…うん…たん』
長門「…」ペラツ
長門『たくあんはやはり至高、同じ眉毛でも朝倉涼子の様に怒り出したりしない』
俺、書き終わったら朝倉に告白してくる…
33:
疲れた…オチまで後少し…
更に一週間後
長門「ただいま…」
朝倉「ああ、お帰り長門さん、キーボード借りてるわよ、後で返すから」
長門「いい…好きに使えばいい…」
朝倉「あ、そう?今日は長門さんのご飯当番だし、部屋で調教してるから出来たら呼んでね」ガラッ
長門『いつまでたっても、上手く弾けない…』
ハルヒ「ああもう…教本読んでもわかんないわね…裏を打つってなんなのよ!」ドンッ!
ジャーン!
ハルヒ「デコ律が叩けるんだからあたしにだってもう!!」
ダダダダダ…
キョン「いかんな…これならちゃんと右利き用を買うべきだったな」ペラッ
キョン「いい加減、脳内で変換しながら教本読んで練習ってのもだるいな…」
35:
閉鎖空間内
森「古泉!ソッチに行ったわよ!」
古泉「ええ、分かっています」
古泉『最近、学校から帰るとすぐ涼宮さんが不機嫌で出ずっぱりですね…』
ヒューン!!ドドド…
古泉『ああ…もう気のせいか神人まで8ビートを刻んでる様に聴こえてきました…』
古泉『今晩も、帰ったら練習せずに寝る事にしましょう…ふう…』
37:
更に一週間後
ハルヒ「えー、明日は不思議探索の日…なんだけどあたしが用事で不在だから、中止!」
キョン「全く、まあ仕方ないか」
ハルヒ「そうね、まあ明日は各々休養を取ってまた来週からの授業に備えなさい!以上!!」
キョン「へいへい…」
キョン『となると、明日の内にやっとくべきだな…』
古泉『今日は給料日ですし、明日はじゃあ…』
みくる『ふう…指先もようやく治りましたし、明日がオフでしたら…』
長門『明日は図書館に行こう…』
39:
土曜日、市内某所
キョン『はあ…ここまでくるのは中々しんどいもんだな…』
キョン『えっと、楽器は…2階か…』
キョン「ああくそ、重い…」
41:
キョン「えっと…買取カウンターはと」キョロキョロ…
店員「お客様、何かお探しですか?」ガラガラガラ
キョン「ああ、えっとダチに頼まれたんですけど、コレの買取カウンターって?」
キョン『ドラムセットか…ていうか店員に運んでもらえるのか』
店員「ああ、でしたらコレを今そこまで運ぶ所ですので、どうぞお載せ下さい」ニコッ
キョン「あ、スイマセンっと」ドサッ
ガラガラガラ…
店員「あ、お客様お待たせしました。」
ハルヒ「遅いわよ全…く…?…キョン?」
キョン「え…ハルヒ…?」
44:
ピンポンパンポーン…
『買い取り番号札56番をお持ちのお客様ー、査定が終わりましたので、2階カウンターまでお越し下さい…』
ハルヒ「えっと…なにその…ギターケース?」
キョン「いや…これは…谷口の馬鹿が飽きたからやるって貰ってだな…」
ジイイイイイ!
ハルヒ「て、ベース?」
「はーい!すいませーん…え?えええ!?」
キョン「朝比奈さん?!」
みくる「え、キョン君と涼宮さん!?」
店員「あ、ギターをお売りの朝比奈様で宜しいですか?」
キョン「ていうか!ハルヒ、お前がこのドラムセットを?」
ハルヒ「こ!コレはウチの馬鹿親父が…」
少し離れた場所より
長門『図書館に行く前に立ち寄ってみたら…』
長門「ユニーク」
45:
中古楽器店
店員「いらっしゃっせー」
古泉「すいません、このギター下取りで…そこのレスポールを!」
店員「へい、まいどー」
終わり
49:
おつ
5

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