モバP「アイドルを攻略してパラレルワールドから脱出する……?」back

モバP「アイドルを攻略してパラレルワールドから脱出する……?」


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1:
――― 晶葉のラボ
晶葉「ようやく完成したぞ!異次元空間転送装置が!」
P「ほえー、すげぇのが出来たなぁまた」 ペタペタ
晶葉「ああ、だがまだ調整中だからな、決してその装置の中に入ってボタンを押したりしては……」
P「へ?」 ボタンポチー
キュイイイイイイイイイイイイ
P「え?え?」
バシュウゥゥゥゥゥゥウン!!!!
晶葉「……あっ」
晶葉「……うん、いやまぁ何かそんな予感はしていたが……」
池袋晶葉(14)
2:
P「くそっ……つい機械の中に入ってボタンを押したくなるクセが出てしまった」
P「しかしここはどこだ?家の中みたいだが……」
パタパタパタ
菜々「あれ、Pさん帰ってたんですか?おかえりなさい」
P「菜々さん!?」
菜々「へ?何をそんなに驚いてるんですか?」
P「え?え?俺……あれ……?」
菜々「どうしたんですか?なんだか今日のPさんは変ですよ?」
P「いやあのちょっと待って、えーと……まずここはどこ?」
菜々「貴方の家に決まってるじゃないですか。どうしたんですか?中二病にでもなったんですか?」
P「とりあえず菜々さんは何で俺の家に?」
菜々「え……」シュン
P「あれ!?なんか落ち込んでる!?」
菜々「やっぱり……まだ私の事をお母さんとは呼んでくれないんですね……」
P「何があったの!?」
安部菜々(永遠の17歳)
4:
――――
P「てことは俺は幼いころに両親を亡くし、菜々さんの家で面倒を見てもらっている17歳……。あっ確かに体が若い」
菜々「それより別の世界から飛んできたってどういう事ですか?菜々も確かに痛いキャラを作っていた事はありますが、
別の世界から意識だけ飛んできて記憶喪失とかそんなぶっ飛んだ設定はさすがにやったことありませんよ」
P「痛いキャラ作ってた事は自覚あるんだな」
菜々「ぎくっ!?」
P「うーん……詳しく説明してると長くなるけど、母さんは向こうの世界でアイドルをやってたんだよ。
んで、俺がプロデューサー」
菜々「ええ!?アイドルですか!?」
P「うん」
菜々「はー……いや、やりたいと思ってはいましたけど、まさか実現してるなんて。こっちの世界でもプロデューサーをやってくれれば……」
P「いやいやまだこっちの俺17歳じゃん。無理無理」
菜々「あ、そうでしたね。とりあえず元の世界に戻る方法を考えましょうか」
P「それが全く手がかりなしで……」
ガチャ
「それなら任せて下さい、お兄ちゃんっ!」
P「え?この声はまさか」
5:
加奈「話は聞かせてもらいましたッ!この私がなんとかしてみせましょう!」ババーン!
P「加奈!お前なんでこんなところに!ていうかさっきの口ぶりからすると」
菜々「加奈ちゃんは貴方の義理の妹に当たりますね」
P「やっぱりかァー!ていうか義理多いな!」
加奈「お兄ちゃんが困ってると思ってメモを確認してみたところ」
P「メモでなんとかなる問題じゃねぇよなぁ」
加奈「晶葉さんと名乗る方からの指示が届いていました」
P「なんとかなる問題だったかー」
加奈「どうぞ」
P「サンキュー」
『Pへ、どうやら機械の不具合が発生したらしく』
P「HRTァ!!!」
加奈「へ?」
P「あ、いやなんでもない」
『すぐに戻れない状況となった。戻るためにはそちらで一定の条件を満たしてもらい、
この機械の「帰還ゲージ」をためてもらう必要がある』
P「チュートリアルかぁ」
P「で、その帰還ゲージの貯め方は?」
『現在、絶賛調査中だ』
P「何が絶賛!?何を絶賛!?」
菜々「今日のPさんはテンション高いですね……」
加奈「よくわかんないけど、私も協力しますね!」
今井加奈(16)
7:
――――
P「とは言ったものの……手がかりなしかぁ。どうすりゃいいんだろ」
菜々「まずは普通に学校に行ってみては?何か手がかりをつかめるかもしれませんよ!」
P「そっか、こっちでは高校生なんだっけ。それもありか」
加奈「私もお兄ちゃんと同じ学校ですからね」
菜々「学校のシステムまで違うという事はないと思いますけど……わからないことがあったら加奈ちゃんに聞いてください。
あ、お弁当とかは作りますからね!」
P「ありがとう母さん。ていうか母さんっていうの滅茶苦茶違和感ある」
菜々「そうですか?こっちとしてはすごく新鮮で嬉しいですね」
加奈「向こうの世界での私はどんなだったんですか?」
P「加奈もアイドルやってたぞ」
加奈「ええ!?わ、私が……アイドル?無理あるような」
P「そんな事言うなよ!!」
加奈「お兄ちゃん、こわいです……」
P「あ、ごめん」
加奈「いえいえ」
9:
――― 2/9(月) 朝
P「あ、学校への道って……」
P「加奈に聞きに行こう」

コンコン
「はーい」
ガチャ
P「加奈、学校への道に関してなんだけど……」
加奈「道?私が案内しますから、そこは気にしなくても」ヌギヌギ
P「ってウォイ!着替え中かよ!?」
ガッチャバタン!
加奈「私は気にしませんよ!」
P「俺が気にする!」
菜々「おはようございますPさん、朝から元気なのはいいことですね!」ニコニコ
P「徐々になじみつつある自分が怖い」
11:
――― 登校
P「学校かぁ……もう何年振りだろ」
加奈「向こうの世界では、お兄ちゃんは社会人だったんですか?」
P「ああ、バリバリの社会人。残業なんてもう息するようにしてたわ」
加奈「へぇ……かっこいいなぁ」
P「そうか?社会なんてものはいい事何一つとしてないぞ?例えばなぁ……」
加奈「あれ?前の方から何か……」
P「え?」
前からやってきたものは?
1.誰かの飼い犬
2.ノラ猫
3.珠美
>>12
12:
3
13:
バァァーーーーンッ!!
珠美「P殿とお見受けいたします!我が名誉のために、いざ、勝負!!」
加奈「た、珠美ちゃん……?」
P「あれ?二人知り合いなの?」
珠美「無論です!」
P「ていうか何?勝負?俺さっさと学校行きたいんだけど」
珠美「むむ!学校に行こうというのであれば、この珠美を倒してからにしてもらいましょう!」
P「(何こいつめんどくさい)」
P「俺何かしたっけ」
加奈「何かしたというか、剣道部の珠美ちゃんをお兄ちゃんが瞬殺したことが始まりですね!メモしてあります」
P「そりゃあ男の方が強いに決まってんじゃん……」
珠美「いえいえ、珠美は男子にも悠々と勝つ実力の持ち主です。
剣道部入部以来、負けたのはP殿が初めてです!」
P「そうなの?」
加奈「たぶんそうですよ」
P「こっちの珠美は小さいのに強いんだなぁ……よしよし」
珠美「えへへー」ニコニコ
脇山珠美(16)
16:
珠美「……はあっ!?そうじゃないそうじゃない。
あやうくごまかされる所でした……珠美といざ、尋常に、勝負!」
P「といってもなぁ……ゆったり勝負してるほど暇でもないし」
加奈「どうします?」
1.真剣勝負に応じる
2.お菓子かなんかで適当にごまかす
3.別の勝負に持ち込む
4.その他(自由安価)
>>18
18:
3
20:
P「なら勝負してやろう!」
珠美「本当ですか!」キラキラ
加奈「(トランペットを買ってもらう少年のような目をしてる……)」
P「ただし、勝負の方法はこちらで決めさせてもらうぞ!」
珠美「えっ、それでは意味がないのでは」
P「よく考えても見ろ珠美」
珠美「(呼び捨て)」キュン
P「俺はこの通り制服に鞄、そちらは道着に竹刀……これではあまりにも正々堂々とは言い難いのではないだろうか」
珠美「……た、確かに!」
P「武士たる者、いついかなる時も正々堂々と戦うものではないか?」
珠美「はい!その通りだと思います!」
P「よっしゃ!ならかけっこで勝負だ!」
珠美「えっ」
P「どっちが先に学校まで着くか……よーい、ドン!」
シュバッ!!
珠美「えっ、えっ……、あああ!なんかすごい早い!?」
加奈「先行ってるね!」
シュタタタ
珠美「……あの二人って忍者でしたっけ」
21:
アナウンス:浜口あやめの好感度が+2されました
加奈「学校に着きましたね!」
P「ああ、珠美も後で来るだろう」
清美「おはようございます!」
P「ああおはよう。こっちでは正規の風紀委員か」
清美「正規……?言ってることはよくわかりませんが、今日もいい風紀ですね!」
P「いい風紀ってなんだいい風紀って」
清美「風紀を守るものとして、風紀の乱れは見逃せませんからね!」ビシーン!
P「よくわからんががんばってくれ!」
清美「もちろんです!あ、そろそろチャイムが鳴りますよ!あと五分です!」
P「お前も教室戻った方がいいんじゃ……?」
冴島清美(15)
23:
ガララー
P「おはよー」
卯月「おはようございます!島村卯月です!」
P「お前はいつも変わらないなぁ……もうなんかこの状況慣れたわ」
P「(しかし加奈とは違う学年だが……この学年もアイドルばっかりだな)」
P「誰かと交流を図ってみるか」
誰にする?
1.クラスメイトのアイドル(16?17歳のアイドル)
2.他の学年(15歳から18歳までのアイドル、17歳と16歳をを除く)
3.むしろ先生と交流を図る(大人組)
>>25
25:
1
27:
P「ここはクラスメイトのアイドルと交流を深めよう」
P「……あれ?智絵里って同い年だったっけ?」
P「おはよう智絵里」
智絵里「ひっ……モバPくん?」
P「(苗字がモバP、名前がPという設定らしいぞ)」
P「おう、おはよう」
智絵里「珍しいね……今日は何かあったの?」
P「え?いや何かあったわけじゃないけど……いつもそんな話さないっけ」
智絵里「うーん……モバPくんは比較的話すほうだとは思うけど……」
P「けど?」
智絵里「私そもそも男の子が苦手だから他の人と全く話さないんだよね……」
P「なるほど……」
智絵里「えへへ……」
P「あれ?それじゃあ何で俺と―――」
キーンコーンカーンコーン
P「あ、チャイムか……惜しいな、じゃあ智絵里、また後で」
智絵里「あ、うん……」
智絵里「(い、いきなり呼び捨てかぁ……)」
智絵里「(Pくんって大胆なんだなぁ……)」
島村卯月(17)
緒方智絵里(16)
28:
アナウンス:緒方智絵里の好感度が+1されました
―――昼休み
P「お昼になったぞ」
P「昼飯は弁当だが……誰と食べようか?」
1.今井
2.智絵里と交流を深める
3.他のアイドルを探しに行こう(アイドル名安価)
>>30
30:
水奏
32:
P「(奏にしよう)」
P「(冷静なアイツなら、何かいいアドバイスをくれるはずだ)」
P「……てか奏はどこにいるんだ?」
P「同じ学年だが、クラスは違うみたいだな」
P「探しに行こう」
――― 食堂
P「いない」
――― 音楽室
P「ここでもない」
――― 中庭
P「いない」
P「なぜだ」
P「むーん……いないんじゃしょうがないな。とりあえず屋上で飯を食べるか」
――
ガチ……
P「あれ?屋上の鍵がかかってる?」
P「オラッ!!開け!!開け!!!」
ガンガンガンガン!!!
ガチャ
P「開いた!」
奏「……モバPくん?どうしたの?こんなところに」
P「君に会いに来た」
奏「えっ……!?」キュン
水奏(17)
33:
奏「ず、ずいぶんと大胆な事を言うのね……そういう性格だったの?」
P「生まれつきずっとこうだぞ」
奏「そ、そうなんだ……ねぇ、性格変わった?何かあった?」
P「む、流石に察しがいいな、実は……」
―――
奏「別の世界から……?」
P「にわかには信じがたいと思う。嘘だと思うならキスしてくれてもいい」
奏「えっ」ピクッ
P「しないならこっちから」
奏「ちょ、ちょっと待って……わかった、わかったから」
P「おお、物分かりがいいな」
奏「前までの貴方はそんな性格じゃなかったもの。もっとおとなしくて……からかいがいのある」
P「お前の性格もあっちと変わらないんだな……」
奏「あら、そっちの世界にも私がいるの?どんな感じの子?ちゃんとやってる?」
P「アイドルだよ。最高に輝いてる」
奏「あ、アイドル……?」
P「そう、アイドル」
奏「あの、歌って踊る……?」
P「うん」
奏「……想像もつかないような話ね」
P「そうか?こっちの奏も十分アイドルやれるくらい可愛いが……」
奏「……ふふ。ありがと。そうね……あなたがキスしてくれるなら、アイドルやってもいいかも」
P「やっぱりその結論に行きつくんだな」
奏「え?やっぱりってことは……」
P「ふふ」
奏「……」スッ
P「おい何で顔そらすんだ」
奏「ばか」
P「なんで」
34:
―――
奏「それで……P君は、元の世界に戻りたいんだ」
P「ああ」
奏「(やった、自然に下の名前を呼べた)」
P「そもそもこっちの世界の俺もどこかに行っちゃったみたいだしな……
なるべく早く元に戻らないと」
奏「ふぅん……」
P「ん、何か思い当たることがあるのか?」
奏「ううん?全くないけど……」
P「なんだよじゃあその思わせぶりな態度は……」
奏「うーん……だって、今の貴方が帰っちゃったら、こうして話したことも貴方の記憶から消えるんでしょ?」
P「俺の記憶が消えるっつうか持って帰るって感じか」
奏「……そっか」
P「???」
奏「うん……じゃあ私も協力するわ」
P「本当か、助かる!」
奏「その代わり、一つだけ伝言お願いしていい?」
P「伝言?」
奏「そ、向こうの私に一言」
P「なんて?」
奏「『がんばれ』って」
P「……?よくわからんが、わかった」
奏「ふふ、ありがと。だから好きよ」
P「俺も好きだぞ、アイド……あっ」
奏「?」
P「そっか、こっちじゃあアイドルじゃないんだな……」
奏「どうしたの?」
P「いやな、向こうじゃあ恋愛なんてご法度だったんだけど、
こっちならお互い17歳だろ?だから恋愛してもいいんだなって」
奏「…………ッ!」
P「へ?」
奏「さ、そろそろ教室戻ろう?チャイムが鳴っちゃうよ」
P「え?でも」
奏「行こ」
スタスタスタスタ
P「待って!何かやたら早足じゃない!?おい何で!?」
35:
アナウンス:水奏の好感度が+2されました
キーンコーンカーンコーン……
P「結局放課後になっても何もわからなかったか……」
P「どうしようか」
1.素直に家に帰る
2.智絵里とお話したい
3.奏ともう少し話す
4.流石に珠美の相手をしてやる
5.その他のアイドルに会いに行く(アイドル名安価)
>>37
37:
だりーな
43:
P「よし、李衣菜に会いに行こう。アイツはなんやかんや言ってノリがいいから協力してくれるはずだ!」
P「李衣菜はクラスが違うな……うーんアイツが行きそうな場所と言えば」
――― 最寄りのCDショップ
李衣菜「フーンフフロックロック」 シャカシャカ
P「いた」
P「李衣菜ー」
李衣菜「?♪」シャカシャカ
P「聞こえてないな……」
P「仕方ない」
1.肩を叩いて呼ぶ
2.大声で呼ぶ
3.路上ライブをする
4.πタッチ
>>45
45:
1
48:
トントン
P「李衣菜ー」
李衣菜「ひゃっ!?なんだモバPくんか……どうしたの、こんな所で、何か用?」
P「大事な話があって」
李衣菜「えっ……!?もしかして……軽音部を作る気になったの!?」
P「違うぞ」
李衣菜「なーんだ……」
P「とりあえず最寄りのマックまで行こう」
李衣菜「いいよー」
P「(こいつ本当ノリいいな)」
多田李衣菜(17)
49:
モソモソ
李衣菜「へー、異世界から飛んできたの?そりゃまたロックだねぇ」
P「(ロックなのか)」
P「ああ、にわかには信じがたい話だと思うが……それで協力者を募ってるんだ」
李衣菜「なるほど……協力者!何かロックな響きだね!で、私は何をすればいいのかな」
P「まだ決まってない」
李衣菜「ええっ?」
P「だが、無から有を生み出す事こそがロック……そうだとは思わないか!?」
李衣菜「た、確かに……!」
P「今あるものを享受しているだけでは駄目だ、既成の概念をぶち壊し!
そこに新たなるものを作り出す!!これぞ、これこそが……!!!」
P 李衣菜 「「ロック!!」」
P「イェー!!」
李衣菜「イェー!!」
パシーン!
店員「(何やってんだろあの人たち……)」
52:
アナウンス:李衣菜の好感度が+1されました
アナウンス:Pのステータスに「ロック」が追加されました
―― 帰宅
P「結局手がかりはなかった……」
菜々「まぁまぁ、気を落とさないでください、今日の晩御飯はハンバーグですよー!」
P「わぁい!」
加奈「わぁい!」
――― 2/10(火) 朝
P「なんか変な夢を見たな」
P「どんな夢だったっけ……?」
1.四葉のクローバーを集める夢
2.珠美をいぢめる夢
3.誰かとキスする夢
4.とにかくロックな夢
5.その他(自由安価)
>>54
54:
警察に厄介になる夢
55:
P「警察に厄介になる夢を見たな……」
P「うーん不吉だ。一体何をしたんだろうか」
P「現実では警察に厄介にならないように気を付けないと……」
ガチャー コンコン
加奈「お兄ちゃん、用意できました?」
P「ああ、今いく。そういえば何か連絡はあったか?」
加奈「ううん?昨日は何も……」
P「そっかぁ……うーん……帰るために何をすればいいかだけでもわかればなぁ……」
加奈「まぁまぁ、そのうちわかりますよ!気にしないでください!」
P「ありがとう、さ、朝飯食べるか」
56:
アナウンス:片桐早苗の好感度が+1されました
――― 登校
P「今日もいつも通りかぁ」
加奈「ですねぇ」
珠美「珠美は鞄ではありません」
P「でも相手してるとめんどくさそうだしさぁ」
珠美「だからといって抱えて持っていこうとするのはどうかと思います」
P「そうかぁ?」
珠美「そうです」
加奈「まぁまぁたまちゃん、細かい事は気にしない方向で」
珠美「たまちゃんではありません」
58:
ので行動先安価を投げておきます
お昼休みの行動
1.珠美と遊ぶ
2.智絵里に構う
3.奏と過ごす
4.李衣菜で遊ぶ
>>60
60:
4。
61:
P「李衣菜ー、遊ぼうぜー」
李衣菜「いいよ!お昼はどうするの?」
P「カロリーメイト」スッ……」
李衣菜「ロック!!」
――― 放課後
P「ギター買ってきた」
李衣菜「すごいロックじゃん!!私ベースがいい!」
P「そういや李衣菜ってギター弾けんの?」
李衣菜「ん?……私クラスになると崇高すぎて回りがついていけないんだよね」
P「すげぇ!!マジパネェ!!」
李衣菜「えへへー」ニコニコ
62:
2/11(水・祝)
ピンポーン
『はーい?どちら様でしょうか』
P「モバPでーす、李衣菜さんいますかー」
『あら?お客様?李衣菜ー』
『はーい』
ドタバタ
ガチャ
李衣菜「おはよう!どうしたの?朝っぱらから」
P「曲作るために山行こうぜ」
李衣菜「イイネ!!準備するよ!!」
タッタッタッタ……
63:
―――― 近くの山
P「?♪、きらめいて、流れる星のストライド?♪」
李衣菜「すごいいい!!何その曲!!すごいいいじゃん!!」
P「(お前の曲だけどな)」
李衣菜「もっとこう……もっと四字熟語足そうよ」
P「えっ」
李衣菜「入れられるだけ入れようよ、敢て漢字使うとかすごいロックじゃん!」
P「(やはりお前はどの世界でも変わらないのか……」シミジミ
李衣菜「こっちがエモーション……んで韻踏んで」
P「すごい、同じ曲が出来上がろうとしている……」
李衣菜「同じ曲?」
P「いや、なんでも」
李衣菜「??♪」
P「(やっぱこいつこっちでもアイドルになるべきなのでは……?)」
李衣菜「あ、暗くなってきた」
P「マジだ」
李衣菜「帰ろっか」
P「……どっから来たっけ?」
李衣菜「……忘れちゃった♪」
P「えっ」
64:
2/12(木) 朝
――― 学校
李衣菜「いやー、昨日は楽しかったねー!」
P「ああ、また行こうな」
李衣菜「ね、ね、今度の土曜とか暇?」
P「もちろん」
李衣菜「じゃあ決まり!土曜行こうよ!」
P「いいぞ」
李衣菜「やった!約束だかんね!」
P「おう(かわいいなぁ)」
69:
P「(しかし、同じ高校生の身からはこんな風に見えてたんだなぁ)」
P「(ていうかどうでもいいけどこのクラス顔面偏差値高すぎだよなぁ)」
P「(ここ経験したらもうどこ行っても物足りなくなりそう)」
キーンコーン……カーンコーン……
P「おっと昼休みか」
P「どうしようかな」
1.李衣菜の所へいく
2.珠美で遊ぶ
3.智絵里で和む
4.奏とランチ
5.自由安価
>>72
72:
4
74:
―――― 屋上
ガンガンガンガンガンガンガン!!!!!
ガチャ
奏「ね、ねぇ……もうちょっと静かにノックできない?
ていうかLINEでもなんでも呼んでくれたら」
P「そんなのロックじゃないだろ!!」
奏「えっ」
P「YEAH」
―――
奏「……で、元の世界に戻る手がかりは見つかったの?」
P「全く持って何も」
奏「そうなんだ……ねぇ」
P「ん?」
奏「ずっとこの世界にいる、っていうのは……駄目かな?」
P「え?」
奏「だってもう、戻る手段がないのよね?それだったら……ずっとこっちにいても」
P「いや、それは……」
奏「……そっか、そうよね」
P「うん、やっぱり俺は、こっちの奏も好きだけど、向こうの奏の方が好きだよ」
奏「!」
P「あ、いや今のは告白とかそういうのじゃなくてな?そのな?なんというかな?」
奏「え、えと……」
P「き、気にしなくていいから」
奏「あのさ」
P「ん?」
奏「今週の土曜日って……暇、かな?」
1.ごめん、ちょっと今週は用事があって
2.暇暇!!すっげー暇!ウルトラ暇!!
3.李衣菜とデートするんだ
>>76
76:

78:
アナウンス:水奏の好感度が-2されました
――
P「……ごめん、ちょっと今週は用事があって。来週じゃダメかな?」
奏「……そっか、ならいいの」
P「ちなみに何の用だったの?」
奏「ふふ……鈍感」
コツン
P「あいた、何で小突くのさ」
奏「それがわかるようになったら教えてあげる」
P「矛盾してねぇ……?」
―――― 放課後
キーンコーンカーンコーン……
P「さ、帰るか」
奏「ねぇ」
P「あれ?奏……どうしたんだこんなとこで」
奏「……やっぱりあなたは、この世界の人じゃないのよね」
P「何をいまさら」
奏「ううん?確認したかっただけ……」
P「そっか」
李衣菜「P????!!かえろーーー!!」
P「わかったーーーー!!今いくーーーー!!!」
奏「……すごい元気ね」
79:
2/13(金)
――― 放課後
李衣菜「ごめん!今日は遊べない!」
P「えーなんでー」
李衣菜「まぁまぁ。代わりに明日存分にあそぼー」
P「いいぜ!俺の歯ギターを見せてやる!」
李衣菜「あれ本当にやるの!?すっごい歯削れるよ!?」
P「全部犬歯ってロックじゃない?」
李衣菜「ロックだ……!!!」
82:
2/14(土)
ピンポーン ピンポーン
ピンポーンピンポーン
P「りーーーーなーーーーー」
『すぐいくーーーー!!!』
――
李衣菜「いってきまーーす!!」
ドタバタ
李衣菜の母「元気ねぇ……」
―――
P「今日はせっかくだし湖でネッシーでも探そうと思うんだよ」
李衣菜「ロックだね!」
P「あれ……そういえばなんだけどさ」
李衣菜「ん?」
P「今日の服、可愛いな。すごい似合ってる」
李衣菜「……え」
P「珍しいよな、そんな可愛い系の服、好きだっけ?」
李衣菜「……あ、あはは!ど、どんな服でも着こなすのがロッカーだと思ってね!」
P「なるほど!カッケェー!!」
李衣菜「で、でしょー?」
83:
―――― ネッシーがいると噂される謎の池
P「うーむ……見当たらないなぁ」
李衣菜「だねー……ここじゃなかったのかなぁ?」
P「あ、でもブラックバスならいる」
李衣菜「ブラックバスはあんまりロックじゃないなぁ」
P「確かに……」
李衣菜「あ、そうだ」
ゴソゴソ
P「ん?」
李衣菜「え、えへへ、これ」
P「何コレ」
李衣菜「きょ、今日ってバレンタインでしょ?だから、その……ロック!!」
P「ロック!!」
バッ
P「わぁ、開けてもいいか?」
李衣菜「いいよ!上手くできてるかわかんないけど……」
P「大丈夫だって、その心意気が既にロックだから」
李衣菜「だよね!ロックだよね!!」
85:
P「へぇ……小粒のチョコか……」
李衣菜「ロックかな……」
P「ロックだな……」
李衣菜「えへへ……」
P「あむ」
パク
李衣菜「!」
P「……」
李衣菜「ど、どう?」
P「…………」
李衣菜「…………」ドキドキ
P「YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!」
李衣菜「YEAHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!」
アナウンス:多田李衣菜の好感度がMAXになりました
アナウンス:称号「キングオブロック」を獲得しました
88:
―――― 帰宅
P「ただいまー」
加奈「おかりなさい!お兄ちゃん!」
菜々「おかりなさい、Pさん!」
P「結局今日も手がかりはなかったよ……俺は超絶ロックだけどな!!」バァーンッ!!!
加奈「(なんてすごいロック……!!)」
菜々「(これは突っ込んだほうがいいのかな)」
加奈「そういえば、お兄ちゃん宛てにメッセージが届いてますよ」
P「何だと!?見せてくれ!」
『やったな!どうやら条件のうち一つを満たしたようだ』
P「満たしたの!?マジで!?何したの!?」
『こちらではよくわからないが、機械のゲージが1目盛り回復していた。
あと4目盛り回復すれば機械が作動し元の世界に戻れるようになるぞ』
P「1目盛り……?どういう事だ?何をすれば条件達成なんだ……?」
加奈「あ、そういえばお兄ちゃん、今日はバレンタインなので、どうぞ」
菜々「あ、菜々からもどうぞ!ウサミンパワーを込めてありますよ!」
『今2目盛り回復したぞ』
P「チョコかッ!!!!」
加奈「え?何かわかったんですか?」
P「チョコ!チョコだよ!!チョコを貰えば元の世界に帰れるんだ!!」
菜々「1?くらい買ってきましょうか?」
P「そういう事じゃないと思う」
89:
――――翌日 2/9(月)
P「しかしバレンタインは既に過ぎてしまったし……」
P「単純にチョコレートを貰うだけではいけない気がする……他の条件も満たさねばならないか」
P「今日が15日だから……あれ?」
ガチャー
加奈「お兄ちゃん、くいかないと学校に遅刻しますよ?」
P「え?今日日曜……」
加奈「……?寝ぼけてるんですか?今日は月曜です!さ、さ、準備してくださいねっ」
P「……あ、なるほど」
―――
P「(2月9日から2月14日までをループして)」
P「(その間にもらったチョコがカウントに入る)」
P「(そのカウントが5人分……つまり李衣菜と菜々と加奈を除くとあと二人からチョコを貰えば良いということか)」
P「(なんかギャルゲーみたいだな)」
P「(そうと決まればまず行動だ!どうしよう?)」
1.学校へ行く
2.学校などに行ってる場合ではない、チョコをくれそうなアイドルを探す
3.せっかくなので菜々さんに甘えて一日すごす
>>91
91:
1
92:
―――― 学校
P「やはりなんと言っても学校だろう」
P「フラグ、恋愛、バレンタイン……すべてがここに詰まってるといっても過言ではない」
P「まず誰かに話しかけよう、きっかけづくりだ」
誰に話しかける?
1.智絵里
2.奏
3.卯月
4.自由安価(高校生のみ)
>>94
94:
しぶりん
98:
P「下級生のクラスへ行こう」
ガララー
ザワザワ……
P「なぁなぁしぶりん」
凛「……………え、私?」
P「おう」
凛「やけに馴れ馴れしいね、先輩だっけ?」
P「先輩なのに敬語つかってくれないんだな」
凛「使ってほしい?」
P「全然」
凛「だよね。それにしても……何の用?朝っぱらからわざわざ」
P「いやちょっと、お前と話したくなっただけだ」
凛「ふーん……あっそ」
P「お前さえよければお昼休みも話したいんだけど」
凛「考えとく」
P「そりゃ助かる」
99:
―――――― お昼休み 凛ルート
P「朝の様子を見る限りでは微妙だったなぁ……」
P「果たしてちゃんと話を聞いてくれるのだろうか?」
P「偶然俺の好感度が高いとかそんな奇跡があってくれれば……」
渋谷凛の好感度はどの程度?
>>101 のコンマで判断します
最高が99、最低が00。50以上で好感度高いとみなし成功、
49以下で好感度は低いためお昼休みのトークが失敗します
101:
よいしょ
102:
アナウンス:渋谷凛から「いきなり話しかけてくる気持ち悪い先輩」の評価を貰いました
―――
P「うーん、お昼休みの話には応じてくれないか」
P「まぁ当然と言えば当然か……こっちでは普通に他人だものな」
P「さて、どうするか」
1.お昼休みは別の子と食べよう(自由安価、高校生のみ)
2.しつこくしぶりんの所へ行こう
3.学校を早退してアイドル探しに出かけよう
>>104
104:
1.奏お願いします
106:
ガンガンガ
ガチャ
P「あれ?今日は反応が早い……」
奏「何故かしら……何故か貴方が来る気がして」
P「へぇ、運命かな?」
奏「ふふ……そうかもね?」ニコッ
P「(今日は余裕あるな)」
―――
奏「ええっと……確か、別の世界から来たんだっけ?」
P「あれ?俺話したっけ?」
奏「うん……?私もいつ聞いたかは覚えてないの。違ってた?」
P「いや、合ってるけど……」
奏「そ。それならいいじゃない。で、どうやって元の世界に戻るかはわかった?」
P「あー……わかったというかなんというか」
奏「どうしたの?歯切れが悪いけど」
P「なんとなく、やるべきことはわかるんだが……これが正解なのかっていう微妙な感じ?」
奏「ふふ、煮え切らないのね。そういうのも好きよ?」
P「何でも好きなの?」
奏「そんな事言ってないじゃない。貴方が好きなの」
P「俺も好きだよ……奏」
奏「……ッ!」キュン
P「どしたん」
奏「そ、そんな事言うキャラだっけ……?」
P「こっちの方が、ロックじゃーん……?」ギュイーン
奏「(どこからギターを出したのかしら……)」
107:
アナウンス:水奏の好感度が+2されました
――
奏「何かわかったことがあったら教えてね。力になる事なら……なんでもするから」
P「え?今なんでもって」
奏「……」
P「なんかごめんなさい」
奏「わかればよろしい♪」
108:
―――― 放課後
P「放課後だ!!」
P「思い切って行動するぞ!!」
1.奏の所へ行く
2.しつこく凛に付きまとう
3.その他(自由安価)
>>110
110:
1
113:
P「……………」ジー
奏「そんなに見つめられると、照れちゃうわ」
P「一切照れてないな」
奏「あら、そう見える?」
P「なんとなく」
奏「ふふ、貴方がそういうならそうなのかもね。
ね、明日はどこかに気分転換にでも行かない?」
P「明日?」
奏「そ。元の世界に戻ると言っても、そんな今すぐに戻れるわけじゃないんでしょう?
じゃあずっと気にしていたら心が荒んでしまうと思うの」
P「……確かに!」
奏「決まりね。明日12時に、ハチ公前で落ちあいましょう?」
P「すごいド定番指定してきたな」
奏「カップル御用達だもの」
114:
2/11(水・祝)
P「(いつの間にか一日すっ飛ばしてたんだけど)」
P「(これどういうこと)」
P「さて、現在時刻は11時50分……余裕だな」
P「ゆっくり奏を待……」
奏「あら、おはようPくん」
P「あれぇ!?」
奏「あれぇじゃなくて、定番のセリフが欲しいな」
P「ごめん……待った?」
奏「ううん?今来た所♪」
ギュッ
P「わ」
奏「カップルならこれくらい当然じゃない?」
P「カップルなの?」
奏「嫌?」
P「嫌じゃないです……」
奏「よろしい」ニコッ
P「今日はどこへ行くんだ?」
奏「貴方がエスコートしてくれないの?」
P「え?」
奏「ふふ、貴方ならこんな無茶振りでも答えてくれるかと思って」
P「ぐぬぬ……ならば!」
1.映画館へ行こう
2.ランチと洒落込もう
3.ショッピングに行こう
4.その他(自由安価)
>>116
116:
1
118:
P「よーしじゃあ映画館へ行こうじゃないか!」
奏「あら素敵。本当のデートみたい」
P「違うのか?」
奏「違わないけど?」
P「どの映画にしようかな……うーん」
1.恋愛モノ
2.ホラー・スプラッタ
3.アクション系
4.ファンタジー
5.プリキュア
>>120
120:
3?
123:
P「これ面白そうだな!デッドオアファイア、24時間以内に時限爆弾を解除せよだって!」
奏「そういうのが好きなの?ふふ……私も嫌いじゃないわ」
P「よっしゃ!!観に行こうぜ!」
―――
P「いやあァァァーッ!!面白かったなぁ???ッ!
こんな最高な映画はひっさびさだぜぇ??ッ!!!」
奏「そうね、すごくわくわくしたわ」
P「わかってくれるか!わかってくれるか!!よぉ?しよしよし!!」
ワシワシ
奏「セットが崩れちゃう……」
P「あ、ごめん」
パッ
奏「……セットなんて、崩すためにあるの」
P「え?」
ガシッ
ポフ
奏「もっとわしわししてくれてもいいのよ?」ニコッ
P「小悪魔め……」
奏「ふふ、誑かされてくれた?」
124:
アナウンス:水奏の好感度が+2されました
―――
奏「今日は素敵な時間だったわ」
P「そうか?そう言ってもらえるならありがたい」
奏「……でも、まだデートは終わってないのよ?」
キュ
奏「家に帰るまで……エスコートしてね?」ニコッ
P「(こいつ本当に17歳だよなぁ)」
125:
2/12(木) 昼休み
P「さっそく昼休みのお時間となって参りました!!!」
卯月「誰に話してるんですか?」
P「俺に聞かれても……」
卯月「そうですよね……卯月ももっとがんばります」
誰と過ごす?
1.もちろん奏の所へ行く
2.その他のアイドル(高校生限定)
3.早退
>>127
127:
1
130:
P「奏ーーーー!!!」
ガチャ
P「あれ」
奏「もう貴方が来ることはわかってたし」
P「そうなんだ」
奏「ふふ、びっくりした?」
P「いや?俺と奏の仲だからな……それくらいあって当然かな」
奏「そうよね……だって私たちは前世から結ばれた仲だものね……?」
P「……今日ノリノリだな!?」
奏「だってPくん、こういうの好きでしょ?」
P「……うん」
奏「ふふ。素直でよろしい」
131:
P「そういえば奏さぁ」
奏「何?」
1.なんでずっと屋上にいるんだ?鍵までかけて
2.前の俺とはどんな関係だったんだ?
3.今、好きな人とかはいるのか?
>>133
133:

136:
P「なんでずっと屋上なんだ?鍵までかかってたし……」
奏「……ふふ、気になる?」
P「気になる気になる。すっごい気になる」
奏「………」
P「言い辛いなら別にいいんだけど」
奏「ううん?大した理由じゃないもの」
スクッ
奏「鍵は先生から借りたの。私が屋上や倉庫の整理をするって、自分から進言して」
奏「お昼休みにずっとここにいたのは……貴方を待っていたから、って言えば信じる?」
P「俺を待ってた?」
奏「そ、ここって素敵じゃない?他に人がいなくて、周りには蒼い空」
奏「私、空の色が好きなの。透き通ってたり……曇ってたり、まるで私たちの表情みたい」
奏「この空をずっと見ながら……いつか私の所にきてくれる人がいるって」
奏「そんなお子様みたいな想像をしてたの。ふふ、おかしいでしょ」
P「でも、俺は来たぞ」
奏「……うん、来てくれた」
奏「ずっと待ってたよ、プロデューサーさん」
P「え?」
奏「……いたっ」 ズキッ
P「お、大丈夫か?」
奏「うん、ちょっと頭がずきってしただけ……なんでかな」
P「……もしかして」
奏「もしかして?」
P「いや、なんでも……」
奏「そ。やっぱり貴方は……ううん、なんでも」
P「気になるな」
奏「貴方の真似」
P「……全く」
137:
アナウンス:水奏ルートに入りました
―――
奏「ねぇ、2月14日って暇かな?」
P「え、今の所何の予定もないけど……」
奏「そ。じゃあ空けておいてくれるかな?また一緒にデートがしたいの」
P「今度はちゃんと事前に調べて予約とかまで済ましておこうか」
奏「ふふ、それもいいかもね。さ、授業が始まっちゃう、戻りましょう?」
P「……ああ」
ギュッ
138:
2/13(金) 昼休み
P「奏と遊ぶか」
P「それとも何か……」
1.奏と遊ぶ
2.この時間は寝る
3.その他(自由安価)
>>140
140:
野球
144:
P「やっぱ昼休みと言えば……」
P「野球だろ!!」
友紀「だよね!!!!」
姫川友紀(20)
145:
P「(現在3-1で我が方が負けている……)」
P「(今はまだ三回の裏、しかし昼休みの時間を考慮すれば……)」
友紀「(もう、このチャンスを逃せば後がない!)」
P「(ランナー1、3塁、ツーアウトか……)」
P「やるっきゃねぇな」
ザンッ
友紀「Pくん……いけるの?その怪我で」
P「ぐっ……!」ズキッ
P「(くそっ……前半のデッドボールの時の傷が……)」
友紀「ダメだよ、交代を呼んで……」
P「いける!!」
友紀「!?」
P「俺がやらなきゃ、誰がやるって言うんだよ……!!」バァーン!!
友紀「……!!!」
P「こいやぁ!!!」
ピッチャー「いくぞオラァ!!!」
実況「ピッチャー第一球……振りかぶって、投げたッ!!!
コンマでバッティングゲーム!
>>146-148の3レスのコンマを使います。
順に一球目、二球目、三球目となります。
99?80ならホームラン
79?50ならヒット
49?20でボール
19以下は空振り、ストライクです。
146:

147:
それ
148:

153:
カァンッ!!
実況「強い当たりだーーーッ!!!3塁ランナー走ったーッ!!」
解説「まぁヒットとはいえ、彼をアウトにできればチェンジになるわけですからね」
友紀「(お願い……!!)」
バッ!!
P「間に合えっ……!!!」
ザシャアアアッ!!!
審判「セーフッ!!!」
友紀「やったああああ!!」
実況「Aチーム!!一点返したぁあああ!!」
解説「しかし、流石に1塁ランナー、3塁までは走れなかったようですね」
実況「これは厳しいか……?」
実況「さぁランナー1、2塁!3-2といよいよわからなくなってまいりました!」
解説「一点取れば十分引き分けに持ち込めますね」
実況「お昼休みの時間だけですので延長戦できないところが辛いですね……」
友紀「Pくん……貴方の想い、私が受け継ぐよ!」
ザンッ!!
コンマでバッティングゲーム!
ユッキの方がステータスが高いです
99?80ならホームラン
79?50ならヒット
49?20ならデッドボールで進塁
19?9でボール
8以下で空振りです
>>154-156の3レスで判断します
154:
>>151
あーそっちか
155:
こい
156:
ホムーラン
158:
ドズッ!!!
友紀「グッ……!!!」
P「ユッキィィィィィ!!!」
ザワザワザワ……
ピッチャー「お、おれは悪くねぇ!!」
審判「とりあえずランナー進んで」
P「ウィー」
友紀「はーい」
P「えっ、平気なん」
友紀「まぁ受け身とったしね?多少はね?」
P「(やっぱり受け身ってすごい)」
P「しかし偶然たまたま他大学から我が高の野球部の指導に来ていたOBの姫川さんにボールが当たるとはなぁ」
P「そんな事をしたら野球部として平静たもっとれんやろ……」
ピッチャー「……」ガクガクブルブルビクビク
P「あっ(察し)」
159:
ピッチャーが顔面蒼白になってるけどコンマでバッティングゲーム!
99-80でホームラン
79-30でヒット
29-10でボール
9以下で空振り
これは余裕ですやろなぁ
>>160-162
160:
受身凄い
161:
うらぁ
162:
はい
163:
カキィンッ!!
実況「ヒットォォォー!!」
解説「ピッチャーの彼、もう正気の目をしていませんね」
ピッチャー「俺は悪くねぇ……俺は悪くねぇ……」
実況「さぁこれで3-3!いよいよ同点です!」
解説「劣性だったAチームも逆転の目がありますね」
実況「さぁ、いよいよチャイムの時間が近いため、次の一打席で決まるようです」
解説「まぁアウトなら同点、一点とればAチームの勝ちですね」
P「いけええええええええええええ!!!」
友紀「がんばれえええええええええ!!!!」
彡(^)(^) 「任せとけや」ニッコリ
99?50でホームラン
49 - 0で空振りです
>>164-166
164:
あ…
165:
勝てる……勝てるんだ!
166:
TDN
167:
カッキィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!
彡(^)(^) 「ほな、また……。」
ピッチャー「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!」(脱糞しながら失神する)
友紀「やったあああああ!!大勝利だよ!!大勝利!!」
ガバーッ!!
P「いたたっ!痛いってユッキ!」
友紀「ああごめんごめん!いやーでも久々に熱くなれたよ!ありがとね!」
P「いやいや、喜んでもらったならこっちも3日前からこの試合をセッティングするために奔走したかいがあるってもんだよ!」
友紀「また呼んでね!あと大学来ても野球やってね!」
P「それはどうやろなぁ……」
アナウンス:姫川友紀の好感度が+3されました
アナウンス:Pのステータスに「打率4割」が追加されました
171:
2/14(土)
ザンッ……!!
P「やぁ……待った?」
奏「い、今来たとこだけど……どうしたの?その右腕」
P「なぁに、少しヤンチャしちまっただけさ……さ、行こうぜ」グイッ
奏「(いきなりワイルドになってる……そんな所もステキ)」
奏「ふふっ」
―――
P「ふーん……ふん、ふん、こっちとこっちとこっちと……」
奏「……あの、そんなに買う気?」
P「いや、奏に似合う服を探してたらこんな量に」
奏「ふふ、色々選んでくれるのは嬉しいけど、私は一人しかいないわ?」
P「そうだよな……、いや、何着せても、本当似合うなぁ、ってさ……」
奏「………もちろんよ」フィ
P「あれ、照れた?」
奏「私だって、照れることくらい……」
P「かわいい……」
奏「もう……ありがと」
172:
―――
奏「ふぅ……」ツヤツヤ
P「そんなに面白かったか?」
奏「ええ、世間では微妙な評価かもしれないけど……私からすればあのB級具合は……コホン。
なんでもないわ」
P「なんとなくお前の事がわかったような気がする」
奏「……そう?」
P「うん」
奏「わかってくれたなら嬉しいけど」
P「なんでそんなしかめっ面なんだ」
奏「自分の唇にでも聞いてみたら?」
ツン
P「……モグッ!」
奏「きゃあ!?」
P「あ、ごめん」
奏「……も、もう」
P「いやあ悪い悪い、つい」
奏「……」
P「なんだ、指をじっと見つめて、ああそうか、ほらハンカチ」
奏「ああ、あっ、そうね。ハンカチね、うん……」
P「?」
174:
P「……で、もう夕方だが」
P「最後に行きたい場所って……なんで、公園?」
奏「誰もいないし……ロマンチックじゃない?こういう場所って」
P「うーん……考えようによっちゃそうかもな」
奏「ね、最後に一つだけ、聞きたい事があるの」
P「なんだ?」
奏「どうしても、貴方は……帰っちゃうの?」
P「……」
奏「帰らなくたっていいじゃない……こっちでプロデューサーになりましょう?
アイドルの皆だっているんだし、今から勧誘して、私も手伝うし……」
P「……奏」
奏「駄目かな?私……そんなに無茶苦茶言ってるかな……?」
P「奏」
奏「ッ!」ビク
P「俺は……帰らなきゃいけないんだ。アイドルたちのためにも、
お前のためにも……」
奏「……なんで?」
P「言っただろ、向こうにも、奏がいる」
奏「……」
P「今のお前の気持ちを知ったからには、向こうの奏もどう思ってるかわからない。
それはお前が一番よく知ってることだろう?」
奏「そうだけど……」
P「お前はそんな、わがままを言うようなキャラじゃ……」
奏「言っちゃダメなの?」
P「え?」
奏「私だって……大人っぽいって言われるけど……ただの、高校生の女の子なんだよ?」ホロ
P「……奏」
奏「いいじゃない、一回くらい、わがまま言わせてよ、ねぇ……!」
ギュッ
P「……」
グイ
P「駄目だ」
奏「……そっか」
175:
奏「……じゃ、お別れのプレゼント」
パク
P「……それ」
グイッ
P「んむっ……!?」
スッ
奏「……ぷは」
奏「ふふっ……ハッピー、バレンタイン」
―――
アナウンス:水奏の好感度がMAXになりました
アナウンス:称号「はじめては前歯がぶつかる」を獲得しました
176:
―――――― 帰宅
P「ただいまー」
加奈「お兄ちゃん!また連絡が届いてますよ!」
『やったな!もう4目盛りを突破したぞ、あと1目盛りだ!』
菜々「よくわからないですけど……もうすぐPさんがもとに戻るってことですか?」
P「そうみたいだな」
菜々「……そっか、ちょっとさびしいですね」
P「……菜々さんも、そう思うのか」
菜々「いえ、前のPさんももちろん大好きでしたよ?
でも、今の貴方は……なんだか前より近い気がして」
P「そりゃあまぁ……いや、なんでもないや」
菜々「……?まぁ、晩御飯作りますから、待っててくださいね」
P「はーい!」
加奈「はーい!」
177:
2/9(月) 朝
P「もう慣れたよ」
P「さぁ今日はどうするかな?」
1.高校生を誑かそう
2.その他適当にアイドルを誑かしに行こう
3.家で寝る(菜々さんルート)
>>178
178:
2木場さん
180:
真奈美「……久々の日本だな」
真奈美「しばらく向こうで過ごしていたからか……なんだがそわそわするな」
P「真奈美さん!!」
真奈美「……うん?」
P「いやぁ聞いてくださいよ真奈美さん、僕ちょっと異世界に飛んできちゃったみたいで……」
真奈美「……は?……は?」
P「それが本当もうわけわかんなくて、ああいや一定条件を満たすと帰れるみたいなんですけど」
真奈美「………………(彼は何を言っているんだ?)」
木場真奈美(25)
181:
――――――近場のカフェ
真奈美「……それで何だ、君は別世界から来た人間で、私はアイドルをやっていた、と?」
P「そうです」
真奈美「にわかには信じがたい話だな……」
P「ですよね」
真奈美「(だが……こんな高校生くらいの男の子が私を騙して何の得がある?)」
真奈美「(しかも話の内容が荒唐無稽。騙すにしたってもう少しマシな嘘というものがあるだろう)」
真奈美「(それにしても信じ切っていい話かどうかもわからないな……ここは慎重に判断すべきか)」
真奈美さんの判断はコンマで決まります
99-50で信じる
49-00で流石に怪しいので信じられない
>>182
182:
a
183:
真奈美「……わかった、信じよう」
真奈美「(嘘くさいことこの上ないが、彼の目はまっすぐだ)」
真奈美「(とても嘘をつくような人間には見えない)」
P「ヒューッ!助かります!」
真奈美「しかし、ずいぶんと親しげだが……向こうの私も、そのようにハイテンションなのか?」
P「いいえ?今と全然変わらないです」
真奈美「……そうなのか」
真奈美「(じゃあなんでこんなテンションなんだろうか)」
―――
真奈美「それで、私は一体何をすればいいんだ?」
P「そうですね……具体的にはこっちから伝えられないというか」
真奈美「ふむ?何か制限がついているのか?」
P「おそらく。この状況で全て言ってしまうと条件を満たせないような気がします」
真奈美「難しいものなんだな……それにしても、別の世界に人間の意識を飛ばす装置か。
一度見てみたいものだな」
P「はは、向こうの真奈美さんならもっといろんなものを見れますよ」
真奈美「もし可能ならば、私をそっちの世界に飛ばしてもらうことなどはできないか?」
P「え?」
真奈美「少し興味がある。なんせ、常識的に考えて不可能なことだからな」
P「ああ、そういえば……」
P「(俺は麻痺していたが、常識じゃ不可能な事だったんだ……)」
P「っと、もうこんな(学校でいうお昼休みの)時間か」
真奈美「む、何かあるのかな?」
P「行動がターン制なもので」
真奈美「ほう……?」
どうする?
1.真奈美さんと続行
2.学校へ行く
3.他のアイドルを探しに行く(アイドル名安価)
184:
3藍子
186:
安価指定忘れてましたけど気にしない レス一個下にしときます
P「これ俺の連絡先です。少し用事ができたもので」
真奈美「む、そうか……まぁ困ったことがあったら呼んでくれ、いつでも助けに行こう」
P「さすがっす」
真奈美「向こうでもそのようなキャラ付なのか……」
―――― 再び学校
P「藍子を探しに行こう!」
P「あいつもかなりゆるふわな性格してるし、頭おかしい発言でも信じてくれるだろ!」
P「凛は信じてくれなかったけどな(涙目)
――― 1年の教室
加奈「藍子ちゃんですか?いますけど……?」
P「よんでくれ たのむ」
加奈「藍子ちゃーん、お兄ちゃんが呼んでる」
藍子「はーい、あの……?何か御用ですか?」
P「話がある……俺と一緒に来てくれないか?」
藍子「ええっ……!?」ドキッ
高森藍子(16)
187:
ザワザワ……
 ナニ……コクハク
キャー ダイタン
藍子「うう……恥ずかしい」
P「何を恥ずかしがることがある!!いずれお前だって武道館のステージに立つんだぞ!?」
藍子「何の話ですか!?」
――
P「ああそれで、話なんだけどさ……」
1.俺が異世界から来て、君がアイドルだったって言えば、信じる?
2.初めて見たときからずっと君の事が……
3.ちょっとスリーサイズ図らせてもらっていい?

188:
1
189:
P「もしもさ、俺が異世界からきた人間で……君はその世界でアイドルやってたって言えば……信じる?」
藍子「へ……?」
P「ああまぁ、意味わかんない事言ってるってのはわかってんだけどさ」
藍子「うーん……信じられないです。それに私がアイドルなんて、想像もつかないです。ただ……」
P「ただ?」
藍子「なんというか……貴方は嘘をついてるように見えないんです。
なんだか、一緒にいると落ち着くというか……変ですかね?」
P「いやいやいや!さっすが藍子ォ!ゆるふわイェイ!!」
藍子「へ??へ??」
P「ああすまんこっちの話だ」
藍子「でも、どうして異世界……いえ、こちらに来てしまったんですか?
その原因とかと……私が関係あるんですか?」
P「物分かりが良くて助かる。一定条件を満たさなくてはならなくて……その条件と藍子が関係してるといえばしてる」
藍子「条件って?」
P「すまん……それは言えないんだ。たぶん、言えば条件達成にならないんだろうと感じる」
藍子「……それなら構いません。私でお手伝いできることなら……なんでもしますから。
いつでも言ってくださいね」ニコリ
P「ああ」
P「ん?ていうか今……放課後!?」
藍子「そうですね。長い事お話しちゃいましたね」エヘヘ
P「(エヘヘじゃなくね?)」
――
アナウンス:木場真奈美の好感度が+1されてます
アナウンス:高森藍子の好感度が+1されました
190:
P「放課後になってしまったら仕方がない!行動安価だ!」
藍子「行動安価?」
P「君は知らなくていいことだよ」
藍子「そうですか……」
1.藍子とおしゃべり
2.真奈美さんとミーティング
3.その他(自由安価)

191:

192:
P「藍子、今日この後暇?」
藍子「え?はい。とりあえず鞄だけ取りに行かせてもらえば」
P「お前のそのなんでも寛容しちゃうところ大好きだわ」
藍子「え……そんな、大好きだなんて……えへへ」
P「(ちょろい)」
――― 近くのカフェ
藍子「能動的に動くことができない……?」
P「もっと正確に言えば、運命で勝手に行動が決まるみたいな感じか」
藍子「ふむふむ……その制限された行動で、何かを達成しないといけないんですね?」
P「物分かりが良くて助かる!」
藍子「ありがとうございますっ」ニコ
P「うむうむ、いいこいいこ」ワシワシ
藍子「わー……わー……」
P「あ、すまんつい」
藍子「いえ、なんだかほっこりしたので、もっとやっていただいて構いませんよ」
P「お前本当天使だなぁ……」
193:
藍子「それで……私は何をすればいいんでしょうか」
P「……一緒に遊ぶ、とか?」
藍子「……そんなのでいいんですか?」
P「いいと思う」
藍子「そうですか……では、丁度明後日祝日ですし、どこかに遊びに行きません?」
P「お、それいいな!どこがいい?」
藍子「うーん……個人的には、山に行きたいです」
P「山?そりゃまたなんで」
藍子「写真を撮りたくて」
P「ほう……」
藍子「山って、普段私たちが遠くから見てる山と、ふもとに行ったときの山じゃ、表情が違うんです。
なんというか……生き物たちのおうちみたいに、あったかくて、ほわほわしていて……」
P「ほう」
藍子「あ、すみません、何か語っちゃって……」
P「いや、いいと思う……山、俺も山は好きだ、よく曲を作りに行ったよ……」
藍子「音楽もするんですか?」
P「プロデューサーだからな!」
藍子「すごいですねぇ……」
194:
アナウンス:高森藍子ルートに入りました
―― 2/11(水・祝)
藍子「おはようございますっ!待ちましたか?」
P「いいや?今来たところさ……?」
藍子「ていうかその装備……」
P「お、聞いてくれるかィー!?これはニコンのD5100といってレンズは広角を採用してね……」
ペラペラクチャクチャ
P「?であるからして広角ズームは一般的には難しいダイナミックな表現を簡単に……はっ!?」
藍子「はい?」
P「すまん、つい夢中になって」
藍子「いいえ!私もカメラは大好きですから!
それにしてもPさんがこんなにカメラに詳しいなんてびっくりしました」
P「いやぁ……宣材写真とか撮ってたらついついねぇ……職業病っていうのかねこういうの」
藍子「そういえば……向こうではカメラマンさんでしたっけ?」
P「プロデューサーな」
藍子「あ、すみません。そして、私がアイドルなんでしたっけ……」
P「おう」
藍子「……想像できませんね。アイドルといえば、カメラを握るお仕事じゃなくて、
カメラの前に立つお仕事なわけじゃないですか」
P「まぁな」
藍子「私じゃ、とても……」
パシャッ!
藍子「わっ!」
P「はは、いい顔してたぞ」
藍子「……ふふ、ありがとうございます」
P「お、なんだ強くなったな」
藍子「Pさんのせいです」
195:
藍子「……ひとつ、聞いてもいいですか?」
P「ん?なんだ?」
藍子「向こうの私とPさんは……どんな関係だったんですか?」
P「向こう、そうだな……」
1.なんでもない、ただのアイドルとプロデューサーさ
2.大切な仲間って感じかな
3.実は恋愛関係にあったんだ
4.え?そりゃあ……グフフッ!

196:
3
198:
P「実は恋愛関係にあったんだ」
藍子「えっ……ええええ!?」
P「そりゃもうラッブラブよ」
藍子「ええ……いいんですか!?アイドルですよね?アイドルとプロデューサー……」
P「おう」
藍子「……………嘘ついてます?」
P「ギクッ」
藍子「もー、一瞬本当に信じたんですからね!?まったく、もう……」
P「まぁ……アイドルとプロデューサーだしな。ご法度なんだよ。そういうの」
藍子「……じゃ、アイドルとプロデューサーじゃなかったら?」
ギュ
P「……え?」
藍子「今は……ただの高校生の、ふたり……」
スッ
ガサササッ
藍子「ひゃぁあう!?」
P「お、狐か。珍しいな」
藍子「…………」
P「藍子?」
藍子「……はっ」
P「(気絶してたのか)」
――――
アナウンス:高森藍子の好感度が+3されました
アナウンス:塩見周子の好感度が+1されました
199:
藍子「今週の土曜日って暇ですか?」
P「すごい暇だぞ」
藍子「なら……また二人で、ここに来ましょう!」
P「お?俺はいいぞ」
藍子「えへへ……その時もたくさん、思い出作りましょうね」
P「(なんか完全に堕ちてる気がする)」
200:
2/12(木) お昼休み
P「行動安価の時間がやって参りました」
卯月「島村卯月です!」
P「さーてサイコロ振るよー」
卯月「判定ですか?11以上なら卯月の回避判定成功ですよ」
P「どういうアレ?」
1.藍子と仲睦まじく過ごす
2.学校を放棄して真奈美さんのとこいく
3.他のアイドルたちと遊ぶ(自由安価)
4.近所の橘さんに勉強を教えに行く

201:

202:
P「あ?い?こ?」
藍子「はーい♪」
P「昼飯食べよう」
藍子「じゃあ、私のお勧めの場所があるので行きましょう」
スック
P「へぇ、中庭とか?」
藍子「大正解です。なんでわかったんですか?」
P「ビニールシート持ってることと、藍子の雰囲気」
藍子「雰囲気て……いや、よく言われますけど」
P「森にいそうって言われるけど、東京生まれ東京育ちなんだろ?」
藍子「森……へっ?」
P「ふふふ」
藍子「ああ、そっか……向こうにも私がいるんでしたっけ」
P「そそ」
藍子「んー……なんかむずむずしますね。自分の事をよく知られてるみたいで」
P「お前の事ならなんでも知ってるぞ?身長、体重、スリーサイズまでな……!」
藍子「ひぃっ……!?」
P「ふふふ……恐ろしいだろ?」
藍子「……いいえ?」
P「へ?」
203:
藍子「きっと向こうの私は……貴方を信頼していた、そうですよね?」
P「えっ」
藍子「本当に信頼してない人に身長や体重……ましてやスリーサイズなんて絶対に教えませんから」
P「……」
藍子「ふふ、その顔は図星ですか?」
P「いや図星かどうかは向こうの藍子に聞かないとわからないが……そっか、そうかもな」
藍子「変ですか?」
P「いや、むしろそっちの方が納得がいく。
そりゃあよく考えてみれば、アイドルとはいえ、スリーサイズを知られるのは嫌だよな……」
藍子「ふふ、なんだったら今から測りますか?」
P「え」
藍子「冗談ですよっ。さ、つきました、お昼にしましょう」
P「……お前、なんか向こうよりパワーアップしてない?」
藍子「女の子は不思議でできてますから」
205:
アナウンス:高森藍子の好感度が+2されました
2/13(金) 放課後
P「すごいな、一旦ルート固定したらこんなに時が進むの早いのか」
卯月「すごいですね」
P「お前意味わかってないだろ」
卯月「うっ……がんばります」
P「(流石がんばりマシーン……)」
どうする?
1.藍子とこれでもかというくらいいちゃつく
2.他のアイドルの所へ向かう(自由安価)
3.明日に備えてもう寝よう

206:
1
207:
P「藍子?」
藍子「はーい♪」
P「放課後暇?」
藍子「忙しくても時間を作りますよっ」
P「なんかすごいな」
藍子「何か御用ですか?」
P「いや……別に用事ってわけじゃないんだけど、何か話したくなって」
藍子「……そ、そうですか」
P「お、照れてる?照れてる?」
藍子「もー、からかわないでください」
ポカポカ
P「ウヒィ」
加奈「(お兄ちゃんが気持ち悪いです……)」
208:
アナウンス:今井加奈の好感度が-1されました
アナウンス:渋谷凛の好感度が?1されました
―――
P「へぇ、オーガニックカフェなんてあるのか……」
藍子「はい、私の行きつけなんです」
P「なんというかこの席の雰囲気もいいし……落ち着くな」
藍子「でしょ?えへへ……」
P「……はっ!?」
藍子「どうしました?」
P「いや……わからないんだが、退屈してたはずではないんだが、なんか眠くなったような」
藍子「……あー、よく言われます」
P「言われるの!?」
藍子「何故なんでしょうね……よくわからないんですが、とにかく私といると眠くなるそうで」
P「なんか催眠物質が発生してるとか……?」
藍子「ええ!?それはちょっと困ります……」
P「でもそういえば……事務所での藍子もよく昼寝してるというか、誰かと一緒に寝てるような気がする」
藍子「や、やっぱりそうなんですか……?」
P「流石にライブ中は寝てないぞ」
藍子「流石にそれは困ります!」
209:
アナウンス:高森藍子の好感度が+2されました
2/14(土)
藍子「……」ソワソワ
藍子「……」キョロキョロ
藍子「……」テクテク
ザザァッ!
P「おはよう!」
藍子「ひぃっ!?どこから!?」
P「君の死角さ!さぁ行こう!
藍子「Pさんって時々よくわかんないことしますよね……」
P「そうか?」
―――
パシャッ
パシャッ……
P「こんな冬でも、生活してる動物ってのはいるんだなぁ……」
藍子「……山の動物たちは、普段私たちの目につかないところにいますから」
P「確かに。たぬきとか狐とか、マジで一回も見たことないわ」
藍子「あの子たちも、冬を過ごすために色々苦労があるんです。
こうして踏み入るのも申し訳なく感じますけど……」
P「エサとかやっちゃ駄目なんだっけ?」
藍子「はい。餌を貰えると勘違いして狩りをしなくなってしまうことや、
特定の動物が増えて環境が変わってしまうことなど……様々な要因があります」
P「のら猫とかにエサやっちゃ駄目かぁ……」
藍子「……そうですね。気持ちはわかりますけど。
糞による害なんてのもありますし……かといって保健所に連れて行くのもかわいそうで……」
P「まぁ、そこらへんは藍子がアイドルになって稼げばいいだけの話で」
藍子「う……そりゃ、Pさんのいた世界の私はアイドルかもしれませんけど、
こっちの私はただの高校生で……」
P「アイドルとか、やる気ない?」
藍子「やる気ない、っていうか……」
210:
アナウンス:前川みくの好感度が-1されました
――
藍子「向こうの私アイドルですけど……Pさんがプロデューサーさんなんですよね?」
P「まぁそうだな」
藍子「……それなら、私もアイドルできるかもしれません」
P「え!?」
藍子「で、でも……Pさんは帰っちゃうんですよね?」
P「ああ、そういえば……」
藍子「……それじゃあ、やっぱり」
P「こっちでアイドルはできないか」
藍子「はい。私だけじゃないと思います。こっちの子は…皆、向こうではアイドルなんですよね?」
P「皆ってわけじゃないけど、クラスメイトの多くはアイドルだな」
藍子「それじゃあきっと……うん、やっぱり」
P「俺がプロデューサーであることが関係する……とか?」
藍子「私はそうだと思っています。貴方がプロデュースしてくれるなら……頑張れるかな、って思うんです」
P「……まぁ、皆は別に、アイドルでなくても如何なく才能を発揮するだろうしなぁ……
皆が皆、色んなことができるような子たちだから……」
藍子「何で私を……私たちをアイドルにしようと思ったんですか?」
P「へ?」
藍子「この分だと……私たちをアイドルとしてスカウトしたのもPさんなんですよね?」
P「いやまぁ……その通りだけど」
藍子「……たとえば私みたいな、どこにでもいる普通の女の子をプロデュースしようと思ったんですか?」
P「いやどこにでもいないよ!!」ダンッ!
藍子「きゃっ!?」
P「あ、ごめん」
藍子「い、いえ……」
211:
P「なんだろうか……なんというか……藍子のさ、笑顔が素敵でさ」
藍子「……笑顔?」
P「うん、藍子はスカウトっていうか、自分からオーディション受けにきた組でさ」
藍子「え、私自分からアイドルになりに行ったんですか?」
P「おう。その時のなんと言ったらいいのか……はにかみというか、ほんのりとした、
ふにゃっとしたあの……とにかく和む笑顔が忘れられなくてさ」
P「ああ、この子を絶対トップアイドルにしたいな……って思った感じかな」
藍子「そうなんですか……ちょっと意外です」
P「そうか?」
藍子「私……アイドルとか、そういう人前で目立つようなのはあまり得意でなくて……。
自分から志願してなるのかなぁって思うと……あ」
P「やはり、向こうの藍子とこっちの藍子じゃ性格が違うってことか……?」
藍子「いえ、今なんとなくわかりました」
P「え?」
藍子「Pさん」
P「なんだ?」
藍子「えーいっ!」
ドンッ!
ガササッ!
P「あ、危ないな!?何するんだ!」
藍子「ごめんなさい!でも……やっぱり、落ち着きますね」
P「はい?」
藍子「貴方のぬくもり……貴方の体のごつごつした手触り。
そういうもの全てが……はっ!?」
バッ
P「お前人を押し倒して手に頬ずりするって……」
藍子「すみません!忘れてください!」
P「向こうの藍子にチクっとく」
藍子「ごめんなさいってば!」
212:
藍子「そうだPさん」
藍子「これ、どうぞ」
スッ
藍子「……はい、笑って」
パシャッ
藍子「……ふふっ、いい写真が撮れました」
P「お、おう……」
藍子「これ、ずっと大切にしますね。ずっと……ずっと……」ポロポロ
P「藍子……どうした?」
藍子「いえ、なんでもないんです。でも、Pさんが、もうすぐ……戻っちゃうって、思うと……私」
P「あ……」
藍子「い、いいんです……Pさんが、戻らないと、向こうの私が、悲しみますから……」
藍子「私、ずっと、ずっと……忘れませんからっ……!!」
ギュッ……
――――――
アナウンス:高森藍子の好感度がMAXになりました
アナウンス:称号「空白の写真立て」を獲得しました
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