春香「千早ちゃん家で」亜美真美「「おべんきょー会!!」」back

春香「千早ちゃん家で」亜美真美「「おべんきょー会!!」」


続き・詳細・画像をみる

4:
千早「……それで」
春香「勉強だよ勉強! 亜美と真美もテストが近いんだって」
亜美「チョーめんどいけど、頑張らないとアイドル続けらんないしー?」
真美「はるるんと千早お姉ちゃんが教えてくれれば余裕っしょー!」
春香「と、いうわけで!」
千早「それはいいのだけれど……」
千早「どうして、うちなのかしら……」
春香「うーん、なんとなく!」
千早「……」
亜美「あ、えっとね」
――
5:
春香「え? テスト?」
亜美「うーん、そーなんだよー……」
真美「真美もレッスンしたいんだけど、りっちゃんが勉強優先っていうからさー」
春香「まあ確かに、最近はちょっと落ち着いてきたし」
亜美「でもめんどくさーい」
真美「だよねー、やる気しないもん」
春香「うーん、でもやらないと怒られるでしょ?」
亜美「……それはまあ」
真美「……うん」
春香「あはは、仕方ないよー。私たち仕事してるから大変だけど、テストくらいは頑張らなきゃ!」
亜美「わかってはいるんだけどさー……あ、そだ!」
真美「え、亜美どうしたの?」
亜美「はるるんに勉強教えてもらえばいーじゃん!」
春香「……え? わ、私?」
6:
真美「あー! それナイスアイデアだよ亜美! さえてるねぇ?!」
亜美「んっふっふ?、もっと褒めなさーい!」
春香「ちょ、ちょっと待ってよ! べ、別にいいけど……その、さ」
亜美「え、ダメ?」
真美「はるるんなら手伝ってくれるって思ったんだけど……」
春香「あ、えっと……実は私もテスト近くて……」
亜美「え? そなの?」
真美「そっかー、それじゃ無理かなぁ」
春香「ごめんね……でも、ちょっとくらいなら教えてあげられるかも……」
春香「でも、私もわからないところあるし……あ、そうだ!!」
亜美「ん? どしたの?」
春香「ふっふっふ……春香さんは気づいてしまった! 私たちがみんな幸せになる方法を!」
真美「え、マジ!? 教えて教えて!」
春香「それは……他の人に教えてもらうって方法ですっ!」
7:
亜美「え? あ、うーん。でも、誰に?」
春香「え? あ、え、えっと……」
真美「ちょっとはるるーん、しっかりしてよー」
春香「ご、ごめん……でも、勉強がわかりそうで年上で……律子さん、は忙しいし」
春香「真や雪歩も今舞台とかで忙しい……ってなると」
亜美「だれだれ?」
春香「……誰もいない、かも」
真美「えー! ……でも、確かにみんな忙しいよねー」
春香「多分、タイミングなんだと思うけどね。うーん、どうしよっか」
亜美「ねぇねぇはるるん。千早お姉ちゃんは? 確か声の番組に出るからってレッスンとかも自分でやってたし家にいるっぽいけど」
春香「え? 千早ちゃん……そっか! 千早ちゃんなら教えてくれるかも! って、なんか申し訳ないけど……」
真美「いーじゃんいーじゃん! そういうことなら、このまま千早お姉ちゃんのところにレッツラゴーだよっ!」
春香「え、えぇ……うーん、でもいっか! そうしよう!」
亜美「いえーい! それじゃ、千早お姉ちゃんちでおべんきょー会だー!」
――
8:
千早「……なるほどね」
春香「あ、あはは……千早ちゃん、その」
千早「春香?」
春香「ご、ごめんなさい! 何も言わずに!」
千早「はぁ……まあいいけれど。実を言うと私も、少しだけどテストがあるの」
亜美「え! 千早お姉ちゃんも!?」
千早「まあ、やればすぐできるからいいのだけど。歌ばかり根を詰めていても、仕上がらないしちょうどいいわ」
春香「そ、それじゃあ……」
千早「そうね、せっかくだから4人で勉強しましょうか」
真美「やったー! 流石は千早お姉ちゃん!」
千早「……褒めたって何も、あ、飲み物くらいは出すわ」
春香「あ、いいよ私やるから! えっと、コップは確かここだよね」
千早「え、えぇ。それじゃ、お願いするわ」
亜美「よーし! とっとと片づけて遊ぶぞー!」
真美「おー!!」
9:
数分後
千早「……」カリカリ
春香「あ、ちょっと千早ちゃんいい?」
千早「何かしら」
春香「その、ここってわかる?」
千早「えぇと、そこは確かこれを使って……」
春香「あ、そっか! ごめん、ありがとう!」
千早「どういたしまして……って亜美?」
亜美「しっ……静かに」
千早「い、いや何をやって……」
真美「……よっ」
トンッ
亜美「よっしゃ、次は亜美……」
千早「だから亜美、真美?」
グラッ……カラカラッ
亜美真美「「あーー!!」」
10:
千早「え、えっ?」
亜美「もー! せっかくいいところまで行ってたのシャー芯ジェンガ!」
真美「千早お姉ちゃんのせいだよー」
千早「ご、ごめんなさ……じゃなくて、あなたたち勉強は? 終わったの?」
亜美「……だって、つまんないんだもん」
真美「なんかよくわかんないし、無理だよこんなのー」
千早「それじゃあ何のために今日来たのよ、ほらシャキッとして」
亜美「……はーい」
真美「うー……」
千早「全く……」
春香「ふふっ」
千早「春香?」
春香「あはは、ごめんごめん。なんていうか、千早ちゃん慣れてるなぁって」
千早「……気のせいよ」
12:
更に数分後
亜美「……」モゾモゾ
亜美「……えいっ」ピッ
真美「痛っ! ……亜美かっ!」
亜美「んっふっふ?……これぞ必殺シャー芯ガン!」
真美「そっちがその気ならこっちだって考えがあるもんね……」
亜美「ふっふ、やってみるがいい! って痛っ!」
真美「どうだ! ボールペンカチカチマシンガンの威力は!!」
亜美「むー! こいつめー!」
真美「やるかー!」
千早「亜美、真美、うるさい」
亜美「……」シュン
真美「……」シュン
春香「ふふっ……」
14:
更に更に数分後
春香「んー……何か飲み物……」
亜美「ふわぁ……亜美眠いや……」
真美「真美もー。あ、お姉ちゃんトイレ借りんねー」
千早「えぇ、そっちよ」
真美「はーい」スッ
亜美「……んっふっふ?!」ノソッ
春香「……あれ? わぁ! おいしそうなクッキー! ねぇ千早ちゃん!」
千早「あ、え? どうしたの?」
春香「これこれ! 買ったの?」
千早「あ、いえ。それはこの前番組でもらったものよ。なかなか食べないから」
春香「食べたいなぁ? でも、家でゴロゴロしてるのにこんなもの食べたら……うーん……」
亜美「3,2,1……それっ!」ボソッ
カチッ
真美『わっ! えっ? ちょ、ちょっとお姉ちゃん!? 電気! 電気が!』
15:
春香「その、千早ちゃん、これ食べても……」
千早「えぇ、いいわよ。どうせ私一人じゃ食べきれないし」
春香「やった! それじゃ、ついでに息抜きにお茶でもいれるね」
真美「ちょっとお姉ちゃ……亜美?」
亜美「えっへっへー! ひっかかったなぁ?」
真美「んもー! 亜美ぃ!」ダッ
亜美「真美ビビりすぎっしょ―!」ダダッ
ドタドタ
千早「……」 
春香「よーし、これでおっけー!」
真美「こいつ、捕まえた!」
亜美「うわぁー! やめてー!」
千早「……ねぇ、3人は何をしにきたの?」
ピタッ……
16:
千早「亜美と真美は集中力が無さすぎるわ。ほら、プリントの1ページしか終わってないじゃない」
亜美「あ、う……だって」
千早「だってじゃないわ、そんなんじゃいつまでたっても終わらないわよ?」
真美「……ま、真美はちゃんとやってるよ! それに、さっきのだって亜美が……」
千早「一緒に遊んでたでしょう。それに、亜美の次のページに差し掛かってるだけでしょ、それ」
真美「むむ……」
春香「そうだよ、流石に遊び過ぎだよ? 亜美、真美」
千早「春香も、よ」
春香「え? 私?」
千早「お菓子を食べるのは、まあ息抜きとしていいのだけれど。同じところをぐるぐるやってるじゃない」
春香「あ、こ、これはなんていうかよくわからないから何回も読んでるっていうか……」
千早「せっかく集中しようと思っても、それぞれがこれじゃあダメね」
春香「……」
千早「私もトイレに行ってくるわ」
春香「ど、どうしよう。あれ、きっと怒ってるよね……?」
18:
亜美「亜美達、ちょっと遊びすぎたかも……」
真美「うん、せっかく貸してくれてるんだし、ちょっとガンバろっか」
春香「そう、だね。よしっ! 頑張ろう、二人とも!」
亜美真美「「うん!!」」
千早「ただいま……あら」
カリカリ……
千早(ちょっと強く言い過ぎたかしら)
千早(でも、なんていうかこの感じ。懐かしい)
千早「……無理、しなくていいのよ?」
春香「ううん、そんなことないよ! ね、亜美! 真美!」
亜美「うん! 亜美たちそろそろ本気だすかんね!」
真美「見てなよ?千早お姉ちゃん! 真美たちの本気はやばいよっ!」
千早「そうね、まあ期待してあげるわ」
春香「……よーし! もう一頑張り!!」
19:
そして2時間後くらい
千早「……このくらいかしら。春香、どう?」
春香「うん! 私もちょうど! ん??!!! はぁ! 久しぶりに勉強したなぁ?!」
千早「全く、日々ノートをしっかり取ればここまで面倒にならなかったのに」
春香「えへへ、反省してます」
千早「さて、亜美と真美……あら?」
春香「あっ! ……ふふっ、寝ちゃってる」
亜美「……」
真美「……」
千早「……結局5ページ、半分しか終わってない」
春香「あの二人にしては、頑張ったんじゃないかな」
千早「……」スッ
春香「千早ちゃん?」
ファサッ
千早「……全く、このまま寝たら風邪をひくでしょう」
20:
春香「……なるほど、流石千早ちゃんだね」
千早「いえ、別に……」
春香「あ! それじゃさっきの食べようよ!」
千早「あぁ、そうね。食べましょう」
春香「はい、千早ちゃん」
千早「ありがとう、春香」
春香「……んー! これおいしいよ千早ちゃん!」
千早「そう? よかったわ。でも、春香のクッキーには負けるかしら」
春香「えっ?」
千早「あ、そ、その……」
春香「……えへへ、ありがと!」
千早「……でも、おいしい。どっちもよ」
春香「ふふっ、そうだね!」
21:
亜美「んー……何の匂い……」
真美「ふあぁ……あっ! クッキー!」
春香「あら、起きちゃったか」
亜美「起きちゃったとはなんだよはるるん! 亜美たちにもよこせ!」
真美「よこせよこせー!」
春香「あーもうわかったから! お茶もってくるけど、全部食べないでよっ!」
亜美「全部たべちゃおうぜー!」
真美「ぜー! ……あれ? そういえば、これ誰の?」
亜美「ん? あ、ホントだ。布団……千早お姉ちゃん?」
千早「えっ? ……風邪を引かれても困るでしょう?」
亜美「なるほど、ありがと千早お姉ちゃん!」
真美「ありがと!」
千早「どういたしまして。……ふふっ」
春香「はいはい、お待たせ! じゃ、改めて息抜き再開だね!」
23:
亜美「亜美じゃあこれ食べるー!」
真美「ちょっと亜美、同じのばっかりとらないでよー!」
春香「ふふっ……ね、千早ちゃん」
千早「どうしたの、春香?」
春香「たまにはこういうのも、いいって思わない?」
千早「え?」
春香「その、最初来た時ダメかなぁ、って思ったんだよね。迷惑かもって」
千早「……」
春香「でもやっぱり楽しいよね。こうやっていろんな話してるだけでも」
千早「そう、ね」
千早(事務所とはまた違った、私の部屋。そこでいろんな話をして、盛り上がって)
千早(春香の言うとおり最初はちょっと。でも、やっぱりこの不思議な感じが)
千早(宿題、だったかしらね。なんて、今はいいの)
千早「楽しいわ、今がすごく」
24:
春香「うん! そうだよね!」
千早「えぇ」
亜美「ほらほら千早お姉ちゃん! これおいしいよー!」
真美「えー! 絶対こっちのがおいしい! 千早お姉ちゃん、どう思う?」
千早「ちょ、ちょっと待って。あぁ、ほらもうクッキーのくずが……」
真美「うわっ! ほんとだ!」
春香「わわっ! ちょ、ちょっと真美、払わないでよ?!」
亜美「ちょ、これプリントヤバイっしょー!」
真美「も、もうせっかくのイキヌキがー!」
千早「ま、全くもう……ふふっ」
千早(たまのたまには、歌の息抜きにでも)
千早(誰かを呼んで、こうやって過ごすのもいいかしら、ね)
千早「……ねぇ、春香」
春香「何、千早ちゃん?」
千早「その……また、着てくれるかしら」
26:
春香「……もちろん!」
亜美「千早お姉ちゃん! 亜美は亜美は!」
真美「真美も! 着ていいよね、お姉ちゃん!」
千早「……次やるときはもっと真剣にやるのよ?」
真美「うっ……はーい」
亜美「なんか千早お姉ちゃんまでりっちゃんみたいに見えてきたよぉ……」
春香「ぶふっ!」
千早「……ま、まあいいけれど」
春香「えへへ、よかったね、千早ちゃん!」
千早「……えぇ」
千早「また、うちに」
終わり
29:

3

続き・詳細・画像をみる


うどんを揚げるだけで激ウマだと?ネットで話題の「ネトメシ」をリアルに検証、「フライドうどん」編

まるでルパンにでも出てきそうな大戦時のアート保存計画

鼻からなんかキムチみたいなの出てきたwwwwww

ゾンビパニックに巻き込まれて夜の町を逃げ惑う男を描いたCGアニメーション『ISOLATED』

STで余った回転数を次回上乗せにしたらHITする

自分の尻尾をむしゃむしゃ食べる子猫がカワイイ!!子猫「尻尾うめぇ〜」

【吉報】 スワップ協定、韓国側「引き上げのうえ延長して」 日本側「イ・ヤ・だ・ね」

人類を最も繁栄に導いた発見や発明ってなんだろうな?

『ログ・ホライズン』第2シリーズ19話感想 ヒャッハーなオデュッセイア騎士団!その想いは切ない・・・

うどんを揚げるだけで激ウマだと?ネットで話題の「ネトメシ」をリアルに検証、「フライドうどん」編

中学教員だが、嬉しいことランキング発表するよー

ソニーが自動運転技術 ベンチャーと開発へ

back 過去ログ 削除依頼&連絡先