【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?『後ろからついてくる仲間の声』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?『後ろからついてくる仲間の声』


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0:
熱海のトンネル
俺がガチで体験した話ね。5年前、会社の異動でさ、埼玉から熱海に転勤になったんだよ。
熱海なんか行ったことないからさ、ワクワクしたね。なんだかんだで日本有数の温泉街だし
タダみたいな寮費で住めるのか?みたいな。(実際は大したことなかったんだが)
んで、熱海に到着してすぐ会社に行って挨拶した。しばらく仕事の話をしてたんだが、
会社のお偉いさんが「今日は寮で休んでいいよ」と言ってくれたんで、夕方まで町を散策してた。
で、寮に帰ってきたんだけど、気分が高揚しててさ。おまけに会社の人が
「熱海の夜景は綺麗だよ」なんて言うもんだから、探索がてらドライブに繰り出したんだよ。
夜の11時くらい。
141:
熱海に行った事がある人なら分かると思うんだが、熱海ってとにかく坂が多いんだよ。
街中坂だらけ。だからという分けじゃないが、知らない街というのもあって、道に迷った。
ただそこまで遠出したつもりもないんで、そのうち帰れるだろうと夜景を見ながら
ドライブしてたんだよね。
坂を上がって下って、城?みたいな所を通って、ちょっとした峠を下って
帰り道が完全に分からなくなって心細くなり、おまけにCDチェンジャーも故障。
ちょっと泣きそうになりながら短いトンネル(30mくらいか)に差し掛かった。
142:
余談だけど俺には一切霊感がない。霊的な体験もしたことがなかった。
でも、そのトンネルに入る瞬間、本能が「入るな!」って警鐘を鳴らしたんだよね。
上手く言えないんだけどさ、そのトンネルに入ったら終わり、みたいな、漠然とした
不安感みたいなのがあって。だけどそこを通らないとまたクネクネした坂道を引き返さないと
ならないから、本能に逆らってトンネルに入った。
143:
トンネルに入ってちょうど真ん中まで来た時、車を止めた。止まったんじゃなくて、止めた。
トンネルの真ん中にさ、子供が5,6人いたんだよ。石を積んだり蹴ったりして遊んでんの。
この時の衝撃ときたら。夜中の12時過ぎにトンネルの真ん中に子供がいるんだよ。
あまりの恐怖に叫ぶことも出来なかったね。心臓をハンマーで殴られたみたいな。
体が震えて歯はカチカチなるし、とにかく動けなかった。
そしたら子供の一人がこっちを向いて笑ったんだよ。凄まじい笑顔。歯剥き出しで。
その瞬間にようやく叫んだ。そして叫びながら車を高バック。ドアを壁に擦って
火花を散らしながら入り口まで戻ってUターン、ガチガチ震えながら何とか寮まで帰った。
144:
次の日にね、会社に行って地元の受付のおばちゃんに昨日の恐怖体験を話したんだよ。
こういう道を通って、トンネルに入って子供が・・・って。
そしたら「あそこのトンネルね・・・○○さん、そのトンネル抜けたら錦ヶ浦よ」と。
錦ヶ浦って何ですかと聞いたら、「自殺の名所」だと言う。
もしあの時トンネルを抜けてたら、車ごと引きずり込まれてたかも知れない。
ドアはおしゃかになったけど、抜けなくてよかったよ。他の車が後ろにいなかったのも
ラッキーだった。(ていうか帰りの坂道でも1台もすれ違わなかった)
以上。俺的には最初で最後の恐怖体験だった。
159:
>>144
乙。こういう話は結構好き。
知らない土地で何かあって、あとで有名な心霊スポットってパターン怖いよね。
146:
洒落怖乙
やっぱ土地勘ないと危ねーな、特に夜は
156:
団地の屋上
私の叔父が学生の頃に体験した話です。たぶんガイシュツではないと思います。
東京にあるTと言う自殺の名所である団地(今もあるかどうかは知りませんが)に、友達と遊びに行った時、団地の屋上に登ったそうです。叔父はふっと下を見ました。
すると、そこの建物をぐるっと囲むように人々が立っていまそうです。手招きをしながら。
そして、段々上に昇ってきたそうです。叔父は人々の顔が近づいてきた時に気付きました。
顔がね、無いんですよ。
157:
のっぺらぼうなんだそうです。飛び降り自殺した人達。
私は個人的にモタ男みたいな顔をしているのだろうと予想していたんですが…。
「何してんだよお前!」という友達の声で気が付いた時には、叔父は本当に危ない体勢だったとの話。
もし、一人で来ていたら、もし声を掛けるのが遅かったらと思うとぞっとします。
絶対に心霊スポットととかそういう所には行くな、と叔父にも父にも釘を刺されているので多分実話です。
因みに父は『一つ目の丸い変な物体』に金縛りを掛けられた事があるそうです。そういう家系なのかな…?
でも私は全然見えないんですよね。
162:
証拠・・・
学生の頃の話だけど、クラスに少し変な奴がいてさ、一部の奴に軽くイジメられていたんだ。
勉強が出来ない訳じゃなくて多分妄想癖があるみたいで変わった事を言い出したりするんだ。
俺はイジメとかしなかったしそいつとも普通に仲は良かったと思う。
ただ、会話についていけない事は度々あった。
彼が言うには宇宙人は既に地球に住んでるとか幽霊の恋人が出来たとか空を飛べる様になったとか俺には理解し難い事を真面目に話しかけられるんだ。
これが長い間続くもんだから、流石に俺も少しいらつき彼に「じゃあ証拠見せてくれよ」って言ってしまった。
彼はよし後で見せてやると言ってその場はそこで終わり、だけど俺は次の日にはその事はすっかり忘れて普通に接していた。
一週間ぐらいしてからだったと思う彼が優子(幽霊の恋人の名前らしい)と一緒に夜に空を飛ぶと言い出した。
また始まったと思った俺は気のない返事をしたんだが・・・・
まぁ、多分勘のいい人なら何が起きるか分かると思うが、その夜に彼はビルから飛び降りた。
彼が亡くなり10年がたつが毎晩のように証拠を見せに来る。
彼女とともに・・・・
189:
仏ヶ浦
青森県って形知ってる?
太平洋と日本海に挟まれたまさかり形。
太平洋側に斧の形の下北半島。日本海側には竜飛岬。半島と岬に囲まれた津軽湾。
津軽湾への身投げ自殺は年間かなりの数になるみたい。
津軽湾の荒波にもまれた水死体。行き着く先は・・・
「仏ガ浦」、まさかり半島の一番内側。陸奥湾での身投げ自殺者は必ずここで上がるらしい。
そう、下北半島。ここは恐山の地、日本の鬼門。
知ってか知らずか仏ガ浦・・・実名です
209:
木箱
 これは先輩の友人が体験した話だ。
その友人にはまだ十代の妹がいた。
妹は高校中退した後、ふとしたきっかけでホスト遊びにはまり、
ちょっとした借金ができたそうだ。
そしてお決まりのコースよろしく、相手のホストから闇金を紹介され、
怪しい仕事をすることになった。
けれど彼女は三日ともたず、切羽詰って家の金に手を出したという。
210:
もともと実家は土建屋をやっていて、バブルの頃は羽振りも良かった
そうだが、その頃には、かなり経営も行き詰っていたらしい。
金を使い込まれたことがきっかけになり、親の会社は不渡りを出し、
ついには倒産したそうだ。
住んでいた土地も追われ、一家離散。
彼女は自分のしでかしたことを、自殺することで償った、というか
逃げ出したのかもしれない。
妹思いだった兄は、深い悲しみが激しい憤りへと変わり、
闇金を紹介したホストに復讐することを誓う。
211:
ただ、失意の両親をこれ以上追い詰めるような真似だけはしたくない。
そこで先輩に相談したところ、ちょっと怖い思いをさせてやるか、となった
そうだ。
ある日の朝早く、酔っ払って店を出るホストを待ち伏せして、
先輩ら三人でさらったそうだ。
車のトランクに押し込み、連れて行ったのは山奥の廃墟になったモーテル。
荒れ果てた一室に、手錠をかけたままのホストを監禁。
先輩の友人は、あらかじめ準備していたものを取り出し、ホストの前に
置いた。
212:
「この写真の女の子を覚えてるな」
それは亡くなった妹の遺影だった。
「○○はおまえに詫びてもらうまで成仏できないって、夜な夜な枕元に立つんだ」
遺影の横に、白い布で包んだ木箱を並べる。
「一日かけて謝れ。今夜枕元に出なかったら、迎えに来てやる」
この話がどこまで本当なのか、先輩は分からなかったと言う。
ただ、喉の渇きを訴えるホストに、その友人は自らペットボトルの水を与えた
そうだ。
その姿は、本当に妹に詫びて欲しいように見えたらしい。
213:
翌朝、明け方に三人で集合し、再び山奥の廃墟へと。
みんなかなり緊張しながら、部屋のドアを開けると、
・・・そこはもぬけの殻だった。
手錠は片方が洗面台の配管にかけられていて、身体の自由はきかない
はずだった。それでも、玩具の手錠。釘一本で簡単に開けられるのかも
しれなかった。
財布や携帯は取り上げてあったが、モーテルの目の前は旧道。
疎らとはいえ、地元の車の往来はある。
「逃げやがった」
先輩らは周りを探すのを諦め、車に戻ることにした。
その友人は遺影を脇にして、両手で木箱を持つと、声を上げた。
「えっ、何だこれ」
214:
木箱の中に骨壷が入っているものだと、先輩は思っていたそうだが、
違ったそうだ。
「いや、ただの箱だよ。納骨は終わってる。びびらせるつもりでさ」
友人が白い布をとくと、蓋つきの木箱が現れた。
「中身はからっぽのはずなんだけどな」
蓋を開けると、中身はいっぱいの黒土が。
「なんだこれ」
箱をひっくり返して土を落とすと、拳大の塊が一つ出てきたそうだ。
先輩と友人が間近で確かめようとすると、鼻を突く異臭がしたという。
傍らにあった木の枝でつつくと、それはひからびたミイラのように見えた。
「これって胎児じゃねえーのか」
215:
先輩と連れが顔を見合わせていると、震える声で友人が言ったそうだ。
「妹はあいつを連れてったのかもしれない」
二人がぞっとして友人を見ると、さらに言葉を続けた。
「遺書に書いてあった。あいつと子供と、三人で暮らしたかったって」
後日、先輩が語ったのは、多分、その友人がホストを殺したんじゃないかな、
とのことだった。
先輩も、その友人と連絡が取れなくなって、数年たつという。
216:
乙。
コワ。
222:
もう見えるぞ
「もう見えるぞ。もう見えるぞ。紙と筆をもってこい」
が臨終の言葉だったうちのじいちゃん。
今だに親類の語り草になってる。
俺は直接は聞けなかったけど、想像すると怖すぎる。
じいちゃんが死んだのは俺が中学2年のときで、その遺品の整理を
ばあちゃんがしてるのを俺は手伝いに(邪魔しに)行った。
古い写真がいっぱい出てきて、最初は面白がって見てたんだけど
気持ちの悪い写真が出てきてだんだん怖くなってきた。
どんなのかというと、白黒の記念写真で30歳くらいのじいちゃんが
観光地(温泉街)の名所をバックにポーズをとってる。
何枚もあるんだけど、よく見るとじいちゃんの立ち位置が写真の中心
からずれてる。
ぱっと見ぜんぜん普通の写真だけど、そのズレだけで気分が悪くなった。
まるでじいちゃんの隣にだれかもう一人いて、それでどっちかに寄っ
てるような感じだった。
見えないけど、これは心霊写真の一種じゃないかと思ってゾッとした。
その写真のことを恐る恐るばあちゃんに聞いてみたけど、当時ばあ
ちゃんはもう微妙にボケが始まってて、なにかトンチンカンなことを
話し出したけどよく覚えていない。
自分の家に帰ってから、親父にその写真のことを話して
「じいちゃんは霊感が強かったのか」と聞いたら、変に真面目な顔で
こう言われた。
「バカおまえ、あの写真を撮ったのはばあちゃんだぞ」
どうやら見えていたのは、ばあちゃんの方だったらしい。
224:
>>222
うああ・・・地味だけどいい話だ。しっかり怖いよ。
日常に埋もれた恐怖。
226:
>>222
>どうやら見えていたのは、ばあちゃんの方だったらしい。
『ああ、なるほどな』と思わず納得しますたw
それより、じいちゃんの
>「もう見えるぞ。もう見えるぞ。紙と筆をもってこい」
が激しく気になるお。
この世の最後に何がみえたの??
225:
写真を撮るおじさん
小話をひとつ
友人のYと自転車であるマンションの下を走っていたところ、
そのマンションからランニング姿の50代のおじさんが目の前に出てきて写真を撮ってきた。
あまりに急だったので友人と私は何がなんだかわからず
そのまま通り過ぎようとしたら今度はフラッシュを焚いて撮ってきた。
さすがに腹が立ったのか友人がそのおじさんに文句を言おうと近づいたら
Yを撮って、走りながらマンションの中へ入っていってしまい、
結局おじさんを捕まえられなかった。
私とYは最初は気味が悪かったが笑い話ができたと思うようにした。
それから3日経って、またふたりで同じところを走っていたらまた同じように
目の前におじさんがでてきて写真を撮ってきた。
今度こそはと思いおじさんを捕まえ、理由を聞こうと
「おじさん、なんで俺ら撮っているの」と言ったら
おじさんは私の方を向いて
「おまえら、、、ケケケケケケケケケケケケ」
とどこから出ているのかわからないぐらい高い声で笑ってきた。
私とYは「これはヤバイ」と思い全力で逃げて後ろを向くとおじさんは
私たちを笑いながらフラッシュを焚いて撮っていた。
今日の昼間の話です
特にオチもなくてスマソ
242:
盗まれた自転車
先日○○交番から電話がかかってきた。
僕が2年ほど前に盗まれた自転車が見つかったので取りに来て欲しいという事だった。
もう新しい自転車があるので必要はないけど、捨てといてくださいというのも悪いので
「ありがとうございます。いつ取りに行けばいいですか?」と聞いた。
おまわりさんによると色々手続きの書類を書かなければいけないらしく、時間のある時にどうぞという事だった。
昨日ちょうどバイトが無かったので言ってみる事にした。
○○交番には行った事がないけど、○○といえばバスで10分ほどの所だ。
その辺の人に聞いてみればわかるだろうと思って出かけた。
○○交番という交番は存在しないと言われた。
いたずらにしても気味が悪すぎる。
244:
>>242
ホームズの「赤毛連盟」みたいですね。
家を留守にした時間に、家の中に盗聴器とか仕掛けられてないかな?
考えすぎだろうけど、嘘をつく理由がないし。
本当に自転車があったのなら、警官が交番の名前を言い違えた
だけでしょう。
251:
>>242
それが聞き間違えとかじゃなかったら、気をつけた方がいいと思う。
前、警察本部にいるとき「主人が事故にあって、本部に来いと言われました」って
家族連れで来たおばちゃんがいたんだけど大体、事故なら署だからそんな連絡する訳ないし、ってことで
色々調べてたらその家族の家がちょうどその時間頃に空き巣にあってた。
もし、ってこともあるので気をつけれ(`・ω・´)
247:
オーブ
奴は明るく社交的な奴だった。
奴は地方の出身で、新築ながらものすごく家賃の安いアパートを見つけた。
安い割には豪華な新居に喜び自宅アパートのあちこちをデジカメで撮りまくっていると
そのうちの1枚にものすごい数のオーブが写っているのを発見した。
それ以来そいつは何故かそのオーブが写った部屋に閉じこもってしまった。
奴曰く「この部屋に宿る霊に謝っている」のだそうだ。
それから奴は大学に来なくなり、体も弱っていった。
そして1年後、そいつは死んだ。呼吸器をやられたという。
死後、そいつが閉じこもっていた部屋に親や親族が入ると、途端に気分が悪くなったり体調を崩すという現象が起こった
その親族の一人が専門家に調査してもらったところ、その部屋からは大量の有害な化学物質が検出された。
調べてみると悪質な施工業者が安価で有害な建材を使い、それに含まれる有害物質が部屋の中に漏れてしまったらしい。
写真に写った大量のオーブは、空気中に飛散した有害物質だったのだ。
258:
カラオケ
これは俺の友達の女の子Aが体験した話で、コピペでもない。Aが友達と二人で池袋の△コーナーにあるカ○オケ館に行った時のことだ。
その日は平日で空いてるからか、二人は8階(だったかな)の大部屋に通されたらしい。
二人はそれぞれ歌を歌いはじめたが、そのうち友人が何か嫌な予感がして、気分が悪くなってしまう。
友人を心配しながらも次の歌いたい曲の番号を入力するA。しかし画面に現われた曲名は・・
「首吊り」
恐らく番号の入力ミスをしていたのだろうが、怖くなってすぐに停止したという。
さらに帰り際、レジで精算するとき、なぜかその部屋の入室人数が3人になっていたらしい。
店員も戸惑って訂正したが、あの部屋には何かいるのかも。
325:
尿意
夜勤バイトやってるんで俺は昼間寝てるわけよ
んでさっき強烈な尿意で寝惚け眼のままトイレに行った
便座を開けるとそこにあったのは男の生首。
明らかに変色してて、生きてる人のものじゃない(生き生きしてる生首もいやだが)
その生首が俺を睨みあげる。
寝惚けてた俺はチャックを全開にすると、そのまま放尿した。
尿意が失せる会館の途中で気づいたんだけど一度出した尿は止まらない。
たっぷり生首にかけたところで蓋を閉めて水を流した。
今、トイレに背を向けて書いてるんだけどどうしたらいいんだよ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
340:
後ろからついてくる仲間の声
叔父の話。
母の弟である叔父はケイビングが趣味で、社会人になってからも
大学時代のケイビング部の仲間とよく山に行っていたらしい。
未踏靴の鍾乳洞を発見したことも何回かあったそうだ。
その日も叔父は井脇という仲間と二人で、すでに何度か足を運んだ
洞窟に朝からこもっていた。
昼過ぎに帰り支度をして洞窟を出ると、井脇が少し山を歩こうという
ので散策をしていたら山中で洞口らしきものを発見した。
さっきの洞窟と中でつながっているかも知れないと、井脇が言ったが
叔父はまた洞窟に入るのを嫌がった。
未発見の洞窟に入るには準備が万全じゃないし、二人では心もとない
と主張したが、井脇がじゃあ俺一人でも入るというのでしぶしぶつい
て行ったという。
洞窟は狭く、立って進めはしたが叔父の勘ではいずれ行き止まりに
なるような感じだった。
ところが前を行く井脇が
「なにかいた」
といって足をめだした。
先に進むと少し広い空間があって、その下に縦穴が続いていた。
躊躇する叔父に対して、異様な興奮を見せる井脇がずんずん降りていく。
叔父もようやく縦穴を攻略してふたたび横穴に出た。
すぐのところにまた縦穴があり、井脇がそこでどう降りるか思案中だっ
たというその時、その井脇の上になんの前触れもなく低めの天井から岩
が崩れ落ちてきて、ライトの明かりとともにすべてを押し潰した。
叔父はとっさに身を引いて、さらに崩落しようとしていたその横穴から
もと来た縦穴へと移りひたすら逃げたという。
叔父をさらに恐怖の底へ叩き込んだのは、ヘッドライトが落石を受けて
割れてしまったことだった。
341:
予備のハンドライトも井脇が腰につけていたものだけだった。
だからいったのに、だからいったのに、と頭の中で繰り返しながら光の
差さない暗闇の中を手探りで進んだそうだ。
はやく光の下に出たくて心は急くのに、進む度は来た時の倍以上。
さらに「この縦穴は来たときこんな形状だったか?」という不気味な
想像が沸いて心臓がバクバクいっていた。
やがて横穴に出て、あとは歩いて進める、と少しほっとした時うしろから
かすかな足音とともにこんな声が聞こえてきたという。
「おい、おい・・・」
井脇の声だった。
「おい・・・待ってくれ。体中が痛いんだ。骨が折れたかもしれない」
井脇のその声を聞いて、叔父は足をめた。
後ろを一瞬振り返ったが当然暗くて何も見えなかった。
幻聴かと思ったそうだ。
さもなければもっと嫌なものだと思ったという。
手探りで進む叔父の後ろを、ズルズルという微かに足を引きずるような
音と、凍えるような息遣いが追いかけて来た。
しっかりしろ、はやく外に出て助けを呼ぶんだ。と自分に言い聞かせな
がら、叔父は追いかけてくる井脇の声を無視し続けた。
「まってくれ。あしが・・・あしが・・・」
すぐ後ろのような、遠いような、距離感のつかめない音響で声はついて
きた。
普通はこういう状況だと、幻聴だと思い込むより、まず助けに行くこと
がケイビングをする者の、というか人間の鉄則だろう。
僕もはじめてこの話を聞いたときは、憤った。
342:
しかし、叔父は見たというのである。
あの岩が崩れ落ちてきた瞬間、消える直前のライトに一瞬照らされた
井脇の姿を。
確かに腹部が、生存不可能なほど潰される瞬間を見たというのである。
だからこの後ろからついてくる声は幻聴なのだと。
叔父はその声に「ついてくるな」と何度も言おうとして、止めたらしい。
言うとその声を認めてしまう気がして。
叔父は暗闇の中をひたすら手探りで出口を目指した。
ズルズルという音と息遣い、それと叔父の名前を呼ぶ声はそれでも
離れずついてきた。
完全な暗闇の閉鎖空間では、自分の頭の中の創造と現実の出来事とが
比較しにくく、しばしば幻覚のような症状が現れるという。
あれは幻聴だ、あれは幻聴だ。
という自分の言葉も、本当に声として出ているような、なんとも言えない
感覚があった。
だから後ろからついてきているモノにも、それを聞かれているような・・・
息が詰まる戦いの末、叔父はようやく洞口にたどり着いた。
光の中に出て叔父は洞窟の中を振り返ったという。
一瞬、闇の中に誰か人の顔のようなものが見えた気がしたが、それは間
違いなく自分の頭が生んだ幻だろう、と叔父は言っていた。
結局、井脇は崩落のあった場所で死んでいるのを発見された。
即死という見立てだった。
それからケイビングを一度もしてないし、これからももうやらないだろ
う、と叔父は言う。
343:
>>342
乙でした!
現実と幻覚とが交叉するあたり、ものすごくリアルだった。
347:
>>342
鈴木光司の「海に沈む森」を思い出した。GJ!
362:
赤い目
寝る前に初投下。親父から昔聞いた話です。
親父が子供の頃近所に住んでたおじさんから聞いた話だそうです。
俺の地元で一番大きい川があるんだけど、今は汚ないけど当時(昭和30年代)
はまだ川で漁も行われてたらしくてきれいな川だったそうです。
市街地付近も流れてる川だし今では全然想像もつかないけども親父が子供の頃は
県営の水泳場も川にあったと言うから驚きでした。
そんな川だったので釣りしたり素潜りで銛もって魚捕まえたりする人もいたようです。
そのおじさんも自称か多祥かしりませんが素潜りの名人だったらしくよく魚を捕まえてたようです。
そんなおじさんがある日怯えて川から帰ってきて以来まったく川に寄り付かなくなったらしいんです。
理由は足をつかまれて川に引きずり込まれそうになったとか?
ありがちな話ですが、それが水没者の霊とかいった感じではなく、「化け物」と表現されるような者だったようです。
おじさんが引っ張られたとき水中を見ると赤い真っ赤な二つの眼がこっちを見つめていたらしいです。
文章下手ですいません。以上です。
452:
押される
これは、私と友達五人で体験した話・・・
そこは周りが森で囲まれた古い建物で二階の1室が壁に大きい穴が空いています。
その建物の中を三人の二組で調べていました。
私の組はその穴が空いてる部屋に行くことになりました。
私達が部屋に入ると、今までと空気が変わり突然私の体が動かなくなったんです。
「これはヤバイ」と考えた私は、友達にもう一つの組を呼んできてもらうように頼みました。
その友達は直ぐ様走って呼びに行きました・・・
しばらくして、後ろから誰かが後ろから私の体を押してくるんです。
私は、友達と思ったのですが、友達は私のすぐ横にいるんです。
そのまま私の体は大きい穴に向かって押されて押されていきます。
友達も異変に気付き、私の目の前から押すのですが、後ろからの力が強く、友達も巻き添えにズリズリと穴に向かっていきます・・・
「もうヤバイ」と思った時、友達が戻ってきて別の組の霊感がある子に直ぐ様お祓いしてもらいました・・・
454:
そして、霊感がある子にいきさつを話をしたら・・・
「直ぐに出よう!!」
と皆で走って車に戻り、建物を後にしました。
私が建物の方に振り返ると2、3人の霊が入り口にいて、じっと睨んでいました・・・
次の日、そのメンバーでその事を話したら、霊感がある子が私に対して
「ビックリしたよ・・・
君の体を血まみれの二人の霊が押していたんだもん・・・」
あの時、友達が来なかったら私と私の体を必死に止めていた友達は生きてはいなかった・・・
457:
>>454を書いた者ですが、文章に入れ忘れたのですが、押されてる時、私の後ろにいた霊達が、「誰一人逃がさん・・・
お前たちは贄だ・・・」と話していました・・・
484:
悪意の正体
俺が体験した話を書こう。転載でもネタでもなくマジ話。
3年前にね、バイト先の友達がスキーで骨折して埼玉の武○○病院に入院したんだよ。
そこバイト先から車で15分くらいだったんでね、3日に1度くらい見舞いに行ってた。
俺は霊感というほどじゃないけど、霊の存在を何となく感じることができて、骨折した友達は
バリバリ霊感が強い。
確か3回目にお見舞いに行った時の事。夕方だったね。その病院、階段の踊り場に灰皿があってさ、
そこの椅子に座って2人でタバコ吸ってた。談笑中、突然耳鳴りがして下の階段を凝視した。
見えないけど何か来たっていうのが分かった。
俺そこをがジーって見てると、友達が服の裾を掴んで「見るな」と。
「やっぱいる?」って聞くと「ろくなもんじゃない。見てるとやばいよ」
詳細を聞くと、体が子供で顔がじいさん。そいつが俺たちを見てニコニコしてる、と。
「うわ、そりゃビジュアルだけでも十分やべえや(笑)」って、笑いながらそこを見てると
「馬鹿、笑いながら見るな!」って友達ちょいマジ切れで、俺の手を掴んでひょこひょこ
病室に帰った。「どうしたんだよ?」って聞いたら「お前、笑いながらじいさん見てたろ。
そしたらじいさん突然凄い形相になって、こっちに向かってきたから逃げてきた」と。
そりゃやばいやって事で、お見舞いに行ってもそこの階段は使わないことにした。
485:
友達が入院して2週間目くらいかな。その日も夕方だったんだけど、冬だから18時になると
外は真っ暗なのね。だから大抵の人はその前に帰るんだけど、俺は暇だから夕方の面会ギリギリまで
友達の病室にいた。で、時間になったので1階に降りて、トイレに寄って、用を足してトイレから
出ようとした瞬間、金縛りにあった。立ったまま。
体どころか顔すらピクリとも動かせない状態。後ろから物凄い悪意に満ちた視線を感じて、
まずいと思ったので、心の中で九字を切って、唯一覚えた魔よけの呪文を唱えた。
体は相変わらず言うこときかないが、何とか顔だけ動かせたので、悪意の正体を見ようと
無理やり顔を捻って後ろを見た。
悪意の正体は女の子だったよ。4?5歳くらいの。おかっぱ頭でちびまる子ちゃんをリアルにして
少し大きくしたような。なんつーんだろ、笑い声が、まさしく「ケタケタケタ」って感じで
こっち見てんの。しかも目がね、空洞なんだよ。真っ黒なの。心底ゾッとした。
(消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ!)って心の中で叫んでると
女の子が甲高い声で「さっきおじいちゃんを殺してきたよ」と気味悪い笑顔で言って
ぴょんぴょん跳ねた。跳ねがどんどん大きくなって俺と同じくらいの高さくらいまで跳ねた瞬間、
一足飛びで俺の所に跳ねてきた。俺は恐怖とショックで立ったまま失神。
486:
どれくらいか、時間的には1分か2分くらいだろうね、気づいたらその場にへたり込んでた。
あの女の子は死神の類なんだろうか?霊なんてまともに見たことないのに、あんな形で
見ることになるとは・・・・次の日、もちろん昼間ね。病院に行って友達に昨夜の出来事を伝えると
「それって1階の受付から見て左に10mくらい行ったとこのトイレか?」と。まさしくそう。
「そこだよ。あそこやばくね?」って言ったら
「ごめん、言うの忘れてた。あそこは使うな。あのトイレはピンポイントの霊道だ」と。
トイレの霊道はマジでやばいらしく、ただでさえ不浄な場所なのに、そこを不浄な霊が通ると同調して
霊道をはずれ、その場に留まることが多々あるらしい。俺が見た女の子はそのうちの一人なのかも。
まるで霊感の無い奴なら気にならないらしいが、俺みたいな中途半端な奴がそいう場所に行くと
危険な目に会いやすい。んで、「昨日この病院でじいさんが亡くならなかったか?」と気になってた
事を聞くと、「分かるわけないだろ。毎日誰か死んでんだ。そんなのいちいち気にしてらんねーよ」と。
そう、大きな病院て、そういうとこなんだよね。改めて気づかされたっていうか。
その1週間後に友達退院したから、もうあの病院には行ってないけど、ほんとに怖い体験だったよ。
489:
>>486
悪意の正体を見ようとしたのは勇気あるよな。失神したのは残念だけど…
目が空洞の霊ってのは、前に交差点で交通量調べてた人の体験談にも出てきたっけ。リアルで見るとマジこえーだろうな…
528:
先生
小学校のころ、朝起きた時はなんでもなかったのに学校に行って
授業が始まったとたんに熱がドッと出て、フラフラになったことがある。
風邪だ、と思ったけど昼の給食がなにより楽しみだった僕はなんとか
耐えていた。
そしてカレーを食べ終わったあと、都合よく「もう限界」状態に陥った
ので、フラつく足で保健室に向かった。
ところが熱のせいだかなんだか分からないが、何故か僕は普通に職員室
に入っていった。
すると普段なら先生が大勢いるはずなのに、中にいたのは一人だけだ
った。社会を教えてくれる先生が一人で机に座っていて、こっちを
不思議そうに見ている。
僕は(あれー? 昼休みなのにどこかで先生の集まりでもあるのかな)
と思って首をかしげたけど、すぐにそもそも目的地を間違えてたことに
気がついて職員室の戸を閉めて保健室に向かった。
保健室では「もう家に帰りなさい」と言われたけど「ちょっと休ませて」
とベットに横になった。
するとすぐにウチの担任の先生が来て、
「大丈夫か」と言う。
ボーっとした頭で(どうして先生が僕がここにいることを知ってんだろ)
というようなことを口走ったら、担任いわく
「お前、さっき職員室に来てフラフラしながら出て行っただろ」
意味がわからなかった。
しかしどうも、僕にはだれもいない職員室に見えたのに、先生たちは
実際は普通に中にいて、みんな僕の姿も見ていたというのだ。
その時はただ不思議なだけだった。
そのたった3日後に社会の先生が死んだと聞いたときは、本当に驚いた。
自殺で、自宅で首をつったらしい。
知らなかったけどもう1週間も無断欠勤していて、3日前に僕が職員室
で見たときも本当は休んでいて、職員室にいるはずがなかったという・・・
613:
ハサミオバサン
小学生の時、学校の近くに独り暮らしのオバサンが住んでる家があった。
その家は半地下みたいになってて、地面から15cmくらいの窓が通学路に面してあったのだが、下校時刻になるとそのオバサンが窓の格子の間から外を見てるんだよ。
物凄く顔の大きなオバサンで、目を大きく開け、怒ってるのか笑ってるのか分からない不気味な表情なもんだから、みんなから怖がられてた。
ある日、友達3人で下校してて例の窓のそばを通った時、物凄いさで窓から「高枝切り鋏」が伸びてきて、俺の前を歩いてる友達のアキレス腱のあたりで
ジャキン!
ハズレたが、俺達はあまりの恐怖にフリーズ。
その後、窓の奥から聴こえた
「うるさくしたらだめだろ?」
は怖かったです。
あんま怖くなかったらスンマセン。
630:
>>613 あのハサミ使ってるから余計怖いよ。
あれ直径3センチくらいの結構太めの枝まで切れる。
歩いてるなら無理だろうが、もしハサミをうまく足にさしこんでバッサリ
出来たらかなり凄惨なことになるよ。
614:
それ、明らかに足をねらって「ジャキン!」てきたのか?
だとしたらガクブルだな。
615:
>>614
狙ってたと思うよ。
その家、警察が何度も来てたし。そのオバサンは本気のキチガイみたいだったからね。
653:
ひったくり
以前、バッグごとひったくられたことあるんだけど
(鍵や免許などが入ってた)
その日の内に鍵を替えることが出来なくて
とりあえず彼の家に避難しようと、自宅で荷物をまとめている時に
犯人がやってきて、ドアがガチャガチャ…ガチャン!
チェーンかけていたから助かったけど、本当に怖かった。
ドアの隙間からこちらを見て笑っていた犯人の顔が忘れられない。
65

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