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P「歌って結構カロリー消費するらしいぞ」千早「はい?」


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1:
P「いや、カラオケで歌ったりすると何キロカロリーですとか表記出るじゃん」
千早「すみません、あまりそういうところには行ったことが……」
P「そ、そうか。まあ消費するっていっても一桁だし、あれの表記では大したことないんだろうけどさ」
千早「ですが歌は腹筋も使いますし、確かに運動になるのは間違いないかと」
P「ところで千早は何か運動を?」
千早「ええ、腹筋とジョギング、あと基礎的なトレーニングは一通り」
P「その割には千早って筋肉質には見えないよな……っていうかそもそも脂肪が無いような、なぁ?」
千早「……セクハラですか?」
千早「確かに、私の身体には脂肪が……ないわけではないけど、ついてほしいところにあまりついてくれてないわ」
千早「……最近歌の仕事よりアイドルらしい仕事も求められてることだし、ちょっとの間歌を減らしてみようかしら」
4:
?一ヶ月後?
千早「おはようございます」
P「お、千早ちょうどいいところに。次の衣装合わせのためにそこでサイズ計ってきてくれ。プロフィール欄も更新するところがあったら更新するから」
千早「はあ……まあ、特に変わってはいないと思いますが」
千早「どうせ今回も72よね……くっ!」シュル
千早「はいはい、見なくても変わらずの7……4……!?」
千早「プロデューサー!」バンッ!
P「うおっ!先に服着ろ千早!」
9:
P「ふむふむなるほど、ようやくの成長期かな?とにかくよかったじゃないか千早!」
千早「はい!」
P「……といいたいところだが……」
千早「はい?」
P「すまん!なんとかして72に戻してくれないか!」
千早「……はいぃ?」
10:
P「実はな、ほらこの仕事なんだが」
千早「『如月千早と行く七十二ヶ所巡礼』?なんですかこれは」
P「千早とタイアップした企画でさ、これがもし74だってことになると印刷物からなにから全部直さなければいけなくなってしまうんだ」
千早「素直に八十八ヶ所巡ればいいと思うのですが」
P「それにこのお茶も」
千早「『七十二茶』、余分なもの入れ過ぎだと思います」
P「厳選に厳選を重ねた72の原料だからさ、これ以上足すと味がややこしくなるそうで……あとこれも」
千早「『如月千早72の秘密!』私は怪獣か何かでしょうか」
P「スタッフが三日徹夜で考えてやっと絞り出した72個だからさ、あと二つってのはもう無理らしくて」
11:
千早「とにかく、そんなくだらない事ならお断りさせていただきます」
P「わかった!じゃあせめてばれないように頼む!今の時分、詐称がばれたら厳しいんだ!」
千早「みてすぐわかるほど変化したとは思いませんが……」
千早(それにしても、なんで胸が大きくなったのかしら……)
千早(そういえば、今月は先月に比べてほとんど歌の仕事をしなかったわ。まさか、本当に歌わないだけで……?)
14:
?また一ヶ月後?
千早「おはようございます」
P「お、千早ちょうどいいところに。実は競泳水着の仕事が来たんで、ぴっちりサイズを計りなおしてほしいんだが」
千早「はあ……まあ、今回も別に変わってはいないと思いますが」
千早「あれから一ヶ月、やっぱりほとんど歌の仕事はやらなかったけど」
千早「だからってまた胸が増えるだなんてそんなことあるわけ77!?」
千早「プロデューサー!」バンッ!
P「だから服着ろって千早!」
18:
P「ふーむ……これは流石に……」
千早「はい、本格的に来ました。私の時代です」
P「いやしかし、5cmを誤魔化すのは……」
千早「何故誤魔化そうとするんですか。いいじゃないですか、77で」
P「それがな、前も言った通り仕事が……」
千早「なぜ74に増えたのを知っているのにまだ72がらみの仕事を取ってくるんですかプロデューサー」
P「その、たぶんすぐしぼむかなーって思って」
19:
P「だけどいきなり本格的に増えてきたな。なんか心当たりあるか?」
千早「ええ、科学的には怪しいところですけれど、実は歌を……」
P「ふむ、つまり今まで歌に使ってたぶんのエネルギーが胸に回ってきたということか……」
P「ということは、歌の仕事を多めに入れれば元に戻ることも」
千早「いえ、私決めました。今後は週に一回以上は歌の仕事をお受けいたしません」
千早「今の私は、このままどこまで行けるのか、とても楽しみなんです」
P「し、しかしそうなると仕事が……だが、まあ気持ちがわからないわけでも……」
P「……わかった。ただし、今まで通り外部には72のままで仕事してもらうからな」
千早「はい、サラシか何かを巻いておきます」
20:
?またまた一ヶ月後?
千早「おはようございます」
P「おはよ……いよいよ大きくなってきたな」
千早「ええ、私も実感できるようになってきました」
P「今のサイズは?」
千早「81あります」
P「ついに雪歩レベルか……」
千早「この前水瀬さんが私の胸を見て愕然としていました」
P「それはそうと……ばれてないだろうな?」
千早「はい、外出時はばれないように変装を、仕事の時はしっかり締めつけています」
22:
?またまたまた一ヶ月後?
千早「……おはようございます」
P「おはよう千早。どうした?元気が無いようだが」
千早「はい……今まで順調だった成長が、頭打ちを……」
P「今のサイズは?」
千早「83です」
P「ああ……だから昨日の響はあいえなーしか言わなかったのか」
千早「三浦山越えまであと少しだったというのに……くっ」
P「いいじゃないか。これ以上大きくなったら流石に誤魔化すのが厳しかったところだ。というか今でもずいぶん怪しい」
千早「いえ、プロデューサー、こうなったら今月は歌の仕事を半分にします」
P「マジですか」
25:
?またまたまたまた一ヶ月後?
千早「おはようございます!」
P「お、おう朝から元気だな千早。ひょっとして?」
千早「89です!」
P「俺は夢でも見てるのかな」
千早「現実です!これが現実!」
P「貴音が面妖なしか言わないはずだよ」
千早「プロデューサー!今月は歌の仕事しませんから!」
P「いや仕事受けてくれないのもまずいんだけどさ、俺は来月が怖いよ」
千早「ばれないように頑張りますから!」
P「見て見ぬふりされてるだけのような気がする」
27:
?またまたまたまたまた一ヶ月後?
千早「プロデューサー!」ブルンッ
P「ついに擬音付きか」
千早「93です!」
P「だろうな。あずささんがあらあら言いながら牛小屋に飛び込んだもん」
P「だが、喜んでばかりもいられない。実はついにきてしまってな」
千早「何がですかプロデューサー?」タユユンッ
P「ああ、遅かれ早かれこういうのが来るとは思っていたんだが、ほら今月の雑誌だ。千早が表紙だぞ」
『歌姫如月千早、謎の歌手活動休止!引退か!?』
千早「こんな……」
P「三ヶ月近くまともには歌ってないわけだからな、当たり前と言えば当たり前だが」
千早「この写真、私が77だった時のじゃないですか!もっといいのを使ってくださいよ!」
P「ばれたらダメなんだって。しかもそっちじゃないだろ突っ込むところ」
29:
P「とにかく!次の定例ライブではなにがなんでも歌ってもらう!もう舞台も衣装も曲も用意させた!ほらこれ!」
千早「これは、新曲?作詞にみんなの名前が……」
P「どんどん歌わなくなっていく千早へ、765プロの皆が自分に何が出来るかを考えて作詞した曲だ」
P「いいか、みんなの気持ち、無駄にするんじゃないぞ」
千早「…………」
30:
千早「春香……」
春香『ええっ!千早ちゃんいつのまにこんなに大きく……私なんて胸じゃなくてお腹にいってばっかりなのに……』
千早「美希……」
美希『なんか、おっきい千早さんは千早さんじゃないって思うな、あはっ☆』
千早「律子……」
律子『はあ、成長期の息子の服を買い替えるような気分よ……お金があっという間に飛んでいくわ』
千早「水瀬さん……」
伊織『なっ、いつの間にこんなに……!?成長度合い気持ち悪いわよ千早!?』
千早「真……」
真『千早!ほら一緒に300kmぐらいジョギングしようよ!痩せるよ!痩せよう!痩せろ!』
千早「萩原さん……」
雪歩『うぅ……千早ちゃんに負けた私なんて……本当にひんそーでひんにゅーでちんちくりんですぅ……』
千早「高槻さん……」
やよい『わぁーすごいです千早さん!うしさんみたい!』ジュルリ
33:
千早「亜美……真美……」
亜美『千早おねーちゃんがあれってことは』
真美『我々はもーっと大きくなっちゃうかもね!』
千早「音無さん……」
小鳥『成長期……ふふ、そんな歳もあったわね……』
千早「あずささん……」
あずさ『あらあら??あらあらあらら??あらあらら??』
千早「四条さん……」
貴音『めっめめめ面妖な、めめっめめんめんめんようようようめめめ』
千早「我那覇さん……」
響『あいえなー……だーぞ?だぞ?あがー……』
千早「そんなに言うほどこの詞に気持ちはこもって無さそうね」
34:
?ライブの日?
客「おい、あれ千早だ!」
客「引退じゃなかったのか?」
客「歌えるのかな……」
客「あれ、何か胸大きくなってないか?」
?♪
千早(流されるまま舞台に立ってしまったけれど……)
千早(歌ったらこの101cmのバストが……)
千早(……歌いたくないなあ)
?♪
37:
律子「千早……あの子やっぱり歌わない気ね……!」
律子「このままじゃ事故になっちゃう、すみません!一度止めて……」
春香「いえ、ちょっと行ってきます!」タッタッタッ
律子「春香!?」
千早(私は決めたわ。このライブが終わったらグラビアの仕事をして、谷間の大きな服を着て街に出て視線を浴びるの)
千早(そのためにはここで1cmだって減らしたくない……だから歌わない……!)
千早(たとえ前奏が終わっても、歌う人がいなければいつか曲が止まるに決まって……)
春香「ねぇ今、見つめているよ、離れていても」
千早(春香!?)
39:
真美希「もう涙をぬぐって笑って」
雪歩やよい「一人じゃないどんなときだって」
伊織あずさ亜美「夢見ることは生きること」
真美貴音響「悲しみをこえる力……」
千早(みんな……!)
皆(歌え歌え歌え減らせ歌え歌え萎め歌え歌え歌え)
千早(物凄い圧力を感じる……!)
40:
千早(なにこのお膳立て!まるで何かの事情で声が出なくなったアイドルが皆の力で勇気づけられて歌うみたいなシチュエーション!)
千早(客席にもそんなふうに早合点して号泣してる人いるし……こんなの……こんなの……!)
千早(逆らえるわけないじゃない…………!!!)
デ デ デン!
千早「あるこおおおおおおお!!!!」
皆「やった!」
千早(ああ……さようなら夢の110cm……)
43:
?そして一ヶ月後?
千早「おはようございます」
P「おはよう千早。元気か?」
千早「ええ、身体の方は。ですが、胸はやはり」
P「ああ、まるで夢だったかのように元に戻ったな」
千早「ですが、これでよかったのかもしれませんね。いつの間にか私は、胸囲にばかり囚われて……色々と、大事なものを無くすところでした」
P「ああ。それを気づかせてくれたみんなに感謝しないとな」
千早「あれは半ば私怨だと思いますが」
44:
P「しかし今回の件、単純に歌で消費してたカロリーがどうこうとかいう問題じゃない気がするんだよな」
千早「たしかに、いくら身体を使うといってもそこまでではありませんしね」
P「そこで仮説を立ててみたんだが、『慣れないことをすると増える』というのはどうだろうか」
千早「私の場合は歌を歌うのが日常的だったから、むしろ歌を歌わないことで増えたと……」
P「響の場合は変に強がってた頃は86あったけど今じゃ83だからな」
46:
春香「おはようございますプロデューサーさん!」
P「おはよう春香、あれ?今日もリボンつけてないのか」
春香「はい!たまにはイメチェンですよイメチェン!といってもお気に入りのリボン全部にコーヒーぶっかけちゃっただけなんですけどね」
P「……まさか」
千早「……いえ、試してみましょう」
P「春香、ちょっとサイズ計ってきてくれ」
<のわーーーー!
P「当たりか」
千早「ややこしいことになる前に、リボンをつける生活に戻しましょう」
おわり
47:
おまけ
P(音無さんのインカム……)
小鳥「……なんですか?」
P「なんで音無さんはいつもインカムしてるんですか?」
なんでインカムしてるのか
→インカムを外したらどうか
 →キスするのに邪魔だからインカム外してくれないか
 →誓いのキスをしよう
 →結婚しよう
小鳥「よ、喜んで!」
P「はい?」
おわり
4

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