ひたぎ「兄さん、早く起きなさい」翼「もう、お兄ちゃん起きて」暦「なんだこれ。」back

ひたぎ「兄さん、早く起きなさい」翼「もう、お兄ちゃん起きて」暦「なんだこれ。」


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説明しよう。
朝起きたら、戦場ヶ原のおそらく小学校高学年ぐらいであろう戦場ヶ原の姿があった。そして、月火や火憐と同じ制服を着ている羽川の姿があった。
なんだこれ……。
元スレ
ひたぎ「兄さん、早く起きなさい」翼「もう、お兄ちゃん起きて」暦「なんだこれ。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420427179/l50
・ゲンドウ「……冬月。レイを起こしてくれ」レイ「っうぇ〜いwwwww」
・火憐「私と兄ちゃんは血がつながってないらしい」月火「私、結婚できるじゃん!」
・【R-18】男「○○でド淫乱変態肉食系ビッチの女にセクハラする」
・穂乃果「本当に女子風呂の中に犯人がいるの?」コナン「うんっ!」
・【R-18】幼馴染(♂)「くす、僕が女の子なら君に1回くらいヤラせてあげたのにな…w」【番外編】
・男子部員の精処理もこなす超エ●チな女子マネージャーwwwwww
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3: 以下、
暦「おい、そこの戦場ヶ原ひたぎ、悪い冗談はやめろ」
ひたぎ「なにを言ってるのだめ兄さん、私は阿良々木ひたぎよ」
9: 以下、
翼(お兄ちゃん。大丈夫かなあ、とても冗談を言ってるような感じがしない)
翼「お兄ちゃん、大丈夫?」
暦(可愛い、いや、それよりも)
暦「いや、その、羽川。じゃない、翼ちゃんでいいのかな。お前たち、今、年はいくだ?」
翼「私は15、中学3年生、ひたぎちゃんは12才の小学校6年生だよ」
暦(なん……だと……。僕が驚いた点は3つあった。まず、彼女たちの年齢、そして、もうひとつは、年齢が変わったのにもかかわらず西暦も日付も今日であるということ、そして、もうひとつ、羽川翼、いまは阿良々木翼だが、羽川翼の胸が中学3年生にあるにも関わらず、僕の知る羽川翼の胸そのものだったのだ……)
10: 以下、
翼「それと、お兄ちゃん、違うでしょ。」
暦「ごめん、なにかちがった?」
翼「翼ちゃんじゃなくて、つーばーさ!翼ちゃんなんて恥ずかしいじゃない。」
暦「ごめん、翼。で、ひたぎ」
ひたぎ(////////
暦「イタイッ! え、違った?」
ひたぎ「なんで、私が兄さんにそんな呼び方されなきゃいけないのよ、恥ずかしい」
翼「あれ?なんで恥ずかしいのかなあ。ひたぎちゃん、この前、翼姉さんいいなあって言ってなかっけ?」
ひたぎ「翼姉さん?じゃあ、私も翼姉さんが兄さんが部屋にいないとき、ごっそり」
翼「わ〜わ〜わ〜。それは反則だよ!ひたぎちゃん!」
 
11: 以下、
暦「で、僕は、今、高校三年生ということでいいのかな?」
ひたぎ「そうよ。くだらない冗談言ってないで。ご飯たべて。幼馴染みさんが迎えにくるわよ。」
暦(幼馴染み?あれ、僕、そんな幸せだったっけ)
翼「まあ、料理を作ってるのは私なんだけど。じゃあ、支度ができたら、降りてきてね。」
ひたぎ「兄さん、あんまり、翼姉さんにでれでれしないで。兄妹なのにみてて不愉快だわ。じゃ。」
暦(いったい誰なんだ幼馴染みって。まさか、老倉育じゃないだろうなあ。まあいい。とりあえず僕は、羽川の手料理を楽しむことにしよう。仮に美味しくなくてもね。)
※老倉育は、アニメにはまだでてません。
12: 以下、
暦(そして、もうひとつ気づいた。吸血鬼で、なくなっていた。脱いだ自分の裸をみて。もしかしたらこの世界は、怪異や吸血鬼とは無縁の世界なのかもしれない。だとしたら、それは、僕にとって、幸せなのだろうか)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リビング
暦「おはよう翼、もう食べていいのかな。」
翼「遅いから、冷めちゃったよー。もう1回あっためる?」
暦「いや、せっかく翼が作ってくれたんだし」
翼「別に気にしなくていいのに、はい、どうぞ」
暦「ありがとう」
 
ひたぎ(イライラ)
暦「では、いただきます」
翼「召し上がれ」
暦「うまい!すっげーうまいよ!翼!もう、僕、翼の料理食べれるなら結婚しなくても」
暦「痛ッテー、なにすんだ!」
ひたぎ「別に」
翼「やきもちやいて可愛いんだから」
ひたぎ「ねー兄さん、翼姉さんね、」
翼「ごめんなさい。私が悪かったわ。ひたぎちゃん」
ピンポーン
翼「あ、そろそろ来たんじゃない?お兄ちゃん出てあげて」
暦「わかった」
暦(いったい誰なんだ。僕の幼馴染みは……)
ガチャ
???「おはよう、暦」
19: 以下、
暦(なんとそこには、忍野忍がたっていた。それも、高校生ぐらいの麗しい姿でありながら、僕と同じ学校の制服を着ていた。忍がいるんならこの世界のこといろいろ聞けるかもしれない。ていうか、可愛すぎるだろ!)
暦「おはよう、忍。いろいろ聞きたいことはあるが。そのまえに、なんで高校生の姿なんだ?あと、なんで僕とのペアリングが切れてるんだ?そしてなぜ僕は吸血鬼じゃなくなったんだ!」
忍「ペアリング?吸血鬼?どういうこと?暦にしてはおかしいなこと言うね」
暦「え、じゃあ、忍野、、忍野メメは?」
忍「お父さんがどうかしたの?っていうか、暦ほんとに大丈夫?」
暦(吸血鬼という単語を聞いてもなにも反応しない上に、いなくなった忍野は、忍の父親だった……。え、だとしたら、忍野は結婚してるのか。すごい世界だな……)
ひたぎ「最近ちょっとおかしいのよ、兄さん時間ないわよ?」
忍「じゃあ、行こ、暦。遅刻しちゃうよ」
22: 以下、
学校
暦「はあ。疲れた。いろいろ聞きたかったのに。お前、なんでそんなにいんだよ」
忍「それよりさ、なんで朝変なこといったの?ほんとに大丈夫?暦とは、小さいときからずっと一緒で見てきたけど、今日の暦はちょっとおかしいよ」
 
暦(幼馴染みってすげぇ。なんか安心感があるというか。癒される)
忍「ちょっと、暦聞いてる?」
暦「あ。ごめんごめん。なにせ僕たちは結婚の約束をしたなかだもんな!」
忍「え//// 」
暦(あれ、僕の中では、幼馴染みといえば、小さい頃に結婚の約束が定番だと思っていたんだが、まさかそれは漫画だけの世界とでもいうのか……)
暦「忍?……」
忍「覚えててくれたの?!嬉しい!!キャー!こよみー」
暦(抱きつかれてしまった!胸が!胸が!あれ?僕の彼女って誰だっけ?もう、この世界が正義なんじゃないかな)
きーんこーんかーんこーん
???「あー、今から授業を始める」
暦「え、、なんで、、なんで」
貝木「どうした阿良々木、騒がしいな、席につけ」
暦「だって、お前、」
貝木「教師に向かってお前とは、、まあいい。とにかく席につけ。授業がはじめられん」
暦(どうなってんだ……)
26: 以下、
暦「にしてもあいつに教師なんかできんのか……」
忍「あの人、かなりすごいよねー。いまは数学の教師やってるけど、前は物理や化学の教師だったとか。実は弁護士バッチ持ってるとか。東大だとかハーバードだとか、いろいろ噂はあるけど、誰一人本当のとかは知らないらしいんだよ。でも、どの教科を聞いても答えられるのに、歴史だけは苦手らしいよ。まあ、それも本当かはわかんないんだけど」
暦「でも、人に教えるのとかは苦手だろ」
忍「そうでもないらしいよ。だまされたと思ってやってみろが口ぐせらしいけど。笑っちゃうよね。詐欺師みたい。でも、騙されたみたいに解けるらしいんだって。それに意外と生徒からの信頼はあついらしいよ」
暦(騙されたみたいにね……)
暦「じゃあ、僕もちょっと質問しにいってみようかな。」
29: 以下、
暦「おい、貝木、、、先生。どうして詐欺師じゃない、、んですか?」
暦(教師としてこいつに敬語を使わなければならないのが、非常にやりにくい)
貝木「急に何をいいだすかと思えば。俺は、教師だ。それを疑うやつはいないだろう。あとな、別に詐欺師じゃなくても人は騙せるぞ。ひとは、生きているうちに、知らず知らずのうちに騙しあっている。別に人を騙しているのが、詐欺師だけってわけじゃない。」
暦「そうですか。わかりました。」 
暦(性格はそんなに変わらないようだ。そして僕はなかなかどうしてこいつが苦手のようだ)
貝木「質問はそれだけか、阿良々木。くだらないことは考えるな、勉強しろ。」
暦「わかりました。失礼します」
30: 以下、
忍「授業終わったあと、なに質問してたの?本当に行くとは思わなかったからびっくりしたよ。」
暦「ちょっとな。でも、まあ、聞きたいことは聞けなかったけどな」
暦(そういえば、神原は、神原駿河はどこにいるんだろう)
暦「神原駿河を知っているか?」
忍「神原先生?」
暦(え、、いま、なんて) 
暦「ごめん。もう1回言ってもらっていいかな。」
忍「だから、神原先生でしょ。保健室の神原駿河先生。」
暦(なん……だと………)
32: 以下、
暦「実際、どうなんだ?神原先生は、人気はあるのか?」
忍「男子生徒には、最初はエロ可愛いとかいわれて人気はあったが、それでも、最近は、ひいている生徒がほとんどかな。」
暦(リアルだな……)
忍「でも、やはり一部の女子生徒から抜群の人気はあるし。なんだかんだで、慕われているよ」
暦「良かった。じゃあ、ちょっと、行ってこようかな」
40: 以下、
保健室
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガラガラ
暦「おい。神原」
暦(さすがに先生に向かって、まずかったか)
神原「どうした阿良々木。やりたくなったか?
いま誰でもいないから、ベッドは空いている。心配するな」
暦「ツッコムところはそこじゃない!」
神原「ツッコムところって……まあ、そうだな//// 」
暦「顔を赤らめるな!」
暦(こいつ、本当にぶれないな……先生だってのに)
神原「ちなみに、あの子は元気か?」
暦「誰だ?」
神原「君の実妹のひたぎちゃんに決まっているだろう!!!!怒こるぞ!学園祭いらい見てない!ひたぎちゃん成分がたりない!」
暦「あ、授業なんで。失礼しまーす」
暦(まあ、実際、ロリがはらさんの破壊力は異常だからな。)
41: 以下、
暦「あー、なんか疲れるな、あの人」
???「楽しそうですね、阿良々木先輩。私の大好きな阿良々木先輩。」
暦「お前、扇ちゃんか?」
扇「いやあ、面白いことをおっしゃいますねー、阿良々木先輩。この学校に私以外、忍野扇なんていませんよー。あ、ちなみに、私に関しては、阿良々木先輩の知るちゃんとした、高校一年生の忍野扇ですよー」
暦「ちゃんとしたって、それどういう意味だよ」
 
扇「あはは、まあ、焦らないでくださいよー。あと、心配しなくても、今回は、私なんにもしませんから、安心して下さい。」
暦「そうか、わかった」
扇「あ、そうだ、阿良々木先輩、よく人は、夢のような話とか、物語とかいうじゃないですかー。でも、それって、誰に対しての言葉なんでしょーね。」
暦「おい、扇ちゃん、それって、」
扇「アアーソロソロジカンダーイカナキャー」
暦(あ、もう、いなくなっちゃった)
45: 以下、
暦(そういえば、この世界のことだんだんわかってきてはいるんだけど、彼女と呼べるような人間はいるんだろうか)
???「こよみくん、こよみくん、僕は最愛のこよみくんに優しく話かけた」
暦「おかしいなあ、幻聴かなあ」
暦(例えば、忍に僕の彼女は誰なのか聞いたとしよう。仮に彼女だったとしたら、なんとなくその問いは地雷のようが気がする。それは僕にでもわかる。じゃあ、誰に聞くのが一番いいんだろうか)
???「いやあ、ここまで彼氏に無視されるとは思わなかったなあ。じゃあ、しょうがない。アンリミテッド」
暦「待て!いきなり危険な技を使おうとするな!」
46: 以下、
余接「どうも、あなたの彼女、斧乃木余接です。高校2年生です。ちなみに今回の夢物語から離脱できる、キーパーソンになる人物です。」
暦(相変わらずメタだなあ。)
暦「そのまえに、なんで黒髪なんだよ」
余接「あんな緑の髪で編入できるわけないだろ。どこの不良だよ。それに、この髪は、こっちの世界の暦にやってもらったんだ。僕は気に入っている」
暦(すげー似合ってるなあ)
暦「すげー可愛いと思うし」
暦(あ……)
余接(////////)
余接「やめてくれ暦、さすの僕でも照れる//// 」
暦(あの斧乃木余接が、無表情キャラじゃなくなってる。恥ずかしがってるのに、頑張ってクールを演じようとしてる。可愛い!可愛すぎる!あれ?ほんとに僕の彼女って誰だっけ?この子なんじゃないかな)
51: 以下、
暦「ちなみにさ、この世界の暦の、斧乃木ちゃんはどこを好きになったの?」
余接「暦くん、しれっとすごいこと聞くね。わかった教えるよ。
 最初の印象は、ただの変態野郎だった。出会いがしらにパンツを見られちゃったしね。
 
 でも、そのことがきっかけってこともあってね、いやいやだったけど話すようになって、
 
 僕が数学を苦手なことを話したら、一生懸命教えてくれた。
 友達のことで悩んでいたときも自分のことみたいに一緒に考えてくれた。
 きわめつけはあれだっかな。僕がくだらない男たちにいちゃもんをつけられていたときなんだけどね。
 ちょっとは僕も悪いんだけど、そのとき、いってくれたんだ。
 
 ---------僕は変態だ。だけど、女の子を傷つけるようなお前たちよりは100倍ましだ。
 こんな可愛い女の子を守れるんなら、ぼこぼこにされるぐらい安いもんだ-----------
 
 で、そのあと、あろうことかそいつら暦くんに殴りかかろうとしたから、
 
 僕がちょっとそいつらにお仕置きしてあげたよ。
 あのときの暦くんはほんとにかっこよかった。
 っていうか、そんなこといわれたら、惚れても仕方ないよね。
 というより本人にこういうことを話すのが僕としてはすごく恥ずかしいんだけど////////」
暦(でも、この斧乃木ちゃんが好きなのは僕じゃない。
 だからこそ僕はこの斧乃木ちゃんに言わなければいけないことがある)
52: 以下、
暦「余接、僕をもとの世界に戻してくれ」
余接「さっきはああいったけども、心配しなくても、大丈夫だよ。夢はいつかさめるものさ。今日ぐっすり寝て明日になれば元通りだよ」
暦「そっか。わかった」
余接「あ、もうひとつ、いい忘れてたことがあった。この世界の千石撫子にはむやみに関わらないほうがいい。もし、帰れなくなる理由があるとすれば、それが千石撫子だから」
60: 以下、
暦「ちなみに、どうして千石に関わらないほうがいいんだ?」
余接「正直いうと、僕も詳しくは知らないんだ。ただ、知っているかぎりで話すと、暦と千石撫子は以前恋愛関係にあったんだ。要するに元カノだよ。彼女の嫉妬や束縛で、暦もかなり苦労したらしいよ。まあ、はやりのヤンデレってやつだよ。」
暦「わかった。とにかく会わないようにするよ。」
67: 以下、
暦「じゃあ、そろそろ時間だから僕は帰るね」
余接「なにを言ってんだバカ野郎」
暦(あれ、なんでこんなに罵倒されてんだろ)
余接「僕は暦の彼女なんだぞ、なに1人で帰ろうとしてるんだ」
暦「というか彼女ということは、余接ちゃんのパンツ見放題じゃないか」
余接「なにをいってるんだ、さっさと帰るぞ//// 」
暦「顔赤いし、口調おかしいけど大丈夫?」
余接「うるさい//// 」
71: 以下、
下校途中
暦「あのさあ、余接と影縫余弦の関係って、どうなってるんだ?」
暦(一般には普通の女子高生だから、いないという可能性もあったけど、一応聞いておきたい)
余接「養子として育てられたんだ。」
暦(意外にリアルだった。じゃあ、余接と結婚したらあの人がお義母さんになるわけか、ちょっと怖いな)
余接「そういえばさ、今日、帰ってくるね」
暦「ん?帰る?」
余接「いや、君のお姉さんたちだよ」
暦「お姉さん?!聞いてないぞ!」
暦(それをさきに言え!お姉さんってことは好きなだけ甘えられるじゃないか!あれ、お姉さんたち……たちって言ったか)
余接「大学のこととかいろいろ教えてもらいなよ、じゃあ、僕は、こっちだから。今日はありがとう、暦」
チュッ
暦(いま、頬に柔らかい感触が……)
余接「暦と帰ったときはいつもしてたから。その……あまり照れられるとこっちが恥ずかしいというか、じゃ!」
暦(恥ずかしいならしなきゃいいのに……走って
いってしまった)
73: 以下、
暦(で、千石にも会わずに無事帰ることができた。このまま夜ねれば起きたらもとの世界にもどれるわけだ。だけど、このまま戻るのももったいないが気がする。
1 ロリひたぎちゃんがちょっと生意気だったので無視してたら、涙目で素直になって可愛かった
2 翼ちゃんにコイバナしてるふうを装ってセクハラしてたら、案外照れてて、可愛かった
これを実行するほかない!!
75: 以下、
暦(あれ、でも僕、忍の家とか番号とかわかんないけど、幼馴染みってことなら、翼(妹)に聞けばわかるんじゃないか……)
暦「あのさあ、忍の番号消えちゃったから教えてもらいたいんだけど、いいかな」
翼「ん、どうしたの、急に?はい、これだよ。」
暦「ありがとな、翼」
翼「はーい」
暦「もしもし、忍か?」
忍「え、、暦?どうしたの?急に?」
暦「いま、家にいるんだけどさ、その会いたい、、というか、別にいまじゃなくてもいいんだけどさ、」
忍「わかった、すぐ行くね」
ピンポーン
暦「早すぎだろ!」
忍「だって、家隣じゃん!」
暦「そっかあ。じゃあ、まあ、僕の部屋あがっておいてよ」
忍(いつもはあがらしてもらえないのに。というか、いついらいだろう、暦の部屋入るの……)
ガチャ
暦「なんか飲むか?」
忍「いや、大丈夫だよ。っていうか嬉しかったなあ、暦に呼んでもらえて。やったー。」
暦(可愛い。姿は17才のくせして大人っぽいのに、子どもみたいだ。)
84: 以下、
忍「わたし、きいたよ」
暦「なにを?」
忍「こよみがいつもの暦じゃないってこと。扇ちゃんから」
暦(あやつ……)
忍「でもね、暦は暦だから。私が8才の時引っ越してからずっと一緒だった暦だから」
暦「ありがとう。じゃあさ、変なこと聞くけど、僕って、どんなやつだった?」
忍「うーん。変態だよ。」
暦(どこの世界でもそこはぶれないな)
忍「だけど、いざってときは頼もしくて、辛いときにはそばにいてくれて、私のことを大事にしてくれる人。あ、ごめんね、こんなこと本人にも言ったことないんだけどね」
暦(なんて声をかけたらいいんだろう)
忍「えへへ」
暦「え、ちょっと」
暦(後ろから抱きしめられてしまった)
暦「あの、胸あたってますけど」
暦(17才といえど、この胸の破壊力)
忍「いいよ、小さい時は一緒にお風呂にも入ってたし」
85: 以下、
忍「私の口調がおかしいから、男子にからかわれてたときだって、怒ってくれたんだよ」
暦「口調?」
忍「うん。だけど、そのことで、暦に迷惑かけたくなかったから。やめるようにしたんだ。
あ、ずっとこうやってぎゅってされてやじゃない?」
暦「こんな金髪美少女に抱きしめられていやなやつはいないよ。」
忍「ありがと//// 」
忍「こよみ?」
暦「なに?」
忍「暦も、やっぱりさわりたいの?」
暦「え?なにを?」
忍「もう、わざとやってるでしょ。」
86: 以下、
暦「えっと、その肉塊のこと?」
忍「照れ隠しなんだろうけど、さすがにいやだなあ」
暦「ごめん。けど、いいの?」
忍「暦が喜んでくれるならいやなわけないじゃん//// 」
暦(なんだこの可愛い生き物)
暦「では、失礼します。」
暦(柔らかい、想像以上に)
忍「結構恥ずかしいね//// 」
暦(この恥ずかしがっている顔が余計にそそるということに本人はおそらく気づいてない)
忍「もう、いいかな//// 」
暦(このまま、手が滑って、顔をうずめてしまっても大丈夫なんじゃないか。僕は天才かもしれない。よし、滑ったならしょうがない。)
88: 以下、
暦「あーてがすべったーー」
忍「ちょっと、やめ」
暦「あ」
暦(手が滑りすぎて、顔を胸に埋める作戦が、かなり不自然な形でスカートの中に顔をうずめてしまった。ラッキースケベの素質が僕にもあったことがわかったが、当然、一発叩かれて、そのあと、恥ずかしそうに一言言い残して、でていった)
忍「いい感じだったのに、バカ……//// 」
(そのあと、申し訳なかったから、ミスタードーナツを持っていったら、メールで一言、ありがと♪と、来ていた。どうやら、機嫌は治ったようだ)
89: 以下、
その頃
忍「ただいまー」
メメ「どうしたんだい、忍ちゃん、嬉しいことでもあったかい?」
忍「え、なんで?」
メメ「どうせ、あららぎくんだろ」
忍「そうだけど、でも、あいつ変態だし」
メメ「いやあ、あららぎくんも男だねー。でもね忍ちゃん。可愛いからこそ、いじわるしたかったり、エッチなこともしたい、男ってのは、そういう馬鹿で単純な生き物なんだよ。きっと、あららぎくんは忍ちゃんのことが大事なんだよ」
忍「そうかなあ、うん、そうかも。そう思えてきた。えへへ、大事かあ。うんうん、許してあげよ」
メメ(わが娘ながらあららぎくんに対してチョロすぎやしないかい。まあ、あららぎくんには借りがあるからね。今のあららぎくんではないけどね。これで、ドーナツあげたぐらいで機嫌が治ったなんて思われたらやだけども、まあ、どっちでもいいか)
100: 以下、
コンコン
ひたぎ「ねー、兄さん、また、あのCD借りてもいい?」
暦(可愛い。けど、心を鬼にするんだ。涙目可愛いひたぎをみるためだ。多少の僕のキャラ崩壊もしょうがない。)
ひたぎ「あれ、兄さん?」
ひたぎ「ちょっと、勉強してるからって、無視しなくても。」
ひたぎ「兄さん?」
暦「チッ」
暦(ちょっと舌打ちわざとらしかったかな)
ひたぎ「え、、」
暦(おー、ショックうけてへこんでる。可愛い可愛い)
ひたぎ「ついに日本語までわからなくなったのかしら、このゴミ兄さんは」
翼「あら。どうしたの?ひたぎちゃん。あ、ちょっと、兄さん、私出掛けてくるから。」
暦「うん、わかった。翼ちゃん可愛いんだから、気を付けるんだよ。なんなら途中までついていこうか?」
翼「もう、大丈夫だよ。」
ひたぎ「……」
暦(あ、ヤバい。泣きそう)
ひたぎ「もう!兄さんなんて、知らない!バカ」
暦(あ、自分の部屋に行っちゃった)
翼「ちょっとどうしたのひたぎちゃん泣いてたじゃない?喧嘩?あのこ、強がっててもまだ12才なんだよ。それにお兄ちゃんのこと大好きだし。わかってるでしょ。私が帰ってくる前には仲直りしとくんだよ」
暦(なんか僕が悪いみたいな言い方だなあ。)
暦「まあ、心配しなくても、大丈夫だから。行っておいで。ちゃんと優しくするから。」 
暦(よし、もうひといきだ!!)
101: 以下、
コンコン
ひたぎ「ねー、兄さん、そのさっきはとりみだしてしまって悪かったわ」
ひたぎ「あの、最近、私も兄さんに対してひどいこと言っちゃってたかもしれない」
ひたぎ「なにか理由があるなら言って。私、気を付けるから。だからね、」
ひたぎ「嫌いにならないで、お兄ちゃん」
暦(あ、お兄ちゃんって言った。ここまで可愛くなるのか)
ひたぎ「無視しないでよ、、お兄ちゃん」
ひたぎ「私のこと、嫌いになっちゃった?」
暦(あ。もう無理だ)
暦「ひたぎ!」
ひたぎ(あれ、私お兄ちゃんにぎゅってされてる。嬉しい、嬉しいよー。え、でも、なんで?)
暦「ごめん、ひたぎ。本当は、ひたぎの可愛いとこが見たくて、わざとイタズラしたんだ」
ひたぎ(え、、、じゃあ、お兄ちゃんは、、私を、、、私を、、)
ひたぎ「さみしかったよー、つらかったよー」
暦(強がってても、このこはまだこどもなんだな。誰だこんな可愛い子をいじめたのは)
103: 以下、
ひたぎ「じゃあ、もうイジワルしない?」
暦「いや、それは……」
ひたぎ「……」
暦(あ、また、泣きそうになってる)
暦「うそだって。もうしないから」
ひたぎ「お兄ちゃん、なでなで」
暦(甘えてる、この可愛さ反則だろ)
104: 以下、
??「なにしてはるんどすか?」
暦「ん?なんのことかな。ってか月火!でも、大人っぽいじゃん」
月火「なに弟にくせに、呼び捨てにしてんの?もう、私、大学二年生だよ」
??「ひたぎちゃんをいじめるなんて生きて帰れると思うなよ、暦」
暦「ってか、なんでお前まで!火憐!」
火憐「おい、口には気を付けろよ。私は、月火ちゃんより2つもうえなんだぞ。ってか、その前に、お前、ひたぎちゃんになにしたんだ?」
暦「いえ。なにもしておりませんよ、お姉さん」
ひたぎ「暦兄さんに、イタズラを、、、ぐす、、でも、お兄ちゃんにもきっと理由が

月火「イタズラ?ん?どういうことかな?」
火憐「詳しくは、署で、聞こうか。暦さんよお」
暦(こいつら、妹でいるより姉のがやっかいだ)
ひたぎ「べー」
暦(ちっ、可愛いな)
108: 以下、
ひたぎ「私のお兄ちゃんだからいじめないで」
火憐「そうか、ひたぎちゃんがいうならしゃーねーな」
暦(どんだけ甘いんだこいつは……
そして、最後にやるのは、やっぱりこの人、羽川翼ちゃん、いまは妹、実妹です。セクハラするほかないな。そのためにはこの場を逃げる!
火憐「いや、ひたぎちゃんがよくても、やっぱり許せねー、正義の心が言っている。おい、暦!」
火憐(いなくなってやがる、まあいいや)
コンコン
暦「はいるぞ!」
翼「え、、、」
暦(そこには、着替えている途中の羽川がいた。)
暦「あ、えっと、ありがとうございました」
暦(いやあ、またしても失敗、よし、違うことを考えよう。逃げるが勝ち)
翼「兄さん、ここで逃げたら、兄さんが私とひたぎちゃんにしたひどいこと詳しくと忍さんにいいつけるよ。っていうか、まず、私が許してあげないよ」
暦「怒ってます?」
翼「いや、、全然怒ってないから。ん。聞こえなかった?全く怒ってないよ」
暦「そうだな、妹の裸なんて、見てもなんも思わないよな、俺たち、兄妹だし」
暦(翼がにっこり近づいてきた)
翼「へー、、そうなんだ。そっか、そっか、ふーん。私の気持ち知っててそういうこと言うんだ」
暦(わたしの気持ち?!え、どういうこと?)
112: 以下、
翼「じゃあ、乙女の裸をみたのにひどいことを言ったばつとして、お兄ちゃんには私のいうことを聞いてもらいます」
暦「ん?もんでほしいって?」
翼「お兄ちゃん?」
暦「なんでもないです」
翼(実は私、扇ちゃんから、お兄ちゃんがいつものお兄ちゃんじゃないとはきいてます。つまりチャンス!!)
113: 以下、
翼「わたしはね、お兄ちゃんに告白したんだよ。お兄ちゃんも同じ気持ちだって言ってたわゆ」
翼(1日ぐらいいいよね)
暦「え、でも、僕の彼女は余接ちゃんって」
翼「余接さんとは、私たちの関係がばれちゃったからじゃない!だから、そのためにはお兄ちゃんは…………なのに、そのことも忘れてイチャイチャ、もう我慢できない!」
暦(やべー、思ったより、すげーどろどろしてる。昼ドラじゃん。昼物語だ!)
翼(えー。信じてる。うん、お兄ちゃん単純だな。でも、本当のお兄ちゃんも時々私の胸みてるし、試しに抱きついたら優しくしてくれるかも//// )
114: 以下、
翼「いうこと聞かないお兄ちゃんはこうだ!えい!」
116: 以下、
暦「あの、胸あたってるよ」
翼「うん」
翼「だって妹の胸なんてみてもなんとも思わないんでしょ」
暦「いや、あれは冗談で」
翼「ふーん。そっかあ。じゃあ、許してあげる」
暦(顔は笑ってるのに。目が笑ってない。許してない)
翼「じゃあ、ちょっと目瞑って」
暦「うん」
118: 以下、
翼「お兄ちゃん、大好き」
暦(みみもとで優しい声でささやかれた)
暦「目開けてもいい?」
翼「だーめ、ふー」
暦(なんか気持ちいい)
120: 以下、
翼「ベッドで横になって」
暦「はい」
翼「リラックスしてね。あとは、こうやって」
暦(これは膝枕じゃないですか。そうですよね。翼さん)
翼「はーい、暦ちゃーん、気持ちいいですかー?」
暦(気持ちよくないわけないだろ、でも、なんかあれだから無視) 
翼「聞こえないみたいなので、顔をこっちにむけちゃいます」
暦(これは!しかもすげーいいにおいする。どうしようちょっとドキドキしてきた)
122: 以下、
翼(ていうか、私すごいことしてない?まだ大丈夫だよね。エッチなことしてないよね)
翼「えい」
暦(顔に柔らかいものがあたってる)
翼(もうやめたい!これすごい恥ずかしい。なんで私やってんだろ)
暦(どうしようちょっとぐらいなら目開けても)
翼「いま、目あけたら、タバスコを流しこむから」
暦(えぐい!)
 
123: 以下、
暦「心を読むな!」
翼「どうせ妹の胸なんてみてもなんとも思わないんでしょ」
暦「するよ、すげー今だってドキドキしてるよ!」
翼「本当に?」
暦「ああ」
翼「本当に本当?」
暦「当たり前だろ」
翼「だって、いつもなんだかんだいってひたぎちゃんにばっかり優しいじゃん。ずるいよ、ひたぎちゃんばっかり。どうせ、私は、都合のいい委員長ちゃんだもん」
暦(なんか現実の羽川も思ってそうだな。ってかヤキモチやいてて可愛いな)
124: 以下、
暦(それより羽川に比べて翼ちゃんのが子供っぽい気がする。妹だからか)
翼「じゃあ、私のことさ、えっと、」
暦「好きだよ」
翼「//// ,え、もう1回いってもらっていい?」
暦「大好きだよ」
暦「本当に可愛いと思うし、すげー大切だよ。好きじゃないわけないだろ」
翼「あの、実は、私、お兄ちゃんのこと
暦「まあ、妹としてな」
翼「好き…………え?」
128: 以下、
翼「ん?ちょっと聞こえにくかったからもう1回いい?」
暦「いや。だから、妹として」
翼「ん?」
暦(近い近い)
翼「どうしてそういうことするの?だってわざとだよね?」
暦(なんかいまにも泣きそうだ。ってか泣いてないか)
翼「わたしの気持ち、知っててそういうことするの?私はお兄ちゃんに大事にしてもらいたいから、頑張ったって褒めてもらいたいから頑張ってるだけで、普通の女の子なんだよ!ひどい、ひどいよ……」
暦(あれ、もしかして。ってかもしかしなくても……俺、最低なのかもしれない……)
129: 以下、
見損なったぞ阿良々木先輩!
130: 以下、
暦「ごめん」
翼「やだ」
暦「ごめん」
翼「じゃあ、私のこと、好き?」
暦「好きだよ」
翼「妹としてでしょ?」
暦「いや、妹としてじゃない」
翼「え?」
暦「家族として。僕は、翼ちゃんを、イタイ!もの投げないで!ごめんって」
翼「……」
暦(すねちゃった。けど、可愛いなあ)
133: 以下、
暦「すねてんの?」
翼「すねてない」
暦「本当に?」
翼「うるさい。ぎゅってして」
暦「はいはい」
暦(かわえーー)
翼(お兄ちゃんじゃないのにお兄ちゃんだ。やっぱりお兄ちゃんはお兄ちゃんだ)
暦「これでいい?」
翼「うん」
翼「私がいいっていうまでね」
暦「わかった」
翼「離さないでね」
暦(羽川も兄がいたらこんな感じなのかな。)
暦「翼さあ、」
翼「なに?」
暦「実は強がっててお姉ちゃんぶってるけどひたぎちゃんよりさみしがりやでやきもちやきだよね」
翼「……」
暦「違った?」
翼「でてって!もう、お兄ちゃん絶対部屋入れてあげない!」
暦「ごめんって」
134: 以下、
翼「じゃあ、ちゅーして」
暦「兄妹でキスするやつなんていないだろ!」
暦(あれ、こころあたりがある)
翼「いいから、はい。いま、私、無防備だよ。ベッドに横たわって、お兄ちゃんの力なら好き放題だよ」
暦「いいのか?」
翼「これ以上は恥ずかしいから言わせないで」
135: 以下、
暦「じゃあ、失礼します」
翼「ちょっと待って」
暦「どうしたの?」
翼「えっと、優しくしてね」
暦「いや、キスするだけでしょ」
翼「え?」
暦「え?」
ひたぎ「楽しそうだね、なにしてんの?」
暦(このタイミングでひたぎちゃん登場きました。あ、ちょっと空いてる。なるほどね)
翼「ひたぎちゃんいつからいたの?」
ひたぎ「質問に答えてほしいなあ。あ、私、いま、無防備だよ。好き放題だよだっけ」
翼「……」
暦(あー、これは恥ずかしい。可愛いけど)
暦「いってあげればよかったのに。じゃあ、僕は、帰るね」
ひたぎ「なにいってるの?続けてよ。お兄ちゃんと、エロバサ姉さん。あ、間違い、翼姉さん」
暦(ひたぎちゃん、恐ろしい子!)
翼「え?冗談だよね」
ひたぎちゃん「え?冗談ってなにが?」
翼「……」
暦(うわちょっとかわいそうになってきた)
暦(ひたぎちゃん)
ひたぎ(なに?)
暦(ちょっとやめてあげて)
ひたぎ(じゃあ、私をいじめたぶんも含めてあとでお仕置きね)
暦(はい)
ひたぎ「もう、冗談だよー。ビックリしたなあ。冗談でやってたんでしょ」
翼「そうだよー。あ、私、勉強しなきゃ。だから、二人ともはずしてね」
ひたぎ「ほら、お兄ちゃんいくよ」
暦「うん」
136: 以下、
後日談、というか今回のオチ
結局このあと僕は、ひたぎにお仕置きされて、ベッドに入ってぐっすり寝ておきたら、妹たち、月火と火憐に起こされた。要するにこれはただの夢だったのだ。壮大な夢オチだったのだ。
八九寺「どうも、まよいです!今回出させてもらえなかったから、登場です。というより、なんで私が出てないんですか?」
暦「あれ、何でだろ。でも、これってただの夢オチだったの?」
八九寺「まあ、そこは難しいとこですね。パラレルワールドかもしれませんし。枕返しなんて妖怪も日本にはいますからね。とりあえず、いっておくと、あそこで、千石さんに会ってたらまぢでヤバかったですね」
暦「そっかあ。じゃあ、このへんで」
八九寺「私はもうちょっとアララギさんといたかったです」
暦「夢物語、完だな」
八九寺「人の夢って儚いですね」

156: 以下、
番外編
女の子「阿良々木くん、彼女が来てるよ」
暦「え?僕に彼女なんて」
女の子「いるじゃない可愛い後輩の女の子が。あのこよ。」
撫子「ひどいなあ、こよみん。撫子悲しいよ」
暦(こよみん!?)
暦(そう言えば、千石撫子には気を付けたほうがいいってたっけ)
157: 以下、
暦(そういえば、さっき余接が……)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
余接「暦くんの最初の印象はね、優しい人だなって。僕が数学を苦手なことを話したら、一生懸命教えてくれた。出合いはちょっと変なんだけどね。友達のことで悩んでいたときも自分のことみたいに一緒に考えてくれた。 僕がくだらない男たちにいちゃもんをつけられていたときなんだけどね。 ちょっとは僕も悪いんだけど、そのとき、いってくれたんだ。
---------僕は変態だ。だけど、女の子を傷つけるようなお前たちよりは100倍ましだ。
 こんな可愛い女の子を守れるんなら、ぼこぼこにされるぐらい安いもんだ-----------
で、そのあと、あろうことかそいつら暦くんに殴りかかろうとしたから、 僕がちょっとそいつらにお仕置きしてあげたよ。 あのときの暦くんはほんとにかっこよかった。 というより本人にこういうことを話すのが僕としてはすごく恥ずかしいんだけど////////しかも、そのあと僕はふられてしまったんだ。1つ年下の千石撫子のことが好きだからって。悲しかったなあ。あのときは。」
158: 以下、
撫子「あ、こよみんきてくれたんだ、ようこそ、今日親帰ってくるの遅いから」
暦「まあ、彼氏だしな」
撫子「わー、嬉しい」
撫子「じゃあ、とりあえず私の部屋入ってよ」
暦「やっぱり部屋結構綺麗だな」
撫子「じゃあ、いつものやつやって」
撫子「じゃないと、暦くんの大事な女の子たちがひどい目にあっちゃうよ」
暦(なるほどな、そういうことか。こいつが彼女って理由も、余接がヤバいって言ってたわけも)
暦「わかったよ。やるよ」
撫子「やらせていただきますだよね」
暦「やらせていただきます」
撫子「はい、よくできました」
161: 以下、
撫子「はい」
暦「なんだよ、それ」
撫子「あれ、暦くん撫子の足とかふとももを嗅いだりなめたりするの好きだよね」
暦(こいつ。いかれてる)
暦「ああ、好きだよ」
撫子「わー、撫子嬉しいなあ、早く舐めて」
暦(なんで俺が)
撫子「下手くそ」
暦「いてっ」
暦(こいつ、顔蹴りやがった。性格までやばいな)
162: 以下、
撫子「もう、いいや。全部脱いで」
暦「は?」
撫子「は?じゃないよ、お仕置きしてあげるんだよ」
暦「わかったよ。脱げばいいんだろ」
撫子「ん?」
暦「脱がせていただきます」
暦(さすがにこういう状況でも、脱ぐってのは恥ずかしいな)
暦「脱いだよ」
撫子「なにいってんの?下着も脱いでよ。脱がせてあげようか」
暦(脱ぐしかねーな)
暦「脱いだよ」
撫子「はい、よくできました。じゃあ、これで、目隠して」
暦「なんだよ、それ」
撫子「ん?撫子のはいてたストッキングだよ」
暦(こいつどうにかしろよ)
164: 以下、
撫子「察しがいい暦くんならもう撫子が何がいいたいかわかるよね、あ、ちなみに目隠しって、すごい気持ちいいらしいよ」
暦「知らないよ、でなにをすればいいんだ?」
撫子「じゃぁ、そうだなぁ、今からそれを使って自分で慰めて」
暦「は?」
撫子「は?ってなに?」
暦「いってぇ、なにすんだ」
撫子「まぁ、いいや、はやくやってよ」
暦「わかったよ」

撫子「あ、本当にやってる、男の子が自分でしてるとこ初めてみた」
暦「普通そうだろ」
撫子「さっきから、口の聞き方がなってないなぁ、それやりながらさ、
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜とかいいながら、やってよ」
暦 (………。まじでいってんのか、やるしかねーのか)
暦「撫子、好きだよ、撫子ぉ、撫子を想像してするの気持ちいいよぉ」
165: 以下、
撫子「わ〜〜〜〜wwww暦君ほんとにいったwwww変態がいるよwwwwwwwwここにwwww」
暦(言わせたくせにこいつ………)
暦「はぁはぁ、撫子、、、」
撫子「ちょっとひくよ、暦くん、じゃぁ、ご褒美に撫子の唾液を顔とか下にかけてあげる。そして感想を聞かせてね。あ、変なこといったら、ただじゃおかないからね」
暦「う、、気持ちいいです。撫子さんの唾液がぬるぬるして顔にかかって、僕のアソコもすごい気持ちいいです」
撫子「へ〜wwwwやればできるじゃん。撫子の奴隷のくせに。奴隷が次言うべきことわかるよね」
暦「僕を、、もっといじめてください」
撫子「 わーwwwwww本当にいったwwwwww」
撫子「じゃぁ、お望みどおりにいじめてあげる。ドMの暦くんwwwwwwww」
167: 以下、
暦(さすがにこれ以上されたら僕も我慢できるかわからないな)
撫子「じゃあ。どMの暦くんには撫子のキックをプレゼンットッー」
暦「イッッッッテーー、痛い痛い痛いまぢで痛い」
撫子「わーwwすごい勢いでのたうちまわってる」
暦(こいつ、、許さない)
撫子「なにその目」
暦「お前、いい加減に」
撫子「えいっっ」
暦「イッッッッーー、」
暦(我慢だ、ここで声をあげたらこいつの思うつぼだ)
撫子「あ、我慢できたんだ、じゃあ、撫子の濡れたアソコで顔ふさいで息できなくしつあげる。そして、こうやって、手をふさいじぇえばー」
ガチャ
暦「んん、んむーー」
撫子「本当に面白いねー、そんな苦しそうにしてたらもっといじめたくなっちゃうなにしてあげよっかなー。アッ、、気持ちいい、。そうだ、舌使って撫子を気持ちよくしてよ、それぐらいできるでしょ。奴隷にも」
撫子「アッ、、、いい、、アッ、、、うまいね、暦くん」
撫子「じゃあ、せっかくだから合体しちゃおっか」
169: 以下、
撫子「せーの」
暦「うっ」
暦(なんだこの感覚……)
撫子「暦くんが撫子の中に……いいよ……すごく。じゃあ、撫子が動くね。あん……あ、、、あん、、、あ、、いいよ、暦くん」
暦(だめだ、気持ちよすぎて、なにも考えられない)
ガバッ
撫子「え?暦くん」
暦「もう。お前は俺のもんだ」
撫子「//// 嬉しい//// 本当は、撫子、暦くんにいじめられたかったの//// 」
こうして僕たちはお互いにお互いの虜となった。
暦「まあ。こんな終わり方も、ありかもな。完全に不完全燃焼だけど」

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SSが書籍化!!
SS報VIP傑作集 勇者と魔王篇
橙乃ままれ
アニメ
・まおゆう魔王勇者 (1)
・まおゆう魔王勇者 (2)
・まおゆう魔王勇者 (3)
・まおゆう魔王勇者 (4)
・まおゆう魔王勇者 (5)
・まおゆう魔王勇者 (6)
書籍
・まおゆう1 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
・まおゆう2 忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀
・まおゆう3 聖鍵(せいけん)遠征軍
・まおゆう4 この手でできること
・まおゆう5 あの丘の向こうに 特装版
・まおゆう5 あの丘の向こうに 通常版
・エピソード1 楡の国の女魔法使い
・エピソード0 砂丘の国の弓使い
外伝
・ まどろみの女魔法使い
まおゆう4コマ
・「向いてませんよ、魔王様」
・まおゆう魔王勇者~丘の向こうへ(1)
・まおゆう魔王勇者~丘の向こうへ(2)
・まおゆう魔王勇者~丘の向こうへ(3)
石田 あきら (著)
・まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」(1)
・まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」(2)
・まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」(3)
・まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」(4)
浅見よう (著)
・まおゆう魔王勇者(1)
・まおゆう魔王勇者(2)
・まおゆう魔王勇者(3)
・まおゆう魔王勇者(3)特装版
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